「そろそろ遺書用意しようかな」 アラフィフ女性が半生をストレートに書き綴る珠玉エッセイ

 

 「人は、誰もが一冊は本を書くことができる」とはよく聞く言葉だが、いざ書き出そうとすると、何を書いていいのか分からないという人がほとんどではないだろうか。

 しかし、書いていくうちに、自分の見てきたもの、経験したこと、悩んだこと、苦しんだこと、そして楽しかった記憶があふれ出てくる。そして、その豊かな時間を過ごした半生を通して、伝えたいことがたくさんあると気づくのだろう。

 53歳。人生の折り返し地点に立っている波留雅子さんは、「書かないといられなかった」という衝動からエッセイを執筆し、一冊の本を上梓した。

 執筆中、「何で書いてるんだろう?」と自問したという。その自問に対する答えは「書かないといられなかった」から。そうして生まれたのが『ママ、遺書かきました』(幻冬舎刊)だ。

■50代になってから始まった「自分探し」の中で

 本書はアラフィフ女性の等身大が詰まったエッセイ集。

 目次を見ると、60個の四字熟語とその言葉に沿ったタイトルが並ぶ。そして、さまざまな四字熟語が織り成す珠玉のエッセイたちを通して、バブル時代に青春を過ごし、OLを経験し、家庭に入り、子育てにまい進してきた雅子さんの半生が書き綴られている。

 父と姑を看取り、86歳の実母との暮らしを通し、少しずつ身近に感じてくる自分の「老い」と「死」。子どもが巣立っていった後の自分の人生に対する戸惑いもある。 そんな思いを抱えた雅子さんが、「ママそろそろ遺書用意しようかな。みんなに長い手紙書こうかな」と言うと、「いいんじゃない。早く書いてね。楽しみにしてるよ」と雅子さんの娘さん。そうして書かれたのがこの本だ。

 40代まではずっと自分の役割をこなすことに忙殺され続ける。それは家庭に入った人も、仕事をしている人も同じ。雅子さんは「ゆっくり自分の良さを生かした花を咲かせることは難しい」と振り返る。

 しかし、50歳を超えて、家庭も仕事も一段落すると、自分自身やこれからについて考える余裕が出てくる。そのときに改めて「やりたいことって何だろう?」「自分ってどんな性格だっけ?」と自分探しを始めるのだ。

■悩みを力に変えて、流れに逆らい続けろ!

 今、私たちは新型コロナウイルスの感染拡大から、大きな不安の中で生活することを余儀なくされている。ただ、その中でも大事なことが2つある。

 一つは、どんな状況においても生きている限り自分の人生は続いているということ。もう一つは、年齢を重ねる過程において私たちが悩むことは、変わらないということ。

 では、そうした悩みをどう乗り越えていくのか。雅子さんは本の中で次のようにつづっている。

若い女性はそこにいるだけで美しい。でも私たちは下りのエスカレーターに乗っている。立ち止まっていては下ってしまう。だから悩みも逆境も力に変えて、流れに逆らい登り続けて行くしかない。(p.77-78より引用)

「じっとしているのは性に合わない私たち」と言ってエールを贈りつつ、自分自身も猪突猛進に突き進んでいこうとする雅子さん。この本はそんな雅子さんが醸し出すパワーに溢れている。

 ◇

 娘3人息子1人の子育てや、姑、両親との同居、三世代の暮らし、親の介護、魅力的な女友達、幅広い職歴、料理の話など、小気味好いテンポで話題が繰り広げられる。

 今までの人生を振り返りながら、これからの人生を想う。そんな雅子さんの姿に、多くの女性は共感を抱くはずだ。そして、「あ、これは自分も思ったことがある」「こういうとき、こう考えればいいのか」という発見やヒントが見つかるはず。

 雅子さんと同じアラフィフ世代の女性をはじめ、幅広い世代の女性に元気を分けてくれる一冊だ。
(新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

欅坂46はなぜ改名せねばならなかったか「大人へのレジスタンス」というイメージを超えて

 欅坂46が7月16日に開催したオンライン無観客配信ライブ「KEYAKIZAKA46 Live Online, but with YOU!」にて、欅坂46としての活動に幕を閉じた後、改名して新たな道を進むことを発表した。

 8thシングル「黒い羊」以降、約1年5カ月もの間リリースがなく、2020年1月にはデビューシングルから一貫してセンターを務め続けてきた平手友梨奈が脱退するなど、当初21人いた1期生が13人にまで減り、2期生メンバーのほうが多い状態になっていた欅坂46。いったんその歴史に幕を下ろし、再スタートを切る形となる。

 まずは、この無観客生配信ライブ「KEYAKIZAKA46 Live Online, but with YOU!」が、非常に意欲的な取り組みであったことを述べておきたい。

 ひとつのステージから行うのではなく、幕張メッセ内の各所に設置された複数のステージをメンバーが行き来する。トラックや乗用車が乗り入れてくる。ファンとリアルタイムでコミュニケーションを取りながらMCを進行する。そしてこれらを、会場外の扉も含めた縦横無尽に移動する動的なカメラワークによって見せる。まさに、見る者を魅了する素晴らしい作品であった。この新型コロナウイルス禍の状況においても、やはり欅坂のメンバーとクリエイティブチームは、このアイドルシーンにおいて、とりわけ異彩を放っていることを提示してみせたのである。

誰よりも間近で眺めていた、日向坂46の成功

 だからこそ、なぜ改名なのか。

 平手友梨奈を中心としたこれまでの欅坂46のイメージをアップデートできない、という判断があったことは間違いないだろう。「サイレントマジョリティー」での2016年4月のセンセーショナルなデビュー以降、8作連続で平手友梨奈がセンターを務め続けてきた結果、できあがってしまった欅坂46=平手の図式。それを、彼女の脱退後に更新することは容易ではなかった。

 欅坂46のファンであれば、平手以外にも魅力的なメンバーが多数おり、ダークな雰囲気の楽曲以外にもポップで明るい曲が多くあることを知っている。それらのすべてを踏まえ、ファンは欅坂46を応援していたのだ。しかしそれだけでは、独り歩きした一般へのイメージを更新することはできなかった。その代わりに、アップデートするのではなくいったん区切りをつけることによって、欅坂46が創り上げてきた約5年間を「冷凍保存」状態に置くことを選んだのだろう。

