コロナ禍だからこそ「ウェディングソング」を作ってやろうと思ったワケ【沖田臥竜コラム】

 本来なら今頃、目前に控えたオリンピックを前に、日本中が盛大な盛り上がりを見せているはずだった。特に開催予定地に選ばれた首都東京は、メディアを巻き込み、近年稀に見るお祭り騒ぎになっていただろう。

 それが、誰も予想すらしていなかった新型コロナウイルスの影響でオリンピックは延期。緊急事態宣言が発令され、日本のみならず、世界各国が恐怖と不安のどん底へと突き落とされたのだ。毎日、メディアで発表されるコロナウイルスの感染者数。各種イベントの中止。休業や自粛要請による経済悪化。このまま、日本はどこまでダメになるのか――多くの人がそんな疑問を持っただろう。

 そうした中にあっても、国民一人ひとりがさまざまな垣根を超えて、諦めることなく粘り強さを発揮したからこそ、現状、最悪の危機は乗り越えたと言えるところまで来たのではないだろうか。

 もちろん、感染拡大に関してもまだ予断は許されないし、景気回復へ向けた経済的課題は多い。それでも徐々にではあるが、多くの人が日常を取り戻し始めた。そして気づかされたことは、当たり前の日常こそが、実は最も尊いという現実であったのではないだろうか。

 自粛期間中、筆者も表現活動などを通じて、何かできないかと考え続けていた。そうした時に、筆者のTwitterのアカウントに一本のDMが届いた。送り主は、LGYankeesのMC・HIRO。ヒップホップ界で一世代を築いたアーティストからであった。

 それが、プロジェクトのスタートとなる。MC・HIROからの依頼は、しばらく活動を休止させていたLGYankeesを再開させるにあたり、筆者に新曲の作詞をしてもらえないかというものであった。その模様は、筆者が携わっているYouTubeチャンネルS倶楽部の動画でも配信されている。

 どうせ作詞するなら、金儲けではなく歌詞を書くことによって、自粛真っ只中の社会を少しでも明るくできるような試みにしたいというのが、筆者の唯一の思いとなった。そして同じ作詞するなら、LGYankeesの名曲「ウェディングロード」(2011年)に今の時代にあった歌詞をつけて、リメイクすることができないかと考えたのだ。

 なぜならば、「ウェディングロード」は結婚式の定番ソングだが、コロナ禍では多くの結婚式が中止や延期になっていたと聞いていたからだ。LGYankeesから依頼が来たときは、1年で最も結婚式が多い6月、ジューンブライドを間もなく迎えるという時期だった。予定されていた結婚式ができず、寂しい思いをしているカップルやその家族、友人などは多いだろう。そんな人たちを元気づける曲を書いてみたいと思ったのだ。

 やるとなったら、急がないといけない。権利面などさまざまな問題を全てクリアしていき、「ウェディングロード」をリメイクする許可もおり、正式に作詞することとなったのだった。

 出来上がった曲を販売しようというつもりは毛頭ない。結婚式の中止や延期を余儀なくされたカップルに、お祝いのメッセージをつけて贈らせてもらう。このプロジェクトに携わった全ての人々が、手弁当のボランディアである。レコーディング、MV撮影に至るまで、大勢の人たちがこの企画に参加してくれている。

 そして、スタートから約1か月半で「ウェディングロード2020」が完成。どうせなら、カップルだけでなく、例えば大変な時期に出産を控えた家族へのエールや、新しい家族の誕生のお祝いとしても使ってもらえるようにしてはどうかと提案があり、末長く愛される曲にするためにも、あらゆるライフイベントを対象に希望者を募ることとなった。また、それに伴い筆者もLGYankeesに加入し、本気でこのプロジェクトを拡大させいくことにしたのだ。

 同じ「書く」という作業でも、筆者が当サイトなどで書く原稿と、いわゆるリリックといわれる作詞は全く違う。筆者にとっても初めての試みだっただけに、当初、戸惑いもあった。だが筆者には筆者で、この曲に深い思い出があった。それをありのまま歌詞にすることにした。最終的に、どんな歌詞になったか、原曲とはどう違うのか、ぜひ聞いてもらいたい。

 現在、筆者のTwitterアカウント沖田臥竜で楽曲配信の申し込み受付をしており、すでに多数のDMが届けられている。希望者には、MC・HIROによるメッセージ映像をつけて、順次に贈らせていただいている。このプロジェクトを開始させるにあたり、MC・HIRO自身も新生LGYankeesとしての新しくTwitterのアカウントを開設させた。こちらのDMでも受付をしている。LGYankees_official

