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ピエール瀧、薬物逮捕から“たった11カ月で俳優復帰”に擁護・批判の議論沸く
麻薬取締法違反で昨年3月に逮捕された、ミュージシャンで俳優のピエール瀧。事件から1年を待たずに芸能活動復帰が報じられ、賛否両論を巻き起こしている。
コカイン使用による逮捕劇を経て、懲役1年6カ月・執行猶予3年の有罪判決を下された瀧。2月3日配信の「スポニチ Sponichi Annex」によると、今月末に映画『ゾッキ』(来年公開)の撮影に参加し、“俳優復帰”を果たすという。同作は竹中直人、山田孝之、斎藤工が監督を務める長編映画で、同記事内では映画関係者が「監督の3人もピエールの演技を楽しみにしている。薬物で失敗したが、本人は猛省している。良い形で仕事を再開してほしいと願っているそうです」と証言している。
また瀧の復帰に向けた動きについては、2日配信の「NEWSポストセブン」も伝えている。ネット動画配信サービス「Netflix」制作のドラマ『全裸監督2』に、瀧が出演するという内容だ。瀧はパート1にも出演しており、Netflixでは逮捕後もカットなどの措置を取らずに配信。2への出演が実現すれば、ネット配信ドラマが“いわくつき”俳優たちの受け皿になる可能性もあると指摘している。
相次ぐ瀧の復帰報道を受けて、ファンからは「批判を承知の上で起用されるのだから、それだけ役者として評価されているということ」「応援してくれる人がいるのだから2度と薬物に手を出さないようがんばってほしい」と擁護する声が上がる。一方で「早すぎでしょう。執行猶予期間すら明けていないのに」「これだから『芸能界は甘い』って言われるんだよ。薬物使用で逮捕される人が次から次へ出てくる理由がよくわかる」と批判する人も多い。
俳優復帰を報じられた瀧だが、ファンとしては石野卓球とのテクノバンド「電気グルーヴ」の活動も気になるところだろう。瀧が逮捕された昨年3月、所属事務所のソニー・ミュージックアーティスツは、CDなどの在庫回収・音源の配信停止を発表。7月には瀧に続いて石野ならびに電気グルーヴのマネジメント契約終了も報告していた。
その後、電気グルーヴは同年10月に「macht inc.」を設立し、翌月にファンクラブとオンラインストアを開設した。のちに石野が「執行猶予期間ってまた社会復帰する為の期間なのに音源差し止めて収入源を断つってどういうことなんだろうね?」「“罪人に人権なぞ無い! あるのは罰と前科のみ!”なんだね」とツイートし、共感の声とともに「社会復帰の方法は芸能活動再開だけではないと思う」と否定的な意見も招くなど話題を呼んだことも記憶に新しい。
賛否両論あるとはいえ、俳優復帰作に関心が集まることは必至。瀧からの正式コメント発表を待ちたい。
(文=編集部)
後手にまわる環境政策、物価上昇による消費圧迫…変化についていけない日本
「GettyImages」より
1月21日からスイスのダボスで開かれた世界経済フォーラム年次総会(通称ダボス会議)。ここでは、気候変動と環境問題が大きく取り上げられました。その中で意図的に温暖化を否定するトランプ大統領を別にすれば、日本のこの問題に対する対応が遅れていると、批判の声が聞かれました。
その前の昨年12月にスペインのマドリードで開かれた国連気候変動枠組条約第25回締約会議(COP25)でも、石炭火力依存度が32%と高い日本が、脱石炭の道筋を示せなかったため、国際環境NGOから2回も「化石賞」を授与される不名誉を受けています。
小泉環境大臣もこの問題への取り組み姿勢を語る中での「セクシー」発言はともかく、CO2排出が問題視される肉食への批判が出ていることを知らずに、「ステーキを食べた」と発言してひんしゅくを買っています。日本の気候変動、CO2削減意識の低さが問われています。世界の関心が効率化、成長性から、地球環境を維持して生命の安全を守り、環境保全に向かっている潮流変化に、日本がついていけない現状を露呈したことになります。
JRA藤田菜七子「小倉選択」大正解!? 関東リーディング「実質」2位は武豊のおかげ?
