Wikiコピペ疑惑の百田尚樹『日本国紀』を真面目に検証してみた! 本質は安倍改憲を後押しするプロパガンダ本だ

 発売されるや否や、その記述の矛盾が次々に指摘されて騒動となっている百田尚樹の『日本国紀』(幻冬舎)。ネット上では有志による検証が着々と進んでおり、とくに盛り上がっているのがWikipedia等からの“コピペ疑惑”の追及だ。  本サイトもチェックしてみたが、たしかに、いまネ...

電通、“人”基点で広告効果を高めるプラットフォーム「STADIA」に「ラジオ」も統合

11月20日に配信された電通ニュースリリース文面は以下の通りです。


2018年11月20日

株式会社電通(本社:東京都港区、社長:山本 敏博)は、“人”基点の統合マーケティングフレームワーク「People Driven Marketing」の強化に向けて、テレビ広告、インターネット広告、OOH広告の統合マーケティングプラットフォーム「STADIA(※1)」の機能を拡張し、「ラジオ広告」をも統合するツールを開発し運用を開始しました。

従来のラジオ広告の効果検証は、限定的なサンプル数でのアンケート調査に頼るアナログ方式で、広告認知やブランド印象の向上などの確認にとどまっていました。

この度、「ラジオ広告」を統合するためのツール「Radio Dots」(ラジオ・ドッツ、β版)の開発によって、日本で初めてテレビ広告、インターネット広告、OOH広告に加え、「ラジオ広告」でも、実行動データを用いた統合分析が可能になりました。ラジオは、車内など移動中や家事中など、生活動線上で「ながら聴取」されるメディア特性を持ちますが、その特性に合わせた形で、“人”基点で実店舗の来店やオウンドメディア来訪といった各種KPIとの関係性、また、テレビ広告・インターネット広告・OOH広告との相乗効果などに関する分析・効果検証を実現しました。これにより、音声広告の価値の可視化や広告効果の高いリスナーに絞ったインターネット広告配信といったサービス提供が可能になります。

なお、本ツールでは、パソコンやスマートフォンを使って無料でラジオ放送が聴けるサービス「radiko.jp」の聴取ログデータをもとに、リスナーがどのような番組や広告に接触したかを推定し分析しています。

今後も当社は、統合マーケティングのPDCAの高度化に向けて、STADIAの分析データを強みとする「People Driven DMP(※2)」を軸に、「People Driven Marketing」の強化を推進していきます。

「Radio Dots」によってSTADIAで実現できる仕組み

「Radio Dots」によってSTADIAで実現できる仕組み

「Radio Dots」のロゴマーク

「Radio Dots」のロゴマーク

※1:STADIA
当社が2016年3月にβ版を開発、2017年4月に正式版をリリースした「STADIA」は、テレビ広告やインターネット広告などへの接触に伴うサイト送客や会員登録といった行動喚起、また認知醸成や興味喚起といった態度変容の効果検証と改善施策を導くツールであると同時に、インターネットに結線されたテレビの実視聴ログをもとに推定したテレビCM視聴者に対する、インターネット広告の配信やOOH広告のプランニングおよび広告効果検証が行える次世代統合マーケティングプラットフォームのことです。
2018年10月時点で、テレビ受像機や録画機の合計で約250万台の実視聴ログデータに対して、約700万台のモバイルデバイスのIDや、約2,000万件のCookie_idに紐づくオーディエンスデータと、約5万人の調査モニターが人単位の同一IDで紐づく規模を有しています。
 
※2:People Driven DMP
People Driven DMPは、PCやスマートフォン由来のオーディエンスデータと、STADIAのテレビの視聴ログデータ、WEB広告接触データ、OOH広告接触データ、ラジオ聴取ログ、パネルデータ、購買データ、位置情報データ等を人(People)基点で活用することができる、People Driven Marketingのデータ基盤です。さらなる強化のために、People Drivenパートナーシッププログラムを通じ、「メディア/コンテンツ」「デジタルプラットフォーム」「EC・購買」「パネル/メジャメント」「位置情報」などの各種パートナーと、データやテクノロジーの連携によるビジネス・アライアンスを推進しています。

以上


電通ニュースリリース
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2018/1120-009655.html

電通、“人”基点で広告効果を高めるプラットフォーム「STADIA」に「ラジオ」も統合

11月20日に配信された電通ニュースリリース文面は以下の通りです。


2018年11月20日

株式会社電通(本社:東京都港区、社長:山本 敏博)は、“人”基点の統合マーケティングフレームワーク「People Driven Marketing」の強化に向けて、テレビ広告、インターネット広告、OOH広告の統合マーケティングプラットフォーム「STADIA(※1)」の機能を拡張し、「ラジオ広告」をも統合するツールを開発し運用を開始しました。

