アイデアを「好き嫌い」や「多数決」で選んではいけない理由。

こんにちは、コピーライターの橋口幸生です。

「100案思考」という本を発売しました。コピーライターの思考法を、全てのビジネスパーソンに向けて解説したものです。

100案思考
「100案思考 『書けない』『思いつかない』『通らない』がなくなる」
橋口幸生著、マガジンハウス刊、256ページ、1650円(税込)ISBN:9784838731497
 

アイデアは質より量。ダメなアイデア、ありがちなアイデア大歓迎。とにかく100案出せば、良いアイデアのひとつやふたつは、その中に必ず入っているものです。

才能やセンスはもちろん、特別な道具や準備も要りません(詳しいことは、この連載の過去回をご覧ください。この記事の最後にも各回へのリンクを貼っています)。

“アイデア出し”の重要性は、ビジネスパーソンであれば誰もが理解していると思います。しかし、“アイデア選び”の重要性については、意外と見落とされがちです。好き嫌いやアイデアの長所・短所、多数決などで、なんとなく選んでいることが多いのではないでしょうか。

こうした方法では、決して良いアイデアを選ぶことはできません。

この記事では、    

ずらりと並んだアイデアの中から、良いものを確実に選ぶ方法

を紹介します。  

<目次>  
「好き嫌い」「長所・短所」「多数決」で選んではいけない理由
良いコピーを選ぶ、2つの「基準」 
「良いと評価されたアイデア」を研究し、目を養おう

「好き嫌い」「長所・短所」「多数決」で選んではいけない理由

先述しましたが、多くの場合、アイデアは選ぶ人の「好き嫌い」や、アイデアの「長所・短所」、あるいはその場にいる人間の「多数決」で、なんとなく選ばれています。これらは全て、絶対にやってはいけない悪手です。

×好き嫌いで選ぶ

あなたが好きなものが、世の中一般でも好かれているとは限りません。

×長所・短所で選ぶ

アイデアの長所・短所をエクセルで整理する人は多いと思います。しかし、最高のアイデアにも短所があり、最低のアイデアにも長所があるのです。特に大人数の会議で長所・短所の話をするのは最悪です。アラ探し大会になり、長所・短所も何もない、なんの特徴もないアイデアが選ばれることになります。

×多数決で選ぶ

多数決も同じです。全てのアイデアの出発点は、個人の意志です。意志が強ければ強いほど、多数決では選ばれにくくなります。多数決で選ばれるのは、「良いアイデア」ではなく、「反対されないアイデア」なのです(ヒット広告を連発している、とある広告主は、多数決で全員がOKした案はボツにするのだそうです)。

それでは、何で選べばいいのか?僕 の場合は、次の2つの基準です 

良いコピーを選ぶ、2つの「基準」

実は僕も、若手のころはコピーを好き嫌いで見ていました。自分の好みではないコピーが評価されるのを見て、

「これのどこがい いんだろう?自分の方がずっと良いコピーを書けるのに!」

と、ふてくされていたのです(典型的なダメな若手ですね……)。

そんな悶々とした日々を過ごしていたとき、先輩コピーライターがこんな「基準」を教えてくれました。

「いいコピーには、必ず“共感”か、“発見”がある」

本当でしょうか?過去の名作コピーを例に、見てみましょう。

  • 「想像力と数百円」(新潮文庫)→発見
  • 「恋は、遠い日の花火ではない。OLD is NEW」(サントリーニューオールド)→共感
  • 「四十才は二度目のハタチ。」(伊勢丹)→発見
  • 「Just do it.」(NIKE)→共感

人によって好き嫌いはあると思いますが、どのコピーにも「共感」か「発見」があることが、分かると思います。広告コピーに興味がある方は、「コピー年鑑」などを見てみてください。ほとんどのコピーが、このどちらかに当てはまるはずです。

ここで重要なのは、アイデアを「明確な基準を持って選ぶ」ということです。「共感」「発見」は、あくまでも「良い広告コピーを選ぶ基準」の一例です。

チップ・ハースとダン・ハースの共著「アイデアのちから」では、記憶に残りやすいアイデアの特徴として、次の6項目を挙げています。

「単純明快である」
「意外性がある」
「具体性がある」
「信頼性がある」
「感情に訴える」
「物語性がある」

あなたもぜひ、自分なりの「基準」を見つけてください。

そのためには、良いアイデアにたくさん触れて、目を養わなくてはいけません。

「良いと評価されたアイデア」を研究し、目を養おう

美術品を鑑定する人気のテレビ番組があります。素人目にはガラクタにしか見えない玩具に何百万円もの値がついたり、逆に、名品に見える掛け軸が二束三文の土産品だったり。そのギャップにいつも驚かされます。

番組に登場する鑑定士が言うには、価値を見抜けるようになるには、とにかく「本物を見まくる」しかないようです。そうすれば、おのずと「その美術品のどこを見れば本物か偽物か分かるようになる」と。

アイデアも同じです。100案の中から、最高の1案を選び抜く目を養うために、「良いアイデア」を、浴びるように見まくる習慣をつけてください。

大切なのは、「あなたが好きなアイデア」ではなく、「良いと評価されたアイデア」を見ることです。ヒット商品、広告賞受賞作、著名クリエイターが評価していたものなどを。自分の目を養うことが目的なので、「自分より優れた人の目が認めたもの」を見ることが大切です。

そして、そのアイデアがなぜ「良い」と評価されているのかを、考えるようにしてください。メモを取るなど、言語化するのもいいでしょう。

この作業を繰り返すことで、良いと評価されるアイデアの共通点が見えてきます。これがすなわち、「基準」です。これによって、好き嫌いではなく、あなたなりの「基準」でアイデアを見ることができるようになります。

