大甘の訓告処分、首相官邸が主導か…黒川検事長が関与した14年前の“国策捜査”との関係

 新聞記者との“賭け麻雀”報道で辞任に追い込まれた黒川弘務東京高検検事長。ほぼ満額の退職金約6000万円を受け取り、円満退職となる予定だったのだが、ここで「待った」がかかった。共同通信は25日、記事『黒川氏処分、首相官邸が実質決定 法務省は懲戒と判断、軽い訓告に』を配信。複数の法務・検察関係者の話として、当初、法務省が「国家公務員法に基づく懲戒が相当」としていた判断を首相官邸が覆して懲戒にはしないと結論づけ、法務省内規の「訓告処分」になったというのだ。安倍晋三首相はこれまで黒川検事長の処分に関し、国会で「検事総長が事案の内容など、諸般の事情を考慮し、適切に処分を行ったと承知している」などと繰り返し説明してきた。いったい官邸と法務省内で何が起こっているのか。

法務省では「懲戒処分が妥当」が多数派だった

 共同通信の報道が事実だとすると訓告処分を行ったのは書面上、検事総長だが、実質的な決定は首相官邸で行われたことになる。法務省関係者は次のように話す。

「今回の件は、かなり複雑なようです。そもそも黒川さんは菅義偉官房長官に近い人物と検察内部では目されてきました。次期警察庁長官と目されている中村格警察庁次長と同じです。今回の大甘処分も、菅官房長官の差配なのかというと、そうでもないようです。法務省内でもいったいどういう経緯だったのか、いろいろな噂が流れています。

 報道にあるように、確かに法務省内では『懲戒は避けられない』という論調が強かった気がします。特に現場の検察官からは、『法務官僚が法律違反をして、おとがめなしでは示しがつかない』という至極もっともな意見が多く聞かれました。ところが、上層部のほうでなんらかの手打ちが行われたようです」

公明党関係者「誰が不可解な意思決定をしているのか」

 与党公明党関係者も次のようにいぶかしがる。

「官邸の決定がどのような手順でなされているのか、最近はまったくわかりません。新型コロナウイルス感染症が社会問題になり始めてから、明らかにおかしい。これまでは自民党の然るべき派閥に筋を通せば、要望や意見が通りましたが、最近の意志決定は複雑怪奇です。公明党も官邸の意志決定過程に不信感を募らせていますよ。

 そもそも黒川さんの訓告とほぼ時期を同じくして、森雅子法務相(参議院議員、自民党細田派、福島県選挙区)が22日、官邸に進退伺を出して慰留されました。文字通り、森法務相は官邸に身の処し方に関してお伺いを立て、許された形になります。構図は黒川検事長とまったく同じです。

 問題は一連のプランを誰が立案したのかということです。一般的に、官邸の決定とは安倍首相の意向を周囲の誰かがくみ取った上で、具体的な政策決定の形にしていると見られています。そこで焦点になるのが、首相の周囲にいる経産省出身の官僚たちの存在です。

 黒川検事長は“国策捜査”としてマスコミに批判されている2006年福島県知事汚職事件の時、法務省刑事局総務課長から同省大臣官房秘書課長に栄転していました。一見、汚職事件と関係ないように見えますが、秘書課長は大臣を含む首相官邸側の意向と、捜査を担当する検察庁側とを調整する重要な役職です。

 当時は第1次安倍内閣が発足したころで、黒川氏の直属の上司である法務相は「安倍晋三さんを支える会」の中心人物だった長勢甚遠氏でした。長勢氏は憲法改正や共謀罪の早期成立を訴えるなど、とにかく首相官邸による司法への介入に積極的な方でした。そうした背景の中で、検察は東京電力福島第1原発の危険性を主張していた元福島県知事の佐藤栄佐久氏を“かなり危うい証拠や証言”で立件しました。

 佐藤氏は、安倍首相や経産省が進める核燃料サイクル政策の大きな要だった福島第1原発への『プルサーマル計画導入』にも反対していました。客観的に見て、サイクル計画を強力に推進していた首相や経産省にとって佐藤氏は邪魔者でしかなかったはずです。

 辞職した佐藤栄佐久氏の後任を決める知事選に立候補したのは森雅子法相です。経産省や東京電力などが森氏を強力に支援したようですが選挙の結果、民主党が擁立した佐藤雄平前知事が当選しました。事件から14年が経ちますが、今になって当時の中心人物たちが再び中央政界で物議を醸していることに驚きを禁じ得ません。

 官邸が黒川氏に対する異様な執着を見せていた理由はなんだったのでしょう。何かの意図を感じずにはいられません」

 政府の意思決定がどのようになされているのか。一層の検証が必要だ。

(文=編集部)

