パチンコ「革命RUSH」 の不安を解消で…「70%」継続も実現!? 6号機の頂点を極めた“超大物”が参戦表明!!

 パチスロ分野を代表する大手メーカー「大都技研」。パチスロ人気を支えてきた同社は、6号機時代においても顕著な活躍を見せている。

『HEY!鏡』では後に主流となる高純増ATの可能性を示した。1G純増約5枚の継続抽選型AT「慶志郎チャンス」によって出玉が高速で増加するゲーム性に希望を感じたユーザーも多かっただろう。

 また新システム「押し偏セブン」を搭載した『いろはに愛姫』の活躍も記憶に新しい。「7揃いリプレイ」の押し順選択率が設定によって異なるという斬新な仕様で、設定「左」「中」「右」を看破できれば機械割が100%を超える「激アマ機種」として注目を集めた。

 設定看破が容易でユーザーから絶大な支持を得たが、その「甘さ」が要因となり稼働停止を決断したホールも少なくない。技術ならぬ知識介入マシンとして、業界に衝撃を与えたマシンといえるだろう。

 それに続く快進撃を見せている機種と言えば『吉宗』。6号機として初登場した『吉宗3』は、導入開始から絶好調の稼働を見せている。

 初代の代名詞である「711枚」のBBと「1G連」を再現。6号機の出玉規制を感じさせないゲーム性は、吉宗ファンのみならず多くのユーザーを満足させる事となった。パチスロ分野に希望をもたらしたマシンと言えるだろう。

 ただ、同社の6号機の活躍を語る上で『Re:ゼロから始める異世界生活』の存在は無視できない。「3回突破型」を先駆けて取り入れ、1G純増約8枚を実現。当時の既存マシンの中では最速の出玉スピードを誇っていた。

 ATに突入すれば設定1で期待値「約1300枚」と出玉性能も十分。設定やモードの判別要素も豊富で、6号機の中で数少ない高評価を得たマシンだ。その後、他のメーカーが本機を成功モデルとして多くの「高純増×3回突破型」の機種を発表しているように、業界に与えた影響は計り知れない。

 そんな『Re:ゼロ』がパチンコ分野に参戦する。大都技研が『P Re:ゼロから始める異世界生活』の製品情報サイトとPVを公開し、熱い視線が注がれている状況だ。

「誰も見たことがない新たなリゼロ」と紹介されている通り、パチンコ専用の描き下ろしや新規演出が多数搭載されている模様。パチスロとは一味違う演出を楽しめそうだ。

 注目のスペック面に関しては、小当りRUSH「ゼロからSPRUSH」を搭載。白鯨撃破で突入し、確変継続率は約70%となっている。確変大当りは「全て小当りRUSH突入」という点が特徴だ。

「正直、小当りRUSHへの反応は賛否両論という印象です。『CRぱちんこGANTZ』のようにヒットした機種もありますが…。出玉性能が強力な分、小当りRUSHの振り分けが厳しく体験できる機会が少ないのが要因の一つです。

その点、本機は約70%の確変が全て小当りRUSHへと突入します。これまでの小当りに対するイメージを覆す可能性は十分にあるのではないでしょうか。6号機でも大旋風を巻き起こしたコンテンツだけに、パチンコの仕上がりにも期待が高まります」(パチンコ記者)

『P Re:ゼロから始める異世界生活』がパチンコ分野でも活躍を見せるのか。続報に注目だ。

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「誰でも楽しめる」シンプルなゲーム性を武器に、4号機時代から高稼働を実現。ヒットメーカー北電子が誇る国民的パチスロ初6号機『アイムジャグラーEX』が、ついにホールへ降臨した。

 導入が延期されていたこともあり、待ちわびていたファンから大きな反響が寄せられている状況。好スタートを切った本機のロングヒットを予感する関係者は多い。

 6号機ノーマルタイプの可能性を示す仕上がり。6号機時代で「新たなジャグラー伝説」が始まるのだろうか。今後の動向に注目したいところだ。

 盛り上がりという意味ではパチンコ分野も負けてはいない。

 業界大手サミーのキラーコンテンツ最新作が絶賛稼働中。12月7日より導入された『P真・北斗無双 第3章』がホールへ熱狂を呼び込んでいる。

 新機能の遊タイムを搭載するなど新要素が盛り込まれた本機。「高継続×高速消化」を期待させる仕様を称賛する声が目立つ。

「50連以上の台がゴロゴロ」「スピードは『超韋駄天』並み」「2万発は射程圏内」といった報告も浮上。もちろん良い意見ばかりではないが、遊技したユーザーの反応は上々といった印象だ。年末年始のホールを大いに盛り上げてくれそうだが…。

 パチンコファンにとっては、今後のラインナップも気になるところだろう。

 21日からの週には、原作ファンを巻き込む大フィーバーを巻き起こした『冬のソナタ』シリーズ最新作が登場予定。王道スペックに遊タイムを搭載した仕様だ。演出面も進化しているなど、ファン必見の仕上がりとなっている。

 他にも「RUSH最大継続率は約95%」「RUSH中最大ラウンド比率は70%」という魅力的な性能を有した『PフィーバータイガーマスクW』がスタンバイ。ファンのボルテージは高まっている状況だ。

 年明けも豪華ラインナップとなっている。

 伝説的名機の後継作『Pスーパーコンビα7500』や、「海神のGOD スペック」を搭載した『アナザーゴッドポセイドン-海皇の参戦-』、名物シリーズ待望の新作『P真シャカRUSH』が1月に降臨予定だ。

 注目度では、かつて一世を風靡したお笑い芸人・スギちゃんをイメージキャラクターとした豊丸産業の新機種も負けてはいない。「豊丸のまったく新しい役物機」と紹介された『Pワイルドロデオ6750だぜぇ』も熱視線を浴びている。

