JRA阪神JF(G1) C.ルメール「G1連勝ストップ」に追い打ち。アーモンドアイ“後継候補” サトノレイナスに新たな「呪縛」が……

 13日には、阪神競馬場で2歳女王を決める阪神JF(G1)が開催される。

 シラユキヒメを祖とする“白毛一族”のソダシとメイケイエールに注目が集まるなか、同じく無敗で全兄にサトノフラッグを持つ良血サトノレイナス(牝2歳、美浦・国枝栄厩舎)にも熱い視線が注がれている。

 2018年のセレクトセールで、1億800万円という高値で落札されたサトノレイナス。国枝厩舎とC.ルメール騎手というコンビはアーモンドアイと同じで、先日引退した女王の“後継候補”として期待は大きい。

 その馬名からもわかる通り、サトノレイナスを所有するのは里見治氏だ。里見氏といえば、2010年ごろからセレクトセールで良血馬を“爆買い”。毎年のように“クラシック候補”をターフに送り込んできた。しかし、なかなかG1を勝てず、いつの間にかファンの間では「サトノ軍団」の馬に対し、「G1の呪縛」という言葉が浸透していたほどだ。

 そんな里見氏の夢がかなったのは2016年の菊花賞(G1)。春のクラシックで惜敗続きだったサトノダイヤモンドが、馬主歴24年目の里見氏に悲願のG1初制覇を届けた。

 しかし、サトノダイヤモンドの菊花賞制覇は、あくまでも“サトノ祭り”の序章だった。「サトノの呪縛」が解けた瞬間、それまでの不振ぶりがウソだったかのように2か月後にはサトノクラウンが香港ヴァーズ(G1)、サトノアレスが朝日杯FS(G1)、そしてサトノダイヤモンドが有馬記念(G1)を制覇。なかなか勝てなかったG1レースをたった3か月間で4つ制したのだ。

 さらに、翌17年にもサトノアラジンが安田記念(G1)、サトノクラウンが宝塚記念(G1)を制覇。約8か月間にG1・6勝という離れ業を演じた。

 ところが、G1初制覇から約1年後の2017年秋。里見氏は馬主名義を「個人名」から「株式会社サトミホースカンパニー」に変更した。つまり馬主事業を法人化したということだ。

「法人化したことで、馬主事業を拡大し、さらに『サトノ旋風』は吹き荒れるかと思われました。しかし、法人化した途端、再びG1を勝てなくなってしまったのです。

『サトミホースカンパニー』に名義変更後は、13頭がのべ32回、G1に出走しましたが、2着が2回、3着が1回で、他は全て4着以下に敗れています。サトノダイヤモンドやサトノクラウンなども法人化した途端にG1を勝てなくなってしまいました」(競馬誌ライター)

 鞍上のC.ルメール騎手は秋G1で無類の強さを誇っていたが、G1騎乗機会の連勝記録は先週のチャンピオンズC(G1)でストップ。サトノレイナスにとって歓迎材料ではなさそうだ。

 2016年に「G1の呪縛」から解放されたものの、僅か1年で新たな呪縛にかかってしまった「サトノ軍団」。新星サトノレイナスはこれを解き放つことはできるか。

NiziUメンバー人気順ランキングが「悪趣味すぎる」! BTSも同様の炎上が

正解のないWEBマガジン~wezzyより】

NiziU「Step and a step」初回限定盤B

 NiziUのメンバー人気投票企画に批判が集まっている。12月7日、ウェブサイト「ねとらぼ」は、読者を対象に行った「NiziUの中であなたの推しメンは?」というアンケートの結果を公表した。3位マヤ、2位マユカ、そして1位は体調不良で休養中のミイヒという結果となったのだが、ネット上ではこれに対して異論が吹き荒れている。

 この順位発表記事が転載されたYahoo!ニュースのコメント欄には、「ランキングで余計なプレッシャーを与えないでほしい」「こういう順位付ける必要ある?」「なんで頑張っている子たちに順位をつけたがるのかわからない。悪趣味過ぎる」「精神的に追い詰めてしまう」「9人で一つのチーム」といった批判コメントが100件以上も連なっている。

 NiziUのメンバーは、オーディションに合格した時点では順位をつけられていた。だが過酷なオーディション中のプレッシャーを知る多くのファンは、デビュー後まで勝手な順位付けをして彼女たちを萎縮させるようなことを望んでいないようだ。

