JRA川田将雅まさかの「怠慢騎乗」疑惑!? リーディング奪取も「三日天下」でまたしても打倒ルメールならず

 昨年は秋に川田将雅騎手からリーディングを奪ったC.ルメール騎手がそのまま突き放して年間騎手リーディングに輝いた。1月27日に行われた『2019年度JRA賞』の授賞式で、「今年こそはルメールさんに勝って、この壇上のセンターに立ちたい」とルメール騎手からのリーディング奪取を誓った川田騎手。今年はロケットスタートでリーディングをキープした。 

 しかし、春のG1シーズンの訪れとともに徐々に差が詰まり、5月24日の開催終了の段階で陥落。ルメール騎手にリーディング1位の座を明け渡すことになった。昨年よりも早いタイミングでの陥落に今年のリーディング1位は絶望的に思われていた。新馬戦が始まる6月になると、勝ち負けが期待される多くの馬を擁するルメール騎手が有利に映るため、仕方がないことだろう。

 だが、いざ新馬戦が始まってもルメール騎手の勝ち数は思いのほか伸びない。一進一退を繰り返した2人の争いは膠着状態に落ち着いたかに思われた。そんな状況に変化が起きたのがルメール騎手の大ブレーキだ。4日、5日の開催で1番人気に11回騎乗するも、わずか1勝に終わり96勝。

 これに対してライバル・川田騎手は6勝をあげ94勝とし、2勝差まで追い上げた。11日、12日の開催では川田騎手は5勝を挙げて99勝、ルメール騎手は4勝で100勝となり、ついに1勝差まで追い詰めた川田騎手。

 リーディング再奪取のときは早くも訪れた。18日の開催で101勝目を挙げると、同日1勝のルメール騎手に勝利数で並んだ。2着の差で約2ヶ月ぶりのリーディング奪還を成し遂げた。

 怒涛の猛チャージで再び天下を取り返した川田騎手としては、このまま突き放したいところだったが、19日の開催では1勝にとどまり102勝。その結果、この日3勝を挙げたルメール騎手が104勝で再び単独首位を取り返したのだった。

「昨年はルメール騎手に抜かれると、そのままズルズルと差が開いていきましたが、今年はつかず離れずで射程圏をキープし続けていたことが大きいです。ルメール騎手も得意の函館で勝ち星を増やせなかったのは誤算だったでしょう。

7月に入って2歳戦を全敗と大不振でしたからね。とはいえ、並ばれてからまた抜かせなかったのも意地を見せた格好です。2人のリーディング争いはまだまだ続きそうですよ」(競馬記者)

 その一方で、川田騎手が1番人気オーマイダーリンに騎乗した土曜阪神の最終レースではゴール前で手綱を引いた影響もあって3着に敗れた。2着馬とはアタマ差だったため、これに対して、「怠慢騎乗」を疑う声も上がってしまった。

 パトロール映像を確認するとオーマイダーリンが外側に逃避しようとしたのを制御しようとしたことが原因に思われる。実際に、JRAの決裁レポートでも、「決勝線手前で、5番オーマイダーリンの騎手川田将雅が追いづらくなる状況がありましたが、これは同馬が外側に逃避しようとしたことによるものでした」と発表されている。

 だが、これはジグザグに動いた直線での強引な進路取りも少なからず影響したかもしれない。スムーズな進路取りが出来ていれば、1着もあった走りだっただけに残念な結果に終わった。

 川田騎手が悲願としているリーディング奪取には、こういった詰めの甘さの解消も必要となりそうだ。

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「一番簡単に攻略」できた羽根物!? その後継機は“技術”で天国に登れ!!

ヘブンブリッジ』は最も手軽に攻略できた羽根物かもしれない。

 天国への架け橋という物語を役物で表現した本機は、シーソーのように上下するブリッジ(橋)のタイミングがポイントで、ブリッジの右側が上になるときに2~3発打ち出すと、右側に搭載されたVゾーンのある天国ゾーンに行きやすくなるのである。

 また、天国ゾーンではくるくる回転している天使のギミックが橋から流れてきた玉を手か足でキャッチするとその玉をVゾーンに運んで大当りとなるのであるが、これにも周期性が存在し、絶対にV入賞しない、あるいは大当りしやすいタイミングを図れたのである。

 このように、単純なタイミング狙いの止め打ちをすることで投資を抑えながら効率よく大当りを重ねることができ、圧倒的に勝率をアップさせることが可能であった。『ヘブンブリッジ』の名機たる所以はその攻略性にあるのである。

 その正統後継機『CRAヘブンブリッジDX2』には、残念ながら回転体の周期を狙えるシステムとはなっていない。しかし、羽根物のパチンコとしてのゲーム性の本質であり真髄である「技術介入性」は失われていないのである。

 この『ヘブンブリッジ2』における止め打ちは“無駄玉防止”という地味な役割であるが、やるとやらないで大きな差を生み出す重要なポイントになる。

 パチンコはある程度のレベル以上になると、「いかに出すか」ではなく、「いかに出した玉を減らさないか」の勝負になることがある。特に羽根物はこの要素が大きく影響するのである。

 では止め打ちについての詳細に迫ろう。この『ヘブンブリッジ2』はスタートチャッカー入賞から羽根開放までなかなかのタイムラグが生じる。普通なら、入ってタン、タンと2拍くらいの感覚、「長いな」と感じても3拍くらいの体感であるが、この台はその2倍は間が空くイメージで「うー、まだ開かんのかい」と、かなり焦らされるのである。

