山下智久、「いつからそんな不良に」…ジャニー喜多川氏を嘆かせたジャニタレ3人

 ジャニーズ事務所を語る上で絶対に外せないのが、今は亡きジャニー喜多川氏。Snow Manのラウールは、以前放送されたラジオ『Snow Manの素のまんま』(文化放送)で、ジャニー氏の生前のエピソードを明かしている。

 ラウールはジャニーズJr.に入った当初、ロングヘアーで“イカついヒップホッパー”のようだったと、自身について語る。すると彼の髪型についてジャニー氏は「Jr.に相応しくない」「明日それを切ってくるか、この事務所を辞めるかどっちかにしろ」と言い放ったという。結局、髪を切ったラウールは、当時を思い返して「ジャニーズとしては(髪型が)よくなかったのかな」とコメント。この発言についてネット上では、「ジャニーさんに言われるって、注目されていた証拠では?」「当時からヤンチャだったんだね」といった声が相次いだ。

 今回はラウールのように、ジャニー氏との思い出を語ったジャニーズタレントを紹介しよう。

亀梨和也

 KAT-TUNの亀梨和也は、4月放送の『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)で、ジャニー氏に退所を引き止められたエピソードを語った。亀梨は、事務所のスタッフから「君はほうきでサーっと掃いたらいなくなっちゃうJr.だから」とひどい言葉を投げかけられ、Jr.時代に1度だけ“退所”を考えたと明かす。これに対しジャニー氏は、そのスタッフに大激怒し、亀梨に「Youはこの世界でやっていけばいい」と温かい言葉をかけたという。

 亀梨は以前放送された『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)でも、ジャニー氏の逸話を明かしている。ライブのMCで観客の笑いを取ろうとする亀梨だが、たまにスベッてしまうことがあるという。そのMCを見ていたジャニー氏から、「Youたち、くだらない話長いよ」との“お叱り”を受けたと語っていた。

山下智久

 最後は、元NEWSの山下智久。亀梨と同じく4月放送の『嵐にしやがれ』に出演した際に、ジャニー氏との思い出を語っている。高校生の頃、すべてに反抗的な“イヤイヤ期”に入ってしまった山下。あまりにも手に負えなかったため、当時のジャニー氏から「You、いつからそんな不良になったんだよ」「You、ヤバイよ」と言われたそう。そのまま半年間ほど疎遠になってしまったと明かしていた。

 このエピソードに、ネット上では「売れるジャニーズタレントはジャニーさんの手を焼かせる説」「どんなに不良でも(ジャニーさんは)我が子のようにかわいがっていたんだろうなぁ」「社長に対して反抗的な山Pも凄いけど、事務所に置き続けたジャニーさんも懐が深い」など、多くの反応があがった。当時の山下とジャニー氏の関係性は、まさに“親の心子知らず”という言葉が当てはまりそうだ。
(文=編集部)

「正直ヤバイ状況」…石原さとみ、実は女優生命が崖っぷち「次作コケると相当厳しい」

 石原さとみが主演する連続テレビドラマ『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(フジテレビ系)の第1話が7月16日に放送される。石原が医療ドラマに出演するのは『アンナチュラル』(TBS系)以来約2年ぶり。『アンナチュラル』は視聴率的にも成功を収め、根強いファンを獲得したものの、ここ2年、石原はドラマ・映画で良い成績を残せずにいる。

「実は石原のもとには今年に入り他局からも複数の出演オファーが来ていたのですが、一定の視聴率が見込める医療ドラマがやりたくてフジを選んだようです。ここ2年ほど石原が主演するドラマは泣かず飛ばずで、存在感も薄れている。今回のドラマが失敗すると、今後厳しいと思います」(テレビ局関係者)

 石原が『アンナチュラル』から1クール置いて主演を務めたのが、『高嶺の花』(日本テレビ系)だったが、そこから2作連続で苦戦を強いられている。

「石原は“恋愛ドラマは卒業する”と周囲に漏らしていたものの、自身が大ファンである野島伸司脚本のドラマで主演できるということで、『高嶺の花』を引き受けた。しかし、視聴率的には大コケとなり、石原はドラマの打ち上げで悔し涙を流したとも報じられましたが、実際に本人も憧れの脚本家と仕事をして結果を出せなかったことで、かなり悔しい思いをしたようです。

