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スタートアップのテレビ広告出稿をより簡単に!
インターネット広告の出稿には慣れているスタートアップ企業にとって、ある意味ハードルが高かったのが、テレビ広告です。
そこで、国内電通グループのDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するCARTA HOLDINGS(以下、CARTA)は電通と共同で、デジタル広告を買うような感覚でテレビ広告枠を購入できるサービス「PORTO tv」を開発しました。
CARTAは、インターネット広告のプラットフォームやメディア運営などを幅広く手掛けるVOYAGE GROUPと、電通グループのサイバー・コミュニケーションズ(CCI)が経営統合し、2019年に誕生した組織です。今回は、CARTAの会長であるVOYAGE GROUP創業者・CEOの宇佐美進典氏に「PORTO tv」の内容と目的を聞きました。

「初めてのテレビ出稿」のハードルを下げたい
VOYAGE GROUPでは、以前1度だけテレビ広告を打ったことがあります。ネットサービスの広告でしたが、実施した率直な感想は、「効果があったかどうかよく分からない」というものでした。
広告を打ったことにより、利用者数がある程度動いていることは把握できましたが、広告効果のデータ分析は2週間以上かかりました。インターネット広告なら翌日に効果測定ができてPDCAを回せるのに、これでは遅いと感じ、継続してテレビ広告を打とうとはなりませんでした。
初めてテレビ出稿をする広告主として、テレビ広告は、企画や制作、放送枠の獲得や効果検証など、多くの費用や労力が必要でした。また、私自身も実際に経験したように、効果指標が複雑で配信実績の可視化までに時間がかかるため、リアルタイムでの比較や最適化がしにくく、費用対効果が不透明という課題もありました。これではテレビ広告は敬遠され、インターネット広告の出稿だけを考える広告主も多いことでしょう。
私はVOYAGE GROUPを経営する中で、デジタル広告のプラットフォームを長年運営し、デジタル広告の良さも悪さもよく理解しています。そんな私から見てテレビ広告は、ある一定時期に同じメッセージを繰り返し生活者に届け、ニーズを喚起したり、商品やサービスを購入したいと思わせたり、潜在的な部分に訴える力があります。また、ブランド認知やイメージ醸成にも寄与します。加えてテレビ広告は、番組間に広告が入るという、長年、生活者に受け入れられてきたフォーマットも秀逸です。
また、電通のラジオテレビ局と議論していく中で、テレビ広告にデジタル広告のエッセンスを加えていけば、実はテレビ広告もデジタル広告のようにPDCAを回すことができ、効果を即座に可視化することも可能だということが分かりました。
こういったサービスをプラットフォーム化することで、商品やサービスへの態度変容を促すのに有効なテレビ広告を、もっと気軽に利用してもらえないだろうか?
そこでCARTAと電通の共同サービスとして、広告主が抱える問題を解消し、出稿のハードルを下げるべく「PORTO tv」をリリースしました。
「PORTO tv」は、テレビ出稿用のプラットフォーム
CARTAは、ブランド広告主向けの統合マーケティングプラットフォーム「PORTO」を2019年に開発。これまでに「PORTO」内において、radikoやSpotifyといったオーディオメディアに音声広告を配信したり、DOOH広告(Digital Out of Home:デジタル屋外広告)を配信したりするための機能をリリースしてきました。
「PORTO tv」は、テレビにフォーカスした「PORTO」のフォーマットのひとつです。テレビ広告枠の購入や広告制作の発注などを、従来のデジタル広告のようにネット上で行えます。本サービスのターゲットは、主にスタートアップなど、これまでテレビ広告になじみがない企業です。今までインターネットの運用型広告を行ってきた企業にとっては、出稿のシステムが似ているのでなじみやすいのではないかと思います。
電通が保有する日本最大級のテレビ広告に関わるアセットをフル活用し、「このエリアでこのくらいの予算をかけるとこのような効果が見込める」といった、出稿前の広告効果シミュレーションをかなり詳しくできますし、オンエア後はレポーティングツールにより、最短で広告配信翌日には配信実績を把握することが可能です。
事前のシミュレーションデータと比較しながら、AIによるチューニングで、さらなる最適化を図ることもできます。出稿した結果を踏まえ、次はどういうキャンペーンを行えばいいか、どのように出稿するのかイメージできる形にしていきます。