 特に2チャッカーはインターバルが非常に長く、確実に打ち出しを止めたほうが良い。まず、2チャッカーに入った瞬間に打ち出しを停止。入賞後のSEで「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・レ・ドー」みたいな音階が上がっていく節の最後のドーで打ち出し再開。これで3、4発は無駄玉をなくすことができるのである。

 一方、1チャッカーは開放パターンが複数用意され、それがランダムで抽出されるので止め打ちしづらいのだが、1チャッカーでも2回開放になるパターンもあり、いつもの三三七拍子的な音じゃない場合は上記の手順で止め打ちである。

 この1チャッカーの止め打ちに対応するためには、1チャッカー入賞時に毎回必ず1拍、打ち出しを止める必要がある。けっこうしんどい作業であるが、仮に500回鳴けば、500発の無駄玉を防げることになる。

 2チャッカーの打ち出し再開などもそうであるが、打っている台のハンドルの感覚だったり、調整具合にも左右されるので、実際に打っている時に止めポイント、打ち出しポイントを微調整して自分の感覚に合わせる作業を行うとより正確性が増すことを付言する。

 そして、もうひとつ止め打ちポイントが存在する。それは大当り中で、単発打ちや2発打ち出しで消化すると、打ち出し玉が減る=出玉が増えることに繋がるのである。この大当り中の止め打ちは簡単なので実行してほしいところである。

 天国に繋がる橋が大当りへの架け橋なら、止め打ちは勝利に結びつく蜘蛛の糸である。見た目には細く頼りないが、確実に勝利へと導いてくれるだろう。

(文=大森町男)

JRAすでに“横山典弘超え”!? 2世騎手の代表格・武史がついにタイトル獲得! 横山家の世代交代も安泰か

 19日で福島、阪神、函館の3場開催が終了。25日からは新潟、札幌の2場開催がスタートする。

 福島では同県二本松市出身の田辺裕信騎手が8勝を挙げ、2年ぶり2度目の夏の福島リーディングに輝き、故郷に錦を飾った。同騎手は「地元の福島でリーディングを獲得できたことを嬉しく思います」と喜びを語っている。

 そして、今年の函館開催のリーディングにはデビュー4年目の横山武史騎手が輝いた。

 先週末の開催を迎えるまで、池添謙一騎手と10勝で同率首位だった横山武騎手。土曜は池添騎手の1勝に対し、横山武騎手は2勝を挙げて単独トップに躍り出る。しかし、わずか1勝差と、いつ逆転されてもおかしくない状況。そして日曜に横山武騎手は2勝を上乗せ、池添騎手が1勝に終わったことで、熾烈な争いを制して初の函館リーディングを獲得した。

「これまで憧れの先輩方が獲得していた函館リーディングを獲れて嬉しいです。デビュー4年目ですが、自分でも思ってた以上に早く達成できました。周りの環境に恵まれていると思いますし、感謝しています。今後はまた気を引き締めて、函館リーディングだけでなく、関東リーディング、そしていつかは全国リーディングも目指せるように頑張っていきたいです」(JRAホームページより)

 偉大な先輩に肩を並べた成長著しい若手騎手は、周囲への感謝とともに、今後のさらなる飛躍を誓った。

 横山武騎手といえば、名手・横山典弘騎手の三男である2世騎手である。父はJRA通算2805勝(20日現在)を挙げており、武豊騎手、岡部幸雄元騎手に次ぐ歴代3位の記録を保持している名手。1頭だけ最後方にいる通称“典ポツン”や2004年の天皇賞・春(G1)で大金星をあげたイングランディーレの大逃げなど大胆な騎乗が持ち味である。今年の日本ダービー(G1)でも、スローペースと見るや、向こう正面で進出を開始したマイラプソディの騎乗も記憶に新しいだろう。勝利への“嗅覚”は現役屈指の名手だ。

 そんな偉大な父を早くも、横山武史騎手は超えようとしているかもしれない。

 父はこれまでに函館リーディングを7度も獲得している。だが、初めての同リーディングに輝いたのはデビュー5年目でのこと。父よりも1年早く横山武騎手はタイトルを手中に収めている。さらに、デビューしてから4年間で父は114勝だったのに対し、横山武騎手はすでに147勝を挙げており、現段階では父超えの成績だ。

「お父さんも、武史騎手の才能をかなり評価しているようですし、この活躍に喜んでいるのではないでしょうか。昨年のダービーでは騎乗停止の父に代わり、武史騎手がリオンリオンに騎乗、逆に今年のオークス(G1)では騎乗停止の息子の代わりに父がウインマリリンに騎乗するなど、ジョッキーとして対等な立場になりつつあります。

池添騎手や藤岡佑介騎手など、実力派の中堅ジョッキーが多くいる函館開催でのリーディング獲得は価値が高いです。2世ジョッキーの活躍が目立つ若手の中でも、頭一つ抜け出しているかもしれませんね」(競馬記者)

 たしかに、全国リーディング6位の岩田望来騎手、また父に調教師を持つ斎藤新騎手、坂井瑠星騎手はそれぞれCBC賞(G3)、ジャパンダートダービー(G1)を勝つなど、2世騎手の活躍が目立っている。だが、現在45勝で関東リーディングトップの横山武騎手はすでに関東を代表するジョッキーになりつつあると言っても過言ではないだろう。

 デビュー4年目の成績では父を超えている横山武騎手。偉大な父を超えるには、G1制覇など超えなければならない壁はまだまだある。それを達成し、横山家の世代交代を安心して迎えられる日はそう遠くないかもしれない。

甘デジの「常識を覆す」!?「刺激的な出玉性能」「遊タイム」搭載の人気シリーズが間もなく降臨!!

