Go To トラベル東京解禁でも庶民は“お呼びでない”理由…高級旅館で贅沢できる富裕層向け?

 東京に住む者としてはこれまで横目で見るしかなかった「Go To トラベル」のニュースだが、いよいよ都民も対象になるようだ。Go To トラベル事務局のサイトには「東京都を目的とする旅行と東京都に在住している方の旅行について、10月1日以降に開始する旅行より改めて本事業の支援対象とすることが決定いたしました」と発表されており、9月18日より予約受付が開始されている。

 9月の4連休には間に合わなかったが、秋の行楽シーズンにギリギリ滑り込んだというところか。今後の感染状況によっては再び見直しもありとの但し書きはあるが、そうなれば東京以外の地域も等しく感染状況で判断されるべきだろうし、総選挙を見据えるこの状況で大都市圏の有権者を逆なでするようなことはしにくく、二度目の対象外しは難しいのではと推察している。

 さて、10月以降さらに盛り上がりを見せると思われるGo To トラベルだが、いびつな状況が生まれているらしい。このキャンペーンは国内旅行を対象に宿泊・日帰り旅行代金の半額の補助(ただし半額のうち、7割は旅行代金の割引、3割は旅行先で使える地域共通クーポンとして付与される。※クーポンは10月より)が受けられ、1泊旅行の場合は上限が2万円とされている。

 その上限いっぱいの恩恵を受けようという利用者心理の結果、より高額な宿泊施設に人気が集中しているらしい。単純に2万円の倍なら1泊4万円の宿を取ろうと考える人が多いわけだ。その際の宿代の割引額は1万4000円となり、4万円の宿が2万6000円で泊まれる。片や筆者は家族旅行でもビジネスホテルを利用するのが常で、高くても1室1万円までが目安のため、もしそれでGo Toを使うと、割引額は3500円だけだ。1万円の宿が6500円で泊まれるのは十分魅力的だが、そうは感じない人が多いのだろう。

 4万円が2万6000円になるのと1万円が6500円になるのとを比べると、割引金額が大きい方がトクだと感じる心理のせいで、普段の旅行では1泊1万5000円の宿を選ぶような人でも、気前よく2万円以上を払ってしまう。それも仕方がないだろう。自粛疲れや海外旅行にも行けないストレスもあり、せっかく行くなら高額宿を、と人が流れるのもわからなくもない。

 しかし、その結果、お手頃価格の宿がキャンペーンの恩恵からこぼれ落ちてしまっているという。政府はそうした宿向けに独自の支援策を検討しているとの報道もあったが、意地悪な見方をすれば、最初からこうなることを織り込み済みだったのではないか。

高級宿に泊まれるお客こそ来てほしい?

 Go To トラベルとは、新型コロナで打撃を受けた観光業を支援すべく、観光の需要喚起策として1.1兆円もの予算を充てた巨大事業だ。それが高級旅館に偏ってしまうとすれば不公平感はあるが、とはいえ、高い宿に泊まってタクシーで現地を観光して回り、食事もバイキングではなく地元産品の会席料理を注文してくれるような、懐に余裕のある層が来てくれた方が観光地としてはありがたいはずだ。

 1泊6500円でビジネスホテルに泊まり、地元スーパーでビールとつまみを買って部屋で晩酌する筆者のような客に来られても、大した貢献にはならないからだ。しかも、2020東京五輪にどっとやってくるはずだったインバウンドを当て込んで、地方にも高級ホテルがどんどん建設された。ところが、その需要がきれいに蒸発してしまったのだから、その代わりに国内の裕福なお客様に来ていただき、なるべく空室を埋めないと、延期されたオリ・パラリンピックまで持ちこたえられないことだってあり得る。

 都内の事情も似たようなものだ。東京がGo To トラベルを除外された期間に行われていた有名ホテルの都民限定プランを調べたが、宿泊の割引のほかにホテル内の飲食店で使える商品券がセットになっているプランが多かった。こちらもインバウンドが減り、接待需要も減った状況で苦しむ飲食店に宿泊客を送り込むことで、コロナ禍を乗り越えてほしいという考えがあったのではないだろうか。

