JRAハービンジャー1歳馬「大量主取」の低評価!? ブラストワンピース、ペルシアンナイト「看板」不振でドゥラメンテら“世代交代”の波に……

 7月13日、14日の2日に渡ってノーザンホースパークで行われた「セレクトセール2020」。今年の2日間の種牡馬別合計落札額でトップだったのは、ハーツクライ。36頭が落札されて27億1800万円、平均価格は7550万円にも及んだ。

 だが、続くディープインパクトも存在感を示した。1歳セッションのみ、12頭とハーツクライの3分の1の頭数だったが、歴代3位の5億1000万円の値がつけられたシーヴの2019など、合計24億9700万円、平均2億808万円を叩き出している。

 ディープインパクト産駒が相変わらずの人気を見せたが、それより下位では、ロードカナロアが35頭落札されて合計16億6100万円、ドゥラメンテ産駒が27頭で合計14億400万円、さらにエピファネイア産駒が21頭で合計9億3300万円と、種牡馬入りして比較的日が浅い馬たちの産駒に人気が集まったようだ。徐々に世代交代の波が訪れていることを実感してしまう。

 だがその波に飲み込まれてしまったのか、予想以上の苦戦を強いられた種牡馬もいる。ブラストワンピース、ペルシアンナイトらG1馬を輩出した実績を持つハービンジャーだ。

 今年のセレクトセールでハービンジャー産駒は1歳馬が15頭、当歳馬が10頭、計25頭が上場した。しかし、当歳馬の主取はなかったものの、1歳馬はそのうち6頭が主取。今回のセールで最も多く主取された種牡馬となってしまった。

「1歳馬の主取が目立ちましたが、昨年のセレクトセールではライフフォーセールの2019(牡)が2億2000万円の高値がつけられるなど、上場した9頭すべて落札されていたんですけどね。最近ハービンジャー産駒は不調ですし、今年のセレクトセールでセリにかけられた1歳馬たちは、オーナーにとってあまり魅力的に写らなかったのかもしれません。

G1馬も数頭輩出しているハービンジャーですが、最近はノームコアやディアドラなどの牝馬勢が気を吐いているものの、看板的存在だったブラストワンピース、ペルシアンナイトも勝利からは遠ざかっています。

さらに近年デビューした3歳、4歳世代の元気がないです。ニシノデイジー、ハッピーアワーなどが重賞を勝っているものの、最近は伸び悩んでいます。また同世代のサマーセントが先日、マーメイドS(G3)を勝ちましたが、これは斤量が50kgだったこともあり、ハンデに助けられた感が強く、評価が難しいです。種牡馬として復権するためには、産駒がさらに結果を出す必要があるでしょうね」(競馬記者)

 4歳世代のハービンジャー産駒でトップの賞金額を誇るニシノデイジーが、今週末に開催される函館記念(G3)に出走予定。前走の目黒記念(G2)ではまさかの殿負けを喫したが、今回は1年ぶりに同馬とともに重賞を制した経験を持つ勝浦正樹騎手に手綱が戻る。一変することも十分考えられるだろう。

 ニシノデイジーの函館記念での好走をきっかけに、ハービンジャー産駒たちの成績が上向けばいいのだが、果たして……。

五代目山健組、神戸山口組からの離脱か否かの結論は持ち越し?トップ不在で長期化必至か

 神戸山口組の中核組織である五代目山健組。その山健組内の保守本流を含む多くの勢力が、神戸山口組から離脱するという情報が流れてから数日が経った。しかしその後、離脱が正式決定したという話は聞こえてこない。だからといって、混乱が終息したということでもないようだ。

 そんななか、山健組は7月11日に引き続き14日にも、兵庫県高砂市内で会合を開催した。地元関係者によれば、会場の周辺のいたるところに幹部送迎用の山健組系車両が待機しており、山健組系組員らであふれかえっていたという。