 欅坂46と日向坂46は、同じSeed&Flower合同会社所属のグループだ。欅坂46のリリースが滞っている一方で、欅坂46の下部組織ユニット「けやき坂46」としてスタート、その後日向坂46へと改名し、1stシングルは欅坂46が保持していたデビューシングルの売り上げ記録を更新、デビュー1年目にして紅白歌合戦へ初出場を果たした日向坂46。その実績を誰よりも間近に見ていたのは、欅坂46である。しかし日向坂46と違って欅坂46は、約5年の歴史にいったん幕を閉じてからの再出発となる。改名からその後の成功へと一直線に進んでいった日向坂46とは、その点が明確に違う。

 タレントの改名など、いまや珍しいものではない。アイドルグループでもイメージ刷新のため、メンバーはそのままで改名を敢行することもある。ももいろクローバーZは改名後に大きく飛躍。モーニング娘。がその偉大な歴史を背負いながらも前進するため、毎年「改名」を行いその年の数字をグループ名に冠しているのはその代表例だろう。

グループへの愛を今なお強く持ち続ける卒業メンバーたち

 卒業メンバーの行状などによりネガティブなイメージが先行する欅坂46かもしれないが、それがすべてではない。

 グループを去ったメンバーには、「欅坂46に戻りたい」と発言する志田愛佳のような者もいる。今回のオンライン無観客配信ライブを視聴した織田奈那はTwitterで、「今日のライブを見て、みんな本当に可愛くて、かっこよくて、綺麗で、早くみんなが輝いているところを沢山見たいと思ったし、みんながもっと伸び伸び楽しく活動できる日が来て欲しいと強く思いました」と、熱い想いを吐露した。紆余曲折あったものの、グループへの愛を今なお強く持ち続けるメンバーもいるのだ。

 10月のラストライブにおいて、欅坂46はその歴史にいったん幕を閉じる。しかし、メンバーが変わるわけではない。新たな名前で、新たな一歩を踏み出していくのだ。積み上がった偉大な楽曲たちがどうなっていくのか、実際のところ名前はどうなるのか、現時点ではまだ明確な発表はなくわからないことも多い。

 しかし、「KEYAKIZAKA46 Live Online, but with YOU!」のラストでも披露された事実上のラストシングル「誰がその鐘を鳴らすのか?」には、「大人たちに対するレジスタンス」というこれまでの欅坂46の姿とは明確に異なる言葉がつづられている。過去の楽曲群から採られた言葉たち――「権力」「支配」といった言葉たち――を拾いながらも、次のステップに向かう姿勢が、メンバーみずからの手でたぐり寄せるようにつづられているのだ。

 愛の救世主
 誰がその鐘を鳴らすのか?
 そんな重たい責任を持てるかい?
 逃げたいだろう?
 その綱の大きな権力を
 逆に誰も握ろうとするかも…
 鐘を鳴らせる主導権なんか
 意味はないんだよ
 支配したって幸せにはなれない
 愚かなことだ

 涙に覆われた、7月16日のこのパフォーマンスを忘れることはないだろう。欅坂46の約5年間の活動に対して、全身全霊の愛と敬意と尊敬を込めて、感謝を。

 そして、2020年10月まで続く欅坂46としての活動に感謝しつつ、その先の未来にどんな新たなグループが生まれるのか、楽しみにしたい。

(文=ガリバー)

●ガリバー
アイドルのライブに通い始めて15年目。コロナ禍以前には、メジャーアイドルからインディーズ、地方アイドルのライブや握手会にまで年間約200~300回ほどは足を運んでいました。大阪の地を拠点に、北は北海道から南は沖縄まで全国を回ります。現在は坂道シリーズを中心に、乃木坂46では齋藤飛鳥さん、岩本蓮加さん、筒井あやめさん、弓木奈於さん、欅坂46では小池美波さん、藤吉夏鈴さん、山崎天さん、日向坂46では齊藤京子さんを推しています。<Twitter:@gulliverdj>

欅坂46はなぜ改名せねばならなかったか「大人へのレジスタンス」というイメージを超えて

 欅坂46が7月16日に開催したオンライン無観客配信ライブ「KEYAKIZAKA46 Live Online, but with YOU!」にて、欅坂46としての活動に幕を閉じた後、改名して新たな道を進むことを発表した。

 8thシングル「黒い羊」以降、約1年5カ月もの間リリースがなく、2020年1月にはデビューシングルから一貫してセンターを務め続けてきた平手友梨奈が脱退するなど、当初21人いた1期生が13人にまで減り、2期生メンバーのほうが多い状態になっていた欅坂46。いったんその歴史に幕を下ろし、再スタートを切る形となる。

 まずは、この無観客生配信ライブ「KEYAKIZAKA46 Live Online, but with YOU!」が、非常に意欲的な取り組みであったことを述べておきたい。

 ひとつのステージから行うのではなく、幕張メッセ内の各所に設置された複数のステージをメンバーが行き来する。トラックや乗用車が乗り入れてくる。ファンとリアルタイムでコミュニケーションを取りながらMCを進行する。そしてこれらを、会場外の扉も含めた縦横無尽に移動する動的なカメラワークによって見せる。まさに、見る者を魅了する素晴らしい作品であった。この新型コロナウイルス禍の状況においても、やはり欅坂のメンバーとクリエイティブチームは、このアイドルシーンにおいて、とりわけ異彩を放っていることを提示してみせたのである。

誰よりも間近で眺めていた、日向坂46の成功

 だからこそ、なぜ改名なのか。

 平手友梨奈を中心としたこれまでの欅坂46のイメージをアップデートできない、という判断があったことは間違いないだろう。「サイレントマジョリティー」での2016年4月のセンセーショナルなデビュー以降、8作連続で平手友梨奈がセンターを務め続けてきた結果、できあがってしまった欅坂46=平手の図式。それを、彼女の脱退後に更新することは容易ではなかった。

