山下智久、女子高生と淫行の疑い…ジャニーズは“不問”か、「倫理的に許されない」の声も

「もしHuluで世界展開されている(ネットドラマ)『THE HEAD』の配信になんらかの影響が出ると、シャレにならない事態になりかねない。若手のジャニタレや手越祐也などが単に“合コンやってました”みたいな問題とは次元が違うんです」(テレビ局関係者)

 7日付「文春オンライン」は、人気ジャニーズタレントの山下智久が女子高生と飲酒を共にし、さらに“お泊りデート”をしたと報じた。記事によれば、山下はその日、同じくジャニーズ事務所所属の亀梨和也や知人ら数人で飲み会に興じた後、そこに同席していた女子高生とホテルで合流して同じ部屋に宿泊したという。

「『文春』によれば、山下とお相手の女子は約8時間にわたってホテルの一室で時間を共にしたということなので、いわゆる未成年への淫行に対する処罰を定めた東京都の条例にひっかかる可能性もあります。ジャニーズ事務所は『文春』の取材に対し、飲み会の部分については詳細に説明をしていますが、宿泊に関しては回答を避けており、これは“否定できなかったため”と受け止められます」(週刊誌記者)

 ジャニーズといえば昨年以降、ジャニーズJr.のMADEの秋山大河が女優、神田沙也加との不倫が報じられ、HiHi Jetsの橋本涼と作間龍斗にも女性問題が浮上。さらには今年1月にデビューしたばかりのSnow Manのリーダー・岩本照が、未成年女性らとホテルで飲酒を伴う合コンに興じていたことが明るみに。そしてコロナ自粛下での再三にわたる飲み会が災いとなり活動休止処分を受けていた元NEWSの手越祐也が、6月に退所に追い込まれるなど、スキャンダルが絶えない。

 もっとも、そのたびに事務所は問題を起こしたタレントを活動休止にするなど厳しい処分を下し、しっかりと“けじめ”をつけてきたことは事実だ。

「昨年、所属タレントの素行に厳しいとされる滝沢秀明が副社長に就任。秋山の件ではMADEを解散させ、秋山は事務所を退所。さらに手越まで退所にまで追い込まれるなど、毅然たる態度で不祥事に対応しているようにみえます。

 ただ、今回の件については“不問”にする方向のようです。昨年以降、錦戸亮、中居正広、長瀬智也など有名どころの退所発表が相次ぎ、さすがにこれ以上、退所者が続くとまずいというのが理由の一つ。もう一つの理由は、山下が俳優枠だという点です。山下は一昨年は2本、昨年は1本の連ドラ主演をこなし、映画にも出演。さらに今年6月にHuluで世界同時配信されたドラマ『THE HEAD』にもメインキャストとして起用されていますが、事務所にとってコンスタントにドラマや映画で主役を張れるタレントというのは、非常に貴重な存在なんです。山下を手放したくないというのが本音でしょう。

 実は長瀬の次の“退所予備軍”といわれているのが、大倉忠義(関ジャニ∞)と山下なんです。大倉は2年前にブログ上で、一部ファンの過剰なつきまとい行為に強く苦言を呈し、その文面からかなり思い悩んでいる様子がうかがえ、心配する声が広がりましたが、いまだに本人は引きずっているようです。また山下は、自身とほぼ同期の滝沢が事務所の経営を取り仕切るようになり、やや自暴自棄気味だという声も聞こえてきます。そうじゃなければ、出演するドラマの世界配信が始まった矢先に今回のような行動をとらないでしょう」

マスコミも“だんまり”

 そんな山下の今後について、別のテレビ局関係者は語る。

「事務所は“何もなかったこと”として、やり過ごす姿勢のようです。今回の件をうまく利用して、退所の噂も囁かれる山下に貸しをつくり、クビに縄をつけられるという面もあるでしょう。『文春』のスクープが出た翌日のスポーツ紙もこの件は軒並みスルーの状態で、明日日曜、そして週明け以降の情報番組もジャニーズに忖度して残並びでこの件には触れません。

