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甘デジより「さらに甘い」イメージ!? オールマイティー図柄が「祭りを呼び込むレジェンド」シリーズ!!
俳優やタレントが結婚する際、相手の紹介として一般男性、あるいは女性と伝えることが多々あるが、実際には医者であったり社長であったり起業家であったりと、ニュースを受けてからどこが「一般」なんだという総攻撃を受けることがある。
「一般」のイメージは、一般的という言葉が示すように、ありふれている、当り前、普通といった意味であり、要するに庶民を指すものであるという認識であろう。一方で、「広く全体に共通して認められ行き渡ってることである」ことを意味する言葉なのにまったく一般ではない。
翻って、パチンコ業界に跋扈する「一般電役」は全然一般ではないのでは? という疑問が頭に渦巻いた。そもそも一般電役の一般は何に対する一般なのであろうか。
まあ答えは特別電動役物、つまりはアタッカーに対しての普通電動役物、要するに電チューってことなのだが、そんなつまらない正解を導き出したかったわけではなく、ほじくったら何か出てくるかなと思ったら何も出てこなかっただけなのである。正直、スマンかった。
さて、そんな一般電役の機械は、今では一発台的大量獲得機か、大当り確率の高い甘デジのような2タイプの生存が確認される。
とはいえ、前者のガッツリ出玉マシンが多種多様な機種をリリースし続けるのに対し、後者の遊びやすい一般電役はほぼイコール『ナナシー』という構図が出来上がっている悲しい実情がある。しかも、『ナナシー』じゃなければ『ドラゴン伝説』と、豊丸一社独占状態となっているのである。
そこで、町男は一般電役独禁法に挑むべく『CRAわくわくカーニバル』を推したい。
これも名機リメイクで甘デジ一般電役界にはリバイバル商法しかないのかと思ってしまうのだが、面白いものはしかたがない。伝統、文化とはそういった性質も内包しているのである。
で、『わくわくカーニバル』は、大当り確率の違う2種類のタイプが存在するが、大当り確率1/77.7と1/55.9と非常に遊びやすい確率帯となっている。一般的な甘デジよりもう一段階甘いイメージとなる。
しかし、一般電役なので確変や時短など気の利いた連チャンシステムは搭載していない。単純に「当り・ハズレ」だけを抽選する逆に男前な仕様となっているのである。ただ、大当り中も盤面右側に搭載されたスタート機能によって大当り抽選を行っており、それによる自力連チャンは存在する。
この自力連チャンも一般電役の魅力のひとつで、大当りが通常より継続する「上乗せ」や大当りまるまる1回分を獲得できる「花まる大当り」など、デジパチにはない楽しみを味わうことができるのである。
ここまでは「一般電役」の特性としての面白さを紐解いてきたが、本機ならではの大きな特徴が演出面でひとつある。それがオールマイティー図柄。ヨットを表した図柄はすべての図柄に対応するもので、つまり左出目にヨット図柄が停止すれば必ずリーチ発生となるのである。
大当り終了後に移行する「あらっヨットモード」ではこのヨット図柄の出現率がアップ。リーチのチャンスが頻繁に訪れるモードとなるのである。特に、このモードに限り中図柄にヨット図柄が出現するパターンもあり、オールマイティー図柄によるテンパイということは……超激アツなのである。
また、演出モードは2つからの選択式となっていて、初代カーニバルを彷彿させる「シンプルモード」と多彩な演出を堪能できる賑やかな「フェスティバルモード」のどちらか選べるので、初代を知る古参ファンでも歴の浅いライトユーザーでもエンジョイできるようになっているのである。
まあ、ゆうても設置はかなり少なくなっているので、近くで打てる人はもとより、興味のある甘デジファンは思い出打ちするのも一興だろう。
(文=大森町男)
JRA札幌記念(G2)将棋・藤井聡太二冠達成「究極サイン」で決まり!? “2冠馬券”で荒れる夏競馬も完全攻略?
