“中小企業日本一応援”掲げるココペリが、社歌コンテスト支える理由

企業から社歌動画を募集し、ウェブ投票と特別審査員の審査で日本一を決めるNIKKEI全国社歌コンテスト(通称:社歌コン)。

日本経済新聞社、JOYSOUND(エクシング)、電通の3者が協力して企画・運営する本コンテストは第3回が開催され、7月8日から参加企業を絶賛募集中です(詳しくは公式サイトをご覧ください)。

今年から社歌コンテストを一緒に盛り上げていくパートナーとして、中小企業向けの経営支援プラットフォーム「Big Advance」などを展開するココペリが新たに協賛に加わりました。

“中小企業日本一応援”を掲げるココペリが目指す未来と中小企業の魅力、そして社歌コンテストと共鳴するものについて、代表取締役CEOの近藤繁氏と広報担当の今安彩子氏に、社歌コンテストを立ち上げた電通・森本紘平がインタビューを行いました。

NIKKEI全国社歌コンテスト
【株式会社ココペリ】
2007年創業。中小企業向けの経営支援プラットフォーム「Big Advance」、社労士、弁護士などの専門家にスポットで業務を相談できる「SHARES」などのサービスを開発・展開し、金融機関と連携しながら中小企業の成長をサポートする。2020年東証マザーズ上場を果たした、急成長中のスタートアップ企業。
https://www.kokopelli-inc.com
 
 

中小企業にテクノロジーを届け、企業価値の中に未来を見つける

森本:この度は社歌コンテストにご協賛いただき、ありがとうございます。ココペリは中小企業や金融機関をはじめとする企業の成長を応援してきたという点で、社歌コンテストの理念と通じるものがあると感じています。はじめに、ココペリという会社のことを改めて教えていただけますか?

近藤:ココペリは「企業価値の中に、未来を見つける。」というミッション、そして「中小企業にテクノロジーを届けよう。」というビジョンを掲げています。時代の変化とともにビジネスはどんどん複雑になり、企業の価値も見えにくくなっています。テクノロジーを活用して企業価値を可視化することで、より成長し、より愛される企業を増やしていきたい。ミッション・ビジョンにはそのような思いが込められています。

森本:どうしてテクノロジーを活用しようと思ったのでしょうか?

近藤:テクノロジーを使わなければミッション・ビジョンを実現できないと考えたからです。創業時は主に中小企業のバックオフィス支援をしていたのですが、労務や法務について相談されることも多かったんです。その背景には、多くの中小企業は顧問労務士や顧問税理士を雇う余裕がないという課題がありました。そこで立ち上げたのが、月額費用ゼロで全国の専門家に相談できる「SHARES」です。見積依頼は無料で、複数の見積の中から最適な専門家を選べるという、かなり中小企業に寄り添ったサービスです。

森本:労務士や弁護士から相見積を取れるのが革新的ですよね。専門家からの反発はなかったのでしょうか?

近藤:サービスが浸透するまでは大変でしたね。今でこそ3000人近くの専門家が登録していますが、最初の数百人は一人一人に会いに行き、「中小企業を救うためにあなたの力が必要なんです」と熱弁し続けました(笑)。

森本:テクノロジーを使ったサービスでありながら、作り上げる過程はアナログでとても大きな熱量を感じました。

近藤:一方、「SHARES」はウェブサービスなので、例えば町工場などあまりウェブを使わない方々にはなかなか知ってもらえないという課題がありました。どうすれば広まるかを考えたとき、中小企業の皆さんが一番コミュニケーションを取っているのが地域の金融機関だと気づいたのです。そこで、私たちのサービスを届けるラストワンマイルを金融機関に担っていただこうと、横浜信用金庫と共同で開発したのが「Big Advance」です。

ビッグアドバンス
Big Advance:日本初となる、全国の金融機関が連携して取引先企業の経営支援を行うプラットフォーム。取引先企業にはITを活用した業務効率化、販路拡大、人材確保、情報提供といった各種サービスを月額3300円で提供し、金融機関は取引先企業の利用状況を基にした経営支援や融資活動が行える。

森本:素晴らしい座組ですよね。中小企業への貢献はもちろん、法改正等で過渡期にある地域金融機関も人材確保やビジネスマッチングといったメニューを提供することで価値向上につながります。

近藤:企業が金融機関から融資を断られるケースは少なくありません。それは仕方ないことなのですが、経営者としては自分の分身のような存在に「信用がない」と烙印を押されたようなものですから、メンタル的にはけっこうつらいものがあります。その時に、「融資はできないけれど、こんなビジネスマッチングはどうですか?」と金融機関から提案してもらえるだけでも救われるんです。金融機関との関係性も変わりますよね。

森本:結果的にビジネスマッチングで本業が成長すれば、負債を抱えなくて済むかもしれません。それは地域経済を応援する金融機関の在り方として正しいですよね。

中小企業がもっと胸を張れる世の中をつくりたい

森本:近藤さんは創業時から一貫して中小企業応援を掲げていますが、その原体験はどこにあるのでしょうか?

近藤:愛知県で生まれ育ったので、製造業の中小企業が身近にありましたし、実際にそこで働いている地元の友人も多くいます。私も18歳で東京の大学に進学しましたが、理系だったのでそのまま大学院まで進んでシステム系の企業に就職する未来を想像していました。でも大学3年生の終わりに、ふと「1回も日本を出たことがないし、本当にこのままで良いのか?」と立ち止まったんです。すぐに休学届けを出して、近所の本屋で留学本をパラパラとめくり、直感でアメリカのサンディエゴに行くと決めました。

森本:すごい行動力ですね。

近藤:片道チケットだけ買って、お金がないからポートランドとソルトレイクを経由するルートでサンディエゴへ。ポートランドとポーランドを勘違いするぐらい、何も知りませんでした(笑)。

現地に行って感じたのは、町を掃除している人やレジ打ちのおばちゃん、工場の人たちが、みんな生き生きと働いているということ。スーパーでもお客さんがレジの人に偉そうな態度を取ることはなく、みんなサンキューといって帰っていく。移民の国だからか、お互いが公平でリスペクトし合っているのを感じました。