ビデオリサーチ調査 コロナ禍の中、志村さん関連番組などが高視聴率

ビデオリサーチは5月22日、新型コロナウイルス感染拡大が及ぼすテレビ視聴への影響について、4月の視聴状況を発表した。
(グラフ・表=ビデオリサーチ提供)

同社は4月23日付のリリースで、緊急事態宣言の対象が全国に拡大され、日本中で外出が減り、在宅勤務など自宅で過ごすことが増える中、2月以降の視聴率データとウェブアンケートによる意識調査を基にコロナ禍でのテレビ視聴について発表したが、今回は今年4月の視聴状況を昨年4月と比較し、時間帯ごとのテレビ視聴傾向や高視聴率番組の傾向などについて紹介している。(データはすべてテレビ視聴率調査・関東地区・2019年4月1日~30日および2020年4月1日~30日)

関連記事:ビデオリサーチ調査 「 コロナ禍でテレビの見方はどう変わっているのか」[2020.04.24]

1.時間帯別の視聴率からみる、生活者の行動の変化

在宅勤務や休校でテレビ視聴が終日増え、朝のピークは7時台から8時台に移動
≪60分ごとの視聴行動比較≫
1日のテレビ視聴の動きを世帯視聴率でみると、リアルタイムの総世帯視聴率は8~23時台で今年4月のほうが高いことが分かる。
今年4月のテレビ視聴は1日を通して高い傾向が見られ、また、朝のピークには昨年と異なる特徴がみられる。昨年4月は7時台であった朝のテレビ視聴のピークが、今年4月では1時間遅れ、8時台に移動している。休校・在宅勤務・時差出勤など、起床時間がいつもよりも遅くなる要素が多かったことの影響が考えられる。(個人ベースの視聴を表す個人全体視聴率でも世帯視聴率と同様の傾向がみられる)

12-18時の時間帯でのテレビ視聴が大幅に増加
≪時間帯別の視聴行動≫
時間帯ごとの視聴率を見みると、リアルタイムの総世帯視聴率はグラフに示すすべての時間帯で昨年4月よりも今年4月のスコアが高いことが分かった。特に「12-15時」「15-18時」の時間帯では10ポイント程度、スコアの上昇がみられた。また、タイムシフト行動率も「12-15時」を筆頭に若干の上昇がみられた。
(個人全体視聴率でも世帯視聴率と同様の傾向がみられた)
12-18時は、通常であれば学校や仕事などのために外出している人が多い時間帯だが、休校や在宅勤務で在宅率が上昇し、テレビの視聴も多くなっていることが考えられる。

2.高視聴率番組からみる視聴傾向の変化 ※スコアはすべて関東地区・個人全体視聴率

【リアルタイム視聴率】
コロナ感染拡大の情報に注目が集まり報道番組が高視聴率獲得 志村けんさん関連番組も軒並み高視聴率に
今年4月と昨年4月を比較すると、トップ30の半数程度をバラエティ番組が占める傾向は変わらないものの、番組を個別でみていくと、上位には3月29日に亡くなった志村けんさんに関する番組がランクインした。
さらに、今年4月は新型コロナウイルスについて取り上げているニュース番組や情報番組のランクイン数が増えており、在宅率の上昇、新型コロナウイルス関連の報道、ウイルスに罹患した有名人の訃報などが、視聴する番組に影響を与えていると考えられる。

【タイムシフト視聴率】
今年4月は新ドラマに加えて、バラエティや再放送ドラマもランクイン
今年4月クールは放送が延期された新ドラマが多く、上位をドラマが独占した昨年4月に比べるとバラエティ番組のランクイン数が多くなった。また、過去に放送されたドラマの再放送(特別編・傑作選含む)が多くランクインしているのも今年の特徴といえる。

【総合視聴率】
志村けんさん関連番組・緊急事態宣言発出前後の報道番組が 高視聴率を獲得
 ≪総合高視聴率番組TOP30≫
昨年4月はドラマが上位に多くランクインしていたが、今年4月はトップ10に1番組のみで放送延期の影響がうかがえる。代わって上位にランクインしているのはバラエティ番組・報道番組で、報道番組は特に4月6・7日が高く、緊急事態宣言発出前後のニュースへの関心の高さがうかがえる。

同社は「前年同月と比較することで、今年の4月は生活者の環境の変化・編成の変化など特別な要素がテレビ視聴に影響を与えていることが分かった。今後、緊急事態宣言が解除された後も、働き方や余暇の過ごし方の変化など、新型コロナウイルスの感染拡大前と異なるライフスタイルが浸透していく可能性がある。
当社は、今後もテレビ視聴率をひとつの切り口として、生活者の変化を捉えるよう努めていく」としている。
プレスリリース:https://www.videor.co.jp/press/2020/200522.html