 事務所としては、なんとしてもこれ以上、事が騒がれないように抑え込みたいところでしょうが、そうなれば当然ながら事務所の内外からは“なぜ手越や若手は飲み会をしただけで処分を受けたのに、山下はお咎めなしなのか?”という声が上がり、今後の事務所経営にも影響が出てくる。かといって、副社長の滝沢が同年代で事務所の功労者でもある山下に、果たして厳しい処分を下せるのかという問題もある。

 ただ、山下の場合は未成年女性との飲酒と宿泊というかなり重い内容だけに、業界内では“さすがに不問というのは倫理的に許されないのでは”“このままマスコミが事務所の意向に乗っかってよい問題なのか”という見方があるのも事実です」

 今後の展開が気になるところである。

(文=編集部)

 

山下智久、女子高生と淫行の疑い…ジャニーズは“不問”か、「倫理的に許されない」の声も

「もしHuluで世界展開されている(ネットドラマ)『THE HEAD』の配信になんらかの影響が出ると、シャレにならない事態になりかねない。若手のジャニタレや手越祐也などが単に“合コンやってました”みたいな問題とは次元が違うんです」(テレビ局関係者)

 7日付「文春オンライン」は、人気ジャニーズタレントの山下智久が女子高生と飲酒を共にし、さらに“お泊りデート”をしたと報じた。記事によれば、山下はその日、同じくジャニーズ事務所所属の亀梨和也や知人ら数人で飲み会に興じた後、そこに同席していた女子高生とホテルで合流して同じ部屋に宿泊したという。

「『文春』によれば、山下とお相手の女子は約8時間にわたってホテルの一室で時間を共にしたということなので、いわゆる未成年への淫行に対する処罰を定めた東京都の条例にひっかかる可能性もあります。ジャニーズ事務所は『文春』の取材に対し、飲み会の部分については詳細に説明をしていますが、宿泊に関しては回答を避けており、これは“否定できなかったため”と受け止められます」(週刊誌記者)

 ジャニーズといえば昨年以降、ジャニーズJr.のMADEの秋山大河が女優、神田沙也加との不倫が報じられ、HiHi Jetsの橋本涼と作間龍斗にも女性問題が浮上。さらには今年1月にデビューしたばかりのSnow Manのリーダー・岩本照が、未成年女性らとホテルで飲酒を伴う合コンに興じていたことが明るみに。そしてコロナ自粛下での再三にわたる飲み会が災いとなり活動休止処分を受けていた元NEWSの手越祐也が、6月に退所に追い込まれるなど、スキャンダルが絶えない。

 もっとも、そのたびに事務所は問題を起こしたタレントを活動休止にするなど厳しい処分を下し、しっかりと“けじめ”をつけてきたことは事実だ。

「昨年、所属タレントの素行に厳しいとされる滝沢秀明が副社長に就任。秋山の件ではMADEを解散させ、秋山は事務所を退所。さらに手越まで退所にまで追い込まれるなど、毅然たる態度で不祥事に対応しているようにみえます。

 ただ、今回の件については“不問”にする方向のようです。昨年以降、錦戸亮、中居正広、長瀬智也など有名どころの退所発表が相次ぎ、さすがにこれ以上、退所者が続くとまずいというのが理由の一つ。もう一つの理由は、山下が俳優枠だという点です。山下は一昨年は2本、昨年は1本の連ドラ主演をこなし、映画にも出演。さらに今年6月にHuluで世界同時配信されたドラマ『THE HEAD』にもメインキャストとして起用されていますが、事務所にとってコンスタントにドラマや映画で主役を張れるタレントというのは、非常に貴重な存在なんです。山下を手放したくないというのが本音でしょう。

