パチスロ新台「ハイスピードAT」を「ハイエナ」!「絶大な威力」を実感!!

 大松の「パチスロ」ハイエナ実戦。今回は期待の新台『BLACK LAGOON4』について書いていきたい。

 本機は純増9枚のハイスピードAT「ラグーンラッシュ」を搭載したマシン。直撃時は40Gスタートとなるが、CZ「デスペラードバトル」を突破した場合は特化ゾーン「ヘブンズラッシュ」から開始となる。

 この特化ゾーンは非常に強力で、100G以上の上乗せが射程範囲。純増枚数を考慮すれば一撃で完走を狙えることも有り得る。

 AT中はレア役に加えて、特定のベル入賞でゲージが蓄積。ゲージがMAXとなればモードアップや上乗せ、特化ゾーンなどの抽選が行われる。

 ATのメイン契機は強レア役での直撃とCZの成功だ。直撃には設定差が設けられているようだが、低設定においても直撃の割合は低くない。

 CZ「デスペラードバトル」は敵とのバトルに勝利すればATに当選。敵によって撃破期待度が異なり、「ブリッツ」が選択されれば大チャンスだ。

 CZへの主な契機はレア役とポイント抽選。ポイントは液晶左の「BLACK LAGOON」の文字が全て点灯すればMAXとなる。

 強レア役ならばCZやATの直撃に期待ができる上、弱レア役でもポイント高確率「レヴィチャージ」の抽選が行われるため、本機はレア役が非常に重要な役割を持つ。

 本機の狙い目は「天井狙い」である。「約670G+ 前兆」が天井といわれており、300Gほどから狙っていけるだろう。

 加えて注目したい点は「チャンス弾丸」であり、これは前兆や演出失敗時に獲得できる可能性があるアイテムだ。


 このアイテムがあるほどCZ突破期待度が上昇するため、可能であれば1つ以上獲得した状態の台が望ましい。

 今回座った台は266G、チャンス弾丸1つを保有している台。打っていくと580Gに強チェリーから「デスペラードバトル」に当選した。

 相手は中期待度の「銀次」だったが、チャンス弾丸により「双子」に昇格。撃破率60%だったが無事に突破に成功した。

 初期の特化ゾーンでは75Gからスタート。途中、再度ヘブンズラッシュに突入し50Gの上乗せに成功する。

 もう一つ波があれば完走も視野に入る展開であったが、結果は1495枚と、本機ATの威力は非常に高いことを実感できた実戦となった。

 狙い目台を発見した際は是非挑戦してみてはいかがだろうか。

(文=大松)

JRA今年は異例の2場開催がカギ! 「キャリーオーバー」WIN5攻略の糸口を過去の傾向から探る! 難関レース「突破」に光が差す!?

 先週末、函館競馬場で行われた函館記念(G3)は15番人気アドマイヤジャスタが優勝した。その結果、3連単の配当は300万円超えの大波乱。そして、阪神競馬場で行われた中京記念(G3)では18番人気メイケイダイハードが勝利し、こちらも3連単で300万円超えの高配当が飛び出した。

 この時点で、WIN5の残り的中票数はわずか1票。最後のメインレースである福島テレビオープン(OP)は2番人気トゥラヴェスーラが制したものの、WIN5は的中者なしでキャリーオーバーとなった。そのため、今週の日曜は多くの競馬ファンがぎらついた眼差しで、WIN5対象レースを、固唾を飲んで見届けることになるのではないだろうか。

 WIN5の予想をする際、昨年のアイビスサマーダッシュ(G3)週の傾向をもとに検討するのも一つの手である。だが、今年は新潟、札幌の2場開催のため、昨年とはWIN5対象レースが異なる。そこで、今年のWIN5対象レースごとに過去の傾向をもとに、ハナビ杉崎が完全的中に挑戦する。(競走条件が変わっているレースもあるが、あくまでもレース名での傾向を参考にする)

 1レース目:新潟9R糸魚川特別(2勝クラス)芝1800m

 過去10年で1番人気が2勝、2番人気が5勝、それ以外もすべて5番人気以内の馬が勝利している。堅い決着傾向のあるレースだが、昨年まで芝2000mで行われていたのが芝1800mに変更されている点は注意が必要だ。しかし、過去10年の1番人気馬の新潟芝コースでの勝率を確認すると、芝2000mが28.6%に対して、芝1800mは39.3%。後者のほうが本命をより信頼できるレースとなっている。

「アップライトスピン」同レースを過去10年で3勝している福永祐一騎手が手綱を取る。前走は東京芝1800mで2着に入っており、これまでの2勝はすべて同条件でのもの。左回りの芝1800mはベスト条件だ。

「カントル」半兄にワグネリアンを持つ良血馬。なかなか2勝クラスを抜け出せていないが、素質の高さはメンバー随一だろう。

「レイパパレ」こちらも母シェルズレイの良血馬である。「無敗馬は負けるまで買え」と言われるように、2戦2勝の無敗馬を買わないわけにはいかない。


 2レース目:札幌10R知床特別(2勝クラス)芝1200m

 函館開催を含む過去10年で1、3、4番人気が2勝ずつしている。だが、最低人気での勝利は8番人気、また6番人気が3勝と中穴の活躍が目立つレースだ。ちなみに、昨年までは芝2000mで行われていたが、今年は1200mと大きく条件が異なる。レース名の力を信じて、中穴狙いで候補を検討したい。

「ニシノドレッシー」前走は函館芝1200m(1勝クラス)を2馬身半差で勝利。昨年、札幌コースで9番人気ながら4着に好走していることから、洋芝適性が感じられる。今回も先行して、開幕週の馬場を味方につけることに期待したい。