8月19、20日にかけて行われた将棋の王位戦七番勝負の第4局は、挑戦者である藤井聡太棋聖が木村一基王位に80手で勝利。史上初となる「10代二冠」の快挙を達成した。
藤井二冠は、これまでも歴代最長となる「29連勝」や、最年少での「棋戦優勝」「タイトル奪取」など、さまざまな記録を更新。将棋界の新世代の旗手として破竹の勢いを見せている。
この藤井二冠の活躍はまさに歴史的偉業と言っても差し支えない。だからこそ、これがレースの近日に起こった事柄と連動することが多い『サイン』だと見ていいハズだ。今週末に開催される札幌記念(G2)の鍵を握る馬を“サイン理論”で探っていきたい。
まずここは“二冠”に注目すべきだろう。今回出走を予定しているメンバーに二冠馬はいないが、二冠馬を父に持つ馬は数頭いる。
まずは12年に皐月賞(G1)と菊花賞(G1)を制したゴールドシップの産駒であるブラックホール(牡3、美浦・相沢郁厩舎)。
今回出走する中では唯一の3歳馬。皐月賞9着、日本ダービー(G1)7着と春のクラシックでは結果が出せていないが、昨年は評判馬を抑えて札幌2歳S(G3)を勝利。洋芝適性を武器に好走してもおかしくはない。
そして04年のNHKマイルC(G1)と日本ダービーの変則二冠を達成したキングカメハメハ産駒のカウディーリョ(牡4、美浦・堀宣行厩舎)。
前走の函館記念(G3)では7着と1番人気を大きく裏切ってしまった。ただ今回も鞍上を務める藤岡佑介騎手がレース後に「前が開けてきた時に、スパッと伸びてくることができれば……」と仕掛けの遅さを悔やむなど敗因はハッキリしている。同じ轍を踏むわけにはいかない。巻き返しに期待だ。
06年に皐月賞と日本ダービーを制したメイショウサムソンの産駒であるルミナスウォリアー(牡9、栗東・新谷功一厩舎)も忘れてはならない。
今年から地方に戦場を移していたが、良好な成績を収めたためJRAに復帰。復帰初戦となった札幌日経OP(L)こそ出遅れも影響して7着に終わったものの、今回は距離短縮に加えて、3年前の函館記念(G3)を勝つなど洋芝を苦にしないパワーも持ち合わせている。侮るわけにはいかない。
今回は“二冠”がキーワードと見て『5番ルミナスウォリアー』『7番ブラックホール』『8番カウディーリョ』をピックアップしてみた。頭の片隅にでも入れておくと良いことがあるかも!?
パチスロ突入すれば「機械割130%超」! エクストラ「帝特六機モード」搭載の差枚数管理型AT機…まもなく「撤去」
メーカー団体が特に高い射幸性を有すると区分した「高射幸性機」。
この高射幸性機は新型コロナウイルスの影響によって改正、施行された「遊技機の規制に関する経過措置の延長」には該当せず、当初の検定及び認定期間までの撤去が義務付けられている。
8月には大都技研の『押忍!サラリーマン番長』や藤商事の『パチスロアレジン』など、複数の高射幸性機が引退。24日に認定期間満了を迎える高砂電器産業(現・コナミアミューズメント)の『戦律のストラタス』も、そのうちのひとつだ。
本機は差枚数管理型の疑似ボーナスと、1G純増約3.0枚のAT「戦律RUSH」を搭載している。
主なボーナスorAT当選契機は「ゲーム数消化」「チャンス役直撃」「周期抽選」の3種類で、ゲーム数は奇数のゾロ目でチャンス。チャンス役成立時の直撃当選率は滞在状態で変化し、高確中の強チャンス役成立はボーナスorAT当選に大きな期待が持てる。
周期は「32G」で、到達時はそれまでの獲得ポイント数に応じてCZ抽選。CZは「TOPモード」「CLIMAXモード」の2種類で、CLIMAXモードは後述する出玉トリガー「帝特六機モード」突入の可能性がある。
ボーナスは赤7揃いのビッグ、BAR揃いのREGの2種類で、ビッグは200枚、REGは50枚の獲得。ボーナス中は白7揃いでATが確定し、REGからビッグへの昇格もある。
ATは初期枚数100枚で、消化中はチャンス役成立で最大777枚の上乗せ抽選及び「特異点バトル」抽選、押し順ベルハズレで特化ゾーン「ミームゾーン」突入抽選が行われるほか、規定枚数到達でもバトルが発生。契機を問わずバトルに勝利すればボーナスが確定し、AT初当り時は例外なくバトルに勝利する。
AT中のボーナスは上乗せが確定することから、如何にしてバトル勝利→ボーナスを引けるかが大量出玉へのカギ。バトル発生率&上乗せ期待度が高まる高確中は、レバーの叩きどころだ。
特異点を5体全て撃破すると「殲滅RUSH」へ昇格し、戦律RUSHの残り枚数を獲得するまで継続。この間はチャンス役成立で上乗せが確定し、終了後は1セット16G継続、最大ループ率80%の「アラバキバトル」がスタートする。
このアラバキバトル後は次回天国、即ち111G以内のボーナスorAT確定。そればかりかアラバキバトルを20連以上継続させることができれば、帝特六機モードが約束されるといった特典もある。
再三述べた帝特六機モードとは、ボーナスorAT抽選が顕著に優遇されるエクストラモード。最大天井333Gの同モードは最大90%で継続し、ひとたび突入すれば設定不問で「機械割130%オーバー」と、設定6をも上回る出玉性能へと変貌する。
設定推測要素は周期到達時のCZ当選率、初当り出現率、ボーナス中のキャラ出現率など。天井は最大999Gで、ボーナスorATに当選する。
JRA「激走お宝馬」超・高速馬場で浮上する爆穴「◎」!? 小倉メインで近走の鬱憤晴らす逃げ切りVも!?
