イオン、23年ぶり社長交代、世襲への布石か…総合スーパー赤字、アマゾンの脅威増長

 イオンが23年ぶりの社長交代を決めた。3月1日付で創業家出身の岡田元也社長(68)は代表権のある会長に就任し、吉田昭夫副社長(59)が社長に昇格する。社長交代は1997年以来となる。

 吉田氏は83年4月ジャスコ(現イオン)に入社以来、店舗開発畑一筋だ。東北開発部長(2005年)、イオンリテール関東開発部長(09年)、イオンモール国際企画部統括部長(11年)、イオンモール営業本部長兼中国担当・常務(14年)を経て、15年にイオンモールの社長に就任した。19年3月にイオン本体の代表執行役副社長に就任し、ディベロッパー事業とデジタル事業を担当した。デジタル事業では次世代の小売り事業のモデル構築を目指してきた。

 イオンは、(1)総合スーパー(GMS)や食品スーパー(SM)改革、(2)デジタルシフト、(3)アジアシフトの3つを最優先課題に掲げる。米アマゾン・ドット・コムの伸長など小売業界でもデジタル化が進み、事業環境が激変している。イオンは明らかにデジタル化への対応で遅れている。吉田新社長は「オンラインとリアル(店舗)がつながるなか、リアルの強みをどう生かせるかだ」と店舗改革への意気込みを語る。

創業家の御曹司への世襲をにらんだ布石か

 23年ぶりの社長交代で、世襲問題に関心が集まるのは仕方がない。岡田家の御曹司、岡田尚也氏(36)は19年3月1日、フランス発祥の有機食品などのオーガニック専門スーパー、ビオセボン・ジャポンの社長に就任した。尚也氏は外資系金融会社を経て、15年1月にイオンリテールに入社。ミニスーパーを展開する「まいばすけっと」店長を経て、16年11月、ビオセボンの営業部長となり、店長を経験後、同社社長に昇格した。

 父親の岡田元也氏はかねて「世襲は私で終わり」と口にしたが、社長引退会見では「本人(尚也氏)がどういうふうに考えるかもわからないので、なんとも答えようがない」と含みをもたせた。吉田新体制の下で、いつ尚也氏がイオン本体の執行役員に昇格するのか。世襲を占うポイントとなる。

英ネットスーパーとの提携でアマゾンに対抗

 吉田氏はデジタル担当として英国のネットスーパー「オカド」との提携を主導した。19年11月、オカドとの業務提携を発表し、オカドが持つロボットを駆使した物流ノウハウを生かし、数百億円規模のネットスーパーの売上高を6000億円に拡大する計画だ。オカドは2000年の創業。英国事業だけで売上は2000億円を超える。物流センターに配置した自動箱詰めロボットなどの技術力が強み。「英国では注文を受け付け倉庫から(商品を)出庫するまでの時間は15分。競合他社の5分の1程度」とアピールする。

 オカドは世界の食品スーパーと相次ぎ提携し、米アマゾン・ドット・コムの対抗軸を構築してきた。日本では小売業最大手のイオンが、その戦列に加わった。イオンは08年からネットスーパーを手掛けるが、苦戦が続く。全売上高に占めるネット比率は約1%と国内の平均(約6%)を大きく下回る。

 イオンがデジタル化の対応で後れをとるなか、アマゾンが着々と食品分野に触手を伸ばしてきた。アマゾンにとって生鮮食品はハードルが高いとされてきたが、食品スーパー最大手のライフコーポレーションと提携し、ネットスーパーに本格参入する。イオンは20年3月までにネットスーパーの事業会社を設立。オカドのノウハウを取り入れて、23年にロボットを駆使した自動倉庫を建設。人工知能(AI)で最適・最短の宅配ルートを提案するシステムを構築し、配送時間を短縮する。オカドとの提携を突破口に、デジタル社会に対応した次世代の小売り事業へと転換を急ぐ。

GMSは大苦戦、金融と商業施設で稼ぐ

 現社長の岡田元也氏は創業者の岡田卓也・名誉会長(94)の長男。1979年、イオンの前身のジャスコに入社し、97年にイオン社長に就いた。M&A(合併・買収)をテコに店舗網を拡大。会社更生法を申請したマイカルを支援し、2013年には最大のライバルだったダイエーを完全子会社に組み入れた。地方スーパーなども次々と傘下に収め、グループ店舗数は国内外で約2万2000店に達し、国内小売業で最大手となった。

 20年2月期の連結決算の売上高は19年2月期比1%増の8兆6000億円、営業利益は同8%増の2300億円、純利益は同6%増の250億円と見込む。だが、地方の郊外店には過疎化、高齢化の波が押し寄せる。食品や衣服などを幅広く取り揃えるGMS(総合スーパー)は大苦戦。イオンの第3四半期(19年3月~11月)連結決算のGMSの9カ月間の営業損益は181億円の赤字。SM(食品スーパー)の営業利益は45億円にとどまる。

