JRA関東の「勢力図」にもちょっとした異変、躍進したのは横山武史だけじゃない!? C.ルメール追う川田将雅はゴールドシップばりの「大出遅れ」から定位置に復帰

 先週の日本ダービー(G1)に皐月賞馬エフフォーリアとのコンビで無敗二冠を目論んだ横山武史騎手だったが、ダービージョッキーの貫録を見せつけた福永祐一騎手のシャフリヤールの前にハナ差の2着と惜敗した。

 昨年、関東リーディングを手にした関東の若手の有望株にとって、ほろ苦い記憶となったに違いない。

 その関東リーディングは2日現在、吉田隼人騎手が43勝を挙げて1位。白毛馬ソダシ、ステラヴェローチェの活躍も後押しとなっているのか、好調をキープしている。34勝を挙げて2位の横山武騎手に9勝差をつけて単独トップだ。

 だが、ここで注目したいのは、33勝で3位の横山和生騎手の大躍進だろう。同騎手は横山典弘騎手の長男で、三男の武史騎手にとっては兄にあたる。G1で華々しい活躍をする弟に比べて少し地味に映るかもしれないが、騎乗数で100鞍近く少ないながらも二人の差はわずか1勝でしかない。

 勿論、これは和生騎手本人の努力の賜物だろう。昨年は年間通しても30勝だったが、今年はまだ半年も終わらない段階ですでに上回ることに成功。この調子で勝ち星を積み重ねていけば、13年に記録した自身の最多勝39勝超えも時間の問題かもしれない。18年は9勝にとどまっていたことを思えば大変身といえる活躍。再び上昇気流に乗って行けそうな雰囲気だ。

 頑張っている息子たちに父の威厳を見せつけるためにも、横山典騎手はダービーの後方ポツン騎乗で注目を集めている場合ではないだろう。

 また、大きな変化があったとすれば、川田将雅騎手の「定位置復帰」である。

 19年、20年と続いて全国リーディングで、連続ワンツーのC.ルメール騎手と川田騎手。もはやテイエムオペラオーとメイショウドトウのような関係になりつつあるが、平常運転でリーディングを走るルメール騎手に対し、川田騎手は年始から絶不調。15年の宝塚記念(G1)で世紀の大出遅れをしたゴールドシップのようなビハインドからスタートした。

 一時はリーディング圏外まで落ち込んだが、春から一転して復調を見せると、ついには2位争いを続けていた福永祐一騎手や松山弘平騎手を一気に交わして単独2位まで盛り返して来た。クラシック候補といわれたダノンザキッドの離脱もあって、最近は勢いに陰りも見え始めているが、今月の宝塚記念には大阪杯(G1)を圧勝したレイパパレもスタンバイ。

 ダノンキングリーで挑む今週の安田記念(G1)でも存在感を見せておきたいところだ。

(文=高城陽)

<著者プロフィール>
 大手新聞社勤務を経て、競馬雑誌に寄稿するなどフリーで活動。縁あって編集部所属のライターに。週末だけを楽しみに生きている競馬優先主義。好きな馬は1992年の二冠馬ミホノブルボン。馬券は単複派で人気薄の逃げ馬から穴馬券を狙うのが好き。脚を余して負けるよりは直線で「そのまま!」と叫びたい。

おるたな・ないとー、引っ越した1カ月後にまた引っ越し…意外な理由にファンが驚愕

 芸能人とのコラボや、テレビ番組の出演などで注目を集めるYouTuberたち。5月21~27日の間にも、3人のYouTuberが話題にあがった。

シバターの懇願に視聴者爆笑

 シバターが5月22日に公開した動画では、元格闘家の魔裟斗に対して「パチンコでいいので、バトルしてください」と土下座する場面が流れた。実はコラボを実現するために、以前から魔裟斗を挑発し続けていたシバター。これまで「魔裟斗、だっせえわ」「魔裟斗さん、1億出します。RIZINドーム大会で俺と戦ってください」などのタイトル動画をアップしてきたものの、魔裟斗からは音沙汰が一切ないようだ。

“ガン無視”を決め込まれたシバターは、今回の動画で「家族を養うために動画の再生回数を稼がなければいけないんです!」と泣きを入れており、視聴者からは「魔裟斗に“パチンコ勝負”の提案はさすがに笑った。逆に見てみたい」「ガン無視されたあげく、何回も土下座するシバターに爆笑」などの声が上がっている。

ハラミちゃんの番組出演に賛否両論

 5月21日に放送された『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)には、ピアニストYouTuberのハラミちゃんが初出演。さまざまな名曲を見事に演奏し、スタジオでは拍手喝采が起こった。

 視聴者はもちろん、歌手のLiSAも自身のTwitterで「とっても素敵でした。感動」と絶賛していたが、一方で「YouTuberよりも有名歌手の歌をもっと聴かせてくれ」「ハラミちゃんの演奏はYouTube動画でも聴けるのに」など、YouTuberがテレビ出演することに反発する声もある。YouTuberが音楽番組へ参入したことに、抵抗を感じる人も少なくないようだ。

