「コミュニケーション力」が、切り拓く未来とは?

「人前に立つのが苦手」「緊張して、思っていることを上手に伝えきれない」誰でも、多かれ少なかれ、そうした悩みを抱えているのではないだろうか。この連載では、コミュニケーション戦略研究家にして、エグゼクティブ・スピーチコーチである岡本純子氏に「話し方」の極意を披露していただくことで、コミュニケーションというものの本質に迫っていこうと思う。

(ウェブ電通報編集部)


学歴よりも、教養。語学力よりも、コミュニケーション力

「相手の立場で、モノを言え!」と題したこの連載も、いよいよ最終回です。相手の立場でモノが言えていない人の特徴は、コミュニケーションとは剛速球を投げることと誤解して、とうとうと、自分の話、自分のしたい話を披歴することです。「俺ってすごいよね」「俺ってできるでしょ」と必死に自己アピールに終始するスピーチにはなんの魅力もありません。この連載で繰り返しお話ししてきたように、そこには好感も共感もまったく持てないからです。

岡本純子氏:元読売新聞記者。記者時代にイギリス・ケンブリッジ大学院へ留学。米MIT客員研究員を経て、電通PRへ入社。アメリカでの研究を通じて、コミュニケーションのメカニズムを学ぶ。現在の肩書きは、「コミュニケーション戦略研究家」「エグゼクティブ・スピーチコーチ」。コンセプトやメッセージづくり、話し方の指導まで、社長やエクゼクティブのコミュニケーションをフルサポート。「アイドルなら秋元康」「社長なら岡本純子」を目指す「社長プロデューサー」でもある。これまでに、1000人を超える日本のトップ企業経営者・幹部に話し方を指導。その内容が、高く評価されている。近著に12万部のベストセラーになっている「世界最高の話し方」がある。http://www.glocomm.co.jp/
岡本純子氏:元読売新聞記者。記者時代にイギリス・ケンブリッジ大学院へ留学。米MIT客員研究員を経て、電通PRへ入社。アメリカでの研究を通じて、コミュニケーションのメカニズムを学ぶ。現在の肩書きは、「コミュニケーション戦略研究家」「エグゼクティブ・スピーチコーチ」。コンセプトやメッセージづくり、話し方の指導まで、社長やエクゼクティブのコミュニケーションをフルサポート。「アイドルなら秋元康」「社長なら岡本純子」を目指す「社長プロデューサー」でもある。これまでに、1000人を超える日本のトップ企業経営者・幹部に話し方を指導。その内容が、高く評価されている。近著に12万部のベストセラーになっている「世界最高の話し方」がある。http://www.glocomm.co.jp/

「私はこれまで、このようなことを学んできました。こういう経験を積んできました。そして、社会のため、あなたのために、こういうことを実現できます」ということを、いかに熱を込めて話せるか。外国語でなく、日本語で十分です。必要とあれば、翻訳をしてくれる人など、いくらでもいます。でも、あなたが心の底から相手に訴えたいことは、あなたにしか表現することはできません。コミュニケーションで大切なこととは、そういうことなんです。

コミュニケーション力とは、自身の「人間力」を伝える力のこと

ポイントは、「トーク術」ではなく、自身の「人間力」を相手に伝えることにあります。「人間力」を伝えるのに、学歴だとか肩書きだとかが無価値だと感じる人は少なくないかもしれません。では、その「人間力」とは、一体何なのか?

人間力とは文字通り、人の間で生きる力です。人は社会的動物。他者を生かし、他者に生かされる存在です。逆に、人間力を見失っている人というのは、自分という檻に閉じ込められた「囚人」です。人を檻に入れると「囚」の字になります。この檻は、自己責任や名誉、プライド、恥といったもので作られています。

読売新聞記者時代の筆者。このころは「デキる記者」を装いたくて、態度はデカく、好感度など一ミクロンも意識していませんでした。のちのコミュニケーション修業を通じて、「デキる人」より「デキた人」、「いい人」よりも「いい気分にさせる人」が結局成功することに初めて気づいたのです。
読売新聞記者時代の筆者。このころは「デキる記者」を装いたくて、態度はデカく、好感度など一ミクロンも意識していませんでした。のちのコミュニケーション修業を通じて、「デキる人」より「デキた人」、「いい人」よりも「いい気分にさせる人」が結局成功することに初めて気づいたのです。

今、多くの人が「自分らしくありたい」と口にしますが、私はこの「自分らしく」という言葉も一つの檻のような気がして、あまり好きではありません。「自分らしい」って何?今日の自分らしさと明日の自分らしさは違うものかもしれない。「自分らしさ」にこだわりすぎて、「自分らしくない」と思い込むものを排除したり、自分の内面ばかりをのぞきこみ、他者が見えなくなることもある。

