レジ袋有料化に不満続出…「海洋プラごみ削減の効果はほぼない」との指摘も

 7月1日から全国で一律にプラスチック製買い物袋(レジ袋)が有料化されたが、不満が各所から噴出している。

 財務省、経済産業省、厚生労働省、農林水産省、環境省などが一丸となって、レジ袋の排出抑制の促進を目的として、法制化を進めてきた。

 資源・廃棄物制約や海洋ごみ問題、地球温暖化といった、地球規模の課題が深刻さを増すなか、プラスチックの過剰な使用の抑制を進めていくための取組の一環として、レジ袋の有料化を通じて消費者のライフスタイルの変革を促すため、「容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律」(容器包装リサイクル法)の枠組みを基本とし、令和元年12 月 27 日に「小売業に属する事業を行う者の容器包装の使用の合理化による容器包装廃棄物の排出の抑制の促進に関する判断の基準となるべき事項を定める省令」を改正。今年7月から、原則としてレジ袋が全国一律に有料化された。

 だが、袋詰めする作業台(サッカー台)があるスーパーマーケットなどと違いコンビニエンスストアでは、自前の袋(マイバッグ)を持っていたとしても、それを取り出すのに時間がかかったり、商品が入りきらずに追加でレジ袋を購入するなど、問題が噴出。「もうコンビニでは買い物をしたくない」などと怒りをあらわにする人が相次いでいる。

 不満の声をあげているのは、客だけではない。店員からも、「有料化を知らなかったお客さんから怒鳴られた」「自分で袋に無理やり詰め込んだのに、卵が割れたとか文句言われた」など、客から理不尽なクレームをつけられたという嘆きが多く出ている。

 また、レジ袋を製造している企業からは、レジ袋の有料化を疑問視する文章が掲示され、大きな話題を呼んでいる。その企業とは、ポリ袋製品をはじめとして産業・工業・農業用資材などを製造する清水化学工業だ。

 清水化学工業は、ポリ袋が海洋ゴミに占める割合がわずか(容積ベースで0.3%、重量ベースで0.4%)であるといったデータを示しつつ、海洋汚染の象徴であるかのように非難されていると主張。「レジ袋有料化による海洋プラごみ削減の効果はほぼない」と断じている。

 さらに、「石油精製時にポリエチレンは必然的にできるのでポリエチレンを使用するほうが資源の無駄がない」「ポリ袋は薄いので資源使用量が少量で済む」などとして、エコ商材だと訴える。紙袋と比較しても、3割も少ないエネルギーで製造が可能で、輸送に必要なトラックも7分の1だという。

 ほかにも、買い物に使われたあとはゴミ袋として使われるなどリユース率が高く、ゴミとして焼却しても理論上、発生するのは二酸化炭素と水と熱であり、ダイオキシンなどの有害物質は発生しないという。

 使用量が多く、海洋ゴミとしても大きな割合を占めるペットボトルや発泡スチロールではなく、なぜ真っ先にレジ袋が排出抑制の槍玉に挙げられたのかは不明だ。おそらく、削減しやすそうなところから始めたのだろうが、このレジ袋有料化が、消費者の購買意欲を削ぐ結果につながらないことを祈りたい。

(文=編集部)

パチンコ「話題」の「ひげ紳士」に動き…ついに「2号店」オープン!?

 パチンコホールには「優良店」と呼ばれる店舗が数多く存在する。いずれも人気が高く、ユーザーの心を鷲掴みにしている印象だ。

 その中でも特に有名なホールといえば「チャレンジャー幸手店」である。

 同ホールの人気には、オーナーである「ひげ紳士」が深い関わりを持つ。彼は名物オーナーとして知られ、動画でも活躍するYouTuberなのだ。

 なんと「ひげ紳士」は脱サラ後にパチンコ店を購入。改装し、経営をする様子を動画として公開することで大きな注目を浴びた。

 彼のチャンネル「パチンコ店買い取ってみた」では、先述した経営の動画だけでなく、機種紹介や他店舗での実戦動画も配信し、様々なバリエーションで視聴者を楽しませている。