 飛び込み口からスタート入賞で図柄が変動する流れ。1/49.9の抽選をクリアして図柄が揃えば「ロデオチャレンジ」へ発展する。激しく回転するギミックから耐え抜くことができればV入賞だ。

 制限時間は「60秒」「40秒」「20秒」の3パターン。気になる出玉は、初当りを含めて5セット継続となっており「一律6750発」となっている。「タイムリミット役物を突破で大量出玉」といった、同社らしさが感じられる「斬新なゲーム性」と言えるだろう。

 独特なマシンを創造し続ける豊丸産業。そんな名物メーカー渾身の最新作が話題となっているが、ファン必見の情報は他にも存在する。

 同社が開設しているホール向けECサイト「とよマーケット」において、パチンコ遊技機の販売が開始された。

 ラインナップは2019年3月に導入された一般電役『PちょいぱちSUPER電役ナナシーDXⅡG39』と『Pすしざんまい極上4200』の2機種。後者は2019年8月に導入された『Pすしざんまい極上5700』のスペック違いだ。

 気になる本体価格は両機種とも1台16万6000円(税別)で、2台セットは29万2000円 (税別)となっている。早くも反響が寄せられているようだ。

 今年9月には同サイトにおいて「ワンランク上のソーシャルディスタンス」をプレイヤーに提供できる設備「スペースボックス」の購入を可能としたことも話題になった同社。USBやコンセントなどが完備されており、遊技空間の「ファーストクラス」を実現した仕様は注目を集めた。

 今後も「新しい商材も販売し、新たな価値を提供する」予定とのこと。ホール以外でも業界を盛り上げる豊丸産業の活動に期待は高まるばかりだ。

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山口組で毎年12月13日に行われていた「事始め式」「納会」、コロナ禍の今年はどうなったのか?

 毎年12月13日といえば、古くから山口組では、一足早く新年の挨拶を済ませる事始め式や、それよりも簡略化した形で、1年を締めくくる行事として納会を開催させてきた。そして、そこで来年度の組指針を発表させるのが常であった。しかし、今年の12月13日には、六代目山口組では事始め式もさることながら、納会すら執り行われなかった。

「世情を鑑みた時、無理にこの日にやる必要もないのではないかという判断ではないか。今後、事始め式や納会といったしっかりとした行事ではなく、もう少し違った集まりを別日にやるのではないかという噂は聞いている」(捜査関係者)

 通例として、この事始めや納会の際に、その年に誕生した新直参の盃ごとをやるのだが、今年、六代目山口組の中核組織である三代目弘道会では、大安吉日となった12月10日に盃ごとを済ませている。この時に、新しく盃を受けた組長は2人。昨年、神戸山口組二代目宅見組から三代目弘道会傘下組織に移籍し、今年直参に昇格した森嶋弘道組長と、この夏、絆會から弘道会へと移籍し、すぐさま直参へと昇格を果たした三代目竹内組・宮下聡組長だ。

 一方、この日、神戸山口組でも新直参2人に、井上邦雄組長から盃が下されたとみられている。

「盃を下され、直参に昇格したのは、分裂した五代目山健組から神戸山口組に残った勢力の中の2人で、二代目安部組の元満志郎組長と、四代目伊藤会の野崎秀夫会長です。それに対して、離脱した五代目山健組は、13日に納会を開催したのではないかと見られています」(実話誌記者)

 五代目山健組では、その納会の席で、これまで噂になっていた新人事が発表され、山健組の保守本流、六代目健竜会・西川良男会長が若頭に就任したと見られている。その他に空席だった舎弟頭も発表され、若頭補佐から舎弟に直った幹部もいたようだ。さらに新直参も誕生したという。

 また、絆會でも納会が行われたのではないかと見られている。そのほか、神戸山口組から離脱した池田組も、近々なんらかの形で会合を開き、新しい代紋を発表するのではないかという情報もある。だが、それらの詳細は不明だ。

 「多く組織が事務所に使用制限がかけられ、会合などの行事も飲食店などを使うため、実施場所や日時についての情報が錯綜しています。以前なら組事務所の前で張り番していれば、そこに組員らが集まってくるので、実施の有無や場所など簡単に取材することができた。それが今では極秘裏に会合などが開催され、しかも六代目山口組サイド以外は飲食店を使うケースが増えているので、取材がひどく困難になっています」(ヤクザ事情に詳しい専門家)

 確かに、飲食店などで会合が開かれたことが、あとで当局の知るところとなれば、その後、当局からの要請でその店は使用できなくなるケースがある。そのため、開催場所や日時が極秘情報として扱われるようになっているのだろう。そもそも、六代目山口組や神戸山口組は、特定抗争指定暴力団として指定されている現状では、会合場所を確保することすら非常に困難となってきているはずだ。

 わずか数年前、六代目山口組と神戸山口組、そして任侠山口組(現・絆會)が、同じ12月13日に納会を取り行ったことがあった。しかし、今年は大きく様変わりした。そして、6年目を迎え、新たな年に突入しようとしている山口分裂問題の中で、さまざまなことが移り変わろうとしているようだ。

(文=山口組問題特別取材班)

JRA藤田菜七子「苦難」の63連敗…… 今年2度目の長期低迷で自己最多勝利記録数更新は絶望的!? 女性騎手後輩誕生の2021年に巻き返しを誓う

 藤田菜七子騎手が長いスランプから抜け出せない。

 今年の前半にはJRA通算100勝を記録するなど、順調に勝ち星を重ねていた菜七子騎手。デビューイヤーから6→14→27→43と年々勝ち星を右肩上がりに増やし、今年はさらなる記録更新も期待されていた。