22日(土)小倉11レース佐世保S(1200m)に出走するバーニングペスカ(牡5歳、栗東・松永昌博厩舎)に「激走お宝馬」のニオイが漂っている。
3走前に久々の芝レースに出走し、9番人気ながら2着と好走。近2走は6着、12着とともに惨敗しているが、敗因は明白。巻き返しの準備は整ったと見る。
12着に大敗した前走のテレビユー福島賞(3勝クラス)は、2回3日目となった福島で、Aコース使用の最終週。1回福島で4日間使用され、2回福島で2週目となったAコースの馬場状態は、外枠有利の馬場状態になっていた。
以下は、その日の福島芝レースにおける連対馬「枠番」である。
1200m
0-1-0-0-1-3-1-2
トータル
1-1-0-1-2-5-3-3
※左から1枠~8枠
1200m戦では逃げ馬も3連対と健闘したが、その3頭も6枠より外。スタート地点も、外枠の行き脚がつきやすい馬場状態にあったようだ。
そんな中、2枠3番からスタートしたバーニングペスカは、レース中盤で馬込みに揉まれると気の悪さを出し、一旦控えて折り合いをつけるレース運び。中団やや後方から直線で内に入れると前に壁ができて万事休す。全く自分のレースができなかった。
また、6着に終わった前々走の水無月S(3勝クラス)は逆に、阪神はBコースに替わって1日目。1枠2番のブライティアレディが勝利し、1枠1番で10番人気だったコウエイダリアも4着に好走。内の先行馬有利に働いた印象があり、7枠13番から先行したバーニングペスカにとっては不利な状況だった。2着には、フェルトベルクが大外16番枠から入線したが、軽ハンデを生かし2列目に取り付けたのが好走の原因だろう。
ただ、当時は今回も出走するフェルトベルク、コウエイダリアも本馬との斤量差が4㎏だった。今回は水無月Sとの比較でコウエイダリア、フェルトベルクが51㎏から55㎏。バーニングペスカは55㎏から57㎏と、その差は2㎏に縮小される。道中も中途半端に終始外を回らされた事を考えれば、逆転は可能だろう。
また、バーニングペスカにとっては小倉替わりも魅力的だ。
本馬が過去に小倉で走ったのは新馬戦と小倉2歳S(G3)の2回。新馬戦では、今週の日曜日に北九州記念(G3)に出走するラブカンプーに対し、ハナを譲らず逃げ切り勝ち。小倉2歳S(G3)では、アサクサゲンキに0.2秒と迫る3着と健闘しているように、小倉との相性も抜群だ。
今の小倉は「超」のつく高速馬場であるが、陣営も「スピードを生かせる形なら」と高速決着へ意欲十分。あとは、スムーズな競馬ができるかだろう。
今回ハナを奪いそうなのは内からラフィングマッチ、バーニングペスカ、ビアイの3頭が有力。ただ、ラフィングマッチは前走1400m戦で逃げられず、今回が約7ヵ月ぶりの放牧明け。バーニングペスカがビアイより内の枠を引けた事もあり、逃げられる可能性も十分にありそうなメンバー構成である。仮にビアイに先手を奪われても、近2走よりはスムーズなレースができそうだ。
想定人気からは人気がなさそうだが侮るなかれ……好走の舞台は整ったと見て、ここは爆穴「◎」バーニングペスカから勝負したい。
パチスロ注目の新台『ハイパーブラックジャック』が好発進!! 荒波仕様に「コアなファン」も続出!?【初打ち実戦速報―パチスロ―編】
NET株式会社より新台パチスロ『ハイパーブラックジャック』がリリースされた。8月17日より導入が開始し、大きな話題となっている。
同メーカーのキラーコンテンツ「ブラックジャック」シリーズ最新作であり、実写演出がメイン。ヒロインに有名コスプレイヤー「えなこ」を起用し、注目を浴びている。
そこで今回は本機をピックアップし、実際に遊技してきたファンからの実戦報告や感想をご紹介。
それらを踏まえて我々編集部が独断と偏見で、本機の将来性をジャッジ。これから遊戯する方、気になっている方は是非参考にしていただきたい。