 あの人気シリーズが、今話題の「遊タイム」機能を搭載して登場する。大手パチンコ・パチスロメーカーSANKYOは先日、新台パチンコ『Pフィーバーアクエリオン ALL STARS LIGHTver.』のリリースを発表。導入は8月17日を予定している。

 本機はその名の通り、アニメ「創聖のアクエリオン」「アクエリオンEVOL」「アクエリオンロゴス」の3作品を大集結させた『Pフィーバーアクエリオン ALL STARS』の甘デジバージョン。

 大当り確率は89.9分の1で、基本的には3R、約300個の大当り後に突入する時短を見事に突破できればST100回がスタートする仕様だ(初当りST直撃は5%)。

 時短は30回or50回or100回の3パターンで、ST突入率はトータル約35.2%。ST中は大当り確率が72.9分の1に変動し、ST継続率は約75%となる。

 また、本機は「ヘソ1個賞球」を採用したことで、ST中における大当りの約40%で10R、約1000個に振り分け。ツボにハマった際の瞬発力の高さは、既存機屈指といえるであろう。

 気になる遊タイムへは低確率225回転消化で到達し、その後は341回の時短が付加される。継続中は大当り確率が変動するわけではないが、ここで大当りを引ければ電チューでの抽選となることから、例外なくSTへ突入する。

 理論上、遊タイム中は約98%で大当りに繋がる点を踏まえると、遊タイム直前で放置されている台は積極的に奪取すべきであろう。

 ちなみに、低確率には時短中の回転数も含まれる。ST後ならば到達回転数は225回転だが、時短30回後は195回転、時短50回後は175回転、時短100回は125回転となるので、その旨もしっかりと把握しておくべきであろう。

 甘デジの常識を覆す刺激的な出玉性能に、遊タイム搭載。ファンから早くも注目が集まるのも必然だが、やはりポイントとなるのはヘソ1個賞球であろう。通常時の出玉消化速度が速まることから、少しのハマリでもそれなりの出玉を減らすことになるからだ。

 一撃必殺が狙える反面、思うようにSTを引き当てられずに投資が嵩めば苦戦は必至。ひたすらひとつの台で粘り続けるのか、はたまた遊タイム前の台を探し続けるのか。

 今までのパチンコにはなかったこのような立ち回り術をあれこれと考えられるのも、本機の魅力のひとつといえるのではないだろうか。

JRAアイビスサマーダッシュでマスコミの予想が参考にならない訳。線ではなく点で考える本当に買うべき千直条件馬とは?

 今週行われるアイビスサマーダッシュは、JRA(日本中央競馬会)で行われる唯一の直線重賞。1000mという短い距離を54秒ほどで走るのだから、まさに電撃のスピード勝負だ。このレースを振り返ってみると、過去10年で1番人気が7勝と信頼度は高い。しかし2着や3着に人気薄馬の激走があり、その10年で9度の万馬券が飛び出している。1番人気が勝っても万馬券なのだから、ある意味狙いやすいレースともいえよう。

 2001年に創設されてちょうど今年で20回目となるメモリアルレース。今年は藤田菜七子騎手が騎乗するラブカンプーを筆頭に、連覇を狙うライオンボスやナランフレグ、ジョーカナチャンなどが出走予定で、さらに格下条件馬も侮れず難解なレースとなっている。人気はラブカンプーとライオンボスが二分しそうだが、果たしてどんな結末となるのだろうか。夏休み前となる7月最後の重賞レースということもあり、ここはキッチリ的中させて臨時のお小遣いゲットといきたいところ。そこでこの難解なレースを的中させるため、あらゆる競馬情報を知り尽くす競馬界のレジェンド集団である「シンクタンク」にアイビスサマーダッシュの最新情報を聞いた。

 シンクタンクは、なんとこのアイビスサマーダッシュを現在6年連続的中というから凄まじい。2019年は3連単2万7100円の万馬券的中、それ以前にも3連単4万7230円、3連単5万8790円といった万馬券を的中させているのだから、相性は抜群といったところか。しかし彼らの話を聞くと、この実績は相性ではなく必然的だったと直感した。

「競馬予想の上で、競走成績は間違いなく基本となる1つと言えるでしょう。過去の実績、持ちタイム、成績や内容は間違いなく参考にすべき情報であり、特に近走の成績は重要となります。予想する上で、これまでのレースを線として捉える分析力が重要です。

 ですが、線で考える以上に、点として考えねばならないレースがいくつか存在します。それが『千直』です。中央競馬で直線競馬は新潟芝1000mのみでしか行われておらず、かなり特異な条件。競走馬には様々な個性がある中、『千直巧者』と呼ばれ、この条件でしか十分に力を発揮できない馬すらいます。必然的に、出番が限られる『千直巧者』にとって、年間唯一の千直重賞アイビスサマーダッシュは最大目標となります。

