「パンパース」子育て応援プロジェクト始動 第1弾は「お出かけ支援」

プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&Gジャパン)の乳幼児用紙おむつブランド「パンパース」は、全国のママ・パパの子育てを応援する「あなたらしい子育てが、いちばん。」プロジェクトを始動し、1月21日に都内で発表会を行った。パンパースは、43年前に日本に紙おむつを導入して以来、病産院向け製品の発売や災害時のおむつやおしりふきの提供など、赤ちゃんの成長や子育てを支援する活動を展開している。

プロジェクト第1弾では「ママ・パパの赤ちゃんとのお出かけ」を応援する。
同社は“外出先での育児=家ソト育児”について、0~3歳児のママ・パパ1000人を対象にアンケートを実施した結果、9割が家ソト育児を苦手と感じ、6割が子どもとの外出に不安を抱いていることが分かった。さらに、外出先におむつ交換台・ベビーケアルームがなく困った経験があり、駅や道の駅への設置希望が4割に達していることも判明した。

瀬戸氏のあいさつ
瀬戸氏と阿部氏が握手

ジャパンベビーケア アソシエイトブランドディレクターの瀬戸温夫氏は、外出先でのおむつ交換台・ベビールームの設置について「私たちが貢献できる要素だ」と話し、全国道の駅連絡会とパートナーシップを結んだと発表。現時点で群馬、茨城、福岡、沖縄県の道の駅4カ所への順次設置が決定したとして、年内に100台の設置を目指すと明かした。
瀬戸氏は「環境が未整備で、外出先で不便を感じているママ・パパに少しでも寄り添っていきたい。今後、さまざまな公共施設などに設置を広げ、子育てをエンジョイできる環境をつくりたい」と語った。

瀬戸氏と阿部氏
瀬戸氏(左)と阿部氏

道の駅は全国で約1100カ所(19年6月現在)あり、年間2億人が利用している。同連絡会理事の阿部悟氏は、「ベビーコーナーがある道の駅は全国で50カ所、全体の4%にすぎない。同プロジェクトと協力し、2025年をめどに設置率を50%にしていきたい」と述べた。

太田さん、近藤さん夫妻登場

発表会では、お笑いトリオ・ジャングルポケットの太田博久さんと、モデルの近藤千尋さん夫婦が、子育てについてトークを展開した。2人は、2児のパパ・ママとして育児に奮闘中だ。
近藤さんは「これまでは長女だけだったが、今は次女を抱っこしながら長女の世話をする。外出しずらくなった」といい、太田さんは「家族で遊びに行き、おむつ台がないと多目的トイレで代えるしかない。女性用トイレにおむつ台があっても、パパは入れないので多目的トイレに行列ができる。パパたちも、子ども専用のトイレがあればいいのにと感じてるはず」と語った。

おむつの交換をする太田さん
育児への思いを発表する、太田さんと近藤さん

同プロジェクトを聞いた太田さんは「やっぱりパンパースが一番最初に動いてくれた。外出は面倒に感じることもあるので、たくさんの場所で環境が整うのはうれしいし、すごくありがたい」と歓迎。近藤さんも「困っているママ・パパから、SNSでコメントをもらうことも多い。プロジェクトで、少しでも育児がしやすい環境になればと心から願っている」とコメントした。

プロジェクトの公式サイトでは、サイト内のパンパースハートボタンをタップすることで、プロジェクトへの共感を表現でき、共感のハートが1万個になると、乳児院・保育所に50万枚のおむつが寄付される。また、ママ・パパが実践したり思っている「#わたしらしい子育て」を募集している。

「パンパース」子育て応援プロジェクト始動 第1弾は「お出かけ支援」

プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&Gジャパン)の乳幼児用紙おむつブランド「パンパース」は、全国のママ・パパの子育てを応援する「あなたらしい子育てが、いちばん。」プロジェクトを始動し、1月21日に都内で発表会を行った。パンパースは、43年前に日本に紙おむつを導入して以来、病産院向け製品の発売や災害時のおむつやおしりふきの提供など、赤ちゃんの成長や子育てを支援する活動を展開している。

プロジェクト第1弾では「ママ・パパの赤ちゃんとのお出かけ」を応援する。
同社は“外出先での育児=家ソト育児”について、0~3歳児のママ・パパ1000人を対象にアンケートを実施した結果、9割が家ソト育児を苦手と感じ、6割が子どもとの外出に不安を抱いていることが分かった。さらに、外出先におむつ交換台・ベビーケアルームがなく困った経験があり、駅や道の駅への設置希望が4割に達していることも判明した。

