NHK“リモートドラマ”に感じた可能性と限界…コロナ後のドラマ制作はどう変わるのか?

 新型コロナウイルスの影響で映画やテレビドラマの撮影が軒並みストップしている中、にわかに盛り上がりを見せているのが、Zoomのような映像会議アプリを用いたリモート撮影によって撮られた作品だ。

 演劇では、三谷幸喜の出世作『12人の優しい日本人』の朗読劇『12人の優しい日本人を読む会』を配信、映画では『カメラを止めるな!』の上田慎一郎が、同映画の出演者が再集結した『カメラを止めるな!リモート大作戦!』を制作、行定勲監督も、若者の群像劇を映画化した『きょうのできごと a day on the planet』のコロナ禍バージョンとして、『きょうのできごと a day in the home』を無料配信した。

 どの作品も、急遽作られたゆえに粗い部分もあるが、コロナ禍に対する作り手のリアクションとして興味深いものだった。ほかにもさまざまなコンテンツがリモート撮影で生まれつつあるが、テレビドラマでは、先日NHKで『今だから、新作ドラマ作ってみました』というリモート撮影によるオムニバスドラマが3作放送された。

 このドラマは、打ち合わせからリハーサル、本番収録までキャストとスタッフが一度も直接対面することなく作られたもので、第1夜が「心はホノルル、彼にはピーナツバター」という婚約中のカップルのドラマ。

 神林五郎(満島真之介)と森本千明(前田亜季)は春にハワイで挙式を予定していたが、開催中止となってしまう。その後、ビデオチャットでラブラブトークを繰り広げているのだが、ちょっとした行き違いから破局の危機へと発展する。脚本はドラマ『毒島ゆり子のせきらら日記』(TBS系)の矢島弘一。

 第2夜の「さよならMyWay!!!」は、40年連れ添った宍戸道男(小日向文世)と宍戸舞子(竹下景子)の夫婦の物語。ある日、脳卒中で亡くなったはずの舞子が幽霊となって道男にビデオ電話をかけてくる。舞子は生前に言えなかった愚痴を道男に言い、離婚届を突きつけてくるのだが、そこから物語は意外な方向へ。脚本は映画『闇金ドックス』シリーズの池谷雅夫。

 そして、第3夜として放送されたのが「転・コウ・生」。シバサキコウ(柴咲コウ)、むろつよし(ムロツヨシ)、タカハシイッセイ(高橋一生)と、シバサキの飼い猫「のえる」の心と体が入れ替わってしまうという、3人が本人役を演じるコメディテイストの異色作で、タイトルは先日亡くなった大林宣彦の映画『転校生』をもじったものとなっている。脚本は、柴咲たち3人が出演した大河ドラマ『おんな城主 直虎』(NHK)の森下佳子。

リモート撮影の可能性と限界

 どれも短い制作期間で、リモート撮影でできることを追求した意欲作だったが、映像に関してはまだまだ改善の余地があると感じた。どの作品も離れた場所にいる登場人物のモニター越しの映像と家の中の様子を撮影した映像が交互に入れ替わるのだが、それだとZoomの映像が持っている複数のモニターが並んでいることの独自性のようなものがあまり活かされていないと感じた。かといって、カットが切り替わるときに映像的な快楽があるわけではないため、だんだん映像が単調に見えてくるのがつらかった。

 それでも「転・コウ・生」は登場人物が人間3人と猫1匹と多く、たとえば柴咲コウがムロツヨシを演じるおもしろさのようなものがあったのだが、逆に言うと、それくらい複数のアイデアを投入しないと「作品としてもたない」ということなのだろう。現状に対する批評的な台詞も含め、森下佳子の脚本の巧みさこそ感じたが、逆にリモートドラマにできることの限界を見せられたようにも感じた。 

 幽霊譚や入れ替わりネタのようなアイデアは一度限り有効な飛び道具みたいなもので、今後、同じことを続けるのは難しいだろう。

 その意味で、実は一番可能性を感じたのは、第1夜の「心はホノルル、彼にはピーナツバター」の方向性で、映像としてどうこうは別にして、今起こっている夫婦や家族の日常をそのまま見せたほうが、下手にSFやファンタジーに寄せるよりも、ドラマチックでおもしろいのではないかと感じた。

