佐々木希に「旦那の分も稼がないとな」「渡部と別れたほうがいい」中傷コメントが相次ぐ

正解のないWEBマガジン~wezzyより】

佐々木希Instagramより

 タレント・佐々木希のInstagramが、中傷コメントで荒らされ続けている。

 6月に夫のアンジャッシュ・渡部建が不倫していたことが報じられ、Instagramに謝罪コメントを掲載した佐々木希。その後しばらく更新が途絶えていたが、徐々に自身の出演番組やプロデュースしているアパレルブランドの告知などを投稿するようになり、最近では手料理の写真などのプライベートな投稿も増え始めた。

 10月5日には富士山の近くでキャンプを楽しんだことを報告しており、佐々木自身が雑誌インタビューで語ったように、渡部とは離婚せず夫婦の関係を再構築しているようだ。

 彼女は渡部の不倫発覚後もコメント機能をオフにしなかった。現在もコメント欄はそのまま一般ユーザーが書き込める形で開放されている。

JRA藤田菜七子「初G1制覇」見えた!? コパノキッキング東京盃(G2)「もったいない」出遅れ3着も「仁義なき争い」便乗の布石

 7日、大井競馬場で交流重賞・東京盃(G2)が行われ、1番人気ジャスティンが優勝を飾った。東京スプリント(G3)に続く重賞2勝目となり、JBCスプリント(G1)の優先出走権を獲得。本番と同じ舞台を快勝したことで、G1制覇を大きく引き寄せたと言えるだろう。

 その一方、昨年の勝ち馬で3番人気のコパノキッキング(セン5歳、栗東・村山明厩舎)は3着に敗れた。

 ゲートを立ち上がるような形でスタートを切ったコパノキッキング。10番手の位置取りで競馬を進め、最後の直線は大外から末脚を伸ばして先行馬を交わそうとするも、届かず3着に敗れた。

 藤田菜七子騎手は「ゲートの中で動いてしまって、上に出るようなスタートになってしまった。それがもったいなかった」と振り返った。しかし、それに続けて「次も同じ舞台なので、いいイメージをつかむことができた」と最大目標であるJBCスプリントに向けて、手応えを感じている様子だった。

 昨年のJBCスプリントは果敢な先行策で、残り400mで早くも先頭に立ったコパノキッキング。そのまま押し切り勝ちに思われたが、ゴール寸前でブルドッグボスの強襲に屈し2着に敗れた。

 レース後、初G1制覇を逃した藤田騎手は「チャンスのある馬に乗せていただいて、勝てなかったのは悔しい。そのひと言です」と感情を露わにした。そのリベンジに燃える今年こそは、なんとしても悲願のタイトルを手に入れたいはずだ。

 東京盃は3着に敗れたとはいえ、コパノキッキングの上がり3ハロンは36秒1で、メンバー最速タイの2着ブルドッグボスとわずか0秒1差だった。ここ1年、先行抜け出しの競馬をしてきたコパノキッキングにとって、後方からの競馬で結果を残したことは収穫があったと言えるだろう。

 その理由は今年のJBCスプリントならではのものと言えそうだ。

「次走もコパノキッキングと藤田騎手のコンビ継続が決定しています。負けはしましたが、本番に向けての試走という意味ではいいレースだったと思います。

JBCスプリントに出走を予定している馬はジャスティン、マテラスカイ、モズスーパーフレア、セイウンコウセイと快速馬が揃っています。間違いなくハイペースになるので、先行馬にとって厳しいレース展開になることが予想されます。

そのため、東京盃を控える競馬で結果を残せたことは間違いなくプラス。初のG1タイトルに大きく前進したように感じますね」(競馬記者)

 ダート適性は未知数だが、セントウルS(G2)で前半3ハロンを33秒0で逃げたセイウンコウセイ、スプリンターズS(G1)でそれを上回る32秒8の速い流れを生み出したモズスーパーフレアも出走するとなれば、JBCスプリントは東京盃よりも流れが激化するはず。コパノキッキングがその流れを味方につけることも十分にあり得るだろう。