 実は長瀬の次の“退所予備軍”といわれているのが、大倉忠義(関ジャニ∞)と山下なんです。大倉は2年前にブログ上で、一部ファンの過剰なつきまとい行為に強く苦言を呈し、その文面からかなり思い悩んでいる様子がうかがえ、心配する声が広がりましたが、いまだに本人は引きずっているようです。また山下は、自身とほぼ同期の滝沢が事務所の経営を取り仕切るようになり、やや自暴自棄気味だという声も聞こえてきます。そうじゃなければ、出演するドラマの世界配信が始まった矢先に今回のような行動をとらないでしょう」

マスコミも“だんまり”

 そんな山下の今後について、別のテレビ局関係者は語る。

「事務所は“何もなかったこと”として、やり過ごす姿勢のようです。今回の件をうまく利用して、退所の噂も囁かれる山下に貸しをつくり、クビに縄をつけられるという面もあるでしょう。『文春』のスクープが出た翌日のスポーツ紙もこの件は軒並みスルーの状態で、明日日曜、そして週明け以降の情報番組もジャニーズに忖度して残並びでこの件には触れません。

 事務所としては、なんとしてもこれ以上、事が騒がれないように抑え込みたいところでしょうが、そうなれば当然ながら事務所の内外からは“なぜ手越や若手は飲み会をしただけで処分を受けたのに、山下はお咎めなしなのか?”という声が上がり、今後の事務所経営にも影響が出てくる。かといって、副社長の滝沢が同年代で事務所の功労者でもある山下に、果たして厳しい処分を下せるのかという問題もある。

 ただ、山下の場合は未成年女性との飲酒と宿泊というかなり重い内容だけに、業界内では“さすがに不問というのは倫理的に許されないのでは”“このままマスコミが事務所の意向に乗っかってよい問題なのか”という見方があるのも事実です」

 今後の展開が気になるところである。

(文=編集部)

 

阪神タイガースでおなじみの「六甲おろし」誰が作曲した?

 

 窪田正孝さん、二階堂ふみさん出演の2020年度前期NHKテレビ小説『エール』のモデルとなっているのが、昭和を代表する作曲家の古関裕而氏である。

 古関氏の戦後の活躍で特筆すべきはスポーツ音楽。とくに野球ファンにとって、現在も聴き馴染みのある曲が多いのだ。阪神タイガースの応援歌「六甲おろし(阪神タイガースの歌)」、読売ジャイアンツの応援歌「巨人軍の歌」、甲子園の高校野球で必ず流れる『栄冠は君に輝く』、早稲田実業高校が甲子園に出場したときに流れる応援歌「紺碧の空」。これらも古関氏の作曲による楽曲だ、というと「すごい人」というのがわかるはず。

■スポーツ音楽作曲家は意外にもスポーツが苦手だった

 『【まんが】古関裕而ものがたり;名曲でふりかえる「昭和」とオリンピック』(内藤誠作、三代目仙之助画、彩流社刊)では、昭和をとおして国民に愛されるメロディーを作り続けた古関裕而をまんがで描く。

 学生時代から独学で音楽を学び、作曲も手掛け、音楽の才能を発揮していた古関氏は、レコード会社コロムビアに入社。後に昭和を代表する曲を何曲も作曲する古関氏だが、ヒットを出すまでに苦難の日々を送ることになる。

 昭和初期の時代は未曾有の不景気で、世の中の空気を少しでも上向きに、と明るい歌謡曲が流行っていた。会社から古関氏にも流行歌を作曲するように要求される(「流行歌をつくれ」とはすごい要求である)が、真面目でクラシックが好きだっため、流行歌の節に馴染めず、職業作曲家としてのスタートはつまずいてしまったのだそう。

 昭和6年、出世作ともいえる早稲田大学応援歌「紺碧の空」を作曲しているが、同年デビュー曲となる「福島行進曲」はヒットせず、その後もなかなかヒット曲に恵まれない時期が続く。