 ドラマがダメなら映画という道もありますが、石原の場合はこれまでずっと基本的にはドラマ女優でやってきたので、今さら路線変換も難しいんですよ。残された道として石原が好きなファッションの道もあります。石原は女性ファッション誌での需要もかなり高かったのは事実ですが、この1年で同年代の田中みな実に“ファッション誌女王”の地位を奪われてしまい、さらに宝島社とのいざこざも露呈。当分雑誌モデルの仕事は控え気味にならざるを得ないという事情も重なっています。ここで大きくイメージチェンジが必要かもしれないですが、正直、今の石原は結構ヤバイ状況というか崖っぷちですよ」(芸能事務所関係者)

綾瀬はるかと対照的

 また、テレビ局関係者も語る。

「年齢も2つ違いで同じホリプロ所属ということで、石原と綾瀬はるかがよく比較されますが、綾瀬はここ数年、出演するドラマが軒並み好調で昨年は『NHK紅白歌合戦』の司会も務めるなど順調そのもの。一方の石原は『高嶺の花』に続き昨年の『Heaven?〜ご苦楽レストラン〜』(TBS系)もコケてしまい、少なからず焦っている面もあるでしょう。

 ドラマで失敗するとしばらくドラマの仕事から離れる女優さんもいますが、石原さんは1年に1回は新作ドラマに出続けている。その意気込みは評価できますが、自分の何が原因で数字が取れないのか、イマイチわかっていないような気がするんですよね。“ビジュアルも良いのに、もったいない女優さん”という評が業界でも固まりつつあります」(テレビ関係者)

 暗い話題が続いているものの「『アンナチュラル』や映画『シン・ゴジラ』で証明したように、石原が素晴らしい女優であることは確か。ここ数年は“ハマり役”に出会えていないだけでは」(映画業界関係者)との声もあるだけに、石原の活躍に期待したい。

(文=編集部)

JRAエピファネイア産駒「厳選」期待馬3頭をピックアップ! 2年連続「0勝」スタートから反撃の狼煙を上げる!

 2018年に生まれた今年の2歳世代。ここまで新馬戦、未勝利戦あわせて31頭がすでに勝ち上がった。

 31頭を種牡馬別に見ると、最多はディープインパクトとキズナの産駒で3勝ずつ。次いでスクリーンヒーロー、ダイワメジャー、フランケルなど6頭の産駒が2勝ずつ挙げている。

 キズナと同じく現2歳世代が2年目というエピファネイア産駒は9戦して「0-2-1-6」と1勝目が遠い。今週末(7月4、5日)は、新馬戦に5頭、未勝利戦に4頭の計9頭が世代“初星”を狙い出走を予定している。

 その9頭の中から将来のスター候補として今週の新馬戦にエントリーした3頭を挙げたい。初年度から無敗の2冠馬デアリングタクトを輩出したエピファネイアから2年続けて“大物”は誕生するだろうか。

 4日(土)、阪神5Rの新馬戦(芝1400m)にはピエナパプリカ(牡2歳、栗東・渡辺薫彦厩舎)が出走する。兄姉に活躍馬はいないが、牝系をたどると11代母にビユーチフルドリーマーの名前がある。

 ビユーチフルドリーマーは、1900年代初頭に小岩井農場がイギリスから輸入した20頭の繁殖牝馬のうちの一頭。日本の一大牝系の祖といわれるほど多くの活躍馬を送り出してきた。古くは第2回ダービー馬のカブトヤマにはじまり、シンザンやタケホープなどがこの牝系出身。それ以降もニッポーテイオー、レオダーバン、テイエムオーシャン、ホエールキャプチャといったG1馬を輩出している。

 5日(日)、阪神5Rの新馬戦(芝1600m)に出走するシゲルソウサイ(牡2歳、栗東・上村洋行厩舎)はその名前通り、「シゲル軍団」の世代屈指の期待馬だ。伯父には、国内外のG1を4勝(国内1勝、香港3勝)したエイシンプレストンがいる良血でもある。

 2019年の北海道サマーセールで1188万円という安値で取り引きされたが、その額はデアリングタクトの取引額(1296万円、2018年セレクトセール)と変わらない。シゲルソウサイという馬名も縁起が良く、2008年生まれで同名の“初代”シゲルソウサイは2歳時に新馬、500万下クラスを連勝し、朝日杯FS(G1)にも出走。7歳まで走り、獲得賞金は1億円を超える馬主孝行な馬だった。

 5日(日)、福島5Rの新馬戦(芝1800m)にはスペシャルドラマ(牡2歳、栗東・宮田敬介)が出走する。伯父にG1・2勝の快速馬グランプリボスがいるが、本馬は1800mでデビュー。将来的にも2000m前後の中距離が適距離となりそうだ。配合もデアリングタクトと同じ「エピファネイア×キングカメハメハ」なら期待は高まる。

