成城石井「ポルボローネ」リピーター増殖中…宇治抹茶、黒糖ときな粉、ルビーチョコ

 今回は、高品質な商品を扱うスーパーマーケット・成城石井の「ポルボローネ」シリーズをご紹介します。同シリーズのパッケージには、「Delights Seijo Ishii Chef Approved(成城石井の職人が認めたおいしさ)」の頭文字を取った「desica」のマークもついているだけに、期待十分ですが、SNS上の口コミを調べてみました!

 まず、ポルボローネとはスペインの伝統菓子で、小麦粉、ラード、砂糖を主原料とした焼き菓子です。成城石井では、「和三盆ポルボローネ」や「宇治抹茶のポルボローネ」「ルビーチョコレートのポルボローネ」といった複数種類のポルボローネを購入することができます。

 SNSユーザーのレビューを見てみると、

「成城石井で売ってる『和三盆ポルボローネ』が最高だからみんなに食べてほしい」

「ホロホロ軽い食感と、『宇治抹茶のポルボローネ』の濃い味にハマってる」

「『ルビーチョコレートのポルボローネ』がカワイイ上に美味しい! バレンタインにも良さそう」

「この前おやつに買った『有機ほうじ茶のポルボローネ』と『沖縄県産黒糖ときな粉のポルボローネ』が本当に気に入って、リピートしまくってる」

「かぼちゃスイーツ好きなら、成城石井の『北海道産えびすかぼちゃのポルボローネ』を試してほしい!」

「『有機アールグレイのミルクティーポルボローネ』があれば、おうちでのティータイムも優雅な気分よ」

などと、どのフレーバーにもファンがいる模様。値段は各種450円(税別/以下同)。また、成城石井の公式オンラインストアでは現在、「ポルボローネセット」(和三盆ポルボローネ4袋、宇治抹茶のポルボローネ2袋のセット/和三盆、宇治抹茶、有機アールグレイのミルクティー、有機ほうじ茶、沖縄県産黒糖ときな粉、北海道えびすかぼちゃが1袋ずつのセット)も各3,200円で販売されているので、併せてチェックしてみてください!

(文=編集部)

 

JRA武豊と「未完の大器」が散った負の歴史……アリストテレス、ヴェルトライゼンデ、サトノフラッグに立ち塞がる「三冠馬世代の宿命」とは

 24日、中山競馬場で開催される今年のAJCC(G2)の主役は、三冠馬コントレイルを相手に昨年のクラシックで活躍した明け4歳馬3頭だ。

 弥生賞ディープインパクト記念(G2)を勝って菊花賞(G1)でも3着したサトノフラッグ、日本ダービー(G1)で3着して神戸新聞杯(G2)でもコントレイルに迫ったヴェルトライゼンデ、そして菊花賞で三冠阻止にあと一歩の2着だったアリストテレス……。

 いずれも、打倒コントレイルの筆頭に名を連ねるために、ここはしっかりと結果を残しておきたい存在であることは述べるまでもない。今年のAJCCは、そんな若き次代の旗手たちによる3強対決といった様相だ。

 しかし、彼らが今後、打倒コントレイルどころか、他のビッグレースでも苦戦を強いられるであろうことは、これまでの「歴史」が物語っている。

 昨年のコントレイルを含め、競馬界にはこれまで8頭の牡馬三冠が誕生したが、クラシック戦線で歴代の三冠馬を苦しめた名脇役たちは、何故か古馬になって期待されたほどの活躍ができていない。

 実際に、皐月賞(G1)にグレード制が導入された1984年(ミスターシービー世代が4歳)以降、ミスターシービーを含め、シンボリルドルフ、ナリタブライアン、ディープインパクト、オルフェーヴルらが牡馬三冠を達成したが、クラシック三冠レースで馬券になった馬が古馬になって王道路線のG1を勝った例は皆無……。

 マイル以下やダートでG1を勝つことはあっても2000m以上のG1を勝ち、同世代の三冠馬に替わって競馬界の主導権を握ったことは一度もないのが現実だ。

「有名なところではナリタブライアンが三冠を制した年に日本ダービーで2着、菊花賞でも3着したエアダブリンでしょうか。その後、ステイヤーズS(G2)、ダイヤモンドS(G3)を連勝して、ナリタブライアン不在の天皇賞・春(G1)では1番人気に推されました。

しかし、結果は5着。宝塚記念(G1)でも3着と、決してチャンスがない馬ではなかったんですが結局、G1勝利を手にすることなく引退しています。

もう1頭は、オルフェーヴル世代のウインバリアシオンでしょう。こちらも日本ダービーと菊花賞で2着するなど実力は確かでしたが、やはりG1には手が届かず。特にオルフェーヴルの引退レースとなった有馬記念(G1)では2年ぶりにワンツーゴールを達成しましたが、8馬身差というあまりにも衝撃的な幕切れでした」(競馬記者)

「可能性」という点で、上記に2頭に勝るとも劣らないのが、ディープインパクトが三冠を達成した年に皐月賞2着、日本ダービー3着と活躍したシックスセンスだろう。

 菊花賞で4着だったシックスセンスは、その年の香港ヴァーズ(G1)で当時の世界女王ウィジャボードに食い下がる2着。明け4歳の初戦・京都記念(G2)では、武豊騎手と新コンビで組んで単勝1.8倍に応える勝利を飾った。

