パチスロ「沖縄で絶大な人気を誇ったアップライト型機」 ~2号機名機伝説「アペックス701Z」編~【アニマルかつみの回胴青春時代Vol.33】


 第4回でも綴ったとおり、我が国における回胴式遊技機の文化は、戦後に進駐軍が娯楽用に持ち込んだスロットマシンが民間に払い下げられ、バーや喫茶店などに設置されたことに始まる。

 とりわけ、米軍の占領時代が長かった沖縄は、本土のような公営ギャンブルが無かったこともあり、スロットマシンは大衆娯楽の王道としてパチンコ以上に人気を集め、そして独自の進化を遂げてきた。

 本土では、1980年に『パチスロパルサー』が登場したのを機に、従来の大きな箱型スロットマシンからコンパクトな箱型機が主流となり、それによりパチスロは急速に普及していった。しかし沖縄では、1990年代の半ば頃までアップライト型機の天下だった。

 そんな沖縄のアップライト型機黄金時代の末期、圧倒的なシェアと人気を誇っていたのが、高砂電器の1.5号機『フェニックス』と、今回取り上げるサミー工業の2-2号機『アペックス701Z』である。

 仕様は、本土向けの『キューティーフルーツS』をベースにしており、BR両ボーナスとフルーツ(小役の集中役)を持つオーソドックスなAタイプ。

 ちなみに、2-1号機『アペックス701』は、本土向けの『アペックス301(EX)』をそのままアップライト型機にしたものだったが、ほとんど導入されることはなかったそうだ。

 さて、この『アペックス701Z』、先述のとおりライバルの『フェニックス』と沖縄スロットシーンにおけるシェアと人気を二分するほどの支持を得ていたわけだが、その理由は何かといえば、ズバリ「過激な連チャン性」である。

 もちろん、ボーナスの抽選方法が完全確率のランダム抽選方式になっている2号機では、正規のプログラムでは確率の範囲内でしか連チャンは発生しない。早い話が、設置されていたほぼ全てのマシンが「チューンナップ」されていたのだ。

 1990年代の初頭、本土のパチスロも裏モノによる連チャン機が全国のホールを席巻し、パチスロ人気が最高潮に達していた。

 しかし、沖縄のスロットマシンはそれより以前から、「連チャンして当たり前」な状況だった。

 自分が初めて沖縄を訪れた1994年秋の時点では、すでにそう言った状況は終息を迎えていたのだが、全盛期の頃の沖縄のホールは、本土では考えられないような鉄火場だったらしい。

 とにかく、出玉サービスやイベントが、ありえないくらいに過激だったのである。

 たとえば、ベイビー(現地でのREGの意)を引くごとに抽選券が配られて、それが所定の枚数になると夕方の抽選会に参加でき、見事に当りを引き当てられれば、「サービス台」を打つ権利を得ることができる。

 で、その「サービス台」にはスペシャルな基板がブッ刺さっていて、店が「打ち止めです」とストップをかけるまで連チャンしっ放しとなる寸法。

 抽選に当たった客の台の基板を、その場でスペシャルな基板に交換することも、ごくごく当たり前のように行われていたという。

 ちなみに、10万出る基板が「銀の基板」、30万出る基板が「金の基板」と呼ばれていて(基板の端に貼られていたテープの色に由来)、閉店や機械トラブルなどで規定枚数まで出せなかった場合は店が補償をしてくれたというのだから、なんとも凄まじい話である。

 もちろん、こういった状況を行政がいつまでも見過ごしているわけもなく、4号機時代を迎えた1993年頃から規制が始まり、前述のとおり自分が初めて沖縄を訪れた頃にはもう、兵どもの夢の跡となっていた。

 そして、某ホールチェーンが不正改造事案で摘発されたのを機に本土との同化策が急速に進行。長年、沖縄のファンに親しまれてきた『アペックス701Z』を含むアップライト型機は撤去され、箱型機に入れ替わっていった。

 もしもタイムマシンがあったなら。鉄火場だった頃の沖縄で、爆裂連チャンを夢見て鼻息荒く右レバーを引き倒したいものである。


(文=アニマルかつみ)

明治メルティーキッス、森永チョコボール…コンビニで買える“冬季限定チョコ”5選!

 冬になると、この時期にしか出会えない「冬季限定チョコ」が多く店に並ぶようになる。その理由は、気温が下がることで溶けやすい=融点の低いチョコでも流通・販売が可能になるからだ。チョコレートは融点を下げると口どけが良くなり、味わいも深くやさしくなる。各メーカーは、冬こそチョコのシーズンとばかりに、最新技術を詰め込んだ本気の商品を投入してくる傾向があるのだ。

 今年も、定番商品の新フレーバーをはじめとしたさまざまな限定チョコが登場している。そこで、コンビニで買えるおすすめの「冬季限定チョコ」を5つ紹介しよう。家でくつろぐときに、オフィスでのリフレッシュタイムに、冬にだけ楽しめるチョコをぜひ味わってみてほしい(価格は税込み)。

明治「メルティーキッス コク旨キャラメルバター」/265円

「冬のキッスは 雪のようなくちどけ」というCMソングでおなじみの、明治「メルティーキッス」シリーズ。専門店にも負けない本格的な原料や製法を追求し、冬の定番チョコとして多くのファンを抱えている。そんなメルティーキッスの融点は23℃前後と一般的なチョコより5℃近く低く、まさに雪が溶けるようなくちどけを実現している。

 今年はレギュラーフレーバー3種に加えて、「コク旨キャラメルバター」という新作が登場した。チョコとキャラメルという組み合わせに「甘すぎるのでは?」と思う人もいるかもしれないが、チョコ全体を覆うココアパウダーの苦み、そしてバターのコクと塩味がバランスを取ってくれるので、甘すぎるとは感じない。お酒にも合いそうな「大人のチョコ」といった印象だ。

