JRA日本ダービー(G1)横山典弘「騎乗停止撤回」を申し出るも却下に不満の声。息子「やってやりますよ!」に期待

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「統一感がまったくないじゃないか!!」

 またしてもJRAが下した"裁決"に多くの競馬関係者たちが怒りの声をあげている。

 先週はふたりの騎手が騎乗停止となった。まずは18日に東京競馬場で行われた2R(3歳未勝利)で、横山典弘騎手が外側に斜行したとして5月25日(土)、26日(日)の2日間の騎乗停止処分。そして翌日、オークス(G1)直後に行われた丹沢S(1600万下)では松山弘平騎手が内側に斜行し、後続の進路を妨げたとして25日から6月2日(日)まで9日間(開催4日間)の騎乗停止処分が下された。

「まず松山騎手の件ですが、騎乗したカラクプアが2着だったフリーフリッカーと接触。それに3着アドラメレク、4着シロニイが巻き込まれる形になりました。被害を受けた馬が上位入線しただけに『降着』との声も上がったものの、結局審議のランプが灯ることすらありませんでした。

 ある騎手は『2、3着馬はかなり減速してましたから、先々週に降着となった田中健騎手の騎乗より酷い騎乗だと思いました』と明かし、『着差がついたので問題ないとの判断だったのかもしれませんが、併せ馬だったキワドかったはず』と話していましたよ」(競馬記者)

 多くの関係者たちが首をかしげる結果となった。そしてこれ以上に大きな問題となっているのが、横山典騎手の騎乗停止の件だという。

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「横山典騎手はアサクサアンデスにまず右ムチを入れ、そして手前を替えて左ムチを入れたところ、大きく外側へ斜行。後続の進路を塞ぐことになりました。ただこれは同馬のクセによるところが大きいのだとか。

 そのため酌量の余地は十分にあり、管理する加藤征弘調教師も日本ダービーに騎乗できないのは気の毒だと思ったようで、裁決委員に事情を話して過怠金か騎乗停止を土曜日だけにするよう掛け合ったようなのですが、けんもほろろに断られてしまったみたいです。『全く基準が見えない』など不満の声が続々とあがっていますよ」(競馬誌ライター)

 思い虚しく横山典騎手の騎乗停止は覆らず。日本ダービーで騎乗予定だったリオンリオンは、息子の横山武史騎手が騎乗することになった。

「息子へのスイッチには横山典騎手の要望もあったようです。ただ当然、日本ダービーという大きな舞台ですし、父親からのプッシュだけで決まったわけではないですよ。

 横山武騎手は、今年の第1回小倉競馬開催で10勝をあげてリーディングに輝くと、第1回新潟競馬開催でも7勝をあげてこちらでもリーディングジョッキーとなりました。ローカルが主戦場とはいえ、すでに父の横山典を上回る25勝をあげ、全国でも18位につけているんです。伸び盛りということもあり、オーナーもこの乗り替わることを了承してくれたようですね。

 本決まりになって横山武騎手は『やってやりますよ! 逃げてアッと言わせてやります』と気合い十分だったと聞いています」(別の競馬記者)

 関係者たちにとっては不本意な形だと思うものの、結果的に父から息子へとバトンが託された。横山武騎手にはみなを驚かすような騎乗を見せてもらいたい。

甘デジでも「安心の出玉感」を実現!「究極進化」パチンコ6段階設定で再上陸!!【パチンコ新台―徹底考察―】

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 2019年もパチンコ分野で話題作を発表しているニューギン。4月には「神の一撃は待たせない」と宣言する『P EXゼウス』がデビューを果たした。大当り時は「約5000発(10R×4セット)」を「約7分」で消化。驚愕の出玉スピードは大きな話題になった。

「スピード感×恐怖 演出×高継続率」という他にはない魅力を有した『Pゾンビリーバボー~絶叫~S5-T1』も注目度が高かった1台だ。

 コンセプトは「現行機最速クラスのスピード」。82%の確変継続率と「最短1秒」の高速消化が生み出す「大当り乱舞」が持ち味だ。「この速さ、シンジラレナイ」との言葉通り、抜群の爽快感を味わえるだろう。

 今後もライトミドルスペックの「高継続ST機」となる『Pうる星やつら~ラムのLoveSong~』を導入予定。ST継続率は82%で、ST大当り時の50%が10Rとライトミドルスペックとしては抜群の出玉性能を誇る。

 オリジナルアニメに加え、TVアニメ主題歌「ラムのラブソング」が本機で初収録されているなど、原作ファンも見逃せない仕上がりだ。興味を示すユーザーが続出していることも納得だろう。

 さらには「究極進化」パチンコも再上陸を果たす。遊びやすくも出玉感が味わえるスペックで登場だ。

『PA真・怪獣王ゴジラ N2-K6』

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ニューギンHP」より

■大当り確率:129.77(約1/99.90)~97.09(1/74.72)
■賞球数:4&1&3&12
■ST回数:104回
■電サポ回数:100回
■ラウンド数:10R or 4R
■カウント:8C
■特賞出玉:約960発or約380発
〇〇〇

 昨年の11月に導入した『CR真・怪獣王ゴジラ』の新スペックが、6段階設定搭載の新規則機となって再上陸を果たす。大当り確率は129.77(設定1)~97.09(設定6)と、遊びやすさを追求したスペックだ。

「原作の世界観とマッチした仕様を評価する声も上がっていた本シリーズ。さまざまな場面で遊技を盛り上げる『怪獣王5大演出』や、パチンコでしか見られないオリジナルの演出を気軽に楽しめる点は魅力でしょう。

気になる出玉ですが、特図2における50%が10Rと"まとまった出玉"を狙える仕様。通常大当り後も時短100回転が付与されるなど、引き戻しに期待できる点も見逃せません。出玉と遊びやすさのバランスの良さが目立ちますね。幅広い層から支持されそうなスペックだと思います」(パチンコライター)

「怒りの究極進化系」パチンコが、甘デジ分野でも大暴れするのだろうか。導入は7月を予定している。

“隠れた人気車”トヨタのルーミー&タンクら4姉妹は子育て中ファミリーの強い味方だ!

トヨタの「ルーミー」(「トヨタ ルーミー | トヨタ自動車WEBサイト」より)

どんなクルマなのか?