 だが、先月8日に福島7R・1勝クラス(ダ1150m)をサノマナで勝利したのを最後に、連戦連敗。1カ月以上も勝ち星に見放され、現在まで63連敗を喫している。

「先週は土日合わせて12鞍に騎乗。13日(日)の中京1R・2歳未勝利(ダ1800m)ではタイセイシェダルで、2番手追走から最後の直線で一時先頭に立つも、勝ち馬カズロレアートに交わされて2着。連敗ストップのチャンスをあと一歩で逃しました。

またこの日はこれ以外に、2番人気1回、3番人気2回に騎乗したものの、いずれも二桁着に終わっています。人気を大きく下回る負け方はオーナーサイドに悪い印象を抱かせるため、後々の馬質の低下にも繋がりかねません。ちょっと尾を引く負け方ですね」(競馬誌ライター)

 菜七子騎手は今回だけではなく、10月から11月にかけても勝てない期間が続いた。その時は土曜日に1番人気の馬で勝利を挙げると、翌日の日曜には1日3勝の“固め打ち”に成功。土日で4勝を挙げたため、これをきっかけに復調するかとも思われたのだが、それ以後、鳴かず飛ばずの状況が続いている。

「菜七子騎手は現時点で35勝、昨年を上回るためには残り2週間で8勝以上挙げる必要があります。今年は土日合わせて5勝を挙げたこともありますが、それに近い勝利数を2週連続で挙げるのは至難の業。今年、自己最多勝利記録数更新は絶望視されています」(競馬記者)

 ただ今年は落馬負傷での戦線離脱もあったため、騎乗回数でも昨年を下回るのもほぼ確実だと見られている。これも昨年の勝利数を超えることができない要因のひとつであるのは間違いない。

 JRAでは順調にいけば、来年の3月から、古川奈穂さんと永島まなみさんの二人の後輩女性騎手が誕生する予定。いずれも菜七子騎手を目標に騎手を志したとも言われている。その憧れの存在である菜七子騎手は、後輩に不甲斐ない姿を見せるわけにいかないのは当然だろう。

 今年はコロナ禍に加えて、なかなか思うように勝ち星を挙げることができず、なにかとフラストレーションの溜まる1年を過ごすことになった菜七子騎手。まだ今年は終わっていないが、まず残り2週で連敗をストップし、来年からは女性騎手の後輩たちに「先輩女性騎手」として威厳を示す活躍を期待したいものだ。

JRA横山典弘「伝説の神騎乗」で7馬身差の独り旅! 10番人気で古馬三冠馬を置き去り…… 大波乱のパートナーが異国の地で天寿を全う

 先日、スイープトウショウ、シンボリクリスエスと平成の競馬を盛り上げた名優たちが亡くなったばかりだが、またひとつ悲報が舞い込んだ。

 2004年の天皇賞・春(G1)を優勝し、引退後は種牡馬となっていたイングランディーレが、韓国で死んだことが14日に分かった。21歳で死因は老衰だった。一般的にサラブレッドは人間の約4倍の早さで年を取るといわれており、約80歳と考えれば天寿を全うしたといえる。

 イングランディーレを語るにあたって、最も脚光を浴びたレースといえば04年の天皇賞・春で間違いないだろう。

 この年は1番人気に武豊騎手のリンカーン、2番人気が前年のクラシック二冠馬ネオユニヴァースとM.デムーロ騎手のコンビ、3番人気は安藤勝己騎手が手綱を取る前年の菊花賞馬ザッツザプレンティ、同年の秋古馬三冠を制したゼンノロブロイが4強を形成した。

 長距離戦の名手といわれる横山典弘騎手が騎乗するとはいえ、直前のダイオライト記念(G2)を5馬身差の2着と完敗していただけに、単勝71倍の10番人気も致し方なかっただろう。

 レースではスタートしてすぐにイングランディーレがハナに立ち、後続を大きく離す展開となった。2番手につけたアマノブレイブリーが追走を試みるものの、徐々に差が開いていった。そしてここからが名手・横山典弘の真骨頂。後ろが追いかけて来ないと見るや、絶妙にラップを緩めながらさらに差を広げに掛かる。

 2周目の3コーナーを過ぎた頃、2番手の馬との差は15馬身ほどに開いていた。後続がようやく”異変”に気付いたときには既にセーフティーリードを確保していたのである。イングランディーレは切れる脚がなくとも、ステイヤーズS(G2)をはじめとしたマラソンレースを勝ち負けしていた超ステイヤーだ。

 悠々自適の独り旅で余力は十分残しており、直線に入っても脚が鈍ることはない。ゴール板を通過したときには、2着に入ったゼンノロブロイに7馬身の差がついていた。

 アッと驚く大逃走を決めた横山典騎手は満面の笑みでガッツポーズ。管理する清水美波調教師も「勝った後、よく階段を転げ落ちなかったと思ったくらい興奮していました。横山騎手には思い切った競馬をして欲しいと言っていました。これほど上手くいくとは、ラッキーでした」と”神騎乗”を大絶賛した。

「上位人気に支持された馬に長距離適性が不安視される馬が多かったことも大きかったです。これらの騎手が折り合いを気にするあまり、積極的な騎乗を避けたことも、大きく影響したと思います。

また、鈴をつけに行く騎手がおらず、イングランディーレも10番人気の大穴でノーマークだったこともラッキーでしたね。長距離戦は先に動いたら負けるという騎手心理を逆手に取った横山典騎手らしいマジックだったといえます」(競馬記者)

