パチンコ「ガチ抽選」に革命が起きる!? 斬新すぎる「高ループ」スペックが登場!!


 業界のトップメーカー「サミー」の勢いが止まらない。

 比類なき出玉性能によって一世を風靡したパチンコ『真・北斗無双』。その遺伝子を受け継いだ『パチスロ真・北斗無双』がホールに導入され、多くのファンを魅了している。

 本機は純増約8.0枚のAT機。AT「夢幻闘舞」は「乱撃CHANCE」と「七星BATTLE」がループする事によって継続していくゲーム性だ。ATは始めに「乱撃CHANCE」に移行し、初回のみ30G継続。それ以降は8G~11Gで継続していく。

「乱撃CHANCE」中は、成立役に応じて「七星BATTLE」に有利となるアイテムを獲得できる。「七星BATTLE」には、規定ゲーム数の消化で発展する仕様だ。

「七星BATTLE」中は、成立役によりATの継続を抽選。継続期待度は対戦相手によって変化する。すべての相手を撃破すると「影のケンシロウバトル」が発生し、勝利すれば特化ゾーン「真・無想転生RUSH」突入となっている。

 パチンコの『真・北斗無双』を彷彿とさせるゲーム性で、今後の6号機を大いに盛り上げるであろう期待のマシンだ。

 そんなサミーはパチンコ分野においても熱視線を浴びている。『P交響詩篇エウレカセブン HI-EVOLUTION ZERO』がスタンバイ。「人気コンテンツ×遊タイム」という強力タッグに期待の声が続出中だ。

 本機は時短突破型のST機。初当り後100回転の時短中に大当りすれば、150回転のST「SEVEN SLASH EXTRA」へと突入する。継続率は驚異の約80%で、右打ち時の75%が約1000発越えのラウンド振り分けと、爆発力は抜群。8月3日の導入予定日を待ち望むユーザーが後を絶たない。

 このように、サミーは自社のビッグコンテンツを次々と生み出し、業界を大いに盛り上げている状況だが…。実は『北斗』や『エウレカ』に続いて、あの「大物コンテンツ」が満を持して登場だ。「ガチ抽選に革命を起こす!?」と話題沸騰中だ。

『P ROAD TO EDEN』(銀座)

■左打ち時「回転体チャレンジ」突入率(小当り):約1/79.9
■右打ち時「小当たり」確率:約1/7.38
■時短突入率:100%
■時短回数:1回or12回
■賞球/カウント:1or3or4or12/10C
■ラウンド数:10Ror8Ror7Ror6Ror5Ror3R
■大当り出玉:約1080個or約840個or約720個or約600個or約480個or約240個
○○〇

 本機は、サミーとフジテレビジョンが共同で制作し、動画配信サービス「FOD」で2017年秋に公開された『ROAD TO EDEN』を題材としている。古田新太、永井大、宇梶剛士、岩城滉一などの豪華な俳優陣で構成されるバトルSFドラマである。

 そんな話題作を題材とした本機の特徴は、V確率が変動する回転体「ガチ装置」が搭載されている点だ。回転体のV確率が「液晶演出とリンク」しており、液晶上のチャンスアップによって「1/5のV確率」が「1/5~5/5」まで変動するという非常にユニークな仕様となっている。手に汗握る「ガチ抽選」は、これまでに無かった興奮を与えてくれそうだ。

「ガチ装置」が楽しめる「回転体チャレンジ」には、通常時に約1/79.9で突入。ここで見事V入賞を射止める事ができれば「EDEN RUSH」への道が開かれる。RUSH時は時短12回+保留4回となっており、継続率は約85%と強烈な連チャン性を実現した。

 更には、右打ち時の最大ラウンド比率は50%オーバーとなっており、「高ループ×高ラウンド」による大量出玉の期待感は計り知れないだろう。

「かなり強力な右打ち性能ですので、関係者の間では『右打ちまでのハードルがかなり高いのでは』といった不安の声も耳にしています。しかし、『実質的な大当り確率はライトミドル程度』というウワサもありますので、そこまで敷居の高いマシンではなさそうですね。

 もしライトミドル級の遊びやすさで『約85%継続×50%以上で最大ラウンド』という恩恵を得られるのであれば、これは間違いなく甘いスペックと言えますよね。予想以上の反響が寄せられています。

 役物機は一定の人気を獲得している分野ですが、『ガチ抽選』が行われる斬新なスペックという事で、より反響を得られるはずです。爽快感あふれるRUSHも魅力ですしね。様々な層から支持を得られる人気機種となるかもしれません」(記者)

『P ROAD TO EDEN』の導入開始は9月予定。「真のガチ抽選」によって、ホールが興奮の波に包まれる日は近い。

「引退は茶番」…小室哲哉、わずか2年で復帰の裏に松浦勝人氏への“多額借金”問題

 2018年1月に引退を表明した音楽プロデューサーの小室哲哉が、約2年ぶりに音楽業界に復帰することが話題になっている。7月24日に配信される乃木坂46の新曲『Route 246』の作曲・編曲を手掛けた。18年にプロデュースしたLaLuce『風よ吹け!』以来の楽曲提供となる。

 小室は復帰にあたり、「近しい知人に一年間背中を押され、今回悩みに悩んで作曲・編曲を手掛けさせていただきました。ここ数年ゼロからアートを学び、改めて概念、すなわちコンセプトを持った創造物の貴重さを感じています。今回のコンセプトは友情でした。友人の期待に応えたい一心で今作を作りました」とコメントしている。だが、華々しく返り咲いたというムードは薄く、メディア関係者の間では「やっぱり」と呆れる声があがっている。