 一方、総合金融が396億円、ディベロッパーが437億円の営業利益を叩き出した。同期間の全社の営業利益1030億円のうち、総合金融が38%、ディベロッパーが42%を稼いだことになる。金融事業はイオン銀行、WAONによる電子マネー決済、クレジットカードサービス、さらには住宅ローンなど。ディベロッパー事業は商業施設イオンモールの不動産開発だ。いい土地を見つけ、土地の権利を手に入れ、銀行資金を引き出して巨大なショッピングモールを建設する。

 イオンの稼ぎ頭が金融事業と不動産事業という事実は、日本の小売業の苦境を如実に物語っている。

(文=編集部)

初めて確定申告したら30万円戻ってきた!今年分から控除額が一斉減額、何もしないと実質“増税”

 都内在住の山本裕典さん(仮名・49歳)は、「初めて確定申告し、30万円も戻ってきた。ズボラな性格で、これまでそんなに損していたとは」と嘆いています。 

 2020年分から所得税の控除が改正され、何もしなければ増税になる人も出てきます。スマホでも簡単にできる電子版なら、家族の名前と年齢を入力すると、自動的に「配偶者控除」や全員控除される「基礎控除」の項目が出てきます。ですが、離婚した方などは、自動的に控除項目は出てきません。シングルマザーの場合、所得金額500万円以下なら「特別寡婦控除」として35万円の控除が適用されます。夫が他界した妻の場合も該当します。

 妻にパート収入等がある場合には、配偶者特別控除は2020年分から、総所得が48万円から133万円まで、1万円から38万円までの控除がありますが、夫の所得が1000万円以下の場合のみになりました。子供のアルバイト収入を把握している親は少ないでしょうが、2020年分から合計所得金額が75万円以下なら勤労学生控除(27万円)が受けられます。

 その他、2020年分からの改正ポイントは以下の通りですので注意してください。

(1)基礎控除:10万円増額

 電子申告のページで入力すると、過去に保存していれば自動的に「基礎控除」などのデータが表示されます。そのなかで「基礎控除」の項目で48万円が引かれますが、従来より10万円増額され、減税ということになります。人手不足のため上記の控除で配偶者や学生が働ける時間が10万円分ずつ増えましたが、それ以外の控除額は以下のとおりほとんど10万円ずつ減額になります。

(2) 給与所得控除:10万円減額

 給与等の収入額に応じ、控除額が以下のように減額となります。

・162万5000円以下:65万円 → 55万円

・162万5000円~180万円:収入額の40% → そこから10万円減額

・180万円~360万円:収入額の30%+18万円 → 18万円の部分が8万円に減額

・360万円~660万円:収入額の20%+54万円 → 54万円の部分が44万円に減額

・660万円~850万円:収入額の10%+120万円 → 120万円の部分が110万円に減額

 なお、これまでは控除対象の年収上限は1000万円でしたが、それが850万円までに縮小されました。ただし、23歳未満の扶養親族や特別障害者がいる場合は調整されます。実際の該当金額は、年収からさまざまな控除を差し引いた金額で計算します。

(3)年金控除:10万円減額

 これまでの公的年金控除額から10万円減額されます。

(4)青色申告特別控除:10万円減額

「青色申告して65万円の控除があるから大丈夫」と青色申告で事前に申請書を登録している人も、10万円減額で55万円になります。ただしソフトなどを利用し仕訳や総勘定を電子帳簿にちゃんと保存し、賃借対照表と損益計算書をe-Tax上で登録すれば65万円の控除を維持できます。

副業収入にも注意

 株の売買での利益を得たら「譲渡所得」、株で毎年受け取れる配当金は「配当所得」、大家さんとしての不動産収入は「不動産所得」、会社員が副業で20万円以上の収入を得た場合は「雑所得」、フリーランスは「事業所得」になります。ネットオークションやフリーマーケットなどで収入が出た場合も確定申告が必要な場合もあります。少額、日用品の売却なら不要ですが、1個の値段が30万円以上のぜいたく品などの場合は必要です。

 国税庁の確定申告書等作成コーナーやe-Tax上で「所得税」、生年月日を入力し、「給与・年金専用」「全ての所得対応」から選びます。フリーランスの方は「事業所得者」になり、会社員が原稿料などを受け取ると「雑所得」になります。「事業・不動産・退職所得」の項目から選択を間違うと、税務署から修正の連絡があり、振り込まれる時期が遅れますので注意することです。

 今年から自分がどの控除に該当するのかを考え、領収書を保管して12月までに金額を調整するなど、2021年の確定申告では十分な対策をとることで、少しでも多くの還付金を取り戻しましょう。

(文=柏木​理佳​/城西国際大学大学院准教授、生活経済ジャーナリスト)

中古車“速”買いすべき神7!国産スポーツカー編…1位はシビック、2位はスープラ

 中古車情報メディア「カーセンサー」(企画制作:リクルートマーケティングパートナーズ)10月号では「国産スポーツ車“速”買いランキング(2019年上半期データ)」を特集し、大きな反響があったという。スポーツ車は一般のクルマと比較して流通量が少なく、中古車市場では買いやすい価格になったスポーツ車の人気が高い。そこで、カーセンサーでは「早く買わないと消えてしまう可能性が高いモデルのランキング」を作成した。カーセンサー編集長の西村泰宏氏に、同ランキングの動向などについて聞いた。

