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JRAエフフォーリア「だけじゃない」C.ルメールも羨む超豪華ラインアップ!? 桜花賞(G1)騎乗も決定! 横山武史に続々集まる良血馬
7日、中山競馬場にて行われた弥生賞ディープインパクト記念(G2)は、横山武史騎手が騎乗したタイトルホルダーが優勝。先月14日に共同通信杯(G3)をエフフォーリアで勝利した今年5年目の若武者が、またもクラシック前哨戦を制した。
昨年はウインマリリンでフローラS(G2)を制し、4年目にして重賞初制覇を飾った横山武騎手。年間でも94勝を挙げ、関東リーディングに輝いている。
今年は悲願のG1制覇が期待されるが、冒頭のエフフォーリアはこれまで3戦全勝。その強さにはリーディングジョッキーであるC.ルメール騎手も、自身のツイッターで「Derby horse !!」と呟いたほどだ。
牡馬クラシックで大きな注目を集める横山武騎手だが、今年は牝馬でも超豪華ラインアップ。4月に控えた桜花賞(G1)には、アカイトリノムスメで参戦することが決定している。
アカイトリノムスメはデビュー戦こそ7着に敗れたものの、次の未勝利戦から3連勝でクイーンC(G3)を制覇。父ディープインパクトに、母アパパネという三冠馬同士の血統背景から、期待するファンも少なくない。
前走騎乗した戸崎圭太騎手は27日に行われるドバイ国際競走へ参戦予定で、帰国してからの2週間は自主隔離期間。桜花賞には騎乗できないことが見込まれているが、横山武騎手も3戦目の赤松賞(1勝クラス)では同馬を勝利へと導いており心配無用だろう。
リーディングジョッキーのC.ルメール騎手と比較しても、互角以上といえそうなラインアップ。騎乗馬の質からは、春・クラッシックの中心にいると言っても過言ではないだろう。
「昨年も大活躍の横山武騎手でしたが、今年も勢いは止まりませんね。桜花賞で騎乗するアカイトリノムスメは戸崎騎手のお手馬で、今回の騎乗は代打ともとれる人選です。ただ、今年の横山武騎手には、それ以外にも期待できそうな馬が数頭います。
仮に桜花賞以降アカイトリノムスメから降板となっても、オークス(G1)、秋華賞(G1)と、3歳牝馬三冠でチャンスはあると思いますよ」(競馬記者)
エフフォーリアで共同通信杯(G3)を勝利した際、牝馬ながらに3番人気となったレフトゥバーズも初戦は横山武騎手が騎乗していた馬。共同通信杯では9着と敗れたが、騎乗した戸崎騎手が「スローペースだったこともあって気負って走っていたし、それが響いて最後は伸び切れませんでした」と語ったように、テンションが高かったことが敗因だと思われる。デビュー戦で見せた2着馬を1秒も上回る「33.4秒」の末脚は強烈で、気性面の成長があれば巻き返しは十分可能だろう。
また、来週のフラワーC(G3)に出走するオメガロマンスもデビュー戦を任された良血馬で、オークス馬・ヌーヴォレコルトの全妹。今年の行われた中山マイル戦の勝ち馬では上り最速の「33.5秒」で差し切り勝ちを収めており、その内容には価値がある。
デビュー5年ながらもこれだけの良血馬を集め、結果を出し続ける横山武騎手。今年のクラシックでの活躍はもちろん、将来的には日本を背負って立つジョッキーになるかもしれない。
Y!mobile(ワイモバイル)のeSIMサービス、便利だが契約内容には要注意
ソフトバンクのサブブランド・Y!mobile(ワイモバイル)がeSIMの取扱いをスタートさせることが発表された。eSIMといえば、オンライン上で契約を完了させることも可能な手軽さが一番の強み。外出を控えることが求められるようになったコロナ禍の現代にもマッチしたサービスとも言えるかもしれない。しかしそんなeSIMにも、便利な面だけでなく気をつけておきたい側面も存在するのだが…。
今回は、便利だからと飛びつく前に知っておきたい、eSIMの注意点についてご紹介していきたい。
契約も簡単!eSIMとは
eSIMとは、Embedded SIM(組み込み型SIM)と呼ばれるもので、スマートフォン本体に内蔵された一体型のSIMのことだ。そもそもSIMカードは携帯電話の識別情報等が記録されたカードであり、機種変更の際にもSIMカードの抜き差しで簡単に作業を完了させたり、逆に悪意あるユーザー等の悪用を防ぐため勝手にSIMカードを交換できないよう“ロック”をかけたりできるようにもなっている。 一方で近年では、ユーザーの自由な携帯電話会社の乗り換えを妨げるものだとして、国が携帯電話各…
パチンコ新台「最大継続率約95%」…新時代の「連チャンシステム」が出玉を加速させる!?