 山健組系組長や組幹部が多数出席したと思われる会合は数時間にも及んだようだが、最終的には、今後の去就についての結論にはいたらなかったといわれている。

「この会合で、五代目山健組が本当に神戸山口組を離脱するかどうかが決まるのではないかと見られていた。そのため、獄中の中田浩司組長(五代目山健組組長)の意を汲んで神戸山口組離脱を主張すると見られていた最高幹部らも、この会合に出席している。だが、結論は出なかった。当代である中田組長が獄中にいるだけでなく、接見禁止をつけられているため、外部との連絡が弁護士を通じてしかできない状況だ。そんななか、中田組長の本当の意思を直接聞いた人間がいないというのが、結論が出ない要因のひとつかもしれない。こうした状態はしばらく続くのではないか」(業界関係者)

 確かに、塀の中と外では、神戸山口組や山健組をめぐる情報に対する温度差があるだろう。中田組長の耳に入っている情報も限定的な可能性があるし、その中田組長から発せられた言葉も、現在は弁護人伝いであり、直接的な意思の疎通は困難な状態だ。一節には、中田組長が神戸山口組の井上邦雄組長への不信感の大きさを理由に同組からの離脱を指示したというが、本当にそう明言したのか。また、本当に正確な情報を耳にした上でそのような判断にいたったのかなど、組織関係者からすれば疑問をさしはさむ余地があるのかもしれない。

 そんな状況だけに、山健組が神戸山口組を離脱するのか、もしくは中田組長派といわれる一部の勢力だけが神戸山口組を離脱するのか、それとも最終的には元サヤに収まり、五代目山健組として神戸山口組で活動していくのか、結論に至るまでには時間を要することも十分に考えられるのではないだろうか。

 こうした状況に対して、他団体はどのように見ているのか。ある関係者はこのような見解を示している。

「山健組が揺れ動いているのは間違いないだろう。それはすなわち、神戸山口組全体に影響を及ぼすことになる。ただ、本当に神戸山口組から山健組が離脱するとしても、一部の勢力としてではなく、組織全体で抜けなければ、長年、山口組内で存在感を示し、神戸山口組結成の牽引役にもなった山健組の絶大な影響力は維持できないのではないか。それだけに分裂は避けたいのだろうが、トップ不在のなかでは、いくら会合を開き、長時間かけても、すぐに結論にはいたらないのではないか」

 突如浮上した山健組の神戸山口組離脱問題だが、それが長期化しているところを見れば、紆余曲折の末に神戸山口組に留まる可能性も出てきたともいえる。

絆會の状況も二転三転か

 一方で、その山健組から2017年に離脱し、新たな勢力を立ち上げて独自の組織運営を行ってきた絆會(旧称・任侠山口組)にもこんな噂が錯綜し始めたという。実話誌記者は語る。

「一部新聞などでも取り沙汰されていましたが、絆會は脱反社を目指し、近々解散するのではないかと見られていました。これまでも何度かそうした噂が浮上しては立ち消えになっていたんですが、今回の解散説については、捜査関係者でさえ間違いないのではないかと見ていました。それがここにきて、解散を撤回、もしくは保留したのではないかと囁かれ始めています。タイミングがタイミングだけに、山健組問題となんらかの関係があるのかもしれません。山健組の一部勢力との合流や、絆會の主だった勢力による六代目山口組への移籍など、さまざまな情報が流れている段階です」

 神戸山口組や山健組においても、そして絆會においても、今後どのような局面を迎えるのかは、正式発表が出されるまでは予断を許さない。ただ、六代目山口組と袂を分かった勢力の状況にこうした変化が生じているのは、六代目山口組・髙山清司若頭が去年秋に府中刑務所から出所してきたことと無関係ではないだろう。

「六代目山口組サイドでは、髙山若頭が出てくれば分裂騒動は終焉するといわれていた。それだけ、山口組全体に与える影響力が絶大だということだろう。実際に髙山若頭が出所してまだ1年も経っていないというのに、分裂問題を取り巻く環境は大きく変わってきている。任侠山口組は山口組の看板を下ろして絆會となり、神戸山口組からは六代目山口組に復帰する勢力が相次いでいる。挙げ句に山健組でのこの内紛。髙山体制下の六代目山口組の強固さが、対峙してきた勢力に影響を与えているのは間違いないだろう」(捜査関係者)