 2018年度(18年4月から19年3月)における国内販売の総合1位は、軽自動車のホンダ「N-BOX」で23万9706台を届け出しました。小型/普通車の1位は、日産自動車「ノート」で13万1760台を登録しています。

 その一方で、意外に堅調に売れているのが、トヨタ自動車「ルーミー」&「タンク」、ダイハツ工業「トール」、スバル「ジャスティ」の4姉妹車です。4車ともに基本部分を共通化しています。空間効率の優れた背の高いコンパクトカー(小型車)で、18年度の登録台数は、トヨタブランドのルーミーが8万6645台、タンクが7万3013台でした。この2車種だけでも合計15万9658台に達して、ノートの登録台数を大幅に上回ります。ダイハツ・トールとスバル・ジャスティの台数も加えれば、約20万台に達します。あまり話題になりませんが、相当な人気車といえるでしょう。

人気を得ている理由


 ルーミー4姉妹車は、全長が3700mm(カスタムは3725mm)、全幅は1670mmに収まるコンパクトな5ナンバー車です。最小回転半径も14インチタイヤ装着車は4.6mなので、混雑した街中でも運転しやすいです。

 その一方で、全高は1735mmと高く、車内は広いです。後席を畳むと自転車なども積めます。扱いやすさと高い実用性を両立させました。しかも、価格はコンパクトカーとあって売れ筋グレードが150~180万円なので、出費の増える子育て世代のユーザーも購入しやすいです。

気になる8つのポイントチェック&星取り採点


(1)居住空間の広さとシートの座り心地

★★★☆☆

 車内は広く前席は快適です。後席も頭上と足元の空間には余裕がありますが、座り心地はあまり良くないです。

(2)荷物の積みやすさとシートアレンジ

★★★★★

 後席は床面へ落とし込むように小さく畳めます。荷室の高さに余裕があり、大きな荷物も積みやすいです。

(3)視界や小回り性能など運転のしやすさ

★★★★☆

 ボディスタイルは水平基調のデザインなので、前後左右ともに視界が良いです。小回りの利きも優れています。

(4)加速力やカーブを曲がるときの安定性

★★☆☆☆

 エンジンは直列3気筒1Lで、ノーマルタイプは動力性能が不足気味です。走行安定性も良くありません。

(5)乗り心地と内装の質感などの快適性

★★★☆☆

 プラットフォームは04年に発売された「パッソ」&「ブーン」と同じなので、乗り心地は少し粗いです。質感は平均的です。

(6)燃費性能とエコカー減税

★★★★☆

 ノーマルエンジンのJC08モード燃費は24.6km/Lと優れ、ターボも21.8km/Lなので悪くはないです。

(7)安全装備の充実度

★★★★☆

 スマートアシストIIIが標準装着され、衝突の危険が迫ると、車両と歩行者に対して緊急自動ブレーキを作動させます。

(8)価格の割安感

★★★★☆

 エンジンは1Lですが、天井の高いボディで車内は広く、荷室も大容量です。安全装備も充実して価格は割安です。

選ぶときに確かめたい3つのメリット


・後席を畳んで床を反転させると汚れ防止シートになり、自転車も積みやすいです。

・後席のドアは開閉時に外側へ張り出さないスライド式で、乗降性に優れています。

・前席の背面には後席用のテーブルが備わり、収納設備も豊富に装備されています。

後悔しないための3つの要チェックポイント


・後席は座面の柔軟性が乏しく座り心地が不満で、前後のスライド機能も付きません。

・ノーマルエンジンは加速力が足りず、ターボは2000回転付近のノイズが大きいです。

・足回りなどの設計が古く、重心も高いので、走行安定性と乗り心地が不満です。

こんなユーザーにおすすめ


 後席の座り心地は悪いですが、その上にチャイルドシートを装着すれば不満は生じません。スライドドアの採用で子どもを抱えた状態でも乗り降りしやすく、荷室や収納設備も使いやすいので、子育て世代のユーザーに最適です。

今後のモデルチェンジ予想


 発売は16年なので、フルモデルチェンジは当分行いません。それでもダイハツ「タント」で新しいプラットフォームを採用するため、ルーミー4姉妹車も補強を加えて安定性と乗り心地を高める可能性があります。特別仕様車はすでに設定していますが、販売の主力車種なので定期的に刷新します。

最近の販売状況と安く買うための商談方法


 前述のように、トヨタブランドのルーミー&タンクは販売が好調です。価格が割安なので多額の値引きは無理ですが、商談は行いましょう。東京は販売網が統合されましたが、ほかの地域であればトヨタの4系列間で姉妹車同士を値引き競争できます。下取り車の査定額も競わせられます。ライバル車のスズキ「ソリオ」とも競争させましょう。

リセールバリュー/数年後に売却するときの価値


 数年後には、中古車市場にルーミー&タンクが大量に流通しています。実用的なクルマなので売却額が大幅に下がる心配はありませんが、有利な条件も期待しにくいです。売却時の条件を重視するなら、大型のメッキグリルを装着したルーミーにエアロパーツを加えたカスタムを推奨します。

これが結論!/このクルマの総合評価&コメント


★★★☆☆

 背の高いコンパクトカーなので、運転しやすくて車内も広く、日常的な使い勝手に優れています。ただし、ルーミー4姉妹車は背の高い軽自動車が急速に売れ行きを伸ばすのに対抗して、2年少々の短期間で開発されました。そのためにエンジンとプラットフォームはパッソ&ブーンから流用され、動力性能、エンジンノイズ、安定性、乗り心地などに不満があります。

 今はトヨタ「ポルテ」&「スペイド」、日産「キューブ」など背の高いコンパクトカーの設計が古くなり、ルーミー&タンクに需要が集中していますが、商品力が優れているとはいえません。ライバル車のスズキソリオは機能を熟成させたので、これと比べて選ぶのが良いでしょう。

 なお、ルーミーの買い得グレードは標準ボディであればX・S(152万8200円)、エアロパーツを備えたカスタムであればG(183万6000円)になります。
(文=渡辺陽一郎/カーライフ・ジャーナリスト)

JRA日本ダービー(G1)M.デムーロVS川田将雅「仁義なき争い」第2幕!? 皐月賞後「殴り合い寸前」口論から"因縁の火"メラメラ……

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 26日に行われる日本ダービー(G1)はサートゥルナーリア、ヴェロックス、ダノンキングリーら「3強」の再戦が大きな注目を集めているが、ある事情通の関係者によると2人のトップジョッキーによる「因縁の再戦」も要注目だそうだ。

「レース後は、周りが止めないと殴り合いのケンカになる寸前だったからね......」

 日本ダービーの前哨戦となった皐月賞(G1)レース後の出来事だった。

 激しい言い争いをしていたのは、ヴェロックスに騎乗していた川田将雅騎手と、アドマイヤマーズに騎乗していたM.デムーロ騎手。どうやら勝負所の4コーナーで外から進出したかったアドマイヤマーズの進路を、ヴェロックスが蓋をして厳しく締めたのが"ケンカ"の発端となったらしい。

