JRA京成杯オータムハンデ、10万以上の巨大馬券の可能性も…今秋最初の一攫千金の好機!

 今週末の日本中央競馬会(JRA)は、秋競馬の開幕を告げる第65回京成杯オータムハンデが行われる。過去64回を見ても波乱続きで、13年連続1番人気が未勝利といった時期もあったほど。万馬券は毎年のように生まれており、2015年には13番人気→11番人気→7番人気の決着で3連単・222万7820円という馬券が飛び出したこともある。

 この222万馬券は、1点100円買えば222万円以上の払い戻しという夢の馬券。当時1番人気だったのは3歳牝馬アルビアーノ。今年1番人気が予想されるスマイルカナも同じ3歳牝馬であり、何やら不穏な空気が漂っている。

 先週で終了した夏競馬も荒れに荒れまくり、100万馬券が連発したのは記憶に新しいところ。今年は新型コロナウイルスの感染防止で無観客開催が続いており、マスコミもまた取材規制を受けている状況。結果として人気に影響するマスコミの取材不足は否めず、それが波乱につながっている可能性は否定できない。そしてその取材規制は今も継続中なのだから、今後もマスコミの情報はあてにならず、波乱のレースが続くことになりそうだ。

 この京成杯オータムハンデはサマーマイルシリーズの最終戦という位置付けもあり、シリーズ優勝関係者には合計3000万円の賞金が支払われる。それをめぐるさまざまな思惑もまた、このレースを難解にさせている要因だ。

 今年の出走予定馬は3歳馬のスマイルカナとルフトシュトローム、さらにシゲルピンクダイヤ、ジャンダルム、ラセット、ミッキーブリランテ、トロワゼトワル、エントシャイデン、アンドラステ、ケイアイノーテックといった面々。休み明けの馬も多く、しかもハンデ戦で開幕週といった条件も重なり、今年も混戦模様で万馬券はほぼ間違いなしといえる状況。それだけに多くの競馬ファンが一獲千金チャンスと気合が入っているだろう。

 しかし、このチャンスは競馬ファンでは人にも平等に存在する。競馬に関しては、ベテラン競馬ファンでなくても、また武豊やディープインパクトを知らない超ビギナーであっても、的中のチャンスがある。もちろん、競馬新聞の見方がわからなくても大丈夫だ。というのも、競馬はプロが指示する買い目を購入するだけで、的中を手にすることができる手軽なレジャー。これは株のスペシャリストが推奨する株を買うのと同じようなものだ。だが、株のように複雑ではなく時間もかからない。数字を決めて馬券を買うだけで、レース後10分ほどで払戻金を獲得できるのだ。

 そんな一獲千金のビッグチャンスを託すのにふさわしいのが、競馬情報のプロフェッショナル集団である「マスターズ」だ。

 マスターズは競馬界の第一戦で活躍してきた関係者たちが多く所属し、東西トレーニングセンターだけでなく、馬主関係者や牧場馬関係者などからありとあらゆる情報を入手している。そして競馬予想の重要なファクターといわれる「馬主・厩舎・騎手」に特化した3つのセクションを組織し、各分野の達人がレースを徹底的に分析。そのうえで最終的な買い目(購入する馬の組み合わせ)を一般競馬ファンへ提供している。

 その実力は凄まじく、今年は8月30日までに139本の万馬券を的中。昨年の年間万馬券的中数は189本なだけに、このペースなら昨年を上回る年間200本も視野に入るほど。10万馬券以上の高額万馬券も多数的中させているが、京成杯オータムハンデが行われる中山コースにて、3連単・40万1980円という超高額万馬券を的中させていることも素晴らしい。そんなマスターズが高額万馬券の的中に自信を見せているのが、今週末に行われる波乱必至の京成杯オータムハンデなのである。

「この夏競馬では10万超えの万馬券を3本的中させましたが、この勢いはまだまだ止まりません。

 秋はG1シーズンへ向けて大物実績馬が復帰する時期であり、競馬ファンには話題に事欠かない季節ですが、そうした世間の関心が大レースに向かう時期だからこそ、競馬関係者にとっては大ヤリを仕込むのにうってつけの季節。我々は関係者の本音を掴んでいるからこそ、自信を持ってこの秋競馬で勝負できるのです。

 昨年の京成杯オータムハンデは、関係者から情報を入手して推奨した4番人気トロワゼトワル、5番人気ディメンシオンで決着し、3着に10番人気の穴馬ジャンダルムが飛び込んで3連単は18万馬券の10万馬券が飛び出し、マスコミが印を並べた上位人気馬はことごとく敗退しました。

今年はさらに難解になっており、マスコミノーマークの衝撃穴馬情報が複数届いている状況。我々はその情報を各方面の関係者から裏付けを取っておりますが、聞けば聞くほどその穴馬の激走を確信しております。しかも、現時点でマスコミはその穴馬の存在と情報を把握しておらず、レース当日は人気薄での出走となるでしょう。そうなれば、かなりの配当が期待できることは間違いありません。

 今回の勝負馬券は、確信の本命馬から相手も厳選3頭で十分。マスコミのように7点も8点も購入する必要はありません。驚くような高額配当も、たった馬連3点勝負で狙えるとみています。

 とにかく破格の自信に達した京成杯オータムハンデですが、秋競馬を記念した特別企画として「厳選馬連3点勝負」を無料で一般の皆様に公開いたします。情報料金等は一切不要の完全無料です。ぜひこの機会にマスターズの持つ本物の情報を体験してください」(マスターズ担当者)