「今日は溜めた分、伸びてくれた」

 東京盃はスタートで後手を踏んで3着のコパノキッキングだが、JBCスプリントを見据えた上ではむしろ好内容だったのかもしれない。

 藤田騎手にとって、悲願のG1制覇に大きく前進する前哨戦だったのではないだろうか。

藤井聡太、早くも崖っぷちに…「AI漬け」から「対人研究」に戻った豊島将之に6連敗

 藤井聡太二冠(棋聖・王位)が10月5日に関西将棋会館で行なわれた王将戦挑戦者決定リーグで豊島将之二冠(竜王・叡王)に敗れた。これで同シリーズは初戦の対羽生善治九段に続き2連敗。渡辺明王将(名人)に挑戦するには残り1敗もできない上、たった7人の総当たりのため、かなり厳しい状況に陥った。豊島には一度も勝てずこれで6連敗。これはもう完全な天敵といっていいだろう。「見切り発車になってしまった」「実力が足りないのかと思います」など藤井の言葉に力がなかった。

 幼い頃から藤井が通った「ふみもと子供将棋教室」(愛知県瀬戸市)の文本力雄さんは「大橋貴洸さん(六段、藤井と同期)にも負け越していますが、同じ相手に6連敗するなど子供の頃から経験がなかったのでは。相当の衝撃で寝られないでしょう。苦手意識で力を出せなくなるようなことがなければいいけど」と心配する。

 藤井が豊島について持つかもしれない「苦手意識」について、筆者は藤井が5連敗した時、かつて横綱北の湖が大関朝潮を苦手にしていた例を挙げたが「たとえが古すぎたかな」と案じていた。ところが6連敗を報じた9月6日付のスポーツニッポンはさらに時代を遡り、巨人の長嶋茂雄が大洋ホエールズ(現横浜DeNAベイスターズ)のエース平松政次を苦手にしていた例を挙げていた。

 この対局、AI(人工知能)の評価値が99対1という「藤井圧勝」状況から、豊島の驚異の粘りでまさかの大逆転を食らったのだ。終始、押していた藤井は角を切って勝負をかけた。最後は2人ともが持ち時間を使い切り、息詰まる1分将棋になったが、豊島玉を詰め切れない。反撃に出た豊島の攻勢に白旗を揚げた。

 AI評価は必ずしも万能ではないし、基本的に人間が大きなミスをすることを想定しない。このため80対20がひっくり返るようなことはある。しかし99対1というのは、ほぼ詰んだ状態であり、実際は100対ゼロにしてもいいような場面だ。藤井が金で香車を取りに行った108手目が「失着」とみられる。とはいえ、99対1からひっくり返った対局は寡聞にして聞かない。

 文本さんは「地元で応援していたおばあさんたちは、AI評価でしか戦況がわからないから喜んでいたのに、逆転されて悲鳴が上がっていましたよ」と話す。

AI研究に長じる藤井と豊島

 藤井、豊島は共にAI研究には長じている。とくに豊島は近年、研究会などでの人間との対局研究をせず、もっぱらAI研究だった。ところが最近、対人研究にも戻ったという。雑誌「Number」(文藝春秋)の記事「藤井聡太と将棋の天才」のインタビューによれば、理由は「ソフトを活用して学ぶ序盤や中盤の感覚が煮詰まっています。さらに深く理解するために研究会を再開し、指した大局を複数人で掘り下げるのは有効かもしれない」である。

 将棋などの強い人は図形的なものを頭に焼き付ける能力が高く、右脳が非常に発達しているとよくいわれる。しかし、NHKスペシャル『藤井聡太二冠 新たな盤上の物語』によれば藤井は通常、将棋を指すときに頭の中に盤面を描かずに、AIのように基本的に「3一銀」「2七角」などのように符号で組み立て、たまに盤面で考えるのだという。アマチュアでも強豪は、将棋盤を一切使わずに「7六歩」「3四歩」「2二角成」などと2人で言い合って終局までもっていくことができる。しかしアマ強豪でもプロでも基本的に盤面を頭に置いて指している。「たまに盤面」というのは驚く。 

