パチンコ店で「震え上がるトラブル」発生!? 「救急車の要請」も視野に入れたエピソード…


 元ホール店員のミリオン銀次でございます。

 私はこれまで、ホール店員だった当時の思い出深いエピソードをみなさまへご紹介させていただいておりました。その中には、不良客による迷惑行為やトラブルなどもあったかと思います。

 ホールで起こり得るトラブルの要因。それはお客様の「悪意」によって生み出される事がほとんどですが、時に「悪意がない」お客様が思わぬトラブルを巻き起こしてしまうケースもあるのです。

 今回は、とあるお客様が招いた「救急車の要請」すら視野に入れた印象深いエピソードをご紹介させていただきます。

 私がホール店員だった頃、毎日のように来店されていた若い男性がいらっしゃいました。大学生のような若々しいノリで、お友達と共に楽しそうに遊技されていたのです。

 ただ、盛り上がるあまりオーバーリアクションをしてしまい、周りのお客様のご迷惑となってしまう事もしばしば。ですが、注意すれば「すみません!はしゃぎすぎました!」と素直に反省して遊技態度を改めるので、特に問題のあるお客様ではなかったのですが…。

 このお客様が、後にホールスタッフ全員を「震え上がらせるトラブル」を招くなど、この時は知る由もありませんでした。

 あれは2年前の秋頃のことです。その日、私は早番で開店時間を待つお客様へ入場整理券を配っておりました。そこには例の若いお客様の姿があり、心なしかいつもの明るい表情にも陰りが見え、体調が悪そうでしたが「朝が弱いのかな」程度の印象しかなかったのですが…。

 開店時間を迎えてから2時間ほどが経過した時、ホールを巡回していた私の目の前には驚きの光景が映し出されたのです。

 驚いた事に、朝一から来店されていた若いお客様がパチンコ台の上皿部分に顔を突っ伏して、遊技できずにぐったりしているではありませんか。

 私は慌ててお客様の元へ駆け寄り「大丈夫ですか」と声を掛けました。すると「ううう…」と反応はするものの、明らかにおかしい様子でした。

 心配する私に対し、「ちょっと休憩したら良くなりますから…」と細々とした声でお客様がおっしゃったので、ひとまずレストコーナーで休んでいただくように促しました。頷いたお客様の体を支えながらレストコーナーへ案内したのです。

 お客様の様子を見守っていた他のスタッフも、「大丈夫に見えないよね」「フラフラだった」と不安と心配を隠せない様子でした。ホール責任者も、万が一に備えて監視カメラでお客様の様子を伺っていたのです。

 しかし、それから状況が一変しました。10分くらい経った頃でしょうか、ホール責任者から「お客様が微動だにしないので大至急確認してください!」とインカムが入ったのです。ホールリーダーだった私は全速力でレストコーナーへ向かいました。

 そこには椅子の肘掛けに腕を乗せて顔をうずめ、ピクリとも動かないお客様の姿があったのです。「大丈夫ですか」と何度声を掛けても返事はなく、意識を失っているとしか思えない様子…。

 私は経験したことのない状況に動揺しながら「大変です!お客様が動きません!」と報告を入れました。「分かった!直ぐに救急車を呼ぶから君はそのまま付き添っていなさい!」とホール責任者は慌てた様子で言ったのです。

「とんでもない事になった…」私は天を仰ぎました。動揺を隠しきれなかった私ができる事といえば、救急車が来るまでの間お客様の無事をひたすら祈るくらいしかなく、どうする事もできなかったのです。

 しかし、次の瞬間!

「グググ…ゴゴゴ…」とお客様の口から妙な音が発せられたのです。

「なんだ!?」と私は驚きながらお客様を観察しました。次の瞬間、お客様は背もたれに寄りかかり「グガー、グガー」と勢いよく音を出したのです。

 一瞬何が起こっているか分かりませんでしたが、お客様の口から出している音は紛れもなく「イビキ」でした。よく見ると、なんとも気持ちよさそうな顔をして寝ているではありませんか。

 私は「すみません!寝ているだけでした!救急車は必要ありません」と慌ててホール責任者へ報告したのです。すると「念の為、起こして安否を確認してください」と指示されたので、私は気の引ける思いでお客様を起こしました。

 私の呼びかけに気づいたお客様は、目を半開きにしながら「ごめんなさい…寝ちゃってました」と蚊の鳴くような声で応答したのです。「もしかして、単純に眠かっただけだったんですか?」と私は伺いました。

 すると、「そうなんですよ…昨日の夜にオールで麻雀やっちゃって、そのまま寝ないでパチンコ打ってたんです」との事。私は呆れて何も言えませんでした。しかし、何はともあれ大事に至らない結果となって一安心したのです。

 私も麻雀は大好きですし、パチンコを嗜む方の中には、麻雀が好きな方も多いと思います。中には、このお客様のようにオールで麻雀した後で、ホールへ向かうという経験をした方もいるのではないでしょうか。

 ただ、何事もほどほどが一番です。寝る間を惜しんでしまっては、娯楽も楽しめませんし、第一に体を壊してしまいます。やはり、節度を持って楽しむほうがいいかもしれませんね。

(文=ミリオン銀次)

渡部テイクアウト不倫、ほかにも激ヤバ写真が?スポニチによる“文春スクープ潰し”舞台裏

 どうも、“X”という小さな芸能プロダクションでタレントのマネージャーをしている芸能吉之助と申します。

前回の記事】で“文春砲”についてのお話をしましたが、そのスクープ記事が世に出るまでの裏側では、いったいどんなことが起きているのでしょうか?  編集部と芸能プロダクションの間、そして芸能プロダクション同士のかけひきやせめぎ合いが行われているのは、みなさんもなんとなく想像がつくことかと思います。

 芸能マネージャー目線で見た芸能ニュースのウラ側を好き勝手に解説する本連載、今回は、実際に起こったスクープの裏でどんなやり取りが行われていたのかをお話ししていきたいと思います。あまり詳細にお話ししすぎると、僕の正体がバレてしまい仕事に支障が出てしまいますので、一部ボカしている部分もありますが、どうかご容赦ください……!