「先に突っかけたのはデムーロ。川田としてはG1の舞台だし、有力馬の進路を厳しく締めることはよくあること。だけどデムーロとしては、それが我慢ならなかった様子......。かつて主戦だったサートゥルナーリアが勝ったことも、少なからず影響していたのかな。まあデムーロの気持ちもわかるけど、あれはエキサイトし過ぎだね......」(関係者)

 確かに、ヴェロックスに進路を絞められて内に切り替えざるを得なくなったアドマイヤマーズは、そこで仕掛けが遅れ、サートゥルナーリアやヴェロックスに先を越された格好だった。さらに直線に入って、サートゥルナーリアに馬体を併せに行こうとしたところを、先にヴェロックスに入られて、再び進路を切り替える羽目に......。

 両馬に対する制裁などはなかったが、デムーロ騎手としては我慢ならなかったようだ。

 また、前出の関係者曰く、その後に別のレースが原因で川田騎手が騎乗停止となった際、デムーロ騎手は大喜びだったという。一昨年にはレース中の進路を巡って、デムーロ騎手が川田騎手に肘打ちを食らわして過怠金処分を受ける前代未聞の事件があったが、今年の皐月賞を巡って両者の溝はさらに深まってしまったということだろうか。

 あれから約1か月半。日本ダービーを迎える今週になっても、両者の「因縁の火」はまだまだ消えていないようだ。

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 先週18日のメルボルントロフィー(500万下)で、断トツの一番人気プランドラーに騎乗していた川田騎手。勝負所の4コーナーを迎え、満を持して進出を開始しようとした矢先、今度はデムーロ騎手のダンスディライトが"審議スレスレ"の厳しいカット。

 結局、不利を跳ね返したプランドラーが勝利し審議もなかったが、川田騎手が「4コーナーで苦しい形になりました」と振り返った通り、一瞬立ち上がって手綱を絞るシーンも見られた。

 近しい関係者によると、最後の直線は"鬼の形相"だったらしい......。レース後、相当怒っている様子を複数の記者が目撃していたようだ。

「同じ日の平安S(G3)でも、同じように勝負所でデムーロ(オメガパフューム)が、川田(チュウワウィザード)に外から被せるシーンがあった。デムーロは皐月賞以来、相当根に持ってるみたいだけど、それを跳ね返して勝ち切る川田もさすがだね」(同)

 レース後、勝負所で動きを封じられた川田騎手は「なんとか届いてくれという気持ち」だったという。幸いチュウワウィザードが勝利したが、見守っていた大久保龍志調教師も「力のあるところを見せてくれた」と手応えを語った一方、「ヒヤヒヤした」シーンもあったようだ。

 そういった中、いよいよ迎える日本ダービー。アドマイヤマーズからアドマイヤジャスタに乗り替わるデムーロ騎手は、ここに来てNHKマイルC(G1)、オークス(G1)勝利と調子を上げているだけに侮れない存在だ。

 果たして、2人の「仁義なき争い」はどういった決着を見せるのか。川田騎手とヴェロックスにとって「最大のライバル」はサートゥルナーリアに他ならないだろうが、思わぬ"刺客"に足を引っ張られるシーンがあるかもしれない。

パチスロ「4号機の名作」が復活!? 伝説の"爆裂"が新時代で実現か

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 6号機の新機種『パチスロ鉄拳4』を発表したヒットメーカー山佐。圧巻の臨場感を生み出す150度液晶が開いた新筐体「バトルスクリーン阿修羅」を採用した本機に、熱い視線が注がれている。

 純増は約4.0枚。2種類の「疑似ボーナス」と「バトルボーナス」で出玉を増やしていくゲーム性だ。

 最大の特徴は、初代『パチスロ鉄拳R』のゲーム性を継承×進化させた新システム「新・鉄拳コンボシステム」。ボーナス終了後は「ボーナス高確」「鉄拳チャンス高確」のいずれかへ滞在することが濃厚だ。

「鉄拳チャンス」高確率中は、約1/10で「鉄拳チャンス」の抽選が行われている。ボーナスと「鉄拳チャンス」のコンボが最大の醍醐味と言えるだろう。

 5月20日時点で詳しいスペック情報は公開されていないが、早くも話題になっていることも納得だ。6号機では初となる『鉄拳』シリーズへの期待は高まる。

 3月には、4号機時代を沸かした人気システムCT( チャレンジタイム)を搭載した『CTザクザク七福神』を導入した山佐。フル攻略時の出玉率は「101%超え」と言われている仕上がり。ハードルは低くはないが、6号機トップクラスの遊びやすさを実現したと言えるだろう。

 5月7日には、一時代を築き上げた名作『コングダム』のシリーズ機がデビューを果たした。

『ジャングルマスターコングダム』はシリーズの代名詞となる「ナビ 矛盾」を追求。それだけではなく、新たなテトラリールアクションを搭載するなど魅力的な仕上がりだ。一撃性も兼ね備えているため、古参ファン以外の支持を得られる可能性もある。

 2019年も存在感を放っている山佐。パチスロ界の最大手に君臨するヒットメーカーが、今後もホールを大いに盛り上げてくれそうだが......。

 同社への注目は、さらに高まっていきそうな気配だ。ホールへ熱狂を呼び込んだ"爆裂タイプ"や、4号機時代に熱狂的ファンを獲得した"名作"の登場が囁かれている。

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「以前からATスペックで高い評価を得た『鉄拳 DEVIL ver.』の名前を出す関係者は多いですね。そのうえで『純増10枚を実現?』『4thリールを使用した可能性も』といった情報も浮上しています。

さらには4号機で絶賛された名機の復活も噂されています。ヒット作が多いために絞るのは難しいですが、平均8連チャンの破壊力を誇るビッグバンモードを搭載した『メフィスト』を予想する関係者は多いですね。名前を聞いただけで楽しみです。続報に注目ですね」(パチスロライター)

 多くのパチスロファンを魅了した名機が新時代に降臨するのだろうか。手腕を発揮し続ける山佐の動向から目が離せない。

吉野家・すき家・松屋で今、買ってはいけない“地雷”メニュー6選!高いのにガッカリ!