 溶けやすいので、ホットミルクに1粒入れてキャラメル風味のホットチョコレートにしてもおいしい。冬の夜、家でゆっくりくつろぎたいときにおすすめだ。

ロッテ「コーヒーリキュール」/216円

 ロッテの「冬季限定チョコ」といえば、「洋酒チョコ」シリーズが有名だ。ラムレーズンとラム酒入りのガナッシュクリームが入った「ラミー」と、液状のコニャックが包み込まれた「バッカス」は、50年以上にわたって愛されているロングセラー商品。酒のアテにもピッタリなので、ビジネスパーソンからも熱い支持を獲得している。

 そんなロッテの洋酒チョコシリーズから新たに発売されたのが、「コーヒーリキュール」だ。ドーム型チョコレートの中心に液状のコーヒーリキュールがそのまま入っており、“なぜ今までなかったのか”と言いたくなるくらいの完成度。コーヒーリキュールの中にはミルクリキュールも入っているので、アルコール感が抑えられており、マイルドな味わいとなっている。

 この商品を存分に楽しむためには、ゆっくりと口の中で溶かしながら味わう食べ方がおすすめ。周りのミルクチョコを溶かしていくと、ある瞬間に中のコーヒーリキュールがあふれ出し、コーヒーの芳醇な香りが口いっぱいに広がる。さらに、飲むコーヒーと合わせると香りのマリアージュが複雑に広がっていくので、コーヒー好きの人は「コーヒーリキュールに合うホットコーヒー」を探してみてもいいかもしれない。

ブルボン「生チョコトリュフ 至福のミルク」/194円

 専門店などで売っているトリュフチョコは一般的に直径が3cmほどの大きさだが、袋詰めなどで市販されているトリュフチョコは全体的にサイズが小さく、一粒の食べ応えの部分で物足りなさを感じてしまうこともある。その点、ブルボンの「生チョコトリュフ 至福のミルク」はコンビニ商品ながら直径約2.5cmとかなり大きめで、専門店のトリュフチョコに限界まで近づけている。

 もちろん、注目すべきはサイズだけではない。中に入っている生チョコは冷蔵庫で冷やしてもとろとろした舌触りで、少し噛むだけでも溶けてしまうほど。このやわらかな食感の秘密は、生クリームとココアバターをふんだんに使用していること。融点を低くすることで、口に入れた瞬間にやさしくとろける、冬季限定チョコならではの舌触りを実現している。

 冷蔵してもなめらかさを保つ生チョコ部分に対し、その生チョコを包み込む外側のチョコ部分は、かなり固めの仕上がり。カリッとしたチョコと、とろっとした生チョコという“食感のギャップ”を楽しみたい人は少し冷やしてから、全体的にとろけるような“なめらかな食感”が好みの人は常温で放置してから食べるといいだろう。

グリコ「Bitte 冬のくちどけ」/321円

 グリコが冬季限定で発売する菓子シリーズ「冬のくちどけ」。これまでにも「ポッキー」や「アーモンドピーク」などで展開されてきたが、今年は「Bitte(ビッテ)」も仲間入りした。ビッテは、さくさくのビスケットの間にクリームをサンドし、全体をチョコレートでコーティングしたチョコ菓子。クリームやチョコは濃厚ながら、ビスケットが軽い食感なので、重たさを感じさせない人気商品だ。

 さらに、この商品は中のクリームの隠し味にコーヒー、チョコレートにはココアパウダーを多く配合することで、これまでのビッテにはない複雑で上品な味に仕上がっている。甘さ控えめなので、甘いものが苦手な人でも食べやすいだろう。

 ビッテは通常の商品もコーヒーとの相性を重視してつくられているが、この冬のくちどけ版は、特にホットコーヒーに合う逸品だ。オフィスでの休憩タイムなどに、ぜひ手に取ってみてほしい。

森永製菓「大玉チョコボール ホワイトクランチキャラメル」/173円

 森永製菓の看板商品「チョコボール」シリーズの中でも、特にビジネスパーソンに人気があるのが、大きさが通常の約2.5倍もある「大玉チョコボール」だ。食べ応えがあるのはもちろん、パウチタイプなので落ち運びにも便利。大人をターゲットにした商品なのでパッケージも落ち着いたデザインになっているが、おもちゃのカンヅメが当たる「エンゼルマーク」は付いてないので注意しよう。

 そんな大玉チョコボールにも冬季限定フレーバーが存在する。今冬限定の「ホワイトクランチキャラメル味」だ。キャラメルはチョコレート同様に夏場は溶けやすいため、秋~冬になると登場機会が増える食品だ。ホワイトチョコとキャラメルの組み合わせは、まさに冬ならではの出会いといえるだろう。

 それだけに、通常のチョコボールと比べる甘さ、噛みごたえともにかなり強めの仕上がり。ホワイトチョコでコーティングされているキャラメルの中にビスケットとアーモンドクランチが大量に入っているため、贅沢感のあるザクザクとした食感を楽しめる。

 寒い冬に温かい部屋で食べるチョコレートは格別。しかし、融点が低い「冬季限定チョコ」は、暖房の効いた部屋に放置しておくとすぐに溶けてしまうため、保管にはくれぐれも気をつけていただきたい。

(文=清談社)

JRA「4億円」の立役者は万馬券請負人!? 昨年「6勝」の崖っぷちジョッキーが「年間80勝」ペースに大躍進のカギとなったのはアノ人か

 11日のWIN5は史上最高額の4億8178万3190円の払い戻しとなった。昨年2月24日に記録された4億7180万9030円を塗り替える超高額配当を射止めたのは1人。年末ジャンボ級のビッグドリームに多くの競馬ファンがざわついた。

 WIN5対象レースは「4→5→14→3→5」の人気順で決着しており、1、2番人気が1頭も勝たなかったということが配当に大きく影響している。その中でも、中京10Rの寿S(3勝クラス)を制した14番人気ツーエムアロンソが大波乱の立役者だろう。

 寿Sの単勝オッズは1番人気パラスアテナが2.6倍、2番人気ダノンマジェスティが2.9倍の2強ムード。ハンデ戦とはいえ、この2頭のどちらかが勝つと予想したファンが多かったはずだ。しかし、単勝万馬券の超人気薄だったツーエムアロンソが優勝したことで、的中票数は62,422票から187票まで激減。票数をわずか0.3%まで減らしたことが4億円のカギとなった。

