オリジン弁当、7月・土日限定「ファミ弁」が“神”と話題…弁当3種セットで千円!

 惣菜や弁当を製造・販売する「オリジン弁当」および「キッチンオリジン」では、2020年6月27日~同7月26日中の“土日限定”で、美味しくてお得なセット「ファミ弁」を販売しています。

 上記期間中の毎週土曜10時~日曜24時の間に販売される「ファミ弁」(1,000円/税別、以下同)は、なんと「生姜焼き弁当」(460円)、「タルタルのり弁当」(297円)、「とんかつ弁当」(454円)という“オリジンの人気弁当セット”を、200円以上もお得に購入できてしまうのです。家族や友達とテイクアウトすれば、「誰がどれを食べる?」とワイワイできそう。

 ネット上でも、

「週末は『ファミ弁』を買って、家族で食べつつゆっくり過ごしたよ~」

「どれを食べても美味しい、ハズレなしのセットじゃん!」

「7月いっぱい、週末はオリジンのお世話になります」

「オリジンではいつも大好きなのり弁ばっかり買ってたけど、セットをみんなで分け合うことになって、初めてほかのも食べた! 全部ウマい!」

などと喜ばれています。

 中には「自分は1人で3つ食べます」というネットユーザーもチラホラ見られましたが、くれぐれも食べすぎには気をつけてくださいね!

(文=編集部)

 

ユニクロ・GU等のサンダル、3千円以下なのに“高見え&オシャレ”な商品3選!コーデ自由

“プチプラ”といえど侮るなかれ。リーズナブルな価格にもかかわらず、お値段以上のおしゃれアイテムはたくさん存在します。そこで今回は、足元をおしゃれに魅せる「プチプラサンダル3選」をご紹介。今年の夏は、プチプラで“高見え”を狙ってみませんか?

「フィンガーベルトヒールミュール+X」(GU)

 まずは、GUの「フィンガーベルトヒールミュール+X」(税抜2490円)をピックアップ。同商品は文字通り、夏らしいフィンガーベルトが特徴的なヒールミュールです。カラーはブラックやベージュなど全4種類あり、ヒールの高さはMサイズで4.5cm、Lサイズで4.7cmほど。

 フロントのストラップ部分には合成皮革が使われていて、全体的にとてもシンプルなデザインです。無駄な装飾がない分、さまざまなコーディネートに合わせやすいそうで、ネット上では「綺麗めからカジュアルまで、どんな服装にもマッチするのがありがたい」「夏カラーのネイルともすごく相性ばっちり! お気に入りの1足」「足も綺麗に見えるし、何より裾から見えるサンダルのストラップ部分がアクセントになってとてもキュート!」といった声が上がっていました。

 今夏のヘビロテサンダルとして、1足用意しておくといいかも。

「サンダル」(ユニクロ)

 続いてはJW ANDERSONの革新的なデザインが施された、ユニクロの「サンダル」(税抜1990円)をご紹介しましょう。JW ANDERSONといえば現代のファッションシーンを牽引するロンドン発のブランド。ユニクロではJW ANDERSONのユニークなエッセンスを加えたアイテムを数多く取り揃えており、もちろん同商品にもたっぷり遊び心が。

 カラーバリエーションはブラック・レッド・ネイビーの全3種類。レッドとネイビーには所々違う色が使われており、JW ANDERSONらしいデザインセンスを放っています。

 なかでもネイビーが人気を博しているようで、購入者から「チラっと見える黄色の差し色がめちゃくちゃおしゃれ!」「いろいろな服装に合わせやすく、重宝しています」「この値段なのに、全然安い感じがしない。シンプルの中に垣間見えるちょっとしたおしゃれポイントがとにかく素敵」といったコメントがあとを絶ちません。チェックしてきっと損はないはずですよ。

「スクエアトゥ仕様エナメル風ヒールサンダル」(ZARA)

 最後はZARAの「スクエアトゥ仕様エナメル風ヒールサンダル」(2990円)。スクエアトゥとはシューズのつま先部分が角張った形状のことで、同商品はそんなスクエアトゥを採用したエナメル風サンダルです。

 さらにヒールには、長方形ブロックヒールを採用。スクエアトゥ×長方形ブロックヒール×エナメル風アッパーを掛け合わせることで、シックかつ大人っぽい雰囲気を醸し出しています。ちなみにヒールの高さは4.9cmほど。

 実際にネット上でも「これで3000円もいかないというのが信じられないくらい可愛い!」「サンダルが放つ存在感のおかげで、ラフな格好でもすごくおしゃれに見える」「デザインはもちろん、履き心地も問題なし。夏のヘビロテアイテムとして大活躍してくれます」といった好評の声が寄せられていました。

 プチプラサンダルを活用し、ぜひ足元のおしゃれを楽しんでみてくださいね。

(文=編集部)

※商品の価格は記事作成時の実売価格です。

ユニクロ・GU等のサンダル、3千円以下なのに“高見え&オシャレ”な商品3選!コーデ自由

“プチプラ”といえど侮るなかれ。リーズナブルな価格にもかかわらず、お値段以上のおしゃれアイテムはたくさん存在します。そこで今回は、足元をおしゃれに魅せる「プチプラサンダル3選」をご紹介。今年の夏は、プチプラで“高見え”を狙ってみませんか?