 転機が訪れたのは昭和9年だった。水郷の潮来を訪れ、この取材旅行で生まれた「利根の舟唄」は、間奏に尺八を入れるなど豊かな発想が功を奏してヒット。翌年には「船唄可愛や」を発表すると、これが大ヒットし、ようやく売れっ子作曲家の道を進み始める。そして、ラジオドラマ、映画、演劇、ミュージカルと幅広く楽曲を作ることになる。

 戦後、スポーツ音楽を多く手掛けたのは、古関氏本人がスポーツを苦手にしていたことが、それが「実技としてのスポーツはできないけれども、音楽の上でスポーツをやる」という意欲につながったからだ。そして、東京オリンピックの入場曲となる「オリンピック・マーチ」を作曲。後に、古関氏自身が作曲家人生で大好きな曲としてこの曲を挙げている。

 現在、新型コロナウイルスの影響で朝ドラ『エール』は、放送休止中で第1回から再放送中。『エール』と合わせて本書も読んでみてはどうだろう。
(T・N/新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

阪神タイガースでおなじみの「六甲おろし」誰が作曲した?

 

 窪田正孝さん、二階堂ふみさん出演の2020年度前期NHKテレビ小説『エール』のモデルとなっているのが、昭和を代表する作曲家の古関裕而氏である。

 古関氏の戦後の活躍で特筆すべきはスポーツ音楽。とくに野球ファンにとって、現在も聴き馴染みのある曲が多いのだ。阪神タイガースの応援歌「六甲おろし(阪神タイガースの歌)」、読売ジャイアンツの応援歌「巨人軍の歌」、甲子園の高校野球で必ず流れる『栄冠は君に輝く』、早稲田実業高校が甲子園に出場したときに流れる応援歌「紺碧の空」。これらも古関氏の作曲による楽曲だ、というと「すごい人」というのがわかるはず。

■スポーツ音楽作曲家は意外にもスポーツが苦手だった

 『【まんが】古関裕而ものがたり;名曲でふりかえる「昭和」とオリンピック』(内藤誠作、三代目仙之助画、彩流社刊)では、昭和をとおして国民に愛されるメロディーを作り続けた古関裕而をまんがで描く。

 学生時代から独学で音楽を学び、作曲も手掛け、音楽の才能を発揮していた古関氏は、レコード会社コロムビアに入社。後に昭和を代表する曲を何曲も作曲する古関氏だが、ヒットを出すまでに苦難の日々を送ることになる。

 昭和初期の時代は未曾有の不景気で、世の中の空気を少しでも上向きに、と明るい歌謡曲が流行っていた。会社から古関氏にも流行歌を作曲するように要求される(「流行歌をつくれ」とはすごい要求である)が、真面目でクラシックが好きだっため、流行歌の節に馴染めず、職業作曲家としてのスタートはつまずいてしまったのだそう。

 昭和6年、出世作ともいえる早稲田大学応援歌「紺碧の空」を作曲しているが、同年デビュー曲となる「福島行進曲」はヒットせず、その後もなかなかヒット曲に恵まれない時期が続く。

 転機が訪れたのは昭和9年だった。水郷の潮来を訪れ、この取材旅行で生まれた「利根の舟唄」は、間奏に尺八を入れるなど豊かな発想が功を奏してヒット。翌年には「船唄可愛や」を発表すると、これが大ヒットし、ようやく売れっ子作曲家の道を進み始める。そして、ラジオドラマ、映画、演劇、ミュージカルと幅広く楽曲を作ることになる。

 戦後、スポーツ音楽を多く手掛けたのは、古関氏本人がスポーツを苦手にしていたことが、それが「実技としてのスポーツはできないけれども、音楽の上でスポーツをやる」という意欲につながったからだ。そして、東京オリンピックの入場曲となる「オリンピック・マーチ」を作曲。後に、古関氏自身が作曲家人生で大好きな曲としてこの曲を挙げている。

 現在、新型コロナウイルスの影響で朝ドラ『エール』は、放送休止中で第1回から再放送中。『エール』と合わせて本書も読んでみてはどうだろう。
(T・N/新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

正気か? 安倍首相の諮問機関「政府税調」がコロナ対策の財源確保と称し「消費税増税」を検討! 世界各国は減税に舵を切っているのに

 7日に発表された6月の実質賃金は4カ月連続で減少して前年比1.9%減、6月の消費支出も前年比1.2%減少となり、新型コロナが生活に与える影響が深刻化している。それでなくても昨年10月の消費税の税率引き上げによって国民生活は大きな打撃を受けていたが、そこにコロナが追い打ちを...

