パチンコ『北斗無双』に続く“超大物”間もなく降臨! 王者サミー「至高の高継続マシン」に熱視線!!【新台分析- P〈物語〉シリーズ セカンドシーズン編-】

 サミーを代表する人気作『北斗の拳』シリーズは、今やパチンコ業界に欠かせない一大コンテンツである。

 パチスロ4号機時代に登場した『パチスロ北斗の拳』が爆発的なヒットを記録し、その後も多くの後継機が人気作として活躍してきた。

 そんな絶対的勝者としての遺伝子を受け継いだシリーズ最新作『パチスロ北斗の拳 宿命』が3月に導入予定。6.1号機を基軸とする事で、5号機のようなメリハリのある出玉感を実現している。新たな伝説の幕開けに期待を寄せるユーザーも多いだろう。

 また『北斗の拳』シリーズと言えば、パチンコ分野でも第一線で活躍を続けているのは周知の事実だ。現役最強スペックとして頂点に君臨する『ぱちんこCR真・北斗無双』を筆頭に、後継機『P真・北斗無双 第3章』も反響を得た。

 更には『P北斗の拳8救世主SFB』も検定を通過。まさに北斗旋風が巻き起こりそうだが…。

 そんな北斗の拳シリーズに続く最新作も間もなく登場だ。「サミー×〈物語〉シリーズ」の最強タッグが至高のクオリティをもたらす。

『P〈物語〉シリーズ セカンドシーズン』(サミー)

■大当り確率:1/199.8
■大当り+小当り確率:約1/7.68
■賞球数/カウント:1&2&4&11/10C
■時短突入率:ヘソ100%・電チュー100%
■時短回数:1回or10回or255回
■遊タイム:時短255回(599回転後に発動)※大当り間1回のみ
○○○

 物語シリーズ3作品目となる本機は、大当り確率1/199.8の一種二種混合スペック。遊タイムを搭載しており、怪しい演出が発生するほど熱くなる「段怪システム」は本作にも健在だ。

 初当り時は99%が4Rとなりラウンド消化後に「時短1回+残保留4回」の「こよみチャレンジ」に移行する(残り1%は10R+RUSH突入)。ここでの計5回転で約1/7.68の大当りを射止める事ができれば、RUSH「こよみドリーム」へ突入だ。

 RUSHでは「時短10回+残保留4回」が付与される。大当り期待度は時短10回が約75%で、残保留4回が約43%。これらをトータルしたRUSH継続率は「約86%」を誇り、連チャン性能が前作より大幅にパワーアップしている。

 更に電チューからの大当りは35%で最大出玉を獲得できる点も魅力。安定感を持ちつつも一撃の出玉に期待できる仕上がりだ。

 注目の遊タイムは599回転後に「時短255回」が発動する。電サポでの大当り確率は約1/7.68であり「大当り+RUSH」が濃厚。強力な恩恵のため、ハマリ台狙いも有効な立ち回りとなりそうだ。

 そして本シリーズの特徴といえば圧倒的ボリュームを誇る演出面。今作に関しては過去作よりも更にクオリティが上昇している。新楽曲や描きおろし演出、収録音声が追加されるなどファン必見の要素が満載だ。

『P〈物語〉シリーズ セカンドシーズン』の導入予定日は2月8日。「ぱないの品質」を武器に、サミーの快進撃が始まるかもしれない。

【注目記事】

パチンコRUSH継続率は「約92%」! 秒で勝負が決まる「超速出玉」のライトバージョンに熱視線!!

パチスロ新台『政宗3』約88%ループで期待出玉は約1,000枚!? 人気シリーズ最新作は「秀吉決戦」も健在

パチンコ「コミカル」ながら出玉性能は“バケモノ”!記念年に誕生した愛され「ゆるマシン」!!

甘デジ継続率「約70%」でRUSH中の半分が「1000発」出玉!“手軽さ”と“出玉感”を完備した傾奇マシン!!

 ハスはインド原産の水生植物で、夏の早朝にピンク色の花を咲かせる。インドから生まれたこともあり、仏教とも深い関わりがあって、シンボルとして尊ばれている。仏像の台座となる「蓮華座」や悟りを開いたことを意味する「蓮華」がその象徴であろう。

 また、「ハスは泥より出でて泥に染まらず」といった言葉にもあるように、清廉で孤高の存在のような意味をもたらすものでもある。ほかにも、死んだ後の転生で同じハスの花の上に生まれ変わって実を託す「一蓮托生」のような熟語も存在する。

 このたび新機種としてホールに導入された『PA花の慶次~蓮』もそんな一台ではないだろうか。

 甘デジながら右打ち中の50%が最大出玉となる10ラウンド1000発当りの出玉力を装備した孤高の存在であり、好き嫌いが分かれる「転落抽選」の採用でファンと一蓮托生の気概を見せる。まさに前田慶次を具現化したような機種なのである。

 大当り確率は1/99.9で確変突入率がヘソ50%電チュー100%のV確方式。確変直撃率は50%だが、初当り通常の場合に付与される時短が30回転あり、その引き戻し率が約26.1%なので実質は約63%でRUSH突入に期待が持てるようになっている。

 出玉増加の起点となる「天下無双RUSH」は電サポが70回継続する連チャンモードで、1/59.14で大当り抽選を行いながら同時に1/70.02の確率で確変終了フラグが立てられている。