 

JRA「昨年の悪夢再び」川田将雅ダービーを前に早くもリーディング陥落の大誤算!? 明暗を分けたのはやはり……天敵ルメールは東京で「荒稼ぎ」

「ルメールさんに(リーディング争いで)負けてしまったことは、とても情けなく思います」

 昨年の最高勝率を獲得したとはいえ、川田将雅騎手は1月のJRA授賞式でC.ルメール騎手とのリーディング争いに敗れたことに対し、自責のコメントを残した。

 それだけに、より一層の強い決意で今年のリーディングに臨んだことは、勝率トップというここまでの成績からも伝わって来る。

 3月終了時点ではルメール騎手の42勝に対し、58勝と大きくリードを広げ、リーディングの牙城を確固たるものにすべく奮闘をしていた。ルメール騎手はさらに正月休み、ドバイ遠征による待機もあり、トップをひた走る川田騎手にとっても絶好の「稼ぎどき」だった。

 ところが、今年はダービーを前に早くもリーディングトップの座をルメール騎手に奪われてしまった。夏から秋にかけて追い詰められた昨年に比べるとあまりにも早かったといえるだろう。しかもルメール騎手が皆勤していないという実質の「ハンデ」をもらいながらも逆転されたことは絶望的にすら映る。

 2人の勝ち数は17日の開催終了の段階で5勝差と、背後から忍び寄るルメール騎手の足音が段々と大きくなりつつあるものの、何とかトップを守り切っていた。だが、オークス(G1)が行われた24日終了時には76勝から上乗せできなかった川田騎手に対し、6勝をあげたルメール騎手が一気に抜き去った。

 現在の騎手の移動制限の影響が顕著に出ているかもしれない。これまではルメール騎手が関東で騎乗しても、川田騎手は関西で騎乗することで勝ち星を増やすことが出来た。ところが、土日の開催を移動できないことにより、同開催で騎乗するか、裏開催に回るかのいずれかの選択を強いられるようになってしまった。

「川田騎手にとって分が悪いのは、G1で結果を残せていないことです。春のクラシックでも有力な騎乗馬を確保できませんでした。頼みのリアアメリアはオークス4着と復調気配を見せてくれましたが、無敗で2冠を制したデアリングタクトを相手に戦うには荷が重い印象もあります。

 また、苦手とされるG1レースが東京で連続開催していることです。トップ騎手だけに大きなレースでの騎乗依頼が多く、どうしてもルメール騎手と直接対決が増えます。

 先週の開催では土日で8鞍に騎乗しましたが未勝利に終わりましたし、騎乗馬の質が明らかに下がっていました。有力馬に19鞍に騎乗して6勝の荒稼ぎしたルメール騎手とは明暗を分けましたね」(競馬記者)

 日本人代表としてリーディングを取りたいと公言している川田騎手だけに、量だけではなく、質も求められるのは避けられないところだ。直接対決でライバルを倒さないことには、リーディングからは遠のいてしまう。

 トップの座を明け渡しはしたが、川田騎手の勝率.300は、ルメール騎手の.275をまだまだ上回っている。まだ前期の開催を終了していない段階で諦めるにはまだ早いことも確かだろう。

 日本を代表する騎手として、リーディング奪取の悲願達成のためにもここが正念場だろう。

「めんどくさい」を生み出す5つの原因とその解消法

 新型コロナ感染拡大に伴い、リモートワークに移行したという人も少なくないだろう。

 しかし、慣れないリモートワークについダラけてしまうこともあるかもしれない。その原因となるのが「めんどくさい」という感情。この感情、一体どうすればいいのか?

「めんどくさい」を心理テクニックで解消する方法を教えてくれるのが『マンガで「めんどくさい」がなくなる本』(鶴田豊和著、藤原ちづる作画、鍋島焼太郎シナリオ作画、フォレスト出版刊)だ。

 本書では、行動心理コンサルタントとして1万人以上の悩みを解決してきた著者の鶴田氏が、「行動するのが、めんどくさい」「人間関係が、めんどくさい」「何もかもが、めんどくさい」という3つの「めんどくさい」感情とどう付き合い、どのようになくしていけばいいのか、それぞれの対処法を紹介している。

■「めんどうくさい」を引き起こす5つの考え方を知ろう

 なぜ行動するのがめんどくさくなってしまうのか。

 本書には「めんどくさい」を引き起こす以下の5つの考えが示されている。それを知ることが行動力を高めることにつながるはずだ。

1.考えるのは良いことだ

 人は1日に約6万回考えるといわれ、そのうち95%は前日または前々日と同じことを考え、80%はネガティブな考えだという。そして、ネガティブな考えによって脳はストレスを受けてしまい、新しいことに挑戦する気持ちが薄れる。つまり「めんどうくさく」なってしまうのだ。行動力を高めるためには「考えない力」を習得し、とにかくやってみることも必要だ。