 東日本大震災以降に登場したドラマでも、同じことが起きていた。たとえば、坂元裕二脚本の『最高の離婚』(フジテレビ系)は震災で帰宅難民になったことをきっかけに結婚した夫婦の姿を描いた恋愛ドラマだったが、震災以降の日常を丁寧に描いたことで、よくある恋愛ドラマに収まらない社会性を獲得していた。

 今後リモートドラマを作るのであれば、私たちの日常に起きている変化、たとえば外出時に多くの人がマスクをつけていたり、他人との距離を常に気にする心境、恋人と抱き合うときに濃厚接触ではないかと思ってしまう、私たちが感じている気分や状況を丁寧に描ければ、コロナ以降のドラマとしておもしろくなるはずだ。そこで問われるのは、今のコロナ禍を一時的なものと捉えるのか、今後変質する新しい日常と捉えるのか、という作家としての判断である。

 リモート作品の多くは「こんなときだからこそ」というスタンスで作られていたが、そろそろ「新しい日常」を見据えたドラマを作ってもいいのではないだろうか?

(文=成馬零一/ライター、ドラマ評論家)

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パチスロファンへ「超朗報」!? 大手サミー「最新情報」へ熱視線!!


 大手パチスロメーカー「サミー」の活気に拍車がかかっているようだ。同メーカーが手掛けた機種はホールの看板機種として広く知られている。

 その最たる例が『パチスロ ディスクアップ』だ。本機は現行の技術介入機としてトップの人気を誇るボーナス+ ART機で、主にサブ液晶のドット演出と出目による絶妙なバランスが織りなすゲーム性で多くのユーザーを魅了している。

 特筆すべきは、そのスペック。完全技術介入の条件で、設定1でも「約103%」と非常に甘い出玉率で設計されており、ホールでは利益が取れないとしながらも、あまりの人気に設置せざるをえない状況だ。

 本機の人気はホールに留まらず、サミー公式で目押し競技大会「第一回P-SPORTS 超ディスクアッパー選手権」が開催されるまでになった。

 本大会では専用のマシンを使用し、目押しの正確性だけでなく、速さや判断能力を問う「スポーツ」として成り立っている。

 そんなサミーは数々の注目すべき新台をスタンバイ。パチンコで人気を博した「北斗無双シリーズ」をパチスロで再現した『パチスロ真・北斗無双』に多くのユーザーが期待の声を上げている。

 本機は純増約8枚の高性能AT「夢幻闘舞」を搭載。高確率で継続する仕様で、バトルの連続と出玉の荒波で打つ者を興奮の渦に巻き込む。

 控えている機種は『パチスロ真・北斗無双』だけではない。福本伸行原作の人気アニメ「カイジ」をモチーフにした『回胴黙示録カイジ~ 沼~』を発表。アニメ名シーン「沼編」で繰り広げられる演出の迫力は圧巻だ。

 本機のATは「純増約9枚」と衝撃の出玉スピードを実現。エンディング到達率は約70% ~ 88% となっており、現行機では最高峰の「攻撃型スペック」となっている。

 両機種の登場で大手メーカー「サミー」の影響力は更に増す予感だが…。

 そんな中、サミーの激アツな情報をキャッチした。5月28日、公式ホームぺージより「バーチャル背景」のダウンロード配布が開始されたのだ。

 これはスマートフォンの壁紙として使用できるだけでなく、注目されているサービス「ZOOM」などの背景として使用も可能。オンライン会議などに使用すればパチスロ愛のアピールにも利用できるであろう。

『パチスロ ディスクアップ』や『ツインエンジェル』などファン必見のラインナップを取り揃えているので、気になった方、ご興味のある方は是非チェックしてみてはいかがだろうか。
【詳しくはサミー公式ホームページをご確認ください】

JRA川田将雅リーディング“諦め”ダービー狙い? まさかのトップ「陥落」から1週間、日曜は日本ダービー(G1)ガロアクリーク「1頭入魂」!