従来のラジオ広告の効果検証は、限定的なサンプル数でのアンケート調査に頼るアナログ方式で、広告認知やブランド印象の向上などの確認にとどまっていました。

この度、「ラジオ広告」を統合するためのツール「Radio Dots」(ラジオ・ドッツ、β版)の開発によって、日本で初めてテレビ広告、インターネット広告、OOH広告に加え、「ラジオ広告」でも、実行動データを用いた統合分析が可能になりました。ラジオは、車内など移動中や家事中など、生活動線上で「ながら聴取」されるメディア特性を持ちますが、その特性に合わせた形で、“人”基点で実店舗の来店やオウンドメディア来訪といった各種KPIとの関係性、また、テレビ広告・インターネット広告・OOH広告との相乗効果などに関する分析・効果検証を実現しました。これにより、音声広告の価値の可視化や広告効果の高いリスナーに絞ったインターネット広告配信といったサービス提供が可能になります。

なお、本ツールでは、パソコンやスマートフォンを使って無料でラジオ放送が聴けるサービス「radiko.jp」の聴取ログデータをもとに、リスナーがどのような番組や広告に接触したかを推定し分析しています。

今後も当社は、統合マーケティングのPDCAの高度化に向けて、STADIAの分析データを強みとする「People Driven DMP(※2)」を軸に、「People Driven Marketing」の強化を推進していきます。

「Radio Dots」によってSTADIAで実現できる仕組み

「Radio Dots」によってSTADIAで実現できる仕組み

「Radio Dots」のロゴマーク

「Radio Dots」のロゴマーク

※1:STADIA
当社が2016年3月にβ版を開発、2017年4月に正式版をリリースした「STADIA」は、テレビ広告やインターネット広告などへの接触に伴うサイト送客や会員登録といった行動喚起、また認知醸成や興味喚起といった態度変容の効果検証と改善施策を導くツールであると同時に、インターネットに結線されたテレビの実視聴ログをもとに推定したテレビCM視聴者に対する、インターネット広告の配信やOOH広告のプランニングおよび広告効果検証が行える次世代統合マーケティングプラットフォームのことです。
2018年10月時点で、テレビ受像機や録画機の合計で約250万台の実視聴ログデータに対して、約700万台のモバイルデバイスのIDや、約2,000万件のCookie_idに紐づくオーディエンスデータと、約5万人の調査モニターが人単位の同一IDで紐づく規模を有しています。
 
※2:People Driven DMP
People Driven DMPは、PCやスマートフォン由来のオーディエンスデータと、STADIAのテレビの視聴ログデータ、WEB広告接触データ、OOH広告接触データ、ラジオ聴取ログ、パネルデータ、購買データ、位置情報データ等を人(People)基点で活用することができる、People Driven Marketingのデータ基盤です。さらなる強化のために、People Drivenパートナーシッププログラムを通じ、「メディア/コンテンツ」「デジタルプラットフォーム」「EC・購買」「パネル/メジャメント」「位置情報」などの各種パートナーと、データやテクノロジーの連携によるビジネス・アライアンスを推進しています。

以上


電通ニュースリリース
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2018/1120-009655.html

「人の税金で大学に」麻生太郎は自分の娘も東大卒だった! 教育への公的支出を否定する財務相を許していいのか

 また麻生太郎副総理兼財務相が暴言を吐いた。17日、福岡市長選の応援のため街頭演説に立った麻生財務相は、北橋健治・北九州市長を俎上に載せ、こう述べたのだ。 「(北橋市長は)学歴はいいよ、人の税金を使って学校へ行ったんだから。東京大学出てるだろ」...

