日本で報じられない米国人種差別反対デモの真実…南北戦争のような内戦勃発の兆候 

 白人警官による黒人暴行死事件が起きたミネソタ州ミネアポリス市で5月26日に始まった抗議デモは、全米50州に広がった。運動が盛り上がるにつれて、「今度こそ人種差別問題が解決に向かう」との期待が高まっているが、筆者は「11年前にオバマ大統領が誕生した当時の米国の熱狂状態と同じ結末をたどるのではないか」と危惧している。

 当時日本をはじめ世界全体が「米国の変革力」を称賛していたが、「追い詰められた白人保守層の恐怖感が国を分断する大きな力となってしまうのではないか」と憂慮していたことを思い出す。オバマ大統領が8年間にわたり「国を変革し、国民を一つにしよう」と懸命の努力を行ったことは否定しない。だがその結果は米国の分断であり、黒人大統領時代に白人層の間で溜まっていたマグマがトランプ大統領を誕生させたのは周知の事実である。

 メディアの報道を見ていると、「人種差別撤廃」の旗の下で米国民が団結し、失言を繰り返すトランプ大統領が孤立無援となっている印象を持ってしまうが、実態は違う。米世論調査会社ラスムッセンが6月に実施した調査によれば、「あなたの地域の警察の仕事ぶりはどうか」との質問に対し、67%が「良好又は優れている」と回答している。「あなたの地域の警察は人種差別的か」という質問に対しては、65%が「そうは考えていない」と答えている。「暴徒に対する警察の対応」については、「不十分」が28%、「適切」が30%だった。こうした隠れた民意を意識して、トランプ大統領は「法と秩序」を強調していると思われる。

古いアンティファの歴史

 トランプ大統領が「抗議デモを煽っている真犯人」と名指ししたことで日本でも有名になった「アンティファ」については、49%が「テロリスト」と捉えている。アンティファとは、左派の過激な活動家らの運動のことであり、人種差別、極右の価値観などに猛然と抗議の意思を示し、自己防衛としての暴力的戦術は場合によって正当化されると主張している。グループ同士の結束は緩やかで、明確なリーダーは存在されていないといわれている。

 アンティファの歴史は長く、1930年代に旧ソ連がドイツに共産党政権を実現するための作戦の一環として誕生したとの説がある。黒いマスクや服装を着用しているのが特徴であり、米国ではトランプ大統領の就任を契機に台頭し、2017年1月20日の大統領就任式にはワシントンで窓を壊したり車を燃やしたりした。トランプ大統領にとってアンティファは、自らの晴れの舞台にケチをつけた因縁の仇敵である。

 このように人種差別撤廃というスローガンに酔いしれる抗議デモの陰には、その動きを苦々しく思っている米国人が少なからず存在するのである。

新たな対立の火種

 抗議デモ参加者を民主党支持、これに批判的な人たちを共和党支持と仮定すると、両者は新型コロナウイルス対策でも意見が対立している。

 5月21日付ロイターによれば、民主党支持者の多い地区(人口密度が高い都市など)では新型コロナウイルスの死亡率が、共和党支持者の多い地区(農村部や郊外)の3倍に達している。このこともあってか、共和党支持者のほうが封鎖措置の解除を強く望んでおり、大統領選挙運動が今後本格化する過程で新たな対立の火種になる懸念がある。

 ウォールストリートジャーナルとNBCが5月下旬から6月上旬にかけて1000人を対象に調査を行ったところ、80%の人々が「米国はコントロール不能の状態にある」と回答した。このような情勢を見ていると、2018年に実施された世論調査結果が現実味を帯びてきていると思わざるを得ない。ラスムッセンが18年6月に有権者登録済みの1000人を対象に実施したアンケート調査によれば、3人に1人が「今後5年以内に南北戦争のような内戦が起きそうだ」と回答し、10人に1人は「その可能性が極めて高い」と考えていた。戦争の原因については6割が「不法移民の親子を強引に引き離そうとするトランプ大統領に対して、反トランプ派が過激な暴力に訴えるのが心配だ」とする一方、「メディアのトランプ大統領の扱いを不満に思う人々がいずれ暴力に訴える」との声も5割を超えていた。