 このコメントからも、彼らがかなりの手応えを掴んでいる様子が伝わるはず。もちろん競馬ファンの期待値も急上昇だ。配当は222万馬券にまで届くかわからないが、実際に彼らが多く実現させている10万馬券の的中は現実的にあるかもしれない。

 ちなみにこの10万馬券は、1点100円の購入で10万円以上の払い戻し、1点1000円の購入で100万円以上の払い戻しが得られる馬券。マスターズを利用している競馬ファンは、年に何度もこんな美味しい馬券を的中させているのだから、なんともうらやましい限りだ。

 しかし、京成杯オータムハンデまでにはまだ時間がある。参加するための準備時間があるし、マスターズが発表したように「無料で情報を提供」してくれるのだから、誰でも参加が可能。そこには競馬ファンもまったくの初心者もなく、すべての人が平等に公平にこの「無料情報」を得られるのだ。この機会を逃せば一生後悔するのは間違いない。ぜひこの情報を利用し、人生初の一獲千金を成し遂げてはいかがだろうか。

(文=編集部)

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※本稿はPR記事です。

トヨタ、章男社長の“お友だち登用”人事横行…慶應大ホッケー部の後輩を役員待遇に

 トヨタ自動車豊田章男社長が来春、経団連副会長に就任する意向を固めたとの情報が流れた。早川茂氏が来年、トヨタの副会長を辞める(2期4年の任期)。当然、経団連の副会長からも降りることと連動しての話だ。

 経団連会長の中西宏明(日立製作所会長)の病状がはっきり伝わってこないこととも関係している。中西氏は9月7日、入院治療中の病院から約2カ月ぶりに外出。定例記者会見に臨んだが、「(リンパ腫)再発の難しさもあり、治療は試行錯誤で進めている」と説明。7月から入院しているが退院の時期は見通せないという。豊田氏が経団連入りすれば、すぐ経団連会長ということもあり得るというシナリオだ。

 トヨタは丸紅の元執行役員(現顧問)の島崎豊氏を渉外広報本部フェロー(役員待遇)としてスカウトし、9月1日に就任した。島崎氏は丸紅の勝俣宣夫会長が経団連副会長を務めた時期に勝俣氏の秘書として経団連活動をサポートした。豊田氏が丸紅の島崎氏をスカウトしたことが、「経団連会長を視野に入れたものか」と受け止められたようだが、トヨタ社内外では懐疑的な声が多い。

「島崎氏にそこまでの実力はない。しょせん経団連では副会長の秘書をやっただけ。会長の秘書はやれない」(商社筋)

 島崎氏は丸紅で定年。島崎氏は慶應大ホッケー部で豊田氏の後輩にあたり、その縁でトヨタに拾ってもらったという見方である。ただ、島崎氏がトヨタで渉外役をやることは間違いないだろう。

「章男さんはまだまだ社長を続けるつもりだ。現役社長と経団連会長の二足の草鞋は無理がある」(トヨタ首脳)

「豊田社長は以前から経団連入りに後ろ向きだった。急に前向きになることは考えにくい」(トヨタ幹部で豊田氏の近くにいた人物)

 豊田氏の次期経団連会長内定のビッグニュースの賞味期間は、実に短かった。

トヨタ幹部も「びっくりした」人事

 トヨタの一連の人事の詳細について触れておこう。7月1日付で社長秘書の山本正裕氏が、新設された社長室長に昇格した。豊田氏などと一緒にラリーに参加している“カー・ガイ”の一人だという。9月1日付でトヨタモビリティパーツ取締役の宇野充氏(トヨタ元常務役員、トヨタファイナンス社長、トヨタ部品愛知共販会長を歴任)が渉外広報副本部長(渉外担当)として戻ってきた。この人事に、トヨタ幹部は「びっくりした」と語る。

 同日付で島崎氏が渉外広報本部フェローとなった。宇野氏は政治家には強いものの、関係者によると「豊田章一郎氏や奥田碩氏が経団連会長をやっていたときは、秘書の仕事はしていなかった」。

「上層部との会話で、自工会、豊田自工会会長という単語は頻繁に出てくるが、経団連の三文字は一切ない。経団連の事務局が豊田経団連会長を望んでいるのかもしれないが、社内では経団連や経団連会長に対する思いは薄い」(別のトヨタ幹部)

 豊田氏の経団連入りのニュースは、経団連の“民僚”の願望なのかもしれない。自動車担当のアナリストは「豊田社長には財界活動をやることによってお金を吸い取られることへの警戒感や嫌悪感があるのかもしれない」と推測する。

(文=編集部)

とまどいの社会学もどかしさの経営学 #03

社会はいま「とまどい」の中にある。そうした「とまどい」の下、経営はかつてない「もどかしさ」を抱えている。先行きは、不透明で、不確実なことだらけ。得体の知れない不安が広がっている。

杉浦先生

不安にかられると、人も企業も社会も、ついつい思考を停止してしまう。「考えるほどに、不安はつのる。ならばいっそ、考えるのをやめてしまおう」。そうした意識が、ビジネスを停滞させ、失速させているのではないだろうか。本コラムでは「とまどい」や「もどかしさ」の正体を解き明かすことで、「不確実な時代のビジネスのあり方」について、考察を深めていきたいと思う。


リターンはコントロールできないが、リスクはコントロールできる。

前回は、私たちが今生きている「不確実な世界」の正体に迫りました。
そうした「不確実な世界」で、われわれはどのようにビジネスをしていくべきなのか?今回は、その点を掘り下げていきたいと思います。多くの経営者や、ほとんどの働き手の人もそうですが、売上高や利益率といった「リターン」を増やそうと、やっきになっている。でも、「リターン」なんてものは結果として表れるものであって、そもそも人がコントロールできるものではないんです。