 欅坂46のファンであれば、平手以外にも魅力的なメンバーが多数おり、ダークな雰囲気の楽曲以外にもポップで明るい曲が多くあることを知っている。それらのすべてを踏まえ、ファンは欅坂46を応援していたのだ。しかしそれだけでは、独り歩きした一般へのイメージを更新することはできなかった。その代わりに、アップデートするのではなくいったん区切りをつけることによって、欅坂46が創り上げてきた約5年間を「冷凍保存」状態に置くことを選んだのだろう。

 欅坂46と日向坂46は、同じSeed&Flower合同会社所属のグループだ。欅坂46のリリースが滞っている一方で、欅坂46の下部組織ユニット「けやき坂46」としてスタート、その後日向坂46へと改名し、1stシングルは欅坂46が保持していたデビューシングルの売り上げ記録を更新、デビュー1年目にして紅白歌合戦へ初出場を果たした日向坂46。その実績を誰よりも間近に見ていたのは、欅坂46である。しかし日向坂46と違って欅坂46は、約5年の歴史にいったん幕を閉じてからの再出発となる。改名からその後の成功へと一直線に進んでいった日向坂46とは、その点が明確に違う。

 タレントの改名など、いまや珍しいものではない。アイドルグループでもイメージ刷新のため、メンバーはそのままで改名を敢行することもある。ももいろクローバーZは改名後に大きく飛躍。モーニング娘。がその偉大な歴史を背負いながらも前進するため、毎年「改名」を行いその年の数字をグループ名に冠しているのはその代表例だろう。

グループへの愛を今なお強く持ち続ける卒業メンバーたち

 卒業メンバーの行状などによりネガティブなイメージが先行する欅坂46かもしれないが、それがすべてではない。

 グループを去ったメンバーには、「欅坂46に戻りたい」と発言する志田愛佳のような者もいる。今回のオンライン無観客配信ライブを視聴した織田奈那はTwitterで、「今日のライブを見て、みんな本当に可愛くて、かっこよくて、綺麗で、早くみんなが輝いているところを沢山見たいと思ったし、みんながもっと伸び伸び楽しく活動できる日が来て欲しいと強く思いました」と、熱い想いを吐露した。紆余曲折あったものの、グループへの愛を今なお強く持ち続けるメンバーもいるのだ。

 10月のラストライブにおいて、欅坂46はその歴史にいったん幕を閉じる。しかし、メンバーが変わるわけではない。新たな名前で、新たな一歩を踏み出していくのだ。積み上がった偉大な楽曲たちがどうなっていくのか、実際のところ名前はどうなるのか、現時点ではまだ明確な発表はなくわからないことも多い。

 しかし、「KEYAKIZAKA46 Live Online, but with YOU!」のラストでも披露された事実上のラストシングル「誰がその鐘を鳴らすのか?」には、「大人たちに対するレジスタンス」というこれまでの欅坂46の姿とは明確に異なる言葉がつづられている。過去の楽曲群から採られた言葉たち――「権力」「支配」といった言葉たち――を拾いながらも、次のステップに向かう姿勢が、メンバーみずからの手でたぐり寄せるようにつづられているのだ。

 愛の救世主
 誰がその鐘を鳴らすのか?
 そんな重たい責任を持てるかい?
 逃げたいだろう?
 その綱の大きな権力を
 逆に誰も握ろうとするかも…
 鐘を鳴らせる主導権なんか
 意味はないんだよ
 支配したって幸せにはなれない
 愚かなことだ

 涙に覆われた、7月16日のこのパフォーマンスを忘れることはないだろう。欅坂46の約5年間の活動に対して、全身全霊の愛と敬意と尊敬を込めて、感謝を。

 そして、2020年10月まで続く欅坂46としての活動に感謝しつつ、その先の未来にどんな新たなグループが生まれるのか、楽しみにしたい。

(文=ガリバー)

●ガリバー
アイドルのライブに通い始めて15年目。コロナ禍以前には、メジャーアイドルからインディーズ、地方アイドルのライブや握手会にまで年間約200~300回ほどは足を運んでいました。大阪の地を拠点に、北は北海道から南は沖縄まで全国を回ります。現在は坂道シリーズを中心に、乃木坂46では齋藤飛鳥さん、岩本蓮加さん、筒井あやめさん、弓木奈於さん、欅坂46では小池美波さん、藤吉夏鈴さん、山崎天さん、日向坂46では齊藤京子さんを推しています。<Twitter:@gulliverdj>

パチンコ店あわや「営業停止」の事態に!? 「大失態」に泣き崩れるスタッフ…


 現在、パチンコ店のセキュリティシステムは非常に厳重なものとなっており、「ゴト行為」などの魔の手から身を守る万全な体制が整えられております。

 防犯カメラはホールの至る所に設置され、遊技台は簡単に開かないようにワイヤーでロックされております。不正な電波や振動にも敏感に反応しますので、不届き者の存在を察知できる役割を果たしているのです。

 それだけではございません。ホール内には至る場所が鍵で施錠されております。遊技台は当然ながら、サンドや島、メダルや玉が入っているタンクなどの様々な箇所がロックされているのです。

 遊技台などに鍵が掛かっていなければ、メダルや玉が「貸出」以外の手段で簡単に手に入ってしまい、ホールは無法地帯となってとても営業などできません。それだけ鍵は重要な役割を担っております。

 要所すべてを施錠することによって、必然的にスタッフが身に着ける鍵の量は非常に多くなります。あまりの多さに、新人スタッフが種類を覚えるのに苦労するのはお決まりのパターンです。

 無論、鍵は「セキュリティの生命線」ですので、すぐに新人スタッフが身に着ける事はなく、ある程度仕事を覚えた段階で貸与されるのが一般的だと思います。万が一鍵を失くしてしまったら、それこそホール営業の危機に直面する大問題となりますから…。

 では、もしスタッフが鍵を失くしてしまった場合、どのような問題が生じるのでしょうか。実は、私がホールに勤めていた頃、スタッフが鍵を失くして大慌てとなった事が何回かありました。

 今回は、その中でも特に印象的だったエピソードをご紹介いたします。

 あれは忘れもしない2年前の春の出来事でございました。その日は遅番で、夕方から閉店までの業務を行っており、稼働も落ち着いていてゆったりとした時間が流れていたのです。お客様からの呼び出しもあまりなく、「暇だなあ」なんて思いながらバックヤードの清掃をひたすら行っておりました。