2.効率的にやりたい

 効率的にやろうとすると、行動する前になるべく多くの情報を集めないといけないと思ってしまい、逆に行動できなくなる。大事なのは継続のしやすさだ。そのために「自分にとって心理的なハードルの低い、できるだけ簡単なことから始める」「ある程度の効率的なやり方が見つかったら、妥協して見切り発車する」工夫をすることが大切。

3.最初から良い結果を出したい

 何事も初めてやるときは、一番大きなエネルギーが必要になる。そこで、最初から良い結果を求めてしまうと、行動を起こせなくなる。まずは失敗してもいいと考えよう。最初は質よりもスピードを重視することが大切なのだ。

4.選択肢は多いほうがいい

 実は、人は選択肢が多いと行動しづらくなるという。なので、ある程度情報を集めた段階で、行動に移すことが重要だ。このとき、ネガティブな情報に接すれば接するほど、ネガティブな感情が生じやすくなるので要注意だ。

5.できなかったら、それは私の意思が弱いから

 行動できないことに「意志」の力はほとんど関係ない。最初はできないのが当たり前であり、自分の意思の弱さを責めないようにしよう。長い目で見ることが大事だ。

「めんどくさい」は誰にでもある感情。それと、うまく付き合っていくことが大切だ。

 無理にやる気やモチベーションを上げるのではなく、本書を参考に心理テクニックを用いてみてはどうだろう。仕事もプライベートもより充実した毎日を送れるようになるはずだ。
(T・N/新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

パチンコホール業界大手が一部地域で「営業を再開」。喜びの声も上がるが…

 政府より発令された新型コロナウイルスの「緊急事態宣言」が、5月14日には特定警戒都道府県指定の茨城県、石川県、愛知県、岐阜県、福岡県の5県を含む計39県、5月21日には大阪府、京都府、兵庫県の関西2府1県で解除された。

 上記の関西2府1県では、これまでも1000平方メートル以下の施設に限り休業要請が解かれていた。21日の同発表により、同地域及び和歌山県では23日から、1000平方メートル以上のパチンコホールについても業界団体が作成した感染防止対策の徹底を前提として休業要請が解除された。

 これを受け、業界大手の「マルハン」は大阪、京都、兵庫、和歌山の4県、計44店舗での営業の再開を決定。これで同社が休業自粛を解いた店舗は2府36県、計231店舗となった。

  営業再開にあたり、各店舗では飛沫防止ボードの設置、間引き営業、越県客の来店禁止、開店前の行列防止などの感染防止対策を実施するという。

 同社は緊急事態宣言発令後の4月8日より順次、営業を自粛し、5月3日以降では43都道府県317店舗で休業。5月7日に青森県、岩手県、宮城県、鳥取県などで休業要請が解かれると同日にこれら対象地域、11日には山形県、栃木県、大分県など、12~13日には山梨県、15日には富山県、三重県などと段階的に営業を再開していた。

 また、業界のリーディングカンパニー「ダイナム」も、23日より愛知県、京都府、大阪府、兵庫県神戸市での営業を再スタート。業種指定が解除される北海道においても25日より対象地区の16店舗での営業再開も決めた。同社の営業再開店舗は40道府県、計355店舗となった。

 同社各店舗でも営業時間の短縮、休日の入場人数制限、地域住民のみの入場、店内マスク着用の義務化、入場時のアルコール消毒、セルフオペレーション対応、屋内喫煙所の閉鎖、BGMの停止、風除室扉の常時開放など、感染防止対策を徹底。来客のみならず近隣住民も安心できる配慮を施している。

 報道では、5月25日に全国で緊急事態宣言が解除される見通しだ。

 ただ、東京都の小池都知事が示した「東京都ロードマップ」では「0」から「3」まで4段階あるステップの「ステップ3」まで進まなければパチンコホールの休業要請は解かれないとされている(解除時はステップ1)。

 首都圏のパチンコホールはまだまだ休業要請解除対象外となりそうだが、先述の通り、他県で営業を再開したパチンコホールは基本的に越県者の来店NG。首都圏在住のパチンコ・パチスロファンには節度ある行動が求められそうだ。

JRA【目黒記念(G2)展望】ダービーデーを締めくくる1戦! 伝統のハンデ重賞が特別な1日を最後まで盛りあげる!!