ヤングスパイクスでゴールド受賞。プランナーの「ファクト重視」の思考プロセスとは。

アジア最大級の広告フェスティバルとして毎年開催される「スパイクスアジア」。この中には、30歳以下限定で各国の代表2人が1チームを構成し、現地で出された課題に対し24時間の企画とプレゼンで競う「ヤングスパイクスコンペティション」があります。デジタル部門やPR部門などがあり、各部門でコンペが開かれます。

今年172チームが参加した国内予選を突破して、PR部門の日本代表として電通の中川諒氏(第5CRプランニング局)が出場。村石健太郎氏(フリーランス)とチームを組み、シンガポールで行われた本戦で優勝に当たるゴールドを受賞しました。

ヤングスパイクスコンペティション授賞式で

ヤングスパイクスコンペティション授賞式で

課題が出されてからプレゼンを終えるまで、どんな悩みや苦労があったのでしょうか。そして、それを乗り越えゴールドを取った今、何を得たと感じているのでしょうか。中川氏に話を聞きました。

電通 第5CRプランニング局、中川諒氏

中川諒氏(電通 第5CRプランニング局)

15回以上も挑戦。そこまでコンペにこだわった理由

──中川さんは入社してから8年間、このような広告コンペに何度もチャレンジしてきたと聞きました。それだけにこの度のゴールド受賞の喜びも大きいのではないでしょうか。

今年ちょうど30歳ですが、これまでにいわゆる“ヤングカンヌ”と呼ばれる「ヤングライオンズコンペティション」の国内予選には15回以上は応募しました。クリエーティブ職だけでなく、様々な職種から複数部門応募できるオープンなコンペティションです。でも、ずっとダメだったんです。毎回落ち込むために出してるみたいな状態でした(笑)。

入社前から、ずっとクリエーティブ志望だったのですが、初任でプロモーション局に配属になり5年間、その後営業局(現ビジネスプロデュース局)に2年いました。昨年、社内の転局試験の募集があり、ようやく合格して昨秋に現在のクリエーティブ職になりました。

クリエーティブ職を志望していたものの、入社して月日がたてばたつほど、自分自身も懐疑的になってきて。そういった背景からコンペにチャレンジし続けました。自分はこの領域でやっていけるのかを、自分が一番確かめたかったからだと思います。実は今年も、PR部門だけでなく、フィルム部門、プリント部門、メディア部門の計4部門に参加しました。PR以外は、いつもどおり全落ちでした(泣)。

昨年、初めてヤングカンヌの国内予選ファイナリストに残って、そこから日本代表に選ばれ、相当力を入れて挑んだのですが、現地で負けてしまって。その後は悔しさで会場前で大泣きしました。数日たっても気持ちを切り替えられず、人生で初めて坊主にしたんです。今考えれば、気負いすぎでしたね(笑)。

それから1年たって、今年もチャレンジしようと思い、フリーランスの村石健太郎君と組んで国内予選から参加しました。

──そして、ヤングスパイクス PR部門(※)の日本代表に選ばれたわけですね。今回、どのような課題が現地で出されたのでしょうか。

「世界最大の難民キャンプ」といわれるロヒンギャ難民について、その子どもたちへの支援活動の継続的な認知拡大と寄付の獲得方法を提案するという課題です。クライアントはBRACという難民支援NPO団体でした。今回、広告会社のオグルヴィがオリエンをしたのですが、BRAC とすでに「#SpaceOnEarth」というキャンペーンを実施していました。その第2弾を考えよというのがオリエン内容でした。「アイスバケツチャレンジのような、みんなが参加できるソーシャルドリブンな企画にしてほしい」というかなり具体的な要望もありました。

※ヤングスパイクスPR部門:ヤングカンヌの国内予選を経て、シンガポールで行われるヤングスパイクス本戦の日本代表チームが選出される。

企画を考えるときに、どこまで強いファクトを見つけられるか

──課題に対しては、どんな企画を出したのでしょうか。

まず、「世界最大の難民キャンプ」という捉え方を改めようと考えました。ロヒンギャは50万人もの子どもがいるといわれています。そこで、ロヒンギャを「50万ものタレント(才能)が眠っている場所」と定義し直そうと。難民の中に眠る才能を、“GENIUS(天才)in REFUGEE(難民)”ということで「REFUGEENIUS」と名付け、世界最大の難民キャンプから最高の才能を探して応援するキャンペーンを提案しました。

Courtesy of Spikes Asia 2018

Courtesy of Spikes Asia 2018

PRはファクトが大事だと、先輩方から教わりました。なので、僕はPRの企画を考えるときは、まずファクトを探します。みんながハッとするファクトを見つけて、それをベースに人々を巻き込むストーリーを考えます。今回も、調べてみると「活躍しているスーパースターの中には実はたくさんの難民出身者がいる」というファクトがありました。2018年FIFA最優秀プレーヤーとなったサッカー・クロアチア代表のルカ・モドリッチ選手や歌手のリタ・オラ、古くはフレディ・マーキュリーも難民の出身でした。そこで、難民出身の著名人と一緒に、ロヒンギャ難民の子どもたちの中から次の才能を探す「ソーシャルオーディションキャンペーン」を考えました。

