てんちむと泥沼騒動の元親友・かねこあやに批判続出…しれっとメイクするだけ、訴訟に触れず

 元人気子役で現在は大人気ユーチューバーとなった「てんちむ」こと橋本甜歌を訴えると公言していた「かねこあや」が、自身のYouTubeチャンネルを2カ月ぶりに更新した。

 かねことてんちむは、10年以上の付き合いで、お互いを「親友」と呼んでいた。だが今年1月、かねこの愛猫が自宅で水死したことをきっかけに、2人の間に亀裂が生じた。

 かねこは、家政婦が猫を殺害したのではないかとの疑念を唱え、警察が捜査を行っていることを明かしていた。それに対して、てんちむは「あくまでも家庭内の“事故”であって、本人にも責任がある」「家政婦を犯人に仕立て上げて、その人の人生を狂わせるのは違うと思う」として、かねこに苦言を呈した。このてんちむの進言にかねこは不快感を募らせ、さらに猫の葬儀に立ち会ったてんちむが焼却炉をのぞくなど不謹慎な行動をしたなどとして、かねこはYouTube上で公然とてんちむを非難した。

 かねこは3月16日に「絶縁について」と題する動画を投稿し、てんちむとの確執について語ったものの、歯切れの悪い言葉が多く、核心に迫る部分については詳細な説明がなかったことから、視聴者から批判の声が相次いだ。批判を受けてかねこは、裁判を含めた今後の対応を考えて発言を抑えたと釈明した。

 だが3月24日、一転して「裁判はどうなってもいい」などと態度を急転させ、インスタグラムのストーリーズを使って、てんちむのことを「お金と勝利にこだわる経営思考」「人の心がない」などと激しく中傷。加えて、てんちむが犯罪に手を染めていること、その証拠を持っていることを示唆していた。

 4月には、“生配信の王”と呼ばれる人気ユーチューバー「コレコレ」のチャンネルで2人の確執が話題に取り上げられると、かねこは電話で出演。まだ訴訟は起こしていないが、弁護士に相談はしているとの主旨を話していた。

 その後は、かねこは一切この件について触れてこなかったが、5月18日に久しぶりに動画をあげた。視聴者は、情報が途絶えていた期間に何か動きがあったのか、てんちむとの裁判の行方はどうなったのかなどに関心を寄せていたようだが、公開された動画は、プレゼントでもらったという化粧品でメイクをするだけで、騒動には一切触れずに終わった。

 すると、「てんちむとの件はどうなったのか」「訴訟の件は必ず報告すると言ってたから待っている」など、騒動について説明を求める声が続出。サムネイル画像に「顔面コジキ」とテロップが入っていることから、「堂々とサムネに差別用語を入れる神経がわからない」など、言葉遣いに嫌悪感を示す人も多い。それもあってか、「低評価」のほうが「高評価」を圧倒的に上回り、チャンネル登録を解除する人も多く出ている。

 10年以上“親友”として付き合い、お互いの動画に出演するなど交流を深めてきたかねことてんちむ。その2人が、いがみ合い、法廷の場で争う姿を誰が想像しただろうか。今後、2人が同じ映像に収まることはないとの声明を出しているが、これまで応援してきたファンに対して、2人は丁寧な説明をする必要があるのではないだろうか。

(文=編集部)

JRA平安S(G3)オメガパフューム代打・北村友一「ダート重賞未勝利」の絶望……「重賞21勝」の名手がまさかの“砂”嫌い?

 ダート王決定戦・帝王賞(G1)の前哨戦となる平安S(G3)が、今週23日に京都競馬場で行われる。

 昨年このレース3着から帝王賞を勝ったオメガパフューム(牡5歳、栗東・安田翔伍厩舎)が、5ヵ月の休養を経てこのレースに戻ってくる。

 引退を撤回して現役を続けているゴールドドリーム、オープン入り後、成績安定のスワーヴアラミス、地方2連勝を含む6連勝と勢いに乗るロードレガリスなど、砂巧者たちが集結した。帝王賞2連覇に向け、オメガパフュームにとって、負けられない一戦となろう。

 今回の斤量は、昨年と同じトップハンデ59キロである。だが、安田翔伍調教師は「以前は繊細で周囲を気にしながら食べていたのが、今はそういう面が解消されてしっかり食べられるようになった」(日刊スポーツ『極ウマ』より)と語っており、昨年3着だったことからも、逞しくなったオメガパフュームなら、ハンデを克服し去年以上の成績を狙えそうだ。

「5歳になったオメガパフュームは今、中央で足踏み状態が続いています。一昨年は、中央の重賞1勝、交流G1・1勝2着1回という活躍ぶりで、将来を期待されました。

 しかし、昨年は地方こそG1・2勝2着1回だったものの、中央では3着1回。3歳の秋に古馬相手に勝ったシリウスS(G3)以降、中央ではG1どころか重賞も勝てていません」(競馬記者)