 31日(日)は競馬の祭典・日本ダービー(G1)。そのダービーの余韻が覚めやらぬ中で行われるのが、伝統のハンデ戦・目黒記念(G2)だ。ダービーデーの最終レースというだけあって、今年も楽しみなメンバーが集結した。

 ステイフーリッシュ(牡5歳、栗東・矢作芳人厩舎)が重賞2勝目を狙う。

 G1の舞台では結果を残せていないが、今年のアメリカジョッキーCC(G2)ではブラストワンピースに食らいついて2着、京都記念(G2)もクロノジェネシス、カレンブーケドールらとしのぎを削って3着と、G2では馬券圏内に入る好走を見せている。

 今回は2018年の日本ダービー以来となる東京競馬場でのレースとなるが、ここでも上位が期待される存在なのは間違いない。鞍上は矢作厩舎の秘蔵っ子・坂井瑠星騎手が務める。

 オセアグレイト(牡4歳、美浦・菊川正達厩舎)は重賞初制覇を狙う。

 昨年は野中悠太騎手とコンビを結成。条件戦を勝ち上がり、今年はダイヤモンドS(G3)で3着と結果を出した。だが、前走のメトロポリタンS(L)では1番人気に支持されるも、展開が向かずに5着。人気を裏切る結果に終わっていた。

 今回は野中騎手からC.ルメール騎手にスイッチ。JRA屈指の名手を背に好走し、ここを飛躍のきっかけにすることができるか。

 M.デムーロ騎手とのタッグで挑戦するタイセイトレイル(牡5歳、栗東・矢作芳人厩舎)。

 昨夏にOP入りを果たすと、札幌日経OP(L)3着、丹頂S(OP)3着、アルゼンチン共和国杯(G2)2着と中長距離で馬券圏内の好走。強力なメンバーが揃ったジャパンC(G1)こそ15着と大敗を喫したが、今年も日経新春杯(G2)4着、ダイヤモンドS(G3)5着。阪神大賞典(G2)は6着に終わったものの、前走のメトロポリタンSで勝ち馬から0秒1差の3着と調子をあげつつある。

 同条件である昨年のアルゼンチン共和杯でも2着に好走していることから、今回も上位人気は必至。乾坤一擲の走りで一撃を狙う。

 逃げ馬として覚醒しつつあるウラヌスチャーム(牝5歳、美浦・斎藤誠厩舎)。

 これまで後方からの競馬を信条にしていたが、前走のメトロポリタンSで一変。横山典弘騎手を背に好スタートを決めると、軽快なラップを刻み、見事に逃げ切り勝ちを決めた。

 ここでも主導権を握ると見られている1頭だ。今年デアリングタクトの主戦騎手として大ブレイク中の松山弘平騎手を背に好走したい。

 上がり馬ボスジラ(牡4歳、美浦・国枝栄厩舎)にも期待が集まる。

 昨年から今年にかけて条件戦を3連勝。武豊騎手を背に挑戦した前走の阪神大賞典(G2)では3番人気に支持された。だが、好位で進むも最後の直線で伸びを欠いて8着。“重賞の壁”に跳ね返される結果に終わっていた。

 前回は初挑戦となった3000mへ対応できなかったことも敗因だろう。結果を出している芝2500mの舞台で巻き返しを誓う。

 これら以外にも3連勝中のキングオブコージ、一昨年前のホープフル(G1)3着ニシノデイジー、昨年の目黒記念で2着だったアイスバブル、今年のダイヤモンドS(G3)勝ち馬ミライヘノツバサなどがスタンバイ。勝利を狙う。

 ダービーデーを締めくくる1戦を勝つのはどの馬になるのだろうか。注目のレースは31日(日)、17:00発走予定だ。

木村花さん急死…ごく少数が執拗に粘着する炎上の実態、いつでも逃げられる匿名の加害者

 恋愛リアリティー番組『テラスハウス』(ネットフリックス)に出演していたプロレスラーの木村花さんが、5月23日に亡くなった。木村さんの死因は公表されていないが、番組内での木村さんの言動が「炎上」につながり、木村さんのSNSには非難や誹謗中傷の書き込みが続き、それらの攻撃は木村さんの母親にまで及んでいた。

 木村さんは精神的に追い詰められていたと思われ、最後のインスタグラムの書き込みは「愛してる、楽しく長生きしてね。ごめんね。」というメッセージが添えられていた。炎上の実態と問題点、そして、それにどのような対策が取られているかについて、あらためて考えたい。

「炎上させるのはごく少数」の実態

 以前、『炎上とクチコミの経済学』(朝日新聞出版)の著者の山口真一氏に炎上について話をうかがった。山口氏は2014年、16年に炎上の調査をしており、炎上加担者は「男性」「年収が高い」「主任、係長クラス」が多いという共通した傾向が出ていたという。「金も地位もあるのに不機嫌な男性がネットで偉そうにしている」という、確かにそういうおじさんネットで見たことある、という頭が痛くなるような状況だ。なお、この特徴は店舗などへのクレーマーの特徴とも一致するらしい。

