カテゴリー: 暮らしの情報センター
ヤングスパイクスでゴールド受賞。プランナーの「ファクト重視」の思考プロセスとは。
アジア最大級の広告フェスティバルとして毎年開催される「スパイクスアジア」。この中には、30歳以下限定で各国の代表2人が1チームを構成し、現地で出された課題に対し24時間の企画とプレゼンで競う「ヤングスパイクスコンペティション」があります。デジタル部門やPR部門などがあり、各部門でコンペが開かれます。
今年172チームが参加した国内予選を突破して、PR部門の日本代表として電通の中川諒氏(第5CRプランニング局)が出場。村石健太郎氏(フリーランス)とチームを組み、シンガポールで行われた本戦で優勝に当たるゴールドを受賞しました。
ヤングスパイクスコンペティション授賞式で
課題が出されてからプレゼンを終えるまで、どんな悩みや苦労があったのでしょうか。そして、それを乗り越えゴールドを取った今、何を得たと感じているのでしょうか。中川氏に話を聞きました。
中川諒氏(電通 第5CRプランニング局)
15回以上も挑戦。そこまでコンペにこだわった理由
──中川さんは入社してから8年間、このような広告コンペに何度もチャレンジしてきたと聞きました。それだけにこの度のゴールド受賞の喜びも大きいのではないでしょうか。
今年ちょうど30歳ですが、これまでにいわゆる“ヤングカンヌ”と呼ばれる「ヤングライオンズコンペティション」の国内予選には15回以上は応募しました。クリエーティブ職だけでなく、様々な職種から複数部門応募できるオープンなコンペティションです。でも、ずっとダメだったんです。毎回落ち込むために出してるみたいな状態でした(笑)。
入社前から、ずっとクリエーティブ志望だったのですが、初任でプロモーション局に配属になり5年間、その後営業局(現ビジネスプロデュース局)に2年いました。昨年、社内の転局試験の募集があり、ようやく合格して昨秋に現在のクリエーティブ職になりました。
クリエーティブ職を志望していたものの、入社して月日がたてばたつほど、自分自身も懐疑的になってきて。そういった背景からコンペにチャレンジし続けました。自分はこの領域でやっていけるのかを、自分が一番確かめたかったからだと思います。実は今年も、PR部門だけでなく、フィルム部門、プリント部門、メディア部門の計4部門に参加しました。PR以外は、いつもどおり全落ちでした(泣)。
昨年、初めてヤングカンヌの国内予選ファイナリストに残って、そこから日本代表に選ばれ、相当力を入れて挑んだのですが、現地で負けてしまって。その後は悔しさで会場前で大泣きしました。数日たっても気持ちを切り替えられず、人生で初めて坊主にしたんです。今考えれば、気負いすぎでしたね(笑)。
それから1年たって、今年もチャレンジしようと思い、フリーランスの村石健太郎君と組んで国内予選から参加しました。
──そして、ヤングスパイクス PR部門(※)の日本代表に選ばれたわけですね。今回、どのような課題が現地で出されたのでしょうか。
「世界最大の難民キャンプ」といわれるロヒンギャ難民について、その子どもたちへの支援活動の継続的な認知拡大と寄付の獲得方法を提案するという課題です。クライアントはBRACという難民支援NPO団体でした。今回、広告会社のオグルヴィがオリエンをしたのですが、BRAC とすでに「#SpaceOnEarth」というキャンペーンを実施していました。その第2弾を考えよというのがオリエン内容でした。「アイスバケツチャレンジのような、みんなが参加できるソーシャルドリブンな企画にしてほしい」というかなり具体的な要望もありました。
※ヤングスパイクスPR部門:ヤングカンヌの国内予選を経て、シンガポールで行われるヤングスパイクス本戦の日本代表チームが選出される。
企画を考えるときに、どこまで強いファクトを見つけられるか
──課題に対しては、どんな企画を出したのでしょうか。
まず、「世界最大の難民キャンプ」という捉え方を改めようと考えました。ロヒンギャは50万人もの子どもがいるといわれています。そこで、ロヒンギャを「50万ものタレント(才能)が眠っている場所」と定義し直そうと。難民の中に眠る才能を、“GENIUS(天才)in REFUGEE(難民)”ということで「REFUGEENIUS」と名付け、世界最大の難民キャンプから最高の才能を探して応援するキャンペーンを提案しました。
Courtesy of Spikes Asia 2018
PRはファクトが大事だと、先輩方から教わりました。なので、僕はPRの企画を考えるときは、まずファクトを探します。みんながハッとするファクトを見つけて、それをベースに人々を巻き込むストーリーを考えます。今回も、調べてみると「活躍しているスーパースターの中には実はたくさんの難民出身者がいる」というファクトがありました。2018年FIFA最優秀プレーヤーとなったサッカー・クロアチア代表のルカ・モドリッチ選手や歌手のリタ・オラ、古くはフレディ・マーキュリーも難民の出身でした。そこで、難民出身の著名人と一緒に、ロヒンギャ難民の子どもたちの中から次の才能を探す「ソーシャルオーディションキャンペーン」を考えました。
──求められていた「ソーシャルドリブンな要素」はどのように考えましたか。
難民出身の著名人を「スカウト」として任命し、まずは彼らがSNSで子どもたちの素晴らしいプレーや歌声の動画を発信します。それに対し、みんながシェアすることで新しい才能を支援できるようにしました。人気になった子どものユニホームやCDといったグッズを製作し販売。その売上を難民キャンプ全体の支援に回します。さらに、ここから有名になったREFUGEENIUSが活躍するたびに、このプロジェクトで発掘されたというストーリーが語られるので、継続的な認知や寄付の獲得につながるフレームになるのではないかと考えました。
難民というと、「あわれみ」という対象で見てしまう人もいるかもしれませんが、このプロジェクトを通してもっと前向きに、「支援」を「応援」に変えられないかと。
──企画を考える過程でのポイントは?