 さらに今回のオメガパフュームに不安を抱かせるのが、代打・北村友一騎手の存在だ。

「前回騎乗したM.デムーロ騎手が日曜のオークス(G1)で騎乗するため、今回は北村友騎手とのコンビとなりました。

 北村友騎手といえば、昨年の秋華賞馬クロノジェネシスの主戦騎手として知られ、今年の天皇賞・春(G1)でも11番人気のスティッフェリオで2着するなど、今やG1戦線に欠かせない名手の1人です。

 だからこそオメガパフューム陣営も、北村友騎手の手腕に期待して“代打”を依頼したと思うのですが、実は2006年のデビュー以降、約14年間でJRAのダート重賞を勝ったことがないんですよ……。

 今年もフェブラリーS(G1)のわずか1戦だけと、乗鞍自体が少ないということもあるんですが、芝重賞21勝に対してダート重賞0勝というのは意外な成績ですね」(競馬記者)

 これまで4度の2着があるなど、決してダート重賞制覇のチャンスがなかったわけではない北村友騎手。今回のオメガパフュームとのコンビは絶好のチャンスといえるが、果たして貴重な“初勝利”を挙げることができるだろうか。

【今さら聞けない】iPhoneとAndroidスマホって結局何がどう違うの?

生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】

 スマホには大きく分けてiPhoneとAndroidの2種類がある。日本では半数以上がiPhoneを使っていると言われるが、世界的に見ればSAMSUNG(サムスン)やHUAWEI(ファーウェイ)などのAndroidスマホが75%のシェアを握っているのだ。そこで今回は、意外と知られていないiPhoneとAndroidの違いを紹介したいと思う。果たしてどっちのスマホがいいのだろうか?

iPhoneとAndroidで大きく違うのは値段くらい!?

 アナタのスマホはiPhone? それともAndroid? 世界的に見ればAndroidスマホのシェアが圧倒的だが、日本ではなぜかiPhoneのシェアが50%程度もある。iPhoneユーザーからすれば「Androidなんてダサい」「Androidなんて安かろう悪かろうだろ」なんて、思っている人も多いのではないだろうか? だが、Androidユーザーの筆者からすれば、それはかなりズレた認識なのである。

 まず、iPhoneとAndroidスマホでもっとも違うのが価格である。AndroidスマホはSAMSUNG(サムスン)やHUAWEI(ファーウェイ)、ソニー、シャープなど数多くのメーカーが販売しており、安いものなら1万円代から購入できる。これに対しiPhoneは廉価版のiPhone SEでも4万円以上、高性能モデルなら10万円以上となっている。もちろん、キャリアや格安SIMのキャンペーンなどを利用すればiPhoneでも実質1円で買える場合もあるが、それはAndroidスマホも同じである。

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JRAアーモンドアイ「最大の壁」は大物3歳コントレイル!? 19年前「芝G1・8勝」あと一歩に迫った世紀末覇王テイエムオペラオーの末路……

 先日のヴィクトリアマイル(G1)を圧勝し、ディープインパクトら歴代の名馬と並ぶ芝G1・7勝に到達したアーモンドアイ(牝5歳、美浦・国枝栄厩舎)。

 まだ5歳春ということからも、これまで数々の歴史的名馬が阻まれてきた新記録「芝G1・8勝目」へ、前途は洋々といえるだろう。

 そんなアーモンドアイだが、次走が来月7日の安田記念(G1)になる可能性が高まっている。ヴィクトリアマイルのレース後、主戦のC.ルメール騎手が希望したことを発端に、国枝調教師も「可能性としてはあるだろうね」とコメント。

 すでにルメール騎手が騎乗見込みだったグランアレグリアの陣営が、引き続き池添謙一騎手とのコンビ継続を発表しており、参戦はほぼ決定的な状況となっている。

 今年の安田記念には、昨年の春秋マイル王インディチャンプや、香港マイル(G1)でG1・3勝目を上げたアドマイヤマーズなど、牝馬限定戦だったヴィクトリアマイルよりもメンバー強化は必至だ。だが、それでも同じ東京マイルで圧巻のレースを見せたアーモンドアイの優位は動かない。致命的な不利を受け3着に終わった昨年に続く、大本命としてレースを迎えることが濃厚だ。

 しかしその一方でアーモンドアイの「芝G1・8勝目」という、前人未到の大記録更新を不安視する声もあるようだ。

「新記録達成に前途洋々に見えるアーモンドアイですが、この春の内に決めておかないと、一気にハードルが上がる可能性があります。

 というのも今年の3歳クラシックには、共に無敗でクラシック第1戦を制した牡馬コントレイル、牝馬デアリングタクトという抜けた存在がいます。この2頭は秋も王道を歩むでしょうし、必然的にアーモンドアイと戦うことが濃厚です。

 特にコントレイルは、以前から距離の不安が囁かれており、秋は3000mの菊花賞よりも2000mの天皇賞・秋に進む可能性が高いと言われています。もちろん現段階で、コントレイルがアーモンドアイより強いと言うつもりはありませんが、秋G1の3歳馬の斤量アドバンテージは決して小さくないですからね」(競馬記者)