森本:確かに、日本ではあまり見かけない光景かもしれません。

近藤:そのようなカルチャーショックを受けて日本に帰国したのですが、当時はテクノロジー系のベンチャー企業が急成長していたので、いつか自分も起業したいという気持ちが出てきました。そこで、経営者に会える機会が多い銀行の営業職に就いたのです。

森本:なるほど、最初から起業を見据えて就職されたのですね。

近藤:就職後、実際に中小企業の融資に携わる中で、中小企業の経営者たちがみんな生き生きとしていて、アメリカで出会った人たちと同じ雰囲気を感じました。一方、金融機関に対して必要以上に腰が低いことに違和感も覚えたんです。銀行側も商売で融資をしているのだから、対等な関係でいいはずなのに、自分のような若い行員にペコペコ頭を下げる必要はないんじゃないかと。

そのようなモヤモヤを個人的に抱えながら、知り合いの中小企業に転職しました。そこで気が付いたのは、経営者は本業に力を発揮すべきなのに、経理や給与計算などのバックオフィス業務に時間を奪われているということ。

経営者が企業価値を高めることに専念できるようにバックオフィスの負荷を減らし、中小企業が胸を張って生きていける社会をつくりたい。自分の中でやりたいテーマが徐々に固まりつつあったとき、たまたま所属する企業が倒産してしまい、思い切ってココペリを創業したのです。

ココペリ
ココペリとは、ネイティブアメリカンの神話に登場する精霊。部族ごとに異なる精霊を持つ中、唯一すべての部族に共通して顕れ、背中から種を蒔き、大地を繁栄させると言い伝えられている。

森本:そうだったのですね。僕の親も中小企業を経営していたので、規模は小さいながらも、経営者がどれだけ覚悟を決めて生きているのかを間近に見てきました。近藤さんの「中小企業はもっと胸を張っていい」という考え方にすごく共感します。仕事を通して素晴らしい中小企業経営者たちとお会いすればするほど、中小企業“支援”という言葉を、自分は使えないと感じました。自分にはない分野での挑戦と成果を継続する人たちに対し、おこがましすぎると思ったんです。

近藤:分かります。中小“零細”企業なんて、本当にひどい言葉ですよね。中小企業も金融機関も私たちも、あくまでも対等なパートナーとして一緒に成長していきたいと日々考えています。

数字が増えているのではなく、仲間が増えている感覚
 

森本:今回の社歌コンテストでは、広報の今安さんに大変ご尽力いただいています。今安さんはどのような経緯でココペリに入社したのでしょうか?

今安:もともと社員数千人規模の保険代理店で営業・人事を経て、社長室での社内広報を担当していました。非常にやりがいを感じていた一方で、顔と名前が一致する規模の企業でも働いてみたいという思いや、代理業ではなく自社のサービスを広報として育てていくことにチャレンジしたいという思いがあり、転職活動を始めました。

その中でたまたまココペリに出会い、正直最初は何をやっている会社なのかよく分からなかったのですが、なんとなく面白そうだなと思って応募したんです。

森本:何が入社の決め手になったのでしょうか?

今安:1次面接を現・取締役が担当してくれたのですが、会社のこと、サービスのことを「外部の人間にそこまで話していいの?」というほど赤裸々に語ってくれたんです。その熱量がすごくて、たぶん私が発言したのは5分にも満たなかったと思います(笑)。でも、自分たちのプロダクトに絶対的な自信があって、しかもそれが中小企業や日本のためになると真剣に信じていることが伝わりました。ちなみに2次面接もあると聞いていたのですが、1次面接の最後に「絶対合うと思うからオッケー!」と言われて、直感でこの会社に行こうと決めました(笑)。

森本:それはすごいですね。実際に入社してみてどうですか?

今安:金融業界のことは全然知らないし、人数が少ない会社も初めて。それまでエンジニアの方と話したこともなかったので、不安だらけでした。でも入社してからは毎日が刺激的だし、何よりも中小企業の方々とお会いすると、本当に生き生きと過ごされているので、入社して良かったと毎日思っています。

森本:採用インタビューのような素晴らしいご回答ですね(笑)。日々ココペリのリリースを拝見していると、本当に頻繁に全国各地に足を運んでいますよね。「Big Advance」も金融機関数72、会員企業数5万社超えと、急速に普及しているのが分かります。決算情報を拝見しても、全国の金融機関・企業のニーズが売上・利益にも反映され、急成長されています。

今安:私が入社したときは、提携金融機関が1、利用数も1000社程度だったので、それを考えると感慨深いです。でも、数が増えているというよりは、仲間が増えている感覚があります。定期的に実施しているイベントでも、業態を超えて地域を良くするためにどうすべきかをみんなで考えていく、その尊さに毎回感動します。

森本:中小企業の強みの一つに、横のつながりや仲間との連帯感があると思っています。一人の経営者が何かをやろうと思ったときに、経営者の仲間たちがバッと集まって一緒に共創する。大企業ではなかなか実現し得ない、ダイナミックな動きに価値があると感じています。

ココペリイベント
金融機関のBig Advance担当者交流イベントの様子

社歌を歌う人たちの輝く姿に、協賛を決意

森本:最後に、創業以来初となる協賛事業に社歌コンテストを選んでくださった理由を教えていただけますか?

近藤:最初に社歌コンテストの話を聞いたときは、正直ピンと来なかったので断ろうと思っていました。でも今安にしつこく勧められて試しに動画を見てみると、出演している人たちの表情がみんな輝いていて、めちゃくちゃ感動しました。

今安:社歌ってあまりキラキラしているイメージがなかったのですが、社歌コンテストは違いましたよね。まさしく、自分たちが応援したい人たちがそこにいました。

近藤:動画を見て、一発で考えが変わりましたね。中小企業の割合が圧倒的に多い社会で、その人たちが自社に誇りを持つことができたら、世の中は絶対にもっと良くなります。社歌にはその役割が担えると思いました。

今安:社内だけでなく地域を巻き込める可能性もあるし、社歌コンテストをきっかけに企業同士の新たな出会いも生まれそうですよね。

社歌コンテスト

森本:うれしいお言葉をありがとうございます。社歌コンテストの本質的な価値は仲間づくりだと思っているので、一回限りのコミュニケーションではなく、社歌を起点に新しいつながりがどんどん生まれることを目指しています。運営側も主催の日本経済新聞社・特別協力のJOYSOUND(エクシング)をはじめ、審査員・協力社含め、熱いメンバーで構成されています。ぜひココペリの皆さんにもつながっていただきたいです。

近藤:いいですね!楽しみです。「Big Advance」もコミュニティとして企業同士が利活用していただくことを目指しているので、社歌コンテストと本質的に共鳴するものがあると感じています。

森本:ありがとうございます。横浜信金の依頼で2018年のYokohama Big Advanceリリース発表会とPRをお手伝いさせていただいてから3年、このような形でご一緒できるのが感慨深いです。ぜひ「Big Advance」の会員企業の皆さんにも参加していただいて、みんなで社歌コンテストを盛り上げていけるとうれしいです。本日はありがとうございました!

