IKEA、ネット上で絶賛されている商品5選…超熟睡できる枕、激安なのに癒される照明

 北欧・スウェーデン生まれの世界的家具ブランド「IKEA」。2001年に日本への再進出を試み、02年に日本法人「イケア・ジャパン」を設立。06年に国内1号店を千葉県船橋市に出店して以降、日本でも親しまれるようになった。

 かつては郊外を中心に店舗を展開しており、都心で暮らすIKEAファンにとっては、そのアクセスの不便さがネックだったが、今年6月には国内初の都市型店舗「IKEA 原宿」をオープン。今冬には「IKEA 渋谷」のオープンを控えており、ますます身近な存在になってきている。

 1月10日に発表された第18期決算公告(2019年8月期)によると、純利益はマイナス8億5900万円と3期連続赤字が続いているようだが、今年の巣篭もり需要の増加や都市型店舗の導入は数字に影響してくるとみられ、その動向から目が離せない。

 IKEAがリーズナブルかつスタイリッシュな雑貨を豊富に取り揃えていることはご存じの通りで、この秋も“おうち時間”を彩ってくれる素敵なアイテムが目白押しだ。そこで今回、「Business Journal 買うべき・買ってはいけない調査班」はIKEAの商品を独自にリサーチ。「この秋買うべきIKEAの商品」をピックアップした。ぜひお買い物の参考にしていただきたい。

ミョルククロッカ(枕)/2999円(税込、以下同)

 まず紹介したいのが、Twitterをきっかけに人気に火がついた枕、「ミョルククロッカ」だ。不眠と眠りの浅さに悩んでいたというTwitterユーザーがこの枕を使ってみたところ、「10時間ぶっ通しで熟睡」「夢の記憶なし」「寝起きスッキリ」という効果が得られ、睡眠の質が向上したとの報告があった。これはあくまで個人の感想だが、その効果を綴ったツイートが6月末に投稿されると、6万もの「いいね」を獲得。噂を聞いて買い求める人が店頭に押し寄せ、一時は各店舗で在庫切れが続出したという。

「ミョルククロッカ」は横向き、仰向けの姿勢で眠る人向けの枕で、形状記憶に優れているという商品。触ってみた感じは固めだが、手を置いて圧をかけるとその形通りにグッと沈み込んでくれるので、個人の首や肩の形状に合わせて枕がぴったりフィットするというわけだ。

 この枕は台形のようなフォルムをしているのだが、そこにこの商品の素晴らしさが詰まっている。というのも、表面積が小さい面を上にして仰向けで寝ると、傾斜面が首回りにフィットし、表面積が大きい面を上にして横向きで寝ると、肩が傾斜面の隙間に収まり、ストレスなく眠ることができるのだ。公式サイトには45件のレビューがついており、星4.0という高評価を記録。睡眠に悩みがある方は、一度試してみる価値があるだろう。

ステルナ(ガラス製マグカップ)/79円

 一人暮らしをしていると、マグカップなどの飲料容器は必要最低限の数しか揃えなくなりがちだ。しかし、つい洗い物を溜めてしまった時などは、洗うまでの間に使える予備が入り用になるもの。そんな時におすすめしたいのが、IKEAの「ステルナ」の複数買いだ。

「ステルナ」は1個79円という驚愕の価格設定でありながら、耐久性、耐衝撃性に優れた強化ガラス製のマグカップ。さらに、耐熱性も兼ね備えているのでホット飲料を飲む際にも使え、電子レンジ・食器洗い乾燥機にも対応しているのだ。

 また、シンプルさに徹したデザインではあるが、持ち手部分が指を通して使う輪っか状ではなく、挟んで持ち上げるつくりになっているなど、さりげないスタイリッシュさが好印象だ。ハイスペックゆえにオールマイティに使え、ルックスも申し分なし。それでいて79円という低価格の「ステルナ」なら、家にいくらあっても困らないだろう。

ホルモー(置き型照明器具)/999円

 IKEAを語る上で外せないのが、デザイン性と低価格が両立した照明器具の数々だろう。デザイン面だけで言えば、日本の百貨店なら数万から数十万円もしそうな良デザインな照明器具の多くが、1万円以内で販売されている。なかでも、ひときわ目を引くプチプライスなのが「ホルモー」だ。

「ホルモー」の販売価格は、なんと999円。公式サイトには41件という、照明器具のなかでもトップクラスに多いレビュー数を記録しつつも、その平均評価星は4.4とかなり高い。

 シワ感が独特の風合いを醸し出す、和紙を使ったランプシェード。そこから漏れ出る灯りは非常に優しげで、秋のリラックスタイムには最適だろう。ただ、このランプシェード、和紙ゆえに比較的破れやすそうにも思えるので、お子様がいるご家庭では少々注意が必要かもしれない。

ポーラヴィーデ(ひざ掛け)/499円

 今後さらに秋が深まってくると、室内にいても肌寒く感じることが増えるだろう。そんな秋に向けておすすめしたいのが、IKEAの「ポーラヴィーデ」。これはワンコインで購入できてしまうというロープライスが魅力のひざ掛けだ。