 過去に「芝G1・8勝目」の記録に最も迫ったのが、2000年に古馬王道G1完全制覇となるグランドスラムを達成し「世紀末覇王」と称されたテイエムオペラオーだ。

 翌2001年、アーモンドアイと同じように5歳春でG1・7勝目に到達したテイエムオペラオー。しかし、新記録が懸かった秋の天皇賞・秋では、ダートから芝に矛先を替えた「世紀のオールラウンダー」アグネスデジタルの前に2着……。

 続くジャパンC(G1)、有馬記念(G1)では3歳馬のジャングルポケット、マンハッタンカフェに世代交代を突き付けられ、あと一歩のところで現役を終えている。

「振り返ってみれば、リーチを掛けた天皇賞・春直後の宝塚記念(G1)で、最大のライバルだったメイショウドトウに、初の敗戦を喫したのが致命傷となりました。コントレイルやデアリングタクトは、かつてのジャングルポケットや、マンハッタンカフェと同じく伸びしろ十分の3歳馬。アーモンドアイがテイエムオペラオーの二の舞にならなければいいんですが……。

 また、あまり大きな声では言えませんが、コントレイルやデアリングタクトはノーザンファーム生産馬ではないため、お得意の“使い分け”というわけにもいきません。そういった意味でも、アーモンドアイにとって安田記念は落とせない一戦になりそうです」(同)

 また現在は新型コロナウイルスの影響で、海外遠征があまり現実的とは言えない状況だ。その分、国内のG1が例年以上の豪華メンバーで盛り上がっているが、記録更新を狙うアーモンドアイにとっては“逆風”でしかない。

 今週から始まるオークス、日本ダービー、安田記念のG1・3連戦は、新記録を狙うアーモンドアイにとっても非常に大きな意味を持ちそうだ。

パチンコ漫画「連ちゃんパパ」が話題沸騰… その「内容」と「背景」に迫る


 2020年5月、パチンコ漫画「連ちゃんパパ」がSNSを中心に大きな話題となっている。

 同漫画は1994年〜 1997年にかけて「パチプロ7(綜合図書)」にて連載されていた作品。2018年には秋水社により電子書籍として配信されている。

 パチンコ漫画雑誌の連載作品だが、内容はイメージの真逆であり、反パチンコ的な展開は読者に強烈なインパクトを残す。

 序盤、真面目で人柄の良い高校教師「日之本進」は、パチンコとは無縁の生活を送っていた。しかし、彼の妻「雅子」はパチンコ依存症であり、ある日300万円の借金を残し家出をする。

 雅子を探すため、息子と一緒に関西へ旅に出るが、旅費を稼ぐためにパチンコに手を出してしまう。これを機にパチンコ依存者の道を歩き始め、結果的に周りの人間を不幸にしてゆく。

 特に話題に上がる内容として、教師である「日之本進」が、「パチンコを辞める」ことを条件に、教え子たちから現金を受け取るシーンがある。日之本は、その足でパチンコ店に直行してしまう。

 この物語は非常に印象的だが、連載より23年以上が経過。しかも、単行本すら発行されていない。そのようなマイナーといえる作品が、なぜ現在に至ってブームとなり得たのだろうか。

 これは緊急事態宣言による自粛状態により、時間に余裕ができ、自宅で漫画を読む機会が増加したことが大きいだろう。

 同漫画についての投稿が爆発的に増加したのが5月12日の出来事。5月11日に確認できた投稿は1件のみであった。 

 実は、ブーム以前より、月に1〜2度程度であるが、投稿がある。4月や3月にも、強烈な内容に感嘆する声は確かに存在した。

 この時期は営業を続けたパチンコ店がメディアで報道され、国民的な「アンチパチンコ」の風潮が大きくなっていた時期とも重なる。

 つまり、ステイホームによる余暇時間の増加と強烈な内容、さらにパチンコ批判の空気が重なった結果、まるで種火に引火する爆弾のように広がっていったのではないだろうか。

 作者の「ありま猛」氏はJ-CASTの取材に、「突然のことに困惑している。パチンコ以外にも依存症はある。この漫画は、依存への“取り扱い注意啓発本”として読んでほしい」という旨のコメントを残している。

 本作品は「マンガ図書Z」にて7月31日まで全話無料公開中。気になった方は、これを機に一読してみてはいかがだろうか。

(文= 大松)

「家を片付けよう!」と思って、まず収納グッズや整理収納本を買うと失敗する理由

 春といえば引っ越しや模様替えも多い季節ですね。5月に入ると引っ越しは一段落を迎えていますでしょうか。そして、新たな期が始まると同時に、何か新しいことを始めようと思われる方も多いのではないでしょうか。新しい趣味の開始や自分へのルール決めなど、1月に決めていた「今年こそ」と思っていたことを、改めてこの春からのスタートにしてしまおう! と思われた方も多いと感じます。

 新たな期が始まると、少し気持ちがワクワクして何かに挑戦したくなりますね。気持ちは前向きなのですが、何かが混乱しているときはないでしょうか? 何かスッキリしないと感じること。もしくは、混乱している状況に気づかれない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 新たなことに挑戦しようと思い、始めようとすると、何かしらの物が増えていきます。増やすのは簡単なのですが、これまで蓄積してきた物をリセットする必要があります。お部屋の中を見回してください。これまでがんばってきた蓄積や途中で手つかずになってしまった物などが、部屋の一部を占拠していませんか?