 過去にも、敗戦続きからガラリと変わり身を見せる馬がいれば、抜群の適性の高さと軽量を生かした格下の台頭などもありましたが、『千直』にどれだけの適性があるのか、各馬を点でジャッジすることが、的中へ近づく重要なカギになることは間違いありません。

 そして、周知の事実ですが、千直は枠順の有利不利が出やすいコース。枠順を考慮せずに馬券を買うなど、極めて愚策と言わざるを得ません。しかし、スポーツ紙や競馬専門紙の大半は印刷の関係上、このアイビスサマーダッシュに限らずほとんどのレースで枠順確定前に予想と印を決めねばならず、一般ファンが参考にする新聞の印は、あまり参考にすべきではありません。しかしそれをわざわざマスコミ側が公表することはありません。それは自らの予想が不完全だと認めるものになってしまうからです。ファンはそれを踏まえたうえで、参考程度にとどめておくのがベストでしょう。

 もちろんシンクタンクは、業界最高峰の情報力と分析力でレースを点と線でしっかりと把握し、枠順、天候、騎手の状態、各馬の直前の状態、馬場傾向なども検討し、レース当日に最終結論を出しています

 今週のアイビスサマーダッシュは、枠順を含めて直前まで情報を入手し提供できることのメリットを限りなく実証している代表的なレースであり、事実、弊社は現在6年連続的中と確かな実績を残しているのです。

 ところで今年は何を買えばいいのか、多くのファンがそれを知りたいというのは重々承知しております。しかしこの取材でその馬名を明かしてしまうと、マスコミがその情報を嗅ぎ付けて現場が混乱してしまいますし、我々のユーザー様が的中させた時の配当が下がる懸念があります。

 そこで現時点で実名は公開できませんが、今週は特別にレース当日に無料情報として、アイビスサマーダッシュの「情報馬5頭」を公開します。今年も的中の大きなカギとなる激走情報馬を把握していますので、7年連続的中に加え、去年に引き続き万馬券的中も狙えると自信を持っています。完全無料ですので、この機会にぜひご利用いただければと思います」

 なかなか興味深い話であった。シンクタンクが解説するように、新潟の直線競馬はかなり特殊な条件だ。馬も騎手も得手不得手があるように、この条件ならではの狙いがあることは間違いあるまい。そして最後の決め手となる枠順をいかにして情報と組み合わせるかが、このレースの的中を左右させるだろう。

 シンクタンクは創業25年以上を誇る老舗情報会社として、競馬ファンだけでなく競馬関係者からも絶大な支持を集めているが、業界をけん引する存在としてさらに存在感を増していきそうだ。その理由は、やはりレジェンドと呼ばれる実在の競馬関係者が所属しているからである。ハイセイコーの増沢末夫元JRA調教師、マルゼンスキーの中野渡清一元JRA調教師、JRA初全10場重賞制覇の安田富男元JRA騎手、境征勝元JRA調教師、平井雄二元JRA調教師など、現役関係者の大先輩にあたる人物が数多く存在していること。しかもこのレジェンドたちは一部で、名前を公開できない超大物関係者も含めれば、その情報網は規格外なのだ。これほどの規模と影響力は他では考えられない。まさに業界トップに君臨する競馬情報集団なのである。

 そんなシンクタンクが7年連続的中を目指すアイビスサマーダッシュの「情報馬5頭」は絶対に見逃せない。マスコミの予想が信頼できない中、唯一安心して参考にできるのがこの「情報馬5頭」といっていいだろう。しかも完全無料での提供なのだから、これを利用しない手はないはずだ。

 今年すでに105本の万馬券を的中させ、この夏も3連複2万2480円と馬連1万1240円のダブル万馬券的中となったラジオNIKKEI賞(G3)など、高配当的中を連発のシンクタンク。この夏は彼らから目が離せない。

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※本稿はPR記事です

オリンパス、自社の代名詞・カメラ事業撤退の衝撃…累積損失が1000億円、再建を断念

 オリンパスデジタルカメラを中心とする映像事業を投資ファンドの日本産業パートナーズ(JIP、東京・千代田区)に売却して、同事業から撤退する。映像事業を分社化し、関連する人員や資産を移管したうえでJIPに譲渡する。関連する人員は全世界で約4270人。9月末までに正式に契約を締結し、年内に売却を完了させる予定。売却額は明らかにしていない。

 JIPは企業が事業部門や子会社を外部へ切り出す(カーブアウト)際に受け皿となるファンドだ。2014年、ソニーの「VAIO」を買収したことで知られている。オリンパスの竹内康雄社長はかねてから、営業利益の90%以上を稼ぐ内視鏡など医療事業に経営資源を集中させる方針を示していた。

 2020年3月期の連結決算(国際会計基準)は、売上高が前期比0.4%増の7974億円、営業利益は2.9倍の834億円、当期利益は6.3倍の516億円だった。映像事業の売上高は前期比10%減の436億円、営業損益段階で104億円の赤字。ミラーレス一眼カメラを強化、生産拠点の再編に取り組んできたが3年連続の赤字だ。ミラーレス一眼カメラの売上は10%減の324億円、コンパクトデジタルカメラが12%減の62億円、ICレコーダーなどのその他が12%減の49億円。

 新型コロナウイルスの影響が深刻になった20年1~3月期の映像事業の売上は前年同期比14%減の89億円に落ち込んだ。スマートフォンの台頭に伴うデジタルカメラの世界的な需要減少で、直近10年で営業黒字は1度だけ。累積損失は1000億円に達し、市場関係者から「売却したらどうか」との要求が強まっていた。