「自分らしくありたい」という強迫観念が、ものすごく内向きなベクトルを生む。日増しに強まっていく劣等感に押しつぶされそうになるものだから、ついつい他人を批判したくなる。他人に対して強いモノ言いをしてしまう。他人を論破したときの爽快感が忘れられず、気がつくと一人、狭い檻の中でふんぞり返っている。

相手の立場でモノを言うためには、ありのままの自らの姿を外にさらすこと、それしかありません。私自身の経験から言っても、それはとても怖いことだし、勇気がいることです。教養がないことがばれたらどうしよう?つまらない奴だと思われたらどうしよう?そんなことばかり考えて檻の中に閉じこもっていては、相手には何も伝わりません。心のベクトルを自分にばかり向けていると刺さって傷ついてしまう。思い切って相手に向けてみる。きっと心が軽くなるはずです。自分をさらけ出したときに自然とこぼれる「あなたらしい」笑顔が、相手の心を動かすのだと私は思います。

真のリーダーシップとは?

本連載の最後は、やはりこのテーマになってしまいます。政治の世界でも、企業経営の世界でも、マネジメント職に就いている人にとっても、「真のリーダーシップとは?」というテーマは、非常に関心の高いものではないでしょうか?

本連載のテーマであるところの「相手の立場で、モノを言う」ことと、「他人を導いていく」あるいは「他人を意のままに操る」ということは、逆のことのように思われるかもしれません。でも、果たしてそうでしょうか?あなたが「生涯の師」と仰ぐ人物のことを、思い返してみてください。あなたを導いてくれたその人は、あなたのことを誰よりも見てくれていて、あなたの立場でモノを言ってはいませんでしたか?その人間力にあなたは惚れ込み、好感や共感を超えたリスペクトを感じていたのではありませんか?

一方で「共感」というものの限界や危険性も認識しておく必要があります。国でも会社でも、一つのコミュニティーの中で「共感」を得ようとすればするほど、そのコミュニティーの外にいる人間を「敵視」「排除」するようになることがある。歴史を思い返せば、すぐに納得いただけると思うのですが、強権を得た人間はしばしば「壁」を作ります。ベルリンの壁、万里の長城、トランプ大統領の「壁」。みんなそうです。

「好感」についても、同じようなわなが待ち構えています。人は「正しいこと」よりも「楽しいこと」、「めんどくさいこと」よりも「たやすいこと」を提示されると、ついついそこに「好感」を抱いて飛びついてしまうものですから。人の脳はかようにだまされやすいものです。「相手の立場でモノを言う」だけでなく、この「共感」と「好感」のもつ落とし穴を十分に理解しながら、感情的なつながりを築いていくことが、真のリーダーシップの条件だと私は考えています。

ニューヨークで毎週通っていたパブリックスピーキングのサークルの仲間と。女優や会社経営者、学生など経歴もさまざま。多くの人が、日常的に話し方を学び、改善させていこうという強い意欲を持っていることに驚かされました。励まし合い、お互いアドバイスをし合いながら、話し方のスキルを磨いていくのです。
ニューヨークで毎週通っていたパブリックスピーキングのサークルの仲間と。女優や会社経営者、学生など経歴もさまざま。多くの人が、日常的に話し方を学び、改善させていこうという強い意欲を持っていることに驚かされました。励まし合い、お互いアドバイスをし合いながら、話し方のスキルを磨いていくのです。

「人間力」というものは、生涯をかけて養っていくものだと思います。人とのかかわりの中で、養ってもらうもの、と言ったほうがいいかもしれません。私は「できる」人間だと、自己完結している、人に頼る必要はない、十分わかっている。そう慢心した時点で、人は成長を止めてしまいます。

自分を無理に強く見せようとする必要はありません。弱さを見せる勇気こそ、真の強さであり、人間力でもあります。あなた一人では生きられないのだから。人を敬い、謙虚に教えを請い、学び続ける姿勢こそが人間力の根幹ではないでしょうか。

岡本純子氏のHPは、こちら

パナソニックに学ぶ中国で歓迎される事業展開とは【CSVフォーラムレポート2】

パナソニックスライド

この記事では、2021年4月17日に日本・中国合同で開催されたCSVフォーラム特別編イベントをレポートします。第2回は本間哲朗氏(パナソニック株式会社副社長兼中国・北東アジア社社長)講演から、パナソニックの中国事業についてお伝えします。

第1回:資生堂に学ぶグローバル経営【CSVフォーラムレポート1】 

世界の工場と、その国で歓迎される事業を両立

パナソニックの本間氏は、1978年に鄧小平閣下と松下幸之助が出会ったことから、「21世紀はアジアの時代であり、中国と日本が車の両輪にならなければならないという創業者の中国の発展への強い思いが、パナソニックの中国事業に貫かれている」と語った。松下幸之助は海外事業にあたり、その国で歓迎される事業を基本方針とし、現代の中国でも深く敬愛されている。