 そして「やり残し」が残った蓄積は案外と部屋の中でも占領していることがあります。この春は「これにトライする!」と楽しい目標設定ができた場合には、それに向かうための環境づくりが大切です。そうでないと、さまざまな物に目移りがしてしまい、気持ちも分散してしまいます。決めたことがシンプルに、目につくように、自然と暮らしの一部になるようにしなければいけません。

 習い事の道具、食べ物の変化、趣味を変えたり、植物を育ててみたり――。何をスタートさせるにも、新しいことをスタートさせたり、再開するには一度「リセット」をかけることで気持ちもまっすぐそちらに向くように思います。

 整理を始めると、これまで挑戦してきた物がどんどん出てきます。語学勉強をスタートさせた、教科書やCDなど(これは最近アプリなどにもなりつつあるので、そのあたりも整理が必要です)。また、ダンスや絵画、楽器、お料理、ゴルフやテニスなどなど、新たなことをスタートさせると同時にさまざまな道具を集めています。定期的にやりたいことが変わることは当然のことです。情報がどんどん増えているのですから、興味が湧くことも増えます。

 ただ、継続していないということは自分に合わなかったので、身につかなかったというより、入ってこなかったという感覚ですね。それを新たに再開するかどうかは、とても先の話かもしれません、「もったいない」ではなくて「少し違ったかも」という気持ちをシンプルに受け入れられることが、次へのステップにつながるかもしれません。

生活導線を見直す

 例えば、料理を習ってたくさんの料理道具やレシピ本を購入し、レシピの切り抜きもたくさん保管してありますね。でも、それらを「使わなければ!」と思いながら、出番がなくて可愛そうな場合もありますね。

 お料理はさまざまなパーツから成っています。その一つが「暮らし方」です。暮らしの中で「料理」をどのように活かし、どのように馴染ませるか、日常になるかということです。これまでは料理に手間をかけない生活スタイルだったとすると、料理を活かせる生活スタイルに変える必要があるかもしれません。

 お家の中の生活導線も見直しが必要で、収納も出しやすくて戻しやすい場所を確保し、必要な道具を整理する必要があると思います。そしてお料理をして、お片付けをする必要がありますので、その導線も見直すところがあるかもしれませんね。一連の動作を通じて、ひとつでも料理を楽しめる環境をつくることがポイントになってきます。

 お料理の場合にはさらに、美味しく食べられるテーブルのしつらえや、グッズも多数ありますので、興味の幅が広がればどんどんと物は増えてきます。そんなときに家の中は、これまでの物を「リセット」つまり「整理」ができていなければ、物がどんどんと増えるばかりです。

 スポーツを始めて家で行える筋トレグッズを購入しては、部屋の隅でホコリがかぶっていたら、当面使わないでしょうから、一度サヨナラするのもひとつ。でも本気で筋トレを復活するのであれば、その物に目が行くように、部屋の環境を整える「リセット」をかける必要がありますね。

 春は新しいことにチャレンジしたい季節です、それはとっても良いことですね。まずは身近なところから整理に着手して、これまで挑戦してきたことを掘り起こす作業から始めるのも一つかもしれませんね。

「整理収納」もその一つですね、「この春からは整理ができる人になる!」と気合を入れて、書店に駆け込み「整理収納」の本を購入しないようにしてくださいね。以前購入した本がすでに家の中にあるかもしれません。そして、新しい収納グッズを買いに走る前に、一度家の中で途中になった物を減らすことから始めることができれば大丈夫です。それで「整理ができる人」が始まっています。

(文=小林朗子/整理収納コンサルタント)

JRAオークス(G1)抽選突破リリーピュアハートが無敗馬を一蹴!? 運を味方に、福永祐一「明確なビジョン」が現実のものに!

 抽選突破馬が波乱の立役者となるかもしれない。

 24日、東京競馬場で3歳牝馬の頂点を決めるオークス(G1)が開催される。63年ぶりの無敗の2冠馬を目指すデアリングタクト、スイートピーS(L)で衝撃の走りを見せたデゼルの無敗馬対決に注目が集まっている。

 そんな中、21日にオークスの出馬表が発表され、デゼルが1枠1番、デアリングタクトが2枠4番からの発走が決定。その一方、2/6の抽選を突破してオークス参戦が叶ったのが、リリーピュアハート(牝3歳、栗東・藤原英昭厩舎)だ。