「コスモアンジュ」こちらも昇級初戦。2走前の函館での敗戦は、休み明けが響いてか逃げられなかったことだろう。今回は逃げ残りに注意が必要だ。

「フォレブルート」上位人気が予想される1頭。函館、札幌での成績は【1,2,0,0】と圧倒的な洋芝適性である。近走不甲斐ない走りが続いているが、得意の舞台で息を吹き返すか。


 3レース目:新潟10R苗場特別(2勝クラス)ダート1800m

 過去10年で1~3番人気が5勝している一方で、12番人気が2勝しているレースだ。ただ、こちらも昨年までダート1200mで行われていたレース条件が1800mに変更となっている。思わぬ穴馬も抑えつつ、人気どころで勝負したい。

「ヴィアメント」前走、初のダートで3馬身半差の圧勝。まずまずのスタートから無理せずに位置取りを上げて、向こう正面で先頭に。そのまま後続を抑え込んだ内容は2勝クラスでも通用するはずだ。

「ツブラナヒトミ」2走前に同条件のレースでクビ差の2着。今回、松山弘平騎手に乗り替わりとなることが吉と出ることに期待したい。

「コンボルブルス」地方からの再転入初戦で1勝クラスを勝利したが、2勝クラスでは凡走続き。久々の左回りで復活があるかもしれない。抑えておきたい穴馬だ。


 4レース目:札幌11R報知杯大雪ハンデキャップ(3勝クラス)ダート1700m

 今回のWIN5のカギとなりそうなハンデ戦。過去10年で1番人気はわずか2勝で、5番人気以下が5勝を挙げている荒れるレースだ。勝ち馬の最低人気は12番人気で、近2年は7番人気、6番人気が勝利している。ハンデ戦だが、軽ハンデ馬の勝利は14年の51キロぐらい。それ以外はすべて54キロ以上、さらに55キロのハンデ馬が現在4連勝中。軽ハンデ馬を狙うのは得策でないかもしれない。

「ライジングドラゴン」近走、二桁着順が続いているが、昨年は札幌コースで2勝している。そして55キロという斤量もプラス材料だ。

「ソリストサンダー」こちらも斤量55キロ。連闘で昇級初戦に挑むわけだが、前走みせた好位抜けしの強い勝ち方は圧巻だった。同じ昇級初戦のダンツキャッスルが56キロを背負うことを考えれば、斤量にも恵まれているはずだ。函館リーディングに輝いた横山武史騎手とのコンビ2戦目も心強い。

「グトルフォス」1400mでなかなか勝つことが出来なかったが、久々の1600m戦で前走勝利を飾った。不良馬場での勝利だったことは気になるが、距離延長で能力が開花した可能性を買いたい。

「タイキダイヤモンド」前走10着に大敗しているのは、東京ダート2100mという条件が合わなかったため。これまでの勝ち星は中山、福島と小回りコースを得意としていることから、札幌コースで改めて見直したい。


 5レース目:新潟11Rアイビスサマーダッシュ(G3)芝1000m

 予想の詳細については別記事にて公開中。買い目は「ライオンボス」「ダイメイプリンセス」「ナランフレグ」の3頭だ。

 最終的な買い目は以下の通り。

新潟9R:「アップライトスピン」「カントル」「レイパパレ」 3頭
札幌10R:「ニシノドレッシー」「コスモアンジュ」「フォレブルート」 3頭
新潟10R:「ヴィアメント」「ツブラナヒトミ」「コンボルブルス」 3頭
札幌11R:「ライジングドラゴン」「ソリストサンダー」「グトルフォス」「タイキダイヤモンド」 4頭
新潟11R:「ライオンボス」「ダイメイプリンセス」「ナランフレグ」 3頭
計324点

 是非ともキャリーオーバーの恩恵を受けたいところだ。

(文=ハナビ杉崎)

JRAライオンボスに並ぶ「鉄板級」軸馬発見!? アイビスサマーダッシュ(G3)は「堅い軸」と「激走穴馬」で高配当も!? 激アツ情報をもとに「3点」勝負!

 26日、新潟競馬場でアイビスサマーダッシュ(G3)が開催される。新潟名物「千直」で行われる唯一の重賞は「外枠有利」という定説があるように、過去10年で8枠が4勝と圧倒的な成績を残している。だが、2枠は勝利こそないものの複勝率では8枠を上回っていることからも、内枠の軽視は禁物だ。

 また、過去10年で1番人気が7勝しており、3連単の配当が10万円を超えたのは1度だけと、比較的堅い決着傾向にある。軸馬をしっかり見定めることが馬券攻略に繋がるだろう。今回、「強力現場ネタ」からアイビスサマーダッシュをハナビ杉崎が攻略する。


 まず、「◎」はライオンボス(牡5歳、美浦・和田正一厩舎)だ。

 直線競馬のスペシャリストである前年王者が2連覇を目論む。千直で【4,1,0,0】と抜群の成績を残していることからも、堅い軸として見逃すことはできないだろう。前走の韋駄天S(OP)はトップハンデの57.5キロを背負いながらも勝利しており、57キロとなる今回は“確勝級”と呼べるかもしれない。

「前走は斤量差がある中、2番手からのレースでねじ伏せるような強い勝ち方でした。陣営は『不安らしい不安はない。ここまでの調整も至って順調』と自信に溢れています。自分の走りさえできれば、勝ち負け間違いなしと言えそうですね」(競馬記者)

 昨年は6枠11番から勝利。今年はそれより外枠となる7枠13番を引き当てた。前走でハナを切らなくても問題ないことを証明した千直の“ボス”は死角なしといったところだろうか。

 次に、「〇」はダイメイプリンセス(牝7歳、栗東・森田直行厩舎)だ。

 こちらは一昨年のチャンピオン。前走の韋駄天Sではライオンボスとタイム差0秒1の3着に好走し、改めて千直適性を示した。今回、同レース2着のジョーカナチャンとの斤量差が1キロ埋まるため、逆転は十分にあるはずだ。