また、単なるテレビ広告枠の購入ツールというだけではなく、同一のインターフェース上でテレビ広告制作の発注も行えるのが大きな特徴です。Kaizen PlatformやCrevoなど、さまざまなクリエイティブパートナーと連携し、ニーズに合った広告制作が行えます。もちろん、出稿する広告主や配信する広告に対するテレビ局などの考査はこれまで通り行われるので、広告の倫理性は担保されます。
「PORTO tv」は、基本的に広告主が自ら操作できるインターフェースを提供するサービスですが、運用に当たっては広告主に丸投げするのではなく、CARTAがサポートします。適切なプランニングから広告クリエイティブ制作、PDCA運用に至るまで、デジタル技術を交えながら、企業ごとに最適なソリューションを提供します。

目指すのは、マス広告とインターネット広告の融合
CARTAが「PORTO tv」に取り組む大きな目的のひとつは、テレビ広告とインターネット広告の統合的なプラットフォームをつくっていくことです。
「PORTO tv」では、マーケティング上のPDCAをうまく回すための、レポーティング機能を重視しています。テレビ広告のいろいろな指標を可視化することで、適切なタイミングで広告予算を増やすなど、経営者の方の迅速な意思決定をサポートできるようになっていくのが理想です。
また、長期的にはテレビ広告だけで完結するのではなく、インターネット広告とどうつながるかは重要な視点です。マスとデジタルにまたがった統合プランニングや、統合PDCAをうまく回せるようなプラットフォームへと「PORTO」を育てていきたいのです。
今後は、Premiumインストリーム、Premiumオーディオ、Premium DOOHといったデジタル広告購入のサービスと、「PORTO tv」を組み合わせていくことも視野に入れています。現在、PORTOのプラットフォーム上でデジタル広告のみを実施している広告主にも、「PORTO tv」があることでテレビ出稿を検討するようになっていただければと思います。
インターネット広告も、昔は大手のポータルサイトに出稿するには1000万円単位の予算がかかり、気軽に広告は出せませんでした。しかし運用型広告が出てきて、それこそ予算が1000円からでも広告を出せるようになり、新しい広告主が増えて、市場も拡大していきました。テレビ広告も従来よりも少ない予算で、よりターゲットを絞った形で広告を出せるような仕組みを「PORTO tv」でつくっていくことが、新しい需要喚起につながります。
今後は、広告主にサービスを提供していく中で、さまざまな要望の声を開発にフィードバックしていき、どんどんサービスを改善し続けていきたい。それによってより満足度の高いサービスに進化させていきます。
「PORTO tv」のリリースを機に、多くの広告主にテレビ広告の価値に気づいてもらい、テレビ広告市場の拡大を図りたいと考えています。
醤油屋が、マーケティングを語ってもいいですか?
「オリジナリティー」を持つ“元気な会社”のヒミツを、電通「カンパニーデザイン」チームが探りにゆく本連載。第3回は、岐阜県の醤油メーカー「山川醸造」です。
岐阜市長良葵町に「たまりや」というのれんを構える昭和18年創業の醤油メーカー、山川醸造。清流長良川の伏流水を使い、杉桶で美濃の伝統的な豆味噌とたまり醤油を醸造、販売している醤油蔵が、アイスクリーム専用醤油や、醤油ふりかけなどの加工品で次々とヒットを飛ばしている。「本物は、うまい」という信念の下、蔵人が手間を惜しまず、自然の気候と共に作り上げた味をぜひ、多くの方に味わっていただきたい、と3代目の晃生氏は胸を張る。
山川社長は、おそろしいほどフラットな人物だ。なじみの営業マンからご近所の主婦、そして心の師匠まで、人の意見に熱心に耳を傾ける。チャンスと感じたら、すぐやってみる。そこに頭でっかちな前例主義はない。
「もちろん、たまり醤油に対するこだわりはありますよ。でも、それってお客さんにとっては関係のないことですよね。うちが提供しているのは、醤油じゃなくて、幸せな食卓をつくることなんですから」。木桶仕込みの醤油のシェアは、全国で1%程度。そんなこだわりの醤油を作る会社の社長が、さらりとこんなことを言うのだ。その話だけで、僕はもうワクワクしてしまった。
あたりまえのことを、あたりまえにやることが一番むずかしい。山川社長は、伝統にも革新にもとらわれることなく、ただただおいしい食卓に向かって、まっすぐに進んでいる。そんな山川社長のお話は、学ぶべきことだらけだった。
文責:電通 第1統合ソリューション局 前田星平
なによりも大事なのは、商品開発力
「わが社は、実働9人くらいの、いわば『家族経営』の小さな会社です。主力商品は、たまりといわれる美濃伝統の、クセの強い、風味豊かな醤油です」と語る山川社長。でも、そのクセのある、というところが、いわゆるマーケティング的にはとても大きな壁だったのだそう。地方独特の風味が、東京のオシャレな店では受けない。甘口醤油が一般的な九州でも不評。もちろん、薄味が好まれる関西では論外の扱いだった。