 スピード競馬が主流となった昨今の競馬と異なり、当時はトップクラスの馬が天皇賞を目指すのが当然とすら考えられていた時代。父が欧州血統のホワイトマズル、母父に長距離戦の申し子リアルシャダイというイングランディーレは底抜けのスタミナを誇っていた。

 勿論、この勝利を横山マジックのひと言だけで済ませることはできない。イングランディーレは天皇賞以前にも日経賞(G2)やダイヤモンドS勝ちという能力の裏付けがあったことも確かだ。

 初騎乗だったにもかかわらず、勝機を見出すにはスタミナ勝負しかないと大逃げを敢行した関東の名手とまさに人馬一体での勝利だったといえるだろう。

来年、消える第7世代芸人は誰だ?絶好調のEXIT、宮下草薙、3時のヒロインに潜む落とし穴

 2020年は「お笑い第7世代」の年だった。しかし、栄枯盛衰のお笑い界。このまま軌道に乗る芸人もいれば、消える芸人もいる。そこで、実は今後が危うい第7世代芸人を挙げていこう。

どっちもポンコツ?宮下草薙の現状

 まずは宮下草薙だ。ボケ担当の草薙航基の慌てる様が母性本能をくすぐるのか、ファンからは「かわいい」という声もあるが……。

「一時期、彼はトークスキルも身につけ、自分の“癇癪”をコントロールできるかと思ったのですが、今度は忙しすぎて制御不能状態に戻りつつあります。また、番組内で自宅のゴミ屋敷話をするたびに、嫌悪感を持つ視聴者が急増。要は、ゴミがたまりすぎてロフト部分に暮らしていて、下にゴミを投げつけ、さらにそこに害虫駆除剤を投げつけたり、消臭剤をまいたりしているというものです。いずれにしても、出川哲朗や狩野英孝とは違う“笑えないポンコツ”とも言えるキャラなのです。致命的なのは、自分自身に“笑ってもらいたい”という気質がないところです」(テレビ局関係者)

 さらに、相方の宮下兼史鷹も“方向性”が定まらないという。

「今年初頭、宮下は『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で草薙とのコンビ格差について『解散してピンでやりたい』などと発言し、波紋を呼びました。また、12月1日放送の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)では、おもちゃメーカーからスカウトの話がきていることを明かし、さらに『ちゃんと断ってない』と語り、驚かせていました」(同)

 地元の群馬では、中古のおもちゃ店でアルバイトをしていた宮下。店主も目をつけなかったベイブレードの在庫をきちんと売り場をつくって売ったところ、月に100万円売り上げたという逸話もあるほどだ。そんな宮下のおもちゃ愛と知識を見初めたメーカーから、声がかかったという。

「宮下草薙の“じゃないほう”芸人として注目され、草薙が目立てばいいということを語る宮下ですが、今や“じゃないほう芸人”といっても、コロコロチキチキペッパーズでいう西野創人、ハライチでいう岩井勇気のように、キャラクターが薄くても十分に才能があり、一定の活躍をしている芸人の方が多いのが実情です。

 ただ、宮下の場合は引き立て役ではあるとは思いますが、“じゃないほう芸人”だけでなく、自分が思っているほど“たいしてできない芸人”の部類であることを自覚した方がいいのではないでしょうか。また、在籍する太田プロの養成所時代の成績がトップクラスだったことをたびたび明かしていますが、その片鱗が十分に見えていないのも残念なところです」(同)

 宮下草薙は「第7世代」というくくりの中にあっては異質の存在だけに、すぐに消えるというわけではないだろう。しかし、ブームという“魔法”が消えたとき、「一体なぜ起用しているのか」と、制作側が思いとどまるときが来るかもしれない。

EXITは“令和のとんねるず”になるか?

 12月で結成3年目を迎えたEXIT。今やテレビで見ない日はないが、その絶大な影響力からか、お笑い以外の仕事も次々とこなしている。

「3月には歌手デビューを果たしました。コラボしたのは、登録者数310万人を誇る人気YouTuberユニット『スカイピース』と、5人組ダンス&ボーカルグループの『Da-iCE』。それぞれの楽曲は、3月に発売されたEXIT初のCD『EXSID』に収められています」(芸能ライター)

 アーティスト活動だけではない。ファッションの分野にも進出したEXITは、自身の新ブランド「EXIEEE(イグジー)」、ヘアスタイリングブランド「H.W.G.(ハウジー)」、さらにアパレルブランド「ANREALAGE(アンリアレイジ)」とコラボした期間限定ブランド「ANREALAGEXIT(アンリアレイグジット)」を立ち上げている。

「EXITは歌やファッションの他に、演技の仕事も徐々に増えています。お笑いにとどまらない活躍ぶりは、かつてのとんねるずを彷彿とさせます。彼らも、当時お笑い芸人には無縁だったスタイリストをつけ、ブランド服に身を包み、イメージ戦略を展開。彼らが着た服は飛ぶように売れたといいます。まさに、時代の波に乗っていたといえるでしょう」(同)

 しかし、あまりにも“時代と寝すぎる”と、少し外れただけで「古い」と言われてしまう。まさに数年前のとんねるずがそうであったように、EXITもその危険性をはらんでいないわけではない。

 さらに、EXITは多忙なあまり、お笑いへのモチベーション低下も心配される。

兼近大樹は『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)の準々決勝で敗退した後、YouTubeの『EXIT Charannel』の中で観客に対する不満をぶちまけ、「『M-1』って自称お笑いファン、お笑い通ぶったお笑いファンが集まってるじゃないですか』とバッサリ。さらに、『その人たちが“意地でも笑わない”みたいな顔してました』とディスっていました。兼近はこれまでも番組で『この仕事に飽きたら、いつ辞めてもいい』と公言しているように、すっぱり仕事を投げ打ってしまわないか、少し心配ではあります」(前出のテレビ局関係者)