 18年に小室が引退を宣言したのは、看護師との不倫疑惑報道の釈明会見の場だった。11年にくも膜下出血で緊急手術を受けた妻でglobeのボーカル、KEIKOのリハビリ生活を献身的に支えていると思われていただけに、世間を驚かせたが、テレビ局関係者はいう。

「小室さんは人の同情を誘うのがうまい。会見では涙ながらにKEIKOの介護に疲れて大人の話し合い相手が必要だったなどと訴え、終始“かわいそうな落ち目の音楽プロデューサー”という役を演じ切りましたからね。かつて詐欺容疑で逮捕され、古巣であるエイベックス元社長の松浦勝人さんに保釈金や損害賠償金などの支払いのため数億円を借りたといわれていますが、人の情けに訴えるのが彼の常套手段。なかなか強かな男ですよ」

 釈明会見の直後、小室はKEIKOを大分にある実家に預けっぱなしで、小室はほとんど看病をしていないとも報じられた。

「引退宣言から2年足らずでの復帰は、業界的には予想通りといったところですが、小室のバックには松浦さん、つまりエイベックスという大きな存在がついていますから、主要マスコミは叩けないんですよ。小室さんも松浦さんへの借金がまだ残っていますから、働かないわけにはいかないんですよ」(週刊誌記者)

松浦氏の意味深ツイート

 小室は6月11日の深夜に放送されたラジオ番組『TOKYO SPEAKEASY』(TOKYO FM)に出演し、今年に入り松浦氏から「スタジオでレコーディングをやってるから遊びに来ませんか」と連絡があったのがきっかけだったと明かしている。1984年に音楽ユニット・TM NETWORKでデビューした小室は91年頃に松浦氏と会い、エイベックスと契約。90年代は“小室ファミリー”と称された小室プロデュースのアーティストたちが大活躍し、日本の音楽業界の一時代を築いた。しかし、昨年12月に松浦氏はツイッターで以下のように投稿していた。

「小室さんにまた名曲をかいてもらきたいけど無理なのかな。何年もヒット曲ないもんね。ほんと頑張ってもらいたいけど、松浦くんとはもう10年も付き合いづらい関係なんだ、とか言われちゃうと俺も萎えちゃうわ」(原文ママ、以下同)

「そういう人だと思ってたけどね,ぼくはお金はいらない。だけどね。。KEIKOをほっておいて、挙げ句の果てに僕にまでそんなこというってどういうことなのかなぁ」

「あの人を助けるためにお金を貸したけど、その人は返す気もないという。意味がわからん。2023年に一括返済の予定だけど、あなたの得意なあれを差し押さえでもする以外方法はないなぁ。本当にあの時、全てはあなたがいたおかげだと言ったことを真に受けているならそろそろ夢から目覚めろと言いたいね」

 小室はそんな松浦氏と今年2月に再会し、復帰が実現したとのことだが、前出と別のテレビ局関係者はいう。

「すべて松浦さんが仕掛けたのでしょう。それで2人がウィンウィンの関係になるならいいんじゃないですか。小室さんは借金を返さない限り引退はできませんよ。引退宣言も茶番だったというわけです」

 復帰の背景には、複雑な事情があるようだ。

(文=編集部)

 

ローソン“フルーツアイスバー”が密かにブーム…「265円でも、むしろ安い」「贅沢」

 コンビニエンスストアチェーン・ローソンのスイーツブランド「ウチカフェ」から、7月14日に発売されたフルーツアイスバー「日本のフルーツプレミアム 白桃&黄金桃」が、SNSユーザーの間で大人気です。

 その見た目は可愛らしい二色のコントラスト。ローソンの公式サイトを確認すると、「先端は黄金桃&白桃果肉ソース、後半は白桃の芳醇な香りを再現した白桃シャーベットが楽しめます」と記載されています。

 SNS上の書き込みを見てみると、

「ウチカフェのこのシリーズ大好き! 桃のも贅沢感と上品さのあるお味で美味しい~!」

「桃そのものを食べてるみたい! 桃好きにはたまらない!」

「二層になってる分、ちゃんと『二度美味しい』って感じがする」

「夏の外出もまだ控えたほうが良さそうだけど、家の冷凍庫にこれが入ってると思うとステイホームも苦じゃない」

「桃の優しい甘みでサッパリ食べられるから、全人類に食べてほしい」

といった好反応。

 値段は税込265円ですが、「この値段を出すだけの価値がある」「むしろ300円以下で週末のご褒美になるとか、安上がり」という声も。ローソンにお立ち寄りの際、ぜひチェックしてみてください!

