ライフネット生命、コロナ下でも新契約急増で株価一時3倍に…小さい組織のスピード経営

 新型コロナウイルス感染拡大で業績悪化に悩む企業が多いなか、株価が一時、約3倍(2020年8月末時点)に急上昇している企業がある。ライフネット生命保険だ。コロナ禍を受けネットビジネスにシフトチェンジして苦戦を強いられている企業や個人事業主も多いが、対人販売が当然と言われた保険業界において、オンラインで保険を提供するというノウハウを12年間、蓄積した同社に注目が集まっている。

 業績も好調だ。2020年度第1四半期、保有契約年換算保険料は164億6100万円(対前年度末比106.1%)、新契約年換算保険料11億6600万円(前年同期比141.9%)、新契約件数は2万8136件(前年同期比147.2%)となり、四半期決算としては同社の過去最高を達成した。

 こうした好調な業績や株価上昇は、オンライン生保として培ったノウハウが時代にマッチしたという偶然なのか、それとも新たな秘策を打ち出した結果なのか。前回に引き続き、同社代表取締役社長の森亮介氏に迫った(以下、敬称略)。

前編はこちら

改善スピードの重視

――業績向上の要因にスマホのウェブサイトの変革を挙げていますが、ほかに業績アップのためにどのような施策を行いましたか。

森 ようやく広告も積極的に展開できるようになりました。実は業績が振るわなかったときは、集客プロモーションが積極的にできなかったのです。いくら積極的に広告を出したいと思っても、快適さを感じないウェブサイトは覗き見だけで終わってしまいます。それは当社でも経験済みです。広告とウェブサイトのコンテンツをセットで考え、お客様にとっての快適さ、手続きのスムーズさを追求していくことは不可欠なのです。

 今はテレビCM以外に、YouTubeなどオンラインの動画広告も出しており、ウェブサイトに訪問されるお客様も一定数いらっしゃいます。広告以外では、ネットワーク効果を見据え、KDDIグループやセブン&アイグループとも提携しました。

――コロナ自粛以降、ネットショッピングを利用する人が増えていますが、オンライン生保でも何か環境の変化はありましたか。

森 私が入社したのは2012年ですが、当時のネット環境と比較し、今では仮説検証のサイクルが加速していると感じています。大手のインターネットサービス企業でも2週間ぐらいでマイナーアップデートを完了するといわれています。当社では以前、スマホ用のウェブサイトのアップデートに数カ月要していましたが、今ではサイクルをより短くしました。

――大手のインターネットサービスには人材や資金があるからできると思ってしまいます。

森 「ヒトもお金もないからできない」という悩みは非常に理解できます。ただ、変化に対応するサイクルを速めないと、ネットビジネスで生き残っていけないと思います。特に保険会社はその使命上、保障をお届けし続けていくために会社の存続は必須です。また、オンライン生保といえども保険業法や保険法など各種法律を遵守するのは他社とまったく同じです。当社は人材も限られていますし、さまざまなハードルが立ちはだかりましたが、スピードアップを果たすことができました。

――どうやって実現することができたのですか。

森 当社でも改善スピードが重要だという認識が高まったことです。例えば、システムを担当する部署はお客様に直接かかわる部署ではありません。技術的にパーフェクトなものをつくり上げれば、普通は何の問題もないはずです。しかし、お客様にとってよりよいものを、より早く届けたいという思いを持って取り組んでくれたことが大きかったですね。当社のシステム部門だけがそう思っているのではなく、全社員が同じ気持ちでいます。

社員が自主的に新入社員のメンターに

――業績アップの鍵はそのあたりにもありそうですね。どんな社内改革を行うと、社員一丸となって、そう思えるようになるのですか。

森 当社の社員自慢をするようで恐縮ですが、社員たちは本当の意味でのエキスパートなのだと思います。こちらがあえて言わなくても、「お客様が主人公でいてくださるために100%最高のものをご提供したい。そのためにはベクトルを一致させること」で、自分はどうあるべきか、どうすべきか、ということを理解しているのです。

――コンサートライブスタッフみたいですね。最初からそうした優秀な社員しか採用しないのですか。

森 採用にはこだわりを持っていますので、社員には恵まれていると思います。最近、コロナでの外出自粛期間中に驚いた出来事がありました。コロナによる外出自粛で、当社もテレワークを積極導入しました。4月に新卒の新入社員が2名入社しましたが、時節柄、テレワークで研修を行い、その後もテレワークで業務を行ったり、会議に参加してもらっています。出社機会が少ないことを申し訳なく思って、私から連絡を取ったところ、「まったく気にしていません。これまでいろんな社員の方から『困っていない?』『大丈夫?』と何度も連絡をいただいています」と言われて、リモートでの研修や業務を普通にこなしていることに、私自身が驚きました。

――新入社員への配慮を全社員に呼びかけたことは?

森 いいえ。世の中的には仕事で悩んだらいろんな方に相談しろ、師匠のような存在のメンターを3~5人持つようにと言われますが、社員が自主的にメンターになってくれていることを知り、感謝しています。

若い社員から感じた成長の可能性

――森社長と社員の方の距離が近いことも大きいように思います。コロナ自粛後、コミュニケーションが希薄になった、取りづらいとの声も少なくありませんが、社員とのコミュニケーションの取り方に何か工夫をされていますか。

森 経営者としてのスタンスはコロナ自粛前も今も、社員との距離感は大きくは変わっていません。会社としては、コロナ自粛で社員が自宅などで仕事をするようになり、光熱費などの個人出費が増えたことを受け、少しばかりですが全社員に手当を出しました。

――そこは惜しんではいけないと?

