JRAモーリス産駒“真打ち”出陣!? 「13冠ベビー」ジェラルディーナが母ジェンティルドンナ主戦岩田康誠でデビュー

 6月は産駒が未勝利に終わったモーリス産駒。だが、7月以降はカイザーノヴァがクローバー賞で産駒初のOP戦勝利を挙げ、さらにインフィナイト、ストゥーティらがデビュー戦Vを飾るなど、通算7勝。産駒の賞金総額は1億を超え、賞金順の2歳リーディングサイアーランキングでは、堂々の首位に立っている。

 だが、トップ級の期待馬だったブエナベントゥーラ(母ブエナビスタ)、セブンサミット(母シンハライト)らがいずれもデビュー戦を敗退。一時期の低迷からは脱却したものの、父同様のスケール感じさせる素質馬はまだ誕生していない。

 そんななか、今週も注目すべきモーリス産駒の“大物候補”がデビューする。国内外合わせてG1通算7勝をあげた名牝ジェンティルドンナの3番仔ジェラルディーナ(牝2、栗東・石坂正厩舎)だ。同馬はサンデーレーシングで1口:175万円/40口で募集された。

「12日の中京競馬場で行われる牝馬限定の新馬戦(芝1600m)に登録されているようです。1週前は、栗東の坂路で53秒9、ラスト12秒5を記録するなど、軽やかな動きを見せていました。ここにはシャケトラの半妹サヴァニャン(父ディープインパクト)もスタンバイしています。熱い戦いが繰り広げられそうですね」(競馬誌ライター)

 そしてこのジェラルディーナの初陣を務めるのが、母の主戦として大舞台で手綱を握った岩田康誠騎手だ。

 岩田康騎手とジェンティルドンナはコンビ結成2戦目となった2012年の桜花賞(G1)を制覇。オークス(G1)は岩田康騎手が騎乗停止だったため、川田将雅騎手に鞍上を譲ったものの、秋にはコンビが復活し秋華賞も優勝。牝馬三冠を達成して臨んだ同年のジャパンC(G1)では前年の3冠馬オルフェーヴルを撃破する活躍を見せ、同年の年度代表馬へと上り詰めた。

「その岩田康騎手は札幌に滞在していた際に、若手騎手を連れ回して複数回門限破りをしたといわれています。どうやらこれは自身の不振や、現行のエージェント制度に対する不満があったためだとか。ただこのせいで追われるように新潟に移動しましたが、それからは徐々に調子を取り戻しつつあるようです。

 思い出深いジェンティルドンナの産駒に騎乗するとなれば、岩田康騎手も気合いが入るのも当然でしょう。ここから復活劇が始まってもらいたいです」(競馬記者)

 母の全盛期の背中を知っている岩田康騎手は、ジェラルディーナでどんな走りを見せるのだろうか。レース後に岩田康騎手から「母を彷彿とさせる走り」など、今後が楽しみになるコメントが飛び出すことを期待したい。

渡部建、人間関係をリセット?「どなたですか」くりぃむしちゅー上田の連絡先を消去

正解のないWEBマガジン~wezzyより】

渡部建Twitterより

 お笑いコンビ「くりぃむしちゅー」の上田晋也と「爆笑問題」の太田光が社会問題からプライベートなことまでしゃべり倒すテレビ番組『太田上田』(中京テレビ・火曜24:59〜放送中)で、上田が「アンジャッシュ」渡部建にメールをした際の珍事件について話している。

 渡部建は今年6月、複数の女性との浮気を報じられ、その女性たちへの扱いのひどさもあって大騒動に。テレビで『ヒューマンステージが高い』と主張してきた渡部だけに、多目的トイレで事に及び、口止め料として1万円を渡していたというセコさがいっそう目立った。報道直前に自ら活動を自粛し、現在まで姿を表していない渡部だが、現在はどうしているのか、上田と太田も気になったようだ。

 上田はアンジャッシュの芸歴1年目からの仲だという。児嶋一哉は上田の自宅の合いカギを持っていたほどの仲であり、お互いのライブにもよく顔を出していた。上田が出先に行っているときには、児島が先に上田の家で待っていることもちょくちょくあったそうだ。アンジャッシュが売れてからは、渡部とはプライベートの付き合いこそなかったものの、騒動が会った時には心配になったという。