コントロールできるのなら、話は簡単です。「売上高30%アップを目指すぞー!」「おー!」で達成できるのならみんなで掛け声をあげて、頑張ればいい。そうはいかなから、みんな、苦労しているんです。

幸福の図

リターンはコントロールできないが、リスクはコントロールできる。ここが、大事なところです。「リスクマネジメント」と言われると私たちは「危機回避」ということだけを思い浮かべてしまいますが、リスクには、「とるべきリスク」と「とるべきでないリスク」の2種類があって危機回避というのは、後者のこと。

対して前者は、たとえば「投資」とか、「スタートアップ」といったことでそこを恐れている企業は、必ずといっていいほど失速します。「とるべきリスク」の先に、リターンが望めるのであって、「とるべきリスク」を選択しない人や企業に、リターンがもたらされることはありません。

マネジメントとは、支配することではない。「整理」すること、である。

ホテルの「支配人」といったワードに象徴されるように、マネジメントということを「人やモノや組織やカネ」を支配することだと多くのひとは、思っています。思い込んでいるものだから、パワハラやセクハラが生まれる。けだし当たり前のことで、そもそもの原因は物事を「上下」の関係でしか、考えられないからなのです。

対して、リーダーシップとは何か?「上下」ではなく「前後」で物事を考えられる資質のことなんです。前を向くこと、前がどの方角にあるのかを見極められること。それは、未来を見通せる力がある、ということ。それが、リーダーシップの絶対条件です。

書影
『不確実な世界を賢明に進む「今、ここ」の人生の運び方 幸運学』杉浦正和著
企業の幹部候補生が数多く通うという「早稲田大学ビジネススクール」の教授が「運」の正体について解き明かす。運の良い人と悪い人は何が違うのか?自分でコントロールできる運と、コントロールできない運をどう扱うか?開運財布を買うよりも、冷凍餃子をおいしく焼けるほうが幸運に恵まれる?「運の教科書」で、人生を賢く強化。日経BP

それを前提として、マネジメントというものを考えてみましょう。私は、「マネジメント=整理すること」だと思っています。管理するのではなく、小さな箱をたくさん用意して整理するイメージ。人材でも、設備投資でも、なんでもそうです。

会社にはなぜ、さまざまな部署があるのでしょう?整理をしたからです。人材を、適正な場所に配置して、力を発揮してもらうための「箱」なのです。文学的な言い方をするのなら「宝箱」なのです。多くの経営者にその意識がないものだから、「働き方改革を推進する」となると就業規則を改めてみたり、残業の量を監視したりする。そういうことではないのです。整理するのです。経営戦略も、組織体制も。整理するからこそ、前を向けるのです。そこから、正しいリーダーシップが生まれるのだと、私は思います。

タクシー、焼肉店、フリーター…持続化給付金で明暗が分かれた個人事業主の本音

「もらえてラッキーだった」

「足りません。雀の涙です」

 個人事業主なら最大100万円を受け取れる持続化給付金。数名のフリーランスに給付金の使い道を聞いてみると、さまざまな声が聞こえてきた。喜ぶ人もいれば嘆く人もいるなど、事業内容により悲喜こもごもの様相だ。そこで、印象に残った声を紹介してみたい。

悠々自適の個人タクシードライバー

「半年ぐらいはどうにかなるね。今は1日5時間ぐらいしか働いてないよ」

 千葉県内で個人タクシーを営む山田邦夫さん(仮名)は、のんびりとした口調で語り始めた。

「緊急事態宣言が終わるまでは駅付近がゴーストタウンでね。月収は15万円ぐらいしかなくてさ。1日働いて5000円なんて日もあったよ。借金を抱えた法人ドライバーなんか真っ青な顔をしていたけど、俺たち個人タクシーは国や県、市などの給付金をもらえたから、あくせくしなかった」

 中には、合計で140万円を給付されたドライバーもいたそうだ。山田さんの場合、25年前に購入したマンションのローン返済も終わり、子どもたちも巣立った。今は年金も手にしており、月に15万円も稼げば十分だという。

「いいときは60万円ぐらい稼げたから、月収はかなり減ってるけど、それでも十分だ。正直言えば、持続化給付金をもらえなくても大丈夫だったけど、もらえるものはもらわないとな」

 最近は、終電後は途端に乗客がいなくなるという。以前は深夜3時くらいまで走っていたが、今は働く時間をずらして売り上げのマイナスを減らしているそうだ。

60万円の家賃ですぐに消滅

「100万円は2カ月で消えました」――都内で焼肉店を経営する宮崎治夫さん(仮名)の状況は深刻だ。月の家賃は60万円。せっかく手にした持続化給付金も、ひと月ちょっとで消えうせた。家賃支援給付金や感染拡大防止協力金、新型コロナウイルス感染症特別貸付など、あらゆる支援金も申請している。

「4月と5月は最悪でした。店を開けても、お客さんが来ないんですから。仕方なくランチを始めましたが、それでも10万円ぐらいにしかなりません。でも、東京アラートが解除されてから少しずつ客足は戻ってきています」

 8月29日の土曜日は「給料日後」「週末」「焼肉の日」が重なって、今年一番の売り上げだったという。移動式のビニールシートで隣の席との仕切りをつくるなど感染対策も徹底しており、来店客も安心しているようだ。