 先週の東京新馬戦でデビューを予定していたが、除外され福島開幕週に回った。同じく除外の憂き目にあった超良血スワーヴエルメとぶつかるが、最終追い切りでは力強い動きを見せており、好勝負は必至だろう。

 9戦0勝と苦しいスタートを切ったエピファネイアの2年目産駒たち。しかし同時期に未勝利だったのは初年度産駒も同じ。7月に月がかわって、そろそろ“ツキ”もかわるだろう。

パチスロ5号機「大量ゲーム数」必至…「周期抽選AT機」がまもなく「撤去」

 やじさんが天狗の鼻を笛に見立てて吹く様は、『バジリスク~甲賀忍法帖~Ⅱ』の下パネルとよく似ている。メーシーの『やじきた道中記乙』は、そのパネルデザインからも分かるコミカルな演出と、類稀な破壊力の高さで熱狂ファンを生み出した。

 高射幸性機に分類されたことで従来の期日通り、7月6日の撤去を余儀なくされた本機は、1G純増約2.5枚のAT機能「やじきた祭」が出玉増加のカギを握る。主な突入契機は周期抽選で、通常時は特定小役成立やリプレイの連続、ボーナスなどで周期短縮。平均105Gを経て周期に到達すれば「関所チャレンジ」がスタートし、これに勝利できればATが約束される。

 関所チャレンジの勝利期待度、即ちAT当選率は15種類の勝敗抽選モードとテーブルを参照して決定。設定を問わず5周期以内に必ず勝率50%以上の上位モードが選ばれるが、設定5&6はモード振り分け及び勝率が優遇されていることから、ほぼ5周期以内に当選するといった特徴がある。

 レース勝利時は1着キャラに応じた「あっぱれチャンス」でAT初期ゲーム数を獲得する流れで、そのキャラは39種類のマップで周期回数ごとに振り分け。上位マップであれば「河童」以上が選ばれやすく、その河童であれば平均161.1G、「天狗」であれば平均171.6G、「やじ&きた」が選ばれた場合は平均340.3Gの獲得が見込める。

 AT中はハズレを除く全役で「わっしょいチャンス集中状態」への移行抽選が行われ、強チェリーはショートorミドルへの移行が確定。

 同状態移行後は上乗せ特化ゾーン「わっしょいチャンス」の連続成立に期待でき、「荒波わっしょいチャンス」が発動した場合は一気大量上乗せの大チャンスを迎える。

 AT中にボーナスを引き当てると「超やじきたボーナス」が発動し、上乗せ抽選が行われると共に通常時のボーナスにはない「JACインチャレンジ」中のナビが発生。ボーナス成立時はわっしょいチャンス集中状態への移行抽選も同時に行われ、リーチ目リプレイ&確定役が契機であれば例外なくミドル以上へ移行する。

 また、AT中はベルやハズレの連続で「天照降臨高確」移行→天照降臨へ突入すれば超やじきたボーナス1回以上が確定。以降はストックがある限り赤7揃いのナビが発生し、ストック消化後は2択ハズレで終了する。

 ロングフリーズは射止めた状況で恩恵が変化し、通常時はあっぱれチャンス「やじ&きた」確定。AT中は天照降臨へ突入し、ナビ複数ストック=超やじきたボーナスの連打が狙える。

 設定推測要素は先に述べた関所チャレンジ勝率に加えて、弱チェリー出現率、リプレイ3連続・スイカ・ハズレ時の周期当選率、スイカからのボーナス当選率など。天井は周期10回で到達するが、あっぱれチャンスのキャラが優遇されるわけではない。

【最新版】「マイナポイント」申し込み特典やポイント付与条件がいいのは結局どれ?

生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】

2020年9月から始まる25%(最大5,000pt)還元の「マイナポイント」。7月からは実際に利用するキャッシュレス決済サービスを選べるようになったが、事業者によっては付与条件が異なったり、10%分を上乗せして最大7,000ptをもらえるキャンペーンを実施している事業者もある。果たしてどの事業者を選ぶのが正解なのだろうか? 

ポイント付与の条件とキャンペーンで判断しよう!

