JRA横山典弘“真顔”で「一触即発」!? 京成杯AH(G3)勝利騎手インタビュー「そうなんですけど……」に苦笑いで場の空気が凍りつく事態に

 横山典弘騎手の勝利騎手インタビューに、SNSがざわついている。

 13日の京成杯AH(G3)。勝利したのは、横山騎手騎乗のトロワゼトワルであった。本馬は昨年も横山騎手で同レースを勝利しており、昨年に引き続き同コンビでの連覇達成となった。

 この「連覇」の話題から、レース後の勝利騎手インタビューは始まった。

「はい、うれしいですね」と、笑顔で答えた横山騎手。

 その後もいつものように淡々と質問に答えていた横山騎手であったが、和やかに進んだインタビュー中盤で場の空気が一変した。

 この日のインタビューを担当したのが、フジテレビの青嶋達也アナウンサー。競馬番組の実況でもお馴染みの名物アナウンサーだ。

 その、青嶋アナが「仕掛けのタイミングなんですけど、アレはどういう判断でああいう形の仕掛けになった感じでしょうか……」と尋ねようとした際、まるで質問をさえぎるように……。

「いや、もう勝つようにです」と発言した横山騎手。

 青嶋アナが「ん?」と耳を疑ったかのような反応を見せると、横山騎手も再度「勝つように!(仕掛けた)」と強めの口調で言い放った。

 次の「あー、もちろんもちろん、そうなんですけど……」という青嶋アナの言葉に、一瞬“真顔”となった横山騎手。青嶋アナもこれ以上追及できず、場の空気が凍りついたのは言うまでもない。

「(横山騎手が真顔になった)あの瞬間はヒヤッとしましたね。恐らく、青嶋アナウンサーは仕掛けどころについて、もっと細かく説明してほしかったんでしょう。一方の横山騎手は、元々あまりインタビューで難しい話はしないので、いつもアッサリとした受け答えですから……。

どちらが悪いとかではなく、お互いの意思疎通が上手くいかなかった感じですよね。何にせよ、無難に終わってホッとしました」(競馬記者)

 記者がそう話すように、インタビューを見た一部の競馬ファンからも、SNSや掲示板を通じて「一瞬、ピリッとしたな……」「ヨコノリ、いつも愛想悪い」「青嶋の質問がダメだわ」など、賛否両論の議論が巻き起こっている。

 その後は横山騎手が苦笑いを浮かべ、勝利騎手インタビューは事なきを得て終了。

 見ている方が緊張させられたインタビューであったが、そこは「勝利騎手インタビュー」である。

 次こそは、横山騎手の喜びに満ちた笑顔が見たいものだ。

JRAセントウルS(G2)セイウンコウセイ「暴走」しんがり負けで「仰天プラン」も視野に!? オーナーに「悪い」影響を与えたあの馬とは

13日(日)、中京競馬場で行われたセントウルS(G2)は1番人気に支持されたダノンスマッシュが優勝。スプリンターズS(G1)の前哨戦を快勝し、秋のG1開幕戦に弾みをつけた。

 その一方、ハイペースで逃げた5番人気のセイウンコウセイ(牡7、美浦・上原博之厩舎)は、17頭立てのレースで17着と殿負け。オーナーの西山茂行氏は、自身のブログでレースを振り返りつつ、同馬の今後について明かしている。

 レースはセイウンコウセイを先頭にラブカンプー、ビアンフェの3頭が飛ばし、馬群を牽引。だが、騎乗した幸英明騎手もレース後に、「無理してでも先手を取りに行ってくれという話でした。ペースが速くて、最後は一杯になってしまいました」と語った通り、トップで直線に入るも、早々に手応えを失い、次々にライバルたちに交わされ、無念の最下位に終わっていた。