 一方で、山口氏が炎上関連の複数の弁護士に聞いた話によると、炎上の被害者から訴えられ、書類送検までされるケースでの加害者は、ほぼ無職の若者だという。失うものが少ない、いわゆる「無敵の人」だ。

 何より、山口氏によれば、炎上参加者はネット利用者のごくごく一握りだ。14年に2万人を対象とした調査では、「過去1年間で炎上について書き込んだことのある人」は全体の0.5%(200人に1人)しかおらず、視聴者のコメントが画面上に流れる「ニコニコ動画」で大荒れしているように見える動画も、そのうちの「数人のコメント」を消せば炎上は消えるという。

 炎上参加者はごく少数しかいない。ただ、そのごく少数は、時として書類送検されるほど執拗に書き込みを繰り返す。彼ら彼女らは「暇とガッツ」が並外れているのだ。匿名下のネット環境なら、1人の人が時にIDなどを変え、あたかも何人もいるように見せかけることだってできる。

 人数も演出できるが、人格も演出できる。検察庁法改正反対を求めたSNSデモをまとめた峯岸あゆみ氏の記事では、検察庁法改正に反対意見を表明した芸能人に対し「ファンだったのにがっかりした」というリプライをした人のそれまでの書き込みを見たところ、その芸能人に対し何かコメントしていた形跡がなく、別にファンでなかったのでは、と示唆されている。

 ネット社会において、顔や名前(ハンドルネームでも)などを公表していて特定できるユーザーと、匿名で嘘もつけていつでも逃亡できる非特定の「ネット民」の傘の下に隠れられる匿名ユーザーなら、後者のほうが圧倒的に強い。ネット世界は平等ではなく、「より持たない」人のほうが強い。

一般人も抱える炎上の恐ろしさ

「有名人だから炎上する」とも、今は限らない。ツイッターで「誹謗中傷 損害賠償 裁判」で検索すると、実際に裁判を起こした一般の人たちの体験談がいくつも読める。

 今、SNSをまったくしていない人のほうが少ないだろうし、誰でも見られる場所に発信をしている以上、一般人とて「見られる」対象になり得る。匿名掲示板サイト「5ちゃんねる」には「ネットWatch(通称ヲチ)」という板があるが、そこのコンセプトは「言動に迂闊なところのある素人を観察する」というものだ。

 各スレッドのタイトルを見ると「痛い育児ブログをヲチ」「【晒し】フリマアプリ」「着物界隈SNSの痛い人ヲチ」「エレガンス系ブログ・インスタヲチ」などで、このタイトルだけで雰囲気は察せられると思う。

 こちらも構造は木村さんのケースと同じで、「ハンドルネームや顔写真などを公開している、特定できる1人のユーザー」対「(大勢のように見えるが、おそらく実際は少人数の)いつでも逃げられる匿名ユーザー」という構図だ。

 なお、ネットWatch板ではウォッチ対象を直接誹謗中傷したりなど接触を持つのはルール違反としているが、罰則など当然なく、匿名環境なので、稀にだが本人に「突撃」をする人も出てきたりする。こういう人が1人いるだけで、対象者は自分がネットWatchスレで観察されているという、知りたくもない事実を知ってしまうのだ。

 こういったヲチスレッドを見ると「アンチとて、いないよりマシ」という考えはネットが普及する前の常識であり、今の時代にはそぐわないとも思う。SNSやブログや動画の発信で「食えるほど儲けられる」人など、ごく一握りだ。金にもならず、誹謗中傷にさらされるリスクのほうがよっぽど高い。

 しかし、SNSなどネットで発信をすることで承認欲求や所属欲求、自己顕示欲が満たされて気持ちいい、という快楽には強烈なものがある。さびしさを埋めるツールとして、ネットは日進月歩の進化を遂げている。これらを一度味わった人が「じゃあ、やめます」とするのも難しいことは、実体験としてよくわかる。ましてや、すでにフォロワーが大勢いる人が、少人数の中傷に対し、それまで積み上げてきたフォロワーという財産すべてを手放すのはとても難しいだろう。

 次回は、ネットの誹謗中傷への立ち向かい方や、手軽にできてしまう誹謗中傷の罪深さについて、検証したい。

(文=石徹白未亜/ライター)

【参考記事】

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JRA今年は戦後「最も静かな」日本ダービー(G1)に……30年前、伝説「中野コール」からキズナ武豊「豊コール」までダービー史を彩った大声援

