1万円以下&ブルートゥース対応…激推奨のスピーカー5選!コンパクト&防水&重厚な音質

 今や音楽の楽しみ方もスマートフォンやパソコンがメインになっているが、大人数で楽しむ際にはスピーカーが欠かせない。そこで、秋の行楽シーズンに大活躍してくれそうな、アウトドアでも使える防水ワイヤレススピーカーをビックカメラで探してみた。

 コジマやソフマップをグループ企業化しており、家電業界で2位の売り上げを誇るビックカメラ。都市型の店舗が多いため最先端アイテムの品揃えが豊富で、Bluetooth対応スピーカーも限定カラーが充実している。

 スピーカーのセレクト基準は「持ち運びができるコンパクトサイズ」「防水機能は雨に濡れても大丈夫なIPX5以上」、そして「価格は1万円以下」とした。普段使いにも便利なBluetooth対応スピーカー5選を紹介する(価格は税込み)。

JBL FLIP4GRY ブルートゥース スピーカー/8660円

 JBLはプロ御用達で多くの劇場や映画館でも採用されている、老舗の音響メーカースピーカー。そんなJBLが培ったノウハウをコンパクトに詰め込んだのが、このスピーカーだ。

 クリアな中高音と厚みのある低音に定評があり、全体のまとまりが良い。音質に関しては1万円以下のスピーカーで最高峰レベルといわれており、人目を引く筒状のデザインもアウトドア映えする。ビックカメラでは店舗限定の柄も多数用意されているので、ファッションに合わせて選べるのもうれしい。

 防水機能はIPX7で、水深1mに30分間沈めても機能に問題がないことが認められている。突然の豪雨をはじめ、万が一、川や湖に落としても壊れにくいため、予期せぬトラブルが起こりがちなキャンプなどでの使用も安心だ。連続再生もワイヤレスで10時間以上可能なので、充電が難しい環境でも頼りになる。

ブルートゥーススピーカー JBLGO2CHAMPAGNE/4260円

 こちらもJBL製だが、さらにコンパクトに仕上がっており、ポータブル性を重視した作り。重さは184gと、りんご1個分しかない。しかし、さすがはJBLブランド。これだけコンパクトでも40mm径フルレンジスピーカーとパッシブラジエーターが装備されているので、屋外でも迫力あるサウンドが楽しめる。

 2.5時間の充電で連続再生は最大5時間、防水もIPX7。そして、ビックカメラだけのオリジナルデザインは、シャンパン、ネイビー、シナモンと、高級感あるカラーが揃っている。5000円を切る価格で、音質、防水性は申し分ないので、初めてのBluetooth対応スピーカーにもオススメだ。

Anker ブルートゥース スピーカー Soundcore Motion Q/5657円

 Anker(アンカー)というブランド名を聞いたことがない人も多いだろう。2011年にグーグル出身のエンジニアたちが立ち上げた新興企業で、アマゾンのマーケットプレイスではおなじみのメーカーだ。安さだけが売りのブランドとは違い、グーグルのDNAを受け継いでいるので、機能も品質も高い水準にあり、人気も高い。

 特徴は、見た目通り360度からサウンドが出て、さらにいろんな場所に置けるという点だ。たとえば、付属のストラップをフックにかければ、クルマの後部座席に吊り下げることもできるし、シャワーを浴びながらでも音楽を聴ける。360度サウンドで、どこにでも音を届けてくれるので、場所を選ばず、使い勝手のいいスピーカーだ。防水機能はIPX7。連続再生は10時間。この性能で5000円台は、かなりコスパがいいだろう。また、2台用意すれば臨場感あふれるステレオサウンドを楽しむことができる。

SONY  SRS-XB01WC ブルートゥース スピーカー/4100円

 横幅が約8cmという超コンパクト設計。手のひらサイズなので、荷物の多いキャンプでもまったく邪魔にならない。音質も、このサイズでよくここまで完成度が高い音が出るものだと感心するほど。音質にこだわるソニーの面目躍如といったところだ。低音から高音までカバーするフルレンジスピーカーユニットで、クリアな音がしっかりと響く。

 連続再生は最大6時間、防水機能は IPX5。雨に濡れても問題なしで、場所を取らないため、アウトドア以外にお風呂やキッチンなどでもガンガン使えそうだ。

 また、スピーカー本体の操作ボタンで再生・停止・曲送り、曲の頭出しが可能なのもうれしい。脱衣所にスマホを置いて、お風呂で楽しんでいるときなどに重宝するだろう。

ブルートゥース スピーカー Creative MUVO PLAY SP-MVPL-BUA/4290円

 直径約8cm、高さ11cmの小型ボディ。サウンドは低音重視のパワフル仕様。1回の充電で連続10時間使用可能で、防水性能もIPX7相当なので文句なし。

 Anker のスピーカーと同じく、2台つなげればステレオサウンドが可能だ。工夫すれば、ホームシアターに組み込んで迫力のサウンドを楽しむこともできる。また、Bluetoothの最新バージョンである5.0に対応しており、Bluetoothでの音声通話もできるので、スマホのハンズフリー通話にも対応してくれる。

 この価格帯のBluetooth対応防水スピーカーは老舗と新興のメーカーがしのぎを削っているので、製品数も多く、よりどりみどりな状況だ。キャンプやバーベキューなどで、スマホの音量をマックスにして音が割れてしまっているケースを見かけることもあるが、今回紹介した手頃な価格のBluetooth対応防水スピーカーさえあれば、よりスマートに、良い音質でアウトドアを楽しめるはずだ。さらに、ビックカメラ限定カラーで周囲と差をつけてみるのも悪くないだろう。

(文=清談社)

「値上げの許容範囲を超えた」大戸屋、連続客数減地獄で危険信号…復活は困難かもしれない

 定食店「大戸屋ごはん処」を展開する大戸屋ホールディングス(HD)は11月5日、2019年4~9月期の連結業績を発表した。本業のもうけを示す営業損益が1億9000万円の赤字に転落する。従来予想は4000万円の黒字を見込んでいた。中間決算に営業赤字になるのは01年に店頭市場に登録、現在のジャスダック上場以来初めて。