(文=編集部)

 

 

JRAデアリングタクト牝馬3冠へ最後の壁!? 川田将雅「遅れて来た大物」が無敗の3連勝で秋華賞候補に名乗り

 26日、新潟競馬場で行われた9R糸魚川特別(2勝クラス・芝1800m)は、キャリーオーバーとなっていたWIN5対象レースのひとつ目としても大きな注目を集めた。

 レースは、デビューから2連勝の内容が評価された川田将雅騎手のレイパパレ(牝3、栗東・高野友和厩舎)が単勝オッズ2.0倍の1番人気に応えて勝利。2着にはカントル、3着にはアップライトスピンという結果だった。

 2勝クラスながら相手関係は決して楽ではなかった。東京芝のマイル戦を好時計で勝ったピーエムピンコ、18年のダービー馬ワグネリアンの全弟カントル、強力な末脚が武器のアップライトスピンなどの実力馬が揃っていた。

 レースはマイエンフェルトがスタートしてすぐハナを主張し、サトノセシルが外の2番手を追走。レイパパレは3番手の好位から進める。スローに流れたことで馬群が密集したものの、鞍上の川田騎手は折り合いを重視。直線に入るまで追い出しのタイミングをじっと待った。

 動きがあったのは残り600m手前あたりから。前にいる2頭の間を目掛けてレイパパレが進出を開始。サトノセシルが内へ詰めたこともあり、進路が狭くなるかと思われたが、そこからの脚は歴然。瞬く間に先頭に躍り出ると、追い上げて来たカントルに2馬身の差をつける完勝でデビューから無敗の3連勝を飾った。

 川田騎手はレース後に「力みながらでしたが、よく我慢してくれました。良い経験を積めたと思います」とコメントし、まずは結果よりも内容を評価した。

 管理する高野友和調教師は「この後については、まだここでは決めないでいきたいと思います」と次走への明言は避けたが、夏の上がり馬として軽視できない存在となりそうだ。

「3着以内をディープインパクト産駒が独占したように、開幕週の新潟は切れが活きる馬場でした。それにしても、この勝ち方は特筆に値する内容です。

川田騎手はいい経験を積めたとコメントしましたが、将来的なことを考えての乗り方だったように思えます。目標となりそうな秋華賞(G1)までまだ時間もありますし、あえて厳しいレースをさせることで馬に競馬を教えているのかもしれません。

高野師はこの後については未定とのことでしたが、次走はおそらくローズS(G2)が濃厚でしょうね。3冠を狙うデアリングタクトにとっても脅威になりそうです」(競馬記者)

 そこで気になるのは、川田騎手と春のクラシックに挑んだリアアメリアだ。

 同馬はデビューから2連勝でアルテミスS(G3)を制し、昨年の阪神JF(G1)では断然人気の支持を受けるも6着に敗退。巻き返しを期した桜花賞(G1)で10着、オークス(G1)を4着と精彩を欠いている。

 対するレイパパレは上昇一途。半兄には14年のホープフルS(G2・当時)を優勝のシャイニングレイ、叔父にディープスカイが優勝した8年のNHKマイルC(G1)で2着、日本ダービー(G1)で3着に入ったブラックシェルがいる良血でもある。

 結果次第では、川田騎手がレイパパレを選ぶ可能性もある。

 陣営としては秋の復帰戦でも結果を出したいところだ。

【SGオーシャンカップ】現役最強の峰竜太が3度目のSG優勝! あの”モンスター”が持つ年間最多優勝記録更新も射程圏!

SGオーシャンカップ」の優勝戦が26日、徳島県のボートレース鳴門で行われ、現役最強の峰竜太(35・佐賀)が4コースから差し切り、3度目のSG優勝を飾った。

 これで今年11回目の優勝となり、”モンスター”と呼ばれた野中和夫(引退)が1976年に刻んだ不滅の年間最多優勝記録(16V)更新に大きく前進した。人気の1号艇・瓜生正義(44・福岡)はスタートで攻めきれず、3着に敗れた。

「狙われるもんより、狙うもんの方が強いんじゃ!」

 映画『仁義なき戦い』(東映)で菅原文太が松方弘樹に言ったセリフ通りの結果となった。 1号艇の瓜生は断然人気を集めた重圧か、スタート展示でコンマ04のフライングが影響したのか、最後まで大時計を確認しながら、コンマ14の安全スタート。一方、カド3コースに引いた茅原悠紀は80m付近で伏せこみ、コンマ06のトップスタートを放った。その隣の峰も60m付近から体を伏せて、コンマ08の全速スタートだ。

「狙われる」イン瓜生と、「狙う」茅原、峰のセンター勢の立場の差が、1マークの展開を大きく左右する。スリット後、伸びて締め込む茅原に抵抗して、2コースの山口が強引に握って回る。イン瓜生もやむなく山口を張りに行き、内の2人は大きく流れた。その間隙を茅原、峰の順で差し込み、エンジンパワーで勝る峰がバックで突き抜けた。

 内3艇の動きを冷静に確認して、瞬時に最内差しに切り替えた峰は「(作戦は)スタート行って差すこと。まくりのプレッシャーを与えて、差せればいいなと。(SGでは)1号艇でしか優勝したことがなかったので、新鮮でした」と満面の笑み。

茅原にカド3コースを許したのは誤算だったが、攻めのスタートと冷静な読みで3度目のSGタイトルを手繰り寄せた。

 それにしてもボートレースは分からない。1号艇の瓜生は、これまでSG・10勝のうちインで6戦6勝と無敵の航跡。まさかスタートで後手を踏み、1マークで流れて2艇に差されるとは、多くのファンも想像しなかったに違いない。

 2コースの山口が握ってきたのも、茅原のプレッシャーもあるが、イン瓜生が1マークでややへこんだ隊形だったため。瓜生がスタート攻めて、少なくとも1マークで同体だったなら、山口も無理に握ることはしなかったはずだ。結果、大方の予想通り、瓜生がインから完璧な逃げを決めたであろう。

 冷静沈着な天才肌レーサーの瓜生でさえ、優勝戦のポールポジションで負けることもある。圧倒的な人気を背負った瓜生は、責任感が強い人格者と評判。最後まで大時計を確認する姿に、万が一にもフライングのリスクは冒せないという、心の迷いがよぎっていたか。