文春が怒ったスポニチ“スクープ潰し”のなぞ

 まず、この間「週刊文春」(文藝春秋)でスクープされたアンジャッシュ渡部建さんの不倫スキャンダル。このスクープは6月11日木曜発売の「週刊文春」で「佐々木希、逆上 渡部建『テイクアウト不倫』」というタイトルで報道されたものですが、通常、文春のスクープといえば、本誌が発売される木曜日の前日、早刷りが届くタイミングの水曜に ウェブの「文春オンライン」で速報されることが多いんですね。それで、“明日発売の「週刊文春」ではこのニュースを4ページに渡って詳報”など、雑誌本体の購買を促す形になっているケースがよく見られます。

 ところが今回の場合は、6月9日火曜の夕方には「アンジャッシュ・渡部建 TV各局に番組出演の全面自粛申し入れ」とスポニチアネックスで報じられ、「渡部さんが何かヤラかしたらしい」「全面自粛だなんて、かなりヤバいことをしでかしたのでは?」と騒動になりました。

 これは、文春がスクープ報道する予定だった渡部さんのスキャンダル記事を受けての渡部さんサイドの対応である「出演自粛申し入れ」の部分だけを、スポニチがひと足早く記事にしてしまったという、ある意味“スクープ潰し”なんですよね。このことについて、文春サイドはかなり怒っていたという報道もあります。

人力舎の社長が語った「渡部を自粛にする」と“腹を決めた”瞬間

 文春がターゲットのタレントに“直撃取材”をかけるのって、通常だとだいたいスケジュール的に週末から月曜あたりのことが多いんですよ。今回の渡部さんの場合も、6月6日土曜の『王様のブランチ』(TBS系)放送終了後に文春の記者からの直撃を受けたそうです。渡部さんはすぐに所属プロダクションの人力舎に相談、帰宅後に妻である佐々木希さんにも事情を打ち明けたようです。その日の深夜に、不倫相手の女性に渡部さんから電話がかかってきて、電話口に代わった佐々木さんから「彼と最後に会ったのはいつ?」と詰問されたというのは「週刊文春」で報じられていた通り。

 人力舎の玉川大社長は、直撃を受けたという報告を受けた時点では、そこまで大ごととは思っていなかったみたいですね。「渡部が直撃取材を受けたとマネージャーから聞いて、(不倫スキャンダルを起こした)ほかの方々がやってきていることと同じようにするしかないと思っていました。芸人だからいじられて、なんなら(相方の)児嶋一哉が『俺じゃねえよ!』と言うとか、いろんな形を想像していた。その後、事務所に紙(質問状)が届き、『多目的トイレ!? えっ、これ気持ち悪ぃじゃん。種類が違うじゃん』って考えを改めたんです。それで自粛という形に腹が固まった」(「週刊文春」2020年7月2日号)と語っています。

主婦層向けの番組に出演していながらの不倫は、完全にアウト

 もともと本来であれば不倫なんて当事者だけの問題であって、謝罪するのは家族や失礼な扱いをした女性たち、そして迷惑をかけた仕事仲間に対してだけでいいはず。でもやっぱりイメージが何より一番大事な芸能界では、今回の渡部さんの不倫って、謝罪して済むような話じゃないんですよね。今回は特に、「不倫相手が複数」「多目的トイレで密会」「行為後に1万円」など、嫌悪感を呼び起こすワードがずらり。さらに渡部さんが今やっている仕事って、『王様のブランチ』『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)など、女性、特に主婦層に人気がある仕事が多いですからね……。この業界では、主婦層をターゲットにした番組をやっている人が当事者として不倫に関わるなんて、絶対にNG。長年芸能マネージャーをしている僕の感覚からしても、何をどうしようと、もう絶対ダメ!

 ということもあって、渡部さんの所属プロダクションのスタッフも、今後どう対応するかを、とにかくすぐに決めないといけなかったはず。で、9日火曜には、レギュラー番組を持つ各局に出演自粛の申し入れをしたそうです。ところがその時点で、テレビ局のスタッフから「渡部出演自粛」の情報がもれてしまった。今回のような、スキャンダルそのものが発覚する前に、先に自粛が発表されてしまう……という、イレギュラーな順序での騒動になってしまったのはそういうわけなんです。

ほかに“激ヤバ”写真があったればこそ、渡部は渋々文春のインタビューに応じた?

 渡部さんは、その後、あろうことか6月25日発売の「週刊文春」にて独占インタビューに応じ、今回の騒動について、妻や相方・児嶋一哉さんへの思いなどを語っています。なぜあえて、自分のスキャンダルを暴露された雑誌でインタビューを……って思うんですけど、これね、絶対、もっともっとヤバい写真や情報を文春に握られてるんだと思いますよ! 文春は、最初の記事でも、不倫現場となった六本木ヒルズの多目的トイレにも実際に行っているし、管理会社にまで取材を行っている。そこまでして、ほかに写真がないわけがない。なんたって、天下の「週刊文春」さんですからね……。なんらかの取引があっての、あのインタビューだったんだと思いますよ。

 すでにイメージが地に落ちてしまい、渡部さんの芸能界復帰は絶望的というのが大方の見解でしょう。ただ、まさかのウルトラCが起こり得るのが、この芸能界の面白いところなんですよね〜。

山田孝之、新田真剣佑、Niki“沖縄バカンス”報道の裏にある芸能プロの“思惑”