 藤井は幼い頃から「ふみもと子供将棋教室」で目をつぶって詰将棋問題の駒の配置を聞いて解答したり、目隠しで対局する訓練を文本さんから受けていた。子供の時からそんな訓練をする将棋教室は珍しく、それがAI的な頭脳と共通しているかもしれない。

藤井は「AIと共存」

 さて、最初に将棋の棋士がAI(ボンクラーズ)に敗れたのは2012年、元名人・永世棋聖の米長邦雄だ(引退後の最晩年であり全盛期ではなかった)。

 1995年、千葉市で彼の講演を聴いたことがある。「兄貴たちは馬鹿だから東大に行った。私は賢いから棋士になった」と宣(のたま)うだけあって政治(作家・タレントの青島幸男が大方の予想に反して当選した東京都知事選挙)にまで及ぶ話は実におもしろかった。そのなかで彼はコンピューターに言及した。

「昔の名人などの棋譜は、これまでは図書館などで書籍を必死に探さなくてはならなかったが、コンピューターでその必要がなくなった。余った時間ができる分、いいのかもしれないがその程度。コンピューターは膨大なデータが入っている。しかし、だからといってそれを研究していれば将棋が強くなるものでもない。立派な広辞苑を持っているからといって名文は書けないのと同じですよ」

 筆者の記憶なので発言は字句通りではないが、当時、コンピューターはまだデータ集積の「辞書」でしかなく、米長による評価も低かった。それが後年にはAI自身が手を読むようになり人間と戦う存在になる。そしてついに2017年、現役名人だった佐藤天彦をAI(ポナンザ)が倒した。現在はAIに人間が勝てないことが明白になり、一時、盛んだった人間対AIの「電脳将棋」はあまり見られなくなった。

 藤井はAIについて「共存」と語っている。一方で「AI漬け」だった豊島は「対人間」にも回帰した。その豊島が藤井に6連勝したのはどこに差があったのか。多くの棋士がAIを使用して研究しているなか、藤井と豊島の2人はAIと人間の頭脳を考える上で最も興味を引く棋士である。

(文=粟野仁雄/ジャーナリスト、敬称略)

六代目山口組・髙山若頭の出所から1年…なぜ分裂問題は大きく動き出したのか【沖田臥竜コラム】

 10月18日に拙著『相剋 山口組分裂 激動の365日』(サイゾー刊)が出版される。

 今から1年前、私は品川駅でテレビ局のカメラマンやリポーターと共に、ある人物が現れるのを早朝から待っていた。その人物とは、六代目山口組の最高指揮官として知られる髙山清司若頭だ。そう、この10月18日は、髙山若頭が府中刑務所から出所してきた日。私の目には、この時の髙山若頭の姿が、山口組分裂問題を終わらせるために満を持して、社会復帰してきたように映ったのであった。

 現に、そこからの六代目山口組の動きは、一気に活性化していく。

 まずは、内部に対しては、信賞必罰ともいえる組織改革を断行させてみせた。そのことで拍車がかかったのか、その後の六代目サイドによる神戸山口組への攻撃は、マシンガンを使用するなど、戦慄が走るようなものであった。一方で、その中核組織である三代目弘道会による、神戸山口組に対する切り崩しも加速していった。中でも髙山若頭の出所前に、三代目弘道会若頭である野内正博組長率いる野内組に移籍した権太会の組織拡大は、山口組の中でも抜きんでたものであり、一躍業界では注目の存在となったのだ。

 そして、3つ目の山口組として、神戸山口組から割って出て誕生した任侠山口組は、今年に入ると、山口組の象徴ともいえる菱の代紋を下ろし、名称を絆會へと改名させた。また、神戸山口組においても、中核組織であった五代目山健組が離脱し、直系組長らが続々と神戸山口組を後にしたのである。その中には、“神戸山口組設立の立役者”といわれていた親分衆らも存在していたのだった。「大勢は決した」という声は日に日に強まっている。