 デビュー戦は2着に敗れたリリーピュアハートだが、2走目の未勝利戦は2着に2馬身半差の圧勝で勝ち上がった。次走には、東京芝2400mのゆりかもめ賞(1勝クラス)を選択。レースを中団から進め、直線で一度は前が塞がる場面があったものの、抜け出してからは長くいい脚で差し切り勝ちを決める。上がり3Fはメンバー最速の34秒2で、2位と0秒4差をつける圧倒的な末脚だった。

 福永祐一騎手は「タフなチャレンジでしたが、うまくクリアしてくれました。馬のコンディションもよく2400mもうまく立ち回って、明確なビジョンが見えてきた一戦でした」とオークスを見据えたコメントを残した。

 前走の忘れな草賞(L)は道悪に泣き3着に敗れてしまったが、東京2400mへのコース替わりはリリーピュアハートにとってプラスに働くはずだ。実際に、全兄のヴァンキッシュランは同条件の青葉賞(G2)を勝っていることが血統的な裏付けとなるだろう。

「当初から陣営は、リリーピュアハートの目標をオークスに設定して調整してきました。忘れな草賞を3着に敗れたことで抽選対象となりましたが、無事に突破したことでホっとしているのではないでしょうか。

 同厩のミヤマザクラにも騎乗していた福永騎手が、リリーピュアハートに騎乗するのは期待の表われに思われます。ゆりかもめ賞は完全にオークスを意識しての出走でしたから、抽選対象馬ながらも一波乱起こすかもしれませんよ。今回メンバー唯一の距離実績も魅力ですし」(競馬記者)

 リリーピュアハートにとって何よりも心強いのは福永祐一騎手の好調ぶりだろう。

 4月以降、皐月賞(G1)をコントレイル、マイラーズC(G2)をインディチャンプ、かしわ記念(G1)をワイドファラオで制するなど絶好調の福永騎手。NHKマイルC(G1)でも、6番人気ギルデッドミラーを3着に導く好騎乗をみせている。

 かつてはビッグアーサーのスプリンターズS(G1)で進路をなくしたことから、福永騎手は内枠が苦手というイメージがつきまとっていた。しかし、これらの勝ち馬はすべて“1枠1番”からの発走。今となっては“ラッキーナンバー”とも言えるぐらいの好相性だ。

 今回は内枠ではなく“11番枠”からの発走となる。今の福永騎手であれば、抽選対象馬のリリーピュアハートで一波乱起こしてもおかしくないだろう。

木村拓哉はなぜ復活を遂げたか?その人間力、ほの見える“過去の盟友”飯島三智氏の手腕

 どうも、“X”という小さな芸能プロダクションでタレントのマネージャーをしている芸能吉之助と申します。
 
 新型コロナウイルスの影響で、4月スタート予定だったドラマのほとんどが延期になっていますが、木村拓哉さんの主演ドラマ『BG〜身辺警護人〜』(テレビ朝日系)もそのひとつ。2年前に平均視聴率15.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下すべて同)を記録した人気ドラマの続編で、「これはおもしろそうだな」と僕も期待してたので本当に残念です……。現在は前シリーズの「傑作選」が再放送されているので、それを見つつ、放送開始を楽しみに待ちたいと思います。

 しかし、昨年からの“キムタク復活劇”はすごかったですね!

 正直、2016年のSMAP解散騒動で、それまでの「キムタク」ブランドは崩壊してしまったと思うんです。彼が『HERO』シリーズ(フジテレビ系、2001年〜)で演じていたような、飄々としているけど実はキレ者で、男気があって、誠実で……といったキムタクのパブリックイメージが、いったんここですっかり崩れてしまった。世間に衝撃を与えたあの“見せしめ謝罪会見”によって完全に“裏切り者”のイメージがついてしまい、そこから、キムタク神話にいろいろケチが付き始めたんですよね……。

 連ドラで主演すると「ゴリ押し」「何を演じてもキムタク」と叩かれ、主演映画の興行成績がイマイチ振るわないと「大コケ」とメディアはいちいち大騒ぎ。とはいっても、SMAP解散後に放送された主演ドラマ『A LIFE〜愛しき人』(TBS系、2017年)の平均視聴率は14.5%、冒頭で挙げた『BG〜身辺警護人〜』(テレビ朝日系、2018年)は15.2%と、視聴率は高かった。もちろん、「大ヒットが当たり前!」のキムタクドラマとしては物足りなかったのかもしれませんが……。

「何を演じてもキムタク」の功罪

 そこにきて、この数年のモヤモヤを吹き飛ばしてくれたのが、昨年の『グランメゾン東京』(TBS系、2019年)ですよ! あのドラマは本当に素晴らしかった。木村さんの底力を見せつけられました。平均視聴率は12.9%と、数字だけ見れば低く思えますが、このクールのドラマのなかでは、『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』(テレビ朝日系、主演/米倉涼子)の18.5%、『相棒 season18』(テレビ朝日系、主演/水谷豊)の14.8%についで3位。ドラマ業界が全体的に不振に陥っていた昨年の状況下では、上々といってよい結果でしょう。