本機は純増約6.1枚のATを搭載したマシン。主に「BIG BONUS」「REG BONUS」、プレミア厶ボーナスである「HYPER BIG BONUS」という、3種類の疑似ボーナスにて出玉を獲得していく。
爆裂のカギとなるのはシリーズの代名詞「STOCK TIME(以下ストックタイム)」。その名の通り疑似ボーナスをストックしていく特化ゾーンだ。
ストックタイ厶1セット30G、1G約0.4枚でコインが増加していき、疑似ボーナスをストックする度に再セットされる。
上位の存在にあたる「ストックタイ厶ハイパー」も搭載。毎Gで疑似ボーナスがストックされるという非常に強力な特化ゾーンだ。
通常時はポイントやゲーム数など様々な契機で疑似ボーナスやCZを抽選。ゲーム数に関しては下2桁「77G」が要注目のようだ。
【プレイヤーからの実戦報告】
下向きの波に偏ったユーザーからは「REG BONUSに寄るとキツイ」や「目押しミスで損をする」など、マイナスな意見も上がっている。
しかし一度「ストックタイム」に突入してしまえば評価が上昇する印象。特にストック時の自力感には好感を持つユーザーも少なくないようだ。
実写演出についてはポジティブな意見が多く、概ね受け入れられている印象である。
【ヒットの可能性は?】
既にコアなファンが出現しており、「毎日打つ」と宣言したユーザーも存在するほどだ。賛否分かれている状況ではあるが、打ち込む価値のあるマシンを予感させる。
ファンたちの熱意がホールに伝われば、『パチスロ ディスクアップ』のように、ジワジワとメイン機種となっていく可能性も充分に存在するだろう。
JRAアーモンドアイ、エネイブルの偉業達成に「黄色信号」!? 凱旋門賞(G1)制覇に立ちはだかる「9馬身差」の衝撃が再び圧勝。日英最強牝馬に苦難の秋が……
史上初の凱旋門賞(G1)3勝を目論むエネイブル。ライバルがまたしても圧勝を飾った。
20日、イギリスのヨーク競馬場で行われたヨークシャーオークス(G1)は1番人気ラブ(牝3歳、愛・A.オブライエン厩舎)が人気に応えて優勝。英1000ギニー(G1)、英オークス(G1)に続いて、G1・3連勝となった。
2番手からレースを進めたラブは余力十分で最後の直線へ。逃げ馬を捉えて先頭に立つと、後続を寄せ付けず5馬身差をつけて勝利。英1000ギニーの4・1/4馬身差、英オークスの9馬身に続いて、またしても圧巻のパフォーマンスだった。
このレースを受けて、各ブックメーカーの凱旋門賞のオッズに変動があった。『bet365』と『レースベッツ』と『パディーパワー』がラブを1番人気に、『ベットフェア』はエネイブルと並んで1番人気とした。
すでにA.オブライエン調教師は「凱旋門賞に直行する」と明言しており、エネイブルとの対決はほぼ確実だ。新旧最強牝馬対決はパリロンシャン競馬場をよりアツくすることだろう。
だが、エネイブルにとって強敵はラブだけでない。19日の英インターナショナルS(G1)を制したガイヤースも忘れてはならない。同レースでは、2着のマジカルに3馬身差をつけての逃げ切り勝ち。3着にはロードノースと、欧州を代表する実力馬を相手に勝利して、完全に充実期を迎えている。
この2頭がエネイブルの凱旋門賞制覇に大きく立ちはだかるのは、間違いないだろう。
その一方、日本ではこの秋、アーモンドアイが史上初のG1・8勝をかけて出走する。だが、こちらも容易なものではなさそうだ。
天皇賞・秋(G1)を始動戦に予定しているアーモンドアイ。その後のローテーションは未定だが、3歳時にレコードタイムで制したジャパンC(G1)が最有力ではないだろうか。
まず天皇賞・秋には昨年の最優秀3歳牡馬のサートゥルナーリア、宝塚記念(G1)で2着のキセキが出走予定。ただ、この2頭以上に脅威となるのが3歳馬のサリオスだ。同馬はクラシックでいずれもコントレイルの2着と、3歳世代トップクラスの実力馬。秋の始動戦に毎日王冠(G2)を選択したことから、秋以降はマイル~中距離路線を歩む可能性が高い。天皇賞・秋に参戦するとなれば、アーモンドアイにとって最も脅威となるだろう。