国産スポーツ車の「“速”買い神7」とは

――「国産スポーツ車“速”買いランキング」は注目を集めたようですね。

西村泰宏氏(以下、西村) スポーツ車は一般のクルマに比べて全体的に流通量が少なく、高性能なので新車時の価格が決して安くはありません。そのため、買いやすい価格になった中古車の人気が高いのです。実際、この号は売れましたね。

 スポーツ車は、20年前はわかりやすく「馬力」や「速さ」などのスペックが重視されていましたが、今は電動化などにより、その評価基準も多様化しています。そんな時代に、どのようなスポーツ車が好まれるのか。カーセンサーらしい切り口で検証し、すぐに決めないと消えていく可能性が高いスポーツ車が一目でわかるリストを作成しました。その「“速”買い神7」は、次の通りです。

1.ホンダ「シビックタイプR(現行型 FK8型)」

2.トヨタ「スープラ(80型)」

3.スバル「WRX(現行型)」

4.マツダ「ロードスター(現行型 ND型)」

5.マツダ「ロードスターRF(現行型)」

6.日産「スカイラインGT-R(R33型)」

7.日産「GT-R(現行型)」

――それぞれ、ランキングに入った理由をどう分析していますか。

西村 1位のシビックタイプRの中古車価格帯は390万~520万円と高めですが、ユーザーからすれば「この性能でこの価格は安い」という評価です。また、新しいモデルだけに中古車流通量は29台と極めて少ないのですが、1台当たりの問い合わせ数が多いため、いわば早い者勝ちの状態になっています。

 2位のスープラは、昨年5月に17年ぶりに新型スープラが登場したことで、スープラ自体の存在が注目されました。新型はBMWとトヨタの共同開発も話題となり人気を博していますが、同時に昔のスープラに注目するユーザーも増加し、中古車価格帯は120万~550万円となっています。状態にもよりますが、価格は70万~80万円ほど上がったのではないでしょうか。中古車流通量は1年半前は150台でしたが、現在は48台と一気に減りました。

 3位のWRXは、もともとクルマ好きの支持が高いモデルで、昨年の東京モーターショーでも話題になりました。2019年にWRXシリーズのファイナルエディションが発売され、ファンから惜しまれつつフィナーレを迎えました。コアなファンに狙われるいぶし銀で、中古車流通量は263台、中古車価格帯は150万~800万円です。

――4~7位はマツダと日産のモデルが占めていますね。

西村 4位のロードスターは発売25周年を迎えたロングセラーの第4世代で、15年5月に登場したモデルです。ロードスターはどの世代も人気で手頃な価格帯になってきているので、注目を集めています。中古車流通量は169台で、中古車価格帯は130万~355万円です。

 5位のロードスターは電動格納式ルーフを採用したリトラクタブルハードトップモデルのため、中古車価格帯は210万~385万円とやや高めです。中古車流通量は1月1日時点では180台ほどでしたが、今は69台と一気に減っており、消えていくスピードが異常に早い意外な“速”買いモデルといえます。

 6位のスカイラインGT-Rはダークホースです。一般的には、この前後のモデルであるR32型とR34型が人気でR33型はそれほど注目されていなかったのですが、R32とR34の人気が高騰しているため、現実的な選択肢としてR33を選択するユーザーが増えています。相場が高騰する前に、と狙うユーザーが増加中で、中古車流通量は46台、中古車価格帯は270万~1500万円です。

 1995年1月に発売を開始したモデルのため、今年、発売から25年が経過すると、アメリカで生産されていなかったモデルでもクラシックカー扱いとなり、輸入が可能となる「25年ルール」の解禁対象となります。そのため、このR33を買ってアメリカに輸出する準備を始めている業者もおり、今後は価格が大幅に上昇すると予測しています。

 7位のGT-Rは、02年のGT-R(R34型)生産終了から6年を経て復活したモデルです。これは、20年度が製作最終年度です。性能面ではR34よりも高いため、資金的に余裕があるのであれば、こちらをおすすめします。中古車価格帯は400万~2080万円で、中古車流通量は191台です。消えていくスピードはそれほど早くはないのですが、1台当たりの問い合わせ件数が多いモデルです。

――今後のスポーツ車の動向については、どう見ていますか。

西村 ランクインしたモデルに共通するのは、流派は異なるもののドライブして楽しいクルマであるということです。スポーツ車は、従来のクルマ好きと言われる中高年層だけでなく若者層も注目しています。クルマのコモディティ化が進み、単なる移動手段となりつつある一方で、クルマ好きの耳目を引いたり運転する楽しさを訴求したりするようなモデルも相次いで投入されています。最近、国産スポーツ車の生産が再開されているので、これから盛り上がっていくことが予想されます。

(構成=長井雄一朗/ライター)

ハロプロ「ジャンプ禁止」で現場はどう変化?ファンも運営も初めてのルール変更を経験中

 モーニング娘。’20、アンジュルム、Juice=Juiceらが所属するハロー!プロジェクト(以下、ハロプロ)が、2020年よりコンサートの客席における「ジャンプ行為」を禁止すると発表されたのは昨秋のこと。ハロプロ公式サイトにおいて2019年10月24日、「​コンサート・イベント中の禁止行為に関して」と題した投稿が「Hello! Project」名義でなされ、そこには、