瀬戸氏のあいさつ
瀬戸氏と阿部氏が握手

ジャパンベビーケア アソシエイトブランドディレクターの瀬戸温夫氏は、外出先でのおむつ交換台・ベビールームの設置について「私たちが貢献できる要素だ」と話し、全国道の駅連絡会とパートナーシップを結んだと発表。現時点で群馬、茨城、福岡、沖縄県の道の駅4カ所への順次設置が決定したとして、年内に100台の設置を目指すと明かした。
瀬戸氏は「環境が未整備で、外出先で不便を感じているママ・パパに少しでも寄り添っていきたい。今後、さまざまな公共施設などに設置を広げ、子育てをエンジョイできる環境をつくりたい」と語った。

瀬戸氏と阿部氏
瀬戸氏(左)と阿部氏

道の駅は全国で約1100カ所(19年6月現在)あり、年間2億人が利用している。同連絡会理事の阿部悟氏は、「ベビーコーナーがある道の駅は全国で50カ所、全体の4%にすぎない。同プロジェクトと協力し、2025年をめどに設置率を50%にしていきたい」と述べた。

太田さん、近藤さん夫妻登場

発表会では、お笑いトリオ・ジャングルポケットの太田博久さんと、モデルの近藤千尋さん夫婦が、子育てについてトークを展開した。2人は、2児のパパ・ママとして育児に奮闘中だ。
近藤さんは「これまでは長女だけだったが、今は次女を抱っこしながら長女の世話をする。外出しずらくなった」といい、太田さんは「家族で遊びに行き、おむつ台がないと多目的トイレで代えるしかない。女性用トイレにおむつ台があっても、パパは入れないので多目的トイレに行列ができる。パパたちも、子ども専用のトイレがあればいいのにと感じてるはず」と語った。

おむつの交換をする太田さん
育児への思いを発表する、太田さんと近藤さん

同プロジェクトを聞いた太田さんは「やっぱりパンパースが一番最初に動いてくれた。外出は面倒に感じることもあるので、たくさんの場所で環境が整うのはうれしいし、すごくありがたい」と歓迎。近藤さんも「困っているママ・パパから、SNSでコメントをもらうことも多い。プロジェクトで、少しでも育児がしやすい環境になればと心から願っている」とコメントした。

プロジェクトの公式サイトでは、サイト内のパンパースハートボタンをタップすることで、プロジェクトへの共感を表現でき、共感のハートが1万個になると、乳児院・保育所に50万枚のおむつが寄付される。また、ママ・パパが実践したり思っている「#わたしらしい子育て」を募集している。

辛坊治郎パワハラ疑惑で坂上忍、木村太郎がトンデモ擁護連発!「責任感あったら、コンプラ行かない」と被害女性を非難も

「週刊文春」(文藝春秋)がスクープした、辛坊治郎のパワハラ疑惑。辛坊氏がキャスターを務める『深層NEWS』(BS日テレ)でウイグル問題について取り上げた際、ウイグル族を弾圧する中国政府の代弁者を出演させたことを批判する辛坊氏の主張は正当性があるが、いずれにしても、その主張の...

基礎から最新の用語を網羅「『デジ単』デジタルマーケティングの単語帳」発売(動画あり)

電通デジタルの企画書籍「『デジ単』デジタルマーケティングの単語帳 イメージでつかむ重要ワード365」(発行:翔泳社)が1月22日に発売された。

「『デジ単』デジタルマーケティングの単語帳」書影
304ページ、1,680円+税、ISBN:978-4-7981-6069-6

デジタルマーケティング業務に携わる中で頻出する専門単語は、略語やカタカナ語が多く苦手意識を持つ人が多い一方で、単語にフォーカスし効率的な学習が可能な教材が見受けられないのが現状。同書は、デジタルマーケティングの全領域において統合的なソリューションを提供する電通デジタルのノウハウを生かした企画となっており、デジタルにおける広告用語をはじめソリューションや業界まで、マーケティング全般にわたりまとめている。デジタルマーケティングに関わるあらゆる人に向けて、基礎から最新の用語を多方面から網羅している。

【本書のポイント】
・デジタルマーケティングの頻出単語をシンプルに解説
・イラストを見るだけでもイメージがつかめる
・似た単語の意味の違いや、使い分け方もフォロー
・索引つきで単語や同義語を探しやすい
・英語表記もあるので、海外サイトを読むときや出張にも便利


【著者紹介】
■著者:村山 亮太(むらやま・りょうた)
株式会社VOYAGE GROUP
社長室室長

2010 年電通入社。運用型広告のプランニングと運用業務に従事し、電通PMP(プライベート・マーケットプレイス)の構築や、デジタル広告×ブランディングにおけるソリューション開発を担当。2018 年から電通デジタルに出向し、デジタル広告配信におけるアドベリフィケーションへの取り組みにも注力。アドベリフィケーション推進協議会が行う広報活動支援や、「Premium Viewインストリーム動画広告」「Premium Audio広告」「Premium DOOH 広告」のサービス開発を担当。また、ブロックチェーン技術を活用した広告ビジネスにおける新規事業開発も「電通ブロックチェーンコミュニティー」を通じて模索している。2019 年3 月からVOYAGE GROUP で現職。