 規定電サポ発動中ならどのタイミングで転落しても70回まで継続するが、それ以降は電サポが終了し通常モードへ戻る。反対に内部で確変状態であれば70回を超えても電サポが大当りor転落まで継続される。

 RUSH継続率は約70%と高いもので、先に述べたRUSH中の大当りの半分が1000発出玉であることを加味すれば、『慶次』シリーズの名に恥じぬような連撃度、爆裂性を持ったスペックとなっているのである。

 しかし、ミドルタイプの『P花の慶次~蓮』からみるとループ率がだいぶ下がっている(ミドルタイプは約82%継続)ので、1/520.12の転落抽選確率であった本家と比べると連チャンに対する感覚は若干異なる印象となる。

 また、甘デジでは標準装備の流れにもなってきた遊タイムは本機に非搭載。あくまで助っ人には頼らないストロングスタイルを貫いている。そういった意味ではミドルタイプを丁寧に受け継いだマシンであり、よくある「甘デジ専用演出」も見当たらない潔さ。ハスの清廉である。

 ミドル版の演出を手軽に遊べるうえに出玉感も装備した『PA花の慶次~蓮』。その筐体の色味からも「紅蓮華」のような大ヒットとなるか。

(文=大森町男)

【注目記事】

パチンコRUSH継続率は「約92%」! 秒で勝負が決まる「超速出玉」のライトバージョンに熱視線!!

パチスロ新台『政宗3』約88%ループで期待出玉は約1,000枚!? 人気シリーズ最新作は「秀吉決戦」も健在

パチンコ「コミカル」ながら出玉性能は“バケモノ”!記念年に誕生した愛され「ゆるマシン」!!

JRA史上「9回目」東京新聞杯(G3)「サトノ軍団」3頭出しは買い!? 「68万馬券」も飛び出した過去の傾向から狙うべきはワンツーよりも……

 7日には、東京競馬場で東京新聞杯(G3)が行われる。フルゲート16頭がそろった一戦を制し、春のマイル重賞路線に向かうのはどの馬になるだろうか。

 出馬表を見て目に付くのが「サトミホースカンパニー」の3頭出しだ。「サトノ」の冠名で知られる里見治オーナーは、これまでサトノダイヤモンド、サトノクラウン、サトノアレスというG1馬を3頭も所有してきた。

 そんな「サトノ軍団」の同一レース3頭出しはこれまで8回あった。さすがに1~3着までを独占したことはないが、ワンツーが1度ある(2017年3月11日の館山特別=1000万下、1着サトノスティング、2着サトノキングダム)。

 さらに、昨年3月8日の大阪城S(L)では、サトノフェイバー(2着)とサトノアーサー(3着)の2頭が馬券圏内に好走。過去8回のうち、3頭そろって馬券圏外に沈んだのは2回だけだ。つまり3頭出しの時は、75%(8回中6回)の確率で少なくとも1頭は馬券に絡んでいることになる。

 大阪城Sは6番人気も馬券に絡んでおり3連単の配当は4万2390円。19年のキャピタルS(L)では12番人気サトノフェイバーが3着に入ったことで、3連単で68万530円という高額配当が飛び出した。人気薄にも警戒する必要がありそうだ。

 東京新聞杯に出走する3頭の中で最も人気を集めるのはサトノインプレッサ(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎)だろう。おそらく4~5番人気で単勝オッズは10倍前後か。

 2歳時から類まれなるスピードを発揮し、デビュー3連勝でNHKマイルC(G1)に臨んだ逸材。初G1では3番人気に推されたが、不完全燃焼の13着に沈んだ。その後は日本ダービー(G1)と菊花賞(G1)にも出走したが、3連勝後は5戦連続で馬券圏外と結果が出ていない。

 激走の要因があるとすれば、2走前から4ハロン、前走から3ハロンという一気の距離短縮だ。もともとマイル路線で期待されていただけに、適距離に戻った今回は大駆けの可能性も十分あるだろう。

 サトノウィザード(牡5歳、栗東・松田国英厩舎)とサトノアーサー(牡7歳、栗東・池江泰寿厩舎)の2頭はあくまでも伏兵的存在だが、ノーマークにはできない。

 サトノウィザードは15戦目にして重賞初挑戦。相手関係が一気に強化される点が不安視されるが、デビュー2戦目で臨んだ2年前の若駒S(L)でヴェロックスの2着という実績があり、そのポテンシャルは高い。

 最大の強みはその末脚だ。これまで14戦中7戦で上がり最速、12戦で上がり3位以内をマークしている。末脚比べにはうってつけの東京マイル戦で、乱ペースになればアッと驚かせるシーンがあるかもしれない。

 重賞初挑戦のサトノウィザードに対して、サトノアーサーは今回が重賞13戦目という古豪。昨年8月の関屋記念(G3)で重賞2勝目を挙げて以降は、富士S(G2)9着、京都金杯(G3)12着と不本意なレースが続く。

 それでも前走後は在厩調整で、坂路を中心にしっかり乗り込まれてきた。実績面では現役サトノ軍団の大将格だけに、意地を見せたいところだ。

 これまでのサトノ軍団3頭出しの傾向を考えれば、どれか1頭は馬券に絡む可能性が高く、いずれもそこまで人気しないとなれば狙ってみる価値はあるだろう。

 果たして、サトノ軍団は波乱の使者となれるだろうか。

JRA川田将雅「冴える判断」でフェブラリーS(G1)制覇に大きく前進!? 「見限り」ヴェロックスが脚部不安で「2択」クリアは吉兆か

 流れが向いて来ているかもしれない。

 4日、ヴェロックス(牡5歳、栗東・中内田充正厩舎)が出走を予定していた東京新聞杯(G3)を回避することが明らかになった。最終追い切り後に脚部不安が見られたことが理由である。