伊藤文學が語る~長生きするのも寂しいことだ

 ぼくの姉は新宿の文化服装学院の師範科へ通っていて、その友人が近所に下宿していた。その友人の古里は宮城県の黒沢尻(今は北上と言うらしい)の出身で、実家は大きな金物や農機具を販売しているお金持ちで妹3人と弟ひとりがいた。

 妹をカメラマンの橋本さんと迎えに行ったとき、橋本さんに妹をあずけて、姉の友人の家を訪ねてしまった。

 ぼくのことを歓迎してくれて、大きな家に泊まらせてくれた。一番下の妹さん、よっちゃんは19歳くらいだったろうか、東京の洋裁学校に通っていて、渋谷にアパートを借りていた。

 よっちゃんと仲良しになってしまった。北上川でボートに乗って遊んだ。手などを握ったこともなかったが、よっちゃんはかわいい子だった。

 東京に戻ってからも渋谷で何度もデートした。しかし、列車の中で出逢い強烈な印象を受けた体育大学の女性に、もらった名刺の宛先に逢いたいという手紙を送ってしまった。

 何日かして電話がかかってきた。列車の中で出逢った体育大の女性だった。

 養父に殴られてから、恋の炎は燃え上がった。明大前からわが家まで30分もかからないので、休講だったりすると電話がかかってきて、下北沢の駅で出逢った。一日に何度も逢ったことがあった。

 池袋の家にも通った。君子が養父が埼玉に帰った時に泊まりに行くと親子丼を作ってくれた。あんなおいしい親子丼を食べたことはなかった。

 ある日、養父母がわが家を訪ねてきた。二人の仲は離れられないとみて、僕を養子にもらいたいと言うのだ。

 わが家は男ひとり、それに第二書房は社員がいない。ぼくだけだ。当然父は断ったと思う。

 養父母はあきらめたのか、籍を実家に戻してしまった。体育大の2年生の時だっただろうか。

 養父母の家を追い出され、とりあえず実家に帰らざるを得ない君子を上の駅まで送って、なんでもいいからわが家に来いと言って別れた。

 給料無しのぼくだから生活力はない。果たして君子はわが家に来るだろうか。

 養父母は君子に着ていた衣類などすべてを取り上げてしまって、スーツケース一つを抱えて、わが家に飛び込んできてしまった。

 ぼくの両親は何にも言わずに受け入れてくれた。わが家の2階は6畳一間だった。そこに姉と妹二人が寝泊まりしていた。そこへ飛び込んできてしまった。

 田舎の母親が布団を作って送ってくれた。まもなく姉と妹は結婚して家を出て行ったので、残るは末っ子の妹一人だけだった。

 ぼくは6畳の応接間の本の間に布団を敷いて寝ていた。なんとみじめな新婚生活だ。

 君子は籍を入れるまでは、絶対に最後までは許さなかった。籍を入れての新婚初夜のことなど全く覚えていない。

 今でも埼玉の実夫には感謝している。お米を作る農家で毎月収入があるわけがないのに、体育大をそつぎょうして、教師として就職するまで、毎月現金書留で1万円を送ってくれた。

 その頃、正規の保健、体育の区立の中学に就職するのは至難の業だった。就職難の時代だったのだ。

 君子は履歴書をもって、中学の校長のところを訪ね歩いた。幸運なことにぼくの祖父の妹の息子が世田谷区立の三宿中学の校長をしていたので、その校長の世話で、就職することができた。

 日本女子体育大学の教務課に報告に行ったら、卒業生で初めての正規の教員の就職だったので、喜んでくれたそうだ。

 以前、その頃、学生結婚などしている学生はいなかったので、君子は教務課に呼び出されたことがあったが訳を話したら理解してくれたという。

 最初の就職先は世田谷区立の池尻中学(現在は廃校になっている)だった。歩いて20分ほどのところだが、スクーターのお尻に乗せて学校近くまで送っていったが、淡島の近くに住んでいた校長がよく同じ道を歩いていた。

 その頃の君子の給料はいくらもらっていたのかは知らないが、何か月か経ってからお金を貯めて結婚式を挙げることになった。

 飯田橋の東京大神官に、世田谷学園の国語の教師をしていた三田先生が、国学院大学出なので神主をしていた。この先生がぼくのことを可愛がってくれていたので、お願いしたら特別サービスで式を挙げることができた。