 まさに、打倒ディープインパクトの筆頭に立った瞬間だったが、その後に右前の浅屈腱炎を発症……そのまま無念の引退となった。

 あれから15年が経ち、今年もクラシックで三冠馬に迫った素質馬たちが次々と始動戦を迎えている。冒頭で挙げたアリストテレス、ヴェルトライゼンデ、サトノフラッグはAJCCの勝利を飛躍の糧にして、春の主導権を握ることができるだろうか。

 数々の強豪が涙を飲んだ「三冠馬世代の宿命」を今度こそ打ち破ってほしい。

KDDIの新プラン「au」「UQ mobile」「povo」結局どれがお得? 特徴や注意点まとめ

生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】

2021年1月13日、KDDI(au)は月20GBで月額2,480円と最安値の新料金プラン「povo (ポヴォ)」を発表した。これによりKDDIグループの2021年春からのスマホ新プランは「au」「UQ mobile」「povo」の3つが出揃ったわけだが、いったいどれを選べばいいのだろうか? そこで今回は、KDDIの3つの新プランについて、それぞれの特徴や注意点などをまとめてみたぞ!

「au」の新プランは割引適用で4,480円まで安くなる

 KDDIのメインブランド「au」は、データ量無制限の使い放題プランが用意されているのが魅力(通話料別)。これまで「データMAX 4G」は月額7,650円、「データMAX 5G」は月額8,650円だったが、2021年3月からは1,000~2,000円ほど値下げされ、「使い放題MAX 5G/4G」として月額6,580円で提供されることになった。  もちろん、auでは店頭契約が可能でサポートも受けられるが、「使い放題MAX 5G/4G」は各種割引制度も適用でき、固定回線セット割の「auスマートバリュー」や「家族割プラス」でそれぞれ1,0…

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パチスロ「万枚」到達も確認済み…「6号機最強」AT機!? 勝利のカギを握るのは○○のカウント

 いよいよ6号機もここまで来たか。ネット上でサミーパチスロ頭文字D』の万枚到達データが公開された。

「Type-D」と銘打たれた本機は、状況に応じて出現率が変化するボーナスを引き当てることで加速するAT機能「レジェンドRUSH」を搭載。ATへはボーナス、もしくはCZを機に突入し、CZ中のボーナス当選はAT突入が濃厚だ。

 1G純増約2.5枚、1セット40G継続のATは2部構成で、前半の「秋名山ステージ」では様々な場面でゲーム数上乗せ抽選。後半の「レジェンドバトル」は勝利で継続が約束され、高ATレベルほど勝利期待度が高い対戦相手が選ばれやすい。

 レジェンドバトルでの高橋涼介勝利で突入する「エクストラステージ」、覚醒の一部で選ばれる「文太覚醒」など一撃出玉トリガーはあるものの、基本的にはコンスタントに大当りを射止めて出玉を増やすタイプ。冒頭で述べた万枚データの設定は不明だが、大勝を狙うのであるならばひとつでも上の設定を掴み取りたいところだ。

 現状の設定推測要素をおさらいすると、まずボーナス確定画面でのミニキャラ「ごま豆腐」は高設定示唆。「クルマ」は設定3以上、「キリン柄豆腐」は設定5以上濃厚で、ボタン指示後の「なつき胴上げ」への変化はレジェンドボーナスor設定2以上、「真子レーシングスーツ」は設定4以上、「なつきガソリンスタンド」は設定6の可能性が高まる。

 AT中はレジェンドバトル終了時にサブ液晶をタッチすると色が変化し、青or緑は奇数設定、黄or赤は偶数設定示唆。紫は設定2以上、黒は設定3以上が濃厚で、レインボーは設定6に大きな期待が持てる。

 AT終了時は画面に要注目で、「いつき&拓海」は偶数設定、「おやじ3人」は高設定示唆。完走時を除き、「プロジェクトD」の出現は設定6が約束される。

 また、本機はボーナス中やAT中の獲得画面にも法則性があり、主人公・拓海が操るクルマにちなんだ「86枚OVER」は設定2以上、「85枚OVER」は設定5以上が濃厚。お馴染みのサミートロフィーもあり、銅は設定2以上、銀は設定3以上、金は設定4以上、レインボーは設定6を確信してよさそうだ。

 このほど新たに発覚した重要ポイントは小役出現率で、本機は共通ベルとチェリーの出現率に設定差がある。

 詳しい数値は共通ベルが設定1:655.4分の1、設定2:595.8分の1、設定3:546.1分の1、設定4:504.1分の1、設定5:468.1分の1、設定6:436.9分の1で、チェリーが設定1:61.2分の1、設定2:59.6分の1、設定3:58.0分の1、設定4:56.5分の1、設定5:55.1分の1、設定6:53.7分の1。

 共通ベルは分母が大きいことからあくまで補足的要素だが、チェリーに関しては3千ゲームほどのサンプルが集まれば押し退きの判断材料として活用できるであろう。

 ちなみに、共通ベルは通常時・AT中共に小V型で停止する。

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JRA「価値を理解していない」コントレイル矢作師マスコミに不満あらわ!? 改めて問われるクラシックの重要性…… 自ら選んだ頂上決戦に敗れるも未練隠せず

 2005年のディープインパクト以来となる無敗三冠を達成したコントレイル(牡4、栗東・矢作芳人厩舎)を管理する矢作調教師にとって、昨年の年度代表馬にアーモンドアイが選出されたことは受け入れ難かったようだ。

『サンケイスポーツ』に寄稿している自身のコラム【矢作芳人調教師 信は力なり】内で、「今年還暦を迎える自分の感覚は、もう古いのだろうか?」と心境を吐露。詳細については本記事をご覧いただきたいのだが、その他にも「マスコミと現場の意識の乖離が自分には残念でならないし、とても悲しい気持ちになっている」と自身の見解を述べている。