──求められていた「ソーシャルドリブンな要素」はどのように考えましたか。

難民出身の著名人を「スカウト」として任命し、まずは彼らがSNSで子どもたちの素晴らしいプレーや歌声の動画を発信します。それに対し、みんながシェアすることで新しい才能を支援できるようにしました。人気になった子どものユニホームやCDといったグッズを製作し販売。その売上を難民キャンプ全体の支援に回します。さらに、ここから有名になったREFUGEENIUSが活躍するたびに、このプロジェクトで発掘されたというストーリーが語られるので、継続的な認知や寄付の獲得につながるフレームになるのではないかと考えました。

難民というと、「あわれみ」という対象で見てしまう人もいるかもしれませんが、このプロジェクトを通してもっと前向きに、「支援」を「応援」に変えられないかと。

──企画を考える過程でのポイントは?

とにかく検証し続けました。相方の村石君と、嫌になるくらい。自分たちを信じないというか、お互い意地悪になって「これだと人は動かないね」とか「これ一言で言うとなんだろうね」とか。実は、「REFUGEENIUS」の前にもうひとつ企画を作っていました。「SPACE OUT」というもので、日本語で「ぼーっとする」という意味なのですが、難民キャンプの人は家でくつろぐことができないので、それをファクトに、ぼーっとしている友達などを驚かせる動画を撮って拡散しようと。オリエン時に強調されていたアイスバケツチャレンジに近いソーシャル中心な企画を先に考えていました。すでに実施されている「#SpaceOnEarth」の第2弾としても成立する。でも「この企画で勝てるか分からない」と思い、粘った結果「REFUGEENIUS」ができました。

──勝てるか分らないと考えた理由は何でしょうか。

「SPACE OUT」の方がソーシャルドリブンである点と第2弾として成立する点でオリエンには沿っていたものの、審査員にネガティブな反応をもたらす可能性がありました。ぼーっとしている人を驚かす動画は見るだけなら楽しいですが、ビックリさせられた側は決して気持ちのいいものではありません。実際僕もビックリさせられるのは嫌いです(笑)。動画の面白さによって仮に拡散したとしても、結局難民の本質的な問題が伝わりにくいとも感じていました。

そこでオリエンをフラットに捉え直し、ロヒンギャ難民についてもっと知りたくなる、支援したくなる企画をと、立ち返ることにしました。

ヤングカンヌやヤングスパイクスは、短時間で「机上の空論」を競う少し特殊な競技ですが、まずファクトを見つけて、それをベースにストーリーを組み立て、イベント、フィルム、ウェブではこう展開する…という思考プロセスは普段の仕事でも意識するようになりました。

──中川さんは今年、お米そのものを求人広告に変えた「求人米 あととりむすこ」(http://www.atotorimusuko.com/)でTCC(東京コピーライターズクラブ)新人賞を受賞しました。これも似たプロセスでしょうか。

そうですね。商品は、群馬県桐生市の美味しいお米で、元々はパッケージデザインのみの依頼でしたが、ヒアリングを重ねるうちに後継者がいないという話が出てきました。さらに調べてみると、「日本の農家の平均年齢は67歳で、29歳以下の農家は3%にも満たない」と言われており、日本全国でも問題になっていることが分かりました。農家の一番の広告は、つくったおいしい作物なので、お米自体が求人広告になって購入した人は農業体験に参加できるという仕組みをつくりました。

求人米「あととりむすこ」

ヤングコンペで学んだ「ファクト」の重要性

──今後、PRとクリエーティブの垣根が低くなるといわれる中で、コンペで明確になった「ファクト重視の思考プロセス」は重要かもしれません。

国内予選に毎年取り組む中で、「PRとは合意形成だ」とPRの大先輩たちから教わりました。そのとき重要になるのが、やはりファクトです。「ファクト」と書くと少し仰々しいですが、企業であれば「やってきた・やっていること」、社会であれば「起こった・起こっていること」です。新しく担当させていただくクライントや商品は、成り立ちから調べるようになりました。

PRと聞くと、いかにメディアに取り上げられたかという露出換算の話になりがちですが、「世の中にどう受け入れられるかを考える」ということだと思うので、本来PRと広告の垣根はそんなにないのではないかとも思います。