2020年も1カ月が経過。藤田菜七子騎手が絶好調のスタートを決めている。2月2日終了時点で、6勝を挙げ関東リーディングで3位につけている。
1月に見習い騎手を卒業し、女性騎手としての減量制度「◇2kg減(特別競走・ハンデキャップ競走を除く)」となった。▲3kg減から◇2kg減になった影響を感じさせない活躍ぶりだ。
また28日にサウジアラビア遠征、3月8日にスペイン遠征を予定しており、世界を股にかけた更なる活躍が期待される。先週から来日し、南関東で短期免許騎乗中の「美しすぎる騎手」M.ミシェル騎手が話題沸騰中だが、藤田菜七子騎手も負けずに話題を提供してくれる。
現在、関東リーディングの状況は、1位のO.マーフィー騎手が「27勝」、大きく離れて2位の横山典弘騎手が「8勝」、続く3位が同率で「6勝」の藤田菜七子騎手、横山武史騎手、吉田隼人騎手が並んでいる。
先週末の藤田菜七子騎手は小倉競馬場で騎乗し、土曜2勝、日曜1勝の計3勝を挙げる大活躍だった。
「小倉では3番人気と5番人気を1着にもってくる好騎乗が光った。しかし、結果論ではあるが、東京ではなく小倉にいたのが1番の好判断ではないだろうか」(競馬記者)
週末の東京開催は土日の合計で、マーフィー騎手7勝、武豊騎手6勝、C.ルメール騎手4勝と3名の騎手で計17勝の大暴れだった。完全に短期免許の外国人騎手と関西所属騎手に関東を荒らされる結果となってしまった。
JRA所属騎手では川田将雅騎手(23勝)、武豊騎手(19勝)、ルメール騎手(17勝)が他を大きく引き離すリーディング争いとなっている。
「関東トップジョッキーの戸崎圭太騎手、三浦皇成騎手がケガで戦線離脱しているとはいえ、全国リーディングで見ると関東2位の横山典騎手ですら10位。いくらマーフィー騎手に有力馬が集まっているとはいえ、約20勝の差はあまりにも開きすぎだろう」(競馬記者)
先週でマーフィー騎手の短期免許期間が終了。強力なライバルがいなくなった今週からは言い訳のきかない状態となった。藤田菜七子騎手をはじめとした関東ジョッキーのこれからの巻き返しに期待したい。
しかしマーフィー騎手の27勝を超えるのはいつになるのやら……。
大都技研「パチスロ新機種」を発表!『番長』シリーズにも動き!?
パチスロ6号機市場において圧倒的存在感を放っている大都技研。昨年リリースした『Re:ゼロから始める異世界生活』は、6号機を代表するヒット作となった。
その後も「超Aタイプ」と銘打たれた『PYRAMID EYE』を導入するなど、新時代でも特別な存在感を放っている。その手腕が改めて評価されている状況だ。
そんなヒットメーカーが待望の新機種を発表した。
パチスロ新台『いろはに愛姫』の機種ページを公開。スペックなどの情報は紹介されていないが、ユーザーからは熱い視線が注がれている。
「かねてより噂されている人気シリーズ『吉宗』かと思われましたが、『政宗』シリーズに登場した愛姫を題材にした機種でしたね。チャンスキャラとしての位置付けであり、プレイヤーの認知度は高いですから反響は見込めると思います。
やはり注目したいのはゲーム性。高い目押し力を要する設定Cを搭載した『バンバンクロス』など画期的なマシンを発表してきた大都さんですが、本機も特徴のある仕様となっているみたいですね。
『システムが斬新すぎる!?』と関係者の間では早くも話題です。『プレイヤーの洞察力が出玉に繋がる』といった興味深い情報も存在。『これは流行る』『ディスクアップ超えるヒットも!?』との声が続出しています。仕上がりが非常に楽しみです」(パチスロライター)
6号機の最大ヒット作『Re:ゼロから始める異世界生活』をリリースするなど、他メーカーを一歩リードしている印象の大都技研。
「システムが斬新すぎる!?」との情報も出ている『いろはに愛姫』もユーザーの支持を得られるのだろうか。今後の動向に注目したいが……。
同社が誇る「キラーコンテンツ」たちに関する情報も目立つようになってきた。以前から囁かれていた「アノ機種」に関する新情報が浮上し大きな話題だ。
「開発の噂が絶えなかった『番長』シリーズですね。ここへきて『ようやく適合!?』『GW商戦時期に登場する可能性あり』と囁かれています。具体的な時期を口にする関係者が多いことからも、真実味は高いのかもしれません。