 おそらくこの発言のきっかけとなったのは、年度代表馬の選出基準についてではないだろうか。6日に発表されたJRA賞で283票中236票を集めたアーモンドアイが1位となり、コントレイルは44票で2位と思わぬ大差がつく結果となった。

 1954年から始まった年度代表馬の選出はシンザン以降、三冠を達成した牡馬はミスターシービー、シンボリルドルフ、ナリタブライアン、ディープインパクト、オルフェーヴルと6頭すべてがその年の年度代表馬に選ばれている。無敗で三冠を成し遂げながら、コントレイルは初めて受賞を逃すという屈辱を味わった。

 確かに受賞したアーモンドアイの芝G1・9冠は史上初の記録ではあるが、それはあくまで現役生活の集大成といえるものである。昨年に限った場合はヴィクトリアマイル、秋の天皇賞、ジャパンCの3勝となり、牝馬限定G1のヴィクトリアマイルが含まれていることを考慮すると、無敗でクラシック三冠を制したコントレイルが上の評価を受けてもおかしなことではない。

 にもかかわらず、アーモンドアイがコントレイルを凌ぐ多数の票を集めた理由は、やはり直接対決となったジャパンCの結果が最大の要因となりそうだ。昨年の同レースはアーモンドアイ、コントレイル、デアリングタクトといった新旧三冠馬が一堂に会し、世紀の対決ともいわれた超ハイレベルの熱戦が繰り広げられた。

 レース前はむしろ、アーモンドアイは年度代表馬争いで2頭に対し後れを取っていたことも事実だ。秋の天皇賞を優勝したとはいえ、フィエールマン、クロノジェネシスにあわやの勝利。春の安田記念ではグランアレグリア相手に2馬身半の完敗を喫していた。ジャパンCでの大逆転がなければコントレイル、デアリングタクトの勝った方がそのまま年度代表馬の栄冠を手に入れていた可能性が高い。

 しかし、先に参戦を表明していた2頭の対決に、アーモンドアイが最有力と見られていた香港カップ(G1)を回避して参戦を決定した。天皇賞を制していたことで、最重要課題であった8冠馬の栄誉を手に入れていたアーモンドアイ陣営にとって、直接対決を制することにより、G1勝利数が3勝で並び年度代表馬受賞の目もあることは、当然ながら意識していたと想像できる。

 そして、陣営の目論み通りアーモンドアイが2頭を破ったことが年度代表馬選出の決定打となったのは間違いないだろう。

 その一方で、コントレイル陣営は当初からジャパンCを予定していたデアリングタクトとは異なり、有馬記念(G1)に出走する可能性があったことにも触れなければならない。

 もし、コントレイルが父ディープインパクトと同じく有馬記念を使っていたとしたら、優勝することが条件とはいえ、年度代表馬を確定することができたかもしれない。仮に出走をしなかったとしても、無敗の三冠で年内休養ならアーモンドアイに年度代表馬の座を奪われずに済んだ可能性も残されていたのではないか。

 とはいえ、近年の選出基準として重視されているのは、最強馬がどの馬だったのかという側面も見逃せない。クラシック競走の価値を最重視する矢作師の考えも理解できるが、過去10年の選出馬を振り返ってみても受賞した3歳馬がクリアしていた条件がある。

 11年オルフェーヴル、12年ジェンティルドンナ、18年アーモンドアイの3頭いずれも古馬と直接対決したG1で見事勝利を収めているのだ。

 ディープインパクトは有馬記念で古馬のハーツクライに敗れているのは、コントレイルにとって皮肉なことだが、同馬の参戦があったからこそジャパンCが大いに盛り上がり、世紀の対決にファンも酔いしれた。

 一部の大手クラブによる使い分けが物議を醸している競馬界にとっても、強い馬同士の激突こそが多くのファンが望んでいる競馬だと一石を投じたことには大きな価値があったといえる。

 昨年の忘れ物は今年の活躍次第でまた手に入れるチャンスがあるのだから……。

JRAディープインパクト産駒「サリオス半弟」がスタンバイ! 2歳王者グレナディアガーズとともに中内田充厩舎を牽引する存在に?

 24日の中京競馬場の新馬戦(芝1600m)に、中内田充正厩舎が素質馬エスコーラ(牡3歳、栗東・中内田充正厩舎)を送り込む。

 エスコーラは父ディープインパクト、母は独オークス(G1)などを勝利したサロミナ。半兄には19年の朝日杯FS(G1)勝ち馬サリオス、全姉に昨年の有馬記念(G1)で11番人気ながら2着に入るなど、G1競走で2着2回の実績を持つサラキアがいる。

 近親に実績馬がいるとあって、エスコーラにも大きな期待が懸けられるのも当然。今年に入って1月9日の中京マイル戦に出馬投票したものの除外になってしまったが、陣営はマイル戦にこだわりを見せて、あえて2週後のここに照準を合わせてきたようだ。

 エスコーラを手掛けるのは、今後の競馬界を背負って立つ存在として目されている中内田師。昨年は前半に成績を伸ばすことができず、前年から12勝も勝ち星を減らして36勝に終わるなど、イマイチ波に乗り切れなかった。だが、12月に入ってグレナディアガーズが朝日杯FSを勝利するなど、巻き返す準備は着々と進んでいるようだ。