 新型コロナウイルスの影響で無観客開催が続く中央競馬。31日には競馬の祭典「日本ダービー(G1)」が東京競馬場で行われる。

 通常なら大盛り上がりとなるはずの3歳馬の頂上決戦。今年は現地で大歓声を上げることも、それを聞くこともできない。ダービーが無観客で行われたのは歴史上1度だけある。戦時中の1944年だ。その時は馬券も発売されず、能力検定競走として行われた。今年は戦後“最も静かなダービー”になることは間違いないだろう。

 逆に最も大きな歓声が起こったのは、どのダービーだったのだろうか。

 40代以上のオールドファンなら1990年のダービーを真っ先に思い浮かべるはずだ。30年前の5月27日、東京競馬場に詰めかけた19万6517人という入場者数は今もJRAの史上最高記録を誇る。

 その年のダービーを制したのがクラシック第1弾・皐月賞で1番人気を裏切り、2着に敗れたアイネスフウジンだった。鞍上にはデビューから手綱を取っていた現調教師の中野栄治が引き続き配されメジロライアン、ハクタイセイに次ぐ3番人気と、やや評価を下げて本番を迎えていた。

 皐月賞の汚名をすすぐべく、逃げの手を打った中野とアイネスフウジン。4コーナー手前で後続にプレッシャーをかけられる厳しい展開となったが、ゴールまで他馬に影を踏ませない逃亡劇を演じ、世代の頂点に輝いた。当時の中野は私生活でのトラブルなどもあって、前年の勝ち鞍はわずか9勝。乗り馬に恵まれない苦しい時期が続いていた。そんな人間模様を知ってか、レース後には20万人近い大観衆から自然発生的に「中野コール」の大合唱が起きた。

 実は競馬場での「○○コール」は、これが最初といわれている。

 競馬ブームに沸いた当時「中野コール」を発端に、幾つかの「コール」が競馬場に鳴り響いた。代表的なのは、同年有馬記念での「オグリコール」だろう。芦毛の怪物、オグリキャップの引退レースだ。それ以降も、ウイニングチケットで悲願のダービー制覇を果たした柴田政人騎手への「政人コール」など幾つもの「大声援」が競馬場にこだました。

【代表的な〇〇コール】
 1990年ダービー/アイネスフウジン「中野コール」
 1990年有馬記念/オグリキャップ「オグリコール」
 1992年ジャパンC/トウカイテイオー「テイオー→岡部コール」
 1993年ダービー/ウイニングチケット「政人コール」
 1994年菊花賞/ナリタブライアン「南井コール」
 2000年ダービー/アグネスフライト「河内コール」
 2013年ダービー/キズナ「豊コール」

 コロナ禍にあって、レースが施行されていることは競馬ファンにとって非常に大きい。しかし我々にとって本当の意味で“コロナ”との闘いに勝利宣言できるのは無観客開催が終わり、場内実況をかき消すような「コール」を聞くときではないだろうか。それは数か月後、もしかすると数年後になるかもしれないが、多くのファンがその時を待っている。

パチスロ「美女ライター」名シーン特集‼ 「倖田柚希」などが神ヒキを見せる【自粛中に観たい神動画】


 YouTubeにはパチンコ・パチスロ実戦動画が数多く存在している。その中でも特に視聴者を虜にするのは「強引き」を発揮した動画だ。普段では滅多に見ることができない出玉や演出を収録した動画は価値が高く、再生数も大きく伸びる印象だ。

 引きが強い演者といえば「ARROWS- SCREEN」の「シーサ。」である。彼は自身の冠番組「シーサ。の回胴日記」において素晴らしい実績を残し、非常に人気の高い人物。

 Bash.tvにゲスト出演した際の『アナザーゴッドハーデス-奪われたZEUSver.-』で見せた「3800G上乗せ」は視聴者を驚愕させた。

 このように「引き強」は番組を盛り上げる重要な要素といえるが、実戦動画においては「演者の魅力」も重要である。先述した例は、人気演者のシーサ。が強烈な引きを見せることで動画の魅力が最大限に高められたと考えられる。

 人気演者といえば、昨今は「美女ライター」「美女演者」が話題だ。地上波バラエティで活躍を見せた「兎味ペロリナ」や、パチンコ漫画雑誌で大ボリュームのグラビアを飾った「河原みのり」など、現在は特に注目を浴びているジャンルである。

 実戦動画に出演する美女演者たちの層は厚い。元アイドルやアイドル顔負けの容姿を持つ人物も多く存在している。

 今回はそんな「美女」に注目し、彼女たちの動画名シーンをピックアップ。編集部の独断と偏見でご紹介していきたい。

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『神谷玲子』

 彼女の代名詞「神スロっ」から名シーンを抜粋。『【エウレカ3】〜 ねだるな !勝ち取れ‼私は覚醒します(予定)〜 神スロっ# 151』にて大きな見せ場を作った。

 実戦機種は『パチスロ交響詩篇エウレカセブン3 HI- EVOLUTION ZERO』だ。強い「自力感」がユーザーの間で評価され、6号機で最高傑作と評されることも多い機種である。