 捜査関係者らですら「その影響力には特別なものがある」という髙山若頭を前に、分裂騒動は収束に向けて大きく変貌を遂げている……当局の見立てもそのようなもののようだ。

 まもなく6年目に突入する山口組分裂騒動は、今後どのような展開を見せていくのだろうか。

(文=山口組問題特別取材班)

JRA「10億円」爆買いオーナーに心配の声!? わずか2度目のセレクトセールで存在感抜群も、“愛社”は逆風真っただ中?

 2日間に渡り行われたセレクトセールは大盛況で幕を閉じた。コロナ禍の開催ということで売上について心配の声もあったが、2日間の落札総額は187億6200万円で歴代2位の記録。昨年を下回る結果だが、当歳馬にディープインパクト、キングカメハメハ産駒がいなかったことを考えれば、上々の結果と言えるだろう。

 初日の1歳馬セールでは5億1000万円で落札されたシーヴの2019を筆頭に、ディープインパクト産駒が平均2億円超えで落札されたことは圧巻だった。

 また、購買者に目を向けると2日間で総額10億円超えのお買い物をしたのは3者。トップは「ダノン」の冠名で知られるダノックスが11億4500万円、それに続いて金子真人ホールディングスが10億6500円で2位につけている。

 そして、もう1者が10億5400円で9頭を落札した麻布商事だ。ABCマートの創業者の三木正浩オーナーが、麻布商事名義で今年のセレクトセールに参加し大きな存在感を示した。

「サトノ」の冠名で知られる里見治オーナーと親交のある三木オーナーは、昨年のセレクトセールに初めて参加。この時、3億9300万円で5頭を落札したが、今年は約3倍の10億円の“大盤振る舞い”となった。

「三木オーナーが馬主になったのは、北村友一騎手を紹介されたことがきっかけみたいです。里見オーナーとも交友関係があるので、追いつきたいという気持ちで今回の高額落札続出となったのかもしれませんね。

現在、8頭の所有馬が中央競馬に登録されていますが、ほとんど2歳馬なので馬主としての結果が出るのはこれからになります。セレクトセールの買いっぷりからも、重賞制覇の日はそう遠くないかもしれませんね」(競馬記者)

 競馬界を三木旋風が席巻する日が、いずれ訪れるかもしれない。だが、そんな三木オーナーを心配する声も上がっている。

「ABCマートは新型コロナウイルスの影響で、かなりの売上減少となっています。すでに三木オーナーは経営から退いていますが、筆頭株主なので他人事ではないはずです。

日本でもトップクラスの資産家なので10億円の出費は痛くないかもしれませんが、まだセレクトセールは2回目の参加ですからね。社会情勢を含めて今の流れは決していいとは思えないだけに、不安になってしまいますね。大物馬主だけに、長く競馬界に携わってくれればいいのですが……」(別の記者)

 実際に、ABCマートの今年の第一四半期(3~5月)は売上48.3%減とかなりの大打撃となっている。緊急事態宣言解除後、数字を持ち直しているが、かなり厳しい状況と言えるだろう。

 だが、世界進出するまでにABCマートを成長させた三木オーナー。その手腕は競馬界の勢力図を塗り替えるかもしれない。

 今年“爆買い”した1歳馬は来年、当歳馬は2年後にデビューする。三木オーナーの神通力に期待したいものだ。

中国ファーウェイ、英国が5Gから完全排除&米国はビザ制限…ソフトバンクに迫る深刻な危機

 中国の通信機器大手・華為技術(ファーウェイ)が、再び大きな危機に直面している。これまで部分的に容認してきたイギリスは、2027年までに次世代通信規格「5G」からファーウェイ製品を完全排除する方針を決定した。21年以降は新規購入も禁止するという。