「収入が減って旅行になんか行ってる余裕はないのに、何がGo Toだ、不公平だ」というお怒りも聞こえるが、そうではないのだ。こんなご時世でも使えるお金と時間がたっぷりあって、高級ホテルに何度も泊まれる人たちにこそ来てもらい、飲食や観光でどんどん消費してほしいというのが、このキャンペーンの正しい解釈だと思う。我々のような庶民はもとから期待されていなかったと思えば、少しはスッキリしはしまいか。

観光業が雇用を支える地方ならではの事情

 他にも「みんな苦しいのに、なぜ観光業だけが優遇されるのか」という声もある。その通りだと思うが、そこにも地方ならではの事情がある。有名観光地に行くとわかるが、大型観光ホテルが経済の中心であることが多い。

 まずは雇用。コロナの影響でロボット接客・スマート接客も進むかもしれないが、現在のところ、ホテルほど多くの人間が働いている場はないだろう。宿泊客に対応するフロントや売店・食事処だけでなく、客室の掃除や布団の準備も人間が行っているし、調理場のスタッフもいる。また、そこに商品を納入する業者たちやバス・タクシーの需要も生んでくれる。観光が雇用を支えているだけに、そこに手厚くするのは理にかなっている。

 歴史的にも、観光業はそうやって雇用を創出してきた。たとえば、大分の別府温泉を有名観光地に押し上げた実業家・油屋熊八は、明治時代に別府に旅館(現在はホテル)を創業し、さらに自動車会社(現在はバス会社)を設立した。別府といえば「地獄めぐり」が観光の目玉だが、まだ自家用車など持てない時代に地獄を回る遊覧バス路線を敷いて観光客を運んだのだ(ちなみに、日本初のバスガイドはこの遊覧バスに乗車し観光案内をした少女車掌と言われている)。

 他にも、由布院温泉の開拓やゴルフ場開発なども手がけたという。このように、宿泊、飲食、娯楽、交通を新たに創出すれば広く雇用が生まれ、お金も回り出す。この昭和的な観光モデルはその後、陰りを見せたが、やはり今でも地方に行くと大型ホテルが経済の要であることに変わりない。Go Toキャンペーンでなるべく館内設備が整った大規模ホテルに泊まりたいという選択も、そう考えれば正しいわけだ。

 改めて言おう。このキャンペーンの目的は、税金を使って我々庶民におトクに旅をしてもらうことではない。観光業を中心に据えた地方の雇用と経済を何とか維持するためだ。そう考えれば、お金持ちが何度も高級旅館に泊まって贅沢三昧してくれる姿をほほえましく見守るべきなのだろう。本音で言えば、ちょっと恨めしいが。

(文=松崎のり子/消費経済ジャーナリスト)

●松崎のり子(まつざき・のりこ)
消費経済ジャーナリスト。生活情報誌等の雑誌編集者として20年以上、マネー記事を担当。「貯め上手な人」「貯められない人」の家計とライフスタイルを取材・分析した経験から、貯蓄成功のポイントは貯め方よりお金の使い方にあるとの視点で、貯蓄・節約アドバイスを行う。また、節約愛好家「激★やす子」のペンネームでも活躍中。著書に『お金の常識が変わる 貯まる技術』(総合法令出版)。Facebookページ「消費経済リサーチルーム

JRA三浦皇成「激怒」若手騎手の”自爆”騎乗にあわや大惨事!? 来週ローカル開催に周りの騎手は戦々恐々

 12日から幕開けした中山競馬だが早くも最終週を迎える。秋G1の先頭を切るスプリンターズS(G1)が行われる10月4日で幕を閉じ、次の開催は12月5日を待つことになる。

 そんな中、先週の中山競馬場はある若手騎手によって不穏な空気が流れていた。当事者となったのは18年の10月13日、新潟6R(3歳上500万下・ダート2500m)で騎乗したペイシャエリートでの「距離誤認」という不本意な形で話題となったことのある山田敬士騎手だ。

 まずは土曜中山4Rで1番人気のベイビーボス。元々ゲートに不安のある馬だったが、スタートで後手を踏んだこともあってか流れに乗れず8着に惨敗。レース後には三浦皇成騎手から説教をされていたようだ。