年末、鶏肉が高騰・卵が品不足の懸念、鳥インフル拡大で…狙い目は和牛の中クラスか

鶏肉が高騰する可能性

 11月に入り、国内での高病原性鳥インフルエンザが頻発している。11月5日に香川県で第1例目が発生してから、福岡県、兵庫県、宮崎県、奈良県、広島県と相次いで発生が確認され、12月8日現在、6県で19例が確認されている。香川県10例、宮崎県5例、福岡県と兵庫県、広島県が共に1例である。1カ月もたたないうちに、西日本で6県17例に広がるというのは、感染拡大のペースが速すぎる。6県19例で殺処分された鶏は、236.7万羽にものぼり過去最高となっている。

 6県のなかでも全国の消費者にとって一番心配なのが宮崎県だ。わずか8日間で5農場と、発生の連鎖が止まらない。宮崎県は、肉用若鶏(ブロイラー)の飼養羽数が日本一。12月1日に日向市、2日に都農町、3日に都城市、7日に都城市、8日に小林市と、毎日離れた地域での発生が確認されている。

 発生した地域では、養鶏場の半径3km以内の移動制限区域では少なくとも21日間は移動ができなくなり、3~10km以内の搬出制限区域では、少なくとも10日間は区域外への搬出ができなくなる。

 12月2日に発生が確認された宮崎県都農町の場合、発生した農場の移動制限区域内では約87万羽、搬出制限区域では約546万羽が飼養されている。移動制限区域内の87万羽は、防疫措置が完了後21日間新たな発生がない限り出荷はできない。546万羽は防疫措置が完了後の10日後に、すべての農場での検査結果が陰性にならなければ制限区域外への出荷はできない。12月1日に発生が確認された日向市の場合、搬出制限区域内では約78万羽が飼養されている。

 このまま宮崎県全体に感染が広がると、宮崎県から全国への搬出ができなくなるので、日本全体の国産鶏の出荷量がかなり減ることになる。隣の鹿児島県は、肉用鶏の飼養羽数は宮崎県に次いで全国2位。鹿児島県まで感染が広がると、国産鶏の供給が相当数減ることになる。

 それでなくても、今年の鶏肉の市場価格は、例年に比べて高くなっている。新型コロナウイルスの影響で外食産業の需要は減っているが、ブラジルやタイからの輸入量を減少させることで供給量が調整されている。

 一方、巣ごもり需要は続いているので、小売店などでは、牛肉や豚肉より安価な鶏肉の人気が高く、鶏肉(もも肉、むね肉)の市場価格は、5月以降毎月のように昨年比で10%以上値上がりしている。外食産業での需要が下がっても輸入量を減らすことで、鶏肉全体の供給量のバランスを取っているので、鶏肉が市場でだぶついているわけではない。そのため、小売店などでも鶏肉の値下がりは起きていない。

 鶏肉の自給率は、64%と食肉のなかでも一番高い。しかも、家庭での消費は国産鶏のほうが多いので、輸入鶏肉が減少しても市場価格への影響はほとんどない。そのため、鳥インフルエンザの影響で国産鶏の供給が少なくなれば、当然、小売店などの店頭価格は高騰することになる。クリスマスから年末年始は、一年でももっとも鶏肉の需要が高い時期だ。しかも今年は、コロナ禍で年末年始の飲食店での忘年会や新年会需要が極端に減り、家庭での需要が大幅に高くなるだろう。そうなると、小売店などでは店頭価格を下げなくても売れる。

 ケンタッキーフライドチキンも、100%国産鶏を使っている。唐揚げブームもますます加熱している。鳥インフルエンザの感染がこれ以上広がると、国産鶏の奪い合いになりそうだ。宮崎県の3養鶏場は、いずれも肉用鶏しか飼養していないが、西日本では採卵鶏も数多く飼養されている。感染が拡大すれば、その地域では卵も不足気味になるだろう。

豚肉の値上がりはすでに始まっている

 豚肉も、新型コロナウイルスの影響で外食産業の需要は減ったが、やはり輸入量を減らすことで市場への供給量を調整している。そのため、市場では豚肉がだぶつかない上、巣ごもり需要は依然として高いので、店頭での市場価格は昨年に比べ10%以上高くなっている。

 豚肉は、牛肉や鶏肉と比べ家計消費(食肉店や量販店などで販売される精肉の消費量)が多く、全体の5割を占めている。牛肉は約3割、鶏肉は約4割である。それがコロナの影響で家庭消費が一段と増えている。コロナ禍の4~9月の卸売価格は前年比12.1%も上昇している。

 10月からのGo To イートキャンペーンで、10、11月の外食需要は増えてきたが、12月は感染の第3波の影響で外食産業は大きな痛手を受けている。このまま年末年始を迎えると、ますます巣ごもり需要が高くなるだろう。

狙い目は和牛の中クラス

 鶏肉と豚肉は、年末年始に向けて、今以上に値上がりする可能性が高い。一方、外食需要がもっとも大きい牛肉は、第3波が収まらない限り、家計消費が一段と増える年末年始のかき入れ時に、食肉のなかではもっとも影響が甚大になるだろう。