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安倍晋三氏、「安倍派」結成に向け活動活発化…衆院選、自身の秘書を公認候補者に“ねじ込み”

 安倍晋三前首相がすこぶる元気だ。月刊誌「Hanada」(8月号)に掲載された対談で、「東京五輪に反対する人は反日的」と発言したことが話題になったが、持病の悪化という健康上の理由で総理大臣の職を辞した人とは思えないほど精力的に動き回っている。

 東京都議会議員選挙の告示日だった6月25日には、午前中から都内で2カ所、自民党の2候補の出陣式で応援演説に立ち、その足で午後には群馬県前橋市へ。衆議院の群馬1区選出の自民党現職、尾身朝子氏の集会で講演した。

 7月10日には新潟県三条市で講演。前回2017年の衆院選で新潟2区から出馬するも敗れ、比例復活で当選した自民党の現職、細田健一氏の集会だった。翌11日には北海道へ。衆院北海道9区選出の自民党現職、堀井学氏の政治資金パーティに出席した。

 安倍氏が応援に出向いた3人は、いずれも安倍氏の出身派閥である細田派の議員。なかでも尾身氏と細田氏は、二階派に所属する別の現職議員と、それぞれの選挙区で自民党公認を争っている(群馬1区は中曽根康隆氏、新潟2区は鷲尾英一郎氏)。

 そんな苦しい立場の細田派議員をおもんぱかってか、安倍氏は選挙区に応援に出向くだけでなく、二階派領袖の二階俊博幹事長とも6月30日に会食。今秋にも行われる衆院選の候補者調整について意見交換した。

「どうやら安倍氏は派閥の長になりたくなったようだ。総理を辞任した直後に細田派への復帰待望論が高まったが、当時は消極的で固辞していた。しかし、あれから10カ月。持病も改善し、体調が良くなって、俄然ヤル気が出てきた様子。派閥は数。衆院選に向け、派閥議員のために汗をかいて、最大派閥の細田派をさらに盤石にし、細田氏と領袖を交代して安倍派に、という絵図を描いている」(自民党関係者)

キングメーカーの地位

 その気になった安倍氏は、派閥拡大のためなら手段を選ばない。自身の秘書を衆院長崎1区の公認候補に押し込んだのだ。長崎1区については、現職の富岡勉氏が次期衆院選への不出馬を表明し、自民党長崎県連が公募で選考を進めていた。7月9日の公募締め切り日に応募したのは11人。最有力は女性県議で、富岡氏の長男も手を挙げたが、11日の選考委員会で選ばれたのは、安倍氏の政策秘書の初村滝一郎氏だった。

 初村氏は長崎県諫早市出身で、父の謙一郎氏は元衆院議員、祖父の故滝一郎氏も元参院議員で労働大臣を務めた。ただ、初村氏が選ばれる決め手となったのは、地元出身の政治家3世という経歴ではない。安倍氏からの直接の電話だ。

 西日本新聞によれば、公募期間中に地元の政界関係者の携帯電話に安倍氏から連絡があり、「うちの秘書が応募するので、しっかりと公正に選考してください」と言われたのだという。ほかにも、安倍氏周辺などから国会議員や業界団体に働きかけがあり、「安倍氏の顔を潰したらやっかい」と考えた県連幹部が多数を占めたようだ。

「これから秋の衆院選本番に向け、細田派での求心力拡大を目指し、安倍氏はますます意気軒昂になりそう。秋には総裁選もありますから、次期派閥領袖ということでキングメーカーの地位も確固たるものになる」(前出の自民党関係者)

 絶大な権力はあるものの24時間の緊張を強いられる総理大臣に再々登板するより、派閥領袖のほうが心身の健康のためにもよさそうである。

(文=編集部)

無印良品、コスパ最強“この夏買うべき5選”…小さくてもパワフルなハンディファン

 全世界で1029店舗(2020年8月末時点)を出店する無印良品。運営元の株式会社良品計画は「くらしの基本と普遍」の共創をテーマに、雑貨などの小売業以外にも多角的に事業を展開している。たとえばホテル事業の「MUJI HOTEL」、家づくりに携わる「MUJI HOUSE」など、そのジャンルは幅広い。

 良品計画の連結決算を見てみると、2020年9月~2021年2月の純利益は203億7300万円。2020年3~8月は純利益が-169億1700万円だったため、赤字から一転して黒字へと持ち直したようだ。

 今回は、そんな無印良品が展開する約7500アイテムのなかから、「Business Journal 買うべき・買ってはいけない調査班」が「この夏、買うべき無印良品の商品5選」を独自にセレクトした。さっそく紹介していこう。

充電式コンパクトハンディファン MJ-HF2/990円(税込、以下同)

 夏に屋外を歩いていると、気づいたら汗だくになっているなんてこともあるだろう。そんな暑い日にありがたいのが、「充電式コンパクトハンディファン MJ-HF2」だ。

 小型でありながら折れ首が特徴で、風量設定は「弱・中・強・リズムモード」の4段階あり、約3.5時間の充電で満タンになる。接続端子は、給電側が一般的にPCなどにつなぐUSB Type-A、本体側がmicro USB Type-Bとなっている。