「フィンガーベルトヒールミュール+X」(GU)

 まずは、GUの「フィンガーベルトヒールミュール+X」(税抜2490円)をピックアップ。同商品は文字通り、夏らしいフィンガーベルトが特徴的なヒールミュールです。カラーはブラックやベージュなど全4種類あり、ヒールの高さはMサイズで4.5cm、Lサイズで4.7cmほど。

 フロントのストラップ部分には合成皮革が使われていて、全体的にとてもシンプルなデザインです。無駄な装飾がない分、さまざまなコーディネートに合わせやすいそうで、ネット上では「綺麗めからカジュアルまで、どんな服装にもマッチするのがありがたい」「夏カラーのネイルともすごく相性ばっちり! お気に入りの1足」「足も綺麗に見えるし、何より裾から見えるサンダルのストラップ部分がアクセントになってとてもキュート!」といった声が上がっていました。

 今夏のヘビロテサンダルとして、1足用意しておくといいかも。

「サンダル」(ユニクロ)

 続いてはJW ANDERSONの革新的なデザインが施された、ユニクロの「サンダル」(税抜1990円)をご紹介しましょう。JW ANDERSONといえば現代のファッションシーンを牽引するロンドン発のブランド。ユニクロではJW ANDERSONのユニークなエッセンスを加えたアイテムを数多く取り揃えており、もちろん同商品にもたっぷり遊び心が。

 カラーバリエーションはブラック・レッド・ネイビーの全3種類。レッドとネイビーには所々違う色が使われており、JW ANDERSONらしいデザインセンスを放っています。

 なかでもネイビーが人気を博しているようで、購入者から「チラっと見える黄色の差し色がめちゃくちゃおしゃれ!」「いろいろな服装に合わせやすく、重宝しています」「この値段なのに、全然安い感じがしない。シンプルの中に垣間見えるちょっとしたおしゃれポイントがとにかく素敵」といったコメントがあとを絶ちません。チェックしてきっと損はないはずですよ。

「スクエアトゥ仕様エナメル風ヒールサンダル」(ZARA)

 最後はZARAの「スクエアトゥ仕様エナメル風ヒールサンダル」(2990円)。スクエアトゥとはシューズのつま先部分が角張った形状のことで、同商品はそんなスクエアトゥを採用したエナメル風サンダルです。

 さらにヒールには、長方形ブロックヒールを採用。スクエアトゥ×長方形ブロックヒール×エナメル風アッパーを掛け合わせることで、シックかつ大人っぽい雰囲気を醸し出しています。ちなみにヒールの高さは4.9cmほど。

 実際にネット上でも「これで3000円もいかないというのが信じられないくらい可愛い!」「サンダルが放つ存在感のおかげで、ラフな格好でもすごくおしゃれに見える」「デザインはもちろん、履き心地も問題なし。夏のヘビロテアイテムとして大活躍してくれます」といった好評の声が寄せられていました。

 プチプラサンダルを活用し、ぜひ足元のおしゃれを楽しんでみてくださいね。

(文=編集部)

※商品の価格は記事作成時の実売価格です。

JRA友道厩舎の「王道」新馬戦で期待のディープインパクト産駒がデビュー! 最強ニックスでワグネリアン超えか!?

 13、14日に行われた日本最大のサラブレッド競市「セレクトセール2020」は総売却額が歴代2位という大盛況に終わった。

 2日間の合計落札額は187億6200万円で、200億円を超えた昨年を下回る結果だったものの、コロナ禍、当歳馬にディープインパクト、キングカメハメハ産駒不在ということを考えれば、大健闘の結果と言えるだろう。

 その中でも、ディープインパクト産駒の人気がかなり際立っていた。同産駒は12頭が落札され、合計で24億9700万円の値がついた。これはセレクトセール全体で432頭が売却されたのに対し、わずか2.8%相当の売却頭数であるディープインパクト産駒が、全体売上の13.3%を占めている。現在、8年連続で種牡馬リーディングに輝いているだけあって、さすがの内容だ。

 そんなディープインパクト産駒は今週末に2頭の2歳馬が新たにデビューする。特に注目したいのが、19日の阪神5R芝2000mに出走するレッドジェネシス(牡2歳、栗東・友道康夫厩舎)だ。

 父ディープインパクト、母リュズキナ(母父Storm Cat)という血統のレッドジェネシス。叔父には英2000ギニー(G1)、愛ナショナルS(G1)を制したキングオブキングスがいる良血馬だ。

 また、父ディープインパクト、母父Storm Catのニックスも活躍を予感させる。これまでにキズナ、サトノアラジン、リアルスティールなどのG1馬、最近ではダノンキングリーがこのニックスに該当しており、血統面は申し分ないだろう。

 全兄のIl Brioは片目失明で日本での競走馬登録が叶わなかったため、リュズキナの仔としてはレッドジェネシスが初出走となる。だが、関係者からはまだデビューしていないにもかかわらず、高評価の声が聞こえてくるという。

「『今年のノーザンファームのディープインパクト産駒ではトップクラス』『父にそっくり』とレッドジェネシスの評判はかなりいいですね。乗り込み十分で、初戦からかなり注目を集めることになりそうです。これまで『レッド』のディープインパクト産駒は目立った活躍馬がいませんが、この馬が歴史を変えるかもしれません」(競馬記者)

 また、友道厩舎が19日の芝2000mをレッドジェネシスのデビュー戦に選んだことも、期待の表われだろう。

 18年の日本ダービー(G1)を制したワグネリアンがデビューしたのは、7月16日の中京芝2000m。今年は京都競馬場の改修工事の関係で変則開催となっているため、中京ではなく阪神開催となっている。つまり、実質はワグネリアンと同じデビュー戦ということだ。