 そんなツーエムアロンソに騎乗したのが、デビュー12年目の高倉稜騎手である。

 高倉騎手はJRA開催初日の5日、中京1Rを4番人気テイエムマグマで制して幸先のいいスタートを切ると、万葉S(OP)も7番人気ナムラドノヴァンで優勝。10日の中山メイン・ポルックスS(OP)も3番人気エイコーンで2着に入り、11日はツーエムアロンソの大激走を演出した。

 今年、30歳を迎える高倉騎手は若手から中堅へとシフトしつつある世代だ。昨年、1世代上の松山弘平騎手はデアリングタクトとのコンビで牝馬3冠を達成するなど大ブレイク。それに続くことが期待されているだけに、絶好のスタートを切ったと言えるだろう。現在の勝ち星は年間80勝ペースで、リーディング8位相当。11日の開催を終えて【3.1.0.3/7】の成績で勝率は42.9%、単勝回収率に至っては「2123%」と驚異的な数字を誇っている。

 絶好調の高倉騎手だが、昨年までは不振にあえいでいた。

 デビューイヤーは37勝を挙げ、2年後に中京記念(G3)をフラガラッハで制し重賞初制覇。さらに翌年は重賞2勝と順風満帆な騎手生活に思われた。だが、2014年を境に年間勝利数は30勝を超えることなく、一昨年は7勝、昨年は6勝まで低迷。重賞勝利も丸4年遠ざかっており、まさに崖っぷちとも言える存在だった。

 そんな高倉騎手にとって、転機となったのは新進気鋭の若手調教師のおかげかもしれない。

「3勝のうち2勝は杉山晴紀厩舎の管理馬で挙げています。杉山晴調教師といえば、松山騎手など若手騎手を積極的に起用しています。高倉騎手もその一人と言えるでしょう。昨年も22鞍に騎乗して2勝を挙げており、高倉騎手にとって相性のいい厩舎ですね。

昨年は同厩舎のケイティブレイブがフェブラリーS(G1)を16番人気で2着に入る波乱がありました。この時の鞍上である長岡禎仁騎手は、同年の小倉記念(G3)でも10番人気アールスターで優勝するなど、穴騎手として注目される存在となりました。今年は高倉騎手が穴騎手として台頭するかもしれませんよ」(競馬記者)

 これまでに高倉騎手が重賞で馬券に絡んだのは17回。3連単の平均配当は「21万1499円」で、10回は10万馬券越えとなっている。すでに穴騎手としての資質は十分だったということだ。

 昨年までの不振が嘘のような活躍を見せている高倉騎手が、今週末の開催でも大きな穴を開けるかもしれない。

パチスロ6.1号機で「極上の体験」…「告白成功」でAT確定! 人気コンテンツが「ドキドキをプラス」してリニューアル

 夜の蝶たちが集う煌びやかなお店を疑似体験できる、あの人気コンテンツがリニューアルオープンする。平和は1月7日、最新パチスロ『パチスロラブ嬢2プラス』(製造・オリンピア)の製品情報を公開した。

 前作の『パチスロラブ嬢2』は、2019年9月にデビュー。出玉トリガーのAT機能は初代『パチスロラブ嬢』の1G純増2.7枚から3.0枚、差枚数管理型からベルナビ回数管理型へと変化し、初当り契機のメインこそCZに変更はないもものの、その主な突入契機もAT高確でのチャンス役から周期抽選へと改良された。

 周期開始時は「接客ステージ」「華舞伎町ステージ」「南国ステージ」「パトステージ」「ロードオブハーレム」のいずれかに振り分けられ、ステージによって周期ゲーム数や抽選システムが変動。

 南国ステージとパトステージは最大8G継続のチャンスステージで、10G継続のロードオブハーレムと同じく成功後はATへと直行する。

 CZ「アフターデートチャンス」は告白成功でAT確定。継続中は様々な演出で期待度が示唆され、失敗と思いきやの逆転パターンもある。

 AT「GOHOUBI RUSH」突入後は特化ゾーンでベルナビ回数が加算され、AT中はチャンス役成立でキープ(上乗せ)抽選や「GOHOUBIストック」抽選。ベルナビ消化後且つストック無し時は「継続チャンス」へ移行し、ここで11%~99%の継続抽選をパスすれば、再びベルナビ回数を獲得できる。

 継続チャンスに失敗した場合は、「サービスタイム」がスタート。このサービスタイムはCZの高確率状態で、CZ突入→成功すれば再びATが始まる…といった流れだ。

 新作『パチスロラブ嬢2プラス』はATを差枚数管理型、1G純増を約2.7枚に回帰。前作でネックだった減少区間を無くし、セット継続をループ率からストック管理へとチェンジした。

 初代でお馴染み「ラブ嬢ルーレット」も蘇り、その後は30枚以上の「単乗せ」、毎ゲーム上乗せの「GOHOUBI RUSH」、毎ゲーム100枚以上上乗せの「バズーカ!!」…のいずれかが発動。

 バズーカ!!については、GOHOUBI RUSH開始時に発生すれば上乗せ性能が、VIP BONUS開始時に発生すればループストック率が大幅上昇するなど、かなりパワーアップしているそうだ。

 通常時は前作をベースとし、「80G」到達でデートが濃厚。「1」「3」「7」「10」周期目がチャンスのようで、通常時にもドキドキをプラスしているとのことだ。

 導入は3月を予定している。

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 パチスロ5号機の爆裂マシン『ミリオンゴッド-神々の凱旋-』が惜しまれつつも撤去された昨年。『ゴッド』シリーズの次なる大作を待ち望んでいるユーザーも多いだろう。

そんな中でパチンコ分野に『ゴッド』最新作が遂に登場。爆裂シリーズの遺伝子をしっかりと受け継いだ「第3の神」が大量出玉を創造しそうな気配だ。

『Pアナザーゴッドポセイドン-怒濤の神撃-』(メーシー製)