 特筆すべきは「ひげ紳士」の人柄である。常に低姿勢で、他人への感謝を忘れない言動はパチンコユーザーだけでなく、「パチンコ嫌い」の人々にも評価を得ているようだ。

 以前配信した『ひげ紳士のちぇんくろが10倍(当社比)楽しくなる生放送』では7000人以上の人々が集まり、「ひげ紳士」への応援は凄まじい盛り上がりを見せていた。

 そんな「ひげ紳士」だが、2019年11月には『【パチンコ店買い取ってみた】第200回ひげの店2号店全部手作りしてみた』を投稿。「2号店」の出店に意欲を示していた。

 ファンの間では話題に上がり、「どこに出店するのか」「設置機種は」など大きく注目。開店を待ち望む声が止まない状況であったが…。

 6月29日に『【パチンコ店買い取ってみた】【臨時】ひげの店2号店出店計画(開店のお知らせ)』という動画が配信され、ファンの間では大騒ぎとなった。

 タイトル通り、かねてより期待されていた「2号店」が満を持して開店するというのだ。


 詳しくは動画をご覧いただきたいが、営業形態は「パチンコ店」ではなく「ゲームセンター」とのこと。設置機種はパチンコ・パチスロのみである。

 正確には「ひげ紳士」だけでなく、他にも2名の経営者が存在する「共同経営」のようだ。

 主にレトロ台を豊富に取り揃えており、ベテランユーザーには堪らない空間となっている。

 同店舗の開店は「2020年7月3日」。「東京都福生市」に所在を置いている。気になる方、ご興味がある方は是非チェックしてみてはいかがだろうか。

JRAグランプリだけじゃない! 池添謙一「北海道シリーズ」のキーマン! 夏競馬のキモ

 先週で上半期の戦いが終わり、いよいよ本格的に夏競馬に突入する。競馬を今年から始めた方も、G1以外のレースも多く楽しんだ方も、このまま夏競馬を楽しみたいものだ。

 G1級の馬が少ない夏競馬では、やはり頼りになるのは「ジョッキーの腕」だろう。

 そこで昨年の夏競馬のデータから、今年も活躍が見込めそうなジョッキーを導き出してみた。すると池添謙一騎手の名前が上がってくる。夏は北海道を主戦場としており、毎年コンスタントに良い成績を上げているジョッキーだ。

 今年の北海道の開催はすでに函館が行われており、7月25日から8月30日までは札幌競馬場で行われる。

 昨年、池添騎手が6月15日から9月1日までの北海道で騎乗した際の複勝率は.355と高い数字であった。競馬場別のコースで見ると、函館ではダートでの活躍が目立っている。

 騎乗機会は23回で【4.3.3.13】で連対率.304、複勝率.435という成績は、ひと際目立っている。1番人気は3回あったが【1.1.1.0】だ。

 次に函館の芝では、45回騎乗して【7.5.1.32】で連対率.158、複勝率.267。まずまずの成績だが、これを「人気」で区切ると状況がはっきりする。

 6番人気以下の馬に騎乗した時の成績は【1.0.0.18】とかなり悪い。しかし、1〜5番人気の馬なら【6.5.1.12】で連対率.458、複勝率.500と高い率に跳ね上がる。なお、1番人気は6回あって4勝している。

 続いて札幌では、芝の活躍が目立っている。

 50回騎乗して【6.5.6.33】で、連対率は.220とまずまずだが、複勝率は.340と好調。これも人気「人気」で区切ると、6番人気以下の馬に騎乗した時は【0.0.0.19】と全く勝負にならない。だが、1〜5番人気の馬ならば【6.5.6.13】となり、連対率.366、複勝率.566と高い率に跳ね上がる。

 最後に池添騎手は、昨年の函館の新馬戦に2回騎乗して2勝し、どちらも1番人気で、木村哲也厩舎の馬だった。ちなみにその2頭はダ―リントンホール、オーソリティで、その後クラシック路線へ向かった馬たち。今年も池添騎手が新馬戦で木村厩舎の馬で出てきたら、勝負掛かりかもしれないので要注目だ。