**
コンサート・イベント中のジャンプ行為に関して、
全てのお客様にコンサートを安心してお楽しみ頂く為、過度なジャンプ行為に関して、
状況を改善すべく、各会場でスタッフによるお声かけ・注意をさせて頂いてまいりましたが、
残念ながら、依然として以下の状況が発生しております。
〜中略〜
以上を考慮しまして、
2020年1月2日以降、各ユニットを含む全てのHello! Projectコンサートにおいて、
ジャンプ行為は禁止とさせていただきます。
**

との記述があったのだ。

 往時の勢いは失われたとはいえ、いまだアイドル業界において確固たる地位を占め、多数の人気グループ、人気メンバーを抱えるハロプロなれば、この“決断”は界隈では大いに話題となり、芸能ニュース等で報じられさえした。

 そして迎えたこの1月。現在、正月恒例のハロプロコンサートをまさに開催中であり、全国のコンサート会場を回っているハロプロのライブ現場は、どのようなことになっているのだろうか――。

“伝統”に反すると異を唱えるハロプロファンも

 そもそも一般にアイドルライブでは、ファンによるジャンプ行為は頻繁に見られるもの。どういったアイドルグループのファンであるかによってパターンはさまざまに分かれるものの、メンバーが観客を煽った結果、ファンが楽曲に合わせてジャンプすることもあれば、ファンがただただその場で連続ジャンプをするといったケースもよく見られるものだという。

 アイドル事情に詳しいフリーライターの大塚ナギサ氏は、こう解説する。

「しばしば問題となるのは、連続ジャンプのほうです。自分の“推しメン”が歌っているときなどに連続ジャンプするファンもいれば、楽曲がもっとも盛り上がるサビのタイミングなどで連続ジャンプをするファンもいる。そうしたファンはテンションが上がって興奮していることも多いので、バランスを崩して転んだり周囲の人にぶつかったりすることもあり、危険といえば確かに危険な行為なのですよね。また、公演中にたびたび連続ジャンプをされてしまうと、その後ろの席にいる観客はステージがまったく見えなくなってしまうということも大きい。そうした行為がライブを盛り上げているのだと考え、アイドル現場におけるある種の“風物詩”として一定の理解を示す人もいますが、迷惑をこうむっていたファンもまた多いでしょう。

 ハロプロを運営する大手芸能プロ・アップフロントグループでは、実は以前から連続ジャンプについては『迷惑行為』としてルール上は禁止していました。とはいえ、実際には連続ジャンプはいまだ多く、また先述の通りそれを黙認するような空気も現場になくもないので、いわば“お目こぼし”されてきた。しかし昨秋の発表では、連続ジャンプのみに限定することなく『ジャンプ行為』そのものを禁止としたので、いわば“規制強化”。実際SNS上などでは、好意的にとらえるファンもいれば、アイドルコンサート鑑賞の“伝統”に反するものだと異を唱えるハロプロファンもたくさんいました」

小規模会場公演の増加、そして女性ファンの流入

 ではそもそも、連続ジャンプだけでなく“ジャンプ行為そのもの”が禁止された背景にはどのような事情があるのだろうか。あるアイドルの運営関係者はこう語る。

「連続ジャンプが、後ろにいる観客の鑑賞の妨害になり迷惑だ……ということはもちろんあるのですが、会場の設備を壊してしまう可能性があるし、そもそも一般にジャンプ行為など暴れる行為を禁止しているコンサート・ライブ会場は多いんです。なかには、暴れる行為自体が目的化しているような迷惑ファンもおり、それがあまりにひどいと、会場側からそのアイドルグループへの以後の会場貸し出しを断られてしまうというリスクもある。

 ハロプロも往時の勢いを失い近年は小さなキャパのライブハウスで全国を回ることも増えていますから、“ハロプロのライブはジャンプができる”というイメージがこれ以上広がるのは避けたかったのではないでしょうか。

 一方で昨今はハロプロに限らず、アイドル文化の一般化によって『おとなしく鑑賞したい』という女性ファンも増えています。そんな“新規ファン”からしてみれば、これでもかと連続ジャンプをしている男性ファンの存在は恐怖の対象でしかないでしょう。アップフロントサイドには、『多くの人ができるだけ気軽に来られるようなライブ空間を作りたい』という思惑もあるのではないかと思います」

ファンも運営サイドも“様子見”の段階か

 実際に「ジャンプ行為の禁止」ルールが適用開始されたのは、この1月2日に中野サンプラザ(東京都中野区)で行われた、ハロプロ内の全ユニット総出演のコンサート『Hello! Project 2020 Winter HELLO! PROJECT IS [     ] ~side A~』から。同日のコンサートと、その翌日に同会場で行われた同公演「side B」を鑑賞した大塚氏は、現場の様子をこう語る。