 ついにリーディング争いで大きな動きがあった。

 今年、リーディングトップを独走していた川田将雅騎手。3月終了時点では、2位のC.ルメール騎手に16勝差の大幅リードをつけていた。だが、差は徐々に詰まっていき、先週は川田騎手が0勝に終わった一方で、ルメール騎手は6勝を挙げ、ついにリーディングトップが交代した。

 昨年も春はリーディングトップをひた走っていた川田騎手だが、秋にルメール騎手に逆転を許してしまい、そのままリーディングを逃している。それと比較しても、今年はかなり早い時期で追いつかれてしまった。日本人ジョッキーとしてリーディング獲得を目標に掲げている川田騎手にとっては、痛恨のトップ陥落だ。

 そんな川田騎手の今週の騎乗予定が「意外な状況」になっている。

 今週末に日本ダービー(G1)の開催を控え、競馬界は盛り上がりを見せている。その中で川田騎手は土曜が3鞍、日曜がダービーの1鞍のみという騎乗予定になっている。対して、ルメール騎手は土曜が7鞍、日曜が6鞍を予定しており、リーディング争いはさらに差が開いてしまうことが予想される。

「今週まで騎手の移動制限がある影響で、普段関西で騎乗している川田騎手にとっては騎乗馬が集まりづらい状況にあります。それに対して、ルメール騎手は普段から関東圏での騎乗も多いため、騎乗馬確保ができているという背景があります。しかし、移動制限は今週で解除されますので、ここからの川田騎手の逆襲が始まるのではないでしょうか」(競馬記者)

 川田騎手の今週末の乗鞍が少ないことで、リーディングジョッキーへの“諦め”とも捉えられそうだが、そうとは限らないようだ。

 来週以降の川田騎手の巻き返しに期待したいところだが、日曜唯一の騎乗機会・日本ダービーでコンビを組むガロアクリーク(牡3歳、美浦・上原博之厩舎)にも注目したい。

 元JRAジョッキーの藤田伸二氏は自身の著書『騎手の一分』で、今回の川田騎手が該当する「1頭入魂」について記している。詳細は本書を確認いただきたいのだが、ヒルノダムールで制した天皇賞・春(G1)、トランセンドで制したフェブラリーS(G1)は1頭入魂の騎乗。このような時は、魂の入った騎乗で高い勝率を誇っていたと述べている。

 今回、川田騎手がコンビを組むガロアクリークは皐月賞で3着に入った有力馬。スプリングS(G2)は6番人気ながら優勝、皐月賞でも8番人気で馬券に絡む波乱を2度起こしてきている。陣営も成長ぶりに太鼓判を押しており、ダービーの舞台でも十分に期待が持てるだろう。

 波乱の立役者ガロアクリークと1頭入魂の川田騎手が化学反応した時、いったいどのような結果が生まれるだろうか。川田騎手の手綱さばきに注目が集まる。

JRA 「コントレイル撃破」の野望は美浦陣営に託された!? 日本ダービー(G1)強力現地ネタからで“僥倖をもたらす”出走馬を発見!?

 31日(日)に開催される日本ダービー(G1)。皐月賞馬コントレイルが“無敗の2冠”を達成できるかに注目が集まっている。だが、ライバルたちもただそれを黙って見ているわけにはいかない。編集部に“ストップ・コントレイル”を掲げる美浦の関係者達から“僥倖をもたらす”ことも期待できる裏話が届けられた。今回はその一部をお届けしよう。

 コントレイルの2冠阻止の最右翼にいるのが、D.レーン騎手のサリオス(美浦・堀宣行厩舎)だ。

 昨年の朝日杯フューチュリティS(G1)覇者。前走の皐月賞では最後の直線で馬群を縫うように進出したものの、外から強襲してきたコントレイルに交わされて2着。だが、3着以降には3馬身半差つけるなど実力の高さを証明した。

「1週前追い切りは美浦のWコースで3勝クラスのルーカスと併せ馬。2馬身先行していたものの、最後は半馬身ほど遅れ5F66秒3、ラスト12秒を記録。陣営は『相手も動く馬。それに馬場が重かった分、先負荷がかかった』と明かしていましたが、皐月賞の1週前追い切りでは併せ馬をあっさり突き放していましたし、ちょっと物足りなさが残りますよね。

 最終も美浦・Wコースで4ハロン53秒6、ラスト12秒3と軽め。スタッフは『仕上がっているから微調整程度で十分』だと話していましたけど、果たして……」(美浦関係者A)

 黄色信号が点灯中!?