 仲人は学生時代に短歌界でお世話になった歌人の山下陸奥ご夫妻だ。

 とんでもない親父で、一銭もお金を出さないくせに、にこにこ出席したのだから。30人ほどお客さんを招いたが、食事など出せず、ワインとケーキだけのわびしい結婚式だ。

 当時の写真を見ると、大手の取次店(本の問屋)のトーハン仕入課長(のちに社長までなった人だ)さんと何人かの取次店の人たちも出席してくれている。

「令和」の名付親、中西進さん、国学院大学の教授になった親友の阿部征路君も。

 東京大神官の領収書が残っているが、なんと44,846円だ。三田先生に感謝だ。

 友人たちを招けなかったので、のちに東大出の中西進さんの紹介で学士会館で会費400円で賑やかに結婚を祝う会を開くことができた。

 君子の洋服は「有楽町で会いましょう」の有名な作詞家、佐伯孝夫さんの娘のうばらさんが作ってくれた。当時の写真を見ると、ほとんどの友人はこの世にいない。ぼくだけだよたよた老人になって生き残っているとは。

 長生きすることは寂しいことだ。
(文=伊藤文學)

高崎卓馬氏のSF小説「グレープフルーツムーン」を向井理さんの声で聴く! デジタル音声コンテンツ配信サービス「SPINEAR」で9/11・25に配信

グレープフルーツムーン

J-WAVE(81.3FM)は9月11・25日、デジタル音声コンテンツ配信サービス「SPINEAR」で、クリエイティブディレクター高崎卓馬氏のSF小説『グレープフルーツムーン』を配信する。
語りを担当するのは、俳優の向井理さん。グッドムーンによるオリジナル楽曲が物語を彩る。

第一弾配信(1~5話):9月11日(金)
第二弾配信(6〜10話):9月25日(金)
配信:SPINEAR 

メッセージ

「声と小説」はじめます。
いちばんの没入感は、
想像力を使うことで手に入るものだと思います。
そのためには何かが欠けていること。
そうするとそこを補いはじめて
想像力が動き出すはず。
だから映像をなくす。
そんなことを思いながら。
https://spinear.com/shows/grapefruit-moon/


SF小説『グレープフルーツムーン』

2012年刊行の小説集『はるかかけら』に収録された高崎卓馬初のSF小説。ほろ苦く、笑えて切ないSFラブコメディ。


SPINEARとは

SPINEAR(スピナー)は、J-WAVEのインターネットオーディオ事業を担うJAVE(ジェイブ)による完全無料のデジタル音声コンテンツ配信サービス。世界中の音声ドラマ、ドキュメンタリー、コメディー、ニュース、そしてSPINEARが独自に制作したオリジナル音声コンテンツを提供している。SPINEARが配信する音声コンテンツは、SPINEARおよびApple Podcasts、Google Podcasts、Spotifyなどの主要なリスニングサービスにおいて聴取可能。

SPINEAR

また、9月11日の第一弾配信に合わせ、中央公論新社から電子書籍の配信もスタートする。
書名:グレープフルーツムーン
著者:高崎卓馬
価格:200円(税抜)
電子書籍ページ:https://www.chuko.co.jp/ebook/2020/09/

高崎卓馬氏
高崎卓馬氏

 

JRAスプリンターズS(G1)タワーオブロンドンが回避! 意外な形で「鞍上問題」解決も、新たな課題が浮き彫りに……

 鞍上問題は意外な形で解決を迎えた……。

 8日、タワーオブロンドン(牡5歳、美浦・藤沢和雄厩舎)がスプリンターズS(G1)へ向かわないことが『スポーツ報知』の報道で明らかになった。同記事によると、爪の状態が良くなく、最近になって牧場で乗り出したため、レースに間に合わないと藤沢和調教師が話しているようだ。

 昨年、サマースプリントシリーズのチャンピオンに輝いた勢いそのままに、スプリンターズSを制したタワーオブロンドン。今年は夏を休養にあてて、スプリンターズSへ直行することが予定されていた。

 しかし、体調面が整わないことで、無念の回避となった。

 先日、僚馬グランアレグリアの鞍上がC.ルメール騎手ということが明らかになり、タワーオブロンドンの鞍上問題が発生したばかり。だが、スプリンターズSに出走しないとなれば解決となる。