「朝の来ない夜はないですから、希望は捨てないようにしています」と笑顔で締めてくれた。

「売上5割減」の壁に苦しむクリーニング店

「収入は3割から4割減ったわ」――クリーニング店を営む泉田朋美さん(仮名)は、ため息まじりでつぶやいた。

「うちのお得意さんはサラリーマンなんだけど、テレワークが増えたことでワイシャツが減ったのね。週に1~2日しか出社しなくなったでしょ。1週間に5枚持ってきた人が2~3枚になってるの」

 しかし、売り上げの落ち込みは4割程度。持続化給付金の支給条件である5割減に満たないため、申請できないという。

「8月も25日に5割を超しちゃって(苦笑)。月の売り上げが5割に近づいてくると『お客さん来ないで~』なんて思うんだけど、店を閉めるわけにもいかないし、この先どうしたらいいかと……。市の給付金は要件を満たしたけど、20万円しかもらえなかった。とてもじゃないけど、やっていけないわ」

 ライバル店も同様の落ち込みであり、業界全体が青息吐息だという。「ホステスのバイトも考えたけど、コロナに感染しやすいし……」とこぼしている。

確定申告をしていないフリーターの悲劇

「昨年は確定申告をしてなくて、しまったと思ってます」――運転手業務やネット販売など、いくつかのバイトを掛け持ちしてきたフリーターの今田弘さん(仮名)は開口一番、こう悔やんだ。言うまでもないが、確定申告をしていない人は持続化給付金の対象にならない。

「夜にやってたデリヘルの送迎は、客の激減で仕事がほとんどなくなり、休眠状態です。今は雑貨品のネット転売に力を注いでいます」

 2000円で仕入れた人気商品を2500円で売るなど、薄利多売の仕事をしているが、ひとつだけ光明があった。無観客になった競馬業務の補償である。

「土日はウインズの仕事をしているのですが、給料は75%ほど補償されるので、家賃はどうにかなってます。空いた時間をネット転売の方に使えますし、今はこのまま無観客競馬が続いてくれと思っています(笑)」

 9月の競馬開催が引き続き無観客になると、今田さんは心の中でガッツポーズをしたという。

 もともとがテレワークだったフリーランスは仕事も減らないが、飲食店などは大打撃を受けた。そして、景気は落ちるところまで落ちた。これからは緩やかに持ち直していくだろう。それまでどうにか踏ん張るために、個人事業主は給付金や支援金を上手に活用したいものだ。

(文=井山良介/経済ライター)

ヒカル、ヤラセ発覚→開き直りで猛批判→からの方針転換…自ら名声を地に堕とす愚行

 人気ユーチューバーのヒカルが、8月31日に投稿した『【カメラ止めろ動画出したら訴えるぞ】毎日嘘の閉店セールしてる店の闇暴いたら逆ギレしてきてブチギレ口論になった…』という動画にヤラセ疑惑が上がっていたが、本人があっさりと認めた。

 この動画は、連日「閉店セール」を行っている洋服店の闇を暴くという内容で、9月9日時点で再生回数が350万回を超えるほど大きな反響があった。ヒカルは閉店セールを行っている洋服店に入り、YouTubeの撮影交渉を行い、その後、店内にある商品をすべて購入。そして3日後にまだ営業している同店を訪れ、「閉店セール」は嘘だったのかと詰め寄る。店側と激しく言い争った末、経営者が撤退を約束するという結末を迎える。

 だが、動画の公開直後から、一部の視聴者からヤラセではないかとの指摘が出た。

 事態が大きく動いたのは、「コレコレ」の生配信だ。ヒカルの動画を見たという視聴者たちが、「店舗内にレジがない」「店内でBGMが流れていない」「店名がない」など不自然な点を挙げ、ヤラセを疑う声が出た。すると、近隣に住んでいるという人から「洋服店があったという話を聞いたことがない」「(ヒカルの動画の前後は)テナント募集になっている」といった情報が相次いでネット上に集まり始めた。

 すると、ヒカルに対し、「詐欺を暴くとか言いながら、お前が詐欺じゃないか」「すぐバレるような下手なヤラセするな」「今までの闇を暴く系の動画も全部ヤラセだろ」など、批判の声が殺到。

 そんな声を受けてヒカルは8日、『【話します】やらせ疑惑とSNS削除について』と題する動画を上げ、先の動画がヤラセであることを認めた。

「過去にヤラセをやるかもしれないと言ってきた」「そして今回、ヤラセがバレました」と悪びれる様子も見せずに語り始めると、「これもひとつのエンターテイメント」と述べた。さらに、社会の闇に迫る動画は続けたいが危険を伴うことから、架空のものをつくり上げて撮影し、視聴者に向けて“注意喚起”をする目的で動画を公開することにしたと釈明。続けて、「これからもヤラセの動画とか上がると思うけど、視聴者の皆さんが判断して見抜いてください」と、今後もヤラセを行うと宣言した。

 このヒカルの説明には、ファンからも批判の声が噴出。「ヤラセは必要ない。今後もすべてヤラセかもしれないという疑いの目で見てしまう」「ヤラセなら闇暴かなくていい」「リアルなドキュメントでヒカルは伸びたのに、良さを自分で殺した」「ヒカルを信頼してみていたファンを裏切った」など、ヤラセによって自ら名声を地に堕としたとの指摘が多く上がった。