JRAレパードS(G3)ライトウォーリアの「欠点」が無効化!? ポテンシャルを引き出す「幸運」はレース前にあった!!

 初の重賞挑戦でポテンシャルの高さを証明する。

 前走インディアトロフィー(2勝クラス)を快勝したライトウォーリア(牡3歳、栗東・高野友和厩舎)が、今週9日(日)のレパードS(G3)に出走予定だ。

 デビューから2戦は芝で勝ち切れない競馬が続いたが、3戦目のダート戦で一変し、2着馬に2馬身、3着馬をさらに5馬身突き放す内容で快勝した。

 ダート戦を得意とする父マジェスティックウォリアーの血統を考えれば、順当とも言える結果だ。次の1勝クラスも難なく突破した本馬であったが、ダート3戦目となった伏竜S(OP)では3番人気に支持されたものの勝ち馬から6.6秒も離される、まさかの大惨敗……。

 しかし、これに高野調教師は「もまれたのが敗因」と能力で負けた訳ではない事を強調している。

 伏竜Sでは4枠5番と比較的内目の枠で、内のヘルシャフトが行き切った事で控えざるを得ない競馬。さらにダノンファラオに外から押し込められて、キックバックの影響をもろに受ける形となった。

 また、前走のインディアトロフィーでも勝ちはしたものの、3コーナーあたりで外から被される展開。急に手応えが悪くなったとの事で、どうやら窮屈になったり挟まれたりという事に弱いようだ。

 伏竜Sの惨敗があるだけに不安定な部分はあるものの、今回は2つの理由から「欠点が無効化」される可能性がある。

 まずは6枠10番という比較的外目の枠。

 陣営も「現状では砂を被らないようなレース運びが良い」と言うように、好枠を引き当てた今回は前走同様のパフォーマンスが引き出せる可能性が高いと言える。

 もう1つは枠の並びで、外の馬にそれほど行きそうな馬がいないのも、挟まれる事を嫌う本馬には好都合だ。

 天運を味方につけた本馬の状態であるが、5日(水)は栗東坂路を単走で追い切られ、馬なりで4ハロン53.2-38.6-25.5-12.8。陣営は「動きはいいですよ。1週前に併せてしっかりやっていますので――」とコメントしており、前回同様の最終追い切りは軽め仕上げながら、満足のいく仕上がりで出走できそうだ。

 まだ若駒特有の脆さはあるものの、スムーズに走れた際のポテンシャルは相当。今回の枠の並びであれば一気の重賞制覇も期待できそうだ。

JRAレパードS(G3)ライトウォーリアの「欠点」が無効化!? ポテンシャルを引き出す「幸運」はレース前にあった!!

 初の重賞挑戦でポテンシャルの高さを証明する。

 前走インディアトロフィー(2勝クラス)を快勝したライトウォーリア(牡3歳、栗東・高野友和厩舎)が、今週9日(日)のレパードS(G3)に出走予定だ。

 デビューから2戦は芝で勝ち切れない競馬が続いたが、3戦目のダート戦で一変し、2着馬に2馬身、3着馬をさらに5馬身突き放す内容で快勝した。

 ダート戦を得意とする父マジェスティックウォリアーの血統を考えれば、順当とも言える結果だ。次の1勝クラスも難なく突破した本馬であったが、ダート3戦目となった伏竜S(OP)では3番人気に支持されたものの勝ち馬から6.6秒も離される、まさかの大惨敗……。