 時刻は21時を過ぎ、遊技を終えて帰るお客様が増えてくるタイミングで、私はホールへと戻りました。ジェットカウンターにてひたすらメダルを流していた時、他のスタッフから一番耳にしたくない報告がインカムを通じて流れてきたのです。

「すみません。台の鍵をなくしました…」

 報告を聞いたホール責任者は慌てた様子で「手の空いてるスタッフ全員で鍵の捜索をお願いします。私は鍵を失くしたタイミングをカメラで確認します」と言いました。

 当然ながら、スタッフは鍵をキーチェーンやフックで固定して携帯しておりますので、簡単には落としたりすることはありません。考えられるとすれば、フックの金具が歪んで隙間が生じ、そこから鍵が抜け落ちた可能性があります。

「マジかよ」と心の中で思いましたが、それは他のスタッフも同じだと思います。なぜなら、鍵を失くしてしまった場合は、見つかるまでひたすら鍵の捜索を行わなくてはならないからです。もし見つからなかった場合、店にある台の鍵全てを新しいものへ交換しなくてはなりません。

 更には、遊技台の鍵穴シリンダーを新しい規格に変える必要が出てきます。数百台分のシリンダーを交換するとなると…考えるだけで頭が痛くなってしまいます。次の日の営業はまず不可能でしょう。

 私も必死になって鍵を探しましたが、いくら探しても見つかる気配はありませんでした。当事者のスタッフに心当たりがないか聞いてみましたが、完全に精神が崩壊しており「すみません…わからないんです…」と泣きじゃくって話になりません。

 私は「お前がそんなんじゃ見つかる物も見つからないじゃないか!」と喝を入れて奮い立たせました。このまま「見つかりませんでした」ではシャレにならないだけに、スタッフ全員が必死でした。休日だった店長も鍵の捜索のために店に来るほどの大問題です。

 誰もが話す事もなく真剣に探し回ったのですが…。結局、閉店時間になっても鍵は見つかりませんでした。勤務時間が過ぎてしまいましたが、事態が深刻なだけに閉店後もひたすら鍵の捜索を続けたのです。

 時が経つにつれ、他のスタッフにも焦りの色が見え始め「これ、マジでやばいよね」「明日の営業どうなるんだろう」と不安を隠せない様子でした。当事者のスタッフも顔面蒼白となっており、もはや声を掛けるのも躊躇する程に落ち込んでおりました。

 もはや成すすべなく「最悪の事態」が頭によぎったのですが…。カメラ確認をしていたホール責任者から「○○さん(当事者)が営業中に外へ点検に行ってるから、全員で店舗周りを探してくれ」と指示があったのです。

 時刻は閉店時間を過ぎた真夜中です。外は暗くて鍵があったとしても「見つけられないのでは」と思いましたが、そんな事を言っている場合ではありません。事務所にある懐中電灯を持ってすぐさま外へ向かおうとしたその時でした。

 事務所の椅子の下に「見覚えのある鍵」がポツンと一個落ちているではありませんか!!

 それは紛れもなくスタッフが失くした台の鍵でした。絶望に打ちひしがれていた私のテンションは瞬く間に最高潮へと辿りつき、天にも昇るような高々とした声で「鍵がありました!」とインカムで叫んだのです。

「おおおお!」「よくやった!」と歓喜するスタッフ。店長からは「さすがはうちのエーススタッフだ!」と労いの言葉をいただきました。誰よりも責任を感じていた当事者のスタッフは泣きながら「ありがとうございます、ありがとうございます」と、何度も頭を下げておりました。

 灯台下暗しとはまさにこの事でしょう。どうやら事務作業で椅子に座っていた際にポロリと鍵が落ちてしまったみたいです。ホール内を必死で探すあまり、事務所の捜索はおろそかになっていたのかもしれません。

 最終的に見つかったから良かったものの、もしこのまま鍵が出てこなかったら…。そう考えると今でもゾッとします。本当に見つかってよかったです。あの時に感じた安堵感とも違う異常なまでの高揚感は今でも忘れられません。

 それだけパチンコ店において、鍵が重要な役割を果たしているという事なのです。

 まずあり得ないとは思いますが、スタッフがホールで鍵を落とす姿を目撃した際は、拾って届けてあげるといいかもしれません。きっと泣いて喜ぶと思いますよ。

(文=ミリオン銀次)

パチンコ店あわや「営業停止」の事態に!? 「大失態」に泣き崩れるスタッフ…


 現在、パチンコ店のセキュリティシステムは非常に厳重なものとなっており、「ゴト行為」などの魔の手から身を守る万全な体制が整えられております。

 防犯カメラはホールの至る所に設置され、遊技台は簡単に開かないようにワイヤーでロックされております。不正な電波や振動にも敏感に反応しますので、不届き者の存在を察知できる役割を果たしているのです。

 それだけではございません。ホール内には至る場所が鍵で施錠されております。遊技台は当然ながら、サンドや島、メダルや玉が入っているタンクなどの様々な箇所がロックされているのです。

 遊技台などに鍵が掛かっていなければ、メダルや玉が「貸出」以外の手段で簡単に手に入ってしまい、ホールは無法地帯となってとても営業などできません。それだけ鍵は重要な役割を担っております。

 要所すべてを施錠することによって、必然的にスタッフが身に着ける鍵の量は非常に多くなります。あまりの多さに、新人スタッフが種類を覚えるのに苦労するのはお決まりのパターンです。

 無論、鍵は「セキュリティの生命線」ですので、すぐに新人スタッフが身に着ける事はなく、ある程度仕事を覚えた段階で貸与されるのが一般的だと思います。万が一鍵を失くしてしまったら、それこそホール営業の危機に直面する大問題となりますから…。

 では、もしスタッフが鍵を失くしてしまった場合、どのような問題が生じるのでしょうか。実は、私がホールに勤めていた頃、スタッフが鍵を失くして大慌てとなった事が何回かありました。