パチンコ業界は「新システム」を搭載した機種が登場し大盛り上がり。最近では、「アイドルマスター」を題材にしたパチンコが導入されたが、「継続率を持つストックを複数獲得できる」という斬新なシステムが注目を浴びた。
この流れで3月には、「新時代の連チャンシステム」を搭載した“アノ機種”がパチンコ分野に再臨する。
『パチンコ P戦国†恋姫 Vチャージver. JCC』(JFJ)
本機は大当り確率1/199、時短突入率100%、最大継続率約95%。ライトミドルの1種2種混合タイプとなり、演出などは前作『CR戦国恋姫』を継承している。
通常時の初当りは「夢幻円舞ボーナス」終了後に、「Vチャージストック」の個数が告知され、振り分けは「ストック3個(0.4%)」「ストック2個(3.8%)」「ストック1個(95.8%)」となる。ほぼ1個と考えてよいだろう。
「Vチャージストック」後は、「恋姫夢幻円舞」に突入し、大当り確率は「1/1.01」。「恋姫夢幻円舞」中は最大3個までVストックを獲得することができ、大当り振り分けは、「Vストックなし(49.7%)」「Vストック1個(24.9%)」「Vストック2個(19.5%)」「Vストック3個(5.4%)」となる。
右打ち中のみ「直撃」が存在し、Vストック2個(0.5%)も存在。つまり、約50%でストックがもらえるという訳だ。
大量出玉獲得の流れは、いかに複数ストックをチャージできるかが肝。初当りは必ず時短(Vストック)を獲得できるため、初回大当りで約50%を射止めることができるかが、勝負の分かれ道となる。
Vチャージ最大4個ストック時の平均出玉は約8,130発と、ライトミドルながら爆発力もある。右打ち中の出玉速度もかなり速そうなので、短時間でまとまった出玉を獲得したい方にも好まれやすいのではないか。
スペックを見る限り、爆発力はあるものの波に乗らないと少し厳しそうな印象。約50%でVストックの獲得がなしとなるため、引きが弱ければ全く伸びずに終了してしまうこともあるだろう。引きに依存しやすいことから、安定的な出玉を求める方には敬遠されてしまう可能性もある。
前作『CR戦国恋姫』もかなりの爆発力があり、ホールのデータを眺めていると「30連」している台を見かけた人もいるはずだ。当時のような爆発力に惹かれ、「戦国恋姫」をもう一度楽しみたいというユーザーも多くいるだろう。そんなユーザーを納得させるような活躍を期待したいところだ。
(文=ひろ吉)
【注目記事】
パチスロ「悪魔的進化」を遂げた最新鋭機を考察! プレイヤーを“熱狂”させた「リールロック」も健在!?
4号機初頭にメガヒットを記録した『ニューパルサー』。その発売から28周年を記念した『ニューパルサーSPⅢ』の発売を4月上旬に控える山佐は先日、最新マシン『パチスロ鉄拳4デビルVer.』(製造:セブンリーグ)のティザームービーを同社の公式YouTubeチャンネル「山佐PR情報局」で公開した。
『デビルVer.』というタイトルを聞くと、やはり2012年に登場した同社の『パチスロ鉄拳デビルVer.』を思い浮かべるファンは多いだろう。
当機はART「デビルRUSH」のみで出玉を増やす仕様で、主にチャンス役成立時の抽選クリア、鉄拳チャンス中の抽選クリアなどを経て当選。
ARTは1G純増約3.0枚、1セット50G継続で、消化中はチャンス役を機にセット数が上乗せされるほか、上乗せ特化ゾーン「頭突きコンボチャンス」への突入で大量上乗せに大きな期待が持てる。
当機の代名詞ともいえるプレミアムデビルフリーズは確率8192分の1で、首尾よく射止められれば7揃い5回=ART5セット以上確定。以降は80%の継続抽選に漏れるまでレバーONで7絵柄が揃い続け、その都度、ARTセット数がストックされる。発動時の平均ストック数は10個、出玉にして約1,500枚が見込める。
ティザームービーでは、そんな強力なゲーム性が「完全復活」したと断言。「鉄拳ATTACK」の文字の後、紫色の7絵柄が揃うたびに「+20G」「+50G」とゲーム数が加算される様子が映し出されている。
また、「悪魔的進化」との文言から「DEVIL RUSH」とのワードに切り替わると、続いてハイクオリティなグラフィックで描かれたバトルへと発展。攻防の末に敵を地面に叩きつけた後、「100」の数字がデカデカと表示される。このほか、フリーズ高確「DEVIL ZONE」なるシステムも紹介されている。
これらを見る限り、本機はセット数継続タイプではなく、ゲーム数上乗せで出玉を増やすタイプと思われる。1セット50G終了後はデビルバトルへと移行→これに勝利できれば次セット継続が確定した先代のように、本機も残りゲーム数が「0」になると先述のバトルへと発展するのではないだろか。
フリーズに関しては、「DEVIL ZONE」がカギを握ることは間違いなし。先代は主にレバーONでのリールロック3段階からフリーズへと発展したが、ティザームービーでもリールロックからのブラックアウトを確認できる。
リールロック発生からの絶妙な間によるドキドキ感を、本機でも味わうことができそうだ。もちろん、これらは憶測の域を出ない。詳しい情報が分かり次第、当サイトでもお伝えしよう。
【注目記事】
■パチンコ「かつてのファン奪還作戦」!? 「一撃6万発」など好調ムードを高める“追撃弾”を求む!!