「何度も大怪我をしている三浦は危ない騎乗には人一倍敏感になっています。レースでは山田騎手のすぐ後ろにいた為、気になるところがあったようです。三浦騎手が『以前も言っただろ。馬を御せないならコーナーでムチを入れるなよ。左ムチ打って内にモタれて、右に持ち替えて今度は外に膨れる。あんな事をしてたら誰か落とすぞ』と激怒していました」(競馬記者)

 そして日曜中山では7Rで騎乗したユヌエトワールが落馬寸前の躓きをして周りをヒヤッとさせた。

「1年目や若手の兄ちゃんがよくやるのですが、いわゆる自爆と言われるもの。前との距離感が分からず、他馬と接触して落馬したり、他馬を怪我させるなど騎手としては御法度の行為です。

周りの騎手のリカバリーによって、事なきを得ましたが、危うく大惨事を起こすところでした。レース後には温厚な内田博幸騎手でさえ『いつか大きい事故を起こすよ』と注意していました」(某TM)

 さらに日曜中山8Rでは山田騎手のリーゼントアイリスが、隊列が決まりかけていたにもかかわらず、引かなかった事で結果的に周りの騎手に迷惑が掛かった。

「山田騎手の強引な主張に煽りを受けて、藤田菜七子騎手は事故が起きないように気を遣って内に馬を入れなかった。それにより、かえって自分の馬がバカつく始末に……。

結果を見れば、山田騎手は早めに切り替えて外へ誘導してくれていればもっと上位を狙えたかもしれない」(某騎手)

 まだ減量の取れていない若手騎手だけに、経験不足の感は否めない。

「そういった事も含めて、先輩である丸田恭介騎手や黛弘人騎手、石川裕紀人騎手などがレース後に指導していたみたいですよ」(競馬関係者)

 G1開催も始まり、リーディング上位騎手の多くが東京、京都で騎乗する一方で、中堅騎手や若手騎手にとっては新潟や福島が主戦場となってくる。そんなこともあってか、山田騎手と同じレースに騎乗することが多くなるローカル開催で、関東の騎手は戦々恐々としているらしい。

 山田騎手には先輩騎手のアドバイスを糧にして、”汚名返上”となる活躍を期待したい。

プロも絶賛する無印良品の「土釜おこげ」に大反響!「炊飯器と全然違う」「もう戻れない」

 衣服や食品、生活雑貨など、およそ7000品目のアイテムを取り揃えている“無印良品”。最近、ネット上では無印の“土鍋”が注目を浴びています。いったいなぜ?

 話題の渦中にあるのは、「土釜おこげ 3合炊き」(4900円)。直火で炊飯できる伊賀焼土鍋で、サイズは22 cm(直径)×15cm(高さ)ほど。火加減を途中で調節することなく、炊飯時間およそ15~17分でプロのような仕上がりに炊けるそうです。

 ちなみに“3合はちょっと多い……”という人には、「土釜おこげ 1.5合炊き」(3900円)がおすすめ。サイズは約18cm(直径)×12cm(高さ)程度で、約14分でおこげ付きのご飯が炊けますよ。

 そもそもなぜ同商品が話題になったかというと、今年9月に放送された『教えてもらう前と後』(TBS系)で取り上げられたため。実は銀座の日本料理屋「寛幸」でも「土釜おこげ」を使っているそうで、大将の佐藤寛幸さんは「火まわりが良くて、仕上がりもすごい抜群」「(土釜おこげは)本当に必需品ですね」と大絶賛していました。

 実際に、同商品の利用者からも「程よくおこげができてイイ感じ。ご飯もツヤツヤ!」「お米の立ち方が炊飯器で炊いたときと全然違う。かれこれ5年くらい愛用してます」「一回食べたら、もう普通のご飯には戻れないかも。そのくらいおいしい」といった反響が。

 おいしいご飯を食べたい方は、チェックしてみる価値がありそうですね。

(文=編集部)

※商品の価格は記事作成時の実売価格です。

共同・柿崎の首相補佐官に続き…産経新聞元ソウル支局長が「内調」に転職か! 朴槿恵の密会の噂を書き起訴された嫌韓記者

 本サイトが26日の記事で指摘したとおり、柿崎明二・共同通信社前論説副委員長が菅義偉新内閣の首相補佐官に起用されることが昨日29日の閣議で正式に決まった。  柿崎氏は『ひるおび!』(TBS)や『とくダネ!』(フジテレビ)などで政治コメンテーターも務め、むしろ安倍政権に批判...