 さて、文春によるスクープというところで、もうひとつ、あるスキャンダルの舞台裏をいえる範囲でお話ししましょうか。

 こちらも少し前になりますが、山田孝之くんと新田真剣佑くんが、緊急事態宣言中に沖縄バカンスを楽しんでいたという報道がありましたよね。このニュースは5月20日の「文春オンライン」でスクープされたもの。山田くんは、懇意にしているファッションブランドの社長X氏とともに、彼が借り切っているヴィラで過ごしていたようで、そこに恋人らしき女性を連れた真剣佑くんと、モデルのNiki(丹羽仁希)ちゃんらも合流していたようです。

 沖縄県の玉城デニー知事が「残念ながら沖縄は非常事態宣言の体制で充分なおもてなしは到底できません。離島も含め医療体制も非常事態です。どうか今の沖縄への旅はキャンセルして受け入れ可能な時期までお待ちください」と、来県自粛を呼びかけていた時期のバカンス報道とあって、この記事はかなり炎上しました。

 この記事を受けて、それぞれの所属事務所は事実関係を認め謝罪しました。タレント個人として、この記事が出たあと一番最初に謝罪文を出したのはNikiちゃん。「文春オンライン」が配信された当日の午後には、自身のTwitterで「一部報道について」ということで謝罪していました。その後、次の日21日になってから、真剣佑くんがTwitterで直筆署名の入った謝罪文を投稿(その後、6月17日に謝罪コメントは削除されてしまいましたが……)。そして、山田くんは現在に至るまでダンマリを決め込んだままです。

 この謝罪コメントの出し方で、三者三様、それぞれの所属プロダクションの思惑が見えるんですよ……!

新田真剣佑は、杏、佐々木希も所属する、今をときめくトップコートに在籍

 まず、真剣佑くんの所属プロダクションは、菅田将暉くん、松坂桃李くん、中村倫也くん、佐々木希さん、杏さんなど、今をときめくトップスターを多数擁するトップコート。この連載の【第22回の記事】でも紹介しましたが、昭和芸能界のカリスマ・ナベプロ(渡辺プロダクション)創設者・渡辺晋氏の次女である渡辺万由美氏が社長を務めています。トップコートは非常に真面目というか、きちんとした会社なので、きっとすぐさま謝罪コメントを出そうとしたはずなんです、本来なら。そうしなかったのは、きっと年長者である山田くんへの配慮でしょうね。長幼の序を大切にするトップコートらしい判断だといえるかもしれません。山田くんをさしおいて、真剣佑サイドがまっさきにコメントを出すわけにはいかない……と判断したのだというわけです。

 でも、山田くんはなかなか謝罪コメントを出さなかった。山田くんは、4月にも合コンをドタキャンされて男友達と夜の銀座で盛り上がっていたのを記事にされ、さんざん叩かれたばかり。にもかかわらず沖縄旅行に出かけていたということは……山田くんとしては「別に悪いことはしてないんだから、謝る必要はないだろう」というスタンスなんじゃないですかね、おそらくですが。

スターダスト社内でも“独立状態”の山田孝之

 山田くんの所属事務所は大手のスターダストプロモーションなのですが、売れっ子俳優であり、プロデューサー・監督・製作総指揮など、作り手側としても確固たる存在感を発揮している山田くんは、もはや事務所のマネジメントなどほとんど必要としていないようです。数年前に事務所からの独立をほのめかしたこともあり、すでにほとんど“社内独立”しているような状態。なので、今回の件についても、沖縄に行ったのも、謝罪コメントを出さないのも、事務所がどうこうできるような問題ではなく、すべてが基本的には山田くんの意向、なのだだと思います。

 で、真剣佑サイドが山田くんの出方うかがっているうちに、Nikiちゃんが謝罪コメントを出してしまった。Nikiちゃんの所属事務所はエイベックス・マネジメント。6月にエイベックス・グループの株主総会が控えていたので、一刻も早く火消しを図りたい……という意図も多分にあったんじゃないですかね。5月に、同じく文春に大麻使用告発記事を掲載されたエイベックスの松浦勝人氏が、CEOをサクッと退任したのも同じような理由なんじゃないか……と僕は推測しています。

スクープされた側の事情も垣間見えるスキャンダル報道

 それで、真剣佑くんのところも、とうとう待ちきれなくなって謝罪コメントを出した。もしかしたら山田くんは一番最後にコメントを出すのはあまりにもカッコ悪いので、より一層出さない方向でいることにしたのかもしれないですね。

 今回のスクープにおける謝罪コメント発表が、こんな足並みの揃わない、変な順序になってしまったのは、そういういきさつだったと思われます。

 このように、芸能スクープの裏側には、スクープした側だけではなく、された側のいろんな事情やかけひきが多数存在しているんですね。そのような観点から芸能ニュースをいろいろ分析してみると、芸能界のことがもっとよくわかって面白いですよ。まあ、他人事だからこんなことがいえるのであって、実際、自分の事務所の所属タレントがスクープされた際には、面白いなんてとてもいってられないんですけどね……。

(構成=白井月子)

●芸能吉之助(げいのう・きちのすけ)
弱小芸能プロダクション“X”の代表を務める、30代後半の芸能マネージャー。趣味は食べ歩きで、出没エリアは四谷・荒木町。座右の銘は「転がる石には苔が生えぬ」。

コロナ禍も大盛況に終わったセレクトセール。主催者・社台グループ以上に「安堵」した人々とは……

 7月13日・14日に開催されたセレクトセール。新型コロナウイルスの影響から、売り上げ減の危惧どころか、一時は開催自体まで危ぶまれていた同セールだったが、フタを開けてみれば、落札総額はセール史上2位となる187億6200万円を計上。大盛況に終わった(1位は昨年の205億1600万円)。

 もちろんこの結果は、セレクトセール主催者を安堵させたに違いない。だが、その主催者以上に胸を撫で下ろした人物がいたはずだ。ズバリそれは、この後8月に開催される「セレクションセール」「サマーセール」に生産馬を上場させる北海道日高地区の生産牧場の方々だ。