 だが、タワーオブロンドンの今後は不安が増すばかりだ。

「短距離馬にとってスプリンターズSは秋の大一番です。今年の社会情勢を考えると、暮れの香港国際競走への参戦は難しく、使える1200m戦のビッグレースはなくなってしまいます。短距離G1を勝っているタワーオブロンドンにとっては、苦難の秋になりそうですね。

もし、秋に出走するとしたらマイルCS(G1)、阪神C(G2)あたりの定量戦が選択肢になりそうですね」(競馬記者)

 これまでに1400m以上の距離で5勝しているタワーオブロンドンだが、直近は1200mを中心に出走して結果を残している。もし、マイルCSに参戦となれば、5着に敗れた昨年の東京新聞杯(G3)以来となる。

「4歳初戦まではマイルを中心に走ってきましたが、NHKマイルC(G1)以降は思うような結果が残せずに距離短縮の判断が下されました。これが功を奏して、短距離路線で大活躍しています。それだけに、5歳秋の距離延長は歓迎できるものに思えません。1400mはまだしも、マイル戦は厳しそうですね。

もし、マイルCSに出走するとしても、鞍上問題は解決しません。グランアレグリアも参戦する可能性が高く、ルメール騎手の確保は難しいと思いますよ」(別の記者)

 グランアレグリアも短距離路線を歩むため、バッティングは避けて通れないだろう。そうなれば、必然的にルメール騎手とコンビを組むのは困難になる。これまで17戦のうち13戦でコンビを組んだパートナーだけに、タワーオブロンドンにとっては死活問題だ。

 この秋、「出走レース」「鞍上」という2つの課題を抱えることになったタワーオブロンドン。困難を乗り越えてG1馬の威厳を見せることができるだろうか。

JRAルメール「3歳無冠」濃厚で来年は苦戦必至!? アーモンドアイ引退後のリーディングに暗雲

 9月6日現在、ここまで132勝を挙げてJRAリーディングの首位に立っているのはC.ルメール騎手。これに続くのが12勝差の120勝で2位の川田将雅騎手だが、このままルメール騎手のリーディングがほぼ決まりそうな雰囲気である。

 今週からは秋競馬が始まり、大きなレースが控えていることを考慮すると、重賞で勝負弱さを露呈している川田騎手が逆転する見込みはかなり薄いだろう。2017年から続いている連続リーディングジョッキーの称号は今年もルメール騎手が手にしそうだ。

 だが、圧倒的な馬質で他騎手を凌駕しているルメール騎手も、来年のリーディング争いは思わぬ苦戦をするかもしれない。

 今年の開催も約3分の2を終え、重賞戦線でも3歳馬と古馬の対決が本格化する時期に入るだけに、ここでの結果が来年の重賞戦線でもそのまま直結してくる。リーディングを争う騎手にとっては有力な3歳馬の確保が急務となるが、ルメール騎手は3歳馬にこれといったお手馬がいないのである。

 春のクラシックでは皐月賞(G1)をサトノフラッグ、日本ダービー(G1)をワーケア、桜花賞(G1)、オークス(G1)をサンクテュエールとのコンビで挑んだものの、いずれも馬券圏外に敗れた。また、NHKマイルC(G1)ではサトノインプレッサの先約があった武豊騎手から強奪するような格好でレシステンシアに騎乗するも、ラウダシオンの2着と惜敗している。

 先日、行われた新潟記念(G3)でもワーケアとのコンビで1番人気に支持されたが10着と、大きく人気を裏切った。3歳馬の世代レベルに疑問が残るとはいえ、物足りない結果に終わったといえるだろう。

 これから秋華賞(G1)、菊花賞(G1)を見据えたトライアルレースが控えているが、サンクテュエールの動向は不鮮明、まだ秋華賞のパートナーも不明である。牡馬にしても菊花賞でコンビを組む馬の確保には至っていない。

「春2冠の内容からもコントレイル、デアリングタクトの力が抜けている印象です。順調ならいずれも3冠達成が濃厚でしょう。ですが、ルメール騎手に3歳の有力馬がいないことも確かです。

深刻なのは、年内での引退が確定しているアーモンドアイがいなくなってからの来年ですね。グランアレグリアは池添騎手からルメール騎手に戻って来ましたが、短距離路線が濃厚ですから中長距離の王道路線が手薄になりそうです」(競馬記者)