JRAスプリンターズS(G1)ディープインパクトを父に持つキズナを配し短距離王の称号を狙う! 3歳馬ビアンフェ「メイチ」仕上げ!

 秋のG1戦線の開幕を告げるスプリンターズS(G1)。

 今年は例年に比べ超豪華メンバーが集結し、秋G1初戦を大いに盛り上げてくれそうだ。

 現役最強と謳われるアーモンドアイを安田記念(G1)で撃破したグランアレグリアを筆頭に、昨年のスプリンターズS(G1)で2着し、今年の高松宮記念(G1)を勝利したモズスーパーフレア。昨年の高松宮記念勝ち馬ミスターメロディもいる。さらには前哨戦を勝利した、ダノンスマッシュ、エイティーンガール、レッドアンシェル。G1で好走経験のあるクリノガウディーやダイアトニックなど、挙げ始めればきりがない。

 そんな中、現時点での出走可能馬で、唯一3歳馬として出走を予定しているのがビアンフェ(牡3歳、栗東・中竹和也厩舎)だ。

 スプリンターズSでは、3歳馬として2年前にラブカンプーが2着、4年前にソルヴェイグが3着と近年馬券に絡んでいるだけに、競馬ファンとしても無視はできない存在だろう。

 ビアンフェの母ルシュクルは、現役時代に芝1200mで3勝した快速馬。父サクラバクシンオー、母父Unbridledと、見た目にもスピードがありそうな血統だ。

 ビアンフェより前に産んだ4頭の内3頭が3勝以上と仔出しがよく、非常に優秀な繁殖牝馬といえるだろう。

 父にハーツクライを配されたアフランシールは、新馬戦で1800m戦を勝利しているが、その後は1400mで3勝。父ディープインパクトを配されたエントシャイデンは、主に1600mで活躍。同じくブランボヌールは1200mで活躍と、母の影響もありマイルまでの距離で活躍が目立っている。

 今回スプリンターズSに出走するビアンフェもディープインパクト産駒のキズナを配合しだけに、短距離での活躍が期待されそうだ。

 快速馬の母ルシュクルにキズナが配されて産まれたビアンフェは、前走までに1200m戦を3勝。前走のセントウルS(G2)で古馬との初顔合わせとなったが、好スタートから内の3番手で道中は折り合い、しぶとく粘り込んで5着に好走した。控える競馬もこなした事で、今後の可能性を大いに感じさせる内容だったといえるだろう。

 しかし、陣営は前走を振り返り「前走(セントウルS)は中京の芝が合わなかったかもしれない。右回りの方がいい」とコメント。以前「一杯に追うと右にモタれるようなところがある」と話していたように、今回のコース替わりは大歓迎といえそうだ。

 また「かぶされても我慢が利いたし、レースぶりに幅が出た。休み明けを1回叩いた今回はメイチで仕上げる」と、今回へ向けては全力でぶつける構え。

 スプリント路線3歳代表として、初の古馬G1でどんな走りを見せるのかに注目だ。

JRAスプリンターズS(G1)グランアレグリア“血の宿命”には逆らえない? 「コース適性」「レース展開」に大きな不安が……

 10月4日、中山競馬場で秋のスプリント王決定戦、スプリンターズS(G1)が行われる。『netkeiba.com』の予想オッズで1.9倍(29日時点)の1番人気に支持されているのがグランアレグリア(牝4歳、美浦・藤沢和雄厩舎)だ。

 昨年は桜花賞(G1)を制し、今年は安田記念(G1)でアーモンドアイを撃破。すでに2つのマイルG1を手にしているグランアレグリアが、次に狙うのがスプリント王の座。ある記者は迷うことなく、グランアレグリアに本命印を打つという。