「夏馬らしく体調は上向き。毛ヅヤや馬体の張りも良くなっているし、いい感じでレースを迎えられそうです」(厩舎関係者)

「前走は本調子でないにもかかわらず好走しました。年齢的な衰えは感じられませんし、舞台も合っています。秋山真一郎騎手は『明らかに前走から1段階良くなっている』と状態面に太鼓判を押しています」(競馬記者)

 6着に敗れた昨年は1枠2番からの発走に加えて、スタートで遅れたことが敗因。今年は4枠8番と真ん中の枠を引き当てたため、昨年より期待が持てそうだ。ライオンボスに次ぐ、堅い軸として対抗に指名する。

「▲」はナランフラグ(牡4歳、美浦・宗像義忠厩舎)だ。

 末脚が魅力の1頭。オープン入り後、初めての千直競馬となった前走の韋駄天Sは5着に敗れたが、上がり3ハロンは最速の31秒6を記録した。打倒ライオンボスを目論むライバル達によって、前が激流になった場合に浮上する怖い存在だ。

「千直は1勝クラスで勝利していますし、前走でも終いはいつも通りしっかり伸びています。2走連続での直線競馬となるため、馬もコース慣れして前走以上に期待できそうですね。もう少しテンについて行ければ、勝ち負けしてもおかしくないと思いますよ」(競馬記者)

 3枠5番と内目の枠を引き当てたが、末脚自慢のナランフラグにとっては大きな問題ではないはずだ。むしろ、外枠で先行馬に前を塞がれるよりも、いい枠と言えるだろう。

「△」はジョーカナチャン(牝5歳、栗東・松下武士厩舎)だ。

 前走の韋駄天Sではハナを奪い、ライオンボスとアタマ差の2着にまで迫った快速馬。千直では【2,1,0,1】と高い適性を示しており、外すわけにはいかない1頭だ。

「スタート、加速力どちらも抜群です。ピッチ走法で一気にトップギアに入るので、直線コースの適性がありますね。状態面に関しても、いい気合い乗りで、ボリュームのある馬体には好感が持てます。あとは、『天気と枠順』次第。外枠とパンパンの良馬場という条件が揃えば押し切りも可能だと思いますよ」(厩舎関係者)

 陣営の願いむなしく、5枠9番と真ん中からの発走となる。前走は7枠14番からの2着、さらにライオンボスとの斤量差が1.5キロ埋まることも割引材料となりそうだ。また、天気も怪しく、パンパンの良馬場とはいかない可能性があることもマイナスだろう。

「☆」はカッパツハッチ(牝5歳、美浦・矢野英一)だ。

 昨年の2着馬だが、近走は同条件でも掲示板にすら入れない不振。さらに2枠4番と内枠で買いづらい存在だが、波乱の使者として狙いたい。

「爪の状態に関して言えば、昨年よりいいくらいです。しかし、前走の敗因がわからないのが不安です。昨秋の千直(ルミエールオータムダッシュ(L))の時はモタれて競馬にならなかったですし、精神面に問題があるのかもしれません。中間からチークピーシーズを着けたら集中できていたので、これでメンタル面もケアできればと思っています。まともに走れば差のない競馬もできるはずなので……」(厩舎関係者)

 陣営が施す馬具の工夫が実を結ぶだろうか。一変した走りに警戒が必要かもしれない。

 CBC賞(G3)の勝ち馬で、藤田菜七子騎手とのコンビで注目を集めるラブカンプーは、斤量5キロ増と1枠2番が割引材料。また、初の芝レースとなった前走を5馬身差で勝利したアユツリオヤジは展開と条件が向いての勝利と見て、2頭とも「消し」とする。

 買い目は以下の通り。

 3連複 2頭軸流し 3点

 軸[8,13]  相手[4,5,9]

 圧倒的な人気を集めることが予想されるライオンボスが勝った場合、3連単のうま味が少ないと見て、3連複の小点数勝負で挑む。

(文=ハナビ杉崎)

世界スーツ業界の総本山、ブルックス・ブラザーズ倒産…旗艦店跡地にユニクロ出店の意味

ブルックス・ブラザーズの店舗(「Wikipedia」より)

 米国でもっとも歴史がありアメリカントラッドの総本山と呼ばれてきたブルックス・ブラザーズが7月8日、連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請した。米国歴代大統領45人のなか、大統領としてはオバマ氏が39番目の顧客であった。1865年にリンカーン大統領がフォード劇場で暗殺された際の上着や、ポップアーティストのアンディ・ウォーホルの左右色違いのソックスなどもブルックス・ブラザーズだった。

 米国富裕層の成功の象徴であるファッション企業でさえ破綻してしまった。デラウェア破産裁判所に提出された資料によれば、同社の資産および負債額は5億~10億ドル(約535~1070億円)。1818年以来、常に革新的ながら米国独特のスタイルを保ち続けてきた企業の輝かしい歴史を振り返ってみたい。

 コロナ禍が引き金になったとはいえ、ウォール街の紳士たちを上顧客としてきたブルックス・ブラザーズのスーツスタイルは、時代の中で消えてゆくのであろうか。ブルックス・ブラザーズのニューヨーク5番街の旗艦店跡地にオープンしたのは、ユニクロだったが、象徴的な出来事といえるだろう。

1.1818年創業の歴史

 ブルックス・ブラザーズの200年を超える社史は、非常に素晴らしいものである。1861年に開戦した南北戦争、1920年代末からの世界大恐慌、第二次世界大戦時の物資不足など大きな社会的危機を乗り越えてきた。明治政府が樹立した1868年よりさかのぼること50年、1818年4月7日、45歳のヘンリー・サンズ・ブルックスがニューヨークで製造と販売を兼業する会社として創業。すでに製販一体体制で完璧な最高品質を絶対の理念としていた。