 一昨年のクラシックを善戦した実力馬のヴェロックス。4歳シーズン初戦の小倉大賞典(G3)は9着と不可解な敗戦だったが、12月の中日新聞杯(G3)で3着と復調気配を見せていた。だが、前走の日経新春杯(G2)は2番人気ながら9着に惨敗。またしても原因不明な凡走だった。

 そこで陣営が下した決断が初のマイル戦となる東京新聞杯への参戦だ。デビューから一貫して1800m以上の距離を走ってきたヴェロックスに、距離短縮で新たな一面を見せることが期待された。

 これまで主戦を務めてきた川田将雅騎手はきさらぎ賞(G3)で同じ中内田厩舎のダノンジェネラルに騎乗するため、今回ヴェロックスは藤岡佑介騎手に乗り替わりが予定されていた。だが、レース直前でまさかの回避となった。

「ヴェロックスの前走後、川田騎手は『なぜここまで負けるのか』と首を傾げていたことも、乗り替わりに影響しているかもしれません。蜜月関係にある中内田厩舎ということで調整が難しくなかったという背景もあり、今後に期待されるダノンジェネラルを選択した可能性があります。

もし、ヴェロックスの騎乗を選択していたら、今週末の重賞に乗れませんでした。それを考えれば、見事な危機回避とも言えますね」(競馬記者)

 結果的に2択に成功したと言える川田騎手。今年は初勝利を挙げるまでに27戦を要し、なかなか不調を抜け出せなかったが徐々に調子を上げてきている。東海S(G2)をオーヴェルニュで制すると、翌週の根岸S(G3)もレッドルゼルで優勝。2週連続の重賞制覇となり、先週は4勝の固め打ちと完全復活を印象付けた。

 だが、この重賞連勝が悩みの種でもあった。

 勝ったレースはどちらもフェブラリーS(G1)の前哨戦。オーヴェルニュ、レッドルゼルはともにフェブラリーSへの参戦を予定しており、どちらかを選択しなければならなかった。

「オーヴェルニュは1700~1800mのレースを3連勝中。対して、レッドルゼルは1400m以下の距離しか経験がありません。フェブラリーSがマイルということを考えれば、チャンスがあるのはオーヴェルニュに感じます。

しかし、最終的に川田騎手が選んだのはレッドルゼル。師匠である安田隆行調教師の管理馬ということも影響しているかもしれませんね」(同)

 昨年末のホープフルS(G1)を安田隆厩舎のダノンザキッドで制した際、川田騎手は「師匠とともにやっとG1タイトルを獲れて、うれしく思います」と涙を流した。フェブラリーSの候補馬は甲乙つけがたい2頭だけに、師弟愛が決め手となったのかもしれない。

 今週末もヴェロックスではなくダノンジェネラルを選んだということを考えれば、この判断は正しい可能性が高そうだ。

 運も味方につけた川田騎手の快進撃はまだまだ続くかもしれない。

アサヒ、首位陥落、スーパードライ販売急減…「本麒麟・本搾り」ヒット、キリンの時代に

「アサヒさんが数量表示をやめておりますので、シェアは不明でございます」――。

 1月6日、キリンビールの事業方針説明会で布施孝之社長はこう語りつつも、余裕の表情を浮かべていた。キリンビールが2020年のビール、発泡酒、第3のビールを合わせたビール類のシェアで、アサヒビールを抜き去り、11年ぶりにトップに立ったからだ。

 アサヒは20年分からビール類の販売数量を開示していないが、日本経済新聞によると20年のキリンの販売シェアは37.1%で、19年比で1.9ポイント上昇。一方、アサヒが35.2%と同1.7ポイント下落した。この結果、1.9ポイントの僅差でキリンが逆転したのだ。ここ数年、キリンは王者アサヒのシェアに肉薄を続けており、19年にはアサヒとの差を1.7ポイントまで縮めていた。

 20年にキリンが逆転した原因は、新型コロナウイルスの感染拡大である。コロナ禍による飲食店の営業自粛によって、業務用市場が大打撃を蒙った。その半面、宅飲み需要の高まりで家庭用市場で缶入りの第3のビールや発泡酒が人気となった。

 20年のビール系飲料全体の販売は19年比9%減となった。構成比はビールが41%、発泡酒が13%、第3のビールが46%と、初めて年間を通じて第3のビールがビールを上回った。大半が家庭で消費される第3のビールと、コロナ前までは飲食店で半数が消費されていたビールが明暗を分けた格好だ。

 キリンの首位奪還の主役は、「本麒麟」である。19年比32%増の1997万ケース(1ケースは大瓶20本換算)となり、新型コロナ下の節約志向の風に乗った。20年10月の酒税改正による第3のビールの値上げを前に、駆け込み需要も起きた。キリンの主力ビールとなった「一番搾り」は24%減少したが、「本麒麟」の拡大で全体では5%減の1億3000万ケースに踏みとどまった。