「安田記念以来、4か月ぶりの実戦はこの馬にとってはベストのローテーション。前走は過去最高の馬体重(492kg)で、そのパワフルな馬体はマイラーからスプリンター寄りになりつつあります。実際に初のスプリント戦となった高松宮記念(G1)では、最も強い競馬をしての2着(3位入線繰り上がり)で距離不安はありません。出遅れや進路をふさがれるなど大きな不利でもない限り、直線で突き抜けてくれるでしょう」(競馬記者A)

 予想オッズが2倍を切っていることからも、グランアレグリアに対するファンの心境は、不安よりも期待の方が大きいはず。しかし別の記者は、グランアレグリアの力を認めた上で「血の宿命には逆らえない」と反論する。

「ご存じの通り、ディープインパクト産駒はこれまで1200mの芝G1では21戦して『0-3-2-16』といまだに勝ったことがありません。グランアレグリア自身も含めて馬券圏内は合計5回を数えますが、血の宿命とでもいえばいいのでしょうか……。確かに高松宮記念では最後の直線で豪脚を見せましたが、同じ1200mでも中山では話は別です。中山コースが初めてというのはディスアドバンテージになる可能性が高いと思います」(競馬記者B)

 ディープインパクト産駒にとって1200mは短いイメージもあるが、アレスバローズやブランボヌールなど、これまで5頭がスプリント重賞を合計7勝している。ところが、競馬場別に1200m戦の成績を見ると、ゴール前に急坂があるコースを苦手にしていることが分かる。

【ディープインパクト産駒の芝1200m場所別成績、勝率順】
福島「16-10-10-82」(13.6%/22.0%/30.5%)
中京「15-20-4-77」(12.9%/30.2%/33.6%)
小倉「30-25-15-205」(10.9%/20.0%/25.5%)
函館「11-13-6-82」(9.8%/21.4%/26.8%)
京都「11-7-10-86」(9.6%/15.8%/24.6%)
札幌「7-4-10-57」(9.0%/14.1%/26.9%)
新潟「5-5-4-45」(8.5%/16.9%/23.7%)
中山「7-2-7-73」(7.9%/10.1%/18.0%)
阪神「5-13-4-69」(5.5%/19.8%/24.2%)
※()内は左から勝率、連対率、複勝率。1200mコースがない東京は除く。

 マイル以上の距離では中央4場で圧倒的なパフォーマンスを見せるディープインパクト産駒だが、1200mに限ると、良績はローカルに集中している。一方、ゴール前に急坂がある中山と阪神での勝率は、ワースト1位と2位。特に中山での連対率と複勝率は際立って低く、コース適性への不安が顔をのぞかせる。

 また、モズスーパーフレアが作りだすハイペースへの対応も大きな課題だ。グランアレグリアがこれまで経験した最も速い前半3ハロンの通過タイムは33秒9。良馬場なら、モズスーパーフレアは33秒0を切るハイペースで逃げるだろう。

 2~3歳時はしっかり先行できていたグランアレグリアだが、初めて距離を短縮した昨年末の阪神C(G2、1400m)以降は中団からの競馬が続いている。今回はこれまでより1秒前後も速いハイペースが予想され、道中は中団10番手以内に位置を取れればいい方だろう。

 現在3戦連続で上がり最速をマークしているように、しまいの脚は確実。しかし、その鬼脚を繰り出したとしても、中山の短い直線では差し損ねてしまう可能性は高そうだ。

ゆうちょ銀行が警告!「ゆうちょ銀行を騙るメールやSMSによる詐欺」の手口を解説!

生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】

ドコモ口座詐欺事件では、「ゆうちょ銀行」でも6,000万円もの不正引出被害があったことが分かっている。こうした不正引出被害を生む原因のひとつが「フィッシング詐欺」による個人情報の流出だ。そこで今回は、ゆうちょ銀行が警告している「ゆうちょ銀行を騙るメールやSMSによる詐欺」の手口について解説しよう。

ゆうちょ銀行がフィッシング詐欺を警告中!