 

■イラスト担当:糸乘 健太郎(いとのり・けんたろう)
株式会社電通デジタル
アドバンストクリエーティブセンター アートディレクター

2001 年電通入社。2018 年から電通デジタルに出向しデジタル広告を学んでいる。これまでアートディレクターとして様々な広告を作りつつ、ポイントサービスPonta の「ポンタ」、テレビ東京の「ナナナ」、首都高速道路株式会社の「Mr.ETC」などのキャラクターデザインを手がける。またフリーペーパーR25 で「キメゾーの決まり文句じゃキマらねえ」の漫画連載、パンクロックバンド「忘れらんねえよ」のアートディレクションなど広告以外でも幅広く活動中。

基礎から最新の用語を網羅「『デジ単』デジタルマーケティングの単語帳」発売(動画あり)

電通デジタルの企画書籍「『デジ単』デジタルマーケティングの単語帳 イメージでつかむ重要ワード365」(発行:翔泳社)が1月22日に発売された。

「『デジ単』デジタルマーケティングの単語帳」書影
304ページ、1,680円+税、ISBN:978-4-7981-6069-6

デジタルマーケティング業務に携わる中で頻出する専門単語は、略語やカタカナ語が多く苦手意識を持つ人が多い一方で、単語にフォーカスし効率的な学習が可能な教材が見受けられないのが現状。同書は、デジタルマーケティングの全領域において統合的なソリューションを提供する電通デジタルのノウハウを生かした企画となっており、デジタルにおける広告用語をはじめソリューションや業界まで、マーケティング全般にわたりまとめている。デジタルマーケティングに関わるあらゆる人に向けて、基礎から最新の用語を多方面から網羅している。

【本書のポイント】
・デジタルマーケティングの頻出単語をシンプルに解説
・イラストを見るだけでもイメージがつかめる
・似た単語の意味の違いや、使い分け方もフォロー
・索引つきで単語や同義語を探しやすい
・英語表記もあるので、海外サイトを読むときや出張にも便利


【著者紹介】
■著者:村山 亮太(むらやま・りょうた)
株式会社VOYAGE GROUP
社長室室長

2010 年電通入社。運用型広告のプランニングと運用業務に従事し、電通PMP(プライベート・マーケットプレイス)の構築や、デジタル広告×ブランディングにおけるソリューション開発を担当。2018 年から電通デジタルに出向し、デジタル広告配信におけるアドベリフィケーションへの取り組みにも注力。アドベリフィケーション推進協議会が行う広報活動支援や、「Premium Viewインストリーム動画広告」「Premium Audio広告」「Premium DOOH 広告」のサービス開発を担当。また、ブロックチェーン技術を活用した広告ビジネスにおける新規事業開発も「電通ブロックチェーンコミュニティー」を通じて模索している。2019 年3 月からVOYAGE GROUP で現職。

 

■イラスト担当:糸乘 健太郎(いとのり・けんたろう)
株式会社電通デジタル
アドバンストクリエーティブセンター アートディレクター

2001 年電通入社。2018 年から電通デジタルに出向しデジタル広告を学んでいる。これまでアートディレクターとして様々な広告を作りつつ、ポイントサービスPonta の「ポンタ」、テレビ東京の「ナナナ」、首都高速道路株式会社の「Mr.ETC」などのキャラクターデザインを手がける。またフリーペーパーR25 で「キメゾーの決まり文句じゃキマらねえ」の漫画連載、パンクロックバンド「忘れらんねえよ」のアートディレクションなど広告以外でも幅広く活動中。

AIチャットボットに自動車販売店の仕事を教えてみた。

 

道案内しながら、しゃべる広告をつくってみた。”で紹介した、音声入力可能なスマホ用カーナビアプリと自然対話チャットボットとの組み合わせ。「道案内しつつしゃべる、といえば…」という発想から生み出されたのが、今回ご紹介する「AI試乗」です。

従来、営業スタッフが助手席に同乗して行っていた自動車販売店での試乗体験を、AIとの試乗体験に置き換えてみたら?というこのアイデア。

具体的には「試乗ルートを案内する」「車のセールスポイントを紹介する」「顧客の日頃の車の使い方や新しい車へのニーズ、試乗した感想をヒアリングする」という試乗におけるタスクを、AIキャラクターに代行させます。