「守る者」と「攻める者」、「狙われる者」と「狙う者」の差が明暗を分けた優勝戦だった。

 3度目のSG制覇を果たした峰は、前節の「G2全国ボートレース甲子園」に続く優勝で、今年の優勝回数はこれで11回目。あの”モンスター”野中和夫が44年前に記録した年間16Vの更新まで、あと6Vに迫った。

「初優勝と違って、涙は出ないし、楽しめました。(優勝)17回狙っていきます!」と宣言した直後に、「今頃、涙が…」と目を潤ませた峰。今の勢いと峰のポテンシャルからすれば、”泣き虫王子”がモンスター野中の多くの記録を塗り替え、”最強モンスター”と呼ばれる日も、そう遠くはないだろう。

甘デジ「新感覚のスペック」が戦国時代に旋風を巻き起こす!「連チャンと出玉」を分けるのは「50%」の引き!!

 知っているようでちゃんとは知らない物語ナンバーワン、「三国志」。劉備だとか曹操だとか諸葛孔明だとか呂布とかキャラの立った登場人物と、桃園の誓いとか三顧の礼とか赤壁の戦いとか泣いて馬謖を斬るとかの惹きのあるエピソードが目白押しなんで知ってる気になってしまう。

 ただ、これまで横山光輝「三国志」に何度となく挑み続けているのであるが、だいたいが黄巾党の乱でフェードアウト。序盤やん。つい最近も新型コロナウイルスの影響によるステイホーム推奨キャンペーンの一環で全60巻が無料で読み放題であったが、いつの間にか期限切れとなってしまった。つうか72時間で読み切れるか。

 詳しいと通ぶれるコンテンツナンバーワンでもある三国志はパチンコ方面でも大活躍で、もともとの歴史書(ヒーロー三国志)としてはもちろん、その物語を下敷きにしたゲームやアニメといったメディアとのタイアップものも数多くある。

 今回紹介する『P一騎当千SS斬 呂蒙Ver.』もそのひとつで、スペックに特徴を持つ風変わりなゲーム性を有した一台である。

 大当り確率が1/109.7でRUSH突入率100%、電サポが31or100回で4Ror10Rの大当りラウンドとなっている。こうして数字だけ見ると普通のST機か突破型の連チャンモードを積んだ機種のようである。

 しかし、実は本機、1種2種混合機なのである。ワンツー機で当れば必ず連チャンモードとなる時短に突入するパターンも珍しい。ただ、50%の障害がない分、出玉や連チャン力に疑問を抱くのがパチンコファンというもの。どうせ連チャンしないか出玉感に乏しいのだろうと推測するであろう。

 ところがである。RUSHの継続率は約71%と甘デジタイプにしては充分すぎるほどにある。一方の出玉性能に関しても、最大出玉を獲得できる10R大当りは10R×10カウント×10個賞球の約1000発を得られるように設定されているのである。

 しかも、右打ち中はその10R大当りが50%の内訳で獲得できる。つまり、RUSH中の大当りの2回に1回は約1000発出玉となっているので、大満足のボリュームを享受できるのである。

 ただ、本機のスペック的な魅力はこれだけではない。肝となるのは時短回数の異なる2つの電サポで、これが新感覚のゲーム性を生み出すのである。

 右打ち中の実質的な大当り確率は1/47.9となっている。これはデジタル抽選の1/109.7と小当り→V入賞確率の約1/85.1の合算で、連チャン中はデジタル(1種)と役物(2種)の両方で抽選を行っている。

 余談であるが、右打ち中の大当りでV入賞を促す演出が出たり出なかったりする理由は前段の内容によるのである。

 さて、電サポ回数が違うということは、当然連チャン率が違うということで、31回転なら約52.2%、100回転は約88.9%の継続率となる。この塩梅が絶妙で、少ないほうでも50%を超えることによりかなりの期待感を持ってRUSHに挑めるのである。

 そして、この電サポ振り分けは大当りラウンドとリンクしていて、4R大当りなら時短31回転、10R大当りなら100回転と良・不良を際立たせ、勝負のエッジを鋭くさせる役割を果たしている。

 右打ち中の振り分けによって出玉と連チャンに大きな差が出る新感覚のスペックマシンが甘デジ戦国時代に旋風を巻き起こす。

(文=大森町男)

パチスロファン必見!『ハナハナ』シリーズ別「立ち回り術」!!

 7月27日。この日は、本来ならば『ニューキングハナハナ』が撤去される予定日であった。だが、旧規則機の経過措置延長によって最大で2021年2月22日までの設置が可能に。他のハナハナも最大で2021年11月30日まで打てるようになり、これはファンにとって嬉しい限りであろう。

 ひとえにジャグラーといってもあらゆるスペックがあるように、ハナハナもマシンによって出玉バランスは異なる。そのマシンに応じた立ち回りをすることで勝機を手繰り寄せられるわけであり、これはハナハナマニアにとって常識。

 当記事ではハナハナ各機種の延命を記念して、そんな立ち回り術を詳解する所存である。明日からのハナハナライフに役立てていただきたい。

 まず、『キングハナハナ』以降のハナハナには大前提として「キングシリーズ」「クイーンシリーズ」「神獣シリーズ」と3種類の系譜がある。キングシリーズはバランス重視の安定スペックで、クイーンシリーズはベースが甘い分、ボーナス合算出現率がやや抑えられている仕様。神獣シリーズはベースが辛い反面、高いボーナス合算出現率とビッグ偏向が魅力だ。