とにかく検証し続けました。相方の村石君と、嫌になるくらい。自分たちを信じないというか、お互い意地悪になって「これだと人は動かないね」とか「これ一言で言うとなんだろうね」とか。実は、「REFUGEENIUS」の前にもうひとつ企画を作っていました。「SPACE OUT」というもので、日本語で「ぼーっとする」という意味なのですが、難民キャンプの人は家でくつろぐことができないので、それをファクトに、ぼーっとしている友達などを驚かせる動画を撮って拡散しようと。オリエン時に強調されていたアイスバケツチャレンジに近いソーシャル中心な企画を先に考えていました。すでに実施されている「#SpaceOnEarth」の第2弾としても成立する。でも「この企画で勝てるか分からない」と思い、粘った結果「REFUGEENIUS」ができました。
──勝てるか分らないと考えた理由は何でしょうか。
「SPACE OUT」の方がソーシャルドリブンである点と第2弾として成立する点でオリエンには沿っていたものの、審査員にネガティブな反応をもたらす可能性がありました。ぼーっとしている人を驚かす動画は見るだけなら楽しいですが、ビックリさせられた側は決して気持ちのいいものではありません。実際僕もビックリさせられるのは嫌いです(笑)。動画の面白さによって仮に拡散したとしても、結局難民の本質的な問題が伝わりにくいとも感じていました。
そこでオリエンをフラットに捉え直し、ロヒンギャ難民についてもっと知りたくなる、支援したくなる企画をと、立ち返ることにしました。
ヤングカンヌやヤングスパイクスは、短時間で「机上の空論」を競う少し特殊な競技ですが、まずファクトを見つけて、それをベースにストーリーを組み立て、イベント、フィルム、ウェブではこう展開する…という思考プロセスは普段の仕事でも意識するようになりました。
──中川さんは今年、お米そのものを求人広告に変えた「求人米 あととりむすこ」(http://www.atotorimusuko.com/)でTCC(東京コピーライターズクラブ)新人賞を受賞しました。これも似たプロセスでしょうか。
そうですね。商品は、群馬県桐生市の美味しいお米で、元々はパッケージデザインのみの依頼でしたが、ヒアリングを重ねるうちに後継者がいないという話が出てきました。さらに調べてみると、「日本の農家の平均年齢は67歳で、29歳以下の農家は3%にも満たない」と言われており、日本全国でも問題になっていることが分かりました。農家の一番の広告は、つくったおいしい作物なので、お米自体が求人広告になって購入した人は農業体験に参加できるという仕組みをつくりました。

ヤングコンペで学んだ「ファクト」の重要性
──今後、PRとクリエーティブの垣根が低くなるといわれる中で、コンペで明確になった「ファクト重視の思考プロセス」は重要かもしれません。
国内予選に毎年取り組む中で、「PRとは合意形成だ」とPRの大先輩たちから教わりました。そのとき重要になるのが、やはりファクトです。「ファクト」と書くと少し仰々しいですが、企業であれば「やってきた・やっていること」、社会であれば「起こった・起こっていること」です。新しく担当させていただくクライントや商品は、成り立ちから調べるようになりました。
PRと聞くと、いかにメディアに取り上げられたかという露出換算の話になりがちですが、「世の中にどう受け入れられるかを考える」ということだと思うので、本来PRと広告の垣根はそんなにないのではないかとも思います。
この経験で学んだことを仕事に還元できるように、これからも頑張りたいと思います。
ヤングスパイクスでゴールド受賞。プランナーの「ファクト重視」の思考プロセスとは。
アジア最大級の広告フェスティバルとして毎年開催される「スパイクスアジア」。この中には、30歳以下限定で各国の代表2人が1チームを構成し、現地で出された課題に対し24時間の企画とプレゼンで競う「ヤングスパイクスコンペティション」があります。デジタル部門やPR部門などがあり、各部門でコンペが開かれます。
今年172チームが参加した国内予選を突破して、PR部門の日本代表として電通の中川諒氏(第5CRプランニング局)が出場。村石健太郎氏(フリーランス)とチームを組み、シンガポールで行われた本戦で優勝に当たるゴールドを受賞しました。
ヤングスパイクスコンペティション授賞式で
課題が出されてからプレゼンを終えるまで、どんな悩みや苦労があったのでしょうか。そして、それを乗り越えゴールドを取った今、何を得たと感じているのでしょうか。中川氏に話を聞きました。
中川諒氏(電通 第5CRプランニング局)
15回以上も挑戦。そこまでコンペにこだわった理由
──中川さんは入社してから8年間、このような広告コンペに何度もチャレンジしてきたと聞きました。それだけにこの度のゴールド受賞の喜びも大きいのではないでしょうか。