3時のヒロインを上回る、ぼる塾の勢い

 19年の『女芸人No.1決定戦 THE W』(日本テレビ系)で優勝し、一躍ブレイクを果たした3時のヒロイン。今もなお注目度は高いが、お笑い枠ということで考えると、ぼる塾(本来は4人組)の方が若干勢いがあるだろう。

「ツッコミ担当のあんりが、ブサイクキャラとして『ダウンタウンDX』(同)に出てはダウンタウンにイジられて爆笑を生んでいます。こうした容姿イジりが定着していくためには、ハリセンボン・近藤春菜の『角野卓造じゃねーよ』『ステラおばさんじゃねーよ』のようにさまざまなツッコミパターンがないと息切れしますが、いずれにしても、アジアン・隅田美保、尼神インター・誠子、ガンバレルーヤ・よしこといったブサイクで売ってきた女芸人の活躍が落ち着いた今、さらに飛躍していくでしょう。

 ここで比べられるのが、同じトリオの3時です。最近は、かなでだけでなく、ゆめっちも“巨大化”しつつあり、ぼる塾と同じシルエットとなってしまいました。バラエティ番組のキャスティング会議で『どちらかを取れ』と言われたら、ぼる塾を取るでしょう」(同)

 ただし、あんり以外の、きりやはるか、田辺智加も自分で笑いをつくり出せるタイプではないため、ぼる塾の今後は決して安泰というわけではない。いずれにしても、この3組の動向を見守りたい。

(文=編集部)

松本人志『R100』2億円、黒木瞳『十二単衣を着た悪魔』3000万円! 芸能人監督の“大爆死”映画

サイゾーウーマンより】

 12月2日の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)に、お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が出演。自身が原作を手掛け、製作総指揮と脚本も務めた劇場版アニメ『映画 えんとつ町のプペル』について言及した。

 今月25日に封切られる同作について、番組MCの宮根誠司が、目標としている“興行収入”について質問。その際、西野は「100億円」と答えていた。

「しかし、日本国内で興行収入が100億円を突破した映画は、これまでたった37作しかないそう。ちょうど100億円だった作品として、2006年の『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』や、19年の『トイ・ストーリー4』といった大人気シリーズの名前が飛び出すと、西野は『なるほど、これは絶対に無理ですね』とあっさり諦めつつ、『80(億円)』とやや減額した目標を掲げ、笑いを誘っていました」(芸能ライター)

 同番組では、興行収入が好調だった作品に“アニメ”が多いことも紹介。『映画 えんとつ町のプペル』がどこまで健闘するのか注目が集まっているが、芸能人が制作に関わった作品では、「大爆死」といわれるほど振るわなかった作品も少なくない。

「09年に公開された『しんぼる』は、ダウンタウン・松本人志が監督を務めた作品でしたが、興行収入は4.7億円と大コケ。07年にも『大日本人』という監督作を公開し、こちらは11.6億円とまずまずでしたが、『しんぼる』は『シュールすぎる』『意味がわからない』といった口コミが多く、敬遠されたようです。また、13年にも『R100』を公開していますが、こちらも興行収入2億円と大爆死。これ以降、松本は映画から手を引いている状態です」(同)

 作品の出来・不出来だけでなく、出演者や監督の発言によって、公開前から酷評を集めることになったケースも。

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てんちむへの誹謗中傷に銀座の高級クラブ・Nanaeママが激怒「あまりに酷いんじゃないか」

正解のないWEBマガジン~wezzyより】

てんちむInstagramより

YouTuberてんちむが“愛天華”という源氏名で勤める銀座の高級クラブ「Nanae」のママ・唐沢奈々江さんが、自身のYouTubeチャンネルに「てんちむ(愛天華)さんへの誹謗中傷に対して思うこと」という動画を投稿にした。

 てんちむは自身の豊胸歴を隠して数々のバストアップ商品をプロデュースしていたが、親友だったかねこあやにその事実をバラされたことで、バストケア商品『モテフィット』の全額返金を自腹で行うことに。その額は4億3000万円にものぼり、てんちむは「昼間はYouTubeの撮影、夜は銀座のClub Nanaeと六本木バーレスク東京で働く」と決意した。

 だがてんちむの“働く宣言”も最初は「演出に過ぎない」と白い目で見られており、てんちむの復帰を手助けしたYouTuberのひとりであるシバターも、てんちむが豊胸炎上後に家賃月80万円の高級マンションからワンルームマンションに引っ越したことを「落ちに落ちたところから這い上がるストーリーを演出したいから」とバッサリ評していた。このほかにも、「破産は嘘」「本当に自腹で返金しているのか?」などといった疑問の声が溢れた。

井筒和幸監督が問題作『無頼』の舞台裏と映画人生を語った!「抗った後どう生きるか。それが生涯のテーマ」

 日本の戦後史をアウトローの視点から描いた異色の大作映画『無頼』が劇場公開された。『パッチギ!』(05)や『ヒーローショー』(10)などで知られる井筒和幸監督の最新作だ。無頼の徒である主人公(EXILE・松本利夫)は裏社会を生き抜き、やがて時代の変遷と共に、金融界、政界、宗教界と関わっていくことになる。上映時間146分になる大作に仕上げた井筒監督が、『無頼』の制作過程と自身の映画史を振り返った。

――8年ぶりの新作『無頼』がようやく公開されますが、前作『黄金を抱いて翔べ』(12)もメガバンク本店に眠る金塊を盗み出そうとする男たちを描いた犯罪映画で面白かったです。