 そうなれば、和牛などの高級肉の店頭価格もかなり安くなるはずだが、年末年始は高級肉の需要が一年で一番高い時期なので、思ったほど安くはならないだろう。ただし、全体的に和牛余りの状況になるので、最高ランクのA5クラスは値崩れは起きないだろうが、A4、A3クラスの和牛は、高値では販売が難しくなる。しかも、年末年始需要を逃すと、年を越してからは市場が急速に冷える可能性が高いので、おそらく普段よりお手軽な価格で販売される可能性が高い。

 豚肉と鶏肉は年末年始に向けて店頭価格も上がっていくだろうが、和牛などの国産牛は年末年始需要を逃せば次がない。狙い目は、和牛の中クラス。年末年始は、巣ごもりで和牛や国産牛をいっぱい食べられるかもしれない。

(文=垣田達哉/消費者問題研究所代表)

年末、鶏肉が高騰・卵が品不足の懸念、鳥インフル拡大で…狙い目は和牛の中クラスか

鶏肉が高騰する可能性

 11月に入り、国内での高病原性鳥インフルエンザが頻発している。11月5日に香川県で第1例目が発生してから、福岡県、兵庫県、宮崎県、奈良県、広島県と相次いで発生が確認され、12月8日現在、6県で19例が確認されている。香川県10例、宮崎県5例、福岡県と兵庫県、広島県が共に1例である。1カ月もたたないうちに、西日本で6県17例に広がるというのは、感染拡大のペースが速すぎる。6県19例で殺処分された鶏は、236.7万羽にものぼり過去最高となっている。

 6県のなかでも全国の消費者にとって一番心配なのが宮崎県だ。わずか8日間で5農場と、発生の連鎖が止まらない。宮崎県は、肉用若鶏(ブロイラー)の飼養羽数が日本一。12月1日に日向市、2日に都農町、3日に都城市、7日に都城市、8日に小林市と、毎日離れた地域での発生が確認されている。

 発生した地域では、養鶏場の半径3km以内の移動制限区域では少なくとも21日間は移動ができなくなり、3~10km以内の搬出制限区域では、少なくとも10日間は区域外への搬出ができなくなる。

 12月2日に発生が確認された宮崎県都農町の場合、発生した農場の移動制限区域内では約87万羽、搬出制限区域では約546万羽が飼養されている。移動制限区域内の87万羽は、防疫措置が完了後21日間新たな発生がない限り出荷はできない。546万羽は防疫措置が完了後の10日後に、すべての農場での検査結果が陰性にならなければ制限区域外への出荷はできない。12月1日に発生が確認された日向市の場合、搬出制限区域内では約78万羽が飼養されている。

 このまま宮崎県全体に感染が広がると、宮崎県から全国への搬出ができなくなるので、日本全体の国産鶏の出荷量がかなり減ることになる。隣の鹿児島県は、肉用鶏の飼養羽数は宮崎県に次いで全国2位。鹿児島県まで感染が広がると、国産鶏の供給が相当数減ることになる。

 それでなくても、今年の鶏肉の市場価格は、例年に比べて高くなっている。新型コロナウイルスの影響で外食産業の需要は減っているが、ブラジルやタイからの輸入量を減少させることで供給量が調整されている。

 一方、巣ごもり需要は続いているので、小売店などでは、牛肉や豚肉より安価な鶏肉の人気が高く、鶏肉(もも肉、むね肉)の市場価格は、5月以降毎月のように昨年比で10%以上値上がりしている。外食産業での需要が下がっても輸入量を減らすことで、鶏肉全体の供給量のバランスを取っているので、鶏肉が市場でだぶついているわけではない。そのため、小売店などでも鶏肉の値下がりは起きていない。

 鶏肉の自給率は、64%と食肉のなかでも一番高い。しかも、家庭での消費は国産鶏のほうが多いので、輸入鶏肉が減少しても市場価格への影響はほとんどない。そのため、鳥インフルエンザの影響で国産鶏の供給が少なくなれば、当然、小売店などの店頭価格は高騰することになる。クリスマスから年末年始は、一年でももっとも鶏肉の需要が高い時期だ。しかも今年は、コロナ禍で年末年始の飲食店での忘年会や新年会需要が極端に減り、家庭での需要が大幅に高くなるだろう。そうなると、小売店などでは店頭価格を下げなくても売れる。

 ケンタッキーフライドチキンも、100%国産鶏を使っている。唐揚げブームもますます加熱している。鳥インフルエンザの感染がこれ以上広がると、国産鶏の奪い合いになりそうだ。宮崎県の3養鶏場は、いずれも肉用鶏しか飼養していないが、西日本では採卵鶏も数多く飼養されている。感染が拡大すれば、その地域では卵も不足気味になるだろう。