 皐月賞を回避したワーケア(美浦・手塚貴久厩舎)はここに照準を合わせてきた。

 弥生賞ディープインパクト記念(G2)では1番人気に支持されるも、長くいい脚を使った武豊騎手のサトノフラッグの前に屈して2着。優先出走権を獲得したにもかかわらず、陣営はコース相性などを理由に皐月賞をパスし、ダービーを目標に絞った。

「最終追い切りは美浦・Wコースで3頭併せ。『気持ちを高めるため』との理由から真ん中で走り、5F66秒6、ラスト12秒2を記録しています。最近は同じようなタイムが続いていますが、『週を追う毎に手応えは良くなっています。間隔が開いたところはしっかりと稽古を重ねてカバーしてきました』と自信をのぞかせていました」(美浦関係者B)

 皐月賞に出ていないため反動や疲労を気にする必要もない。ワーケアが乾坤一擲の走りを見せるか。

 武豊騎手とタッグを組んで大一番に臨むサトノフラッグ(美浦・国枝栄厩舎)。

 このタッグで弥生賞ディープインパクト記念を制覇。皐月賞は武豊騎手に先約があったため、ルメール騎手と挑戦し、2番人気に支持されたが5着に終わった。今回は武豊騎手に手綱を戻し、巻き返しに燃える。

「スタッフは『皐月賞のときは仕上げすぎた』と反省していましたね。そのため今回は鍛えるというよりも調整に主眼を置いてたようです。『追い切りも気分良く走れていましたし、いい状態』と好調さをアピールしていました。『体型や走法から距離延長は望むところ』と国枝師も強気でしたよ」(美浦関係者C)

 大輪の花は咲くのだろうか。

 皐月賞で殊勲の3着に入ったガロアクリーク(美浦・上原博之厩舎)は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて最高峰舞台に向かう。

 L.ヒューイットソン騎手を背にスプリングS(G2)を勝利して皐月賞へ。序盤は後方で脚を溜めながら進み、最後の直線で進出。コントレイルほどの脚を見せることはできなかったものの、しぶとさを発揮して3着に入っている。

「疲れも考慮し中間は放牧に出されていたみたいです。それでリフレッシュできたこともあり、稽古ではしっかりと負荷をかけられていましたよ。仕上がりは十分なようでスタッフも『自信を持って送り出せます。走りに目覚めた感じ』と明かし、上原師も『今なら強敵相手でも渡り合えそうだ』と強気でした」(美浦関係者D)

 競馬の祭典・日本ダービー。2017年に生産された7262頭のサラブレッドの頂点に立つのはどの馬になるのだろうか? 発走は15時40分を予定している。

竹内涼真の最悪な二面性を暴露 元恋人の所属事務所は怒り心頭か

正解のないWEBマガジン~wezzyより】

竹内涼真Instagramより

 爽やか俳優・竹内涼真の意外な二面性が、最悪の形で暴露されてしまった。29日発売の「FRIDAY」(講談社)が報じたところによれば、竹内はこの4月まで交際・同棲していた女優・吉谷彩子とひどい別れ方をしたようだ。

 同誌は竹内と女優の三吉彩花のツーショット写真を複数枚掲載。現在、竹内の自宅マンションで二人は半同棲中だという(もっとも、双方の所属事務所は「ただの友人」と濁しているが)。それだけならば何の問題もない熱愛記事だが、竹内は吉谷との交際中から浮気を繰り返した挙句、三吉を新しい「彼女」だと家族に紹介して“乗り換え”。おまけに吉谷に借りた100万円を踏み倒そうとしていたという。

JRA「殿堂入り」目前から、まさかの“鬱疑惑”で引退……?日本ダービー史に残る「コントレイル級・大本命馬」の惨敗を振り返る

 31日に東京競馬場で行われる日本ダービー(G1)。今年は、皐月賞馬コントレイル(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎)が頭一つ抜けた存在だ。ここまで4戦4勝と無敗だけに、圧倒的な人気に推されることが予想される。