『HEY!鏡』が発売されたとはいえ、6号機としての正統後継機を待っているファンは多いですからね。さらに今年は『押忍!サラリーマン番長』が認定切れとなります。是非とも登場に期待したいところです」(パチスロ記者)
長きに亘り活躍を見せる『押忍!番長』シリーズ。最新作が間もなく登場するのだろうか。2020年も同社から目を離すことができない。
ワールドマスターズゲームズ2021関西 エントリー開始で記念イベント

WMGは、4年に1度、夏季オリンピック・パラリンピックの翌年に開催される、世界最大級の生涯スポーツの総合競技大会。おおむね30歳以上のスポーツ愛好家であれば誰でも参加できる。
アジア圏初の開催となる同大会は21年5月14~30日の17日間、関西広域(13府県政令市)で公式35競技59種目と、オープン競技を実施。過去最大規模となる、国内外から5万人の参加者を目標にしている。

記念イベントには、大会応援大使のタレント武井壮さん、アンバサダーに就任した元衆院議員の杉村太蔵さん、元スピードスケート選手の岡崎朋美さんが掛け付け、トークを展開した。
1997年日本陸上競技選手権の十種競技優勝者の武井さん、学生時代にテニスに打ち込み国体で優勝した杉村さん、そして長野オリンピックスピードスケート銅メダリストの岡崎さんは、それぞれの経験を踏まえながらスポーツの素晴らしさをアピールし、年齢を重ねてからでもチャレンジできるWMGの魅力について語り合った。
2017年のオークランド大会で元プロテニスプレーヤーのジェームズ・グリーンホール選手と対戦した杉村さんは「こういう大会でしかできない経験。手加減してもらいながら勝たせてもらった。何年に1回あるかないかのサーブが決まった」と興奮気味に話し、スカッシュ元世界チャンピオンのサラ・フィッツジェラルド選手と熱戦を繰り広げた武井さんは「ポイントも取って、結構いい勝負をした。でもその後、サラが本気を出してボコボコにされた」と笑いながら当時を振り返り「WMGに参加すると、国を代表するような選手と対戦できる。そのドキドキを楽しめるのもこの大会の魅力」と熱く語った。
今年1月、オーストリアで開催されたウィンター・ワールドマスターズゲームズ2020インスブルックのスピードスケートに出場し、500、1000メートルの2種目で金メダルを獲得した岡崎さんは、「引退して6年がたち、練習環境も整わなかったが、陸上トレーニングで補った。久しぶりに表彰台に上がれてうれしい」と笑みを見せ、「皆さんもやればできると思う。チャレンジしてほしい」と呼び掛けた。



3人は、体の動きをセンサーで検知して、AIが適正なスポーツを診断する「Dig Sports(ディグスポーツ)」を体験した。
杉村さんは反復横跳びに挑戦して、カヌー(スラローム)、野球、ソフトボールが向いていると診断されると「テニスが入っていない」と苦笑いも「カヌーには縁がなかったが、新しい自分を発見できた。頑張ります」とポジティブに受け止めていた。垂直跳びにチャレンジした岡崎さんはソフトボール、野球、柔道向きと診断され「ソフトボールは小学校の時にやっていたが、誰かが失敗すると怒るのでチームプレーに向いていない」と、自分は個人競技向きのアスリートだと自己診断した。
50メートル走で好タイムを記録した武井さんは、バレーボール、ラグビー、バスケットボール向きと診断され「ラグビーは今目を付けているスポーツ。ラグビー界のレジェンドたちとチームをつくって出場しようかと話している」と目を輝かせた。




最後に3人は「できる限り多種目に出たい」(武井さん)「テニスで記憶に残るサーブを決める」(杉村さん)、「10キロロードレースで上位を狙う」(岡崎さん)と、各競技への出場を宣言し、多くの人の参加を呼び掛けた。
同日、会場では同大会を紹介するブースや一般来場者による体験コーナーや、鳥取県で開催される「グラウンド・ゴルフ」体験エリアが設けられ、多くの参加者でにぎわった。
大会公式サイト:https://wmg2021.jp/
JRAヴァンドギャルド「チャンプロード」爆走夜露死苦!? 東京新聞杯(G3)淀の借りは府中で返す!?