 しかし、これに高野調教師は「もまれたのが敗因」と能力で負けた訳ではない事を強調している。

 伏竜Sでは4枠5番と比較的内目の枠で、内のヘルシャフトが行き切った事で控えざるを得ない競馬。さらにダノンファラオに外から押し込められて、キックバックの影響をもろに受ける形となった。

 また、前走のインディアトロフィーでも勝ちはしたものの、3コーナーあたりで外から被される展開。急に手応えが悪くなったとの事で、どうやら窮屈になったり挟まれたりという事に弱いようだ。

 伏竜Sの惨敗があるだけに不安定な部分はあるものの、今回は2つの理由から「欠点が無効化」される可能性がある。

 まずは6枠10番という比較的外目の枠。

 陣営も「現状では砂を被らないようなレース運びが良い」と言うように、好枠を引き当てた今回は前走同様のパフォーマンスが引き出せる可能性が高いと言える。

 もう1つは枠の並びで、外の馬にそれほど行きそうな馬がいないのも、挟まれる事を嫌う本馬には好都合だ。

 天運を味方につけた本馬の状態であるが、5日(水)は栗東坂路を単走で追い切られ、馬なりで4ハロン53.2-38.6-25.5-12.8。陣営は「動きはいいですよ。1週前に併せてしっかりやっていますので――」とコメントしており、前回同様の最終追い切りは軽め仕上げながら、満足のいく仕上がりで出走できそうだ。

 まだ若駒特有の脆さはあるものの、スムーズに走れた際のポテンシャルは相当。今回の枠の並びであれば一気の重賞制覇も期待できそうだ。

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「ヨードうがい薬」実験のずさんな実態が判明! 吉村知事は「言いたいことも言えなくなる」と抗弁し“ポイズン吉村”と失笑

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SNSに“向かない人”こそ、SNS史を知るべし!

SNSの変化の歴史を多角的に描いた書籍『SNS変遷史「いいね!」でつながる社会のゆくえ』。出版記念連載の最終回は、編集者・木下衛氏が、制作意図を伝えます。

デジタルネイティブ、あるいはSNSオールド・ボーイ

私は1992年(平成4年)生まれ、いわゆる「(ネオ)デジタルネイティブ」といわれる世代です。

かつて「ウェブ2.0」なる言葉がありました。すべての人が情報をフラットに発信し、それが集合知となることで、社会がより良く発展していく、という考えだと解釈しています。

思い返せば、確かに私は小学生時分からネットに親しんでいました。膨大なリストが載る書評サイト、マニアックなジャンルを扱う映画サイト、ゲーム攻略まとめサイト…。「濃い」サイトを周回しては、情報を集めていた。ええ、暇だったんでしょうね。Wikipediaなんて暇つぶしに最適なツールで、リンクを飛んではボーッと眺めるだけで何時間も過ぎていく。

田舎に生まれた私にとって、ネットはまさに情報の恵み!ありがとう「ウェブ2.0」、ありがとう「見ず知らずのオタクなおじさん/おばさんたち」ってなものでした。

さて、そんな私は当然のように、大学生にもなるとSNSを活用するように…ならなかった。いや私も、モノは試しといろいろとアカウントは作ってみたんですが、たとえばTwitter─日本人が特に好むと言われる─の面白さがいまひとつ分からなかった。

飽き性なために、日常使いが基本のSNSになじめなかったから。普段から会っている知り合い以外、フォローしていなかったから。そういうこともあるんでしょうが、最大の理由は「特に140文字でつぶやきたいことがなかった」からだと思います。

たとえば、私が「(西村)ひろゆきさんは、Twitterのことをツイッターじゃなくて、“トゥイッター”って発音するんだよ!」とつぶやいたとします。タイムラインに流れてきたこのつぶやきを見た人は、どう思うでしょう。はっきり言って「それがどうした?」です。これが100万リツイートされたら愉快・痛快でしょうが、残念ながら現実は甘くない。間違いなく、スルー。

そして、このレベル以上でつぶやきたいことは、学生の私にはなかった。こうして、私とTwitterとの距離は離れていきました。

シェアしない私は…実は存在すら危うい!?