JRAタイトルホルダー 皐月賞(G1)に向け2代目ドゥラメンテ襲名!? 過去10年でダービー馬「3頭」秘密兵器は父の“シンボル”
7日、中山競馬場で行われた弥生賞ディープインパクト記念(G2)は、タイトルホルダー(牡3歳、美浦・栗田徹厩舎)が優勝。無敗の2歳王者・ダノンザキッドを破る大金星となった。
レースは10頭立ての芝2000m戦。好スタートを切ったタイトルホルダーは躊躇なくハナを奪った。
前半1000mの通過タイムは62.6秒のスローペースで、バックストレッチからジワジワと加速。騎乗した横山武史騎手が、レース後に「スタートが速いですし、今日の形はイメージ通りでした」と振り返ったように、完璧なレース運びだったといえるだろう。
向正面で少しずつペースを上げる逃げといえば、父・横山典弘騎手のお家芸。捲りを誘発しない絶妙なペースづくりは、まさにDNAが成し得る技なのかもしれない。
直線に入ったタイトルホルダーは、前半の貯金もあり手応え十分。ラスト3ハロンを34.5秒で駆け抜け、まんまと逃げ切った。
タイトルホルダーの勝利で、ドゥラメンテは父として初の重賞制覇。栗田調教師は「操縦性を求めるため中間にクロス鼻革を着けたけど、馬具だけの効果じゃない」と、人馬一体でつかんだ成果を強調している。
「ジョッキーがうまく乗ってくれた」
横山武騎手を労った栗田調教師。とはいえ、“クロス鼻革”装着がタイトルホルダーの勝利に結びついたのも事実だろう。
クロス鼻革は通称メキシカン・ノーズバンドともいわれ、馬の鼻筋部分で2本の鼻革を交差させたもの。1本はハミの上、1本はハミの下で調節されるノーズバンドだ。口向きが悪かったり、顎を交差させる馬に有効といわれ、鼻腔への圧迫が少ない分、呼吸を妨げ難い効果があるという。
今年、最初のG1となったフェブラリーSでは、勝利したカフェファラオが装着。先週、中山記念(G2)を制したヒシイグアスも過去に着用していた馬具で、近年は多くの競走馬に用いられている馬具の一つだ。
過去10年の日本ダービー(G1)でも、クロス鼻革着用馬が3頭優勝。2012年のディープブリランテ、2017年のレイデオロが着用していたことでも知られ、ディープブリランテはクロス鼻革を装着したことで、普段の引き馬などがスムーズにできるようになり、レースでの折り合いに一役買ったという。
そんなクロス鼻革の知名度を大きく上げたのが、2015年のダービー馬・ドゥラメンテの活躍だった。父の“シンボル”ともいえるクロス鼻革で覚醒したタイトルホルダー。その勝利が産駒の初重賞制覇とあらば、父と同じくクラシックを期待するファンも少なくないだろう。
タイトルホルダーの馬名由来は、「選手権保持者」。父、母父、二代母父がダービー馬という理由から名付けられたそうだ。
ドゥラメンテは、皐月賞(G1)、日本ダービー(G1)を制したクラシック2冠馬。タイトルホルダーもまずは皐月賞ということになるが、日本ダービー制覇に向け夢が広がったのではないだろうか。
JRAは西高東低が歴然、新人騎手が選んだのも関西!金鯱賞のデアリングタクトを脅かす“穴候補の高額馬券キーホース!”
●さらに広がる西高東低
今年は8人の新人騎手がJRAでデビューする。しかしそのバランスがいかにも悪い。8人のうち関東に所属するのは2名のみで、6名は関西に所属することになった。注目を集めている二人の女性騎手も所属は関西だ。
近年競馬は西高東低が指摘されて久しい。実際にシンボリルドルフを最後に三冠馬は全て関西から誕生している。ナリタブライアン、ディープインパクト、オルフェーヴル、コントレイル。それらだけでなく多くの活躍馬が関西に集中している。そして人も関西が関東を凌駕している。トップジョッキーの勝利数を見ても、昨年100勝以上を記録したルメール、川田将雅、福永祐一、松山弘平、武豊の5名はすべて関西所属ジョッキーである。
さらに新人騎手の勝利数も関西が関東を上回っている。もっともわかりやすい例が、2019年にデビューし最多勝利を記録した斎藤新騎手。父が関東の斎藤誠調教師にも関わらず関西に所属している。なぜ馬も人も関西を選ぶのか。
今や競馬においてレースの中心も人の中心も関西であり、馬券の検討も関西から始まる。特に関西圏のレースで見れば、最初に関東馬を消す作業から入ると言っても冗談に思えないほど。無論、アーモンドアイやグランアレグリア、フェブラリーSを勝利したカフェファラオなどの強豪馬も関東にはいるが、それらはすべて関西所属騎手であるルメールが騎乗してのもの。関東のジョッキーが騎乗する関東馬はあまり結果を出していない。
●注目重賞レースも関西馬が圧倒、今年の傾向は?
さて、今週は大阪杯(G1)を占う上で最重要レースに位置する金鯱賞(G2)を筆頭に、桜花賞トライアルとして注目されるフィリーズレビュー(G2)、牝馬限定のハンデ戦である中山牝馬S(G3)といった重賞レースが行われる。金鯱賞は現在5年連続で関西馬が勝利し、フィリーズレビューは8年連続で関西馬が勝利と、ここでも関東馬を圧倒している。今年もこの傾向は変わらないのか、関西馬の情報に関して右に出るものはないと競馬ファンから絶大な支持を集めるチェックメイトに、その内情を聞いた。
――チェックメイトさんは関西馬の情報に強いということですが、それはどういった理由からでしょうか?
チェックメイト担当者:我々は、関西の競馬関係者が拠点とする栗東トレーニングセンターで働いていた厩舎関係者や関西の競馬関係者、馬主に近いスタッフが多く所属しています。栗東トレーニングセンターで働く現役の調教師や厩務員、調教助手や騎手は、いわば同じ釜の飯を食った仲と言えます。そこはサラリーマンであるマスコミの記者さん達とは、明確に異なる信頼関係があるのです。その中で彼らが話してくれるのは、表に出ない本音であり、それがレースの結果に直結する重要な情報なのです。
――近年関西馬の活躍が目まぐるしいですが、その事情はどういったところにあるのでしょうか?