 「ウェディングロード2020」を通して、ひとりでも多くの人に対してお祝いと応援をして、感動を与えられたら、それに勝る喜びはない。
(文=沖田臥竜/作家)

【申し込みアカウント】 「沖田臥竜」 「LGYankees_official」/YouTubeチャンネル『S倶楽部

●沖田臥竜(おきた・がりょう)
2014年、アウトローだった自らの経験をもとに物書きとして活動を始め、『山口組分裂「六神抗」』365日の全内幕』(宝島社)などに寄稿。以降、テレビ、雑誌などで、山口組関連や反社会的勢力が関係したニュースなどのコメンテーターとして解説することも多い。著書に『生野が生んだスーパースター 文政』『2年目の再分裂 「任侠団体山口組」の野望』(共にサイゾー)など。最新小説『忘れな草』が発売中

JRA函館スプリントS(G3)で開幕! 大混戦サマースプリントシリーズの展望

 今週から夏競馬の風物詩サマーシリーズが開幕する。このサマーシリーズは2006年からスタートした夏のイベントで、該当レースの結果に応じたポイント獲得数で夏の王者を決めるものだ。

・サマースプリントシリーズ(全6レース)
函館スプリントS(G3)
CBC賞(G3)
アイビスサマーダッシュ(G3)
北九州記念(G3)
キーンランドC(G3)
セントウルS(G2)

・サマー2000シリーズ(全5レース)
七夕賞(G3)
函館記念(G3)
小倉記念(G3)
札幌記念(G2)
新潟記念(G3)

・サマーマイルシリーズ(全4レース)
米子ステークス(L)
中京記念(G3)
関屋記念(G3)
京成杯オータムハンデ(G3)

・サマージョッキーズシリーズ
上記全レースが対象

 御覧の通りスプリントシリーズは対象レースが6つと最も多く、かなりの激戦となっている。今週からサマースプリントシリーズとサマーマイルシリーズが開幕するが、ここでは激戦のサマースプリントシリーズについて展望をまとめたい。

 基本的にサマースプリントシリーズのポイント獲得方法は、北海道滞在組と非北海道組に分かれる。前者は全6戦のうち2戦が函館競馬場と札幌競馬場で行われるため、涼しい北海道で滞在競馬の恩恵が受けられる函館スプリントSとキーンランドCでポイントを獲得するパターン。

しかも今年はコロナウイルスの影響で、札幌開催中は札幌滞在限定というのも大きい。函館から札幌への輸送がないからだ。逆に後者は、新潟・小倉・阪神と異なる競馬場に連戦しなければならない。左回りと直線1000mの競馬、坂のあるコースとないコースなど条件はバラバラだ。

しかし、ローテーション的にはCBC賞→アイビスSD→北九州記念→セントウルSと適度に間隔が開いておりレースが使いやすいというメリットもある。相手関係を見て、あるいはライバルのポイント状況を見てレースを自由に決めることができる。ただし後述するように、最終戦のセントウルSはかなりの強豪が出走予定のため、格下馬にはかなり厳しいレースとなることが予想される。

 加えてサマースプリントシリーズは他のシリーズと異なり、10月にすぐスプリンターズS(G1)があるので、必ずしも出走馬はサマーシリーズを目標としていない部分もある。ここで全力を尽くせば、スプリンターズSではガス欠となってしまうからだ。

そういった馬は、チャンスがありながらも、他のレースに出走せず休養するパターンも多い。函館スプリントSでいえば、2018年に勝利したセイウンコウセイなどがそうだ。また、G1級の実績馬がスプリンターズSの叩き台としてセントウルSに出走するケースもある。

 さらにサマースプリント王者になってスプリンターズSも勝利したのは、昨年のタワーオブロンドンのみ。同馬の優勝はサマースプリントシリーズが創設された2006年から初の快挙でもあった。そういった意味でも、夏の王者がスプリンターズSで好走するのがいかに困難かわかる。

つまりサマースプリントシリーズの出走馬は、目標が夏の王者なのかスプリンターズSなのか、その見極めが重要でもあるのだ。

◆サマースプリント王者のスプリンターズSでの成績。
2006年 シーイズトウショウ 8着
2007年 サンアディユ    2着
2008年 カノヤザクラ    7着
2009年 カノヤザクラ    3着
2010年 ワンカラット    5着
2011年 エーシンヴァーゴウ 3着
2012年 パドトロワ     8着
2013年 ハクサンムーン   2着
2014年 リトルゲルダ    不出走
2015年 ベルカント     13着
2016年 ベルカント     10着
2017年 ラインミーティア  13着
2018年 アレスバローズ   14着
2019年 タワーオブロンドン 1着