森 絶対惜しんではいけないと思います。実情を明かすと、感染防止対策のためにパーテーションなどを揃えたことで、会社としての出費は増えました。ですが、お客様に快適さを提供するには社員が快適ではなくてはならないというのが、私をはじめ経営陣の信念です。会社でも自宅でも仕事に打ち込んでもらえる環境を整えるのが経営者の仕事です。

――強制的なテレワーク下で、これまで気がつかなかった社員の特徴に気がついたようなことはありますか。

森 主に20代の若い社員から新鮮な学びがありました。電話やウェブ会議で人と話しているときに、発言がかぶったり、逆に沈黙が起こったりする経験をされたことはありませんか? でも若い社員たちには一切ないんですね。不思議に思って調べてみたら、「若い社員たちはオンラインゲームやグループチャットに慣れているから、どのタイミングで話をすればいいのか、共通のリズム感覚が無意識にわかっている」といわれています。私は36歳でまだ社会では若輩者のつもりでいましたし、オンライン生保の経営者です。それなのに、若い世代の感覚を理解できていないおじさんになってしまっていることに、ものすごい衝撃を受けました。テレワークもポジティブに捉えてくれる彼らの発想の切り替えや楽観性に触れ、当社のさらなる可能性を感じて嬉しかったですね。

――今後の貴社の取り組みについて教えてください。

森 お申し込みからお支払いまで、お客様に快適さとスムーズさをご提供するために、これからも妥協なく、挑み続けることに変わりはありません。当社は数年もの間、新契約の業績が伸び悩んだ時期があり、本当に苦しい時期を経験しました。乗り越えられたのは、当社を信頼してご加入いただいた契約者の存在と、多くの方にアドバイスやお力をいただいたお陰です。

 個人的にも、コロナ自粛でオンライン化の流れが5年ぐらい一気に進んだのではないかと思います。誰もが経験したことのないビジネスの未来が始まっています。当社の経験やビジネスを必要とする企業などがいらっしゃれば、お役に立てることができれば一緒にやっていきたいと考えています。それが支えてくださった方々へのご恩返しにもなりますし、お客様により高品質のサービスをご提供することだと思っています。

(文=鬼塚眞子/一般社団法人日本保険ジャーナリスト協会代表、一般社団法人介護相続コンシェルジュ協会代表)

森亮介(もり・りょうすけ)

愛知県出身。2006年京都大学法学部卒業。2007年ゴールドマン・サックス証券株式会社入社。投資銀行部門にてM&Aや資金調達の財務アドバイザリー業務に従事。 2012年ライフネット生命保険株式会社入社。2016年執行役員、2017年取締役を経て、2018年6月に岩瀬大輔の後任として代表取締役社長に就任。36歳。

マクドナルド「ごはんバーガー」最速試食…ごはんてりやきは酸味の強いマヨネーズが余計か

 マクドナルドが7日よりごはんバーガーを期間限定で販売開始し、話題を集めている。これは今年2月に販売した商品の再販で、名前の通り、通常のハンバーガーのバンズの代わりに、焼きおにぎりのようなライスで具をサンドした商品だ。

「ごはんてりやき」「ごはんベーコンレタス」「ごはんチキンフィレオ」の3種類がラインナップされており、いずれも17時からの“夜マック”限定での販売となっている。

 この販売を受けてネット上では、「復活を待っていた」「前回食べていないから、今回は絶対に食べる」「もうレギュラーメニューにしてほしい」など、期待や絶賛の声が多く上がっている。しかし一方で、「正直、普通のバーガーでいい」「あんまり好きじゃない」など、微妙だという評価も。また、「ライスバーガーを食べたかったらモスバーガーに行けばいい」「これを食べると、結局モスのやつが食べたくなる」など、レギュラーメニューとして、同種のライスバーガーを扱っているモスバーガーと比較する声も散見された。

 2月に初めてマックがごはんバーガーを販売した際にも、「これはモスとの戦争だ」など、両者を比較する声が多くあった。そんな両者のライスバーガーの実力を測るため、マックの上記3品に加え、モスで販売されている「モスライスバーガー焼肉」「モスライスバーガー海鮮かきあげ(塩だれ)」の2種を加え、試食を敢行。編集部の独断と偏見でランク付けさせていただいた。“戦争”の軍配はどちらに上がるのか。ぜひとも参考にされたい。

熟練のモスバーガーか、新参のマクドナルドか、全5品を完全試食

(価格はすべて税込みです)

【第5位】
ごはんベーコンレタス
(マクドナルド 410円)

ご飯と具の相性 ●○○○○
食べやすさ ●●○○○
総合評価 ●●○○○

通常のハンバーガーだとガッツリ系で人気のベーコンレタスだが、ご飯との相性は今回試した5商品のなかではワースト。甘みが強いバンズとの相性を考えて具が作られているのか、ごはんバーガーでは塩気がかなりトガってしまったのが残念。酒のつまみにはいいのかもしれないが、腹を満たすための食事としてはちょっと微妙であった。

【第4位】
ごはんチキンフィレオ
(マクドナルド 410円)