 ドラマの内容は、問題を起こして地位や名声などすべてを失った天才シェフが、もう一度ミシュラン3つ星を狙い開業するというストーリー。鈴木京香さん演じる相棒シェフをはじめ、かつての仲間であった沢村一樹さん、及川光博さん、玉森裕太くんなど、一人ずつ仲間を集めていき、ライバルの妨害に苦しみ、土壇場で大逆転……と、よくできた少年ジャンプマンガのようで、とてもわかりやすいし、スカッとするストーリー展開でした。それを、ずらりと揃った演技派の俳優さんと、『アンナチュラル』(TBS系、2018年)などを手がけ、深みのある演出に定評がある塚原あゆ子さんらの演出陣によって、極上のエンターテインメントに仕上げていました。
 
 木村さんの演技を評するときに、「何を演じてもキムタク」とはよくいわれますが、このドラマの彼は、良い意味で、「やっぱり、何を演じてもキムタク」だったと思います。みんなが見たい“キムタク”をめちゃくちゃしっかり見せてくれて、その上で「キムタクってこんなにカッコイイんだ!」ということを見せつけた。現状の木村拓哉がどう見られているかをわかったうえで、「ちょっとダサい」と思われている“キムタク”を受け入れていた。ドラマの中で鈴木京香さんが木村さんを「おっさん」呼ばわりするのが話題になっていましたが、過去の栄光にすがるのでなく、今の自分で勝負するしかない主人公と現実の木村さんとが重なって、昔から木村さんを知っている世代はもちろん、今の若い世代まで、新たな木村さんの魅力に気づかされた。

 世間に定着した自分のイメージを変えたくて、それまでとまったく異なる役柄を演じることはよくあること。でも、そのイメージに真正面から取り組むことで、逆にそれまでの殻を破ることができた、という稀有なパターンだと思います。

続編が確実視されるドラマ『教場』の素晴らしさ

 そして『グランメゾン東京』の最終回の余韻が消えぬうち、年明け早々に放送されたスペシャルドラマ『教場』(フジテレビ系、2020年1月4日、5日)。このドラマで、木村さんは完全復活したといえるでしょう。このドラマで木村さんが演じたのは、冷徹な警察学校の教官。警察官の適性がないと判断した教え子には、すぐに退校届を突きつけ追い詰めるという、インパクトのある役柄でした。白髪、義眼という強烈なビジュアル、抑えたトーンで冷酷な発言をする役柄に、「えっ、この人キムタクなの!?」と驚く人も多かったと思います。

 ストーリーは、工藤阿須加さん、川口春奈さん、林遣都さん、大島優子さんら訓練生を演じる若手俳優たちのエピソードがメインで、木村さん演じる鬼教官は、それを見守っているという形。とにかく木村さんのカッコよさを押し出してくるこれまでのドラマとはまったく違うアプローチでした。それでも、木村さんの存在感が全編にわたってこちらを圧倒してくる。『グランメゾン東京』とはまったく異なる形で、木村さんの役者としての底力を痛感させられるドラマでした。

 出演者としてクレジットされていた人気俳優たち(三浦貴大さん、伊藤健太郎くん、上白石萌歌さんら)が、セリフなしで最後の1カットのみ登場…といった中途半端なものだったことからも、これは絶対第二弾があるでしょうね! スペシャルドラマや連続ドラマ、映画化などの可能性もあると思います。

歌いまくったSMAP楽曲

 そして、その直後に発売されたソロアルバム『Go with the Flow』(2020年1月8日発売)も、オリコン週刊アルバムランキングで初週売上12.7万枚を記録、初登場1位を獲得しました。稲葉浩志(B’z)や川上洋平([Alexandros])、森山直太朗小山田圭吾(コーネリアス)ら錚々たるアーティストが楽曲提供しており、さもありなんといった感じですが、きっちりと“ヒットしてる感”を作るところまで行き着いた。まあ、2月に行ったライブツアーで、SMAPの楽曲を歌いまくったのはどうかと思いますけど(笑)。「新しい地図」の3人は歌ってないのにね…。あれには、モヤモヤさせられたファンも多かったでしょうね。

 とはいえ、『グランメゾン東京』『教場』がうまくいってなかったら、きっとこのアルバムリリースの段階でもっと叩かれていたはず。でも、ちゃんとそこまで「木村拓哉、復活してきたな」という空気をしっかり作ってきて、アルバムのヒットまで繋げた。「やっぱりキムタクって人気あるよね」と世間が納得するところまで持ってきたわけです。これが、木村さんの底力、そして、彼を支える周囲のスタッフたちのマネジメント力ですよ!