「ヒカルはかつて、祭りのくじ引きを買い占めるという動画が大ヒットし、その後、ヤフオクの闇、ゲーセンの闇といった“闇を暴く”シリーズを何度か行っており、総じて好評を得ていました。しかし、ボッタクリバーに潜入して闇を暴くという動画に関して、ほかのユーチューバーからもヤラセだと指摘されるなど、真偽を疑う声が常につきまとっていました。それが今回、ヒカル本人がヤラセを認めたことで、今後は同様の企画をやりにくくなるのは間違いないでしょう。せっかく最近は評価が高まっていただけに、今回のヤラセは自身の名声を落としかねない愚行といえるかもしれません」(芸能記者)

 猛批判を受けてヒカルはTwitterに、「ファンの厳しいけど熱い声がダイレクトに届いて 考えを改めたいと思った」と反省の言葉を綴った。そして「まず闇暴く系をこれからは一切なしにする」と方針転換。「もちろん動画の構成で多少の演出とかがあったりする動画とかはこれからも完全になくなるとは言い切れへんけど、みんなをがっかりさせるようなヤラセとかはなくす」と宣言した。

 その反省の声を見たファンからは、「ちゃんと反省するヒカルくんエライ」「これからも応援します」「ファンの声を聞き入れて反省したヒカルくんをこれからも応援します」など、謝罪を評価する声が上がった。だが一方で、「きちんと謝罪もせず、方針変更を打ち出しただけ」「反省しているようには見えない」など、厳しい目で見る向きも多い。

 登録者数400万人を超える人気ユーチューバーだからこそ大きな反響を呼んだともいえるが、しばらくは厳しい視線にさらされることになるだろう。

(文=編集部)

ユニクロ・GU、ボディラインを隠せる“ゆったりトップス”3選!安い&オシャレ

 体型によって大きく印象が変わってしまうトップス。誰もが目を留めてしまうような抜群のスタイルを披露できればいいのですが、プロポーションに自信を持てない人も多いはず。そこで今回は、ボディラインが気にならない「ゆったりトップス3選」をピックアップしてみました。

「コットンリラックススリットチュニック(半袖)」(ユニクロ)

 まずはプチプラブランドとしてお馴染みのユニクロから、「コットンリラックススリットチュニック(半袖)」(税抜990円)をご紹介。ボディラインを隠したいときに重宝する、ロングタイプのチュニックです。

 生地にはコットン(100%)が使用されていて手触りのよさは抜群。縦に長く伸びたシルエットが、スラリとした印象をプラスしてくれます。生地にゆとりがある点を活かして、インナーにYシャツを合わせるのもグッド。全体的に“きちんと感”のあるスタイルに仕上がるため、フォーマルな着こなしが好みの人はぜひ試してみて。

 同商品の色合いにはホワイト、ブラック、グリーン、ピンクなどさまざまなパターンが用意されています。同じデザインのチュニックでも色合いによって雰囲気が異なるので、コーディネートにマッチしたカラーを楽しんでくださいね。

「ドローストリングTシャツ」(H&M)

 ファッションスタイルのマンネリ化を防ぎたい時に便利なのが、H&Mで販売されている「ドローストリングTシャツ」(1299円)です。ウエスト回りに巾着袋のような“引き紐”がついた、一風変わったデザインがポイント。ありきたりな装いから脱却して、コーディネートの幅を広げることができますよ。

 コットンジャージでつくられたワイドサイズの同商品。肩に丸みを帯びたドロップショルダー風に仕上げられているおかげで、女性らしい着こなしを楽しめます。

 生地のダボつきが気になる場合は、ウエスト回りを絞ってスッキリとしたルックスに仕上げることも可能。あえてウエストを絞ってショートパンツやキュロットと組み合わせれば、メリハリのあるコーディネートを堪能できるはず。「体型隠しのためとはいえ同じような着こなしだけじゃつまらない!」という人には、マストバイのファッションアイテムといえるかもしれませんね。

「スウェットライクオーバーサイズニットチュニック(長袖)」(GU)

 最後にご紹介するのは、抜群のコストパフォーマンスを誇るGUの「スウェットライクオーバーサイズニットチュニック(長袖)」(税抜1990円)。スウェットのような着心地と、やわらかなニットの風合いを取り入れた長袖チュニックです。

 カラーバリエーションは、ブラック、ベージュ、ブラウン、パープルの4パターン。裾の部分がサイドスリット仕様にデザインされており、カジュアルなコーディネートを楽しむことができます。

 オーバーサイズの生地がボディラインをスッポリと隠してくれるため、ぽっちゃり体型が気になる人には特にもってこい。やや広めに作られたVネックが大人っぽさを演出して、女子力をグッとアップさせてくれますよ。

 同商品を購入した人からは、

「温もりのあるルックスに一目惚れ。サイズにゆとりがあるから重ね着してもいいですね」

「スリットが入っててめちゃくちゃ可愛い! デザインがシンプルだから色んなファッションにマッチする」

など好評の声が後を絶ちません。まさにこの秋要チェックの1着といえるでしょう。

(文=編集部)

※商品の価格は記事作成時の実売価格です。

パチスロ6号機『アイムジャグラー』導入日決定記念。5号機ジャグラー「オマージュマシン」特集

 2020年1月、北電子は東京都汐留のホテル・コンラッド東京で6号機『アイムジャグラーEX』の発表会を開催した。

 本機は当初、「春頃の導入か」と噂されていたものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期に。その後も正式なアナウンスはなくファンも待ちわび続ける中、先日、ついに12月14日の導入が発表された。

 「GOGO!ランプ」が光ればボーナス確定という誰でも楽しめるシンプルなゲーム性で、4号機時代からの稼働貢献実績は十分。とりわけ5号機時代初頭にデビューした同名タイトルは4号機から5号機へと打ち手をシフトチェンジさせるきっかけを作ったマシンのひとつともいえるだけに、業界の未来を担う1台として期待も大きいわけだが…。