ご飯と具の相性 ●●○○○
食べやすさ ●●●○○
総合評価 ●●●○○

フライドチキンとご飯という組み合わせの妙か、口に入れるとからあげ丼を思い起こさせるような味わいが広がるのはナイスだが、後からオーロラソースの風味が追いかけてきて微妙な相性に落ち着くのが残念。通常のバンズでは味をまとめるために必要なのだと思うが、ごはんバーガーからは抜いてしまったほうがいいと思う。

【3位】
モスライスバーガー海鮮かきあげ(塩だれ)
(モスバーガー 315円)

ご飯と具の相性 ●●●○○
食べやすさ ●●●●○
総合評価 ●●●○○

かき揚げ丼をそのままライスバーガーにしたような構成だが、塩だれということもあって、純粋に米の味が楽しめる一品だ。塩だれだからなのか、揚げ物を使っているにもかかわらず、さっぱりした味わいで、毎日でも食べられそう。とはいえ、パンチがあまり効いていない平凡な味だということでもあるが……。

【2位】
ごはんてりやき
(マクドナルド 390円)

ご飯と具の相性 ●●●●○
食べやすさ ●●●●●
総合評価 ●●●●○

通常のハンバーガーでも人気を誇るてりやきマックバーガーのご飯バージョン。長い歴史を持つからかご飯との相性も最高に近いが、酸味の強いマヨネーズがちょっと違和感を抱かせる出来で、惜しくも2位。ごはんチキンフィレオと同じく、こちらもマヨネーズを抜いてしまったほうがおいしいのではないかと思われた。

【1位】
モスライスバーガー焼肉
(モスバーガー 362円)

ご飯と具の相性 ●●●●●
食べやすさ ●●●●●
総合評価 ●●●●●

サニーレタスと焼肉のたれに付け込んだようなテイストの牛肉が挟まったライスバーガー。まさに片手で食べられるカルビ丼といった味わいは、他の追随を許さない完成度だ。スーパーなどで売られている冷凍食品に、この商品のコピー商品と思しきものが多数見られるのも、その圧倒的なできばえが食品業界のなかでも評価されているということなのかもしれない。

モスバーガーは、ライスとの相性が練られており完成度が高い

 マックのごはんバーガーに関しては、「ハンバーガーのバンズをそのままライスに変えてみました!」という感が強く、ライスバーガーゆえの工夫というものがあまり感じられなかった。その点、モスのライスバーガーは、長くレギュラーメニューとしてラインナップされているだけあって、ライスとの相性がきちんと練られた商品に仕上がっている。

 マクドナルドの今回のごはんバーガーの販売期間は11月上旬までとのこと。マクドナルドにおかれましては、みたびごはんバーガーキャンペーンを敢行する際には、ぜひともそうした点にも配慮し、さらなる完成度の向上を目指していただきたいものである。

(文=編集部)

飲食店の“接客ロボット”が急速に普及か…「客の手間が増える」という課題も

 飲食店における「接客ロボット」というと、集客のための「客寄せパンダ」のような扱いのものか、人手不足を解消する目的のものが多かった。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、そのあり方が変わってきているという。

Pepperがおすすめメニューを提案も

 慢性的な人手不足に悩まされている飲食業界。省力化のために調理場に機械を導入するケースは多かったが、最近は接客を行うロボットが増えてきているという。

「たとえば、大門の『鶏ポタラーメン THANK』には、食券販売機の横に『Sota』というコミュニケーションロボットがいます。Sotaは、お客様に専用アプリのダウンロードと顔写真の登録をしてもらうことで、一人ひとりの顔と購入履歴、来店回数を記憶します。そして、来店回数に応じたトッピングをプレゼントするといった、おもてなしサービスを行っています」

 そう話すのは、株式会社飲食店繁盛会の飲食コンサルタント・小島軌章氏だ。コミュニケーションロボットを導入することで常連客への細やかな対応を可能にし、耳目を集めて集客につなげる意図もあるという。

 東急プラザ渋谷の「Pepper PARLOR」も、人型ロボットの「Pepper」が客の表情から年齢や性別を判別し、おすすめメニューを提案してくれる。注文はタブレットで行うが、操作の手順はPepperが教えてくれるのだ。

「今年1月、池袋の『養老乃瀧』内に期間限定でオープンしていた『ゼロ軒めロボ酒場』も、ロボットが接客とドリンクの作成から提供までを行い、高い関心を集めていましたね」(同)

 ゼロ軒めロボ酒場では、QRコードが記載された食券を購入し、そのコードをロボットに読み込ませることでドリンクをつくってくれるという仕組みだった。QRコードでロボットにオーダーし、商品を作成・提供してもらうというのは、HISが手がける渋谷の「変なカフェ」も同様だ。

「ほかにも、定額制居酒屋の『定楽屋』では、『PEANUT』というフロアロボットを導入しています。PEANUTは商品の配膳とバッシングを行ってくれるので、店員とお客様の濃厚接触を防ぐ手段としても注目を集めています」(同)

「客の手間が増える」という課題

 飲食業界での導入が進んでいる接客ロボットだが、その数はまだ少ない。小島氏は、導入したくてもできない店舗が多いと話す。

「接客ロボット導入の最大のネックは、ロボットの作業空間の確保が難しいという点です。たとえば、先ほど紹介したPEANUTに代表されるフロアロボットは、フロア内にロボットが走行できるだけのスペースを要します。さらに、ロボットの走行スピードが遅いことも考えると、ピーク時には人力での配膳やバッシングを同時に行わなければ回転率が落ちてしまう。そのとき、人とロボットの動線がバッティングしないような工夫がされていないと、効率が悪くなってしまうのです」(同)