 こうしたすべては、髙山若頭が出所してから、この1年以内に起きている。そこからも、すべての山口組組員にとって、髙山若頭の存在がどれだけ大きく、強烈なものであったのか窺い知ることができるだろう。

 六代目山口組分裂当時、誰しもが口にした言葉があった。

「髙山若頭が社会不在を余儀なくされていなかったら、山口組は割れていなかった……」

 そして、同時にこうも囁かれていた。

「分裂問題は、髙山若頭が帰ってくれば、すべて終わる」

 その言葉を裏付けるかのように、ときより抗争事件は起きるものの、どちらか有利ともいえず、膠着状態になっていた山口組分裂問題は、髙山若頭の出所後に大きく動くことになったのであった。

 本書『相剋』はそうした1年、つまり髙山若頭の出所直前からの365日近い期間の中で、山口組ではいったい何が起きていたのか表裏を含めて、レポート式に追いかけている。

 もちろん、こうした間にも状況は動いている。絆會の砦ともいえる長野県下で銃弾が飛び、同時に絆會随一の武闘派組織といわれていた四代目竹内組が、六代目山口組三代目弘道会へと移籍したのだ。そして、絆會のナンバー2である金澤成樹若頭は、竹内組組長を銃撃したとして、警察当局から手配される身となってしまったのだった。

 繰り返しになるが、この一連の流れを生んだ背景も、多くの関係者が口にするように、髙山若頭の存在なしに語ることはできないだろう。

「髙山若頭が帰ってくれば、分裂問題は解決する」

 まずは『相剋』を読んでいただければ、分裂騒動の行方を左右した相剋(攻防)の経緯、それらの裏側を知ってもらうことができるのではないだろうか。

(文=沖田臥竜/作家)

●『相剋 山口組分裂・激動の365日』
沖田臥竜・著/サイゾー・刊/定価1300円+税

2015年に勃発した山口組分裂騒動が大きく動いた!六代目山口組・髙山清司若頭が出所した昨秋から、神戸山口組内部が揺動し始めた今日までの1年間に何が起こってきたのか? 同問題を取材し続けてきた作家・沖田臥竜が独自の情報網から浮かび上がらせた、核心に踏み込むドキュメンタリー。
以下のサイトでは、著者のサイン本を特別販売中(10月14日まで)
「サイゾーブックストア」 https://cyzo-two.shop-pro.jp/

●沖田臥竜(おきた・がりょう)
2014年、アウトローだった自らの経験をもとに物書きとして活動を始め、『山口組分裂「六神抗」』365日の全内幕』(宝島社)などに寄稿。以降、テレビ、雑誌などで、山口組関連や反社会的勢力が関係したニュースなどのコメンテーターとして解説することも多い。著書に『生野が生んだスーパースター 文政』2年目の再分裂 「任侠団体山口組」の野望』(共にサイゾー)など。最新作に、数々の未解決事件のその後に迫った『迷宮 三大未解決事件と三つの怪事件』(同)がある。

映画レビュー「ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ」

サンフランシスコの懐かしき我が家。思い出が詰まったこの家に、もう一度住みたい。ジミーの願いは叶うのか。

投稿 映画レビュー「ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ」映画遊民 映画をもっと見たくなる! 映画ライター沢宮亘理の映画レビュー、インタビューetc に最初に表示されました。

【募集告知】「内定者や新入社員とのエンゲージメントを『声』で構築する新しいコミュニケーションの形」10/12開催

音声×テクノロジーで新しい音声体験をデザインするVoicyは、10月12日に開催するウェビナー「内定者や新入社員とのエンゲージメントを『声』で構築する新しいコミュニケーションの形」の参加者を募集している。

KOELUTION for Recruiting

【概要】

日 時:10月12日 15:00-16:30
会 場:オンライン(peatix上にて配信URLを設定)
費 用:無料
主 催:Voicy
申し込みURL:
https://koelution201012.peatix.com/