AI試乗の狙いは以下の三つ。

  1. 「運転の良し悪しを見られたくない」「他人が横にいると落ち着けない」など、営業スタッフと試乗することに対する顧客の心理的なハードルを軽減できる。
  2. 顧客が試乗に出ている間に、手の空いた営業スタッフは乗って来た車の査定など、他業務を行うことができる。
  3. 試乗中のAIと顧客の質問のやりとりをテキストデータ化し、試乗終了後、販売店に戻ってからの商談にすぐに生かすことができる。

という、お客様と営業スタッフ、双方にメリットをもたらすソリューションです。

AI試乗を実現するために採用したのは、電通が開発したAI日本語自然対話プラットフォーム「Kiku-Hana」。

Kiku-Hana

独自の言語処理システムにより、構文解析、意味解析に強く、発言の意図や真意を把握できるチャットボットを作成できます。

また、ルールに基づく会話を行うため、ディープラーニングによるAIチャットボットと違って“失言リスク”がないという特長も持っています。その半面、ルールで設定されていない臨機応変な対話は苦手。

そんなKiku-Hanaをベースに開発したチャットボットと共に、3層の”カスタマードライブ”(※)を設計していくことになりました。その道のりを、チャットボットとの会話で再現してみましょう。

※カスタマードライブ=顧客が試乗中に体験するカスタマージャーニー、つまりAIとの会話設計のこと。今回は大きく分けて3段階で設計した。
 
試乗スタートからゴールまでのカスタマー体験設計、それがカスタマードライブ。試乗コースに合わせた質問や提案など、ケースに応じたカスタマイズができる。
試乗スタートからゴールまでのカスタマー体験設計、それがカスタマードライブ。試乗コースに合わせた質問や提案など、ケースに応じたカスタマイズができる。

カスタマードライブ①:
顧客との良い関係性をつくるための試乗体験設計

※以下のやりとりは、スクリプト設計の過程をドラマチックに再構成したものであり、実際にチャットボットとチームの間でこのような会話が展開されたわけではありません。

チーム:まずは話し方のトーン&マナーを決めなきゃ。体験する人には気軽に会話してもらいたいし、一所懸命さとか初々しさがあると、たくさんしゃべっても聞いてもらえそうだから、男の子の声にしようかな。

チャットボット:ボクを選んでもらってうれしいです。答えられないことが多いかもしれませんが、いっぱい勉強してがんばります! 

チーム:いいね!チャットボットくん、よろしくね!…でも、初めてAI試乗をする人のことを考えると、いきなり話しかけられるとびっくりするかな。

チャットボット:ボクに名前を付けたり、設定を決めてもらえれば、ちゃんと自己紹介できますよ!自己紹介のあとは試乗に出ればいいですか?

チーム:そうだね。あ、でもその前に、エンジンのかけ方とかシートベルトのこととかもチャットボットくんに話してもらえると助かるなあ。

チャットボット:分かりました!そのあと試乗に出るんですね。事前に教えてもらえれば道案内もできますよ。

チーム:そこはカーナビアプリに任せればいいから、うまく引き継いでくれれば大丈夫だよ。

チャットボット:そうですか。じゃあ道に出たら、カーナビアプリの人に、道案内はよろしくお願いします!って言いますね。

カスタマードライブ②:
顧客の考えを上手に引き出すスクリプト開発

チャットボット: 走り出したあと、どんなことをおしゃべりすればいいですか?

チーム:試乗ではクルマの乗り心地を体感してもらいたいから、坂道や直線での加速の感じとか、カーブでの曲がりやすさと足回りのこととか、しゃべってもらおうかな。

チャットボット:じゃあ、坂道の手前で「この先、緩やかな坂道です。このクルマの力強い走りを体感してみてください!」と言うのはどうでしょう?

チーム:いいね!でもせっかくだから、坂道を上ったあとで、感想も聞いてほしいな。ちょっと練習してみようか。

チャットボット:「坂道での力強い走りを体感してもらえましたか?」

チーム:はい。…んー、YES/NOで答えさせるクローズドクエスチョンだと、会話している感じがなくなりそうだな…。

チャットボット:「坂道での走りはどうでしたか?」

チーム:…。

チャットボット:…。

チーム:…あ、ごめん、どう答えたらいいか考えちゃった。そうか、この質問だとオープンクエスチョンすぎて、「まあまあです」みたいな答えばっかりになりそうだね。

チャットボット:じゃあ、「坂道を走るとき、ラクに上れましたか?『ラクだった』のような感想を聞かせてください!」って言うのはどうでしょう? 

チーム:いいね!じゃあ、カーブのあとの話しかけ方もやってみようか?で、答えてもらったら、お礼も言ってくれるかな?「ありがとうございます」とか。

チャットボット:分かりました。やってみますね!
チャットボット:「このクルマならではの広い視界を、カーブでも感じてもらえましたか?『視界が広くて安心して曲がれた』などの感想を教えてください!」

チーム:「ちょっと左が見にくかったかな」

チャットボット:「ありがとうございます!」

チーム:…見にくかったと言われて、その元気いっぱいな返事は、会話としてちぐはぐな感じがしちゃうね。ネガティブな反応の場合は、「そうでしたか。分かりました。お店のひとに伝えておきます」みたいに答えてくれるかな?