 さらに鞍上はワグネリアンをダービー馬に導いた福永祐一騎手。今年はコントレイルで2冠達成と勢いに乗っている。まさに友道厩舎の王道でレッドジェネシスは新馬戦を迎えることになるのだ。

 友道厩舎の先輩ワグネリアンが切り開いた道筋をさらに強固なものするのが、レッドジェネシスの使命となるだろう。新馬戦での走りに注目したい。

パチンコ甘いのに「RUSH 3200発」の衝撃! 激アツ「甘神スペック」が降臨!!【新台分析―パチンコ編―】

「三段クルーン」による刺激的なゲーム性が好評を得た『天龍∞』、驚愕の「スピード感」や「爆発力」が大きな話題となった『鳳凰∞』を発表。他のメーカーとは一線を画す強烈なパチンコを開発する人気メーカーが、またもや魅力的なマシンを投入する。

「遊びやすい大当り確率」ながらも「納得の出玉感」を備えた新台を発表。「ヤれちゃう! 甘神スペック」が降臨だ。

 

『Pカナカナ2with桃乃木かな』(マルホン工業)

■大当たり確率:1/56.82(1/55.15)
■賞球:2&1&6&9&11
■確変割合:80%
■確変回数:次回まで
■電サポ回数:0回or次回まで
■カウント:9回
■払出出玉:約198~990発

〇〇〇

 人気女優「桃乃木かな」をモチーフに据えたシリーズの第2弾。「ヤれちゃう甘神スペック」をコンセプトとしており、遊びやすさと高い期待出玉を兼ね備えたスペックとなっている。

 通常時の大当り振り分けは10R「超BIG」が12%、10R「BIG」が20%、2R「赤REG」が48%、2R「青REG」が20%。初回大当り時の80%で確変へ突入する仕様だが、その多くは電サポが付かない「潜伏状態」となる。

 最大の見どころとなる「桃尻RUSH」は「継続率80%」。その期待出玉は「約3200発」と強力だ。まさに「遊びやすい確率」ながらも「納得の出玉感」を備えた仕上がり。「ヤれちゃう! 甘神スペック」との宣言にも納得だろう。

 演出は筐体各所に設置された4つの窓とセリフに注目。これらの組み合わせで、期待度が示唆される。大当りの期待感を刺激する激熱パターンも存在するなど、ファンならずとも楽しめる要素は満載だ。

パチンコ新台「狂気と歓喜」が交錯する「遊タイム」…その「ポテンシャル」を大解剖!!

 ホットな新台をユーザーの感想を交えつつ掘り下げていくこのコーナー、【激アツ新台実戦JUDGEMENT】。今回のピックアップマシンは、藤商事として初となる遊タイムを搭載した会社を支える大看板機種の最新作『Pリング 呪いの7日間2』(以下、リン呪2)だ。

 遊タイム搭載機ということで気になるのはやはりスペック方面であろう。

□□□
・大当たり確率…1/319(高確率1/52)
・確変突入率…100%
・ST回数…74回転(継続率約78%)
・ラウンド…2or4or10R
・出玉…約290or580or1460個

 肝心の遊タイムは通常回転885回転消化で発動し、1214回転の電サポが付与される形である。到達率は約6.25%、電サポ1214回転内で大当りする確率は約97.8%となっている。本機の遊タイムは「超貞子接近モード」と名付けられ、専用の演出が展開する。

 しかし、達成率からもわかるように、ミドルタイプの確率帯における遊タイムの突入はそう頻繁に起こらないものである。しかも、初打ち報告では「宵越し狙ったけど発動せず」「前日480、当日170ハマリから320回転。970?」といったようにRAMクリア対策をしているホールも多そうである。

 さらに、右側のゲージ構成がわりとシビアでしょっぱい調整だと玉が減るようなので、遊タイムに突入したとて電サポ中に大きなハマリを食らえば追加投資もありえるので注意が必要となる。

 注意といえば、もうひとつ気をつけなければならないポイントがある。それは大当りした後の回転数表示で、ホール側の信号の上げ方によって異なるケースも出てくるが、打つ以前に1回でも大当りしていれば、その回転数からプラス74回を加算しないと遊タイム発動とはならないのである。

 なぜなら、大当り後の74回転はSTなので通常時としてはカウントされないからである。これは宵越し遊タイム狙いの時もそうで、例えば前日最終回転が274回表示だったとして、大当りの履歴があれば実際は200回転なのである。

 ただ、本機には潜伏確変や小当りも搭載されているので、事態はややこしい。大当り0回でも、じつは潜確を引いていたら74回の差分がでるし、小当りでも信号を上げている場合は、74回分を前に遊タイムが発動することになる。

「あと100」や遊タイム発動の50回転前からカウントダウンが始まるなど、遊タイム突入示唆の演出が表示されるが、遊タイム狙いで打つかどうかの判断は店の動向やクセなどを加味しながら慎重に行ったほうがよいかもしれない。

 ちなみに、もちろん調整の良し悪しによるのだが、それでもおおむね遊タイムまで残り400回転までの台であれば勝負になりそうである。残り300回転未満なら迷わずGO。つまり600回転以上(ST回数を加味した場合)の台が狙い目となりそうである。