今年ちょうど30歳ですが、これまでにいわゆる“ヤングカンヌ”と呼ばれる「ヤングライオンズコンペティション」の国内予選には15回以上は応募しました。クリエーティブ職だけでなく、様々な職種から複数部門応募できるオープンなコンペティションです。でも、ずっとダメだったんです。毎回落ち込むために出してるみたいな状態でした(笑)。
入社前から、ずっとクリエーティブ志望だったのですが、初任でプロモーション局に配属になり5年間、その後営業局(現ビジネスプロデュース局)に2年いました。昨年、社内の転局試験の募集があり、ようやく合格して昨秋に現在のクリエーティブ職になりました。
クリエーティブ職を志望していたものの、入社して月日がたてばたつほど、自分自身も懐疑的になってきて。そういった背景からコンペにチャレンジし続けました。自分はこの領域でやっていけるのかを、自分が一番確かめたかったからだと思います。実は今年も、PR部門だけでなく、フィルム部門、プリント部門、メディア部門の計4部門に参加しました。PR以外は、いつもどおり全落ちでした(泣)。
昨年、初めてヤングカンヌの国内予選ファイナリストに残って、そこから日本代表に選ばれ、相当力を入れて挑んだのですが、現地で負けてしまって。その後は悔しさで会場前で大泣きしました。数日たっても気持ちを切り替えられず、人生で初めて坊主にしたんです。今考えれば、気負いすぎでしたね(笑)。
それから1年たって、今年もチャレンジしようと思い、フリーランスの村石健太郎君と組んで国内予選から参加しました。
──そして、ヤングスパイクス PR部門(※)の日本代表に選ばれたわけですね。今回、どのような課題が現地で出されたのでしょうか。
「世界最大の難民キャンプ」といわれるロヒンギャ難民について、その子どもたちへの支援活動の継続的な認知拡大と寄付の獲得方法を提案するという課題です。クライアントはBRACという難民支援NPO団体でした。今回、広告会社のオグルヴィがオリエンをしたのですが、BRAC とすでに「#SpaceOnEarth」というキャンペーンを実施していました。その第2弾を考えよというのがオリエン内容でした。「アイスバケツチャレンジのような、みんなが参加できるソーシャルドリブンな企画にしてほしい」というかなり具体的な要望もありました。
※ヤングスパイクスPR部門:ヤングカンヌの国内予選を経て、シンガポールで行われるヤングスパイクス本戦の日本代表チームが選出される。
企画を考えるときに、どこまで強いファクトを見つけられるか
──課題に対しては、どんな企画を出したのでしょうか。
まず、「世界最大の難民キャンプ」という捉え方を改めようと考えました。ロヒンギャは50万人もの子どもがいるといわれています。そこで、ロヒンギャを「50万ものタレント(才能)が眠っている場所」と定義し直そうと。難民の中に眠る才能を、“GENIUS(天才)in REFUGEE(難民)”ということで「REFUGEENIUS」と名付け、世界最大の難民キャンプから最高の才能を探して応援するキャンペーンを提案しました。
Courtesy of Spikes Asia 2018
PRはファクトが大事だと、先輩方から教わりました。なので、僕はPRの企画を考えるときは、まずファクトを探します。みんながハッとするファクトを見つけて、それをベースに人々を巻き込むストーリーを考えます。今回も、調べてみると「活躍しているスーパースターの中には実はたくさんの難民出身者がいる」というファクトがありました。2018年FIFA最優秀プレーヤーとなったサッカー・クロアチア代表のルカ・モドリッチ選手や歌手のリタ・オラ、古くはフレディ・マーキュリーも難民の出身でした。そこで、難民出身の著名人と一緒に、ロヒンギャ難民の子どもたちの中から次の才能を探す「ソーシャルオーディションキャンペーン」を考えました。
──求められていた「ソーシャルドリブンな要素」はどのように考えましたか。
難民出身の著名人を「スカウト」として任命し、まずは彼らがSNSで子どもたちの素晴らしいプレーや歌声の動画を発信します。それに対し、みんながシェアすることで新しい才能を支援できるようにしました。人気になった子どものユニホームやCDといったグッズを製作し販売。その売上を難民キャンプ全体の支援に回します。さらに、ここから有名になったREFUGEENIUSが活躍するたびに、このプロジェクトで発掘されたというストーリーが語られるので、継続的な認知や寄付の獲得につながるフレームになるのではないかと考えました。
難民というと、「あわれみ」という対象で見てしまう人もいるかもしれませんが、このプロジェクトを通してもっと前向きに、「支援」を「応援」に変えられないかと。
──企画を考える過程でのポイントは?