この経験で学んだことを仕事に還元できるように、これからも頑張りたいと思います。

ヤングスパイクスでゴールド受賞。プランナーの「ファクト重視」の思考プロセスとは。

アジア最大級の広告フェスティバルとして毎年開催される「スパイクスアジア」。この中には、30歳以下限定で各国の代表2人が1チームを構成し、現地で出された課題に対し24時間の企画とプレゼンで競う「ヤングスパイクスコンペティション」があります。デジタル部門やPR部門などがあり、各部門でコンペが開かれます。

今年172チームが参加した国内予選を突破して、PR部門の日本代表として電通の中川諒氏(第5CRプランニング局)が出場。村石健太郎氏(フリーランス)とチームを組み、シンガポールで行われた本戦で優勝に当たるゴールドを受賞しました。

ヤングスパイクスコンペティション授賞式で

ヤングスパイクスコンペティション授賞式で

課題が出されてからプレゼンを終えるまで、どんな悩みや苦労があったのでしょうか。そして、それを乗り越えゴールドを取った今、何を得たと感じているのでしょうか。中川氏に話を聞きました。

電通 第5CRプランニング局、中川諒氏

中川諒氏(電通 第5CRプランニング局)

15回以上も挑戦。そこまでコンペにこだわった理由

──中川さんは入社してから8年間、このような広告コンペに何度もチャレンジしてきたと聞きました。それだけにこの度のゴールド受賞の喜びも大きいのではないでしょうか。

今年ちょうど30歳ですが、これまでにいわゆる“ヤングカンヌ”と呼ばれる「ヤングライオンズコンペティション」の国内予選には15回以上は応募しました。クリエーティブ職だけでなく、様々な職種から複数部門応募できるオープンなコンペティションです。でも、ずっとダメだったんです。毎回落ち込むために出してるみたいな状態でした(笑)。

入社前から、ずっとクリエーティブ志望だったのですが、初任でプロモーション局に配属になり5年間、その後営業局(現ビジネスプロデュース局)に2年いました。昨年、社内の転局試験の募集があり、ようやく合格して昨秋に現在のクリエーティブ職になりました。

クリエーティブ職を志望していたものの、入社して月日がたてばたつほど、自分自身も懐疑的になってきて。そういった背景からコンペにチャレンジし続けました。自分はこの領域でやっていけるのかを、自分が一番確かめたかったからだと思います。実は今年も、PR部門だけでなく、フィルム部門、プリント部門、メディア部門の計4部門に参加しました。PR以外は、いつもどおり全落ちでした(泣)。

昨年、初めてヤングカンヌの国内予選ファイナリストに残って、そこから日本代表に選ばれ、相当力を入れて挑んだのですが、現地で負けてしまって。その後は悔しさで会場前で大泣きしました。数日たっても気持ちを切り替えられず、人生で初めて坊主にしたんです。今考えれば、気負いすぎでしたね(笑)。

それから1年たって、今年もチャレンジしようと思い、フリーランスの村石健太郎君と組んで国内予選から参加しました。

──そして、ヤングスパイクス PR部門(※)の日本代表に選ばれたわけですね。今回、どのような課題が現地で出されたのでしょうか。

「世界最大の難民キャンプ」といわれるロヒンギャ難民について、その子どもたちへの支援活動の継続的な認知拡大と寄付の獲得方法を提案するという課題です。クライアントはBRACという難民支援NPO団体でした。今回、広告会社のオグルヴィがオリエンをしたのですが、BRAC とすでに「#SpaceOnEarth」というキャンペーンを実施していました。その第2弾を考えよというのがオリエン内容でした。「アイスバケツチャレンジのような、みんなが参加できるソーシャルドリブンな企画にしてほしい」というかなり具体的な要望もありました。

※ヤングスパイクスPR部門:ヤングカンヌの国内予選を経て、シンガポールで行われるヤングスパイクス本戦の日本代表チームが選出される。

企画を考えるときに、どこまで強いファクトを見つけられるか

──課題に対しては、どんな企画を出したのでしょうか。

まず、「世界最大の難民キャンプ」という捉え方を改めようと考えました。ロヒンギャは50万人もの子どもがいるといわれています。そこで、ロヒンギャを「50万ものタレント(才能)が眠っている場所」と定義し直そうと。難民の中に眠る才能を、“GENIUS(天才)in REFUGEE(難民)”ということで「REFUGEENIUS」と名付け、世界最大の難民キャンプから最高の才能を探して応援するキャンペーンを提案しました。