しかし、そんな私が社会人になり、出版社に勤めてみると、「若いんだし、いろいろSNSとかやってるんでしょう?」「Twitter使って、バズらせてよ」といった、先輩上司たちの無邪気な期待が待っていました。

「“個人の時代”である今、編集者個々人がフォロワーを集め、それをビジネスに生かすのは、もはや常識である」という、現代出版業界の“正しい”圧力も感じました。

私はいったい何をしてきたのだろうか…。
現代っ子、失格。
もはや、自分は、完全に、ロートルになりました…。

巷間、言われていることの正しさと、自分のSNS活用の実態とのギャップに悩みに悩み、幾年月。私はどこで道を誤ったのか。慢心?それとも環境の違い?

そんな中、天野彬さんの名著『シェアしたがる心理〜SNSの情報環境を読み解く7つの視点〜』(宣伝会議)を読んで、衝撃のフレーズに出合います。

「我シェアする、ゆえに我あり」

これは心理学者のシェリー・タークルが、現代のSNS環境を評して発言したフレーズとのこと。ユーザーの承認欲求とシェアの原動力を端的に表現しています。

えっ、てことは、SNSを活用できていない私は、…既に存在すらしていない!?

SNSはなぜ活用されているのか、どう活用されているのか?

これはエラいことになった。「みんなもすなるSNSといふものを、私もしてみむとてするなり」とならねばと焦る。

そのためにも、「SNSがなぜウケて、なぜここまで多くの人々が楽しんでいるのか」を探らねばならない、と決意しました。

もはや、世代や性別で安易にくくれるような時代ではありません。サービスによって差はあるとはいえ、かつて「ネットギーク」ばかりがウェブを利用していた時代とは異なり、今や誰もがSNSに親しみ、楽しんでいます。こうなった背景には明らかに、私が20代にして「ネット・ロートル化」するに至った、コミュニケーションや社会の変容が潜んでいるに違いない。

そこで、Instagramを中心に、各SNSの設計思想からユーザーマインドまで、見事に言語化し、解説されていた天野彬氏に、わずか15年足らずで急速に普及した「SNSの変遷」を概観してもらうことで、「ネット・コミュニケーション」の“これまで”と“これから”をお教えいただこうと考えました。

それはきっと、私だけでなく、きっとたくさんいるであろう「いつからか、SNSについていけなくなったな~」という感慨を抱き、SNSとの距離感に居心地の悪さを覚える読者のニーズにも応えることになる。

こうして完成した本が、『SNS変遷史「いいね!」でつながる社会のゆくえ』です。

SNS変遷史

オンライン上に浮かぶSNSという「ビオトープ(生態系)」

この本は、Facebook、Twitter、InstagramといったメジャーなSNSを中心に、その前史から語っています。天野氏による見事なストーリーテリングで解説されており、編集した立場上、手前みそではありますが、これほどコンパクトに、歴史というある種の物語を楽しみながら、SNSを知ることができる本はおそらく他にないでしょう。

考えてみれば、営利企業によるサービスとして、SNSは不思議な存在です。

  1. ネットワーク外部性が強い(多くのユーザーを集めた人気サービスが、より人気になる)
  2. にもかかわらず、MySpace、mixiが衰退したように、盛衰が起こる。
  3. 「接客」的なサービスとは異なり、プラットフォームを提供するだけのサービスであって、完全に他力(ユーザー任せ)であるにもかかわらず、ユーザーを満足させる。

SNS・オブ・ワンダー。こうした疑問について、詳しくは本書を読んでいただきたいですが、一つだけ大事なキーワードを述べるなら、それは「メディア・ビオトープ(生態系)」でしょう。本書はSNSの前史(2ちゃんねるやブログなど)から語っていると述べましたが、その意味もここにあります。例えば…