また、ジャパンCも激戦となりそうだ。天皇賞・春(G1)を2連覇したフィエールマンが秋の最大目標に設定。さらに無敗の2冠馬コントレイルも秋のローテーションを「神戸新聞杯(G2)→菊花賞(G1)→ジャパンC」と想定しており、参戦の可能性が高い。これに加えて、牝馬2冠のデアリングタクトの出走も十分にあり得るだろう。
「アーモンドアイはクラブ規定で6歳3月までの引退が決まっています。つまり、G1が行われる年内での引退が濃厚です。ブエナビスタの引退レースで当時3歳のオルフェーヴルと対決したように、アーモンドアイと3歳代表の対決はファンが熱望するところです。
かつて、G1・8勝を目指して秋G1に挑んだテイエムオペラオーは、ジャパンCではジャングルポケット、有馬記念ではマンハッタンカフェに敗れました。これと同じように、アーモンドアイにも3歳馬が立ちはだかるかもしれませんね」(競馬記者)
史上初がかかるエネイブルの凱旋門賞3勝、アーモンドアイのG1・8勝は、強敵が立ちはだかり一筋縄ではいかないだろう。過去の名馬たちが達成できなかった記録というものは、それだけ壁が高いということだ。
この秋、イギリスと日本の最強牝馬はそろって偉業を達成することができるだろうか。
JRA札幌記念(G2)は何故1番人気が勝てないのか? 今年1番人気確実のラッキーライラックの運命と8連敗の歴史
今週行われる札幌記念は、JRA夏競馬最大のビッグレースであり、他の夏の重賞レースと違って脂ののったG1馬が出走するレースだ。
昨年はブラストワンピース(有馬記念)、フィエールマン(菊花賞・天皇賞春)、ワグネリアン(日本ダービー)、ペルシアンナイト(マイルチャンピオンシップ)と4頭のG1馬を含む、合計10頭の重賞勝ち馬が出走して話題となった。それ以前にもモーリス、ゴールドシップ、ネオリアリズムといった実績馬が出走しており、G1レースと遜色ないメンバーが顔を揃えている。
一方、それだけレベルが高いレースでありながら、現在1番人気が8連敗中と荒れているレースであるのだ。夏競馬唯一のG2レースであり、出走馬のレベルもハイレベル。それでも波乱続きなのは何が理由なのだろうか。この8年で敗退した1番人気馬は以下の通り。
2012年ダークシャドウ⇒ 2着
2013年ロゴタイプ⇒ 5着
2014年ゴールドシップ⇒ 2着
2015年トーホウジャッカル⇒ 8着
2016年モーリス⇒ 2着
2017年ヤマカツエース⇒ 3着
2018年マカヒキ⇒ 2着
2019年フィエールマン⇒ 3着
ご覧の通り、勝ててはいないが、大きく負けたのは2頭のみで2着4回3着2回と馬券圏内にはまずまず好走している。
とはいえ、この8頭の敗因は馬券を買う立場からすれば非常に気になるところ。そこで今回は、この8頭に関する当時の状況を検証し、危険な1番人気の傾向を探っていきたいと思う。まず主な傾向は以下の通りだ。
・外国人騎手が騎乗⇒ 3頭全敗
・洋芝(札幌・函館)の勝利実績がない⇒ 5頭が該当
・芝2000mで勝利実績がない⇒ 3頭が該当
・前走がG1レース⇒ 8頭すべてに該当
・次走が凱旋門賞⇒ 2頭が該当
・乗り替わり⇒ 3頭が該当
・前走で2着以下⇒ 6頭に該当
・3歳以上の牡馬混合G1レースを勝利していない⇒ 2頭に該当
JRA所属となったクリストフ・ルメールとミルコ・デムーロに加え、短期免許で来日したジョアン・モレイラなど、外国人騎手が多く札幌記念に騎乗したが、結果として人気で敗退するケースが目立つようになった。
過去に札幌記念でデムーロは2度騎乗して全敗、モレイラも3度騎乗して全敗、ルメールは5度騎乗して1勝しているが、1~2番人気では4頭騎乗してすべて敗退している。
真夏の札幌競馬場は、新潟競馬場や小倉競馬場と比較して30度を超えるような猛暑はほとんどない。しかしそれでも外国人騎手にとってはキツイ暑さと想像される。それがこの不振に繋がっているのかもしれない。