Courtesy of Spikes Asia 2018

Courtesy of Spikes Asia 2018

PRはファクトが大事だと、先輩方から教わりました。なので、僕はPRの企画を考えるときは、まずファクトを探します。みんながハッとするファクトを見つけて、それをベースに人々を巻き込むストーリーを考えます。今回も、調べてみると「活躍しているスーパースターの中には実はたくさんの難民出身者がいる」というファクトがありました。2018年FIFA最優秀プレーヤーとなったサッカー・クロアチア代表のルカ・モドリッチ選手や歌手のリタ・オラ、古くはフレディ・マーキュリーも難民の出身でした。そこで、難民出身の著名人と一緒に、ロヒンギャ難民の子どもたちの中から次の才能を探す「ソーシャルオーディションキャンペーン」を考えました。

──求められていた「ソーシャルドリブンな要素」はどのように考えましたか。

難民出身の著名人を「スカウト」として任命し、まずは彼らがSNSで子どもたちの素晴らしいプレーや歌声の動画を発信します。それに対し、みんながシェアすることで新しい才能を支援できるようにしました。人気になった子どものユニホームやCDといったグッズを製作し販売。その売上を難民キャンプ全体の支援に回します。さらに、ここから有名になったREFUGEENIUSが活躍するたびに、このプロジェクトで発掘されたというストーリーが語られるので、継続的な認知や寄付の獲得につながるフレームになるのではないかと考えました。

難民というと、「あわれみ」という対象で見てしまう人もいるかもしれませんが、このプロジェクトを通してもっと前向きに、「支援」を「応援」に変えられないかと。

──企画を考える過程でのポイントは?

とにかく検証し続けました。相方の村石君と、嫌になるくらい。自分たちを信じないというか、お互い意地悪になって「これだと人は動かないね」とか「これ一言で言うとなんだろうね」とか。実は、「REFUGEENIUS」の前にもうひとつ企画を作っていました。「SPACE OUT」というもので、日本語で「ぼーっとする」という意味なのですが、難民キャンプの人は家でくつろぐことができないので、それをファクトに、ぼーっとしている友達などを驚かせる動画を撮って拡散しようと。オリエン時に強調されていたアイスバケツチャレンジに近いソーシャル中心な企画を先に考えていました。すでに実施されている「#SpaceOnEarth」の第2弾としても成立する。でも「この企画で勝てるか分からない」と思い、粘った結果「REFUGEENIUS」ができました。

──勝てるか分らないと考えた理由は何でしょうか。

「SPACE OUT」の方がソーシャルドリブンである点と第2弾として成立する点でオリエンには沿っていたものの、審査員にネガティブな反応をもたらす可能性がありました。ぼーっとしている人を驚かす動画は見るだけなら楽しいですが、ビックリさせられた側は決して気持ちのいいものではありません。実際僕もビックリさせられるのは嫌いです(笑)。動画の面白さによって仮に拡散したとしても、結局難民の本質的な問題が伝わりにくいとも感じていました。

そこでオリエンをフラットに捉え直し、ロヒンギャ難民についてもっと知りたくなる、支援したくなる企画をと、立ち返ることにしました。

ヤングカンヌやヤングスパイクスは、短時間で「机上の空論」を競う少し特殊な競技ですが、まずファクトを見つけて、それをベースにストーリーを組み立て、イベント、フィルム、ウェブではこう展開する…という思考プロセスは普段の仕事でも意識するようになりました。

──中川さんは今年、お米そのものを求人広告に変えた「求人米 あととりむすこ」(http://www.atotorimusuko.com/)でTCC(東京コピーライターズクラブ)新人賞を受賞しました。これも似たプロセスでしょうか。

そうですね。商品は、群馬県桐生市の美味しいお米で、元々はパッケージデザインのみの依頼でしたが、ヒアリングを重ねるうちに後継者がいないという話が出てきました。さらに調べてみると、「日本の農家の平均年齢は67歳で、29歳以下の農家は3%にも満たない」と言われており、日本全国でも問題になっていることが分かりました。農家の一番の広告は、つくったおいしい作物なので、お米自体が求人広告になって購入した人は農業体験に参加できるという仕組みをつくりました。

求人米「あととりむすこ」

ヤングコンペで学んだ「ファクト」の重要性

──今後、PRとクリエーティブの垣根が低くなるといわれる中で、コンペで明確になった「ファクト重視の思考プロセス」は重要かもしれません。

国内予選に毎年取り組む中で、「PRとは合意形成だ」とPRの大先輩たちから教わりました。そのとき重要になるのが、やはりファクトです。「ファクト」と書くと少し仰々しいですが、企業であれば「やってきた・やっていること」、社会であれば「起こった・起こっていること」です。新しく担当させていただくクライントや商品は、成り立ちから調べるようになりました。