 本機について、まだまだ語るべきことがあるのだが、余裕で紙幅を超えそうなので、ひとまずここで筆を置き、次回としたい。

(文=大森町男)

『とくダネ!』小倉智昭も“大物切り”の対象に! コロナショックで業界にクビ切りの連鎖

 朝の情報番組『とくダネ!』(フジテレビ系)で長年メインキャスターを務めてきた小倉智昭が、来年3月で「勇退」することが決定的になったと報じられた。実質的には「クビ」であり、テレビ業界で大物キャスター切りが相次いでいることで、誰もが戦々恐々の状態となっているようだ。

 小倉の勇退を報じたのは、17日付の『日刊ゲンダイDIGITAL』。コロナショックの影響などもあって、小倉の番組卒業が確定的になったという。

 小倉は2年前にぼうこう全摘手術を受けて以降は健康面で不安を抱え、最近はトークのキレを失ったように見えたことも響き、番組は視聴率的に低迷していた。

「視聴率の低迷も問題ですが、それ以上に大きなネックとなったと見られているのが高額のギャラ。小倉さんの場合は年間1億円以上といわれていました。コロナショックで経済が冷え込んでCM出稿量が激減し、懐事情の厳しくなったフジテレビが『勇退』という名のクビ切りを断行したともいえるでしょう」(芸能ライター)

 先日、同局の情報番組『直撃LIVEグッディ!』(同)が9月いっぱいで打ち切りになると報じられたが、これもメインキャスターの安藤優子の高額ギャラがネックになったと見られる。坂上忍が司会を務める『バイキング』(同)を拡大し、一本化することで「経費節減」するというわけだ。

 他局でもその動きがあり、日曜夕方の報道番組『サンデーステーション』(テレビ朝日系)が10月期からゴールデンタイムに昇格することに伴って、看板キャスターだった長野智子アナが卒業することが決定した。後任には局アナが起用され、こちらもフリーの大物切りとなっている。

「テレビ局にとって苦しい時期ですが、今まで切るに切れなかった大物を切るチャンスでもある。『コロナなので……』という最強の言い訳がありますからね。この流れは情報番組だけでなく、バラエティなどにも波及していくでしょうから、高額ギャラの大物たちは戦々恐々としているはずです」(同前)

 果たして、次は誰がクビを切られるのか……。

JRA函館2歳S(G3)モンファボリに黄色信号!? “関係者(裏)ネタ”から浮上した伏兵で高額配当をゲット!?

 今週は2歳世代最初の重賞・函館2歳S(G3)が開催される。年末の朝日杯フューチュリティS(G1)を見据える素質馬たちの熱い戦いに「現場の声を重視するブロディN」が挑戦する。

 先週のマリーンSで本命に推したリアンヴェリテがまさかの13着。最近は呪われたかのように、本命に推した馬が下位に沈んでしまう。ここまで裏目に出るということは、自身の予想のロジックに問題があると認めざるを得ない。

 ついにロジックを見直す時がきた。だがそれは今まで積み上げてきたものを捨てるにも等しい。非常に勇気が必要なことだ。しかし、それ以上に本命馬が惨敗を繰り返すというこの現状が恐ろしい。もう編集部から「ブロさんの本命は切りでいいね」なんて冗談でも言われたくない!!

 そんな思いを胸に秘めて選ぶ、今週の『◎』は8番フォドラ(牝2歳、栗東・牧浦充徳厩舎)だ。

 亀田温心騎手を背に迎え、函館芝1200mでのデビュー戦。きれいなスタートからさっそうと前に出ると、そのまま後続に2馬身差をつけて逃げ切り勝ち。道中や抜け出した最後の直線で物見をする瞬間があり、真面目に走ることさえできれば、さらに差を広げられたハズだ。

「勝った後も引き続き好調の様子。スタッフによれば、『カイ食いもいい。馬にたくましさが出てきた』とフォドラの成長に目を細めていました。また『稽古の感じからは控える競馬もできそう』と戦略に幅を持たせることも出来たといい、『初戦からの伸びしろもある。重賞の舞台でも五分にやれる』と話してくれました」(栗東関係者A)

「○」に推したいのは15番モンファボリ(牝2歳、栗東・須貝尚介厩舎)だ。

 デビュー戦は函館芝1200m戦。好スタートからハナを奪うと、前半3ハロンで33秒7のハイペースを作り上げる。最後の直線でも脚は鈍らず、鞍上の武豊騎手が持ったまま2着に5馬身差の完勝。2歳レコードを0秒5も更新する1分8秒7のタイムも叩き出した。

「初戦はレコード勝ちでしたけど余裕がありましたね。スピードの絶対値は世代屈指のものだと思います。ただテンションが上りやすい血統なのが気になります。『中間は落ち着きがあっていい雰囲気だった』とスタッフは明かしていましたが……。重賞は平場とは雰囲気がガラッと変わって来ますからね。平静さを保てるかどうかがカギになるでしょうね」(栗東関係者B)

 パワフルな走りを見せたレディステディゴー(牡2歳、栗東・浅見秀一厩舎)は「▲」だ。

 ダート、芝の両輪で活躍したナックビーナスの全弟であるレディステディゴーは、阪神のダート1200mでデビュー。前日までの雨で重くなっていた馬場を物ともせずに先行すると、最後の直線でも上がり最速の脚を使い、勝利を収めた。