例えばミルコ・デムーロは、2015~2019年夏の札幌で67回騎乗して7勝のみ、勝率はギリギリ10%だ。年間171 勝をあげた絶好調の2017年も札幌芝コースは7戦未勝利なのだから、このコースとこの時期は何かしらの影響があるのだろう。
また2000年以降に、札幌記念を1番人気で勝利した馬は4頭いる。そのうちトーセンジョーダン、アーネストリー、アドマイヤムーンは前走がG1レースだったが、札幌記念では日本人騎手が騎乗。さらに前走が函館記念だったファインモーションも、札幌記念は武豊騎手が騎乗。そしてこの4頭はすべて洋芝と芝2000mで勝利実績があった。
洋芝実績と芝2000mの実績は、1番人気で勝利する馬には不可欠な要素ともいえる。過去8年で敗退した1番人気馬は、これらの実績と経験の差がコンマ数秒の差に表れていたのかもしれない。
今年の札幌記念で1番人気が確実なラッキーライラックは、外国人騎手のミルコ・デムーロが騎乗し、洋芝の勝利実績がないなど、過去8年で敗退した1番人気馬の傾向に多く当てはまる。
つまり残念なことに、この札幌記念にて同馬は危険な1番人気馬と認定できてしまうのだ。ただし過去の傾向からは、勝てずとも2着3着はなんとか確保しそうではある。
検証の結果、今年の札幌記念で一番の焦点である「1番人気のラッキーライラックは勝てるのか――」というテーマに関しては、勝利は難しそうだが、2着3着なら十分にあるというのが結論だ。当然のことながら、その方が馬券的にもグッと美味しいものになりそうである。
ラオックス、存亡の危機…従業員8割相当の希望退職者募集、店舗の半数を閉鎖へ
免税店大手のラオックスは8月14日、7月に募集した希望退職に114人の応募があったと発表した。退職日は8月31日。2月にも募集を行い、すでに90人が退職している。今年に入り従業員の約4割に当たる204人が退職することになる。
新型コロナウイルス感染拡大による入国制限により、主要顧客だった中国人の訪日観光客が激減。連結売上高の約3割を占めるインバウンド事業の業績が悪化。2度にわたり従業員の8割に相当する390人の希望退職を募集するなど経営の立て直しを進めてきた。
7月28日、全店舗24店の半数に当たる12店を閉鎖すると発表。大丸福岡天神店(福岡市)や沖縄あしびなー店(沖縄県豊見城市)などを閉じ、九州・沖縄地区から撤退した。閉店する店舗の内訳は北海道3、東京1、近畿1、九州6、沖縄1の12店舗である。インバウンド事業の主要顧客である中国からの訪日観光客が入国できない状況に加え、韓国・台湾からの訪日客が戻ってくるメドが立っていない状況にあるとして、九州・沖縄から撤退した。今後は食品など国内向けの商材を強化し、東京・大阪の都市部の店舗で立て直しを図るとしている。
インバウンド事業が壊滅的な打撃を被る
2020年上半期(1~6月期)の連結決算は、売上高が前年同期比37.5%減の379億円、営業損益は28億円の赤字(前年同期は23億円の赤字)、最終損益は139億円の赤字(同31億円の赤字)だった。コロナウイルスの感染拡大で非常事態宣言下にあった20年4~6月の3カ月間に限ると、売上高は前年同期比49.6%減の160億円、最終損益は120億円の赤字(前年同期は16億円の赤字)と赤字が拡大していた。
事業セグメントはインバウンド、グローバル(中国で日本製品を販売)、生活ファッション(ラオックス店内でのインバウンド向け以外の製品)、エンターテインメントの4つに分かれている。上半期のインバウンド事業の売上高は前年同期比83.4%減の37億円、セグメント営業利益は12億円の赤字(前年同期は9億円の黒字)。「中国人御用達の店」といわれてきた。中国人観光客が消えて壊滅状態に陥った。