 このように池添騎手は、北海道シリーズと相性の良いジョッキーだ。あくまで昨年のデータではあるものの、今年は安田記念を制し、日本ダービー3着、宝塚記念3着と人気薄で存在感を示した勢いがあるので、今年も北海道で暴れてくれるに違いない。

 この夏も池添騎手の手綱捌きに注目だ。

『モーニングショー』などでPCR拡大を訴えてきた大谷医師がネトウヨの電凸攻撃について明かす!「反日」と怒鳴り込まれたことも

 新型コロナウイルス感染が拡大しはじめた2月中旬ごろから、『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)をはじめ、『Nスタ』『news23』(TBS)といったテレビ番組に連日出演していた、池袋大谷クリニック院長の大谷義夫氏が、ネトウヨに卑劣な攻撃を受けていたことを今朝放送の『お...

道端アンジェリカ、ダークなイメージを女性人気で払拭!? “美のカリスマ”完全復活か

 モデルでタレントの道端アンジェリカの写真集(双葉社)が8月12日にリリースされる。この写真集には、ボディーラインを強調した大人の色気たっぷりのカットが満載。引き締まったボディを惜しげもなく披露し、同性も憧れる肉体美をさらけ出している。6月下旬にはAmazonと楽天でのタレント写真集ランキングで1位を獲得した。

「セクシー写真集ということで、男性からの購入が多いかと思いきや、女性からの支持が非常に高いようです。ファッションショーで大歓声を浴びていた美のカリスマの人気は衰えていません。彼女の美貌を手元に置くことで、自らのダイエットやエクササイズの励みにしたいという女性が次々と買っているといいます。白石麻衣や田中みなみなど、女性の支持を得た写真集がビッグヒットとなっていますが、アンジェリカもご多分に漏れず。ただ、決して“旬なタレント”というわけではなかったので、予想以上の予約数に、出版業界は驚きに包まれていますよ」(出版関係者)

 写真集発売決定に合わせてアンジェリカのInstagramには、次々とセクシー・オフショットが掲載され、こちらも多くの「いいね」が付いている。道端といえば昨年10月、夫の恐喝事件にかかわっていたとして芸能活動を休止し、今年6月15日に活動を再開したばかりだが……。

「事件の影響でイメージが失墜して、一部ファンが離れていきましたが、今回の写真集でイメージを回復しています。テレビ出演はまだできそうにありませんが、1児の母とは思えないプロポーションと美しさで再び脚光を集めそうです。美容業界が熱視線を送っていて、早くも美容関連企業のイメージキャラクターのオファーが届いているといいます」(同)

 美のカリスマがセクシー路線に転向して、ダークになったイメージから脱却を遂げようとしているようだ。

社会を変えた偉人たちはみな若くして動いた――瀧本哲史伝説の東大講義

 

 混迷極める現代においては、私たちは飛びぬけたカリスマ性を持つリーダーを求め、その人に社会を変えてもらうことを期待する。

 故に、耳当たりの良い言葉に耳を傾けてしまうし、そういう人に全ての判断を委ねてしまう。20世紀前半、第一次世界大戦後にドイツで起きたことはまさにそれだった。戦争の反省からワイマール憲法という民主的で理想的な憲法がつくられるものの、内実はそれにそぐわず、国内の経済は崩壊へと向かう。その最中に圧倒的な演説力と行動力で経済を立て直し、人気を得たのがアドルフ・ヒトラーであった。

「誰かがなんとかしてくれる」「誰かすごい人がすべてを決めてくれればうまくいく」というのは、歴史をのぞくと「嘘」であることが分かる。結局は一人ひとりが自分で考え、どうするかを決めることが、正しい姿なのではないか。

 ◇

 2019年夏に死去した投資家の瀧本哲史氏が2012年6月30日に東京大学・伊藤謝恩ホールで29歳以下の300人を募って行った「伝説の講義」が、『2020年6月30日にまたここで会おう』(講談社刊)という一冊の本としてまとめられた。

 タイトルの中の「2020年6月30日」とは、この講義のクライマックスで次のように瀧本氏が呼び掛けていることに由来する。

8年後の今日、2020年の6月30日の火曜日にまたここに再び集まって、みんなで「宿題(ホームワーク)」の答え合わせをしたいんですよ。

……どうでしょうか?

