100円!無印「ローションシート」大好評…簡単に部分パック、化粧水使いすぎ防止

 無印良品で購入できる「ローションシート(部分用) 20枚入」がとっても便利なので、ネット上の口コミとともにご紹介します。

「ローションシート(部分用) 20枚入」は、お気に入りの化粧水を染み込ませ、目元や口まわりなど気になる箇所にあてることで、重点的な保湿ケアができるアイテム。つまり、簡単に“部分用パック”ができちゃうのです!

 ネットユーザーの間では、

「化粧水を直接塗ろうと思うと、たくさん使ってバシャバシャしがちだけど、このシートは適量でしっかり密着してくれるから、化粧水を使いすぎずに済む」

「わざわざ目元用のパックとかを買うよりも経済的だし、お気に入りの化粧水でパックができるのが良い」

「薄くて心配だったけど、ピタッとくっついて落ちなかった」

「便利だし、旅行とかお泊りに持っていく時も邪魔にならない」

などと評判です。

「ローションシート(部分用) 20枚入」は、なんと100円(税込/以下同)で購入できるので、試してみる価値アリ! そのほか、顔全体を覆うサイズになる&使用前はコンパクトな「ローションシート(全体用) 圧縮タイプ・20個入」(350円)もあります。

(文=編集部)

 

JRAダノンプレミアム中内田充正厩舎がまさかの低迷……「新世代の旗手」を救うのは良血揃いの2歳世代か

 これからの競馬界を背負って立つと目されていた新進気鋭の中内田充正調教師が苦戦している。

 中内田師は厩舎開業4年目となる2017年にJRA史上最速で100勝を達成。また同年には管理するダノンプレミアムが朝日杯フューチュリティSを制し、G1トレーナー入りを果たした。その後も快進撃は続き、昨年は48勝(うち重賞8勝)を挙げてリーディングも4位にランクインするなど活躍している。

 管理馬にダノンプレミアム、ダノンファンタジーなど、伸び盛りのG1馬を抱えていることもあり、2020年もさらに成績を伸ばし、ついにはリーディングトップも視野に入る、と考えている人も多かったはずだ。

 ところが、昨年のクラシック3戦でいずれも馬券圏内と好走したヴェロックスが、圧倒的1番人気に支持された小倉大賞典(G3)で9着と惨敗を喫するなど、今年は重賞で連戦連敗……。

 厩舎の看板的存在だったダノンプレミアムも、4月のクイーンエリザベスS(豪G1)こそ3着に入ったものの、D.レーン騎手を背に挑戦した安田記念(G1)で13着と大敗。またダノンファンタジーも阪神牝馬S(G2)、ヴィクトリアマイル(G1)でいずれも5着に終わっている。

「今年はこれまで14頭が重賞に挑戦したものの、チューリップ賞(G2)2着のクラヴァシュドール以外は、いずれも馬券圏外。また平場に出走した馬たちも上位人気には支持されるも、それ裏切るように敗退し、現在17勝でリーディングも25位。近年の成績からは想像できなかったほど下位にとどまっています」(競馬誌ライター)

 “エリート調教師”として順調にキャリアを歩み、世代交代の旗手として見られていた中内田師の低迷。だが、このままズルズルと行くことはないと考えている関係者も多い。

「中内田厩舎の2歳世代にはいずれ劣らぬ素質馬が揃っています。まずブルースピリットが新馬戦Vを飾ると、今月4日には芝1400mの新馬戦ジャカランダレーンが4馬身差で快勝しました。

 これからも2歳王者サリオスの半弟であるエスコーラら、ディープインパクト産駒が8頭もスタンバイ。さらにモンファボリが強い内容で新馬戦を勝ったことで、評価が見直されつつあるフランケル産駒も4頭います。これら以外にもロードカナロア産駒、キングカメハメハ産駒も控えていますし、キセキの全妹である『ビッグリボン』までいるんです。

今年の前半は苦戦しましたが、この2歳世代が中内田厩舎の成績向上に一役買ってくれるのではないでしょうか? 3歳以上の馬たちの復活にも期待できますし、これから巻き返しも十分にあり得ると思いますよ」(競馬記者)

 中内田厩舎の2歳世代には注目しておいて損はなさそうだ。

市井紗耶香、娘の学校の「ブラック校則」に抗議! 共感を呼ぶ一方で“晒し行為”に批判も

 元モーニング娘。で現在は「活動家」を名乗っている市井紗耶香が、娘が学校から頭髪を黒く染めるように指導されたことに関して「これがブラック校則なのか」などと抗議の声を上げた。これに賛否が巻き起こり、ネット上で大きな反響を呼んでいる。

 市井は14日付の自身のTwitterで、娘が学校側から「頭部と毛先の色にムラがあるから黒く染めてきてください」と言われたことを報告。市井によると「娘は地毛、過去水泳経験あり。入学説明会の時にはチェックは受けなかった」とのことだが、娘からは「カラー剤買った方がいい?」と心配する連絡があったという。

 市井は「これがブラック校則なのか」などと嘆き、学校側と連絡を取って「先生に事情を説明し、黒く染めることはしませんと伝えた」とのこと。

 当該の学校では「頭髪検査は目視で行うとのこと。本人にも過去染めたりパーマをかけたりした経験はないかの確認をするそう」とのことで、市井は「ただでさえ不安になってしまった子どもに自白を強調するかのようなニュアンスの質問は控えてほしいです」と教師に伝えたという。