とにかく検証し続けました。相方の村石君と、嫌になるくらい。自分たちを信じないというか、お互い意地悪になって「これだと人は動かないね」とか「これ一言で言うとなんだろうね」とか。実は、「REFUGEENIUS」の前にもうひとつ企画を作っていました。「SPACE OUT」というもので、日本語で「ぼーっとする」という意味なのですが、難民キャンプの人は家でくつろぐことができないので、それをファクトに、ぼーっとしている友達などを驚かせる動画を撮って拡散しようと。オリエン時に強調されていたアイスバケツチャレンジに近いソーシャル中心な企画を先に考えていました。すでに実施されている「#SpaceOnEarth」の第2弾としても成立する。でも「この企画で勝てるか分からない」と思い、粘った結果「REFUGEENIUS」ができました。
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「SPACE OUT」の方がソーシャルドリブンである点と第2弾として成立する点でオリエンには沿っていたものの、審査員にネガティブな反応をもたらす可能性がありました。ぼーっとしている人を驚かす動画は見るだけなら楽しいですが、ビックリさせられた側は決して気持ちのいいものではありません。実際僕もビックリさせられるのは嫌いです(笑)。動画の面白さによって仮に拡散したとしても、結局難民の本質的な問題が伝わりにくいとも感じていました。
そこでオリエンをフラットに捉え直し、ロヒンギャ難民についてもっと知りたくなる、支援したくなる企画をと、立ち返ることにしました。
ヤングカンヌやヤングスパイクスは、短時間で「机上の空論」を競う少し特殊な競技ですが、まずファクトを見つけて、それをベースにストーリーを組み立て、イベント、フィルム、ウェブではこう展開する…という思考プロセスは普段の仕事でも意識するようになりました。
──中川さんは今年、お米そのものを求人広告に変えた「求人米 あととりむすこ」(http://www.atotorimusuko.com/)でTCC(東京コピーライターズクラブ)新人賞を受賞しました。これも似たプロセスでしょうか。
そうですね。商品は、群馬県桐生市の美味しいお米で、元々はパッケージデザインのみの依頼でしたが、ヒアリングを重ねるうちに後継者がいないという話が出てきました。さらに調べてみると、「日本の農家の平均年齢は67歳で、29歳以下の農家は3%にも満たない」と言われており、日本全国でも問題になっていることが分かりました。農家の一番の広告は、つくったおいしい作物なので、お米自体が求人広告になって購入した人は農業体験に参加できるという仕組みをつくりました。

ヤングコンペで学んだ「ファクト」の重要性
──今後、PRとクリエーティブの垣根が低くなるといわれる中で、コンペで明確になった「ファクト重視の思考プロセス」は重要かもしれません。
国内予選に毎年取り組む中で、「PRとは合意形成だ」とPRの大先輩たちから教わりました。そのとき重要になるのが、やはりファクトです。「ファクト」と書くと少し仰々しいですが、企業であれば「やってきた・やっていること」、社会であれば「起こった・起こっていること」です。新しく担当させていただくクライントや商品は、成り立ちから調べるようになりました。
PRと聞くと、いかにメディアに取り上げられたかという露出換算の話になりがちですが、「世の中にどう受け入れられるかを考える」ということだと思うので、本来PRと広告の垣根はそんなにないのではないかとも思います。
この経験で学んだことを仕事に還元できるように、これからも頑張りたいと思います。
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スマホより便利? AIスピーカー利用実態から見えること
モバイルデバイスの利用実態調査や新たに登場したデジタル機器の調査から生活者の心理を探り、ポストスマホについて考える本連載。今回はAIスピーカーの利用実態調査から見えてくる、ポストスマホの兆しを探ります。
AIスピーカーを使い続けたい人は9割以上!
昨年以来、AIスピーカーが複数発売されています。AIスピーカーが日本国内で簡単に買えるようになってから約1年がたち、どのくらい普及しているのかを調査したところ、保有率は8%でした。
8%には家族が購入したものも含まれるため、実購買者はこの数字より少ないということになります。一般的な普及まではもう少し時間がかかりそうですが、AIスピーカーの利用実態に、これからのヒントが多く含まれています。

AIスピーカーを現在利用している人のうち、今後は利用しなくなるだろうと回答した人は約5%でした。逆にいえば9割以上の人が今後も使い続けるだろうと感じています。この定着率は非常に高いと感じました。
AIスピーカー購入理由のトップが「何となく便利そうだと思ったから」。高い定着率の理由は、使ってみると期待通り「便利」という実感があるからだと思います。
何ができるのか、使ってみないとよく分からなかったAIスピーカーですが、使ってみると、先進体験というより、今の生活を便利にしてくれる機能がちゃんとあったのです。
実際にAIスピーカーでどんな機能を利用しているのかも確認したところ、トップが「音楽を聴く」次いで「天気のチェック」という結果でした。この二つは、半数以上の人が利用している象徴的な機能です。
以下「アラーム」「ニュースの読み上げ」「インターネット検索」と続きます。正直、これらを見ると、特に新しいことはないと思われるでしょう。全部スマホでできる機能です。
しかし、AIスピーカーを持つと、AIスピーカーがあるところでは、これらの機能はAIスピーカーで使うようになります。ここが大きなポイントです。

スマホの次を実感させるAIスピーカー
第1回で“スマホは環境である”ということをお話ししましたが、AIスピーカーはスマホ以上に環境という言葉が適切なデバイスだと思います。