「巨躯から生み出されるパワーが売り。前走は緩さが残っていたものの、能力で押し切りましたね。追い切りの動きはイマイチでしたが、ラスト1Fは11秒8を記録するなど時計的には悪くありませんでした。ダートからのコース替わりとなりますが、姉同様に芝でもやってくれるはずです」(競馬記者)

「△」に挙げたいのがルーチェドーロ(牡2歳、美浦・高橋裕厩舎)。

 不良のダート1000mのデビュー戦で58秒5のレコードを叩き出し、2着に7馬身差をつけて完勝した。今回は芝コースでの挑戦となるが、父マクフィは2010年の2000ギニー(英・G1)とジャック・ル・マロワ賞(仏・G1)を優勝している名マイラーであるため、問題なくこなせるはずだ。

「稽古で芝を走っていましたが、悪くなかったように思います。スタッフは『乗り手の指示にしっかり応えるタイプ。前に行くだけでなく、控える競馬もできる』と自在性も武器だと教えてくれました。鞍上の横山武史騎手がどんな戦法を選ぶのかも注目ですね」(競馬誌ライター)

 今回は8番フォドラ1頭軸から、10番レディステディゴー、12番ルーチェドーロ、15番モンファボリに流す3連単6点で勝負。頼む……。
(文=ブロディN)

就職氷河期、再来の兆し…採用人数半減ラッシュか、キャリア描き勉強した学生に“地獄”

 ANAホールディングスは今月14日、新型コロナの感染拡大を受け、来年度入社の採用活動を中止することを決定した。グループ37社でおよそ3200人を採用する計画だったが、このうちおよそ2500人の採用を中止することになる。海外旅行客の激減でJALグループも5月に採用中断を決定。大学生に人気の航空業界の採用中断が顕在化しつつある。「リーマンショック時なみの就職難」「就職氷河期の再来」もささやかれる中、就職戦線は今後、どのように推移していくのか。労働ジャーナリストの溝上憲文氏に聞いた。

21年卒の採用、各社人事はギリギリまで悩む

――大手企業の採用活動が低調化しています。リーマンショック時の採用難、最悪の場合、就職氷河期の再来もありうるのではないでしょうか。

溝上憲文氏(以下、溝上) 2021年卒の就職活動に関し、DISCOの調査では5月下旬時点で7割弱は当初の採用予定数を維持するとしています。ということは変動があるのは3割近くです。もともと企業の採用予定人数は決まっていたのですが、コロナによって業界によって激震が走って、急遽中断、中止したところが出ました。

 IT業界など業績好調なところもあります。そういう業界では採用意欲はなおも旺盛です。リーマンショック時にはすべての業種が雪崩をうってダメになりました。今回は、緊急事態宣言下で休業要請が出たため、業績に影響を受けた会社と、受けていない会社に分かれています。そういうなかで21年卒に関しては、いろんな会社の経営者、人事担当者はギリギリまで考えたようです。

 その中で一番典型的だったのはANAとJALです。ANAは当初、5月に採用中断を発表しました。一方、JALは採用を続けるとしていましたが、ANAの発表の2週間後の5月末に中断することになりました。そして最終的にANAは今回、採用中止を決めました。

 両社とも、これまで内定を出した人は採用する方針ですが、それ以降の採用に関しては4~6月の業績を見て判断したと思われます。

 朝日新聞の『全国主要100社アンケート』(6月23日付朝刊)でも「来年春の採用計画をみなおしますか」という質問に対して、「予定と変わらず」と回答したのが68社、「採用数を減らす」が10社、「未定」が17社、「その他」が4社でした。

 「減らす」というのは業績が悪い企業です。航空、飲食、アパレル、宿泊というコロナの影響を受けた企業です。しかし6月時点で「未定」が17社もあったことも異常な状況でした。採用活動の慣例では「3月に会社説明会が解禁になり、6月に選考開始」ですから、「6月の段階で未定」というのは、企業が迷っていたことの証左です。「採用をゼロにはしないまでも、減らすかどうかを考えている」ために「未定」だったということです。

 大手企業各社は7月中に採用活動を終えると思われます。例年だと6月に終わっていましたが今年は、コロナを理由に3月に入って合同就職説明会などが全部中止され、企業説明会が延期になりました。急遽、オンライン説明会と面接に切り替えたので、6月に決まる予定だったのが7月に延期になったともいえますが、いずれにしてもDISCOも朝日新聞も全体の3割が採用への影響が出ていることを示しています。

今年は「売り手市場」の転換点、来年は「買い手市場」に

――昨年まで新卒大学生が有利の「売り手市場」でした。

溝上 一つのメルクマールとなるのが新卒求人倍率です。これによって「売り手市場」か「買い手市場」を見極めます。2020年卒は、リクルートワークス研究所の調べでは1.83倍でした。1.6を超えると「売り手市場」、それを下がると「買い手市場」になります。2009年のリーマンショックで落ち込んでから求人倍率は一貫して9年連続で伸びてきました。今年は同じくらいと予測されていました。

 「下がっても1.7代後半」といわれていたのですが、先ほどのDISCO、朝日新聞の調査からもわかる通り、3割が影響を受けていることからも求人倍率は間違いなく下がるでしょう。リクルートワークス研究所は例年4月にこの数値を発表しているのですが、今年は各社の採用動向が流動的なこともあり、今月下旬に発表するとしています。企業が迷っていて、正確な数字の把握にいたっていないということです。僕はおそらく1.6を切って、売り手市場と買い手市場のはざまになるのではないかと考えています。