 マイナンバーカードを持っている人が、キャッシュレスで買い物すると25%(最大5,000pt)が還元される「マイナポイント」。マイナポイントのために、急遽マイナンバーカードを取得した人も多いだろう。いよいよ7月からは実際に利用するキャッシュレス決済サービス事業者(以下事業者)を選ぶことになるが、事業者によって損したり得する場合があるのをご存じだろうか? そこで今回はジャンルごとに事業者を比較してみた。果たしてどの事業者がお得なのだろうか?  その前に注意したいことが2つある。ひとつめはポイント付与の条件だ。2万円チャージして一気に5,000ptをもらえる事業者もあれば、決済ごとにちょいちょい25%ず…

続きは【オトナライフ】で読む

甘デジ「10万発」の野望!「1パチコンプリート」がリニューアル再始動!!

 1000台規模の設置台数を誇る大型ホール内に施設された「1パチコーナー」に設置してあるすべての台で大当りさせることを目標に、あまつさえその結果として10万発の出玉を獲得しようと始まった1パチ実戦企画「孤高の挑戦」であるが、マックス5万発の貯玉が底をつき、道半ばにして一時企画が頓挫した。

 新型コロナウイルスの影響からの中断期間も解消された今、良い機会であると再び企画を再始動する決断をしたのだが、このタイミングで企画内容を一新することに決めたのである。

 新しいチャレンジは「甘デジで10万発!」。

 とにかく甘デジを打ちまくり、トータル収支で10万発を目指そうというものである。とにかく打ちまくるといってもある程度のルールを規定した。

 まず、住まいの近くにあるホールで実戦をスタートさせる。そして、そのホールに設置されている甘デジをすべて打ち尽くす。最初のホールで甘デジを打ち尽くしたら、そのホールから一番近い近隣店舗で、同じように甘デジを打ち尽くすという歴史シミュレーションゲーム的に実戦を行っていくのである。

 一方、同一ホール内においての立ち回りは、勝負を意識して比較的自由に振る舞えることとする。台を端から順番に打っていく必要もないし、座ったら必ず大当りするまで打ち切らなければならないこともないし、1回当てたら必ず次に移動する必要もない。その状況状況によって判断できるようにする。

 ただ、同じ日に同じ台を複数回打つのは禁止。一回離席したらその日はその台を打てない。また、一つのホールに対するゴールは全部の甘デジ台で大当りさせることととする。

 それと、人気機種や海シリーズなど複数台設置されている台は、どれか1台を大当りさせればOK。例えば5台設置されているとして5台すべて大当りさせなくてもよい。その他、細かい部分はやりながら調整することとしてさっそく実戦を始めよう。

 リニューアル一発目はみんな大好き『CRフィーバー戦姫絶唱シンフォギアLIGHT ver.』。時短7回+残保留4回で展開する「シンフォギアチャンス」の継続率は約79%となっている。

 これが10万発達成を強く予感させるいきなりの神展開で、着席から1回転、ボタンがブルったと思ったら特に強い演出も発生せずに装者系リーチ大当りしたのである。

 こういった展開においてはたいていの場合、次のチャレンジ演出で突破できないとなることが多いのだが、「最終決戦」のパネルが青・青・赤・金・緑と大激アツ。結局、2回目のバトルで「勝機を零すな!掴み取れ!」赤のチャンスアップから勝利をもぎ取ったのである。

 RUSHは6連、約2600発とまずまずの結果。なんせ投資が最少で済んだのである。これも甘デジの魅力であろう。ちなみに写真では「24唱目Total16168pt」と表示されているが、実はこれ前任者の記録で、私がお座り一発をかましたせいで同じ連チャン扱いとなったのである。

 もちろん前任者は一撃だろう。甘デジで1万5000発オーバー。『シンフォギア』のポテンシャル恐るべしである。

(文=大森町男)

JRA「皮算用」川田将雅もがっくり……!? CBC賞(G3)アウィルアウェイ「秋へ大事な一戦」も、陣営のトーンが上がらない理由

 リーディング争いこそC.ルメール騎手に交わされたものの現在88勝と、昨年の152勝を超える自己最速のペースで勝ち星を量産している川田将雅騎手。今週、ルメール騎手が函館へ遠征する一方、川田騎手は地元阪神にドッカリと腰を据えて騎乗するようだ。

「地元の阪神で騎乗するだけあって、今週の川田騎手のラインナップは上々ですね。特に生田特別(1勝クラス)のポタジェは、クラシックを見据えていた3歳馬。血統的なスケールからも自己条件で躓いていては困る存在です。