 しかし国が二分されてしまうことへの不安の高まりは、18年が最初ではなかった。オバマ前大統領が成立させたオバマケア(医療保険制度改革)をめぐって国民の間で対立が極度に先鋭化した2010年も同様の状態だったとされている。

 19世紀半ばに起きた南北戦争は、奴隷制度をめぐる対立が原因だったが、現在の米国は道徳的、思想的、政治的というあらゆるレベルで深刻な分断が起きていると思えてならない。対立の構図も当時のように州単位ではなくモザイク状になっていることから、今後生じるかもしれない事態は正規軍同士の戦争ではなく、市民レベルの紛争が内乱状態に発展するというかたちになるのかもしれない。

 意外なことに、このような事態を予言した小説が10年以上前の日本で出版されている。『アメリカ第二次南北戦争』(佐藤賢一著)と題する小説が04年から05年にかけて雑誌「小説宝石」(光文社)に連載され、06年に単行本として出版されたが、作中の時間は13年1月である。

 米国初の女性大統領が暗殺されたことで大統領の座についた黒人の副大統領が、銃規制に乗り出したことを契機に反政府運動が生じ、それが内乱に発展するというストーリーだが、米国の内乱のおかげでその他の世界各国は戦争特需の恩恵に浴しているということになっている。

 「事実は小説より奇なり」ではないが、コロナ禍の世界では何が起きてもおかしくないのではないだろうか。

(文=藤和彦/経済産業研究所上席研究員)

JRA川田将雅も期待のドゥラメンテ産駒。兄は「無敗クラシック候補」も無念のリタイア……デビュー戦「無敗の一族」グランデフィオーレがヴェールを脱ぐ!

 先週、早くもアスコルターレがデビュー勝ちを決めた新種牡馬ドゥラメンテが今週も素質馬をスタンバイ。昨年ブレイクしたキズナに続いて「ドゥラメンテ旋風」を巻き起こしそうな予感がある。

 今週は日曜阪神の新馬(芝1600m)にも、期待のドゥラメンテ産駒グランデフィオーレ(牝2、栗東・藤岡健一厩舎)がデビューを予定している。

「初戦から楽しみ」という陣営の手応えもバッチリだ。3日には、栗東の坂路で古馬と併せて4F53.3-38.8-25.0-12.7と好タイムをマーク。藤岡健一調教師も「スピードがあるし、スタートも速い。気性も前向き」と素質を感じされる走りに太鼓判を押した。

 また、6月の阪神新馬は昨年のアルテミスS(G3)を勝利したリアアメリアがデビューしたように、クラシック候補がデビューを飾ることも近年の傾向だ。デビュー戦で川田将雅騎手を確保しているのも、陣営の自信の表れではないだろうか。

 父ロードカナロアの半兄グランデマーレはデビュー戦を逃げて楽勝すると、次走の葉牡丹賞(1勝クラス)を1.58.9のJRAレコードで快勝。クラシックの有力候補として期待されたものの、全治6か月の骨折が判明して春のクラシック出走は叶わなかった。

 このレースで3着に退けたダーリントンホールが共同通信杯(G3)を勝利していたことからも、重賞級のポテンシャルの持ち主と考えても差支えがないだろう。

「お兄さんのグランデマーレには注目していました。まだ底を見せたことがなかった馬だけにコントレイルとの対決を楽しみにしていたのですが、骨折により実現されなかったことは非常に残念です。

ですが、父がドゥラメンテに変わった妹のグランデフィオーレもなかなかの好素材ですよ。11日に栗東CWで追い切りましたが6Fを83秒1-12秒3と悪くない動きでした。陣営も『新馬向き』とジャッジをしていたようです。

また、この血統にはちょっとしたサインがあるんです。兄のグランデマーレもそうでしたが母グランデアモーレ、祖母ヒカルアモーレと全頭が新馬勝ちを収めているだけにグランデフィオーレも同じく新馬勝ちの期待が持てそうです」(競馬記者)