PRと聞くと、いかにメディアに取り上げられたかという露出換算の話になりがちですが、「世の中にどう受け入れられるかを考える」ということだと思うので、本来PRと広告の垣根はそんなにないのではないかとも思います。

この経験で学んだことを仕事に還元できるように、これからも頑張りたいと思います。

BTS問題で『ワイドナショー』が意外に冷静な姿勢!乙武洋匡は日本の加害性にも言及、『サンジャポ』では武井壮も

 BTSのTシャツ問題をめぐり、ほとんどのメディアがネトウヨ層に丸乗りし、日韓対立や嫌韓感情を煽りまくっていることは本サイトでも指摘してきた。  そんななか、意外な番組がこのBTS原爆Tシャツ問題について、これまでのメディアの論調とはまったく違う反応を見せた。それが 11月...

警視庁が捜査開始「ジャパンライフ」と安倍政権のただならぬ関係! 首相の最側近やメシ友記者が広告塔で7千人の被害

 マルチ商法としてこれまでにもたびたび社会問題化してきた「ジャパンライフ」が2400億円超の負債を抱えて破産、12日には最初の債権者集会が開催された。しかし債権者への返済はほぼ絶望的な状況も判明、大きな波紋を呼んでいる。ジャパンライフをめぐっては警察当局も特定商取引法違反や詐...

スマホより便利? AIスピーカー利用実態から見えること

モバイルデバイスの利用実態調査や新たに登場したデジタル機器の調査から生活者の心理を探り、ポストスマホについて考える本連載。今回はAIスピーカーの利用実態調査から見えてくる、ポストスマホの兆しを探ります。

AIスピーカーを使い続けたい人は9割以上!

昨年以来、AIスピーカーが複数発売されています。AIスピーカーが日本国内で簡単に買えるようになってから約1年がたち、どのくらい普及しているのかを調査したところ、保有率は8%でした。

8%には家族が購入したものも含まれるため、実購買者はこの数字より少ないということになります。一般的な普及まではもう少し時間がかかりそうですが、AIスピーカーの利用実態に、これからのヒントが多く含まれています。

保有率グラフ

AIスピーカーを現在利用している人のうち、今後は利用しなくなるだろうと回答した人は約5%でした。逆にいえば9割以上の人が今後も使い続けるだろうと感じています。この定着率は非常に高いと感じました。

AIスピーカー購入理由のトップが「何となく便利そうだと思ったから」。高い定着率の理由は、使ってみると期待通り「便利」という実感があるからだと思います。

何ができるのか、使ってみないとよく分からなかったAIスピーカーですが、使ってみると、先進体験というより、今の生活を便利にしてくれる機能がちゃんとあったのです。

実際にAIスピーカーでどんな機能を利用しているのかも確認したところ、トップが「音楽を聴く」次いで「天気のチェック」という結果でした。この二つは、半数以上の人が利用している象徴的な機能です。

以下「アラーム」「ニュースの読み上げ」「インターネット検索」と続きます。正直、これらを見ると、特に新しいことはないと思われるでしょう。全部スマホでできる機能です。

しかし、AIスピーカーを持つと、AIスピーカーがあるところでは、これらの機能はAIスピーカーで使うようになります。ここが大きなポイントです。

利用機能グラフ

スマホの次を実感させるAIスピーカー

第1回で“スマホは環境である”ということをお話ししましたが、AIスピーカーはスマホ以上に環境という言葉が適切なデバイスだと思います。

テレビやエアコンの操作は本体に触れず、リモコンで操作することが大半だと思いますが、AIスピーカー利用者の家庭では、いくつかの機能が音声だけで操作できる環境が構築されています。

AIスピーカーは初期の設定時以外はほとんど“デバイスに触れません”。触れずに操作するデバイスの登場は、触れて操作するスマホの次を実感させているようです。

私自身、二つのAIスピーカーを利用していますが、AIスピーカーがある部屋にいるときは、スマホで何かを調べることがおっくうに感じることがあります。

目の前にネットにつながったPCがある仕事の環境とは違い、家では常にスマホが手元にあるとは限りません。食事を作っているとき、掃除をしているとき、洗濯をしているとき、手が離せないケースは多々あります。

今まではスマホが最も手軽なデバイスだと思っていましたが、AIスピーカーがある生活に慣れると、天気を調べるのも、音楽を聴くのも、AIスピーカーの方が楽で便利だと感じることが増えました。調査でも約半数の人がそのように感じていると回答しています。