 アサヒは昨年から販売数量の公表を取りやめ、売り上げ金額の公表に切りかえた。「過度のシェア競争を避けるため」(アサヒ)としているが、ビールの「スーパードライ」など主要3製品だけは販売数量を明らかにしている。販売量全体の半分程度を占める「スーパードライ」が22%減の6517万ケースに落ち込んだ。スーパードライは19年時点で家庭用と飲食店用が半々。飲食店の営業自粛がモロに響いた。業務用に強いことが仇となった。アサヒの第3のビール「クリアアサヒ」は6%減って1768万ケース。キリンの「本麒麟」に敗れた。

 しかし、スーパードライの失速は、今に始まったことではない。16年のスーパードライの出荷量は1億ケースあった。17年から20年までの4年間で3483万ケース減った。これはサッポロビールの昨年の販売量の約9割に相当する。かつて瓶ビールの「キリンラガー」が6割のシェアを誇り、ビールの代名詞と呼ばれる時代が長く続いた。だが、1996年に味を変更したのをきっかけに消費者の支持を失い、スーパードライに主役の座を明け渡した。スーパードライは缶ビールでも強みを発揮した。

 そのスーパードライも消費者に飽きられ、シェアを落とした。コロナはダメを押しただけなのだ。代わって「本麒麟」の時代が来るかというと、ことはそう簡単ではない。

次は缶チューハイ時代なのか

 2021年も飲食店向けの需要の回復が見込めないなか、各社は家庭用に注力する。アサヒは、「スーパードライ」ブランドで泡立ちが良く、蓋を全部とるとジョッキのようになる缶ビール「生ジョッキ缶」を4月から発売する。アルコール度数が0.5度とビールより大幅に少ない飲料「ビアリー」を3月以降に投入し、新しい客層を開拓する。

 キリンは20年10月に投入した「一番搾り糖質ゼロ」が好調だ。新商品は年300万ケースの出荷でヒット商品とされるなか、430万ケースの販売を見込む。ビール類の価格改定に消費者がどういう消費行動を取るかが、今後の最大の焦点である。

 ビール、発泡酒、第3のビールと、3段階に分かれている税額は26年10月に350ミリリットル当たり54円25銭に統一される。ビールは減税、第3のビールと発泡酒は増税となる。スーパードライは税金が安くなり、キリンのシェア逆転の原動力となった本麒麟が増税となり価格優位性が発揮できなくなる。26年10月を前に23年10月に前段の税額の調整がある。

 キリンが、ファミリーマートやローソンから生産を請け負っている第3のビールのPB(プライベートブランド)は、年間1000万ケースを超えると見られている。税額が引き上げられれば、コンビニ各社はPB商品を見直すこともあり得る。キリンは11年ぶりに首位を奪還したが安閑としてはいられない状況なのだ。

 これからの主流は缶酎ハイになる、という見方がある。キリンの21年の販売目標は缶チューハイ「本搾り」などが4.9%増の7500万ケース、「本麒麟」等の第3のビールは6080万ケースで前年比3.6%減のマイナス成長を予想している。「一番搾り」のビールは17.2%増の4220万ケースとなっている。「麒麟淡麗」の発泡酒は6.4%減の2840万ケースだ。

 缶チューハイや瓶入りカクテルなど水や炭酸水で割る手間のかからないアルコール飲料をRTD(ready to drink)というが、7500万ケースというのはRTD全体の数字である。アルコール飲料の地図はビール類からビール類以外のカテゴリーに塗り変わりつつある。ビール類の価格改定は、この流れを加速させることになりそうだ。

酒税は3段階を経て一本化

 ビール系飲料は主原料の麦芽の配合比率に応じてビール、発泡酒、第3のビールの順に税率が高い。政府は20年10月、23年10月、26年10月の3段階を経て、税率を一本化する。

 第1段階が20年10月だった。350ミリリットル缶でビールの酒税は77円から70円に引き下げられた。第3のビールは28円から37.8円に上がった。発泡酒(46.99円)は据え置かれた。その後もビールの税率は下がり、第3のビールと発泡酒は上がり、最終的に26年10月に54.25円に統一される。

 缶チューハイなどは20年の税額アップはない。26年10月に28円から35円に上がるが、それでもビール類と比較すると相対的に安い。缶チューハイが伸びるとの予測が成り立つのはこのためだ。

(文=編集部)

“志す力”がアフターコロナの企業を強くする。社会変革のパーパス・デザイン  

前回は、コロナ禍によって生活者の “サステナビリティ”(地球や社会の持続可能性)への意識が高まり、それがアフターコロナに期待される社会像に影響を与えていることを書きました。第2回は、それらの生活者意識を踏まえつつ、これからの企業のパーパスについて考えます。

コロナ下の生活者の意識変化を、これからのパーパスに反映させていく

ここ数年、日本でも急速に広がった“パーパス”という概念。「高い目的意識」「根本的な存在理由」「社会に対してどのような価値を生み出し、貢献するのか」といった説明がよくなされています。そして電通サステナビリティ/パーパスプロジェクトでは、これを“社会に対する志”もしくは“社会的存在意義” と定義しています。

コロナ禍の今、パーパスはより一層重要になっています。また、人々の価値観や行動様式、社会のシステムが変わっていく中で、企業はパーパスの再定義、あるいはパーパスに基づき提供する価値や方法の見直し、新たな環境やニーズに合わせたシフトなどが必要となっています。

では、前回の調査で明らかになった生活者の意識変化を、これからのパーパスにどう反映させていけばよいのでしょうか。おそらく、図1に示した、“企業活動を行う上での環境変化”を意識しながら考えていくことが重要だと思われます。

アフターコロナに期待する社会像
(図1)