テレビやエアコンの操作は本体に触れず、リモコンで操作することが大半だと思いますが、AIスピーカー利用者の家庭では、いくつかの機能が音声だけで操作できる環境が構築されています。
AIスピーカーは初期の設定時以外はほとんど“デバイスに触れません”。触れずに操作するデバイスの登場は、触れて操作するスマホの次を実感させているようです。
私自身、二つのAIスピーカーを利用していますが、AIスピーカーがある部屋にいるときは、スマホで何かを調べることがおっくうに感じることがあります。
目の前にネットにつながったPCがある仕事の環境とは違い、家では常にスマホが手元にあるとは限りません。食事を作っているとき、掃除をしているとき、洗濯をしているとき、手が離せないケースは多々あります。
今まではスマホが最も手軽なデバイスだと思っていましたが、AIスピーカーがある生活に慣れると、天気を調べるのも、音楽を聴くのも、AIスピーカーの方が楽で便利だと感じることが増えました。調査でも約半数の人がそのように感じていると回答しています。

スマホは多機能で便利なデバイスであり、スマホを持つことによって買い物の仕方が変わったことも事実です。しかし、タッチパネルで操作するスマホ以外の方法で実行した方がもっと楽で便利な機能もあります。
全てスマホに集約される、というような未来を想像していた方も多いと思いますが、AIスピーカーの登場とその利用実態を見ると、今のスマホは過渡期にあると捉えることもできます。
機能ごとにデバイスを使い分けることは、生活者にとってストレスになることもありますが、音声だけでよいことや、フィードバックに画面表示が必要ないものは、どんどんスマホから切り出されていくと思います。
まずは音楽や天気、タイマー、家電の操作、ニュースや自分あてのメッセージの通知などがAIスピーカー経由になっていくでしょう。
一部の先進層で起こっていることは、時間経過とともに一般的な行動に変化していきます。AIスピーカーはじわじわと普及し、多くの家庭の当たり前になると思います。AIスピーカーの普及とともに、AIスピーカーと連動可能な家電も増えていくでしょう。音声で家電が操作できるようになると、スマホも音声で操作する領域が増えてくるかもしれません。
生活者の行動変化は既に起こっています。これからの当たり前を見つけるためにも、新たなサービスやデジタルデバイスによる兆しの発見と、一般化の可能性を引き続き探っていきます。
【電通調査2018 概要】
スクリーニング調査
調査時期:2018年9月末
調査手法:ウェブアンケート調査
調査対象者:全国15~59歳男女
調査サンプル数:20,000ss
※エリア、性年代は人口構成比に準ずる
本調査
調査時期:2018年10月上旬
調査手法:ウェブアンケート調査
調査対象者及びサンプル数:全国15~59歳男女AIスピーカー利用者 300ss
※スクリーニング調査における保有者の性年代構成比に準ずる
カレッタイルミネーション開始 青の世界で繰り広げられる “プリンセスストーリー”
毎年恒例のイベントとして知られる、カレッタ汐留(東京・港区)の冬のイルミネーションが、カレッタプラザで11月15日に始まった。(2019年2月14日まで)
昨年は約52万人の来場者があり、汐留に出現した劇場空間で多くの人を魅了した。

13回目となる今年は、ディズニー映画「アナと雪の女王」「搭の上のラプンツェル」の世界観をイメージした「Caretta Illumination 2018ディズニーMovieNEX プリンセスイルミネーション」を展開。また、ディズニー/ピクサーの大作「インクレディブル・ファミリー」MovieNEXが11月21日に発売されることを記念して、作品をイメージしたイルミネーションショーをプリンセスイルミネーションに先立ち、毎日1回オープニングアクトとして特別上映する。
さらに12月5日は当日限定で、去年好評だった「美女と野獣」をテーマにしたイルミネーションをアンコール上映する。



初日には、女性シンガーのBeverly(ビバリー)さんをゲストに迎え、点灯式が行われた。
ビバリーさんは、ドレスで着飾った子どもたちとカウントダウンで点灯し、イルミネーションが輝く中でミニライブを実施した。
特徴的なハイトーンボイスで「アナと雪の女王」の代表曲「Let It Go」や、テレビドラマの主題歌になった自身の楽曲を熱唱し、オープニングを盛り上げた。
ビバリーさんは「すてきなイルミネーションの中で歌えて幸せだ。今夜は眠れないかもしれない。もっと歌いたい!」と感激の様子だった。


「アナと雪の女王」のイルミネーションは、カレッタイルミネーションを象徴する青を基調に、映画の楽曲を使用し氷の世界をロマンチックに表現する。
「搭の上のラプンツェル」のイルミネーションは、劇中に登場するランタンを、会場のメインツリーに設置し、幻想的な光のショーで感動的なムードを演出する。
二つのイルミネーションは、1週間ごとに入れ替わる。
「インクレディブル・ファミリー」のオープニングアクトでは、スピード感あふれる楽曲に合わせて光がパワフルに動き、これまでのカレッタイルミネーションとは違った世界観が楽しめる。

期間中、カレッタ汐留館内では、ディズニー作品の世界観が楽しめるフォトスポットを設置。また、「インクレディブル・ファミリー」のキャラクターのジャック・ジャックが大量発生する仕掛けや、スタンプラリー、ツイッター投稿キャンペーンも実施する。
カレッタイルミネーション開始 青の世界で繰り広げられる “プリンセスストーリー”
毎年恒例のイベントとして知られる、カレッタ汐留(東京・港区)の冬のイルミネーションが、カレッタプラザで11月15日に始まった。(2019年2月14日まで)
昨年は約52万人の来場者があり、汐留に出現した劇場空間で多くの人を魅了した。

13回目となる今年は、ディズニー映画「アナと雪の女王」「搭の上のラプンツェル」の世界観をイメージした「Caretta Illumination 2018ディズニーMovieNEX プリンセスイルミネーション」を展開。また、ディズニー/ピクサーの大作「インクレディブル・ファミリー」MovieNEXが11月21日に発売されることを記念して、作品をイメージしたイルミネーションショーをプリンセスイルミネーションに先立ち、毎日1回オープニングアクトとして特別上映する。