 すでに日本は政府調達から事実上の排除を決定しており、輸出規制の強化などでファーウェイ潰しを主導するアメリカは、かねて同盟国に5Gからの完全排除を求めていた。そのアメリカは5月に、ファーウェイに対して半導体の供給網を絶つ追加制裁を発表し、これが今回のイギリスの決断を後押ししたかたちだ。

 また、イタリアの通信大手であるテレコム・イタリアも、ファーウェイを5Gの入札から排除する方針であることが報じられた。日米に続いてヨーロッパでもファーウェイ排除が既定路線となるなか、あとはドイツがどうするかが焦点となるだろう。

 ドイツの通信大手・ドイツテレコムはアメリカでT-モバイルを運営しており、T-モバイルはソフトバンクグループ傘下のスプリントと合併した。スプリントは米国務省が発表している「クリーン・ネットワーク」の企業群に入っているが、T-モバイルは入っていない。今後、アメリカはこの部分を突いてくると思われる。

 ドイツテレコムはファーウェイのヨーロッパ最大の顧客であり、現時点では個別のサプライヤーに対する一律の締め出しには強硬に反対している。しかし、今後は厳しい立場に置かれることが必至で、ある意味では、米中どちらの陣営につくかという“踏み絵”を迫られることになりそうだ。

 また、イギリスのファーウェイ排除は5Gの問題だけではなく、すでに設置されている4.5G(5Gへの転用も可能)を含むもので、既存の設備も入れ替えるという内容だ。その費用に3000億円以上かかると見込まれているが、多額のコストを負担してでもファーウェイを排除する必要性があると判断したということだろう。

問われるソフトバンクの判断

 同様の問題は、日本でいえばソフトバンクが抱えている。日本政府はファーウェイをはじめとする中国製品の5Gからの事実上の排除を決めているが、現行世代の利用を禁じてはいない。そして、ソフトバンクは4.5Gにファーウェイ製品を多数採用している。そのため、アメリカによる「安全なネットワーク企業」に認定されていないわけだ。

 しかし、中国製通信機器の締め出しなどを定める「米国防権限法2019」により、アメリカ政府と取引を継続する企業や個人は中国製通信機器を業務に使用していないことを8月13日までに宣誓する必要があり、それをしなければアメリカ政府との取引が停止される。

 また、今後の規制強化で、アメリカは「安全なネットワーク」に指定されている企業以外との取引を禁じる可能性もある。そうなれば、営業に大きな問題が生じることは必至だ。

 一方で、多額のコストを負担してファーウェイを排除した場合は、中国政府による制裁を受ける可能性も高い。ソフトバンクグループは保有する最大の資産がアリババグループの株式であるように、中国のIT企業などに多額の投資をしていることで知られている。万が一、アリババ株が無価値化すれば、ソフトバンクグループは財務的に破綻する可能性が高まることも予想されるのだ。

 また、100%子会社であるイギリスのアームに関しても問題が噴出している。アームは中国事業向けにアーム中国という会社をつくっており、18年にソフトバンクはアーム中国の株式の51%を中国政府系ファンドなどに売却した。そして、ファーウェイ問題でアームはファーウェイへの技術移転を禁じられ、それがほかのIT企業に波及する可能性もある。この時点で、アームとアーム中国は米中両国の法的リスクを抱えたといえるのだ。

 7月15日、アメリカのマイク・ポンペオ国務長官は、ファーウェイなど中国のテクノロジー企業の社員に対し、ビザ制限を実施することを発表した。新疆ウイグル自治区における中国政府の人権侵害を支援したというのが理由であり、今後、この対象はさらに広がり、段階的に制裁が行われる可能性が高い。

 一方、中国外務省はイギリスのファーウェイ排除について強く反対しており、「あらゆる必要な措置を取る」と警告しているが、そうした姿勢も追い詰められていることの証左といえるだろう。

(文=渡邉哲也/経済評論家)

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JRA武豊でデビューする「珍名馬」の父はレジェンドのG1完全制覇を阻止! 因縁の相手の“結晶”は、今度こそ空気を読んでくれるか!?