「私は、会場2階の前方に設定された“ファミリー席”(着席鑑賞限定席)で鑑賞。いわば、もっとも盛り上がっているエリアである1階客席前方を見下ろすような形でした。これまでのハロプロのコンサートでは、たいてい1階の最前列付近に、連続ジャンプをするファンを認めることができたものでしたが、この1月2日と3日のコンサートでは、そうしたファンはまったくいなかったですね。みなさん、しっかりルールを守っているようでした。

 またある楽曲で、振り付けの都合上、これまでの公演であれば会場全体で一斉にジャンプをしていたような場面でも、今回は全体で一気にジャンプをするという感じではなく、なんとなくフワッと一緒にジャンプしてみた……という程度でした。これまでのように思い切りジャンプするファンは少なく、軽くジャンプするファンが大勢だったという印象です。一方で、そういう“振り付けのなかのジャンプ”については、係員も特段注意をするようなことはなかったようです」

 しかし、SNSなどへのファンの投稿を見てみると、同会場では、ジャンプ行為をして警備の係員に注意された観客もいたようだ。

「どこまでがOKでどこからがNGなのかという基準が判然としないので、ファンも係員も戸惑っている部分も多いのでしょう。ハロプロではメンバーが客席に対してジャンプを要求して煽るような曲も多いのですが、今回のツアーではそういったあからさまな“ジャンプ煽り曲”は披露されていないんですよ。そういった楽曲が披露されたときにどうなるかという点は、今後の問題になってくると思います。

 個人的な印象としては、ファンもスタッフもまだ答えを模索している状態とはいえ、いつもならば会場1階前方で見られたような過度な連続ジャンプが見られなかったというのは、前進のように思えますね。ジャンプをしたいファンからは不満の声もあるようですが、それでもそうした変化をしっかりと受け入れつつ、よりよい現場を作り出そうとしている印象を受けました」(大塚氏)

「撮影解禁」というもうひとつの大きな決断

 さて、ハロプロのライブにおいては、実は2019年末からもうひとつ大きなルール変更があった。スマートフォンによる写真撮影が解禁されたのだ。

 これまでのハロプロでは、すべての写真・動画の撮影が禁止されていたが、昨年末に行われた一部のライブから、スマートフォンによる写真撮影のみを解禁。一眼レフカメラやiPadなどのタブレット端末の使用はNGで、動画の撮影もNG。また、メンバーが客席通路に下りてパフォーマンスする際の撮影もNGとなっている。こちらの状況については、大塚氏はこう語る。

「ステージに近い席では、写真撮影をしているファンはそれなりにいましたね。ただ、ステージから遠い席だと、スマホではそこまできれいに撮れるわけではないからか、撮影している人も少なめ。終演直前に“思い出の1枚”をササッと撮影するだけといったファンが見受けられた程度で、スマホを頭上にかかげて堂々と撮影している人もほとんど見なかったですし、目立った迷惑行為はなかったのではないでしょうか。とはいえ、こっそりと動画を撮影している人もいただろうし、またシャッター音が気になったという人もいるでしょうから、この撮影マナーに関しても、まずは様子見。これからいろいろな議論が出てくるのではないかと思います」

ツイッターで日本国内のトレンド1位に

 公演中の写真撮影が解禁された背景には、ネット時代だからこそ、撮影を禁止するのではなく、むしろ撮影して積極的にSNSで拡散してほしいという思惑もあるのではないかという。事実、写真撮影がOKとされたモーニング娘。’19の国立代々木競技場第一体育館におけるライブ(2019年12月5日)の終演後には、「#morningmusume19」がツイッターで日本国内のトレンド1位になるという、ポジティブな効果も見られた。

「この時は、新曲のミュージックビデオ公開のタイミングと重なっていたということでより一層拡散されやすかったという事情もありますが、いずれにせよライブ中に撮影された写真がSNS上でのプロモーションに一役買っているのは間違いない。しかし、投稿の際に統一したハッシュタグを付けるなどといったルールを徹底しないと、拡散の効果も薄れてしまうので、運営サイドによるそのあたりの周知徹底も、今後は重要になってくると思いますね」(大塚氏)

 というわけで、ジャンプ禁止も撮影解禁も、多少の混乱はあれど、ファンの側にはそれなりに受容され、ひとまずそれなりの効果は発揮しているといえそうだ。

「いずれのルール変更も、ハロプロの魅力を広く伝え、そのことによって新たなファンを獲得していく……という目的があってこそのものです。つまりハロプロファンからすれば、このルール変更に積極的に協力することが、結果としてハロプロを応援することにつながっていくということ。そういう意味では、現場に起きている変化はとても前向きなものになっているのではないでしょうか」(大塚氏)

 つまり今後のハロプロの躍進は、ファンの行動が左右する部分もあるということだろう。これまでは、コンサートを盛り上げるためだと考えてジャンプしていたかもしれないファンも、ハロプロ全体の未来を盛り上げるために、ジャンプ以外の楽しみ方を選択することとなるのかもしれない。

(文=編集部)

大掃除やめました…毎月ちょっとずつ“お掃除分散”、無理なく年中家を綺麗に保つ方法

大掃除はしなくても大丈夫!