 6レースで行われるようになった、2012年以降のサマースプリントシリーズ優勝ポイントは16~27pt。ただし最近5年は16~21ptなので、2勝の20ptを獲得すれば優勝圏内となる。

そういった状況を踏まえ、函館スプリントSの出走メンバーを見てみると、京阪杯の優勝馬ライトオンキューがまずその候補だ。

昨年も夏の北海道に滞在したが、函館スプリントSは競走除外、キーンランドCは不利があって4着と不完全燃焼。UHB賞で2着と洋芝に実績があり、今年は本格的に夏の王者を狙っていると思われる。58㎏を背負うダイアトニックもここで結果を出せば、一気に優勝候補に躍り出るだろうが、スプリンターズSを狙うなら、そのまま休養にあてるかもしれない。

 北海道組以外では、CBC賞で復帰予定のアウィルアウェイに注目したい。小回り向きの決め手があり、高松宮記念後は休養にあて、夏競馬に向けて調整されてきたのもプラスだ。

 昨年の王者タワーオブロンドンは、夏は休養とのことで、復帰戦はおそらくセントウルS、そしてスプリンターズSを目指すことになりそう。ダノンスマッシュもセントウルSが復帰戦の模様で、高松宮記念馬モズスーパーフレアは北九州記念と、古馬3強はサマースプリントシリーズに本気モードではなさそう。3歳馬では葵ステークスの優勝馬ビアンフェもセントウルSが復帰戦の予定で、サマースプリントシリーズには興味なし。

 以上を踏まえると、今年のサマースプリントシリーズは中心馬が見当たらず、かなりの混戦模様といっていいだろう。どんな開幕戦となるか、そしてどんな結末となるか、初戦である注目の函館スプリントSから目が離せない。

『とくダネ!』、臓器売買疑惑の中国「移植待機期間2カ月」報道で物議…「日本3年」と比較

 どういう意図の企画だったのか、インターネット上では疑問の声が相次いでいる。17日放送のテレビ番組『とくダネ!』(フジテレビ系)で、『課題 日本で進まぬ臓器移植…待機は先進国最長』という特集を放送したことが話題になっている。

日本「移植まで3年1カ月」、中国「1~2カ月」

 同コーナーでは、日本の臓器移植の課題を探るテーマで、「日本は移植希望者約1万4000人のうち、移植を受けられるのは約2%」「心臓移植の平均待機期間は約3年1カ月」と移植手術に時間がかかる日本の現状を紹介。一方で中国・武漢市の医師の移植事例を紹介し、「中国では(移植まで)平均1カ月~2カ月」などと報じた。なぜ日中で、ここまでスピードに差が出るのかについては明確な説明はなかった。

 中国国内では、以前から「違法な臓器売買が横行しているのではないか」との疑惑が尽きない。当サイトでも昨年7月22日、記事『中国、人民を殺害し臓器収奪&移植ビジネスの疑惑…病院地下に4千人仮死状態との証言』で指摘している。

「そんなに脳死で亡くなる方がいるのか?」

 Twitter上では今回の放送に関して、以下のように疑問の声が相次いでいる。

「日本の平均待機期間は3年1ヶ月に対し中国は1~2ヶ月!?これ、なんかありますよね……となるはずですよね、普通。」(原文ママ、以下同)

「あながちフィクションとは思えない 闇の子供たち 思い出す。国際人権団体のセミナーで 今や人身売買(性的搾取、奴隷、臓器取りだし用)がマフィアの最高の資金源と世界中に張り巡らされたルートマップに恐怖してからもう10年以上経ちます。現在はもっと悪くさらに悪くなっていると簡単に予測できる」

「そんなに脳死でなくなる方が多いわけ無いじゃない 生体肝移植できる臓器だって限られてるし、提供する人にも影響があるわけだし。輸血とはわけが違う」

「日本は死者の尊厳を重視する」

 一般社団法人日本臓器移植ネットワークの「移植施設」に指定されている大学病院の医師は次のように話す。

「移植手術の技術に関して、日本と他国との間に差はありません。確かに、米国では年間約1万人が死後に臓器提供し、2万件以上の臓器移植が行われています。日本では1997年から2018年12月までの約21年間で行われた脳死後に心停止した死後の移植件数は約5200件。確かに欧米と比べて少ないのは確かです。これは各国の法律で提供できる条件が違うからです。

 臓器移植法は改正されましたが、改正臓器移植法施行でも『人の死』とされるのは『脳死後に臓器を提供する場合』に限定しています。臓器移植に関するガイドラインも非常に厳しいものです。