【登壇者】

Voicy 緒方 憲太郎 氏
電通  西井 美保子 氏
電通  用丸 雅也 氏
RECCOO 草深 生馬 氏

【事務局コメント】

リモートワークの浸透に伴って対面のコミュニケーション量が激減した今、内定辞退や早期離職といった内定者や新入社員とのエンゲージメント構築の難しさが、採用課題として顕在化しています。

そんな、新たな採用課題に切り込むべく、先日サービス提供を開始したKOELUTION for Recruitingでは、社員や内定者自身がパーソナリティーとして音声コンテンツを発信し、実際の「声」を届けることで、文章だけでは伝えきれない、体温が感じられるコミュニケーションを実現。映像ではなく声だからこそ、話す側はスマホで気軽に収録可能で、聞く側も“ながら“で聴取することができ、文章よりも情報に対する理解度や発信者への親近感を高める効果が期待できます。特に、リモートワークを導入している企業にも活用いただけます。

今回、サービス開発に携わっている電通の西井美保子氏と用丸雅也氏、RECCOOの草深生馬氏をお招きし、リモートワーク時代の新たな採用課題や、サービスの概要・開発秘話、「声」の可能性などについてパネルディスカッションを実施いたします。


※関連記事
「KOELUTION for Recruiting」とは?
https://dentsu-ho.com/articles/7515

JRA毎日王冠(G2)ダイワキャグニー前走快勝もなぜ「去勢」!? 初重賞勝ち6歳馬にあえて陣営が決断した理由

 11日、東京競馬場では毎日王冠(G2)が行われる。1800mで開催される重賞ということもあり、マイルCS(G1)や天皇賞・秋(G1)を視野に入れる馬が集まる伝統のG2である。昨年はこのレースで2着に入ったアエロリットが秋の天皇賞を3着、3着に入ったインディチャンプはマイルCS優勝と結果を出したように、例年ハイレベルの戦いが繰り広げられている。

 今年は春の牡馬クラシック2冠を無敗で制したコントレイルに敗れたものの、皐月賞(G1)、日本ダービー(G1)をともに2着と好走したサリオスが参戦。3歳世代NO.2の走りには大きな注目が集まるだろう。

 だが、牡馬クラシック戦線で好走していたブラックホールが札幌記念(G2)を4番人気で9着に敗れ、ワーケアが新潟記念(G3)を1番人気で10着に敗れるなど、古馬の壁にぶつかるケースも珍しくはなかった。

 毎日王冠で立ちはだかりそうなのは6月のエプソムC(G3)を快勝したダイワキャグニー(騙6歳、美浦・菊沢隆徳厩舎)だ。前走をエプソムCから挑んだ馬は、過去10年の毎日王冠で最多3勝と好相性のステップである。

 その一方、ダイワキャグニーの”とある変化”に気付いたファンからは驚きの声も上がった。6歳にして初重賞制覇を遂げて充実ぶりを見せた馬が去勢されており、騙馬として登録がされていたのである。

 競走馬にとっての去勢は、一般的に気性の問題やレースへの集中力の欠如などの改善を目的に行われることが多い。それに対してダイワキャグニーの場合は、成績的にも頭打ちとは言い難く、競走生活も後半に差し掛かるであろう6歳というタイミングでの去勢には違和感がある。

 にもかかわらず、陣営が去勢に踏み切ったのはなぜだろうか。

 この件について『日刊スポーツ』の記事で触れられていた。詳細はそちらをご覧いただきたいのだが、ダイワキャグニーを管理する菊沢師は「馬っ気がひどかったし、ガチガチに(硬く)なりすぎてなかなかスッキリしなかった。先々の競走生活のことも考えて手術をした」と去勢に踏み切った理由を振り返っている。

 高い能力を持ちながらも、負けたレースでは大敗することも珍しくないダイワキャグニーは激しい気性との戦いという側面も少なからずあった。エプソムCを制したようにまだまだ上昇を期待できる馬だからこそ、さらなる飛躍を期待しての決断だったようだ。