いまはそばにいない飯島三智マネの手腕

 SMAPの解散騒動以来まとわりついていた、ダークなイメージやアレコレ言う外野の声を、2本のドラマとソロアルバムで吹き飛ばしてみせた。これを、木村さんの天性の自己プロデュース力という人もいるけど、個人的には、若い頃から彼をここまで育て上げてきた飯島三智氏(元SMAPマネージャー)の力が、やはり大きいのだと思います。もちろん彼女は今は木村さんのそばにはいないけれど、彼女と木村さんが一緒に作り上げてきた「キムタク」を支えてくれる人たちは、まだまだたくさんいる。それは事務所のスタッフはもちろん、ドラマのプロデューサーやスタッフたち、そして共演する役者さんたちもそうなんですよ。

『グランメゾン東京』なんかは、見ていても、役者、スタッフ、「みんなで木村拓哉を盛り立てよう」という雰囲気が伝わってきた。やっぱり、いい座長なんですよね。ぼくもちょっとだけ一緒にお仕事をしたことがあるけど、本当に男気があってスタッフを大事にする「カッコイイ兄貴」なんですよ。まあ、演技をしていないときでも常に「俺、キムタク」な身振り手振りがちょっと恥ずかしいんですが(笑)。でもみんなに慕われている。

“大スター”というのは「この人のために頑張りたい」、そう周囲に思わせる人なんだなぁと、マネージャーの仕事をしていて実感しています。
 
 木村さんは5月8日にはインスタグラムの公式アカウントを開設したことでも話題になり、1日足らずですでにフォロワー数は78.7万人を突破。年内のファンクラブ設立も予告しており、次はどのような一手を見せてくれるのか……ぼくのようなマネジメントする側の人間としても、木村さんのこれからに興味津津です。

(構成=白井月子)

●芸能吉之助(げいのう・きちのすけ)
弱小芸能プロダクション“X”の代表を務める、30代後半の芸能マネージャー。趣味は食べ歩きで、出没エリアは四谷・荒木町。座右の銘は「転がる石には苔が生えぬ」。

JRA戸崎圭太、復帰初週Vで安田記念(G1)に弾み? ダノンキングリーと“最強コンビ”復活で打倒アーモンドアイに名乗り!?

 5月23日(土)に戸崎圭太騎手が待望の復帰を果たす。

 復帰初日は第5R・3歳未勝利をボンバーミューラー、第8R・4歳上1勝クラスでディナミーデン、最終レースの4歳上2勝クラスでグラマラスライフ。2日目は第1R・3歳未勝利をスマイルフェイス、第8R・調布特別(4歳上2勝クラス)にジョブックコメンと、土日で5鞍に騎乗予定となっている。

「ボンバーミューラーは、前走のデビュー戦では8番人気ながら3着と好走。またディナミーデンは一時低迷したものの、前走は3着と復調気配ですし、戸崎騎手は以前騎乗した経験もあります。

 11月4日に浦和競馬場で行われたJBCレディスクラシック(G1)以来、201日ぶりの復帰。そのため初週の騎乗数は限られていますが、馬質も上々のようですし、今週末に勝利を挙げる可能性も十分にありますよ」(競馬誌ライター)

 日本ダービー(G1)の前に復帰することになった戸崎騎手。一時は、大舞台に間に合うとあって、デビュー戦で手綱を握ったサトノフラッグとコンビを再結成するともウワサされていた。だが、サトノフラッグはともに弥生賞(G2)を勝った武豊騎手を背にダービーに挑戦すると、陣営が発表している。

「武豊騎手のお手馬であるマイラプソディが日本ダービーに出走するため、戸崎騎手も候補として名前は挙がったと思うのですが……。今年はさすがにもう他の馬での参戦もなさそうです。しかし、戸崎騎手には肩を落とすヒマはなく、ダノンキングリーで参戦する安田記念(G1)が待っています。

 ダノンキングリーは昨年、戸崎騎手とコンビを組んで皐月賞(G1)3着、日本ダービーでは『クビ差』2着と好走。さらに秋の初戦である毎日王冠(G2)ではゲートで立ち上がるような仕草を見せたため、大きく出遅れたにもかかわらず、最後の直線で突き抜けて年長のG1ホース5頭を撃破。圧巻の走りを見せ、その能力は『同世代No.1のサートゥルナーリアにも匹敵する』と評する人もいたほどでした」(競馬記者)

 毎日王冠後、戸崎騎手は「馬の良いところ、切れ味を証明することができました」と振り返り、「力をつけて、G1でも活躍できるよう、僕自身もワクワクしています」とこのコンビでの飛躍を誓った。

 毎日王冠での走りで俄然、このコンビへの期待度は高まったが、その矢先に戸崎騎手が無念の故障。横山典弘騎手に乗り替わることになった。そしてダノンキングリーは横山騎手を背にマイルCS(G1)5着。今年も中山記念(G2)こそ勝ったものの、1番人気に支持された大阪杯(G1)では3着。G1勝利を挙げることはできていない。

 今年の安田記念には現役屈指のマイラー・ダノンプレミアム、統一マイル王インディチャンプ、国内外でマイルG1・3勝のアドマイヤマーズら強力なメンバーが参戦予定。ここに動向が注目されている最強牝馬アーモンドアイが参戦すれば、最強マイラー決定戦といった様相を呈すことになるだろう。