引っ越した約1カ月後にまた引っ越し

 2人組YouTuber「おるたな」のないとーは、今年4月に新居へ引っ越したにもかかわらず、5月25日のYouTube動画では“また引っ越しを行う”と報告。「場所が住宅街すぎてちょっと不便だった」と理由を明かしているが、ほかにも「(占い師から)“7月に引っ越すと超運気が上がる”って言われてるんですよ」と説明しており、どうやらこれが大きな原因のようだ。

 ないとーの“引っ越し理由”を知ったファンからは、「何かあったのかと思ったら、まさかの占いかよ!(笑)」「占い師と不動産屋は意外とつながってそう」などのコメントが寄せられている。

 話題に事欠かないYouTuberたちから、今後も目が離せない。
(文=編集部)

「楽天カード」で2枚持ちが可能に! 1人で2枚持つ意味なんてあるの? 実は意外な理由が!

生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】

2021年6月1日から、楽天カードは1人で2枚のカードを持てるようになったのはご存じだろうか? だが、同じ楽天カードを2枚持つことにどんな意味があるのか疑問に思った人も多いことだろう。そこで今回は、楽天カードを2枚持つことで得られる4つのメリットを紹介する。そこには意外な理由が隠されていた……。

楽天カードを1人2枚持つ意味はどこにある!?

 楽天公式クレカの「楽天カード」は、これまで原則1人1枚しか所持できなかったが、2021年6月1日からは1人で2枚目の「楽天カード」を追加発行することが可能となっている。しかし、“同じ楽天カードを1人2枚持つことにどんな意味があるのだろうか?”と疑問に思った人も多いことだろう。
 そもそも、楽天は楽天市場を中心に幅広いサービスを提供しており、共通の楽天ポイントを貯めたり使ったりできる“楽天経済圏”を形成している。そのため、買い物を楽天のサービスに集中させることで、楽天ポイントを大量に貯めている人も多いのだ。このように楽天経済圏にどっぷり浸かっている人であれば、楽天カードを1人で2枚所有するメリットは意外と多いのである……。

「楽…

続きは【オトナライフ】で読む

【6月3日最新版】楽天ペイ・d払い・au PAY・ゆうちょPay・J-Coin Payキャンペーンまとめ

生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】

急速に普及してきたQRコード決済。各サービスごとにさまざまなキャンペーンが実施されているが、あまりにも多すぎてよく分からないという人も多いだろう。ここでは代表的な楽天ペイ・d払い・au PAY・ゆうちょPay・J-Coin Payのキャンぺーンをまとめて紹介するので、自分がよく使っている〇〇Payの特典を見逃さず、もっとお得に買い物をしよう!

au PAYのキャンペーンラッシュが止まらない!

 楽天ペイ・d払い・au PAY・ゆうちょPay・J-Coin Pay……、日本はまさに〇〇Pay戦国時代を迎えている。だが、各サービスごとに独自のキャンペーンを行っているので、イマイチどれが本当にお得なのかよく分からないという人も多いだろう。そこで、ここでは〇〇Payごとに実施している主なキャンペーンを紹介する。  今回注目したいのはau PAYだ。au PAYではMKタクシーで20%還元、スーパー「やまや」で10%還元などの高還元キャンペーンが実施されているほか、au PAY(請求書支払い)で税金を支払うと抽選で1,500ptが当たるキャンペーン、セイコーマートの買い物で1,000人…

続きは【オトナライフ】で読む

パチンコ新台『牙狼』の話題独占を止める“強敵”!? 「100%RUSH」「最大85%ループ」…新時代の「超甘デジ」に吉報!!

 リリースが延期されていた注目のパチンコ新台『P牙狼 月虹ノ旅人』が、間もなくホールへと降臨する。

 スペックは1種2種混合タイプのラウンドバトルを搭載。初代を継承したゲーム性で、初当り時の50%で突入する「新・魔戒CHANCE」の継続率は81%と連チャン性能は十分だ。

 更に、右打ち時の出玉はALL1500発。スピード感も備わった完全無欠の新たなる『牙狼』が、新時代に爆裂ムーブメントを巻き起こすであろう。

 注目の演出面に関しては、『月虹ノ旅人』を題材とした新たなストーリー展開が楽しめる。大河、鋼牙、雷牙といった冴島家3代が活躍。通常時はもちろん、「新・魔戒CHANCE」もそれぞれ特性の異なる3種類の演出を選択可能だ。

 出玉・連チャン・スピードと、全てが高水準の本機。ホールが熱狂の渦に包み込まれるのは、もはや秒読みの状況といっても過言ではないだろう。多くのユーザーが期待に胸を膨らませている状況だ。

 西日本では6月7日より導入が開始される予定(東日本は6月17日)。この日を境にホールは牙狼一色に染められる事となりそうな気配だが…。

 そんな『P牙狼 月虹ノ旅人』の話題独占となりそうな同日に、「もう一つの激アツ新台」も一部地域でデビューを果たす。100%RUSH突入の安定感と、5%が生み出す計り知れない爆発力。この2大要素を併せ持つ至高の超甘デジに、朗報が飛び込んできたのだ。