 一方、主力の内視鏡事業の20年3月期の売上高は前期比2%増の4257億円、営業利益は22%増の1094億円。中国市場で高い伸びを示し、海外が好調に推移した。1~3月にコロナ影響はあったものの増収を確保。中国事業の期中の売上は800億円を超え、医療分野で中国依存度が13%強となるなど成長を牽引した。

 処置具などの治療機器事業の売上高は横ばいの2161億円、営業利益は18%増の262億円。創業事業である生物顕微鏡などの科学事業の売上高は1%増の1052億円、営業利益は23%増の100億円だった。

 内視鏡事業が全社売上の53%を叩き出した。映像事業の赤字を補填し、本社費用を賄った。懸案のカメラなど映像事業の売却に踏み切ったことで、名実ともにオリンパスは医療機器メーカーになる。

オリンパスの退場がデジカメ市場の再編を招き寄せる

 オリンパスがカメラに進出したのは比較的新しい。大卒の初任給が約1万5000円だった1960年前後、安いカメラでも2万円以上、独ライカ製は20万円もした時代に、ある若手社員の発案で「月収の半額で買うことができるカメラ」の開発にオリンパスは取り組んだ。

 1959年、「オリンパスペン」シリーズが発売された。顕微鏡メーカーとして創業したオリンパスは、ペンのヒットで一躍、世界に名を知られるカメラメーカーとなる。オリンパスペンは大衆カメラの代名詞となった。72年、「OM」ブランドで軽量一眼レフを世に出した。その後も、91年、コンパクトカメラ、96年、デジタルカメラ市場に参入した。08年に「ミラーレス一眼」の販売を始めた。コンパクトでおしゃれなデザインが女性の心を惹きつけ、2010年頃からブームとなった「カメラ女子」の牽引役ともなった。

 だが、10年代に入ると、スマートフォンにカメラ初心者を奪われ、デジカメ市場に逆風が吹き付けた。カメラ映像機器工業会(CIPA)の統計によると2019年(暦年)のデジカメの世界出荷台数は前年比21.7%減の1521万台。ピークの10年(1億2146万台)の8分の1となった。スマホで簡単に高画質の写真が撮れるようになり、ポケットにデジカメを入れておく、生活必需品の時代は過ぎ去った。

 19年11月10日、天皇陛下の即位祝賀パレードが行われた。沿道は、スマホを掲げて世紀の瞬間を記録しようとする人で埋め尽くされた。カメラからスマホに主役が交代したことを象徴する光景だった。

 デジカメで苦しんでいるのはオリンパスだけではない。デジカメ世界首位のキヤノンの19年12月期のデジカメなどイメージングシステム事業の営業利益は62%減の482億円だった。リーマン危機前の07年12月期には売上高営業利益率は27%だったが、19年同期には同6%にまで下がった。高収益会社の面影はすでにない。キヤノンは御手洗冨士夫会長兼CEOが社長を兼務し、医療機器など新規事業の育成に力を注ぐ。

 デジカメを主力にしているニコンは、20年3月期の映像事業の営業損益が171億円の赤字(19年3月期は220億円の黒字)に沈んだ。

 新型コロナウイルスによる外出規制やイベントの中止が“デジカメ不況”に追い打ちをかける。CIPAによると5月のデジカメの世界出荷台数は前年同月比72.6%減の36万台と激減した。デジカメはもはや「趣味・嗜好品」。生活必需品ではなくなった。デジカメ市場そのものが消滅の危機を迎えている。

(文=編集部)

偏西風の蛇行、地球寒冷化の前兆か…シベリアが気温38度の猛暑、世界で豪雨の異常気象

 7月3日以降、梅雨前線に伴う記録的な豪雨により、熊本県を中心に九州や中部地方など日本各地で甚大な被害が発生した。その原因について気象庁は7月10日、「日本列島を西から東に吹く『偏西風』が南に蛇行したことによって起こった可能性がある」との見解を示した。

 偏西風は通常、中国大陸から日本列島に向かって吹いているが、7月上旬は朝鮮半島付近で南に蛇行していたことから、普段は東西に伸びている梅雨前線が傾き、南北に伸びる日本列島に沿う形状に変化した。この影響で列島の一部分しか交差しない梅雨前線が広い範囲で列島を覆い、大量の雨をもたらしたとされている。

 偏西風の蛇行による悪影響は日本にとどまらない。中国では6月から断続的に大雨が降り、長江流域で浸水や土砂崩れなどの大規模な水害が起きている。重慶地域では80年に一度と言われる集中豪雨で、世界最大の水力発電ダムである三峡ダムの決壊が懸念されている。

 偏西風の蛇行がもたらすのは豪雨ばかりではない。ロシア・シベリアの北部に「世界の寒極」と呼ばれる町ベルホヤンスクがある。氷点下67.8度という最低気温の記録を出したこの町の6月20日の気温が38度まで上昇したのである。北極圏における史上最高気温となる可能性があるが、このとんでもない事態が起きてしまった原因も偏西風の蛇行である。シベリア上空で偏西風が大きく北に蛇行し、南からの暖気が断続的に流れ込んだため、シベリア地域全体が「10万年に一度」の猛暑に襲われてしまった(6月19日付CNN)。