 今回は、その中でも特に印象的だったエピソードをご紹介いたします。

 あれは忘れもしない2年前の春の出来事でございました。その日は遅番で、夕方から閉店までの業務を行っており、稼働も落ち着いていてゆったりとした時間が流れていたのです。お客様からの呼び出しもあまりなく、「暇だなあ」なんて思いながらバックヤードの清掃をひたすら行っておりました。

 時刻は21時を過ぎ、遊技を終えて帰るお客様が増えてくるタイミングで、私はホールへと戻りました。ジェットカウンターにてひたすらメダルを流していた時、他のスタッフから一番耳にしたくない報告がインカムを通じて流れてきたのです。

「すみません。台の鍵をなくしました…」

 報告を聞いたホール責任者は慌てた様子で「手の空いてるスタッフ全員で鍵の捜索をお願いします。私は鍵を失くしたタイミングをカメラで確認します」と言いました。

 当然ながら、スタッフは鍵をキーチェーンやフックで固定して携帯しておりますので、簡単には落としたりすることはありません。考えられるとすれば、フックの金具が歪んで隙間が生じ、そこから鍵が抜け落ちた可能性があります。

「マジかよ」と心の中で思いましたが、それは他のスタッフも同じだと思います。なぜなら、鍵を失くしてしまった場合は、見つかるまでひたすら鍵の捜索を行わなくてはならないからです。もし見つからなかった場合、店にある台の鍵全てを新しいものへ交換しなくてはなりません。

 更には、遊技台の鍵穴シリンダーを新しい規格に変える必要が出てきます。数百台分のシリンダーを交換するとなると…考えるだけで頭が痛くなってしまいます。次の日の営業はまず不可能でしょう。

 私も必死になって鍵を探しましたが、いくら探しても見つかる気配はありませんでした。当事者のスタッフに心当たりがないか聞いてみましたが、完全に精神が崩壊しており「すみません…わからないんです…」と泣きじゃくって話になりません。

 私は「お前がそんなんじゃ見つかる物も見つからないじゃないか!」と喝を入れて奮い立たせました。このまま「見つかりませんでした」ではシャレにならないだけに、スタッフ全員が必死でした。休日だった店長も鍵の捜索のために店に来るほどの大問題です。

 誰もが話す事もなく真剣に探し回ったのですが…。結局、閉店時間になっても鍵は見つかりませんでした。勤務時間が過ぎてしまいましたが、事態が深刻なだけに閉店後もひたすら鍵の捜索を続けたのです。

 時が経つにつれ、他のスタッフにも焦りの色が見え始め「これ、マジでやばいよね」「明日の営業どうなるんだろう」と不安を隠せない様子でした。当事者のスタッフも顔面蒼白となっており、もはや声を掛けるのも躊躇する程に落ち込んでおりました。

 もはや成すすべなく「最悪の事態」が頭によぎったのですが…。カメラ確認をしていたホール責任者から「○○さん(当事者)が営業中に外へ点検に行ってるから、全員で店舗周りを探してくれ」と指示があったのです。

 時刻は閉店時間を過ぎた真夜中です。外は暗くて鍵があったとしても「見つけられないのでは」と思いましたが、そんな事を言っている場合ではありません。事務所にある懐中電灯を持ってすぐさま外へ向かおうとしたその時でした。

 事務所の椅子の下に「見覚えのある鍵」がポツンと一個落ちているではありませんか!!

 それは紛れもなくスタッフが失くした台の鍵でした。絶望に打ちひしがれていた私のテンションは瞬く間に最高潮へと辿りつき、天にも昇るような高々とした声で「鍵がありました!」とインカムで叫んだのです。

「おおおお!」「よくやった!」と歓喜するスタッフ。店長からは「さすがはうちのエーススタッフだ!」と労いの言葉をいただきました。誰よりも責任を感じていた当事者のスタッフは泣きながら「ありがとうございます、ありがとうございます」と、何度も頭を下げておりました。

 灯台下暗しとはまさにこの事でしょう。どうやら事務作業で椅子に座っていた際にポロリと鍵が落ちてしまったみたいです。ホール内を必死で探すあまり、事務所の捜索はおろそかになっていたのかもしれません。

 最終的に見つかったから良かったものの、もしこのまま鍵が出てこなかったら…。そう考えると今でもゾッとします。本当に見つかってよかったです。あの時に感じた安堵感とも違う異常なまでの高揚感は今でも忘れられません。

 それだけパチンコ店において、鍵が重要な役割を果たしているという事なのです。

 まずあり得ないとは思いますが、スタッフがホールで鍵を落とす姿を目撃した際は、拾って届けてあげるといいかもしれません。きっと泣いて喜ぶと思いますよ。

(文=ミリオン銀次)

コロナ感染のへずまりゅうを山口県知事が猛批判…逮捕に続きウイルス感染を県トップが明言

 首里城公園に設置されたメッセージボードに落書きを行って撤去に追い込むなどの迷惑行為、はじめしゃちょーシバターら有名YouTuberへの粘着行為等々で大きな批判を浴びた“迷惑系”YouTuber・へずまりゅう。5月に愛知県内のスーパーマーケットで未会計の魚の切り身を食べたとして、7月11日に窃盗容疑で同県警に逮捕されていた彼が、再びネガティブな話題で世間に衝撃を与えている。

 7月17日、山口県村岡嗣政知事が、県内で新たに3人の新型コロナウイルス感染者が確認されたことを発表。このうち2人は、へずまりゅうを介しての感染が疑われていることを明らかにしたのだ。

「もともと15日に、愛知県警岡崎署に勾留されていた20代の男が新型コロナウイルス陽性となったというニュースが出ていました。その後、同県岡崎市が同日に発表した感染者に関する情報がへずまりゅうと一致しており、本人なのではないかという声がネット上を中心に多く上がっていたのです。

 村岡知事の発表は、このこことを正式に認めたものとなります。村岡知事は新たな感染者2名について、『YouTuberの方でユーザー名“へずまりゅう”氏を介しての感染が疑われる。へずまりゅう氏は7月15日に愛知県岡崎市の保健所で陽性が判明した』とへずまりゅうを名指ししたうえ、自身がコロナに感染している可能性を認識していたにもかかわらずマスクを着けないまま自身が行く場所をSNSで報告し人を集めていたとした上で、『とても信じられない。いったいなんてことをしてくれるんだという思い』とコメント、激怒した様子を見せていましたね」(芸能ライター)