兵庫特別(2勝クラス)に出走するヒートオンビートも、ここの結果次第では秋の菊花賞(G1)で面白い存在になりそうな器。各陣営も川田騎手を手配した以上、必勝態勢ですよ」(競馬記者)

 そんな川田騎手がメインのCBC賞(G3)で騎乗するのが、充実著しいアウィルアウェイ(牝4歳、栗東・高野友和厩舎)だ。

 前走の高松宮記念(G1)こそ11着に大敗したアウィルアウェイだが、今年2月のシルクロードS(G3)で重賞初制覇を飾っている通り、G3なら格上の存在。ここは秋のスプリンターズS(G1)へ弾みをつけたいレースで、『netkeiba.com』の事前オッズでも単勝4.5倍の3番人気と高い評価を得ている。

 しかし、その一方で陣営のトーンは決して高くないという。

「最終追い切りの段階では動きも悪くなかったですし、陣営も『秋の路線を決める大事な一戦。具合は良い』と強気だったんですけどね。どうやら週末の雨予報が堪えたようで……」(別の記者)

 今週の阪神は金土日と週末は3日連続の雨模様。先週、荒れた馬場で行われた宝塚記念(G1)などの影響もあり、阪神の馬場悪化は避けられない状況だという。

「もともと暑さが苦手なタイプで、あまり気温が上がってほしくなかった関係者も『少々の雨なら良い』と思っていたようですが『蒸し暑くなって、馬がやる気をなくすのは避けたい』と話していました。

ただ、それ以上に『あまり馬場が悪くなるとハミを取らなかったりする』と不安点を挙げていたのは気掛かりですね。今週の阪神はかなりの道悪が見込まれていますから……」(同)

 実際にアウィルアウェイは、不良馬場で行われた昨年のCBC賞で3番人気に推されながらも8着に惨敗……レース後、騎乗した浜中俊騎手も「道悪はダメですね。それに尽きます」と肩を落とす他なかったという。

 8勝差をつけられたルメール騎手との逆転リーディングに向け、今週は地元阪神で勝ち星を量産したい川田騎手。だが、肝心のメインレースでは厳しい結果が待っているのかもしれない。

JRA CBC賞(G3)世界のゴドルフィンに見込まれた「ハンデ重賞の名人」が急浮上!? 異例の阪神“延長戦”で「重馬場の鬼」が波乱の使者に!

 例年6月に開幕し、宝塚記念(G1)と共にフィナーレを迎える初夏の阪神開催。しかし、今年は京都競馬場の改修工事の影響で“延長戦”が実施される。毎年中京で開催する5日のCBC賞(G3)も、今年は阪神で行われるのだ。

 雨の影響でサートゥルナーリアやラッキーライラックといった強豪が伸びあぐねる中、重馬場得意のクロノジェネシスが、スイスイと後続を突き放した宝塚記念(G1)を記憶しているファンも多いことだろう。

 今週のCBC賞は、そんな宝塚記念を経て行われる上に、今週も阪神競馬場は金・土・日と雨予報。今夜には強い雨が降る見込みで、相当荒れた馬場での開催は避けられない。

 こうなってくると勝負の鍵を握るのは、本来の能力よりも「適性」であることは先週の宝塚記念の結果からも明らかだ。

「道悪は問題ないですね」

 そんな特殊な状況の中、雨を歓迎しているのがハンデ重賞の鬼・酒井学騎手だ。酒井騎手といえば、体重の調整が難しくなるベテランながら軽ハンデ馬に難なく乗れるウエイトの軽さが魅力。先月のマーメイドS(G3)でも、ハンデ50kgの7番人気サマーセントで勝利し、波乱の主役になったばかりだ。

 今回のCBC賞で騎乗するロケット(牝5歳、栗東・石橋守厩舎)も、52kgと恵まれたハンデでの出走となる。キャリアこそ12戦4勝と目立ったものではないが、雨で馬場が荒れた際は【2.1.0.2】。馬券圏外の2戦も4着という重馬場のスペシャリストだ。

「酒井騎手は今回がロケットとの初コンビになりますが、同じハンデ重賞のマーメイドSのサマーセントで結果を残したからでしょうね。というのもサマーセントとロケットは共に、ゴドルフィンの所有馬なんですよ。酒井騎手が今年、ゴドルフィンの馬に乗ったのはマーメイドSのサマーセントが初めてでしたし、そこで結果を残したことでお眼鏡に適ったんでしょう。