 設定推測要素はボーナス合算出現率、REG出現率、通常時のベル出現率、ビッグ中のスイカ出現率、REG中スイカ入賞時のサイドランプ(1回目のみ)、ボーナス後のパネルフラッシュorライト発生頻度など多数。詳しい数値は非公開であるものの、これらの数値もシリーズごとに変わるため、しっかりと熟知しておく必要がある。

 先述したニューキングハナハナと『グレートキングハナハナ』はその名の通りキングシリーズであり、5号機の最終形態『プレミアムハナハナ』もおそらく同系。ボーナス合算出現率は160分の1以上、REG出現率は400分の1以上が理想で、REG出現率が高ければ高いほど高設定の可能性が高まる。

 通常時のベル出現率は7.3分の1以上、ビッグ中のスイカ出現率は38分の1以上が高設定の目安(スイカは以降のマシンも同数値)。どちらもそれなりのサンプルを要し、ベル出現率に関しては最低でも3千ゲーム以上のサンプルは欲しいところだ。

 REG中スイカ入賞時のサイドランプは各々にパターンがあり、ニューキングのそれは基本的に設定の奇数or偶数示唆の役割を担う。左の頻発は奇数設定、右の頻発は偶数設定のサインで、両サイドの点滅を幾度となく確認できた場合は高設定が濃厚だ。

 グレートキングとプレミアムのサイドランプは全5種類で、青は奇数設定、黄は偶数設定示唆。緑は奇数+高設定、赤は偶数+高設定で選ばれやすく、虹の発生は高設定の可能性が一気に高まる。設定6のみ青・黄・緑・赤の振り分け割合は均一だ。

 ビッグ後のパネルフラッシュorライトは高設定ほど発生しやすく、6~7回に1回の割合で発生すれば高設定に期待。上のみ、上下の2種類があるグレートキングは、上下の頻度が高ければより高設定に期待できる。プレミアムはライトの色も重要で、赤や虹への変化は時間の許す限り打ち続けるべきであろう。

 REG後のパネルフラッシュorライトは発生した時点で設定3以上、グレートキングは上下の発生で設定5以上が確定。プレミアムはその色が緑や赤であれば設定5以上、虹であった場合は設定6が約束される。

 クイーンシリーズは『ドリームハナハナ』が該当し、ボーナス合算出現率は167分の1、REG出現率は420分の1以上であれば打つ価値あり。通常時のベル出現率は他のシリーズと比べてベースが甘いことから、高設定のボーダーラインは7.0分の1以上と高まる。

 REG中スイカ入賞時のサイドランプに関してはグレートキングやプレミアム、ボーナス後のパネルフラッシュに関してはグレートキングのそれと同じだ。

 残る神獣シリーズは『ハナハナホウオウ』と『ツインドラゴンハナハナ』の2機種。ボーナス合算出現率は157分の1以上、REG出現率は400分の1以上がベストで、ビッグ偏向な分、若干REG出現率が悪くともボーナス合算出現率が良好であれば攻めて問題はない。

 通常時のベル出現率は7.4分の1以上がボーダーラインだが、こちらの数値は荒れがち。それなりのサンプルが集まった状況下で良数値でなくとも、他の要素が高数値を示していれば続行すべきであろう。

 REG中スイカ入賞時のサイドランプは、ツインドラゴンのみグレートキングなどと同様。ホウオウは左右及び黄・緑・赤の3パターンで示唆され、左の緑や赤はより奇数設定、右の緑や赤はより偶数設定の可能性が高まる。設定6は、やはり左右の振り分けが均一だ。

 ボーナス後の挙動に間しては、ホウオウはグレートキングやドリーム、ツインドラゴンはプレミアムと同じだが、虹ランプはあくまで高設定濃厚であり、確定ではない。その旨は留意しておこう。

 なお、プレミアム以外は87G(ツインドラゴンは100G)以内の連チャン時に高設定ほどレトロサウンドへ変化しやすい点もポイントのひとつ。キングシリーズにおけるビッグ中のハズレや、チェリー重複REGの頻出は高設定濃厚、朝イチ1発目のビッグは50%でパネルフラッシュが発生するなどといった特徴もある。

JRA WIN5初心者には厳しい洗礼!? 「キャリーオーバー」効果で歴代2位「33億8133万」を売り上げた注目の結果は……

 前回のWIN5は8番人気→3番人気→15番人気→18番人気→2番人気の大波乱に終わり、的中者なしのキャリーオーバーとなった。約4億6409万円が繰り越され、26日のWIN5の払戻に加算された。

 昨年の3月以来となるキャリーオーバーの発生に、普段はWIN5を購入しないファンや、いつも以上に購入額を増やして勝負するファンも多く出現。その結果、26日のWIN5は歴代2位となる33億8133万円を売り上げた。

 だが、意気揚々と挑んだ挑戦者達に高い壁が立ちはだかった。例年なら小倉開催があり、3場開催となるのだが、開催変更の影響で今年は新潟、札幌の2場開催。対象となる5つのレースでも重賞はアイビスSD(G3)のみ。残りはローカルの条件戦ばかりと、難解なレースが続いた。