吉野家の店舗

 牛丼チェーン業界を引っ張る存在として“牛丼御三家”と呼ばれている、吉野家すき家・松屋の大手3社。しかし、その業績はまちまちなようだ。

 すき家を運営するゼンショーホールディングスの発表によれば、2018年度第3四半期(18年4~12月)決算は営業利益146億円と好調。また、松屋を手がける松屋フーズホールディングスも、19年3月期第3四半期(18年4~12月)決算で、前年同期比マイナスではあるものの営業利益30億円を記録したという。

 一方で、苦境が伝えられているのが吉野家を展開する吉野家ホールディングスだ。公表された18年度第3四半期(18年3~11月)決算によれば、前期は25億円の黒字だった営業利益が5.6億円の赤字に転じてしまったという。

 各社、くっきりと明暗が分かれているようだが、共通しているところもある。それは、メニューに“ハズレ商品”があるということ。「うまい、やすい、はやい」は吉野家のキャッチコピーとして有名だが、大してうまくも安くもない“地雷”のような商品が、3社それぞれの商品のなかには2つや3つ、含まれてしまっているのが現状なのだ。

 そこで今回は、味、量、価格といったさまざまな観点から、「この春、買ってはいけない3大牛丼チェーンの商品6選」をピックアップした(価格は税込み)。

吉野家/牛丼・超特盛/780円


 1品目は、今年の3月に吉野家が満を持して投入した「牛丼・超特盛」。牛丼としては28年ぶりの新サイズ登場となったこの商品は、「並盛」(380円)の2.4倍もの牛肉がごはんの上にどっさりと盛られており、そのボリュームが大きな売りとなっている。

 ただし、ごはんも含めた分量を考えれば、並盛を2杯(=760円)頼んだほうが、1杯で780円する超特盛よりもコストパフォーマンス的に優秀だといわざるを得ないだろう。もっとも、吉野家の牛丼の味つけが好きで、とにかく牛肉をたくさん食べたいという人には、辛うじておすすめできる商品かもしれない。

吉野家/鰻重・一枚盛/790円


 すっかり定番商品となった感のある吉野家の「鰻重」。徐々に暑くなってくる時期、精をつけるために鰻を食べたいという人も多いだろうが、こちらの鰻重は「食べてガッカリした」というクチコミが散見されてしまっている。

 どうやら、ごはんの上に乗せられた鰻の食感について、「ボソボソしている」という指摘が目立つようだ。また、「一枚盛」に加えて「二枚盛」(1190円)、「三枚盛」(1690円)とランクがあるうち、「一枚盛」は下のごはんがかなり顔を見せているので、鰻の大きさが少しさびしく感じられてしまうのも正直なところ。価格のほうも、牛丼チェーンというファストフードにしては790円と高めなので、コスパ面からもすすめにくい商品だ。

すき家/まぐろたたき丼・並盛/580円


 次に紹介するのは、まぐろのたたきにだしの利いた特製の醤油をかけ、ワサビと混ぜて食べる、すき家の「まぐろたたき丼」。まぐろの下に敷かれた海苔や上に乗せられたネギもアクセントになっており、味のクオリティ自体は高いのだが……。

 問題は、インターネット上で「フリスビー丼」と揶揄されたこともある見た目。固められたまぐろのたたきは、まるで分厚いハムを丼に乗せたようなフォルムで、あまり食欲をそそらないものになってしまっている。

 とはいえ、前述したように味そのものはおいしい商品なので、友人や家族とお出かけした帰りなどにネタとして頼むのも一興だろう。

すき家/牛丼・並盛/350円


「おろしポン酢牛丼」(並盛480円)や「高菜明太マヨ牛丼」(同)、さらには「とろ~り3種のチーズ牛丼」(並盛500円)など、実に多様な商品を提供するすき家では、プレーンな「牛丼」がおすすめできない商品となっている。

 もちろん、決してまずいわけではないのだが、すき家ではほかの個性的なトッピングに合うように牛肉の味つけが調整されているためか、単体で食べると物足りなく感じてしまう人も少なくないはず。プレーンな牛丼を食べたいときは、別のチェーン店を利用するのがベターといえそうだ。

松屋/旨辛チーズポテト牛めし・並盛/430円


 松屋の「旨辛チーズポテト牛めし」は、関東や東北に住んでいる人にとっては馴染みがないだろう。というのも、主に関西や中国地方などの限られた店舗でしか取り扱っていない商品だからだ。

 旅行に出かける機会も増えるこのシーズン、出先で松屋に入った際にこの商品を見かけたら、物珍しさからつい頼んでみたくなるかもしれないが、少し待ってほしい。

 名前からして“こってり感”が伝わってくるこの商品は、牛めしの中央にどっかりとポテトサラダが鎮座し、さらにその上から3種類のチーズがまぶされているとのこと。非常にジャンクな味わいかつ重たい商品であることは確実なので、注文する際は気分や胃袋とよく相談してからにしよう。

松屋/キムカル丼・並盛/500円


 ガッツリ食べたい男性にはもってこいの松屋の「キムカル丼」だが、なかなか人を選ぶ商品であることも間違いない。カルビの味つけがしっかりしている……といえば聞こえはいいのだが、実際のところ、人によっては塩辛く感じてしまうことだろう。

 また、カルビの上に乗せられたキムチの主張も強く、両者がハーモニーを奏でているとはいいがたい仕上がり。前述の「旨辛チーズポテト牛めし」と同じく、繊細とはほど遠いジャンクな商品なので、頼むときには注意が必要だ。

――吉野家、すき家、松屋の“買ってはいけない商品”を紹介してきたが、もちろん、“牛丼御三家”にはおいしい商品がたくさん存在している。商品選びで後悔しないためにも、ぜひ当記事を活用していただきたい。
(文=「買うべき・買ってはいけない調査班」from A4studio)

JRA日本ダービー(G1)「ドゥラメンテ風血統」ランフォザローゼス! 恐怖の2着馬で福永祐一連覇成る?

日本ダービー(G1)「ドゥラメンテ風血統」ランフォザローゼス! 恐怖の2着馬が福永祐一で連覇成る?の画像1

 26日に開催される日本ダービー(G1、芝2400メートル)にランフォザローゼス(牡3歳、美浦・藤沢和雄厩舎)が出走する。4戦1勝2着3回と連を外していないのは不気味。同馬の可能性について探ってみる。

 ランフォザローゼスは父キングカメハメハ、祖母はオークス(G1、芝2400メートル)と天皇賞・秋(G1、芝2000メートル)を制した女傑エアグルーヴという血統。近5年では皐月賞(G1、芝2000メートル)と日本ダービーを制した唯一の2冠馬ドゥラメンテに似た血統だ。2017年のセレクトセールで約1億3000万円で落札され、デビュー前から話題になっていた。

 昨年10月、府中の新馬戦(芝2000メートル)で菊花賞(G1、芝3000メートル)と有馬記念(G1、芝2500メートル)を制したサトノダイヤモンドの全弟サトノジェネシスを破って優勝。3歳クラシックでの活躍が大いに期待された。ところが、その後3戦してすべて2着と勝ち切れない。力を出しきれずの惜敗続きなのだろうか、それとも根本的に勝負弱いのだろうか。

「府中のデビュー戦を勝った後、陣営は2戦目に中山の2000メートル戦、葉牡丹賞(500万下)を選択しました。ここを勝って皐月賞(G1、芝2000メートル)目標を明確にする予定だったのでしょう。しかし、シークレットランに2歳日本レコード(1分59秒6)で大駆けされ、2着に敗れました。