豚肉の値上がりはすでに始まっている

 豚肉も、新型コロナウイルスの影響で外食産業の需要は減ったが、やはり輸入量を減らすことで市場への供給量を調整している。そのため、市場では豚肉がだぶつかない上、巣ごもり需要は依然として高いので、店頭での市場価格は昨年に比べ10%以上高くなっている。

 豚肉は、牛肉や鶏肉と比べ家計消費(食肉店や量販店などで販売される精肉の消費量)が多く、全体の5割を占めている。牛肉は約3割、鶏肉は約4割である。それがコロナの影響で家庭消費が一段と増えている。コロナ禍の4~9月の卸売価格は前年比12.1%も上昇している。

 10月からのGo To イートキャンペーンで、10、11月の外食需要は増えてきたが、12月は感染の第3波の影響で外食産業は大きな痛手を受けている。このまま年末年始を迎えると、ますます巣ごもり需要が高くなるだろう。

狙い目は和牛の中クラス

 鶏肉と豚肉は、年末年始に向けて、今以上に値上がりする可能性が高い。一方、外食需要がもっとも大きい牛肉は、第3波が収まらない限り、家計消費が一段と増える年末年始のかき入れ時に、食肉のなかではもっとも影響が甚大になるだろう。

 そうなれば、和牛などの高級肉の店頭価格もかなり安くなるはずだが、年末年始は高級肉の需要が一年で一番高い時期なので、思ったほど安くはならないだろう。ただし、全体的に和牛余りの状況になるので、最高ランクのA5クラスは値崩れは起きないだろうが、A4、A3クラスの和牛は、高値では販売が難しくなる。しかも、年末年始需要を逃すと、年を越してからは市場が急速に冷える可能性が高いので、おそらく普段よりお手軽な価格で販売される可能性が高い。

 豚肉と鶏肉は年末年始に向けて店頭価格も上がっていくだろうが、和牛などの国産牛は年末年始需要を逃せば次がない。狙い目は、和牛の中クラス。年末年始は、巣ごもりで和牛や国産牛をいっぱい食べられるかもしれない。

(文=垣田達哉/消費者問題研究所代表)

JRA「13年ぶり」大挑戦。カペラS(G3)「地方の大物」参戦も絶望的なデータ……。克服したオメガパフュームとの大きな違いとは

 6日、中山競馬場でカペラS(G3)が開催される。JRAで唯一ダート1200mの重賞競走ということで、スピード自慢のダート馬が集結した。

 中央復帰後、3連勝でオープン入りを果たしたダンシングプリンス、交流重賞2勝のジャスティンなどが上位人気に推されることが予想される。

 その中でも、注目したいのが地方から参戦するサブノジュニア(牡6歳、大井・堀千亜樹厩舎)だ。

 今年のJBCスプリント(G1)の勝ち馬であるサブノジュニア。同レースではマテラスカイ、モズスーパーフレアといった中央の強豪を鋭い末脚で差し切った。2着との着差も1馬身3/4と圧巻の内容である。

 矢野貴之騎手は「充実期を迎えている。精神的な強さが非常に目立っていると思います」と本格化を示唆。また、堀調教師は「ずっとここ(JBCスプリント)を目標にやってきたので、本当に感無量です」と喜びを語った。

 次走については「ゆっくりオーナーさんと相談して考えたいと思います」と話していたが、中央ダート界への殴り込みを敢行することとなったようだ。

 JBCスプリント王者がカペラS参戦となれば、1番人気になってもおかしくないのだが、8日現在で『netkeiba.com』の予想オッズは5番人気想定に甘んじている。

 これには59キロという酷量が大きく影響しているかもしれない。

 今年、13回目を迎えるカペラSだが、これまでに59キロを背負って出走した馬は1頭もいない。58キロを背負って出走した馬はコパノキッキングが昨年に勝っているが、それまでは10連敗を喫していた。

 これにはダート短距離戦における斤量の重要性が関係している。

「ダート重賞で59キロを背負った馬が活躍することは珍しくありません。今年の平安S(G3)を勝ったオメガパフュームも59キロでしたし、実力があれば克服できるケースも多くあります。

しかし、短距離になると苦戦傾向にあります。過去30年のダート1200m戦で59キロを背負って勝った馬は1頭もいません。この斤量を背負うということは実績馬なのですが、やはり行き脚がつきにくいというのは致命傷なのかもしれませんね」(競馬記者)

 過去30年、ダート1200m戦に59キロを背負って出走した馬は14頭いるが、2着が最高。カペラSの前身であるガーネットS(G3・ハンデ)においても、2007年に前年の勝ち馬リミットレスビッドが59キロで出走し、2着に敗れた。