 19日、日曜函館の新馬戦(芝1800メートル)に出走するピンクカメハメハ(牡2、栗東・森秀行厩舎)は鞍上に武豊騎手を配してデビューする。

 武豊騎手と名伯楽・森秀行調教師のコンビはかつてシーキングザパール、アグネスワールドで海外G1を制覇。最近でもマテラスカイ、フルフラットの活躍でも知られる。黄金タッグが送り出す期待馬に大きな注目が集まる。

 また、ピンクカメハメハの馬名が登録されたときには「珍名馬」としても、ちょっとした話題になった馬だ。

 馬名からは2007年のNHKマイルC(G1)を制した金子真人オーナーの所有馬ピンクカメオが思い浮かびそうだが、関係性は全くない。登録されている馬名の意味由来でも「桃色+父父名」の一部となっていることから、「ピンク」とキング「カメハメハ」を組み合わせた結果、ピンクカメハメハとなったようだ。

 ただ、単に珍名馬というだけではなく、血統的にもなかなか面白そうな馬である。

 母のタバサトウショウは名牝スイープトウショウを出している。同馬は牝馬ながら牡馬の強豪相手に宝塚記念(G1)を制し、秋華賞(G1)、エリザベス女王杯(G1)などG1・3勝を挙げた。

 産駒もスイーズドリームズ(父ディープインパクト)がストークS(3勝クラス)を勝利、スイープセレリタス(父ハーツクライ)が晩春S(3勝クラス)を勝利するなど血の勢いもあるだけに、弟ピンクカメハメハも姉の勢いにあやかりたいところだ。

 さらに、デビュー戦でコンビを組む武豊騎手にとってピンクカメハメハの父リオンディーズは少なからず因縁がある。

 15年の朝日杯FS(G1)で武豊騎手は単勝1.5倍の断然人気エアスピネルとのコンビでJRA・G1完全制覇(当時ホープフルSはG1昇格前)を目論んだ。絶対に落とせない覚悟で挑んだ武豊騎手は、細心の注意を払ってギリギリまで追い出しを我慢した。

 エアスピネルが直線で鮮やかに抜け出し、誰もが勝利を予感したのも束の間、これを大外からあっさり交わし去ったのがM.デムーロ騎手のリオンディーズだった。

「武豊騎手はレース後に『空気の読めないイタリア人がいたもんで……』とコメントして笑いを誘いましたが、内心は相当悔しかったでしょうね。奇しくもエアスピネルの母エアメサイアが、リオンディーズの母シーザリオにゴール前で大逆転を許した05年のオークス(G1)の再現VTRのような敗戦だっただけに血の因縁を感じたレースでした。

ピンクカメハメハの母スイープトウショウも武豊騎手のお手馬だったアドマイヤグルーヴとエリザベス女王杯で熱戦を繰り広げた馬ですから、まさに『昨日の敵は今日の友』といったところでしょうか」(競馬記者)

 父のリオンディーズは武豊騎手の天敵として立ちはだかった。その仔ピンクカメハメハは今度こそ「空気を読んで」レジェンドが未勝利の朝日杯、ホープフルSの勝利に貢献する活躍を見せられるだろうか。

組織の成長に不可欠「チームプレーができる人」の3つの要素とは?

 

 優れた「エース」が一人いる組織よりも、各セクションが「チーム」として機能している組織の方が強い、というのはほとんどの組織人が共感できるのではないか。

 そう、仕事で大事なのは「優秀なエース」ではなく「チームワーク」なのだ。だからこそチームプレーができる人間かどうかが採用活動やチーム編成できわめて重要になる。

 ただ、ここで疑問があらわれる。「チームプレーができる人間」とはどんな人間なのだろうか。

「仕事はできるが、周りをいらだたせる人」はどうだろう? 「周りとうまくやるが、課されたこと以上のことはまったくやらない人」は?