醤油メーカーとしては後発で、しかも扱っているのが「たまり」という、当時、全国区では通用しない商品。「以前はBtoBの商売がほぼ100%を占めていたのですが、おやおや?この市場、どんどん先細っているぞ、ということにあるとき気づいたんです」。そのとき、愚直に「調味料」だけを作っていたのではいけないのだな。「売れる商品」をつくらなければ、と思ったのだと言う。
「私は元々、創造力に溢れたアイデアマンでもなんでもないし、経営学をマスターしているわけでもない。大学なんて、4年間、遊びに行っていたようなものですから(笑)」。作っているものの品質には、自信がある。でも、その作っているものは「豆味噌」と「たまり」だけ。さて、どうしようか、と考えたときに思いついたのが「手のひらに乗っけて、おいしく食べられる商品」を、たまり醤油で何か作れないか?ということだった。
一番の「弱み」こそが、一番の「強み」になる
山川社長がまず取り組んだのは、どうしたら「たまり醤油」が主役になれるのだろう?ということを徹底的に考えることだったのだという。最初に挑戦したのは、醤油ゴマ。この醤油ゴマ、一般的な醤油の賞味期限が2年ほどあるのに対して、わずか半年。なかなか勇気のいる挑戦だった。
ところが、この醤油ゴマが全国的なヒット商品となる。東海地方でしか消費されない、評価されない、いわば「弱み」と思っていた味が、全国で通用する「強み」になり得る、という手応えを感じた。「そこから、たまごかけごはんのたれ、アイスクリームにかける醤油、といった具合にラインナップを増やしていきました」
みたらし団子のように、甘いものとしょっぱいものって、意外と相性がいいもの。ああ、これはイケるぞ、と思ってメーカーに相談に行ったところ、かなりの数のロットがないと製品化は難しい、と言われたのだそう。「ああ、やっぱりダメだったか、とあきらめかけたのですが『じゃあ、アイスにかけるため専用のたまりをつくればいいじゃないか!』と発想を変えたんですね」
山川社長によると、アイスに限らず、料理とは「完成されたものがうまいかどうか」で価値が決まるものであって、たまりそのもので勝負していても意味がない。とにかく、アイスに合うたまりをつくってやろうと、水飴を加えたり、みりんとか、だしとか、あらゆるものを調合してみた。「若い女性に受け入れてもらえるほんのりとした、でも濃厚でクセになる甘さをどう演出するかなど、必死で考えました」
生醤油ではハードルになっていた「たまりのクセの強さ」が、加工品に形を変えた途端、唯一無二のおいしさの秘密として武器になる。その経験から山川醸造では、本当に醤油屋さんですか?と驚かれるほどの多彩な商品をラインアップするようになっていく。
とはいえ、「主役」を張れなければ、生き残れない
山川社長が面白い、と指摘するのは「文句を言う人がお客さんになるとは限らない」ということ。長年付き合いのある取引先やベテランの社員は、大切なパートナーであるものの、新規の顧客にはならない。なので、新しい味に敏感な若い世代、特に女性の意見に積極的に耳を傾けた。その結果、ジャムやシロップのように、アイスクリームにどばっとかけておいしい「たまり」を、1年ほどの試行錯誤の末、作り上げた。
とはいうものの、「主役」を張れるような商品を生み出せなければ、しょせん下請けのメーカーにすぎない。「日本酒で言うなら『あのブランドの、純米大吟醸』みたいな商品が世の中に認められない限り、岐阜の名もなき醤油メーカーです。『ふりかける醤油』というヒット商品も、そうした発想から生まれました」。
これまで家畜の飼料にするしかなかった醤油のカスを、山形に送って「醤油味の塩」にしてもらうという発想。なんだか、本末転倒のような気もするものの、これが受けた。それまでにもあった粉末の醤油ではなく、「醤油味の塩」。それも、たまり醤油味の。まさに、コロンブスの卵のような発想だ。
良いものが売れる、とは限らない
山川社長が心の師匠と仰ぐ人の言葉を、二つ、紹介してくれた。
「伝統や文化を振りかざしてモノを売ろうとするのは、メーカーのおごりでしかない」
「キミは、まんじゅうを食べたことはあるの?」
まんじゅうの話はどういうことなのですか?と尋ねると、要するに、子どもの頃に食べたまんじゅうと、今売られているまんじゅう、何か違うと思わない?ということなのだそう。そういえば、昔のまんじゅうは砂糖コテコテだったけど、今のまんじゅうはクリーミーな気がします。と答えたところ「それが、消費者ニーズというものじゃないの?」と、ズバリと刺され、心に響く言葉となった。