中国で日本製品の販売を行っているグローバル事業の売上高は5.5%増の83億円、セグメント営業利益は7.5倍の1.2億円と増収増益。コロナ対策として質の良い日本製の除菌シートや非接触体温計などの需要が増えた。生活ファッション事業の売上高は26.4%減の214億円、セグメント営業利益は10億円の赤字(前年同期は16億円の赤字)。インバウンドと並んで打撃は大きかった。エンターテインメント事業は千葉市で複合施設「千葉ポートスクエア」やエンターテイメント施設を運営。売上高は3.7倍の45億円、セグメント営業利益は9500万円の赤字(前年同期は8億円の赤字)。不動産の売買や仲介で業績は好転した。
大打撃を被ったインバウンドと生活ファッション事業を中心に25億円の減損損失を計上した。20年12月期の連結決算は、売上高が前期比30.5%減の900億円、営業損益は43億円の赤字(前期は31億円の赤字)を見込む。最終損益は「未定」としている。
食品販売に活路を求める
ラオックスは09年、中国で大手の家電量販店を運営する蘇寧電器の傘下に入った。羅怡文社長は、ラオックスを家電量販店から免税店に業態を転換。15年には中国人の“爆買い”が流行語となった。中国人の団体旅行客向けの家電需要を取り込むことで成長してきた。直近でも中国人客の割合は9割に上る。「国内最大の免税店」をウリに、中国人がクルーズ船で訪れる九州・沖縄に多店舗展開した。
中国人の関心はモノからコトに移った。しかもモノは、家電ではなく、化粧品やクスリをドラッグストアで買い求めるようになった。中国人の嗜好の変化についていけず、業績が悪化した。これに新型コロナウイルスが追い打ちをかけた。
この危機をどう切り抜けるか。6月18日、大阪・道頓堀に新店をオープンした。日本人客などにも人気がある関西土産や食品を多く取り揃えたのが特徴だ。店舗は3階建てで、戎橋の近くにある。1階は食品、2階は化粧品や美容家電を販売する。3階は雑貨売り場と展示会などを開けるイベントスペースを備える。食品売り場には、さまざまな果物や日本酒のコーナーもある。インバウンドが戻ってくることに備えて、中国で人気の高いドリンク専門店「奈雪の茶」が入居するほか、韓国やタイなど海外の食料品も販売する。
道頓堀で成功すれば、他の店舗でも本格的な食品売り場を導入する。免税店から食品販売店に転換をすることで活路を見いだそうとしているが前途は多難だ。
(文=編集部)
授乳室や子どもが遊べる空間も…ユニクロ、新3店舗にみる革新的進化と難点
コロナ禍による人々の活動自粛のため明るい話題の少ないアパレル業界だが、ファーストリテイリング傘下のユニクロが実験的な新コンセプトの大型3店舗を戦略店舗として相次ぎオープンさせた。4月13日に「ユニクロの店舗が公園になっている」ユニクロパーク横浜ベイサイド店が三井アウトレットパーク隣接地にオープンした。6月5日には、新装されたJR原宿駅前のWITH HARAJUKUの1階と地下1階に新しいファッションやカルチャーを発信するユニクロ原宿店をオープン。同月19日には、有楽町駅前の元プランタン百貨店のマロニエゲート銀座2を1階から4階までぶち抜いたグローバル旗艦店、ユニクロ トウキョウをオープンした。
そこで今回は、各店舗からみえるユニクロの可能性と課題を探ってみたい。
1.3世代を取り込む公園一体型「ユニクロパーク 横浜ベイサイド店」
筆者が最も評価するユニクロの社会貢献は、日常に着る服を親子3世代で選べる楽しさを根付かせたことである。かつて服選びは、母親が買ってきたものを家族が着る、あるいは孫の服を祖母や祖父が選んでも子ども夫婦の趣味に合わなかったりした。家族で服をお互いに選び合いながら購入する楽しさは、ユニクロの売場面積の広さによって実現した。そこには、世代を超えた品揃え、気にする必要のない価格帯、接客のなさで大切な人の服選びをする楽しさがある。