 あと注目されるのは、中小企業がどうなるのかということです。多くの中小企業の採用はストップしています。オンライン化できない企業も相当数あり、ほぼ4~6月で選考が止まっているところがあります。例年だと、中小企業は大手の前に内定を出します。

 ところが今年は、半分くらいがオンラインに対応できずに大手企業に先行されてしまいました。それでも採用する企業は来年の春まで伸びるのではないかと思われます。

企業側だけでなく学生もコロナの影響で「天国と地獄」に二極化

溝上 さらに就職活動を行う学生も二極化されました。今年は東京五輪があるため、一部大手企業を含めて早期から選考を行っていたのです。五輪前にはほぼ終わらせようと、去年12月から今年1~2月には内定を出し始めていました。4月1日時点での就職内定率は去年より高かったと思います。いわゆる意識の高い学生たちは、昨年の夏のインターンシップを受け、対面で面接を受け、3月には内定を決めていたのです。一方で、これまでが「売り手市場」だったことでスロースターターの学生も結構多いのです。

――9年間に渡って売り手市場が続いていたので、そこまでガツガツしなくても大丈夫だろうという学生が取り残された?

溝上 大学のキャリアセンターの担当者に聞くと「売り手市場でなんとかなるだろう」という学生がコロナの直撃を受けているそうです。説明会延期や選考中断で、ずっとほったらかしになっています。企業も採用をオンラインでするのか、対面で行うのかに関する検討を続け、今に至っています。その結果、5月1日、6月1日、7月1日各時点の就活内定率は昨年より下がりました。

 またJTBや航空会社のキャビンアテンダント(CA)など人気企業・職種ランキング上位の企業が軒並み採用中断していることもあり、同業界を志望していた学生は泣いています。

 CAの就職率の高い大学のキャリアセンターの担当者は、「ANAを志望し、SPI試験を受けて、面談も1回はしたものの、そこで選考中断。JALでがんばりますと方針を転換したものの、その2週間後にJALも中断になった。2重のショックを受けた人もいる」と話していました。外資系の航空会社も全部厳しくなりましたからね。

――外資系航空会社も倒産しています。

溝上 LCCも含めて総崩れです。そのため観光系の学科があるところは大変みたいです。キャリアセンターの担当者は「大学としては無職のまま卒業させるわけにはいかない。ある程度、ホスピタリティーと語学があるので、サービス業に行って、中途入社でCAを目指すよう進路指導をしている」と話していました。

 外国語学科も同様に厳しいです。貿易関係では、中国語ができる学生は重宝されていました。インバウンド系では引く手あまたでした。現地駐在要員としての需要もあったのですが、これも全部ダメです。採用実績のあった企業から中止の申し出がでているようです。

――自分の中でキャリアパスを描いた上で、語学や観光の知識を学んできた学生が危機的な状況に直面している。

溝上 CAになりたい人は入学時からその学科に入学した学生が多いです。業績がいいところでサービス業だとニトリさんとかドラッグストア、医療介護になります。ホスピタリティーというとそう業種になります。厳しい状況だと思います。

2022年卒は「土砂降り」に

――来年以降はどうなるのか。

溝上 来年、2022年卒は各企業関係者は口をそろえて「土砂降り」と言っています。住宅関連会社の人事部長は「今年はなんとか予定数を採る。今まで内定辞退が発生した場合は、追加募集をしていた。だが、今回は採用予定数を満たなくても、あえて採用しない。7月で採用を打ち切る。来年はほぼ減るでしょう」と話していました。ちなみにリーマンショック時に、その会社は採用を半分にしたそうです。いつも500人以上採用しているのですが。

 住宅需要が先細る可能性が高いです。建設、住宅は五輪までは良いという前提できました。

――多くの五輪関係企業が事業計画のゴールを2020年にあわせていた

溝上 それが前倒しできたということです。ある企業の人事部は「東京五輪は中止という前提で、採用から事業計画を立案することになる。安易に五輪があるという前提で、もはや事業計画を組めない」と話しています。

 採用予定人数が半減するという事態も充分に考えられます。少なくとも、買い手市場に転換する可能性は高いです。広告、イベント、住宅、アパレルなどもろに影響を受けている企業は早期先行で内定した人は「大手は内定取り消しできませんので、採用する」としていますが、来年はもっと減る可能性が高いです。

 22年卒の採用計画は9月期決算状況を見て決定しますが、各企業ともコロナ感染の第二波を警戒し、厳しい事業計画になると見られています。

 そう考えると、今年就職浪人するのはまずいと思います。例年、留年したり大学院に入ったりして、再挑戦する学生も多かったのですが、注意する必要があります。

 今年の年末の失業率は4%に達するとの予測もなされています。ワクチンの開発がいつなのかということもポイントです。「ワクチンは最低でも1年半」というのが世界中の常識でした。つまり、1年半この状況が続くということは経済がもとに戻るのは1年半ということです。

 ワクチンの普及まで、この縮小経済を続けていかないといけません。そうなると持ちこたえられなくなる企業もでてきます。倒産に至らずとも、産業の再編が行われ、同時にリストラも始まると思います。

 すでに経営サイドから人事部に固定費削減の命令が出ている会社も多いです。固定費で重いのが人件費です。そして削減対象のなかで大きな比重を占めいているのが採用です。さすがに新卒採用に関しては、各企業とも大事にしているので守ろうとしているようですが、中途採用を中止している会社もすでにあります。しかし、来年はその新卒採用も減らさなければいけない可能性も出てくると思います。