 これまでも臓器移植に関連する各種ガイドラインの改訂や、臓器移植ネットワークが生前の臓器提供の意志表示に関する啓発活動を行い、少しずつ改善しつつあります。一人でも多くの助かる命を救うのは医師の大切な使命です。一方で、臓器を提供される方の尊厳や遺族の方のお気持ちもないがしろにはできません。日本国内の多くの人にこの問題を真剣に考えてもらいたいです」

 番組は欧米などとの制度の比較ではなく、さまざまな懸念がある中国の事例と比較したのだろうか。人の生と死を扱うテーマだからこそ、丁寧な番組づくりが必要だったのではないか。

(文=編集部)

 

JRA 藤田伸二があの天皇賞馬と再タッグ!? 「ファンに夢を与えているのは騎手ではなく馬」名手も夢見る「競走馬と共栄できる未来」

 元JRA騎手の藤田伸二氏が、多くの引退した名馬たちを預かるヴェルサイユリゾートファームを訪れ、現役時代に主戦を務めたヒルノダムールらに騎乗したとTwitterで報告した。

 藤田氏が騎乗したのはヒルノダムール、アドマイヤジャパンの2頭。なかでもヒルノダムールはデビューから引退まで一貫して藤田氏が騎乗し、2011年の天皇賞・春(G1)を勝つなど活躍。同年にはフランスに遠征し、凱旋門賞(G1)にも挑戦(10着)している。本人にとっても思い出深い1頭なのは間違いないだろう。

 約9年ぶりに愛馬ヒルノダムールにまたがったという藤田氏は、その模様をTwitterにアップ。「種馬を引退してまもなく、人を乗せてない時期が長かったらしく、メチャ暴れ馬やった…」と明かした。だが、 “ヤンチャ”っぷりを発揮したヒルノダムールにも危なげなく騎乗し、 “JRAトップクラスの騎手”だったころを彷彿とさせる姿を披露している。

 その日の夜に藤田氏は自身のYouTubeチャンネルで、改めて2頭に乗った感想を告白。また今回のヴェルサイユリゾートファームに行った理由について「クラウドファンディングに協力したかった」と語っている。さらに動画の後半で藤田氏は、「(競走馬は)種馬が終わったから、ポイ捨てされるような扱い」をされるべきではないと語り、「ファンに夢を与えているのは騎手ではなく、馬だと思うから」「今まで応援した人が支援しなければならないと思っている」と思いの丈を打ち明けている。

 ヴェルサイユファームの分場であるヴェルサイユリゾートファームは、競走馬、種牡馬、繁殖牝馬などのキャリアを終えた馬たちの養老牧場として活動をスタート。現在はアドマイヤジャパン、ヒルノダムール、ローズキングダムなど20頭以上の引退馬が余生を過ごしている。

「ヴェルサイユリゾートファームは、牧場に泊まる体験ができる『宿泊施設』や馬を鑑賞できる『馬カフェ』の運営、また引退名馬への乗馬・引き馬体験などで収入を得て、繋養費用をファンや関係者たちの支援だけに頼る旧来のシステムからの脱却を目指しているようです。

すでに『宿泊施設』は稼働していますが、今回行っているクラウドファンディングは『馬カフェ』の施設設営費用などにあてられるみたいですね。藤田氏もこの支援からの脱却・自立化の考えに共感したからこそ、訪れたのでしょう。このまま計画が順調に進み、引退した馬たちが気持ちよく残りの馬生を過ごすことができる施設のモデルケースとなってもらいたいです」(競馬誌ライター)

 このクラウドファウンディングはまだ続行中だ。興味を持った方は一度でいいのでサイトを覗いてもらいたい。

眞子さま「11月に結婚宣言」報道 小室さん母とも連絡、秋篠宮家の決断は

正解のないWEBマガジン~wezzyより】

Getty Imagesより

 秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さんの結婚が、いよいよ進展しそうだ。「週刊新潮」(新潮社)6月11日号では、コロナ禍さえなければ春先にも眞子さまから小室圭さんとの「結婚宣言」が出る予定だったと伝えており、「女性セブン」(小学館)7月2日号は「11月に結婚を発表できるよう調整している」と報じた。

 眞子さまと小室圭さんは2017年9月に婚約会見をしたものの、2018年2月に婚約延期を発表。それから実に2年半以上の時を経て、ようやく婚約が前に進むことになる。

 だが婚約延期の理由となった根本的な問題が解決したわけではないだろう。いや、そもそも眞子さまは世間のバッシングを受け「根本的な問題」とされている事柄自体を、問題とは考えていないのかもしれない。「女性セブン」によれば眞子さまは小室圭さんの母・佳代さんを信じているのだという。眞子さまは佳代さんの体調を案じ、折に触れて連絡しているといい、関係は良好なのだそうだ。