 師は去勢後について「体がシャープになって若返った感じ。性格も落ち着いてきたし、馬房では別馬のよう。頭をなでられることも嫌がっていたからね。優しくなった」とコメントしていることからも、その効果は今のところいい方に作用しているといえるだろう。

「追い切りで自己ベストをマークしたくらいですから、効果てきめんだった可能性もありますね。実績的に種牡馬入りの期待は低かっただけに、陣営が競走馬としてもう一花咲かせたいと考えたのも納得できます。

地方に移籍したサウンドトゥルーも騙馬ですが、10歳になった今年もまだまだ元気に重賞で活躍をしています。日本ではそれほど目立っていませんが、海外では騙馬のG1馬も珍しくはありません」(競馬記者)

 それでも日本の場合、「最終手段」の意味合いで去勢されるケースが多いことは確かだ。

 一見、不思議に感じられる初重賞勝ちというタイミングでの去勢も、ダイワキャグニーの可能性を信じたからこそと考えられる。去勢されたからといって必ずしも好結果を得られるとは限らないリスクもあるだけに、陣営には大きな勇気を必要とする決断だったかもしれない。

 この判断が正しかったことを証明する意味でも、毎日王冠のダイワキャグニーには大いに期待したい。

移動サービスで北部九州を未来へ繋がるよかまちへ。 昭和グループ 『よかまちみらいプロジェクト コンソーシアム』発足

よかまちみらいプロジェクト
昭和グループは10月5日、北部九州における移動サービスを通じて未来へ繋がるまちづ くり(=よかまち)を目指した『よかまちみらいプロジェクト Yokamachi MiraiProject 』 の発足を発表した。合わせて、地域の魅力向上と活性化を目指して、グループ傘下の各社や、志を同じくする企業と共に『よかまちみらいプロジェクト コンソーシアム』を結成。 サービスの企画開発・提供においては、『プロジェクトパートナー』として福岡県、糸島市、福岡市、九州大学等の支援を受け、産学官連携によるMaaSの研究・実証も推進する。

よかまちみらいプロジェクト

プロジェクト第1弾として、福岡県の西部に位置する糸島半島での移動サービスと地域活性化に関する各種サービスを展開。糸島半島は、北部には豊富な観光資源に恵まれ、中部には九州大学が位置する。ヒトの移動が活発である一方、交通手段が限定されており、移動の快適さや自由度・柔軟性の観点では発展の可能性が秘められている。また、高齢化が進んでいるエリアもあり、マイカー以外の移動手段が必要とされる地域である。このような交通課題を抱える糸島半島にて、『よかまちみらいプロジェクトコンソーシアム』と『プロジェクトパートナー』とが課題解決に取組むことで、糸島半島をMaaSのモデル地域とすることを目指す。

プロジェクト詳細はこちら

JRA武豊「凱旋門賞ジャパン出走取り消し」心情を吐露…… 菊花賞(G1)アンティシペイトで「倍返し」を狙う!?

 今年の凱旋門賞(仏G1)はC.デムーロ騎手の5番人気ソットサスが優勝。2着に4番人気インスウープ、3着に3番人気ペルシアンキングが入り、1番人気に支持されたエネイブルは6着に終わった。

 世界最高峰の1戦は波乱の決着を迎えた。だが、そのレースに「不退転の決意」で参戦を決意した武豊騎手は、騎乗予定だったジャパンが薬物検査で陽性が出たとして出走取消。参加することすらできなかった。

 なんとも無念な形で幕を閉じることになった武豊騎手の凱旋門賞挑戦。8日、武豊騎手は自身のHPに掲載されている日記で、その心中を明かしている。

 武豊騎手は『勝負服を着ないで観戦するとは想像もしていませんでした』とのタイトルで日記を更新。まず帰国を報告し、このような事態は想像していなかったものの、『関係者の落胆を思うとボクだけが沈んでいるわけにもいきません』と綴り、『どうしても勝ちたいレースを生観戦できたのも、貴重な経験』と前を向いた。