 フリース素材でできている大判のつくりなので、半分に折ったり、広げたりして自在に扱える。公式サイトのレビュー欄を見てみると、「猫用に」「ソファのカバーとして」など、ユーザーによってさまざまな使われ方をしているようだ。膝掛け以外の用途に惜しみなく使えるのも、低価格だからこその魅力だろう。

 また、万が一汚れてしまっても洗濯機で丸洗いでき、乾燥が早いのも嬉しいポイント。カラーバリエーションはグレー・ダークブルー・レッドの3色を展開しているので、色別に職場用、車内用、ソファ用などと買い揃えてもいいかもしれない。

ヴィヴァッラ(竹製タブレットスタンド)/1499円

 最後におすすめしたいのが「ヴィヴァッラ」という商品。この「ヴィヴァッラ」は、竹製のタブレットスタンドで、心地よい角度・高さにタブレットの画面を固定してくれる優れものなのだ。

 竹の素材が温かい雰囲気を醸し出しつつも、シンプルな印象にまとまっているので、どんなインテリアにも主張せず溶け込でくれるはず。また、ナチュラル素材だと劣化も心配になるところだが、竹の表面が透明アクリルラッカーでコーティングされているため、そんな心配も無用だろう。

 動画コンテンツを頻繁に視聴する方や、タブレットで作業することが多いという方だけではなく、YOUTUBEを見るお子さんの姿勢が気になるという方は、ひとつ購入してリビングに置いておけば大活躍してくれるのではないだろうか。

 今回紹介した商品以外にも、IKEAの広い店内にはまだまだ優秀なアイテムがたくさんある。店頭に足を運べば、自分の生活スタイルにマッチする商品ともたくさん出合えるだろう。
(文・取材=「買うべき・買ってはいけない調査班」from A4studio)

※2020年9月中旬時点の情報です。

パチンコ「最強最速のエヴァ」が発進!「伝説的名機×遊タイム」の融合にも期待の声!!【10月「激アツ新台」特集】

 激戦必至の新台バトルが開戦予定の10月。パチンコ分野には、業界を代表する“大物”たちが続々と降臨予定となっている。

 主役候補として注目される「未体験の瞬滅V-ST」を搭載した人気シリーズ最新作がスタンバイ。さらには、ドラム式デジパチの傑作として認識される名機も遊タイムとの強力タッグで参戦だ。

『新世紀エヴァンゲリオン 決戦 ~真紅~』(ビスティ製)

 パチンコ分野で確かな実績を持つ『エヴァンゲリオン』シリーズ最新作。大当り確率は約1/319.7(高確率約1/62.2)というミドルタイプのV確ST機で登場だ。

 ST継続率は約80%と高い連チャン性能を実現。それに加え右打ち中は75%が約1500発と、申し分のない一撃性を有している。最大の特徴でもある右打ちの「消化スピード」も見逃せない。「瞬滅ST」「高速遊タイム」が、これまでとは異なる「最高の爽快感」を堪能させてくれそうだ。

「決戦モード」で人気キャラクター「レイ」と「アスカ」の共闘が楽しめるなど、進化が感じられる演出も好評を得そうな気配。「シリーズ最強最速のエヴァ」が快進撃を見せられるかに注目だ。

『PフィーバークィーンⅡ』(ジェイビー製作)

 ドラム式デジパチの傑作として語り継がれる『フィーバークィーンⅡ』が遊タイムとの強力タッグで登場。大当り確率1/99.9で、全ての大当り後に必ずST「8回転」へ突入する仕様だ。

 ST中の大当り確率は1/12.0で、ST引き戻し率は約50.2%。8回転後は「32回転」or「92回転」の時短へ移行する。トータル継続率は約66.5%と、連チャンも十分に期待できるだろう。

 注目の新システム「遊タイム」は、低確率状態を「292回転」消化で発動。「100回転」の時短がスタートする。ここでの大当り期待度は約63%と、救済の役割に期待できる内容。ライトユーザーでも気軽に楽しめる要素が盛り込まれている点は好感が持てる。

Snow Man、燻る不仲説…“問題児”ラウール、先輩に「ウザイ」「仲良くない」発言

 あの人気急上昇中のジャニーズグループ周辺に、何やら不穏な空気が漂いつつあるようだ――。

 今年1月にSixTONESと共に「SixTONES vs Snow Man」名義でCDデビューを果たしたSnow Man。発売初日には77.3万枚に上る売上枚数を達成し、4月からは動画配信サービスParaviでレギュラー番組『それSnow Manにやらせて下さい』がスタート。さらには、新型コロナウイルスの感染拡大で中止になったものの、アジア各国を回る大規模なアジアツアーも組まれ、昨年大みそかにはCDデビュー前にもかかわらず『NHK紅白歌合戦』に出場するという“猛プッシュ”を事務所から受けている。

 Snow ManはもともとジャニーズJr.内ユニットで6人体制だったが、昨年1月にラウール、向井康二、目黒蓮が加入し、現在の9人体制となった。そのラウールの言動が物議を醸しているのだ。

 事の発端は、『それSnow Manにやらせて下さい』内で向井が、ラウールと目黒の仲があまりに良すぎて寂しいと明かし、一部ファンの間で向井とラウールの不仲説が広まったことだった。