JRA北村友一「54連敗」「35連敗」で干され寸前!?「両翼」ダイアトニック&レシステンシア主戦降板に、リーディング低迷で……

 21日に函館競馬場で行われる函館スプリントS(G3)。サマースプリントシリーズの開幕戦ながら、夏競馬の中では貴重な別定戦ということもあって毎年、秋のG1を見据えた超有力スプリンターの始動戦になることも珍しくない。

 今年の主役を務めるダイアトニック(牡5歳、栗東・安田隆行厩舎)も、そういった有望株といえるだろう。前走の高松宮記念(G1)では、ゴール前で不利を受けながらもタイム差なしの3着。ここで弾みを付けることができれば、秋のスプリンターズSで初G1制覇を決める可能性も十分だ。

 その一方、本馬の主戦を務めていた北村友一騎手が今回で降板……武豊騎手に乗り替わりとなったことが話題を呼んでいる。

 北村友騎手はキャリア15戦の内、9戦でダイアトニックの手綱を執っており、4勝2着1回3着3回。馬券圏内を外したのは1度だけで、ダービー卿チャレンジT(G3)で5番人気4着なら決して悪い結果ではない。人気を下回ったのがわずか2回なら、むしろ主戦騎手の役割は十分に果たしているといえるだろう。

 しかし、今回は無念の降板となってしまった。

「今年の北村友騎手は、とにかく勝てない印象です。これまで2度の騎乗停止も然ることながら、年明けからいきなり54連敗に陥り、2020年の初勝利を挙げたのが2月15日と、大きく出遅れました。

その後、一時は軌道に乗りかけたんですが、現在もまた35連敗中……。人気などの馬質だけを見れば、85勝を上げてリーディング10位だった昨年と大きな差はなさそうですが、今年はまだ16勝。リーディング35位と、本来の成績とは程遠い状況です」(競馬記者)

 北村友騎手の乗り替わりといえば、昨年の2歳女王レシステンシアも記憶に新しい。今年3月のチューリップ賞(G2)でキャリア初の敗戦を喫して、単勝1.4倍を裏切ってしまうと無念の主戦降板……。本番となる桜花賞(G1)には武豊騎手、NHKマイルC(G1)にはC.ルメール騎手が騎乗している。

「1000m通過57.5秒というハイラップを刻んで阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)を勝ったレシステンシアですが、チューリップ賞では59.3秒と、かなりペースを落としての逃げ。結果的にライバルにキレ負けした印象で、レース後には北村友騎手の騎乗に疑問の声が集まりました。

北村友騎手としては、先を見据えた試験的なレースだったそうですが、単勝1.4倍を裏切ってしまったことも事実。オーナーサイドは、それでは納得しなかったということでしょう。大型連敗もそうですが、このレースの騎乗や、度重なる騎乗停止など、今年の北村友騎手はイメージがイマイチ良くないですね。

武豊騎手やルメール騎手が騎乗して、G1で共に2着と一定の結果が出た以上、今後レシステンシアに北村友騎手が再び騎乗できる可能性は、かなり低くなったと述べざるを得ません」(同)

 競馬の世界は弱肉強食。勝てない騎手が敬遠されてしまうのは、トップジョッキーの北村友騎手とて例外ではないのだろう。G1を十分に狙えるお手馬を失っただけでなく、2度の大型連敗を経験するなど、歯車も噛み合っていない印象だ。

「今の北村友騎手にとっては、宝塚記念(G1)のクロノジェネシスが『最後の砦』でしょうね。ここまで全戦に騎乗と、陣営との絆は固いと思いますが、外国人騎手を重用するサンデーレーシングの所属馬だけに結果が出なければわかりませんよ」(同)

 サートゥルナーリアやラッキーライラックなど、G1馬8頭が出走を予定している今年の宝塚記念。厳しいメンバーだが、今年の京都記念(G2)を勝つなど、充実の時を迎えているクロノジェネシスならチャンスは十分だ。追い詰められた北村友騎手の乾坤一擲の騎乗に期待したい。