 店内スペース、ロボット本体の購入費用やメンテナンス代などを考えると、コスト面でも導入のハードルは高い。しかし、コスト以上に問題なのが、客の手間が増えてしまうという点だ。

接客ロボットがオーダーを受けてくれたりバッシングを行ったりしてくれれば、確かに店員の手間は減ります。しかし、お客様側の手間は増えてしまうのです。注文であれば、これまでは店員に口頭で伝えるだけで済んでいたのが、タブレットでメニューを探し、数量などを入力して……という手間がかかります。バッシングも、お客様が自らロボットに皿を乗せる手間がかかるのです。慣れてくれば気にならないかもしれませんが、『面倒だな』という気持ちを持たれてしまうこともあるでしょう」(同)

 店員とロボットが共生するためにはそれぞれの動線が、客とロボットが共生するためには客側の理解が必要だが、そのどちらも、まだまだ追いついていないのが現状なのだ。

コロナ禍で飲食店の“ロボット化”が加速か

 しかし、小島氏は「新型コロナの感染拡大を転機に、ロボットの導入は増えていくと思います」と語る。

「まずは、ネックだった導入費用について。そもそもの価格がだいぶ手頃になってきているということもありますが、新型コロナの感染拡大を受けて、さまざまな補助金や助成金が拡充しました。中には、AIやロボットシステムの導入に対する助成金を用意している自治体もあります。これまでは人手不足解消に一役買っていた接客ロボットが、今後はコロナ対策として力を発揮していくわけです」(同)

 接客業務をロボットが担えば、店員と客の濃厚接触は避けられる。感染拡大を防止しながら経済を活性化させるために、助成金が拡充されているのだ。

「お客様にとって手間となっていた部分も、『新型コロナ感染拡大防止のため、濃厚接触を避けてロボットが接客を行います』とすれば、理解が得られやすい。今は、接客ロボットをお客様に受け入れてもらう絶好のチャンスなのです」(同)

 また、小島氏は「厨房にもロボットの導入を進めれば、より安全性が高まるのでは」と言う。

「店員とお客様、お客様同士のソーシャルディスタンスを保つことは徹底していても、忘れがちなのが店員同士のソーシャルディスタンスの確保です。厨房にもロボットが入ることで、省力化に加え、店員同士が距離を保ったまま調理が行えます。店が行う感染防止対策の安全性が高ければ高いほど、お客様にとっても安心ですよね」(同)

 もちろん、現在営業している飲食店は厨房にも客席にも細心の注意を払っているだろう。さらに、ロボットがいることで、濃厚接触の機会が減ったりソーシャルディスタンスの確保がしやすかったりする店であることがわかれば、客はより安心して足を運ぶことができるわけだ。

 コスト面や客からの理解といった課題が解消されたとしても、「動線の確保」というネックは残る。とはいえ、ロボット自体の開発も進んでいるので、今後は多機能業務がこなせるようになったり作業スピードが上がったりすれば、ロボットと人が完全に分業した上で共に働けるようになる可能性もあるだろう。

 接客だけでなく、調理も清掃も何から何にまで“フルロボット化”された飲食店が登場する日も、そう遠くないかもしれない。

(文=ますだポム子/清談社)

無印良品、見逃せないレビュー続出の要注意商品5選…故障しすぎなアロマディフューザー

 生活雑貨ブランド界の代表格「無印良品」。“印の無い良い品”に由来するというそのブランド名の通り、シンプルなデザインでありながら高機能な生活用品を豊富に取り揃えており、近年は“ミニマルな暮らし”や“丁寧な暮らし”ブームの流れで商品が注目を浴びる機会も増えている。

 しかし、「良品計画」が7月10日に発表した2020年8月期の決算公告によると、営業収益は前年同期から29.9%減り、787億5300万円。さらに、営業利益、経常利益、純利益のすべてが赤字に転落するという厳しい数字になった。今後の巻き返しに注目が集まる。

 だからというわけではないだろうが、好評の商品が多い一方で、ユーザーから不満の声を多く集めてしまっている商品もある。そこで、今回は「Business Journal 買うべき・買ってはいけない調査班」は、この秋買ってはいけない商品を5つ選出した。この秋のお買い物に役立てていただければ幸いである。

超音波アロマディフューザー・大(加湿機能付) 型番:MJ-ADB1/1万4900円(税込、以下同)

 そろそろ乾燥が気になってくる季節。家で過ごす時間が増えた今年こそ加湿器デビューしてみようと思っている方も少なくないかもしれない。しかし、無印良品の「超音波アロマディフューザー・大(加湿機能付) 型番:MJ-ADB1」はおすすめしがたい商品となっている。

 こちらはアロマディフューザーでありながら加湿機能もついているという触れ込みで、アロマ関連のコーナーに堂々と陳列されていることが多く、無印にとっては“推し”の商品なのだろう。しかし、その自信とは裏腹に、ユーザーからは厳しい意見が集まっている。