チャットボット:分かりました!

カスタマードライブ③:
お客様にクルマのことを知ってもらうためのナーチャリングアクティビティー

チーム:道の特性に合わせて乗り心地を聞くのは、これでよし、と。あとは、クルマの特徴をしゃべってもらおうかな。

チャットボット:分かりました、セールストークってやつですね!

チーム:よくそんなコトバ、知ってるね?!例えば燃費の話とか、みんな興味あると思うんだよね。

チャットボット:分かりました。燃費の話だと、こんな感じはどうでしょう?
チャットボット:「このクルマの燃費性能は、ハイブリッドだとリッター15kmだって、お店の人に教えてもらいました!」

チーム:いい感じなんだけど、いきなり話しかけられると、なんかちょっと唐突すぎて、話がすっと聞き取れないかもね。ナビの声って、話し出す前に「ポーン」みたいな、何か「話しますよ」っていう合図が入るよね?

チャットボット:分かりました。ちょっとやってみます。
チャットボット:「じゃじゃん!ボクの豆知識!気になる燃費のことですが、ハイブリッドだとリッター25km、ガソリン車はリッター15kmだって、お店のひとに教えてもらいました!」

チーム:じゃじゃん、ね!ちょっと引き込まれる感じがあって、いいじゃん!あとは、試乗の最後の方で質問タイムを設けたいんだけど。

チャットボット:それはボクの得意技です!あ、これが想定質問と答えですね?

チーム:ちょっとテストしてみようか。「このクルマ、いくらなの?」

チャットボット:いくら、ってことは値段を聞かれてるってことだから…
チャットボット:「オプションやグレードにもよりますが、ハイブリッドなら300万円台から、ガソリン車なら250万円からとなっています。詳しいことは、お店の人に聞いてみてください!」

チーム:うん、ばっちりな答えだね!

チャットボット:上手にできてよかったです!

※繰り返しになりますが、これらのやりとりは、スクリプト設計の過程をドラマチックに再構成したものであり、実際にチャットボットとチームの間でこのような会話が展開されたわけではありません。

AIソリューション開発にこそクリエーティブの力が必要

さて、この3層の“カスタマードライブ”は、

  • ブランドへのエンゲージメントを高め(①)、
  • 顧客情報・顧客行動を取得し(②)、
  • 顧客にブランドのことを詳しく知ってもらう(③)

という点で、カスタマージャーニー設計そのものとも言えます。あるいは、20〜30分の間で実施するマーケティングオートメーションのようなものとも言えるかもしれません。

「AIをマーケティングに活用」というと、RPA(Robotic Process Automation)的な自動化・業務効率化を目指すツール的なものか、あるいは良くも悪くも話題づくりを狙ったもの、のどちらかになりがちです。今回われわれが狙ったのは、その中間にあるソリューションでした。

自動車販売店での試乗という業務を“自動化”しつつ、これまで試乗を敬遠していたターゲットが“興味”を持ってくれるようなユニークネスを持たせる。さらに営業スタッフが同乗する試乗とは違う問いかけ方で、顧客の興味ポイントの抽出や情報取得をしていく。

これらの要素を一つの体験ソリューションとして設計していく中で、確信したことがありました。それは、ややもすると冷たくなりがちなテクノロジーをやわらかく感じさせるためにも、またテクノロジーがうまく対応できないところを上手にカバーするためにも、キャラクターの設定やスクリプトの用意の仕方など、「クリエーティブの力」こそが重要ということです。

今後ますます、さまざまな経営課題や目標をDX(デジタル・トランスフォーメーション)やCX(顧客体験)で解決したい、というニーズが増えていくでしょう。そうした中では「AIなどのテクノロジー」と「面白さ、親しみやすさ」の接点を見つけ、体験の設計をしていくことが、ソリューションを受け入れられやすくするための大きなカギとなりそうです。

AIチャットボットに自動車販売店の仕事を教えてみた。

 

道案内しながら、しゃべる広告をつくってみた。”で紹介した、音声入力可能なスマホ用カーナビアプリと自然対話チャットボットとの組み合わせ。「道案内しつつしゃべる、といえば…」という発想から生み出されたのが、今回ご紹介する「AI試乗」です。

従来、営業スタッフが助手席に同乗して行っていた自動車販売店での試乗体験を、AIとの試乗体験に置き換えてみたら?というこのアイデア。

具体的には「試乗ルートを案内する」「車のセールスポイントを紹介する」「顧客の日頃の車の使い方や新しい車へのニーズ、試乗した感想をヒアリングする」という試乗におけるタスクを、AIキャラクターに代行させます。