JRAデアリングタクト、レシステンシアの「評価」にも影響!? 桜花賞3着馬が得意の阪神マイル参戦で、「3歳vs古馬」のバロメーターに

 6月に入り2歳戦がスタートし、来年のダービーへ向けた戦いが幕を開けた。その一方で、これまで同世代としか対戦経験がなかった3歳馬は古馬との対決が始まった。

 馬券購入にあたっても、古馬と初対戦となる3歳馬の取捨は重要な要素になってくるはずだ。そこで、この2週間に行われた古馬と3歳馬が対決したレース結果を確認してみた。

 これまでに48レース行われたうち3歳馬が23勝、古馬が25勝とほぼ互角の状況。3歳馬は芝がやや苦戦気味で、勝利はほぼ1勝クラスという傾向があり、2勝クラスは先週14日の芦ノ湖特別を勝ったサトノフウジンしかいない。

 まだサンプル数が少ないため、この結果から世代レベルを推し量るのは早計だろう。だが、今週末にいい指標となりそうなレースが行われる。

 それが21日に阪神競馬場で行われる米子S(L)だ。今年からサマーマイルシリーズ第1戦となった同レースに、桜花賞(G1)で3着のスマイルカナ(牝3歳、美浦・高橋祥泰厩舎)が出走する。

 今年のフェアリーS(G3)の勝ち馬で、G1でも好走実績のあるスマイルカナ。前走のオークス(G1)は16着に大敗したが、適性距離から大きく逸脱した2400m戦のため度外視して問題ないだろう。トップクラスの3歳牝馬と言えるはずだ。

「阪神1600mで行われる米子Sは、桜花賞と同じ舞台です。そのため、スマイルカナは能力を最大限に引き出せると考えられます。桜花賞で負けた相手は無敗の2冠牝馬デアリングタクトとNHKマイルC(G1)でも2着のレシステンシアだけです。

もし、ここでスマイルカナが不甲斐ないレースをするようであれば、3歳世代全体のレベルが疑われることになってしまいそうですね」(競馬記者)

 6日に行われた鳴尾記念(G3)にも3歳馬のキメラヴェリテが出走して15着に大敗している。だが、これまでの芝で主な実績は逃げ粘って2着の若葉S(L)ぐらい。同レースを勝ったアドマイヤビルゴが次走の京都新聞杯(G2)で4着に敗れており、キメラヴェリテも皐月賞(G1)で17着だったことを考えると、世代の指標としては参考にならないだろう。

 そのため、米子Sで3歳馬のトップレベルが古馬との初対戦を迎えることになる。このレースは多くのファンが注目することになるだろう。

 スマイルカナを管理する高橋祥調教師は『スポニチ』の取材に、「桜花賞、オークスと使った後だけど馬の状態は悪くない」と答えており、状態面の不安はなさそうだ。

 デアリングタクト、レシステンシアらの評価にも影響を及ぼしそうな米子S。スマイルカナには得意の阪神マイルコースで3歳世代を代表する走りを見せてほしいものだ。

パチスロ「GOD揃い」を狙い撃ち!? 「神撃」が炸裂で「まさかの結末」


 大好きだった機種が打てなくなる…。

 毎日でも打ちたいと思うほど面白い機種が撤去期限を迎えた時の悲しみは、私にとっては恋人との別れにも似た非常につらいものでございます。多くのパチスロファンも似たような体験をされた事があるのではないでしょうか。

 パチスロ4号機の伝説的機種、約62万台というパチスロ史上最大のセールス数を誇って全国のファンが熱狂した初代『北斗の拳』が撤去される直前には、「この名機が打てなくなるのはつらい」「北斗が打てないならパチスロをやめる」など撤去を惜しむ声が後を絶たない状況でした。

 4号機と5号機がホールに混在していた時代にも「もうすぐ全ての4号機がなくなって打てなくなる」という焦燥感にも似た感情がこみ上げましたし、4号機が消えてからはショックのあまりしばらくホールさえも行かなくなったほどです。

 私はふと思いました。「あの時」と「今」は非常に似ていると。ホールを賑わせていた5号機の主役たちが次々に撤去期限を迎えていき、5号機から6号機の時代へとシフトする転換期が今まさに迫ってきております。

『ミリオンゴッド‐神々の凱旋』や『沖ドキ!』など、5号機の名だたる主役たちは年内に撤去を迎え、近い未来には6号機のみの設置となる予定です。

 もちろん、6号機も十分に面白いものでございますが、5号機時代を牽引してきた数々の名機を打てなくなってしまう事を考えると、寂しさや悲しさを抱かずにはいられません。

 特に5号機屈指の名作揃い『ゴッド』シリーズには大変お世話になりました。その中でも『アナザーゴッドハーデス‐奪われたZEUSver.』は、私にとって因縁を感じさせる特別な存在でございます。