「学ぶとは、まねることなんだということも、同時に気づかされました」。いきなり「我流」を突っ走っても、迷走するだけ。とりあえず、100%徹底的に真似してみる。これが、山川社長流の極意だ。今は山川醸造の名物となっている「蔵開放イベント」も、元々はとある酒蔵の取り組みにヒントをもらったものだと言う。「まねているうちに、だんだん『自分流』が見えてくる。まねたものを、アレンジしていくこと。それが、クリエイティブなことだと思いますね」
伝統は守り抜く。でも、固執はしない
山川社長の娘で4代目となる華奈子さんは、こう言う。「伝統に固執せずに、なにか新しいことができないかというチャレンジを常にしているところが、山川醸造の強みなのかもしれません」と。それは、ネットを使った「蔵見学」の企画はもちろん、商品のパッケージひとつにも表れている。「食卓に置かれた時に、ごちゃごちゃした印象にならず、でも、どこかウキウキする」そんなデザインを追求しているのだそう。
「その意味では、父も母も、そして私も、伝統を守りつつも、これまでにない楽しいこと提供できないか、ということを諦めていないんだと思います」。お客さまとの距離がまた一つ縮まったな、と感じられた瞬間が、ものすごくうれしい。そう語る華奈子さんの表情は、とても無邪気で、優しいものだった。
山川醸造が営む「たまりや」のホームページは、こちら。

「オリジナリティー」を持つ“元気な会社”のヒミツを、電通「カンパニーデザイン」チームが探りにゆく連載のシーズン2。第3回は、醤油メーカー「山川醸造」をご紹介しました。
Season1の連載は、こちら。
「カンパニーデザイン」プロジェクトサイトは、こちら。
(編集後記)
山川社長の表情は、どこまでも穏やかだ。「もうけてやろう」「成功してやろう」といったものが、どこにも感じられない。社員やお客さま、そして家族に「楽しいね」と言ってもらうために、自分にはいったい何ができるんだろう?そんなことを、毎日考えている人なんだろうな、という印象だった。
そのためには「接点を持つこと」が大切なのだ、と山川社長は言う。広告業界のワードで言えば「コンタクトポイント」ということだ。接点を持つためには、ネットでも、SNSでも積極的に利用する。クラウドファンディングも、ブログも、一から勉強した。もうけるためではない。つながりたい一心で、おいしいものをより多くの人に知ってもらいたいというその思いで、マウスを握り、キーボードを叩くのだ。
リモート取材の日、期せずして「白い衣装」で画面に現れた山川親子に、どうして今日はお二人とも白いお召し物なのですか?と尋ねてみた。さあ、どうしてなのでしょう?と、照れながら顔を見合わせるお二人に、とてつもない絆の強さのようなものを感じた。
醤油屋が、マーケティングを語ってもいいですか?
「オリジナリティー」を持つ“元気な会社”のヒミツを、電通「カンパニーデザイン」チームが探りにゆく本連載。第3回は、岐阜県の醤油メーカー「山川醸造」です。
岐阜市長良葵町に「たまりや」というのれんを構える昭和18年創業の醤油メーカー、山川醸造。清流長良川の伏流水を使い、杉桶で美濃の伝統的な豆味噌とたまり醤油を醸造、販売している醤油蔵が、アイスクリーム専用醤油や、醤油ふりかけなどの加工品で次々とヒットを飛ばしている。「本物は、うまい」という信念の下、蔵人が手間を惜しまず、自然の気候と共に作り上げた味をぜひ、多くの方に味わっていただきたい、と3代目の晃生氏は胸を張る。
山川社長は、おそろしいほどフラットな人物だ。なじみの営業マンからご近所の主婦、そして心の師匠まで、人の意見に熱心に耳を傾ける。チャンスと感じたら、すぐやってみる。そこに頭でっかちな前例主義はない。
「もちろん、たまり醤油に対するこだわりはありますよ。でも、それってお客さんにとっては関係のないことですよね。うちが提供しているのは、醤油じゃなくて、幸せな食卓をつくることなんですから」。木桶仕込みの醤油のシェアは、全国で1%程度。そんなこだわりの醤油を作る会社の社長が、さらりとこんなことを言うのだ。その話だけで、僕はもうワクワクしてしまった。
あたりまえのことを、あたりまえにやることが一番むずかしい。山川社長は、伝統にも革新にもとらわれることなく、ただただおいしい食卓に向かって、まっすぐに進んでいる。そんな山川社長のお話は、学ぶべきことだらけだった。
文責:電通 第1統合ソリューション局 前田星平
なによりも大事なのは、商品開発力
「わが社は、実働9人くらいの、いわば『家族経営』の小さな会社です。主力商品は、たまりといわれる美濃伝統の、クセの強い、風味豊かな醤油です」と語る山川社長。でも、そのクセのある、というところが、いわゆるマーケティング的にはとても大きな壁だったのだそう。地方独特の風味が、東京のオシャレな店では受けない。甘口醤油が一般的な九州でも不評。もちろん、薄味が好まれる関西では論外の扱いだった。