 ネット上では「軽くて便利」「コスパ最強」「本品独自のリズムモードがお気に入り」など、称賛の声が多数だ。実際に手に持ってみると、驚くほど小さくて軽い。それにもかかわらず、風量設定「強」にするとかなりパワフル。その軽量さからは想像できないほどの風量なのである。

 リズムモードでは、プロペラの停止、稼働が自動で繰り返される仕様。扇風機の首振り機能がオンになっているときのように、時間差で風に当たる感覚をうまく演出してくれる。

敏感肌用薬用美白オールインワンジェル 100g/1490円

 近年は男性でもスキンケアに気を遣う方が増えているが、日焼けによるシミ・ソバカスを防ぐことができる「敏感肌用薬用美白オールインワンジェル 100g」を紹介しよう。

 岩手県釜石の天然水にビタミンC誘導体、チンピなど5種の植物エキスを配合し、しっとり肌へと整える保湿ジェルだ。化粧水・乳液・美容液がひとつになっているため、これ1本で簡単に肌の手入れができるのは嬉しい。

 ネット上では、「肌にのせたときの質感は若干重め。強めの保湿が欲しかったのでピッタリ」「伸びが良くて塗りやすく、パパッと済むのに晩から朝までしっとりが続く」といった保湿力の高さを褒める声があがっている。ほかには「使用目安量よりだいぶ少ない、枝豆1粒程度の量でも伸びが良い」「今までの化粧水の半分以下の値段で購入でき、お財布にも優しい」という声もあり、使い勝手の良さやコスパの良さも注目のようだ。「乳液やクリームと違って、ベタつきやテカリがない」といった意見もあり、汗をかきやすい夏にうってつけの美白用保湿ジェルといえる。

 本品を手の平に出してみると、ジェル感強めで水っ気は少ない。肌につけると評判通りしっかり伸びてベタつきはほぼなし。洗顔後はこれ1本でお手軽にケアできて、長持ちもする優れモノなので、忙しいビジネスパーソンにこそうってつけだろう。

太番手天竺編みポケット付Tシャツ/990円

 続いて紹介するのは、オーガニックコットンを使用した「太番手天竺編みポケット付Tシャツ」。横方向への伸縮性が大きい天竺編みで太めの糸を編んだ生地に、洗いをかけたような風合いが特長。今年3月15日に価格が1490円から990円に見直しされた、お買い得な商品である。

 無印良品に数あるTシャツ商品のなかでも本品は特にネット上で高評価が多く、「生地の質感がいい」「太番手だからか、ハリ感もあって高見えする」など、素材の質の良さに言及する声が多い。

 実際に着てみると、生地は厚くて上質な感触。着心地もとても良く、価格3ケタのTシャツとしてはかなりのハイクオリティといえるだろう。シンプルなつくりなので、どんなパンツにも合わせられる高コスパ商品だ。

アルカリ電解水クリーナー 約400ml・逆さ噴射可能トリガー/490円

 次は、油や手垢などの酸化した汚れを落とすのに最適な「アルカリ電解水クリーナー 約400ml・逆さ噴射可能トリガー」。無香料・無着色で界面活性剤を使用していないため、掃除後にあらためて水で洗い流す必要はないという。レンジやグリル、IH調理器具、フローリングに使うことができ、スプレーボトル本体は逆さにしても噴射ができるトリガーを採用しているとのこと。

 ネット上の感想を見てみると、「他社製品よりボトルが持ちやすく、汚れ落ちも抜群」「キッチン周りだけでなくフローリングや窓にも使える」「油汚れがよく落ち、トースターのガラス面や電子レンジだけでなくキッチンの壁紙までもあっという間に綺麗になる」など、他社製品と比較して効果が高いことを絶賛する意見が散見された。

 実際に使用して数年の電子レンジ内を掃除してみたところ、単なる水洗いだとゴシゴシと力を入れないと取れないような油汚れでも、本品を吹きかけてサッと拭くだけできれいになる。また、逆さ噴射トリガーは、細かい汚れ部分に対してもあらゆる角度から吹きかけられるため非常に便利だと感じた。

ヘアワックス・ソフト 90g/693円

 最後は、今年5月26日に990円から693円に価格改定された「ヘアワックス・ソフト 90g」。自然なまとまりや柔らかな動きを出しやすいソフトタイプのヘアワックスで、香りはシトラス調を採用している。

 ネット上では「よく伸びて軽やかに仕上がる」「指に取るとびょーんと伸びるファイバーの効いたワックスで、スタイルの持ちがよい」と、ソフトタイプのワックスとしての実用性の高さを褒め称えるコメントが多数。また、「香りがキツすぎず控え目で良い」「シャワーですぐに洗い流せる」といった、香りや使用後のケアについても、他社製品とは一味違うと好評の嵐だ。

 実際に指ですくってみると、他社製品より粘り気があり、まるでとろろのようによく伸びる。短い髪と長い髪、どちらにも相性よく使えるだろう。加えて価格も見直され、より高コスパになった点もありがたい。これは「買うべき」といえるだろう。

 今回紹介した「この夏、買うべき無印良品の商品5選」のなかに気になる商品はあっただろうか。夏にこそ有効なアイテムを活かしながら、この季節を乗り越えてもらいたい。
(文・取材=「買うべき・買ってはいけない調査班」from A4studio)

※情報は2021年7月1日現在のものです。

フット後藤の危機…『ウチのガヤがすみません!』打ち切りと『今くら』視聴率低迷の裏事情

 人気番組『ウチのガヤがすみません!』(日本テレビ系)が9月いっぱいで打ち切られるという。特番でのスタートから6年、レギュラーになってから4年半での撤退だ。チョコレートプラネットや鬼越トマホークなどの人気を定着させ、フワちゃんといったスターを多く発掘したことで知られる、日テレでも重要なプログラムの1つである。

「ドラマや映画の番宣では、常に優先される番組でした。役者側からの出演依頼もあったほどです。視聴率は2月のゴールデン2時間特番も個人5.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、昨年8月の同じくゴールデンの2時間も個人5.7%でしたから、日テレ内でも評価されていました」(テレビ局関係者)

 そんな安定したプログラムが終焉となれば関係者のショックは計り知れないが、それは出演者も同様だろう。そのうちの1人が、ヒロミとともに司会を務めてきたフットボールアワー・後藤輝基だ。