この記事は、全4回の連載のうちの最終回です。バックナンバーは下記です。

第1回:才能、道具、センス不要!コピーライターの発想法「100案思考」
第2回:どんなに多忙でも絶対に実践できるインプット術、教えます。
第3回:「ジャスト・アイデアなんですけど」禁止令
第4回:アイデアを「好き嫌い」や「多数決」で選んではいけない理由。  ※今回です

 

アイデアとは、クリエイターだけのものではありません。

あなたがメーカーで働いていたら、新商品や新機能のアイデアを考える必要があります。接客業であれば、どうすればお客さまに満足していただけるか、アイデアが要ります。子育て中であれば、子どもに野菜を残さず食べさせるためのアイデアを練る必要があるかもしれません。

そう、全ての仕事に必要なのは、アイデアを出すことなのです。

この連載が、あなたの仕事や人生がアイデアによって豊かになるきっかけになればいいと思っています。興味が湧いたら、ぜひ拙著「100案思考」も手に取ってみてください。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

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コロナ、武漢ウイルス研究所・流出説、世界で再び再燃…米国政府、本格調査に着手

 新型コロナウイルスは中国人民解放軍が生物兵器として開発したもので、それが誤って中国湖北省武漢市内の中国国立の中国科学院武漢ウイルス研究所から漏えいしたとの説が再燃している。米共和党議員らが漏えいの可能性を含む同ウイルスの起源の完全な調査を米政府に求めているほか、ブリンケン米国務長官に対して、漏えい説に関する政府の機密調査報告を公開するよう要求していることが明らかになった。

 これを受けて、バイデン米大統領は5月26日、情報機関に対して、90日以内にウイルスの発生源をめぐる追加調査を命じたほか、トランプ前大統領も5日、南部ノースカロライナ州で開かれた共和党の集会で演説し、新型コロナウイルスについて、「中国共産党は中国ウイルスで16兆ドル(約1750兆円)もの打撃を与えた。あらゆる国は中国にこの損害を補償させる法案作りに協力すべきだ」などと指摘して、中国のウイルス拡大の責任を厳しく追及するなど、新旧の米大統領がそろって中国批判を展開するなど異例の展開となっている。

米国務省の報告書

 米国務省は最近、中国の科学者らが2015年からこれまで、第3次世界大戦に備えて、新型コロナウイルスなどを含むウイルスを生物兵器として開発する研究を進めてきており、こうした生物兵器が戦争で勝利するため重要になるという主張とともに、これを使用するための完璧な条件と、敵国の医療システムに及ぼす影響まで詳細に記録していたとの報告書を作成した。

 報告書によると、中国人民解放軍の科学者らが第1次世界大戦は「化学戦争」、第2次世界大戦は「核戦争」だったが、第3次世界大戦は「生物戦争」になると主張して、中国共産党指導部の指示によって、生物兵器の開発を進めているという。新型コロナウイルスは軍の直轄下に置かれた武漢研究所が総力を挙げて研究開発したものだと指摘している。

 一方、米ウォールストリート・ジャーナルは「武漢研究所の研究員3人が2019年11月、病院で治療が必要となるほど体調を悪化させていた」と報じている。これについて、共和党のジョニ・エルンスト上院議員は、「中国共産党は、新型コロナウイルスの起源の解明について、全面的な協力を拒否している」と批判し、「世界は答えを求めるべきであり、それには武漢ウイルス研究所が起源であるかどうかを明らかにすることも含まれる」と主張。キャシー・マクモリス・ロジャース下院議員らもブリンケン国務長官宛に書簡を送り、国務省が機密文書扱いにしている新型コロナウイルスに関する機密研究調査報告書に関して「機密解除」するよう求めている。

中国は猛反発

 さらに、米国では感染症の最高研究機関である米国立アレルギー・感染症研究所のファウチ所長が英フィナンシャル・タイムズのインタビューに応じて、発生源である動物から人に感染し、武漢のウイルス研究所から流出した可能性が取り沙汰されていると語った。「発生源の解明が進めば、新たなパンデミック(世界的大流行)防止につながるとの期待が出てくる」と指摘するとともに、「2019年に病気になったとされる3人の医療記録が見たい。本当に病気になったのか、もしそうならどんな病気だったのか」と強い関心を示した。

 これら一連の中国疑惑説について、中国外務省の趙立堅副報道局長は「中国科学院武漢ウイルス研究所からの漏洩は不可能だという結論は世界保健機関(WHO)の調査でもはっきりとしている。これが正式で科学的な結論だ」と語り、武漢研究所からのウイルス漏洩を強く否定している。

 しかし、サキ米大統領報道官は「中国が調査に建設的に関わろうとしていないのは明らかだ」と不満を表明。また、WHOの現地調査に加わった各国の研究員らからも「調査は不十分だった」との懸念が出ており、中国が調査に関わろうとしない頑なな態度を崩さないことで、逆に疑惑が強まる結果となっている。バイデン大統領は情報機関の追加調査の期限を「90日以内」としており、8月下旬までに、どのような調査結果が出てくるのかに注目が集まっている。

(取材・文=相馬勝/ジャーナリスト)

●相馬勝/ジャーナリスト

1956年、青森県生まれ。東京外国語大学中国学科卒業。産経新聞外信部記者、次長、香港支局長、米ジョージワシントン大学東アジア研究所でフルブライト研究員、米ハーバード大学でニーマン特別ジャーナリズム研究員を経て、2010年6月末で産経新聞社を退社し現在ジャーナリスト。著書は「中国共産党に消された人々」(小学館刊=小学館ノンフィクション大賞優秀賞受賞作品)、「中国軍300万人次の戦争」(講談社)、「ハーバード大学で日本はこう教えられている」(新潮社刊)、「習近平の『反日計画』―中国『機密文書』に記された危険な野望」(小学館刊)など多数。

熊田曜子は不倫疑惑&銀座デビューでイメージ急落…北川景子が不動の人気ママタレに?