 グランデフィオーレも祖母、母、兄から繋がる新馬勝ち連勝のバトンを引き継ぐことができるだろうか。

 アスコルターレに続いて新種牡馬ドゥラメンテ旋風の旗手となるべく、ここは結果が欲しいところだ。

JRA 戸崎圭太「完全燃焼」で重賞奪取へ! ブラストワンピースとインディチャンプに割って入った素質馬の復活に期待

 今週14日に東京競馬場で行なわれるエプソムC(G3)には、レイエンダ、サトノアーサー、アイスストーム、シャドウディーヴァなど、ここをきっかけに秋に弾みをつけたい馬たちが挙って集結してくる。

 このレースに出走してくるギベオン(牡5歳、栗東・藤原英昭厩舎)だが、なかなか能力を開花できず、現在は足踏み状態が続いている。

 3歳時は、毎日杯(G3)で1着ブラストワンピース、3着インディチャンプの2着に入り、NHKマイルカップ(G1)はケイアイノーテックの2着。高い能力を見せたギベオンだが、その後、軌道に乗ることができずにいる。

 だが、昨年秋以降の敗因を分析してみると、ハッキリとした傾向が見えてくる。

 毎日王冠(G2)7着→出遅れ
 チャレンジC(G3)9着→直線で他馬と接触する不利
 中山金杯(G3)10着→急かして流れに乗せた分、力んで脚が溜まらず
 金鯱賞(G2)4着→直線で他馬に寄られて前が詰まる不利
 新潟大賞典(G3)13着→出負けして後方に下がる

 こうして見ると、敗れたレースの敗因は明白。今回ギベオンに騎乗する戸崎圭太騎手には、ギベオンを完全燃焼させる騎乗が期待される。

「戸崎騎手と藤原英厩舎といえば、2018年の皐月賞(G1)を勝ったエポカドーロ。その年、藤原英厩舎の馬に28回騎乗して7勝・2着5回・3着6回という好相性でした」(競馬記者)

 戸崎騎手は5月23日に東京競馬場で、昨年11月の落馬事故から6カ月半ぶりにレースに復帰し、先週早くも3歳未勝利戦で勝利を挙げた。その日は2勝し、翌日には久しぶりのG1戦、安田記念でダノンキングリーに騎乗(7着)して、レース感覚は戻ってきている。

 あとは、大きいところを勝って、応援してくれていた方々に恩返しをしたいところだ。ギベオンを巧くスタートさせて、あとは中団に控えてその時を待つ……東京競馬場で人馬が一体となって、復活の狼煙を上げるかもしれない。

不倫の渡部建、想像力を麻痺させたドS性欲…酔うと豹変、礼儀正しい良い人が“天狗”に

「渡部さん、やっちゃいましたね。文春を読んだら、これはどう見てもアウトだなって感じましたよ」

 芸能界でも指折りの美人妻・佐々木希と幸せな結婚生活を送っていたにもかかわらず、「トイレで云々」「1回1万円」「LINEのビデオ通話であれこれ」など複数の女性との不倫を暴露された、アンジャッシュの渡部建。イメージとは裏腹な行動について、あるテレビ局関係者は冒頭のように語り、こう続けた。

「誰にでも礼儀正しいですし、テレビのスタッフにも気を遣います。いい人だな、と感じる一方で、酒が入ると神経質になる感じもありました。スタッフとの意見交換で自説を曲げず、酔うほどにうんちくが長くなるんです。細かいよね、なんて陰口を叩く女性もいました」

 グルメ王として活躍する一方で、女性も“テイクアウト”し放題だった……。やはり、天狗になった感は否めない。

「週刊文春」(文藝春秋)の記事について、渡部は「私の不徳の致すところであり」と事実関係を認め、多くのレギュラー番組出演をはじめとする芸能活動の自粛に追い込まれている。「表に出たらどうなるか」という想像力が麻痺するほど、性欲が強かったと言わざるを得ない。

「行為の内容をしゃべられたらどうなるかってことぐらい、芸歴の長い渡部さんならわかるはずなのに。S的な性欲が勝ってしまったんでしょうね」(前出のテレビ局関係者)