 また、札幌リーディングこそ取れたとはいえ、人気馬での取りこぼしが目立った。

 夏競馬の2歳戦でトップの勝ち鞍をあげ、サマージョッキーズシリーズ王者となった福永祐一騎手はコントレイルで3冠に挑む。

 これに対し、ルメール騎手は2歳馬、3歳馬ともにこれといった有力馬がおらず、もうひとつ波に乗り切れていないだけに、アーモンドアイが引退後の来年は劣勢に立たされそうだ。

JRA安田隆行厩舎が“自己ワースト”を更新中……セントウルS(G2)「鉄板級」ダノンスマッシュは窮地を救えるか

 13日(日)、スプリンターズS(G1)の前哨戦、セントウルS(G2)が中京競馬場で行われる。7日現在、『netkeiba.com』の予想オッズで単勝1.9倍の断然人気に支持されているのがダノンスマッシュ(牡5歳、栗東・安田隆行厩舎)だ。

「周知のように、ダノンスマッシュは前哨戦にめっぽう強く、ここは鉄板級とみられています。すでに重賞を5勝していますが、すべてG2かG3でその成績は『5-1-0-2』。しかしG1になると途端に力を発揮できず、その成績は『0-0-1-6』です。得意の前哨戦に加え、距離も1200mに戻るここはまず負けられないでしょう」(競馬誌ライター)

 安田記念(G1)以来、約3か月ぶりのレースとなるが、坂路を中心に乗り込み量は豊富。3日(木)の1週前追い切りでは、栗東坂路でこの日の一番時計をマークするなど、調整過程はすこぶる順調だ。

 不安があるとすれば、今年のセントウルSが中京競馬場で開催される点だろう。ダノンスマッシュは、左回りコースを通算「1-1-0-5」とやや苦手にしている。しかし、2走前の京王杯SC(G2)を快勝し、この課題をすでに克服したといってもいいだろう。三浦皇成騎手とも2度目のコンビで、悲願のG1制覇へ向けて、前哨戦では格の違いを見せたいところだ。

 鞍上の三浦騎手にとってもG1制覇は同じく悲願。これまでJRAの重賞を通算13勝しているが、G1制覇には至っていない。

「1年目に91勝を挙げるという衝撃のデビューから早12年。これまでG1制覇のチャンスは何度かありましたが、惜しい2着が2回、3着が7回とその壁を破れないまま30歳を迎えてしまいました。そろそろビッグタイトルを手にしたいところでしょう」(同)

 一方、ダノンスマッシュを管理する安田隆行調教師はJRAのG1を通算10勝している名伯楽だ。しかし、その10勝はすべて2010年12月から13年9月の約2年10か月という短い期間に挙げたもの。

 もともと安田隆調教師も1995年の開業後はなかなかG1を勝てず、初制覇はトランセンドで制した2010年のジャパンカップダートだった。開業16年目、G1通算33戦目での悲願達成だった。

 その後は、カレンチャンとロードカナロアという名馬を育て上げ、G1タイトルを次々に獲得。そんな安田隆調教師も国内G1制覇は13年のスプリンターズSを最後に丸7年遠ざかっている。

 この7年間でG1レースにのべ37頭を送り込んできた安田調教師だが、G1の高い壁に阻まれてきた。気付けば、開業から初G1制覇までの32連敗を更新する37連敗中である。

 1か月後に迫ったスプリンターズSで久々の勲章を手に入れるためにも前哨戦では負けるわけにいかない。

日産への政府保証1300億円は『半沢直樹』のモデル日本航空の倍! 背景にゴーン逮捕から続く菅官房長官と経産省の日産支配

 総裁選のスローガンで、国民に真っ先に「自助」を求めた菅義偉官房長官だったが、どうやら大企業は別ということらしい。  昨日7日、日産自動車への融資1300億円に、なんと日本政府が保証をつけていたというニュースが飛び込んできたのだ。  カルロス・ゴーン会長逮捕とその後のゴ...

ホリプロ、オスカー、トップコート…大手事務所でも“ブレイクできない”不遇の3人とは

 一時期「ゴリ押しではないか」と言われた剛力彩芽が、18年間在籍していたオスカープロモーションを飛び出したのは8月31日のことだ。退所に関しては「円満」と発表されているが、一部では「リストラに近い」と報じられるなど、さまざまな臆測を呼んでいる。いずれにしても、剛力が一時代を築いたことは間違いないだろう。

 しかし、中には、ゴリ押しともいえるプッシュを受けながら、いまいちブレイクできない芸能人もいるはずだ。そこで今回は、露出が多いわりにくすぶり続ける“不遇”の時を過ごす芸能人を挙げてみたい。

キャラが迷走?第2のこじるり?