 ママタレントとして活躍している熊田曜子のトラブル報道が尾を引いている。5月、熊田は夫からDV(家庭内暴力)被害を受けたとして自ら通報、夫が暴行容疑で逮捕されたというニュースが話題となった。熊田が以前から夫への不満とも取れる言動を見せていたことから同情が集まり、熊田は夫と離婚する意思も表明した。

 一方で、事件の当日に夫が熊田に不倫疑惑を突きつけていたという報道も浮上。熊田サイドは不倫について否定しているが、お互いに騒動の際の発言を録音していることも取り沙汰されるなど、泥仕合の様相を呈している。

「夫の逮捕は『文春オンライン』が、熊田の不倫疑惑は『Smart FLASH』がそれぞれ報じ、大きな話題となりました。熊田の不倫を追及する夫の手が当たったことでDVとして通報されたのでは……などと、真相をめぐって臆測が飛びかっています。グラビアアイドルとして人気を博した熊田は2012年に結婚し第1子をもうけ、15年と18年にも子どもをもうけるなど、3児の母でもあります。現在は、いわゆるママタレとして活躍していますが、事の真偽はさておき、イメージ急落は避けられないでしょう」(芸能ライター)

 渦中の熊田は6月に入り、インスタグラムで「銀座で働くことにしました」と伝え、YouTubeチャンネルでは接客の様子の動画も公開している。銀座の会員制高級クラブ「Nanae」で“ママ”として初の接客に挑んだようだ。

「熊田が“潜入”したクラブは“伝説のママ”こと唐沢菜々江さんが経営する超高級店。たびたびメディアに登場する菜々江ママは『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)にも何度か特集されており、コロナ禍で銀座が閑散とする中での経営者としての苦悩や新規事業の様子が反響を呼びました。売り上げが激減したため、同番組内でもインフルエンサーの力を借りた宣伝手法を模索していましたから、熊田の登場は渡りに船といったところでしょう。

 ただ、今年5月の放送では、新型コロナ感染者が急増していた昨年末に忘年会と称して宴会をしていた様子が映し出され、ネット上で“プチ炎上”しました。そんな、いろいろな意味で“浮世離れ”しているクラブで“銀座デビュー”したことは、熊田のママタレとしてのイメージにとってはマイナスでしょうね。適度に“庶民感”を打ち出して支持を集めるのが得策ですから」(同)

 また、同じことは木下優樹菜にも言えるという。木下は19年秋に姉が勤務していたタピオカ店の経営者とトラブルになり、芸能活動を休止。同年末には夫の藤本敏史(FUJIWARA)と離婚、20年7月に活動再開を発表したが、数日後に引退が発表された。一方、同年9月にインスタグラムでの“再始動”が話題となり、今年に入って企業広告への登場も果たしているが、モデルを務めていた化粧品会社などからイメージの毀損を理由に約3億円の損害賠償訴訟を起こされていたことが明らかになるなど、新たなトラブルの渦中にいる。

「木下もママタレとしての活動が多かったですが、有名サッカー選手との不倫疑惑が報じられたほか、今度は広告がらみの訴訟沙汰と、ネガティブな話題が続いています。芸能界引退後もたびたび話題となってきましたが、イメージが大切なママタレとしては復帰は絶望的でしょう」(同)

 では、歯科医の夫との別居が報じられたものの、昨年7月に第3子を産んだ小倉優子はどうだろうか。

「一時は離婚間近と言われたものの、復縁説が流れるなど、現在はやや落ち着いているようですが……。小倉のキツい性格やSNSでの幸せアピールが取り沙汰されたため、やはりママタレとしてはかつての勢いを取り戻すのは難しそうです」(同)

 次々と脱落者が出る中、今後は誰が人気のママタレになるのだろうか。昨年11月に発表された「第5回 好きなママタレントランキング」(ORICON NEWS調べ)では、北川景子が初の1位に輝いた。さらに、杏、仲里依紗と女優陣がトップ3を占めている。

「北川は夫のDAIGOとともにイメージが良く、女優としても八面六臂の活躍で、まさに女性が憧れる女性像を体現しています。ママタレとしての人気も、しばらくは揺るがないでしょう。最近は戸田恵梨香や新垣結衣といった大物女優も結婚しました。これまでママタレといえばバラエティ系タレントの活躍が目覚ましかったですが、これからは女優陣の存在感が高まっていきそうですね」(同)

 激変するママタレ勢力図から目が離せそうにない。

(文=編集部)

JOC経理部長の飛び込み自殺で囁かれる「五輪招致買収」との関係…竹田恒和前会長、森喜朗前会長、菅首相も疑惑に関与

 衝撃的な一報が飛び込んだ。本日9時20分ごろ、東京都品川区の都営浅草線中延駅で、日本オリンピック委員会(JOC)幹部である50代男性が電車に飛び込み、搬送先の病院で死亡が確認されたと報じられたからだ。電車の運転士は「男性がホームから線路に入ってきた」と話しており、警視庁は...