「今年に入って中内田厩舎は、1番人気に支持された4頭が、いずれも勝利を収めることができず、さらに日経新春杯(G2)で2番人気と期待されたヴェロックスが9着と惨敗。現時点で1勝に留まるなど、昨年から続く嫌な流れを完全に払拭するには至っていないようです。

だからこそ、その流れを断ち切るためにも、若い世代の台頭は必要不可欠。2歳王者に輝いたグレナディアガーズをはじめ、明け3歳勢には今週出走予定のエスコーラ、メルカデオ、ルージュエトワール、ヘアケイリーなど将来性抜群なディープインパクト産駒がスタンバイ。また新馬戦での低評価を覆して勝利したヴァリアメンテが若駒S(L)、ダノンジェネラルがきさらぎ賞(G3)を視野に入れるなど、クラシックを見据える才能豊かな馬がずらりと揃っています。

 少し足踏みしているようですが、2021年はまだ始まったばかり。クラシック戦線が活発化してくる春に入れば、嫌というほど中内田師の管理馬が勝つ姿を目にするかもしれませんよ」(競馬誌ライター)

 エスコーラが向かう中京マイルは全姉サラキアがデビュー戦Vを飾った舞台。ここを快勝し、中内田師が快進撃を続けるきっかけになってくれれば、言うことはないだろう。残念ながら、今週末は悪天候の予報が出ているだけに、パワーが求められるタフな馬場での開催が予想されているが、それを苦にしないパワフルな走りを期待したい。

JRA東海ステークス、馬連3点で万馬券を狙うチャンス!注目馬インティを超える穴馬とは?

 新型コロナウイルスの感染が拡大し、レジャーもスポーツもエンターテインメントも制限されるなか、唯一、毎週話題を提供している競技がある。それが競馬だ。競馬は中央競馬と呼ばれるJRAと、地方競馬のNARに分かれるが、有馬記念(G1)や東京優駿(日本ダービー/G1)などのビッグレースが行われるのはJRAだ。

 そのJRAも新型コロナウイルスの影響から免れることができず、現在はすべての競馬場が無観客開催で行われている。ただ、競馬は昨年の緊急事態宣言時でも開催がストップすることなく、全日程を完了している。これはJRAと関係者の努力の賜物であろう。

 今年も1月5日の金杯からスタートし、この週末で早くも開催4週目となる。そして日曜を盛り上げる重賞レースは、伝統の中距離重賞アメリカジョッキークラブカップ(AJCC/G2)と、フェブラリーステークス(G1)の前哨戦に位置づけられている東海ステークス(G2)だ。

 注目は当然、東海ステークスだろう。ここを勝てば、2月に行われるG1レースのフェブラリーステークスで有力馬の一頭に数えられるわけだから、関係者もファンの注目度も非常に高い。加えて、馬券的な魅力もかなり大きい。過去10年で7回万馬券決着となっており、ちょっとした小遣い稼ぎにもいいだろう。

 もし、この東海ステークスを馬連3点で的中できると聞けば、誰もが気になるのではないだろうか。しかも、その配当は万馬券になる可能性もあるという。馬連は1~2着に入る2頭を選ぶ馬券で、オーソドックスながら配当妙味が高く、人気の馬券種。しかし、その馬連で万馬券を狙うのは簡単なことではない。実際に、東海ステークスの過去10年で馬連万馬券は1度しか発生していない。その時は12番人気という人気薄穴馬の激走があったわけだが、そんな波乱の結果を初心者が事前に予知するのは、まず不可能に近い。

 そして万馬券は100倍以上の配当を示すもので、100円が1万円、1000円が10万円、1万円が100万円以上になって返ってくる、競馬ファンにとって夢の馬券。仮に1点当たり1000円で3点購入すれば、合計3000円の投資で最低でも10万円以上の払い戻しが見込まれているのである。これは1枚300円の年末ジャンボ宝くじ10枚と同じ投資金。しかし、宝くじで10万円の配当が当選する確率は5000分の1といわれている。競馬で馬連は全部で120通り(16頭立ての場合)。同じ10万円を狙うなら、どちらがより可能性が高いかは一目瞭然。そんな難解な馬券を、たった3点で的中させるというのだから、衝撃的である。

 話を戻すが、この東海ステークスを馬連3点で万馬券が狙える根拠は何か。多くの方が気になる点はそこだろう。ズバリその根拠を示してくれたのが、競馬情報のプロフェッショナル集団であり、本物の競馬関係者が所属・運営する「マスターズ」だ。

 このマスターズは、実際に美浦や栗東のトレーニングセンターで活動していた、本物の競馬関係者が多数在籍するプロ集団。競走馬の世話をしたことがないマスコミや予想家とは異なり、競馬を知るプロの視点で情報やデータを分析するから、その精度は段違いだ。そして競馬関係者ゆえに、その人脈や情報ルートも業界屈指。実際に競馬の三大要素である「馬主・厩舎・騎手」にそれぞれ特化したチームがあり、365日情報が入手できる体制を整えている。

 さらに現在は、新型コロナウイルスの感染防止対策でJRAがマスコミに取材規制を実施しており、取材範囲や時間などが大幅に制限されている。だが、マスターズがその影響を受けることはなく、マスコミとマスターズの情報の差が拡大しているという。

 そんなマスターズは、どれほどの的中実績があるのか。その詳細を調べると度肝を抜かれる。今年はいきなり開催初日の1月5日に、3連単・19万8500円の特大万馬券を的中させているのだ。もしこの馬券を1点1000円購入していれば、払戻金は約200万円。このビッグなお年玉を手にしたファンが羨ましい限りだ。