 年末になると必ず家事の負担になるのが「大掃除」。寒い冬に玄関や外掃除など、水を使った作業はかなり負担が大きいのではないでしょうか? しかも年に1度しか掃除しない箇所が家中にあり、それらを一つひとつ掃除しなければなりません。

 私は今の家に引っ越してから6年目になりますが、新築の家に引っ越した時にある決意をしました。

「この家では大掃除をやめよう。その代わり年間で大掃除を割り振って負担なく作業し、年間を通じてそこそこ綺麗な家を目指そう」

 こう思い立ったのです。理由は、寒い冬にまとめて掃除をする負担を減らしたかったからです。フルタイムで働いていた時は業種的に年末が繁忙期だったため、大晦日前日まで残業して仕事をしていました。自宅の掃除はまったくできず、年賀状すらぎりぎりに出す始末で、時間が取れず悩んでいた時期がありました。

 新築の家に引っ越したのを機に、「このままでは年末が苦痛で家が嫌になる」と思い、どうにか掃除方法の改善ができないかを必死で考えました。

家事は溜めてしまうとやる気をなくす

「家事をやらないと」と思いつつも忙しくて見て見ぬふりをしていませんか? 作業がなるべく苦にならないような工夫をすることが大切です。少しずつ短い時間で小間切れで作業すると、負担軽減につながります。

 例えば私の場合、自分が負担に感じていた大掃除軽減対策を実践しています。年末にまとめて大掃除をするのではなく、1年間で分散して掃除をして、年末を迎えた時点ですべての箇所が終わる仕組みにしたほうが負担軽減になるのではないかと思い、月1回、1箇所だけ大掃除をしていく仕組みに変えてみました。

大掃除しなくても「年中そこそこ綺麗を保つ」仕組みづくり

 私は大掃除をしない仕組みづくりとして、大掃除をしない代わりに、「年間掃除計画表」を年末に必ず作成しています。この表は、年末の大掃除を各月に割り振って、負担なく作業を進めていくためのナビゲーションの役割を果たしてくれます。年間でどの程度の掃除が必要なのか、「見える化」することが大切です。

 私の場合、リストの項目は年1度、半年に1度、4カ月に1度、2カ月に1度、1カ月に1~4回の各項目で、何月にどんな作業をするのか、掃除箇所のリスト化をしています。各項目には日付欄を設けており、作業が完了したら日付を埋めていきます。記録していくことで、年間でどこをどの程度掃除したら「年中そこそこ綺麗が保てたか」ということを、

 具体的に把握することができるようになります。

 年間で大掃除を割り振って作業していく手法は、ホテル業界で多く採用されている方法だと知り、自宅作業にも落とし込んでみたのがきっかけです。年中無休のホテル業界で特に気にしているであろう衛生面を保つ掃除手法は、自宅掃除にも落とし込めるのではないかとひらめきました。

 日付を埋めていくことで年間作業が「見える化」し、達成感も感じることができるので掃除の負担軽減に必ずつながります。

 今年の年末は「大掃除」をやめてみませんか? 年の始めが、この表の作成にもっとも適した時期です。

 今から少しずつ大掃除を始めてみましょう。年末の掃除の負担軽減に必ずつながります。この方法は、飽き性の私でも6年継続できています。ぜひ、お試しくださいませ。

(文=河内智美/家事貯金研究家)

●河内智美(かわうちともみ)/家事貯金研究家 

夫婦2人+愛犬との暮らし。

2014年注文住宅が完成。

10年後も愛着が持てる家を目指したいと思い立ち、家時間がすきになるための時短家事の工夫を「家事貯金」と命名し、実践。

ブログにて日々研究発表中。

主婦業の傍ら、パート勤務、コラムニスト、家事グッズ商品開発等幅広く活動中。

・著書『明日の私を助ける家事貯金』(KADOKAWA /2018年4月26日)

・ライブドア公式ブロガー

ブログ「10年後も好きな家」

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伊集院光がNHK『100分de名著』で「東京五輪、本当にいるのか」! 全体主義生む構造を指摘したハヴェルに触発されて

 東京オリンピックが近づき、メディアは「国民一丸となってオリンピックを成功させよう」という論調一色。とても五輪開催への批判など許される空気ではないが、そんななか、伊集院光が勇気ある発言をしたことが話題になっている。NHK の番組で「俺ね、これ言うの勇気いるんだけどさ、東京オ...