「それまでの国内市場が延期や中止、あるいは、入札方式やインターネットを利用するなど形を変えて行われてきました。そんな中、セレクトセールで『実馬を見てセリに参加する』という、本来の形でのセリが無事に行えたことは何よりだったと思います」(日高地区の生産牧場主)

 セレクトセールにも“日高の馬”は上場されていたが、同セリのメイン上場馬は、いわゆる「社台グループ」の生産馬。日高地区の生産馬は「セレクション」「サマー」が主場となる。

 この2つのセリは、いずれも1歳馬のみの上場となるのだが、上場頭数はセレクトで上場された1歳馬が249頭だったのに対し、セレクションとサマーは、合わせて実に1347頭が上場される(セレクション=225頭、サマー=1148頭)。開催日数も8月24日のセレクションを経て、25日~28日がサマーと計5日に渡り開催されるのだ。

 売り上げや平均落札価格こそ、すでに“ブランド化”しているセレクトには及ばないものの、サラブレッド市場としては、国内最大規模といっていい。

「特に今年のセレクトセールでは、ディープインパクト産駒の希少価値もあったと思いますが、それでもコロナ禍という状況を考えれば、想像以上に売れた印象はあります。

セレクトの会場では『代理人を立てて電話で競る』という馬主さんの姿も目立っていたようですが、やはり“タイムラグなく競る”というセリ本来の形ができれば、馬主さんは手をあげてくれる。これが分かったのは大きいし、セレクション・サマーに上場する、多くの日高の生産者の励みになったと思います。

ディープインパクト産駒こそいませんが、ドゥラメンテやエピファネイア、モーリス、リオンディーズ、アジアエクスプレス、マクフィなど、注目種牡馬の産駒も多数上場されますし、“セレクトで買えなかった”馬主さんのニーズにも十分、応えられると思っています」(同)

 セリ会場のある新ひだか町・静内では例年通り、セリ期間中の近隣ホテルは、すでにどこも予約満室。今のところキャンセルも出ていないという。セレクトに続く好結果を期待できる状況は整っている。

 ただ、こうした喜ばしい状況下にあっても生産者は気を引き締める。

「東京での感染者の報道などを見る限り、いつまた移動制限がかかるかわかりません。競馬だって、いまだに無観客開催が続いていますしね。何より……このコロナ禍が馬主さんの経済に影響をもたらすのは、来年以降になるんじゃないか。そんな風に考えています」(同)

 今年を乗り切れればそれでいい、という気持ちはサラサラなく生産者に楽観は見られない。その思いは当然、日高地区だけにとどまらず、先に結果を残した千歳・胆振地区の社台グループ生産者たちも同様のはずだ。

 日高では、サマーセールの後も「セプテンバーセール」(9月22日~24日)、「オータムセール」(10月19日・20日)の1歳セリ開催が控えている。

 まずは、これらのセリが最後まで無事に開催されることを祈りたい。

パチンコホール「過去最大の景気悪化」!? 7割以上が遊技機「購入費を削減」

 いまだ収束が見えない新型コロナウイルス。感染拡大防止策を徹底した上で徐々に経済活動は再開しているものの、多くの業種がダメージを受け続けている。

 とりわけ売上が落ちたとされる観光業界は政府の肝入りで7月22日より「Go To トラベル」がスタート。国内旅行の代金が最大50%、1泊最大2万円まで補助されるキャンペーンで、東京都が目的地及び東京都居住者は対象外であるが、この効果に期待する関係者は多い。

 飲食業界はオンライン予約でポイントが付与される、或いは事前にプレミアム食事券を購入すれば使用額が25%上乗せされる「Go To イート」が早ければ8月下旬以降、準備のできた地域から始まる予定。

 その他、チケット料金2割相当の割引、もしくはクーポンが付与される「Go To イベント」、商店街等の賑わい回復を目指す「Go To 商店街」などのキャンペーンも控えている。

 報道番組で取り上げられることは少ないが、パチンコ業界も新型コロナウイルスによるダメージは計り知れない。政府による緊急事態宣言下、98%以上のパチンコホールが休業要請に応じたことは周知の通りであり、そもそも年々下降線を辿る中、売上はさらに激減。廃業を余儀なくされた企業もある。

 エンタテインメントビジネス総合研究所とシーズリサーチは7月14日、そんなパチンコホールの景気動向指数調査の結果をまとめた。その結果、過去最大の景気悪化が浮き彫りとなった。

 同調査はホール企業を対象に年4回実施。業界の短期的な景気動向を示したもので、今回の実施期間は6月11日~26日、81社から有効回答を得たそうだ。

 この調査によると、「全体的業況」はマイナス93.5ポイント(前回比44.3悪化)。休業要請の影響が大きく、3ヶ月後もマイナス65.9ポイントと見通しも厳しいという。

「稼働状況」はパチンコがマイナス94.3ポイント(前回比34.9悪化)で、パチスロがマイナス77.7ポイント(前回比37.4悪化)。3ヶ月後もパチンコがマイナス68.3ポイント、パチスロがマイナス59.0ポイントと、引き続き稼働の落ち込みが予想される。

 この危機的業況下、経費の中でも大きな割合を占める「遊技機購入費」はパチンコ・パチスロ共に7割以上の企業が「減らす」と回答(パチンコ74.1%、パチスロ70.4%)。2割強の企業が「パチンコの総設置台数」の減台や「事業規模」の縮小に取り組むとしており、今後も市場は縮小すると思われる。
 
 当サイトでも報じている通り、このところ新機種のリリースアナウンスが続いている。調査結果を見る限り、これら新機種が多くのパチンコホールに大量設置されるなどといったことは見込めないかもしれないが…。