 非難されているポイントもひとつではなく、「パーツが溶けた」「いくらなんでも故障しすぎ」「水のぴちゃぴちゃ音がうるさい」「周辺が水浸しになる」など、実にさまざま。そういった書き込みをした人たちの商品がたまたま不良品だったのかもしれないし、あくまで個人の感想でしかない。しかし、レビューなどを観ると、ディフューザーや加湿器などの機器を購入するのなら、専門のメーカーに頼ったほうがベターと言えるのではないだろうか。

ステンレスタンブラー 約300ml/990円

 肌寒くなるにつれて、温かい飲み物が恋しくなってくるもの。秋先のデスクワークのお供に、タンブラーの購入を検討している人もいることだろう。無印はタンブラーをいくつも販売しているので気になった人はチェックしてみてほしい。しかし、その時に「ステンレスタンブラー 約300ml」を選ぶのは考えものだ。

 このタンブラーは飲み口がスライド式のフタで塞がれているのだが、このフタがかなり固いのだという。公式サイトのレビュー欄を見てみると、「固すぎて絶対につまめない」「爪が短いので手で外せない」「スプーンの柄でこじ開けている」など、気になる意見が散見される。

 実際にフタをスライドさせてみたところ、確かに固かった。自然な力でスライドさせようとすると、まず動かない。ぐっと力を込めてみると、じわじわと動き出してカチっと開いた。これは爪が短い人なら苦戦するだろうし、爪が弱い人や長い人なら折れてしまいかねない。ただ、同じ商品の別のものならするっと開いたので、個体差があるのかもしれないが、ロシアンルーレット的に賭けで買うよりかは、別の商品を選んだほうが安全な気がしてしまうのも事実だろう。

日焼けを防ぐUPF50ネックゲイター 29×29cm・ネイビー/490円

 昨今、外出時に欠かせない存在となったマスクだが、スポーツを楽しむ際にはネックゲイターを選択するという方も少なくないはず。無印良品にも「日焼けを防ぐUPF50ネックゲイター」なる商品が用意されているのだが、スポーツ用に購入するには買い控えたほうがいいかもしれない。

 なぜなら、この商品を買ったユーザーからは「厚手で息苦しい」という声があがっており、「ジムでつけて走ったら、死ぬかと思った」とまで書き込む人もいるのだ。あくまで個人の感想だろうが、看過できないコメントである。

 実際に購入して使ってみたが、紫外線防止効果が高いカットソー素材を採用したという生地は確かに分厚い印象。冷房が効いた室内で着用してみても少し暑さと息苦しさを感じたため、スポーツの際にはもっと苦しく感じられてしまうだろう。もちろん、裏を返せば“しっかりした素材感”ともいえるし、ライトなネックウォーマーとして使えば便利な商品だが、スポーツ用に購入するには適していない気がする。

しゃっきり泡立てボディタオル 約23×90cm/490円

“しゃっきり”という独特の表現が目を引く「しゃっきり泡立てボディタオル 約23×90cm」は、さっぱりした洗い心地をアピールしているボディタオル。「やわらか泡立てボディタオル 約25×90cm」(490円)と共に、バス関連グッズのなかでも購入される機会が多いようだ。しかし、「しゃっきり泡立てボディタオル 約23×90cm」を購入したユーザーからは不満の声が聞こえてくる。

 その原因は、“しゃっきり感”を表現するために採用した素材にあるようで、「1カ月もしないうちに、毛玉だらけになった」「初日から繊維がいっぱいとれ、お風呂上がりに体についていることがある」「初日からほつれた」などのレビューが散見される。

 確かに、このボディタオルは硬めのファイバーが集まっているようなつくりなので、この繊維が抜けてきてしまうのだろう。実際に、1回使っただけで無数の毛玉ができたので、劣化も早そうだ。泡立ちや洗い心地は決して悪くないが、長持ちするボディタオルを求めているのなら、避けたほうがいいだろう。

アルミタオルハンガー・吸盤タイプ 約幅41×奥行6cm/490円

 無印良品には、かゆいところに手が届く便利グッズも数多くラインナップされている。「アルミタオルハンガー・吸盤タイプ 約幅41×奥行6cm」もそのうちのひとつで、吸盤で簡単にタオルハンガーが設置できるという商品だ。しかし、この商品を満足に使えるかどうかは運によるところもあるようである。

 というのも、この商品を買ったユーザーの一部は「すぐに落ちる」ことを指摘しており、公式サイトのレビュー欄の「何もかけていないのに落ちてきます」「取り付ける面を綺麗に拭いてもダメだった」とのコメントからは憤りが伝わってくる。その書き込みをしたユーザーの商品がたまたま不良品だったという可能性も否めないが、気になるところだ。

 そこで実際に使ってみたところ、キッチンのシンクの扉には吸着せず、ポロっと落ちてしまった。だが、場所を変えて玄関の収納部分につけてみると見事に吸着し、1週間以上は落ちてこなかった。何はともあれ、吸盤と取り付け面の素材の相性が大きく影響してくるようだ。購入を検討しているのであれば、購入前に口コミをチェックし、自分が取り付けたい面の素材にはきちんとつくのか、調べたほうがいいだろう。

 今回は、無印良品のこの秋買ってはいけない商品を5つ紹介した。もちろん、今回紹介した商品も、必ずしも万人に対して「買ってはいけない」といえるものばかりではないので、自分の用途と目的に合わせて判断していただきたい。
(文・取材=「買うべき・買ってはいけない調査班」from A4studio)