最大の間違いは“多目的トイレ”か

 不倫歴20年で男女問題に詳しいライターの稲垣翼氏は、以下のような見方を示す。

「内容的に、これは不倫というより遊びですね。芸能人の不倫報道が出るたびに、間違いを感じさせるポイントがいくつかあるのですが、今回はもちろん『多目的トイレ』です。かつて、プロ野球選手や落語家のラブホテル利用が報じられた際は『五反田』『錦糸町』などと、その場所がネタになりました。千葉のラブホテルに入った俳優と女優の騒動も、すごくケチくさく感じられましたよね。渡部の件に関して、ワイドショーで東国原英夫さんが『女性の扱いが雑すぎる』と嘆いていましたが、同感です」

 そして、「不倫はバレたらアウト。絶対に見つかってはいけないし、相手の女性を粗末に扱ってはダメ」が持論の稲垣氏の主張は続く。

「僕はずっと、不倫相手を楽しませてきました。一緒に楽しく酒を飲み、おもしろおかしく会話をして、支払いはすべて自分持ちです。しかし、渡部は女性を一方的に多目的トイレに呼び出して、自分が満足したらハイ、サヨナラ。これでは、不倫相手に対するリスペクトも優しさもあったものではありません。あれこれバラされた挙げ句に、相手の女性に『性のはけ口』『せめて一人の女性として扱ってほしかった』などと言われたのも、すべて自業自得だと感じます」

伝説の名将が授けた男女関係の極意

 かつて、筆者は読売ジャイアンツの「栄光のV9」について取材した際、当時のV9戦士から印象深い話を聞いたことがある。

「当時は娯楽の筆頭がプロ野球で、僕らは人気がありました。あるとき、川上哲治監督と銀座で酒を飲みながら、こんな話をされたことがあります」

 それは、以下のような内容だったという。

「若いお前たちは、これからどんどんモテるし、彼女もできる。真剣な交際もする代わりに遊ぶこともあるだろうが、これだけは覚えておけ。男女関係は誠意だ。相手を楽しませて、別れるなら何よりも誠意を示せ。すると、後で“いい男と付き合っていた”と思ってもらえる」

 自分に付き合ってくれた女性を大事にして、別れる際も相手のことを大切に考えろ、とプロ野球界最高の名将は若手選手に説いたのである。もちろん、これは通常の恋愛における話であり、不倫と通常の恋愛は違う。しかし、今回の騒動を見る限り、何より渡部に欠けていた姿勢ではないだろうか。

 今回の一件で、渡部は女性を敵に回した。相方の児嶋一哉に「トイレ貸して、1万円払うから」とネタにされることすら難しいだろう。前途は多難である。

(文=後藤豊/フリーライター)

JRAマーメイドS(G3)「波乱の優勝馬」の悲しい末路!? 重賞勝利を喜ぶも束の間……今年も「該当馬」多数

 今年で25回目となるマーメイドステークス(G3)は、ハンデ戦に変更されるまではエアグルーヴ、エリモエクセル、アドマイヤグルーヴ、ダイワエルシエーロ、ヤマカツスズランといったG1レースの勝ち馬が勝利し、古馬牝馬の重要なレースであった。

 しかし、ヴィクトリアマイルが誕生した2006年にハンデ戦へ条件が変更され、レースの様相は一変……それ以降は毎年万馬券が発生し、ハンデ戦で行われた14回で1番人気はわずか2勝。193万馬券も飛び出し、過去10年で見ても10万馬券は7本とまさに波乱必至のレース。