 客離れで既存店売上高が低迷し、連結業績の下方修正を余儀なくされた。売上高は従来予想から7億円引き下げて123億円とした。最終損益は1000万円の黒字を見込んでいたが、一転して1億 8000万円の赤字に転落する。

 同社は下方修正の理由として、4月にメニュー改定を実施したが売り上げが計画に届かなかったことや、既存店客数の回復が遅れていることなどを挙げた。

 合わせて20年3月期通期の連結業績予想も下方修正した。売上高は従来予想の275億円を250億円に見直した。営業損益は4億8000万円の黒字からゼロに、最終損益は2億9000万円の黒字からゼロに、それぞれ下方修正した。

 同社は4月23日のメニュー改定を機に、定食メニューのうち12品目を10~70円値上げした。「しまほっけの炭火焼き定食」を70円引き上げて1040円(税込み、以下同)にしたほか、「ロースかつ定食」を40円値上げし950円にするなどした。こうした値上げが敬遠され、客離れが起きた。

 4月以降の客数は大きく落ち込んでいる。4月は前年同月比8.0%減、5月が6.4%減だった。4~9月はすべての月がマイナスで、マイナス幅は各月4~8%と大幅減が続いている。

 値上げが客数減につながったわけだが、安価で人気があった「大戸屋ランチ」(720円) をなくしたことも大きく影響したとみられる。同商品は、4月の改定後のメニュー表からは消えていたのだ。

 代わりとしてか、新たに「大戸屋おうちごはん定食」(870円)を売り出している。だが、同商品は大戸屋ランチの竜田揚げを肉団子に代えただけにすぎない。それ以外の食材に大きな違いはないのだ。それにもかかわらず、大戸屋ランチより150円も高い。これに対してネットでは不満の声で満ち溢れた。

 値上げと大戸屋ランチの廃止で「大戸屋は高い」というイメージが定着してしまった。こうした価格帯の引き上げで4~9月期の既存店の客単価は前年同期比1.6%増と伸びたものの、客数が6.5%減と大きく落ち込み、売上高は5.0%減と沈んだ。

コスト上昇への対応

 近年は外食店において食材費や人件費などコスト上昇が頭痛のタネとなっている。コスト上昇を吸収できなければ、値上げで対応せざるを得ない。だが、外食チェーンは需要の価格弾力性が大きくなりがちなため、少しの値上げでも需要は大きく減少してしまう。

 需要の価格弾力性とは、価格変化に対して需要がどの程度の割合で増減するかを示す概念だが、ほかで代替しやすい商品ほど需要の価格弾力性が大きくなりやすい。

 外食チェーンはほかで代替しやすい商品を扱うことが多いので、需要の価格弾力性は大きくなりやすい。大戸屋は店内で調理をするなど手間暇かけて商品をつくるなどして「おいしい」との評判を得ているため、外食チェーンのなかでは需要の価格弾力性は小さいほうだろう。ただ、価格の高さに対する許容範囲は当然存在する。

 大戸屋はこれまで値上げを繰り返し実施しており、許容範囲を超えているといえるだろう。現在、定食のグランドメニューはほとんど800円以上となっており、1000円を超えるものも少なくない。定食店のなかでは高いほうだ。また、大戸屋ランチを10月から復活販売しているが、790円に値上げしており、お手頃感はすっかりなくなっている。

 値上げを回避するにはコスト削減が欠かせない。外食チェーンの場合、店舗網拡大で生まれるスケールメリットによるコスト削減が大きな威力を発揮する。店舗網の拡大による大量仕入れ・大量販売により食材費の低減が期待できるほか、本社や工場にかかるコストなど固定的なコストの割合の低減につながるためだ。

 だが、ここ数年、国内店舗数は350店あたりで横ばいで推移している。スケールメリットを生かしたコスト削減がしづらい状況になっているのだ。

 ただ、「牛角」や「かっぱ寿司」などを傘下に収める外食大手のコロワイドから10月に出資を受けたため、これをきっかけに共同仕入れを行うなどコロワイドから支援を受けられる可能性もあり、スケールメリットを生かしたコスト削減が期待できるだろう。

 一方で、店舗運営におけるコスト削減も欠かせない。作業の従業員への割り当ての効率化や無駄な作業の削減といった地道な方法から、IT(情報技術)やロボットなど先端技術を活用した方法まで、あらゆる手法を検討・駆使してコスト削減を図っていく必要がある。

バイトテロの甚大な被害

 大戸屋における客離れは価格の高さが大きな要因だが、今年2月に世間を賑わせた「バイトテロ」の影響も大きいだろう。アルバイト従業員が店舗内で配膳用のトレーで裸の下半身を覆う様子が映った動画がインターネット上で確認され、それにより当該従業員はもちろん、大戸屋も世間の批判を浴びた。それも客離れにつながった。

 このバイトテロが世間に広く知れ渡った2月は、客数が前年同月比6.4%減と大きく落ち込んだ。翌3月は、再発防止に向けた従業員教育のために店舗の休業を実施したこともあり、10.8%減と大幅減となった。こうしたことから、バイトテロによるイメージ低下の影響が、客数減に少なからず影響したと考えるべきだろう。

 バイトテロが起きた月の客数が大きく減った外食チェーンは大戸屋だけではない。回転ずしチェーンの「くら寿司」でも同様の事象が起きている。

 くら寿司は、アルバイト従業員が食材の魚をゴミ箱に捨てた後にその魚をまな板に戻して調理しようとする様子が映った動画がネット上で拡散し、世間から批判を浴びるというバイトテロに見舞われた。このバイトテロが世間を賑わせた2月の客数は6.1%減、翌3月が5.2%減と大きく落ち込んでいる。バイトテロによりイメージが低下し、客足が遠のいたといえるだろう。