井筒 虚無主義者たち、言ってみればアナーキストたちの物語だったわけだ。原作は高村薫さんの伝説の小説で、高村さんも映画化に大賛成してくれた。朝鮮から来たスパイや公安も出てきて、まとめるのは大変だったけど。時代を撃つ、そんな映画を撮ったつもりだよ。『ガキ帝国』(81)から僕が一貫して撮ってきたのは、社会からあぶれてしまった寄るべなき者たち。要は「お前らは、この社会からは無用だ」と烙印を押された人たちです。それは僕自身も無用者だと感じていたし、国家や体制に貢献する人間にはなりたくなかったからなんだよ。

――そんな井筒監督が、選んだのが映画業界だった。

井筒 高校を卒業してからは、実は一生遊んで暮らせる方法はないかなぁとずっと考えてたのよ(笑)。遊んで暮らす、というのが僕のテーマだった。なんで人間は社会に身体と時間を切り売りしなければならないのか。体制や権力に抗うのはいいけど、抗った後をどう生きるか、だったね。一生、抗い続けることはできないから。それで考えたのが、物書きだった。万年筆が一本あればいいわけだから、とりあえず万年筆だけ買った(笑)。まぁ、今でいえばエッセイや評論みたいなものを書いて食べていければいいな、と考えたんです。

――「明るい悩み相談室」で人気を博した中島らもさんみたいな?

井筒 まあ、そうか。らもと僕は同い年(1952年生まれ)です。でも、彼は真面目だった。ちゃんと広告代理店に就職して、プロのコピーライターとして最初は働いていたわけだからね。僕は会社に就職する気はなかった。といっても、物書きで食べていくのも容易じゃない。自分で「物書きです」と名乗っても、すぐ書けるわけもなく、ミニコミ誌で書かせてもらうくらいでした。

――そこで、ピンク映画『行く行くマイトガイ 性春の悶々』(75)で監督デビューすることに。

井筒 原稿用紙に書くなんてまどろっこしいことよりも、フィルムに撮って、映画にしたほうが力があるかと。カメラとフィルムを使った高価な遊びです。それが今でもずっと続いてるわけだ。

いつの時代も、社会からはみ出す人たちは必ずいる

――新作『無頼』は、アウトローの視点から戦後の昭和史を描いた大河ドラマ。

井筒 『無頼』で描きたかったのは「欲望の昭和史」「欲望の資本主義」です。「アウトローの真髄とは?」とか、そういうことはどーでもええんです。

――社会がシステム化されればされるほど、そこからはみ出してしまう人間がどうしようもなく出てしまう。『無頼』を観ていると、そんなことを感じさせます。

井筒 いくら高度経済社会が進んでも、本当の豊かな社会にはなれないということだよ。必ず差別される人、はみ出してしまう人たちが出てくる。部落差別とか在日差別とかを、中学くらいからずっと見てきた。そこから『岸和田少年愚連隊』(96)や『パッチギ!』(04)が生まれた。『無頼』はその集大成でもあるわけよ。

――井筒作品の集大成『無頼』に主演したのが、EXILEの松本利夫というのは意外です。

井筒 そのへんの適当なイケメンを起用する気にはなれなかった。松本くんはイケメンじゃないでしょ(笑)。素は真面目な好青年ですよ。青年ちゃうな、好中年か。心の解放を求めて、ずっとダンスしてきたそうだからね。髪はパンチパーマにしようかなとも思ったけど、田舎くさくなるなと思ってパンチは止めました(笑)。

――ヒロインは柳ゆり菜。『純平、考え直せ』(18)に続いて、ヤクザに惚れてしまう堅気の女性役。

井筒 彼女はいいねぇ! もっと、クローズアップされていいんじゃない? 顔も体型も昭和っぽい感じがして、昭和を見つめ直す作品にはぴったりだ。彼女はオーディション。書類も含めたら、3000人くらいオーディションしたよ。顔は大事。今どきの平成顔はあかん。しみじみしてないんだよ、平成顔は。もっと風雪に耐えた顔じゃないと。「カワイイ」とか、何ぬかしとんるんやと。木下ほうか、ラサール石井、升毅くんらは違うけど、3000人のオーディションの中から絞った400人くらいに出てもらってるよ。

――『黄金を抱いて翔べ』から『無頼』まで、8年。それだけ準備に時間がかかった?

井筒 実は沖縄の戦後史を描いた作品を考えていて、その取材にかなり時間を費やした。沖縄のヤクザの視点から描けば、これまでの日本の戦後史とは違うものが見えるかなと。これは『仁義なき戦い』(73)の脚本家・笠原和夫さんも考えて、映画にはならなかったけど脚本(『沖縄進撃作戦』)は残していた。沖縄に行って、沖縄の元マル暴の刑事さんから話を聞いたりもしていたんだけど、製作には至らなかった。それで、一からまたやくざ社会の資料を読み直したり、ヤクザ史をよく知るジャーナリストたちから話を聞いたりして、『無頼』に行きついたんですわ。

井筒監督がいちばん好きな女優

――主人公たちは他の暴力団との抗争中にもかかわらず、若尾文子主演作『赤い天使』(66)などの映画談義に花を咲かせる。他にも『ゴッドファーザー』(72)や『仁義なき戦い 代理戦争』(73)なども話題に。『無頼』はアウトロー視点の昭和史であると同時に、昭和の映画史も振り返っている。

井筒 自分が観てきた映画の歴史でもあるわけです。趣味で入れています(笑)。僕がね、日本の女優でいちばん好きな女優は若尾文子さん。最高の女優です。二がなくて、三もなくて、その次くらいが沢尻エリカだな。『赤い天使』はテーマがいいんだ。日中戦争時代の最前線で働く従軍看護婦が主人公なんだけど、エロくてドキドキするよ。