チェックメイト担当者:まず一つは施設にあるでしょう。関西の栗東トレーニングセンターは、美浦トレーニングセンターよりも早く坂路が完成したこともあり、そこで鍛えられた馬が大きな結果を出しました。その後美浦にも坂路ができましたが、栗東の方が美浦よりも乗りやすく鍛えやすいと言われており、実際に美浦の馬が栗東に滞在して栗東の坂路で鍛えられるということもあったほどです。そして優秀な人材が多いことも理由の一つでしょう。これは某大手生産者さんの話ですが、栗東の方が関東よりも優れたスタッフが多いとのこと。さらに労働組合などの事情も背景にあるようです。こういった状況から、設備と人が優れていれば、馬主はより期待している素質馬や血統の良い馬を関西に預けようとするのは、ある意味当然でしょう。人と設備が優れていることによっていい馬が集まる、そういう好循環となっているのです。
――今週は金鯱賞など注目の重賞レースが行われますが、ここも関西馬が中心となるのでしょうか?
チェックメイト担当者:金鯱賞はデアリングタクト、キセキ、ペルシアンナイト、ブラヴァス、ポタジェ、サンレイポケットといった関西馬が出走を予定しており、人気の中心は昨年の牝馬三冠馬デアリングタクトでしょう。しかしデアリングタクトで絶対かといえば、そうも言い切れない状況となっています。
我々が2018年の金鯱賞で3連単2万4410円の万馬券を的中させたとき、出走馬9頭中8頭が関西馬でしたが、8番人気サトノノブレスの勝負駆け情報が入っておりました。同じ厩舎で2番人気だったサトノダイヤモンドではなく、です。今年も同様に、人気薄ながら勝負駆けで挑む関西馬がいるのは間違いなく、そしてその馬が馬券のキーホースといえるでしょう。人気はデアリングタクトですが、注目すべきはこの穴馬です。
――その馬は実際どんな馬なのですか、そしてその情報を教えてもらうことは可能ですか?
チェックメイト担当者:残念ながら、事前に一般公開することは禁止されています。その情報が広まることによって、その馬が他の馬からマークされてチャンスが少なくなってしまうからです。しかしスポーツ紙やテレビなどで情報が拡散される恐れがないレース当日、チェックメイトを通じてこの穴馬情報を含めた金鯱賞の3連単勝負情報の無料公開が可能になりました。関係者としても、本物の情報が存在すること、そしてそれはマスコミの情報ではないということを証明したいという思いがあるようです。この情報は、初めてチェックメイトを利用する方であれば誰でも利用が可能です。詳細は公式サイトの方で公開しますので、ぜひそちらをご覧いただければと思います。なおレース前日までの確認をお勧めします。
――それは素晴らしい提案ですね。週末を楽しみにしています。
チェックメイト担当者:ありがとうございます。ぜひご期待ください。
関西馬情報が馬券の鍵を握るのは、この金鯱賞だけでなく恒久的なものと言えるだろう。そして競馬で勝ち続けるためには、正確な関西馬情報は必須であり、それを提供するチェックメイトの存在は何よりも重要だといえる。今週の金鯱賞を的中させるには、チェックメイトの関西馬情報が不可欠。ぜひ週末はその関西馬情報をチェックしていただきたい。※本稿はPR記事です。
トヨタ、章男社長の暴走…広報が競合他社に関する報道に介入、メディアに“説明”要求
「最近のトヨタは、日産やマツダなど競合他社の報道についても『ご説明』を求めてくるようになり、異常としかいいようがない」
トヨタ⾃動⾞の内情に詳しい全国紙ベテラン記者は、同社の広報担当者がマスコミに対する統制を強めていることをこう危惧する。従来からメディアを自社に都合のいいように操りたいという姿勢は示していたものの、今年に入ってから、さらにこの傾向は顕著になったという。
見出しや記事内容が不満だと即座にしつこく電話攻撃
冒頭のベテラン記者によると、最近のトヨタ広報のクレームは、もはや「立派な業務妨害」のレベルに達しているという。
「トヨタ広報は、決算や各種発表の際、事前に新聞各社の担当記者に⾒出しやトーンなどを教えるよう電話で迫るのが常態化しています。これだけでも十分な『圧力』なのですが、ひどいのは実際に記事が配信されたり、掲載された時です。最近はどこのメディアも⾃社のホームページで当日に記事をアップしていますが、その見出しや内容が気に入らないと、即座に現場記者に『後ろ向きの記事ですね』『弊社の販売努⼒をなぜ取り上げないんですか?』などの嫌がらせの電話がかかってくる始末です。他の企業だと、どれだけ⾃社に批判的なことを書かれても後⽇嫌みを⾔ってくるくらいです。事実誤認でもないのに、こんなことは前代未聞で驚いています」
本来、報道機関は、事前に報道する内容を教えてほしいなどという要求は断固拒否すべきだが、記者クラブの担当記者は軒並み、トヨタから出入り禁止にされたくないために真面目に電話に出て対応しているという。取材する側もポチ化して、報道機関としての矜持が失われていることも問題だ。
「なぜ他社は批判しないのか?」と他社報道に⼝出し
さらに、このベテラン記者が⾔う通り、競合他社の報道についても「ご説明」を求める電話攻勢を始めたというから、異常さがさらに一段階上がったといわざるを得ない。この記者の弁。