 後藤といえば、どんなタレントのコメントも必ず笑いに変える“例えツッコミ”を武器に「次世代のナンバーワンMC」として注目され、レギュラー番組を増やしてきた。『ウチのガヤ』の終了など、たいしたダメージにはならないはずだが……。

「実は、もう1本のレギュラー番組『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)も最近、不穏な空気が漂っているのです」(同)

『今くら』視聴率が『ホンマでっか』と肉薄

『今くら』は2012年7月から17年3月まで、現在の『ウチのガヤ』の放送枠で約4年オンエアされ、17年4月から現在の水曜夜9時台に昇格。以来、人気を博していたが、最近は裏番組に脅かされ始めているという。

「一時期低迷していた『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)が、回によってムラはありますが、じわじわと息を吹き返し、さらに『ワールド極限ミステリー』(TBS系)もあなどれない存在になってきています。

『ホンマでっか』は、昨年10月に総合演出などスタッフを大幅に入れ替えました。さらに、それまでは専門家がメインになっていた番組構成を『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)を意識した、芸能人のトークを主体としたものに転換したのです。また、『ワールド極限ミステリー』も、タイタニック号の沈没事故やダイアナ妃の非業の死など、何度もこすられているようなネタを“てらい”もなく正面切って放送。さらに、Snow Man をコーナーMCにするなどの策も講じています」(同)

 ちなみに、6月2日の『今くら』と『ホンマでっか』の個人視聴率はともに4.8%で互角。6月14日は『今くら』の個人視聴率4.6%に対して、『ホンマでっか』は4.4%と、0コンマの世界で勝負している。風向きが変わりつつあるのだ。

『今くら』停滞の裏に徳井の不調

 さらに、『今くら』を停滞させている理由がチュートリアル・徳井義実の不調だ。

 19年10月に1億円を超える所得隠し・申告漏れが発覚し、芸能活動を自粛した徳井。翌20年2月から活動を再開し、20年10月には『今くら』に1年ぶりに復帰した。番組では、後藤との掛け合いやサブカルに詳しい徳井ならではの脱線トークが好評だったのだが……。

「あの税金問題以来、徳井はどこか引き気味です。実際、7月7日に陣内智則のYouTubeチャンネル『ネタジン』にゲスト出演した際、陣内から『今までの義実の感じとはやっぱり(違う)』『俺みたいなのがこれ言ったらなぁ、みたいな。俺は税金のことがあるから、ここ言われへんなみたいな、なんか見てて思う』と指摘されると、徳井は『ありますね、それは』と認めながら、『何しゃべってても、どこかに“お前が……”が、ずっとあるんですよ』と、自身の不祥事が尾を引いていることを明かしていました。『今くら』では時々、それまでの“徳井節”が出ることはありますが、以前の勢いはすっかり失われてしまいました。結果、前よりスタジオトークがハネなくなってしまったのです」(芸能ライター)

 ちなみに日テレは、数字が弱いと週末や深夜にいきなり再放送をしてでも視聴率回復に努めるケースがあるという。実際、7月3日の土曜昼には菅野美穂がゲスト出演した回を再放送。7月5日深夜にも、40分という通常より短い尺で再放送されていた。つまり、後藤は『ウチのガヤ』だけでなく、下手をすれば『今くら』の消滅危機も迎えているということかもしれない。

 では、『ウチのガヤ』はどこで間違えたのだろうか?

『ウチのガヤ』を打ち切る日テレの裏事情

『ウチのガヤ』の打ち切りの理由として、表向きはコロナ禍でひな壇に大勢の芸人が出られなくなったと言われているが、それだけではないという。

「この番組はフワちゃんを輩出したことで知られていますが、もともとは指原莉乃が仲の良いタレントとしてたまたまスタジオに連れてきたところ、その奇抜なファッションと言動がハマったそうです。これによって番組の認知度がさらに上がり、局の対応も変わってきた。つまり、ゴールデンでのレギュラー進出をチラつかせ始めたのです。それ以降、番組ではとにかく次のブレイクスターを発掘しようと、芸能事務所に声をかけては逸材を探し、オーディションを開催。ものまねタレント・りんごちゃんを生み出しますが、それが世間的には最後の“ウチガヤスター”でしょう。

 そもそも、この番組はゲストに“おもてなし”をするために、ガヤ芸人がいろいろと知恵を絞るという内容でした。しかし、いつの間にか新しい芸人を見つけることが主眼になり、本来の企画趣旨とは別の方向へ走り出していきました。ところが、芸人が大勢でネタをする番組としては、日テレにはすでに『有吉の壁』がある。そのため、編成局は1週間のタイムテーブルとして、芸人がワチャワチャする番組は2つもいらないと判断されたそうです」(前出のテレビ局関係者)

 話を戻そう。後藤は『ウチのガヤ』『今くら』以外の仕事としては、『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)での隔週MC、またコンビで関西でのレギュラー番組などを担当している。しかし、『ウチのガヤ』が終わり、『今くら』にもメスが入る事態となれば、存在感の低下はまぬがれないだろう。

 後藤は、この危機をどう乗り切るのだろうか。

(文=編集部)

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甘デジ「1000発×高ループ」「100%ST+時短」が好評!パチスロ「自力感」激強マシンなど話題作を続々!!【ヒットメーカー上半期】

 パチンコ・パチスロ両分野において抜群の存在感を放っている平和。そんなヒットメーカーの2021年上半期は、根強いファンを持つ人気シリーズの活躍が目立った印象だ。

 まずは破天荒な出玉性能が特徴の「黄門ちゃまシリーズ」最新作。『パチスロKING黄門ちゃま』は、1G純増約6.0枚という高純増に加え0G連上乗せも搭載するなどシリーズ屈指の出玉性能を実現したと言えるだろう。導入後は上々の反響が寄せられていた。

 南国シリーズの甘デジスペックも登場。『キュインぱちんこ P南国育ち デカパトver.甘デジ』は、大当り確率1/99.9で図柄ぞろいの大当り後は例外なくSTに突入する(「超蝶チャンス20回」はST16回+時短4回、「超蝶チャンス40回」はST16回+時短24回)。