かなりの場所で“濃厚接触”した者がいる可能性も指摘される

 へずまりゅうは、7月11日にライブ配信サービス『TwitCCasting』で配信を行っており、そのときにも激しく咳込む一幕が。その際、「コロナ」などと自身が新型コロナウイルスに感染していることを示唆するようなコメントをしていた。こうしたへずまりゅうの“乱行”について、ネット上では、「逮捕といい、どれだけ人に迷惑をかければ気が済むんだ」「どうやったら、こういうやつは反省するんだろう」と、迷惑行為を連発したことに対して呆れる声が多く上がっている。

 さらに、「“迷惑系YouTuber”とか変な立ち位置を与えるから、こういうことをやる奴が出てくるんだ」「こういうのを面白がってるほうにも責任がある」との声もあり、へずまりゅうのようなYouTuberを面白がる層がいることが、こうした騒動に繋がっているとする指摘も。

「また、へずまりゅうがコロナに感染した前後に訪れた場所についても注目が集まっていますね。彼のTwitterなどから、6月末から7月初頭にかけて先日の東京都知事選候補者の応援演説を行ったりしているほか、7月1日には、同日に営業を再開した東京ディズニーランドに行ったことも明らかになっており、かなりの場所で濃厚接触をした人がいるのではないかという疑惑が持ち上がっているのです」(同)

 ネット上では「動画のスーパーにいた人たちは全員ヤバいんじゃないの?」と、窃盗容疑で逮捕されたスーパーでのへずまりゅうとの濃厚接触を危ぶむ声もあるが、こちらは5月に撮影された動画ということもあり、可能性は低いだろう。

 とはいえ、上記以外にも静岡県や広島県へと足を延ばしていたことが発覚したのに加え、今回の山口県・村岡知事の会見では、錦帯橋など山口県内で訪れた場所が複数発表されたへずまりゅう。コロナウイルス感染者を安易にバッシングすべきではないことは論を俟たないが、今回のへずまりゅうのような行為は、さすがに“迷惑系”で済まされてよいものではないのではなかろうか。

(文=編集部)

コロナ感染のへずまりゅうを山口県知事が猛批判…逮捕に続きウイルス感染を県トップが明言

 首里城公園に設置されたメッセージボードに落書きを行って撤去に追い込むなどの迷惑行為、はじめしゃちょーシバターら有名YouTuberへの粘着行為等々で大きな批判を浴びた“迷惑系”YouTuber・へずまりゅう。5月に愛知県内のスーパーマーケットで未会計の魚の切り身を食べたとして、7月11日に窃盗容疑で同県警に逮捕されていた彼が、再びネガティブな話題で世間に衝撃を与えている。

 7月17日、山口県村岡嗣政知事が、県内で新たに3人の新型コロナウイルス感染者が確認されたことを発表。このうち2人は、へずまりゅうを介しての感染が疑われていることを明らかにしたのだ。

「もともと15日に、愛知県警岡崎署に勾留されていた20代の男が新型コロナウイルス陽性となったというニュースが出ていました。その後、同県岡崎市が同日に発表した感染者に関する情報がへずまりゅうと一致しており、本人なのではないかという声がネット上を中心に多く上がっていたのです。

 村岡知事の発表は、このこことを正式に認めたものとなります。村岡知事は新たな感染者2名について、『YouTuberの方でユーザー名“へずまりゅう”氏を介しての感染が疑われる。へずまりゅう氏は7月15日に愛知県岡崎市の保健所で陽性が判明した』とへずまりゅうを名指ししたうえ、自身がコロナに感染している可能性を認識していたにもかかわらずマスクを着けないまま自身が行く場所をSNSで報告し人を集めていたとした上で、『とても信じられない。いったいなんてことをしてくれるんだという思い』とコメント、激怒した様子を見せていましたね」(芸能ライター)

かなりの場所で“濃厚接触”した者がいる可能性も指摘される

 へずまりゅうは、7月11日にライブ配信サービス『TwitCCasting』で配信を行っており、そのときにも激しく咳込む一幕が。その際、「コロナ」などと自身が新型コロナウイルスに感染していることを示唆するようなコメントをしていた。こうしたへずまりゅうの“乱行”について、ネット上では、「逮捕といい、どれだけ人に迷惑をかければ気が済むんだ」「どうやったら、こういうやつは反省するんだろう」と、迷惑行為を連発したことに対して呆れる声が多く上がっている。

 さらに、「“迷惑系YouTuber”とか変な立ち位置を与えるから、こういうことをやる奴が出てくるんだ」「こういうのを面白がってるほうにも責任がある」との声もあり、へずまりゅうのようなYouTuberを面白がる層がいることが、こうした騒動に繋がっているとする指摘も。

「また、へずまりゅうがコロナに感染した前後に訪れた場所についても注目が集まっていますね。彼のTwitterなどから、6月末から7月初頭にかけて先日の東京都知事選候補者の応援演説を行ったりしているほか、7月1日には、同日に営業を再開した東京ディズニーランドに行ったことも明らかになっており、かなりの場所で濃厚接触をした人がいるのではないかという疑惑が持ち上がっているのです」(同)

 ネット上では「動画のスーパーにいた人たちは全員ヤバいんじゃないの?」と、窃盗容疑で逮捕されたスーパーでのへずまりゅうとの濃厚接触を危ぶむ声もあるが、こちらは5月に撮影された動画ということもあり、可能性は低いだろう。

 とはいえ、上記以外にも静岡県や広島県へと足を延ばしていたことが発覚したのに加え、今回の山口県・村岡知事の会見では、錦帯橋など山口県内で訪れた場所が複数発表されたへずまりゅう。コロナウイルス感染者を安易にバッシングすべきではないことは論を俟たないが、今回のへずまりゅうのような行為は、さすがに“迷惑系”で済まされてよいものではないのではなかろうか。

(文=編集部)

麻生久美子、過去の成人向け雑誌掲載のグラビア写真流出か…投稿行為の法的問題

 あの名女優に衝撃の過去があることがわかった――。

 数多くのテレビドラマや映画で活躍する名バイプレーヤーの麻生久美子。現在放送中の連続テレビドラマ『MIU404』(TBS系)でも重要な役どころを演じているが、その麻生は10日放送のテレビ番組『A-Studio+』(同)に出演し、意外な事実を告白した。