 パチスロ仲間やネットで「GOD引いて万枚出した」「GODを引いた時の興奮は病みつきだ」という話を頻繁に耳にし、いつしか「自分もGODを引いてみたい」と思うようになりました。

『ハーデス』の爆発力に惹かれ、来る日も来る日も打ち続けたのですが、諭吉だけが減っていく毎日…。導入開始から撤去日を迎える約6年間、ただの一度もGODが降臨することはなく、コテンパンにやられる日々を過ごしておりました。

 累計何万ゲーム回したでしょうか…気が遠くなるほどのゲーム数を回し、その度にGOD揃いの存在も遠く感じていったのを今でも覚えております。

 そして迎えた昨年の『ハーデス』撤去日…私は「最後に絶対GOD揃いを引いてやる!」という強い意志で戦場へと赴いたのです。

 ホールには『ハーデス』の打ち納めをしようと多くのお客様がいらっしゃり、あっという間に満台になりましたが、なんとか台を確保する事ができました。

 ただ、400G台のヘルゾーンを超え、800G台のヘルゾーンを超え…気づけばヤケクソで天井を目指すという泣きたくなる展開に…。「最後まで神は味方しないのか」と思いながら、次第には「この機種は自分に恨みでもあるのか」と、被害妄想すら抱いてしまう始末。

「どうせ天井間際で当たるだろうな」「一回当てたら帰ろう」と意気消沈。鳴かず飛ばずの展開に私のメンタルは完全にやられておりました。

 しかし、忘れもしない1097Gに“奇跡”が起きたのです!

「プチュン」。筐体から聞きなれない音が発生し、下向き加減で打っていた私は驚いて顔を上げました。するとそこには真っ黒な画面に、うっすらと疲れ果てたオッサンの顔が映し出されているではありませんか。

 最初は状況が呑み込めなかった私ですが、ほどなくして画面に表示された文字を見て全てを理解しました。

「左を押してください」

 ついに…ついにGOD揃いを引く事ができた!!

 私の心は歓喜という感情に満たされ、感動のあまり泣きそうになっておりました。心に重くのしかかっていたどんよりとした空気が晴れわたり、天空を優雅に飛び回る天使のような清らかな気持ちが私を満たすと同時に、言葉にはできぬ「興奮」「欲求」が生まれたのです。

 大量出玉獲得のトリガーであるGODの破壊力…果たしてどれだけの出玉を獲得できるのか。ハーデス降臨でコンボフリーズが炸裂して爆乗せも夢じゃない! 私の心は「万枚」の二文字に支配されておりましたが…。

 ふたを開ければケルベロスが3匹で2000枚という何ともいえない出玉で終了…浮かれていた私を一気に現実へと引きずり込む残念な結果でした。ただ、念願のGOD揃いを引いて『ハーデス』とお別れできた事は本当に良かったと思っております。

 これまで、多くのファンが楽しんできた5号機を打てる期間はそう長くありません。思い入れのある機種や撤去までに打ってみたい機種などを「打ち納め」してみてはいかがでしょうか。

(文=ミリオン銀次)

JRA武豊の夢遠のいた!? 凱旋門賞(G1)4着の「あの馬」が断然人気で敗退! 次走でエネイブルと対決か?

武豊騎手で凱旋門賞を勝つことが、キーファーズの夢」

 今年2月、キーファーズの松島正昭代表が欧州G1を2勝し、昨年の凱旋門賞(G1)4着のジャパン(牡4、アイルランド=A・オブライエン厩舎)をクールモアグループと共同所有することを発表した際にそう語った。

 武豊騎手も「実現すればうれしいことですね。馬名がジャパンですからね」とコメントすし、自身初の凱旋門賞制覇に意欲を見せていた。

 宝塚記念(G1)に外国馬として予備登録をしたことでも話題となったジャパンの復帰戦となったのが、17日にイギリスのロイヤルアスコット競馬場で行われたプリンスオブウェールズS(G1)だった。

 だが、昨年クリスタルオーシャンが優勝し、ディアドラが6着に敗れたこのレースでジャパンは1番人気に支持されたものの、直線で伸びを欠いた結果、4着に敗れてしまった。昨年の凱旋門賞以来となる約8カ月ぶりのレースとしては悪くない結果かもしれない。

 同じような位置から突き抜けたロードノースには完敗したものの、2着のアデイブはクイーンエリザベスS(G1)を快勝した馬。3着バーニーロイもジュベルハッタ(G1)を後方から凄まじい切れ味で差し切り勝ちを決めていたように、いずれも前走でG1レースを勝利している強敵相手だったことも確かだ。