 1周期到達時に見慣れない演出が発生、普段ならば「青、黄、赤」と段階を踏んだ「擬似連」のような演出が発生するが、「金」のようにも見える。この珍しい演出からとんとん拍子にATへ突入。目標は「完走」とのことだが果たして…⁉

『水瀬美香』

 APチャンネルの『【凱旋】GOD1確だったら…ハーデス亡き今、水瀬美香が勝負するのはコレしかない!』から名シーンが飛び出した。

 実戦機種は『ミリオンゴッド-神々の凱旋-』。開始してすぐに天井に到達してしまうが、図柄はV揃い。天井恩恵の80% ループストックを獲得した可能性が非常に高い。ここから大爆発が始まる。

 継続時にもV揃いが発生した上に、AT終了後すぐにV揃い。天井からバシバシとV揃いを決め、どこまで伸びるのか想像もつかない状態に。果たして結果は…⁉

 

『倖田柚希』 

 念願の冠番組「ゆずPON! 」からの名シーン。『【ゆずっきーが凱旋を打てばこうなる!!】ゆずPON!# 8』では、かの野球の神様「ベーブ・ルース」も真っ青になるような「予告GOD」が飛び出す。

 実戦機種『ミリオンゴッド-神々の凱旋-』で裏天国と思しき場面でATに当選。そのAT中にハテナ演出が発生し、ここから驚愕の展開が始まる。

 何気なく「あー、これGODだわ」と1言。もちろんGOD揃いの可能性はあるが、そう簡単に揃うわけがない。と誰もが思った瞬間にGODがテンパイする。まさかの「予告GOD」を達成したのだ。

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 いずれもパチスロファン必見の名シーンとなっているので、気になった方、ご興味のある方は是非チェックしてみてはいかがだろうか。

ヒカル、驚愕の経費&生活費を公開!自粛前後で3300万円減、収入は過去最高の2億円超!

 年収10億円は下らないともいわれるトップユーチューバーの「ヒカル」が、緊急事態宣言に伴う外出自粛の前後で、自身の生活費や使用経費がどのくらい変わったのか、動画内で公開した。

 ヒカルは普段、税理士やスタッフに経費などの管理は任せっぱなしで、どのくらいの費用がかかっているかはまったくわからないと言い、お金に無頓着な様子を明らかにした。今回、自粛の前後でどのくらい経費が変わっているかを比べるため、2月と4月の経理ノートの中身を公開した。

 ヒカルは、1年ほど前はハイブランドの服などを買いまくっていたので、ひと月に1000万~2000万円近く使っていたが、「最近はそんなに使っていない」と予想。実際に経費と生活費を見てみると、驚愕の実態が明らかになった。

 2月は、企画費が3125万2143円、家賃が241万円、交通費が62万円、通信費が4万2000円、衣装代が30万円、会食が32万円、雑費が12万円、光熱費が3万1000円、美容代が150万円だった。企画費は、「1カ月3000生活」など動画の企画で使っているので、「企業の広告費みたいなもん」と割り切った。家賃は、実際に住んでいる家のほかにも、仕事で使う場所など、複数の家賃を払っているため高額になっているという。企画費を除いた生活費の合計は、534万3000円に上った。

 これに比べ、自粛生活をするようになってからは、家賃・通信費は変わらないものの、企画費が10万1130円、交通費3万円、衣装代0円、会食0円、美容代0円と大幅減。反対に食事の出前などを多用したことで雑費が30万円に増加。生活費の合計は、281万9000円だった。2月と比べると、出費の総額は3300万円以上減った。

 この出費を聞いてヒカルは、今後も出費を削っていきたいと意向を語った。すでに賃貸住宅もひとつ解約し、5月からは100万円ほど減るという。さらに、4月の収入は過去最高となる2億円超えだったと明かし、300万円の出費で2億円稼ぐことができたわけで、やり方次第で多くの利益を生み出せることを証明できたと胸を張った。

 今まで、どのくらいのお金を使っているかなど振り返ることすらしていなかったが、今回の企画で気づけたことが多かったとし、無駄遣いは減らしていきたいと抱負を語った。すっかり“金持ちユーチューバー”とのイメージが定着したヒカルだが、今回、あらためてその驚愕の金銭事情が明らかになった。

 動画を見た視聴者からは、「自粛期間に富裕層がこんなに支出を減らしていた現実を見て、経済が心配になった」と、お金が回らなくなっている経済事情を心配する声も出た。自粛期間が明けたあと、ヒカルがどのようなお金の使い方をするのか、注目したい。

(文=編集部)