 1849年にアメリカで最初にスーツの既製服を販売し、一攫千金を狙う多くの開拓者が購入して西部に向かった。急成長する事業を息子たちに引き継ぎ、1850年に社名をブルックス・ブラザーズに改め、ロゴにファインウールのシンボルであるゴールデンフリースを採用し今日に至る。

 ちなみにニューヨーク・タイムズの創刊は1851年、ニューヨークに初の地下鉄が開通したのは1904年、瓶詰のコカ・コーラが販売されたのが1894年であり、いかにブルックス・ブラザーズの歴史が古いかがわかる。

 1896年、ブルックス・ブラザーズの定番ポロカラー(ボタンダウン)シャツをブルックスの孫、ジョン・E・ブルックスが発表し、以降、アメリカントラッドの象徴となる。1900年代に入り、英国発祥のハリスツィード、サマーシーズンのレジャーウエアとしてのマドラス、シェトランドセーター、No.1サックスーツと名付けられた段返り3つボタン、ナチュラルショルダー、ダーツのないフロントのスーツが20世紀初頭から60年間、アメリカ東部のエリートビジネスマンの制服となり、アメリカントラッドとなった。

 そのスタイルが1960年代、石津謙介氏によりアイビー・スタイルとして日本に紹介され、VANの一大ブームが起こった。英国軍服であったレジメンタルタイの縞模様を反対にして、普段に着用できるレップタイと名付けて商品化。ブルックス・ブラザーズは1909年にはニューヨークから車で3時間半、ボストンから車で1時間半のニューポートに季節限定店をオープンしている。ゴールデンエイジと呼ばれた時代の富豪たちが豪華な別荘を競って建てた夏の別荘地である。現在でも有名な豪邸が現存し、立派な観光資源となっている。

 ブルックス・ブラザーズは1915年にグランド・セントラル・ステーションの完成後に現在も本店があるマディソン街346番地に移転。1917年から始まった第一次世界大戦で海外派遣される軍隊の軍服の準備に関わる。1920年代に『グレート・ギャツビー』の著者F・スコット・フィッツジェラルドが愛用し、ブルックス・ブラザーズは東部のエスタブリッシュメント(支配層)に浸透したブランドとして地位を確立してゆく。1935年にはシアサッカーのスーツをフロリダ州の高級別荘地のパームビーチから名をとり、パームビーチ・スーツとして紹介した。

2.戦後の発展と急激なビジネススタイルの変化

 第二次世界大戦のヤルタ会談でフランクリン・ルーズベルト米大統領が羽織る大型ケープは、ブルックス・ブラザーズ製であった。戦後すぐにブルックリンに注文服工場、隣のニュージャージー州のパターソンにメンズシャツ工場を新設し、1950~60年代にはアメリカの繁栄と共に業容は拡大していく。そして1979年、海外1号店として日本初の青山本店がオープンする。

 1980年にはノースキャロライナ州ガーランドにシャツ工場を新設。1998年にはノンアイロンシャツを発表。そして2001年9月11日の同時多発テロ事件後にイタリアの世界最大の眼鏡製造卸企業グループ、ルクソティカ・グループの御曹司クラウディオ・デル・ヴェッキオに買い取られた。彼は従来の経営手法を刷新し、2006年にはアメリカントラッドのシルエットに加え「リージェントフィット」や「ミラノフィット」を加えた。ほかにも、2007年に新進デザイナーのトム・ブラウンを迎え、ファッショナブルなトラディショナルライン「ブラック フリース バイ ブルックス・ブラザーズ」をスタートさせている。

 生産面でも2008年に70年の歴史ある製造会社を買収。2009年には最新設備の工場をマサチューセッツ州ハーバーヒルに建設。その後も「レッドフリース」のライン発表や弱いレディス部門のクリエイティブ・ディレクターにザック・ボーゼンを就任させて強化を図った。2018年には創業200周年を迎え、世界数カ所でランウエイショーとアーカイブ展を公開し、日本でも大きな話題を呼んだ。業界でもアメリカントラッドをベースに変容してゆくブルックス・ブラザーズには期待が寄せられていた。

 今回の破産申請には海外店舗は含まれていないが、海外法人であり昨年40周年を迎えたブルックス・ブラザーズ・ジャパンは、米国本社からの出資は60%で、残り40%はダイドーリミッテドが所有する。日本人のアメリカントラッド好きもあり、非常に健全な財務内容となっている。8月末にビルの再開発でクローズする青山本店に代わって、9月4日には表参道店を予定通りオープンさせる。海外約250店舗のうち約80店舗が日本で、世界で2番目の売上を誇る。すでに重衣料はダイドー側にて生産されており、事業継続には安心感はある。事件以前から国内でも10店舗の追加閉店、約60名の退職が発表された。原点に戻りアウトレット売上比率も含め姿勢を正す良い機会にしていただきたい。

 米国のブルックス・ブラザーズの買い手候補もすでに数グループあり、約250店を適正な規模に改めれば、再建の可能性は高い。このブランドがアメリカの象徴として蘇ることを熱望する。

まとめ“Crisis brings opportunity.”