 近年は商品の均質化が進んでいるため、商品以外の要素の重要性が相対的に高まっている。なかでも、「イメージの良さ」がより重要になっている。

「骨肉の争い」を演じた大塚家具や、「ブラック企業」との批判を受けたワタミがイメージ低下により消費者から敬遠されるようになって業績が悪化したが、これらはイメージの重要性を物語る典型例といえるだろう。今の時代は、イメージが良くなければ消費者から選ばれにくくなっており、それは大戸屋やくら寿司も例外ではない。大戸屋もバイトテロによりイメージが低下し客離れが起きたといっていいだろう。

 いずれにせよ大戸屋は19年4~9月期に営業赤字に陥る見込みで、抜本的な対策を早急に講じることが求められている。まずはコロワイドと協業できるかが焦点となりそうだが、動向を注視していきたい。
(文=佐藤昌司/店舗経営コンサルタント)

●佐藤昌司 店舗経営コンサルタント。立教大学社会学部卒。12年間大手アパレル会社に従事。現在は株式会社クリエイションコンサルティング代表取締役社長。企業研修講師。セミナー講師。店舗型ビジネスの専門家。集客・売上拡大・人材育成のコンサルティング業務を提供。

世界一、ラグビーを楽しむ国へ。

「最も偉大なワールドカップとして記憶に残る。日本は開催国として最高だった」

主催者のワールドラグビー(以下、WR)会長、ビル・ボーモント氏が最大級の賛辞を贈った「ラグビーワールドカップ2019日本大会」。

日本代表が悲願のベスト8進出を達成し、44日間の熱戦は南アフリカの優勝で幕を閉じた。

ラグビーワールドカップ南アフリカ優勝
©フォート・キシモト

チケット販売率は約99%(約184万枚)、観客動員数は延べ約170万人、全国16カ所に設置されたファンゾーンには約114万人が来場した。テレビの瞬間最高視聴率は53.7 %を記録するなど、日本のラグビー熱に火をつけた大会だった。

ワールドカップの成功と今後の日本ラグビーを、日本ラグビーフットボール協会(以下、協会)はどのように捉えているのか。岩渕専務理事が語った。

岩渕健輔氏
日本ラグビーフットボール協会専務理事の岩渕健輔氏

感謝の思いを込めた、閉幕翌日の新聞広告

われわれ協会は、ワールドカップ閉幕の翌日11月3日付の読売・開催都市の朝刊に、応援してくださったファン、自治体、スポンサーへのお礼を伝える全ページ広告を掲載しました。

ラグビーW杯新聞広告
11月3日付朝刊掲載の新聞広告

現在、日本のラグビーの競技人口は約10万人。そのご両親や友人を含めたラグビーファンが約100万人だとしても、日本の人口のわずか1%に過ぎません。今回の大会は、99%の方々にラグビーを知っていただける重要な機会となりました。

テレビでも電車の中でもラグビーの話題を見聞きする日々。大会を通してラグビーがこれだけ注目されたことを、とてもうれしく感じています。

振り返れば、ワールドカップの日本開催が決まったのは、10年前の2009年。それまで日本のワールドカップ通算成績は1勝2分け21敗、1995年にはニュージーランドに145対17で大敗したこともありました。大会での実績が乏しい中で招致を決めた協会の先輩方の努力、そしてWRの決断に大変感謝しております。

ワールドカップの成功要因として、組織委員会の力はもちろんですが、開催地やキャンプ地の自治体、ボランティアの方々の力が大きかったと感じています。

例えば、ウェールズ代表が北九州で公開練習を行った際、1万5000人が会場に集まりウェールズ国歌を斉唱したサプライズは世界中で賞賛されました。このような“おもてなし”が各キャンプ地で、地域の皆さまによって行われ、選手たちはSNSなどで、日本のワールドカップの素晴らしさを世界中に発信しました。

一方では各国代表の地道な活動も見逃せません。ウェールズ代表は、4、5年前から毎年北九州を訪れ、選手や子どもたちにラグビーのコーチングなどを行ってきました。国内外の方々が時間をかけて、ラグビーをきっかけにみんなで盛り上がる流れをつくったことが大きな成功に結びつきました。

ワールドカップをつくり、楽しんでくれたすべての人を思い、新聞広告では、「世界一のファンがいた。」というキャッチコピーを掲げ、強い感謝の思いを込めました。

われわれはサービス業。日常の中でラグビーの楽しさや価値を伝えたい

今後はワールドカップで生まれたラグビーの大きなうねりをどう生かしていくかが課題です。2015年大会でもラグビーブームは起こりましたが、残念ながら保つことはできませんでした。今回は開幕前から、どうやって皆さまにラグビーに関わり続けていただくかをずっと考え続けてきました。

例えば、すでに小学校の学習指導要領に「タグラグビー」(※1)を取り入れていただくよう働き掛け、過去4年間で60%以上の学校に採用いただきました。中学校や高校にはラグビー部創設を働き掛け、新しい大会の設立も進めています。他にもラグビー未経験者や女性でも楽しめるラグビー(※2)を提案したり、ラグビーを観戦しながらお酒を飲めるようなスペースも増やしていきたいです。

W杯ファンゾーン
全国16カ所に設置されたファンゾーンは、ラグビーを身近に感じる貴重な場になった。©フォート・キシモト

われわれ協会は、自らをサービス業だと考えています。多くの方に日常的にラグビーを楽しんでもらえるよう取り組んでいきます。

そのためには、ラグビーの価値を整理して発信していくことも必要です。例えば、WRが定めた「ラグビー憲章」では、ラグビーの五つの価値は「品位」「情熱」「結束」「規律」「尊重」と記載されています。世界の中で日本ほど、これらの言葉がマッチする文化・精神を持つ国はないはず。

今回、多くの方がラグビーに惹かれた要因のひとつは、ラグビーの五つの価値が皆さまの心を捉えたからではないでしょうか。日本がこれまで大切にしてきたことが、ラグビーの“ノーサイド”や“ONE TEAM”という精神、選手の振る舞いの中に感じられたのだと思います。