『ぱちんこ 仮面ライダー GO-ON LIGHT』

■大当り確率:約1/99.9→約1/64.8
■ショッカー殲滅RUSH突入率:100%
■ショッカー殲滅RUSH①:ST120回+時短120回(継続率・約95%)
■ショッカー殲滅RUSH②:時短120回(継続率・約70%)
■ショッカー殲滅RUSH③:ST120回(継続率・約85%)
■遊タイム突入条件:低確率状態を299回転消化後
■遊タイム時短回数:370回
■賞球数:1&1&1&6&2&10(10カウント)
■特賞出玉:3R300発・5R500発・10R1000発
○○○

 大当り確率は約1/99.9で、大当り後は全て「ショッカー殲滅RUSH」へと突入。このRUSHには、3種類の継続率が異なる振り分けが存在している。

 まずはスペック表のショッカー殲滅RUSH①にあたる「ST120回+時短120回」。これは、ヘソ大当り時の「10R+ST120回+時短120回」となる5%を引き当てた際に突入する。その継続率は約95%とほぼ次回大当りが約束される激アツRUSHだ。

 次にショッカー殲滅RUSH②。基本的にほとんどのRUSHがここへ行き着く設計となっており、付与されるのは「時短120回」である。時短ではあるが、継続率は約70%と強力。大当り確率の約1/99.9よりも多くの電サポを回せるため、十分に連チャンに期待できるだろう。

 そして注目なのが、ショッカー殲滅RUSH③。電サポ大当り時の振り分け5%である「10R+ST120回」を引いた場合、以降は「強チャッカー」が発動する特殊な電サポモードへと突入する。ここでは10R比率が50%へと上昇し、それが約85%でループするという破格の仕様へ変貌。甘デジの域を超えた強烈な一撃にも期待できる。

 また、本機には遊タイムが搭載されており、低確率状態を299回転消化後に「時短370回」が付与される。ここでの大当り期待度は約98%と極めて強力。時短120回転消化後であれば僅か179回転の消化で突入する点も非常に魅力だろう。

 100%突入するRUSHと遊タイムによる安定感と、5%の壁を超えた先に訪れる至高の爆裂モード。2つの要素を併せ持つ本機が、甘デジ分野に旋風を巻き起こすのだろうか。導入後の反響が楽しみなマシンだが…。

 そんな注目の本機に関する興味深い情報を京楽産業.は公開した。『ぱちんこ 仮面ライダー GO-ON LIGHT』並びにパチスロ新台『ぱちスロ 沖ハナ-30』のフィールドテストを、6月7日より直営店のサンシャインKYORAKUにて実施するのだ。

『ぱちスロ 沖ハナ-30』は、沖スロの特徴である爽快な連チャンを楽しめる話題作。ビッグ終了後は99G、REG終了後は32Gまでチャンス。天国ループ中のボーナスは「全てビッグ」に振り分けられ、最上位モードのループ率は「約90%」と強力だ。

 両機種の魅力をいち早く体験できる貴重な機会となっているので、興味のある方は下記の公式サイトをチェックしてみてはいかがだろうか。

・サンシャインKYORAKUフィールドテスト実施店舗はコチラ

【注目記事】

甘デジ新台「最前線」をピックアップ!大物シリーズ『北斗無双』の激アツ情報も!?

パチスロ新台「革新的システム」で万枚マシンが復活? “自力要素と偶発性”が生み出す独自の出玉感に期待!

パチスロ「激甘マシン」好調なヒットメーカーが新作PV公開! ゲーム性が切り替わるATにファン大注目!!

パチンコ「RUSH突入率100%」「期待度99.9%のネオ時短」搭載の激アマ台! 抜群の安定感は「覇王級」!!

 ホットな新台をユーザーの感想を交えつつ掘り下げていくこのコーナー、【激アツ新台実戦JUDGEMENT】。今回のピックアップマシンは、西陣萌えパチ三本柱のひとつがついにP機で大始動! 全国制覇の野望を成し遂げるべく満を持して投入された『P織田信奈の野望 全国版』(以下信奈全国版)だ。

 西陣の人気シリーズ『織田信奈の野望』最新作は初となるP機での運用となるが、新機種の情報発表当初からファンの間ではそのスペック力が早くも話題となっていた。詳細はこうなっている。

○○○
■大当り確率:1/199.80
■右打ち時図柄揃い確率:1/80.91
■天下布武モード突入率:100%
■天下布武モード継続率:約73%
■遊タイム突入条件:500回転到達
■遊タイム性能:電サポ759回+残保留最大4回
■賞球:1&1&4&6&1&14
■ラウンド:3Ror10R
○〇〇

 ライトミドルの遊びさすさに連チャンモード突入率100%の安定感。ループ率が約73%と若干物足りなさを感じないでもないが、大当りの50%以上で最大ラウンド1400発の出玉を獲得できるので出玉性能も申し分ない。

 さらに、ハマリ救済機能である遊タイムの到達条件が500回と既存のライトミドルマシンと比べても格段に低く設定されている。まさに「神スペック」と多くのファンに認識されているのである。