 稼働を維持することで「少しでも活性化に繋げてほしい」とファンとしては願うばかりである。

JRA覚えておきたい新潟名物「千直」総ざらい!2010年以降の全274レースを徹底分析! 夏競馬の回収率アップに知っておきたいデータとは

 25日(土)に始まる夏の新潟開催。9月6日まで計14日間行われるが、注目はJRA唯一の直線競馬だろう。新潟名物のいわゆる「千直」(芝・直線1000m)だが、今夏は14日間で10鞍組まれている。そこで予想に少しでも役立てるため、2010年以降に千直で行われた全274レースを分析し、傾向を探った。

★騎手★
【勝利数ランキング、2010年以降】
1位 17勝 西田雄一郎
2位 13勝 村田一誠
3位 10勝 津村明秀

【勝率ランキング、2010年以降(レース騎乗機会20回以上)】
1位 15.0% 福永祐一
2位 14.3% 蛯名正義
2位 14.3% 北村友一

 勝利数では“ミスター千直”こと、西田騎手が圧倒的。これに村田騎手、津村騎手が続く。ただし、勝率では福永騎手が15.0%(20戦3勝)で1位。ベテラン蛯名騎手と北村友騎手がこれに続く。西田騎手の勝率は7.6%で、レース機会20回以上の騎手68人中23位と決して高くないが、単勝回収率は113%に上る。

 騎乗機会が20回未満のため、ランキング対象外だが、M.デムーロ騎手の勝率41.7%(12戦5勝)が際立っている。戸崎圭太騎手は「5-4-11-31」と3着が多く、複勝率39.2%は堂々トップ。他には、単勝回収率384%の鮫島克駿騎手、複勝回収率272%の木幡育也騎手の名前も覚えておきたい。

★厩舎★
【勝利数ランキング、2010年以降】
1位 13勝 菊川正達(美浦)
2位 11勝 和田正一郎(美浦)
3位 10勝 和田正道(美浦)

【勝率ランキング、2010年以降(レース機会20回以上)】
1位 16.0% 森田直之(栗東)
2位 14.3% 安田隆行(栗東)
3位 13.6% 菊沢隆徳(美浦)

 菊川厩舎が断トツ133回の出走回数を誇り、13勝もトップ。13勝の内訳は、未勝利クラスが3勝、1勝クラスが8勝、2勝クラスが2勝。3勝クラス以上では勝てていない。2位と3位には、和田親子がランクインした。父の正道氏は2018年2月に調教師を引退したが、それでも3位に残っているということは、この舞台が得意だった証し。息子の和田正一郎調教師は今週、ライオンボスでアイビスSD(G3)連覇を狙う。

 勝率では、関西の森田厩舎と安田厩舎がワンツー。森田厩舎は25戦4勝で、ダイメイプリンセスが3勝を挙げ、28戦4勝の安田厩舎は、プリンセスムーンが3勝を挙げた。

 覚えておきたいのは鮫島一歩厩舎だ。32戦4勝で勝率8位だが、単勝回収率576%、複勝回収率267%はともにトップ。かつてリトルゲルダで高配当を手にしたファンも多いのではないだろうか。

★枠番★
【枠番別勝利数、2010年以降】
1枠 13勝(2.6%)
2枠 20勝(3.9%)
3枠 27勝(5.2%)
4枠 22勝(4.2%)
5枠 42勝(7.8%)
6枠 33勝(6.1%)
7枠 50勝(7.4%)
8枠 68勝(9.8%)
※カッコ内は勝率

 新潟千直は、外枠有利が定説。実力馬でも1~2枠に入れば、割引が必要だ。ただし、差し馬の場合、3~5枠なら馬券に絡むことも多い。各馬が外ラチ沿いを巡る争いとなり、前が開きやすいためだ。覚えておきたいのは、道悪になった時。外枠有利の傾向がさらに顕著になる。

★種牡馬★
【勝利数ランキング、2010年以降】
1位 13勝 サクラバクシンオー
2位 10勝 アドマイヤムーン
3位 8勝 スウェプトオーヴァーボード

 名スプリンターを輩出した種牡馬が上位に名を連ねた。ただし、2017年以降に限定すると、6勝のマツリダゴッホと5勝のロードカナロアがワンツー。特にロードカナロア産駒は勝率15.2%、単勝回収率192%と高く、今後の千直で多くの活躍馬を出すことが期待される。

 覚えておきたいのが、ステイゴールドの存在だ。2010年以降、産駒の成績は「0-0-1-34」とサッパリだが、母父としてライオンボスを輩出。母の父としての勝率20.8%と単勝回収率465%はともにレース機会20回以上の54頭中、堂々の1位である。

★その他★

 新潟千直はとにかく牝馬が強い。全275勝のうち202勝を牝馬が挙げている。ただし同じ牝馬でも関東馬は少し割り引きたい。勝率は、関西牝馬の8.6%に対し、関東牝馬は6.2%。単勝回収率も関西牝馬の104%に対し、関東牝馬は65%と前者が優位となっている。

 逆に7歳以上の高齢馬は関東馬を狙いたい。2010年以降、7歳以上の高齢馬は新潟千直で8勝しているが、このうち7勝(133戦)が関東馬、関西馬は95戦して1勝だけだ。

 千直コースは形態上、スペシャリストの騎手や種牡馬が生まれやすい。そういう意味では、どのコースよりも過去のデータが重要になる。過去10年のデータを武器に、今年こそ、千直の馬券スペシャリストを目指してみてはいかがだろうか。

パチンコ新台「ネオ時短」など「最新の要素」でアップデート!新旧の融合を果たし「完成度」を高めた!!