電通サステナビリティ/パーパスプロジェクトでは以前から、パーパスを企業の強さにつなげる「パーパス・デザイン」を提案しており、その中で、欧米の先行事例を分析し抽出した“四つの戦略視点”を挙げています。

具体的には、「新しい社会志向」「未来への変革意志」「本気度(言行一致)」「共鳴・共創(同志感)」です。これらの視点の重要性は、先の図に示した“企業活動を行う上での環境変化”によって、今後より一層高まっていくのではないでしょうか。

「現状維持」を超えて。“社会を変革する力”が企業の評価やブランド力に影響する

さて、前回紹介した生活者調査では、日本の大手企業29社の評価についても聴取しています(注1)。それぞれの「社会的存在意義」について尋ねたところ、図2の通り、平均で約7割の人が肯定的に評価しています(そう思う・計)。日本の大手企業の平均値ですから、ある意味この値は当然の結果といえるでしょう。

社会にとっての存在意義が感じられる会社だ
(図2)
この企業は世の中にどのような影響を与えているか
(図3)

一方、「社会的影響度」(この企業は世の中にどのような影響を与えているか)を見ると、「より良い変化をもたらしている」という評価は2割弱にすぎず、約半数は「現状維持に役立っている」との評価でした(図3)。「あってもなくてもさほど影響はない」という厳しい評価も相当数(23%)存在します。

この結果は何を意味するのでしょうか。

存在意義はある程度感じられていたとしても、その大半については「現状維持には役立っているものの、社会全体により良い変化をもたらしているとまでは感じられていない」ということなのです。

もちろん「現状維持」自体も社会にとって非常に重要なことで、そのためにどれだけの技術と努力が注がれているかは計り知れません。特にコロナ禍で「現状が維持される」ことのありがたさを人々は痛感しているはずです。

とはいえ、現在人々は「より良い世の中」を強く求めていることが前回紹介した調査結果で明らかになりました。「現状維持」を超えて「より良い変化をもたらしている」という評価を得ることで、より一層生活者に存在意義を感じてもらえることは言うまでもないでしょう。

ちなみに、「より良い変化をもたらしている」という評価は、ブランド選好(「今後、商品を購入したり、サービスを利用する場合は、この会社を選びたい」)のTop1層(「そう思う」)にも影響を与えている可能性があり、その点も見逃せません(図4)。

社会変革度
(図4)※調査対象とした企業名はここではマスキングして表示しています。
 注1:日本の大手企業/ブランド29社について
日経BPコンサルティング「ブランド・ジャパン調査2019」で、認知率が95%を超える企業/ブランドをベースに、業種の偏りを排除した29社を選定。本記事の値はその平均値。(2019年の調査結果に基づき選定しているのは、昨年選定した企業を時系列的な視点で継続調査しているため)


実態化されていることが見えないパーパスでは、生活者の信頼は得られない

 

実態や行動
(図5)

今回もう一つ注目すべき点は、「単にきれいごとを言うのではなく、言っていることに実態や行動が伴っていそうだ」(これは前述の四つの戦略視点の「本気度(言行一致)」の指標に相当)との評価項目で、「そう思う・計」が約48%と、半数を下回っているという事実です(図5)。

イメージ先行で、実態が見えないコミュニケーションでは限界があることを、改めて示す結果だといえるでしょう。この指標で上位に挙がってきたのは、パーパスに基づく事業や取り組みの内容をファクトベースで丁寧にコミュニケーションしている企業です。

改めて、これからのコミュニケーションでは、“志”の発信とともに、その“志”を具現化・実態化したファクトを伝えていくことが重要であることが分かります。

「定義する→ワーク(機能)させる→ブランド力につなげる」の3つのデザインが必要

ここまで生活者の評価結果をお伝えしてきましたが、生活者評価の数値を高めること自体が最終ゴールでは決してありません。なぜなら、パーパスは単にブランディングの概念ではなく、企業経営の指針となり企業活動全体を導くための考え方であるからです。

本プロジェクトでは、パーパスを「定義する→ワーク(機能)させる→ブランド力につなげる」といった3つのフェーズを想定し、それぞれのフェーズで効果的にデザインすることが重要だと考えています(図6)。

特に「ワーク(機能)させる」、つまりパーパスの具現化・実態化、そして、その結果としての社会的インパクトの実現なしには、存在意義が感じられる企業にはなりません。

生活者からの評価は、あくまでもこの3つのステップの最終結果です。自社のパーパスをデザインしていくその第一歩として、まずはこの3つのフェーズのどこに課題があるか、といった振り返りから始めてみてはいかがでしょうか。

パーパス調査
(図6)

調査概要

 “サスティナビリティ”や企業/ブランドの“パーパス(社会に対する志・社会的存在意義)”に関する意識調査

  • 調査手法:インターネット調査
  • 調査時期:2020年10月26~28日
  • 調査エリア/対象:全国20~74歳男女2000人
  • 調査機関:株式会社電通マクロミルインサイト