 夢想と呼べる私見であるが、ブルックス・ブラザーズの敗因のひとつに、メンズの売上が80%を占めていたことが挙げられる。需要が縮小するスーツがその中心であったことも、売上減の最大の要因である。

 であるならば、重衣料の市場に弱くポートフォリオとして高級市場が欠けている超優良大企業と組み、世界最高の歴史と現代の素材開発力と最新マーケティング力をひとつにすれば世界で充分戦える。

 ニューヨークの旗艦店跡地に出店した企業との日米合作はどうだろうか。過去に検討されたバーニーズやグループ内の現海外ブランドよりはるかに価値とポテンシャルは大きく、新しいビジネススタイルの開発も可能であると著者は考える。

 そんな夢を見た真夏の夜であった。

(文=たかぎこういち/タカギ&アソシエイツ代表、東京モード学園講師)

フォロワー数を買うのは当然、リア充演出で多額借金…インフルエンサーの闇

 最近、小中学生女子のなかに「インフルエンサーになりたい」という子が出てきた。「有名で人気者になれるし、洋服とかただでもらえるんだって。写真を投稿するだけでいいなんて楽だよね」と言う。

 インフルエンサーとは、多くの人に対して影響力を与える人のことを指し、最近ではSNS上での発信を通じて情報発信することで購買を促進する「インフルエンサーマーケティング」も注目されている。すっかり憧れの存在となったインフルエンサーだが、実はさまざまな問題を抱えている。インフルエンサーが抱える問題について見ていきたい。

フォロワーを買うのは当たり前、影響力はお金に

「友だちがフォロワーを買っていたと思う」とある20代女性は言う。その友だちは読者モデルなどを務めたこともある女性で、今も企業にコスメなどをもらってInstagramに写真を投稿している。

「フォロワーは数千名いるけど、投稿への『いいね』が少ないし、フォロワーが外国人とか投稿なしの人も多くて」と、疑った理由を教えてくれた。「それから、フォロワーも急に増えた気がする」。その友だちが本当にフォロワーを買ったかどうかはわからないが、SNSのフォロワーは安価に購入できる。

 フォロワー販売サービスのほか、オークションサイト、Twitterでもフォロワーや「いいね」は当たり前のように売っている。販売するものは、Instagram、Twitter、TikTokなどのフォロワーや「いいね」、YouTubeの再生数など、さまざまなものが対象だ。フォロワー一人あたり5円程度の値段で売れ、オークションサイトを見るとすでに売れているものも多数ある状態だ。

 インフルエンサーの場合、試供品をもらったりイベントなどに招待される以外に、広告主である企業から謝礼を受け取ることも多い。受け取る謝礼は案件によっても変わるが、数万円から数十万円になることもある。

 影響力の指標の一つとされるのがフォロワー数だが、たとえばフォロワー数が1万人の大台に乗せると謝礼の額や仕事内容が変わるため、有料でもフォロワーを増やすことには意味があるのだ。

 アカウントは日本人のものだと高くなり、安価なものでは外国人ばかりのことが多い。実在アカウントが乗っ取られてフォローさせられているケース、架空のアカウントでフォローしているケースなどがある。

 しかし当然、Instagramなどでは規約でフォロワーの販売、購入は禁止されている。第三機関のサービスを使ってフォロワー獲得を図るとアカウントに規制がかかる可能性があり、買うべきではない。

対策として世界中で「いいね」数非表示に

 問題はそれだけではない。英国の王立公衆衛生協会の調査では、5つの主要なソーシャル・ネットワーキングサービスのなかで、Instagramが若者の心にもっとも有害なSNSとされた。自分を他人と比べて落ち込んだり、「いいね」数を競って危険行為に手を染めるユーザーがあとを絶たないため、批判を浴びたのだ。

 その結果、自分以外の「いいね」数は非表示とするテストが開始され、好評だったためテスト対象の国は拡大し続けている。フォロワー数や「いいね」数で競っていたインフルエンサーとしては非常にやりづらい状態となってしまった。

 なお、これまで「いいね」数非表示とした国では、フォロワー数と関係なく、インフルエンサーの「いいね」数が一律に減っているという。すべての国で、フォロワー数が5000人〜2万人のインフルエンサーは「いいね」が3〜15%も減少したのだ。ただし日本だけは結果が異なっている。フォロワー数が1000〜5000人と、10万〜100万のインフルエンサーは、このテスト以降「いいね」が約6%増えたのだ。逆にブラジルでは、インフルエンサーの「いいね」数が一番減少した。

 テスト対象は拡大しており、とうとう本国である米国でも「いいね」数非表示テストが始まっている。Instagramは、自分のいいと思うものに「いいね」をさせようとする原点回帰を狙っているのだ。今後運営会社は、インフルエンサーには新しい収益源を考えているという。

借金漬けになるインフルエンサーも

 インフルエンサーの問題は、その他にもある。インフルエンサーといえばキラキラしたリア充写真で知られるが、身の丈を超えて無理してまでそういう生活を装う人も少なくない。たとえばリゼッタ・カルヴェイロさんという女性は、インフルエンサーに憧れ、インスタ映えする服やグッズ、旅行などにお金をかける生活を3年間続けた結果、110万円の借金を背負うことになったという。

 日本でも、おしゃれなInstagram投稿で人気となったGENKINGさんが、月収20万円程度だったにもかかわらず、ローンを重ねて借金が1000万円に膨れ上がっていたことをのちに告白している。ブランド品を買っては撮影、投稿し、質屋に売ることを繰り返す生活をしていたというのだ。

 2018年には、吉本興業所属の人気漫才コンビ「ミキ」のツイートが、ステルスマーケティング、通称「ステマ」ではないかという疑惑が起きたこともある。「大好きな京都の町並み!!京都を愛する人なら誰でも,京都市を応援できるんやって!詳しくはここから!」とハッシュタグ「#京都市盛り上げ隊」「#京都国際映画祭2018」「#京都市ふるさと納税」を付けて、京都市のふるさと納税のページのURLとともにツイートしていた。

 このツイートは京都市から依頼されたもので、Twitterなどで20万人のフォロワーを持つタレントが2回ツイートする契約で、一回50万円、計100万円が支払われていた。明らかなPR投稿だったが、「PR」などの広告ということを示す表記は含まれていなかったことが問題視されたのだ。