 スペック的にはライトミドルで100%ST、右打ち中の16ラウンド・1440発比率50%の初代『CR織田信奈の野望』を踏襲し、そのうえ遊タイム付きでハマらないというようなマシンである。遊タイム中の大当り期待度は99.9%とほぼほぼ大当りが約束されたもの。隙のない盤石のスペック構成となっている。

 また、連チャンモードとなる時短「天下布武モード」は100回転継続されるので、連チャン終了後は遊タイムまで残り約400回転とすぐに次を目指せる好循環のループで実戦を有利に展開できるのである。

 このスペック性能を象徴するのがボーダーライン。1000円あたり16回転台の圧倒的な甘さを示している場合もあり、現行機のなかでも1、2を争うボーダーラインの低さ。

 しかし、その一方で、ホール側の扱いがシビアになるという問題も発生。初打ちを終えたファンからの報告を見ると、やはり全体的に戦える台は少ない傾向となっているようだ。

 ただ、逆にいえば少し条件が良い台を見つければそれすなわちお宝台。抜群の安定感を誇る機種だけに一日タコ粘りすれば高確率で良い結果に反映されるのである。

『P結城友奈は勇者である』『Pモモキュンソード』『Pモンキーターン』などあまり目立たないながらも次々に秀作マシンをリリースしている西陣のライトミドルタイプにおけるひとつの集大成がこの『P織田信奈の野望 全国版』なのかもしれない。

(文=大森町男)

<著者プロフィール>

 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

【注目記事】

甘デジ新台「最前線」をピックアップ!大物シリーズ『北斗無双』の激アツ情報も!?

パチスロ新台「革新的システム」で万枚マシンが復活? “自力要素と偶発性”が生み出す独自の出玉感に期待!

パチスロ「激甘マシン」好調なヒットメーカーが新作PV公開! ゲーム性が切り替わるATにファン大注目!!

JRA「ダービー惜敗」横山武史シュネルマイスターと再コンビ! 安田記念(G1)リアルインパクト以来の3歳馬Vに立ちはだかる絶望的な数字

 6日、東京競馬場では春のマイル王決定戦、安田記念(G1)が行われる。3歳馬として、リアルインパクト以来、10年ぶりの優勝を狙うのがシュネルマイスター(牡3歳、美浦・手塚貴久厩舎)だ。

 昨年9月に札幌1500mでデビューしたドイツ生まれのシュネルマイスター。横山武史騎手を背に1番人気に見事応え、デビュー勝ちを飾った。その後は、C.ルメール騎手に乗り替わって、ひいらぎ賞(1勝クラス)を3馬身差で圧勝。続く弥生賞(G2)では2000mの距離不安を払拭、タイトルホルダーの2着に好走した。そして2番人気に支持された前走のNHKマイルC(G1)では、先に抜け出したソングラインをゴール寸前で差し切り、キャリア4戦目で3歳マイル王に輝いた。

 その後はノーザンファーム天栄に放牧に出されていたが急遽、中3週での安田記念参戦が決定。ところが、鞍上は「調整中」のまま時間だけが過ぎ、最終追い切り日の2日になってようやく横山武騎手との再コンビ結成が発表された。

「過去3戦でシュネルマイスターに騎乗したルメール騎手はグランアレグリアに騎乗するため、誰が騎乗するかに注目が集まっていました。ファンの間でも様々な騎手の名前が挙がっていましたが、横山武騎手とのコンビ復活にはファンから歓迎の声が多かったですね。

横山武騎手といえば、先週の日本ダービー(G1)でエフフォーリアに騎乗し、ハナ差2着という悔しい敗戦を喫したばかり。なんとか先週の悔しさを晴らしたいところでしょう」(競馬誌ライター)

 昨年は関東リーディングジョッキーに輝き、今年は皐月賞(G1)を含めてすでに重賞を4勝。ダービーでもプレッシャーを感じさせない堂々の手綱さばきを見せ、すでに若手騎手の中では頭一つ抜けた存在に上り詰めた横山武騎手。最終追い切りでもいいコンタクトを取っているように映った。ところが、ルメール騎手からの乗り替わりは大きなマイナス要因になり得るという。

「シュネルマイスターを管理する手塚貴久調教師はこれまでG1を8勝していますが、その全てを外国人騎手で遂げています。調べてみたところ、日本人騎手で臨んだ平地G1は、56戦0勝というデータが残っています」(同)

【手塚貴久厩舎の騎手別平地G1通算成績】
外国人 8-2-4-5/19(42.1%/52.6%/73.7%)
日本人 0-3-3-50/56(0.0%/5.4%/10.7%)
※カッコ内は左から勝率、連対率、複勝率

 ご覧の通り、外国人騎手が騎乗時は19戦8勝で、勝率は42.1%、複勝率も70%超という好成績が残っている。一方、日本人騎手は複勝率も10%強という厳しい数字が並ぶ。コロナ禍で辣腕の外国人騎手が来日できないことが、シュネルマイスターにはマイナスに働いてしまうのだろうか。

 果たして横山武騎手とシュネルマイスターは、「56戦0勝」という絶望的なデータを覆すことはできるだろうか。

(文=中川大河)