この他にも、ラグビーの価値や魅力はたくさんあるはずなので、それらを言語化して分かりやすく伝えていくこともわれわれの使命です。

ラグビーを世界中へ広げられる存在に

日本のラグビーはこれまで企業に支えられてきた部分が大きかったのですが、地域への浸透は遅れていました。それが、ラグビーが“限られた人のスポーツ”になっていた原因の一つです。今後ラグビーを広めていくためには、企業の皆さまに加え、地域の皆さまの支援も必要です。

世界的に見ても、ラグビーはまだまだ普及・発展する可能性があります。「伝統国」(※3)と呼ばれる国は限られていて、サッカーなどに比べると強国は多くありません。とはいえ、アルゼンチンが、20年ほどで強豪国になったように、日本も他国も今後の取り組み次第で大いに飛躍するでしょう。

ラグビーでは、「Grow the game」(競技を広める)とよく言われます。今回のワールドカップは、「Grow the game in Asia and Japan」、つまり、アジアと日本にラグビーを広めることが大きな目的でした。

ワールドカップの成功は、アジアの国々にも希望を与えたと感じていますが、次は「Grow the game globally」を掲げ、アジア以外の国々に対しても、われわれが希望を届けられる存在になりたい。すでに次回の招致に向けた計画を進行中で、もう一度日本でワールドカップを行うことで、さまざまな国で大会が開ける道をつくりたいという話をWRにいたしました。将来的には日本が国際的なリーダーシップをとって、世界中にラグビーを普及・発展させていくことが目標です。

※1 タグラグビー:イギリス生まれのスポーツで、タックルなど身体に接触するプレーを一切排除しているのが特徴。タックルの代わりに腰につけたタグを奪って相手の攻撃を阻止する。詳しくは、http://www.tagrugby-japan.jp/ 

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※2 一例として、ストリートラグビー:広い場所がなくてもプレーできるように考案されたラグビーで、3人対3人でプレーする。相手の動きを止めるときはタッチをするなど、女性や子ども、ラグビー未経験者でもプレーできるよう工夫されている。詳しくは、https://street-rugby.com/ 

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※3 伝統国:ラグビー競技の歴史が長く、常に世界ランキング上位を占める強豪国を指す。ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ、イングランド、ウェールズなど。

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脳みそを洗って返す?手話から伝え方を考えてみた。

こんにちは、Dentsu Lab Tokyoの和田夏実です。
私の両親は耳が聞こえず、手話を主な言語としています。そのため私は、家の中では日本手話という視覚言語を主に使い、家の外では日本語という音声言語で会話する環境で育ち、通訳として「伝える」ことについて考える機会が多くありました。

視覚的なイメージを駆使しながら会話をする人々と、音で今いる世界にラベルをつけながら会話をする人々、それぞれの文化や思考に飛び込みながら通訳をするには「言葉」だけではどうしようもなく足りない、と、大学時代はインタラクションデザインとリサーチデザインを学び、会社に入ってからは「技術」と「伝える」の可能性を模索しています。


イメージで会話する、とは?

「コップ」や「机」など、世界中のさまざまなものや概念にラベルをつける英語や日本語などの音声言語は、音の最小単位を組み合わせることによって言語を発達させてきました。
手話という視覚言語では、ものに記号的に名前をつけることもありますが、空間に手を使って、それ自体をトレースするように、描きながら、形作っていくCLclassifier=類別詞、類辞の略)と呼ばれる基本文法があります。

(左:コップの表現、右:机の表現)
(左:コップの表現、右:机の表現)
CLとは、物の形や性質、大きさや動きなどを手で表したもの。日本語の類別詞に見られる細長いもの、例えば鉛筆などは「〜本」と数え、紙のような薄いものは「〜枚」と数えるといった分類の仕方に共通性がある。
参考:『手話を言語と言うのなら』(森 壮也 佐々木 倫子編、ひつじ書房)13ページ。


今回は、手話だからこそ起こり得る視覚的な発想や冗談を、少しだけご紹介したいと思います(あくまでも一般的ではなく私の周りでの日常的な会話です)。

小さな自分で冒険に出かけよう。

幼い頃、父と私は夜ご飯のあとに「ぼうけんのじかん」がありました。「ぼうけんのじかん」には、ピースサインを作って下に向け、人差し指と中指を足に見立てることで小さな自分を作ります。

手話では、このように指を足に見立てて動かすことで「歩く」「泳ぐ」「飛ぶ」「潜る」などを表現します。父と私は毎晩、小さな自分を作ってはアスパラガスの上を登ったり、夜空の星の中を泳いだり、本の中の好きな言葉の上を歩いたりしました。

ぼうけんのじかん


脳みそを洗って返す。

もし友人に相談を受けた時、「それは考え直した方がいいよ」とちょっとした冗談も込めて伝えたい場合には、相手の頭を切って、脳みそを取り出し、ごしごしと洗って返すという動きを作ることもあります。

「その場にはいないけど、見に行きたい!」と伝える時には、自分の片目を取り出し、見たいものの方向に投げ飛ばすことで、実際に見ているかのような会話を繰り広げたりもします。自由に手を使いながら、視覚的な発想は次から次へとつながっていき、まるでファンタジーの世界に飛び込んだような感覚に陥ります。

脳みそを洗って返す。


視覚的な創造力、ファンタジア

手話特有の、この視覚的な伝え方から生まれる冗談には、視覚だからこその創造性があると思います。この「視覚的な創造性」についてもう少し考えてみたいと思います。

イタリアの美術家、ブルーノ・ムナーリは、コラージュや見立ての工夫、繰り返し表現やビジュアルコミュニケーションから生まれる「視覚的な創造性」についてファンタジアという本の中で以下のようにまとめています。

”初歩的なファンタジアは、ある状況を反転させたり、相反するもの、正反対のもの、補足的なものを利用したりすることから生まれる。ー子どもに砂糖が苦いといえば大笑いし、閃光のごとく足の速いカメの話をすれば大喜びする。”
『ファンタジア』 ブルーノ・ムナーリ、菅野有美訳、みすず書房、38ページ