感じたことグラフ

スマホは多機能で便利なデバイスであり、スマホを持つことによって買い物の仕方が変わったことも事実です。しかし、タッチパネルで操作するスマホ以外の方法で実行した方がもっと楽で便利な機能もあります。

全てスマホに集約される、というような未来を想像していた方も多いと思いますが、AIスピーカーの登場とその利用実態を見ると、今のスマホは過渡期にあると捉えることもできます。

機能ごとにデバイスを使い分けることは、生活者にとってストレスになることもありますが、音声だけでよいことや、フィードバックに画面表示が必要ないものは、どんどんスマホから切り出されていくと思います。

まずは音楽や天気、タイマー、家電の操作、ニュースや自分あてのメッセージの通知などがAIスピーカー経由になっていくでしょう。

一部の先進層で起こっていることは、時間経過とともに一般的な行動に変化していきます。AIスピーカーはじわじわと普及し、多くの家庭の当たり前になると思います。AIスピーカーの普及とともに、AIスピーカーと連動可能な家電も増えていくでしょう。音声で家電が操作できるようになると、スマホも音声で操作する領域が増えてくるかもしれません。

生活者の行動変化は既に起こっています。これからの当たり前を見つけるためにも、新たなサービスやデジタルデバイスによる兆しの発見と、一般化の可能性を引き続き探っていきます。

【電通調査2018 概要】
スクリーニング調査
調査時期:2018年9月末
調査手法:ウェブアンケート調査
調査対象者:全国15~59歳男女
調査サンプル数:20,000ss
※エリア、性年代は人口構成比に準ずる

本調査
調査時期:2018年10月上旬
調査手法:ウェブアンケート調査
調査対象者及びサンプル数:全国15~59歳男女AIスピーカー利用者 300ss
※スクリーニング調査における保有者の性年代構成比に準ずる

書籍
書籍、好評発売中! 詳細はこちら

カレッタイルミネーション開始 青の世界で繰り広げられる “プリンセスストーリー”

毎年恒例のイベントとして知られる、カレッタ汐留(東京・港区)の冬のイルミネーションが、カレッタプラザで11月15日に始まった。(2019年2月14日まで)
昨年は約52万人の来場者があり、汐留に出現した劇場空間で多くの人を魅了した。

13回目となる今年は、ディズニー映画「アナと雪の女王」「搭の上のラプンツェル」の世界観をイメージした「Caretta Illumination 2018ディズニーMovieNEX プリンセスイルミネーション」を展開。また、ディズニー/ピクサーの大作「インクレディブル・ファミリー」MovieNEXが11月21日に発売されることを記念して、作品をイメージしたイルミネーションショーをプリンセスイルミネーションに先立ち、毎日1回オープニングアクトとして特別上映する。
さらに12月5日は当日限定で、去年好評だった「美女と野獣」をテーマにしたイルミネーションをアンコール上映する。

初日には、女性シンガーのBeverly(ビバリー)さんをゲストに迎え、点灯式が行われた。
ビバリーさんは、ドレスで着飾った子どもたちとカウントダウンで点灯し、イルミネーションが輝く中でミニライブを実施した。
特徴的なハイトーンボイスで「アナと雪の女王」の代表曲「Let It Go」や、テレビドラマの主題歌になった自身の楽曲を熱唱し、オープニングを盛り上げた。
ビバリーさんは「すてきなイルミネーションの中で歌えて幸せだ。今夜は眠れないかもしれない。もっと歌いたい!」と感激の様子だった。

「アナと雪の女王」のイルミネーションは、カレッタイルミネーションを象徴する青を基調に、映画の楽曲を使用し氷の世界をロマンチックに表現する。
「搭の上のラプンツェル」のイルミネーションは、劇中に登場するランタンを、会場のメインツリーに設置し、幻想的な光のショーで感動的なムードを演出する。
二つのイルミネーションは、1週間ごとに入れ替わる。
「インクレディブル・ファミリー」のオープニングアクトでは、スピード感あふれる楽曲に合わせて光がパワフルに動き、これまでのカレッタイルミネーションとは違った世界観が楽しめる。

期間中、カレッタ汐留館内では、ディズニー作品の世界観が楽しめるフォトスポットを設置。また、「インクレディブル・ファミリー」のキャラクターのジャック・ジャックが大量発生する仕掛けや、スタンプラリー、ツイッター投稿キャンペーンも実施する。

公式サイト:
http://www.caretta.jp/Illumination/