みなさんは、すでに20代後半とか30代になってると思いますが、「あのときをきっかけに、この8年間、こんなテーマを取り組んでやってみた結果、ちょっとだけですが世の中を変えることができました」とか、「あの日たまたま隣にいた人とこういうことをやったら、こんなことができました」とか、「失敗続きですが、そのおかげで今はこういうことを考えています」とか、何かそういう報告ができたら面白いじゃないですか。再決起ですよ(笑)。

(本書p.193-194より引用)

 この講義で繰り返し瀧本氏が伝えていることは、自分で考え、仮説を立て、やってみて、少しずつ変えていこうという、極めてシンプルなメッセージだ。それを様々な歴史的偉人や著名人のエピソードを通して、若者に対して檄を飛ばす。

 若さは社会を変えるのにむしろプラスだ。実際、これまで社会に変革を起こしてきた人々は皆、若かった。

 例えば明治維新という日本の大きな革命を呼び起こした薩長同盟は、当時35歳の大久保利通と、当時32歳の木戸孝允がそれぞれ藩の代表者だった。

 現代の考えから「30代が国政の中心を担うなんて若すぎる」と思うかもしれないが、例えばイギリスのデーヴィッド・キャメロン元首相は39歳で保守党の党首となっている。

 経済界を見渡すと、京セラやソフトバンク、日本電産、ファーストリテイリング、昔はパナソニックやソニーも、いずれも若くして起業し、常識に挑みながら成長を続け、今は日本を代表するトップカンパニーとなった。

 瀧本氏が集まった29歳以下の聴講生たちに対し、パラダイムシフトの起き方や人を動かす交渉術、仲間の集め方、そして社会の変え方を教えて、「自分が正しいと思うことを行動しましょう」と宿題を課す。

 ほとんどの人は失敗するかもしれない。だけれど、そのうちの誰かは大きな変化に結びつくことを成し遂げられるかもしれない。そこに正解はないが、社会はそのようにしていろんな人が変えてきたのだ。

 新型コロナへの政府の対応、暴走する一般市民の自粛警察、誹謗中傷が問題視されるSNS、進まない働き方改革と広がるばかりの格差など。周囲を見渡せば理不尽なことばかりが起きているように見える。「なんでこうなの?」「なんでそうなるの?」ということばかりだ。

 しかし、私たちはその理不尽な世界を生きていかなければいけない。理不尽をずっと感じ続けて生きていくのか、理不尽を少しでも変えようとアクションを起こしてみるのか、それは個人の判断だろう。ただ、誰か一人がアクションを起こし、それが伝播して様々な人が動き、社会は変化していくというのも事実だ。

 瀧本氏は「2020年6月30日に答え合わせをしましょう」という言葉を残しながら、昨年夏に亡くなった。その答え合わせの日から、新しいアクションをはじめてみようではないか。(金井元貴/新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

JRAディープインパクト「種牡馬リーディング」2位に“ダブルスコア”の独走! それでも偉大な父サンデーサイレンスの“足元”にも及ばず?

 2020年も折り返し地点を迎え、夏競馬真っただ中のJRAでは今週末から後半戦が始まる。

 今年の上半期も当たり前のようにディープインパクト産駒が大活躍を見せた。コントレイルが父以来となる無敗の牡馬クラシック2冠に輝いたのをはじめ、フィエールマンとグランアレグリアが古馬G1を制覇。もちろんディープインパクトが種牡馬リーディング首位に立っており、産駒の総獲得賞金は40億円を突破。これは昨年獲得した自己ベストの76億8176万8000円を上回る年間80億円に達するペースだ。

 そのディープインパクトは昨年7月に急逝。今年国内で生まれた当歳世代は10頭ほどと少ないため、来年夏にデビューする現1歳世代が事実上のラストクロップとなる。2012年から昨年まで8年間にわたって種牡馬リーディングを獲得しているが、現役産駒が激減する3~4年後には“次代を担う”ロードカナロアをはじめとした新興勢力にその座を明け渡すことになるだろう。