――若尾文子扮する看護婦と一夜を共にした兵士や軍医たちは、戦場で次々と散っていくことに。

井筒 そうそう。おそろしい話だよ。増村(保造)監督、よく日中戦争が題材で、あんな映画が撮れたなぁと感心しますよ。テレビじゃ放送してないんじゃないか。僕は『赤い天使』を何度も観ました。そんな僕が大好きな映画を、抗争中にもかかわらず主人公の組員たちはリバイバル上映中の映画館へ観にいく。なんて牧歌的な時代だったんだろう。

――劇中劇として深作欣二監督作『北陸代理戦争』(77)の名シーンも再現しています。

井筒 『北陸代理戦争』も大好きです。それまでの任侠映画はきれいごとばっかりで面白いとは思えなかったけど、生きた人間の本音丸出しで描いた「仁義なき戦い」シリーズも本当に面白かった。任侠モノは全共闘世代にうけたけど、少し下の僕らは、『仁義なき戦い』や『北陸代理戦争』を観て、笑いころげたよ。『北陸代理戦争』のオマージュシーンを入れたのは、深作欣二監督、脚本家の高田宏治さん、松方弘樹さん、西村晃さん、野川由美子さんらへの感謝の気持ちです。あのシーンは、僕じゃなくて助監督たちに撮らせたんだけどね。僕の青春をね、熱くしてくれた人たちへのオマージュのつもりですわ。

――こうしてお話を聞いていると、井筒監督なりの『仁義なき戦い』、もしくは『ゴッドファーザー』を撮りたかったんだなということが感じられます。

井筒 『ゴッドファーザー』や『仁義なき戦い』など70年代のニューシネマが、青春時代の僕の背中を押してくれたわけですよ。僕の物づくりの原動力となったんです。『ゴッドファーザー』はその骨頂だよ。『ゴッドファーザー』を初めて観たとき、それまで観てたアメリカ映画とは、同じ映画とは思えなかった。これが映画なのかと。僕には人生哲学書のように思えたんだよ。『ゴッドファーザー』が登場して、ハリウッドも大きく変わったでしょ。日本も高度成長期が終わり、新しい時代の節目だった。そこに新しい波が来た。びっくり、びっくりの連続だ。当時のコッポラ監督が、インタビューで素敵なことを語ってたんだよね。「これは米国の資本主義を描いたんだ」と。僕はその言葉にすごく納得した。いつか、自分もこんな映画を撮ってみたいと思ったね。

サバイバルの時代だった90年代

――裏社会でのし上がった『無頼』の主人公たちも、金融にも関わるようになる。主人公は「そこの家の便所がきれいなら、貸していい」とか言って、経済ヤクザとして稼業に励んでいく。

井筒 お金を貸すことが、資本主義でしょ。貸したお金が、ただ回っているだけのこと。銀行の元締めである日本銀行なんて、ヤクザの親分みたいなもんです(笑)。実際にお金がなくても、どんどん刷って外に出す。それが万年筆マネー。暴対法が施行され、ヤクザたちは生き残っていくために金融や株や不動産のヤクザになっていった。今回も、銀行についてもいろいろ調べました。政治家も新興宗教団体も、み~んなお金、カネで動いてるわけですよ。

――ここで井筒監督自身の昭和・平成史も振り返ってもらえればと思います。

井筒 面白かったなぁ、昭和は。お金がなくても。バブルが弾けて、平成になり、さぁどうやって何を撮っていくかと思案するのが90年代。第二の人生をどうやって歩んでいくかを考える中で、新しい映画の時代を迎え、『パッチギ!』や『黄金を抱いて翔べ』などを撮ることができた。

――ディレクターズカンパニーで制作した時代劇大作『東方見聞録』(93年ビデオ発売)は劇場未公開となり、大変だったのではないでしょうか。

井筒 あれは悲惨だった……。

――撮影現場で出演者が亡くなり、井筒監督は個人で賠償金を払い続けた。

井筒 ディレクターズカンパニーが潰れてしまったから、個人で支払うしかなかった。弁護士さんにも相談したけど、「誠意を示すしかないでしょ」と言われて自分が払うことにしたんです。誰かが払わないといけなかった。そうじゃないと、残された遺族は堪らないでしょう。

――ネット上では遺族への補償金3000万円以上、と出ています。

井筒 3000万円は保険会社から支払われた金額。それじゃとても足りないから、残りは僕が払い続けました。『黄金を抱いて翔べ』を撮る前年の2011年に完済しました。だから、それからはまた、自分が撮りたいと思うものを撮ろうと思った。僕くらいじゃないのかな、自分の好きなものだけ撮り続けてきたのは。

――角川映画『みゆき』(83)も撮りたい作品だった?

井筒 あれは、「メジャーなら何でも撮って名を売ってやろう」と思った初期の作品だからね。それでも、批評家から叩かれたよ。「井筒は、角川映画に魂を売った」とか書かれた。「裏切られた」という評論家もいた。いつ約束したんだよと(笑)。まぁ、自分が思ってもないことを書かれると、面白いよ。『フラガール』(06)も、最初は僕が撮ることになっていたんだよ。いろいろ調べたんだけど、炭鉱の歴史はきれいごとだけでは描けないから、あれはイチ抜けさせてもらいました。やっぱり、自分が撮りたいと思ったものじゃないと撮れないよ。

ブレイクした人間はおかしくなる

――中島らもさんは2004年に52歳で亡くなりましたが、井筒監督にはこれからも撮り続けてほしい。

井筒 らもは酔っ払って、階段から落ちて亡くなったなんだっけ? まぁ、らもらしいな。自由人らしく死んだんじゃないかな。僕もそうだけど、やっぱり自由人でいたいな。自由に生きたい。今、派遣社員とかで働いている人たちも、もう一回、人生哲学してみたらどうだろうか。会社に体と時間を売っているわけでしょ? 悪いことをしろとは言わないよ。でも、自分で何か新しくできることはないか、もう一度考えてみてもいいと思うんだよ。