 Instagramのキラキラしたリア充写真には多くの人が憧れを持つが、裏ではお金が支払われていたり、インフルエンサー自身が無理していたりすることも少なくない。誰にでも見られる媒体が失われつつあるなか、SNSでの発信力が宣伝として使われることはある意味当然といえるだろう。しかし、インフルエンサービジネスはまだまだ過渡期であり、問題が山積みだ。インフルエンサーの情報を受け取る側の我々のリテラシーが求められているのを忘れてはならないだろう。

(文=高橋暁子/ITジャーナリスト)

マスクを長時間着けているとシミが増える恐れ…withコロナ時代、マスクの正しい着用法

「マスクをしていると紫外線対策になりそうな気がするが、実は逆の作用があって、マスクの中が長時間湿気に満たされることで、肌がフヤけてバリア機能が落ち、炎症が起きやすくなります。そこにマスクが『擦れる』という物理刺激が加わると、さらに炎症が起きて、マスク着用に伴うシミ、肝斑が増えます」

 そう指摘するのは、東京・渋谷にあるアマソラクリニックの院長、細井龍医師である。出口の見えない“withコロナ”の日々にあって、マスクの着用は必須である。だが、感染拡大予防に有効であると同時に、皮膚へのダメージというマイナス面も併せ持つ。肌へのダメージを最小限に抑えるためにも、マスクについての正しい知識と対策が必要だ。

マスクの素材と機能

 マスクの素材は、“アベノマスク”のような「布」と、使い捨てのサージカルマスクに使用される「不織布」に大別される。布マスクでは綿が多く使用されるが、夏用のクールマスクなどにはポリエステル、キュプラ、麻などさまざまな繊維素材が使用されている。一方の不織布は、「織らない布状のもの」であり、ポリエステルなどの繊維を集積して熱や接着剤などの化学的処理によって繊維を接着またはからみ合わせた薄いシート状の布である。

「最近では、“機能性マスク”と呼ばれ、さまざまな特性を持つ不織布マスクが市場に出回っており、その機能のために施されたものが肌のトラブルを起こすこともあります」

 不織布マスクの機能は抗菌作用、抗ウイルス作用、消臭作用などである。抗菌作用は「銀イオン」を使ったものが多い。抗ウイルス作用のフィルターには、銀イオン、銅イオン、光チタンアバタイト、ヨード、天然ドロマイトなどが使用されているが、金属アレルギーなどが起きるケースもあるため、素材や施されている機能まで、よく確認してマスクを選んでほしい。

マスクによる蒸れと擦れ

 コロナ禍で外出時はもちろん仕事中もマスクが必須の今、マスクをつける時間は非常に長い。長時間、装着したままのマスクの中は蒸れて、雑菌が繁殖しやすくなる。蒸れた状態では毛穴が開き、そこに雑菌がたまり、肌の表面で雑菌が増殖してし、その結果、ニキビや吹き出物ができやすくなる。

 さらに、注意すべき点があるという。

「口腔内の唾液に含まれる雑菌がマスクに付着し繁殖するので、口腔ケアにも気を配ってほしいと思います」

 また、表情の変化、話す際の口元の動きによってマスクも動き肌を擦るため、角質層にダメージを与えるという。

「肌の同じ部位に継続的に刺激が加わると、炎症を起こしシミや肝斑をつくりやすくなります」

マスクのダメージを最小限にする方法

「こまめにマスク内の換気をすることと、長時間同じものを使用せず、取り替えて清潔に保つことが理想です」

 また、敏感肌や肌が弱い人は刺激の少ないシルク素材のマスクやマスクシートを利用するのもいいだろう。

 十分な保湿によって、肌のバリア機能を担う角質層を健康に保つことも大事だ。一部の専門家は新型コロナウイルスについて、今後も消滅しない可能性があるとの認識を示している。マスクの着用は常識となる。肌トラブルを起こさず、感染予防に努めていただきたい。
(文=吉澤恵理/薬剤師、医療ジャーナリスト)



吉澤恵理/薬剤師、医療ジャーナリスト
1969年12月25日福島県生まれ。1992年東北薬科大学卒業。薬物乱用防止の啓蒙活動、心の問題などにも取り組み、コラム執筆のほか、講演、セミナーなども行っている。

野菜生産が危機、重要な外国人実習生入国制限…米国産豚肉、輸入6割減で価格高騰

 新型コロナウイルスのパンデミックの下、今、日本にひたひたと食糧危機が迫ってきている。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で各国において大規模な移動制限と物流混乱が起こり、食料輸出国において自国の食料確保を優先するために食料の輸出制限措置が広がっている。

 その動きは5月1日現在、小麦ではウクライナ、北マケドニア、ユーラシア経済同盟、米ではベトナム、カンボジアなど15カ国に及んでいる。タイでは国内の供給不足に対応するために鶏卵の輸出を禁止した。4月1日にはFAO(国際連合食糧農業機関)とWHO(世界保健機関)、WTO(世界貿易機関)の事務局長が連名で、「食料品の入手可能性への懸念から輸出制限のうねりが起きて国際市場で食料品不足が起きかねない」と警告の声明を発表した。

 また、4月21日にはG20農相臨時会議が開かれ、「国際市場における食料価格の過剰な乱高下につながり、世界人口の大部分、特に食料安全保障が低い環境で生活している最も脆弱な人々の食料安全保障と栄養を脅かしかねない、いかなる不当な制限的措置も行われないよう注意する」との声明を採択した。

移動制限で農業労働者が確保できず

 他方、各国で行われているコロナ感染防止のための移動制限が、外国人労働者に大きく依存している欧米の農業に脅威を与えている。米国では、昨年25万人以上の外国人労働者が農業に従事していた。欧州でも旧東欧諸国からの労働者が農業に従事していた。英国では、東欧からの7〜8万人の労働者が農作物の収穫などに従事していたが、移動制限で不足し、畑の作物が腐ると警告されている。