これは、アパレルの実店舗が消費者に提供する最大のワクワク感のひとつである。実験的なコンセプトの横浜ベイサイド店は、まさにこの延長線上にある。1階はユニクロ、2階はGU、3階はユニクロとGUのベビー・キッズの融合売場。教育知育玩具のボーネルンドと連携して、公園には子どもが楽しく安心して遊べる遊具が多数設置されている。ファミリー層の来店用にナーシングルーム(授乳室)、オムツ替え台、調乳専用浄水給湯機なども設置されている。小売店が地域社会の重要なメンバーとして求められる今の時代、店舗の建築自体も半パブリックな地域社会に開放的なつくりになっている。
「わざわざ行きたくなる店」を目指すユニクロの世界戦略のクリエイティブ・ディレクターの佐藤可士和氏がグランドプロデューサーを務め、建築家の藤本壮介氏が基本構想とデザイン監修を行った。コト発信で消費者が参加しやすいコミュニティが形成されていくのが楽しみである。
2.リアルとバーチャルの融合体験を目指す「ユニクロ原宿店」
1998年にユニクロ初の首都圏都心型店舗を出店しフリースの大ブームを生んだ原宿地区で、新店舗がオープンした。場所柄、若者を強く意識したコンセプトとなっている。全面ガラス張りで店内の様子が外からもよく見える演出となっている。店内奥の大型ディスプレイの映像、ティッカー(メッセージが表示される赤の電光掲示板)、メタル調のマネキン、ガラス張りの天井など、ハイテク感満載で未来型店舗の印象に溢れている。
シンボル的な存在として、現代美術家の村上隆氏がポップアイコン、ビリー・アイリッシュの3メートル級の像を製作。ユニクロ、村上、ビリーのトリプルコラボTシャツを着用している。ファンにとっては聖地となる。美術館のようなガラスケースのTシャツだけでなく、ステーショナリー、バンダナ、ステッカーなど、若者が気軽に買える記念グッズも揃う。
地下には、自分だけのTシャツがつくれる「UTme!」などのサービスも充実。VMDもストリートテイストのオーバーサイズでコーディネイトされている。音楽配信のスポティファイと協業したスペシャルブースも展開。カルチャー発信にも挑戦している。地下1階の正面スペースには240台のモニターが壁面に埋められ、消費者がアプリ「スタイルヒント」に投稿した着こなしが次々とアップされる。もちろんモニターをタッチすると在庫情報が表示される。大型の古着回収ボックスの設置もあり、アイデアいっぱいの新店舗である。これらの先進的なアイデアが実売にどう影響するのかが注目される。
3.国内最大級の新グローバル旗艦店「ユニクロ トウキョウ」
マロニエゲート銀座2のユニクロ トウキョウは、スイス発の建築家ユニットで北京五輪の鳥の巣競技場で知られるヘルツォーク・アンド・ド・ムーロンが内外装を手掛けた。躯体のコンクリートむき出しで中央を吹き抜けにして、各層に空間の広がりを与えている。ここ数年でユニクロ全店のVMDは非常にレベルが上がっている。ユニクロ トウキョウでは全フロアのVMDもさまざまなクリエイターと取り組んでいる。
ただ、3階のメンズ売場のVMDも素晴らしかったが、商品を売場で探すのに苦労した。大型化する売場での課題のひとつである。
また、場所柄カジュアルだけでなくスーツ、シャツのイージーオーダーも充実させているが、ジャケット、スーツのお粗末さも課題である。過去にコラボした「+J」のスーツのシルエットは安価でも美しかった。しかし最近注力しているスーツの完成度は、残念ながら低い。グローバル旗艦店であるならば、シャツやジーンズに並ぶスーツ、ジャケットにも飛びぬけた価格訴求力を実現させてほしい。
まとめ
国内アパレル市場の約2割を占めるファストリが、アパレル業界に明るい話題を提供した。業界では今、ファッションのカジュアル化、そしてコロナ禍が前倒しにした新生活様式の模索が続いている。新たな挑戦を続け、売上世界一を目指すファストリの動きから目が離せない。ベーシックな“LifeWear”の安定した需要を土台に、「服が人々に与える素晴らしさ」を永遠に提供していってほしい。
(文=たかぎこういち/タカギ&アソシエイツ代表、東京モード学園講師)