 まずは、ホリプロタレントスカウトキャラバンで受賞するという輝かしい経歴を持ちながら、くすぶっている女性タレントだ。

「井上咲楽は2015年の第40回スカウトキャラバンで『#kawaii ソフトバンク賞』を受賞し、ホリプロからデビューしました。彼女の認知度を高めたのが『ワイドナショー』(フジテレビ系)の出演でしょう。17年2月から1年間、“ワイドナ高校生”として不定期出演していました。『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(集英社)の両津勘吉を思わせる太眉とお団子ヘアをトレードマークに、明るい元気なキャラクターで受け入れられました」(芸能ライター)

 しかし、以降は目立った活躍がみられないという。

「事務所の大先輩である和田アキ子の『アッコにおまかせ!』(TBS系)に出たり、同じく先輩の小島瑠璃子と関ジャニ∞・丸山隆平が司会を務める『サタデープラス』(同)にリポーターとして出たものの、思ったほど爪痕を残せていません。それどころか、『サタプラ』出演時にはロケ現場と土曜朝のスタジオの空気を読み間違えてハイテンションキャラで暴走し、『うるさい』と叩かれたこともあります」(同)

 そもそも、井上は天下のホリプロタレントスカウトキャラバンから輩出された人材である。美少女キャラという方向性はなかったのだろうか?

「確かに髪の毛をおろすと清楚な感じに見えるのですが、彼女自身は太眉を幸運の証だと思っているようです。というのも、そのスカウトキャラバンで、眉毛を活かして『Mr.ビーン』のモノマネをして大ウケした過去があるというのです。事務所もトレードマークは大切にしたいという方針なのか、特に細くすることもなく、いわば年中“イモト状態”です。今年3月の『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の企画で金髪に染めた際も、眉は太いままでした」(テレビ局関係者)

 それが功を奏したのか、はたまた災いしたのかは定かでないが、サバイバル番組『陸海空 こんなところでヤバいバル』(テレビ朝日系)の「虫の力だけで3泊4日離島一周ヤバいいね!の旅」では、支給された虫を食べながら伊豆半島で3泊4日という過酷な生活を送るなど、井上の姿は今やバラエティでしか見かけない。

ホリプロとしては、小島瑠璃子の勢いが落ちている中で“第2のこじるり”というべき存在、あるいはランクは違いますが、足立梨花のようなバラエティでもちょくちょく呼ばれる人材にしたいのでしょう。しかし、起用する側としては、正統派として見ればいいのか、イジってもいいタレントとして扱えばいいのか、よくわからない。事務所としても、女優にするのかバラエティタレントにするのか、育成方針を決めかねている感があります」(同)

浜辺美波に先を越されたオスカーの若手女優

 オスカー所属の高橋ひかるも、井上と似たような状況だという。

「14年の『第14回全日本国民的美少女コンテスト』でグランプリを受賞して華々しくデビューし、さらに17年度の第96回全国高等学校サッカー選手権大会の13代目応援マネージャーに就任しました。これは、広瀬すず、永野芽郁、清原果耶、森七菜といった、今をときめく女優の登竜門的な肩書きです。しかし、これがブレイクポイントとなることはありませんでした。

 18年には、石原さとみ主演の水曜ドラマ『高嶺の花』(日本テレビ系)に単独出演。コスプレ好きの美少女という、およそストーリーには関係のないキャラで登場しましたが、ドラマ自体の低迷もあり、そこまで話題になりませんでした。もしドラマがヒットしていれば、かなりインパクトがあったはずですが、いわば“コスプレ損”でしたね」(同)

 3年ほど前までは、11年の東宝シンデレラオーディションでニュージェネレーション賞を受賞した同世代の浜辺美波(東宝芸能)と「どちらが先にブレイクするか」と注目されていた高橋だが、現時点では浜辺の後塵を拝している感は否めない。

「もともとバラエティ対応能力はあるようなので、最近はその方向で積極的に売り出そうとしているフシが見られます。9月1日の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)にも、何の番宣もないのに出ていました。米倉涼子や剛力など諸先輩が相次いで退社している今、女優としてはバーターでも出られないという壁があるだけに、思い切ってバラエティ路線で売っていくしかないのかもしれません」(同)