パチスロ「前代未聞の攻略法」で有名に!? 【レトロスロット実戦『ムサシ』】

 裏モノを積極的に導入する行きつけのホールに「ある機種」が導入されました。パイオニアのパチスロ2号機『ムサシ』です。

 今でこそ30πの代表的機種『ハナハナ』シリーズで確固たる地位を気づいた同社ですが、1990年以前は当時の高砂電器と提携関係にあり、パイオニアとしての完全オリジナルで開発された初めてのパチスロ機がこのムサシでした。

 このムサシ、オーソドックスなBBとRBでメダルを増やすタイプ。他はオマケ程度のフルーツの集中が搭載されているシンプルなマシンでした。

 しかし、いきなり話題をさらいます。

 初モノの悲しさか、不具合が多くあり「アノ手コノ手」で攻略されてしまうのです。最初に発覚したのが通称『ムサシ抜き』とも呼ばれた小役抜きでした。

 4号機以前のマシンには『当倍返し』なるものがあり、ボーナス成立から揃えるまでにメダルのロスを抑えるため、小役の確率がアップするというもの。

 同機においてはBBが成立するとMUSASHIと書かれた10枚役の確率が大幅(リーチ目の役割も兼ねている)にアップするのですが…これに欠陥があり、ボーナスを外しつつ1枚がけで揃え続ける事が可能なのでした。

 決して簡単な目押しではなかったムサシ絵柄を毎回狙い、揃え続けるのは楽な作業ではありませんが、手練れであれば時間当たり400~500枚抜けたらしいので時給としては悪くないでしょう。

 ただし、これはノーマルのムサシにおける話。マイホに導入されたのはリリースから半年遅れで対策済み、そして激しい連チャン性をまとった「バリバリの裏モノ」でした。

 ただでさえ裏モノが溢れかえっていた時代に、導入開始から半年遅れで導入されたのですから「何かある」と考えるのは必然だったのかも知れません。

 その裏ムサシはリールが大きくズルりと滑れば…ボーナス。当然ボーナス終了後は連チャンに期待が膨らみます。フルーツの集中もカットされていたと思います。そんな連チャンとハマりに一喜一憂していた私でしたが…。

「さらなる悲劇」がムサシを襲います。

 何とリールパネルを強引に押す事によりリールパネル内側とリールを接触させ777絵柄を強制的に揃えるという、それは正に「力技」でした。

 パネルを力任せに押す事から別名『どすこい打法』とも。何ともはや…。

 しかし、対策は非常に簡単なものでした。それはリールユニット自体をかなり奥側にズラすというもの。そして事なきを得たように思えたのですが、「3度目の悲劇」がムサシに襲いかかります。

 今度は今でいうホッパー系ゴトで、ホッパーを誤作動させ内部のメダルを全て吐き出せるというこれまた荒技でした。

 この時代はそういったハード、ソフトのミスをついた攻略法が、それこそ度々あったのですから、今では考えられないですね。

 とは言えそういった攻略系の情報は、対策がされた後に出回ってくることがほとんど。そのため、一般ユーザーがそれで大金を掴むまでには至らなかった事が大半なのでした。それでも、おこぼれ程度にあやかれる事はたまにあったのもまた事実なんですね。

 それにしてもこの『ムサシ』、懐かしいです。
そしてやっぱりやっちゃう訳なんですよ。

 何をかって? 決まっているじゃないですか!

『どすこい打法』です!

 レトロ台につきデリケートな扱いが求められますので、強く押す事はしませんが「やっぱり777揃うかな~」と軽く押したりしちゃうのは、その時代を知る者としての当然の心理なんでしょうね。

 1度くらいはこれで揃えてみたかったです(笑)。

(文=電撃しらっち)
<著者プロフィール>
業界歴30年。遊技機販売業など様々な業種を経験し、現在はライターとしての活動にも力を入れている。レトロパチンコ・パチスロの実戦記事や、業界関係者への取材記事も担当。羽根モノや一発台を特集するなど、オールドファンにも響く内容も積極的に作成している。

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発言炎上の竹中平蔵氏はパソナ会長=五輪の利害関係者…1社独占契約、9割中抜き報道も

「お願いだからもう黙っていてもらえないものでしょうか……」

 ある電通関係者は7日朝、「東京オリンピック(五輪)」「竹中平蔵」の2つの言葉が並んだ複数のネットニュースの見出しを見てそう嘆息した。ニュースは6日、関西圏で放送された『そこまで言って委員会NP』(読売テレビ)に出演した竹中平蔵・パソナグループ(東京2020オフィシャルパートナー)取締役会長の発言を取り上げたものだった。

五輪開催めぐる議論に竹中氏「世論は間違ってますよ」

 竹中氏は政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長が今月2日と3日の衆参厚生労働委員会で、「本来は、パンデミックの所で(五輪を)やるのは普通ではない。やろうとするのなら、かなり厳しい責任をオリンピック委員会や政府が負って、強い覚悟でやってもらう必要がある」などと見解を示したことに、竹中氏は番組内で以下のように猛反発したのだ。

「分科会がオリンピックのことを決めるわけじゃないのに、明らかに越権」(発言内容ママ、以下同)

「本当にエビデンスがないと私も思いますけど、人流を止めればいいんだとか、なってるでしょ。しかし、人流を止めてロックダウンした国でも抑えられなかったんですよ」

「なんでやるか、やらないか、あんな議論するか、私はわからない。だって、オリンピックってのは、世界のイベントなんですよ。世界のイベントをたまたま日本でやることになっているわけで、日本の国内事情で、世界に『やめます』というのは、あってはいけないと思いますよ。世界に対して、『やる』と言った限りはやる責任がある」

 またマスコミ各社の世論調査で五輪開催の賛否が2分されていることに関して「世論は間違ってますよ。世論はしょっちゅう間違ってますから」と言ってのけたのだ。

 番組での一連の発言は7日午前、Twitterのトレンドに入り、竹中氏が言うところの“間違っている世論”の激しい批判にさらされている。本来であれば五輪開催に向けて強固なタッグを維持すべき電通関係者ですら冒頭のように絶句し、次のように語った。

「事業を行うのに、世の中すべての人の賛同を得られるとは思っていません。ただ、このタイミングで世の中すべてを敵に回すような発言をしなくても良いじゃないですか。パソナさんはどんな形であれ、開催されれば良いのかもしれませんが……。