 ダノンキングリー陣営にとって、戸崎騎手の復帰はこれ以上ない朗報だったことだろう。人馬一体となり、アーモンドアイらを打ち負かす走りを見せてもらいたい。

JRA絶対王者ノーザンファーム「14年ぶり」大失態の危機!? デアリングタクト、コントレイル大躍進で3歳G1全敗も……

 今年のノーザンファームは例年になく、3歳G1レースで苦戦している。

 2014年以降、ノーザンファーム生産馬が桜花賞・皐月賞・NHKマイルCのいずれも勝てなかったことはなく、2019年は7つある3歳G1レースのうち6つを勝利したほどだ。それが今年は、桜花賞・皐月賞・NHKマイルCのいずれも2着が最高、非ノーザンファーム生産馬が勝利しているのだ。

 さらに秋の秋華賞と菊花賞を加えると、ノーザンファームは2007年以降必ず勝ち馬を輩出しており、仮にデアリングタクトコントレイルがそれぞれ三冠を達成するようであれば、ノーザンファームの3歳G1レース全敗を意味するものとなってしまう。

 1994年に創業したノーザンファームは、もともと存在していた社台ファーム早来が、設立した吉田善哉氏が死去したことで名称を変更して誕生した。つまりまったくゼロからのスタートではなかったのである。

 特に社台ファーム早来の繁殖牝馬を引き継いだことが大きく、アドマイヤベガの母ベガや、アドマイヤグルーヴの母エアグルーヴは社台ファーム早来で生産、さらに輸入繁殖牝馬でフサイチコンコルドの母バレークイーンも、分割によってノーザンファームが引き継いだ馬であった。その生産馬が初めて3歳G1レースを勝利したのは、1999年の日本ダービー(アドマイヤベガ)。その後の活躍は周知のとおりで、下記のような圧倒的な実績を記録している。


 ■ノーザンファームの3歳G1勝利一覧

 2019 桜花賞、皐月賞、NHKマイルC、オークス、秋華賞、菊花賞
 2018 桜花賞、オークス、日本ダービー、秋華賞、菊花賞
 2017 皐月賞、NHKマイルC、日本ダービー、秋華賞
 2016 NHKマイルC、オークス、日本ダービー、秋華賞、菊花賞
 2015 皐月賞、オークス、日本ダービー、秋華賞
 2014 桜花賞、NHKマイルC
 2013 菊花賞
 2012 桜花賞、NHKマイルC、オークス、秋華賞
 2011 NHKマイルC、秋華賞
 2010 桜花賞、オークス、秋華賞
 2009 桜花賞、皐月賞、オークス、日本ダービー
 2008 オークス、秋華賞、菊花賞
 2007 皐月賞
 2006 なし
 2005 桜花賞、皐月賞、NHKマイルC、オークス、日本ダービー、菊花賞
 2004 NHKマイルC、日本ダービー、菊花賞
 2003 なし
 2002 なし
 2001 日本ダービー
 2000 なし
 1999 日本ダービー


 ここまで桜花賞7勝、皐月賞6勝、NHKマイルカップ8勝、オークス9勝、日本ダービー9勝、秋華賞9勝、菊花賞7勝で3歳G1レースだけで合計55勝。

 2005年にはディープインパクトがクラシック三冠を達成し、2010年アパパネ、2012年ジェンティルドンナ、2018年にはアーモンドアイが牝馬三冠を成し遂げた。オークスは通算9勝、日本ダービーも通算9勝、今年オークスと日本ダービーを勝てば、ともに前人未到の10勝に到達する(ちなみに秋華賞も9勝)。

 しかしオークスはデアリングタクト、日本ダービーはコントレイルといった大きな壁が立ちはだかっている。

 そのオークスにノーザンファームが出走させるのは、桜花賞でデアリングタクトに完敗したサンクテュエール、ミヤマザクラ、リアアメリア、そしてトライアルのフローラSで2着ながら、鞍上のレーンがデゼルを選択したことで格付けが済んでしまった感があるホウオウピースフルと、かなり厳しいメンバーだ。

 実際に多くのマスコミの報道を見る限り、デアリングタクト(長谷川牧場)とデゼル(社台ファーム)に人気が集中、現時点でノーザンファームの生産馬は脇役の存在に過ぎない。

 一方、来週の日本ダービーには皐月賞2着でレーンが騎乗するサリオス、弥生賞の勝ち馬で武豊の騎乗が決まったサトノフラッグ、ルメールが騎乗するワーケア、そしてヴェルトライゼンデ、マイラプソディ、レクセランス、マンオブスピリット、ヴァルコス、アルジャンナなど、こちらはオークス以上に粒ぞろい。

 鞍上は文句なしのトップジョッキー達でもあり、コントレイルを逆転できるかは枠順や距離適性、仕上がりや天候がカギとなりそうだ。

 ノーザンファームは今年もJRAの収得賞金1位、勝利数1位と生産者リーディングを独走している。しかしこれまでの実績を考えると、3歳G1レースの勝利がなければその成績も色あせてしまうことだろう。

 今週のオークス、そして来週の日本ダービーへ向けたノーザンファームの巻き返しに注目したい。