「武豊騎手はスプリンターズS(G1)や秋華賞(G1)に騎乗するチャンスを投げ打ってまで渡仏しています。そして凱旋門賞の2日前に開催されたダリア賞(L)では、3番人気のアマレナで2着に5馬身差をつけて圧勝。昨年騎乗して15着に敗れた仏オークス(G1)の借りを返すことにも成功していました。勢いに乗ることに成功し、悲願成就に向けて邁進するばかりだった中、降って湧いたジャパンの出走取消。計り知れないショックが襲ったと思います。

 それでも、そんな素振りを見せない武豊騎手の姿勢は素晴らしいですね。凱旋門賞を観戦したと綴っていますが、その間にも落馬でキャリアを絶たれた英国の障害騎手との交流もはかっていたそうです。騎乗技術や残した成績だけではなく、突然訪れた不幸の最中でも、周囲に気を配れることができる。だからこそ、“レジェンド”と呼ばれるのだと思います」(競馬記者)

 武豊騎手はこれから2週間の自宅待機。復帰週に開催される菊花賞(G1)は、夏の上がり馬アンティシペイト(牡3歳、美浦・国枝栄厩舎)とのコンビで挑む。

「武豊騎手はお手馬のマイラプソディで菊花賞に向かうのが有力視されていました。ところが同馬は神戸新聞杯(G2)に出走した際に鼻出血を発症。JRAの規定により1カ月間の出走停止となったため、新たにアンティシペイトのコンビで大一番に向かうことになりました。

 凱旋門賞に出走すらままならなかったため、武豊騎手はフラストレーションが溜まっているでしょう。気合いは十分で望んでくれるはずですし、凱旋門賞の悔しさを倍返しにしてくれるような騎乗っぷりに期待したいですね」(競馬誌ライター)

 歴代最多の菊花賞5勝を誇る武豊騎手。今年、凱旋門賞に出走できなかった無念さを糧に6勝目を狙う。

飯塚幸三被告、日本の原子力開発の“重要人物”か…人類初の核融合実験炉計画との関連性

「車になんらかの異常が生じて暴走した。アクセルペダルを踏み続けたことはないと記憶している」

 注目の公判の罪状認否で旧通産省工業技術院の元院長、飯塚幸三被告(89)はそう否認した。

 東京・池袋で昨年4月、乗用車で母子を死亡させ9人に重軽傷を負わせたとして、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)の罪に問われた飯塚被告の初公判が8日午前、東京地裁で始まった。被告当人の否認に続き、弁護側は「運転と事故発生は争わない」とした上で、「車の制御システムになんらかの異常が生じた。過失運転は成立しない」などと無罪を主張した。

はっきりしない飯塚被告の経歴

 公判の成り行きが注目されているところだが、インターネット上でたびたび指摘されているのが、飯塚被告の「人となり」に関する情報の少なさだ。社会に衝撃を与えた事件事故であれば、躍起になって容疑者や被告の人となりを取材し報道するマスコミ各社は、いつになく大人しいように見える。一様に警察担当記者の歯切れも良くない。そんな飯塚被告の経歴の中で、事故以来、まったく触れられていないのが日本の原子力関連研究との関係だろう。

 飯塚被告は、測定器誤差と形状誤差を分離して真円度・円筒度測定ができるマルチステップ法を開発した日本有数の計量学の権威だ。工業や科学において、計測・計量はすべての技術の基礎でもある。ましてや真円度や円筒度の測定は、あらゆる技術に応用されているコア技術だ。事故後、削除と編集合戦が行われ続けているWikipediaの飯塚被告のページには、そうした輝かしい経歴が詳細に書き込まれている。