 この結果を受けて西山氏は13日に「セイウンコウセイについて」とタイトルをつけて、自身のブログを更新。「ハナに行って前半33,0の暴走気味の大逃げは見ている馬主をドキドキハラハラさせてくれた」、「結果からすると恥ずかしい表現だが、直線入り口では夢を見せてくれました」などとレースを振り返り、「何もしないで負けるより、行くだけ行って、破れて悔いなしです。」(原文ママ)と愛馬をねぎらった。

 そしてセイウンコウセイの今後について、管理する上原師と「これからゆっくり相談」しながら、種牡馬入りを目標に動いていくという。だが、セントウルS出走前には、セイウンコウセイを「来年には種牡馬」にするプランを明かしていたものの、「サウンドトゥルーが西山茂行に悪い影響を与えました」と、地方に転厩し、10歳ながら、9日に大井で開催された東京記念(S1)を勝った同馬を引き合いに出しつつ、「ダートの地方交流の旅を1年やってみるのもありかな」などと、新たな進路も視野に入ったことを明かしている。

「セイウンコウセイの近走の成績が振るわなかったことに加えて、今回の大敗。西山オーナーもついに決断をするかと思っていたのですが、サウンドトゥルーの勇姿を見て心が揺らいだようですね。また西山オーナーはすでにリーチザクラウン、ネロと種牡馬を抱えているため、セイウンコウセイに付ける繁殖牝馬がいないという事情もあるようです。

セイウンコウセイはキャリアの初期にはダートのスプリントでも走っていました。挑戦を果たせば、サウンドトゥルーやノンコノユメのように交流重賞で活躍することもありえるかもしれません」(競馬誌ライター)

 西山オーナーにとってセイウンコウセイは、セイウンスカイの菊花賞(G1)以来、19年ぶりにG1勝利をもたらしてくれた功労馬。それだけに今後について、おいそれと決断をすることができないのも当然だ。

 セイウンコウセイはどんな未来へ進むことになるのだろうか?

芦名星さん、こぞって起用された理由…今日発売『週プレ』グラビア挑戦で語っていたこと

 突然の訃報に衝撃が広まっている――。

 14日、女優・芦名星さん(36)が亡くなったことがわかった。所属事務所のホリプロによれば、自宅マンションで亡くなっているのを親族によって発見されたという。

 芦名さんは高校2年生のときにモデルとしてデビューし、その後は女優としてNHK大河ドラマ『八重の桜』や『相棒』(テレビ朝日系)、今年1月期放送の『テセウスの船』(TBS系)など数多くのテレビドラマや映画に出演。その活躍の場は国内にとどまらず、2008年公開の日本・カナダ・イタリア合作映画『シルク/SILK』(フランソワ・ジラール監督)にも出演するなど、海外でも高い評価を得ていたことでも知られる。映画業界関係者はいう。

「芦名さんの存在を知ったのは、連ドラ『バラ色の聖戦』(テレビ朝日系/2011年放送)でした。プロのモデルを目指す主婦役の吹石一恵が主演で、芦名は主人公のライバルという役どころでしたが、正統派の美人女優でどこか妖艶なイメージをまとう芦名さんを見て、こんな女優さんもいたんだなあと印象深かったです。主人公を追い落とそうと謀略を尽くす一方、過去のトラウマを抱えて徐々に精神的に壊れていくという難しい役を、しっかりと演じていました。

 その後は徐々に映画やドラマで見かける機会は増え、主演作はなかったと思いますが、いつも助演として重要な役どころを担い、それでいて決して主演の存在感を侵食してしまわないように“抑える部分は抑える”という感じで、起用する側としても安心して起用できる女優さんだったと思います。仕事が途切れることなく、引っ張りだこだったのも、うなずけます。最近の作品では、木村拓哉主演の映画『検察側の罪人』(18年)やドラマ『グッドワイフ』(19年)などでの演技が良かったですね」