■大当り確率:1/319.68→1/13.49
■GOD GAME継続率:約83%
■時短回数:5回or19回
■ラウンド数:2Ror6Ror10R
■遊タイム:通常時959回転でGOD GAME突入
○○〇

 海皇ポセイドンがパチンコ分野に初参戦。大当り確率1/319.68のミドルタイプで1種2種混合機となっている。「海神のGOD SPEC」の名の通り、右打ちの出玉に特化した超重量級スペックだ。

 初当り時は基本的には赤図柄揃いとなり、大当り消化後に「アトランティスゾーン」へと移行(金図柄揃いでRUSH直行)。ここでは最大9回のチャンスがあり、1/13.49の大当りを射止める事が出来れば本機最大の目玉「GOD GAME(GG)」へ突入だ。突破期待度は約50%となっている

「GOD GAME」では時短回数が「19回転+残保留4回」が付与され、その継続率は約83%を誇る。更に最大出玉となる「10R約1500発」の比率は右打ち中「約80%」であり、『ミリオンゴッド』の名に恥じない爆発力を実現した。期待出玉は現行マシン最強クラスの「約8000発」だ。

 また、本機には遊タイムが搭載されており、通常時959回転消化で「GOD GAME」へと直行する。大ハマりから爆裂仕様のRUSHへ急速にギアチェンジされるため、救済機能として大いに役立ってくれるだろう。

 演出面に関しては“神の力”が宿りし珠玉の4大演出を搭載。「神の予言」「三叉の牙予告」「ポセイドンゾーン」「ポセイドンFURY SP」は期待度「40~80%」と激アツだ。

Pアナザーゴッドポセイドン-怒濤の神撃-』は1月12日より導入が開始されている。神がもたらす一撃を是非とも堪能していただきたい。

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甘デジ界の「最終兵器」!?「Z」が織りなす連チャン性と出玉力は絶対正義の良スペック!

 アルファベット26番目の文字「Z」には、最後であるがゆえにさまざまな意味が取り込まれている。最終、究極、最高、未知のもの、突き詰める、などメッセージ性に富んだものでタイトルや名称に使われる頻度も高い。

 わかりやすいところでいうと、宇宙恐竜ゼットンはこの「Z」と50音の終わり「ん」を組み合わせたもので、最後の怪獣としてウルトラマンの最終話に登場し、ウルトラマンに完全な敗北を与えたのである。

 ただパチンコ・パチスロ業界ではあまり使われることはなく、パチスロの『ゼット/ゼットゴールド』くらいしか思い浮かばない。一方のパチンコでは『CR ZETMAN The Animation』が藤商事からリリースされている。

 この「ZETMAN」は桂正和原作の近未来の日本を描いたSFアニメで、「環境も考え方もまったく正反対」の主人公が正義を求めて戦うストーリーとなっている。

 スペックは大当り確率が1/399.6で150回のSTを搭載したMAXタイプと大当り確率が1/99でST70回となる甘デジタイプの2種類あるが、ご存知の通りMAXタイプは市場から駆逐されているので、現状で打つことができるのは後者のみである。

 その甘デジタイプは2015年導入にもかかわらず、いまだに100店舗ほどのホールで打てる根強い人気を持つマシン。連チャンと出玉力を兼ね備えた魅力たっぷりの機種なのである。

 連チャンを生み出すSTはヘソ抽選時43.75%、電サポ中なら100%突入となるV確タイプで、70回のSTによる継続率は約74.79%とかなり強力なものとなっている。さらに、モード中は大当りの20%が1200発出玉の最大ラウンドを獲得でき、甘デジの中ではトップクラスの出玉性能を有している。

 演出面では原作を知らないファンでもすぐに理解できるようなわかりやすい構造となっており、インパクト抜群の2つの正義ギミック発動やボタンプッシュで表示された数値がそのまま期待度に上乗せされる「ZETATTACK」などが見所となっている。

 またモチーフの世界観を反映した「共闘」が激アツを誘発するキーワードとなっていて、通常時なら2回の攻撃チャンスで勝利を目指す「クライマックス共闘バトルリーチ」、ST中ならZETとアルファが一緒にバトルを展開するパターンで大当りに肉薄するのである。

 また、待機画面中にボタン押下で表示されるメニュー画面からゲーム性をカスタマイズする機能も搭載されており、通常のスタンダード以外に、予告の期待度がアップする「チャンスアップモード」やプレミアム演出の出現率がアップする「プレミアムモード」など自分の好みにあった演出パターンを選択できるようになっている。

 甘デジの「Z」を名乗るにふさわしい秀作なのである。

(文=大森町男)

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JRA京成杯(G3)「激走必至」タイムトゥヘヴンはダノンザキッド以上!? M.デムーロ不振脱出の救世主となるか…… アーモンドアイ縁の桜花賞から「伝説」誕生の予感

 キストゥヘヴンは今を遡ること15年前、安藤勝己元騎手とのコンビで2006年の桜花賞を優勝した馬である。重賞4勝を挙げた名牝とはいえ、桜花賞は6番人気の伏兵で勝利したこともあり、同馬の名前を聞いて即座に現役時代が思い浮かぶ競馬ファンはそう多くないかもしれない。

 2009年の中山牝馬S(G3)勝利を最後に現役引退して繁殖入り。現在はオリオンファームで繋養されている。母としてはこれといった活躍馬を出せていないものの、京成杯(G3)に出走を予定しているタイムトゥヘヴン(牡3、美浦・戸田博文厩舎)には大物誕生の期待が懸かる。

 同馬は昨年11月の東京・芝1800mでデビューして4着、2戦目の未勝利も4着といずれも3番人気で、良くも悪くもない印象しか残らない。はっきり言ってここまでのタイムトゥヘヴンは目立った走りをしておらず、よくいる未勝利馬の1頭に過ぎなかった。

 そんな馬に一体何があったのかわからない。3戦目となった未勝利戦でこれまでの凡走が嘘のような激変を見せたのである。

 このレースでそれまで手綱を取っていた戸崎圭太騎手から北村友一騎手へと乗り替り。2番手追走から最後の直線で先頭に立つと、瞬く間に後続馬を置き去りにした。ゴール前では流す余裕すら見せたワンサイドゲームで、2着馬とは8馬身もの大差がついていた。