 さらに、市井は「過度に個人の尊厳を損なう行為はあまりに残念すぎる」「今の時代にあった多様性を認め合う社会を作ってほしい」といった思いを綴っている。

 先日、日本共産党の都議が予算特別委員会で教育長に「なぜ校則でツーブロックの髪型が禁止されているのか」と質問し、教育長が「外見が原因で事件や事故に遭うケースがある」と答える動画がTwitter上で話題に。「ツーブロック」がトレンド入りすると同時に「ブラック校則すぎる」などと批判が沸き起こった。

 そんなタイミングだったこともあって、市井の一連のツイートも反響を呼ぶことに。「私も自毛が茶色で黒く染めさせられて嫌だった」「私たちの世代が変えていかなきゃ変わらないですね」「子どもたちのことを考えた素晴らしい行動」といった賛同の声が数多く寄せられた。

 その一方で「納得いかないのは分かるけどTwitterで晒すのはどうなの?」「教師に言ってやった、みたいな感じがモンペ(モンスターペアレンツ)っぽい」「生徒が髪染めてないかチェックしないといけない先生の立場もあるでしょ」といった声もあり、賛否両論の状態となっているようだ。

「市井さんは、昨年の参院選で立憲民主党から出馬するも落選。その後は芸能活動を再開させましたが、Twitterのプロフィールの肩書を『活動家』とし、現在の活動については『選挙の大切さに気づき、活動家として生活と政治をつなぐことをしています』と説明しています。4人の子を持つ母の立場から政治家を目指しているようで、Twitterでさまざまな問題提起をすることが増えました。それが賛否を呼ぶことも多々あり、ネット上でも『迷走している』『何かやってくれそう』と評価が分かれています」(芸能ライター)

 市井といえば、耳の裏に入れたタトゥーを消さずに選挙活動をしたことでも賛否を呼んだが、それも「多様性」を訴えるための活動のひとつだったのかもしれない。昨今は「物言うタレント」が増加しているが、それを超える「活動家」として今後も市井の言動は注目されることになりそうだ。

パチンコ「前代未聞」のスーパーマシン!「史上最高のアイドル性」と「爆発力」で時代を席巻!!

 時は2012年。遠く海の向こうロンドンでは日本史上最多となる38個のメダルを獲得した五輪に盛り上がり、科学の世界では京都大学の山中教授がiPS細胞の研究開発でノーベル賞を受賞するなど世界を驚かせるニュースが続いた。

 一方の日本では、ノースリーブに短パンの男が「ワイルドだろう」と嘯きながらお茶の間の人気者となったり、ながらく東京のシンボルとして君臨していた東京タワーが電波塔としての役目を終え、自立式鉄塔として世界一の高さを誇る「東京スカイツリー」に代替わりをするなど、数々の金字塔が打ち立てられ、大きなニュースがあふれる時代となっていたのである。

 この年、パチンコ界にも業界が騒然となるエポックメイキングな機種が発売された。『CRぱちんこAKB48』である。現役トップアイドルとタイアップしたパチンコ機の登場。これはもう事件である。

 世間では日陰者で、何かとイメージの悪い印象となるパチンコで、何よりイメージを大事にするアイドルがメインとなって演出に登場するのである。時代は変わったのである。いや、正確には、AKB48という類まれなアイドルユニットが従来のアイドル的価値観を破壊した結果であるのかもしれない。

 この歴史的な偉業を成し遂げた京楽であるが、前年からその布石は打っていた。『CRびっくりぱちんこ銭形平次withチームZ』『CRびっくりぱちんこスケバン刑事』などAKBメンバーが登場している機種が存在したのである。

 こういった用意周到な準備を経て、満を持してリリースされた本機は販売台数約20万台ともいわれるメガヒットを当然のごとく記録したのである。

 しかし、ヒットの要因はAKB48のアイドルパワー、コンテンツ力だけの賜物ではない。しっかり、“パチンコ”として面白かったのである。

 本機の魅力は演出とスペックの両輪によってなされていたので、AKBに興味のないパチンコファンを取り込みながら、加速度的に人気の爆発が広がっていったのである。

 演出面でいえば、推しメン選択機能が重要な役割を担っていた。トータルでもクオリティの高い歌パチとして評価されるが、選択したメンバーによって主要な演出が変化する特別感はアイドル運営、アイドル戦略に通ずる本機ならではのよくできた仕掛けである。

 一方のスペックも、「神スペック」と評されるほどの完成度で、大当り確率と出玉感、連チャン性のバランスを高次元で融合させた格別の出来栄えとなっているのである。


 パチンコに興味のない新規ファンが殺到すると予想できたであろうが、そこであえてディープなパチンコファンでもそれほど馴染みがなかった1種2種混合機を採用したのは慧眼というほかない。

 昨今の同システムの躍進を見れば、先見性をも示した格好となる。まさに金字塔といえるマシンなのである。

 ちなみに、本機の発表会は横浜アリーナで、本物のコンサートさながらに開催された。会場は異常な熱気に包まれて、アイドルのライブを疑似体験するような感覚であったし、熱狂の渦の中に確かな時代の流れを肌で感じ取れ、大げさにいえば、歴史の目撃者たることを自覚したものである。

(文=大森町男)

パチンコ新台「覇権獲り」へ一直線!? 出玉の「ビッグウェーブ」に乗り遅れるな!!