 “一攫千金”を夢見る猛者達の前に立ちはだかったその結果とは……。

 1つ目の対象レースは新潟9R糸魚川特別(2勝クラス・芝1800m)。川田将雅騎手の1番人気レイパパレが単勝オッズ2.0倍の支持に応えて順当決着。残存率も約35%と参加者の多くが通過し、快調な滑り出しとなった。

 2つ目の対象レースは札幌10R知床特別(2勝クラス・芝1200m)。7番人気までが単勝一桁台となる大混戦を制したのは勝浦正樹騎手の5番人気ニシノドレッシー。1番人気のフォレブルートが逃げ粘る展開を6番手から差し切った勝浦騎手の好騎乗も光った。人気が分散したこともあり、残存率は34.9%から激減して3.5%まで低下した。このレースで脱落した参加者は多かっただろう。

 3つ目の対象レースは新潟10R苗場特別(2勝クラス・ダート1800m)。横山典弘騎手の1番人気ヴィアメントに多くの支持が集まったが、稍重のダートは後続の末脚を鈍らせて前に行った馬に味方した。ヴィアメントは後方のまま馬群に沈み、逃げたアスクハードスパンとの叩き合いを制したのは松山弘平騎手の2番人気ツブラナヒトミ。2番人気とはいえヴィアメントの単勝オッズ2.2倍に対し、ツブラナヒトミは5.2倍と離れていたため、残存率はついに約0.5%となった。

 4つ目の対象レースは札幌11R大雪ハンデ(3勝クラス・ダート1700m)。単勝一桁台のオッズが4頭の混戦を制したのは池添謙一騎手の4番人気シネマソングス。逃げ先行馬が競り合う展開から力強く抜け出すと、2着に入った7番人気シベリウスの猛追を1/2馬身凌いで勝利した。残存率は約0.06%となり、票数にして21212票が生き残った。

 5つ目の対象レースはこの日唯一の重賞・アイビスSD(G3)。5つとも的中させないとハズレと同じとなるWIN5の最終関門だ。単勝オッズ2.4倍の1番人気に支持されたライオンボスでリーチを迎えた参加者は多かっただろう。戦前の下馬評でも対象の5レースで最も堅いのではないかと見られていたのがこの馬だろう。

 だが、現実は残酷な結末が待っていた。

 絶好のスタートを決めたライオンボスだが、逃げに徹したジョーカナチャンを捉え切れず、アタマ差の2着に敗れてしまった。前哨戦の韋駄天S(OP)ではアタマ差で負かしていた相手に逆転を許した格好だ。前走で4.5キロあった2頭のハンデ差が、3キロ差に縮まったが、それでもライオンボス有利に映っていただけに、この結果は多くのファンにとっても想定外だったかもしれない。

 2番人気だったとはいえ、ジョーカナチャンの単勝オッズ7.8倍に対し、ライオンボスは2.4倍と3倍以上の支持が集まったことで、人気以上の波乱の結果となった。ほぼ勝つだろうと見られていた圧倒的1番人気の敗北により、最後をライオンボス1頭で予想した参加者のWIN5的中の夢はここで潰えた。

「私も購入しましたが、残念ながらはずれてしまいました。今回は絞れそうなレースが少なかったのが、難しかったです。札幌の2つにしても勝ち馬はそれぞれ5番人気と4番人気でしたが、僅差の2着はともに7番人気だったように非常に難解でした。

最後のアイビスSDでライオンボスが敗れたことで、配当も一気に上がりました。陣営は想定内とコメントしていましたが、最終追い切りを緩めたことが、最後に伸びを欠いた原因となった可能性も否定できませんね。この馬でリーチだった人は今夜悔しくて眠れないかもしれませんよ(笑)」(競馬記者)

 最終的に1番人気→5番人気→2番人気→4番人気→2番人気の決着で3274票が的中。

 配当はキャリーオーバー分を含めて81万7600円と、的中者にとっては嬉しい夏のボーナス支給となったかもしれない。

赤字転落のドトール、なぜ“一歩足打法”のコメダより業績悪化?新型コロナ禍で明暗

 新型コロナ禍において、ドトールコーヒーショップを展開するドトール・日レスホールディングス(HD)と「コメダ珈琲店」を展開するコメダHDで業績の明暗が分かれている。ドトール・日レスHDは大幅な減収、赤字になった一方、コメダHDは減収減益ながらも減収幅はそれほど大きくなく、黒字を確保している。何がこうした違いをもたらしたのか。

 ドトール・日レスHDの2020年3~5月期連結決算は、売上高が前年同期比42.5%減の189億円、最終損益が45億円の赤字(前年同期は18億円の黒字)だった。同社はドトールコーヒーショップなどを運営するドトールコーヒーと、パスタ専門店「洋麺屋五右衛門」などを運営する日本レストランシステムの2つの会社を軸に事業展開しているが、ドトールコーヒーは売上高が40.4%減の117億円、最終損益が24億円の赤字(前年同期は8億円の黒字)だった。

 ドトールコーヒーの既存店売上高は3月以降、大きく悪化している。3月が前年同月比22.1%減、4月が64.1%減、5月が63.5%減だった。6月も33%減と大幅減だ。店舗の臨時休業や時短営業、外出自粛などが響いた。

 一方、コメダHDは業績が悪化したものの、ドトール・日レスHDほどではない。コメダHDの20年3~5月期連結決算(国際会計基準)は、売上高が19.9%減の59億円、最終損益が52.2%減の6億円だった。