 振り返ればその5号機時代初頭は、いくつかの『ジャグラー』オマージュマシンが登場した時代でもあった。

 5号機時代へ突入してから1年が経過した2006年、メーシーは3段階設定の『バーグラー』を発売した。高いボーナス出現率(当時)と、ブドウ以外の全役とボーナス重複する可能性がある点が大きな特徴で、2種類あるリプレイは「CHANCE」絵柄の3つ揃いで期待大。告知タイミングは第3ボタン停止時のみで、ボーナス成立時は「LUCKY!ランプ」が点灯する。

 本家アイムジャグラーが誕生した2007年にはアリストクラートが『ミスターキャッシュマン』、サミーが『ミスターマジックネオ』をリリース。

 後者に関しては左リールスベリ→小役ハズレで告知ランプ点灯に期待ができるなど、スベリが熱い3号機『ミスターマジック』のゲーム性を踏襲しているともいえるが、色合いなどがどことなく似ていることから当ジャンルとしてピックアップした。

 2008年にはファーストが『マジシャン』、2009年にはパラジェイピーが『アイムマジック』『アイムマジックX』『スーパーアイムマジックEX』を製造。いずれも「GUGUランプ」が光ればボーナス確定で、アイムマジックシリーズに関しては小役重複に期待できる「遅れ」やフリーズなどのビッグ確定パターンなどがある。

 打ち手にだけGOGO!ランプが輝く『マイジャグラー』が世に送り出された2010年には、ネイチャーアセスメントから『マジックライアン』、タイヨーから『アイムラッキーパレード』が登場。

 前者は「GAOGAOランプ」、後者は「Lucky Luckyランプ」が光ればボーナス確定で、どちらも多彩なプレミアム演出が用意されている。

 このほか、パネル等の雰囲気こそ異なるものの、同系統のマシンとしてSANKYOの『ガオガオフェスティバル』、ニューギンの『スモモチャン』、オルカの『アニマルPB』などがある。

 あらゆる告知ランプをオマージュしたタイヨーの『コクッチマスターズ』と『コクッチーブラック』はあまりにも有名であるが、先告知メインの『ハナハナ』シリーズを手掛けるパイオニアが後告知を主とした『ミルキーマーチ』を発売していたことを知る者は意外と少ない。

 ちなみに、そのミルキーマーチは筐体上部の「PAOPAO♪ランプ」が光ればボーナス確定。告知タイミングは4分の3が第3停止ボタン停止後、4分の1がレバーON~ボタン有効時だ。

『新聞記者』藤井道人監督の最新作が示した「宇宙と屋根」の新概念【沖田臥竜コラム】

 先日、対談をさせてもらった藤井道人監督【参考記事「映画『ヤクザと家族』特別対談」】の最新作宇宙でいちばんあかるい屋根が公開された。藤井監督とは、来年公開の映画『ヤクザと家族 The Family』の監修や所作指導を筆者が務めた縁でいい付き合いをさせてもらっているが、今作『宇宙で〜』は、ヤクザのヤの字も出てこない、ファンタジー感あふれるも、老若男女さまざまな観客の人生を見つめ直させてくれる良作だった。ここでは、“盟友”藤井道人の渾身の作品を一人でも多くの人に観てもらいたく、映画評なるものを書かせてもらった。

父を亡くした時も泣かなかったのに……

 主演の清原果耶さん演じる、大石つばめを見ていると、もう一度、中学の頃に戻りたくなってしまった……いや、すまぬ、不良の自分は中学へはほとんど行っていなかった……。

 そんな幼い頃から映画館が好きだった。私の地元、兵庫県尼崎市塚口にも映画館があったので、映画は私にとって身近な存在だった。今でこそ仕事柄、1人でどこにでも出掛けるようになったのだが、成人になってもしばらくの間は、1人で行く場所といえば、コンビニとパチンコ屋、それに映画館くらいしかなかった。

 その後、年々、仕事に忙殺されるようになり、それに比例して、さまざまな葛藤や悩みを人並みに抱えるようになったのだが、そんな時、私はいつも1人で映画館へと向かった。そこで煩悩や雑念をいったん振り払い、何も考えずに、ただスクリーンを観て、映画の世界に没頭してきた。それは一種の現実逃避だったのだが、今思えば、そこでまた自分自身を奮い立たせてきたように思う。

 塞ぎ込んだ気持ちを奮い立たせてきただけじゃない。振り返れば、初めてのデートは、いつも映画館だった。

 そんな私もここ最近は、日々の業務に追われて映画館に行くことができなかったのだが、どうしても観たい作品があったので、久しぶりに劇場に足を運んだ。

 その映画とは、清原果耶さん、桃井かおりさん主演の『宇宙でいちばんあかるい屋根』である。メガホンを取ったのは、ポリティカルサスペンス『新聞記者』で今年の日本アカデミー賞において最優秀作品賞を含む6部門を受賞した藤井道人監督。当時33歳という若さで日本アカデミー賞を受賞した藤井監督が描く、『新聞記者』や『ヤクザと家族』とはまた違うであろう世界観に興味があったのだ。

 私はあることがあってから、どんなことが我が身に降りかかろうと、人前で涙を流さないと決めている。泣いても、そこからは何も始まらないことを知っているからだ。嬉しいことがあっても、悲しいことがあっても、私は人前で涙を流さなかった。30歳になって父を亡くしたときも、走馬灯のようにさまざまな想いが脳裏に甦ってきたのだが、涙を流さなかった。