 そして、どこを見れば相手の人となりがわかるのだろうか? 面接で「あなたはチームプレーができる人ですか?」と聞けば、嘘でも皆「YES」と答えるのに……。

■「チームプレーができる人」の3つの要素とは?

 『理想のチームプレーヤー――成功する組織のメンバーに欠かせない要素を知り、成長・採用・育成に活かす方法』(パトリック・レンシオーニ著、樋口武志訳、サンガ刊)は、ある建設会社の危機と、それを乗り越えるまでの取り組みを物語として書くことで、この問いへの答えを示している。

 叔父に病が発覚したことで、急遽彼が経営していた建設会社バレー・ビルダーズ社(VB社)のCEOに就任することになったジェフ・シャンリーだったが、就任にあたり同社の現状を知った時、がくぜんとする。

 野心的な経営者だった叔父は、大型の案件を2件同時に受注し、同時並行で進めようとしていた。これは叔父自身ですら経験したことがない、会社にとって初めての挑戦だった。建設業界の経験が浅く、どちらも成功させる自信がなかったジェフは、どちらか一つに絞ることはできないのかと叔父に問うたが、VB社はすでに振り込まれている報酬を、現在進行中のプロジェクトの仕上げにつぎ込んでおり、なおかつ契約を取り消すことで莫大な資金を失うことがわかった。つまり、事態は引き返し不可能だったのだ。

 ジェフは長年叔父を支えていた2人の側近――人事のクレア・マシックと、工事現場を統括するボビー・ブレディ――とともに、難局を乗り切る方策を探る。

 しかし、そもそも人が足りない。2つの大型案件をこなすには今の人員に加えて、2カ月以内に現場監督やプロジェクトマネージャー、作業員など60人を揃える必要があった。しかし、ここでクレアが「60人必要なら80人採用すべき」だと主張する。VB者は離職率が高かったのである。

 3人は、人材を採用するにあたって、職員が離職する元凶になっている数人の人間(仕事はできるが愛想が悪く、周囲の人間を不快にする現場監督、人当たりはいいがハングリー精神に欠ける職員など)の人となりを分析することで、「チームプレーができる人」としてVB社が必要とする人材の特性を

・謙虚(誰に対しても態度が変わらず、自分の非を認めることができる)
・スマート(対人関係で人に不快な思いをさせない)
・ハングリー(仕事に熱意を持ち、課されたこと以上のことをやる姿勢がある)

 と結論づける。

 ただ、これで問題が解決するわけではない。謙虚さもスマートさもハングリーさも、どうやって判断すればいいのだろうか? 誰だって採用面接では好印象を持たれるように自分を取り繕うというのに。

 たとえば、ボビーの片腕として採用しようとしていたテッドという建築業の経験豊富な男性は、人当りはよく仕事への熱意も伝わってくる。ただ、謙虚さについては、ジェフらは確信を持てずにいた。一見すると謙虚そうに見える。でも、ジェフら重役相手に面接をすれば、誰だって自分を取り繕うものだ。何かが引っかかるジェフだったが、そこで朝、やってきたジェフに対応した事務職員が気になる証言をする……。

 謙虚さとスマートさ、ハングリーさ。

 本書では、これをチームプレーができる人の要件だとしている。でも問題はその先だ。どうやって採用候補者の中から、その要素を見極めるのか。どんなことを質問すればいいのか。どこを見ればいいのか。

 本書では、その点まで踏み込んで解説していくが、もちろんただの小説ではなく、ビジネスの現場で使えるための実戦的なアドバイスも紹介されている。

 チームビルディングに悩むマネジメント層や人事担当者にとっては、学びが大きい一冊ではないだろうか。
(新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