(文・構成=編集部、協力=溝上憲文/労働ジャーナリスト)

 

ウーバー、中核事業をウーバーイーツへ転換…飲食店、店内飲食からデリバリーへ転換必至

 ウィズコロナ時代には、新型コロナウイルスと共生していく新しい生活様式が求められています。100年前に流行したスペイン風邪の例でいえば、約2年間にわたって3回の大流行が起きたといわれています。東京では感染者数が再び増加傾向にあるにもかかわらず、政府は景気対策として消費を促進するために約1兆円以上の予算で「Go Toトラベルャンペーン」を7月22日から行う予定です。このため今後、全国で感染が拡大する危険性を指摘する声もあります。一度収束しても再び第2波、第3波が来る危険性を企業としては覚悟しておく必要があります。

 世界の業界トップ企業はまだ模索中であるものの、急激な売上減少に見舞われるなか、スピード感をもって新しいビジネスモデルにチャレンジしているようです。前回は世界最大のアパレルメーカーと飲食店のビジネスモデルの転換について取り上げました。今回は日本でもお馴染みのフードデリバリー(食品配達)事業と配車事業のウーバーと、米国最大手の小売業であるウォルマートの最新の経営戦略について取り上げます。

ウーバーは同業のフードデリバリー事業者を買収

 配車サービスのウーバー(Uber Technologies)は7月に同業のポストメイツを26.5億ドル(日本円で約2800億円)相当の全株式取引で買収することで合意したとの報道がありました。さらに中南米やカナダで、同社のアプリから食料品などの宅配注文もできるようにしたことを発表しました。

 ウーバーCEOのダラ・コスロシャヒ氏は「ウーバーとポストメイツのようなプラットフォームは、食品の配達だけでなく、地域の商取引やコミュニティの非常に重要な部分になる可能性があるという信念を共有してきました。COVID-19のような危機においては、さらに重要です。ポストメイツをウーバーファミリーに迎えて、全国の消費者、配達人、商人により良い体験を提供するために革新を重ねるのを楽しみにしています」と述べています。なおポストメイツは買収後もウーバーとは別会社として存続するとのことです。

 アメリカのフードデリバリー市場でのシェア争いは、ドアダッシュが33%、グラブハブが32%、ウーバーイーツが20%、そしてポストメイツは10%程度といわれていますから、今回の買収で3社が市場シェアでほぼ並ぶことになります。

 ポストメイツは、2011年にバスティアン・レイマン、サム・ストリート、ショーン・ プレイスの3氏によって設立され、全国で60万軒のレストラン等をカバーするまでに急成長したベンチャー企業で、上場を目指すのではないかといわれていましたが、同業者からの買収を受け入れることになりました。しかし、ウーバーもポストメイツもいまだに赤字経営ですから、市場シェアの拡大とともにコスト削減を行うものと思われます。

 もともとウーバーは6月にグラブハブを買収しようとしたものの失敗していました。そのグラブハブはオランダを拠点とするジャストイートテイクアウェイによる73億ドルの買収に同意していると報道されています。なお、ドアダッシュの時価総額は約160億ドルとなり、2年前の2018年のときから10倍に跳ね上がったことは前回お伝えしたとおりです。

 このようにウーバーは新型コロナの流行によって個人間でのライドシェア(日本では白タクと見なされて違法)が減少したことから、成長しつつあったウーバーイーツを買収によって一気に経営の中核に持っていく経営戦略なのではないかと思われます。

 前回も述べたようにアメリカのフードデリバリー市場は、現在の350億ドルから2年間で760億ドルに成長し、2030年までに現在の約10倍の3650億ドルに達すると予想されているためです。

 この波は新型コロナの感染拡大が続けば、日本にも来るかもしれません。ウィズコロナ時代には飲食店においてもソーシャルディスタンスといわれる一定の距離を置くことが求められるため、最大でもかつての半数にまで顧客数が減少する可能性がある以上、存続するためには、テイクアウトやデリバリーを強化せざるを得ないからです。

 前回もご紹介した「ゴーストキッチン」「クラウドキッチン」などの新業態の登場も予想されますが、飲食店で働いていたものの新型コロナで失業した方を受け皿にして、地域特化型デリバリープラットフォームを担う会社が登場する可能性があるのではないでしょうか。

ウォルマートは15年遅れでサブスクを開始予定との報道

 一方、アメリカ小売最大手のウォルマートは、新しいサブスクリプションサービス(有料会員サービス)である「ウォルマート+(プラス)」(年会費98ドル)を7月後半にも始めるとの報道がありました。

 アマゾン・ドット・コムが2005年に始め、1億5000万人を超える有料会員サービス「アマゾンプライム(年間119ドル)」に15年遅れで対抗する狙いです。

 会員の特典としては、食料品や雑貨の同日配達、ウォルマート系列のガソリンスタンドでの燃料割引、セール品への優先アクセスなどがあるようです。さらには動画配信も検討中とのことですから、まさにアマゾンがAmazon Goを始めたりホールフーズマーケットを買収したりしてスーパーマーケット市場に攻め込んできたことへの反撃といえるでしょう。