醤油メーカーとしては後発で、しかも扱っているのが「たまり」という、当時、全国区では通用しない商品。「以前はBtoBの商売がほぼ100%を占めていたのですが、おやおや?この市場、どんどん先細っているぞ、ということにあるとき気づいたんです」。そのとき、愚直に「調味料」だけを作っていたのではいけないのだな。「売れる商品」をつくらなければ、と思ったのだと言う。
「私は元々、創造力に溢れたアイデアマンでもなんでもないし、経営学をマスターしているわけでもない。大学なんて、4年間、遊びに行っていたようなものですから(笑)」。作っているものの品質には、自信がある。でも、その作っているものは「豆味噌」と「たまり」だけ。さて、どうしようか、と考えたときに思いついたのが「手のひらに乗っけて、おいしく食べられる商品」を、たまり醤油で何か作れないか?ということだった。
一番の「弱み」こそが、一番の「強み」になる
山川社長がまず取り組んだのは、どうしたら「たまり醤油」が主役になれるのだろう?ということを徹底的に考えることだったのだという。最初に挑戦したのは、醤油ゴマ。この醤油ゴマ、一般的な醤油の賞味期限が2年ほどあるのに対して、わずか半年。なかなか勇気のいる挑戦だった。
ところが、この醤油ゴマが全国的なヒット商品となる。東海地方でしか消費されない、評価されない、いわば「弱み」と思っていた味が、全国で通用する「強み」になり得る、という手応えを感じた。「そこから、たまごかけごはんのたれ、アイスクリームにかける醤油、といった具合にラインナップを増やしていきました」
みたらし団子のように、甘いものとしょっぱいものって、意外と相性がいいもの。ああ、これはイケるぞ、と思ってメーカーに相談に行ったところ、かなりの数のロットがないと製品化は難しい、と言われたのだそう。「ああ、やっぱりダメだったか、とあきらめかけたのですが『じゃあ、アイスにかけるため専用のたまりをつくればいいじゃないか!』と発想を変えたんですね」
山川社長によると、アイスに限らず、料理とは「完成されたものがうまいかどうか」で価値が決まるものであって、たまりそのもので勝負していても意味がない。とにかく、アイスに合うたまりをつくってやろうと、水飴を加えたり、みりんとか、だしとか、あらゆるものを調合してみた。「若い女性に受け入れてもらえるほんのりとした、でも濃厚でクセになる甘さをどう演出するかなど、必死で考えました」
生醤油ではハードルになっていた「たまりのクセの強さ」が、加工品に形を変えた途端、唯一無二のおいしさの秘密として武器になる。その経験から山川醸造では、本当に醤油屋さんですか?と驚かれるほどの多彩な商品をラインアップするようになっていく。
とはいえ、「主役」を張れなければ、生き残れない
山川社長が面白い、と指摘するのは「文句を言う人がお客さんになるとは限らない」ということ。長年付き合いのある取引先やベテランの社員は、大切なパートナーであるものの、新規の顧客にはならない。なので、新しい味に敏感な若い世代、特に女性の意見に積極的に耳を傾けた。その結果、ジャムやシロップのように、アイスクリームにどばっとかけておいしい「たまり」を、1年ほどの試行錯誤の末、作り上げた。
とはいうものの、「主役」を張れるような商品を生み出せなければ、しょせん下請けのメーカーにすぎない。「日本酒で言うなら『あのブランドの、純米大吟醸』みたいな商品が世の中に認められない限り、岐阜の名もなき醤油メーカーです。『ふりかける醤油』というヒット商品も、そうした発想から生まれました」。
これまで家畜の飼料にするしかなかった醤油のカスを、山形に送って「醤油味の塩」にしてもらうという発想。なんだか、本末転倒のような気もするものの、これが受けた。それまでにもあった粉末の醤油ではなく、「醤油味の塩」。それも、たまり醤油味の。まさに、コロンブスの卵のような発想だ。
良いものが売れる、とは限らない
山川社長が心の師匠と仰ぐ人の言葉を、二つ、紹介してくれた。
「伝統や文化を振りかざしてモノを売ろうとするのは、メーカーのおごりでしかない」
「キミは、まんじゅうを食べたことはあるの?」
まんじゅうの話はどういうことなのですか?と尋ねると、要するに、子どもの頃に食べたまんじゅうと、今売られているまんじゅう、何か違うと思わない?ということなのだそう。そういえば、昔のまんじゅうは砂糖コテコテだったけど、今のまんじゅうはクリーミーな気がします。と答えたところ「それが、消費者ニーズというものじゃないの?」と、ズバリと刺され、心に響く言葉となった。
「学ぶとは、まねることなんだということも、同時に気づかされました」。いきなり「我流」を突っ走っても、迷走するだけ。とりあえず、100%徹底的に真似してみる。これが、山川社長流の極意だ。今は山川醸造の名物となっている「蔵開放イベント」も、元々はとある酒蔵の取り組みにヒントをもらったものだと言う。「まねているうちに、だんだん『自分流』が見えてくる。まねたものを、アレンジしていくこと。それが、クリエイティブなことだと思いますね」