幸英明騎手からの乗り替わりで初コンビというのも、サマーセントとまったく同じパターンですね。ロケットは今回が初のスプリント挑戦になりますが、幸騎手からは『1200mの方が合いそう』というアドバイスがあったみたいですよ。もともと1400mでハナを切るスピードを持っている馬だけに、逆に楽しみの方が大きいですね」(競馬記者)

 また、前走の安土城S(L)で2番人気に支持されながらも7着に敗れたロケットだが、最後の直線で不利を受けたことが、今回に限っては逆に有利に働いている可能性もあるという。

「安土城Sは、ゴール前で後ろから伸びてきたロードクエストに寄られるアクシデント。致命的な不利ではなかったと思いますが、最後はほとんど追えずにゴールしています。

結果的にロードクエストに騎乗していた松若風馬騎手には過怠金処分が下っていますし、7着とはいえ、勝ち馬からは0.3秒差の接戦。あの不利がなければ、もう少し上の着順があってもおかしくなかったと思います。

ただ、今回はハンデ戦ですから。もし前走で勝ち負けしていたら52kgでは済まなかったでしょうね。災いを転じて福となすではないですが、今回はチャンスだと思いますよ」(別の記者)

 実際に同じ牝馬で53kgで出走するエイシンデネブは、前走同じ安土城Sで11着に大敗しているものの、昨秋のオパールS(L)2着の実績が見込まれたようだ。

 前走は不利に泣いたロケットだが、今回は条件が揃ったか。あとはハンデ重賞6勝を誇る名人・酒井騎手の手綱に託すだけだ。

コロワイド、大戸屋の買収失敗…大戸屋は売上5割減で経営危機、社長信任率が異例の低さ

 定食チェーン「大戸屋ごはん処」を運営する大戸屋ホールディングス(HD)は6月25日、東京都庁にほど近いハイアットリージェンシー東京で定時株主総会を開催した。

 約19%の株式を保有し筆頭株主である外食大手コロワイドが買収を視野に取締役会の刷新を目指す株主提案をし、これに反発する大戸屋HDとの対立で注目された。ところが、完全な肩透かしに終わったのはなぜか。コロワイド側から出席したのはたった1人。株主提案していながら、株主提案の説明もない。しかも、株主提案に賛同の拍手すらしなかった。前代未聞の珍事である。

 その結果、コロワイドが株主提案していた取締役候補は否決。大戸屋HDが出した現経営陣を中心とした役員案を可決した。人手不足や新型コロナウイルスの流行によって業績が落ち込み、先が見えない経営環境下、窪田健一社長(49)らが引き続き再建を指揮する。

創業家の御曹司の賛成率はわずか13.96%

 大戸屋HDが関東財務局に提出した臨時報告書によると、窪田社長の賛成比率は62.00%。その他の取締役もすべて60%台の賛成比率だった。コロワイド以外のかなりの株主が反対票を投じたということだ。薄氷を踏む勝利だった。

 株主提案のうち、コロワイドの蔵人金男会長(72)の長男、蔵人賢樹専務(41)と澄川浩太取締役(41)の賛成比率はともに15.50%。大戸屋HD創業者の三森久実氏の長男・智仁氏(31)にどの程度の賛成が集まるかが最大の関心事だったが、それはわずか13.96%。全取締役中最低だった。大戸屋HDの株主は御曹司の復帰にノーを突きつけた。

 そもそもの発端は、2015年7月、大戸屋HDを実質的に創業した三森久実会長(当時)が57歳で死去したこと。経営権をめぐり、久実氏の従兄弟にあたる窪田社長ら経営陣と、久実氏の妻・三枝子氏と息子で常務だった智仁氏が対立した。16年、智仁氏が大戸屋HDを去り、17年、会社側が久実氏の功労金として創業家に2億円を支払ったことで、お家騒動は落着したかに見えた。

 ところが昨年10月、創業家は保有していた株式18.67%をコロワイドに30億円で売却した。コロワイドは「手作り居酒屋 甘太郎」「牛角」「かっぱ寿司」「ステーキ宮」「フレッシュネスバーガー」など外食チェーンを運営する会社だ。大戸屋HDの株式を手に入れ筆頭株主になったコロワイドは買収を提案したが、大戸屋HDがこれを拒否したため、強硬手段に訴えた。コロワイドは経営陣の刷新を目指す株主提案を公表。経営陣を刷新できれば、TOB(株式公開買い付け)と第三者割当増資の組み合わせで持ち株比率を50%強に高め、連結子会社にする考えだった。