 その状況が示すように、ハンデ戦以降の優勝馬はその後散々な成績となっている。

■マーメイドステークス過去の優勝馬と、その後の成績
 2006年 ソリッドプラチナム( 9番人気1着)⇒ 19戦未勝利で引退
 2007年 ディアチャンス ( 2番人気1着)⇒ 4戦未勝利で引退
 2008年 トーホウシャイン (12番人気1着)⇒ 1戦未勝利で引退
 2009年 コスモプラチナ ( 9番人気1着)⇒ 3戦未勝利で引退
 2010年 ブライティアパルス( 3番人気1着)⇒ 6戦未勝利で引退
 2011年 フミノイマージン ( 2番人気1着)⇒ 重賞2勝
 2012年 グルヴェイグ ( 1番人気1着)⇒ 後に右前屈腱炎を発症して引退
 2013年 マルセリーナ ( 7番人気1着)⇒ 4戦未勝利で引退
 2014年 ディアデラマドレ ( 1番人気1着)⇒ 重賞2勝
 2015年 シャトーブランシュ( 8番人気1着)⇒ 3戦未勝利で引退
 2016年 リラヴァティ ( 6番人気1着)⇒ 1戦未勝利で引退
 2017年 マキシマムドパリ ( 3番人気1着)⇒ 6戦未勝利で引退
 2018年 アンドリエッテ (10番人気1着)⇒ 1戦未勝利で引退
 2019年 サラス ( 7番人気1着)⇒ 1戦未勝利
 2020年 ???

 以上のように、14頭中11頭がマーメイドステークス後は未勝利で引退となっているのだ。

 この要因はやはり、この時期のハンデ戦ということだろう。ヴィクトリアマイルとクイーンステークスの間にあり、実績のあるオープンクラスの牝馬はあまり出走しない。

 その影響で出走枠がオープン馬で埋まらず、格下の条件クラスの馬が多く出走できる傾向にあるのだ。そして本来オープンクラスでは実力が足りない格下馬が、軽いハンデの恩恵で勝利してしまい、結果としてその後のオープンクラスで苦戦を強いられてしまうのである。

 さらに出走メンバーも条件クラスの馬が多いように、条件馬相手の勝利という側面もあり、後のオープン馬相手ではやはり力の差が出てしまうのだろう。

 実際にマーメイドステークス優勝後に惨敗を繰り返す馬を調べると、マーメイドステークスが「3番人気以下での勝利」「前走重賞以外で3着以下に敗退」「前走までに重賞出走経験なし」「前走が2勝クラス」に該当する馬のほとんどは、仮にここで勝利してもすべてその後未勝利となっている。

 条件馬であっても、48㎏の軽ハンデであっても、このレースを勝てば飛び級でオープン馬となってしまうので、将来的に活躍するためには、やはりある程度の実績や経験の裏付けが必要になるのだろう。

 今年出走する馬を見てみると、

 エアジーン
 オスカールビー
 サトノワルキューレ
 サマーセント
 センテリュオ
 ナルハヤ
 パルクデラモール
 マルシュロレーヌ
 リンディーホップ
 レイホーロマンス

 あたりが危険な馬に該当しそう。仮にここで勝利しても、今後の未勝利フラグが立ってしまうことになるわけで、関係者としては複雑な心境かもしれない。これらの馬がどんな走りを見せるか、そして今後どんな成績を残せるか、今週のマーメイドステークスに注目したい。

JRA「令和の人情親子」に大物馬主も感激! エプソムC(G3)アトミックフォース得意の左回りで1年ぶりの親子Vなるか!?

 10日、川崎競馬場で交流重賞・関東オークス(G2)が行われ、JRA所属のレーヌブランシュが直線で抜け出し、2着に1馬身半差をつけて優勝した。

 レース後、松山弘平騎手は「小回りなので前で運びたいと思い、積極的に行った」とコメントしているように、作戦通りの騎乗で見事に勝利を飾った。今年のオークス(G1)をデアリングタクトで制している松山騎手は、中央、地方のオークスW制覇という珍しい記録達成となった。

 実は昨年の関東オークスでも、親子制覇というドラマが生まれていた。

 勝利したラインカリーナを管理するのは、美浦所属の武藤善則調教師。そして鞍上はその息子・武藤雅騎手だった。なんと武藤騎手は重賞初制覇が「親子タッグ」となったのだ。

 レース後、父は「自分の管理馬で雅が初重賞を挙げられ感無量です」とコメント。息子は「今までたくさん乗せていただいていたので、やっと父に恩返しができたかなと思います。中央の重賞でも結果を出していけるように頑張りたいと思います」と今後の飛躍を誓った。