「例えば、日産は1月27日付で2030年代早期から主要市場で投入する新型車をすべて電動車両にするとプレスリリースしましたが、これについてトヨタ広報が記事を掲載・配信したメディアに対して、『なぜこのトーンや⾒出しになったのか教えてほしい』『なぜ⽇産の取り組みは肯定的に取り上げられるのか』などの『ご説明』を求めたわけです。リリース処理の性質の記事なので、淡々と事実を全社とも書いただけなのですが、2月に入ってからも同様の傾向は続き、マツダなど競合他社の報道についても『ご説明』を求め続けています」
自社に関する記事についての問い合わせなら、「ご説明」もまだ正当化できるかもしれないが、さすがに他社の報道にまで口出しをするのは、やりすぎだといわざるを得ない。
イエスマンの新執行役員入りが報道圧力を強めた
トヨタのマスコミ統制がひどくなったのは1月1日付の人事が大いに関係しているという。
この執行役員人事では、寺師茂樹氏が外れたことで、トヨタを支えるはずの「7人の侍」が章男氏のほか、番頭の小林耕士氏のたった2人になってしまったことが関係者の間で話題になった。7人の侍というのは、18年2⽉に静岡県にあるトヨタ創業者の豊⽥喜⼀郎氏の再現された生家の仏間に集結し団結の⾎判状まで作成した章男⽒と6⼈の当時の副社⻑のことだ。たった3年で⾝内の⼩林⽒しかいなくなってしまい、「章男⽒のワガママっぷりが⼀層進む」(トヨタ担当記者)(先のトヨタ担当記者)とみられている。
その象徴が、新執行役員に昇格した長田准渉外広報本部副本部長だ。広報を統括するチーフコミュニケーションオフィサー(CCO)という日本では聞きなれない役職に就任した長田氏は、社内では「取り立てて目立った業績はなく、章男氏へのヨイショだけでのし上がった」(トヨタ関係者)と評判は芳しくない。この長田氏が広報政策の責任者に就任してから、前述のような業務妨害としか思えないクレーム攻勢が激しさを増したことを考えると、「章男氏の意向を受けた長田氏が社内ヨイショのため、メディアに対する圧力を強めている」(全国紙経済部デスク)と思われる。
章男社⻑「メディアの理解が⾜らない」とコロナ禍でリアル懇親会
トヨタの章男社長のマスコミ嫌いが増していることについて、筆者は日本を代表する巨大企業の透明性は確保されねばならないとの立場から、たびたび批判してきた。決算会見が宗教儀式と化していることや、気に入らないメディアを出入り禁止にするどころか新聞社を買収する動きを強めていることなどをこれまでに報じてきたので、ご参照いただきたい。
その章男氏だが、今月初め、東京・日比谷の東京ミッドタウン内にある高級車「レクサス」の体験型施設「レクサスミーツ」で、在京メディアを対象としたリアルでのオフレコ懇談会を実施した。章男氏が直々に参加したが、「初回だからなのか、当たり障りのない内容だった」(先のトヨタ担当記者)という。
トヨタのオフレコ懇談会自体は、コロナ禍前は愛知県の章男氏の自宅で毎朝行われていたが、章男氏が「在京メディアが批判的なことを書くのは理解が足らないからだと考え、懐柔工作に乗り出してきた」(同)。感染対策の上、午前中に開かれたとはいえ、コロナ禍での緊急事態宣言中にリアル懇談会を開くこと自体、非常識といわざるを得ない。
中日新聞、章男社長の「真意」をイタコ報道
章男氏が在京メディアに不満を持つのも無理はない。愛知県など東海、中部地⽅に本拠を置く地元メディアや、全国メディアの名古屋本社のトヨタ担当記者はすでにポチ化が完了しており、批判的な報道をするようなメディアは皆無となっているからだ。
なかでもブロック紙の中日新聞の「御用新聞化」は際立っている。代表例が昨年12月25日付朝刊に掲載された『豊田会長発言 真意は「一石」 「EV」ひとり歩きに懸念 電動車への正しい理解促す』だ。「特報」と題されたこの記事は、章男氏本人へのインタビューならまだしも、なんと中面の1面すべてを使って章男氏の「真意」をまるでイタコかのように解説しており、トヨタの⾃社メディア「トヨタイムズ」と錯覚するような、客観報道とは程遠い内容となっている。
内容的には、昨年12月17日に開かれたオンライン懇談会で章男氏が日本自動車工業会会長としての立場から、政府が最近発表した2050年までに温室効果ガスを実質ゼロにする「カーボンニュートラル」についての発言を取り上げている。この懇談会では「電動化=電気自動車(EV)化という浅い認識をマスコミと政治家が広げている」という“アキオ劇場”が急に展開され、参加者したメディア関係者のひんしゅくを買ったことについてはすでに報じた。
中⽇新聞の記事では冒頭から、章男⽒の発⾔が「⼀部報道で、豊⽥⽒がガソリン⾞を廃⽌する⽅向性に反対姿勢を⽰し、あたかも政府と対⽴するような構図で描かれた」とした上で、「豊⽥⽒は本当に脱ガソリン⾞政策に反対し、政府批判を展開したのか。真意を探った」と始まり、章男⽒の主張がそのまま掲載されている。
筆者は章男氏の「急速な電動化は日本の自動車業界にとってよいことではない」という主張自体は正しいと考えるため、それに沿って記事を組み立てることは問題ではないと考える。むしろ、この記事中で看過できないのは、中⾒出し「『エネ議論』狙い」の部分だ。「複数の関係者によると、今回の一連の発言は、日本がカーボンニュートラルという大きなハードルを乗り越えるために、社会全体の電動車への正しい理解を共有し、エネルギー政策の『大変革』についての議論を促すように一石を投じる狙いがあったとみられる」とあるが、トヨタ関係者からの働きかけに基づいて、こんなヨイショを地の文で書いているのだとすれば、「特報記事」どころか、単なる広告記事である。