 しかも、ダート1200m戦に59キロを背負って出走するのは、それ以来となる13年ぶり。長らく中央競馬において敬遠されていた酷量だけに、JBCスプリントで強豪馬を撃破した地方の大物とはいえ、克服するのは至難の業かもしれない。

 初の中央挑戦でサブノジュニアがどのような走りを見せるか注目したい。

JRA「13年ぶり」大挑戦。カペラS(G3)「地方の大物」参戦も絶望的なデータ……。克服したオメガパフュームとの大きな違いとは

 6日、中山競馬場でカペラS(G3)が開催される。JRAで唯一ダート1200mの重賞競走ということで、スピード自慢のダート馬が集結した。

 中央復帰後、3連勝でオープン入りを果たしたダンシングプリンス、交流重賞2勝のジャスティンなどが上位人気に推されることが予想される。

 その中でも、注目したいのが地方から参戦するサブノジュニア(牡6歳、大井・堀千亜樹厩舎)だ。

 今年のJBCスプリント(G1)の勝ち馬であるサブノジュニア。同レースではマテラスカイ、モズスーパーフレアといった中央の強豪を鋭い末脚で差し切った。2着との着差も1馬身3/4と圧巻の内容である。

 矢野貴之騎手は「充実期を迎えている。精神的な強さが非常に目立っていると思います」と本格化を示唆。また、堀調教師は「ずっとここ(JBCスプリント)を目標にやってきたので、本当に感無量です」と喜びを語った。

 次走については「ゆっくりオーナーさんと相談して考えたいと思います」と話していたが、中央ダート界への殴り込みを敢行することとなったようだ。

 JBCスプリント王者がカペラS参戦となれば、1番人気になってもおかしくないのだが、8日現在で『netkeiba.com』の予想オッズは5番人気想定に甘んじている。

 これには59キロという酷量が大きく影響しているかもしれない。

 今年、13回目を迎えるカペラSだが、これまでに59キロを背負って出走した馬は1頭もいない。58キロを背負って出走した馬はコパノキッキングが昨年に勝っているが、それまでは10連敗を喫していた。

 これにはダート短距離戦における斤量の重要性が関係している。

「ダート重賞で59キロを背負った馬が活躍することは珍しくありません。今年の平安S(G3)を勝ったオメガパフュームも59キロでしたし、実力があれば克服できるケースも多くあります。

しかし、短距離になると苦戦傾向にあります。過去30年のダート1200m戦で59キロを背負って勝った馬は1頭もいません。この斤量を背負うということは実績馬なのですが、やはり行き脚がつきにくいというのは致命傷なのかもしれませんね」(競馬記者)

 過去30年、ダート1200m戦に59キロを背負って出走した馬は14頭いるが、2着が最高。カペラSの前身であるガーネットS(G3・ハンデ)においても、2007年に前年の勝ち馬リミットレスビッドが59キロで出走し、2着に敗れた。

 しかも、ダート1200m戦に59キロを背負って出走するのは、それ以来となる13年ぶり。長らく中央競馬において敬遠されていた酷量だけに、JBCスプリントで強豪馬を撃破した地方の大物とはいえ、克服するのは至難の業かもしれない。

 初の中央挑戦でサブノジュニアがどのような走りを見せるか注目したい。

山口組分裂騒動は来年も続くのか? 抗争終結の条件と神戸山口組の行く末

 2015年の夏。まだ、うだるような暑さが続く中で、突如として、日本最大暴力団組織として知られる山口組が分裂するという空前絶後の事態が発生。事実上、分裂が決定的となったのは、同年8月27日。六代目山口組を離脱した親分衆により、神戸山口組が発足された日ということになるだろう。

 山口組100年の歴史を顧みても、山口組を割って出て、その後、今日まで存続している事例は皆無であった。それだけに山口組を割るということは、相当な覚悟が必要とされることを誰しもが想像できた。ましてや、ヤクザの根底的概念となる“盃に叛く”のである。想定外の事態に見舞われることも視野に入れておく必要もあったことになる。そんな中で、神戸山口組に参画したそうそうたる親分たちは、自分たちの信じる道を貫くことで、組織を維持し、生き残ることができると考えていたはずだ。

 しかし、それから5年。現在の神戸山口組のここまでの劣勢を、誰が想像することができただろうか。

 まず、山口組分裂直後、マスメディアの脚光を浴び続けた、当時の神戸山口組若頭代行だった織田絆誠・現絆會会長が2017年に離脱。そして、今年に入り、中核団体である五代目山健組までもが神戸山口組を後にしたのだ。