AI試乗の狙いは以下の三つ。

  1. 「運転の良し悪しを見られたくない」「他人が横にいると落ち着けない」など、営業スタッフと試乗することに対する顧客の心理的なハードルを軽減できる。
  2. 顧客が試乗に出ている間に、手の空いた営業スタッフは乗って来た車の査定など、他業務を行うことができる。
  3. 試乗中のAIと顧客の質問のやりとりをテキストデータ化し、試乗終了後、販売店に戻ってからの商談にすぐに生かすことができる。

という、お客様と営業スタッフ、双方にメリットをもたらすソリューションです。

AI試乗を実現するために採用したのは、電通が開発したAI日本語自然対話プラットフォーム「Kiku-Hana」。

Kiku-Hana

独自の言語処理システムにより、構文解析、意味解析に強く、発言の意図や真意を把握できるチャットボットを作成できます。

また、ルールに基づく会話を行うため、ディープラーニングによるAIチャットボットと違って“失言リスク”がないという特長も持っています。その半面、ルールで設定されていない臨機応変な対話は苦手。

そんなKiku-Hanaをベースに開発したチャットボットと共に、3層の”カスタマードライブ”(※)を設計していくことになりました。その道のりを、チャットボットとの会話で再現してみましょう。

※カスタマードライブ=顧客が試乗中に体験するカスタマージャーニー、つまりAIとの会話設計のこと。今回は大きく分けて3段階で設計した。
 
試乗スタートからゴールまでのカスタマー体験設計、それがカスタマードライブ。試乗コースに合わせた質問や提案など、ケースに応じたカスタマイズができる。
試乗スタートからゴールまでのカスタマー体験設計、それがカスタマードライブ。試乗コースに合わせた質問や提案など、ケースに応じたカスタマイズができる。

カスタマードライブ①:
顧客との良い関係性をつくるための試乗体験設計

※以下のやりとりは、スクリプト設計の過程をドラマチックに再構成したものであり、実際にチャットボットとチームの間でこのような会話が展開されたわけではありません。

チーム:まずは話し方のトーン&マナーを決めなきゃ。体験する人には気軽に会話してもらいたいし、一所懸命さとか初々しさがあると、たくさんしゃべっても聞いてもらえそうだから、男の子の声にしようかな。

チャットボット:ボクを選んでもらってうれしいです。答えられないことが多いかもしれませんが、いっぱい勉強してがんばります! 

チーム:いいね!チャットボットくん、よろしくね!…でも、初めてAI試乗をする人のことを考えると、いきなり話しかけられるとびっくりするかな。

チャットボット:ボクに名前を付けたり、設定を決めてもらえれば、ちゃんと自己紹介できますよ!自己紹介のあとは試乗に出ればいいですか?

チーム:そうだね。あ、でもその前に、エンジンのかけ方とかシートベルトのこととかもチャットボットくんに話してもらえると助かるなあ。

チャットボット:分かりました!そのあと試乗に出るんですね。事前に教えてもらえれば道案内もできますよ。

チーム:そこはカーナビアプリに任せればいいから、うまく引き継いでくれれば大丈夫だよ。

チャットボット:そうですか。じゃあ道に出たら、カーナビアプリの人に、道案内はよろしくお願いします!って言いますね。

カスタマードライブ②:
顧客の考えを上手に引き出すスクリプト開発

チャットボット: 走り出したあと、どんなことをおしゃべりすればいいですか?

チーム:試乗ではクルマの乗り心地を体感してもらいたいから、坂道や直線での加速の感じとか、カーブでの曲がりやすさと足回りのこととか、しゃべってもらおうかな。

チャットボット:じゃあ、坂道の手前で「この先、緩やかな坂道です。このクルマの力強い走りを体感してみてください!」と言うのはどうでしょう?

チーム:いいね!でもせっかくだから、坂道を上ったあとで、感想も聞いてほしいな。ちょっと練習してみようか。

チャットボット:「坂道での力強い走りを体感してもらえましたか?」

チーム:はい。…んー、YES/NOで答えさせるクローズドクエスチョンだと、会話している感じがなくなりそうだな…。

チャットボット:「坂道での走りはどうでしたか?」

チーム:…。

チャットボット:…。

チーム:…あ、ごめん、どう答えたらいいか考えちゃった。そうか、この質問だとオープンクエスチョンすぎて、「まあまあです」みたいな答えばっかりになりそうだね。

チャットボット:じゃあ、「坂道を走るとき、ラクに上れましたか?『ラクだった』のような感想を聞かせてください!」って言うのはどうでしょう? 