 もともと17歳のラウールはグループ内最年少ということもあり、自由奔放な発言や行動がファンから好感を持たれる一方、途中加入組ということも影響してか少なからず反感の声も上がっていた。

 そして今月24日放送のテレビ番組『櫻井・有吉 THE夜会』(TBS系)内では、ラウールはグループ内の先輩である渡辺翔太の日頃の言動について“ウザイ”“ムカつくんすよね”と発言。渡辺は笑って聞き流し大人の対応をみせたが、一部のSnow Manファンからはラウールに対して批判があがる事態に展開していた。

 一方、向井はラウールとの不仲説を鎮静化しようと考えたのか、21日に会員ファン向け携帯サイト「Johnny’s web」内の自身のブログ上に、2人のツーショット写真を掲載したのだが、ラウールは27日、自身のブログ上に以下のように投稿。

「あ! そういえば康二くんがあげてた2shotは1年前のやつだからね!

今はあんまり仲良くないのでそういうことはしません!笑笑

嘘です、ちょっとします。。。

いややっぱしねぇっす。笑」

 これを受けネット上ではラウールのファンと向井のファンの間でちょっとした議論を呼び、不仲説に油が注がれているのだ。

滝沢秀明副社長のお気に入り

 芸能事務所関係者はいう。

「ラウールといえばジャニーズJr.時代から、Jr.の活動を運営するジャニーズアイランド社長の滝沢秀明(現ジャニーズ事務所副社長)の超お気に入り。滝沢の会食でもよくラウールの姿が見られています。滝沢は2019年から本格的にJr.を統括していますが、ラウールの突然のSnow Man加入は滝沢の意向によるものだといわれています。もしかしたら、そうした背景を知るメンバーのなかには、ラウールの存在を面白くないと感じるメンバーもいるのかもしれません」

 事務所によるラウールへの“特別扱い”は、ほかにもみられるという。ジャニーズに詳しい週刊誌記者はいう。

「一般的にはあまり知られていませんが、ジャニタレのなかにはファッション誌のレギュラーモデルを務めてるメンバーもいます。たとえば、『MEN’S NON-NO』(集英社)の中島裕翔(Hey! Say! JUMP)、『FINEBOYS』(日之出出版)の小瀧望(ジャニーズWEST)、『Safari』(日之出出版)のジェシー(SixTONES)などの例があげられます。

 そしてラウールも7月に『MEN’S NON-NO』のレギュラーモデルに就任し、同月には『SPUR』(集英社)にも単独で出演。明らかに他のジャニタレとは売り方が違います。そうしたことも、ラウールが一部のSnow Manファンのみならずジャニーズファンから反感を買ってしまう要因になっているのかもしれませんね」

 まさに“大事なとき”を迎えているSnow Manだけに、メンバー全員が結束して活動に邁進してほしいものだ。

(文=編集部)

 

堀江貴文氏「馬主復帰計画」がYouTubeチャンネルで始動! 復活をかけて所有するのは……

 実業家の堀江貴文氏が、自身のYouTubeチャンネルに『ホリエモンが馬主復活!?母親となる馬を見学へ』というタイトルの動画をアップした。

 堀江氏といえば、かつてはJRAのオーナーでもあり、2004年9月のJRA新馬戦でデビューした「ホリエモン」、後にクラスターC(G3)を制覇するドスライスらを共同で所有していた。ところが2006年にライブドア事件に巻き込まれるなどして逮捕されてしまったため、馬主の権利が剥奪されていた。

 今回の動画には東京スプリント競走(G3)勝ち馬ジャスティンを所有する小田吉男氏とともに堀江氏が登場。この度、馬主権利復活を約3年後に控えているため、オーナーとして再起を図ることになったという。

 これからはまず繁殖牝馬を所有し、自分が選んだ種牡馬との仔でデビューを目指すという堀江氏。その復活に向けて選出された栄えある1頭がノルウェーノモリだ。これは堀江氏が同馬の祖母に当たるマイルチャンピオンS(G1)などマイル路線で活躍したシンコウラブリイを好きだったため、馬主に復帰する際は同馬の血を引いている馬を所有したいと望んだことから選ばれたそうだ。

「堀江氏は古くからの競馬ファン。ただ競馬を好きなだけではなく、それ以上にビジネスマンとして競馬に可能性も感じていたようです。

2004年には経営難に陥っていた高崎競馬の経営支援を、当時社長だったライブドアで計画していました。これは翌年から競馬法が改正されるため、馬券販売事務などの民間委託が可能となり、インターネットでの馬券販売やレース中継も視野に入ったからだったといいます。

当時、地方競馬は赤字にあえいでいましたが、その後、ネットによる馬券販売などが成功した結果、黒字に転換。今年は、エンタメ業界などがコロナ禍で売上を軒並み下げましたが、それを物ともせずに地方競馬は利益を挙げています。参入を計画していた堀江氏には、今のこの成功が見えていたのかもしれませんね」(競馬誌ライター)