 神戸山口組の衰退はそれだけにとどまらない。同組を立ち上げた中心人物として、六代目山口組から、ヤクザ社会でもっとも重い処分といわれる絶縁処分を受けた5人の親分衆のうち、池田組の池田孝志組長が神戸山口組を離脱、さらに正木組の正木年男組長が引退し、率いていた組織を解散させたのだ。その間も六代目山口組サイドによる神戸山口組に向けた攻撃は続き、組員は次々に切り崩され、多くの勢力が六代目山口組サイドへと復帰を果たすことになった。

 「昨年末の段階で、六代目陣営は約8900人、神戸陣営は約3000人なんていう発表があったが、当局による組員数の発表ははっきりいってあてにならない。組織が大きければ大きくなるだけ、組員自身ですら、自ら所属する組織の組員数なんてわからないのに、なぜ外部の人間が把握することができるのか。時折、組織によって組員数を確認するために集計を図ることもあるが、それも厳密にいえば確かな数字とはならない。なぜならば、同じ組員でも個々によって事情が異なり、活動内容を踏まえて、あえて組員として登録しないケースもあるからだ。構成員と準構成員の数となればなおさらのことで、その境界線は当局が一方的に判断しており、どういった基準によるものか、我々にすらわからない。ただ神戸山口組の発足当初、勢いといった面でいえば、六代目山口組の勢力に追いつくのではないか、と業界関係者内で噂された時期はあった」(業界関係者)

 確かにこの関係者が話すように、結成直後の神戸山口組の勢いは、同組により多くのスポットを当てたメディアの報道も後押しされ、早晩、六代目山口組に対峙する勢力になるのではと思われる空気があった。だが、六代目山口組サイドによる、武力を用いた相次ぐ実力行使により、六代目山口組と神戸山口組の勢力の差は、次第に大きな開きを見せることになっていくのだった。そして、昨年秋の六代目山口組・髙山清司若頭の社会復帰。これを機に、分裂問題に終止符を打たれるのではないかと思われるほど、六代目山口組サイドが大きな動きを見せたのだ。

 「たった1人が社会復帰するだけで、こうまで状況が一変するのかと誰もが驚くほど、髙山若頭の出所前と出所後では状況が変わり、神戸山口組が大きく揺さぶられました。それは傘下組織の組員にまで伝播し、六代目山口組の中核団体であり、髙山若頭の出身母体である弘道会系傘下に移籍する組員が続出しました。神戸山口組のここからの巻き返しは不可能に近いのではないでしょうか」(山口組分裂問題を取材する記者)

 それでも神戸山口組は解散したわけではない。すなわち、分裂問題は解決されていないのだ。それは、突き詰めれば神戸山口組・井上邦雄組長の意思によるものが大きいと言えるのではないか。

 「神戸山口組を存続させるも解散させるも、決断するのは井上組長となってくる。井上組長が引退し、組を解散させない以上は、どれだけ勢力が衰退しようが、分裂状態に終止符は打たれないし、それは同時に六代目山口組サイドによる神戸山口組への攻撃が続けられることとイコールになってしまう。そうした抗争状態が長引けば、山口組だけの問題ではなく、ヤクザ全体を取り締まる法律のさらなる厳罰化に繋がりかねない。また、盃を返して処分された者がヤクザを続けられるという前例ができてしまうことは、ヤクザ社会独自の概念を覆すことになってしまう。そのため、こうした状況をよしとしない山口組以外の他団体も、神戸山口組に対してなんからの動きを見せるのではないかと言われていた。しかし、それもうまく行かなかったのではないかと業界内では囁かれている」(某組幹部)

 では今後、神戸山口組はどうなっていくのか。このまま衰退の一途を辿りながらも、なんとか存続していくのだろうか。ある事情通はこう指摘する。

「六代目サイドは、神戸山口組を認めていない。山口組の名称と菱の代紋を掲げる限り、徹底して神戸山口組を攻め続けるのではないか。神戸山口組が、その山口組の象徴を下ろす時が、分裂問題に終止符が打たれる時だろう」

 現在、抗争にまつわる事件を起こせば、その組員は長期の社会不在を余儀なくされることとなる。そこには、再び社会の地を踏めないという可能性も宿されている。それでも六代目山口組系傘下の組員は、躊躇なく神戸山口組を攻め続けていくだろうし、今後もその姿勢は変わらないだろうと、この事情通はいうのだ。

 そうした組織力の違いが、現在の両組織の現状を表しているのかもしれない。
(文=山口組問題特別取材班)

山口組分裂騒動は来年も続くのか? 抗争終結の条件と神戸山口組の行く末

 2015年の夏。まだ、うだるような暑さが続く中で、突如として、日本最大暴力団組織として知られる山口組が分裂するという空前絶後の事態が発生。事実上、分裂が決定的となったのは、同年8月27日。六代目山口組を離脱した親分衆により、神戸山口組が発足された日ということになるだろう。