  • 「2ちゃんねる」から誕生したミームは、今日のTwitter上で使われてはいないか。
  • ブログの「トラックバック」機能やソーシャルブックマークは、拡散の意味でハッシュタグに近い効果をもたらしていなかったか。
  • ニコニコ動画の「踊ってみた」とTikTokのダンス動画には、類似性がないか。

無数のメディアが複合的に絡み合う中で、あたかも生態系のように総体が生まれている状態を、「メディア・ビオトープ」というらしい。そして各SNSもオンライン上のビオトープに組み込まれたひとつです。

人類が猿から突然変化したわけではなく、生態系の中で徐々に進化していったように、SNSも前史を含めたソーシャル・メディアのビオトープの中で進化してきたといえます。そこには歴史的な連続性があり、突発的に流行したように見えるInstagramやTikTokにも、長く射程を取れば「メディア・ビオトープ」というバックグラウンドがあるのです。

私たちは、いや応なくSNS社会に生きていく

本書では、他にもリアルタイム性に偏重していくSNSにおける課題、承認欲求の暴走や炎上の問題、SNSによって人間関係が開かれていく可能性など、SNSの「これから」についても言及しています。テクノロジーの進歩とともに、SNSもさらなる変遷をたどるに違いありません。

ただ、それは昨日と今日でまるきり様相が異なるような、急激な変化ではないでしょう。例えば、これまでストック型からフロー型へ、テキストからビジュアルへ、一見するとあまりにも速くコミュニケーションの在りようが変わっていっているように感じられますが、そこには確実に連続性があるのです。本書を編集する過程で、そのことを強く感じました。

思えばかつての私は、SNSでのコミュニケーションを1対1(せいぜい数人)的な双方向性のイメージで捉えていました。けれど、対面での会話とは違い、どこか無機質な感触もあります。いわば「Alexa!」「はい、なんでしょう?」「今日の天気は?」「…すみません、聞き取れませんでした」というような。そこで、Alexaに対し、「ごめんごめん、オレの活舌が悪かった(笑)」と言おうが、「なんだよ~、ちゃんと聞いて聞いて!」と言おうが、反応ナッシング。同じように「タイムライン上」のことでは、つぶやきを「シカトされた」とも言えない。当然のこととして流れていきます。だから、特別に伝えたいこともないな~と思ってしまっていたのかもしれません。そうした感覚は間違いではないけれど、SNSの使用目的はもっと多様に広がっています。

とはいえ、「このSNSが最近流行!」なんて世間で言われていたとしても、結局のところ実態は人と人とのコミュニケ―ションです。となれば、SNSを使いこなせていない私も、対面なら普通に人とコミュニケーションは取れている(…はず)。なら、元気を出していこう!

「JC・JK流行語大賞」的な、「女子高生に大人気!」的な、「Facebook使ってるとか、おっさんだけだよね~」的な、そんな状況に心を痛められている方。「最近のSNSにはついていけないな~」と哀愁を漂わせている方。大丈夫です!まずは本書をご覧ください。

本を作るに当たり、著者の天野氏と編集者である私との間で共有していたことがありました。それは、「SNSという存在を、ただ悪しざまには描かない」ことです。新しいテクノロジーやサービスは、とかく非難されがちだし、問題を指摘するのはたやすいですが、それだけでは本にする意味がありません。

私たちは、「もはやオンラインとオフラインの境目はない」という言葉にカビが生え始めているくらい、SNSが当たり前となった社会に生きています。そこでは、誰しもがいや応なくSNSから影響を受けながら生きることになる。そんな中で、その背後にあるビオトープがどんなものであるかを知ることは、すなわち今後の社会の進化を展望することにつながると思います。

ぜひ本書をご覧ください。

SNS変遷史
イースト新書、328ページ、920円+税 ISBN978-4-7816-5118-7