“ファンタジアのもう一つの側面は、視覚的類似の関係、また他の性質との関係から生まれる。ー例えばこの普通のフォークを観察する。そうすると、フォークが小さな手のように見えはしないだろうか。指、掌、肘までの前腕がついた小さなフォーク。その瞬間から、やわらかいフォーク(普通のより安いフォーク)を手に取り、この器具にペンチを用いてどんな手の表情でも与えることができる。”
『ファンタジア』 ブルーノ・ムナーリ、菅野有美訳、みすず書房、63~64ページ

つまり、あるものに対する見立てやイメージを、反転させたり変化させることで視覚的に「驚き」を創り出すことができるということです。


ファンタジア

先ほどの例でも、実際には自分の眼球をボールのように飛ばすことはできないけれど、その丸い形の見立てからボールのように扱うことで「目がいろんな世界に飛んでいったら?」というイメージを相手の頭の中に創り出すことができます。

ムナーリは、この視覚的な発想自体を活用した作品を作っただけでなく、さまざまな人が生み出すことができるツールや遊び方、ゲームを数多く開発しました。絵を描く、コラージュする、手と顔と身体で表す、イメージを形づくり表すことで「視覚的な発想」を引き出すことができるのではないか、と思います。


視覚的な発想を修練させたプリントの歴史

今年、私はフランスのカンヌで開催されたヤングカンヌ、プリント部門コンペティションにアートディレクターの根岸桃子さんと一緒に参加しました。24時間の耐久コンペに参加するために、世界中のプリント広告の歴史を勉強していると、非常に多くの視覚的な想像力を活用した秀逸なプリント広告に出合いました。

ポスターやグラフィック表現には、瞬間的に意図を理解してもらうために、さまざまな見立てや比較を活用した、「視覚的な発想」がたくさん隠れています。なじみの概念に遊び心を加え、「驚き」を生み出すことで見る人を引きつける、瞬間的に伝えるということを行っています。

2018年にBNN出版から出版された『A Smile in the Mind: Witty Thinking in Graphic Design/遊び心のあるデザイン  ─視線を勝ち取る「ウィット」なアイデア』に、この「視覚的な発想」を活用した例が載っています。

例えば【MODIFICATION:変化】のページでは、主体となるイメージに、意味深いバリエーションを内在させることで、頭の中で見え方が変わる体験を作り出すことができます。「ジャズの即興演奏」を表現した雑誌の挿絵では、五線譜という誰もがイメージできる楽譜の線をぐちゃぐちゃと絡ませることで、「楽譜=流れにそって演奏するもの」が「絡む=想像つかない動きをもつ」という表現を作り出しています。

また、【AMBIGUITY:両義性】のページに載っている2004年のEconomist誌のキャンペーンでは、雑誌自体を折り曲げて配置し、脳みそのように見立てることで、雑誌にも脳みそにも見える、目の錯覚のような表現を作り、「the magazine that makes you smarter(読めば賢くなる雑誌)」(Ogilvy & Mather Singapore、2004年。34ページ)というメッセージを伝えています。

コラージュや見立てから発想を膨らませて伝える方法など、2次元でのポスター制作の歴史の中にはイメージで伝えることの面白さがたくさん詰まっています。

ちなみに、今年のヤングカンヌでのプリント部門の課題は、「2019年、冬のクリスマスキャンペーンとして、WWFで野生動物の保護への寄付を促すプリント広告のアイデアを作ってください」という内容でした。 優勝したのは、ロシアの森を上から俯瞰で撮った写真に、コピーで「アンナ、あなたのプレゼントはクリスマスツリーの下にあるよ」と伝えるものでした。あえて、「動物をみせない」という方法をとり、動物たちの存在を想像させることで、野生動物たちに寄付をしようというメッセージを伝えています。「見せずに想像させる」ということもまた、言葉と絵を効果的に活用して視覚的な想像を引き出す表現だと思います。

“Wood”© Enrico Strocchi
(画像はイメージです)
Created by modifying “Wood”© Enrico Strocchi(Licensed under CC BY-SA 2.0) 


映像の世紀と視覚の世界

さて、今私たちの日常にはスマートフォンが欠かせない存在になっています。友人が何をしているのか、世界では何が起こっているのかを、まるで本当に目ん玉を飛ばして見ているかのように知ることができます。

Instagramで自分の生活や美しいと思う世界を発信することも、Pinterestで好きな世界を集めることも、今まで保存が難しかった人々の動きの情報やしぐさもデータとして、保存できるようになっています。

今まで「言葉」で共有してきた情報や知の多くを、映像や画像でも一人一人が記録し、保存したり、伝えるツールとして使うことができるのです。

それだけでなく、映像や画像を用いた視覚的な発想をアプリやツールを使って、数多く生み出すことができるようになりました。口から出る言葉のように流暢に、スマートフォンを駆使して会話をすることができるようになったということは人類が言語のような「新しい伝え方」を獲得したともいえるかもしれません。

「新しい伝え方」を獲得した私たちは、一体どんなことを伝え、どんなふうに発想を広げていくのでしょう?

「イメージで会話する」

例えば今日は、身ぶりでも手話でも、映像でも、アニメでも。いろんな方法を使いながら家族や友人、好きな人と発想を広げ伝え合ってみてはいかがでしょうか?