 それから1年……。14日に東京競馬場で行われるエプソムC(G3)に武藤親子コンビがアトミックフォース(牡4歳、美浦・武藤善則厩舎)で挑む。

 武藤騎手は昨年の関東オークス後、重賞に16回挑戦するも未勝利に終わっている。だが、その中でも最も勝利に近づいたのが、初めて親子タッグでJRA重賞に挑んだアトミックフォースの前走の新潟大賞典(G3)の2着だった。今回こそはリベンジといきたいところだろう。

「武藤騎手はJRA競馬学校を受験した際、一度は落ちてしまっています。しかし、1年後に再受験し合格した苦労人です。昨年はジョディーとのコンビでベルモントオークス(G1)を経験するなど、いま伸び盛りの期待の若手騎手です。

また、父である武藤善則調教師には人情味溢れるエピソードがあります。昨年のアーリントンC(G3)で息子がニシノカツナリ(水野貴広厩舎)に騎乗したのですが、直線で前が空かず、最後は追い込むもタイム差なしの4着に敗れてしまいました。その結果、3着以内に与えられるNHKマイルC(G1)の優先出走権を逃してしまいました。

この時、西山茂行オーナーに真っ先に『申し訳ありません』と連絡したのが、父の武藤善則調教師だったのです。この親子愛には西山オーナーも感激だったとか。是非ともエプソムCを親子制覇して欲しいものです」(競馬記者)

 アトミックフォースが挙げている4勝はすべて左回りコース。前走は重賞で2着に入っていることからも成長が感じられる。得意の東京コースで初の重賞制覇があってもおかしくないだろう。

 武藤騎手がアトミックフォースの能力を最大限に引き出して、人馬ともにJRA重賞制覇を成し遂げて父への1年ぶりの恩返しとなることを期待したい。

英語学習は脳のしくみを活かせ! 脳医学者の教える英語勉強法

 

 仕事が忙しくて時間がなかなか取れない。記憶力にもう自信がない。大人になってからの英語の勉強は挫折してしまいがち。

 あまり時間をとれなくても、記憶力が衰えてきていても、なんとか英語をものにしたい。そんな人に、「脳のしくみ」を利用して勉強することを提案しているのが『脳が忘れない 英語の「超」勉強法』(瀧靖之著、青春出版社刊)の著者である、医師の瀧靖之氏だ。

 本書では、脳医学の知識をベースに「人の脳に合った英語の勉強法」を紹介する。

■英語上達の近道は「脳」の仕組みを知り、利用すること

 英語の勉強法で大事なことは「英語に親しみや好奇心を持つこと」「脳のしくみや働きに合った勉強をすること」の2つ。英語を身につけようとするなら、何より楽しい気持ちで学ぶことが1つ目のポント。そして、脳のしくみや働きを知り、それを利用するのが2つ目のポイントとなる。

 では、脳のしくみを活かすとはどういうことか。それは、「相手の真似をしたがる」という脳の性質を利用すること。脳というのは、何かを真似することに長けている。人間の脳には「ミラーニューロン」と呼ばれる模倣に特化した働きを持つ神経細胞がある。前頭葉にある下前頭回と運動前野、側頭葉と頭頂葉の間にある側頭頭頂接合部などの領域が協調して、模倣に関わっていると言われている。

 だから、たとえばリスニングの勉強では、自分の好きな英語の曲を聴き、真似して歌い、歌詞を覚えることが、大人の英語の第一歩として最適だという。メロディやリズムがついているので、自然と覚えられるのが大きなメリットだ。

 そして、音楽よりも効果的なのが映画。映画は聴覚だけでなく、視覚にも訴えかけてくるので、強く脳に刻み込まれることが期待できる。最初は日本語字幕付きで観ることで、英語を聴きながら意味もわかる。慣れてきたら、英語の字幕を観るのもいい。

 映画で英語を覚えるメリットは、単語や表現が映画のシーンとともに記憶として脳にインプットされやすくなること。

 教材とする映画は、自分の好きなものを選ぶこと。音楽を選ぶときも同様だ。好きな映画や音楽を使うことで、モチベーションのアップにもなるからだ。英語の勉強法で大事な1つ目のポイント「英語に親しみや好奇心を持つこと」にもつながる。そして、音楽や映画では物足りなくなったら、次のステップとして、ニュース番組を流しっぱなしにしたり、英会話学校に通うといったレベルに進んでみるのがいい。