さらに12月5日は当日限定で、去年好評だった「美女と野獣」をテーマにしたイルミネーションをアンコール上映する。



初日には、女性シンガーのBeverly(ビバリー)さんをゲストに迎え、点灯式が行われた。
ビバリーさんは、ドレスで着飾った子どもたちとカウントダウンで点灯し、イルミネーションが輝く中でミニライブを実施した。
特徴的なハイトーンボイスで「アナと雪の女王」の代表曲「Let It Go」や、テレビドラマの主題歌になった自身の楽曲を熱唱し、オープニングを盛り上げた。
ビバリーさんは「すてきなイルミネーションの中で歌えて幸せだ。今夜は眠れないかもしれない。もっと歌いたい!」と感激の様子だった。


「アナと雪の女王」のイルミネーションは、カレッタイルミネーションを象徴する青を基調に、映画の楽曲を使用し氷の世界をロマンチックに表現する。
「搭の上のラプンツェル」のイルミネーションは、劇中に登場するランタンを、会場のメインツリーに設置し、幻想的な光のショーで感動的なムードを演出する。
二つのイルミネーションは、1週間ごとに入れ替わる。
「インクレディブル・ファミリー」のオープニングアクトでは、スピード感あふれる楽曲に合わせて光がパワフルに動き、これまでのカレッタイルミネーションとは違った世界観が楽しめる。

期間中、カレッタ汐留館内では、ディズニー作品の世界観が楽しめるフォトスポットを設置。また、「インクレディブル・ファミリー」のキャラクターのジャック・ジャックが大量発生する仕掛けや、スタンプラリー、ツイッター投稿キャンペーンも実施する。
介護職員の定着率をよくする方法:職場の人間関係を良くするための秘策
介護職員はなぜ辞めるのか
介護職員の離職率は16%強だと言われています。
これはあくまで平均です。深刻な施設は年間で介護職員の3分の1以上が入れ替わります。
逆に職員がほとんど離職しない施設もあります。
新しい職員を求人し雇用し定着させるためには莫大なコストを必要とします。
新しい職員を雇用するということは、誰かが離職しているということですよね。
多くの園長とお話ししている中で、人材をどう確保するのが効率的であるかを話題にする方が非常に多いことに対し、定着率を上げることを話題にする方は少ないことに気がつきます。
定着率をあげれば離職が少なくなるということですよね。当たり前のことだと思いますが、この辺が離職の多い施設と定着の良い施設の違いなのではないかと思います。
新たな人材を確保することに忙しくなるため、定着させることに頓着しない運営者が多いのではないでしょうか。いくら人材を確保できたとしても、どう定着させれば良いかをしっかり考えなければ、新たな離職者を生むだけのような気がします。
どうすれば人が集まるかを考えるのはもちろん大切ですが、なぜ人が辞めるのか、どうすれば人が辞めないかを考えることも非常に大切です。
ここは少し考え方をシフトさせ、集まった人材をどう定着させるかを真剣に考えてみませんか?
これによって無駄なコストが抑えられるのです。もちろんサービスの質も上がります。
離職の連鎖方程式
新人が常に3分の1を占める施設ではサービスの質の向上は望めませんよね。サービスの質が悪ければ集客も困難になります。
集客の悪い施設の園長には理事長なり法人本部なり会計顧問などからネガティブな指摘があるはずです。
それを受け園長は成績を上げなければならないとばかりに自然と職員に対するあたりもきつくなります。園長からきつい指導を受けた中間管理職は、自分の部下にきつい指摘をします。
きつい指摘を受けた介護チームは、同僚に、立場の弱い職員に責任転嫁します。介護チームの人間関係は健全を保てなくなりいがみ合い、お互いの揚げ足を取り合い、結局利用者のサービスに悪影響を及ぼします。
サービスが悪ければ苦情として現れたり、リピーターが減少したり、度重なる指摘でストレスを抱えきれなくなった職員が利用者への虐待や差別などの問題が発生したり、そして介護チームではさらなる責任のなすり合いが始まり、最悪な人間関係となるのです。
これがいわゆる悪循環。最悪の連鎖です。問題が起こる施設は多かれ少なかれ大概このパターンです。
なぜこのパターンに詳しいか? 何を隠そう私の施設も何度かこのパターンに陥りました。
でも抜け出す方法がかならずあります。抜け出せば必ず好転回していきます。ほんの少しの園長の努力で。
離職連鎖の悪循環を止める方法
よく職員を定着させるためには、賃金を上げること、待遇を良くすること、福利厚生を厚くすること、などと言われていますが、全然違うようです。
ある日私のところに信頼していた一人の主力介護員が退職を願い出てきました。理由をよく聞いてみると、お年寄りのお世話が嫌いになったわけでなく、できれば人のためになるこの仕事を続けたい。しかし今の環境と人間関係だと好きでついたこの仕事の一番大切な利用者に対して、私自身何をしてしまうかわからない状態で、問題を起こす前にやめたい。と訴えてきました。
当時度重なる離職者の発生で、人員補充もおいつかず、介護職員に多大な負担をかけていた時でした。最悪の悪循環に陥っていたのです。
私はこの職員の言葉にレンガで頭を殴られたような衝撃を覚え、しばらく身動きが取れませんでした。
私は必死で考えました。何がどうなってしまったのか。なんとか流れを変えなければならない。とにかく利用者の安全・安心を担保しなければならない。
方法的に正しいかどうかわからないけど、行動を起こして変化させなければならない。
この職員の言葉を何度も何度も考え、完全に忘れていたこの職員の言うところのお年寄りのお世話、福祉の精神を取り戻すことから始めようと思いました。
福祉とは何か? 福祉はなぜ始まったのか? 人権擁護とは何か? そもそもなぜ人は差別するのか? なぜ人は虐待するのか? 差別の歴史は? 虐待の歴史は?