情報誌「ファクタ」が3月5日に「トヨタ章男の奇行に愕然」という号外速報をオンラインで公開した。この記事によると、先月の日本経済新聞社主催の「日経スマートワーク大賞2021」の表彰式で、章男氏が突然会場を訪れ、大賞にトヨタが選ばれたにもかかわらず、日経の岡田直敏社長に向かって普段の⽇経の報道姿勢への批判を始め「出入り禁止だ」などと悪態をつき、場の雰囲気をぶち壊したという。
これまでの章男氏のマスコミ批判は、記者会見や懇談会など自社の活動の範疇にとどまっていたが、今回が決定的に違うのは、表彰式には章男⽒の⽇経に対する不満とはまったく関係のない企業の担当者も出席していたところだ。自分のストレス解消のために、他人の晴れの場を台なしにするとは、経営者云々というより、もはや社会人として失格である。
圧倒的な社会的影響⼒にともなう説明責任がありながら、報道機関を敵視し、あれこれ批判されると逆ギレする。そのくせ、⾃分はマスコミだろうが業界違いの他社だろうが業務妨害や迷惑⾏為をしても許されるというのは、さすがに傲慢も過ぎるというものだろう。
章男⽒本⼈は巨⼤企業の創業⼀族として苦労したことを強調するが、それはそれとして、⽇本社会がそういう特別な出自ではない一般人が圧倒的多数を占める以上、最低限の礼節や常識は⾝に着けてほしいものである。「国⺠⾞」をつくってきたトヨタなら、なおさらではないか。
(文=松岡久蔵/ジャーナリスト)
●松岡 久蔵(まつおか きゅうぞう)
Kyuzo Matsuoka
ジャーナリスト
マスコミの経営問題や雇用、農林水産業など幅広い分野をカバー。特技は相撲の猫じゃらし。現代ビジネスや文春オンライン、東洋経済オンラインなどにも寄稿している。ツイッターアカウントは @kyuzo_matsuoka
ホームページはhttp://kyuzo-matsuoka.com/
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「犯罪ではない」大物騎手の発言がプチ炎上!? 「厳重に注意」武豊も謝罪したJRA給付金不正受給問題に関係者の公表はあるのか
競馬界に激震が走った関係者による持続化給付金不正受給疑惑。
前代未聞の不祥事について後藤正幸JRA理事長をはじめ、橋田満調教師会長が謝罪、武豊騎手会長も「騎手全員に厳重に注意してまいる所存」と、再発防止と信頼回復に向けてコメントを出すまで発展していた。
すでに報じられている情報では、JRAが事態を把握していたのは昨年10月9日だったが、報道で明らかとなる2月17日まで約4か月間もの空白期間があったようだ。これには業界を揺るがす不祥事を何とか水面下で穏便に済ませようとするJRAの思惑も透けて見え、隠蔽する意図もあったのではないかと勘繰る声が出たとしても不思議ではない。
6日、JRAが公表した厩舎関係者の持続化給付金申請・受給に係る状況調査(結果報告)によると、騎手13名を含む165名が持続化給付金を申請・受給し、うち163名がすでに返還済又は返還手続き中。返還未手続の2名のうち、1名は競馬以外の副業収入を理由とした受給で、もう1名については、現在、病気による休職中であり、引き続き、適切な取扱いとなるよう対応しているとのこと。
競馬ファンだけでなく、一般的にも注目を集めたのは誰が該当するのか、関係者の名前の公表はされるのかだが、現状では明るみとなった例はなく関係者も腫れ物に触るかのような扱いでだんまりを決め込んでいる。
そんな中、自身のTwitterでこの件について触れたのが池添謙一騎手だ。
池添騎手は給付金不正受給問題について「中央競馬の騎手が13名もいた事に驚きました。中央競馬は休みなく続ける事ができていました。犯罪ではない……でも人としてどうあるべきかの問題、モラルに欠けている。同じ同業として恥ずかしく、申し訳なく思います」と、騎手仲間から13名もの該当者が出たことに驚くとともに、社会通念的に望ましくない行為を謝罪するツイート。
続けて「でもという言い方は変かもしれませんけど、レースでは命をかけていいレースをみせれるよう頑張っています。引き続き応援よろしくお願いします(原文ママ)」と、今後の競馬界への変わらぬ応援を願った。
競馬関係者による不正受給疑惑という誰もが触れたがらない話題についてあえて発信した池添騎手のツイートは勇気ある行動といえる。
しかし、「さすが男だね」「よくぞ言ってくれた」と称賛するものもあった一方で一部のファンからは、「犯罪ですけど?」「実名公表して」「勝手に幕引きするな」といった辛辣な意見も見られた。
なかでも反響が大きかったのは「犯罪ではない」という言葉だ。池添騎手の「モラルにかけている、同業として恥ずかしく申し訳ない」といった表現からも、許されない行為という認識は十分に伝わる内容。どちらかといえば言葉のアヤかもしれなかっただけに、プチ炎上したのは不本意だっただろう。
ただ、これと同じく該当者の実名については、『日刊スポーツ』の取材で吉田常務理事が「個人情報、プライバシーに関わることですので、現時点で実名公表は考えておりません」と回答しており、公表される可能性は極めて低いと思われる。
事情や経緯はどうであれ、コロナ禍の影響で事業が成り立たなくなった経営者への救済策の一環ともいえるのが持続化給付金である。中央競馬に関しては幸いなことに、ここまで一度も中止に追い込まれることなく開催を続けられているが、関係者の努力の賜物といっても過言ではない。