 ここで1/38.7の大当りを引くことができれば、電サポ100回のRUSH「超蝶チャンス」へ突入。「超蝶チャンス」の継続率は約73%で、以降の大当りは全て電サポ100回が付与と安定感は抜群だ。さらにここでの大当りは50%が約1000発と、大量出玉も十分に狙える仕様を称賛する声も浮上した。

 反響の大きさでは、同社が誇る鉄板シリーズ『戦国乙女』も負けてはいない。

『P戦国乙女6~暁の関ヶ原~甘デジ』は大当り確率1/99.9の甘デジスペックで、評価の高い『戦国乙女6』の演出を気軽に楽しめるだけではなく一撃にも期待できる仕上がりだ。

「電サポ71回」が付与されるRUSHのトータル継続率は約77%となっている。その間は50%で1000発が得られるため、大量出玉の獲得も十分に可能だ。さらに遊びやすさを高める遊タイムを搭載した点も、好稼働に繋がった要因と言えるだろう。

 ヒットシリーズ『ガールズ&パンツァー』も、両分野へ新作が投入され熱視線を浴びていた。

 パチンコ最新作『Pガールズ&パンツァー劇場版』は、大当り確率約1/199の1種2種混合機。出玉のカギを握るRUSH「戦車道」の継続率は約83%で、獲得ランクによって報酬が変化する「パンツァーランクシステム」が特徴だ。500回転で発動する遊タイムも装備され、遊びやすさが際立つ点もポイントとなる。

『パチスロガールズ&パンツァー劇場版』は、過去シリーズと同じく自力感の強いゲーム性を有した仕様で登場。出玉増加の主軸を担うのは1G純増約2.5枚、50G+α継続のAT「戦車道」で、消化中はベルやチャンス役を機に士気レベルがアップする「士気システム」を新採用している。

 小役を引けば引くほどバトルを有利に進められる仕様。ヒキ次第では大量出玉も狙えるだろう。今後の動向に注目したいところだ。

 他にも反響が寄せられた機種は存在。上半期のホールを大いに盛り上げていた平和だが、今後も激アツ機種を続々と投入する。

 パチンコ分野にはケタ違いの攻撃力を誇る「蒼天上BONUS」が特徴の『P新鬼武者』、展開次第では初当り1回のみで「合計10500発」の獲得も可能な『Pうまい棒』がスタンバイしている。

 パチスロ分野には4号機時代から続く人気コンテンツ最新作『パチスロ麻雀物語4』や、「1000枚オーバー獲得チャンスが多発する」という特徴を持った『パチスロバキ 強くなりたくば喰らえ!!!』が降臨予定。ヒットメーカーの手腕に期待したいところだ。

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パチンコ「123TV」初実戦に熱視線!「異色の大物タッグ」が爆裂マシンを攻略!?

 YouTubeには多くのパチンコ・パチスロ実戦動画が存在する。それらを観察してみると、企業・個人問わず再生数が好調な印象だ。

 特に大手チャンネルの再生数は目を見張るものがある。その最たる例が「スロパチステーション」だ。

 チャンネル登録者数は120万人を超えており、パチンコ・パチスロの遊技人口が1000万人と言われている現在、その10%近くが登録者となっているといわれている。

 その他、「1GAME TV」や「janbaritv」など登録者100万人を射程圏にするチャンネルも複数存在。いまだその勢いが衰える気配はない。

 大手の人気も凄まじいが、最近ではパチンコホールが運営する実戦チャンネルが活発になってきている。

 例えばガーデングループの「新!王庭チャンネル」は元々のブランド力に加え、「くずパチ」が大ブレイクしたことにより大きく成長した印象だ。

 パチンコホールといえば「マルハンチャンネル」を忘れてはならない。数々の人気番組を抱えるが、特に「回胴の鉄人」という圧倒的支持を得ている看板シリーズは抜群の再生数を誇る。

 そんな中、延田グループの「123」が満を持してYouTubeに参戦し、ユーザーから熱視線を浴びている模様。そのチャンネルの名は「123TV」だ。

 特に同チャンネル初の実戦番組「123ウォーズ」は注目度が非常に高い。関東出身者vs関西出身者によるパチンコ・パチスロバトルとなっており、初回は1GAME代表「てつ」とベテランライター「しんのすけ」が実戦を務める。

 その様子は『【1GAME てつ】【しんのすけ】【P牙狼月虹ノ旅人】【政宗3】123ウォーズ 第1話』で確認可能だ。

 実戦対象に関しては、パチンコ担当「てつ」は『P牙狼月虹ノ旅人』、パチスロ担当の「しんのすけ」は『政宗3』を確保。お互い得意機種でのノリ打ち実戦となり、それぞれホールで大暴れしているマシンだけに派手な結果が期待されるが……。

 初めの見せ場は「てつ」が掴む。わずか65回転で絆保留が出現するとG-PUSH演出から激アツの展開へ。しっかりと大当りを射止め、難なく「魔戒CHANCE」も獲得する。

「しんのすけ」も負けてはいない。特定役からのCZを含む初当りの軽さから「設定6」発言も飛び出し期待感は最高潮の様子。気になる方、ご興味のある方は是非チェックしてみてはいかがだろうか。

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小山田圭吾の開会式楽曲、テレビ局の“放送問題”浮上…いじめ体験者の凄惨な記憶を呼び起こす

 東京オリンピック(五輪)開会式の楽曲担当、小山田圭吾氏(コーネリアス)が「ロッキング・オン・ジャパン」(1994年1月号、ロッキング・オン・ジャパン)と「クイック・ジャパン」(95年vol. 3、太田出版)に掲載されたインタビュー記事で、過去に同級生の障害者に“いじめ”を行っていたことを自慢するかのように告白していたことが問題となっている。

 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の武藤敏郎事務総長は16日、記者会見で「(小山田氏は)十分謝罪し、反省している。倫理観をもって仕事をしていく、と話している。このタイミングでもあるので、引き続き大会を支えていって、貢献してもらいたい」として、続投が当然であると述べている。大会ビジョンである「一人ひとりが互いを認め合い(多様性と調和)」や、オリンピック憲章に照らし合わせてふさわしい人材なのかどうかについては一切触れることなく、何事もなかったかのように予定通り進めるようだ。