<著者プロフィール>
 競馬ブーム真っただ中の1990年代前半に競馬に出会う。ダビスタの影響で血統好きだが、最近は追い切りとパドックを重視。

JRA安田記念、グランアレグリア敗退で大波乱?アーモンドアイ2年連続敗退の時と酷似

 今週末の日曜日は“春の最強マイラー”を決める伝統の一戦、第71回安田記念(G1)だ。かつてオグリキャップやタイキシャトル、モーリス、ウオッカといった歴史的名馬が勝利してきたレース。今年は豪華メンバーが揃い、東京優駿(日本ダービー/G1)以上に注目度が高いレースでもある。

 昨年はアーモンドアイが断然の1番人気に支持されるも、まさかの敗退。勝利したグランアレグリアは今や日本中央競馬会(JRA)史に残るマイル女王となり、今年も断然の人気馬として牡馬を迎え撃つ。だが、相手となるのも海千山千の強豪ばかり。まずグランアレグリアの前に立ちはだかるトップクラスの実績馬は、以下の6頭。

 インディチャンプ(安田記念1着、マイルチャンピオンシップ1着)
 サリオス(朝日杯フューチュリティステークス1着、日本ダービー2着)
 シュネルマイスター(NHKマイルカップ1着)
 ダノンキングリー(日本ダービー2着、毎日王冠1着)
 ダノンプレミアム(朝日杯フューチュリティステークス1着、天皇賞・秋2着)
 ラウダシオン(NHKマイルカップ1着、京王杯スプリングカップ1着)

 そして穴馬も、今年重賞を勝利して勢いに乗るギベオン、ケイデンスコール、カラテなど多彩。まさに大混戦であり、ある意味でドリームジャンボ宝くじや夏のボーナスに匹敵する副収入を手にする絶好の機会といえるかもしれない。

 レースは前走のヴィクトリアマイル(G1)を圧勝したグランアレグリアが中心。昨年の優勝馬であり、今回の相手はほとんどが過去に負かした馬で、勝負付けは済んでいる印象も拭えない。

 しかし、安田記念を振り返ると、あのアーモンドアイでさえも2年連続1番人気で敗退したレースであり、1番人気が現在5連敗、そして2014年を最後に5歳馬が勝利していないというのも、5歳牝馬のグランアレグリアには不吉なデータだ。

 さらに、グランアレグリアには、昨年1番人気で敗退したアーモンドアイと重なるポイントが多い。前走がヴィクトリアマイルで2着に0.7秒差の圧勝、中2週のローテーション、5歳牝馬、鞍上がクリストフ・ルメール、ノーザンファームの生産馬、1番人気など。誰もが中心と考えるグランアレグリアだが、実はかなりの逆境、そして試練が待ち構えているのだ。

 以上の理由からも、多くのマスコミが推すほどグランアレグリア絶対とはいえない。そして今年のメンバーを見ても、競馬初心者がビギナーズラックで的中できるほど簡単なレースでもない。というのも、この安田記念は前述の通り現在5年連続で1番人気が敗退、そして過去10年すべてが万馬券決着で、3連単平均配当は19万を超える大荒れレースなのである。

 グランアレグリアとアーモンドアイで決着した昨年でも万馬券、そして波乱の象徴といえる10万馬券も、過去10年だけで6本という荒れっぷり。8番人気以下の穴馬も合計10頭が馬券に絡み、一方で2番人気の実力馬はわずか2回しか馬券に絡んでいない。まさに波乱続出の【難易度S】といったレースだ。

 そんな難解なレースを的中させるために必要なのは、確かな情報と正確なレース分析であることは言うまでもない。各馬の状態やそれぞれの陣営の思惑に関する正確な情報、各馬の力関係やコース適正を見極める分析……、これらは競馬予想においてもっとも重要なポイントでもある。

 それは一般人にとって難解な要素だが、それを補うのに最適な存在が最強のプロ予想家集団である「ホースメン会議」だ。

“競馬予想の神様”と呼ばれた故大川慶次郎氏が設立した「ホースメン会議」は、今年でなんと創業40年というから、まさに競馬の歴史と共に歩んできた会社。競馬関係者からの信頼、そして安定した結果があるからこそ、多くの競馬専門紙が休刊に追い込まれるなか、これほどまで長く存続できたといえる。

 今は大川氏の弟子であり後継者として知られている能勢俊介が総監督を務め、東西の大手スポーツの本紙予想を長きにわたって務めた大物記者が在籍。さらに、皐月賞(G1)や有馬記念(G1)を勝利した元JRA騎手の東信二といった大物を筆頭に、本物の競馬関係者も多数在籍している。彼らの情報力と分析力は誰もが認めており、多くの競馬ファンから絶大な支持を集めている。

 今年も数多くのレースを的中させているが、もっともインパクトが大きかったのは、マイル重賞のアーリントンカップ(G3)だろう。勝利したホウオウアマゾンに関する厩舎サイドの裏ネタを入手し、さらに10番人気で好走して2着に入ったリッケンバッカーに関しても、現地関係者からの猛プッシュがあったという。それら膨大な情報を、能勢俊介を中心とした予想陣が徹底的に分析し、“自信の勝負レース”として提供。見事、3連単・21万5700円、馬連・6780円という特大万馬券を仕留めているのである。