 今年の冬の日本列島が記録的な暖冬になったのも、偏西風が蛇行し寒気の流れ込みが弱くなったのが原因である。このように世界中で異常気象をもたらすのは偏西風の蛇行である。

 偏西風とは、北極と中緯度の境界を流れるジェット気流のことである。偏西風は同心円ではなく蛇行しており、この蛇行は年によって大きく変化することがある。偏西風の蛇行については、大陸の配置の複雑さに原因があると考えられている。地球にある陸地の7割以上が存在する北半球では海や陸地が複雑に入り組んでいるが、海水と土壌の温度を変化させるのに必要な熱量が違う。岩石は熱しやすく冷めやすいが、水は熱しにくく冷めにくいことから、北半球では大気の温度分布が複雑となっており、これが偏西風を蛇行させる原因となっているようだ。

脆弱性アプローチの重要性

 最近の偏西風の蛇行について、「地球温暖化のせいだ」との声があがっているが、はたしてそうだろうか。

 筆者は5月18日付コラムで「太陽の活動が200年ぶりの低調な状態にある」と報告したが、地球史というスケールで見ると、現在の地球は氷河期にあたる。氷河期とは北極と南極に氷が存在する時期を指すが、現代の氷河期は約200万年前に始まっている。

 氷河期の間でも気温の変動があり、比較的温暖な「間氷期」と寒冷な「氷期」に二分される。私たちは1万2000年前頃から始まった間氷期の下で生活しているが、現在の間氷期の「寿命」は尽きかけているとの説がある。

 間氷期の中でも平均気温より1~2度低くなる「小氷期」がある。直近の小氷期は江戸時代の前半に起きており、太陽活動が極めて低調だった。1645年から1715年の間ほとんど黒点が観測されなかったことから、この期間は「マウンダー極小期」と呼ばれている。寒冷化する前の時期が温暖で気温変化が少なかったのに対して、マウンダー極小期に入ると温度幅が極めて大きくなっている。降雨・降雪量も大幅に増加しており、異常気象の連続が常態となっていたことがわかっている。

 太陽の活動は、1977年から2006年にかけて約30年間活発な時期が続いたが、その後、急速に低下して現在に至っている。チェコの気象学者J・ブッカは「太陽活動が低下すると偏西風が蛇行する」という論文を1998年に発表しているが、太陽活動が低下して寒冷化する過程で、冷めにくい性質を持つ海水にはいまだに十分な熱が蓄えられている一方、冷めやすい土壌では熱が盛んに放出されることから、大気の温度分布が乱れ、偏西風は蛇行しやすくなる。

 最近の日本における豪雨については、活発な太陽活動の影響で暖かさが続いている海面から発生した大量の水蒸気と、大陸の冷却による偏西風の蛇行で南下した北極の寒気が衝突して、降雨量を飛躍的に増加させていると説明できるのではないだろうか。寒冷化への移行期に異常気象が発生しやすいことがわかっていることから、「50年に一度」の記録的な異常気象が頻発する現在の状況は、すでに小氷期に入りかけていることの証左なのかもしれない。

 寒冷化は、食糧生産に甚大な悪影響をもたらすことはいうまでもない。異常気象が常態化する時代にあっては、社会のレジリエンスが大切になる。災いが起きても回復力があれば、最小限の被害で元の状態に戻すことができるというわけだが、「強いところばかりを強化するのではなく、弱いところをかさ上げして社会全体を強くする」という脆弱性アプローチへと政策を大転換させることが急務である。

 現在進行中の新型コロナウイルスのパンデミックでも痛感することであるが、世界に冠たる超高齢社会となった日本ほど、この能力が必要な国はないだろう。

(文=藤和彦/経済産業研究所上席研究員)

自社顧客の“ブランド・スイッチ”をどう防ぐ?バラエティ・シーキングに関する研究

 製品やサービスの選択において、バラエティ(多様性)を求め、ブランドをスイッチする行動のことを「バラエティ・シーキング」といいます【註1】。メーカーにとって、自社ブランドを繰り返し購入するブランド・ロイヤルティの高い顧客を獲得することは重要な目標ですが、その達成はブランド・シーキングによって阻まれてしまいます。ブランド・シーキングとはどのようなものなのでしょうか。バラエティ・シーキングは選択の基本的側面であり、これまで数多くの研究が行われてきました【註2】。今回は、そのメカニズムを理解することを目的として、消費者行動研究の知見をいくつか紹介したいと思います。

バラエティ・シーキングは、刺激欲求によって生じる

 急いでいるときはともかくとして、刺激のない選択は退屈です。お気に入りの製品を購入していても消費が繰り返されることによって購買意思決定は単純化し、ごく普通のありふれた選択へと変化していきます。複数ブランドの特徴を理解したうえで一つを選ぶような購買意思決定は手間と時間がかかるため、特に購買頻度の高い日用消費財では単純化が好まれます。

 しかし、単純化に伴って生じてくるのが刺激への欲求です【註3】。人は最適な刺激水準を持っていて、選択時の刺激がこの水準を下回ると刺激欲求が生じます。そしてこの欲求を満たす手段がバラエティ・シーキングなのです。ただし、バラエティ・シーキングは購買意思決定を複雑にするので、その後の購買意思決定ではより単純化した選択が好まれます。つまり、購買意思決定は単純化と複雑化の繰り返しと捉えることができます。