 また、別の映画業界関係者はいう。

「芦名さんはすでに『シルク』で海外デビューを果たしていますが、彼女が兼ね備える黒髪のアジアンビューティーというスタイルは、欧米でも受け入れられやすい。数年前に黒木華がベルリン映画祭で女優賞を獲得したのも、黒髪でアジア系美人という容姿が海外の人々から好印象を持たれたという要素もあったといわれています。

 芦名さんの所属事務所は大手のホリプロですし、彼女の持って生まれた美しさと演技力があれば、ハリウッドも含めてこれから海外での活躍も十分に期待できたと思います。それだけに残念です」

新たな分野にも挑戦

 女優として高い評価を得る一方、最近ではこれまでとは違ったジャンルの仕事にも意欲的に挑戦している様子がうかがえていた。

 芦名さんは本日(14日)発売の「週刊プレイボーイ」(集英社)のグラビアに登場し、インタビューでは「もともと下着が好きで、(略)女性がいちばん自分の美しい姿を見せられるものだと思っていて。その姿へ向かっていけることに、ワクワクもしていました」「撮影されたいシチュエーションもたくさんあって。例えば、太陽の下でカッコよく下着姿のままたたずんでいるとか」などと語っていた。また、8月25日発売の週刊誌「FLASH」(光文社)にも同様の仕事に挑戦し、「ワクワクしながら撮影に臨めました」と語っていたが、週刊誌記者はいう。

「芦名さんは『週プレ』のインタビューで、ドラムやアクションの仕事など、やりたいことが多すぎると語り、現在は日本酒やネイルなどの勉強もしていると話しており、公私共に幅広い分野に興味を持って意欲的に活動していた様子がうかがえます」

 所属事務所のホリプロは、「本日、午前中に新宿区内の自宅マンションで亡くなっているところを親族が発見しました。死因については現在調査中です」としている。また、昨年には俳優・小泉孝太郎との熱愛も報じられていた。

(文=編集部)

小泉今日子への中傷記事の酷すぎる中身「不倫相手の影響で政治ごっこ」「女性は本来、保守的」

正解のないWEBマガジン~wezzyより】

『Kyon30~なんてったって30年!』

 KKベストセラーズが運営するニュースサイト「BEST T!MES」が女優の小泉今日子の“政治参加”をめぐる記事を掲載。「小泉今日子は“政治ごっこ」「女性は本来保守的で同調圧力が強い」等と書かれた内容が酷すぎるとしてSNSを中心に話題になっている。記事の著者はライターの宝泉薫氏だ。

 件の記事のタイトルは、<引かれる小泉今日子と守られるユーミン、女性芸能人の政界進出はヌードより恥ずかしい>。週刊誌「アサヒ芸能」9月10日号(徳間書店)が「小泉今日子が共産党から出馬する予定」と報じたことをフックに、小泉今日子の政治姿勢について“憶測”と女性への“偏見”で綴られている。

 まず記事タイトルにあるように、女性芸能人が政界に進出することはヌードよりも恥ずべき行為だと説いており、そこには職業差別と無知な女性は政治に口を出すべきではないという女性蔑視があからさまに表出している。

三浦瑠麗が仕切るドワンゴ運営「N高政治部」のトンデモ教育! 麻生太郎が「若者が政治に無関心なのは悪いことでない」と民主主義否定

 自民党総裁選はあす14日に投開票となるが、昨日12日、「ニコニコ生放送」で自民党総裁選のネット討論会が開かれた。ニコニコの総裁選討論会といえば、安倍首相が出馬した前回や前々回も、「内容がぬるすぎる」「記者クラブよりひどい忖度ぶり」という悪評がたったが、今回も全く同様のぬる...

伊勢谷友介の人生は「終わってない」 大麻所持で逮捕された漢a.k.a.GAMI、田口淳之介は今?