 だが、衝撃はこれだけにとどまらなかった。芝2000mでタイムトゥヘヴンが計時した勝ち時計は2分3秒0。折しも中山競馬場では2歳G1であるホープフルSがこの日のメインレースとして組まれていたが、優勝したダノンザキッドの勝ち時計は2分2秒8とわずか0秒2差だった。

 これは2着に入ったオーソクレースと同タイム。タイムトゥヘヴンが直線半ばで流していたことを考慮すると、追っていればその差はさらに縮まっていた可能性もあるのだ。

 芝の走破時計は開催やコース、その日の馬場状態で変わるため、単純に比較できるものではない。しかし、開催日、コース、距離がすべて同じともなれば、G1級のパフォーマンスを披露したことは無視できなくなる。

「2頭とも好位からの抜け出しが決め手となったレースでしたが、前後半のラップも遜色ありませんでした。これでもまだ2着馬以降と接戦であれば、過大評価になりかねませんが、単純に1頭だけG1級だったと考えれば、後ろが離されたのも無理がない話という結論に落ち着きます。

どうしてこれほどの馬が、それまでの2戦で凡走したのかはわかりません。しかも初勝利でホープフルSと差のない内容で圧勝ですからね……。もしかしたらG1馬である母の血が突然覚醒でもしたんでしょうか。それだけに、真価の問われる京成杯の走りには注目です」(競馬記者)

 京成杯では新たにM.デムーロ騎手とコンビを組むことになった。かつてはC.ルメール騎手以上に大舞台で活躍したデムーロ騎手も、近年は不振に喘ぎスランプに陥っている。好結果を残した北村友騎手からの乗り替りはプラスとはならない可能性もあるが、ここで結果を残して現状脱却に繋げたい。

 勝利を後押ししてくれそうなのは、母キストゥヘヴンが桜花賞で破った相手から多数の名馬が誕生していることである。

 このレースの5着シェルズレイからは17年のCBC賞馬シャイニングレイ、5戦無敗でチャレンジCを制したレイパパレが誕生。16着ダイワパッションは18年の皐月賞を優勝、日本ダービーでも2着に入ったエポカドーロを出した。ラッシュライフも産駒から重賞勝ち馬を出した。

 そして極めつけは14着フサイチパンドラだろう。同馬は9冠馬アーモンドアイの母としても有名になったが、自身も06年のエリザベス女王杯を優勝した名牝だった。

 となると、勝ち馬であるキストゥヘヴンとしても敗れた馬に負けてはいられない。タイムトゥヘヴンが活躍することで、伝説の桜花賞に花を添えたいところだ。

アイリスオーヤマ、コロナ禍を好機に変え大幅増収…瞬時にマスク月2億枚の生産体制確立

 菅義偉首相は1月7日、新型コロナウイルスの感染拡大に対応するため緊急事態宣言を発出した。東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県が対象だ。2020年に続いて多くの企業が“コロナ危機”に立ち向かうことになる。

 生活用品などを製造・販売するアイリスオーヤマ(本社・仙台市、非上場)は家庭用マスクに続き、医療機関で不足している医療用の高性能マスク「N95」を宮城県内で生産する。医療用マスク「N95」は世界的に不足しており、国内の医療機関でも入手しにくい状況が続いている。約10億円を投じて宮城県の角田工場に製造設備を導入し、月1万枚を生産する計画。除菌ウエットティッシュも同100万個生産する予定で、21年秋に稼働する。

 政府は新型コロナでサプライチェーンが寸断されたり、医療物資の争奪戦が激しくなる事態に備え、製造業の国内回帰を支援する補助金を設けた。アイリスは昨夏、政府の補助金を活用し、家庭用マスクの国内一貫生産体制を確立した。30億円の投資の4分の3程度を補助金で賄った。今回、再び補助金を申請し、医療用マスクの生産に乗り出す。政府もアイリスに対する2度目の補助金を認める方向で調整中だ。

「N95」マスクは海外の協力工場が生産した製品を輸入し、国内に供給してきた。家庭用マスクと異なり、このマスクは一定の品質基準を満たすための検査が必要不可欠となるので国内生産が適している。

 マスク業界によると、国内で「N95」マスクを生産しているのは重松製作所(ジャスダック上場)など5社にとどまる。多くは海外からの輸入に頼っているのが実情だが、昨春の新型コロナの感染拡大時には輸入が滞り、医療現場で深刻な品不足が起きた。

 アイリスはマスク需要が逼迫する事態に備え、マスクなど感染対策用品や生活必需品の備蓄用として茨城県のつくば工場の敷地内に25億円掛けて第2倉庫を増設する。21年度中の竣工を目指す。

家庭用マスクではユニ・チャームと肩を並べる

 これまで中国の大連工場と蘇州工場の2拠点で花粉対策用のマスクを生産してきた。昨春、ドラッグストアやコンビニエンスストアで使い捨てマスクが入手困難になり、街頭で販売されていた品質や性能がはっきりしない輸入マスクに人々が殺到。それ以前には1枚当たり10円前後で販売されていた不織布マスクが一時、同80円超に高騰した。瞬間風速だが、50枚入り1箱が4000円を超えた。

 こうした状況を目の当たりにしたアイリスオーヤマの大山健太郎会長は、20年5月に宮城県角田工場の設備を増強してマスクの国内生産を始めた。もともと花粉対策用としてマスクを販売していたが、新型コロナの感染拡大を受けてウイルス飛沫を捕捉できるように性能をアップし、同年6月に感染対策としても使える「ナノエアーマスク」を発売した。

 アイリスは中国の2拠点と角田工場を合わせて、毎月2億3000万枚の家庭用マスクを供給できる体制を整えた。20年3月に計画していた月6000万枚(輸入を含めて1億4000万枚)という生産計画を大幅に上回った。「超快適マスク」「超立体マスク」で知られる国内最大手のユニ・チャーム(東証1部上場)に匹敵するマスクメーカーとなった。