 藤商事の最恐ホラーパチンコ『Pリング 呪いの7日間2』 。前回は遊タイムを中心に紹介したが、本機にはハマリ救済以外にも強力で魅力的な時短機能が搭載されているのである。

 本機は100%で突入する74回転のSTを採用しているので、初当り後の電サポは基本的に74回を規定回数としているが、大当りの一部に958回転まで継続する電サポモードが組み込まれているのである。

 内訳はST74回+電サポ884回となっていて、STをスルーしてもロング電サポが作動し、高確率で引き戻しを実行できるのである。その引き戻し率は93.7%と、STシステムながらほぼ連チャンが濃厚となるパターンが用意されているのである。

 1種2種混合機における時短100回転と同じような恩恵をプレイヤーにもたらせてくれるモードをSTにおいても実現。トータルの継続率にも影響を与える重要な機能となっているのである。

 しかし、これだけではないのである。上記の電サポ回数に注目するとある事実が浮かび上がってくる。そう、後1回転で遊タイム発動回転数に到達するのである。もし、884回転の時短もスルーしたらいったいどうなるのか?

 遊タイム発動である。電チューサポートが機能しているとはいえ、内部的な確率は通常時と同じ1/319.6で抽選されているので、当然「通常時」と同じ扱いとなる。したがって、通常遊技で大当り確率の2.5倍から3倍という規定された回転数を消化したことになるので、1回転した後に遊タイムに突入するのである。

 さらに連チャンを強力にサポートしてくれる「数珠つなぎ時短発動システム」。遊タイムに続く目玉になりえる“ネオ時短”の新たなゲーム性として要注目である。

 遊タイム搭載機ということで、どうしてもスペックよりの紹介が多くなってしまうが、演出面でも非常に評価が高い。『新台リング最高』『過去最高傑作まであるかも』と喜びの声が聞かれる。

 それもホラーパチンコの本義である「怖い」が最大化されているので、この系統が好きなファンにはたまらないだろう。『心臓の弱い人は打たないほうがいい』『死人出るやつだよ』など、通常パチンコでは見ることのない評価や感想が多数寄せられているのである。

 その中心にいるのが、シリーズではおなじみとなっている「呪いの手」役物である。スピード、衝撃、タイミングが秀逸で、予期せぬ折での発動はもちろん、「来るかも」とわかっていても落下の勢いや迫力に圧倒されてしまうのである。


 そして本機から搭載された「貞ジョグ」。ロボットを動かすコントローラーのような筒型のジョグを手で握りながら前後に傾ける操作をするデバイスで、直上にある貞子の手が襲ってきたり振動したりとダイレクトに体感を刺激し、恐怖を増幅させるのである。

 全体的にはタイトルからもわかるように初代を強く意識した演出内容で、その点についても高評価の意見が目立つ。要は、リングシリーズの確かな世界観をしっかり継承しながらも、ネオ時短やギミックなど最新の要素でアップデートし、新旧の融合を果たしながらより完成度を高めたといった印象である。

 夏に向け、最恐のホラーパチンコから目が離せない。

(文=大森町男)

Amazonの数量限定タイムセールは、商品をカートに入れても15分で無効になるって本当?

生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】

Amazonでは毎日何かしらタイムセールが行われているが。中でも数量限定タイムセールは、商品数が限られているので、うっかりしていると品切れになってしまうことも……。でも、カートに入れても安心できない。15分で無効になってしまうのだ。そこで今回は、数量限定タイムセールの攻略法を紹介しよう。

数量限定タイムセールはカートに入れてから15分で無効に!

 何でも手軽にネットで購入できるAmazon。その魅力のひとつがお得なタイムセールである。Amazonでは2大セール「Prime Day」と「サイバーマンデー」のほかに、ほぼ毎月行われている「タイムセール祭り」、さらに毎日何かしらのタイムセールが行われている。  中でも最大8時間で終了する「数量限定タイムセール」は商品数が限られているので、早めにカート入れておかないと品切れになってしまうことがある。ところが、数量限定タイムセールはカートに入れてから15分を経過すると無効となり、通常価格での購入になってしまうので注意が必要だ。もちろん、15分経過して無効になってもセール終了まで時間があり、なおかつ在庫がある場合はすぐに諦める必要はない。とに…

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【SGオーシャンカップ】準優予想! 瓜生正義が緻密な戦略で予選1位通過“ポールポジション”奪取で連覇へ視界良好!?

 SGオーシャンカップ(優勝賞金3300万円)は24日、予選最終日の4日目を終え、準優勝戦に駒を進めるベスト18が出そろった。予選を1位通過したのは昨年覇者の瓜生正義(44・福岡)。6戦4連対の堅実な走りで“ポールポジション”を手にして、連覇へ大きく前進した。

“頭脳派レーサー”瓜生が本領を発揮した。手探り状態の初日ドリーム戦は4着だったが、道中の競り合いで感触を体感。その後の5戦を2勝、2着2回、4着1回と手堅くまとめ、予選1位でポールポジションの「12R・1号艇」を手に入れた。

 瓜生の類いまれな戦略眼で得たポールポジションだ。1号艇(2日目12R)は確勝の逃げ切り。5号艇だった2日目2Rは展開の利を見逃さず、まくり差し一撃で仕留めた。また不利な6号艇(4日目3R)では大崩れを避け、4着でしのぐなど、得点率争いで禁物の5、6着を避ける航跡はまさに頭脳派・瓜生の真骨頂だ。

 ちなみに瓜生は過去SGに36回優出して優勝10回。優勝率の高さは、ここ一番での勝負強さと冷静な分析力、類いまれなハンドルワークの賜物。瓜生のオーシャンカップ連覇、11度目のSG戴冠が現実味を帯びてきた。

 それでは注目の準優3レースの予想をお届けしたい。

準優10R
1号艇 茅原悠紀(33・岡山)
2号艇 峰 竜太(35・佐賀)
3号艇 桐生順平(33・埼玉)
4号艇 西山貴浩(33・福岡)
5号艇 魚谷智之(44・兵庫)
6号艇 杉山正樹(40・愛知)

 茅原のテクニック、勝負強さはボートレース界でも屈指の存在。峰、桐生の超スピード派が横にいるが、まくらせず、差されずのレースで頭は堅い。相手は桐生、峰の順。桐生は峰を引き波にいれるターンで2着を死守する走り。峰も桐生の引き波を避け、鋭く差して茅原に迫る。
舟券は1-3-25、1-2-35。