 ドイツでも10万人の農業労働者が不足しているとされている。イタリアでは毎年、東欧諸国などからの約30万人の季節労働者が農作業に従事していたが、入国できず、食料生産が危機的となっているとされている。移動制限によって外国人労働者が農業に従事できなければ、欧米では作付けが、南半球のオーストラリアでは収穫作業が困難になりかねない。

 これだけではない。米国では食肉工場で新型コロナ感染が広がり、食肉工場が相次いで閉鎖され、食肉不足も懸念されている。現に米国の食肉工場の閉鎖で、日本への米国産豚肉の輸入量は60%減少し、米国産豚肉の価格が高騰している。

日本でも2400人もの外国人技能実習生が入国できず

 このような動きは日本でも発生している。現在、日本では農業の年間雇用労働者に占める外国人労働者の割合(2015年)は、茨城県34%、長野県18.8%、香川県17.8%とかなりの比率になっている。これらの県では野菜生産が主で、茨城県ではピーマン、白菜、チンゲン菜、長野県ではレタスなどの高原野菜、香川県ではブロッコリーなどの主産地となっており、外国人技能実習生によって生産が支えられていた。しかし、新型コロナの発生で、2400人もの外国人技能実習生が入国できず、産地の野菜生産に深刻な影響を与えている。

 現在、コロナ禍で閉鎖していたホテルや旅館、運送関係の従業員が臨時に農業生産に従事することによって最悪の事態は避けられているが、経済が回復するにつれ、こうした方々が本業に戻ることによって、夏以降の野菜生産が立ち行かなくなることが想定されている。

 さらに懸念されているのが、今年の秋から冬にかけて猛威を振るうことが恐れられているコロナの第2波による影響である。まだ、ワクチン開発・製造が間に合わないなかで、第2波は第1波より感染者数も死者数も上回ると想定されている。当然、世界の食料輸出制限措置は広がるとともに、農業労働者の確保もいっそう困難になり、食料生産は減産することになるであろう。

 まさに、食料自給率37%の日本に食糧危機が迫ってきているといえる。

(文=小倉正行/フリーライター)

60歳以降、公的年金と別に毎月5万円を確実に受け取る方法…入院時には一時金数十万円

 私の周りでは、将来、収入がゼロになり年金だけでは不足するからと、自分の死や残された生活費について真剣に考えるようになった人が増えています。

「少し前までは『元気なうちは働き続けるから老後もお金の心配はしなくて大丈夫』と思っていたのに……。もう仕事が見つからないだろう」と嘆くのは、都内在住のパート主婦、鈴木緑さん(58歳・仮名)です。夫は68歳で持病があり、もしも急に他界するようなことがあったら残された貯金で生活するしかありません。「新型コロナウイルスで私の事務のパートさえもなくなった。65歳くらいまでは仕事があるだろうと思っていた」とショックを隠せない様子です。

 緑さんは日本人女性の平均寿命87歳まで残り29年もあります。もう、仕事にはありつけないことを覚悟して、最低でも60歳からは毎月5万円受け取れる方法を考えなければなりません。特に65歳までの5年間、年金を受け取らない場合、10万円は必要です。

 将来、毎月5万円を10年間受け取るためには、以下の方法があります。

・自分で総額を貯金し口座から毎月引き出す

・個人年金保険などに加入して毎月受け取る

・孫や子どもがいれば学資保険に加入する

・駐車場や家を貸した家賃収入

・増える医療費を抑えるための損害保険

・家賃などを減らし節約する

 今回は「個人年金保険」と「医療費を抑えるための損害保険」についてとりあげてみます。

(1)60歳から70歳まで個人年金保険5万円を受け取る

 私の場合は60歳から70歳までの10年間、毎月5万円受け取るための個人年金保険に加入し、30代後半から毎月1万円を保険料として支払っています。保険料を受け取る時には税金を払う必要があるのですが、「保険料の払込期間が10年以上」「受け取り期間も60歳以上」で、「受け取り開始年齢が60歳以上」ですと個人年金保険料控除の対象になり、所得税で最⼤4万円、住⺠税で最⼤2万8000円の控除を受けることができます。保険会社によっては受け取り開始年齢の設定は、55歳から、60歳から、65歳から設定がありますが、60歳以降を選べば控除の対象になります。また、受け取り期間も10年ほどの確定年金で生涯受け取るように設定しないことです。

 最近の個人年金は、以前ほどお得な商品は見当たらなくなりましたが、クレジットカードを利用して払うことも可能ですのでポイントを貯めることもできます。

 それに、明治安田生命「年金かけはし」や住友生命「たのしみワンダフル」やJA年金共済「予定利率変動型年金共済 ライフロード」円建ては、若いときに契約していれば105%ほどの払戻率でお得です。全額を一括で払い込むなど早めに払い込んだ後、受け取り開始までの期間を据え置くことで、受取金額を増やす方法をとる保険会社も増えています。

 例えば明治安田生命年金かけはし」では、据置期間は1~5年の設定となっています。住友生命「たのしみワンダフル」のように年金を一回で全額受け取れる方法もありますが、その分、利率が低くなり払い込んだ金額より下回ることもあるので注意が必要です。また、契約時の年齢によっては据置期間を設定できないこともあります。JA年金共済「予定利率変動型年金共済 ライフロード」円建ては、予定利率が変動しますが、85歳まで加入でき、毎月の保険料が3000円からと少額からでも始められるので、途中解約が心配な方でも気軽にスタートできることが特徴です。

 保険加入が面倒なら、今から月5万円節約して貯金にまわすことです。もし5万円が無理なら、25年もあるので月2万円ずつでも貯められると25年もあるので600万円になり、60歳になってから自分の貯金口座から10年間5万円ずつ貯金から切り崩すことができます。円建てで10年間という期間限定ですと、支払った保険料よりも多く保険金を受け取れる可能性があります。ただし途中で解約すると損します。保険料払込期間中に解約した場合は、返戻金額はすでに払い込んだ保険料を下回ります。