新型肺炎でマスク売り切れが続出…高額転売品を買わずに済む3つの方法とは

 猛威を振るう新型コロナウイルスの感染拡大により、マスクが品薄となっている。非常事態宣言を出した世界保健機関(WHO)も、医療用マスクについて「需要が普段の100倍、価格も最高で20倍にもなっている」と述べ、買い占めなどを控えるよう訴えるなど、異例の事態に発展している。

 需要が急激に高まったマスクは、売り切れが続出する一方で高額転売が相次いでいる。2月7日現在、某フリマアプリでは「60枚入り 10万円」「130枚 99999円」などの出品がされている。600円ほどの箱入りマスクが3個で3万2800円、という転売も目にした。定価の10倍以上だ。

「命に関係する物を転売するなど言語道断」という声もあれば、「需要があるから供給もある」など、ネット上では賛否両論の意見が飛び交っており、メルカリやヤフオク!では「適切な対応」を呼びかけている。

 また、あるマスク製作工場では1日あたり30万枚の量産体制で「寝る暇もない」というから、メーカーは安定供給に必死だ。

 一方で、WHOはマスク着用について「推奨するのは、せきなど呼吸器症状がある人やその看病をする人、医療従事者」と限定しており、未感染者の防御については「明確なエビデンス(証拠)はない」としている。現時点で健康であれば、あわてて高いマスクを買う必要はなさそうだ。

 医師のA氏は、以下の3つの方法が有益だと指南する。

1 ハンカチやティッシュで代用する

「マスクがなければ、ハンカチで口を覆うのもひとつの手です。手で押さえなければならないので長時間はつらいですが、短時間の電車移動などでは十分に代用できます」(A氏)

 ハンカチがなければ、ティッシュでも大丈夫だ。「くしゃみやせきなどによる微小な飛沫は、マスクと顔の間から侵入することもあります。緩めのマスクよりも、手で押さえるほうが効果的かもしれません」(同)とのことだ。

2 マスクを洗って再利用する

「紙製の使い捨てマスクではなく、繰り返し使える布マスクなら洗って再利用することができます。帰宅後に洗濯したり、水を入れた洗面器に除菌剤や漂白剤を入れてつけ置き洗いをしたりする方法があります。厳重に予防したいのであれば2枚重ねで利用し、6~8枚ほどを使い回すのがいいでしょう」(同)

3 自分でつくる

「マスクがないなら、つくればいいのです。YouTubeなどでも、自作する方法が紹介されていますよ」(同)

 筆者が調べたところ、すぐにできそうなものを3つほど見つけることができた。

 まずは、ハンカチを代用する方法だ。大きめのハンカチを折りたたみ、カッターでゴム紐を通す穴を開ければ、30分ほどで完成する。かわいいデザインのハンカチを使えばオリジナリティあふれるマスクができあがり、電車内などで目を引きそうだ。布製であれば、洗って繰り返し使えるだろう。

 デザインや形に目をつぶるなら、キッチンペーパーと輪ゴム、ガーゼ、ホッチキスでも簡単につくることができる。また、もともとマスクと形が似ているコーヒーフィルターを使う方法もあるようだ。

 これらのほかにもマスクを自作する方法はいくつかあるが、いずれの場合も、できるだけ顔に密着させて小さな飛沫の侵入を防ぐことが重要だ。

「使用したマスクの外側にはウイルスが付着している可能性があるので、絶対に触れないようにすることが肝心です。また、重要なのは、外から帰ったら手首や爪の間まで入念に手洗いすることで、できれば消毒用アルコールを使いましょう。とにかく、手洗いをしないまま顔に触れないことが大切です」(同)

厚労省もマスクの予防効果に言及

 厚生労働省はホームページで、新型コロナウイルスについて「まずは、マスクやティッシュ・ハンカチ、袖を使って口や鼻をおさえる『咳エチケット』や、石けんを使った手洗いなどの感染症対策を行うことが重要です」としている。

 また、「マスクをした方がよいのはどのような時ですか?」という問いに対しては、「咳やくしゃみ等の症状のある人は積極的にマスクをつけましょう」とした上で、「予防用にマスクを着用することは、混み合った場所、特に屋内や乗り物など換気が不十分な場所では一つの感染予防策と考えられますが、屋外などでは、相当混み合っていない限り、マスクを着用することによる効果はあまり認められていません」としている。

 焦ってマスクを高値づかみするより、まずは入念な手洗いとうがいを心がけることが大事なようだ。

(文=井山良介/経済ライター)

パチンコ平均出玉「6000発」の激アツ新台!「“超”時速スペック」実現も囁かれる人気メーカーへ熱視線!!

 パチンコ分野において高い人気を誇るサンセイR&Dの『牙狼』。一部関係者の間では、シリーズ最新作の登場が噂されている。

「初代・牙狼の衝撃が再び!?」「“超”時速スペックの可能性あり」といった興味深い情報が浮上した。その動向に熱い視線が注がれている。

『牙狼』シリーズの続報は気になるところだが、すでに発表されている新台も大きな話題だ。

 YouTube版サンセイチャンネルでは、パチンコ新台『P GI DREAMROAD』のPVが公開中。「ミドルを超える出玉性能!?」といった意見が出るなど、その仕上がりに期待の声が続出中だ。

 

「大当り確率1/219のライトミドルタイプ。G1ドリームロード継続率は80%を誇り、平均出玉は『約6000発』と強力です。突入までのハードルは高いようですが、そのぶん“一撃”に期待できるという感じですね。展開によっては、ミドルを超える出玉性能を堪能できそうです」(パチンコ記者)

 女性キャラ「有馬さつき」と三冠達成を目指すという、新たな要素が追加されるなど見所は満載だ。

「三冠ドリームスペック」を搭載した『P GI DREAMROAD』は快進撃を見せられるのだろうか。導入は4月6日を予定している。

 同社の新機種といえば、3月に導入される「神コンテンツ」とのタイアップ機も見逃せない。サイト上では、特徴である「スペック革命」「遊び方革命」「保留玉革命」の詳細が公開中だ。