 この情報を提供されたファンから、

「人生初めての20万馬券で今夜は眠れません!」
「指示通りの購入で50万円以上の払い戻しになりました。ありがとうございます!」
「今までの自分の予想がいかに無駄だったかを思い知らされました」
「初めて馬券を買って、その最初のレースでこんな払い戻しを手にしちゃっていいのでしょうか?」

など、歓喜の声が殺到したという。

 それも当然だろう。たった100円が数分で21万円になって返ってくるのだ。これ以上の感動も興奮も考えられない。現在発売中のドリームジャンボは非現実的な当選確率だが、「ホースメン会議」が提供する情報であれば、より現実的といえるだろう。

 そんな「ホースメン会議」は、なんと今週末の安田記念に関して、アーリントンカップで21万馬券の立役者となったリッケンバッカーと同等レベルの【穴馬情報】を独占的に入手しているという。今回特別に、安田記念に関する「ホースメン会議」の見解を聞くことができたので、ここでお伝えしよう。

「安田記念は昨年も的中させていますが、今年はさらに自信度が高く、しかも配当妙味も抜群に高いですね。世間がグランアレグリアに注目すればするほど、我々が狙っている穴馬の人気が落ちるわけで、とにかくレースが楽しみ。この春最大級の勝負レースであり、かなりの手応えを掴んでいますよ。

 ひとつお知らせしておきたいのですが、現在東京などで緊急事態宣言が延長されていることもあり、このコロナ禍を乗り切るために協力したいと考え、万馬券を狙える【安田記念の3連単買い目】を【無料】で一般公開いたします。何を買えばいいのか迷っている人、日本ダービーの負けを取り返したいと力が入る人、多くの皆様の期待に応えるべく、これ以上ない渾身の予想を無料で提供いたします。ぜひ参考にしていただければ幸いです」(ホースメン会議担当者)

 この「ホースメン会議」の言葉は、すべての競馬ファン、そしてこれから競馬を始めたいと考える人にとって、これ以上ないプレゼントだ。“競馬予想業界最強のプロ集団”との呼び声も高い「ホースメン会議」が提供する【安田記念の無料情報】、その価値は絶大である。必ずやその情報を入手し、今週末の安田記念に挑みたい。そして昨年も驚異的な好成績を残したという夏競馬や、今月末の宝塚記念(G1)に向け、しっかりと「ホースメン会議」の情報力と分析力を見極めておこう。

(文=編集部)

CLICK→【無料公開!安田記念「3連単・勝負買い目!」】ホースメン会議

※本稿はPR記事です。

なぜSUMCOは、台湾TSMCと世界の半導体産業に“不可欠な存在”となったのか?

 米中対立の先鋭化、新型コロナウイルスの感染拡大による世界経済のデジタル・トランスフォーメーション(DX)の加速化、国内半導体工場の火災などによって、世界的に半導体の不足が深刻だ。その結果、シリコンウエハーなど、半導体の生産に用いられる部材の分野でも需給のひっ迫が鮮明化している。

 その状況下、信越化学に次ぐシリコンウエハー世界第2位のSUMCOの事業運営に注目したい。現在、世界最先端の半導体生産技術の確立を強力に進めるファウンドリー世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は、SUMCOなどのウエハー創出力をより必要とし始めた。

 つまり、SUMCOのモノづくりの力は、世界最先端の半導体の生産体制の確立と強化に取り組むTSMCにとって不可欠だ。SUMCOはそうした要請に応えつつ、より高純度かつ高付加価値のシリコンウエハーの供給者としての世界的な地位の確立を目指している。同社がどのように競争優位性の向上に取り組むかに関して、より多くの注目が集まるだろう。

深刻な世界の半導体不足

 現在、世界的に最先端から汎用型まで、半導体の不足が深刻だ。その要因の一つとして、2019年5月以降、トランプ前政権が中国の通信機器大手企業の華為技術(ファーウェイ)への制裁を発動し、強化したことは大きい。ファーウェイは米国の生産技術などを用いて生産される半導体の調達が困難になると先行きを警戒し、TSMCなどからの半導体調達を急いだ。ファーウェイのように米国の規制や制裁の対象になるのではないかと今後の展開を恐れた中国企業も、TSMCや韓国サムスン電子などからの半導体調達を急ぎ、台湾と韓国のファウンドリー企業の生産ラインがひっ迫し始めた。

 それに加えて、コロナ禍の発生は、世界全体での半導体需要を押し上げた。感染の拡大の結果、世界全体でDXが加速し、現時点で最先端である回路線幅5ナノメートルの半導体が用いらるスマートフォンなどIT機器の需要が高まった。それに加えて、汎用型の半導体が使われているデジタル家電の需要も高まった。その上に、自動車のペントアップディマンドの発生が上乗せされ、世界的な半導体の需給ひっ迫が鮮明化した。さらに、2021年2月のテキサス州寒波によるサムスン電子の工場の被災と、翌3月のルネサスエレクトロニクス那珂工場での火災が発生した。台湾の水不足の影響も懸念される。