 そんな私の培ってきた哲学を、この映画はことごとく打ち破り、激しく感情を揺さぶってきたのだ。そして気がつけば、「なんべん泣かすねん……」と思いながら、鼻をすすっていた。巨大なスクリーンに映し出される洗練された映像、良質なスピーカーから流れる、感情揺さぶる役者たちの言葉や音楽……この体感は、やはり劇場でしか得られない。

 こうした感覚は、まったく同じ物でも、家で食べるのと外で食べるのとでは異なる体験になるということに似ている。

 私の中でDVDは、劇場での体感を経たのちに、あらためて余韻を楽しむためのものである。ひとりで余韻に浸りたいがために、私は気に入った作品を何度もレンタルする。買ったほうがはるかに安上がりだとわかっていても、名作になればなるほど買わない。その都度お金を払って、DVDをレンタルする行為そのものが好きなのだ。

『宇宙でいちばんあかるい屋根』はタイトルからして、私の興味を惹いてきた。その理由は、私が屋根の上から見る景色が好きな少年だったからだった。屋根の上が好きすぎて、中学2年のとき、2泊3日の林間学校の旅先で合宿所の屋根へとよじ登り、初めて見る田舎の景色を見渡した。おかげさまで、その後、屋根から派手に転落してしまい、合宿1日目で即入院。1カ月間、家に帰ることができなかった苦い思い出を持っていたりする。

 そんな「屋根好き」の私からすれば、「宇宙で一番の屋根とは、いったいどんな屋根で、どのような景色を見せてくれるのだ?」と、果てしない興味が広がっていた。

「夜のせい」「しぶとく生きろ」桃井かおりが放つ言葉

 『宇宙でいちばんあかるい屋根』は、清原さん演じる、「恋愛」や「家族」など思春期の悩みを持つ14歳の中学生・つばめが、あるビルの屋上で出会った、桃井さん演じる謎多き老婆「星ばあ」との交流を通じて成長し、自分を見つける物語だ。星ばあは、まさに屋根の上や屋上から人々の人生を俯瞰してきたかのような物言いと振る舞いで、つばめと向き合い、彼女の心のわだかまりを解き、ひいては、観客の心にも優しい影を落とす。そんな星ばあのいる場所は、確かに宇宙で一番のあかるい屋根であった。

 そんな劇中で、忘れられないセリフがあった。それは、星ばあが、つばめに放った一言。「夜のせい」という言葉だ。

 確かに、夜は人を変える。
 
 十代の頃は、あれだけ夜が好きで朝まで遊びまわっていたというのに、今の私は夜が大嫌いである。それには理由があって、徹夜で原稿を書き続けると、必ずといっていいほど、原稿が荒れるからだ。

 私の場合、ほぼ毎日が締め切りと会議みたいなものなので、徹夜で原稿を書くことが多くなるのだが、原稿が荒れると同じように心も荒れ、そこから、“まあまあな問題”を生じさせてしまうクセがあるのだ。突如、それに付き合わされるハメになる方々には、いつも大変申し訳ない気持ちでいっぱいなのだが、それは厳密にいうと私のせいではなかった。

「夜のせい」

だったのである。

 だからこそ、思う。大事な人にラブレターをしたためる際、勝負のLINEを送信する際には、夜ではなく、十分な睡眠をとり、頭が稼働しだした午前10時過ぎにしろと。それで叶わぬ恋ならば、実らぬ花だったと諦めてほしい……。

 また、星ばあは「しぶとく生きろ」とも、つばめに言う。

 生き方によっては、今の世はつまらなくて堅苦しい、窮屈な時代なのかもしれない。私自身ですら、そこまで「生きる」ということにがむしゃらさはない。ただ、まだまだやり残したことがある以上、そうたやすく、くたばることはできない。私もしぶとく生きてやろうと思っている。しぶとく生きていれば、いいこともやってくる。這いつくばってでも生きていれば、夢だって叶う。星ばあは、そう、つばめに言いたかったのかもしれない。

 私は屋根や屋上が好きだったので、そこからいろいろな街並みを見下ろしてきた。夜になるとそこに灯るそれぞれの明かりに、さまざまな人間模様を想像させてきた。これからもそれは変わらないだろう。だけど、この映画を観終わった時、見下ろすだけではなく、たまには夜空も見上げて生きていくのもありだな、と感じさせられている自分がいたのだった。

 物語終盤、夜空を見上げたつばめは、自分の未来に広がる可能性、多くの人々と紡ぐ今後の人生に想いを巡らせているようだった。そんな、つばめが見上げていた、果てしなく広がる優しい夜空を、私もいまから観ることができるかもしれない。そんな思いにさせてくれる、すばらしい映画だった。

(文=沖田臥竜/作家)

●沖田臥竜(おきた・がりょう)
2014年、アウトローだった自らの経験をもとに物書きとして活動を始め、『山口組分裂「六神抗」』365日の全内幕』(宝島社)などに寄稿。以降、テレビ、雑誌などで、山口組関連や反社会的勢力が関係したニュースなどのコメンテーターとして解説することも多い。著書に『生野が生んだスーパースター 文政』2年目の再分裂 「任侠団体山口組」の野望』(共にサイゾー)など。最新作に、数々の未解決事件のその後に迫った『迷宮 三大未解決事件と三つの怪事件』(同)がある。