準優11R
1号艇 山口 剛(37・広島)
2号艇 長田頼宗(35・神奈川)
3号艇 篠崎元志(34・福岡)
4号艇 高野哲史(31・兵庫)
5号艇 石野貴之(38・大阪)
6号艇 徳増秀樹(45・静岡)

 順当なら山口の逃げに篠崎がまくり差しで迫る展開。エンジンパワーは山口が上だが、テクで上回る篠崎のまくり差しが入る展開もある。一発なら大外の徳増。タッチスタート覚悟の踏み込みなら強気な攻めが怖い。
舟券は1=3-25、13-25-13本線に、穴で6=13-135。


準優12R
1号艇 瓜生正義(44・福岡)
2号艇 枝尾 賢(38・福岡)
3号艇 磯部 誠(29・愛知)
4号艇 松井 繁(50・大阪)
5号艇 白井英治(43・山口)
6号艇 深谷知博(32・静岡)

 ここはポールポジションの瓜生の逃げで不動。隙のないスタート&ターンで他を寄せ付けない。ターンスピードある磯部に、ここ一番の勝負強さで白井が相手。
舟券は1-35-3546

JRA「6億円狙い!?」WIN5厳選穴馬10頭紹介! 令和最初のキャリーオーバーを見逃すな!

 先週のWIN5は、中京記念で18番人気メイケイダイハードが勝ち、函館記念も15番人気アドマイヤジャスタが勝利と大波乱が連続。令和最初のキャリーオーバーが発生した。

 その金額は「464,091,040円」で4億円を超える大金だ。仮に今週も7億円前後の売り上げが見込めるなら、最高払い戻し額はWIN5の配当上限でもある6億円に到達するかもしれない。

 今週はこのキャリーオーバーを狙って多くの競馬ファンがWIN5を購入するだろうが、どうせならWIN5最高額を目指したいところ。そこで、今週はあえて6億円狙いの超人気薄馬をピックアップした。

 馬場傾向が掴みにくい開幕週、そして不安定な天候と状況は波乱含み。先週のような波乱が続けば、史上初の6億円が飛び出すかも……。


■WIN5対象 第1レース
新潟9R 糸魚川特別
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★エピックスター
★マイエンフェルト

 まずは、一週前追い切りと最終追い切りが上々の内容だったエピックスターを抜擢。新潟は2戦して1勝3着1回の実績があり、休み明けでも勝負気配は高い。またパンパンの良馬場より湿った馬場の方がいいタイプで、雨予報もプラス。

 もう一頭はマイエンフェルト。単騎逃げ濃厚の組み合わせで、外回りとはいえ開幕週で他馬が牽制し合えば、まんまと逃げきりも……。

■WIN5対象 第2レース
札幌10R 知床特別
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★セントセシリア
★コスモアンジュ

 セントセシリアは初勝利が札幌コース。当時は386㎏と小柄だったが、今では400㎏台まで体が増えた。馬体の維持と調整がしやすい滞在競馬はプラス。前々走も13番人気で勝利と意外性があり、昇級2戦目で慣れた札幌に移動した今回は狙い目。

 昇級初戦のコスモアンジュも狙える。前走は悠々逃げ切りで1分9秒1の時計。同じ日の2勝クラスの勝ち時計は1分8秒9で、2着は1分9秒3だった。つまりひとつ上のクラスでも2着相当の好時計だったのである。ここも先手が取れる組み合わせで、開幕週の馬場が追い風になれば面白い。


■WIN5対象 第3レース
新潟10R 苗場特別
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★フラッシングジェム
★リシュブール

 フラッシングジェムは昨年の今頃に、このコースで昇級初戦の1勝クラスを快勝。この時期とダート1800mを得意としている。2勝をあげているベストの距離で前進は必至。

 リシュブールは超がつく良血馬で、このクラスでも2着の実績がある。平坦のダート中距離は現状でベストの条件。前走より距離延長がプラスになるはず。また鞍上の岡田騎手は、日曜はこの馬だけの騎乗であり、渾身の騎乗が見られるだろう。


■WIN5対象 第4レース
札幌11R 大雪ハンデキャップ
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★ボードウォーク
★ライジングドラゴン

 まずは軽ハンデの逃げ馬でボードウォークを狙う。先手が取れるメンバー構成、平坦小回りで直線が短い札幌コースなら外せない存在。北海道の滞在競馬は[2.3.2.0]とすべて馬券圏内の安定度も光る。

 人気になるかもしれないがライジングドラゴンも狙いたい一頭。札幌ダートは[2.2.0.0]とパーフェクト連対。そして鞍上の吉田隼人騎手は、先週の函館記念でアドマイヤジャスタを勝たせて勢いに乗っている。この流れは軽視できない。


■WIN5対象 第5レース
新潟11R アイビスサマーダッシュ(G3)
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★レジーナフォルテ
★ナランフレグ

 レジーナフォルテは2017年のアイビスサマーダッシュで3着や、ルミエールオータムダッシュの勝利など直線競馬で実績がある。稍重や重馬場でも好走しており、雨の影響が残れば期待値は跳ね上がる。さらに三浦皇成騎手への乗り変わりも勝負気配を感じる。

 ナランフレグは前走の韋駄天ステークスで、勝ち馬ライオンボスを上回る上がり31秒6を記録。アイビス過去10年の優勝馬を見てみると、上がり31秒台を記録している馬が7頭と多い。ナランフレグは新潟1000mで上り31秒台を2度記録。ここは逃げ先行馬が揃ってチャンス大。


 以上、今週のWIN5対象レースで注目すべき穴馬10頭をまとめてみた。JRAの馬券の中でも屈指の難易度を誇るWIN5だが、せっかくのキャリーオーバーを傍観するのは惜しい。ぜひ馬券を購入し、一獲千金を狙ってみるのもいいだろう。その時にこの穴馬10頭が参考になれば幸いだ。