 なお、刺激欲求は製品に飽きが来たときや新奇性への関心が高まったときに生じるので【註1】、バラエティ・シーキングは消費から得られる楽しさや満足を最大化するために行われると考えることができます。お菓子、レストラン、音楽などの楽しさや喜びを感じる快楽的消費で発生しやすいことがわかっています【註4、註5】。

 バラエティ・シーキングの原因が刺激欲求であるならば、買い物環境に別の刺激があれば、バラエティ・シーキングは起きにくくなると考えらます。このことを実証したのがメノンとカーンです【註3】。メノンらは、被験者の大学生に前日視聴したテレビ番組とCMを想起してもらうセッションに4日間連続で参加してもらい、毎回スナックと飲み物を一つずつ謝礼として選んでもらいました。このとき飲み物の選択肢を3パターン用意し、同じ4種類のコーラドリンクを4日間提示する「刺激なし」条件、4種類のコーラドリンクと4種類のレモンライムドリンクを交互に提示する「中程度の刺激」条件、および4種類のコーラドリンクと2種類のフルーツジュースを交互に提示する「強い刺激」条件のいずれかに被験者を割り当てました。また、最適刺激水準には個人差があるため、被験者を高低2グループに分けました。

 分析したのは被験者が4日間に選択した飲料の種類で、多いほどバラエティ・シーキング傾向が強いことを意味します。結果は、バラエティ・シーキングは、最適刺激水準が高い場合には強い刺激があれば減少するものの、低い場合には中程度の刺激でも減少することを示しました。つまり、買い物環境が刺激的であればブランド・スイッチは起きにくいということになります。

 この結果から、豊富な品揃えの提供が難しい小規模な小売店は、売り場のレイアウトやデコレーションを時々変更するなどして刺激的な買い物環境を創り出すと、買い物客の刺激欲求を満たすことができ、それによって乏しい品揃えへの不満を抑えることができると思われます。

バラエティ・シーキングは、将来の自分の欲求があいまいなときに生じる

 今日の自分の欲求はわかっても、明日の欲求はわからないことがあると思います。何日か分の食品や買い置き用の食品の買い物では、このような状況で選択することが多いと思います。サイモンソンは、こうした自分の将来の選好が不確実な状況下では、バライエティ・シーキングが生じやすいことを実証しています【註6】。

 サイモンソンは、7種類の食料カテゴリーそれぞれに様々なアイテムをリストし、被験者にそのなかから買い物してもらう実験を行いました。被験者は、3日分をまとめて買い物をする場合と1日ずつその日の分を3日間連続して買い物する場合のどちらかに割り当てられました。各カテゴリーの製品を毎日1個消費すると仮定しているので、3日分の買い物では各カテゴリー3個を選択することになります。

 分析の結果、異なるアイテムを選択するバラエティ・シーキング傾向は、全カテゴリーに共通して3日分をまとめて買い物するときのほうが強く見られました。つまり、将来の自分の選好はわからないので、バラエティを選択することで選好の変化に対応できるようにしているのです。また、将来自分が好みそうなものを一種類だけ選ぶよりも何種類かを選ぶほうが簡単であるということもその一因です。

バラエティ・シーキングは、ポジティブな気分のときに生じる

 ポジティブ感情を持っているときは、情報への関心が増し、創造的かつ柔軟性のある情報処理が行われるので、対象を様々な側面から理解するようになります【註1】。したがって、消費者がブランド選択時にポジティブな感情を持っている場合、ブランド固有の特徴やブランド間の違いに焦点が向けられるので、ブランド選択に刺激欲求が生まれブランド・シーキングが生じやすくなると考えることができます。カーンとイセンはこのことを実証しました【註7】。

 カーンらは、翌月から平日は午後のおやつにクラッカーを食べることにしたと仮定してもらい、25日分のクラッカーを7ブランドから選択してもらう実験を行いました。このとき選択肢に2パターン用意し、7ブランドすべてが有名ブランドの条件と味が劣るとの認識がある減塩クラッカーのブランドが複数含まれる条件のどちらかに被験者を割り当てました。また、被験者の半分にはセッション前に謝礼としてリボンが付いた飴のパックをプレゼントし、ポジティブ感情を喚起させました。

 その結果、ポジティブ感情を持った被験者は、有名ブランドのみの選択肢を提示されたときにブランド・スイッチを多く行いました。評価の低いブランドがある選択肢ではポジティブ感情があってもバラエティ・シーキングは見られませんでした。人はポジティブな感情を持っているときは、ネガティブなことは避けたいと考える傾向にあります。選択肢に評価の低いブランドが含まれていると、バラエティ・シーキングに魅力を感じなくなるのです。

バラエティ・シーキング傾向は一日の中で変化する

 最近では、体内時計リズム(サーカディアンリズム)の影響を分析した研究が2つ発表されています。まずグロらは、一日の中で生理学的覚醒水準が低く眠気が残る朝の時間帯は刺激欲求が弱く、バラエティ・シーキングが減少すると予想しました【註2】。6色の蛍光ペンから6本を選でもらう実験からは、被験者の選択した色の種類は、選択時間が午前7:30では3.62、午後12:30では4.36、午後5:30では5.04となり、予想通りの結果が得られています。

 また、体内時計リズムを含めた分析からは、昼型と夜型の被験者は眠気が残る朝の時間帯よりも昼や夜の時間帯のほうがバラエティ選択を行う傾向にあるのに対し、朝型の被験者は時間に関係なく、朝でもバラエティ選択を行う傾向にあることを確認しています。