大人の世界は大きすぎる!? 2歳児になって牛乳いれてみた

こどもの視点ラボメイン画像

赤ちゃんや幼児の“当事者視点”とはどんなものか?を真面目かつ楽しく研究する「こどもの視点ラボ」。前回は4頭身である赤ちゃんの頭の大きさを体感してみました。

今回は引き続き、東京大学・赤ちゃんラボの開一夫先生にお付き合いいただき「こども視点の大きさ」について考えたいと思います。

こどもが飲み物をこぼしたりすると「あぁまた!」とイライラしてしまいがちですが、実際こどもの手でコップや牛乳を持ってみるとどれくらい大きいのでしょうか。

大人が2歳児の手のひらを体感してみた

インタビュー写真

沓掛:先生、以前にご相談していた「大人が2歳児の手のひらになってみたら?」と考えたコップと牛乳ができました。

開先生(以下、先生):え、こんなに大きいの?ちょっと持ってみていい?けっこう重いねぇ。

沓掛:うちの子の2歳当時の手のひらのサイズが10センチ。日本人男性の手のひらの平均が18.3センチ(※)だったので、そこから1.83倍の大きさで作ってみました。

牛乳の比率
※出典:河内まき子、2012:AIST日本人の手の寸法データ
牛乳比率


先生:なるほど。よく小さい子が飲んでる途中でべーってこぼしてるけど、それも分かるよね。これで飲むのは相当大変だ。僕も実際に持ってみて発見というか、実感しました。これ、おもしろいね~。

石田:改めて、こんなに大きかったのかと私も驚きました。今このコップの中身はシリコンなんですけど、実際にはたぷたぷと液体が入ってるわけなので。

先生:これで飲んでみろって言われたらねぇ。お子さんもこぼしてもしょうがないよねぇ(笑)。

石田:ほんとに、そうですね。

沓掛:あと牛乳パックの方なんですけど、実際に液体を半分くらい入れて作ってもらいました。持って入れようとすると、中身の液体の移動がこの大きさだとすごくガツンとくるんですよね。「これはこぼしちゃってもしょうがないな、怒らないようにしないとな」と改めて思いました。

先生:いやーこれは大変だ。しかしこうやって実感してみるっていうのはいいね。本当に大切だね。


石田:制作前に先生にご相談した際に、大きさは単純に比率で作ってみてもいいけど、重さに関しては手の筋力の問題もあるので一概には割り出せないんじゃないか、とおっしゃっていましたね。

先生:そうだね、腕の長さや筋力、手の握力、いろんな条件が大人とは違うから。

石田:新生児はなにかに掴まらせると、ぶら下がることができるほど握力があるっていいますよね。すごく力持ちなのかな、と。それが2歳くらいになると失われてしまうのでしょうか?

先生:筋力と自分の体重の関係じゃないかな、新生児のころは体重が軽いじゃない。そこからだんだん赤ちゃんって太っていくから。

石田:重くなるから支えられなくなると。

先生:そうだね。“原始歩行”って知ってるかな?新生児を立った姿勢にしてあげるとテコテコと歩くように足を前に踏み出すんです。だけど、生後1、2カ月を過ぎるとその反応はなくなっちゃう。もともとリズミックな運動能力があるのになぜ消えちゃうの?ていうと、太っていくからじゃないかと。

筋力との関係もあって、重くてステップが踏めなくなっちゃう。体の重さが原因じゃないかということを調べるために、浮力で体が軽くなる大きな水槽に赤ちゃんを入れてみると、再び歩くような動作が見られたという有名な実験もあります。

石田:へー、おもしろいですね。

(ここで先生の秘書さんのお子さん、ひろみちくん登場)

ひろみちくん

先生:お、ひろみちくんがきた。この子が今2歳だから。

石田:普通サイズのコップを持ってもらうと、やっぱり彼には大きいですよねぇ。

先生:大人ってたくさんのものを何度も握ってきた経験があって、ものの握り方を知ってるわけじゃない?コップにどの指をどうひっかけるか、サイズやカタチによっても握り方や持ち方ってぜんぶ変えなきゃいけないんですよ。それって意外に複雑でしょ? 

石田:たしかに!幼児にとっては、なんでも初めて見るもの、持ったことないものですもんね。私たちも急に見たこともないカタチで変な突起がでた巨大な容器が現れたらどう持っていいか分かりませんよね。

大人がこどもになって、大人に出会ったら?

沓掛:生活用品も相当大きいんですけど、こどもにとっては大人自体もかなり大きいんだろうな、と思ってこんな図も作ってみました。身長75センチのこどもにとって身長180センチの大人は、自分の2.4倍の背丈があります。もし身長180センチの大人をこどもと仮定するなら、大人はなんと432センチ(180×2.4)という計算になりました。

先生:4メートルの人に上から話しかけられたら相当な圧力だね(笑)。

石田:まさに巨人ですよね。立ったまま怒ったりしちゃいけないなーとほんとに思いました。ついやっちゃうんですけど。

大人が子どもになって大人に出会ったら

先生:ひろみちくんとここにあるイスを見てみると、ほら座るところが胸のあたりにあるじゃない?それによじ登って座るんだからすごいことだよね。

沓掛:階段を上がるのも大変ですよね。

先生:そうだね。膝よりも上にある段を、体全体を使って上がっていくんだから。

石田:私だったらできません。

先生:そういうのも作ってみたら面白いんじゃない?