 国民的バラエティ番組「笑点」を題材にした本機。パチスロのAタイプを意識した「サンセイAタイプパチンコ」第2弾として登場する。

 6段階設定を搭載したライトミドル機で、大当たりはBIG(10ラウンド)とREG(4ラウンド)の2種類。その振り分けに設定差があり、パチスロのように設定推測ができる要因となっているようだ。

 そして注目したいのは「ずっと右打ちでA(えー)じゃないか」というキャッチコピーの通り、通常時・大当たり中も「常に右打ち」という仕様になっている点だ。誰でも安心して打てる設計となっている。

 また8個保留に加えて、玉をクルーンにスタンバイさせる新機能を搭載。これにより、打ちっ放しでも「損をしにくい」という遊技を実現した。「保留玉革命」とアピールしていることも納得だ。

 パチンコ分野に「笑点フィーバー」が巻き起こるのだろうか。『P笑点』の導入は3月2日を予定している。

木村拓哉、ライブでSMAP曲歌唱にファンからも批判殺到「特別待遇感ハンパない」

 2月8日よりライブツアーを展開している歌手・俳優の木村拓哉。ステージでSMAPの楽曲を披露して話題を呼ぶ一方で、ソロアーティストとしての姿勢に疑問の声が相次いでいる。

 木村は8日・9日・11日の日程で「TAKUYA KIMURA Live Tour 2020 Go with the Flow」を開催。8日のステージでは1万2500人の観客に向けて、ソロアルバムの楽曲だけにとどまらず、SMAPの楽曲から『SHAKE』『夜空ノムコウ』を披露した。木村によると、アルバム曲のみのステージに疑問を抱いた明石家さんまから「楽曲はアーティストだけのものではなく共有物」と諭されたことがきっかけになったという。

 ステージの様子を報じたスポニチアネックスの記事によると、木村にとって今回のツアーは2015年1月以来5年ぶりのステージ。『SHAKE』の前奏が流れた瞬間、この日一番の大歓声が起きたという。

 ネット上ではファンから喜びの声が寄せられ、「今回のツアーをきっかけにほかのメンバーもSMAPの楽曲を歌える流れになったらいいと思う」と期待する声が上がっている。一方で、強い反発も招いてしまい、

「堂々と独占して歌える立場なの? 『新しい地図』の3人や中居君の楽曲でもあるでしょう」

「解散の経緯を考えると、なんかモヤモヤする」

「さんまの名前を持ち出すあたりがズルい」

「同じ“元SMAP”なのに特別待遇感がハンパない」

「さんまさんを言い訳に自分だけ気分よく歌うなんて、ファンへの配慮や思いやりに欠けた人ですね」

といった批判も多く寄せられている。

 SMAPの名曲を披露したことで反感を買ってしまった木村。2月4日には「週刊文春デジタル」が「第3回『嫌いなジャニーズ』アンケート」の結果を発表しており、残念ながら木村は2位の二宮和也(嵐)に2倍以上の差をつけて3回連続のワーストとなる1位に輝いたばかり。

 ネット上でも「SMAPの解散以降、グループを壊した元凶というイメージが拭えないので納得の結果」「ソロ活動でますます印象が悪くなった気がする。ジャニーズファンに嫌われても仕方ないのでは?」「周囲が気を遣ってヨイショしている感じが見ていて痛々しい」「もはや性格悪そうな若作りおじさんにしか見えない」「第二のマッチになりそう」などの厳しいコメントが目立つ。

 辛辣な意見が相次いでいる一方で、木村は出演ドラマで好記録を残している。昨年12月に最終回を迎えた主演ドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)は平均視聴率16.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)をマーク。今年1月には、白髪姿で挑んだスペシャルドラマ『教場』(フジテレビ系)の演技が評価され、平均視聴率も前編15.3%・後編15.0%と安定した数字を残していた。

 木村がSMAPの楽曲を披露したことで、どのような変化が起きるのか。木村だけでなく、ほかの元SMAPメンバーの活動にも注目したい。

(文=編集部)

松本人志「女性差別はなくなってきている」に漫画家反論、『ワイドナショー』

正解のないWEBマガジン~wezzyより】

『ワイドナショー』公式サイトより

 『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、松本人志が「女性差別はなくなってきている」と発言し、物議を醸している。

 今月9日の『ワイドナショー』では、鈴木杏樹と喜多村緑郎との不倫報道を取り上げた。司会の東野幸治がゲストの漫画家・けらえいこ氏にコメントを求めると、けらえいこ氏は「不倫の話には興味がないのがひとつ」と言ったあと、「女性の立場からすると、女性は差別を受けている」と展開した。

 松本が「(女性差別は)なくなってはきているけど……」と割って入ると、けらえいこ氏は即座に「いやいや、全然なくなってない」と否定し、東京医科大学の入試で女子を減点していた問題や夫婦同姓の強要問題について説明した。