 陣営はもう一度中山の2000メートル戦にチャレンジします。それが1月の京成杯(G3)です。今度は1戦1勝のラストドラフトが大駆け。直線で追いすがるも差は縮まらず、またしても2着でした。陣営はこの敗戦で中山適性に見切りをつけます。皐月賞には向かわず、青葉賞(G2、芝2400メートル)から日本ダービーというローテーションに切り替えました」(競馬雑誌ライター)

 日本ダービーで勝ち負けするためには青葉賞は負けられない一戦となった。府中は新馬戦を勝っている得意コース。1番人気に支持された。しかし、2度あることは3度あるだろうか。逃げたリオンリオンをつかまえられずハナ差の2着。やはり勝負弱い馬と判断すべきなのか。

「皐月賞を使わずに青葉賞まで待ったことで馬体が成長したこともあり、陣営は期待していたのですが......。しかし、この敗戦を危惧する必要はありません。現在も成長途上にある馬ですから、日本ダービーを前にしてメイチの仕上げはできませんからね。

 日本ダービーはサートゥルナーリア、ヴェロックス、ダノンキングリーの3強と言われていますが、3強以外で崩れたことのないのはこの馬だけです。3強激突の隙を突けるのはこの馬ではないでしょうか。

 藤沢厩舎は青葉賞の使い方がうまい厩舎です。たとえばシンボリクリスエスとゼンノロブロイは青葉賞1着から日本ダービーに挑戦。日本ダービーで好走すると、その後にG1レースで大活躍しました。このように日本ダービー後も見据えた馬作りをするのが藤沢厩舎です。好走できれば今後の活躍が楽しみになります」(同)

 今回、鞍上は昨年のダービージョッキー福永祐一騎手。ランフォザローゼスの母ラストグルーヴは1戦1勝で引退したが、その手綱を取ったのが福永騎手だった。藤沢厩舎+福永騎手というちょっと異色のタッグは楽しみだ。

 日本ダービーに向けては「成長途上でダービーまで進んだのはさすがですし、青葉賞のような競馬ができたのはポテンシャルが高いからでしょう」「皐月賞上位馬は強いですが、3歳のこの時期はグンと良くなる馬もいます。連覇のチャンスがあるのは自分だけなので、もちろん狙っていきます」とかなり意欲的。ランフォザローゼスと福永騎手のコンビに3強の1角崩しを期待しよう。

大企業の間で、今年か来年の“リーマンショック級経済危機”到来への警戒高まる

リーマン・ショック(写真:AP/アフロ)

 大企業によって多少は時期はずれたりするのですが、毎年5月というのは多くの大企業で今年度の事業予算計画が確定する時期です。どれだけの売上を予定し、どれくらいの投資を行うのか、そういった計画がこの時期にほぼ出そろいます。

 それで本業が経営コンサルタントの私としては、守秘義務の関係であまり詳細はお話しすることができないのですが、今年、大企業の経営者たちが比較的共通認識として懸念しているあることについて、今回は書かせていただきたいと思います。

 それは一言でいうと、

「今年か来年のどこかで、リーマンショック級のグローバルな経済不況がやってくるのではないか」

という懸念です。

 この点については経済評論家の間でも意見が分かれるところで、最大の懸念事項はアメリカのトランプ政権が推進している過剰な保護政策が世界経済をどう停滞させるのかという点です。加えて、これまで世界経済をけん引していた中国の成長が本格的に止まりそうだという懸念や、EUから英国が離脱する政治的インパクトに関係する懸念など、グローバル市場における懸念材料があふれているという問題があります。

 それらに関係したなんらかの引き金でパニック的な経済混乱が起きるリスクは、一定規模で存在するわけです。具体的なきっかけはアメリカの金利上昇かもしれませんし、中国やアメリカの有力企業と思われてきた企業が急に行き詰まるといったニュースかもしれません。

 何がきっかけになるかわかりませんし、いつ起きるかもわからない。けれども今年か来年にそれが起きる可能性はある。だから経営計画にそのリスクを織り込んでおこうと大企業経営者たちが考えているという現実があります。

 では、実際にリーマンショック級の経済恐慌は起こりうるのでしょうか?

今回のケースの特徴


 リーマンショックのときにはひとつ、具体的な火種が存在していました。それがサブプライムローンという返済不能な負債が莫大な金額におよび、かつそれが細かく証券化されて世界中の金融商品にばらまかれていたという火種でした。

 平成初期に起きたバブル崩壊も同様です。火種としては大手金融機関が貸し付けてきた不動産融資が不動産価格崩壊とともに焦げ付いて、その不良債権規模が100兆円に及ぶ規模へと膨らんでいたという火種です。

 それらの事態と比べると、今、私たちの目の前にある「リーマンショックの再来の危機」というべきものには、同じような火種は目に見えるかたちでは存在していません。起きる可能性があることはむしろ大きな経済停滞であり、これはリーマンショックのような破壊的な恐慌ではなく、5年から10年の間に1~2回起きるような周期的な不況で終わる可能性も小さくはない。恐慌は起きないかもしれないというのが今回のケースの特徴ではあります。

 とはいえ、火種はひとつ存在します。それは先進国の株式市場の価格がかつてないレベルにまで高騰しているという事実。そして、日本の場合は東京オリンピックに向けて首都圏の不動産価格がかつてないレベルにまで上昇しているという事実です。株価と不動産価格の上昇が経済成長の背景にある以上、それらが価格崩壊すれば少なくない投資家たちが巨大なダメージをうけ、それに応じて相応の不良債権が出現するはずです。

 冒頭に申し上げたように経営コンサルタントとしての守秘義務がからんでくるので、大企業側の情報についてはあまりお伝えすることはできないのですが、私が大企業にどのようにアドバイスしているかはお伝えすることができます。それは、

「リーマンショックの3分の1ぐらいのインパクトのクラッシュがきても大丈夫なように備えておきましょう」

というアドバイスです。

 何かが起きる可能性は小さくないが、その規模は過剰に想定するほどのことではないのではないかという分析です。あくまでひとつの見識として聞いていただきたいのですが、2008年頃の不気味な状況と比べると、そこまでの不安材料はないようにみえるというのが現時点での状況ではあります。

経済の教科書には書いていない事態も


 ただもうひとつ、読者である皆さんに対しては別のアドバイスがあります。それは今のままだといずれ、これからの10年の単位でみれば、どこかでもっと大きなクラッシュがやってくる可能性があるということです。

 最大の懸念材料は国の借金の増加です。日本の借金が過去最大の1100兆円になったというニュースがありますが、今後、高齢化社会がさらに進んでいけば、医療費の問題や年金の負担で国家財政がさらに悪化するのは必定です。