 できるだけ楽しく、そして脳のしくみを活かすという勉強法は、継続することにもつながるだろう。英語を習慣化することで、英語力もアップするはず。

 英語の勉強を諦めている、続かないという人は、本書の勉強法を試してみてはどうだろう。好奇心をもち、ワクワクすることを見つければ、勉強は不思議とはかどるし、あまり負担に思わないはずだ。
(T・N/新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

あの竹中平蔵が安倍政権のコロナ対応の遅さを国民に責任転嫁! 竹中が役員務めるパソナは電通と同じくコロナ給付金事業でボロ儲け

 新型コロナにあえぐ国民への支援策をも食い物にしようという「持続化給付金」の電通−経産省の再委託問題をめぐり、新たな疑惑が次々に噴出している。  11日発売の「週刊文春」(文藝春秋)は、「持続化給付金」の給付事業を電通の“トンネル法人”である一般社団法人サービスデザイン推...

JRAサリオスに負けてられない! エプソムC(G3)昨年2着サラキア、今年は圧倒的「好条件」でリベンジへ!

 14日(日)、東京競馬場で行われるエプソムC(G3)にフルゲート18頭がそろった。阪神競馬場のマーメイドS(G3)と両にらみだった昨年2着のサラキア(牝5歳・池添学厩舎)はエプソムCを選択。有力馬の1頭としてレースを迎える。

 昨年のエプソムCで、サラキアは好スタートからマイペースの逃げを打ち、2番手を追走したレイエンダから3/4馬身差の2着に粘った。今年はレイエンダの斤量が1キロ増え、サラキアは据え置き。2頭の着差と斤量を単純比較すれば、サラキアの逆転は十分可能だろう。

 休み明け2戦目というローテーションは昨年と同じ。これまで休み明け2戦目では、3戦して「0-2-0-1」と勝ち鞍こそないがまずまずの成績。2度の2着は3歳秋のローズS(G2)と昨年のエプソムC。唯一の着外は昨秋のエリアベス女王杯(G1)で、優勝したラッキーライラックから0秒4差の6着ならサラキアにとって最も力を発揮できるベストなローテーションといえるだろう。

 もう一つ、この馬が好走するためには昨年のように逃げもしくは先行策が必須となる。

「エプソムCは逃げ・先行馬有利の傾向があります。過去5年を見ても、逃げた馬は「1-1-2-1」と好結果を残しています。複勝率は80%、複勝回収率は250%にも上ります。サラキア自身も、逃げた2戦はいずれも東京コースで2着と3着に粘り込んでいます。ただし今回は逃げたい馬が他に何頭かいるので、好スタートを切ったとしても、3~4番手を追走する形になる可能性がありそうですね」(競馬誌ライター)

 その言葉通り、もしサラキアが先行できれば、好走する可能性は高くなるだろう。これまで「4角4番手以内」というレースは4度あったが、「2-1-1-0」と全て馬券に絡んでいる。逆に4コーナーで5番手以下の位置取りなら、厳しい結果が待ち受けていると言えそうだ。

 10日(水)の最終追い切りは、栗東坂路を単走で追われ、4ハロン52秒3、ラスト12秒2で駆け上がった。昨年の52秒8-12秒3を上回る好時計をマークし、状態面も不安はなさそうだ。

「最終追い切りは単走でしたが、スピード感あふれる動きを披露しました。気配も休み明けの前走時(福島牝馬S)に比べて明らかに良くなっていますよ」(同)

 2歳下の弟サリオスは、昨年2歳王者に輝き、この春は皐月賞とダービーで連続2着に好走し、牡馬クラシック戦線を盛り上げた。姉のサラキアも重賞で2着2回の実績を誇るが、重賞制覇には至っていない。弟の活躍に触発され、1年10か月ぶりの勝利を重賞の舞台で飾れるだろうか。