石田:機会があれば作ってみたいですね「こどもになって階段あがってみた」。ものすごく大変そう!あと、こども視点の家づくりなんかも考えてみたいです。

先生:いいね、こどもにとって危なくない家づくり。でも、やるなら“楽しい”を両立させるってことが大事だと思う。危なくないだけだと、こどもはすごくつまらないよ。

沓掛:こどもが楽しめる、こども視点のデザインですね。

先生:そう。僕が赤ちゃん視点の絵本(※2)を作ったことのテーマもそこにあって。デザインって、なんでも大人の視点で作られているじゃないですか。絵本も大人が良かれと思って考えている。その制作過程に赤ちゃんの思考を入れ込んでみたかった。なんでこのカタチが赤ちゃんに受けるのかは僕も答えられない。説明できない。でもそこがポイント。デザインの良しあしに赤ちゃんを含めるという実験をしてみたかったんです。

沓掛:赤ちゃんの視点を取り入れたデザイン、とても興味があります。僕もやってみたいです。

※2 赤ちゃんの好みを反映した絵本『もいもい』(市原淳 作、開一夫 監修/ディスカヴァー・トゥエンティワン)
 
先生とひろみちくん
(インタビュー撮影:鬼丸隼人氏)

今回の研究とインタビューでも、さまざまな発見がありました。

● 幼児は、大人に比べて2倍近い大きさのものを日々扱っている。それだけでも大変!

● 幼児はいろんなものを「持つ」「握る」という経験自体が初めてなのだ、ということを念頭に置いて接したい。(失敗しても怒らないようにしたい。汗)

● 幼児から見上げると大人は4メートル超えの巨人のようなもの。立ったままではなく、目線を合わせて話したい。
また、ほとんどすべてのものは大人視点で作られている、というお話もとても印象的でした。そこに、こども視点を入れていくことができれば、ユニバーサルデザインの新しいカタチが見えてきそうです。

それでは最後に、今回の制作物を使って「こどもの視点ラボ」のコンセプトムービーを作ってみました。幼児が牛乳を入れるとどうなるか?沓掛くんの息子、晴太くんの渾身の1テイクをぜひご覧ください。

政府の財政試算、現実との乖離が恒常化…精度向上の仕組みが必要

 菅義偉政権が掲げる政策の目玉は「デジタル庁」の創設であり、コロナ禍のなか、いま政府は「デジタル政府」の構築に全力を注いでいる。

 海外では、デジタル政府の構築は「ニュー・パブリック・マネジメント」(NPM)の一つに位置付けられており、主権者である国民と正確な情報を共有し、民主主義的なプロセスで国民が正しい意思決定を行うための手段としての機能が期待されている。

 政府は様々な情報を発信しているが、主権者である国民が正確な情報を共有するためには何が必要なのか。例えば、政府が公表するGDP成長率に関する予測や財政に関する試算の例で考えてみよう。

 予測や試算は、一定の前提に基づいて推計を行うものであり、推計と実績が乖離する可能性があるのは当然である。しかしながら、イギリスやオーストラリア等では、GDP成長率の予測が実績と乖離した場合には、事後的にその要因分析を行い、モデルや推計方法に関する有識者の意見も取り込みながら、次回以降では乖離が縮小するための努力をしている。例えば、イギリスの財政責任庁(OBR)では、GDPの潜在成長率に関する過去の予測と実績を報告書の中で明らかにしている(図表1)。

 では、日本はどうか。残念ながら、イギリス等とは異なり、日本では予測と実績の乖離に関する要因分析や事後検証を基本的にしておらず、そのような情報の公開もない。例えば、日本において政府が示す試算の中で最も重要なものの一つは、中長期的な財政の姿を把握するため、内閣府が定期的(概ね7月と1月)に公表する「中長期の経済財政に関する試算」(以下「中長期試算」という)であろう。

 政府は2025年度までに国・地方の基礎的財政収支(PB)を黒字化する目標を掲げているが、中長期試算が重要な理由は、その目標の達成状況を把握する手段の一つとなっているからである。だが、その重要性にもかかわらず、中長期試算では、目標達成の把握のコアとなる債務残高や基礎的財政収支の予測の精度を高める仕組みが存在しない。

債務残高の予測

 このうち債務残高の予測について、具体的に事例を挙げよう。先般(2021年1月21日)、経済財政諮問会議にて内閣府が公表したものが最新版の中長期試算だが、今回の試算でも、図表2のとおり、国・地方の公債等残高(対GDP)が縮小していく予測になっている。

 中長期試算では、1)高成長の「成長実現ケース」(2028年度頃の名目GDP成長率が3%超)と、2)低成長の「ベースラインケース」(2028年度頃の名目GDP成長率が3%超)という2つのシナリオについて推計を行っているが、2020年度で216.3%の公債等残高(対GDP)が成長実現ケースでは168.5%、ベースラインケースでは208.1%まで縮小する予測になっている。

 しかしながら、これも疑問が多い。これは図表3をみれば一目瞭然である。この図表では、中長期試算における公債等残高(対GDP)に関する過去の予測と実績を比較している。図表が示すとおり、過去(ここ数年)の予測では公債等残高(対GDP)は常に縮小していくと推計していたが、いずれも予測は外れており、公債等残高(対GDP)の実績は増加の一途をたどっている。予測が実績と乖離することは仕方ないが、イギリスやオーストラリア等のように、事後的にその要因分析を行い、モデルや推計方法に関する有識者の意見も取り込みながら、その乖離を縮小するための仕組みが最も重要である。

コロナ対策での財政赤字、考慮されず

 このような問題は、基礎的財政収支(PB)の予測でも表れている。例えば、2020年1月版の中長期試算では、成長実現ケース(2028年度頃の名目GDP成長率が3%程度)において、2025年度から2年遅れの2027年度にPB黒字化を達成する試算となっていた。

 今回(最新版)の試算で特徴的だったのは、コロナ禍にもかかわらず、その影響は限定的であり、従前の試算と比較しても、財政状況の見通しに大きな変化がない姿になっていることだ。