 そして、このような状態が近づいていてもまだ日本の財政が破たんしていない最大の経済学的な根拠は、ゼロ金利下ではそういった巨額の国の借金が維持できるという、未解明の経済学説通りに事が進んでいるという点にあります。もしその状況が崩れたらこの先どうなるのかは、経済の教科書には書いてはありません。

 しかし、国の借金が日本の個人資産1500兆円を超える時期はいずれやってきます。もう国内の金融機関が国債を買い支える資金がなくなって、仮に海外の金融機関に国債を買ってもらわなければならない時期が来るとすれば、今の借金を正当化できる経済前提は崩れるわけです。

 では、そのようなクラッシュが来たらどうなるでしょう。おそらくリーマンショックではなく、オイルショック的な経済恐慌が日本を襲うことになると思われます。リーマンショックの場合はあらかじめ資産を現金化しておけば恐慌をやり過ごすことができたのですが、オイルショックの場合は、狂乱物価が起きることで現金を持っていても資産は半分以下に目減りしてしまいました。

 今回恐れられている経済クラッシュとは別に、日本経済は少子高齢化による縮小と政府財政の肥大という確実に来るであろう未来のもうひとつのリスクを抱えているのです。そのことも念頭におきながら、ここまでの経済成長が来年の東京オリンピックまで持つかどうか、微妙な未来を心配しながら今年一年を過ごすという考えが、多くの大企業における今年の年度計画の前提にあるのだということを今回はお伝えしておきます。
(文=鈴木貴博/百年コンサルティング代表取締役)

●鈴木貴博(すずき・たかひろ)
事業戦略コンサルタント。百年コンサルティング代表取締役。1986年、ボストンコンサルティンググループ入社。持ち前の分析力と洞察力を武器に、企業間の複雑な競争原理を解明する専門家として13年にわたり活躍。伝説のコンサルタントと呼ばれる。ネットイヤーグループ(東証マザーズ上場)の起業に参画後、03年に独立し、百年コンサルティングを創業。以来、最も創造的でかつ「がつん!」とインパクトのある事業戦略作りができるアドバイザーとして大企業からの注文が途絶えたことがない。主な著書に『ぼくらの戦略思考研究部』(朝日新聞出版)、『戦略思考トレーニング 経済クイズ王』(日本経済新聞出版社)、『仕事消滅』(講談社)などがある。

ルノー、日産へのTOBも取り沙汰…ルノー経営陣が日産乗り込み、西川社長退任説も

日産自動車・西川廣人社長兼CEO(写真:つのだよしお/アフロ)

 日産自動車は5月17日、6月25日に開催する定時株主総会へ向けた人事案を発表した。

 新しい取締役候補は11人。筆頭株主のルノーから経営トップ2人を迎え、日産の生え抜きと同数になった。残る7人は社外取締役で、全体の過半数を占める。

 ルノーからはジャンドミニク・スナール会長(日産取締役)が続投。新たにティエリー・ボロレCEO(最高経営責任者)が加わる。ボロレ氏の取締役就任はルノー側の強い要求で、これを日産が受け入れた。

 日産側は西川廣人社長兼CEO、山内康裕COO(最高執行責任者)の2人。5月16日付でCOOに就いた山内氏が新たに取締役となる。

 西川氏の続投に関しては、検討段階で「ゴーン前会長の不正を見過ごした責任を問う声が出た」(日産の元役員)という。

 新たな取締役候補を選ぶ「暫定指名・報酬諮問委員会」の井原慶子委員長(日産の社外取締役で新体制でも留任)は「不正の看過、検査不正、業績悪化について責任を問う声もあったが、経営の継続性を考えた」と述べた。「ルノー、三菱自動車とのアライアンス強化という面で(西川社長続投は)ふさわしい。刷新するのはリスクがある」(同)と判断したという。

 井原氏はボロレ氏が日産の取締役に就任することについて「日産の自立性を阻害しないか、十分に検討した。ボロレ氏は(日産の)代表権もなく、執行権もない。(ゴーン被告に権限が集中した)以前とはまったく違う」と説明した。

 西川氏の続投とボロレ氏の役員就任は、「日産・ルノーの妥協の産物」との見方が強い。「ギブ・アンド・テイク」と関係者は言う。日産はルノーとの交渉を担ってきた西川氏を交代させたくないと考え、ルノーに同氏の続投を承認してもらう代わりに、ボロレ氏を受け入れたというのだ。

 では、西川体制はいつまで続くのか。「2020年3月決算の中間決算がまとまる今年秋まで」と、ルノー及びフランス政府は考えているフシがある。2019年9月中間決算の業績がさらに悪化すれば、「西川社長の責任論が日産社内からも再び出てくる」(日産関係者)とみられているからだ。

 日産とルノーの提携協定には、ルノーから迎える取締役は日産の生え抜きを1人下回る「nマイナス1」というルールがある。ルノーの過度の経営干渉を防ぐ狙いだ。日産にとって対ルノーの「切り札のひとつ」なのに、今回の人事では適用を見送った。“来るべき日”に備えて力を温存したと前向きに評価できるかどうかは、今後の日産の経営方針の決定の過程で明らかになろう。

 井原氏は「スナール氏とボロレ氏からは、日産の業績回復が最優先で、しっかり支えていくと言及があった。問題ないと取締役会でも判断した」と強調したが、「そんなきれいごとではない」と冷ややかに見る向きが多い。

 常勤の取締役をルノーは2人確保した上、社外取締役に仏ミシュランタイヤ日本法人(日本ミシュランタイヤ)会長のベルナール・デルマス氏を推薦。日産はこの提案も飲んだ。ミシュランはスナールの出身企業でもある。

 一方、日産は現在の常勤監査役の永井素夫氏が社外取締役の候補になった。永井氏は、みずほ信託銀行の元副社長である。

 井原氏と豊田正和氏の社外取締役は続投。永井、井原、豊田の3氏を日産側とカウントすれば“日産関係者”は5人となる。ルノーは3人なので、数の上で有利となる、と日産社内では皮算用している。ちなみに、豊田氏は日本エネルギー経済研究所理事長で経済産業省OB。

 取締役会議長には新たに社外取締役となる木村康・JXTGホールディングス相談役(前経団連副会長)の就任が有力視されている。

 取締役会議長への就任を念頭に取締役に招請することを検討してきた榊原定征・前経団連会長は候補に残らなかった。榊原氏は日産のガバナンス改善特別委員会の共同委員長を務めたうえ、暫定指名・報酬諮問委員会の委員でもある。日産に会長職を廃止して取締役会議長のポストを新設するよう提言したガバナンス委の主要メンバーが、自らその役職に就くことを疑問視する声が社内外にあった。「お手盛り」と強く批判されてきた。