チーム:いいね!じゃあ、カーブのあとの話しかけ方もやってみようか?で、答えてもらったら、お礼も言ってくれるかな?「ありがとうございます」とか。

チャットボット:分かりました。やってみますね!
チャットボット:「このクルマならではの広い視界を、カーブでも感じてもらえましたか?『視界が広くて安心して曲がれた』などの感想を教えてください!」

チーム:「ちょっと左が見にくかったかな」

チャットボット:「ありがとうございます!」

チーム:…見にくかったと言われて、その元気いっぱいな返事は、会話としてちぐはぐな感じがしちゃうね。ネガティブな反応の場合は、「そうでしたか。分かりました。お店のひとに伝えておきます」みたいに答えてくれるかな?

チャットボット:分かりました!

カスタマードライブ③:
お客様にクルマのことを知ってもらうためのナーチャリングアクティビティー

チーム:道の特性に合わせて乗り心地を聞くのは、これでよし、と。あとは、クルマの特徴をしゃべってもらおうかな。

チャットボット:分かりました、セールストークってやつですね!

チーム:よくそんなコトバ、知ってるね?!例えば燃費の話とか、みんな興味あると思うんだよね。

チャットボット:分かりました。燃費の話だと、こんな感じはどうでしょう?
チャットボット:「このクルマの燃費性能は、ハイブリッドだとリッター15kmだって、お店の人に教えてもらいました!」

チーム:いい感じなんだけど、いきなり話しかけられると、なんかちょっと唐突すぎて、話がすっと聞き取れないかもね。ナビの声って、話し出す前に「ポーン」みたいな、何か「話しますよ」っていう合図が入るよね?

チャットボット:分かりました。ちょっとやってみます。
チャットボット:「じゃじゃん!ボクの豆知識!気になる燃費のことですが、ハイブリッドだとリッター25km、ガソリン車はリッター15kmだって、お店のひとに教えてもらいました!」

チーム:じゃじゃん、ね!ちょっと引き込まれる感じがあって、いいじゃん!あとは、試乗の最後の方で質問タイムを設けたいんだけど。

チャットボット:それはボクの得意技です!あ、これが想定質問と答えですね?

チーム:ちょっとテストしてみようか。「このクルマ、いくらなの?」

チャットボット:いくら、ってことは値段を聞かれてるってことだから…
チャットボット:「オプションやグレードにもよりますが、ハイブリッドなら300万円台から、ガソリン車なら250万円からとなっています。詳しいことは、お店の人に聞いてみてください!」

チーム:うん、ばっちりな答えだね!

チャットボット:上手にできてよかったです!

※繰り返しになりますが、これらのやりとりは、スクリプト設計の過程をドラマチックに再構成したものであり、実際にチャットボットとチームの間でこのような会話が展開されたわけではありません。

AIソリューション開発にこそクリエーティブの力が必要

さて、この3層の“カスタマードライブ”は、

  • ブランドへのエンゲージメントを高め(①)、
  • 顧客情報・顧客行動を取得し(②)、
  • 顧客にブランドのことを詳しく知ってもらう(③)

という点で、カスタマージャーニー設計そのものとも言えます。あるいは、20〜30分の間で実施するマーケティングオートメーションのようなものとも言えるかもしれません。

「AIをマーケティングに活用」というと、RPA(Robotic Process Automation)的な自動化・業務効率化を目指すツール的なものか、あるいは良くも悪くも話題づくりを狙ったもの、のどちらかになりがちです。今回われわれが狙ったのは、その中間にあるソリューションでした。

自動車販売店での試乗という業務を“自動化”しつつ、これまで試乗を敬遠していたターゲットが“興味”を持ってくれるようなユニークネスを持たせる。さらに営業スタッフが同乗する試乗とは違う問いかけ方で、顧客の興味ポイントの抽出や情報取得をしていく。

これらの要素を一つの体験ソリューションとして設計していく中で、確信したことがありました。それは、ややもすると冷たくなりがちなテクノロジーをやわらかく感じさせるためにも、またテクノロジーがうまく対応できないところを上手にカバーするためにも、キャラクターの設定やスクリプトの用意の仕方など、「クリエーティブの力」こそが重要ということです。

今後ますます、さまざまな経営課題や目標をDX(デジタル・トランスフォーメーション)やCX(顧客体験)で解決したい、というニーズが増えていくでしょう。そうした中では「AIなどのテクノロジー」と「面白さ、親しみやすさ」の接点を見つけ、体験の設計をしていくことが、ソリューションを受け入れられやすくするための大きなカギとなりそうです。

地方創生フェイクだけじゃない! 安倍首相が施政方針演説で東京五輪聖火最終ランナーの原爆との関わりや平和への思いを無視し改憲扇動に利用

 昨日の施政方針演説でとんでもないフェイクを垂れ流したことが判明した安倍首相。地方創生の「成功例」として島根県に移住した男性の実名を自慢げにあげたものの、すでにその男性は島根での仕事を辞めて、転出していたのだ。本日夕方には、北村誠吾地方創生相も〈安倍首相が20日の施政方針演...