 パチンコ業界に圧倒的な存在感でひと際輝き続ける王者サミー。『北斗の拳』や『獣王』などの人気シリーズを世に送り出し、多くのファンを獲得した。

 そんな同社は、常に新しい事へチャレンジし続け大手メーカーへと登り詰めた。AT機の全盛期には出玉性能を限界まで突き詰め、その後も両分野において時代の変化に対応したスペックを生み出し続けている。

 そんなサミーが今回、新たなチャレンジとして「遊タイム」を搭載した「ビッグタイトル」の発売を発表。「ライトスペックの覇権を勝ち取る」と豪語する「自信作」に熱い視線が注がれている。

『P交響詩篇エウレカセブン HI-EVOLUTION ZERO』(サミー)

■初当り確率:1/199.8→1/94.2
■確変割合:ヘソ→1%・電チュー100%(ST150回)
■電サポ:100回or150回
■賞球玉数:1&3&15
■カウント玉数: 10個
■遊タイム:通常時599回転に発動(時短100回)
■払出個数: 3R約450個or7R約1050個or10R約1500個
○○〇

 ビッグタイトル『エウレカセブン』が待望のサミー製パチンコとして登場。しかも同社初となる「遊タイム」搭載マシンとなっている。

 大当り確率約1/199.8のライトミドルスペックで、初当り時は基本的に3R(約450個)消化後に時短「100回転」に突入。ここで再度大当りを引ければ150回のST「SEVEN SLASH EXTRA」がスタートするという、いわゆる突破型だ。

 1%の10R確変直撃も含みST突入率は40%オーバー。ST中の大当り確率は約1/94.2までアップし、継続率は約80%にも及ぶ。

 気になる電チュー大当り時の振り分けは、10R(約1500個)確変→60%、7R(約1050個)確変→15%、3R確変→25%。注目したいのは、「75%」の割合で「約1500or約1050個」の出玉を得られる点だ。

「ついにサミーさんが遊タイム搭載機をリリースしましたね。気になる遊タイムの性能なんですが、通常時599回転で発動する『100回』の時短で大当り間での発動は『1回』のみとなってます。

 時短1200回となっている京楽さんの『仮面ライダー』と比べるとマイルドな印象ですが、それでも時短で大当りを引ける確率は約39%もあります。STも強力ですし、十分に戦えるシステムではないでしょうか。

 約80%という高継続ながら、75%が約1000発越え。更に、その内の60%が約1500発という魅力的すぎるSTです。早くも、『甘すぎる』『覇権獲りは確実』などの声が続出し、盛り上がっていますよ。ファンの心を勝ち取り、『ライトミドルの王』として君臨するかもしれませんね」(記者)

 遊タイムという新たな波に乗った『P交響詩篇エウレカセブン HI-EVOLUTION ZERO』。ホールで巻き起こる「出玉のビッグウェーブ」に乗り遅れるな。導入は8月を予定している。

JRAセレクトセール「10億まで降りない」発言の裏事情!? 史上最高5億円ホース全兄「謎の庭先取引」の背景に2年前の悲劇か

 コロナ禍ながら史上2位の総売上を記録するなど、大盛況に終わった今年のセレクトセール。数々の高額落札ニュースが飛び交う中、最も大きな話題となったのは1歳馬の史上最高落札額5億1000万円を叩き出したシーヴの2019だろう。

 落札した「ショウナン」の国本哲秀氏は「10億まで降りないつもりだった」「今日はもう(他馬を)見なかった。最初から決めていました」と、シーヴの2019の価値を改めて強調。平均落札2億円を超えたディープインパクト産駒の中でも、一際大きな光を放った。

 さらにその翌日、今度は半弟にあたるシーヴの2020が、こちらも2億1000万円という超高額で落札。父がハーツクライに替わったにも関わらずの2億超えは、両馬の母シーヴの極めて高い価値を証明したといえるだろう。

「シーヴの産駒は、日本に輸入される以前に出産したキャスリンソフィアがケンタッキーオークス(G1)を勝っています。ですが、まだ日本で1頭も産駒が走っていない状況で、この高評価には驚きました。もちろん、血統背景や(今回のセレクトセールに)上場された兄弟2頭が素晴らしい馬だったことは確かなのでしょうが……」(競馬記者)

 ただ記者曰く、この母シーヴ産駒の異例の評価の高さの背景には、今年デビューを控えている「兄」が少なからず「関係しているのでは」という。

 父にディープインパクトを持つ、つまりは5億円ホースの全兄にあたるサトノスカイターフ(牡2歳、栗東・池江泰寿厩舎)は、池江調教師が「このレベルの馬なら、ダービーが目標になってくる」と話す期待馬だ。

 馬主はセレクトセールで度々、超高額馬を落札することで有名な里見治氏(名義はサトミホースカンパニー)。一体、どれだけの高値で落札されたのか……と思いきや、なんといわゆる“庭先取引”で里見氏が一足早く入手しているというから驚きだ。

 今年の結果を鑑みても、もしセレクトセールに出ていれば億超えは確実……いや、バイヤーたちがヒートアップすることまで考慮すれば、今年の全弟のように5億円の値が付いても驚けない。

 一体何故、サトノスカイターフは庭先で取引されたのだろうか。記者曰く、話は2年前に遡るという。

「実は2018年のセレクトセールで、里見オーナーが2億9000万円で落札したリアアントニアの2018が、競走馬になれずに引退するアクシデントがあったそうで……。シーヴの2018(サトノスカイターフ)は、その“埋め合わせ”としてノーザンファームが、里見オーナーを優先したのではないかと噂されています」(別の記者)

 リアアントニアの2018が記録した2億9000万円は、セレクトセール2018当歳部門の最高落札額。そんな“看板”がデビューすることもなく引退となれば、里見オーナーにも思うところがあったのだろう。ノーザンファームは、そんな大物オーナーの気持ちを汲んだのかもしれない。

「もし、この噂が本当ならノーザンファームはサトノスカイターフに、少なくともリアアントニアの2018が記録した2億9000万円に匹敵する価値を見出していたことになります。関係者の間では有名な話ですから、もしかしたら『ショウナン』の国本オーナーらも、そんな事情を知っていたのかもしれませんね。