正解のないWEBマガジン~wezzyより】

漢a.k.a.GAMIと田口淳之介

 俳優の伊勢谷友介が8日、大麻所持で現行犯逮捕された。夏クールの連続ドラマ『未満警察 ミッドライトランナー』(日本テレビ系)にも出演し、5日に最終回が放送されたばかりというタイミング。

 伊勢谷は10月に『とんかつDJアゲ太郎』、11月に『十二単衣を着た悪魔』、来年のGWに『るろうに剣心 最終章 The Final』『るろうに剣心 最終章 The Beginning』など、複数の出演映画の公開を控えており、ネットでは「伊勢谷さんが出てる映画はどうなるの?」「お蔵入りってことはないよね」と心配の声も多い。

 伊勢谷は実業家でもあり、通信制サポート校のLoohcs高等学院の学長も務めていたが、今回の逮捕を受けて運営会社が今後について「特別授業などを除いて通常時に学長である伊勢谷が関与しておらず、現在の運営においても伊勢谷の逮捕による実務的な影響はございません。学生への心理的影響を少しでも和らげられるように、教員一同で取り組んでまいります」と説明している。

パチンコ・パチスロを歌ったバンド曲特集! 聴いて「ブチ上がれ」!!

 憂歌団というバンドに、「パチンコ」というストレートなタイトルの名曲がある。

 1976年9月、3枚目のシングルとして発売された同曲は、スウィングビートから突如として「パチンコ、パチンコ」と、ボーカル・木村充揮のシャウトが始まる。ひたすら「仕事が終わってパチンコに行く」といった内容を歌っているだけだが、それでいてしっかりとブルース。同バンドを世に知らしめた楽曲としても有名である。

 昔も今も、なぜかミュージシャンにはパチンコ・パチスロ好きが少なくない。当記事では、このようにパチンコ・パチスロについて歌った楽曲たちを、バンド形態のミュージシャンに絞って掘り下げていこうと思う。

 まず、パチンコ関連楽曲の宝庫ともいえるのが、ハードロックバンド「人間椅子」である。人間椅子は深夜番組「三宅裕司のいかすバンド天国」に出演したことで認知され、1990年にメジャー・デビュー。ドラマーをチェンジしながら活動を続け、2019年には30周年を迎えた。

 そんな人間椅子のベース&ボーカル・鈴木研一はパチンコ好きでも知られ、「ダイナマイト」「エキサイト」といった同名パチンコ機種への愛を歌った楽曲が存在。羽根モノの出玉感を人生に置き換えた「羽根物人生」、確変への祈りを込めた「銀河鉄道777」などは、じわじわと心に来るものがある。

 人間椅子は海外でも評価が高く、2020年2月には初の海外ワンマンツアーを成功させた。同ツアーでこれらの楽曲は演奏しなかったようだが、いつの日か異国の地で「連チャン!連チャン!」などの合唱が響くかもしれないと考えると、なかなか胸アツである。

 早稲田大学の音楽サークル内で結成したバンド「トリプルファイヤー」は、1stアルバムに「パチンコがやめられない」を収録。深夜番組「タモリ倶楽部」に出演するなど、幅広い分野で活躍するボーカル・吉田靖直は学生時代、パチンコにハマって家賃を滞納したことがあるそうで、負けた腹いせに同曲を制作したそうだ。

 日本音楽シーンにおけるミクスチャーバンドの先駆けとして数多くのバンドに多大な影響を与えた「山嵐」は、2ndアルバムに「リール制御」を収録。メンバーにはパチスロ好きが多いようで、ボーカル・KOJIMAは白夜書房発行「パチスロ必勝ガイドNEO(休刊)」でコラム「山嵐の前の静けさ」を連載していたこともある。

 ちなみに、ドラム・YOSHIAKI ISHIIの別プロジェクト「a!a!a!」には、パチスロライター・山本コーラがキーボードとして参加している。

 近年、パチンコ・パチスロライターがバンドを結成するケースも多々見られるが、その草分け的存在は当サイトでもお馴染みのアニマルかつみとガル憎の「THE MAD PACHI-SLOT BROTHER’S」であろう。その「マッパチ」は2000年11月にマキシシングルをリリース。

 当然、全ての楽曲がパチスロ関連の内容であり、そのCD制作を担当したのは、やはり当サイトでコラムを執筆中で当時、レコード会社に勤務していた濱マモルである。

JRA来年「引退」松田国英調教師「2頭出しで、最後にひと花」G1馬タイムフライヤー“級”の大物が5馬身差で連勝! 最後のフェブラリーS(G1)へ出世街道驀進!