 コメダHDの既存店のフランチャイズ(FC)店向け卸売売上高は、3月以降はドトールコーヒーの既存店売上高同様に落ち込んでいる。ただ、落ち込み幅はドトールほどではない。3月が9.5%減、4月が46.9%減、5月が28.7%減、6月は14.5%減だ。コメダHDのほうが軽微で済んでいる。

 同社のFC店向け卸売売上高はFC店への食材や消耗品などの提供による売り上げの一方、ドトールの既存店売上高は直営店とFC店の合計売り上げとなっており、両者の意味合いは異なるので単純比較はできないが、両社の既存店業績の落ち込み幅の違いが全社業績で明暗が分かれたことに大きく影響したといっていいだろう。

ドトールとコメダの業績の明暗が分かれた理由

 ドトール・日レスHDとコメダHDで業績の明暗が分かれた理由のひとつは、直営店とFC店の比率の違いが大きい。直営店中心の経営とFC店中心の経営とでは、一般的に直営店中心のほうが固定費割合が大きくなりやすい。固定費割合が大きいと、小さい場合と比べて売上高が高まると利益はより大きく伸びる。逆に、売上高が低下すると利益はより大きく落ち込んでしまう。固定費がレバレッジ(てこ)となって、利益を大きく上下させるのだ。

 コメダHDの直営店比率は5%程度の一方、ドトール・日レスHDは半分程度。主力のドトールコーヒーショップの直営店比率は2割弱と小さいが、ほかの業態は直営店が多いため、全体では半分となる。同社はコメダHDよりも直営店比率が大きく、新型コロナによる売り上げの落ち込みで利益が大きく落ち込んでしまった面があるのだ。

 立地の違いも大きい。ドトールコーヒーショップは都市部の駅前や繁華街に多く、政府の緊急事態宣言に伴う臨時休業や外出自粛、在宅勤務の広がりなどの影響が直撃した。一方、コメダ珈琲店は駅から少し離れた場所や住宅街に多く、それらの影響はそれほどでもなかった。こうした違いも業績に違いを生じさせた。

 コメダ珈琲店はテイクアウト用の商品が充実していることも奏功した。コーヒーなどのドリンク類やハンバーガー、サンドイッチなどがテイクアウトできるほか、テイクアウト専用のカツサンドも販売した。このようにテイクアウト用の商品が充実していたため、新型コロナの影響でコメダ珈琲での店内飲食を控える一方、自宅でコメダ珈琲の飲食物を楽しむ人が続出したのだ。SNS上では「#おうちコメダ」という投稿が多く見られるようになり、コメダ珈琲のテイクアウトに注目が集まった。

 こうした施策が功を奏したこともあり、コメダHDでは店舗売上高に占めるテイクアウト売上高の割合が高まった。2月に郊外型店舗で1.5%、都心型店舗で1.1%にすぎなかったが、5月にはそれぞれ10.9%、8.5%にまで高まったという。これにより売り上げ減を最小限に抑えることに成功した。

 このように、直営店比率や立地などの違いがドトール・日レスHDとコメダHDで業績の明暗を分けた。ドトール・日レスHDに関しては早急な立て直しが必要だろう。コメダHDにしても、ドトール・日レスHDほどの落ち込みではなかっただけで、大幅な減収減益に変わりはない。より一層の施策強化が欠かせない。

 ドトール・日レスHDは主力のドトールコーヒーショップの立て直しが重要だ。短期的な観点では、テイクアウトの強化が欠かせない。中長期的には立地・出店戦略を見直す必要もあるだろう。新型コロナを機に人の滞在が都市部から郊外にシフトする可能性があるためだ。

 ドトール以外の業態のてこ入れも欠かせない。同社はほかに喫茶店の「星乃珈琲店」や「エクセルシオールカフェ」、洋麺屋五右衛門など複数のブランドを展開している。ドトール同様にテイクアウトの強化などが必要になるだろう。

 コメダHDも、求められていることは同じだ。ただ、中長期的な観点では、さらに踏み込んだ対応が必要になるかもしれない。具体的には、喫茶業態以外の確立だ。同社はコメダ珈琲店以外のブランドが育っておらず、それが今後の成長の足かせになりかねない。

 喫茶店は外食産業のなかでも新型コロナ禍に対する耐性が弱い業態といえる。日本フードサービス協会がまとめた5月の外食売上高(全店ベース)は、前年同月比32.2%減だったが、その中の喫茶業態は66.8%減となっており、全体と比べて大きく落ち込んでいる。新型コロナの収束が見通せず、また似たような感染症の拡大が将来的に起きないとも限らないなか、コメダ珈琲店の一本足打法の経営は危険だろう。リスク分散のためにもドトール・日レスHDのように複数の業態を確立する必要があるのではないか。

 新型コロナ禍で業績が大きく悪化したドトール・日レスHDとコメダHD。今後の舵取りに注目が集まる。
(文=佐藤昌司/店舗経営コンサルタント)

●佐藤昌司 店舗経営コンサルタント。立教大学社会学部卒。12年間大手アパレル会社に従事。現在は株式会社クリエイションコンサルティング代表取締役社長。企業研修講師。セミナー講師。店舗型ビジネスの専門家。集客・売上拡大・人材育成のコンサルティング業務を提供。

無印良品、初の赤字転落で不振深刻…米国進出が失敗、店舗の“食品スーパー化”に活路

 小売業の“勝ち組”と称された「無印良品」を運営する良品計画は7月10日、米子会社「MUJI U.S.A」が、日本の民事再生法にあたるチャプター11(米連邦破産法第11条)の適用をデラウエア州で申請したと発表した。負債総額は6400万ドル(約68億円)。このうち5300万ドルが良品計画に対する債務だ。