 マスクの国内生産は大山会長が想定していなかった効果をもたらした。プラスチック成型品を祖業とするアイリスは収納ケースや園芸・ペット用品などをホームセンターで販売してきた。さらなる成長を考えると販路の拡大が重要になる。ここ数年、取り組んできたのがスーパーマーケットだった。だが、スーパーは問屋を介した仕入れが中心で思うように販路を広げられなかった。

 国産マスクが、攻めあぐねていたスーパーのルートを開拓する切り札になった。「商品の不足に悩むスーパーにも供給しようと考え、生産体制を思い切って拡大した」(大山会長)。国産マスクは全国のスーパーから引く手あまただ。国産マスクをアイリスから仕入れるようになったスーパーは乾電池やLED電球など、他のアイリス製品の取り扱いを増やしていった。これが家庭用品の販売拡大につながり、思わぬ“マスク効果”を生み出した。

「ピンチをチャンスに」をモットーに売上高1兆円に挑戦

 アイリスオーヤマが21年1月7日に発表した20年12月期のグループ全体の売上高(速報値)は前期比38%増の6900億円だった。従来予想を900億円上回った。経常利益は2.2倍の621億円で、売り上げ、経常利益共に過去最高となった。コロナ禍でマスク需要が高まったほか、在宅勤務が広がり調理家電や仕事用の机や椅子の販売が増え、ネット通販事業の売り上げは前年比2倍の伸びを見せた。人工知能(AI)で発熱者を検知するサーマルカメラも好調だ。

 新型コロナの第3波が到来するなか、感染予防効果が期待される加湿器の需要は急速に高まった。アイリスの加湿器は20年11月の販売金額が前年同月の3倍になった。加湿器を生産する中国・大連工場では生産台数を当初計画に比べて5割増やした。21年12月期の売上高予想は前期比23%増の8500億円とした。大山会長は石油危機やバブル崩壊、リーマン・ショックなど、大事件に遭遇するたびに会社の姿を変革し、ピンチを乗り越えてきた。

「ピンチはチャンス。大ピンチは大ビックチャンス」が大山会長の持論だ。コロナ禍は、これまで経験したことのない世の中の変動をもたらしているが、「こんなときこそ新しい需要をつかむチャレンジを積極的にすべきだ」と決意している。

 コロナ禍で採用を減らす企業が相次いでいるなか、優秀な人材を確保する好機と捉え、21年度の新卒採用を400人から6割増やし、過去最多の640人とする。通年採用も新たに導入。飲料水など新規事業のために多様な人材を確保する。

 アイリスは生産拠点を中国に集中させてきたがことを改め、国内生産に回帰。有事に素早く生活必需品やマスクを供給できるようにし、次のパンデミックへの備えを万全にする。

 大山氏は次々と積極策を打ち出しアクセルを踏み続ける。22年12月期の売り上げ1兆円をひとつの大きな通過点とできるかどうかが試金石となる。

(文=編集部)

世界で無料・民間PCR検査拡大が常識、日本のみ逆行…厚労省「検査拡大で医療崩壊」堅持

 新型コロナウイルス感染症の拡大に対し、菅義偉首相は8日、首都圏の各自治体に向けて2回目となる緊急事態宣言を発出した。もはや首都圏で収まる事態ではなく、緊急事態宣言の対象地域はさらに拡大する様相だ。

 一連の政府対応の遅さに世論の批判が高まる中、日本テレビのニュースサイト「日テレNEWS24」は11日、記事『不特定多数にPCR検査へ 3月にも無料で』を報じた。記事は「政府は3月にも、不特定多数を対象にしたPCR検査を始める方針です。都市部の繁華街や空港など多くの人が集まる場所で、唾液などの簡単な方法で無料で検査します」と報じているのだが、インターネット上からは「1年経って、この対応って……」「政府ってどこの誰?」などと困惑の声が上がっている。

PCR検査を抑制するのか」「大規模実施するのか」に関しては、日本国内で感染者が初めて確認されて以来、国会の内外を問わず議論されてきた。その中で政府や厚生労働省、国立感染症研究所は頑なにPCR検査の拡大を拒んできた。なぜ、このタイミングで無料かつ大規模実施に舵を切ったのだろうか。

格安民間検査の登場が方針転換のトリガー?

 今回の報道に関し、なぜか厚生労働省関係者の歯切れは良くない。

「昨年末に木下グループさんが東京都区内で始めた民間格安PCR検査が発端だというふうに聞いています。財務省から歳出抑制の指示を再三受けているので、うちで立ち上げた施策というより、世論の突き上げに焦った官邸主導ではないでしょうか」

 一方、自民党衆議院議員秘書はこう話す。

「東京オリンピックを開催するには、不特定多数を対象としたPCR検査の実施は不可避という考えが首相官邸にはあるようです。現状ではデータが不足しすぎていて、いくら国際オリンピック委員会や出場予定国に『大丈夫だ』と言っても『水際対策に失敗し、感染者が多発している繁華街の検査も満足にせず、全容を把握できていないのにどこが大丈夫なのか』と突っ込まれる。

 やはり木下グループをはじめとする民間PCRの拡大が大きかったと思いますよ。今回の決定が官邸主導かどうかはわかりません。厚労省は頑強に反対していましたが、このままだとまずいと理解したのではないですか」

 それぞれが指摘しているように木下工務店を中心とする木下グループは昨年12月2日、同グループ内の医療法人の監修のもと株式会社新型コロナ検査センターを設立した。同月4日に同社が運営するかたちで、JR新橋駅前に店舗来店型の「新型コロナPC 検査センター 新橋」を開設し、2900円(税別)という検査価格に抑えた。これまで1万数千円かかっていた従来の民間PCR検査より格安で受診できることもあり、年末年始の帰省を控えた首都圏の人々の間で注目されたことは記憶に新しい。