パチスロ「一撃万枚」の夢は終わらず!?「選ばれし人気機種」の特徴とは…


「懐かしのアノ機種が打ちたい」

 長年パチンコ、パチスロを打たれている方であれば、一度はそう思ったことがあるのではないでしょうか。

 私であれば一撃万枚を狙いやすいとされる『パチスロゴルゴ13-薔薇十字団の陰謀-』や『パチスロ コードギアス 反逆のルルーシュ』、『パチスロ カウボーイビバップ』など歴戦の爆裂機を無性に打ちたくなる事がございます。

 実際に一撃万枚を体験した事はございませんが、5000枚や8000枚クラスの出玉を出し、爆裂機としての片鱗を体験した事は、今なお私の脳裏に鮮明に残っているのです。

 無論、現行の機種も今の時代にあった楽しみ方ができるものでございますが、どうしても過去に美味しい思いをした機種が恋しくなるのは打ち手の性…。

 昔打った機種を今でも設置している店がないか。そう思って設置店舗を検索した方々もいる事でしょう。

 上記3機種の中で『パチスロ カウボーイビバップ』だけは、今でも現役で設置しているホールがございます。

 有利区間が設けられた6号機では成し得ない「一撃万枚」を狙える機種がまだあるのならば、多くの店舗で導入すればいいじゃないか。そう考える人もいるかもしれません。

 私も自宅の近くに『パチスロ カウボーイビバップ』が設置されたホールがあったら撤去されるまで打ち切るとは思いますが、実はホールがそういった機種を設置できない訳があるのです。

 パチンコ・パチスロには検定と認定というものがあり、検定の有効期間は公安委員会に申請してから3年間です。保通協での型式試験に合格して「適合」と認められた遊技機がホールへと導入されます。

 認定というのは、ホールに設置中で検定期間内であり、かつ故障していない遊技機を対象にホール側が認定の申請を行ったもので、設置期間を3年間延長できるシステムです。

 多くのホールは、よほどの人気機種でない限り認定申請を行わないため検定切れまでに撤去されてしまうが故に、昔の台が打てるホールが限られてしまうという現象が生じます。

 では、実際にどのような機種が認定申請されやすいのか?私がパチンコ店員として5年間勤めたホールで「1機種だけ」認定申請した機種がありました…。

 それは、5号機として絶対的人気を誇った『沖ドキ!』です。

 先月、多くの人々が待ち望んでいたシリーズ後継機『沖ドキ!2‐30』がホールに導入されましたが、初代に対する根強い支持は衰える事なく健在でしょう。

 当時、私が勤めていたホールには『沖ドキ!』だけで3ボックス設置しており、まさにホール運営の主力とも言うべき機種でございました。

 天国に上がったかどうかのドキドキの32G。連チャンした際の胸の高鳴り。圧倒的出玉性能で「一撃万枚」も射程圏内。これまで多くのパチスロユーザーを魅了してきた屈指の名機です。

 そんな『沖ドキ!』に関して、忘れられないエピソードがございます。

 勤め先のホールでは『沖ドキ!』の認定申請を行った日から、認定の通知を受けるまでの数日間、稼働停止となっていたのですが…。

 当時、『沖ドキ!』を毎日のように遊技し、それ以外の機種には目もくれない常連様が数多くいらっしゃり、来店して稼働停止している『沖ドキ!』の島を見た常連様からは「もう沖ドキ打てなくなるの?」「今すぐ電源入れて打たせろ!」などの声をいただいた記憶があります。

 中には「沖ドキで遠隔やってたから稼働停止になったんだろ」と、健全な営業を行っていた我々に対して突飛な事を言ってくる方もおり、高鳴る感情をぐっと抑えて対応しておりました。

 ただ、その一方で本機の人気が高いことを実感。『沖ドキ!』の島が稼働停止しているという事で「もう沖ドキが打てなくなるかもしれない」と不安になる常連様が非常に多かった事からも、これだけパチスロユーザーに愛されている機種なのだと身をもって体感した次第です。

 これまで多くの方々を虜にし、パチスロ業界に活気を与え続けてきた『沖ドキ!』。打てなくなるまで、まだ猶予はございます。

 ホールから完全に撤去されてしまう「その時」が来るまで…悔いが残らないよう打ち尽くしたいですね。

(文=ミリオン銀次)