阪神・西勇輝、コロナ禍に不倫! 他球団から『タイガースは気が緩んでいる』との指摘も……

 プロ野球・阪神タイガース西勇輝選手に文春砲が炸裂した。妻子がありながら、30代前半の石原さとみ似のファンと不倫していたと7月16日発売の『週刊文春』(文藝春秋)が報じた。

 記事によれば、ふたりは2019年4月にInstagramのダイレクトメッセージから交際に発展。昨年10月の読売ジャイアンツとのクライマックスシリーズ中や、今年2月の沖縄・宜野座キャンプ中に関係を持っていたという。さらに、「ステイホーム」期間中の今年5月にも外出し、三重県で密会して行為に及んでいたというのだから呆れるばかりだ。

「タイガースといえば、3月に藤浪晋太郎投手や伊藤隼太外野手ら3選手がコロナ陽性だった。にもかかわらず、中心選手が外出を自粛しないばかりか不倫なんて、バッシングされて当然でしょう。今回の報道とは関係ありませんが、タイガースは7月の広島遠征の際に、外食規制を解除しました。コロナの第2波襲来といわれているなか、伝え聞いた他球団フロントからは『タイガースは気が緩んでいる』『だから順位も上がらないんだ』と叩かれていますよ」(球団関係者)

 西に対する風当たりも強まりそうだ。

「味方が得点を取ってくれなくても孤軍奮闘して腕を振る姿に多くのファンは惹かれていましたが、今回の報道で一気に好感度は下がるでしょう。また記事では、アンジャッシュの渡部顔負けの女性を大事にしないヤリ捨て行為まで赤裸々に明かされているため、女性ファンも離れるはず。7月10日から球場に観客が入り観戦できるようになりましたが、タイガースファンから登板のたびに厳しいヤジが飛びそうです」(同)

 阪神の広報は「厳重注意を行うと共に、球団規則に則り厳正に処分する」とのコメントを出している。人気球団のエースだけに自覚を持った行動が求められそうだ。

著名人のアカウント一斉に乗っ取られ…Twitter、システムの脆弱性突かれた可能性

 Twitterの公式サポートアカウントは16日(日本時間)、「Twitterのアカウントに影響を与えるセキュリティ問題を認識しています。我々は現在この問題について調査中であり、修正に向けて対策を講じています」と発表した。Twitter上では昨日、ジョー・バイデン前副大統領、Microsoft創業者ビル・ゲイツ氏、Tesla(テスラ)CEOのイーロン・マスク氏などの著名人のほか、AppleやUberなど大手IT企業の公式アカウントが次々に乗っ取り被害にあっていた。これらのアカウントでは「私のビットコイン(BTC)アドレスに送金された支払いを2倍にして返す」などという投稿が行われ、16日午前9時までに同BTCアドレスに約12万ドル(約1300万円)が送金されている。

「問題のアカウント」はツイート不可に

 乗っ取られた各著名人や企業公式アカウントでは15日、新型コロナウイルス感染症が拡大している現状に触れた上で、「今から30分間」などという時間制限を設けた上で、「1000ドル分のBTCを送金してくれたら2000ドル分のBTCを返金する」などと投稿していた。BTCはタイムスタンプ付きで取引が公開されており、同アカウントへの送金額は12万ドル相当に達している。

 こうした事態を受け、Twitterの公式サポートアカウントは記事冒頭ように発表し(原文投稿は以下)、「問題を確認したアカウントは、対応作業中にツイートやパスワードのリセットができない可能性がある」と注意を促している。

「米Twitter社へのクラッキングでは?」

 今回の一件に日本国内のIT企業関係者にも衝撃が走っている。ヤフージャパン関係者は次のように困惑する。

「著名人や公式アカウントが一斉に乗っ取られるということは、いたずらとか嫌がらせのレベルではありません。米Twitter社のシステムがクラッキングされた、セキュリティの脆弱性を突かれた可能性も考えられます。TwitterをPR、IR活動のプラットフォームとしている企業、個人も多く、我々IT業界だけでなく、全世界の経済界に衝撃を与える一大事です。他のアカウントの個人情報やパスワードなどは漏れていないのか、被害の全容解明が待たれます」

 Twitter社の調査の動向を注視したい。

(文=編集部)

 

JRA 西山茂行オーナー動いた! 函館記念(G3)ニシノデイジー「再出発」函館デビューからこの馬を知り尽くす勝浦正樹騎手に“ラブコール”!