伝統は守り抜く。でも、固執はしない
山川社長の娘で4代目となる華奈子さんは、こう言う。「伝統に固執せずに、なにか新しいことができないかというチャレンジを常にしているところが、山川醸造の強みなのかもしれません」と。それは、ネットを使った「蔵見学」の企画はもちろん、商品のパッケージひとつにも表れている。「食卓に置かれた時に、ごちゃごちゃした印象にならず、でも、どこかウキウキする」そんなデザインを追求しているのだそう。
「その意味では、父も母も、そして私も、伝統を守りつつも、これまでにない楽しいこと提供できないか、ということを諦めていないんだと思います」。お客さまとの距離がまた一つ縮まったな、と感じられた瞬間が、ものすごくうれしい。そう語る華奈子さんの表情は、とても無邪気で、優しいものだった。
山川醸造が営む「たまりや」のホームページは、こちら。

「オリジナリティー」を持つ“元気な会社”のヒミツを、電通「カンパニーデザイン」チームが探りにゆく連載のシーズン2。第3回は、醤油メーカー「山川醸造」をご紹介しました。
Season1の連載は、こちら。
「カンパニーデザイン」プロジェクトサイトは、こちら。
(編集後記)
山川社長の表情は、どこまでも穏やかだ。「もうけてやろう」「成功してやろう」といったものが、どこにも感じられない。社員やお客さま、そして家族に「楽しいね」と言ってもらうために、自分にはいったい何ができるんだろう?そんなことを、毎日考えている人なんだろうな、という印象だった。
そのためには「接点を持つこと」が大切なのだ、と山川社長は言う。広告業界のワードで言えば「コンタクトポイント」ということだ。接点を持つためには、ネットでも、SNSでも積極的に利用する。クラウドファンディングも、ブログも、一から勉強した。もうけるためではない。つながりたい一心で、おいしいものをより多くの人に知ってもらいたいというその思いで、マウスを握り、キーボードを叩くのだ。
リモート取材の日、期せずして「白い衣装」で画面に現れた山川親子に、どうして今日はお二人とも白いお召し物なのですか?と尋ねてみた。さあ、どうしてなのでしょう?と、照れながら顔を見合わせるお二人に、とてつもない絆の強さのようなものを感じた。
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JRA稀代の快速馬サイレンススズカも撃破! 競馬の神様も本命に推したアノ菊花賞馬が永眠
31日、1997年の菊花賞(G1)を制したマチカネフクキタルが、けい養先である山梨県の小須田牧場で亡くなったことが分かった。公益財団法人ジャパン・スタッドブック・インターナショナルが発表した。
オールドファンには懐かしいマチカネ軍団で唯一のG1勝ち馬がフクキタルである。同馬とセットで有名なワラウカドやマチカネタンホイザなど、多数の活躍馬を送り出した故・細川益男氏(さん)がオーナーだった。
マチカネフクキタルが活躍したこの年のクラシックはサニーブライアンが皐月賞(G1)、日本ダービー(G1)を優勝して二冠を達成。同世代にはメジロブライト、シルクジャスティス、サイレンススズカなどの個性豊かなライバルがいた。
後の菊花賞を勝つことになるマチカネフクキタルだが、春のクラシックシーズンは一介の穴馬に過ぎなかった。世代トップクラスの評価を受けていたメジロブライトやサニーブライアンらに比べると地味な存在だったといえるだろう。プリンシパルS(OP)で2着に食い込んで、何とか出走した日本ダービーは、11番人気で7着に終わった。
頭角を現したのはさくらんぼS(900万下・当時)を楽勝して臨んだ神戸新聞杯(G2)だろう。1番人気に支持されたサイレンスズスカの作り出したハイペースを直線最後方から一気に差し切った。
この勝利を評価された京都新聞杯(G2)では、春当時は雲の上の存在だったメジロブライトから1番人気の座を奪い取ることにも成功。夏の上がり馬は3連勝で最後の1冠となる菊花賞へと歩を進めた。
だが、スピード重視の近代競馬とは違って、当時はまだまだ長距離戦でステイヤーが幅を利かせていた時代である。マチカネフクキタルの父クリスタルグリッターズは短距離志向が強かった上に、スピード色の強い母系も嫌われて3番人気の評価にとどまった。
そんななかで距離不安説を真っ向から否定したのが、競馬の神様といわれた故・大川慶次郎氏(さん)だ。多くの競馬記者やTMが距離不安を唱えた中で敢然と本命を打ち、マチカネフクキタルも大川氏の期待に応えて見事に優勝。長距離の申し子リアルシャダイ産駒ダイワオーシュウを上がり3ハロン最速の末脚で2着に退け、スピードでステイヤーを圧倒してみせた。