『netkeiba.com』の事前オッズでは単勝1.6倍。最大のライバルと目されるサリオスには、距離延長などの不安があり、コントレイルの単勝1倍台が濃厚だ。

 しかし、単勝1倍台といっても「何が起こるかわからない」のが競馬である。

 実際に、昨年の日本ダービーは皐月賞馬のサートゥルナーリアが単勝1.6倍に支持されながらも4着に敗退。コントレイルと同じようにホープフルS、皐月賞のG1・2勝を含む4戦4勝の無敗馬だったが、スタートでやや出遅れると不完全燃焼のままレースを終えてしまった。

 レース後、最も大きな敗因として挙げられたのは、東京競馬場が未経験だったことだ。

 地下馬道を通って本馬場入場に入ったところでイレ込んでしまい、それがスタートの出遅れに繋がったというのが大勢の見解である。だが、コントレイルは昨年11月に東京競馬場を経験し、東京スポーツ杯2歳S(G3)をレコードで圧勝。

 多くのファンが昨年の“悪夢”を覚えていながらも「サートゥルナーリアの二の舞にはならないだろう」という予測が、コントレイルの人気にさらに拍車を掛けているようだ。

 しかし「豊富な東京実績」を持ちながらも、日本ダービーで単勝1倍台に推されて、まさかの敗戦を喫した馬がいる。2007年のフサイチホウオーだ。

 皐月賞まで重賞3連勝を含む4戦4勝だったフサイチホウオー。皐月賞では人気薄のヴィクトリーの逃げ切りを許した3着だったが、上がり3ハロン最速と、ダービーへ向け「負けてなお強し」という内容だった。

 さらに人気の拍車をかけたのが、東京実績だ。東京スポーツ杯2歳Sに加え、共同通信杯(G3)勝ちと「フサイチホウオーは東京でこそ」と誰もが思ったからこそ、日本ダービーでは皐月賞の単勝3.7倍を大きく上回る単勝1.6倍という支持を集めた。

 ちなみにフサイチホウオー以前に、日本ダービーで単勝1倍台の支持を集めたのは1973年ハイセイコー、83年ミスターシービー、84年シンボリルドルフ、91年トウカイテイオー、94年ナリタブライアン、2005年ディープインパクトの6頭のみ。

 これらすべてがJRAの顕彰馬として殿堂入りを果たしており、フサイチホウオーもまた歴史的名馬の仲間入りを果たすと思われていた。

 しかし、待っていたのは「悪夢」と言うほかない結果だった。道中は中団で脚を溜めたかったフサイチホウオーだが、7枠15番という外枠が祟って前に馬を置けないまま、掛かり気味にポジションを上げていく。主戦の安藤勝己騎手がなんとか宥めようとしたが、最後まで折り合いを欠いた大本命馬は、そのまま末脚不発となり7着に惨敗した。

 この年まで、日本ダービーで単勝1倍台に支持されて馬券に絡めなかった馬はおらず、1番人気馬としても4着以下は1989年のロングシンホニー以来18年ぶりというショッキングな敗戦。このレースが尾を引いたのか、その後のフサイチホウオーは1度も勝つどころか、掲示板(5着以内)にも載れないまま引退している。

 あまりに不可解な“変身”ぶりは、一部のファンの間で鬱病になったのではないかと噂されたほどだ。

 あれから13年。昨年のサートゥルナーリアの4着は、そのフサイチホウオー以来となる単勝1倍台の敗戦だった。日本ダービーの歴史に“汚名”を刻んでしまった2頭に共通していたことは、レース当日、それもレースが近づくほどに激しくイレ込んでいたことだ。

 そういった意味で、日本ダービーが無観客で行われる今年は、コントレイルにとって非常に大きいといえる。しかし、馬がイレ込む原因は何も大観衆の声援ばかりではない。まだまだ肉体的にも精神的にも完成されていない3歳馬の戦い。コントレイルの実力は認めながらも、レース直前まで注意深く見守りたい。