 実際、コロナ禍における今回の試算(2021年1月版)では、2025年度から4年遅れの2029年度に黒字化を達成する試算となっている。以前の試算(2020年1月版)よりも2年遅れになっているが、にわかには信じがたい試算である。

 なぜならば、今回のコロナ対策で政府は巨額の財政赤字を計上したためだ。2020年度における国の当初予算(一般会計)は約100.8兆円であったが、第3次補正予算までの編成があり、歳出合計は175.7兆円に膨張した。その結果、2020年度における国・地方の財政赤字は75.7兆円にまで拡大した。当初の予測は22.1兆円であるから、その約3.4倍だ。

 コロナ禍でこれから厳しい財政状況が予想される今こそ、政府は正確な情報を国民に提供し、民主主義的なプロセスで改革の方向性について我々が徹底的な議論を行っていく必要がある。その基盤となる情報が正確でなければ、誤った議論を行うことになってしまう可能性があり、日本においても政府が示す試算の信頼性を高めていく努力が求められよう。

(文=小黒一正/法政大学教授)

●小黒一正/法政大学経済学部教授

1997年、京都大学理学部卒業後、大蔵省入省。2003年、京都大学大学院経済学研究科修士課程修了。05年、財務総合政策研究所研究官。06年、埼玉大学非常勤講師。08年、一橋大学大学院経済学研究科博士課程入学、世界平和研究所、一橋大学経済研究所准教授、法政大学経済学部准教授を経て、2015年より現職。

女性差別の森喜朗が辞任どころか逆ギレ会見 こんな男がなぜ五輪組織委会長? 子分の安倍前首相による人事ゴリ押しの舞台裏

 東京五輪大会組織委員会の森喜朗会長が「女性がたくさん入っている理事会は、理事会の会議は時間がかかります」「女性っていうのは競争意識が強い。誰か1人が手をあげていうと、自分もいわなきゃいけないと思うんでしょうね。それでみんな発言されるんです」などと女性差別丸出し発言をおこな...

パチンコ「高ループ×ネオ時短」の絶対的“安定感”! 出玉・演出ともに充実した「ボリューム感」を実現!!【新台分析- P野生の王国5編-】

『花の慶次』を筆頭に、パチンコ人気シリーズを数多く輩出している大手メーカー「ニューギン」。

 そんな同社は『シュタインズゲート』や『戦国BASARA』『コブラ』など、マンガやアニメなどのタイアップ機の製造に定評があるが、オリジナルコンテンツにおいても成功を収めている。

 その代表格と言えば『野生の王国』。可愛らしい動物をメインとし、横スクロール5ラインを採用したシンプルなゲーム性で多くのユーザーに親しまれてきた。2002年に初登場した『CR野生の王国』以降、実に19年にわたって活躍を続ける人気シリーズだ。

 そんな『野生の王国』の最新作が遂に登場。シリーズ史上最高峰の演出ボリュームを内蔵し、遊タイムと高継続RUSHを搭載した本機に熱い視線が注がれている。

『P野生の王国5M-T YT800』(ニューギン)

■大当り確率:1/289.98
■高確率:1/38.98
■確変継続率:70%
■ラウンド/カウント:10R or 3R/10C
■賞球数:2&1&5&13
■時短回数:120回(遊タイムは1000回)
■遊タイム:低確率(低確率時短含む)800回転消化後突入
■最大獲得出玉:約1300発or約390発
○○○

 本作には上記スペックの他にも遊タイム非搭載の『P野生の王国5 M2-T』がリリースされる予定。今回は遊タイムを搭載した『P野生の王国5M-T YT800』を紹介させていただく。

 大当り確率は1/289.98のミドルタイプで確変ループ機。確変への突入率はヘソ・電チュー問わず70%で、全て出玉アリの大当りとなっている。

 大当りの内訳は通常時「10R確変30%」「3R確変40%」「3R通常30%」。右打ち中「10R確変45%」「3R確変25%」「3R通常30%」。右打ち中の出玉比率が優遇されている点もポイントだ。

 通常大当り後は120回の時短「サファリンピック」へと移行し、確変の場合はループ率70%の「楽園モード」に突入。時短引き戻し率は約34%と比較的高く、更に確変を加味したトータルの継続率は約80%を誇る。安定感・連チャン性ともに優れた遊びやすいスペックだ。

 また、遊タイムは時短含む低確率状態800回転消化後に発動し、時短1000回が付与される。ここでの大当り期待度は驚異の「約97%」。救済機能として期待通りの役割を果たしてくれそうだ。

 注目の演出面は充実したボリュームとなっており、「王国パレードリーチ」「サバンナの夜明け演出」「ギガ咆哮演出」「動物群演出」「フライトRUSH演出」といった5大演出が存在。他にもシリーズ最大となる迫力のあるギミックが大当りを盛り上げてくれるだろう。

『P野生の王国5M-T YT800』の導入予定日は2月8日。コミカルな動物たちの活躍に注目だ。

【注目記事】

パチンコRUSH継続率は「約92%」! 秒で勝負が決まる「超速出玉」のライトバージョンに熱視線!!

パチスロ新台『政宗3』約88%ループで期待出玉は約1,000枚!? 人気シリーズ最新作は「秀吉決戦」も健在

パチンコ「コミカル」ながら出玉性能は“バケモノ”!記念年に誕生した愛され「ゆるマシン」!!