 急速に普及してきた電子決済サービスの脆弱性が露見することになった「ドコモ口座詐欺事件」。このドコモ口座詐欺事件では多くの金融機関が被害に遭っており、「ゆうちょ銀行」も例外ではない。すでに6,000万円もの不正引出被害があったことが分かっているのだ。さらに、同行が発行するデビットカードの「mijica(ミジカ)」でも不正引出被害322万円も確認されている。  ドコモ口座詐欺事件で、ハッカーがどのような手口で口座情報を入手したかは明らかになっていないが、「フィッシング詐欺」で個人情報を不正に入手したのではないかと推測されている(詳しくは→こちら)。  そんな中、ゆうちょ銀行では「ゆうちょ銀行を騙るメールやSMSによる詐欺」の手口につ…

続きは【オトナライフ】で読む

パチンコ「天国モード」に「リセットモーニング」…「伝統と格式」をモチーフにした「数珠連チャン」マシン!!

 新型コロナウイルスが示すように、未来永劫「常識」がそのまま「常識」たることはありえない。文化や伝統にもこれと同じことが言えよう。

 特に多様性が問われる現代社会では古き良き価値観が疑惑の視線に晒されることもしばしばある。天皇明仁が生きたままその地位を退いたのは記憶に新しいところである。

 同じような「伝統」を体現する象徴として相撲が挙げられる。古事記や日本書紀に登場するような神話から続くこの行事もまた、儀式や訓練、娯楽やスポーツとしてその時代時代で業態を変化させてきたのである。

 そして、パチンコにおける伝統の相撲、『綱取物語』も同じように、さまざまに形態を変転させながら時代を渡り歩いてきたのである。

 現金機デジパチとして一世を風靡したこの名機は、CR機、潜確を使った疑似数珠連機、ST機といった変遷をたどり、最新作ではなんと権利物として役物機に生まれ変わったのである。これだけ幅広いゲーム性を取り込んだシリーズ機もなかなかないだろう。

 そんな『綱取物語』が名機足り得るのは、言うまでもなく初代の功績が非常に大きい。今では考えられないようなゲーム性から引き起こされる類まれな爆発力で多くのパチンコファンを魅了した。

 具体的には、内部的に3種類のモードが組み込まれていて、それが大当りごとに移行していくのである。その3つのモードとは、通常・天国・地獄で、それぞれ1/247、1/37、1/988と大当り確率が異なるのである。

 ただ、電源を入れた時は必ず通常モードからスタートするようになっていたので、状態がわかる朝イチに打つことがこの台の鉄則となっていたが、電源を切らずに前日の状態で営業するホールも少なからず存在した。この電源オン・オフの有無を確認する方法が「十両・金星・小結」の朝イチ出目なのである。

 電源を入れ直した場合図柄が必ず上記の並びとなっているのである。これで通常モード1/247からの勝負となり、当たれば天国移行を祈るだけ。モードの移行率は、天国が3/6(50%)、通常2/6(約33.4%)、地獄1/6(約16.6%)と半分は天国モードに移行する期待感の高さが人気の秘密でもある。

 したがって、朝にこの『綱取物語』に群がるファンが続出し、パチンコにおける「リセットモーニング」的な立ち回りを広く浸透させた一台でもある。

 とはいえ、いったん地獄モードに転落すればその後は終日大当りを引けないなんていうのはザラなので、初当りを引いた後に300回転、400回転とハマれば即離脱、そのままその台は一日誰も寄りつかないような風景が『綱取物語』のシマでは当り前であった。

 時は1993年。バブルが崩壊し円が当時の戦後最高値を記録。不況は深刻化し、企業はこぞってリストラに拍車をかけるなど経済的には危機的状況であった一方で、皇太子(現天皇)の成婚やJリーグ発足による空前のブームなどお祭り騒ぎの雰囲気もある、振り幅の大きな年であった。この両極端、天国と地獄を携えた『綱取物語』がこのタイミングで流行したのも時代の象徴かもしれない。

(文=大森町男)

JRA藤田菜七子「戒告」に擁護の声も!?「事故が起きないように……」4頭被害で猛省お詫び周りも、2年連続フェアプレー賞は崖っぷち

 昨年の活躍を超えることはできるだろうか……。

 JRA女性騎手として、数々の記録を塗り替えている藤田菜七子騎手。昨年はカペラS(G3)をコパノキッキングで制し、女性騎手として初のJRA重賞制覇を遂げ、年間43勝を挙げるなどの大活躍だった。