安倍政権の韓国制裁で、日本企業の業績に深刻な打撃広がる…ユニクロは売上7割減

 日韓関係の悪化が、韓国で事業を手掛ける日本企業の業績を直撃した。日本政府による半導体材料の輸出管理の厳格化などを背景に、両国関係が冷え込み、日本企業が韓国ビジネスで苦戦している。

 スポーツ用品大手のデサントは2020年3月期の連結業績予想を下方修正した。売上高は従来の1440億円から1308億円(前期比8.2%減)、営業利益は80億円から11億円(同86.1%減)、純利益は53億円から7億円(同82.3%減)にそれぞれ引き下げた。売上高の約5割を占める韓国法人デサントコリアが、日韓関係の悪化による7月以降の不買運動の影響をもろに受けた。韓国では「デサント」のほか、ゴルフの「マンシングウェア」など5ブランドを展開している。

 6月に就任した伊藤忠商事出身の小関秀一社長は11月6日、大阪市内で開いた決算説明会で「不買運動の影響で7~9月の韓国事業の売上高は前年同期比で約3割減った」と明かした。気温が下がる11月、12月は高価格帯のダウンコートなどが売れるかき入れ時となるが、不買の影響で苦戦が見込まれ、「不買の影響がどこまで続くかわからない」(小関社長)。

 不買運動の影響が大きい下半期(19年10月~20年3月期)の最終損益予想は当初の42億円の黒字から15億円の赤字とした。赤字転落である。デサントコリアについては「まださまざまな変化が起こり得るので、全貌が明確になった段階で対応を考える」とした。940ある韓国国内の店舗は当面、現状のまま営業を続けるという。

 11月6日に発表した19年4~9月期の連結決算は、売上高が前年同期比1.3%減の659億円、営業利益は同8.2%減の26億円、純利益は同3.5%減の22億円だった。デサントコリアの決算期が12月のため、デサントの中間決算には不買運動の影響は反映されていない。デサントの海外売上比率は58%を占める。上半期のエリア別売上高は韓国が327億円と全体の5割弱と圧倒的だ。

中国事業は連結決算の対象ではない

 デサントをめぐっては、創業家出身の石本雅敏前社長と筆頭株主の伊藤忠が対立。「韓国一本足打法はリスクが高すぎる」として、中国事業の拡大を求める伊藤忠に、韓国で成功したと自負する石本氏が反発したという構図である。18年夏、伊藤忠がデサント株を買い増したことを受け両社の対立が表面化。伊藤忠が敵対的TOB(株式公開買い付け)に踏み切り、デサント株の4割を取得。デサント側は石本氏が19年6月に社長を退任。後任として伊藤忠出身の小関氏が社長の椅子に座った。

 小関新体制のもと、22年3月期を最終年度とする3カ年の中期経営計画をまとめた。筆頭株主である伊藤忠と連携し、伊藤忠が強みを持つ中国事業を強化することなどを柱とするものだ。中国事業が近い将来、日本と韓国を超える売り上げ規模になると想定している。

 だが、中国のグループ会社は持分法適用会社のため、デサントの財務諸表の数字には表れない。そのため中国(香港・台湾含む)の4~9月期の売上高は34億円と、まだ小さい。ただし、中国(香港・台湾除く)の同期の現地売上高は前期比29%増の117億円。3年前から中国のスポーツ用品大手の安踏体育用品(アンタ)との合弁で「デサント」ブランドの店舗拡大に取り組んできた成果が現れた。「デサント」ブランドの売上高は人民元ベースで同90%増と大幅に伸長し、中国事業は4~9月期で黒字転換した。

 足元では連結売上高の約5割を占める韓国事業が不買運動の直撃を受け業績が悪化した。韓国事業の落ち込みを補うためにも、早急に中国事業を連結決算の対象に組み入れる必要がある。とはいえ、相手がある合弁事業だ。連結子会社化へのプロセスは容易ではない。デサントを買収した伊藤忠には、大きな誤算だ。

ユニクロやアサヒが不買運動のターゲットに

 韓国で日本製商品の不買運動は広範囲に及んでいる。ファーストリテイリングが運営するユニクロは韓国の若者に大人気だ。庶民的なアパレルがない韓国では、ユニクロは13年から6年連続でアパレルのシェアで第1位と独走。韓国ファッション売り上げで初の年間1兆ウォン(約1000億円)を達成した。ユニクロが誰でも知っている有名ブランドになったため、不買運動のターゲットになった。

<共に民主党(政党名)パク・グァンオン議員が発表した資料によると、ユニクロの9月の売上高は91億ウォン(約9億1000万円)で、前年9月の売上高275億ウォン(約27億5000万円)に比べて67%減少した>(11月12日付スポーツソウル日本版)

 不買運動の対象になっていない「GU」を求める韓国消費者は少なくないという分析もある。ユニクロの韓国事業は「GU」で稼いでいる、との見方もある。

 アサヒグループホールディングスは19年12月期の連結純利益予想を下方修正した。海外事業のうち韓国を含む部門の事業利益予想を75%減の5億円に下げた。10億円の下方修正だ。3分の1になるということだ。韓国での日本ビールの不買運動が影響した。

<7月まで韓国で最も多く売れた上位10ブランドのビールのうちアサヒ、キリン、サッポロの3ブランドが日本産ビールだった。だがアサヒが3位から36位と30位圏外に押し出された。輸入ビールで1位のブランドだったアサヒビールは戦犯旗(旭日旗)を自社ビールのデザインに使ったという点が議論を呼び起こした>(10月6日付中央日報日本語版)

 アサヒは「スーパードライ」が人気で、18年まで8年連続で韓国の輸入ビールのシェア首位だった。日本ビールの不買運動の結果、中国産ビールや韓国の国産ビールが恩恵を受けた。

(文=編集部)

安倍首相の総理在任最長でNHKが岩田明子を起用し大ヨイショ特集!「桜を見る会」触れた後に「決められない政治打破」とコメント

 本日11月19日をもって、安倍首相の総理在任期間が第一次・第二次政権をあわせて2886日となり、戦前・大日本帝国時代の桂太郎と並んで憲政史上最長となった。  だが、この安倍政権が“憲政史上最大の汚点”となるだろうことは疑いようもない。税金を使って地元有権者を接待していた...