 半導体の生産ラインが一度停止すると、操業が正常化するには4カ月程度の時間がかかる。多くの企業が半導体の生産をTSMCに求め、世界全体で半導体の不足が深刻だ。TSMCは車載半導体の増産に向けて中国南京工場の生産ラインを増強し、2023年の量産を目指す。また、台湾のファウンドリー大手である聯華電子(UMC)も同国内の工場に新ラインを設置し、2023年のライン稼働を目指している。逆に言えば、新しい半導体生産ライン・設備の稼働には1~2年の時間がかかる。当面、世界的な半導体不足は続くだろう。

 その結果、シリコンウエハーの需給もひっ迫し始めた。口径別にみると、200㎜のウエハーは車載用、家電など民生機器向けの半導体生産の増加から供給が不足している。300㎜のウエハーに関しては5Gやデータセンタ向けのチップ生産の増加に供給が追い付いていないようだ。

堅実な姿勢で事業運営に臨むSUMCO

 その状況下、SUMCOの経営陣は先行きを慎重に考えつつ、成長のための投資など、新しい取り組みを実行する機会を探っている。総合的に考えると、同社は、世界の半導体市況の展開などを見極めつつ、競争力強化の方策を慎重に検討している。その姿勢は堅実だ。以下ではその点を確認しよう。

 需給がひっ迫すると、企業経営者の心理は、投資を増やし事業体制を強化する方向に傾きやすい。それに対して、SUMCOは投資のリスクを慎重に評価しつつ、生産能力強化などへの取り組みを進める意向だ。

 その一因として、工場建設などにかかる初期コストは増大傾向にある。工作機械など各国の生産活動を支える装置への需要は高まっている。それに加えて、米国など世界的な戸建て住宅需要の高まりによって、石油化学関連の資材価格も高まっている。設備投資の実行によって持続的に収益性を向上させることが可能か否かは見通しづらい。

 半導体市況の変化の影響も軽視できない。2017年から2018年にかけて、世界経済全体ではクラウドコンピューティングサービスの需要増大や、それに伴うビッグデータ分析などを目指してデータセンタの建設が増え、ロジック、メモリの両分野で半導体の需要が大きく高まった。しかし、2018年以降は米中対立などによって半導体産業の成長は鈍化した。その結果、半導体メーカーの業績は悪化しSUMCOの収益も減少した。

 短期的に半導体不足は続くだろうが、中長期的な展開には不確実性がある。少し長めの目線で考えると、TSMCが生産ライン増強を行うことや日米の半導体工場の正常稼働によって、汎用型の半導体を中心に、徐々に需給ひっ迫は解消に向かう可能性がある。それがSUMCOの収益に与える影響は軽視できない。

 その一方で、TSMCが開発を進める3ナノ、さらには2ナノメートルの最先端の半導体生産に関しては、すでにアップルなど米IT先端企業からの受注が入っているようだ。つまり、汎用型と異なり、最先端の半導体生産ラインに関してはIT先端企業による争奪戦が続く可能性がある。このように考えると、SUMCOの事業戦略の根底には、最先端の半導体生産に不可欠な超高純度かつ高付加価値のウエハー創出能力を高めつつ、生産コストの低減を目指す考えがある。

SUMCOに求められる高品質、高付加価値のモノづくり

 その戦略に基づいて事業運営を進めつつ、同社トップは新工場の建設の可能性に触れ始めた。それが示唆することは、シリコンウエハー値上げ交渉(高付加価値化)が進みつつあることだ。

 SUMCOの売り上げに占めるアジア地域の割合は60%にまで高まった。最先端の半導体生産技術の確立をひた走るTSMCなど台湾半導体メーカーにとって、SUMCOは不可欠なサプライヤーだ。信越化学も同様だ。

 値上げの実現は、フリーキャッシュフローを増加させ、財務内容を向上させるだろう。それは、設備投資や研究開発体制の強化を支え、企業は、より高品質、かつ、高付加価値のモノづくりを目指すことができる。SUMCOトップが新工場の建設の可能性に触れ始めたのは、そうした事業環境が実現しつつあるとの考えがあるからだ。

 見方を変えれば、SUMCOは競合企業との差別化強化のチャンスを迎えている。台湾では半導体部材メーカーが工場の新設や買収を行い、事業体制の拡大と価格競争力発揮を目指している。中韓の部材メーカーも基本的には価格競争力重視だ。その一方で、SUMCOと信越化学のシェアは低下していない。その状況下で値上げが実現すれば、SUMCOは事業運営の体制を強化するための多様な方策を実行しやすくなる。

 今後、最先端分野の半導体生産をめぐって米中の対立は激化する可能性が高い。最先端の半導体供給に関してTSMCの重要性は高まるだろう。日本企業がそうした環境の変化に対応するためには、微細かつ高純度の素材供給力に磨きをかけ、世界市場における競争優位性を高めなければならない。中長期的な世界経済の展開を考えた場合、よりニッチな分野での競争力発揮を目指す本邦企業は増えるだろう。