 国際的な信義を果たすために、一人でも多く、五輪に前向きな考えを持つ日本国民を増やすべきだと思います。五輪組織委(東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会)のスタッフもアスリートも、世間から猛バッシングを受けているウチ(電通)やスポンサーも、少しでも五輪に対して前向きな気運が高まるように努力していきます」

五輪運営業務でパソナは9割中抜き

 五輪の大会運営業務を委託されているパソナといえば、5月26日の衆議院文部科学委員会で大幅な中抜きが指摘されて物議を醸したばかりだ。

 同委員会での立憲民主党・斉木武志衆院議員による質疑で明らかになった「パソナと東急エージェンシーが締結した業務委託契約書」によると、パソナは運営スタッフ1人あたりに支払われる日当が最高で35万円、管理費・経費を入れて42万円で受託していたのだという。各社報道によると実際の日当との乖離は激しく、中抜き率は9割に及ぶようだ。しかもパソナ一社の独占契約なのだという。

 ちなみに2021年5月期のパソナは売上高3300億円、営業利益175億円、純利益62億円。本業の儲けを表す営業利益は過去最高を記録している。自民党衆議院議員秘書は苦虫をかみつぶしたように話す。

「安倍晋三前首相の時代から少しずつ首相官邸への影響力を強めていった竹中さんですが、菅義偉首相の代になって、国家戦略特別区域諮問会議有識者議員に就任し、全盛期と同レベルの発言力になっていると思いますよ。

 あくまで結果論ですが、五輪関連では電通さんですら大打撃を受ける中、パソナさんだけがオリンピックバブルで独り勝ちです。『そこまで言って委員会NP』での発言も、利害関係者としてそのように発言されたのかもしれませんが、正直、首相官邸や我々に対する援護になっていない。五輪の一連の政策の肝は、日本経済全体にプラスの影響を及ぼすことです。『諸外国にやると宣言したから開催する』のでは決してありません。開催したほうが日本の国益になるからやるのです。

 また竹中さんはずっと前から、小泉純一郎元首相時代の“薫陶”を小泉進次郎環境相に授け続けていると党内では噂になっていますよ。もはやキングメーカーですね。それが吉と出るか凶と出るかはまた別の話ですが」

「官僚制は終始雇用だから問題」「官僚は選挙されていない」

 前出の議員秘書の話す小泉環境相に対するキングメーカーとしての“薫陶”の一端は、竹中氏の公式YouTubeチャンネル「平ちゃんねる」6月5日に公開された動画『竹中平蔵【国民が知らない】危険!官僚政治の実態』(以下)で伺い知ることができる。

 動画で竹中氏は、初めて衆議院選挙に出る小泉進次郎氏に「官僚主導の何が問題ですか?』と問われ、以下のように答えたのだと訥々と語った。

「一つは官僚というものは実は終身雇用年功序列の典型、官僚の皆さんももちろん専門的な知識を持って日本を良くしたいと思って官僚になっている。

 しかしながら、だんだん歳をとるとともに官僚というのは終身雇用、年功序列でやっているから、国民のために良い政策もやりたいけれども、自分の組織を守るために良い政策もやりたいという風に実はなってきます。天下り先の確保というのはその典型ですよね。

 これが終身雇用、年功序列だから自分が局長の時に作った新しいポスト、天下り先、そこに自分がいける、ないしは自分の先輩が行ける。

(中略)

 もう一つ大きな問題があります。それは官僚というのは国民の選挙という洗礼をうけてない。国民に選ばれたんだという政治家であるならば、これは思い切ったことができますけども、官僚というのは別に国民の選挙の洗礼を受けていませんから、国の土台に影響するようなものすごく大きな政策って、やっぱりできないんですね。

 知恵がありますから、ここをちょっと変えよう、あそこをちょっと変えようというような知恵は、官僚からは結構出てきますけども、例えば皆さん旧郵政省が郵政の民営化を提言すると思いますか。そんなこと絶対しません。

(中略)

 そういう点が実は官僚政治官僚による政策の問題点です。だからこそ、国全体のことを考えられるような総理主導の政策でやっていかなければ、そういう風に考えています」

 この動画を見た立憲民主党衆議院秘書は次のように突っ込みを入れる。

「もはや、終始雇用制に対する“憎悪の化身”のように見える動画ですね。確かに組織至上主義や縦割り行政の非効率性の是正と、国民の負託を受けた政治主導での国家運営は自民党だけではなく、多くの政党の基本方針です。効率化すべきものはすべきでしょう。

 天下りを防ぐために職員の終身雇用を取りやめたとして、まさかパソナさんが代わりに『職員を派遣し業務を代行する』とか言い出さなければ良いのですが。つまり五輪の運営業務のようにできれば、パソナさんが利権を独占できるために、こういう主張をしているのではないかとも思えてしまいますね。

 五輪組織委の運営業務委託の件はさすがに自民党内でも、『やりすぎではないのか』という声が上がっているようですよ。森喜朗元首相、安倍前首相、菅首相の肝いりの竹中氏の顔もあって、誰も表だって声にしませんが。

 中央省庁にはパソナから派遣されている職員もたくさんいますが、もっと増やせというのでしょうか。正規の基幹職員の不足で新型コロナ対策が従前に回っていないのは周知のとおりです。派遣職員と正規職員の間に漂う職場の有形無形の緊張感も前から課題になっています。また竹中氏は一度、選挙出ていますよね(編集部注:竹中氏は2004年7月の参院選で比例区で当選)。一度でも国民の負託を受けたことがあるのに、『世論は間違っている』と言えてしまうのはある意味すごいですね」

 竹中氏の次の問題発言はなにか――。注目しているのは、野党関係者やマスコミだけではなく、“味方”であるはずの与党や五輪関係企業も同様のようだ。

(文=編集部)

 

パチンコ「超速出玉」時代に登場の「最速決着1.0秒」マシン…「悪魔」再臨と予想する声も!?「伝説的」タイアップ機も話題の人気メーカーへ熱視線!!