 13日、中京競馬場で行われた8R3歳上1勝クラス(ダート1800m)は川田将雅騎手の1番人気ハギノリュクス(牝3、栗東・松田国英厩舎)が勝利した。2着は6番人気キースローガン、3着には3番人気マテラサンオウが入った。

 持ったままで2着馬を5馬身突き放したハギノリュクスの走りには衝撃が走った。他馬とはあまりにも力が違い過ぎたというしかない。単勝オッズ1.3倍の断然人気ですら高いと感じるほど、圧巻の内容だった。

 レースはあわや躓くかというスタートだったハギノリュクス。だが、ピンチらしいピンチもこれくらいしかなかった。川田騎手がすぐに体勢を立て直してリカバーすると、そのまま先手を奪ってマイペース。

 直線に入っても脚色は余裕十分。鞍上の川田騎手が後ろを振り返ることもなく、ムチを入れられて激しく追われる後続馬を置き去りにしてしまった。まさに調教代わりといえるような楽勝だった。

 それもそのはずだ。

「ハギノリュクスとタイムフライヤーの2頭出しで、最後にひと花咲かせたいと考えていますよ」

 これは先月、競馬ライターの平松さとし氏が、来年2月に定年を迎える松田国調教師を取材した際に、最後のG1となるフェブラリーSへの意気込みを語ったものだ。当時、ハギノリュクスはまだ未勝利戦をやっと勝ったばかり。それにも関わらず、G1馬タイムフライヤーと並んでその名前が出ていることからも、厩舎のハギノリュクスに対する期待の大きさがうかがい知れるだろう。

 ハギノリュクスは前走、7月に行われた函館の未勝利戦を初ダートながら1分43秒6という好時計で勝利していた。このタイムは同じく函館ダート1700m条件だったマリーンS(OP)を勝ったタイムフライヤーと同タイムだったのである。

 過去30年の良馬場で行われた函館ダート1700mで8番目に速い記録だったのだ。この時点でハギノリュクスの能力はオープンクラスと遜色がなかったといえるだろう。

「前走で462キロまで増えていた馬体がこの日マイナス20キロだったのは気になりますが、今回の大楽勝ならダメージは残らないでしょう。おそらく次はプラス体重で出走できるのではないでしょうか。

馬体重の心配よりも楽しみの方が大きなレース内容を評価したいですね。引退間近の松田国厩舎にとってもタイムフライヤーに続く看板馬となりそうです」(競馬記者)

 一時代を気付いた名伯楽も、来年の2月で引退が決まっている。調教師として挑戦できるG1レースはそう多くない。

 今回、馬なりで圧勝した中京のダート1800mは、チャンピオンズC(G1)と同じ舞台であるだけに、G1挑戦をより意識したのかもしれない。

名伯楽の引退まであと半年。果たしてハギノリュクスは、厩舎の先輩タイムフライヤーと共に檜舞台に立てるだろうか。今後のダート重賞戦線に向け、楽しみな馬が登場したといえそうだ。

JRA武豊が春に指摘「デゼルの幼さ」は解消したか!? 大器フアナはC.ルメールで秋華賞権利獲りへ【ローズS(G2)展望】

 20日(日)、今年は中京競馬場の芝2000mを舞台に秋華賞(G1)のトライアル、ローズS(G2)が開催される。春の実績馬と夏の上り馬が激突する舞台に出走を予定する注目馬を取り上げたい。