 個人株主には創業者の久実氏のファンが多い。久実氏の長男・智仁氏を取締役候補に据えることで「創業家がコロワイドを支持している」とアピールした。だが、これが逆効果。会社を辞め、持ち株をコロワイドに売り払った張本人が、経営への返り咲きを狙っていると受け止められ、猛反発を招いた。

コロワイドの野尻公平社長(58)は『大戸屋HDの株主総会にはオレが行く』と言っていたそうだが、智仁氏のあまりの悪評に、勝ち目なしと判断し総会を欠席した」(関係者)

 しかも、コロワイド側の出席者はたった1人。コロワイドは事前に議決権を行使していた。だが、コロワイド側から出席者がいれば、事前の議決権行使よりも会場での意志表示が優先される。コロワイドの社員は株主提案に賛成の意志を示す拍手をしなかった。会場にはコロワイド側の申し立てにより中立公正の立場でチェックする総会検査役が控えていた。検査役は「コロワイド側の出席者が拍手をしていなかった」と確認した。

 このため、コロワイドが持つ議決権数は賛成にも反対にも棄権にもカウントされなかった。持ち株比率は19%だが、株主提案への賛成比率は他の株主分の15%内外にとどまった。コロワイドの票を加算しても34%程度で過半数にも届かないが、これほどの惨敗にはならなかった。

コロナ禍で大戸屋HDは壊滅的な打撃を被る

 大戸屋HDの窪田社長は株主総会は乗り切ったが、正念場はこれからだ。コロワイドの野尻社長は決して諦めない。再び臨時株主総会の開催を請求し、経営陣刷新を求めるか、敵対的TOBを始める方針とみられている。新型コロナウイルスの流行により最も打撃を受けた業種の1つが外食だ。大戸屋HDは業績が悪化しているところに、コロナがもたらした外出自粛の追い討ちを受けた。

 20年3月期の連結売上は前期比4.5%減の245億円、最終損益は11億円の赤字(19年3月期は0.5億円の黒字)。コロナが直撃した1~3月期の最終損益(9.5億円の赤字)が通期の赤字のほとんどを占めた。既存店売上高は4月が48.4%減、5月が40.4%減と記録的な落ち込みぶりだ。夏場以降、回復するにしても赤字の拡大は避けられない。経営は崖っぷちに立たされているといっていい。

 攻める側のコロワイドもコロナで大苦戦していることに変わりはないが企業規模が違う。20年3月期連結決算(国際会計基準)の売上高にあたる売上収益は前期比3.7%減の2353億円。大戸屋の10倍弱だ。最終損益は69億円の赤字(同12億円の黒字)。コロナ禍の1~3月期の最終損益は77億円の赤字だった。それでも現金及び現金同等物の3月期末残高は322億円と潤沢だ。

 株式市場では、「コロワイドが敵対的TOBを断行する可能性は高い」とみる。株主総会で経営陣に賛成票を投じた個人株主も、コロワイドのTOB価格次第で持ち株を売ることもあり得る。業績悪化と敵対的TOBの挟み撃ち。大戸屋の窪田社長は眠れない夏の夜を過ごすことになる。

(文=編集部)

ほっともっと、新型コロナ下で復調の兆し→大黒柱のやよい軒が低迷、全社業績は悪化

 不振に喘いでいた持ち帰り弁当店「ほっともっと」が、新型コロナウイルスが感染拡大するなかで息を吹き返している。ほっともっとの既存店売上高は、4月が前年同月比1.9%増、5月が6.5%増だった。4月と5月は、多くの外食チェーンが売り上げを大きく落としているが、ほっともっとはプラスを確保。コロナ禍前までは苦戦を強いられていたが、今後は盛り返す可能性がある。

 ほっともっとは、コンビニエンスストアやスーパーといった異業種との競争激化などで業績が悪化していた。既存店売上高はマイナス傾向が続いており、通期ベースでは2019年2月期こそ前の期を上回ったものの、18年2月期まで4期連続で前年割れとなっていた。20年2月期も前期比0.4%減とマイナスだ。

 競争激化に加え、人件費など店舗運営コストの上昇により収益性が低下したため、運営会社のプレナスは昨年8月に、ほっともっと直営190店を閉鎖すると発表した。不採算店の閉鎖を進めることで、収益性の改善を図ったのだ。ほっともっと事業の店舗数は、昨年8月末時点で2726店だったが、翌9月末時点は2535店まで減った。その後も減少が続き、今年5月末時点で2498店となっている。