 西田ひかるのようなアイドルに憧れていたという麻生は、「いかがわしい雑誌に出たことがあって」「街でスカウトされて、そこの事務所にも入ってみたんですよ。(すでに所属していたのが)エキストラ会社だから、“スカウトされたところに入ってもいいかな”と思って入って」と明かした。

 麻生はその事務所での初仕事でタイに連れて行かされたといい、「“雑誌のグラビアの撮影”って言われて行ったんですよ。水着を着て写真撮って」と語り、発売後にその写真が掲載されたのが成人向け雑誌だったと知ったという。

 さらに麻生の告白は続き、「そのときに勝手に芸名つけられたんです。年齢も私、若かったから、1歳上に書かれて。芸名も雑誌で見て、『何、この名前』って初めて知って」と当時を振り返った。週刊誌記者は語る。

「麻生の当時の芸名やグラビア写真はインターネットで検索すればすぐに出てくるため、“麻生の過去の写真が流出している”として一部で話題になっていたこともありました。もっとも、麻生が自らテレビで楽しそうに語るくらいなので、本人的にもちょっとした恥ずかしい過去くらいにしかとらえておらず、気にしてないのかもしれませんね」

 また、テレビ局関係者はいう。

「麻生は20代の頃に連ドラ『時効警察』(TBS系)で見事なコメディエンヌぶりを発揮しブレイクし、40代になり2人の子どもの母である今も、当時と変わらぬ美しさと若さを保ち、仕事は途切れません。恥ずかしい過去のエピソードをあっけらかんとテレビで語れるところに、麻生の魅力と器量の大きさを感じますね」

 ちなみに、一般人が雑誌などの刊行物の一部を撮影してネット上にアップするという行為は、法的に処罰の対象にはならないのだろうか。山岸純法律事務所の山岸純弁護士は次のように解説する。

【山岸純法律事務所・山岸純弁護士の解説】

 刊行物の一部を撮影してネット上にアップする行為は、刊行物の著作者に対する著作権法違反(複製権侵害)となる可能性があります。自身の記事等のために引用するというためではなく、単に「興味本位」でしょうから、正当な利用とも言えません。

 ただ、麻生さんに対しては、実際、刊行されたことがある写真であれば、それを改めて公開されたとしても違法性を問うことは難しいでしょう。

 こういった、「過去の隠したい事実」について検索されたくない、検索結果に表示されたくないという方はたくさんおり、これまでにも多くの裁判例がありました。東京地裁平成26年10月9日決定などは、過去に不良集団に所属していた事実を検索結果として表示されないようにする権利、いわゆる「忘れられる権利」を認めており、この後の裁判例も、グーグルなどに対し検索結果の削除を命じるなどしています。

 また、最高裁平成29年1月31日決定も、「検索結果として表示する利益と、表示されない利益を比較考量して判断する」としています。

 要するに、「その人」以外の一般人には「知りたい」という権利もあるわけなので、検索サイトから過去の嫌な情報を消してもらうためには、単に「過去を知られたくない」という感情だけでは足りず、罪を犯した人が社会で更生していくために必要といったような特殊な事情が必要ということです。

(文=編集部、協力=山岸純/山岸純法律事務所・弁護士)

●山岸純/山岸純法律事務所・弁護士

時事ネタや芸能ニュースを、法律という観点からわかりやすく解説することを目指し、日々研鑽を重ね、各種メディアで活躍している。芸能などのニュースに関して、テレビやラジオなど各種メディアに多数出演。また、企業向け労務問題、民泊ビジネス、PTA関連問題など、注目度の高いセミナーにて講師を務める。労務関連の書籍では、寄せられる質問に対する回答・解説を定期的に行っている。現在、神谷町にオフィスを構え、企業法務、交通事故問題、離婚、相続、刑事弁護など幅広い分野を扱い、特に訴訟等の紛争業務にて培った経験をさまざまな方面で活かしている。

 

麻生久美子、過去の成人向け雑誌掲載のグラビア写真流出か…投稿行為の法的問題

 あの名女優に衝撃の過去があることがわかった――。

 数多くのテレビドラマや映画で活躍する名バイプレーヤーの麻生久美子。現在放送中の連続テレビドラマ『MIU404』(TBS系)でも重要な役どころを演じているが、その麻生は10日放送のテレビ番組『A-Studio+』(同)に出演し、意外な事実を告白した。

 西田ひかるのようなアイドルに憧れていたという麻生は、「いかがわしい雑誌に出たことがあって」「街でスカウトされて、そこの事務所にも入ってみたんですよ。(すでに所属していたのが)エキストラ会社だから、“スカウトされたところに入ってもいいかな”と思って入って」と明かした。

 麻生はその事務所での初仕事でタイに連れて行かされたといい、「“雑誌のグラビアの撮影”って言われて行ったんですよ。水着を着て写真撮って」と語り、発売後にその写真が掲載されたのが成人向け雑誌だったと知ったという。

 さらに麻生の告白は続き、「そのときに勝手に芸名つけられたんです。年齢も私、若かったから、1歳上に書かれて。芸名も雑誌で見て、『何、この名前』って初めて知って」と当時を振り返った。週刊誌記者は語る。

「麻生の当時の芸名やグラビア写真はインターネットで検索すればすぐに出てくるため、“麻生の過去の写真が流出している”として一部で話題になっていたこともありました。もっとも、麻生が自らテレビで楽しそうに語るくらいなので、本人的にもちょっとした恥ずかしい過去くらいにしかとらえておらず、気にしてないのかもしれませんね」

 また、テレビ局関係者はいう。

「麻生は20代の頃に連ドラ『時効警察』(TBS系)で見事なコメディエンヌぶりを発揮しブレイクし、40代になり2人の子どもの母である今も、当時と変わらぬ美しさと若さを保ち、仕事は途切れません。恥ずかしい過去のエピソードをあっけらかんとテレビで語れるところに、麻生の魅力と器量の大きさを感じますね」