松坂桃李&菅田将暉の後輩も

 最後に名前が挙がるのは、男性芸能人だ。

「杉野遥亮は、松坂桃李、菅田将暉、中村倫也などの注目株が揃う芸能プロダクション・トップコートに所属しています。彼も、松坂と菅田のダブル主演映画『キセキ ―あの日のソビト―』(17年)や松坂主演の映画『居眠り磐音』に出たり、松坂と菅田、さらには他事務所の賀来賢人、間宮祥太朗と5人で花王の洗剤『アタックZERO』のCMに出ていますが、知名度は今ひとつです」(同)

 また、杉野は8月5日に最終回を迎えたドラマ『ハケンの品格』(日本テレビ系)に出演していたが……。

「母親の強力なコネで食品会社に入社した男という役柄でしたが、思わず彼の現状と重なって見えてしまいましたね」(同)

 ゴリ押し、バーター……。いかにも日本的な“お付き合い”文化から生まれた風習といえるが、今やそれだけで売れる人材は少ないだろう。そこに“ウソ”を感じ取った視聴者が拒絶反応を示すからだ。今後、この3人が真のブレイクを果たす日は来るのだろうか。

(文=編集部)

田中圭は警察沙汰、「料金高い」と苦情も…タクシー運転手にとって最も迷惑な泥酔客の実態

 8月上旬に俳優の田中圭さんが泥酔してタクシーに乗り、警察に保護されていたとのニュースを目にした。車内で寝込んでしまった田中さんはドライバーが声をかけても会話ができず、料金が支払えない状態だったという。結局、通報により警察で保護されたそうだ。

 タクシードライバーにしてみれば、これほど困る乗客はいない。何より、泥酔客と対応している時間が無駄になり、その分の売り上げが減るからだ。

運転手が乗客の体に触るのはNG

 タクシードライバーには泥酔客を断る権利がある。乗客が目的地も言えないほど泥酔している場合は、行き先不明により断ってもいいことになっているのだ。しかし、乗客が少ない夜や、駅付けで後ろのタクシーに迷惑がかかりそうな場合は、仕方なく乗せることもある。その際は、最初に目的地を聞いてナビを入れながら、乗客と話をしてなるべく眠らせないようにするが、それでも眠ってしまった場合は、まず目的地近くの警察署をナビで探し、頭に入れておく。

 そして、目的地に到着しても乗客が起きない場合は、いくつかの方法を試してみる。まず、冬なら冷房を、夏なら暖房をMAXにする。数分経っても起きない場合は、ボンネットをガンガンと叩き、大きな音を聞かせてみる。

 中には急ブレーキをかけて乗客を起こそうとするドライバーもいるが、これはご法度だ。なぜなら、乗客がケガをした場合に責任を問われるからだ。また、ドライバーは基本的に乗客の体には触れられない。後から「財布がなくなった」などと言われるケースもあるからだ。女性客の場合は、性犯罪にもつながり得る。今はドライブレコーダーがあるため証拠映像も残るが、余計なトラブルは避けなければならない。

田中圭と他の泥酔客の“最大の違い”

 いくつかの方法を試しても起きない場合は警察に行くしかなくなるが、夜の交番は警官がパトロール中でいないことも多く、仕方なく警察署を目指すこともある。

 この間も私はメーターを入れて走るが、警察署や交番に到着後、警察官に起こされてもなかなか目を覚まさないことも多く、なんだかんだと時間のロスは大きくなる。

 また、警察に行く前に起きたとしても、ドライバーにからんでくる乗客も面倒くさい。「いつもより料金が高い」などと言われたら、「お客様が起きないからです」と答える。それで脅し文句など言われようものなら、「業務妨害ですので、警察に行きます」と言って、乗客の反応を見ることになる。

 ごくまれにだが、泥酔客の寝息が聞こえないケースもある。この場合は命の危険もあるので、すぐさま110番しなければならない。

 私はタクシードライバーにとって最も面倒な泥酔客を数名乗せた経験があるが、仕事やプライベートでうまくいかず、ネガティブな人ばかりだった。今回の田中さんのように、仕事が順調な有名人が泥酔して警察沙汰になるのは、極めてレアケースだ。

(文=後藤豊/ライター兼タクシードライバー)