 最注目は、やはりオークス(G1)で2番人気に支持されたデゼル(牝3歳、栗東・友道康夫厩舎)だろう。鞍上には3月のデビュー戦以来、3戦ぶりに武豊騎手が跨る。

 デゼルは、父ディープインパクト、母はフランスの名牝アヴニールセルタンという良血で、デビュー前から注目度は高かった。しかし1歳時に骨折する不運もあって、デビューは今年3月のフィリーズR(G2)と同日。既走馬相手の未勝利戦で、スタートで後手を踏んでしまうが、後方でじっくり脚をためると、直線は馬群を縫い、ゴール前で測ったように差し切った。

 武騎手はレース後に「物見をするなど幼さが目立ちましたが、直線ではしっかりした反応を見せてくれました」とコメントを残したように、その時点ではまだまだ発展途上。そして、D.レーン騎手が手綱を取った2戦目のスイートピーS(L)でも豪快な差し切り勝ちを収めると、オークスでは2番人気に支持された。

 しかし、僅か2戦というキャリア、中2週で2度目の東上、デビュー戦から12kg減った馬体など、3歳牝馬には酷な条件が重なり、オークスは11着に惨敗した。夏を休養にあて、最後の1冠獲りに向け、満を持して前哨戦に登場する。

 1週前追い切りは、栗東坂路で自己ベストを2秒1更新する52秒1-12秒6というタイムをたたき出し、調整は順調そのもの。しかし、友道調教師は「ようやく間に合った感じ」とテンションは上がらない。最終追い切りでどこまで変わってくるかに注目したい。

 デゼルと同じ3文字の馬名を持つフアナ(牝3歳、栗東・角居勝彦厩舎)も末脚では負けていない。新たにC.ルメール騎手を鞍上に迎え、秋華賞の権利獲りを狙う。

 こちらもデビューは年明け(1月)だった。その新馬戦で、素質馬アドマイヤビルゴの2着に入ると、3月の未勝利戦を完勝。デゼルよりも1週遅い勝ち上がりだった。その後オークスの前哨戦、フローラS(G2)に挑むも、2着馬にクビ差及ばず。それから3か月半の間隔を空けて臨んだ夏の小倉の自己条件(1勝クラス)を勝ち上がり、ここに駒を進めてきた。

 フローラSで416kgまで減った馬体は、前走444kg(+28kg)まで成長。春に見せた非力さは解消されつつある。デビューから4戦すべてで上がり最速を記録しており、その末脚はデゼルに匹敵するといってもいいだろう。

 4着に終わったオークス以来のリアアメリア(牝3歳、栗東・中内田充正厩舎)は真価が問われる一戦を迎える。デビュー2連勝後は桜花賞(G1)の最有力候補と目されたが、阪神JF(G1)で不可解な敗戦を喫すると、直行した桜花賞でも10着。しかし大きく人気を落としたオークスでは4着と意地を見せた。

 鞍上は引き続き川田将雅騎手が手綱を取る。しかし、同じく川田騎手がデビューから手綱を取る3連勝中のレイパパレが秋華賞直行を表明したため、ローズSの結果次第では、コンビ解消の可能性も出てきそうだ。

 桜花賞4着のクラヴァシュドール(牝3歳、栗東・中内田充正厩舎)は、オークス15着から巻き返しを図る。勝ち鞍は新馬戦のみという1勝馬の身だが、安定感が持ち味。大敗したオークスは明らかに距離が長かった。4戦連続で手綱を取るM.デムーロ騎手は、1週前追い切りに騎乗。今年から美浦を拠点としている同騎手が栗東で調教をつけたのは本気度の表れだろう。

 他には、オークスはスタートで躓き不完全燃焼に終わったリリーピュアハート(牝3歳、栗東・藤原英昭厩舎)。骨折明けにもかかわらず1週前追い切りで好時計をマークしたアブレイズ(牝3歳、栗東・池江泰寿厩舎)。昨年の新潟2歳S(G3)覇者ウーマンズハート(牝3歳、栗東・西浦勝一厩舎)などが出走を予定している。

 秋華賞に直行を表明している無敗の2冠馬デアリングタクトへ、挑戦状を叩きつけるのは一体どの馬か。ラスト1冠に向けた重要な一戦、ローズSは、20日(日)の15時35分に発走予定だ。

なぜ嫌われる!? ネット広告の問題点とは!?