 だが無念にもその計画は露と消え、その後、事件に巻き込まれて堀江氏は馬主の資格までも失ってしまう。後に小田氏と共同所有していたドスライスがクラスターCを勝利した際に堀江氏は収監されていたが、フタッフの手を借りてTwitterを更新し、『ドバイレースとかの出馬も夢じゃなくなってきたなぁ……』と感慨深げに綴ったものの、『つくづく私は馬の活躍と逆の運命であると感じるな』と寂しげなツイートをしていた。

 以前は愛馬が重賞制覇する姿を気ままに鑑賞することもできなかった堀江氏。4年後には勝利する姿を見るのはもちろんのこと、ウィナーズサークルでの口取り式にも登場してもらいたいものだ。

JRA武豊「必ず見返してやる」挫折から始まった凱旋門賞(G1)激闘史! 「今でも悔しさで目が覚める」ディープインパクトよりも世界の頂点に迫った「19年前」の記憶

 10月4日、フランスのパリロンシャン競馬場では、日本でも馬券が発売される凱旋門賞(G1)が行われる。3連覇を懸けた昨年のこのレースを2着に敗れるも現役続行で史上初の3勝目を狙う女王エネイブル、この偉業に待ったをかけたい英G1を3連勝中のラブの二強対決の下馬評となっている。

 そして何といっても武豊騎手が昨年の凱旋門賞4着馬ジャパンとのコンビで参戦することも、今年の世界最高峰のレースを盛り上がりに拍車をかけてくれそうだ。

 競馬界のレジェンドといわれる名手・武豊を以てしても挑戦するのが目標であり、勝つのが夢と公言しているように、騎手人生を懸けたライフワークとなっているのが凱旋門賞である。

 武豊騎手はジャパンの騎乗依頼をもらったことに対し、「心待ちにしていた」、帰国後に2週間の自宅待機があるとしても、「それほどの夢が凱旋門賞には詰まっている」と自身の公式サイトで報告。ただでさえ今年はコロナ禍といわれる状況下、3年連続9度目の挑戦が決まったことは大きな喜びだったに違いない。

 振り返れば武豊の凱旋門賞挑戦はこれまで8回を数える。

 初挑戦は3番人気ホワイトマズルとのコンビで6着に敗れた26年前だ。同馬と初コンビでキングジョージVI&QEDS(G1)を2着、次走J.リード騎手の手綱でドーヴィル大賞(G2)を勝利して、凱旋門賞は武豊騎手に戻っての参戦。優勝候補の呼び声も高かった有力馬で敗れたことに対し、欧州のメディアは日本を代表する騎手を『経験不足』と酷評した。

 当時、日本で数々の記録を塗り替え、天才の名を欲しいままにしていた武豊騎手にとってもほろ苦い記憶となっただろう。

「日本で実績を残しても、競馬先進国の人たちからすれば、大したことないと思われたわけです。でも、それが発奮材料になって、必ず見返してやると心に誓った。以来、毎年のように海外遠征し、しっかりと結果を出してきました」とは、後に平松さとし氏が明かした武豊騎手の談話だ。

 その一方で、2度目の騎乗となった2001年のサガシティで3着に入り、武豊騎手の凱旋門賞勝利の夢はそう遠くないとも思われた。それは史上2頭目となる無敗三冠馬ディープインパクトとの出会いがあったからに他ならない。3度目の挑戦となった2006年、勝利を渇望する武豊騎手にとって最大のチャンスが訪れたといっても過言ではないだろう。

 日本が誇る最強馬の挑戦に回避馬が続出し、ついに悲願達成かと思われた。だが、勝利を焦ったこともあったのか、このときレース中継の解説をしていた元騎手の岡部幸雄氏の「まだまだ」という声もむなしく、武豊騎手はワンテンポ早めの仕掛け。国内で見せて来た末脚の伸びを欠いた結果、後方から伸びて来たレイルリンク、プライドの後塵を拝する3着に終わった。

 ディープインパクトにとってはハーツクライに敗れた3歳の有馬記念(G1)に続いてこれが2度目の敗戦。これに追い打ちを掛けるようにレース後、フランスギャロがディープインパクトの体内から禁止薬物イプラトロピウムが検出されたと発表。最終的に3位入線からの失格という処分が下された。

「世界で一番強い」と信じたパートナーと挑みながらも予想外の結末を迎えたことに「今でもあの敗戦の悔しさで目が覚めることがあります」と、後に武豊騎手は述懐している。

 以降も2008年メイショウサムソン10着、10年ヴィクトワールピサ7着、13年ディープインパクトの仔キズナ4着、18年クリンチャー17着、19年ソフトライト6着と武豊騎手の凱旋門賞制覇への挑戦は続いている。

 そしてジャパンをパートナーに迎えて9度目となる今年も勿論、挑戦だけで終わらせるつもりはない。

「血統的にもジャパンは3着に入ったサガシティの甥にあたる血統なんです。欧州の馬なのに由来は佐賀市、甥っ子は日本を意味するジャパンと来れば何かの縁でしょうか。

エネイブルとラブは強敵ですが、ジャパンにはサガシティと武豊騎手の最高着順更新の期待もかかっていますね」(競馬記者)