※2020年9月中旬時点の情報です。

パチスロ1G連「90%オーバー」に期待の声!! 沖スロ「名作」が「完全復活」

 10月5日、トップメーカー平和はパチスロ新台『南国育ち-30』(アムテックス社製)を発表した。

「南国育ちシリーズ」といえば4号機時代に旋風を巻き起こした沖スロシリーズ。ループ性を持つ1G連を搭載したストック機として沖スロファンを熱狂させたマシンだ。

 5号機においても『南国育ちスペシャル』や『キュインぱちすろ南国育ち 1st vacation』などが登場。そんなビッグタイトルの復活に多くのユーザーから熱視線が注がれている。

 本機は30Φ、4thリールを採用し、純増約6.2枚のATを搭載したマシン。初代を意識した「ボーナスの連打で出玉を増やしていく仕様」となっている。

「キュイン」という効果音と共にパトランプが光ればボーナス当選というシンプルなゲーム性は健在。スタート音の遅れやリプレイのフラッシュなどの演出で期待感を高める。

 疑似ボーナスは40G約248枚獲得可能な「BIG CHANCE」と、20G約124枚獲得可能な「REG CHANCE」があり、条件を満たすと突入する「ENDING BONUS」も存在する模様だ。

 レア役はボーナス当選のチャンス。4thリールによる多彩な出目や演出にも期待が高まっている。

 初当り確率は1/354.7(設定1)〜 1/298.6(設定6)となっており、シリーズお馴染みの「1G連」でボーナスループを目指していく。

 ボーナスのラスト8Gは「バタフライゾーン」となり、蝶ランプが点灯すればボーナス1G連獲得。最大ループ率は約90%となっている。

「『南国育ち』といえば1G連です。4号機においては『単発→3連チャン』が設定6の挙動という印象ですが、今回はどうなんでしょうか。

有利区間が継続した場合はモードアップ抽選が行われていたり、『有利区間リセット後は狙い目!?』などがウワサされています。有利区間ランプには要注目ですね。

疑似ボーナスの連打がキモとなるスペックなので、打感は4号機『南国育ち』と近いかもしれません。早く90%オーバーの威力を味わいたいですね」(パチスロライター)

 初代『南国育ち』のゲーム性を完全再現しつつ、新たな要素が追加され、関係者の期待は膨らんでいるようだ。

 リリースは2021年1月の予定。今後も続報に注目していきたい。

石原さとみ級の衝撃?某人気女性タレント、近々結婚を発表か…お相手は落語家との情報も

 人気女優の石原さとみが今月1日、一般の会社員と結婚することを発表し、世間を驚かせたが、近々“あの人気女性タレント・X”の結婚が発表されるという情報が、一部業界内に伝わっているようだ。

「Xはここ数年ブレイク中のお笑い女性タレントで、テレビでもよく見かけるほどの売れっ子。お笑いライブなども多数こなし、芸人としての実力は折り紙付き。多くの賞レースなどでもそこそこの成績を収めています。また、テレビドラマにも出演するなど、その活動は芸人の枠を飛び越えて幅広く活躍しているという印象です。いずれにしても、結婚が発表されれば石原さとみのときと同じくらいは話題になると思いますよ」(テレビ局関係者)

 人気の独身女性お笑いタレントといえば、ゆりやんレトリィバァ、「3時のヒロイン」の福田麻貴、ゆめっち、かなで、「おかずクラブ」のオカリナとゆいP、「にゃんこスター」のアンゴラ村長、「相席スタート」の山﨑ケイ、尼神インターの誠子と渚、40代では友近、大久保佳代子、50代ではいとうあさこなど、数多い。

「“意外に”という言い方は失礼ですが、女芸人のなかでは、どちらかといえば男性受けは結構いいほうだと思います。所属事務所としても将来が期待できる芸人だけに、ごくごく限られたスタッフの間にしか結婚の話は伝えられておらず、今、発表に向けて関係各所との調整の詰めに入っているようです」(同)

 気になるお相手の男性だが――。

「Xと同業者、それも落語家です。正直なところ、名前を聞いて顔が浮かぶほど売れている落語家さんかと聞かれれば、ちょっと微妙です。私も名前を聞いたとき、“誰?”と思ってしまいましたからね。ただ、名門一門の師匠につき、独演会を開くなど一定の人気はあり、堅実にキャリアを重ねているみたいですね」(前出と別のテレビ局関係者)

「早ければ来週中にも結婚を発表する方向のようですが、ブレる可能性もありそうです」(芸能事務所関係者)とのことだが、吉報に期待したい。

(文=編集部)

日本学術会議への不当人事介入は安倍政権時代から始まっていた! 安倍の意向を汲んだ杉田官房副長官と菅首相が…

 やはり問題の発端は安倍政権だった──。菅首相による日本学術会議の任命拒否問題をめぐり、安倍政権時代から露骨な官邸による人事介入がおこなわれていた、その詳細がわかってきたからだ。  その詳細を証言しているのは、2011年から2017年まで日本学術会議の会長を務めた大西隆・...

甘デジ「魅惑の出玉性能」…万発は余裕!? 「強力なRUSH」が話題の新機種「激アツ情報」公開!!