 今、パチンコは超速出玉時代である。

 そのきっかけは2018年の規則改定。「確変継続率65%以下」が撤廃されたことで、2019年以降のマシンは連チャン期待度が著しくアップした。

 加えて、1種2種混合機は一般的な確変タイプの確変中大当り確率よりも高い設定が可能で、より速い出玉性能を実現。1種2種混合機とは端的に言えば「大当りルートが2種類ある」仕様のことで、V入賞による小当り確率が実質的にV入賞大当り確率となる。

 その代表格が、2020年に登場したSANYOの『P大工の源さん 超韋駄天』だ。RUSH継続率は現役最高峰の約93%、次回大当りまでに要する時間は「平均11秒」で、「時速36,000発」とも言われる圧倒的なスピード感は多くのファンに衝撃を与えた。

 6月7日より西日本で導入を開始(東日本は6月14日)したサンセイR&Dの『P牙狼 月虹ノ旅人』は、なんとそれ以上の出玉速度と評判。突入率50%、継続率約81%と初代を彷彿とさせる「魔戒CHANCE」の実力は、一部では「時速45,000発」とも噂され、「ヒットは約束されたも同然」とホール関係者たちも鼻息が荒い。

 先日は、伝説的な人気を誇る刑事ドラマとのタイアップ機『Pあぶない刑事』の特設サイトを公開したニューギンが、公式Twitterで瞬速マシンの適合を発表。その刺激的すぎる内容を、既に確認したファンも多いことであろう。

「本命適合」と題したわずか29秒の動画では、「唯一無二の領域へ 侵略開始」との文言の後、「疾風迅雷 HIGH SPEED」とのメッセージ。その後、「全てを置き去る超スピード」「最速決着1.0秒」「RUSH実質継続期待値約93.2%」といった本機の特徴が紹介されている。

 また、ラストでは「1種2種スペック史上最上位の悪魔機械(モンスターマシン)」とのワードと共に、キャラクターのシルエットが登場する。同キャラクターは眼だけが異様に光り、「見付けたぞ、これを求める者が」と叫んでいるのだが、その特徴と画面左下に記された©表示から、SNS上では「このマシンは『デビルマン』シリーズ最新作ではないか?」との憶測が広まっている。

 初代『CRデビルマン』は2002年に誕生した。2009年には『CRデビルマン~悪魔聖戦~』を、2015年にはエキサイト名義で『CRデビルマンから覚醒めし悪魔人間~』を製造。スピンオフとして『デビルマン倶楽部』シリーズもある。

 いわば同社における定番コンテンツのひとつであり、仮に憶測が正しければ6年ぶりの復活となる。事実であれば久しぶりに降臨する最新作は、どれほどの悪魔的スペックなのか。まずは正式な発表を待ちたいところだ。

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JRA ケイデンスコール「大激走」にファンはぬか喜び!? 安田記念(G1)川田将雅ダノンキングリー感動戴冠の裏で……、大本命グランアレグリア「ノーマーク」が招いた大誤算

 先週、東京競馬場で開催された春のマイル王決定戦・安田記念(G1)は、8番人気の伏兵・ダノンキングリーが優勝した。

 また、同馬は最下位に敗れていた昨秋の天皇賞(G1)以来の休み明け。昨年、5番人気で7着に敗れた同舞台で1年越しのリベンジを決めた。3歳時はクラシック候補として人気を集めた実力馬もG1タイトルには縁がなかった。

 川田将雅騎手としては、これまで大舞台で幾度も苦杯を嘗めさせられてきた、天敵・C.ルメール騎手の大本命グランアレグリアの連覇を阻んだ大金星。初騎乗ながら見事な手綱捌きで1年3カ月ぶりとなる勝利へと導いた。

「これまで沢山共に競馬をしてきましたし、ずっと見ていました。元々能力の高い馬、なかなかG1で結果を得ることはできませんでしたが、こういうメンバー相手でも勝ち切れる能力の高さがこの馬本来の姿だと思います」

 クラシックを争ったライバル・ヴェロックスの背中でダノンキングリーの走りを見ていた経験も、初コンビとは思えない息の合ったプレーに繋がった。

 そんな名勝負が繰り広げられた一方で、残念な実況をしてしまったのが『KEIBA BEAT』(関西テレビ)内での放送だ。

「さあ、グランアレグリアの連覇なるか、それとも逆襲の刃か?安田記念、今スタートが切られました」

 レースが始まり、各馬の位置取りを視聴者に説明していく。

 断然人気グランアレグリアの動向も「五分のスタートです」としっかりチェック。前から順にインディチャンプ、シュネルマイスター、ダノンキングリー、サリオスなどの名前を挙げていく。

 中団からはケイデンスコール、「この後ろからこの後ろから紅一点の女傑、G1・5勝グランアレグリア後方4番手」と、“しっかり”伝えることに成功していた。

 3コーナーを過ぎ、各馬の動きが激しくなり始めたあたりで、徐々に綻びを見せ始める。

 最後の直線入り口で「1番人気のグランアレグリア、クリストフ・ルメール前は壁になる!外に持ち出せるか」と叫ぶと、続いて前を行く先行勢の説明。もう一度「グランアレグリア間隙を縫えるかどうか」と、触れたの最後にグランアレグリアを全くのノーマーク扱いに……。