“ゴーン・チルドレン”の筆頭といわれてきた志賀俊之氏は、取締役を退任する。

 西川新体制は「統合」の火種を残したままスタートを切ることになる。6月の定時株主総会で西川氏への賛成票がどの程度になるかに関心が移った。「80%」を切るようなら、「株主は実質不信任を西川氏に突きつけた」との厳しい評価が下されることになる。

 日産は監査役設置会社から指名等設置会社に移行する。経営の執行と監督機能を分離し、再び“カルロス・ゴーン事件”が起きないようにする腹づもりだが、「ルノーvs.日産」のつばぜり合いが激化することは避けられない。

日産vs.ルノー、これまでの経緯

 18年11月、カルロス・ゴーン日産元会長が逮捕されて以降、ルノー・日産の対立が表面化したが、その後、議論を一旦棚上げにして衝突を回避してきた。

 ところが、ルノー側が態度を一変。日産に経営統合を再提案した。ルノーの筆頭株主である仏政府の意向とされている。

 仏経済紙レゼコーは4月26日、ルノーが日産に要求している経営統合について、「両社が対等な関係でアジアの第三国に持ち株会社を設立する計画が浮上している」と報じた。「持ち株会社は東京、パリの双方の証券市場に上場。両社の株主が受け取る持ち株会社の株式比率は公平になるように定める。日産がルノーとの対等な関係を求めることに配慮して、ルノーの依頼を受けた金融機関がまとめた。ルノーの筆頭株主である仏政府は受け入れに前向き」という内容だ。

 日産は6月25日の定時株主総会で監査役会設置会社から指名委員会等設置会社へ移行することを決めており、西川氏の続投を中心とする新たな経営陣の人選の真っただ中だった。

 ルノーがあえて経営統合を提案したのは、43.4%を出資する大株主であることを日産側に強く再認識させる狙いがある。日産の新たな経営陣にも、将来の統合に向けた議論を常に念頭に置くよう、要求したものと受け止められた。

 日産は4月23日、ナンバー2のCOOに山内康裕CCO(チーフ・コンペティティブ・オフィサー)を昇格させるなどの執行役員人事を発表した。13年、志賀俊之取締役がCOOを退任し、空席となっていたCOOのポストが約5年ぶりに復活する。

 副COO職を新設し、仏ルノー出身のクリスチャン・ヴァンデンヘンデCQO(チーフ・クォリティー・オフィサー)が兼務する。いずれも5月16日付だ。

 山内氏は81年、国際基督教大学教養学部社会科学科を卒業し、日産に入社。購買部門の経験が長く、CCOとして生産や研究開発・購買の3部門を統括してきた。今後は世界規模のマーケティングや営業なども幅広く担当。ルノーの取締役も務めている。

 日産は17年9月、資格のない担当者による検査の不正が発覚した。18年9月、再発防止に向けた対策を発表。検査担当者の増員や新たな測定装置などを導入。今後6年間で約1800億円を投資する。今年度、約670人を工場の検査関係で採用する計画も明らかにした。このとき記者会見したのが山内氏だ。「コスト管理と品質保証の優先順位が正しく判断されていなかった」と述べた。

 日本事業担当の星野朝子氏、渉外担当の川口均氏、開発担当の中畔邦雄氏の3人の専務執行役員を副社長に昇格させる。事業の立て直しを担うポスト「パフォーマンス・リカバリー」を新設し、生産技術担当の関潤氏を専務執行役員のまま専任させる。

 星野、川口、関の3氏と、中国担当の内田誠、北米担当のホセ・ルイス・バルスの両専務執行役員を最高意思決定機関のエグゼクティブ・コミッティ(EC)のメンバーに新たに加える。

 星野氏の夫は星野リゾートの星野佳路社長。朝子氏は旧日本債券信用銀行出身のマーケティングのプロで、ゴーン前会長がスカウトして専務執行役員に大抜擢した。

 川口氏はゴーン追放を仕掛けた中心人物のひとりとされている。菅義偉官房長官との太いパイプを持つ。

 日本・アジア・オセアニア事業を担当するダニエル・スキラッチ副社長は、5月15日付で退任した。今年1月の電気自動車(EV)リーフの改良型を発表する会見でスピーチを任されるなど、世界に向けた「日産の顔」であった。スキラッチ氏はゴーン派ではないが、混乱続きの日産に見切りをつけたとみられている。

 日産とルノーの合意文書には「ルノーは日産のCOO以上のポストの人材を指名できる」とある。4月23日の取締役会で人事案の議論にテレビ電話方式で参加したルノーのジャンドミニク・スナール会長から「山内氏のCOO就任について異論は出なかった」(日産幹部)とされる。

 その一方で、スナール氏は4月12日、パリで日産の西川社長に経営統合を打診したと伝えられている。提案と合わせてボロレ氏を日産の取締役にすることや、ルノー出身者をCOO以上のポストに就任させるよう求めたとされている。合併推進派を複数、日産の経営陣に送り込み、日産の取締役会で議論をリードしていくとの思惑がある。

 日産とルノーがぶら下がる持ち株会社のトップ(会長兼CEOが有力)の椅子には、スナール会長が座る案が現地では報道された。

日産の株価が急落

 日産の株価が下げ足を速め、連日の安値更新となった。5月15日には一時、8%安で800円割れとなった。一時、772.8円と年初来安値をつけた。20日には一時、763.9円まで下げ、再び年初来安値を更新した。

 5月第3週末にはゴーン元会長が逮捕されて半年を迎えたが、逮捕当日(18年11月19日)の終値は1005.5円。5月15日現在で23.1%安だ。同じ期間でみるとトヨタは1.8%安、本田技研工業(ホンダ)は13.2%安で、日産の下げが突出している。

 日産の20年3月期決算の連結純利益が46.7%の減益。トヨタは19.5%増益でホンダも8.9%増益を予想している。収益格差が株価に反映されている、とアナリストは分析する。

 北米販売の不振、ゴーンの拡大路線のツケ、19年3月期の営業利益が10年ぶりにルノーのそれを下回ったなど、ネガティブな報道が相次いだ。

 株価急落のもうひとつの原因が減配(前期57円から今期40円に減らす)だ。過去には、会社の実力を上回る高い配当を実施してきた。これはゴーン体制下、配当金は43.4%の大株主のルノーへの貢ぎ物という側面があった。ルノーvs.日産の対立が激化すれば、今後も減配の可能性がある。

 ただ、日産の株価がこれ以上下がると、「ルノーによるTOB(株式公開買い付け)の動きが出てくる」(パリ在住の自動車アナリスト)という見方もあるため、注視し続ける必要がある。
(文=編集部)