 ただし今年に関しては、ディープインパクトとロードカナロアの間にはまだ大きな差がある。

【種牡馬リーディングTOP3(以下、獲得賞金順)、2020年上半期】
1位 40億0905万1000円 ディープインパクト
2位 19億8939万4000円 ロードカナロア
3位 15億2426万5000円 ハーツクライ

 現5歳世代が初年度産駒にもかかわらず20億円近く稼いでいるロードカナロアも十分すごいが、それを20億円以上上回るディープインパクトはさすがの一言。下半期の成績次第では、2位に2倍以上の差をつける“ダブルスコア”でのリーディング獲得もあり得る状況だ。ディープインパクトはこれまで、1歳上で種牡馬としてライバルといわれてきたキングカメハメハの存在もあって、ダブルスコアでのリーディング獲得は一度もなかったが、今年ついに自身初の快挙を狙う。

 種牡馬というトピックを語るうえで欠かせないのがディープインパクトの父サンデーサイレンスだ。1991年にアメリカから輸入され、わずか10年ほどの間に日本の競馬地図を大きく書き換えた偉大な種牡馬である。

 そのサンデーサイレンスが初めて種牡馬リーディングに輝いたのは、初年度産駒がまだ3歳だった1995年。翌96年には、早くも2位ブライアンズタイムにダブルスコアをつけ、大種牡馬としての地位を不動のものとした。その後、2007年まで13年連続で種牡馬リーディングに輝いたが、2位に2倍以上の差をつけるダブルスコアは10回、2位に3倍以上の差をつける“トリプルスコア”も3回に上った。

 種牡馬としてサンデーサイレンスとディープインパクトを比較すると、直仔の活躍だけでなく、後継種牡馬の数や質の面でもやはり父サンデーサイレンスが圧倒しているのは間違いないだろう。ただし、ディープインパクトがサンデーサイレンスの種牡馬晩年に誕生したように、今後コントレイルをも上回るようなディープインパクト産駒が登場するかもしれない。

 残された産駒の活躍で、種牡馬ディープインパクトは偉大な父サンデーサイレンスに少しでも近づけるだろうか。

全国統一基準の制定~パチスロ1号機の誕生~【アニマルかつみの回胴青春時代Vol.08】

 

 パチンコ型スロットマシン、略して「パチスロ」が誕生してから5年後の昭和60年。再び、スロットマシン業界に大変革が巻き起こる。

 それまでの風俗営業等取締法が大改正され、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(俗に言う新風営法)となった。

 遊技機に関する規則も大幅に改訂され、それまで「その他の遊技機」とされていたパチスロが「回胴式遊技機」という名称で正式に法律の上で定義されたのである。

 さらに、遊技機の仕様や規格、ホールでの営業・運用についても全国統一基準が定められ、現在のような保通協(保安電子通信協会)による型式試験がスタート。この試験にパスしなければ遊技機は発売できないことになった。

 この大改正で誕生したのが、パチスロ1号機。以後、従来の旧基準のマシンは0号機という呼称で区別されることとなった。

 先述のとおり、1号機で初めて全国統一基準が定められたわけだが、では0号機の時代はどうだったかというと、ざっくりいえば各都道府県で認可の基準はバラバラだった。

 たとえば、貸しメダル料金にしても1枚20円のところもあれば10円、あるいは7円と都道府県ごとに異なっていて、それに対応するために同じ機種でも設置される都道府県ごとに仕様が異なっていたのである。

 いまのようにコンプライアンスを遵守する意識もなく、取締もずっと緩かったので、不正改造など日常茶飯事。店ごとにカバン屋と称する業者を雇って基板を好き勝手にカスタマイズするなど、もうやりたい放題だったらしい。

 そういったことがエスカレートして問題視されたことも、新風営法によって厳格に規制を受けることとなった大きな一因であろう。

 話を1号機へ戻して、機械の仕様や規格の面での0号機との違いについて説明しよう。

 最大の違いは、出玉獲得の要となるボーナスゲーム。0号機までは、現在の『ジャグラー』や『ハナハナ』などでいうところのレギュラーボーナスのみが搭載されていた。

 1回あたりの出玉は、90枚程度。しかし、一度それが当ると、あたかもパチンコの確変状態のようになって連続で当り続け、所定の枚数に到達すると打ち止め終了となるシステムだった。