 ほっともっとの不振で、プレナスの業績も厳しくなった。20年2月期の連結決算は、最終損益が29億円の赤字(前期は29億円の赤字)だった。最終赤字は2期連続。ほっともっとの直営190店の閉鎖などで減損損失32億円を計上したことが響いた。

 プレナスは不採算店の閉鎖で収益性の向上を図ったわけだが、こうしたリストラ策だけでは、成長はおぼつかない。ほかに、売り上げを上げるための成長戦略が必要だ。そこで同社は、商品を製造する自社工場への投資を強化して食材の加工や調味料の製造の内製化を進めてコスト削減を図ったほか、付加価値の高い商品の製造を実現して売り上げ向上を図った。

 たとえば、昨年1月にリニューアルして発売した「ロースとんかつ」は、18年10月に新設した自社工場で製造することで、とんかつを従来と比べて20%増量することに成功した。また、2種類のパン粉を使うことでサクサクの食感を実現している。こうした内製化により、外注にかかるコストを削減できるほか製造効率を高めることができる。そのため利益率の向上が期待できる。

 19年4月に発売した「ハンバーグステーキ」も、内製化により付加価値を高めた。従来のハンバーグと比べて35%増量したほか、両面を焼いて肉汁を閉じ込めることでおいしさをアップしている。

 内製化を進めてつくられた商品を値引きして販売するキャンペーンも実施した。昨年10月と今年2月には「ロースかつ丼」、今年1月には「ハンバーグステーキ」を、それぞれ値引きして販売している。これらはいずれも好評で、売り上げが伸びたという。特に2月に実施した「ロースかつ丼」の割引キャンペーンは、同月の既存店売上高は前年同月比12%増と大きく伸びている。

新型コロナ直撃でほっともっとは上向き

 こうした施策で、ほっともっとの業績は上向くようになった。そんななかで新型コロナが直撃。それにより業績が落ち込むかにみえたが、先述したとおり新型コロナ以降は好調を維持している。既存店売上高は3月が0.7%減とマイナスだったものの、4月が1.9%増、5月が6.5%増と伸びたのだ。

 ほっともっとのようにテイクアウトが強い外食店の多くは、売り上げが落ちるどころか伸びている。たとえば、マクドナルドは3月の既存店売上高が0.1%減だったものの、4月が6.5%増、5月が15.2%増と大きく伸びている。ケンタッキーフライドチキンに至っては、3月が8.2%増、4月が 33.1%増、5月が37.6%増と驚異的な伸びを実現している。マックとケンタッキーは、もともとテイクアウト需要が高いが、新型コロナでさらに高まった。このように、テイクアウト需要が強い外食店は新型コロナが追い風となっている。ほっともっとも同様に、今後のさらなる伸びが期待される。

 もっとも、プレナスとしては新型コロナは必ずしも歓迎できるものではない。ほっともっとの売り上げ増が見込める一方で、店内飲食型の定食チェーン「やよい軒」の売り上げが大きく落ち込むためだ。やよい軒の既存店売上高は、3月が16.8%減、4月が47.2%減、5月が45%減と大きく落ち込んでいる。今後の落ち込みも懸念される。

 ほっともっとは先述の大量閉店で規模縮小に転じたが、やよい軒は店舗数が増えており、成長途上にある。また、近年のやよい軒は利益貢献が大きい。20年2月期のやよい軒の売上高は304億円で、ほっともっと(1059億円)の3分の1程度にすぎないが、営業利益は8億9600万円と、ほっともっと(3億200万円)を上回る。このように利益貢献の大きいやよい軒が落ち込んでしまうと、ほっともっとだけでは補いきれず、全社業績の悪化が懸念される。

 全社業績の悪化を最小限に抑えるためにも、ほっともっとのさらなる収益向上が欠かせない。そこでプレナスは、内製化をさらに進める考えだ。また、若年層のライトユーザーを対象とした販促を展開するなどして客層を広げ、売り上げ増を狙う。デリバリーも強化する。21年2月期の1年間でサービス導入店舗数を2.8倍の859店に拡大し、売上高を6.5倍の18億5400万円に増やす。

 こうした施策で、ほっともっとの収益をどこまで上げられるかに関心が集まる。

(文=佐藤昌司/店舗経営コンサルタント)

●佐藤昌司 店舗経営コンサルタント。立教大学社会学部卒。12年間大手アパレル会社に従事。現在は株式会社クリエイションコンサルティング代表取締役社長。企業研修講師。セミナー講師。店舗型ビジネスの専門家。集客・売上拡大・人材育成のコンサルティング業務を提供。