 数々の人気機種を生み出し、パチンコ分野で目覚ましい活躍を続ける実力派メーカー京楽産業.。

 同社の魅力に満ちた人気機種が、「遊タイム+甘デジ」という新スペックとして進化を遂げる。そんな成功モデルが完成しつつあるのかもしれない。

 その最たる例が『ぱちんこ 新・必殺仕置人』だ。本機は当時ユーザーが不満をもらしていた「出玉スピードの遅さ」を完全に解消。高い継続率を誇る「秒殺V-ST」が高速連チャンを生み出し、人々を歓喜へと導いた。

 そんな誉れ高い功績を残したマシンが「甘デジ+遊タイム」として生まれ変わった『ぱちんこ新・必殺仕置人 TURBO』。最大の武器である「秒殺V-ST」を完全継承している。「高継続×約1000発」という甘デジの限界を追求した「激甘スペック」でユーザーの心を掴んだ。

 更に本機には低確率280回転消化で発動する「時短379回」の遊タイムを搭載。ST終了後には50回の時短が付与される振分けがあるなど、出玉面だけでなく時短性能も優れた「至高の甘デジ」として大成功を収めた。

 存在感を増す京楽産業.の勢いは更に加速。『仕置人』が築き上げたヴィクトリーロードを辿るべく、人気シリーズが「甘デジ+遊タイム」として登場する。

『ぱちんこ 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ キュゥべえver.』(京楽産業.)

■大当り確率:【通常】約1/99.9
     【右打ち中】約1/23.4
■RUSH性能:【突入率】約53%
      【継続率】約77%
■時短回数:4回or25回or295回
■遊タイム:【突入条件】大当り間300回転消化後
      【時短回数】295回
■賞球:3&1&2&4&5&9&10
■特賞出玉:【中始動口】243発or1000発
      【右始動口】300発or1000発
○○〇

『ぱちんこ 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ』が遊タイム搭載の甘デジで登場。本機の最大の特徴は「JACK POT」という新システムが搭載されている点だ。

「JACK POT」は、電チュー振分け約10%の大当り「アルティメットRUSH」を引く事で発動。その後は「1000個+時短295回」が約50%でループという甘デジらしからぬ一撃にも期待できる仕様だ。

 初当り時の70%が「時短4回+残保留4回」の「RUSHチャレンジ」へ突入。ここで大当りを射止めるか、振り分け29%の直撃(1%はアルティメットRUSH)を引く事で「マギカ☆RUSH」へと繋がる仕様だ。RUSH突入率は約53%。継続率は約77%と高い連チャン性能を誇る。この間に「JACK POT」を狙うゲーム性だ。

 更に本機には、大当り間300回転消化後に「時短295回」の遊タイムが発動する。強力な出玉性能に加えてハマりの救済処置も施されている本機。攻守ともに優れた新生『まどか☆マギカ』が、甘デジ界を大いに盛り上げるだろう。

 そんな魅力に満ちたスペックでユーザーの期待感が高まっている『ぱちんこ 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ キュゥべえver.』。耳寄りな「激アツ情報」が公開され、話題沸騰中だ。

 京楽産業.は、新機種『ぱちんこ 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ キュゥべえver.』のフィールドテストを「サンシャインKYORAKU」にて10月9日より実施すると発表した。

 実施店舗は「サンシャイン栄」「サンシャイン平針」「サンシャイン南」の三店舗。いずれも当日は午前9時より営業開始予定となっている。

「遊タイム+甘デジ+ JACK POT」を搭載し、究極進化した『ぱちんこ 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ キュゥべえver.』を誰よりも早く体験できる貴重な機会。興味がある方は「サンシャインKYORAKU」に足を運んでみてはいかがだろうか。

田中みな実、NHK骨太ドラマ出演決定で視聴者から拒否反応も…「勘違いにもほどがある」と厳しい声

 フリーアナウンサーの田中みな実が、12月12日・19日の2週にわたって放送されるNHKの土曜ドラマ『ノースライト』に出演することが決定。事務所移籍後初の女優業に骨太ミステリーが選ばれ、その本気度の高さをうかがわせている。

 同ドラマは『クライマーズ・ハイ』『64』などのヒットで知られる作家・横山秀夫の小説を原作としたミステリー。西島秀俊、北村一輝、伊藤淳史、宮沢りえ、寺脇康文らメインキャストに続いて、追加で田中の出演が発表された。

 田中は今夏、広末涼子や戸田恵梨香、有村架純らが所属する“女優系”の芸能事務所「フラーム」に移籍。女優業に本腰を入れるための移籍といわれていたが、さっそく本格派ミステリードラマへの出演が決まったようだ。

 さらに、田中は今月27日に放送されるNHKの人気ドキュメンタリー番組『プロフェッショナル仕事の流儀』に出演することも決定。超売れっ子である田中の知られざる素顔が明かされるそうで、密着取材のカメラに「旬の存在になりたくない。タピオカではなく、豆大福のような存在になりたい」と語るなど、随所で“名言”が飛び出すようだ。

 豪華共演者に混ざっての本格派ドラマ出演に『プロフェッショナル仕事の流儀』への登場……田中の勢いと事務所のプッシュの相乗効果によって、驚くような大抜擢が続いたといえる。

 しかし、その一方で冷めた声もネット上で目立っている。田中の女優としての仕事で話題になったのは、なんといってもドラマ『M愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)での怪演だが、かなり“イロモノ”的なキャラクターだったので本格的な演技については未知数。あまり評価が定まらない段階で、演技派ばかりがそろった重厚な横山秀夫原作ドラマに出演することに疑問の声が少なからず上がっている。