 山口組100年の歴史を顧みても、山口組を割って出て、その後、今日まで存続している事例は皆無であった。それだけに山口組を割るということは、相当な覚悟が必要とされることを誰しもが想像できた。ましてや、ヤクザの根底的概念となる“盃に叛く”のである。想定外の事態に見舞われることも視野に入れておく必要もあったことになる。そんな中で、神戸山口組に参画したそうそうたる親分たちは、自分たちの信じる道を貫くことで、組織を維持し、生き残ることができると考えていたはずだ。

 しかし、それから5年。現在の神戸山口組のここまでの劣勢を、誰が想像することができただろうか。

 まず、山口組分裂直後、マスメディアの脚光を浴び続けた、当時の神戸山口組若頭代行だった織田絆誠・現絆會会長が2017年に離脱。そして、今年に入り、中核団体である五代目山健組までもが神戸山口組を後にしたのだ。

 神戸山口組の衰退はそれだけにとどまらない。同組を立ち上げた中心人物として、六代目山口組から、ヤクザ社会でもっとも重い処分といわれる絶縁処分を受けた5人の親分衆のうち、池田組の池田孝志組長が神戸山口組を離脱、さらに正木組の正木年男組長が引退し、率いていた組織を解散させたのだ。その間も六代目山口組サイドによる神戸山口組に向けた攻撃は続き、組員は次々に切り崩され、多くの勢力が六代目山口組サイドへと復帰を果たすことになった。

 「昨年末の段階で、六代目陣営は約8900人、神戸陣営は約3000人なんていう発表があったが、当局による組員数の発表ははっきりいってあてにならない。組織が大きければ大きくなるだけ、組員自身ですら、自ら所属する組織の組員数なんてわからないのに、なぜ外部の人間が把握することができるのか。時折、組織によって組員数を確認するために集計を図ることもあるが、それも厳密にいえば確かな数字とはならない。なぜならば、同じ組員でも個々によって事情が異なり、活動内容を踏まえて、あえて組員として登録しないケースもあるからだ。構成員と準構成員の数となればなおさらのことで、その境界線は当局が一方的に判断しており、どういった基準によるものか、我々にすらわからない。ただ神戸山口組の発足当初、勢いといった面でいえば、六代目山口組の勢力に追いつくのではないか、と業界関係者内で噂された時期はあった」(業界関係者)

 確かにこの関係者が話すように、結成直後の神戸山口組の勢いは、同組により多くのスポットを当てたメディアの報道も後押しされ、早晩、六代目山口組に対峙する勢力になるのではと思われる空気があった。だが、六代目山口組サイドによる、武力を用いた相次ぐ実力行使により、六代目山口組と神戸山口組の勢力の差は、次第に大きな開きを見せることになっていくのだった。そして、昨年秋の六代目山口組・髙山清司若頭の社会復帰。これを機に、分裂問題に終止符を打たれるのではないかと思われるほど、六代目山口組サイドが大きな動きを見せたのだ。

 「たった1人が社会復帰するだけで、こうまで状況が一変するのかと誰もが驚くほど、髙山若頭の出所前と出所後では状況が変わり、神戸山口組が大きく揺さぶられました。それは傘下組織の組員にまで伝播し、六代目山口組の中核団体であり、髙山若頭の出身母体である弘道会系傘下に移籍する組員が続出しました。神戸山口組のここからの巻き返しは不可能に近いのではないでしょうか」(山口組分裂問題を取材する記者)

 それでも神戸山口組は解散したわけではない。すなわち、分裂問題は解決されていないのだ。それは、突き詰めれば神戸山口組・井上邦雄組長の意思によるものが大きいと言えるのではないか。

 「神戸山口組を存続させるも解散させるも、決断するのは井上組長となってくる。井上組長が引退し、組を解散させない以上は、どれだけ勢力が衰退しようが、分裂状態に終止符は打たれないし、それは同時に六代目山口組サイドによる神戸山口組への攻撃が続けられることとイコールになってしまう。そうした抗争状態が長引けば、山口組だけの問題ではなく、ヤクザ全体を取り締まる法律のさらなる厳罰化に繋がりかねない。また、盃を返して処分された者がヤクザを続けられるという前例ができてしまうことは、ヤクザ社会独自の概念を覆すことになってしまう。そのため、こうした状況をよしとしない山口組以外の他団体も、神戸山口組に対してなんからの動きを見せるのではないかと言われていた。しかし、それもうまく行かなかったのではないかと業界内では囁かれている」(某組幹部)