いずれにせよ、里見オーナーはわざわざ人気アーケードゲーム『スターホース4』(セガサミー)の公式サイトでサトノスカイターフを取り挙げて馬名を募集するなど、かなり自信を持っている様子。まだデビューは先ですが、注目されることは間違いないでしょう」(同)

 里見氏と池江厩舎といえば、2016年のクラシックで主役となったサトノダイヤモンドが思い出される。セレクトセールにおいて2億3000万円で落札された本馬は、菊花賞(G1)と有馬記念(G1)を勝ち、里見オーナーに初のG1をプレゼントした。

 あれから4年。里見氏はサトノダイヤモンドが、わずか8㎝及ばなかった日本ダービー(G1)に今度こそ手が届くのか。超大物のデビューを心待ちにしたい。

JRA函館記念、度肝を抜く“まさかの穴馬”が来る?マスコミがこの情報を知らない理由!

 東京オリンピックの延期や新型コロナウイルスの影響で、紆余曲折があった2020年夏の日本中央競馬会(JRA)函館開催だが、いよいよ今週でフィナーレを迎える。函館競馬場はJRAの全10競馬場のなかで唯一、海が見える競馬場であり、多くの競馬ファンにとって「グルメ・五稜郭・函館競馬」という観光は夏の風物詩でもあった。しかし今年の函館開催は残念ながら無観客競馬となってしまい、地元観光業にも大きな影響を与えただろう。それでも、今週末に行われる2つの重賞レース、函館2歳ステークスと函館記念では、大きく盛り上げて締めくくってもらいたいものだ。

 この夏デビューした2歳馬が対決する函館2歳ステークスも見ものだが、やはり注目は高額万馬券必至の函館記念だろう。このレースは過去10年で1番人気はわずか1勝、そして13年連続で万馬券が飛び出している波乱のレースだ。菊花賞や天皇賞(秋)の王道を目指す馬というよりも、ハンデ戦ゆえの恩恵を活用し、格下ながら重賞制覇を目指すような馬が数多く出走する。それがこのレースをより難解にさせているようだが、今年の出走予定馬を見ても、まさしく「難しい」の一言だろう。

 しかし、難しいレースはイコール高配当となりやすいレースともいえるわけで、この函館記念は一獲千金を狙うチャレンジャーには最適のレースでもある。そこで、この難解な函館記念を的中させるべく、競馬界のレジェンドたちが集結した「シンクタンク」に最新情報を聞いた。すると、迷うことなく、

「ここだけの話ですが、函館記念は○○○○が来ますよ!

と、衝撃的な情報を語ってくれたのだ。それは現在までスポーツ紙やインターネットの競馬情報サイトを見ても、大々的に報じられていないようなまさかの穴馬。なお、その実名はマスコミへの情報漏れを防ぐため、レース直前まで非公開とのこと。だが、なぜシンクタンクはそんな馬の情報を掴むことができたのか、そして函館記念はどんな結末となるのか、多くの競馬ファンは気になるところだろう。しかし、語ってくれたさらなる情報には、まさしく度肝を抜かされた。

「我々シンクタンクは、函館記念を含め、毎年、夏競馬にかなり力を入れています。それは、夏競馬は開催地が地方に分散し、マスコミ記者の数が少なくなって取材に限界があり、結果として注目すべき馬の情報を取り逃しているからです。その馬の情報を知る我々からすれば、これ以上に美味しい馬券はありません。つまり、マスコミの知らない情報馬を独占的に入手できるので、それらが万馬券的中につながり、我々やユーザーの皆様が大きな利益を手にすることができるという仕組みができあがっています。これが、我々シンクタンクが夏競馬をイチオシする理由なのです。

 そのなかでも、今週特に注目の穴馬情報が集まっているのが、函館最終週で行われる函館記念です。このレースは毎年万馬券が飛び出していますが、波乱となっているのはマスコミの取材不足に一因があります。

 しかし、シンクタンクの情報ルートは、各陣営の関係者から直接本音を入手できますし、その情報を他方面から裏付けを取ることで万全を期しています。さらにレース直前まで電話やメールなどで関係者へ直接確認を取り、レース当日の天候や馬場状態も徹底的に情報を収集。ですから、マスコミとは比較にならない精度の高い情報をユーザーの皆様へ提供できるのです。

 今年の夏競馬は6月から約1カ月で24本の万馬券を的中させました。なかでも新馬戦で仕留めた13万8540円の10万馬券は、多くのファンから御礼が殺到するなど、夏競馬におけるシンクタンクの情報力をあらためて認識していただいたといえるでしょう。

 今週末の函館記念も、来週以降の夏競馬も、シンクタンクが全力で収集した核心の情報は必見ですよ。なお、この函館記念を含め、夏競馬は価値のある情報を毎週無料で提供してまいりますので、ぜひご利用いただければと思います」(シンクタンク担当者)

 シンクタンクは今年の夏競馬で24本の万馬券を的中させているが、これは昨年の夏全体(6~8月)で的中させた37本を大きく上回るペース。まさしく絶好調なのだ。そんなシンクタンクが「自信の提供」と断言する函館記念の「無料情報」は必見。しかも函館記念だけでなく、函館2歳ステークスや中京記念といった重賞レースの関係者情報も無料で公開してくれるとのこと。これは絶対に目が離せない。