 ちなみに、一般人が雑誌などの刊行物の一部を撮影してネット上にアップするという行為は、法的に処罰の対象にはならないのだろうか。山岸純法律事務所の山岸純弁護士は次のように解説する。

【山岸純法律事務所・山岸純弁護士の解説】

 刊行物の一部を撮影してネット上にアップする行為は、刊行物の著作者に対する著作権法違反(複製権侵害)となる可能性があります。自身の記事等のために引用するというためではなく、単に「興味本位」でしょうから、正当な利用とも言えません。

 ただ、麻生さんに対しては、実際、刊行されたことがある写真であれば、それを改めて公開されたとしても違法性を問うことは難しいでしょう。

 こういった、「過去の隠したい事実」について検索されたくない、検索結果に表示されたくないという方はたくさんおり、これまでにも多くの裁判例がありました。東京地裁平成26年10月9日決定などは、過去に不良集団に所属していた事実を検索結果として表示されないようにする権利、いわゆる「忘れられる権利」を認めており、この後の裁判例も、グーグルなどに対し検索結果の削除を命じるなどしています。

 また、最高裁平成29年1月31日決定も、「検索結果として表示する利益と、表示されない利益を比較考量して判断する」としています。

 要するに、「その人」以外の一般人には「知りたい」という権利もあるわけなので、検索サイトから過去の嫌な情報を消してもらうためには、単に「過去を知られたくない」という感情だけでは足りず、罪を犯した人が社会で更生していくために必要といったような特殊な事情が必要ということです。

(文=編集部、協力=山岸純/山岸純法律事務所・弁護士)

●山岸純/山岸純法律事務所・弁護士

時事ネタや芸能ニュースを、法律という観点からわかりやすく解説することを目指し、日々研鑽を重ね、各種メディアで活躍している。芸能などのニュースに関して、テレビやラジオなど各種メディアに多数出演。また、企業向け労務問題、民泊ビジネス、PTA関連問題など、注目度の高いセミナーにて講師を務める。労務関連の書籍では、寄せられる質問に対する回答・解説を定期的に行っている。現在、神谷町にオフィスを構え、企業法務、交通事故問題、離婚、相続、刑事弁護など幅広い分野を扱い、特に訴訟等の紛争業務にて培った経験をさまざまな方面で活かしている。

 

JRA今週も内田博幸で決まる!? 福島メイン「爆穴」ショウナンアンセムが「12着→16着」でも買える理由

 今週も「福島男」の流れに乗らない手はないだろう。

 4日開幕した夏の福島開催も、いよいよ今週が最終週。例年よりも短い3週開催となった今年の福島競馬だが、先々週のラジオNIKKEI賞(G3)、先週の七夕賞(G3)と夏の福島重賞を“ジャック”した男がいる。大ベテランの内田博幸騎手だ。

 2008年、大井の伝説的名手として鳴り物入りで中央参戦を果たすと、翌年から2年連続でリーディング獲得。ゴールドシップやヴィルシーナといった名馬とのコンビで一世を風靡した。

 ここ数年はかつての勢いを失っていたが、今年6月のエプソムC(G3)で久々の重賞勝利を飾ると、ここに来て重賞騎乗機会4戦3勝。勝負強いウチパクが帰ってきた印象だ。

「ラジオNIKKEI賞のバビットは騎乗予定だった団野大成騎手が落馬負傷したため、急遽巡ってきた騎乗。しかし1枠1番から好スタートを切ると、そのまま押し切り。ベテランらしい落ち着いた手綱さばきでした。

また先週の七夕賞でも、4コーナーで荒れた馬場を嫌って各馬が外を回る中、内過ぎず外過ぎない絶妙なラインからの“イン突き”。ゴールドシップの皐月賞(G1)を思い起こすような見事なコーナーリングは、元JRA騎手の安藤勝己さんも『確信がないと、あそこで内に突っ込めない』と絶賛していましたね」(競馬記者)

 そんな内田騎手は、今週も福島で騎乗。夏の福島“日曜メイン完全制覇”が懸かる19日の福島テレビオープン(OP)では、人気薄のショウナンアンセム(牡7歳、美浦・田中剛厩舎)に騎乗する。

 昨年3月の高松宮記念(G1)で17番人気ながら3着に激走し、三連単449万馬券を演出したショウナンアンセム。スプリント界の新星誕生を期待されたが、次走のCBC賞(G3)で4番人気に支持されるも12着に大敗……。約1年の休養を経て復帰した今年のCBC賞でもシンガリ負けと一見、完全に燃え尽きたようにも見える。

 しかし、陣営は決して小さくはない“野望”を持って、このレースに挑むようだ。

「実は、昨年のCBC賞のレース中に脚を痛めてしまっていたようで……。屈腱炎で約1年の休養を余儀なくされていました。

さらに前走のCBC賞で1年ぶりに復帰しましたが、今度は3コーナーで挟まれる不利。1200mであの不利は絶望的だと思いますし、田中調教師も『前走は度外視していい』と話していましたね。追い切りも復調の気配がうかがえる意欲的なものでしたし、陣営は『今度こそ』と思っているはずですよ」(別の記者)

 前走のCBC賞の3コーナーでは隣にいたロケットが外に膨らんだことで、ショウナンアンセムが挟まれる格好に……。

 レース後、鞍上の鮫島克駿騎手が「ロケットが曲がり切れず、外に振られてしまいました。繊細な馬なので、道中で窮屈になってしまっては……」と肩を落とすと、JRAはロケットの鞍上・酒井学騎手に過怠金10万円の処分を下している。

 一方、ショウナンアンセムが不利を受けたCBC賞で見事な復活を果たしたラブカンプーもまた、2018年のスプリンターズS(G1)で2着して将来を嘱望されたが、長く勝利から遠ざかっていた馬だ。

「(前走は)競馬をしていないから、ダメージはまったくない。久々を使ったあとで順調。馬場が悪いのを苦にしないので、それを味方にできれば」

 そう管理馬ショウナンアンセムの復活に期待する田中調教師。ラブカンプーのように、かつてのパフォーマンスさえ発揮できれば、ここでは格上の存在だ。来週26日に50歳の節目を迎える内田騎手に一足早いバースデイ・プレゼントとなるか。今週の福島もウチパクに注目だ。