食品界の“合成洗剤”、乳化剤の正体…パンやマーガリン等を食べるのを躊躇しちゃう話

 食品添加物の乳化剤は、「乳化」という言葉から消費者が安心感を抱きそうですが、実態は合成洗剤みたいなものです。乳化とは、水と油脂のような混じり合わないものを混ぜて乳化液(牛乳状)にすることです。化粧品にもよく使用されています。

 食品において乳化剤は乳化作用以外に起泡剤、消泡剤、離型剤(パンなどを型から取り出しやすくする、焼きあがったちくわを抜けやすくする)、分散剤、洗浄剤などとして使用されています。また、パンなどある程度の量の水分とデンプンを含む食品においては、デンプンの老化防止剤として使用されています。ちなみにデンプンの老化とは、炊いた米飯や焼いたパンを放置しておくと食感が悪くなり味が落ちる現象で、デンプンと水分を多く含む食品で起こります。冷蔵庫に入れると老化が促進され、せんべいやクッキーなど水分の少ない食品では老化は起こりません。

 合成乳化剤のひとつに、グリセリン脂肪酸エステルというものがあります。

 グリセリンに脂肪酸が3つ結合したものは菜種油、バター、皮下脂肪などのいわゆる中性脂肪です。グリセリンに脂肪酸が1つ結合したものが、グリセリンモノ脂肪酸エステルです。「モノ」とは「1つの」という意味で、「モノグリセリド」「モノグリ」などと称されます。法令でグリセリン脂肪酸エステルという名称の使用が許されているものは、以下が挙げられます。

・グリセリンモノ脂肪酸エステル

 生クリーム、マーガリン、コーヒー用クリーム、チョコレート、ケーキ、パン(老化防止のため)、アイスクリーム、チューインガム、など。

・酢酸モノグリセリド

 チューインガム、油脂の改良など。

・乳酸モノグリセリド

 他の乳化剤と併用しケーキ、クリームなど。

・クエン酸モノグリセリド

 ドレッシング、マーガリン、マヨネーズなど。

・ジアセチル酒石酸モノグリセリド

 ドレッシング、パン(生地の改良)、ケーキ、マーガリンなど。

・コハク酸モノグリセリド

・グリセリン酢酸エステル

・ポリグリセリンエステル

 アイスクリーム、洋菓子、パン、ショートニング、マーガリン、豆腐、チョコレート、乳製品など。

・ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステル

 チョコレート、ファットスプレッドなど。

 乳化剤は、私たちが普段口にするさまざまな食品に使用されているということを、どうか知っていただきたいと思います。

(文=小薮浩二郎/食品メーカー顧問)

小室圭さん「消えた」メディアからも消滅……動くなら「秋篠宮さま誕生日」?

 

 秋篠宮家の長女眞子さまとの結婚問題に揺れる小室圭さん。

 現在はアメリカに留学し、国際弁護士となるべく勉強中。母小室佳代さんと元婚約者の借金問題も解決しておらず、国民の印象も悪いまま。それでも眞子さまとはネットで連絡を取り合い、結婚への思いに変わりはない、「はず」、だ。

「はず」というのは、ここ最近になって小室さんに関する情報がほとんどメディアから出ない状況になったのである。天皇陛下の「即位礼正殿の儀」も行われ、令和の皇室は動き出しているが、眞子さまと小室さんの問題が報じられることはずいぶんと減った。

「結婚延期となってから、とにかく事態が動かないまま2年近い時間が経っていますからね。あの頃と今で何が違うのかといえば、状況は何一つ変わっていません。メディアとしてもいつまでも同じ状況に辟易としているということでしょう。

また、問題がここまで長引くことそのものがやはり『異常』なのかもしれません。秋篠宮ご夫妻も宮内庁も結婚には反対の姿勢、という報道もありますが、眞子さまのお気持ちがお動きになられない事態が継続しているんです。さすがにもう語ることもないでしょう」(記者)

 世間の多くの目は「小室さんはやめておいたほうが……」という状況から、良くも悪くも変わっていない。このまま動かず、さらに何年も状況は続くのだろうか。

「11月30日に秋篠宮さまがお誕生日を迎えられますが、その時のご発言次第で、状況がまた変わるかもしれません。もはや無駄に時間を浪費しているこの問題に、そろそろ終止符をうっていただきたいですね」(同)

 まずは、今月末のお言葉に注目か。

「桜を見る会」に反社勢力が参加か…半グレや詐欺グループ関係者の目撃談

 連日、ニュースやワイドショーで取り上げてられている内閣総理大臣主催の「桜を見る会」。多額の公費を投入した公式行事にもかかわらず、安倍晋三首相の後援会関係者約850人が招かれていた事実が発覚し、来年度の開催は中止になった。安倍首相が前日に地元支援者を招いて開いた夕食会の会費と実費が乖離しているとの疑惑もある。さらに、内閣府が今年の招待名簿を早々に破棄したことも批判を浴びている。その後、出席者はTwitterやFacebookなどのSNSに投稿した画像を一斉に消去した。名簿に載っていてはいけない名前でもあったのだろうか。

写真に写りこむ反社会勢力

 インターネット上などでは、この問題がメディアに取り上げられ始めた頃から、出席者のSNSの洗い出しが始まった。その結果、芸能人や起業家などのアカウントがまとめサイトなどでさらされ、炎上し、各自削除対応に追われている。いずれも、どのような基準で招待客を招いていたのかを政府が明確に公表していないことが原因だ。

 菅義偉官房長官は13日の会見で、「さまざまな意見があることを踏まえ、政府として招待基準の明確化や、招待プロセスの透明化を検討したい。予算や招待人数も含めて、全般的な見直しを幅広く意見を聞きながら行うこととし、来年度の桜を見る会は中止をすることにした」と釈明した。つまり、「招待プロセスを透明化しなければならない」ほど「不透明な招待」が行われていたということだ。

 東京都内の飲食店業界関係者が明かす。

「拡散されている写真に西日本の半グレ界でかなり有名な人たちが複数写っていて、びっくりしましたよ。すでにチームを解散していますし、今はカタギですが、数年前はそれなりに業界で顔を知られていました。最盛期には、あの関東連合とも付き合いがあったそうですしね。