 そもそもシンクタンクは、競馬人気をつくり、競馬の発展に貢献し、今も多くの現役の関係者に慕われる大御所が集結した老舗の競馬情報会社。その関係者は競馬界を代表する超大物ばかりで、その影響力は絶大だ。なかでもハイセイコーでお馴染みの増沢末夫氏(元JRA調教師・元JRA騎手)は、まさに競馬界の重鎮。さらに夏のローカル競馬を得意とし、史上初の全場重賞制覇を達成した安田富男氏(元JRA騎手)や、G1実績のある平井雄二氏(元JRA調教師)を筆頭に、中野渡清一氏、境征勝元氏といった元JRA調教師など、実際に競馬で活躍した大物関係者が活躍。その人脈は全国に広がり、マスコミも把握できない膨大な数の情報が届けられている。そんな情報力を持つ彼らの「結論」は、何を置いても優先すべきものだろう。

 シンクタンクは今年すでに103本の万馬券を的中させ、4週連続G1レース的中などビッグレースにも滅法強い。さらに1000倍を超える10万馬券を何本も的中させるなど、競馬ファンにとって理想的な存在だ。マスコミの情報力が低下する夏競馬は、情報が少ないため予想するうえでも非常に難解だが、そこは思い切ってシンクタンクに丸投げするというのも妙手であろう。自ら予想しなくても、プロの予想や情報を参考にすればいいのが、競馬の良さでもある。万馬券必至で一獲千金が狙える函館記念は、ぜひシンクタンクの無料情報を活用しよう。

(文=編集部)

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※本稿はPR記事です。

中小企業の“駆け込み寺”日本M&Aセンターとは何者か?全国巨大ネットワークの正体

 日本M&Aセンターは6月2日、第8回「M&Aバンクオブザイヤー」を発表した。最高賞「バンクオブザイヤー」は富山県の北陸銀行が受賞した。北陸銀行は2年連続、通算5度目の受賞となった。M&A(合併・買収)を通じて地域に貢献する「地域貢献大賞」も受賞した。

 中小企業のM&Aを手がける日本M&Aセンターは毎年、買収仲介の取り組みについて、提携している金融機関を表彰する。北陸銀行の2019年度のM&Aの成約件数は過去最多の30件に上り、5年間で2.5倍に急増した。

 日本M&Aの三宅卓社長は、メディアの取材に「新型コロナの影響で右往左往していた中小企業の経営者が先を考え始めた。高齢で先行きが厳しい企業も多い。7~9月は例年の数倍の3000件以上の相談が来るだろう」と話す。コロナ禍による経済の悪化で中小企業の倒産や廃業が増えている。会社の譲渡を希望する企業が増える一方で、ピンチをチャンスに変えるための買収に打って出る企業もある。「海外事業の拡大を含め今後30年、M&Aは増える」と三宅社長は予想している。「M&Aをいっそう活発にするためには成功事例が欠かせない」とも。

20年3月期の成約数、売り受託件数とも過去最多

 M&A業界は、中小企業の後継者不足などを背景に高い成長を続けてきた。日本M&Aセンターの決算説明資料によると、市場規模は23兆円。大企業の事業再編でM&Aは巨額になっている。日本M&Aセンターの20年3月期の連結決算の売上高は前期比12.5%増の320億円、営業利益は13.7%増の142億円。純利益は15.9%増の102億円と増収増益だった。

 成約数、受託件数は過去最多を記録した。成約数は前期の770件から885件へ14.9%増。5年間(15年3月期338件)に2.6倍になった。売り案件の受託件数は前期の1100件から1450件へ31.8%増えた。

 コロナの影響は出た。20年1~3月の成約数は142件。四半期ごとに220件以上あった成約数が急落した。新型コロナの感染拡大により景気の先行きに対する不透明感が強まったことから、(企業の)買い手が様子見姿勢を強め、成約が低迷した。21年3月期の業績見通しは「未定」とした。

 成約数が右肩上がりで増えたことから株価は上昇を続けた。昨年の3000円前後から、2020年1月には4100円を付けた。コロナショックで急落したが、3月期決算が好調だったことに加え、コロナ禍で会社を売却する中小企業が増加するという思惑から、株価は強含みとなり、7月7日には5100円の年初来高値をつけた。コロナショックで年初来安値(2365円)を3月23日につけたが、その後、反転し、株価は2.1倍となった。

分林会長は観世流の能楽師

 1991年4月、全国の公認会計士・税理士が中心となり、株式会社日本エム・アンド・エーセンター(現・日本M&Aセンター)を設立。このベンチャー企業に現会長の分林保弘(わけばやし・やすひろ)氏(76)と、現社長の三宅卓(みやけ・すぐる)氏(68)が参画した。分林氏は京都市生まれ。父は観世流能楽師、母は裏千家茶道教授。3歳で初舞台を踏む。観世流能楽師分林道治氏は甥にあたる。

 立命館大学経営学部在学中の1965年、「全米能楽公演ツアー」を企画・実行。全米35州を巡り、20以上の大学で4カ月にわたり能楽公演を行う。当時の米国社会・経済に強く影響を受けて帰国した。

 1966年、卒業後、外資系コンピュータメーカーの日本オリベッティ(現NTTデータジェトロニクス)に入社。全国の中小企業や会計事務所にコンピュータシステムを販売する会計事務所担当マネージャーを務めた。

 このときの人脈が日本M&Aセンターの会計事務所ネットワークの基礎となった。クライアントである会計事務所で「経営権の承継」問題が増えていることがわかった。後継者問題を解決するためのM&Aが必要だと考えた。91年、公認会計士や税理士とともに、日本M&Aセンターを設立。取締役に就き、翌92年に社長に就任。2008年に会長となる。