 ジャパンを管理するA.オブライエン師を武豊騎手も「馬の状態に納得がいかないときは絶対にゴーサインを出さない人なので、逆に言えばそれが出たときは好調モードに入ったということです」と信じている。

 騎乗するのは昨年の凱旋門賞4着馬。一時は「来年の欧州のエースになるのではないか」と言われていたほどだ。近走は不振が目立っているが、元々のポテンシャルを考えると、状態さえ戻っていれば、チャンスは十分にありそうだ。

「安倍政権の継承」を掲げる菅首相は“負の遺産”の清算を…江川紹子の提言

 

 「やはり」と思った人は多いのではないだろうか。私もその1人である。

 総務省が政党交付金使途等報告書を公表し、昨年の参院選挙で自民党本部が河井案里陣営に提供した1億5000万円のうち、8割に当たる1億2,000万円が、国民の税金を原資とする政党交付金からの支出だったことが明らかになった。河井夫妻が、国民の金を懐に、大規模な買収を展開していた疑いが強まった。

河井夫妻事件における自民党の責任

 案里・参院議員が立候補表明した昨年3月20日以降、党本部から陣営に支出された政党交付金は、案里氏が代表を務める党支部に3回合計7,500万円、夫の克行・元法相が代表の党支部に1回4,500万円だった。

 9月26日付読売新聞によれば、この選挙での自民党公認候補は49人。そのほとんどのケースで、党本部が政党交付金から支出した金は1,500万円。案里氏と同じ広島選挙区の溝手顕正氏の支部も同額だった。それ以上の金額を党本部が支援したケースは、案里氏以外に5件あったが、その金額は2,500~4,500万円だった。案里氏に対する支援の手厚さは、突出している。

 さらに、交付金以外にも党本部からは3,000万円が案里陣営に提供された。案里氏も、党本部から1億5,000万円の提供があったことは認めている。

 二階幹事長は、6月の段階で「党勢拡大のための広報紙を複数回、全県に配布した費用に充てられたと報告を受けている」と述べ、党本部からの金が買収の原資であることを否定した。

 しかし、河井夫妻の党支部はいずれも、2月に提出した報告書で、すべての支出項目について、「関係書類が押収されているため使途等の内訳が不明」としていた。

 二階氏も夫妻の逮捕後、「党として支出した先がどうなったか細かく追及しておらず、承知していない」と発言を修正した。

 6月23日付朝日新聞デジタルによると、克行議員は逮捕前、周囲に「(党本部からの1億5,000万円は)渡した現金の原資ではない」「(地元議員らに渡したのは)手元にあった資金」と説明。政党交付金については「領収書も全て残っており、使途は説明できる」と語っていた、という。

 一方、金を受け取った事実やそれが買収の意図だった認識を認めている地方政治家の中には、克行氏が「安倍さんから」と言いながら渡した、と証言する者もいる。克行氏は、やはり党本部からの金を配っている認識だった疑いは残る。

 それにそもそも、金には色も印もついていない。ばらまいた金は、どちらが原資かなど明確に分けられるものではないだろう。仮に、渡したのは「手元にあった資金」としても、国民の税金から出された大金を懐にしていたからこそ、選挙資金にゆとりが出て、派手な金のばらまきも可能になったと言えるのではないか。

 河井夫妻は、6月に自民党を離党。同党の世耕弘成・参院幹事長は、国民に対しては「(夫妻が)自身で説明すべき」と繰り返してきた。政党交付金についても、「河井さん側がしっかり説明をされなきゃいけないが、使途が不明と言わざるを得ない状況。捜査との関係で(明らかにすることが)実現できていない」と語っている。

 2人に国民に対する説明責任があることは言を俟(ま)たないが、自民党にもその責任はあるのを忘れてもらっては困る。

河井夫妻だけではない、使途不明の政党交付金

 政党助成法第4条第2項は、政党交付金を使用するにあたっての政党の責任を、次のように明記している。

〈政党は、政党交付金が国民から徴収された税金その他の貴重な財源で賄われるものであることに特に留意し、その責任を自覚し、その組織及び運営については民主的かつ公正なものとするとともに、国民の信頼にもとることのないように、政党交付金を適切に使用しなければならない〉

 その使い方で、まさに「国民の信頼にもとる」事態が起きているのだ。自民党は、政党としての「責任を自覚し」、これだけの金額の提供を、誰が、どういう理由で、どのようにして決めたのか、決定のプロセスを国民に対して明らかにする義務がある、と言えよう。

 河井夫妻が逮捕された当日に行われた総理記者会見で、安倍前首相も、こう述べている。

「自民党総裁として、自民党においてより一層、襟を正し、国民に対する説明責任も果たしていかなければならないと考えています」

 その約束は、未だ果たされていない。菅総裁は、これを引き継ぐ立場だ。きちんと調査を行って、その結果を公表する責任がある。

 そのうえで自民党は、少なくとも参院選に向けて河井陣営に提供した1億2,000万円については、国庫に返してもらいたい。

 河井夫妻だけではない。自民党は、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業を巡る汚職事件などで起訴された秋元司・衆院議員が代表の党支部に対し、同議員の逮捕当日の昨年12月19日に政党交付金200万円を支出したことも分かった。秋元議員は、その6日後には離党している。同議員も、河井夫妻と同じ理由で、交付金の使途については「不明」のままだ。