 そういう意味では、この一戦のみで評価を下げるほどの深刻な内容ではなかったともいえるだろう。

 注目となるのが休み明けを使われたジャパンの次走である。

 候補としては7月5日にイギリスのサンダウン競馬場で行われるエクリプスS(G1)の名も挙がっている。また、JRAではすでに同レースの国内馬券発売を発表しており、日本馬のディアドラも参戦する。

 プリンスオブウェールズSを快勝したロードノースは7日に行われた前走のブリガディアジェラーからのタイトなローテーションだった。日本とは違い、欧州ではこのように間隔の詰まったレースを連戦することはそれほど珍しくはないだけに、ジャパンが出走してくる可能性は十分にあるといえるだろう。

 まだ正式発表はされていないものの、ジャパンが出走して女王エネイブルとのプレ凱旋門賞となるようなら大いに盛り上がることになりそうだ。

副収入ねらいで参入も撃沈多数…FXで失敗する人に欠けている3つのポイント

 

 新型コロナウイルスのパンデミックに由来する世界的な景気後退はほぼ確実、国内でも職を失う人や内定を取り消される人が出るなど「お金」にまつわる不穏なニュースが多い昨今。そうなると、「給料以外の副収入を」と考えるのは自然なことだろう。

 比較的少額で始められ、上手にやれば一定の利益を出せるとされる「FX」は、こんな時こそ「やってみよう」となりやすい。

 ただ、初心者が始めて、いきなり継続的に利益を出せるほど、投資は甘くない。『初心者からプロまで一生使える FXチャート分析の教科書』(鹿子木健著、総合法令出版刊)は、FXで欠かせないチャート分析の手法を解説するとともに、準備体操なしで、いきなり走り出してしまう初心者投資家に警鐘を鳴らしている。

■FXで「暴走」は致命的

 個人投資家である著者は、FXには始める際に「絶対スキップしてはいけないこと」があるとしている。

 まず、一つ目が、「暴走しない決心をすること」。FXは決して「ギャンブル」ではないし、スリルを味わうためのものでもない。特にチャート分析を使う手法は、チャートの動きをよく研究したうえで、自分が投資をする条件と、利益確定・損切をする条件を決め、その通りに粛々と行う、どちらかというと地味な作業だ。

 このことがわかっていないと、FX投資は暴走して、勝てる見込みのないタイミングで、身の丈に合わない規模の取引をしてしまう。もちろん、これでは利益は出せない。

■FXは「一攫千金」を目指すものではない

 お金が欲しくてFXを始めるのだから「一攫千金」を目指したくなるのは理解できるが、これも相場に踊らされ、自分を見失う原因になる。

 だから始める前に、「FXで何をしたいのか」を明確にすることが大切だ。これも、鹿子木氏が挙げる「スキップしてはいけないこと」の一つである。

 収入を5万円でも増やせればいいのか、まとまった資金が欲しいのか、老後の生活資金として年金にプラスして収入が欲しいのか、あるいはやりたいことがあって、そのための資金が必要なのか。人によってFXに目をつける動機は違う。その動機がはっきりしている人だけが、FXで必要な知識を入れる勉強もできるし、利益を出すための地味な作業を淡々と続けることができる。FXは手段であって、目的であってはいけないのだ。

■最低でも1年の準備期間を

 準備もせずに、いきなりトレードを始めて「うまくいくだろう」などと考える人に、FXをやる資格はないと私は思います。(本書より引用)

 ろくに勉強もせず「とりあえずやってみよう」で始めがちなのがFXの特徴。しかし、鹿子木氏はそんなふうにFXを始める人に厳しい言葉を投げかける。

 投資銀行の元ディーラー、投資歴何十年の猛者、現役のファンドマネージャーといった人々がひしめくのがFXの世界。彼らですら毎回利益を出せるわけではないのに、始めたばかりの初心者が勝てるはずもないからだ。

 継続して利益を出すことができるようになるまでには基礎的な準備が必要。そもそもチャート分析の勉強を始める前ですら、頭に入れるべきことがある。鹿子木氏によると「1年間は準備が必要」。これもスキップしてはいけないポイントの一つだ。

 準備なしノウハウなしで始めてもうまくいくことはないと心得ておきたい。

「再現性」と「普遍性」がないトレードはただのギャンブルになってしまう。本書ではそうならないためにも、必要な準備とチャート分析の方法、そして、トレードのノウハウを解説していく。

 どれだけ準備をしても、経験を積んでも、勝率10割にはならないのが投資の世界。それでも少しでも勝率を上げることはできる。そのために必要なことは全て身につけてから、トレードに臨んだ方がいいだろう。
(新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。