 さらにマスターズは昨年の東海ステークスも的中させているほか、同じダート重賞のシリウスステークス(G3)では、3連単・6万5830円、3連複・万5400円、馬連・3550円の高配当を的中。昨年1月には3連単・40万1980円という超特大万馬券を的中させるなど、2020年は年間202本の万馬券を的中させており、その実力は業界屈指と称えられるほど。そんな実力者集団がこの東海ステークスでどんな情報を把握しているのか、その詳細を聞くことができた。

「暮れのチャンピオンズカップ(G1)で10番人気ながら好走して3着に入ったインティに関心が集まっていますが、チュウワウィザードやクリソベリル、さらにカフェファラオやオメガパフュームといった実力馬が不在で、かなりの混戦模様です。そしてインティは2019年2月から未勝利で、決して鉄壁の中心馬というわけではありません。そもそもこのインティも、狙いは次のフェブラリーステークス。ここで全力投球する必要はないのです。

 そんな状況で浮上しているのが、成績的に人気は集めないものの、ここを目標に絶好の仕上げで挑む人気薄の穴馬。当然のことながら、取材規制でマスコミはこの馬の内情を把握できていません。ゆえにこの馬名や詳細はオフレコ情報のためここでは公開できませんが、2018年のコスモカナディアン(13番人気・2着)、2017年のモルトベーネ(12番人気・2着)に匹敵する穴馬情報とスタッフも力が入っており、同馬が不利なくスムーズな競馬ができれば馬連万馬券決着が期待できます。

 なお、この東海ステークスについてマスターズは、緊急事態宣言の発令と無観客開催を考慮し、競馬ファンはもちろん、週末の時間を持て余している全国の皆様に競馬を楽しんでいただくため、特別に予想を無料で公開します。内容はズバリ【万馬券も期待できる馬連3点勝負】です。難しく考えることはありません。この買い目通りに購入するだけで、万馬券の的中が狙えます。完全無料ですので、ぜひ多くの方に利用していただきたいですね」(マスターズ担当者)

 以上のように、競馬を知り尽くす本物の関係者集団マスターズは、マスコミも知らない東海ステークスの裏事情を完全に把握している。そして馬連万馬券を3点で狙えると語るのだから、これに乗らずに何を参考にすればいいのか。取材規制を受けていることもあり、もはやスポーツ紙や競馬専門紙といった一般的なマスコミを参考にする時代は終わったともいえよう。今週末はマスターズの【無料情報】を活用し、本物の情報とは何かをぜひ体感してほしい。

(文=編集部)

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※本稿はPR記事です。

若駒S「珍客」襲来でヨシオの衝撃再び!? JRA「ルール改正」のきっかけとなった策士の狙いはクラシックよりも……

 策士の狙いはいったいなんだろうか。

 23日、中京競馬場で若駒S(L)が開催される。2005年はディープインパクトが衝撃の末脚を披露して優勝し、そのまま無敗の3冠馬へと駆け上がった。他にも、アンライバルド、ヒルノダムール、マカヒキなどのG1馬を輩出した出世レースだ。

 今年も注目のメンバーが集まった。素質馬グロリアムンディ、黄菊賞(1勝クラス)の勝ち馬アドマイヤザーゲ、中内田充正厩舎が送り込むヴァリアメンテも新馬戦を上がり33秒7で制した期待馬である。

 その中で異色とも言える2頭を送り込むのが森秀行厩舎だ。

 ジャスパードリーム(牡3歳)は芝2000mでデビューするも10着に大敗。2戦目からダートに転向し、3戦目の未勝利戦で勝ち上がったばかりである。

 もう1頭のアスカロン(牡3歳)は芝1200mの新馬戦を制するも、2戦目のすずらん賞(OP・芝1200m)は15着。前走はマイル戦のジュニアC(L)に出走して、11着と惨敗を繰り返している。

 芝2000mで行われる若駒Sに、ダートの未勝利戦を勝ったばかりの馬、勝ち鞍は1200mのみでマイルで大敗している馬は“場違い”と感じざるを得ないだろう。

 森調教師と言えば、海外挑戦に積極的なことでも知られている。

 1995年にフジヤマケンザンで香港国際カップを優勝。98年にはシーキングザパールがフランスのモーリス・ド・ゲスト賞(G1)を優勝し、日本調教馬として初の欧州G1制覇を達成するなど、歴史にその名を刻んできた。昨年もサウジダービーをフルフラットで制し、初代王者に輝いたばかりだ。

 だが、国内では“お騒がせ”な面も見せてきた。

 2018年の弥生賞(G2)に初出走となるヘヴィータンクを出走させるという意外な手に出るも、最下位の10着に惨敗。9着馬から約20秒遅い時計でゴールという大差負けに終わり、同馬はそのまま引退となった。だが、重賞競走では6着から10着馬に対してJRAから出走奨励金が支給されるため、ヘヴィータンクは108万円を獲得。さらに特別出走手当を含めれば、151万円を手にしたのだ。

 翌年からJRAはルールを改正し、未出走馬、未勝利馬が重賞に出走した場合でも、タイムオーバーによる出走制限と賞金の減額措置(現在は不交付)が適用されるようになった。

 また、昨年は世紀の一戦・ジャパンC(G1)にヨシオを出走させ、さらに翌週のチャンピオンズC(G1)に連闘で挑み、多くのファンに衝撃を与えた。ジャパンCは積極的にハナを主張したことで、キセキが掛かってしまい超ハイペースの流れを演出。これについて、一部のファンの間で物議を醸しだし、賛否が分かれることとなった。