日本オリベッティの上司と部下が“脱サラ”で起業

 三宅氏は神戸市の生まれ。大阪工業大学工学部経営工学科卒。「プロの写真家」になるつもりで暗室に籠りきっきりになり、2年留年した。その頃、写真のテーマにしていた「人間疎外」を解決するツールはコンピュータだと信じ、1977年、コンピュータ会社の日本オリベッティに入社。工学部出身だったのでソフト部門を志望したが、「ソフトの才能」がないと言われ、1年で営業に出された。新卒営業は飛び込み新規開拓部隊で、そのときの上司が“鬼の営業課長”の異名をとる分林氏だった。

 分林課長の下で会計事務所営業を6年。その後、金融機関に融資支援や国際業務のシステムの企画・販売を行うビジネスを7年やった。名古屋の金融事業所長をやっているとき、分林氏が名古屋にセミナーにきていて、夕食をともにした。

 夕食の席で、「今度、後継者問題を解決するためにM&Aの会社を設立するつもりだ」という話を聴き、「これにはぜひ参加したい」と思った。「全国の税理士・会計士をネットワークするので全国展開が必要なのだ。俺(=分林)が東をやるから、お前(=三宅)は西をやってくれ」ということになって参加した。ちょうど38歳の時だ。

 日本M&Aセンターは分林氏と三宅氏が二人三脚で立ち上げ大きくした会社だ。三宅氏は2008年、分林氏の後任の社長に就いた。12年8月9日放映されたテレビ東京系の『カンブリア宮殿』で、インタビュアーの村上龍氏から、三宅氏は自著『会社が生まれ変わるために必要なこと M&A「成功」と「幸せ」の条件』(経済界刊)について「今年読んだ本で一番面白かった」と言われた。

脱サラで成功した2人が直面する「経営権の承継」の問題

 日本M&Aセンターは全国の会計事務所を「地域M&Aセンター」としてネットワーク化。20年3月末現在、899の地域M&Aセンターがある。会計事務所のネットワークは、分林氏の日本オリベッティ営業時代からの約40年の付き合いを基に出来上がった。

 2000年、地方銀行とのネットワークの拡大を目的に全国M&A研究会を立ち上げた。信金中央金庫と提携後、子会社の信金キャピタルや全国の信用金庫と提携を順次拡大していった。20年3月末現在、98の地方銀行、215の信用金庫と提携している。地域金融機関のネットワークは、三宅氏が金融機関営業をやっていたときからの20年以上の付き合いでつくられた。

 M&A支援専門会社として06年、東証マザーズに上場。07年、東証1部に指定替えになった。16年から海外に進出。19年には上場支援サービスを始めた。

 中高年サラリーマンから脱サラして起業した2人は大成功を収めた。分林会長の持ち株比率は4.62%で第5位の株主。三宅社長は7.08%を保有する第3位の大株主だ(20年3月末時点)。2人とも決して若くはない。中小企業の経営者と同様に、日本M&Aセンター自身が「経営権の承継問題」に否応なしに向き合わざるを得なくなっている。

(文=編集部)

発見!買いたい気持ちを2倍に増やす、超シンプルな方法。

通販広告と心理学、異色タッグのプロジェクトチームが、3年かけて通販広告のデータを解析。その成果をまとめた『売れる広告 7つの法則』(光文社新書)より、全7回シリーズでトピックスをご紹介します。

本シリーズも、いよいよ最終回。というわけで今回は、すべての人がすぐに必ず実践できて、しかも買いたい気持ちを2倍に増やせる、とっておきの秘策をご紹介したいと思います!

なんて、ちょっとうさんくさい感じの導入から始めてみましたが、実際のところ、突然「買いたい気持ちを倍増させる秘策」と言われても、普通は「そんな都合のいい方法、あるわけないだろ」とか、「あったとしても、汎用性のないインチキ手法だろ」などの感想しか持たないと思います。

ですが、これ、うそじゃないんです。これまでに蓄積された通販広告のデータをくまなく洗ったところ、間違いなく効果が出る、それでいて必ず誰もが実践できるシンプルな方法があることが分かったのです。

その方法とは、あなたが考えたセールストークを、ただ3回繰り返すこと。たったそれだけ。

データが確かに示す、「3回繰り返し」の効果。

実をいうと、われわれがデータを洗いざらい調べる何十年も前から、購買意欲を高める上で「3回繰り返すこと」が効果的だ、という話は、通販業界の定説となっていました。皆さんも見たことあるかと思いますが、たいていのテレビショッピング番組は、同じストーリーを3回繰り返す構成となっています。

専門的には、この繰り返しの単位をロールと呼び、ロールが3回繰り返される3ロール型の構成がテレビショッピングの基本中の基本とされているのです。もちろんそうなっている理由は、このやり方が一番売れるからに他なりません。

そんな中で今回、私たちが挑んだのは、この“定説”が本当に正しいのかの検証でした。具体的には、3ロール型のテレビショッピングの映像をインターネット上でモニターの方々に視聴いただき、その反応を測定する実験を行ったのです。

実験は、映像を見ながら「いいね」「悪いね」「買いたいね」の三つのボタンをリアルタイムで押してもらうという方式で行いました。その結果が次の図です。

通販連載7回目表1

図に入っている区切り線は、ロールの分かれ目となります。ロールごとに見ると、すべてのロールで最初に「悪いね(グレーの実線)」が高まり、その後に「いいね(黒の実線)」が、そして最後に「買いたいね(赤の点線)」が高まる傾向があるのが分かります。これは、まず冒頭でネガティブな共感を獲得し、その後に商品の存在を伝えて好感をつくり、最後に対価を伝えて購買を決断してもらう、というテレビショッピングの鉄板ストーリーが生み出した心の流れとなります(この点については、過去の連載で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください)。