 ちなみに検査は、自分自身で唾液をとる「唾液検体」方式で、政府や自治体が実施する「鼻咽頭ぬぐい液」を検体として採取するより簡単だ。同グループのプレスリリースによると、検査精度は「感染研法との陽性一致率及び陰性一致率ともに100%という。そのうえで新橋駅前店や新宿歌舞伎町店など、「店舗来店型の『新型コロナPCR検査センター』の開業を進め、併せて配送・集配式にて企業団体への検査の提供を強化しながら、2021年1月には、店舗来店型検査と配送・集配式検査の合計で 1日2万件の検査実施を目指します」(同リリース)としている。

厚労省はなぜ民間PCR検査の拡大に懐疑的なのか

 こうした民間の動きに厚生労働省はこれまで懐疑的な見解を示していた。当サイトが12月25日に配信した記事『帰省前に人気殺到、民間PCR検査サービスを受けてみた…2900円、たった5分で終了』から厚労省関係者の談話を引用する。

「カタログスペックでは検査は国立感染症研究所の検査法と陽性一致率及び陰性一致率ともに100%となっています。保健所の指導の下、受ける検査と大きな差は出ないとは思います。つまり、どうしても偽陽性、偽陰性の誤差が出ます。

 それにこうした店舗来店型の検査ですと、医療機関で受診するのと違い、どうしても検査に携わるスタッフの質の問題や、会場に来る受診者間での感染防止に不安が残ります」

 厚労省の関係者による似たような見解は朝日新聞デジタルでも紹介されていた。昨年12月10日に配信された記事『格安の民間PCR検査に予約殺到 その「陰性」過信禁物』で「ただ、タイミングや精度によっては実際に感染していても『陰性』と判定されることがあり、厚生労働省は注意を呼びかけている」と記載されていた。

 また毎日新聞インターネット版で同月22日に配信された記事『格安民間PCRが乱立 陽性でも届け出義務なし 精度は? 感染対策は?』でも、「こうした施設は陽性判定が出ても都道府県への届け出義務がなく、感染対策上の問題も指摘される。現場からは検査精度のばらつきを懸念する声も上がる」と民間PCR検査に疑念をはらむ書き方がされていた。

 立憲民主党の参議院議員は、一連の政府や厚労省の場当たり的な対応や当事者間の横槍に不快感を示す。

「規定の感染防止ガイドラインに基づいて、適正に検査が実施されるのであれば実施主体が医療法人であろうと民間企業だろうと問題はないのではないですか。

 今回報道にあった大規模検査を提案したのが、首相官邸でも厚生労働省でも、そんなことはもうどうでいい。自分たちの小さな手柄や利権を確保しようと躍起になり、一方で失敗の責任を押し付けあっているに過ぎません。

 本来であればもっと早く医療機関主体の検査を、大規模に行う体制の検討が行われていれば良かったというだけです。こうなってしまっては民間でもなんでも使わざるを得ません。少なくとも首都圏では感染者の受け入れと治療で、保健所も医療機関も限界です。彼らに新たに大規模なPCR検査を実施する余力があるのかは疑問です」

 この混沌とした状況の原因はなんなのか。PCR検査の大規模実施と、これまでの厚労省の取り組みに関し、特定非営利活動法人・医療ガバナンス研究所理事長の上昌広氏に聞いた。

上昌広氏の解説

 まず、無症状感染者対策が現在は世界のコロナ対策のコンセンサスになっていることを考えなければなりません。

 今回のPCR検査の政府方針は、厚生労働省や専門家のアリバイ作りだと思います。しかし、政府主導で保健所を介して検査をするのは現実的ではありません。保健所の代表者の集まりでは、「濃厚接触者の調査をやめさせてくれ」との声が上がっています。この状況下で新たな仕事を課すのは無理です。

 いずれにしても、大規模検査をやるということは、これまでの対策がダメだったということを改めて検証しないといけません。

 上の表はPCR検査数を感染者の数で割ったものです。1人の感染者を見つけるために、検査数がどれくらい必要だったのかを表しています。中国では、感染者1人を見つけるために1000件以上検査をやっています。つまり無症状感染者が0.1%街中にいるのであれば、1人を見つけるためには1000人検査をしなくてはならないのです。

 グラフにある感染者が多い国は検査数が足りないんです。日本では武漢に対して、中国政府が命じた厳しい都市封鎖にばかり、関心が集まりましたが、注目すべきは再燃を許さなかったことです。PCR検査を徹底して、感染が小規模なうちに封じ込んだのです。

 欧米先進国は感染者数に比して、検査数が足りませんでした。多くの無症状感染者を見落とし、彼らが市中で感染を拡大させています。しかし、中国とは政治体制が異なる欧米先進国でも、中国とは異なる方法で検査数を増やそうとしています。

 例えばアメリカです。カリフォルニア大学サンディエゴ校は1月に入り、11台のPCR検査自動販売機をセットしました。今後、1~2週間でさらに9台を追加するそうです。同大学の学生はIDカードをスワイプするだけで、無料で検査を受診できます。これまでの2週間に1回から、毎週1回検査を受けるように推奨されるといいます。

 アメリカ国内では各地で無料あるいは定額で検査が受けられますが、多忙な現役世代はわざわざ検査を受けに行けない。このような人たちへの商品開発も進んでいます。

 昨年11月17日に、自宅で利用できる検査キット(Lucira COVID-19 All-In-One Test Kit)に緊急使用許可が与えられました。30分程度で結果がでるものですが、このキットを入手するには医師の処方箋が必要でした。そこで12月15日には処方箋不要の抗原検査(Ellume COVID-19 Home Test)に対して緊急使用許可が与えられました。そして、1月6日には、アマゾンがデクステリティ社の検査キットのオンライン販売を開始しました。1パック約1万1300円です。

 企業も検査体制強化に協力しています。ネットフリックスやゴールドマンサックスなどの一部の企業は、無症状の感染者を判別するために、企業が費用を負担し、検査を提供しはじめています。グーグルは9万人の社員に対して、毎週検査を実施することになりました。

 この病気の本質と抜本的な対策は、『無症状感染者がうつす。数が増えてどうしようもなくなったらロックダウンする。そうでなければ徹底的に検査をして、無症状感染者を家あるいは医療施設にいてもらう』ということです。