コロナ禍による死活問題どころか、巣ごもり効果もあってネットでの馬券販売も好調で9年連続の前年超えとなったJRA。
それだけに、関係者から詐欺と受け取られかねない、悪質な行為が発覚してしまったことは非常に残念な話である。
コロナ禍のデジタルシフトが生んだ、新たなカスタマージャーニー
新型コロナウイルスの影響はファッションインダストリーにも及んでいるが、特にラグジュアリーブランドにおいてそのインパクトは大きい。くしくも、それまでの商慣習やカルチャーの見直しが唱えられ始めていたことも遠因となって、まさに「グレート・リセット(※)」と呼ぶべき地殻変動が起こっている。
※=グレート・リセット
資本主義を再定義し、現在の世界経済のシステムをあらゆる側面から考え直さなければならないという考え方。2021年世界経済フォーラムのテーマにもなっている。
そこで、電通、ザ・ゴール、コンデナスト・ジャパンが共同調査プロジェクトを立ち上げ、コロナ禍がラグジュアリーブランドのビジネスに与えた影響について調査。特に、未来の顧客たるZ世代と呼ばれる若年層のメディア接触や購買行動の変化を詳細に分析した。
本連載ではその調査結果をレポート。加えて、ラグジュアリー業界の「グレート・リセット」やSDGsの潮流といった大きなトレンドも見据え、これからのラグジュアリーブランドの行く末を明らかにしていく。
本調査はコンデナスト・ジャパン、電通マクロミルインサイトの混合調査パネルを用いて、ファッション意識が高い女性ターゲットを三つの世代(Z世代=24歳以下、ミレニアルズ=25~39歳、ジェネラル〈既存購買層〉=35歳以上)に区分し、調査対象とした。
それぞれの世代に対して「世代×意識価値観」「世代×コンタクトポイント」「世代×ブランド」の掛け合わせ、さらに「既存の意識」と「コロナによって増えたもの、減ったもの」という立体構造で調査を実施。アンケートによる定量調査とインタビューによる定性調査によって構成されている。

第1回の本稿では「世代×コンタクトポイント」を中心に紹介する。
調査設計としてはカテゴリー別に「テレビ」「雑誌」「SNS」「店頭」「友人」など、20以上のコンタクトポイントの選択項目を提示。さらに「SNS」を選択した回答者にはそれが「ブランド公式LINE」なのか「セレブインフルエンサーInstagram」なのか「マイクロインフルエンサーTwitter」なのか、など深掘りした15以上の選択肢を提示することで、より具体的に実態を把握できる構造とした。
各カテゴリーにおけるコンタクトポイント。コロナ禍でSNSが増加
まずはファッションカテゴリーで参考とする情報源は以下のような結果となった。

若年層ほどSNSの影響が強く、Z世代、ミレニアルズともに特にInstagramが大きな影響を持つ。ただし好まれるインフルエンサーに世代の特徴があり、年齢が上がるとともに参考とするSNSは「セレブインフルエンサーInstagram」から「マイクロインフルエンサーInstagram」へと変化している。
ここから、若い頃は「あの有名人が着用しているアイテムとしての憧れ」でメディアを参照。そして年を重ね、ある程度自分のスタイルを確立していくと「ショップ店員さんなどを見てファッションの参考」とする傾向に変わっていくカテゴリーの特徴が見て取れる。
またミレニアルズ以上は「雑誌」と「店舗」の影響が強く、特に35歳以上の既存ラグジュアリー顧客層に対しては有効なコンタクトポイントとして存在している。
続いてコロナ禍によって増えたファッションの情報源は以下となる。

全ての世代において増えたメディアは「SNS」との結果。Z世代は動画、ミレニアルズは雑誌/ウェブを問わずハイエンドなファッション媒体への関心が高まっているのも、ひとつの特徴といえる。
続いて、ウォッチ&ジュエリー(W&J)カテゴリーのコンタクトポイントについて。同じくSNS(Instagram)の影響が強い。ファッションと異なるのは「憧れ」要素がより強い商材のため、世代問わずマイクロよりもセレブインフルエンサーのランクインが目立つ。また、ファッションカテゴリーよりも雑誌の影響が全世代において高いのが特徴といえる。

続いてコロナによって「増えたコンタクトポイント」であるが、ウォッチ&ジュエリーもファッションと近しい傾向が見受けられ、全ての世代において増えたメディアは「SNS」だった。世代別の違いとして、Z世代は動画、ミレニアルズ以上はハイエンドな媒体への関心が高いという傾向もファッション同様である。

続いて、コスメカテゴリーにおけるコンタクトポイントも紹介する。

全体を通じてこちらも「SNS」のスコアが高いが、世代によって指しているSNSが異なる。Z世代には「Instagramでのインフルエンサー展開」や「人気YouTuberのメイク動画」などが人気の一方、ミレニアルズ以降が指す「SNS」とは「@cosme」がトップで、続いて「ブランド公式Instagram」となっている。またその他の特徴としては、年齢が上がるにつれて「店頭」「美容誌」「ブランド公式」など「オフィシャルな情報」を好む傾向が見て取れる。
一方、コロナ禍で増えたメディアとしては2020年で各化粧品ブランドが実施していた、有名YouTuberやSNSでのメイク動画などのコンテンツが急伸。またミレニアルズ以上の世代に支持されている@cosmeも伸びを見せている。

変化したコンタクトポイントと新たなカスタマージャーニー
以上の結果をまとめると下記のように整理できる。