 前走目黒記念(G2)18着に敗れたニシノデイジー(牡4歳、美浦・高木登厩舎)は、夏は休まずに函館から再出発することになり、今週19日の函館記念(G3)に出走する。

 今年AJCC(G2)6着、金鯱賞(G2)6着、そして目黒記念(G2)殿負けで重賞3連敗を喫し、窮地に立たされいるニシノデイジー。

「陣営は、敗因を距離ではなくニシノデイジーの折り合い面に求めています。この馬は『馬群の中で脚を溜めたほうがいい』と田辺裕信騎手が指摘していましたが、掛かって、力んで、シャドーロールも気にして走っているというのですから、相当乗り難しい馬のようですね」(競馬記者)

 その後、西山茂行オーナーとニシノデイジーを管理する高木登調教師が相談し、尾関充弘元調教師からの馬具のアドバイスもあり、夏の函館記念(G3)から再出発を図ることに決めた。

 それに合わせて西山オーナーは、かつてニシノデイジーの主戦を務めていた勝浦正樹騎手に騎乗の再オファーを掛けた。

 デビューから騎乗してきた勝浦騎手は札幌2歳S(G3)、東京スポーツ杯2歳S(G3)を連勝し、クラシック候補に名乗りを上げる活躍をしていたが、結果を残すことができず。朝日セントライト記念(G2)5着を最後に、ニシノデイジーの主戦降板となった。

 オーナーサイドは函館で再出発するにあたり、この地でニシノデイジーの初勝利に貢献した勝浦騎手を再度騎乗させることに決めたのだ。

 この時のやり取りが西山オーナーのブログに書かれているのだが、実に興味深い。

 勝浦騎手に夜、西山オーナーが電話を入れて尋ねた。

「函館記念、何か乗る予定の馬はありますか?」

 勝浦騎手が答える。

「ニシノデイジーですね。乗りますよ」

 これだけの会話だったという。

 このやり取りは今年6月くらいの話で、まだ想定も何も出ていない頃。西山オーナーがまだ用件も馬名も出していない段階で、勝浦騎手が騎乗を承諾……まるで、どちらがオファーしているのか分からないエピソードだ。

 しかし、菊花賞(G1)はC.ルメール騎手に乗り替わりとなり、悔しい思いをしていた勝浦騎手が、ニシノデイジーの再オファーを心待ちにしていたことが、この短い会話の中からも伝わってくる。

「菊花賞は別のジョッキーで行くと分かった時、勝浦騎手は、これまでニシノデイジーに乗せていただいた感謝や、その恩に報いることが叶わなかった悔しさ、またオーナーの馬に乗る機会があれば頑張りたい旨を、西山オーナーに告げてきたそうです」(競馬誌ライター)

 今回チャンスをもらった勝浦騎手は、これまでのオーナーに対する感謝の想いを結果で応えたいところだろう。また、このレースを勝てば、秋のG1戦線に向けて、大きなアピールにもなり、勝浦騎手も期するところがあるに違いない。

 果たして、勝浦騎手がニシノデイジーに、そして西山オーナーに、久しぶりの重賞勝利をプレゼントすることができるのか、注目したい。

田崎史郎がGoTo擁護で「古希祝いに九州旅行する」「6、7人で会食始めた」…政権擁護のため体をはって迷惑行為

 東京を中心に新型コロナウイルスの感染が再拡大しているなか、大幅に前倒しして今月22日からスタートさせる「Go Toキャンペーン」。とても正気の沙汰とは思えず、実際、ここにきて地方自治体の首長や与党内部からも批判の声が上がり始めた。  しかし、あの御用ジャーナリストだけは...