 打ち止め枚数は当然のことながら店のレートによって異なっていたが、景品にするとだいたい1万円くらいになったらしい。これが「射幸性が高い」と問題視され、規制の対象となった。

 そこで1号機では新たに、最大30回の小役ゲームと最大3回のJACゲームからなる「ビッグボーナス」を導入。獲得枚数は1回につき最大360枚と上限が定められた。

 この1号機で導入されたビッグボーナスのシステムはその後、2号機や3号機へと規則が変わっても受け継がれ、パチスロのゲーム性の根幹を成すものとして定着する。

 出玉が抑えられ一発逆転の要素が払拭されたことに、旧来からのファンは落胆した。しかし、見方を変えれば、出玉が少なくなった分、当たりやすくなり、気軽に遊べるようになったのだ。

 このことは新たなファン層の獲得に繋がった。全国統一基準により、ホール側もパチスロを設置しやすくなった。結果、パチスロは一気に普及し、市民権を得てゆくのである。

(文=アニマルかつみ)

JRAノーザンファーム「異例のゴリ押し」が生んだ“実態なきバブル”!? 新種牡馬ドゥラメンテ「絶望的」裏事情で大暴落の危機……

 日本ダービー(G1)翌週から、来年のクラシックを見据える新馬戦が開幕して早1カ月。今年も様々な良血馬がデビューを果たしているが、最も話題となっているのは、期待の高かった新種牡馬モーリスの産駒が「未だ勝ち星なし」という実態だろう。

 これまで16頭がデビューして、18戦0勝……昨年ディープインパクトとキングカメハメハの2大巨頭を失ったノーザンファームが誇る「新時代の旗手」と期待される大物としては、やはり先行きに不安が残る結果と述べざるを得ない。

 しかし、関係者の間で、そんなモーリス以上に「お先真っ暗では……」と囁かれているのが、もう1頭の看板新種牡馬ドゥラメンテだ。

 新馬開幕2日目にアスコルターレが1番人気に応えてデビュー勝ちし、上々のスタートを切ったドゥラメンテ。しかし、その他の産駒は鳴かず飛ばず……結局ここまで11頭(計14戦)がデビューして、アスコルターレ以外は馬券圏内(3着以内)すらない状況である。

「モーリスとドゥラメンテは今年の新種牡馬の目玉的な存在で、ノーザンファームとしても今月13日、14日に控えるセレクトセールに向けて、少しでも産駒のアピールをしておきたい思惑があります。その結果、2頭合計27頭がデビューして、わずか1勝止まりとは……さすがに計算違いなのは間違いないでしょうね。

しかもモーリス産駒が勝ち星こそないものの【0.4.3.11】であることに対して、ドゥラメンテは【1.0.0.13】。前評判ではドゥラメンテの方こそアベレージタイプと言われていたのに、真逆の結果が出ています。この数字だけを見ても話題のモーリスより、むしろ“ヤバい”のはドゥラメンテの方でしょうね」(競馬記者)

 さらに記者曰く、ドゥラメンテが“ヤバい”状況に拍車を掛けているのは、ノーザンファームの超異例ともいえる「強気な姿勢」にあるという。

「種牡馬入り後、初年度の種付料を400万円に設定されたドゥラメンテとモーリスですが、実はドゥラメンテの種付料だけが上がり続けているんですよ。1、2年目は同額の400万円で推移していたんですが、昨年600万円に値上げされると、今年はさらに700万円にアップ。産駒がまだ1頭もデビューしてない段階で、これだけアップするのは異例のことです」(同)

 基本的に新種牡馬の種付料は、産駒がデビューして結果が出るまでは慎重な姿勢であることが多い。例えばモーリスは今も400万円から変動しておらず、ディープインパクトやキングカメハメハといった後の大種牡馬でさえ、人気が落ち着き、産駒のデビューが控える3年目・4年目は種付料を逆に下げている。