 進路取りに苦しむ大本命馬より、先頭の行方が気になったのは無理もない。

「先頭まだわからない!8番のインディチャンプか8番のインディチャンプか!最内なんと武豊カデナかカデナか!」

 インを突いた武豊騎手のカデナに気付く余裕がありながらも、後方から物凄い勢いで追い込んでくるグランアレグリアの存在には、気づくことが出来なかった。レース実況はリアルタイムで伝える必要があるため、余裕がなくなってしまうのは分かる。

 だが、最後の最後で“致命的な失態”を犯してしまった。

 なんと、ゴール前で差して来た13番“シュネルマイスター”と“ケイデンスコール”を誤って実況。さらには“放置” したグランアレグリアが先頭に立つ勢いで巻き返していることに、まったく触れることがなかったのである。

 ゴール前で「ダノンキングリー!ダノンキングリー!川田将雅ようやく手にした王冠、その名に恥じない一等賞ダノンキングリーだ」と、激戦の中で勝ち馬を瞬時に判断したのはお見事だったが、3着馬と画面に映っていない10着馬を間違えたのは大誤算だった。

 グランアレグリア、シュネルマイスター、ケイデンスコールと、サンデーレーシングの所属馬3頭が同じレースに出走していたこともあり、非常に難しい判断には違いない。

 しかし、この実況により、ケイデンスコール絡みで的中したと思った馬券が、実はハズレだったというぬか喜びに終わったファンも、少なからずいたようだ。

(文=高城陽)

<著者プロフィール>
 大手新聞社勤務を経て、競馬雑誌に寄稿するなどフリーで活動。縁あって編集部所属のライターに。週末だけを楽しみに生きている競馬優先主義。好きな馬は1992年の二冠馬ミホノブルボン。馬券は単複派で人気薄の逃げ馬から穴馬券を狙うのが好き。脚を余して負けるよりは直線で「そのまま!」と叫びたい。

ガソリン価格、高騰の兆候…中東の地政学的リスク高まる、世界の「石油離れ」に拍車か

 原油市場を強気ムードが支配し始めている。米WTI原油先物価格は6月7日に一時1バレル=70ドル台に達した。2年7カ月ぶりの高値である。米国で新型コロナウイルスのワクチン接種が進み、今年の夏は旅行を楽しむ人が増加してガソリン需要が増えるとの見方が広がっているからである。OPECとロシアなどの大産油国からなるOPECプラスが、協調減産の縮小を急がない方針を維持していることも「買い」を促している。

 ロシアのノバク副首相が5月26日、「世界の原油市場は現在日量100万バレルの供給不足が生じている」との見方を示していたが、OPECプラスは6月1日の閣僚会合で、協調減産を7月まで段階的に縮小する路線を再確認した。OPECプラスは4月、協調減産幅を5月と6月にそれぞれ日量35万バレル、7月は44.1万バレル縮小することで合意している。サウジアラビアの独自減産の縮小分と合わせて6月の減産幅は日量620万バレルとなる。コロナ禍で原油需要が急減した昨年半ばには、世界の原油供給の1割に当たる970万バレルの大幅減産に踏み切っていた。

 OPECプラスは「次回の閣僚会合は7月1日に行う」と述べたものの、8月以降の方針を明らかにしなかった。OPECプラスにとって悩みの種はイラン産原油の世界市場への復帰である。イランは核合意復帰に向けた交渉を精力的に進めており、米国による制裁が解除されれば、今年8月に日量100~200万バレルのイラン産原油が世界市場に戻ってくるとの観測がある。世界の原油市場は再び供給過剰になるリスクがあることから、OPECプラスは8月以降の方針が立てられないでいるのである。

 OPECプラスが逡巡する姿勢を見せていることから、市場では「今後供給不足が進み、原油価格は年央にかけて1バレル=70ドルを大きく上回る」との見方が強まっている。OPECプラスの閣僚会合終了後にロシアのノバク副首相は「国際エネルギー機関(IEA)が最近発表した報告書のせいで、原油価格は1バレル=200ドルにまで高騰する懸念が生じている」とする異例のコメントを出した。

 IEAは5月18日、2050年までに世界の温暖化ガス排出量を実質ゼロにするための工程表を公表した。その主な内容は(1)化石燃料関連の新規投資の決定を今年中に停止する、(2)2035年までにガソリン車の新車販売を停止する、(3)2040年までに石炭・石油発電所を廃止する、(4)2050年までにエネルギー供給に占める再生可能エネルギーの割合を約7割に引き上げる、などである。

IEAの思惑

 2050年までに温暖化ガス排出量を実質ゼロにすることは、地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」が定める「産業革命からの気温上昇を1.5度以内に抑える」という目標と合致する。今年11月に英国で開かれる第26回国連気候変動枠組み条約締結国会議(COP26)を前に、IEAとしては具体的な道筋を示すことで「温暖化対策に後ろ向き」との批判をかわす狙いがあったのだろう。

 原油需要についてもIEAは「2023年まで新型コロナウイルスのパンデミック以前の水準に戻らない」との見方を今年3月に示していたが、最近になって「今後1年で世界の原油需要は回復する可能性がある」と修正している。

 そもそもIEAは、1973年の第1次石油危機を契機に米国のキッシンジャー国務長官(当時)の提唱により、石油危機を再発させないことを目的として1974年に設立された国際機関である。IEAは2010年代後半に「原油開発への投資の減少から2020年代初めに深刻な供給不足が生じ、原油価格は急上昇するリスクがある」と警告していたが、今年中に新規投資を停止すれば、原油価格の高騰は現実のものになってしまうのではないだろうか。

 IEAのレポート発表後、欧米の石油メジャーに対する「脱炭素」の圧力が強まっている。米国ではエクソンモービルでは「物言う株主」が推薦した環境派3人が取締役に選任された。オランダでは裁判所が英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルに対して温暖化ガスの大幅削減を求める判決を下した。