そして、注目してほしいのは、同じストーリーのロールを3回繰り返した際の変化、とりわけ「買いたいね」の変化です。分かりやすいように、「買いたいね」の反応のみを抜き出した、次の図をご覧ください。

通販連載7回目表2

先ほども触れた通り、「買いたいね」は各ロールの最後に設けられた対価を伝える部分、いわゆる「CTA(Call To Action)」で高まるのですが、ロールごとのこの数値の変化を見てみると、ロール1からロール2でやや高まった後、最後のロール3で倍の高さになっているのが分かります。「買いたいね」ボタンが買いたいと思った時に押されることを考えると、まさに3回繰り返すことで買いたい気持ちが倍増した、ということを表す結果です。

テレビショッピング以外でも、同様の現象が。

実は、3回繰り返しによる購買意欲向上の効果は、テレビショッピング以外の通販広告でもしばしば見られます。

通販連載7回目表3

上の図は、2分間の通販CM、いわゆるインフォマーシャルを3回続けてモニターに見せ、商品を欲しいと思ったかどうかを1回見るごとに聞いた結果です。こちらの実験でも、倍増とまではいきませんが、「3回繰り返すことで欲しい人が増える」というデータを得ることができました。

また、通販のコールセンターに注文の電話をしてきた方に、「何回くらい広告を見て電話したか」をヒアリングすると、たいていの人が「3回くらい」と答えます。

こうした事象も踏まえると、「3回繰り返すことで買いたい気持ちが増す」というのは、確かな事実だと言って間違いないのではないでしょうか。

3回繰り返すと「買いたい気持ち」が増す理由。

でもなぜ、同じ情報をただ3回繰り返すだけで、買いたい気持ちが増すのでしょう。

その理由は、一言で言うなら「反芻効果」です。現代人の「買いたい気持ち」は、1回の情報接触だけでは完結せず、むしろ、複数回情報に触れることで強化され完成されるのです。

それをモデル化したのが、私たちが提唱する購買心理モデル「A・I・D・E・A(×3)」です。

AIDEA×3

ご覧のように、購買に向けての基本的な心理変容は、第1ステップの「A」から第5ステップの「A」に至る流れとなるのですが、加えて大事なのが、この一連の心理変容を3回繰り返すこと。最後に付け足された「×3」が、まさにそれを意味します。

モノと情報があふれる中で買い物をする現代人は、たとえ一度の情報接触で「買いたい気持ち」を抱いたとしても、そのまま即「買う」行動に移るかというと、そうではありません。むしろ、最初の情報接触で商品を検討の俎上に乗せ、その後、数度の検討の中で競合商品との比較を行うなどして、十分に納得できた上で初めて、商品を買う決意を固めるものなのです。つまり、同じ情報に複数回触れてもらうことが有効なのは、このやり方が効果的に反芻の機会をつくり出し、納得を生み出すことができるやり方だからです。

これこそがまさに、「セールストークを3回繰り返すことで売り上げが倍増する」というお話の裏にある、現代人の購買心理です。モノや情報があふれる時代だからこそ、1度のセールストークで買ってもらうことは難しい。そんなときに効果的に何度も検討してもらうきっかけとなり、買う必要性を確信してもらえる方法、それが「セールストークを3回繰り返す」ことだというわけです。

ご納得いただけた方には、ぜひとも実践をしてみることをお勧めいたします。

連載を終えるに当たって、思うこと。

さて、約4カ月にわたって連載させていただいた当コラムですが、おかげさまで無事最終回を迎えることができました。第1回から考えると、わずかな期間で世の中が完全に変貌を遂げてしまったことに驚きを禁じ得ません。

一方で、そんな変化の中で注目を増したのが、非対面型のビジネス形態です。この連載で取り上げているダイレクトマーケティングもその範疇に挙げられます。

この先も経済活動をできるだけ停滞させず、新しい生活様式に応えていくためには、非対面型のビジネスを今まで以上に有効なものとし、事業者と生活者の双方にメリットのあるものに昇華していくことが欠かせません。長く非対面型のビジネスに関わってきた者として、そのノウハウをできる限り共有することで、少しでもこれからの社会のお役に立ちたい、そんな気持ちで毎回の記事を書いてまいりました。

最終回を迎えるにあたり、改めてそんなダイレクトマーケティングの本質を整理すると、次の二つの点に集約できます。一つは、「非対面型であれ対面型であれ、人がモノを買う心理変容は根本的には変わらない」という点。そしてもう一つが、「とはいえ、心の動かし方には、非対面ならではのポイントがある」という点です。つまり、言い方を変えると、正しい応用法を用いさえすれば、対面型で培った本質を生かした非対面型ビジネスは十分に可能だということです。本コラムが、そんな応用法のヒントになれば、本当にうれしく思います。

以上で全7回のコラムは終了です。お読みいただいた方々、どうもありがとうございました。なお、本コラムの内容は、拙著『売れる広告 7つの法則』(光文社新書)で詳しく解説しています。こちらも手に取っていただけますと幸いです。

アスリートブレーンズ為末大の「緩急自在」Vol.4

為末大さんに「いま、気になっていること」について、フリーに語っていただく連載インタビューコラム。唯一、設定したテーマは「自律とは何か、寛容さとは何か」。謎の「聞き手」からのムチャ振りに為末さんが、あれこれ「気になること」を語ってくれます。さてさて。今回は、どんな話が飛び出すことやら…。乞う、ご期待。

為末さんインタビュー画像

──前回は、ケアレスミス、についてあれこれ話を伺いましたが、ケアレスミス同様、人間が克服すべきコンプレックスについては、いかがですか?