JRA「馬券圏内75%」C.ルメールがコントレイル討伐!? “日本ダービー(G1)1本”ワーケアが逆転できる2つの可能性

 31日、東京競馬場で第87回・日本ダービー(G1)が開催される。枠順が決まり、いよいよ本番に向けてファンの熱気も高まってきているのではないだろうか。

 今年は無傷の4連勝で皐月賞(G1)を制したコントレイルが中心視されている。皐月賞で2着に敗れたサリオスが3着以下を大きく引き離したことから、対抗馬という位置づけだろう。コントレイルの「1強」、もしくはサリオスを含めた「2強」ムードに揺るぎはなさそうだ。

 だが、皐月賞の上位2頭に割って入ってもおかしくないワーケア(牡3歳、美浦・手塚貴久厩舎)を忘れてはならない。

 弥生賞(G2)で2着に敗れたワーケアは、皐月賞の優先出走権を持ちながらも早々に回避を発表。これは苦手な中山よりも、得意な東京での逆転を狙う「ダービー1本」に絞った陣営の作戦である。ホープフルS(G1)はコントレイルに、弥生賞はサトノフラッグに敗れているが、どちらも中山コース。2戦2勝の東京へのコース替わりはプラスに働くはずだ。

 また、これまでワーケアのすべてのレースで手綱を取っているC.ルメール騎手の存在も大きい。

 今年はドバイ遠征の影響で3週間騎乗停止できないという憂き目にあったが、先週だけで6勝を挙げてリーディングを奪取。騎手の移動制限でトップジョッキーが東京に集結している状況でこの成績を収めているのは、さすが3年連続のリーディングジョッキーだ。

 また、過去の日本ダービーの騎乗成績は【1,1,1,1】で、複勝率75%の抜群の相性を誇っている。唯一、馬券圏を外したのは短距離路線で活躍しているステルヴィオのみ。距離に大きな不安がないワーケアにとっては朗報だろう。

 そんなワーケアにとって、ダービー制覇は2つのことがカギになりそうだ。

「正直、コントレイルが抜けた存在であることは否定できません。しかし、他の馬の逆転も十分にあり得ますし、その中でもワーケアが最も期待できそうです。

ホープフルSはコントレイルとのタイム差は0秒5でしたが、スタート直後の不利があったため、数字ほど実力に開きがあるわけではありません。実は、ワーケアが良馬場で出走したのは、このホープフルSのみ。天気予報を見る限り、ダービー当日は良馬場となりそうなため、馬場適正次第では優勝してもおかしくありません。未知の実力に期待できます。

また、ワーケアは弥生賞以来の久々の実戦です。成長著しい3歳馬同士の戦いでは、成長力次第では逆転する可能性が十分にあります。良馬場適性と成長力がカギになりそうですね」(競馬記者)

 27日、美浦・ウッドコースで最終追い切りを3頭併せで行ったワーケア。外のフィリアーノ(1勝クラス)に先着、先行した内のニシノコトダマ(2勝クラス)と併入し、5ハロン66秒6、ラスト12秒2の時計をマークした。3週連続で強めの負荷をかけられ、ダービー制覇へ気合十分だ。

 まだ勝負付けが終わったわけではない。ワーケアが得意の府中で巻き返しを図る。

あつ森、中国本土に加え香港でも流通禁止措置か…日本のゲーム業界に死活問題なワケ

 とあるゲームファンの香港人が28日、Twitter上に「これは救難信号です。もう一生バズらなくてもいいからこれだけはバズらせてください」(原文ママ)と投稿した。投稿は中国全国人民代表大会(全人代)が28日、国家安全法の香港への導入を採択したことを受けたものだった。だが、同法の香港導入に関する日本国内の報道は低調で多くの国民が“いまいちピンとこない”というのが現状だろう。だが、投稿ではNintendo Switch用シミュレーションゲーム『あつまれ どうぶつの森』(任天堂、通称:あつ森)が中国本土で規制された事例などを列挙。この問題がはらむ危険性をわかりやすく訴え、日本国内で賛同の輪を広げている。