9日(日)東京競馬場で東京新聞杯(G3)が開催される。昨年は後の春秋マイル王・インディチャンプが制しているレースだ。今年はヴァンドギャルド(牡4歳、栗東・藤原英昭厩舎)の久々の重賞挑戦に注目したい。
ヴァンドギャルドは3歳時にクラシック前哨戦のきさらぎ賞(G3)と毎日杯(G3)で1番人気に推されるも、4着、3着に敗れる。続くアーリントンC(G3)はかかり気味で精彩を欠き9着に惨敗し、その後休養に入った。
休養明けは9月の1勝クラスから再始動し、大外を回りながら2馬身差をつける圧勝。夏の成長ぶりを見せつける結果となった。勢いそのままに、2勝クラスでも2馬身半差をつける勝利。次走のウェルカムS(3勝クラス)は着差こそ半馬身だったが、着差以上の強い勝ち方だった。
ウェルカムSはジャパンC(G1)と同日に行われた。金曜からの雨の影響で、馬場状態は重馬場。しかし、ただの重馬場ではなく、比較的荒れていない外側の芝に雨がたまり、荒れている内側の芝に水が溜まっておらず、内のほうが伸びるという特殊な馬場だった。
そんな馬場状態にもかかわらず、ヴァンドギャルドは内で逃げ粘る馬を、外から見事に差し切った。ジャパンCは内をついた馬が勝利していることからも、ヴァンドギャルドの能力の高さがうかがえる。今後の重賞戦線での活躍を期待させるパフォーマンスだった。
また昨年の勝ち馬インディチャンプもアーリントンCの敗戦後、連勝でオープン入りして東京新聞杯に挑んだ。そしてこの重賞初制覇をステップに、春秋マイル王の座に駆け上がった。「前例」のある縁起のいいローテーション、まさに「チャンプロード」だ。
さらに縁起のいいことに鞍上は昨秋以降手綱をとっていた福永祐一騎手が予定されている。前走のウェルカムSは騎乗停止期間だった同騎手に代わり、岩田望来騎手が手綱をとったが、今回はコンビ復活となる。福永騎手は昨年のインディチャンプにも騎乗しており、東京新聞杯2連覇がかかる。
マイル王の背中を知る福永騎手がヴァンドギャルドの重賞初制覇、そして自身の今年初重賞制覇をかけて東京新聞杯に挑む。
そして同日、京都競馬場ではきさらぎ賞が開催される。明け4歳・ヴァンドギャルドにとって、1年前の淀のリベンジを府中で果たしたいところだ。
パチンコ「暗黒期」にお手上げ!?「勝負の綾」をたぐり寄せることができるか……「命運」を賭けた一戦!!