 これについて同党幹事長室は、「逮捕以前に交付が決定されたものを、事務的に送金手続きしたにすぎない」など弁明した。

 しかし、東京地検は同年12月7~8日に秋元議員元秘書ら2人の自宅などを家宅捜索しており、同月9日にはメディアが同議員に不正の有無を問いただして報じている。外国為替法違反事件と同議員の関連が注目されていることを、自民党が知らなかったはずはない。そういう中での支出である。

 政党交付金の性格を考えれば、しばし支出を見合わせ、状況を確認するなどの慎重さが必要だったろう。いったん自党の口座に入ってしまえば、それが国民の血税であることを忘れ、「自分たちが好きに使える金」という感覚でいるのではないか。

 ちなみに政党交付金は、日本共産党以外の政党が受け取っている。政党の交付金への依存度は高い。昨年11月30日の時事通信の記事によれば、共産党を除いた政党本部の年間収入総額に占める政党交付金の割合が最も高いのは国民民主党(84.8%)で、企業団体献金が豊富な自民党でも66.5%だった。衆参両院から会派に支給される立法事務費を含めると、税金依存度は立憲90.9%、自民76.8%などに跳ね上がる。

 今や日本の政党は(共産党を除いて)税金によって運営され、選挙活動なども行われていると言っても過言ではない。この状態が適切であるかどうかについても、折を見て議論する必要があるのではないか。

 政党交付金制度の廃止を求めている共産党は、その理由を次のように述べている。

〈1.国民には政党を支持する自由も、支持しない自由もあります。政党助成金とは、国民の税金の「山分け」ですから、支持していない政党にも献金することを事実上強制する、「思想及び信条の自由」をふみにじる憲法違反の制度だからです。

2.政党の政治資金は、国民とのむすびつきを通じて、自主的につくるべきものです。税金からの分けどりは、この本来のあり方に根本的に反し、政党の堕落と国民無視の政治を助長する制度だからです〉

河井夫妻買収事件、森友、「桜を見る会」……

 ここで話を河井夫妻らの事件など、自民党の不祥事に戻す。

 菅首相は、安倍政権で官房長官を務めていたこともあり、安倍時代に起きた様々な問題から逃れることはできない。外交における首脳同士の信頼関係など、プラスの遺産だけでなく、負の遺産も引き継いでいる。

 そうした負の遺産の中でも、河井案件に加え、森友問題における公文書改ざん・廃棄と、総理主催の「桜を見る会」に関しては、特に重要なものとして取り組むべきだ。

 森友問題では、公務員1人が自殺に追い込まれた。事情を知る佐川宣寿・元財務省理財局長は、国会の証人喚問で「刑事訴追の恐れ」を理由にほとんど何も語らなかった。その後、減給処分を受けて、依願退職。不起訴処分となった。

 この件は、安倍前首相の「私や妻が関係していたということになれば、総理大臣も国会議員もやめる」という発言との関連に注目が集まったが、財務省の調査報告書では、文書改ざんの動機は明らかにされず終い。麻生財務相は「それが分かれば苦労しない」と言い放った。

 その後明らかになった、自殺した財務省近畿財務局の職員だった赤木俊夫さんの手記には、「すべて佐川局長の指示です」と書いてあった。再調査を求める声が高まったが、麻生氏は拒否。新政権でも財務相の職に留まり、再調査は拒否し続けている。

 有印公文書変造・同行使容疑などで告発された佐川元局長らは、大阪地検が不起訴処分とした。検察審査会は「不起訴不当」と議決したが、同地検は昨年8月に再び不起訴処分として、刑事事件としては終結している。佐川氏にはもはや「刑事訴追されて有罪判決を受けるおそれ」はない。

 上司から違法な仕事を強いられたことを苦にした公務員が死に追いやられたのに、その真相を解明しようという努力すらしない、というのは、どう考えても許されることではないだろう。

 また、「桜を見る会」では、オーナー商法で多額の被害者を出したジャパンライフが、「桜」の招待状を勧誘活動に利用していたことも明らかになっている。警視庁は、同社の山口隆祥・元会長らが顧客から多額の資金をだまし取ったとして詐欺の疑いで逮捕した。

 ジャパンライフの商法は以前から問題になっており、国会で取り上げられたこともあった。山口元会長は、大物政治家に接近し、献金などを通じて関係を深め、それを商売に利用していたことでも知られる。安倍前首相の父、故晋太郎・元外相も、山口元会長らとニューヨークを訪問したと認めている。

 山口元会長は、首相枠で「桜を見る会」に招待されていたと見られるが、政府は文書は廃棄済みだからと再調査を突っぱねる。

 菅首相は、自身の政権では「桜を見る会」は行わないとしたが、催しをやめればいい、というものではない。このような態度の政府を、産経新聞は9月19日付社説「主張」で、次のように叱咤した。

「(桜を見る会を)やる前提であり方を見直すのだから、やらないなら検討する必要もない。そういう理屈なのだという。だが過去の会が事件に利用されてしまった以上、これはもう、屁理屈ともなるまい」