【オリンピック憲章(一部抜粋)】

・オリンピズムが求めるのは、文化や教育とスポーツを一体にし、努力のうちに見出されるよろこび、よい手本となる教育的価値、普遍的・基本的・倫理的諸原則の尊重などをもとにした生き方の創造である。

・オリンピック・ムーブメントの目的は、いかなる差別をも伴うことなく、友情、連帯、フェアプレーの精神をもって相互に理解しあうオリンピック精神に基づいて行なわれるスポーツを通して青少年を教育することにより、平和でよりよい世界をつくることに貢献することにある。

 組織委は五輪が終われば解散するので、すべてが過去のこととなり、誰かがなんらかの責任を取ることもないので構わないのだろう。しかし、テレビなどのマスコミにとっては、そんな簡単な問題ではない。開会式の様子を当日に限らず五輪期間終了後も何度も放送するテレビ局は、どんなスタンスで放送するのだろう。開会式の際には作曲者の紹介をするだろうが、過去のいじめ問題は一切触れず「若者にも絶大な人気があり、日本を代表する作曲家です」というように褒めることしかできないはずだ。過去のことなどまったく関係なく「素晴らしい開会式だ。世界に誇れる閉会式だ」といった美辞麗句を連呼する放送となるだろう。

 しかし、このままでは、放送するたびに「過去に凄惨ないじめをし、自慢げに語った作曲者の音楽が流れる」のだ。過去のことだとして受け流す視聴者も多いかもしれないが、たとえ音楽が流れなくとも、開会式の映像を見るだけで「いじめの体験を思い出す視聴者」も相当数いるのではないだろうか。

 筆者は、いじめ問題について詳しくないが、子どもの頃、友達の間でいじめがあった時、いじめた側が「さっきはご免な」と言うと、いじめられた子が「ご免で済むなら警察はいらない」と怒ることがあった。半分冗談のようで、半分本気なのだ。いじめられた側にすれば「謝って済む問題ではない。刑務所に入って罪を償え」と言いたいのだ。それだけ、いじめられた側にとってはショックだということだ。

不祥事続きの東京五輪

 筆者は小山田氏のことを今回の件で初めて知ったが、今後、東京五輪の開会式の音楽を聞くたびに、あるいは開会式を見ただけでも、「あの酷いいじめをした人が担当した音楽だ」と思いだすだろう。しかも「どんなに批判を浴びても、オリンピック憲章に照らし合わせてふさわしくない人物なのに、交代させなかったのは、いかにも日本らしい出来事だった」とそのたびに思い返すことになるだろう。

 こんな状況で、テレビ局はなんら恥じることもなく自信をもって開会式を称賛できるのだろうか。開会式に参加する選手や関係者も、心から喜べるのだろうか。

 東京五輪は過去に例を見ないほどの不祥事続きだ。問題となった渦中の人物(大会エンブレムのデザイナー、女性蔑視発言の森喜朗・前組織委会長、招致買収疑惑の竹田恒和・前JOC会長)は、いずれも交代させられている。今回は時間がないということもあるかもしれないが、「音楽なしでもいいのではないか」「第二、第三候補だった人物に任せることはできないのか」といった声もある。

 芸能人や有名人が不祥事を起こしたとき、よく言われるのが「作品に罪はない」ということだ。しかし、そんなに簡単に割り切れる人ばかりではない。しかも、今回は東京五輪の開会式の作曲家である。

 小山田氏は、開会式の作曲家候補にノミネートされた時や、選ばれた時に謝罪をしたのではなく、選ばれた後に炎上して初めて謝罪をしている。炎上しなければ、謝罪をすることもなかっただろう。というよりも、炎上するとは思っていなかったのだろう。

 それにしても、閣僚人事などの時によく使われる言葉だが、どうして「事前の身体検査ができなかった」のだろう。お粗末としかいいようがない。

(文=垣田達哉/消費者問題研究所代表)

●垣田達哉/消費者問題研究所代表、食品問題評論家

1953年岐阜市生まれ。77年慶應義塾大学商学部卒業。食品問題のプロフェッショナル。放射能汚染、中国食品、O157、鳥インフルエンザ問題などの食の安全や、食育、食品表示問題の第一人者として、テレビ、新聞、雑誌、講演などで活躍する。『ビートたけしのTVタックル』『世界一受けたい授業』『クローズアップ現代』など、テレビでもおなじみの食の安全の探求者。新刊『面白いほどよくわかる「食品表示」』(商業界)、『選ぶならこっち!』(WAVE出版)、『買ってはいけない4~7』(金曜日)など著書多数。

JRA福永祐一「ダブルスコア」で川田将雅に圧勝! 中京記念(G3)アンドラステ重賞初勝利で存在感も…… 白熱の小倉リーディング争いで明暗を分けたのは

 3日から開催された夏の小倉競馬も先週末で一区切り。CBC賞(G3)は芝1200mで1分6秒0(良)、プロキオンS(G3)ではダート1700mで1分40秒9というとんでもないレコードが飛び出したことでも話題となった。

 開催スケジュール的には24日から8月8日までの間は一旦小休止。後半は8月14日から9月5日までの開催が予定されている。

 前半3週間の開催を終えたが、小倉リーディングに輝いたのは14勝を挙げて独走した福永祐一騎手だった。先週の開催で5勝を荒稼ぎして10勝の松山弘平騎手が2位、川田将雅騎手は順位を一つ落として7勝の3位に入った。

 とはいえ、勝率は福永騎手が31.8%で川田騎手は28.0%と高く、松山騎手が17.9%だったことを考慮すると、やはり二強の対決だったというのが真相かもしれない。勝利数こそ14対7でダブルスコアの差がついたが、44鞍に騎乗した福永騎手と25鞍に騎乗した川田騎手とでは分母が異なる。

 重賞レースでも中京記念(G3)をアンドラステで制した川田騎手に対し、カテドラルで2着に入った福永騎手はCBC賞(G3)でもピクシーナイトで2着と、勝利にはあと一歩手が届かなかったものの、健在ぶりを見せつけた。