当らない、連チャンしないのパチンコ暗黒期真っ只中の町男でしたが、前回『真・ゴジラ甘』が多少火を吹き、復調の兆しを見せたところ。
しかし、安心するのはまだ早い。この暗黒期の厄介なところは、一度くらいツキを見せたところで、それがダミーだったりします。疑似2連ガセ。思わせぶりでスカすやつです。
つまり、次の台が試金石となるわけですが、これがどうにも微妙な結果。
打った機種は『ぱちんこCR真・北斗無双219ver』。ポイントとなるのは、ハマらずに初当りを取れるか。確変50%を引っかけられるか。RUSH突入時には、ミドルバージョンほどの継続率はないので連チャンできるか、といったところ。
しかし、初当りが305回転。ST入らず。時短引き戻しでRUSHねじ込むも単スルー。うーん、運が良いんだか悪いんだか……。引き戻しの大当りも「七星チャージ」の4Rと、わりと薄いところ引いたし、全体的にはやはりまだダメな印象。これは気を引き締めないと。
本日2台目は『CRスーパー海物語IN沖縄4桜バージョン』。打ち始めの回転数が「676」と前任者がだいぶハマっていた台です。このハマリ台を打つ時にも、自分の調子が色濃く反映されるもので、バイオリズムが良い時はすぐに当りをものにできます。絶好時には数回転から2、30回転も回せば大当りする、お座り一発レベルの引きが炸裂するものです。
逆にダメな時は、前任者の不調を覆せないどころが同調してしまい、より深いハマリの闇へと私を誘います。こうなると本当に当る気がしなくなるので要注意ですね。
このハマリ台において、運・不運とか、ツキがあるとかないとか、調子の良し悪しを見る際の勘どころは「激アツ演出」。最初に出てきた激アツで当ればOK、外すとアウト。特に、その機種固有の高信頼度演出においてその傾向が顕著になる感じです。
今打っている『海』シリーズでいえば、もちろん「魚群」ですね。果たして、私が打ち始めて82回転目、通算785回転でその時がやってきました。マンボウの連続演出からワリンチャンスに発展し、魚群が出現! 見事にこの変動で大当りです。
と、全然悪くない、むしろ復調の兆しを感じたのですが、連チャンが3回と絶妙に微妙な結果に。完全にどっちつかずのI want youですね。迷走を深めた町男です。
さて、3台目は『CRぱちんこ魔法少女まどかマギカ まどかver.』です。偶然にも、ここまですべて人気機種のライトミドルバージョン。これはこれで運が良い。調子を整えるには格好の環境です。
逆にいえば、ここで是が非でも調子を回復させておきたい場面ではあります。こうやって舞台が整った状況でつまずくと傷を深めるばかり。今後の流れを決める「勝負の綾」をたぐり寄せることができるか。命運を賭けた一戦です!
……町男のソウルジェムは解放されませんでした。
確率内で大当りしたものの、15%のRUSH直撃はもちろん、なんのチャンスアップも発生しないまま「ワルプルギスの夜」であっさり敗退です。
それにしても最近の1種2種混合機におけるRUSH入らないっぷりときたら、やばいですね。4機種打って1回だけ。しかも、その1回が『甘ゴルゴ』。こっちも暗黒期でした。
コンプリート台 66台
現在の持ち玉 23165発
現在の収支 +11565発
(文=大森町男)
JRA根岸S(G3)モズアスコット「衝撃の新星」初ダートも難なくクリアでフェブラリーS制覇に手応え十分
2日に開催された第34回根岸S(G3)は、連覇を狙う昨年の勝ち馬コパノキッキング、近走地力強化が著しいミッキーワイルド、それ以外にもワイドファラオ、ワンダーリーデル、ダノンフェイスなど多彩な顔触れが揃った。
23日に行われるフェブラリーS(G1)を占う意味でも注目のレースとなったが、勝ったのは芝G1・安田記念馬の初ダート挑戦が注目されたモズアスコット。
レースはコパノキッキングが好スタートからハナに立つ勢いだったが、外枠からドリームキラリが譲らずに主張。これを先に行かせてコパノは2番手を追走、前半3Fは35.0と平均やや速めのラップを刻む。
ワイドファラオは4番手、そのあとにミッキーワイルド、ダノンフェイスなど有力どころが続いた。
モズアスコットはスタートで痛恨の出遅れをしたものの、C.ルメール騎手は冷静にリカバリー。中団やや後方の外目をキープしつつ、砂を被らずにポジションを上げていける位置取りを進んだ。