多部未華子、NHKドラマ降板の“事の重大さ”…ジャニーズ事務所を敵に回しかねない御法度

 9月8日発売の「女性自身」(光文社)で、来年放送予定だったドラマ『これは経費で落ちません!』(NHK総合)の続編が制作中止になったと報じられた女優・多部未華子。今クールの連続テレビドラマで多部が主演を務めた『私の家政夫ナギサさん』(TBS系)は、9月1日放送の最終回が世帯平均視聴率19.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。8日放送の特別編も14.9%という高視聴率をたたき出すなど、一躍“令和のドラマ女王”に上り詰めた多部だったが、一転人気に水を差しかねない報道となった。

「『女性自身』によれば、10月下旬にも撮影をスタートする方向でNHKサイドも準備を進めていたのですが、撮影まで2カ月を切った8月下旬に制作が中止になったということです。その理由については、多部側が続編制作について“前作と同じキャスト、スタッフ”という条件を出したにもかかわらず、同僚社員役の俳優が出演できなくなってしまったからだといいます」(スポーツ紙記者)

『これは経費で~』は昨年7~9月にNHK「ドラマ10」枠で放送され、多部は石鹸メーカーの経理部に勤めるアラサー独身女子を演じた。最終回の視聴率が8%台と同枠では異例のヒットとなり、多部のブレイクを決定づけた作品になった。

 一方でネット上では「NHK側が最初の条件を守れなかったから仕方ない」「多部ちゃんを悪者にしたいのがミエミエ」といった多部への擁護論が根強くみられる。確かに、多部サイドがNHKに条件を伝えたにもかかわらず、主要キャストの一人が出演できなかったから作品の出演を断ったというのは理解できる部分もある。

「ただ、不可解なのが多部さんの事務所は“あの事務所”のタレントが一緒に出ているのにもかかわらず、オファーを断ったということですよ」と語るのは、ある芸能事務所幹部だ。

「多部さんとの恋模様が描かれる営業部の山田太陽役のジャニーズWEST・重岡大毅のことです。最近、役者として活躍が目立つ重岡が共演ともなれば、多部の事務所は“事の大きさ”がわかっているはず。業界的には御法度行為ともいえます。ジャニーズが大切に育てている重岡のスケジュールを、このドラマのために空けていたことはわかっているはずだし、ジャニーズ側もドラマが飛んだことに対しては、よくは思っていないはず。

 場合によっては今後、多部さんが所属する事務所の女優と共演NGにする可能性もないとはいえないし、同事務所としても、そこまでのリスクは負いたくなかったはずです。ジャニーズを敵に回しかねないにもかかわらず、そこまでして降板するというのは、ほかにも何か理由があったのではないかとも考えてしまいます」

 いずれにせよ、ドラマを楽しみにしているファンのためにも続編制作を待ちたい。 

(文=編集部)

 

JRAクロノジェネシス、ソウルスターリングに続けるか!? 「世界的良血馬」バニシングポイントが出世レースで腕試し!

 先月2日の札幌5R・新馬戦(芝1800m)を、C.ルメール騎手を背に快勝したバニシングポイント(牡2歳、美浦・藤沢和雄厩舎)が、次走に10月24日に東京で開催されるアイビーS(L・芝1800m)を予定していることが明らかになった。

 米国産のマル外のバニシングポイントの父は、米国のチャンピオンサイアーにも輝いた経歴を持つタピット。母は2010年のBCレディーズクラシック(G1)の勝ち馬アンライヴァルドベル。全姉にG1・3勝を上げ、2018年に米国の最優秀牝馬を受賞したユニークベラがいる超良血馬だ。

 デビュー戦では単勝1.8倍の1番人気に支持されると、それに応える形で逃げ切り勝ち。馬なりのまま7馬身差をつけてセンセーショナルな勝利を飾った。

「圧巻の勝利を飾ったものの、ルメール騎手は『道中はよく手前を替えていたし、トモがまだ緩い』と走りに対してチクリ。また管理する藤沢和師も同じく手前を替えていた点を指摘し、『まだ非力だが、走りっぷりはいい』と手厳しかったです。しかし、それは期待の裏返しだと見ていいでしょう。

当初は10月3日に中山競馬場で行われる芙蓉S(OP・芝2000m)へ出走とも言われていましたが、陣営はアイビーSを選んだみたいですね。小回り、さらに右回りのコースは経験済みなので、左回りかつ広いコースで試したいと考えたのかもしれません」(競馬誌ライター)

 昨年のアイビーSを勝ったワーケアはホープフルS(G1)で3着。また一昨年の覇者クロノジェネシスは春の牝馬クラシックで好走した後に秋華賞馬に輝き、今年の宝塚記念(G1)も制覇した。16年の勝ち馬ソウルスターリングは翌年のオークスを制するなど、出世レースとして知られている。バニシングポイントには、前走に続いて翌年のクラシックを意識できる走りを見せてもらいたいところだ。

 以前まで、バニシングポイントら外国産馬は5大クラシックへの出走は叶わなかった。しかし、2001年の日本ダービーと菊花賞に各2頭まで出走可能になったのを皮切りに、徐々に出走制限が緩和。そして10年には国際競走に指定されたため、9頭まで可能になるなど外国産馬の受け入れ体勢はほぼ整った。

 だが、外国産馬で5大クラシックを勝利したのは07年のローブデコルテのみ。昨年は共同通信杯(G3)を制したダーリントンホールが外国産馬初となる牡馬クラシック制覇に挑んだものの、皐月賞(G1)6着、日本ダービー(G1)13着に終わっている。

 バニシングポイントには外国産馬初となる牡馬クラシック勝利を挙げるだけの力があるのかが、まずアイビーSで試されることになった。