安倍首相が施政方針演説でフェイク! 地方創生支援策の成功例として実名を出した移住男性が既に仕事を辞め転居していた

 昨日おこなった施政方針演説で、やたら「夢」だの「希望」だのといったフレーズを連発し、ことごとくオリンピックの話題を政策とつなげた安倍首相。これには当然ながら「東京五輪の政治利用だ」という声があがっているが、よりにもよって施政方針演説で中身がスカスカの政策を五輪の話題でごま...

第58回「JAA広告賞 消費者が選んだ広告コンクール」受賞作が決定

日本アドバタイザーズ協会(JAA)は1月16日、第58回「JAA広告賞 消費者が選んだ広告コンクール」の結果を発表した。対象作品は2018年10月1日から19年9月30日までに放送・掲出・掲載された広告。

同広告賞の特徴は、審査に広告関係者を含まず、消費者が生活の視点から審査を行い受賞作が決定されること。111人の消費者審査員が約1カ月間にわたり選考を行った。

「新聞」「雑誌」「テレビ」「ラジオ」「デジタル」「屋外・交通」の6部門に寄せられた応募総数は1544点。その中から70作品が入賞し、さらに部門別のJAA賞グランプリ6点、経済産業大臣賞1点が選ばれた。また、グランプリ6作品に携わった企業または個人にベストパートナー賞が贈られた。

審査員長を務めた青山学院大の芳賀康浩教授は、受賞作の傾向について「平成から令和へという時代の変わり目にあっても、消費者は懐古主義的というよりむしろ未来志向であると感じた。企業が製品・サービスやビジネスを通じて消費者に提供しようとしているのはどのような未来なのか。広告が共感を得られるかどうかは、そこにかかっているのかもしれない」と総括した。

JAA賞グランプリ、経済産業大臣賞は次の通り。

■新聞広告部門
 味の素「非常においしく食べられます。」

新聞広告部門  味の素「非常においしく食べられます。」

非常食をおいしく食べられるようアレンジレシピを紹介しているのが斬新で面白い。非常食の始末の悩みを解消してくれる有用な広告。これを機に非常食の賞味期限を確認しようと思った。(審査員:女性)

■雑誌広告部門
 味の素「シニアこそ、お肉。」

雑誌広告部門  味の素「シニアこそ、お肉。」

キャッチフレーズとおじいちゃんおばあちゃんの表情がインパクト大。高齢化社会の現代を反映している。おじいちゃんおばちゃんの笑顔がサイコー!!!(審査員:男性)

■テレビ広告部門
 クボタ「壁がある。だから、行く。『Try For Dreams. 』篇」

テレビ広告部門  クボタ「壁がある。だから、行く。『Try For Dreams. 』篇」

貧困と社会貢献をテーマにしているがつらい内容ばかりでなく未来がしっかり見える感動的なCM。企業の取り組みがうまく表現されていて企業イメージがアップした。(審査員:女性)

■ラジオ広告部門
 パナソニック「温度を聞く」

ラジオ広告部門  パナソニック「温度を聞く」

温度と音の視点がユニーク。音の違いなど意識していなかったが音の魅力を最大限に生かしていて面白い。そうなんだ!と新たな発見とともに友達に話して聞かせたい。(審査員:女性)

■デジタル広告部門
 東日本高速道路「父と母の卒業旅行 ~The Last Long Drive~」

デジタル広告部門  東日本高速道路「父と母の卒業旅行 ~The Last Long Drive~」

高齢者ドライバーという社会問題に一石を投じる、時代にマッチした秀逸な作品。免許返納をポジティブに捉えているのがいい。いろんな人に見てもらい家族で話し合うキッカケになればいい。(審査員:男性)

■屋外・交通広告部門
 南海電気鉄道「世界初!?で超めでたい!電車の夫婦にこどもが誕生」

屋外・交通広告部門  南海電気鉄道「世界初!?で超めでたい!電車の夫婦にこどもが誕生」

町や鉄道だけでなく人々の心も元気にしてくれる。人より鯛の方が多いというところからのアイデアの凄さに完敗。めでたい電車に乗ってみたくなったし応援したくなる。(審査員:女性)

■経済産業大臣賞

 テレビ広告部門
 東海テレビ放送「見えない障害と生きる。」

経済産業大臣賞  テレビ広告部門  東海テレビ放送「見えない障害と生きる。」

発達障害で苦しむ人たちを圧倒的なリアリティーで問題提示している。この事実を多くの人に知ってもらうことは問題解決の第一歩であり、テレビメディアの今後の役割ともいえるのではないか。(審査員:男性)