 今回の若駒Sも“冷やかし”ではないかという見方がされるかもしれないが、陣営にはしっかりとした意図があるという意見もある。

「ジャスパードリーム、アスカロンに芝2000mの適性があるかは正直わかりません。ただ、2頭ともサウジダービーに登録しているという共通点があります。昨年、フルフラットで同レースを制した森厩舎はそれ以外にも3頭を登録しており、連覇に意欲を見せているようです。

今年の賞金は約5000万円から約1億円に増額されますので、出走馬のレベルも上がるのではないでしょうか。そうなると、招待基準も厳しくなり、新馬勝ち、未勝利勝ちの2頭が招待を受ける可能性は低くなりそうです。

フルフラットは当時1勝馬でしたが、アメリカのG1で5着、1勝クラスで2着の実績がありました。若駒Sに出走する2頭も、ここで結果を残せばチャンスがありそうですね」(競馬記者)

 森調教師はいち早くサウジアラビアのレースに目をつけて、フルフラットがサウジダービーを制し、マテラスカイがサウジアカップで2着に好走。遠征費用が主催者負担の招待競走で荒稼ぎをした策士でもある。

 若駒Sは8頭立てということもあり、5着以内に入賞するハードルはそこまで高いわけでないということから出走を決意した可能性もあるだろう。

 森厩舎の2頭は適性外に思われる若駒Sでどのような結果を残すだろうか。

ライザップ信用失墜、瀬戸社長「赤字なら辞任」→赤字でも続投…コスト削減依存経営の限界

 外食・小売り企業が苦境に直面している。緊急事態宣言の再発出で業績はさらに悪化する。2月期決算、3月期決算企業の業績見通しの下方修正が相次ぐことになるとみられている。

 そんななかでRIZAPグループ(以下ライザップ、札証アンビシャス上場)の瀬戸健社長の強気の発言が目を引く。2021年3月期はコスト削減で3期ぶりに連結営業黒字を目指すというのだ。固定費の削減だけで今期の営業黒字を達成できるのだろうか。

 瀬戸社長といえば、19年6月の株主総会で、「赤字は絶対にありえないという自信と確信を持っている。(20年3月期が)黒字にならなかったらこの場にはいない」と宣言したが、黒字化を果たせず、「結果にコミット」できなかった過去があるからだ。

「赤字は絶対にありえない」と大見得を切った20年3月期は60億円の最終赤字。19年3月期の194億円に続いて2期連続の赤字を記録した。「黒字にならなかったらこの場にいないはず」の瀬戸社長は続投した。コロナ禍で上場企業が軒並み大打撃を受ける21年3月期決算で、瀬戸氏はあえて「連結営業黒字を目指す」と述べたのである。

20年7~9月期は固定費削減で営業黒字

 ライザップの20年4~9月期の連結決算(国際会計基準)は、売上高にあたる売上収益が前年同期比17%減の852億円、営業損益段階で4億円の赤字(前年同期は29億円の黒字)、最終損益は18億円の赤字(同6600万円の赤字)だった。

 フィットネスジムをはじめとするRIZAP事業を中核に据え、美容と健康に関連した商品のインターネット通信販売や生活雑貨、ゲームセンター、アパレルなど、さまざまな業態の企業を傘下に収め業容を拡大してきた。20年4月7日から5月25日の緊急事態宣言発出中に、グループ全店舗数の約7割にあたる780店舗を臨時休業するなど、厳しい経営環境が続き赤字が累積した。にもかかわらず、21年3月期は営業黒字を目指す根拠はなんなのか。

 20年7~9月期の営業損益が19億円の黒字となり3四半期ぶり黒字に転換したことが強気の背景にある。主力のフィットネスジムなどが臨時休業を余儀なくされていた4~6月期(24億円の営業赤字)から、収益面で大きく改善した。

 フィットネスジムなどRIZAP事業の新規契約件数は、4月は前年同月比89%減、5月は94%減と激減した。スポーツジムは「3密」になりやすいといわれているが、意外にも8月は8%増、9月が7%増と前年同月を上回った。その結果、5月に前年同月比85%減に落ち込んでいた売上高は9月には18%減まで戻した。外出自粛による運動不足を効率的に解消したいと考える人が増えた、と見ている。7~9月期に営業損益が黒字化した主な理由は「断捨離の効果」(瀬戸社長)なのだそうだ。断捨離というのは費用削減のことである。20年4~9月期に販管費を前年同期比74億円減らした。

 フィットネスジムという業態は、人件費や家賃など固定費が圧倒的に多い。トレーナーなどの人員の配置や拠点を効率化、賃料減額交渉などで固定費を61億円減らしたという。広告宣伝費、販促費といった変動費も13億円減らした。この実績を踏まえ、21年3月期は「固定費を(前期より)70億円以上抑えられる」という発言をしたのである(1月5日付日本経済新聞より)。

上場小売り3社を統合し、ネット通販を強化

 ライザップは積極的に買収し連結子会社に組み込んだ企業の収益の悪化に苦しんできた。19年3月期から不採算事業の売却に踏み切った。20年12月、印刷会社のエス・ワイ・エス(東京都台東区)と北斗印刷(福島県会津若松市)をシスコ(東京都台東区)に売却し、連結決算の対象から外した。