 では今後、神戸山口組はどうなっていくのか。このまま衰退の一途を辿りながらも、なんとか存続していくのだろうか。ある事情通はこう指摘する。

「六代目サイドは、神戸山口組を認めていない。山口組の名称と菱の代紋を掲げる限り、徹底して神戸山口組を攻め続けるのではないか。神戸山口組が、その山口組の象徴を下ろす時が、分裂問題に終止符が打たれる時だろう」

 現在、抗争にまつわる事件を起こせば、その組員は長期の社会不在を余儀なくされることとなる。そこには、再び社会の地を踏めないという可能性も宿されている。それでも六代目山口組系傘下の組員は、躊躇なく神戸山口組を攻め続けていくだろうし、今後もその姿勢は変わらないだろうと、この事情通はいうのだ。

 そうした組織力の違いが、現在の両組織の現状を表しているのかもしれない。
(文=山口組問題特別取材班)

「マックのポテトから異臭」購入者が続々と投稿…なぜMサイズだけ?マック広報に聞いた

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて外食産業が壊滅的な打撃を受けるなか、モバイルオーダーの導入やテイクアウト、デリバリーの充実により、日本マクドナルドは極めて好調に業績を伸ばしている。

 そんななか、12月に入ってからTwitterを中心としたSNS上で「マックのポテトから異臭がする」「マックのポテトが変な味がする」「ポテトが不味くなった」など、マクドナルドの「マックフライポテト」に対する不満の声が続出した。

 特に異臭を訴える声は12月2日頃から6日頃にかけて多く見られた。なかには、実際にマクドナルドの問い合わせ窓口に電話をかけてみたという人もいる。

 そこで、Business Journal編集部は日本マクドナルド広報部に直接、真相を問い合わせてみた。

――マックフライポテトが臭いという声が多く出ていることは把握していますか。

広報担当者「把握しています。異臭がするという問い合わせは11月の下旬からあり、原因究明に当たっていました」

――においがするのはポテトのMサイズだけという声がありますが、事実でしょうか。

広報担当者「はい。異臭はポテトからではなく、Mサイズの容器について一部製造ロットの仕様変更があり、それによってにおいが発生したようです」

――なぜ異臭が発生したのでしょうか。

広報担当者「印刷インキについて新規制ができ、より安全な製品にすべくインキを変更したところ、においが発生してしまいましたが、安全性は確認されており、人体の健康に影響はないということです」

――異臭が発生した時期やエリアは確認されているのでしょうか。

広報担当者「情報を頂いているのは11月下旬からで、昨日(12月7日)までにすべての店舗で使用中止しております。エリアは、沖縄と九州を除く地域です」

 つまり、Mサイズの容器に関し、より安全性の高いインキに変更したところ、異臭が発生したという皮肉な結果を生んでしまったようだ。とはいえ、消費者にしてみれば、安全性は常に追求し続けてほしいことは間違いない。

(文=編集部)

「マックのポテトから異臭」購入者が続々と投稿…なぜMサイズだけ?マック広報に聞いた

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて外食産業が壊滅的な打撃を受けるなか、モバイルオーダーの導入やテイクアウト、デリバリーの充実により、日本マクドナルドは極めて好調に業績を伸ばしている。

 そんななか、12月に入ってからTwitterを中心としたSNS上で「マックのポテトから異臭がする」「マックのポテトが変な味がする」「ポテトが不味くなった」など、マクドナルドの「マックフライポテト」に対する不満の声が続出した。

 特に異臭を訴える声は12月2日頃から6日頃にかけて多く見られた。なかには、実際にマクドナルドの問い合わせ窓口に電話をかけてみたという人もいる。

 そこで、Business Journal編集部は日本マクドナルド広報部に直接、真相を問い合わせてみた。

――マックフライポテトが臭いという声が多く出ていることは把握していますか。

広報担当者「把握しています。異臭がするという問い合わせは11月の下旬からあり、原因究明に当たっていました」

――においがするのはポテトのMサイズだけという声がありますが、事実でしょうか。

広報担当者「はい。異臭はポテトからではなく、Mサイズの容器について一部製造ロットの仕様変更があり、それによってにおいが発生したようです」

――なぜ異臭が発生したのでしょうか。

広報担当者「印刷インキについて新規制ができ、より安全な製品にすべくインキを変更したところ、においが発生してしまいましたが、安全性は確認されており、人体の健康に影響はないということです」

――異臭が発生した時期やエリアは確認されているのでしょうか。

広報担当者「情報を頂いているのは11月下旬からで、昨日(12月7日)までにすべての店舗で使用中止しております。エリアは、沖縄と九州を除く地域です」

 つまり、Mサイズの容器に関し、より安全性の高いインキに変更したところ、異臭が発生したという皮肉な結果を生んでしまったようだ。とはいえ、消費者にしてみれば、安全性は常に追求し続けてほしいことは間違いない。

(文=編集部)