 しかし、その一方で400万円→400万円→600万円→700万円と右肩上がりに種付料が上昇し続けているドゥラメンテ。産駒がまだ1頭もデビューしていなかった段階で、これだけ“独り歩き”した背景には、ちょっとした“ドゥラメンテ・バブル”があったようだ。

「大前提としてノーザンファームが、ディープインパクトやキングカメハメハに替わる新エースとして、ドゥラメンテに大きな期待をかけていることは間違いありません。

そんなバックアップもあって、一昨年、昨年のセレクトセールではドゥラメンテ産駒が大人気だったんですよね。ノーザンファームがドゥラメンテの種付料に対して強気な姿勢を見せているのは、現場での周囲の関係者やバイヤーの評価が非常に高かったことが理由の1つになっているのでは」(競馬記者)

 実際に一昨年のセレクトセール当歳に初めて上場されたドゥラメンテ産駒だが、アイムユアーズの2018がいきなり1億8000万円(以下、税抜き)という高値で落札。ディープインパクトやキングカメハメハらを相手に全体2番目の高額落札となった。

 さらに昨年のセレクトセールでも、5頭が億超えを記録。一方のモーリスが最高でも5600万円だったことなど、注目度が落ちる2年目としては異例の人気ぶりだった。

「昨年のセレクトセールでは、すでにドゥラメンテの父キングカメハメハの状態が思わしくなかったことあって、完全にボスト・キングカメハメハ……いえ、ノーザンファームの次代のエースという雰囲気だったんですけどね……。

ディープインパクト、キングカメハメハという2頭が亡くなったことで、700万円の種付料はロードカナロア、ハーツクライに次ぐ第3位。産駒がこのまま低空飛行では、その“反動”も大きいと思いますよ」(別の記者)

 そんな中で5日、「超大物」と噂されるドゥラメンテ産駒のスワーヴエルメ(牡2歳、美浦・堀宣行厩舎)が、いよいよデビューの時を迎えようとしている。

 先述した一昨年のセレクトセールにおいて1億8000万円で落札されたのが同馬。父も手掛けた陣営の評価も「すごく学習能力の高そうな馬。ひと追いごとに良くなっている」と上々だが、ここは崖っぷちの父の名誉に懸け、必勝と行きたいところだ。

室井佑月、今度はコロナ感染発生の病院を「責められるべき」「反省すべき」と批判し物議

 あの人気コメンテーターの発言が再び物議を醸しているようだ――。

 新型コロナウイルスの感染拡大で3月にクラスター(感染集団)が発生した永寿総合病院の湯浅祐二院長が1日、記者会見を行い、「他の病院に比べて、新型コロナへの対処が甘い状況があった」「病院の責任者として深くおわび申し上げる」と謝罪した。

 湯浅院長の説明によれば、集団感染の起点となった患者は脳梗塞の診断で入院して発熱と誤嚥を繰り返していたため誤嚥性肺炎と診断されていたが、新型コロナの感染が判明し、他の入院患者でもPCR検査で陽性反応が出たという。

 また、入院患者の増加に伴い、血液疾患の患者を別の病気の患者と同じ病棟に入院させるケースが発生し、免疫が低下した血液疾患の患者に感染が拡大したという。

 会見は多くのメディアでも取り上げられたが、2日放送のテレビ番組『ひるおび!』(TBS系)では、その内容とともに永寿総合病院の看護師の手記も紹介。新型コロナへの恐怖から泣きながら防護服を着るスタッフや支えてくれる家族がいたこと、他の病院でクラスターが発生した際に同病院の看護師4人が志願して救援に行ったことなどが書かれていた。

 これを受けてコメンテーターの作家、室井佑月氏は「一言、言っていい?」「医療の現場の人たち、ましてコロナにかかった人たちは、被害者なわけだから責めてはいけないと思う。だけど、こういう美談を出してきて、個人は悪くないよ」と前置きした上で、次のように語った。