 慎重に新しい工場の建設などの可能性を模索するSUMCOはそうした企業の代表格だ。現在、そうした事業運営方針を示す日本企業の増加が、新型コロナウイルスの感染が厳しい中での国内の景況感を下支えしている。SUMCOが、世界経済にとって不可欠な半導体部材供給者としての競争力に磨きをかけることを期待したい。そうした企業の増加が日本経済の安定に無視できない影響を与えるだろう。

(文=真壁昭夫/法政大学大学院教授)

●真壁昭夫/法政大学大学院教授

一橋大学商学部卒業、第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。ロンドン大学大学院(修士)。ロンドン証券現地法人勤務、市場営業部、みずほ総合研究所等を経て、信州大学経法学部を歴任、現職に至る。商工会議所政策委員会学識委員、FP協会評議員。

著書・論文

『仮想通貨で銀行が消える日』(祥伝社、2017年4月)

『逆オイルショック』(祥伝社、2016年4月)

『VW不正と中国・ドイツ 経済同盟』、『金融マーケットの法則』(朝日新書、2015年8月)

『AIIBの正体』(祥伝社、2015年7月)

『行動経済学入門』(ダイヤモンド社、2010年4月)他。

JRA POGファン注目コマンドラインより「期待できる」2歳新馬とは!? C.ルメール初週デビューに未来のG1馬も?

 先週の日本ダービー(G1)は、ディープインパクト産駒の良血馬・シャフリヤールが優勝。今週から来年のダービーに向け、また次世代の新馬戦が始まろうとしている。

 2歳の新馬戦が、日本ダービー翌週から行われるようになったのは2012年。それ以降だけで見ても、初週デビュー馬の活躍はいたって顕著だ。

 翌年の日本ダービーまでに、G1を勝利した馬は全部で6頭。

2013年 阪神JF レッドリヴェール
2014年 皐月賞 イスラボニータ
2018年 NHKマイルC ケイアイノーテック
2018年 阪神JF ダノンファンタジー
2019年 桜花賞 グランアレグリア
2019年 朝日杯FS サリオス

 前例からも今週デビューの2歳馬が、来年の日本ダービーまでにG1を勝利する可能性は十分。POG(ペーパーオーナーゲーム)ファンも大いに注目するところだろう。

 中でも2012年以降、初週の新馬戦で最も勝利を挙げているのがC.ルメール騎手。この9年間で13頭に騎乗し、5勝を挙げる活躍を見せている。

 勝利した中には後のマイルCS(G1)勝ち馬ステルヴィオ、上記でも取り上げた桜花賞馬グランアレグリアがおり、今年は牝馬のサトノレイナスでダービー出走も果たした。

 今年も初週から、3頭が鞍上ルメール騎手で出走を予定。活躍の期待される馬が集まったといえるだろう。

 まず、初日の5日に東京芝1600mで登場するのがコマンドライン(牡2歳、美浦・国枝栄厩舎)。今年のクラシックでも活躍した、サトノレイナスと同じ国枝栄厩舎のコンビとあって注目度も高い。

 そして、翌6日は同じく東京芝1600mの5Rに、オークス(G1)3着馬・アドマイヤミヤビの妹レディナビゲーター(牝2歳、美浦・萩原清厩舎)、6Rは芝1400mでバーマン(牡2歳、美浦・藤沢和雄厩舎)に騎乗予定だ。

 これらの馬は、ステルヴィオ、グランアレグリア、サトノレイナスなどと同じような活躍ができるのだろうか。データ面から探ってみたい。

 上記の過去に活躍した3頭は、いずれもルメール騎手を背に東京1600mでデビュー。1400mで初週にデビューした馬は【0-0-0-4/4】と、馬券圏内に入ることすらできていない。

 1400mデビューが予定されているバーマンは、これまでの傾向からは推奨しづらい結果。それに対し、1600mの勝率は【5-1-1-2/9】と約5割で、G1活躍馬の3頭はこの勝ち馬の中から出現している。

 G1活躍馬の3頭は全て関東馬であるが、それは1600mデビューのコマンドライン、レディナビゲーターともに言えること。どちらもノーザンファームの生産馬で、両方が走る可能性も十分にありそうだ。

 あえて挙げるなら牡馬と牝馬の違いで初週に東京芝1600mでデビューした関東馬6頭の内、牡馬3頭が【1-1-0-1/3】であることに対し、牝馬3頭は【3-0-0-0/3】とパーフェクト。牝馬であるレディナビゲーターが、コマンドライン以上の活躍をみせるということも考えられる。

 翌年に向けてのG1制覇は、過去のデータからデビュー戦での勝利が必須。ルメール騎手が東京1600mで騎乗するコマンドライン、レディナビゲーターの初戦に期待したい。

(文=北野なるはや)

<著者プロフィール>
 某競走馬育成牧場で働いた後、様々なジャンルの仕事で競馬関連会社を転々とする。その後、好きが高じて趣味でプログラミングを学習。馬券には一切のロマンを挟まないデータ派であるが、POG(ペーパーオーナーゲーム)では馬体派という奇妙な一面も持つ。