――既成の社会に頼らずに生きてみろ、というテーマが『無頼』には感じられます。

井筒 何かに頼らずに生きていく方法はないのか、それを探るのが人生なのかなと思うんです。学校を卒業してから、僕はそのことをずっ~と考え続けてきたんです。ブレイクなんか、せんでええんです。ブレイクなんてしたら、人間おかしなことやってしまうでしょ。物づくりをして、自分が見えていれば、友また遠方より来たる、それでいいんですよ。

(取材・文=長野辰次 撮影=名鹿祥史)

映画『無頼
新宿K’s cinema、池袋シネマ・ロサ 他、全国順次ロードショー中

監督/井筒和幸 
脚本/佐野宣志、都築直飛、井筒和幸
主題歌/泉谷しげる「春夏秋冬~無頼バージョン」
出演/松本利夫(EXILE)、柳ゆり菜、中村達也、ラサール石井、小木茂光、升毅、木下ほうか
配給/チッチオフィルム
配給協力/ラビットハウス
2020年/日本/146分/カラー作品/ビスタサイズ/5.1ch/R15+
(c)2020「無頼」製作委員会/チッチオフィルム

映画『無頼』公式サイト  www.buraimovie.jp
映画『無頼』公式twitter @buraimovie2020
YouTube井筒和幸の監督チャンネル

●井筒和幸(いづつ・かずゆき)
1952年奈良県生まれ。1975年に自主映画『行く行くマイトガイ 性春の悶々』でデビュー後、一般映画『ガキ帝国』(81)で注目を集める。以後、つかこうへい原作の『二代目はクリスチャン』(85)、『犬死せしもの』(86)などの意欲作を発表。ディレクターズカンパニーで制作した『東方見聞録』は劇場未公開となったが、ナインティナイン主演作『岸和田少年愚連隊』(96)は高く評価され、『のど自慢』(99)、『パッチギ!』(2004)などをヒットさせた。その後も、実在の殺人事件を題材にした『ヒーローショー』(2010)や『黄金を抱いて翔べ』(2012)と話題作を撮り続けている。

JRA川田将雅、“極上馬質”確保も「空き巣」失敗!? 1番人気で「6連敗」の大誤算。年始の誓い「壇上のセンター」以前の問題か……

 13日、阪神競馬場で行われた阪神JF(G1)は1番人気ソダシが優勝した。白毛馬のG1制覇はJRAのみならず、世界初の大偉業となった。

 また、裏開催となる中山競馬場ではカペラS(G3)が行われ、4番人気ジャスティンが勝利。交流重賞2勝の実力馬がついにJRAタイトルを手に入れた。

 その一方、川田将雅騎手のレッドルゼルはクビ差の2着に敗れ、1番人気に応えることができなかった。

 現在、162勝で全国リーディング2位の川田騎手。1位のC.ルメール騎手とは36勝差と大きく開きがあるため、2位が濃厚な状態だ。また、獲得賞金ではルメール騎手が43億5253万3000円で、川田騎手とは10億円以上の開きがあり、このタイトルもトップが変わることはないだろう。

 唯一、川田騎手がトップに君臨しているのが勝率である。6日時点では、川田騎手の28.5%に対して、ルメール騎手は26.4%と2.1ポイント差をつけていた。残りの開催日数を考えれば、セーフティーリードに思われた。

 だが、先週末の開催で川田騎手は10鞍騎乗して0勝。これにより差は1.5ポイントまで詰められた。

「川田騎手の騎乗馬は1番人気6回、2番人気3回、3番人気1回とすべて上位人気でした。それで勝てなかったのはかなりの痛手ですね。特に、日曜日はG1の裏開催となる中山で6戦全敗ですからね。普段、関西で騎乗している川田騎手が関東でこれだけ騎乗するのは珍しいので、かなり勝ちに行っていたはずですよ。

今年は騎乗馬を絞っている印象があり、特に関東では顕著です。ジャパンC(G1)の開催日はわずか2鞍ということが象徴していますね。

ただ、先週末はトップジョッキー不在ということで有力馬の騎乗依頼が多く舞い込んだようです。2歳牝馬にこれといったお手馬がいないことから、レッドルゼルの騎乗を優先したことが功を奏したかに思われましたが、1勝もできなかったのは想定外だったかもしれません」(競馬記者)

 今年、川田騎手が関東で1日に6鞍以上騎乗するのは2月22日の東京競馬場以来、約10か月ぶり。この日は9鞍に騎乗し、3勝を挙げる大活躍だった。

 また、一部のファンから”空き巣”といわれるG1開催日に手薄な裏開催で勝ち鞍を稼ぐのも、5月のNHKマイルC(G1)開催日以来である。この時は京都で2勝を挙げていた。

 先週末で上位人気馬に騎乗しながらも、勝ち星を重ねられなかったのは大誤算に違いない。このまま不調が続くようなことがあれば、勝率のタイトルもルメール騎手に譲る可能性が全くないわけではないだろう。

 1月に行われた2019年のJRA賞授賞式に最高勝率ジョッキーとして出席した川田騎手は「今年こそはルメールさんに勝って、この壇上のセンターに立ちたいと思います」とコメントした。

しかし、最悪の場合はセンター以前に、壇上にすら上がれないかもしれない。

 JRAの開催日は残り4日間。最後にひと踏ん張りして、日本人トップジョッキーとしての意地を見せてほしいところだ。