 プライベートブランド商品の開発やネット通販強化のため、上場会社3社を経営統合する。カジュアルウエア専門店を展開するジーンズメイト(東証1部)、ゲームソフトなどを手掛ける「新星堂」を展開するワンダーコーポレーション(ジャスダック)、インテリア雑貨のHAPiNS(ジャスダック)の3社。株式移転により、共同持ち株会社REXT(レクスト)を新たに設立する。

 臨時株主総会を経て3社は21年3月末に上場廃止とし、4月1日付でREXTのジャスダック上場を考えている。ライザップがREXTの69.8%の株式を保有する見込み。3社の売上高(20年3月期)を単純合算すると約770億円。新会社の社長にはワンダーコーポレーション社長の内藤雅義氏が就く予定だ。

 ジーンズメイトとワンダーコーポレーションは早期退職を募集し、経営のスリム化を進めてきたが、経営統合をテコに間接部門、物流部門のさらなる効率化を図る。経営統合の狙いはネット通販の強化だ。ジーンズメイトはインバウンド需要が蒸発したことから、EC(電子商取引)部門に力を入れてきたが、20年4~9月のEC売上は全体の11%にとどまる。ワンダーコーポレーションは20年10月にECサイトを開設したばかりだ。HAPiNSはオンラインショップの売上高を大きく伸ばしたが、実店舗の減収分を補えなかった。

 果たしてライザップは経費削減効果で21年3月期に連結営業黒字を実現できるのだろうか。瀬戸社長は公約が実現できなかった場合の自身の進退については言及していない。

(文=編集部)

『たべることば』はこうして誕生した。新しい共創マーケティング

“結果”を重視する異色の広告賞、エフィー(Effie)賞からマーケティングをひもとく本連載。今回は、言葉を味わう体験型絵本『たべることば』(フレーベル館)でAPACエフィー賞を受賞した、電通のコミュニケーションプランナー加藤倫子氏と、アートディレクター今井祐介氏が、企画に込めた思いやその過程から、新しいマーケティングの可能性を導き出します。

APACエフィー賞「ポジティブ チェンジ ソーシャル グッド―ブランド部門」でブロンズを受賞した『たべることば』(フレーベル館)
APACエフィー賞「ポジティブ チェンジ ソーシャル グッド―ブランド部門」でブロンズを受賞した『たべることば』(フレーベル館)
加藤氏、今井氏
この対談はオンラインで実施しました。

教育のあり方に一石を投じる、体験型絵本『たべることば』

加藤:まずは『たべることば』の概要を説明させてください。『たべることば』は、言葉の意味を味わう体験型の絵本です。ページをめくると「すき」「きらい」「バカ」など、人とのコミュニケーションで登場する七つの“食べられることば”が封入されており、その言葉を言われた人がどんな気持ちになるか?を五感で感じることができます。

それぞれの味は、例えば「すき」ならほんのり甘い味、「きらい」なら苦味がいつまでも舌に残るちょっとイヤな味など、専門家の監修の下で考案しています。「“すき”は甘くておいしいね。うれしい気持ちになる」「“きらい”は苦くて、ずっと嫌な気持ちが続いちゃうね…」。暴力的な言葉によるいじめ問題が絶えない中で、言葉を味わい体感し、理解を深めてほしいと開発しました。絵本の枠から一歩外に出た、アクティブラーニング絵本です。

たべることば

今井: 子どもは言葉や理屈じゃなくて、もっと感覚で理解しますよね。そういう意味で、「言葉を食べる」というアプローチが効果的だと思ったんです。

小さな子どもって、「きらい」「バカ」などの強めの単語を知ると、割とすぐ使いたくなっちゃうんですよね。ただ相手がどう感じるかまで想像できないことが多く、もう少し大きくなるとそんな言葉たちをスマホで顔も見ずに送れてしまう。それが昨今のLINEいじめやTwitterでの攻撃にもつながっている気がしています。

簡単に強い言葉を放つことができる現代だからこそ、もっともっと手前の段階で、言葉のリテラシーを高めなければ。そう思い、小さな子どもでも直感的に理解できるよう「絵本+味」で言葉を理解できる構成にしました。

加藤:作るのは予想以上に大変で。言葉の味をこちらの主観で断定しないように、言語学者・教育学者・パティシエなど、さまざまな専門家に入ってもらってアドバイスを仰ぎました。また、言葉の感じ方や捉え方はあくまで人それぞれ、実際の喫食イベントや体験会では食べてもらった後、自分だったらどんな見た目や味にする?といった、自由に発想する時間を設ける体験プログラムをセットにしています。

今井:物理的に大変なこともたくさんありましたよね。本の厚さとお菓子のサイズの調整をギリギリまで検証しましたし、お菓子自体の見た目や種類にもこだわりました。試食会も何度も行って、味や強度にもこだわっています。それぞれの言葉とセットになるイラストも、子どもがその言葉をちゃんと理解できるサポートツールになるか?など、真剣に考えながら進めました。いろんなプロの知恵と工夫が詰まっています。

プロセスそのものがイノベーティブ。共創の本質とは?