 しかし、今年は現在25勝で昨年を下回るペースだ。8月は得意の新潟開催で4勝を挙げたが、9月は2勝に終わった。先週末の開催でも7鞍に騎乗して、1度も馬券に絡むことができなかった。

 そこに追い打ちをかけるかのような不運が藤田騎手を襲った。

 27日、中山8R(芝1200m)で藤田騎手は10番人気リュウグウヒメに騎乗。好スタートから先団にとりついていった。だが、3コーナーでリュウグウヒメが外側に斜行して、他馬と接触。その結果、4頭に被害を及ぼす事態となった。

 騎乗停止、過怠金の処分はないものの、藤田騎手は戒告を受けることになってしまった。

「レース後、藤田騎手はかなり反省して、自分が御せなかったことを周りの関係者に謝っていたようです。

ただ、これは全面的に藤田騎手が悪いわけじゃないという意見もあります。

ある騎手は『藤田騎手は内に入れたかったが……

ある騎手は『藤田騎手は内に入れたかったが、後方で内を走る馬が主張したため、事故が起きないように気を遣って内に馬を入れなかった。それにより、自分の馬が気を悪くして斜行したように思えます』と話しています。隊列が決まりかけており、藤田騎手が内に入れてもおかしくない状況だっただけに、非がないという見方もできるようです」(競馬記者)

 藤田騎手と言えば、今年2月の小倉開催で落馬負傷により左鎖骨を骨折。キャリア初の戦線離脱を余儀なくされた。予定通り1か月後に復帰を果たすも、そこから勝利を挙げるまでに36戦を要した。

 この勝利に藤田騎手は「復帰後初勝利はうれしいし、ホッとした気持ちが大きいです」とコメント。無事に勝利を飾ったことに安堵した様子だった。

「藤田騎手は昨年フェアプレー賞を受賞しているように、制裁の少ないジョッキーです。今年の落馬負傷で休養した経験もあり、さらにフェアプレーを心がけているように感じます。今回の件も、事故を起こさないように藤田騎手が配慮した結果のものですし、引き続き模範的な騎乗に心がけてほしいものですね」(同)

 フェアプレー賞の受賞条件は、年間30勝以上かつ制裁点数が10点以下である。現在、藤田騎手の制裁点は10点となっており、これ以上の制裁は受けられない。

 2年連続のフェアプレー賞受賞のため、今後はクリーンな騎乗で勝ち星を積み重ねることが求められる。残り3か月、藤田騎手の騎乗に注目したい。

三菱UFJリース、日立キャピタルを“吸収合併”…苦境のリース業界、生き残りかけ再編

 三菱UFJリース日立キャピタルは2021年4月に合併すると発表した。合併新会社の総資産は10兆円となり、業界首位のオリックス(約13兆円)に次いで2位に浮上する。両社は2016年に資本・業務提携し、環境・エネルギーといった海外のインフラ投資などで協業を進めてきた。新型コロナウイルス感染拡大の影響でリース事業は厳しさを増しており、経営基盤強化に向けて合併する。

 三菱UFJリースを存続会社として日立キャピタルを吸収する。日立キャピタル株式1株に対して三菱UFJリース株式5.10株を割り当てる。三菱UFJリースは三菱商事が20.00%を保有する筆頭株主。三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)と三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行が合わせて発行済み株式の20%超を持っている。

 一方、日立キャピタルの筆頭株主は31.27%を保有する日立製作所。三菱UFJリースも出資(21.54%)している。日立は全保有株を三菱グループに売却する。日立はIT事業を成長の柱に据えて選択と集中を進め、本業とのシナジー効果が薄い上場子会社の株式は段階的に売却を進めてきた。合併後の新会社の株主から外れ、親子上場を解消する。日立キャピタルは21年3月30日付で上場廃止となる。

 合併新会社の社長には三菱UFJリースの柳井隆博社長、会長には日立キャピタルの川部誠治社長兼CEOが就く予定。三菱UFJリースの大株主である三菱商事とMUFGが新会社でも大株主となる。リース事業を新たな収益源に育てたい三菱商事が主導権を握って、新会社との連携を強めることになろう。