 ちなみにアマゾンプライム会員の年間支出額は非会員の2倍以上といわれており、一度会員になれば継続率も高いため、いかに有料会員化が重要かがわかります。

 ウォルマートは車から降りずに生鮮品等を持ち帰れるグローサリー・ピックアップを展開しており、ガソリンスタンド併設のものもあります。ウォルマートのネット通販売上は、今年の2~4月期は74%増と急増したものの、いまだアマゾンの8分の1程度と報道されています。またウォルマートで買い物をする人の半数はアマゾンプライム会員でもあるというデータもあり、「アマゾン離れ」も指摘されるものの、今後どこまで会員数を伸ばせるかが注目されます。

日本企業への示唆

 以上の2社の動きを見ると、以下のような経営上の課題について早急に検討するべきではないでしょうか。

1.物流業界・運送業界の会社は、他地域の同業者やIT企業と連携することも視野に、レストランの出前や食料品などのデリバリープラットフォーム事業への参入を検討。すでに一部のタクシー業界は参入との報道もありました。つまり、自社の顧客層を見極めた上で、自社のビジネスドメイン(事業領域)をより広く捉えることで新たな分野への参入を検討することです。

2.リアルでの店舗販売をしている小売事業者はオンラインショップの開設または強化、有料会員制(サブスクリプション)の検討。なお、有料会員制は配送無料だけでなく、いかに魅力的なサービスを提供できるかが重要です。その場合には、自社サービスだけでなく他業態の会社との提携も視野に検討をすれば、収益配分などは要検討ですが、より消費者にとっては魅力的なものになるでしょう。

 大切なことは短期的な売上増を狙うのではなく、長期的な視野で顧客満足度を上げることでリピーターとしてライフタイムバリュー(LTV)、すなわち顧客生涯価値を上げることに注力するべきです。

 筆者は数年前からすべての産業は会員化すると述べてきましたが、新型コロナによってこの動きは一気に進むのではないかと思っています。

 LTVとは、「ひとりの顧客が生涯にどれくらい購入してくれるか」を算出するマーケティング指標です。正確には、これまでに顧客が購入した総額から、その顧客を維持するために使った費用を差し引いた利益の額を算出します。次の方程式によって計算できます。

「年間取引額×収益率×取引継続年数」

 たとえば、年間取引額が100万円で収益率を5%とすると年間5万円 そしてそのお客様が20年間継続してお取引できればLTVは100万円ということで計算できます。

 しかし、実際にはこうしたライフタイムバリューの分析はほとんどの企業ではできていないと思います。今後はあらゆる企業がサブスクリプション、すなわち会員化に向かうと考えられるため極めて重要な指標となるでしょう。

 ただ、顧客一人ひとりのLTVを計算するのは非常に難しいので、顧客全体のデータで計算したほうが現実的です。得意客を特定するために、購買頻度や1回当たりの購買金額などを考慮に入れることもあります。なお、マイナスの場合にはあえて取引を停止することも必要です。売上だけを目標にすると危険な事例も多いのです。

 新規顧客の獲得コストは、既存顧客を維持するコストの5~10倍はかかるといわれています。どの業界も、競合他社がひしめいているので、他社の顧客を奪うことは簡単ではありません。企業はいかにLTVを高めるかが重要なのです。それは、その製品やサービスの顧客をいかに自社のファンにするかとも言い換えられるでしょう。

 ここでファンとは、継続的に購入してくれるお客様のことを意味します。今後あらゆる業種がLTVを経営上の重要指標に置く必要に迫られるでしょう。LTVを高めるためには、顧客単価やリピート率などを上げていくことが必要です。目先の利益を追い求めるのではなく、長期的な信頼関係を築いていくという考え方が大切でしょう。

 また、顧客維持に使うコストを抑える視点を持つことも重要です。お得意様に高率の割引券を頻繁に送ったり、ポイントカードシステムを充実させ過ぎたりすると、リピート率は上がっても、収益率は下がってしまいます。バランスを見極めることが肝心です。

 新型コロナの影響は企業の存亡にかかわる事態となってきていますが、ピンチをチャンスに変えられるかどうかの瀬戸際ですので、今こそ日本の経営者もスピード感をもって、新しいビジネスモデルへの転換を検討する必要性に迫られているのではないでしょうか。経営者としての力量が問われる時代になってきています。

(文=平野敦士カール/株式会社ネットストラテジー代表取締役社長)

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●平野敦士カール:経営コンサルタント・作家

米国イリノイ州生まれ。麻布中学・高校卒業、東京大学経済学部卒業。

株式会社ネットストラテジー代表取締役社長、社団法人プラットフォーム戦略協会代表理事。日本興業銀行、NTTドコモを経て、2007年にハーバードビジネススクール准教授とコンサルティング&研修会社の株式会社ネットストラテジーを創業し社長に就任。ハーバードビジネススクール招待講師、早稲田MBA非常勤講師、BBT大学教授、楽天オークション取締役、タワーレコード取締役、ドコモ・ドットコム取締役を歴任。米国・フランス・中国・韓国・シンガポール他海外での講演多数。

著書に『プラットフォーム戦略』(東洋経済新報社)『図解 カール教授と学ぶ成功企業31社のビジネスモデル超入門!』(ディスカヴァー21)『新・プラットフォーム思考』・『シリーズ 経営戦略・ビジネスモデル・マーケティング・金融・ファイナンス』(朝日新聞出版)監修にシリーズ18万部を突破した『大学4年間の経営学見るだけノート』『大学4年間のマーケティング見るだけノート』(宝島社)など30冊以上。海外でも翻訳出版されている。