加藤:『たべることば』は、フレーベル館のイノベーションプロジェクトという位置付けでスタートした仕事です。アイデアの力で出版社に新しい風を吹かせたいというクライアントの思いの下、私はこのプロジェクトに2018年から携わっています。

プロジェクトの過程そのものが非常にユニーク。毎年1人、クライアント内で選考されたメンバーと電通チームが完全に1チームになり、一緒に企画します。そして、フレーベル館の社長に一緒にプレゼンをし、決まった案が『たべることば』でした。

クライアントの担当者の方は、実制作フェーズでもクリエイティブディレクター(CD)という立場でプロジェクトを動かしてもらいます。私もこの仕事でCDをしていますが、二人三脚のダブルCD体制です。

今井:一般的なクライアントと広告会社という関係値ではないですよね。社内メンバーのような形でお互い接していました。同じチームとして、きちんと役割分担をしたところもよかったのだと思います。

加藤:実際、『たべることば』は調理学校や大学教授・小学校などに協力いただいているのですが、フレーベル館の頑張りなしでは成立しなかったと思います。関係者へのご連絡や説明も、フレーベル館のCDが主に担当していますし、体験プログラムも一緒に考えました。

今井:クライアントのCDの方は、本当に貴重な経験をしたとおっしゃっていました。あと、クライアント社内の通常業務からすると異質な仕事なので、周囲への影響力も大きい、と。

加藤:私も今井も、前年は「0点ミュージアム」という企画をプロデュースしたのですが、その時も社内で注目されたとおっしゃっていましたね。実際に主担当する人数は1年に1人と少ない人数ですが、実現に当たっては社内のいろんな部署の協力を仰ぐことになりますし、扱うテーマもチャレンジングなので、直接携わった人以外にも刺激になるようです。(実は、0点ミュージアムも今後の可能性を探っています)

「0点ミュージアム」(フレーベル館)
「0点ミュージアム」(フレーベル館)

加藤:今って、課題解決の手段がさまざまで、かつハードルの高いことをやらないと成果が出づらいので、クライアントの意志と協業がますます重要な時代だと日頃から感じているのですが、その点に、『たべることば』は理想的な関係でした。

最初から最後まで一緒に走り抜く、そこをハブに、周りの人にも良い影響が伝播する、それが共創の本質であり、これからのマーケティングで非常に重要な点。このプロジェクトにはそのエッセンスがギュッと詰まっていると感じています。もちろんアウトプットにも自信がありますが、プロセスそのものにナレッジがあると思いますね。

「教育・出版としての進化」が、賞の評価につながった

加藤:『たべることば』は、2020年、APACエフィー賞「ポジティブ チェンジ ソーシャル グッド―ブランド部門」でブロンズを受賞しました。連載の1回目でもお話しした通り、エフィー賞は、アイデアや話題性よりも“結果”が重視されるアワードです。結果というと、売り上げやユーザー数など分かりやすい数値をイメージされる方が多いと思うのですが、『たべることば』は社会課題にアプローチしたブランディング施策で、大きな数字という形での結果は実はないんです。

そのアワードで受賞できたのは、「教育・出版イノベーション」が、結果として評価されたのかなと推測しています。出版業界の未来は世界的な関心事のひとつ。出版社の社会的な存在意義×体験を軸にしたマーケティング活動として評価いただけたのではないか、と。

実は、応募シートの結果記入の欄に、「言葉の暴力の解決という壮大なテーマなので、今日明日、結果が出るようなものではありません」と正直に書いたんですよ。それでアワードを獲得できたのは、部門の問題かもしれないですが、ちょっと意外でもありました。

今井:確かに、「教育・出版イノベーション」という点では新しさがあったように思います。
発表時にメディア取材された際にも、「新しいアクティブラーニングの形」という言葉が結構出ていましたよね。また『たべることば』によって、フレーベル館が言語教育のリーティングカンパニーだと周知できたことも評価されたのではないでしょうか。

リーディングカンパニーが、日本の教育で見落とされていた部分に光を当てて、柔軟な発想で解決策を提示している。この点での評価かなと。以前、コクヨで「なまえのないえのぐ」という商品を考案したことがあるんですが、教育や出版では、まだまだやれることがたくさんある気がします。

「なまえのないえのぐ」(コクヨ)
「なまえのないえのぐ」(コクヨ)

加藤:そうですね。教育ってそもそも正解がなくて、はやりすたりで扱っていいテーマでもないので、安直にアップデートしにくい。だからこそ、小さな取り組みでいいからスタートして、まず一度形をつくる。そして反応を見る。そういうマーケティング活動が向いていると感じます。

そして、それは教育や出版に限定したことではないですよね。今の時代は膨大な広告費がなくても、意義のあるものは話題にもなるし、発信することでニーズも見える。なら、小さくても石を投げてみることに価値があるし、そういうチャレンジがやりやすい環境がそろっている。スモールサイズからでいいから、スピーディーに決断して舵を切るのが、これからのあり方じゃないでしょうか。

今井:どんどん実行すべきだと思います。クライアントとの本当の意味での共創や、マーケティングとクリエイティブの融合など、新たな枠組みを構築した上で。ただし乱発しても意味がない。この会社は何をする会社なのか、何を目指しているのか、そういった本質、筋のようなものを中心に据えて実行を積み重ねる必要はありますね。

ところで、「マーケティング」という言葉って、『たべることば』的にはどんな味がするんでしょうか…?何色にでもなるし、食べる人によって味が変わるという意味で、無味無臭かな?加藤さん、どうですか?

加藤:え!なんなのそのいきなりの無茶振り…(笑)。う~ん、私は、甘くて、フルーティーですっぱくて、まあ、とにかくめちゃくちゃおいしいんじゃないかなあ。だって、マーケティングって、さまざまな活動のリーダーみたいなもんだからね。無味無臭って聞くと、なんか味気なくてイヤだ。彩り豊かで人を引き付ける味であってほしい。『たべることば』で言うところの、虹色の「ありがとう」のように。私自身も常にさまざまな事象に目を向けながら、勇気をもって、新しい時代のマーケティングにチャレンジたいと思っています。