ファミマ、伊藤忠商事“ほぼ完全子会社”化の真の理由…セブンに遠く及ばない“稼ぐ力”

 ファミリーマートが伊藤忠商事の、ほぼ完全子会社になることが発表された。伊藤忠が5800億円を投じてTOB(株式公開買い付け)を実施する。完全子会社化後に伊藤忠はファミマ株式の4.9%分を全国農業協同組合連合会(JA全農)と農林中央金庫に譲渡する。ファミマを上場廃止にして経営の意思決定を迅速化するほか、ファミマに対する伊藤忠の関与を強め、新型コロナウイルスを機に不振にあえぐファミマのてこ入れを図る。

 コンビニエンスストア大手3社において、ファミマの失速が際立っている。コロナ禍において、ファミマの既存店売上高は競合と比べて大きく落ち込んでいる。ファミマは3月が前年同月比7.6%減、4月が14.8%減、5月が11%減、6月が8.2%減だった。一方、セブン-イレブン・ジャパンは3月が3.2%減、4月が5%減、5月が5.6%減、6月が1.0%増。ローソンは3月が5.2%減、4月が11.5%減、5月が10.2%減、6月が5.8%減。ファミマの落ち込みが際立っている。

 ファミマの落ち込みが大きいのは、都心部の店舗が多いためだ。外出自粛や在宅勤務の広がりなどで都心部の人口が減ったことが影響し、ファミマの2020年3~5月期連結決算は厳しいものとなった。売上高にあたる営業収益は前年同期比15.9%減の1117億円、純利益は71.5%減の57億円だった。大幅な減収減益だ。

 新型コロナの影響でファミマは業績が大きく悪化したわけだが、新型コロナの終息は見通しがつかない状況で、長期化すれば深刻な状況に陥りかねない。こうした懸念があり、上場廃止とほぼ完全子会社化により、伊藤忠が持つ経営資源をファミマに迅速かつ効率的に提供できる態勢を整える。それによりファミマの競争力を高め、業績回復を図りたい考えだ。

 これまで大手コンビニは積極的な規模拡大策により成長を果たしてきた。ファミマはM&A(合併・買収)を活用して規模を拡大。09年に「am/pm」のエーエム・ピーエム・ジャパンと、16年に「サークルK」「サンクス」のサークルKサンクスを傘下に収めるユニーグループ・ホールディングスと経営統合している。これによりファミマブランドの国内店舗数は1万8200店に達し、当時2位だったローソンを抜き去った。現在は少し減って1万6600店となっている。なお、セブンは2万900店、ローソンは1万4500店を展開している。

ファミマの“稼ぐ力”が落ちた理由

 こうして各社は成長を果たしてきたが、ただ、国内は飽和感が漂っており、出店による成長に限界が見えてきている。そのため、これからは、これまで以上に1店1店の収益力向上が重要となる。

 だが、ファミマはこの面で大きな懸念がある。19年度のファミマの日販(1店舗の1日当たり売上高)は52万8000円で前年度から2000円低下したのだ。一方、セブンは65万6000円で前年度から横ばい、ローソンは53万5000円と前年度(53万1000円)から大きく上昇している。ファミマだけが稼ぐ力が大きく低下している状況だ。

 なお、19年度は締め月が各社とも20年2月と新型コロナが本格化する前なので、19年度の日販は通常時の稼ぐ力を示していると考えていいだろう。ファミマは新型コロナに関係なく稼ぐ力が落ちているのだ。3社の日販の順位は長らくセブンがトップでローソンが2位、ファミマが3位となっているが、このままではファミマは万年3位から脱却することはできないだろう。

 ファミマの稼ぐ力が落ちているのは、商品力を高めきれていないことが大きい。セブンは圧倒的な知名度と商品力があるプライベートブランド(PB)「セブンプレミアム」を持っている。セブンの日販はファミマより12万円以上も高いが、この高い日販を支えているのがPBだ。セブンのPBは安定的な力を持っている。

 ローソンもPBが充実してきている。ヒット商品も多く生まれており、最近では19年3月に発売したスイーツ「バスチー」が代表的だ。バスチーは発売からわずか3日で100万個を販売。今年1月には累計4000万個に達する大ヒット商品となった。19年度の日販が高まったのも、バスチーの貢献が大きかったといえる。

 今年3月末に発売したスナックパイ「グーボ」もヒット商品となりそうだ。発売からわずか2日で販売個数が100万個を突破。バスチーは100万個を販売するのに3日かかったので、初速はグーボのほうが上だ。18年10月に発売した「悪魔のおにぎり」もヒット商品といえる。発売から2週間で300万個、1年間で5600万個をも販売した。このように最近のローソンにはヒット商品がたくさんある。

 一方、最近のファミマには、これらに匹敵するほどのヒット商品が見当たらない。18年11月に発売したスイーツ「スフレ・プリン」が今年2月に累計販売個数が1900万個を突破し、売れた商品といえるかもしれない。だが、バスチーや悪魔のおにぎりと比べると見劣りが否めない。

 こうした状況から、ファミマは商品力の向上が喫緊の課題といえる。そうしたなか、伊藤忠のほぼ完全子会社となるわけだが、それにより伊藤忠の経営資源をより効果的に活用できるようになる。それにより商品力の向上が期待できるだろう。また、JAグループとの提携を生かしてファミマの農畜産物などの品ぞろえの強化も期待できる。こうしてファミマは商品力を強化し、業績回復を図りたい考えだ。
(文=佐藤昌司/店舗経営コンサルタント)

●佐藤昌司 店舗経営コンサルタント。立教大学社会学部卒。12年間大手アパレル会社に従事。現在は株式会社クリエイションコンサルティング代表取締役社長。企業研修講師。セミナー講師。店舗型ビジネスの専門家。集客・売上拡大・人材育成のコンサルティング業務を提供。