 まさに実力伯仲といった感じのライバル2人だが、それぞれの勝利の内訳には大きな違いがあった。

 福永騎手が最も勝利を稼いだのは【5.1.0.2/8】の好成績を収めた新馬戦だ。

 勿論、他の条件も十分な結果を残しているが、勝率にして62.5%は特筆ものだろう。新馬勝ちの有力馬は、新たな戦力として将来的なリーディング奪取へのバックボーンにもなる。

 加速ラップを差し切りと、中身の濃かったピースオブエイトや、キタサンブラック産駒として初勝利を挙げたコナブラックなど、先々が楽しみな馬も確保した。

 対する川田騎手が得意としたのは、7戦3勝で勝率42.9%だった未勝利戦だ。他にも懇意にしている中内田充正厩舎との黄金タッグで9戦4勝と好成績を残した。

 福永騎手が得意にした新馬戦についてはむしろ4戦1勝と振るわなかった印象が強い。その1勝も単勝1.1倍のフィデルで上げたもの。3敗の内訳も単勝1.5倍のグランディア、同1.9倍のタイセイディヴァインという大本命に、単勝4.2倍で2番人気だったコルティーナだった。

 成績的に後れを取った川田騎手だが、さすがの腕前を見せたのはやはり中京記念の勝利だろう。

 コンビを組んだアンドラステは、これまで重賞に挑戦するも5連敗と壁に阻まれていたが、8戦ぶり2度目の騎乗で一発回答を出した。この勝利で2戦2勝となり、川田騎手が騎乗した場合は負けていない。

 レース後のコメントでは「能力は重賞級なのは間違いない馬」と元々の能力の高さを称賛したが、インの好位で脚を溜めて最短距離を走らせる巧みな手綱捌きで後続馬の追撃を凌ぎ切った好騎乗が光る勝利だった。

 全国リーディングはC.ルメール騎手がただ1人107勝の大台で独走中だが、86勝で2位の川田騎手、77勝で3位の福永騎手が、絶対的な王者をどこまで追い上げるかにも注目したい。

(文=高城陽)

<著者プロフィール>
 大手新聞社勤務を経て、競馬雑誌に寄稿するなどフリーで活動。縁あって編集部所属のライターに。週末だけを楽しみに生きている競馬優先主義。好きな馬は1992年の二冠馬ミホノブルボン。馬券は単複派で人気薄の逃げ馬から穴馬券を狙うのが好き。脚を余して負けるよりは直線で「そのまま!」と叫びたい。

JRA武豊「13戦全敗」で泣きっ面にハチ!? 強引タックルで過怠金も…… 1日3勝の勢いはどこへやら

 函館、福島、小倉の3場で競馬が開催された先週末。武豊騎手は、3週連続での函館参戦。

 しかし、先週末は北の大地も酷暑に襲われ、日中の最高気温は17日が30度近く、18日は30度を超える真夏日となった。16日に更新された自身の公式ダイアリーにも「こちら函館は少し暑いかなぐらいのちょうどいい気候。相変わらず馬場は絶好の状態で、気持ちよく競馬ができています」と記していた。

 まだ“涼しかった”1週前の11日(日)に3勝の固め打ちを見せた武騎手だったが、暑さが堪えたのか17日(土)は6回騎乗して「0-0-1-5」と期待を裏切った。さらに酷かったのが18日(日)だった。

 この日は1R、2Rで立て続けに1番人気を裏切ると、自身5レース目となった7R「3歳上1勝クラス」の一戦で、不可解な騎乗を見せてしまう。

 タッグを組んだのは未勝利戦を勝ち上がったばかりのマリオンエール(牝3歳、栗東・安達昭夫厩舎)。単勝2番人気に支持され、2連勝が期待された。道中は3番手の好位を追走したが、4角手前でやや手応えが悪くなり、直線を向くと早くもムチが飛んだ。

 そこまでは良かったが、ムチは入れつつも、ゴールまでほぼ追う仕草はなく、そのまま4着で入線した。

「最後は3頭による2着争いで後れをとり、4着に敗れました。確かに直線の攻防で必死に追う姿はありませんでしたから、馬券の対象となる3着以内に入れなかったことで、感情的になったファンの不満もSNSで見られました。

しかし、パトロールビデオをよく見ると、直線でマリオンエールが内にささっているのが分かります。この影響で武騎手も満足に追えなかったのではないでしょうか。早々とムチが入ったように、脚が残ってなかったようにも見えましたが……」(競馬記者)

 武騎手の騎乗がさらに議論の的となったのは9R恵山特別(1勝クラス)だ。

 4番人気のヴェントボニート(牝4歳、栗東・池添学厩舎)に騎乗した武騎手は、ちょうど中団のインを確保。いい手応えで直線を向いたが、前が壁になり万事休す。しかし、残り200mのところで外に出そうと真横にいたランドアーティストにタックル。同馬を外に弾き飛ばす形となった。これで進路を確保した武騎手とヴェインボニートは何とか3着でフィニッシュした。

「直線では完全に行き場を失っていましたね。武豊騎手にしては珍しくタックルする形になってしまい、過怠金3万円が科されました。ぶつけられたランドアーティストはその時点で脚は残っていませんでしたが、あまり見ないかなりラフな騎乗だったと言えます」(同)

そして迎えたこの日の最後の騎乗がメインの函館記念(G3)。タッグを組んだのは弟・武幸四郎調教師が管理するワールドウインズ(セ4歳、栗東・武幸四郎厩舎)だった。

混戦ムードの5番人気でチャンスありと思われたが、好位から直線伸びきれず、勝ち馬から0秒6差の7着に終わった。レース後、武豊騎手は「やりたいレースは出来ました。ただ、4コーナーで手応えが薄くなりました。ちょっとハンデもきつかったかもしれません」とコメント。その内容から現時点では力負けだったといえるだろう。

 結局、土日を通して13戦全敗。過怠金も科せられ、武豊騎手にとっては散々な週末となってしまった。

(文=中川大河)

<著者プロフィール>
 競馬ブーム真っただ中の1990年代前半に競馬に出会う。ダビスタの影響で血統好きだが、最近は追い切りとパドックを重視。