 米国での営業開始は06年。ニューヨークなど一等地の路面店へ出店。ニューヨークやカリフォルニア州で18店を運営している。高い賃料や高コスト構造のために継続的に損失が発生していた。20年2月期の米国事業の営業収益は110億円、最終損益段階で18億円の赤字に陥った。コスト構造を見直し、19年には店舗の賃料の引き下げを軸とする再建策を策定したが、家主との交渉で折り合えなかった。

 そこへ新型コロナウイルスの感染拡大が追い打ちをかけた。3月17日以降、米国内の店舗すべてが営業停止となったことで、売上が急減し採算が悪化した。再生手続きを進めながら事業は継続する。不採算店の閉鎖や賃料の減額交渉などにより、事業構造を抜本的に転換する予定としている。

 米国では小売業が同法を使って賃料減額や店舗閉鎖を進めるのが一般的だという。最近ではブルックス・ブラザーズが申請している。しかし、家賃の引き下げ交渉がスムーズにいくかどうかは不透明だ。新型コロナによる米破産法申請は日本の小売り大手では初めて。良品計画は国内市場の縮小で海外に活路を求めてきた。海外事業の要として力を入れてきた米国事業の頓挫は、今後の世界戦略に影響を与えそうだ。

3~5月期は98年の上場以来初の営業赤字

 良品計画の20年3~5月期の連結決算は、売上高にあたる営業収益が前年同期比29.9%減の787億円、営業損益は28億円の赤字(前年同期は103億円の黒字)、最終損益は41億円の赤字(同65億円の黒字)だった。営業赤字は1998年の上場以来初めてという。

 新型コロナウイルスの影響で、ピーク時には国内全店舗の66%にあたる202店を休業。海外は25カ国・地域の全店を休業したことが響いた。収益性が低下した欧米の一部の店舗で減損損失を計上した。食品や電子商取引(EC)による販売は伸びたが補えなかった。

 未定としていた20年8月期連結業績は、営業収益は1745億円、営業損益は20億円の赤字、最終損益は39億円の赤字の見込み。決算期を2月末から8月末に変更しており、今回は6カ月の変則決算となる。通期としては19年ぶりの最終赤字となる。

食品スーパー化に傾斜

 良品計画の松崎暁社長はウイズコロナ・アフターコロナ時代の消費傾向として、「(1)世界的に都心よりも郊外、(2)日常的なもの、(3)ECという流れ」と指摘する。国内の全436店はショッピングセンター(SC)への出店が主力だが、SC内の店舗はSCが休業すると営業ができない。今後はロードサイドの路面店を積極化する。EC化はどの小売業も取り組んでいるが、20年2月期の国内売上に占めるECの割合は6.8%だったが、中長期的に20%に高める。また、「日常的なもの」としては主力の家具・インテリアや生活雑貨だけがターゲットではなく、目玉となるのは食品だ。

 19年4月にオープンした日本初の「MUJIホテル」に併設した旗艦店は、食を前面に出した店舗であることが話題になった。通常、無印良品の顔となる入口付近は、衣料品の売り場だが、銀座旗艦店は1階に食品売り場を配置した。ベーカリーのほか、野菜、果物、菓子、加工食品、冷凍食品、調味料、弁当、ジューススタンド、ブレンドティー工房など、“デパ地下”のつくりだ。

 松崎社長は、食品は長年の課題だったと言う。「無印良品は生活の基本となるものを扱うことを謳っているが、食の領域が欠落していた。今後は世界で食を拡大していきたい」と述べている。

 3~5月期決算はコロナの影響で主力の衣服・雑貨の売上は前期比半減したが、食品は横ばい。調味・加工は前期比23%増と大きく伸びた。冷凍食品の取扱店を44店から77店に増やした効果が出た。レトルトカレーは圧倒的な人気を博した。全扱い商品のなかで食品の売上が占める割合は11.3%と初めて10%を超えた。長期計画としては、30年に30%に高める計画だ。

 国内の緊急事態宣言解除を受け客足が戻り、6月の国内の既存店売上高は前年同月比9.5%増と久々に復調した。なかでも食品は30.6%増と大きく伸びた。衣食住に対応する「無印良品」は、衣服・雑貨は「ユニクロ」、家具・インテリアは「ニトリ」「イケア」など、強力な専門店との戦いを余儀なくされている。

 今後はスーパーマーケット業態に転換を図る。食品を主軸に衣服・雑貨、家具・インテリアを扱う総合スーパー化も一つの選択肢になりそうだ。

海外事業は中国だけが頼りの歪な構造

 力を入れていた米子会社の経営破綻で、世界戦略に試練が訪れた。

 海外展開を加速しており、前期だけでもフィンランド、スイス、オマーンに初出店し、日本以外で25の国・地域に店舗網を広げた。海外の店舗数は533店(20年2月期末時点)。国内の436店を上回った。

 海外の主軸は中国を中心とした東アジアだ。東アジアの営業収益は20年2月期が前期比1.9%増の1247億円。米国事業の11倍だ。しかし、営業利益は15.0%減の168億円。韓国と香港の赤字転落が足を引っ張った。営業損益は欧米が31億円の赤字、西南アジア・オセアニアも3億円の赤字だった。海外事業が不振に陥っているなかで、新しい柱に据えようとした米国事業が失敗した影響は大きい。

(文=編集部)