 日本は第一波をうまく抑制したので、そのあとうまくできれば中国みたいに感染を再燃させずに済むはずでした。感染者が少ないうちは、1000倍やるのも簡単です。アメリカやヨーロッパのように感染者が膨大に出れば、もうロックダウンするしかありません。

 政府や専門家会議が提案するように、飲食店の営業規制だけやって、感染抑制がうまくいくのなら、世界中どこでも飲食店の規制だけでやめています。無症状感染者を同定できないので、全員まとめて家にいるよう求める。それがロックダウンです。

 日本はそれでもまだ感染者は少ないので、検査だけでやれる可能性はあるとは思います。

 これまで日本が重視してきた『クラスター対策』は発熱者と濃厚接触者を明らかにするものでした。しかしここに無症状感染者の同定はふくまれません。欧米が大量の検査に着手し、無症状感染者の同定をはじめているのに、日本の厚労省や専門家会議は『検査を増やすと医療現場が混乱する』と主張し続けています。そして、もはやそんなことは世界の誰も言わなくなっています。

 アメリカなどが産官学を挙げて、検査体制の構築を図っているのに、日本の厚生労働省は民間PCR検査の拡大などに、なおも懐疑的な主張をしています。理由は『検査』そのものを厚生労働省の管理下に置きたいのだと思います。また、一連の対策の責任を追及されるのが嫌なのではないでしょうか。いずれにせよ、政府の専門家会議のメンバーや、一連の対策を起案していた厚労省の医系技官の責任は追及されるべきだと思います。

(文・構成=編集部)

 

JRA「消えた6勝」武豊痛いのは腰だけじゃなかった!? C.ルメールに意外な恩恵も、今週はレジェンドが大爆発の予感。3勝スタートはまだまだ序の口か……

「鬼の居ぬ間(ルメールが留守)にの感はありますが、リーディング首位に名前がある気分は悪くありません」

 JRA開催初日に3勝を挙げた武豊騎手。デビュー35年目を迎える大ベテランだが、その腕が衰えることはまだまだなさそうだ。自身のホームページの日記で喜びを語っているように、今後もトップジョッキーとして熾烈な戦いを繰り広げていくだろう。

 今年は順調な滑り出しに思われたが、先週末の3日間開催は突発性の腰痛により騎乗をすべてキャンセル。出馬表確定後の発表ということで、計23鞍が急遽乗り替わりとなった。多くの有力馬に騎乗を予定していただけに、かなりの痛手となったに違いない。

 乗り替わりとなった馬の成績を確認すると、衝撃の事実が浮かび上がった。

9日(土) 中京競馬場
2R 1番人気ウラエウス 2着
3R 4番人気シーニッククルーズ 3着
5R 9番人気タガノイグナイト 11着
7R 8番人気スカイナイル 13着
9R 3番人気ウォーターエデン 4着
10R 1番人気セラン 14着
11R 3番人気トゥラヴェスーラ 1着

10日(日) 中京競馬場
2R 2番人気クリノクラール 1着
3R 2番人気チカリヨン 1着
5R 5番人気カバーガール 5着
6R 7番人気パロットビーク 7着
9R 7番人気ヒルノダカール 8着
10R 1番人気スギノヴォルケーノ 1着
11R 7番人気ダディーズビビッド 11着
12R 4番人気シンゼンブースター 4着

11日(月) 中京競馬場
1R 1番人気トップザビル 1着
2R 4番人気チェックメイト 6着
5R 5番人気マイプレシャス 1着
6R 6番人気スーパーウーパー 8着
8R 3番人気エブリワンブラック 2着
9R 1番人気テンテキセンセキ 4着
10R 1番人気パラスアテナ 4着
12R 9番人気ソルトキャピタル 15着

 日曜日はC.ルメール騎手が3勝の大活躍だったが、そのうち2勝は武豊騎手からの乗り替わりによるもの。また、M.デムーロ騎手は乗り替わりの馬で待望の今年初勝利。その一方で、川田将雅騎手は1番人気2頭に騎乗するも、結果を残せなかった。武豊騎手から騎乗馬を譲り受けたジョッキーでも明暗を分けている。

 そして上記の成績をまとめると、[6-2-1-14/23]となる。競馬においてタラレバは禁物だが、もし予定通りに騎乗していたら6勝の大活躍だった可能性があるのだ。

 乗り替わりの騎手による好騎乗で勝った馬もいれば、武豊騎手が騎乗すれば勝てていた馬もいるかもしれないため、必ずしも同じ勝ち星を挙げたとは限らない。だが、単純に馬質だけを考えれば、かなり期待が持てる3日間だったと言えるだろう。

 仮に6勝を加算していれば、武豊騎手は9勝。そうなれば、松山弘平騎手の7勝を超えて、リーディング単独トップに躍り出ていたことになる。まさかの戦線離脱でビッグチャンスを逃したのだ。

 だが、今週からは騎乗再開を予定しており、この悔しさを晴らすことが十分にあり得そうだ。

 日経新春杯(G2)では6億円ホース・アドマイヤビルゴの手綱を取る予定。同コンビは4戦4勝の好相性で、目標である大阪杯(G1)に向けて負けられないレースとなるだろう。

 有力馬はこれだけでなく、京成杯(G3)と紅梅S(L)にダブル登録をしているオンラインドリームも注目の1頭だ。父は言わずと知れた名馬フランケル、母は凱旋門賞(G1)などG1・4勝を挙げたデインドリームという超良血馬。新馬戦を危なげない走りで制しており、武豊騎手もその走りを好評価した。紅梅Sの出走が有力視されており、2戦目も熱い視線が注がれるだろう。

 また、梅花賞(1勝クラス)ディープモンスターも大物の雰囲気が漂う注目馬だ。デビュー戦は放馬して競走除外という衝撃の初陣となったが、仕切り直しの新馬戦を快勝。エリカ賞(1勝クラス)は半馬身差の2着に敗れたが、まだまだ見限れない。

 注目馬が勢ぞろいの今週末は武豊騎手の逆襲が見られるかもしれない。“幻のリーディング”の鬱憤を晴らすことに期待したいところだ。