Wikipediaに記載されない原子力委員会でのキャリア

 だが、国立研究開発法人日本原子力研究開発機構(原研)関係者はいぶかしむ。

「飯塚先生は原子力委員会の核融合会議の専門委員を務められていました。オイルショック以来、旧通産省(現・経済産業省)の技官のトップとしても、ひとりの研究者としても、日本のエネルギー安全保障に真摯に向き合わられていらっしゃいました。現在の新エネルギー・産業技術総合開発機構の設立にも携わっていらっしゃったはずです。なぜ、その部分がWikipediaに記載されていないんだろうと……。どなたが編集されているのかわかりませんが、我々の研究が良からぬものとでもいうのでしょうか」

 当サイトは1989年7月7日まで飯塚被告が日本原子力委員会核融合会議の専門委員であったことを当時の資料で確認した。飯塚被告が務めていた多数の専門委員の中の1つにすぎないとしても、東京電力福島第1原発事故が起こった日本の国情を考えれば、原子力委員会でのキャリアは特筆すべきものではないだろうか。

人類初の核融合実験炉計画

 飯塚被告が原子力委員会に在籍していたころ、日本政府は核融合に関する研究開発を本格化させ始めた。現在も原研や量子科学技術研究開発機構などが「ITER(イーター)」(国際熱核融合実験炉)計画を進めている。このイーターの端緒になったのが、ちょうど飯塚被告が現役通産官僚だった1985年、ジュネーブでの米ソ首脳会談だ。原子力関連事業者界隈では当時の原子力委での議論が、後のイーターへの日本参画に先鞭をつけたと言われている。

 イーターは、人類初の核融合実験炉を実現しようとする超大型国際プロジェクトだ。2025年ごろの運転開始を目指し、日本・欧州・米国・ロシア・韓国・中国・インドの「世界7極」により進められている。日本は青森県六ケ所村の施設などで核融合炉の素材研究や遠隔操作、計測・計量技術分野を担当し、計画を進めている。

 一般的に原子炉といわれている「核分裂炉」(東京電力福島第1原発の沸騰水型軽水炉、関西電力美浜原発の加圧水型軽水炉など)が重い原子であるウランやプルトニウムの原子核分裂反応を利用するのに対し、「核融合炉」は軽い原子である水素やヘリウムによる核融合反応を利用してエネルギーを発生させる。

 そこで最も重要な技術課題の1つが、発生する超高温のプラズマをどのように閉じ込めるのかということだった。現時点でもっとも実現可能性が高いと言われているトカマク型核融合炉は、超高温のプラズマを閉じこめる磁気閉じ込め方式の1つで、「円筒」で輪を形作った巨大なドーナツのような形状で知られる。

 全国紙科学担当記者は話す。

「もう30年前のことで、一連の計画に日本がどのような経緯で参画することになったのか覚えている記者はいません。しかし、実際問題としてイーターで日本の担当分野は飯塚さんの得意とする分野が多いのが気になります。一連の計画は、極めて機密性が高く、容易に触れられる話ではありません。なぜなら米軍やロシア軍などの核心技術がかなり使われているからです。

 当然、日本側の担当者もそれに触れた人物は他の技術者とは違った位置づけになると思いますよ。仮に任期がほんのわずかな期間であったとしても、1980年代当時の原子力委員会の議論の内容は現在まで、ほとんど非公開です。1回しか会議に出席していなくても機密情報に触れることは少なくなかったでしょう。日本での軽水炉開発や使用済み核燃料再処理計画などを定めた日米原子力協定の経緯や背景は機密情報の塊ですしね。それ以上なのではないでしょうか。

 飯塚さんは単なる日本の科学分野での功労者や企業経営者というだけではなく、我々が思っている以上に日本政府や国際的に重要人物なのかもしれません」

 事故発生以来、飯塚被告には「国にとって特別な人間なのではないのか」「そのために捜査に手心が加わったり、政府が特別に擁護したりしているのではないか」との疑惑が浮かんでは消えてきた。果たして何が事実なのだろうか。

 いずれにせよ法の下では、どれほどの政府要人であっても、平等に裁かれるのが法治国家のはずだ。司法の判断が注目される。

(文=編集部)