 一般的にナイトビジネスをしていれば“その筋の人間”とニアミスすることはあります。まったく関わりのない事業者は少ないでしょう。だから、『反社と会ったことがある』『飲んだことがある』くらいの人間がいても驚きません。でも、ガチでその筋の人間が総理大臣主催の観桜会にいるなんてちょっと考えられませんよ。なんの功績で、どんな業界の代表として呼ばれたんでしょう。まさか極道の代表とかいいませんよね」

 今年の招待客は約1万8000人。出席者全員の「身体検査」を短期間で行うには少々難しい数字ではある。招待客の選定は内閣官房と内閣府が各省庁に推薦依頼を行い、取りまとめを行っていたという。そもそも政府は、暴力団対策法で厳しく反社会勢力と市民社会の接触を戒めている。にもかかわらず、公費を使った催しに反社会勢力の人物を招待してしまうのはいかがなものなのか。

 政治家をめぐる黒い人脈の噂は絶えない。現職閣僚の武田良太国家公安委員長、竹本直一科学技術担当相、田中和徳復興相の3人が「週刊文春」(文藝春秋)や「FRIDAY」(講談社)などで反社会的勢力との交際疑惑を指摘されている。全国紙記者は次のように話す。

「招待状の偽装も横行していたとの情報もあります。招待状は何の変哲もないものです。一度、現物を手にしていれば簡単にコピーできるでしょう。開催当日は持ち物検査はありましたが、受付で招待状を渡せば誰でも会場に入れました。もはや、誰が誰の招待なのか。呼んだ当人たちもわかっていないのではないでしょうか。

 あれほど要人が集まっているのにちょっと信じられません。そもそも桜を見る会の招待客を増やして、盛り上げようという話もパーティー好きな安倍昭恵さんの発案だったという噂です」

犯罪ネットワーク拡大の温床に

 不審な招待客の情報は前出の半グレ関係者の他にも多数聞かれる。事情通は次のように話す。

「芸能関連の知人によると、ネットワークビジネスに絡んでいた振り込め詐欺グループの関係者と会場で会ったそうです。『今日は上も下もない無礼講だ』と言っていたそうです。

 その手の人間にしてみれば、政財界はもちろん芸能界、スポーツ界といくらでも人脈を広げられるまたとない機会でしょう。しかし、皇室の方もお出ましになる行事なのだから格式や伝統を重んじるべきでしょう。得体のしれない有象無象を呼んで交流を図るのはいかがなものかと思いますね」

 政府要人が多くの国民と触れ合う機会は多いにこしたことはないが、とんだ無礼講もあったものだ。

(文=編集部)

 

【京阪杯(G3)展望】「武豊→松若」で復活モズスーパーフレア実績上位! 荒れるスプリント重賞にそろった実力馬の頂点に立つのは⁉

 24日(日)に京都競馬場にてスプリント重賞の京阪杯(G3)が開催される。

 来年のスプリント戦線へ向けての一戦となり、今年の京都競馬場で最後を飾る重賞だ。過去10年で1番人気が4連対と健闘しているが、馬連で万馬券6回、3連単で100万円超えの馬券が2度出ている荒れる重賞でもある。

 19頭が特別登録を済まし、多彩な顔ぶれとなった。その中で注目を集めているのがスプリンターズSで2着に入ったモズスーパーフレア(牝4、栗東・音無秀隆厩舎)だ。

 昨年の秋から徐々に調子を上げ、今年に入ってからはカーバンクルS(OP)、オーシャンS(G3)を連勝。だが、続く高松宮記念(G1)は2番人気ながら15着と大敗。休養を挟んで挑んだ北九州記念(G3)も4着に終わり、思うような結果を残せなかった。

 そこから臨んだスプリンターズSはダノンスマッシュとタワーオブロンドンの2強対決に割って入り、直線逃げ粘って2着に入った。近走実績は最上位なだけに、調子をキープしていれば勝利にもっとも近いのではないか。

 休養を挟んで、この秋一変したのがアウィルアウェイ(牝3、栗東・高野友和厩舎)だ。

 2歳時は新馬戦、ダリア賞(OP)を連勝し、京王杯2歳S(G2)でも2着に入るなど良績を収めた。だが、3歳春はいいところがなく、葵S(G)で3着に入るのが精いっぱいだった。休養を挟んで秋初戦のオパールS(OP)では成長を見せ、1年2か月ぶりの勝利を挙げた。

 今回は前走よりも斤量が1㎏増えるが、それでも53㎏と恵まれていることもあり、調子を取り戻していれば初重賞制覇もありえるだろう。

 今年、堅実な成績を残してきたリナーテ(牝5、栗東・須貝尚介厩舎)も見逃せない。

 今年初戦の京都牝馬S(G3)、2戦目の京王杯SC(G2)で続けて2着と好走。薬物騒動で函館スプリントS(G3)は除外されてしまったが、UHB賞(OP)で勝利を挙げ、続くキーンランドC(G3)でも3着と好走した。

 スプリンターズSではハイペースに巻き込まれて9着と敗退したが、今年の実績から見てG3となる今回は十分好走が期待できるだろう。

 ここで巻き返しを図りたいのがファンタジスト(牡3、栗東・梅田智之厩舎)だろう。

 2歳時は3連勝で小倉2歳S(G3)、京王杯2歳Sと連勝。朝日杯FS(G1)では4着に終わったが、春初戦のスプリングS(G2)では2着に好走。G1ではいいところがなかったが、秋2戦目のセントウルS(G2)ではタワーオブロンドンの2着に入り、能力の片鱗を見せつけた。

 続くスプリンターズSとJBCスプリント(G1)では大敗してしまったが、重賞勝ちやG2で2着2回と実績は十分。G3でランクが下がる今回は巻き返しのチャンスかもしれない。

 このほか、5戦4勝2着1回と連対パーフェクトかつ3連勝でここに臨むアイラブテーラー(牝3、栗東・河内洋厩舎)や、スプリント重賞の常連ナックビーナス(牝6、美浦・杉浦宏昭厩舎)らも見逃せないだろう。

 秋の京都を締めくくるスプリント重賞、熱い戦いを見せてくれるのか。発走は16:15予定だ。