「病院はやっぱり熱が出た人がいたわけだから、こんなにコロナの患者を出しちゃったのは、やはり責められるべきで、反省、病院側経営者はすべきなんだよね」

 さらに紹介された看護師の手記についても「個人は悪くない」と前置きしつつ「なんかすり替えっぽく感じる」と語った。

 すると日本感染症学会専門医の寺嶋毅氏は「3月当時はまだ無症状でもうつすとは、わかってなかった」「どこでも起こり得たこと」と説明。しかし、室井氏は「でも、病院から広がるなんてことはやめてほしい」「もっと注意しなければいけなかった」と話した。

室井氏「番組がそういう作りになっていたので」

 この一連の室井氏に発言に対し、インターネット上では批判の声が広がったが、室井氏は2日、自身のTwitter上で次のように発言の真意を説明した。

「永寿総合病院にいて大変だった一部の人の話を持ってきて、病院で集団感染があった事実を美談にすり替えるのはやめろといいました。番組がそういう作りになっていたので」

「医療の最先端、現場にいる人たちを次こそ守るためには、そのとき大変な思いをされた人の話を前に出して(大変だったと思いますが)、そこであった話を美談にすりかえてはダメ。病院は徹底的に反省すべきだし、丁寧な検証が必要」

 しかし、その後もネット上では次のような声が上がっている。

「だから直すところは直して改善していけばいいだけで、責めるのはやめましょう。そういうつもりは無かったのしても、なんか攻撃的だと思う」(原文ママ、以下同)

「高慢な発言が医療従事の方にどれほど傷つけたか」

「まさか病院まで責めるとは・・・」

「私は、準医療従事者として、断固として、室井佑月さんとTBSを許す事ができません」

「彼女の言いたいことを理解してもなお、彼女を擁護出来ない」

「室井さんがおしゃるとおりですけど、彼らはコロナに対し、懸命に戦っていたのに病院関係者に責任を取れというのは可笑しいです」

「下手すれば、世界の医療機関を敵に回す発言です」

「室井佑月は被害者である病院を上から目線で攻撃して、それを批判されると被害者ズラするという」

 今回の室井氏の発言について、産業医は語る。

「永寿総合病院でクラスターが発生した3月の時点では、医療関係者の間でも新型コロナに関する情報が少なく、具体的にどのような対応をすればよいのか、その解が確立されていませんでした。そのなかでどんどん患者が増えて、特に都内では多くの病院で医師や看護師などが自身も感染する恐怖と戦いながら精神的に追い込まれた状態で、必要な医療物資が不足するなかで長時間勤務を強いられるケースも多かった。

 さらに永寿総合病院は地域密着型の病院として知られており、来院する人や入院する患者も増えており、現場もかなり混乱していたといわれています。もちろんクラスターが起きた原因についての検証は必要ですが、今の段階で特定の病院を名指しして“責められるべき”“反省すべき”というのは、ちょっと違うのではないかと違和感を感じます」

5月にもマスクめぐる発言が騒動に

 室井氏といえば、5月にもネット上でバッシングを浴びる出来事があった。

 フィギュアスケート選手の羽生結弦が愛用していたことでも知られる“日の丸マスク”の製造元であるメッシュ素材メーカー、くればぁが、同商品の製造を休止。政府からの要請を受けて同商品を生産しているとの誤った情報が広がったことが原因だったが、その誤情報を信じた室井氏が、「これを作るのに、コストどのくらいあがったんだろう。こんなことより、枚数だろうに」とツイート。ネット上で室井氏への批判の声が広がり、室井は以下のようにTwitter上に投稿していた。

「この件に関して、あたしが一瞬でも間違ったツイートを流し、その後、謝罪し訂正したのだけど、結構な量のお詫びしろ、という意見が来ます。具体的に明日、弁護士に(旦那だけど)相談します。あたしがやったことの謝罪として(削除・訂正・謝罪はした)適切なのはどのようなものかを」

「ちゃんと謝る方法を今、考えてますから」

「あたし、訴えられてないですが。自分の悪かったという気持ちを、どう相手に示したらいいか、相手のいることなので考えているだけです」

 人気コメンテーターとしてその発言が注目される室井氏だけに、影響力が大きいようだ。

(文=編集部)