為末:コンプレックス=劣等感、と訳しがちですが、この言葉、心理学的にはいい意味もあるんですよ。

──確か、「心のしこり」みたいな大きな意味でしたよね。

為末:仏教に、こんな話があって、日々、熱心に観音様にお参りする村人の話なんですが、そこまで熱心になにをお願いしているのか、と尋ねられた村人はこう答えた、というんです。「私は観音様のことを、心からお慕い申し上げています。お慕いしているからこそ、どうか私の煩悩をすべて取り去らないでほしい。煩悩がなくなったら、もはや観音様にお参りする理由がなくなってしまいますから」。

──おもしろいお話ですね。

為末:つまり、劣等感でも、夢でも希望でも、なんでもいいんですが、心の奥底に引っかかっているものが、きれいさっぱりなくなってしまうと、人は途方に暮れるものなんですね。アスリートの世界では「叶っちゃうと、終わっちゃう」とよく言われるのですが。

──燃え尽き症候群、みたいな。

為末:一方で、僕自身は「ストレス」はあまり感じなかったように思う。どうしてかな、と考えると「競技には、終わりがある」から。

──ああ、それはすごくわかります。古代のエジプトだか、メソポタミアだったか、忘れましたが、罪人へ課せられた最も過酷な労働というものがあって、山と積まれた土砂を、わずか1メートル横にスコップで移動しろ、と言われるんですって。で、移し終わったら、「よし、じゃあ、その山を元に戻せ」と。これを終わりなくやらされる、という…

為末さんインタビュー画像

為末:イノベーションを起こす動機には2種類あって、一つは「こうあるといいな」というもの。もう一つは「この問題を解決したい」というもの。後者は要するに「ストレスを解消したい」ということなんです。起業家の特徴として、「成功するための我慢」は出来るのだけど、「その場に居続ける我慢」は出来ない。だから、物事を変えようとしちゃう。僕自身、自由のないストレスには耐えられないけど、自由のあるストレスはむしろ楽しんじゃいますね。

──なるほど。

為末:アスリートの世界では「リラックスの習得」と言うんですけど、人間は最初からリラックスはできないんですね。リラックス、つまり体も精神も弛緩した状態というのは、緊張との落差があって初めて認識されるもので、つまり極度のストレスを体験して初めて、ああ、これがリラックス状態なんだ、ということを学んでいくんです。

──確かにそうですね。さあ、リラックスしてください、と言われてもどう振る舞ったらいいのか、わからない。

為末:おそらくは、ストレスと幸福の関係もそうなんだと思います。人生の中でも「揺らぎ」は必要なんでしょうね。話が飛びますが…

──いいですね。

為末:僕はよくブータンに行くのですが、

──幸せの国、ですね?

為末:彼らの幸せの秘訣は、言い方は悪いのですが「無知」から来るものが大きいように思う。ネットやSNSの時代においては、もはやそうではないのかも知れませんが、余計な情報が入ってこない、ということは、人にとってとても幸せなことのように思いますね。自然と「リラックス」が習得できている。

──確かに現代人は意図的に情報を「遮断」することで、幸せを感じているところはありますものね。

為末:アスリートには、「ゾーン体験」というものがあるんです。集中力が極限に達したとき「ああ、いま、ゾーンに入ったぞ」という感覚が沸き起こる。イメージとしては「ゲームに夢中になっている」あの感じ。カクテルパーティー効果と言われるものと同じだと思うんですが、外のリソースをすべて遮断して、ある一点にのみ集中する。

──アスリートならずとも、それは人間誰しもが持っている能力ですものね。その感覚を、意図的に操れるかどうかが、トップアスリートと一般の人間との違いなのでしょう。

為末:集中が得意な人間というのは、「自閉」の傾向が強い。集中できない人は、「多動」傾向が強い。何にでも好奇心が沸く。そして「察知する」ことに長けている。どっちが偉い、というわけではありませんが。

──それこそ、多様性ということで。

為末:AIの、物事を「最適化」する能力というのは、平たくいうと「気が散らない」ということだと思うんです。僕自身は、AIに対して、そこまでの期待はしていません。なにしろ、AIが生まれて、3回目らしいですよ。今度こそ、本当のAI革命だ!と言われたのは(笑)。もちろん、クルマの自動運転が可能になったり、遠隔操作での医療が可能になったり、と便利なことはたくさん出て来るんでしょうけど。それが、とてつもなくドキドキ、ワクワクする世界か、と言われるとそうでもない。ミスとか、ストレスとか、コンプレックスみたいなものとどう付き合っていくか。そこに、個人も、法人も、社会も、成長と感動のきっかけがあるような気はしますね。

(聞き手:ウェブ電通報編集部)


アスリートブレーンズ プロデュースチーム白石より

世の中はどんどん「効率化」が進んでいます。この流れは圧倒的不可逆で、私が子供の頃に感じていた、(もしくは感じてすらいなかった)不便さやその時の感覚が、時に懐かしくもあるほど。一方、そんな時代にあっても、無くならないどころか増えていくばかり(な気がする)「心のしこり」と、そこから来る劣等感。目の前のことにあがいて、格闘する毎日。でも、為末さんと対話をしていると、この「心のしこり」すら、解きほぐし方次第で、今求められる「その人らしさ」や「幸福」のタネになり得ることに気付きます。私たちはこのアスリートブレーンズという活動を通じて、人や社会における「心のしこり」探しやその解きほぐしにチャレンジしていきたいと考えております。

アスリートブレーンズ プロデュースチーム電通/日比昭道(3CRP)・白石幸平(CDC)

為末大さんを中心に展開している「アスリートブレーンズ」。アスリートが培ったナレッジで、世の中(企業・社会)の課題解決につなげるチームの詳細については、こちら

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