「当時はまだレース体系が現在ほど明確に分かれていなかっただけに、マチカネフクキタルの菊花賞勝利は強烈なインパクトを残しました。
また、大御所であるにもかかわらず、先入観に捉われなかった予想もさすが競馬の神様といえる予想でした。オッズを左右するほどの影響力を持った予想家は、後にも先にも大川先生くらいだったかもしれません」(競馬記者)
近年はスピード競馬が全盛の時代ともいわれ、かつてに比べてトップクラスの馬が長距離レースを避ける傾向が強くなっている。
短距離血統だったマチカネフクキタルが菊花賞を制したことは、スピード重視の時代の幕開けを告げる象徴だったのかもしれない。
JRAエリザベス女王杯(G1)に電撃参戦!? 「最強3歳牝馬」デアリングタクト最大のライバルはあのディープインパクト産駒か
30日、イギリスのグッドウッド競馬場で行われたナッソーS(G1)はディープインパクト産駒のファンシーブルー(牝3歳、愛・D.オブライエン厩舎)が優勝。連覇に挑んだ日本馬ディアドラは最下位の7着に敗れた。
ファンシーブルーは仏オークス(G1)に続くG1・2勝目となり、父ディープインパクトの命日にイギリスから天国に勝利を捧げた。
2番手からレースを進めたファンシーブルー。逃げた1番人気マジックワンドが5着に沈んだことからも、先行馬にとって厳しい流れだった。だが、追い込んできたワンボイスの追撃を振り切って、押し切り勝ち。2着とは「クビ差」だが、着差以上に強い内容での勝利といえるだろう。
レース後、D.オブライエン調教師は次走について、9月に行われるメイトロンS(G1)か愛チャンピオンS(G1)のどちらかと明かした。その後はオペラ賞(G1)か凱旋門賞(G1)を予定しているという。
そして最も驚くのが、3走目の予定だ。D.オブライエン調教師は「ブリーダーズカップ(G1)か日本のエリザベス女王杯(G1)。賞金が高いし、仏オークス馬が勝てばボーナスが付くからね」と話しているのだ。
現状、参戦の可能性はわずかかもしれないが、ディープインパクト産駒の欧州G1馬がエリザベス女王杯参戦となれば盛り上がることは間違いない。日本は今、無敗の2冠馬デアリングタクトをはじめ、ラッキーライラック、クロノジェネシス、アーモンドアイなど牝馬全盛時代である。もし、ファンシーブルーがエリザベス女王杯に出走してくるようであれば、いずれかの馬が迎え撃つことになるだろう。
「ファンシーブルーは欧州馬ですが、ディープインパクト産駒ということで日本の馬場にマッチする可能性は高そうです。今年のエリザベス女王杯は京都の改修工事の影響で、阪神で代替え開催となります。もし、この対決が実現したら、ディープインパクト亡き後の伝説の一戦として語り継がれるかもしれませんね」(競馬記者)
楽しみなレースとなりそうだが、欧州馬のエリザベス女王杯参戦と言えば、日本馬にとって苦い記憶がある。
2010年のエリザベス女王杯は、同年に牝馬3冠を達成したアパパネが1番人気に支持された。その一方、イギリスから参戦した英・愛オークス馬のスノーフェアリーは4番人気に甘んじた。
だが、蓋を開けてみるとスノーフェアリーの「4馬身差」の圧勝に終わった。日本の3冠牝馬はなすすべなく、世界の壁に跳ね返されてしまったのだ。その翌年もスノーフェアリーは来日し、エリザベス女王杯の2連覇を達成。外国馬による日本の平地G1連覇は、後にも先にもこの1頭だけである。
奇しくも、今年はデアリングタクトが3冠牝馬に挑戦しようとしている。もし、3冠牝馬としてエリザベス女王杯に参戦したところにファンシーブルーが来日するとなれば、“10年前の弔い合戦”となるだろう。
デアリングタクトに立ちはだかるのは国内のライバルではなく、海外のディープインパクト産駒になるかもしれない。
パチンコ『北斗の拳』シリーズ「連チャン性(確変95%)」!?「斬新システム」を搭載した「特殊スペック」マシン!!
天丼って必ず1つ余計なものが入っているから困る。まあ主にてんや限定の話なのだが。ワンコインで食べられる定石のノーマル天丼なら白身魚、大人になって旨さがわかってきた野菜天丼だとかぼちゃかさつまいも。どっちかでええやん。
じゃあ何食うんだよ、嫌なら行かなければいいだろとおかんむりの方もいるだろうが、町男は海老と貝柱のかき揚げ丼一択なのである。ところがこのメニュー、店によってあったりなかったりするので、ふらっと出向いてなかった時がしんどい。
妥協の産物でオールスター天丼などを食すのだが、この時の敗北感といったらないのである。ところが、一時、全店舗で販売終了してしまって天丼迷子になっていた。
で、しばらくしてようやく復活したと思ったら創業31周年を迎えるにあたりメニューを一部改定するとかで、再び販売終了の憂き目に。てんやの経営者は何もわかっていない。二度と来ないからね! 今度合うときは法廷よ!