バブル景気にとって大打撃の可能性も

 石油メジャーが窮地に陥るなかで漁夫の利を得ているとされるOPECプラスだが、「価格が高騰すれば石油離れが加速しかねない」との恐怖が頭をよぎる。ワクチン接種が進み経済が急回復しつつある米国のガソリン価格は、1ガロン当たり3ドルを超え2014年10月以来の高値圏にある。ガソリンを運ぶタンクローリーの運転手不足がインフラ施設の老朽化から、価格はさらに上昇する可能性がある。

 原油価格が上昇しても、米国の原油生産量はコロナ禍以前よりも200万バレル以上減少した状態が続いており、掘削活動も半分の水準にとどまっている。米国の原油市場がタイト化する状況下で、中東地域で地政学リスクが高まる事案が発生すれば、原油価格は1バレル=200ドル超えはないものの、100ドル超えとなる可能性は十分にある。経済協力開発機構(OECD)は6月2日、「加盟国の4月のインフレ率が2008年以降で最高の水準に達した」ことを明らかにしたが、原油価格までもが高騰することになれば、コロナ禍で生じたバブル景気にとって大打撃になるだろう。

 2008年7月にWTI原油価格が最高値(1バレル=147ドル)を付けた2カ月後にリーマンショックが起きた。再び同じことが起こるかどうかはわからないが、原油価格の動向には要注意である。

(文=藤和彦/経済産業研究所コンサルティングフェロー)

●藤和彦/経済産業研究所コンサルティングフェロー 

1984年 通商産業省入省

1991年 ドイツ留学(JETRO研修生)

1996年 警察庁へ出向(岩手県警警務部長)

1998年 石油公団へ出向(備蓄計画課長、総務課長)

2003年 内閣官房へ出向(内閣情報調査室内閣参事官、内閣情報分析官)

2011年 公益財団法人世界平和研究所へ出向(主任研究員)

2016年 経済産業研究所上席研究員

2021年 現職

パチスロ新台『まどか☆マギカ』の詳細が判明…「3桁上乗せ×90%ループ」など激アツ要素満載!「初代を継承」「広がる可能性」に期待の声が続出!!

 6月7日。パチンコ分野の爆裂レジェンド『牙狼』シリーズ最新作が、西日本に上陸した。

 偉大なる初代の遺伝子を継承した『P牙狼 月虹ノ旅人』は、魔戒CHANCE中は全て1500発の出玉で継続率が81%という強力な性能を実現。さらにRUSH中は大当り3カウント決着と、スピード感を有している点も魅力だ。

 初代のような大旋風を巻き起こしそうな気配だが、同日に全国デビューを果たした『バジリスク』シリーズ最新作も上々の反響を得ているようだ。

『Pバジリスク~桜花忍法帖』

■大当り確率(低確率):1/319.68
 大当り確率(高確率):1/87.96
■ST継続率:約75%
■ST突入率:100%
■電サポ回数:ST100+20回or時短10000回
○○○

 ユニバーサルエンターテインメント(以下、ユニバーサル)のパチンコ新台『Pバジリスク~桜花忍法帖』は、大当り確率1/319.68のミドルタイプで100%STへ突入する安定感の高さが特徴だ。

 STの継続率は約75%と連チャンにも期待できる仕様。新筐体「SHINOBI7」を採用、斬新な「第2の出玉トリガー」を搭載するなど、他とは異なる魅力を秘めた仕上がりとなっている。

 遊技したユーザーからは「スペックは良い感じ」「演出も面白い」といった声も浮上。ネガティブな意見もあるが、現状ではまずまずの評価を得ていると言えるだろう。長期稼働を実現できるかに注目したい。

『バジリスク』シリーズ最新作へ反響が寄せられている状況だが、同社といえばスタンバイしているパチスロ新機種も熱視線を浴びている。

「ハナビ」シリーズの『新ハナビ』が始動。5号機『ハナビ』のゲームフローを完全継承しており、新演出やレベル別の技術介入要素など様々な要素が追加されたファン必見の仕上がりだ。

 ビッグのみならずREG中にも技術介入要素が用意。全ての技術介入要素を駆使すれば設定1でも機械割は「102%」に達する。「既存機屈指の甘さ」と、早くも期待の声が続出中だ。導入予定の7月が待ち遠しいが…。

 同社の新機種といえば、高い人気を誇るパチスロ『魔法少女まどか☆マギカ』シリーズも忘れてはならない。

 同社は『SLOT劇場版魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語/[後編]永遠の物語』のティザーサイトと本編PVを公開し大きな注目を集めている。

 熱狂的ファンを獲得しているシリーズ最新作は、「ボーナス」「穢れシステム」「上乗せ特化ゾーン」など長期稼働を実現した初代のゲーム性を再現。そのうえで、レア役変換の超高確率状態「ソウルジェムシステム」やランクアップ型上乗せゾーン「マギカアタック」といった新要素も加えている。

 上乗せ特化ゾーンの「ワルプルギスの夜」は、ソウルジェムシステムが加わり新たなゲーム性へ進化を遂げた。ソウルジェムシステム発動で、追撃や自力継続が目指せるスリリングな上乗せバトルが展開。「枚数上乗せが90%でループ」する「超追撃」が追加された点もポイントだ。

「アルティメットボーナス」は本機最強の一撃トリガー。ロングフリーズ発生時の獲得期待枚数は「約2000枚オーバー」となっている。フリーズ時に突入する5G間のST方式上乗せ特化ゾーン「救済の祈り」は、「3桁以上の上乗せが90%以上でループ」と強力な内容だ。

「初代を継承したゲーム性」「ソウルジェムシステムで広がる可能性」を有した『SLOT劇場版魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語/[後編]永遠の物語』は、ファンを魅了する仕上がりとなっているのだろうか。期待は高まるばかりだ。

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