「コロナ禍で減ったコンタクトポイント」としてはカテゴリー問わず「店頭」「展示会・イベント」「屋外広告」など、外出を伴うリアル接点が必要なものが挙げられていた。
また全体を通じて、コロナ禍で増えたメディアは「SNS」が目立つが、スコアが高い理由は“若年層だから”だけではない。本連載では割愛するが、同じく調査を実施した「自動車カテゴリー」においては若年層でも情報源としてはテレビや公式サイト、ネット広告が強く出た結果となっていた。したがって、「世代の特徴」というよりも「ファッション・W&J・コスメカテゴリーとSNSとの親和性の高さ」に要因があると考えられる。
以上の調査結果や社会環境の変化を踏まえ、「ラグジュアリーカテゴリーにおけるアフターコロナでのコンタクトポイント」や「カスタマージャーニー」を二つのキーワードとともに考察していきたい。
よりデジタルシフトが進んだ結果、「コンタクトポイントの選び方」が変化
一つ目のキーワードとして「コンタクトポイントの選び方の変化」が挙げられる。調査結果から見られた大きな特徴として、元々強かった「SNS」と「オフィシャルコンテンツ」(オフィシャルサイト、オフィシャルSNS、権威のある雑誌媒体など)の支持が、コロナ禍でより加速している様子が見てとれた。
インタビューからも「とにかく“信じられる情報”を探している」との声が多く聞かれたが、SNSとオフィシャルコンテンツの支持が高まった要因として
「SNSにはReality=自分にとって手触り感があるリアルな情報」
「オフィシャルコンテンツからはReliability(信頼性)=信頼できる発信源からの情報」
を期待していると考えられる。
つまり「トラスタブルキュレーション」(=自分にとって信じられるものを集めている)がコンタクトポイントへの接触状態であり、逆にいえば現実感か信頼性のどちらもないものは、情報源として参照されづらくなっていくことが予想される。
ちなみに本調査では「信頼できる情報源」という項目もカテゴリー別に取っているが、若年層ほどレビューやSNSなどの「共感できる個人」、年齢が上がるにつれて雑誌やオフィシャルサイトなどの「信頼できる権威」へ信頼を置く傾向にあるようだ。
「EC化」は進むもまだまだリアルへの欲求は強い
二つ目のキーワードは「EC化の潮流」である。カテゴリー問わず不可逆的に進む流れではあるものの、特にラグジュアリー商品においてはいまだハードルが高い様子だ。
本調査でもEC非購買理由として素材感やサイズ感、実際の色見など、昔から言われている理由が上位に上がっていた。またインタビューにおいても
「サイトに掲載された外国人モデルの着用では自分にとってのリアリティーがなく、イメージが沸きづらい」
「公式ECはレタッチ感がすごい。メルカリなど素人が撮影している写真がリアルなので、気に入ったアイテムがイメージと違わないか調べ先として使う」
「ECがきっかけで出合ったアイテムを結局店舗で実際に見て買うことが多い」
「特別な店舗体験に対する期待」
など、まだまだ“リアル”の持つ魅力への欲求は強いというのがラグジュアリーECの現在地といえる。

トラスタブルキュレーションによって生まれるカスタマージャーニー
これら調査結果やキーワードを踏まえて、改めてカスタマージャーニーを整理する。認知から購入までのルートを抽象化して表すと以下のような形となる。

認知フェーズのコンタクトポイントとしてブランド公式SNSやインフルエンサーSNS、雑誌、店頭、イベントなどが代表的なものとして挙げられていた。しかし、コロナによってイベントや店頭などのリアル接点が減った結果、カスタマージャーニーの中心がより強くデジタルにシフトした。
SNSの存在感がより強くなった一方で、デジタルにシフトし過ぎた反動か、デジタルに流れる「情報の信頼性」を裏付けるべく、ブランド公式コンテンツや権威のある雑誌などのコンタクトポイントも併せて価値が高まるという傾向が調査数値にも表れていた。
次に検討フェーズ。かつて公式サイトもしくは店頭であったが、コロナの制約により店頭の機会は減り公式サイトなどでチェックするようになる。
その情報の信頼性は高いものの、一部外国人モデルの着用により自分としてはピンとこない、画像レタッチが気になるなどの理由から、SNSでの#タグサーチやレビューチェックなどの「リアリティー」を確認し、最終的には購入フェーズで店舗が選ばれて購買行動が発生する。
以上のような、自分にとっての“トラスタブル”に沿っていく導線が調査結果から見て取れた。
かつてインターネットが出始めた頃に「店頭で調べ物をしてネットで最終的に購入する」という「ショールーミング」という言葉が流行し、多くの業界がその対応に迫られた。しかし、その逆の「ネットで調べ物をして店頭で最終的に購入する」という「リバースショールーミング」とも呼べるような現象が、現在のラグジュアリーカテゴリーのカスタマージャーニーとなっている。
そのような潮流を感じ取ってか、ある有名ハイブランドでは、昨年末から製品を公式オンラインショップで選択し、無料で自宅での試着が可能という、かつてのラグジュアリーの世界では考えられないような「ご自宅試着サービス」まで始まっている。
次回はコロナ禍において、特にZ世代の新しい価値観、現実感や信頼性を希求するトラスタブルキュレーションが定着しつつある中で、ブランドはどのように情報発信し、そして何を生活者に伝えていくべきなのかを論じる。