 時事通信は28日、記事『香港に国家安全法導入 「一国二制度」有名無実化―中国全人代』で、「国家安全法の施行により香港で言論統制が一段と強まり、高度な自治を保障する『一国二制度』の有名無実化が進むことは確実だ。李克強首相は(全人代)閉幕後の記者会見で、同法導入は『一国二制度を安定させ、香港の長期的繁栄を守るものだ』と強調した」と報道。また米英豪カナダの4カ国が共同声明を発表し、香港の自治と自由を侵害する行為と批判したことにも触れている。

「これは救難信号です」

 こうした中、文頭で紹介した投稿者は次のようにTwitter上で発信した。

【埋め込み】

「このTwitterアカウントのプロフィールに書いてある通り、私はただのゲーム好きの香港人です。私は今足らない日本語語量を総動員して、自分の視点からこの『救難信号』を書いています。すでにご存知の方もいらっしゃると思いますが、今日5/28の午後、中国で香港に『国家安全法』なるものの導入が決定されました。

 これは香港人が約1年間抗い続けてきた、香港及び中国政府の人権、自由侵害の集大成とも言えます。 この『さきかけ』を倒せない限り、中国政府の香港への侵食はただ深刻する一方になります」

「あつ森」は反政府メッセージ発信に使われる?

 投稿者は東洋経済オンラインの記事を引用した上で、表現の自由や自治のはく奪につながる危険性について次のように指摘した。

「『そんなに大げさか?』 との声もありました。ここで少しニュースを引用して例を上げましょう。自分のゲーム趣味に関連する、先月のニュース記事です。みんな大好き『集まれ!どうぶつの森』が中国での流通を禁制されました。

 禁制の理由は政府機関から明言されておらず、禁制に関する正式な発表もありません。ただある日を境に、中国のSNS、 ECから検索できなくなりました。

 禁制の理由について、 正解は公表されませんが、確信に近い考察として、『その極めて高い自由度から反政府のメッセージの発信に使われる可能性がある』のがあります。 実際、香港の民主化運動家の一人がその運動をテーマにしたデザインを発表しました。禁制のタイミングもその発表の後であり、筋書きが通っています。

(中略)

 さて、これが今回の国家安全法にどんな関連性があるかと言いますと、 『これが香港にも及ぼす可能性ができた』のです。 この国家安全法には『中国政府は今後国家の分裂や危害を防ぐためなら、新しい法律を制定し、基本法の付録3に差し込み、実施する権利がある』とあります。 ということは、そう言った口実さえあれば、今後中国政府は無限に『付録3』を厚くすることができます。これは香港従来の自治方式を明らかに違反しています」

 投稿者は香港人がすでに疲労困憊状態にあること、自分自身がデモに行けるほど強くないことなどを赤裸々に訴え、自身の投稿の拡散を要望。最後に「どうか、香港を、お願いします」と結んだ。Twitter上では以下のように賛同の声が続々と上がっている。

「香港の方々は新型コロナでも日本によくしてくれていますし、本当なら許せない事ですね。僕に力がなく、RTすることしか出来ませんが、協力させて頂きます。明るい未来がある事を願います」

「完璧な日本語素晴らしいです。日本とて他人事では無い、まさに悪い意味での対岸の火事ですね。燃えるまでは熱さ分からず、燃えてからでは遅すぎる・・・・・・。残念ながら私はRT程度の事しか出来ませんが、応援してます!香港加油!」

多くの中国人ゲームクリエイターが表現の自由を求めて香港へ

 今回の国家安全法の香港導入は日本のゲーム業界にどのような影響を与えるのか。ゲームサイト編集者は次のように解説する。

「中国製作のゲームというと、日本では女性キャラクターの露出や戦闘・シナリオの過激さが話題に上ります。そういう傾向の作品が多くなってしまう背景には、多くの中国人ゲームクリエイターたちが、中国本土では国家安全法などの適用で自由な表現ができなくなってしまっていることがあると思います。

 これまで香港は同法の適用外でした。だから、本土の多くのゲームクリエイターが自国ではできない表現をするために香港にわたり、仕事をしてきました。たとえ、中国本土で配信や販売ができず、日本などでしか流通しなかったとしても、自分がつくりたいものを作っていたのです。