 

 スマートフォンやパソコンで、インターネットのサイトや記事など画面に表示されるネット広告。商品名が小さな画像と一緒に示されるバナー広告は、何度も同じ広告が表示されたり、消そうとしても消えなかったりと、邪魔な存在であり、嫌悪感を抱く人も多いだろう。また、ネット広告自体にもさまざまな問題がある。その背景にあるもの何なのか。

■インターネットによって広告の「棲み分け」が崩れた

 『嫌われモノの〈広告〉は再生するか 健全化するネット広告、「量」から「質」への大転換』(境治著、イースト・プレス刊)では、メディアコンサルタントの境治氏が、WELQ事件、フェイク広告、アドフラウドなど、悪質なネット広告の闇から抜け出すために、生き残る広告主・代理店・メディアが進むSDGs/DX時代の広告の在り方を紹介する。

 ネット広告には、記事と広告の区別がつかないようなバナー広告の表示方法や広告詐欺がある。また、広告を出す企業にとっても、悪質なポルノサイトや反社会的勢力が運営するサイトに広告が表示されてしまうと、後援していると見なされて、ブランドのイメージが悪くなってしまう。

 このようなネット広告の問題は、「広告の棲み分け」が破壊されたことが原因で起こっている。広告の棲み分けとは、以下の3つがある。

1.広告とコンテンツ

 PC上のウェブメディアでは、見出しを表示し、画像を配置して記事本文を読ませる。そのコンテンツの隙間に、広告がうまく配置され、記事を読むのに差し障りがないため、コンテンツと広告の共存はできていた。

 しかし、スマートフォンでは、コンテンツと広告が同居するには、画面が小さすぎる。PCでは違和感のない広告が、スマートフォンでは違和感を抱くようになってしまう。どれが見出しや記事で、どれが広告かわかりづらいからだ。今までのようにコンテンツと広告がうまくすみ分けられなくなってしまったのだ。

2.広告と販促

 広告は商品を認知させ、欲しいと感じさせるところまで。販促は実際に購入させることが求められていた。けれど、ネットの時代になると、ネット広告に求められたのは売上増であり、販促と同じ効果が求められるようになった。ネット上では、広告と販促の両方の役割を含んだ形で「ネット広告」が独自に進化した結果、広告と販促の区別は意味がなくなった。ネットによって、広告と販促の棲み分けが崩されたということだ。

3.ブラック広告の浸食

 いかがわしい風俗やギャンブル、法外な利息を取る金融などのブラック広告は、一般の広告・販促の世界とは分かれており、混じることはなかった。ところが、インターネットの登場で、棲み分けの境界線が失われてしまう。

 ネット以前には、どの広告をどのメディアに掲載するかは、広告代理店が提案し、広告主が承認して進めていた。けれど、大量のメディアへの掲載が自動化され、どの広告がどこに掲載されるかを誰も把握できなくなってしまったことで、どんなサイトにもブラック広告が出るようになってしまったのだ。

 これらの3つの棲み分けの崩壊が、ネット広告問題の背景にあるのだ。

 ネット広告の以前と以後で広告のあり方はどう変化したのか。広告の悪いところを解説し、あるべき広告の姿とは何かを本書では解説している。広告に興味がある、広告業界で働きたい、そんな人は本書を参考にしてみてはどうだろう。

(T・N/新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。