 前出の緑さんは、リストラにあったことが将来の生活費について考えるきっかけになりましたが、なかにはすでに60代後半でも、まだまだ元気だからとアルバイトなどからの収入を生活費としてあてにしている人もいます。歳をとると「保険医療」関連の出費が若いときの1.39倍も増えます。これは、病気をしなくても健康維持・増進のためにビタミン剤や健康食品などの支出が増加するためです。高齢になると病気がちになり、その分、お金を使います。

(2)損害保険の一時金

 最近は入院日数が短期化しているのが特徴です。保険特約の入院一時金は2万円から5万円ほどが多いので、10万円以上の保険商品を選ぶことです。

 ただでさえ75歳以上になると急に医療費が増加します。そこで怪我や入院などの際の一時金が充分にあれば安心です。私の祖母も足を怪我したことから寝たきりの生活が20年続き、他界しました。高齢者はちょっとつまずいたり、怪我したことから寝たきりになることが多いものです。怪我した時に10~40万円の一時金が受け取れたら、少し余裕のある入院生活が送れます。

 例えば、AIG損害保険の「けがの保険(一時金支払い型)」では、50歳から99歳まで、毎月8000円ほどの保険料で、骨折の場合は一時金として10万円、長期入院一時金として20万円ほど受け取れます。怪我だけでなく高齢者に多い熱中症や食中毒も補償されます。

 損保ジャパンの障害総合保険「THE ケガの保険」では、69歳まで加入可能で、怪我による通院や日帰り入院、1000日までの入院を対象に補償します。怪我により要介護になった場合も補償され、個人賠償責任保険の補償もあります。「THE ケガの保険(まも~るプラン)」という70歳から89歳までを対象とするプランもあります。

 チューリッヒ保険会社シニア傷害保険チューリッヒ・ケアプラン」は65歳から79歳まで加入でき、100歳まで継続が可能です。月払い990円コースもあり、骨折時には一時金として5万円が受け取れ、また、手術費は最大12万円、家事代行サービス費用も補償してくれます。

 介護経験者や外科の医師は口をそろえて「怪我が命取り」だと言います。いつまでも若い気分でダンスクラブなどで飛び跳ねたり、赤信号なのに小走りで横断歩道を渡ろうとして転んだり、台風の時、わざわざ商店街に買い物に出かけて看板が倒れてきて、逃げ遅れて救急車で運ばれたりと、高齢者であるという意識がないために怪我をすることも多いものです。備えあれば患いなしです。

(文=柏木​理佳​/城西国際大学大学院准教授、生活経済ジャーナリスト)

藤田ニコル、みちょぱと“共演NG”になった衝撃の理由…絶縁理由を明かした芸能人3人

 6月12日放送の『A-Studio+』(TBS系)に出演した、モデルでタレントの藤田ニコル。ファンの間でも有名なみちょぱ(池田美優)との“絶縁事件”について、あらためて言及したが、視聴者の共感は得られなかったようだ。

 事件が起きたのは、ニコルが高校生のころ。撮影現場でみちょぱも含めたモデル仲間と、藤田考案のゲームに興じていたという。しかし、ニコルが罰ゲームで“スターバックスで全員におごる”ことになった際、外が大雨だったため彼女は拒否。みちょぱから「先輩もいらっしゃるし、言い出しっぺなんだから行きなよ」と説得されたものの、ニコルが大泣きして罰ゲームは実行されなかったという。

 その後、みちょぱと半年ほどしゃべらなかったと明かしたニコルに対して、ネット上ではツッコミが続出。「みちょぱはなんにも悪くないやん」「(ニコルが)単なるわがままっコwww」といった声が寄せられている。

 今回はニコルのように、絶縁理由を明かした芸能人をピックアップしよう。

岡村隆史(ナインティナイン)

 まずは中居正広と5年間も絶交していた岡村隆史(ナインティナイン)から。岡村が確執の理由を明かしたのは、2019年11月に放送された『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)でのこと。岡村によれば、過去に中居から「ごはん食べに行こう」と誘われたのだが、いざ店に入ると松本人志(ダウンタウン)が奥の座敷に座っていたという。

 当時、松本とのつき合いがなかったものの、大先輩と相席することになった岡村は、もちろん緊張。結局、1人早めに席を立つことになり、「わざと松本さんがいてるとこに連れてったんちゃうか」と、中居を疑いをもったという。“松本がいることを知っていた”と岡村が勝手に結論づけた結果、2人は5年間にわたって絶交することになった。なお、番組共演を経て2人は仲直りしており、中居は『金スマ』でのトーク中に、“松本がいることは知らなかった”と説明している。

吉村崇

 続いては村本大輔(ウーマンラッシュアワー)との因縁が話題を呼んだ吉村崇(平成ノブシコブシ)。絶縁状態にあった2人なのだが、2017年3月に放送された『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)で1年越しの共演が実現。吉村にとっては積もり積もったものがあったらしく、村本がなんでもテレビ番組で話してしまうことに苛立ちを覚えていたようだ。

 たとえば、沖縄へ営業に行った際、村本は吉村が女性を“お持ち帰り”する様子を話のネタに携帯電話で撮影。実は村本もクラブで女性とイチャイチャしていたが、吉村は村本から「それはちょっと言わないで」と口止めされたそう。「俺のことは言うけど、そっち(村本)のことは全部NG」とまくし立てる吉村に司会の明石家さんまが味方し、ネット上でも「そりゃ吉村さんから絶縁状をつきつけられるわ」「自分のことはネタにしないでって、芸人としてアリなの?」と吉村を支持する声が目立っていた。
(文=編集部)

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