 その通りだ。

 菅首相には、逃げることなく負の遺産にも向き合い、これらについてしっかり調査を行い、事実をつまびらかにしたうえで、身ぎれいな政権として、思い切り仕事をして欲しいと思う。(文=江川紹子/ジャーナリスト)

●江川紹子(えがわ・しょうこ)
東京都出身。神奈川新聞社会部記者を経て、フリーランスに。著書に『魂の虜囚 オウム事件はなぜ起きたか』『人を助ける仕事』『勇気ってなんだろう』ほか。『「歴史認識」とは何か – 対立の構図を超えて』(著者・大沼保昭)では聞き手を務めている。クラシック音楽への造詣も深い。

江川紹子ジャーナル www.egawashoko.com、twitter:amneris84、Facebook:shokoeg

 

安藤美姫、『ヒルナンデス』で傍若無人な態度に猛批判…「逆に面白い」「かっこいい」の声も

 29日放送の『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)に出演したフィギュアスケーターの安藤美姫に対し、批判の声が続出している。

 安藤は人気コーナー「コーデバトル」に登場し、社会人野球監督の片岡安祐美とおしゃれ対決を行った。同コーナーは、出演タレントが助っ人のアドバイスを受けて、設定金額内でどちらがよりテーマに沿ってオシャレなコーディネートをできるかを競う。助っ人は、安藤にはユーチューバーの古川優香(さんこいち)、片岡にはモデルの五明祐子が付いた。場所はアダストリアのショールームで、設定金額は1万8000円、テーマは「芸術の秋!美術館デート」。

 2人の対決は2度目。安藤はこれまで同コーナーに4回出演して4勝。一方の片岡は4戦全敗という対照的な戦績。

 普段はレザー、カーキ、黒などシックな色しか着ないという安藤に対して、古川が「華やかな色のほうが似あうとイメージがある」と私見を述べ、「今日は華やかな感じでいきたい」と提案すると、安藤は「美姫、無敗ですよ」と反論。

 服選びの段階でも、古川がトレンドカラーというマスタードイエローのパンツを推奨すると、安藤はしぶしぶと買い物かごに入れつつ、自身が気に入った水色のパンツもかごに投入。トップスを選ぶ際も、白のブラウスを推す古川に対し、安藤は黒のほうが好きだとして2商品をかごに入れるなど、まったく折れる様子を見せない。靴や小物を選ぶ際も意見が衝突。32歳の安藤に対し、古川が23歳ということもあってか、終始安藤は強く意見を発していた。

 このやり取りを見ていた視聴者からは、安藤に対する批判の声が続出した。

「安藤は人の話を聞かず、自分の好き嫌いばかり言っていて不快」

「アドバイスをまず否定してから自分の意見を言うのがイライラする」

「古川さんの意見に文句言いすぎ」

「ルール無視して企画の趣旨をぶち壊し」

「自己主張が強すぎて感じ悪い」

 スタジオでVTRを見ていた共演者たちも「結局自分で決めちゃってるじゃん」「趣旨変わってる」と苦笑。

 だが、「自分の意見をしっかり持っていてかっこいい」「さすがに演出でしょ」「ここまではっきり意見を言うと逆に面白い」と擁護する意見もわずかながらある。

 最終的には古川の意見を受け入れてバトルに勝利したものの、「大人なのに自分のことを名前で呼ぶのが気持ち悪い」「性格悪いのが滲み出ていてテレビに出てほしくない」など、ツイッター上には安藤への批判の声は収まる気配がない。

 仮に演出であるならば、今回のように、個人に批判の声が集中するようなかたちは望ましくないのではないだろうか。

(文=編集部)

パチンコ業界「見えにくかった実態」を知れる!? 日遊協「遊技業界データブック2020」公開

 ホール、遊技機メーカー、販売商社、整備機器メーカー、景品卸、その他遊技業界関連企業が参加する、唯一の業界横断的組織「一般社団法人日本遊技関連事業協会」。その日遊協は9月18日、業界の様々な統計情報を集めた「遊技業界データブック2020」を公式HPで公開した。

 日遊協は、これまで行政や団体個々で集計されていた遊技業界のデータを体系的にまとめ上げ、正しい業界像を示すべく「遊技業界データブック2019」を制作した。

 2冊目となる同書は「解説編」と「データ編」の2部構成で、解説編は2019年の遊技業界の動向について「全般」「経済」「人的資源」という視点から分析し、解説を加えた内容だ。

 解説の執筆は、お茶の水女子大学教授でパチンコ・パチスロ産業依存対策有識者会議委員を務める坂元章氏、諏訪東京理科大学教授で日遊協理事の篠原菊紀氏、帝国データバンク、パックエックスといったそれぞれの分野の専門家が担当した。

 データ編については警察庁「風俗営業等の現状と風俗関係事犯の取締り状況等について」、日本生産性本部「レジャー白書」、経済産業省「特定サービス産業動向統計調査」「社会生活基本調査」、帝国データバンク「パチンコホール経営業者の経営実態調査」、