終始楽な手応えで直線入り口では早くも8番手まで押し上げると、残り400mからのGOサインで一気に加速、一杯に追うコパノキッキングを尻目に悠々と突き抜けた。
全体ラップ12.5-10.9-11.6-12.3-11.9-11.6-11.9と息を入れるタイミングがなく、淀みのない流れは、逃げ先行勢に厳しかったことは否めない。だが、コパノキッキングがマークされる側だったとはいえ、モズアスコットは同じ58キロを背負っていた上に出遅れる不利があっただけに、やはり完勝といえる内容だった。
レース後にC.ルメール騎手は「強かったです。今日のレースぶりなら1600mのフェブラリーSも大丈夫でしょう」と本番の手応えをコメント。
管理する矢作芳人調教師は「母方の血統や走りっぷりからダートも大丈夫と考えていました。この後はフェブラリーSへ向かいます。その先はオーストラリアのレースを考えています」と海外遠征も視野に入れていることが発表された。
モズアスコットがこのままフェブラリーSも勝利すれば、芝・ダートの両G1制覇の偉業を達成することになる。また、近年では安田記念、フェブラリーSで勝利を収めたのはアグネスデジタル以来。
陣営によるとまだまだ完調手前だったということで期待は大きくなるばかり。我々競馬ファンとしてはうれしい誤算で、楽しみが増えたといえそうだ。
◆過去にJRAダート重賞を勝利した芝G1馬
ホクトベガ(エリザベス女王杯、フェブラリーS)
クロフネ(NHKマイルC、ジャパンカップダート)
アグネスデジタル(マイルCS、安田記念、天皇賞・秋、香港C、フェブラリーS)
イーグルカフェ(NHKマイルC、ジャパンカップダート)
アドマイヤドン(朝日杯FS、フェブラリーS)
アジアエクスプレス(朝日杯FS、レパードS)
モズアスコット(安田記念、根岸S)
※世代限定戦以外の芝G1馬ではアグネスデジタルに次いで2頭目
JRA「歯車狂った」プリモシーン復活は? 「状態良好」陣営の工夫とは
2月9日(日)に開催される東京新聞杯(G3)。一昨年の勝ち馬はG1競走3連勝を置き土産に引退したリスグラシュー、昨年の覇者インディチャンプは統一マイル王に輝いた。近年の勝ち馬の活躍により、出世レースとして注目されている1戦に、復活を誓うプリモシーン(牝5歳、美浦・木村哲也厩舎)が出走を予定している。
昨年、プリモシーンは福永祐一騎手とコンビを結成すると、始動戦のダービー卿チャレンジT(G3)で2着と結果を出す。その後、向かったヴィクトリアマイル(G1)では上がり最速の脚を使い、勝ち馬とタイム差ナシの2着。あわや勝利という惜しい競馬を見せた。
中京記念(G3)でも牡馬相手に3着と好走したことで、G1制覇も目前かと思われていた。だが、次走の府中牝馬(G2)で歯車が狂い始める。1番人気に支持されていたプリモシーンは、出遅れると最後の直線でもいつもの伸びを欠き、15着と殿負け。続くマイルチャンピオンS(G1)には、W.ビュイック騎手を背に挑戦するも11着と、2戦続けて二桁着に終わっていた。
「府中牝馬Sは前走から+12キロの506キロで出走。ノーザンファーム天栄から帰厩した際には520キ口くらいあったと聞いています。馬体を大きくしようとする意図があったようですが、一部の関係者たちからは『距離が伸びるのに大丈夫か?』と不安視されていましたよ。
そして、その不安は的中し、まさかの惨敗。次走のマイルチャンピオンSでは馬体重こそ落ちていたものの、この敗戦が尾を引いたのか11着に終わっています。ただ状態さえ整っていれば、まだその実力は一線級にも引けを取らないはず。ここで復活の狼煙をあげてもらいたいですね」(競馬誌ライター)
陣営としても昨年後半の失速を気にしているようだ。「netkeiba.com」の取材に対し、木村調教師は「放牧先では食生活を抜本的に変えるなど工夫」したといい、「今回は毛ヅヤも良いですし、状態も良い」と明かし、また「昨秋は馬場に入る時でも妙にドッシリとしていたのですが、今回は良い頃のようにうるさい面を見せています」などと語っている。
今回鞍上にM.デムーロ騎手を迎える予定のプリモシーン。同馬の狂った歯車はもとに戻ったのだろうか? ここが今後を左右する試金石となりそうだ。