銀行系とメーカー系の統合で総資産規模で2位に浮上

 三菱UFJリースは2007年、リース業界の大型再編の先陣を切り、三菱グループのダイヤモンドリースとUFJ銀行系のUFJセントラルリースが経営統合して誕生した。総資産6兆2859億円、売上高9237億円(20年3月期)。総資産規模で業界3位、売上高は同4位である。

 他方、日立キャピタルは2000年、日立製作所のクレジット部門から出発した日立クレジットと、同じ日立系でリース事業を手がける日立リースが合併して発足した。総資産3兆7194億円、売上高は4640億円(20年3月期)。総資産規模は業界6位、売上高は業界8位だった。

 2016年5月、日立製作所とMUFGが金融分野で資本・業務提携することで合意。日立はMUFGに1081億円で日立キャピタル株式の27.2%を譲渡した。日立キャピタルは市場から三菱UFJリース株を約3%取得した。銀行系、メーカー系でそれぞれトップのリース会社が手を組み、電力や交通などインフラ輸出を金融面で支えた。経営統合は既定の方針だった。経営統合で業界最大手、オリックスを追う立ち位置を確保した。

 リースは戦略部門だ。MUFGは国内の銀行業務の収益が低迷するなか、顧客開拓につながる海外のリース事業を重視している。三菱商事は市況変動で業績が左右される資源分野への依存度を下げるため、リースに注力した。

MUFGは独の航空機ファイナンス事業を7000億円で買収

 MUFGは19年3月、独2位の銀行、DZバンクの子会社から航空機ファイナンス事業を買収すると発表した。買収金額は非公表だが約7000億円とみられる。DZバンクグループの航空機ファイナンス事業は、航空機を購入する航空会社やリース会社への融資を行っている。貸出債権の総額は約7163億円。

 コロナ前の民間の予測によると、世界の民間航空機の資金需要は23年に18年の1.5倍になる。MUFGは18年度に始めた中期経営計画で、欧州の主要施策として航空機のリースを据えていた。銀行へのM&A(合併・買収)を除いた金融事業の買収ではMUFGのこれが過去最大だったとみられている。

 傘下の三菱UFJリースは航空機リースや海外事業を強化してきた。そこへ新型コロナ禍が襲った。世界的な旅客需要が激減し、三菱UFJリースが力を入れてきた航空機リース需要が蒸発してしまった。

東京センチュリー、芙蓉総合リース、みずほリースは統合するのか

 リース事業を取り巻く環境は厳しい。金利などを基準に決めるリース料は長引く低金利の影響で低いまま。利益が出にくくなっている。19年1月に国際会計基準(IFRS)でリース資産の算定方法が見直されたことも、リース業界の逆風となった。リース契約も利用企業が貸借対照表(バランスシート)に計上することになり、負債も資産も膨らんだ。企業にとってリースを利用するメリットが薄れた。

 これで再編待ったなしの状態に追い込まれたのが、みずほフィナンシャルグループ(FG)系のリース各社である。第4位の航空機リース大手、東京センチュリー(約5.6兆円)、7位の芙蓉総合リース(約2.7兆円)、8位のみずほリース(旧興銀リース、約2.3兆円)。3社が統合すれば総資産は約10.6兆円規模となり、三菱UFJリース=日立キャピタル連合を上回る。

 3行が統合したみずほFGは、旧3行の主導権争いに終始し、系列事業会社の統合が進んでいなかった。リース事業はその典型。グループ会社同士が競合することに手をこまねいてきた。三菱、みずほ系が統合に動けば、2位の地位を脅かされる三井住友系が黙ってはいまい。三井系リース事業会社とJA系の協同リースが経営統合したJA三井リースとが統合に動くことも考えられる。JA三井リースの総資産額は1.7兆円で業界9位。三井住友ファイナンス&リースと合わせると8兆円になる。

 オリックスを追って、三菱UFJ、みずほ、三井住友が僅差で競い合う業界地図に塗り替えられる可能性がある。

(文=編集部)