調べたこと、勉強したことを職員にこまめに伝えるよにしました。やりながら、利用者の安全と安心を確保するために、福祉ということ、人権について、差別について、私たちの存在意義、使命を再確認することが重要であると実感し始めました。
職員は意外に興味を持って聞いてくれました。私も古代史を調べたり、古事記や日本書記の神話、戦国時代、江戸時代と人権や差別の歴史について調べたことを講義しつづけました。
不思議なことに、使命感や自分たちの存在意義を何度も何度刷り込まれることによって、いがみ合いに興じていた介護員ひとりひとりの態度が少しずつ変化してくるのです。利用者の介護に集中するようになるのです。
数ヶ月後には、なんとなくまとまったチームになってきました。そしてその年度は不思議なことにその後の離職者はありませんでした。
新たに採用した職員にも、時には一人に対して、時には2人に対して福祉の意義、人権擁護、差別、虐待を理解させるために時間を費やしました。私たち福祉人の使命を講義しつづけました。
介護保険事業所の前に福祉施設なのだ!
ここで、基本に戻って考えてみましょう。
福祉施設の園長は何の専門家なのか?
介護や、介護保健制度や、商業的マーケティングや、その他もろもろの事情に詳しいのはそれはそれで良いと思います。私の場合、教育方法論と学習心理学でした。
しかしそういうことの前に、福祉施設の園長には、福祉施設の職員の信頼を獲得し、チームを束ね、教育指導していくために必要不可欠なことがあるのです。
もしあなたが小学校の教員だったとします。教育になんら関心のない学校長の忠告を素直に受け入れられますか?
もしあなたが料理人だったたといします。料理の出来ないコック長の指示に素直に従えますか?
もしあなたが銀行員だとします。金融にど素人の支店長の指示に素直に応じますか?
あなたの施設の職員が辞めていく原因はそこにあるのです。
もしあなたが福祉施設の職員だったとします。福祉の歴史も意義も使命もわからない園長の下で働きたいですか?人権擁護や弱者救済や差別をなくすこと、虐待やいじめを防ぐこと、人間としての尊厳について、部下に語ることの出来ない園長の下で安心して働けますか?
福祉について、人権について、差別について、しっかり勉強し、職員に自分の言葉で伝えてみてはどうですか?
何度も何度も伝えてみてはどうですか?
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老人ホーム選びで、親孝行 その3 老人ホームで幸せになれる方法編
老人ホームに入所して幸せになるために
認知症であっても、障害者であっても、寝たきりであっても、前向きに老人ホームで幸せな余生を過ごせる可能性は十分あると思います。
しかし確率的には10%ぐらいだと思います。
それは10%の老人ホームはお勧めできますが、その他はお世辞にもお勧めとは言えないからです。
介護保険でも、介護事業でも、福祉を実践する老人ホームを選ぶことが親孝行の条件
介護保険とか介護事業とか言われると、福祉施設であることを忘れてしまいがちです。
しかし介護保険や介護事業の前に福祉施設が行うことは福祉の実践なのです。
このことを忘れてしまっている園長、このことを理解できない園長がはびこりすぎているのです。
これが今、日本中の社会福祉法人が運営する老人ホームでおこっていることなのです。
改めて、老人ホームの園長に「福祉とは何か?」解いてみればわかります。はっきりと回答できる園長がどの程度いるでしょうか?
福祉の意義や使命もまともに説明できない園長の下で働く介護職員が、まともな福祉を実践できるわけがないのです。
結局 「金」のことしか考えられない園長が90%なのです。「金」のために働かされている介護職員が90%なのです。
利益を得るためにサービスをよくすることは、福祉を実践することと同じではないのです。時には似ているところはあるかもしれませんが、根本的に違うため、介護職員の行動に如実に現れてしまいます。もちろん園長の素行にも。
たぶん90%の老人ホームの園長は、このことを意識できていません。
福祉施設とは何か?