 日本のゲーム制作会社も、人件費削減などの観点から多くの作業を香港などの企業に外注しています。中国人たちも自由な表現や、作りたい作品に触れられるということで喜んで各プロジェクト参加してくれていたと聞きます。つまり日本と香港は、相互に協力し合って、クールジャパンの代表でもあるゲームコンテンツを作ってきたのです。

 中国でのゲーム規制は、これまでも線引きが非常にあやふやで、政府の恣意的な運用がなされていました。状況によっては日本のゲーム業界にも影響が出る可能性もあります」

 表現の自由に関して考えさせられる事例が日本国内でも頻発している。こうした問題に日本はどう向き合うべきなのかが、問われている。

(文=編集部)

 

外出自粛で不眠気味のあなたに! 「長生き呼吸法」で心身の不調をリセット!

 

 新型コロナウイルス感染症の蔓延で、多くの人がこれまで通りの生活を送れず、窮屈な生活を余儀なくされています。

 先行きの見えない不安からメンタル不調に陥っている方や、外の空気を自由に吸えない状況に、なんとなく体調が優れない方も増えているのではないでしょうか。日中の活動量が減り、生活リズムが崩れて、寝つきが悪くなったという声も聞きます。

 順天堂大学医学部教授の小林弘幸さんは、ぐっすり眠れない原因は自律神経の乱れにあると言います。

「人間の生命活動は『自律神経』によって支配されています。自律神経は、日中にアクティブになる『交感神経』と、夜にリラックスできる『副交感神経』から成り立っています。しかし、外出自粛でメリハリのない生活を続けていると、交感神経の働きが高まったままで、夜になってもリラックスできず、十分な睡眠がとれなくなってしまうのです」(『自律神経を整える「長生き呼吸法」』より引用)

 誰でも簡単に自律神経のバランスを整えられて、心身を健康に保つことができるように。そんな目的で小林さんが考案した健康法が「長生き呼吸法」です。

 小林さん考案の「長生き呼吸法」は、自律神経と腸内環境を同時に整えることができるため、さまざまな不調や病気に有効な健康法だとして、著書『自律神経を整える「長生き呼吸法」』(アスコム刊)でその詳しいやり方を解説しています。

 ここでは、基本の「長生き呼吸法」から生まれた、ぐっすり眠れない方にオススメの「夜のぐっすり呼吸」を紹介しましょう。

■「夜のぐっすり呼吸」で体をリラックスモードにする

 質の良い睡眠をとるには、副交感神経を高めることが必要です。息を吐く時間を長くすることで、副交感神経の働きが高まり、全身からほどよく力が抜けていきます。

<夜のぐっすり呼吸のやり方>

1.まっすぐ立つ。手首をクロスさせて頭上に上げる
2.全身をできるだけ上に伸ばす
3.一気に脱力して、6秒、口から息を吐く
4.元の姿勢に戻って、3秒、鼻から息を吸う

 これを10回行いましょう。息を吐く時間を長くすると、肺についた横隔膜がよく動きます。横隔膜には自律神経が集まっているため、深く呼吸をすると、横隔膜が刺激されて、副交感神経を高めることができるのです。すると、心身がリラックスモードになり、快適な睡眠をとることができるといいます。

■1日2万回以上する「呼吸の質」が、健康状態を決める

 人が生きるためには食事と呼吸が必要ですが、無意識にできる呼吸は軽視されがちだと小林さんは言います。人間は1日に平均2万回以上呼吸をしており、それゆえ、呼吸の質が心身に大きな影響を与えているそうです。

 例えば、ため息。「ため息をつくと幸せが逃げる」と言われますが、実はため息のような深い呼吸は、副交感神経の働きを高め、自身に芽生えたささやかな不安や不調をリセットするために有効だそう。

 『自律神経を整える「長生き呼吸法」』は、呼吸が人体においてどんなに大切な役割を担っているのか、最新の医学エビデンスに基づきわかりやすく解説しています。また、「長生き呼吸法」がもたらす、一般人には想像以上の健康効果もたくさん紹介されています。

 これまで通りの自由な外出ができず、心と体に不調をきたしてしまう方が増えています。この機会を活用し、心身の健康のために、自分の呼吸と向き合う時間を作ってみてはいかがでしょうか。(新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。