さて、『ぱちんこCR蒼天の拳 天羅』である。本機は特殊なスペックを搭載した新規格の連チャン機でこれまでの蒼天シリーズとは一線を画し、その基本性能は大当り確率約1/150で次回まで(電サポ1万回転)継続する確変が95%ループするという破格の設定となっている。
ただ、すべてを額面どおりに受け取ることはできない。まず、確変には6回のリミッターが搭載されているので、厳密な1回の連チャン性能は抑止されている。また、ヘソ抽選時はその多くが電サポなしの確変、つまり潜確となってしまうのである。
したがって、本機の連チャンポイントは2つ。とにかくヘソ抽選で電サポモードを早く引き当てる。通常確率時のヘソ抽選による電サポ付き確変は28.4%の割合、高確率時のヘソ抽選では22.4%となかなかの壁である。
ただ、これは5%の通常大当りを除外していて、通常大当りはどちらの場合も100回転の時短が付加され、その引き戻し率は約48.8%とかなり期待度の高い数値となっているので、実質的な突破見込み率はもっと上乗せされる。
しかし、電サポが付与されても100回転までの限定的となる振り分けも存在するので気が抜けない。
というか、ヘソ抽選時はほとんどの電サポ付きが100回転なので、高確率約1/70.2を100回転以内で大当りさせるミッションとなる。
そして、リミット到達時に移行する100回転の時短による引き戻し。これも大量出玉獲得のキモとなる重要な起点で、ここで確変を引き戻せればリミットが再セットされ、かなりの確率でまるまるリミット6回の大当りを得ることができるのである。
電チューでのラウンド振り分けは3/4が4R、残りの1/4が最大の8Rとなっている。振り分け負けで全部が4Rだったとしても約480個×6回で3000発近い出玉となり、大当り確率が1/150のライトミドルタイプとしては充分な出玉感。
その1回の塊を時短引き戻しで何回ループさせられるか。そこが本機の醍醐味となっているのである。非常にクセのある打ち手を選ぶタイプのスペックだが、刺激的な勝負の熱情を味わいたいならもってこいの台となっている。
(文=大森町男)
JRAクイーンS(G3)は“グラビアクイーン”&関西の女帝“お騒がせ女性”がサイン!? 荒れる夏競馬こそ「サイン馬券」が光る!!
「競馬の常識」に縛られないサイン馬券。前回のアイビスSD(G3)こそ振るわなかったものの、7月に入ってからは七夕賞(G3)、函館記念(G3)で推奨馬が馬券圏内に入る好走。ワイドではあるものの、3戦して2勝と上々の結果を残している。
改めて夏競馬とサイン馬券の相性がいいと感じている。今月もその勢いに乗りたいところだ。今回は2日(日)の札幌クイーンS(G3)を“サイン馬券”で的中を狙いたい。
クイーンと名がついていることもあり、やはり注目するのは女性がいい。今週世間を騒がせた女性といえば、小倉優香ではないだろうか。生放送のラジオ番組「アッパレやってまーす!水曜日」(MBSラジオ)の終盤に突如、「『ラジオが辛くなったので辞めたい』と事務所に言ったんですけど、3、4カ月話してくれないのでここで言います。辞めさせてください」と大胆告白。結論が出ぬまま番組は終わったが、一部では現場はその後、“修羅場”になったと報じられている。
小倉優香は3年前にグラビアデビューするや否や、旋風を巻き起こした逸材。その後、女優としても活動し、現在はファッション誌『with』(講談社)のレギュラーモデルも務めている。
そして今年からは稲村亜美と交代する形で、川崎競馬イメージキャラクターに就任。ほとんど初心者だというが、「これから競馬のことを勉強していき、川崎競馬場が盛り上がるように少しでも力になれたらと思います!」と意気込みを語っているなど、競馬とのつながりも十分。ちなみにセカンド写真集は『じゃじゃうま』(集英社)とここにも“馬”が出てくる。
まず基本の誕生日。小倉優香は9月5日生まれの21歳。5番アロハリリー、9番ビーチサンバは押さえておきたい。また170cm近くの長身で“8”頭身、均整の取れたプロポーションを武器にグラビア界のトップに駆け上がったことで知られる。やはり8番フェアリーポルカは外すわけにはいかないだろう。
また世間の注目を集めているといえば、関西の“女帝”・上沼恵美子も忘れてはならない。先週は自身がMCを務める『快傑えみちゃんねる』が25年の歴史に幕を下ろした。
この理由として収録中の出演者とのトラブルに端を発した “ブチ切れ降板説”や“関西テレビとの確執”などがささやかれ、バッシングの対象となった。上沼本人は自身が出演するラジオ番組で疑惑を否定したものの、いまだ騒動は収まる気配が見えない。それどころか多方面に火の粉が飛ぶ事態となり、関西の女帝の周辺はかつてないほど騒がしくなっている。
上沼としては頭が痛いところだろう。そんなときは好きな音楽でも聞いて気分を変えたいはずだ。その彼女は『ももいろクローバーZ』の大ファン。今年の1月に自身の番組に出演した際には「嬉しい。私、実は大ファンなの。若い人だけじゃなくご年配まですごくファン層が広いでしょう」と大はしゃぎしていた。“ピンク帽“8枠13番サムシングジャスト、14番シャドウディーヴァに激走気配と見ていいかもしれない。
今回は『5番アロハリリー』『8番フェアリーポルカ』『9番ビーチサンバ』『13番サムシングジャスト』『14番シャドウディーヴァ』をピックアップ。8月もサイン馬券が炸裂する!?