 矢野経済研究所「パチンコ経営企業及びパチンコホール調査」、ダイコク電機「DK-SIS白書」、パチンコ・パチスロの新台中古の確認証紙発行枚数の推移、リカバリーサポート・ネットワークの依存問題電話相談件数推移などを掲載。国の機関からシンクタンク、業界団体の統計資料を網羅した。

 同書の「発行に寄せて」では、日遊協の西村拓郎会長が「2020年の出来事ではあるが、その影響の大きさを考慮し、新型コロナウイルス感染症関連の業界の動きもテーマとして加えた」ことを説明。

「業界関係の方々にはデータと解説を通して業界の2019年をつぶさに振り返っていただくため、また一般の方々にはなかなか見えにくかった業界の実態を知っていただくため、役立てていただければと考えている」とした。

 冒頭で述べた通り、同書は公式HPで公開されており、ダウンロードすれば誰でも読むことができる。いちファンとして、パチンコ・パチスロ産業への理解を深めておくのもよいだろう。

竹内結子さんの死の背景をこれ以上探ってはいけない理由

正解のないWEBマガジン~wezzyより】

GettyImagesより

 9月27日に亡くなった俳優の竹内結子さん。「自殺と見られる」という速報を皮切りに、ネットニュースもテレビ報道もこれを大きく伝えている。

 竹内結子さんは盤石の地位と人気を誇るトップ俳優で、好感度も高く演技の評判も良かった。私生活では中学生の息子と、再婚し今年1月に出産した次男の母。夫である俳優・中林大樹との夫婦仲も悪くなかったと言われ、突然の訃報に「なぜ突然、死んでしまったのか」と驚く感情は自然なことだろう。

 しかし「育児も仕事も完璧だった」「人に悩みを見せない人だった」といったコメントほど空虚なものもない。ワイドショーでは芸能リポーターやスポーツ紙デスクが「悩んでいるようには見えなかった」等とコメントを並べているが、インタビューや会見などの仕事現場で悩みや弱みを見せる芸能人などほとんどいないだろう。少しでも不安定な様子を見せれば「奇行」などと扱われるのだ。たとえ悩んでいることがあっても、フワちゃんではないが「お前らに言うわけないじゃん」という話である。

竹内結子さん自宅マンション「特定報道」は極めて問題…ご家族・住民・オーナーに甚大な被害

 女優の竹内結子さん(40)が27日、自宅で亡くなった。竹内さんを悼む声が日本全国に広がるなか、マスコミの報道に対し疑問の声が上がっている。

 特に竹内さんの家族が住む東京都内のマンション周辺に報道陣が殺到して歩道を占拠。一部メディアが当該マンションの外観写真を掲載したり、Youtuberが全景をぼかさず現場の報道陣を注意する動画をインターネット上で公開したりした結果、多くの人がこのマンションを特定できてしまう状況になっている。7月18日に俳優の三浦春馬さん(30)が亡くなった際も自宅マンション周辺に報道陣が押し寄せ、物議を醸した。

 メディアや野次馬が自宅周辺に集まることで他の住人や、竹内さんの家族(夫、14歳の長男、0歳の次男)の生活に支障が出る可能性も考えられる。またマンションオーナーにとっても物件の価格が下がったり、今後の入居希望者が減ったりする被害が出ることも想像に難しくない。そこで、今回の一連の報道による影響について、榊マンション市場研究所を主宰する住宅ジャーナリストの榊淳司氏に話を聞いた。

榊淳司氏の見解

 竹内さんとご家族がお住まいのマンションは高級賃貸マンションだと思われます。この物件の賃貸履歴を確認しました。また、主要な分譲マンションが網羅されている資料も確認しましたが、当該マンションは掲載されていませんでした。一般的に芸能人の方は、戸数が3桁のタワーマンションなどに住むことは稀です。そうした超巨大マンションでは誰が住んでいるかもわからないので、1~2桁の戸数で地下駐車場のある高級マンションに住むケースが多いと思います。隣近所に住んでいる住民の顔も見えますし、みんな富裕層でしょうからそれぞれの生活に干渉することもないでしょう。

 マスコミがマンション周辺をうろつくのは1週間くらいしょうか。その間、竹内さんのご家族や近所の方はホテル住まいなどをされているのではないかと思います。また一連の報道やインターネット上での特定作業などを経て、このマンションは事故物件サイト「大島てる」にも掲載されてしまいました。おそらく、竹内さんのご家族は退去されるのではないでしょうか。

 マンションのオーナーさんにとっても大きな打撃です。事故物件サイトにも記載されてしまった上、契約希望者がいても物件資料には「特記事項あり」として明記することになります。新しい入居者と契約するのが難しい状況になる可能性もあります。その上、物件自体の戸数も少ないので損失が際立ちます。月の家賃もそれなりの金額であると考えられます。かといって、竹内さんのご家族や所属事務所に損害賠償などを請求することも難しいでしょう。

 三浦春馬さんや5月に亡くなったプロレスラーの木村花さんの時には、ここまであからさまに自宅がわかるような報道はなかったと思います。非常に異例の事態だと思います。

(構成=編集部、協力=榊淳司/榊マンション市場研究所主宰、住宅ジャーナリスト)