 SNSなどでは「この人はアナウンサーなんじゃないの?」「真面目に演技だけやってる役者を使ってほしい」「勘違いにもほどがある」「あのキャスト陣の中に田中みな実って目を疑った」「『M』のアレは演技なんてもんじゃなかったでしょ」などと批判的なコメントが続出。「豆大福のような存在になりたい」という発言についても、ネット上で「見た目は白いけど中身が真っ黒だから?」と皮肉られてしまう始末だ。

「局アナ時代からバラエティのイメージが強く、フリー転身後もセクシー写真集で話題になるなどしたことで、ドラマファンからすると『話題作りのためにキャスティングされている』という印象になってしまっているようです。『M愛すべき人がいて』のようなドラマならそれも許されたのでしょうが、今回はシリアスな作品なので拒絶反応が強い。逆に言えば、ここでしっかりと実力を見せることができれば『女優・田中みな実』として認められることになりそうです」(芸能ライター)

 女優業を本格化させるために事務所まで移籍してしまった田中にとって、今回のドラマは大きな分岐点となりそうだ。

有名議員事務所の“あり得ない求人広告”に永田町の秘書たちが騒然となった理由

 国会議員秘書歴20年以上の神澤志万です。

 10月2日のアメリカのドナルド・トランプ大統領の新型コロナ感染のニュースは、世界を震撼させましたね。幸い、重症化せずにすでに退院したようですが、側近たちは感染続出で、今後も波紋を呼びそうです。一方で、今まで興味がなかった方も大統領選挙に興味を持たれたのではないでしょうか。

 9月30日には、共和党のトランプ大統領と民主党のジョー・バイデン候補の直接対決となったテレビ討論会が中継されましたね。神澤も議員会館で見ましたが、トランプ大統領は相当追い詰められている印象でした。何かものすごく焦っているような感じで、余裕のなさを感じました。発言の内容も神澤の英語レベルで理解できるような話ばかりで、「大統領選挙の討論会って、この程度?」と思ってしまいました。

 報道によれば、世論調査でもトランプ大統領の支持率は低迷していますね。もっとも議員会館ではアメリカの放送はCNNしか見られず、1社だけだと報道的にも偏るので、秘書たちはもっとチャンネルを増やしてほしいと思っています。

 大統領選の結果は日本の政治にも大きく影響するので、解散総選挙のタイミングは大統領選の結果を見てから……との説もあるくらいです。トランプ大統領が落選する可能性もありますから、トランプ政権と密接な関係にあった安倍政権を引き継いだ菅内閣は、冷や冷やしながら動向を見守っていると思います。

議員事務所の「求人広告」に秘書たちが騒然

 永田町では、杉田水脈衆議院議員の失言問題よりも、河井克行元法務大臣夫妻の買収問題よりも、解散総選挙の方がずっと重要です。

 そんな中、10月7日に秘書たちがざわつく「事件」がありました。川田龍平参議院議員の事務所が、転職者向けサイトに公設第一秘書の求人広告を出していたのです。秘書を公募すること自体は違法でもなんでもないのですが、第一秘書というのは、秘書のトップとして事務所の運営を担う立場です。そのポジションを公募するというのがあり得ない印象で、うまくいったという話も聞いたことがありません。

 求人広告を見て応募する方は、ほとんどが国会に夢や希望を持っているので、採用後すぐに理想と現実のギャップにがっかりされます。公設秘書は特別国家公務員にあたるため、労働法の適用除外で年次有給休暇制度がありません。その事実を知らずに雇用され、突然クビになっても訴える権利すらないのです。さらには、議員や先輩秘書たちとの特殊な上下関係もつらいです。

 理想に燃えてきた人たちは、当然こうした状況に異を唱えますが、残念ながら、これは「永田町の常識・ヨソの非常識」のひとつ。「労基法を守れ」と言っても、議員との軋轢を生むだけです。議員秘書こそ働き方改革が必要なんですが、まあ未来永劫無理な気がします。

 川田事務所も、なかなかいい評判が聞こえてこない事務所のひとつです。昨年の参議院議員選挙で3選を果たしたのに、直後に功労者の政策秘書を解雇していますし、今回はずっと我慢してきた第一秘書がお辞めになったのではないでしょうか。

 川田議員は血友病の治療薬でHIVウイルスに感染し、いわゆる薬害エイズ事件(東京HIV訴訟)の原告として実名を公表、国や製薬会社を相手に戦ったことで有名になった方です。

 裁判をともに戦ってきたお母様の川田悦子さんが2000年に衆議院議員に当選したときは秘書として活躍し、07年にはご自身も参院選に出馬されて、現在3期目です。

 私生活では、ジャーナリストの堤未果さんと結婚されたことでも話題になりました。少し前に、お蕎麦屋さんで川田議員とご家族をお見かけしましたが、悦子さんもお元気そうで、微笑ましい家族団らんでした。

 一方で、永田町では結婚後に川田事務所の評判が落ちたと言われており、堤さんが事務所に関わるようになってから離れたスタッフは多いと聞いたこともあります。

 国会議員の妻が事務所を仕切ると悪く言われることが多いのですが、川田事務所の場合は公募までしている現状を見る限り、切実ですね。秘書も信用問題がかかっているので、普通はコネ採用が基本ですから、国会議員事務所としてきちんと機能しているのかどうか、心配になりました。

(文=神澤志万/国会議員秘書)