 もう一つはファングらの研究で、グロらが示した結果は消費者に眠気を覚ましたいという覚醒欲求がある場合には異なることを示しています【註8】。ファングらは、バラエティ・シーキングは眠気を覚ます効果があるので、朝型の人は眠気が強くなる夜の時間帯に、夜型の人は眠気が強くなる朝の時間帯にバラエティ・シーキングを行うと考えました。大学生に午前10時と午後10時に行なわれるセッションのどちらかに参加してもらう実験を行い、セッションでは4種類のキャンディバーをそれぞれ別々のボウルにたくさん入れて提示し、それらの中から4個を選択してもらいました。結果は予想と一致しており、被験者が眠気を感じる時間帯に選択した場合には、覚醒欲求からバラエティ・シーキング傾向が強くなりました。つまり、セッション参加のように眠気を覚まさなければならない状況では覚醒欲求が強まり、刺激が得られるバラエティ・シーキングが行われるということになります。

 以上の研究から、バラエティ・シーキングは、同じ消費者であっても様々な状況によって変化することがわかりました。ところでバラエティ・シーキングは、外的な要因によって発生することがあり、この場合は「派生的バラエティ・シーキング」と呼ばれます【註1】。複数のニーズ、複数の使用者(家族のメンバー間で好みが異なるなど)、あるいは複数の消費状況がある場合や、欲しい製品が品切れだったり他のブランドが値引きされていたりするときに生じます。

 今は品質に大きな違いを感じない類似品が増え、ブランド・スイッチはしやすくなっています。しかし、新製品を購入するときには失敗のリスクを伴うので、バラエティ欲求がなければブランド・スイッチは容易には行われません。もしも企業が消費者のバラエティ欲求を高めて自社ブランドへのスイッチを促したいと考える場合には、バラエティ・シーキングが生じやすい状況を検討し、そこで自社製品をアピールするとその可能性は高まると思われます。

(文=白井美由里/慶應義塾大学商学部教授)

【参考文献】

【註1】Kahn, B. E. (1995), “Consumer variety-seeking among goods and services,” Journal of Retailing and Consumer Services, 2 (3), pp. 139-148.

【註2】Gullo, K., J. Berger, J. Etkin, and B. Bollinger (2019), “Does time of day affect variety-seeking?” Journal of Consumer Research, 46 (1), pp. 20-35.

【註3】Menon, S. and B. E. Kahn (1995), “The impact of context on variety seeking in product choice,” Journal of Consumer Research, 22 (3), pp. 285-295.

【註4】Van Trijp, H. C. M., W. D. Hoyer, and J. J. Inman (1996), “Why switch? Product category-level explanations for true variety-seeking behavior,” Journal of Marketing Research, 33 (3), pp. 281-292.

【註5】Ratner, R. K., B. E. Kahn, and D. Kahneman (1999), “Choosing less-preferred experiences for the sake of variety,” Journal of Consumer Research, 26 (1), pp. 1-15.

【註6】Simonson, I. (1990), “The effect of purchase quantity and timing on variety-seeking behavior,” Journal of Marketing Research, 27 (2), pp. 150-162.

【註7】Kahn, B. E. and A. M. Isen (1993), “The influence of positive affect on variety seeking among safe, enjoyable products,” Journal of Consumer Research, 20 (2), pp. 257–270.

【註8】Huang, Z., Y. Liang, C.B. Weinberg, and G. J. Gorn (2019), “The Sleepy Consumer and Variety Seeking,” Journal of Marketing Research, 56 (2), pp. 179-196.

卵巣機能の低下、DHEA投与に改善の効果か…妊娠の確率を高める効果に期待

 DHEA(dehydroepiandrosterone;デハイドロエピアンドロステロン)は主に腎臓の上にある副腎という小さな組織でつくられます。DHEAはエストロゲンやテストステロン、プロジェステロンといった重要な性ホルモンの上位に位置するため、それらの原料としての役割のほか、それ自体はあまり大きな役割を負っていないようにも見えます。

 DHEAは多くの人で40才くらいから減り始め、70才までに4分の1に減るとか、9割減少するなどともいわれることがあります。DHEAの減少が起きてもあまり特異的な症状はないのですが、一般的には認知機能の低下、免疫機能の低下、耐糖能の悪化、心血管系疾患の発生などに関連している可能性があると考えられています。

 DHEAは、ストレスホルモンであるコルチゾールと逆の相関を示すとも考えられています。つまり、ストレスが強くコルチゾールが高まると、DHEAは減ってしまうといった関係です。コルチゾールは免疫を弱める方向に働くため、DHEAが適度に存在することで免疫機能を高めることが期待できます。

 近年、生殖医療が発展を遂げていますが、通常の体外受精が困難な方における卵巣機能の低下に対するDHEA投与の効果について、さまざまな研究が行われています。DHEAの内服をこのような治療に併用することで出生率を高める可能性があると指摘されていますが、まだこれからのさらなる研究が必要です。

(文=飛田砂織/クリニックシュアー銀座院長、医師・医学博士)

【参考文献】

Nagels HE et al. Androgens (dehydroepiandrosterone or testosterone) for women undergoing assisted reproduction. Cochrane Database Syst Rev. 2015 NOV 26 ;( 11): CD009749 doi: 10.1002/14651858.CD009749.pub2.