有機スズ化合物に関して「環境ホルモン」という言葉を聞かなくなった理由

「Gettyimages」より

有機金属化合物


 有機金属化合物は有機物と金属が結合したものの総称です。食品に限って考えると、人にとって有用なものと安全性に気をつけなければならないものとがあります。

 食品に関係する有機金属化合物としては銅、亜鉛、スズ、ヒ素、水銀があります。これらの化合物は無機金属化合物と比較すると、毒性が強いものと毒性が非常に弱いものとがあります。

有機銅化合物


 食品に関係のある有機銅化合物は、農薬(殺菌剤)としてオキシン銅が許可されています。特に食品衛生法の違反もなく、殺菌剤としての効果もあり問題になっていません。食品添加物としてはグルコン酸銅や銅クロロフィル、銅クロロフィリンナトリウムがあります。

 グルコン酸銅は、食品衛生法で母乳代替食品および保健機能食品以外の食品に使用してはならないとなっています。これらが添加物として許可された理由は、銅の不足を補うためのものです。母乳代替食品は大規模な調査により銅の含量が母乳の100分の1程度であることがわかりました(注1)。銅が欠乏すると発育の遅れ、貧血、多核白血球の減少、筋肉の緊張低下などの恐れがあるため、乳及び乳製品の成分規格等に関しては省令によって「厚生労働大臣の承認を受けて調整粉乳に使用する場合を除いて、母乳代替食品を標準調乳濃度に調乳したとき、その1L(リットル)につき、銅として0.60mgを超える量を含有しないように使用しなければならない」となっています。

 保健機能食品は食品衛生法により、いわゆる健康食品のうち、国が安全性や有効性等を考慮して設定した規格基準等を満たす食品で、通常の食品の形態をしていない液剤、カプセル、顆粒及び錠剤に限り使用できることとなっています。保健機能食品に加えるとき「当該食品の一日当たりの摂取目安量に含まれる銅の量が5mgを超えないようにしなければならない」となっています。

 なお、米国では、グルコン酸銅は一般に安全と認められる物質(GRAS 物質)として取り扱われ、栄養強化剤としてサプリメント類、あめ類、飲料等に用いられており、使用量の制限は設定されていません。

 銅クロロフィルや銅クロロフィリンナトリウムは青~緑色であるため、着色料として許可されています。使用対象食品が決められており、昆布、野菜類や果実類の貯蔵品、チューインガム、魚肉ねり製品、生菓子、チョコレートおよびみつ豆缶詰中の寒天に、銅クロロフィリンナトリウムについては、あめ類にも使用が許可されています。

 植物の緑色はクロロフィルですが、ワラビ等を銅鍋で煮ると綺麗な緑色になるのは、鍋から溶出する銅イオンがワラビのクロロフィルのマグネシウムと置き換わるためです。特に安全性は問題ありません。

有機亜鉛化合物

 
 グルコン酸亜鉛は、グルコン酸銅と同じく食品衛生法により母乳代替食品と保健機能食品以外の食品に使用してはならないことになっています(注1)。食品添加物として許可された理由は亜鉛強化のためで、不足すると成長が遅れる、皮膚炎や下痢などの症状が表れやすいなどです。

 添加量としては「母乳代替食品を標準調乳濃度に調乳したとき、その1Lにつき、亜鉛として6.0mgを超える量を含有しないように使用しなければならない」となっています。グルコン酸亜鉛は保健機能食品に使用したとき、「当該食品の一日当たりの摂取目安量に含まれる亜鉛の量が15mgを超えないようにしなければならない」となっています。

 米国では、グルコン酸亜鉛はGRAS 物質として取り扱われ、栄養強化剤としてサプリメント類、あめ類、飲料等に用いられており、使用量の制限は設定されていません。また、EUではグルコン酸亜鉛等の栄養強化剤は、食品添加物ではなく、食品成分扱いとなっており、調製乳についてのみ使用量の制限があります。普通の食事をしていれば、不足することはありませんが、カキをはじめ魚介類や種実類に多く含まれています。

有機スズ化合物


 有機スズ化合物は多くの種類があります。過去に話題となったのが、内分泌かく乱化学物質(いわゆる「環境ホルモン」)作用があるのではないかということで一時期、環境ホルモンとしてテレビや新聞で連日騒がれました。

 酸化トリブチルスズ(TBTO)、トリブチルスズ(TBT)トリフェニルスズ(TPT)などの有機スズ化合物が船底塗料や魚網防汚剤などに使用されていました。その理由は、船の底の部分に海藻や貝等が付くと船の速度に大きな影響を与えるだけでなく、ガソリンの消費量も大幅に増えてしまうからです。また、魚網に海藻や貝が付着するといけすの魚が酸欠を起こして死んでしまうなど、いろいろの障害が出てしまいます。

 しかし、イボニシなどの巻貝にはメスがオス化する現象に影響を与えることがわかってきました。そこで1980年当初から世界的に船舶の船底などに有機スズ化合物を使用しないという取り決めがなされました。

 魚介類について国や各地の衛生研究所等で継続的に海産物の有機スズ化合物の調査をしています。船底塗料や漁網に使用しなくなった効果もあり、魚介類からの検出量は検出しない、あるいは微量で、格段に少なくなっています。

 食品と関連した有機スズ化合物の慢性中毒の事例はありませんが、ブチルスズ化合物製造従事者が味覚の減退を訴え、その他の症状は後頭部の頭痛、鼻血、倦怠感、肩こりなどであったことが報告されています。

 東京都健康安全研究センターは平成19~26年度の間に東京都内で流通していた輸入水産物(魚介類180検体)について有機スズ化合物の含有量調査を行っています。その結果、TBTは魚介類180検体中47検体から0.01~0.03 ppm、TPTは180検体中18検体から0.01~0.12 ppmであり、通常の摂取量では安全なレベルであったと結論付けています(注2、3)。

 北海道衛生研究所は平成11~26年度に魚介類中の有機スズ化合物(ジブチルスズ、トリブチルスズ、トリフェニルスズ)調査をしています。初年度から安全性に問題がなく、さらに徐々に減少しているとの報告をしています(注4)。その他、各地の衛生研究所で実態調査を行っていますが、特に問題となる結果はみられません。
 
 また、有機スズ化合物はプラスチックの安定剤や樹脂合成の触媒などに利用されていますが、人に対して特に問題になっていません。日本でも多くの研究者が研究対象とした環境ホルモンという言葉も、あまり聞かれなくなりました。
(文=西島基弘/実践女子大学名誉教授)

※後編に続く

注1)乳幼児における亜鉛と銅の重要性
注2)東京衛研年報, 52, 194-200, 2001
注3)東京健安研セ年報 66, 217-222, 2015
注4)道衛研所報 65, 79-81,2015