簡単です。
福祉施設は、人権を擁護するところです。差別されやすい弱者を守るところです。
すべての福祉施設は、この使命と目的のために存在するのです。
すべての福祉施設の職員は、この目的と使命を実践するために存在しているのです。
人権の阻害や差別は、文明が発生したと同時に記録されています。つまり古代においても現在も、ひょっとしたら人類が発生して以来ずっと、人権の阻害や差別の上に成り立ってきてしまったのです。
20世紀に入って、特に第2次世界大戦以降、たぶん人類史上初めて、人権の阻害や差別に対して、それを防ぐための大きなムーブメントとして福祉という発想が確率し、福祉施設が誕生してきたのです。
もちろん、部分発生的に、小規模で社会的弱者を救済しようとする動きが過去にも存在したことは認めますが、国家的制度ととして、あるいは全世界的なムーブメントは今までなかったのです。
人間は、弱いものや自分と違うものをいじめ、阻害し、虐待し、時には虐殺してしまう性質を持っているのです。
人類は、それがいかに非人道的であるかをようやく自覚できたのです。
その象徴が福祉であり、実践の場所が福祉施設なのです。
良い施設では、介護職員が定着し、使命感を持って正しい仕事をする
優秀な園長は、たえず、自分の部下である職員に、自分たちの使命と目的を伝え、確認することを怠りません。
利用する方たちの尊厳や人権の擁護に氣を配るだけでなく、職員に対しての人権やその尊厳を尊重しています。職員間でもお互いの尊厳と人権を尊重することを指導します。
相手の人権を考え尊厳を尊重することは、実はとても難しいことなのです。先ほど述べた様に、人類はつい最近までこのことに気づけなかったのです。
人は自分と違うものを差別する様に植えつけられてしまっているののです。ですから、油断すると自分の使命、福祉の意義を見失ってしまうのです。
ですから、施設長の最大の役割は、このことを職員に伝え、正しく行動できる様に常に動機づけしていくことなのです。伝え方を絶えず工夫していくことなのです。
このことを認識している園長は10%程度なのです。
老人ホーム選びを間違えるととんでもにことになる
人間は、結局、自分とは異質の存在や立場の弱い弱者に対して、差別や尊厳を踏みにじる方向に動きやすいのです。そしてエスカレートすると虐待にもつながってしまいます。
90%の老人ホームは、このことが間違いなくおこっています。認知症に方の身体拘束は間違いなく虐待です。ですからこのことを肯定する施設は基本的に福祉を名乗らない方が良いと思います。
一部の人の犠牲の上で、「その人らしさ」を他の人に提供できると思いますか?
人間はそんなに器用ではないのです。
「多くの職員は人道的であるが、一部の職員は人道的でない」これに対してもこの施設は非人道的施設認定です。絶対に選ばない方がいいです。結局、非人道色に汚染されるのは時間の問題です。いつ虐待が起こってもおかしくない状態です。
もう一度言います。人間はそんなに器用ではないのです。
非人道行為を平気で許せる園長の下で、、まともな職員は間違いなく育ちませんし、優秀な職員は関わりたくないので逃げ出します。
90%の施設では、非人道的接遇が日常的に行われ、職員間のいがみ合いが横行し、情報は施設内で隠匿され、いい加減な書類だけの役所の監査を嘘の報告をすることで難なくクリアしています。
どうすれば良い老人ホームを探せるか
第1に焦った状態で探さないことです
転ばぬ先に杖
例えば自分の親がそれなりの年齢なら、いつ何が起きても良い状態にしておくことです。なんとかしなければならないときが来てしまうと、ケアマネと称する一部の心無いダメ老人ホームの営業マンのいいなりになるしかなくなります。
老人ホームについて正確な情報を収集しておくことが肝心です。あまり興味がないことかもしれませんが、家族のその後を決める重要な選択です。ヤバイ老人ホームを選ばされると、その人の人権や人間としての尊厳は踏みにじられるのです。
第2に福祉を実践する施設を選ぶ
自分の脚を使い、目と耳を駆使して見学することをお勧めします。
暇とき、仲間や所属する団体などで、老人ホーム見学ツアーなどいかがですか?
まず見学を拒む施設はヤバイです。
担当者に、福祉施設の意義やその老人ホームの人権教育や認知症高齢者の身体拘束事情を直接尋ねればすぐにわかります。そのとき担当者の表情に注目してください。表情が曇ったり、逆ギレするようならかなりヤバイです。
帰ってくる回答の内容で判断できます。その施設がどれだけ「福祉」を実践しているかが。
園長にも面会を申し込んでみてください。忙しいを理由に施設にいない園長はヤバイです。
面会できる場合、園長にも担当者と同じ質問をしてみてください。これで大体判断できると思います。
パンフレットやホームページの言葉に騙されないように
「福祉施設だから善良で安心」「福祉施設だから信頼できる」これは残念ですがあてになりません。
福祉施設の園長の90%が利用者をお金を生む道具としか認識していませんし、職員を金のためだけに働かせているのです。
ホームページやパンフレットの「その人らしく」などのことばは、単なる集客の決まり文句です。ちょっと突っ込んで質問すると逆ギレしてしまう園長がそこらじゅうにはびこっています。
老人ホームを選ぶときは冷静に、慎重に判断することをお勧めします
もし老人ホーム選びで、困っていること、お悩みなことがありましたら、
また今現在ご家族が入所している施設で疑問に思うことがありましたら、お気軽に私にコンタクトを取ってみてください。
コンタクト方法は、メールか電話でお願いします。ホームページに電話番号ならびにEメールアドレスが記載されております。
無料で相談にのらせていただきます。是非お気軽にご連絡してください。
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