パナソニック副社長兼中国・北東アジア社社長 本間哲朗氏
パナソニック副社長兼中国・北東アジア社社長 本間哲朗氏

しかし松下の社名が広まりながらも10年ほど経営が低迷していた。その理由は、スピード・経営スタイル・コスト競争力の3点。課題を解決し、中国の民間企業に対抗するため、2019年に中国・北東アジア社が誕生した。

特徴は、地域内で販売する商品は商品企画から販売に至るまで、ヒト・モノ・カネのすべてを、日本に頼らずチャイナスタイルで決める仕組み。また輸出に関しては、輸出先の商品企画や販売の指示に従い設計・製造に特化するという方針をとる。それにより、世界の工場の役割を担いつつ、世界最大の中国市場に受け入れられることを目指す。

中国・北東アジア社は、パナソニックの強みがあり、かつ中国で成長している2つの事業ドメイン「くらし空間:健康・養老にフォーカスして家電と住宅設備事業の強みを活かす」と「生鮮食品サプライチェーン:安全な食品が求められる中、気通貫型冷蔵ソリューションの提供する」をアップデートすることに重点を置き、中国の役に立つというビジョンを持つ。本間氏は、「松下の長期的な信頼性、ブランド力、要素技術力、幅広い商品群という強みをベースに、中国のパートナーと協業して事業を拡大していきたい」と語った。

当日講演資料 パナソニック提供
当日講演資料 パナソニック提供

健康寿命が伸びる街と、環境負荷の低いコンビニ

本間氏は、くらし空間事業の事例を2つ紹介した。1つは「誰もが住みたくなる健康寿命が10歳延びる街づくり」として、中国のデベロッパーと協業して江蘇省宜興市に約400万㎡の健康・養老タウンを建設。広大な土地の3分の1にあたる区画1170戸にパナソニックの住宅設備が入り、空気・水・光を制御し最適な住環境を提供。さらに、健康データを加えてスマートフォンで一元管理、操作が可能な健康空間制御プラットフォームを提供する。

もう1つは、環境負荷を低減する工業化住宅。プレハブは短期間の建築・解体ができ、繰り返し利用が可能で廃材を出さない。加えて、真空断熱を壁面に応用して、省エネかつ快適な室内空間を担保。安全で高品質かつスピーディーな設計ができるよう、中国最大のCAD設計会社のGLODONと共同で推進している。

必要とされる場所にすぐできることで日々変化する人・街のニーズに応えられると、ローソン店舗にも採用されている。スピーディーな出店が容易なだけではなくで、SDGs推進にも貢献できることが高評価を得ている。

当日講演資料 パナソニック提供
当日講演資料 パナソニック提供

非接触とフードロス低減が、経済活性化につながる

続いて、生鮮食品のサプライチェーン事業の事例紹介があった。

新型コロナウイルス感染症流行の影響で、店員や配達員と非接触で商品受け渡しができることに注目が集まり、パナソニックは、冷温スマートロッカーを開発した。これが都市部の通勤族の朝食スタイルを変えたと報道されたという。

朝食を外で食べる人が多い中国で、通勤中にアプリで注文し、駅前にある冷温スマートロッカーで受け取ることが可能になった。スーパーやコンビニエンスストアでは、ピーク時の業務効率が向上する上に、利用者も温かい朝食を受け取れる。通常コンビニエンスストアでは、午前中に店員1人で100から200のオーダーをこなすのが精いっぱいだが、スマートロッカーでは400から500のオーダーを受けることができるため、売上が上がったという。簡易操作で注文管理もできると好評を得て、急速に拡大している。

また、中国では輸送が長期間になるため、フードロスが25%にのぼるといわれている。この課題についても、産地で作物を適切な温度で冷やす予冷と保管・運送によって鮮度を保持し、廃棄を大きく低減できるという日本の経験を生かした移動できる予冷コンテナが生鮮食品のサプライチェーンを改善した。これは農家の収入アップにも貢献している。

これらのパナソニック中国事業のビジネス成長と現地の社会貢献の両立は、まさにグローバルCSV経営の好事例といえるだろう。2020年の中国域内事業は前年比113%で成長。日本の判断を仰がずに現場でスピーディーに意思決定する自立経営で実現した。本間氏は最後に中国の5つの特徴をまとめた。

当日講演資料 パナソニック提供
当日講演資料 パナソニック提供

本間氏は「中国事業の成否はこの5つの特徴をどう生かすかにかかっており、スマート技術の社会実装が世界一進む中国で、いかに技術を活用してビジネスを進化させていくかという実例をパナソニックグループ全体に還元していくことも、重要なミッションである」と締めくくった。

続く第3回では、中国の若手起業家のスピーチとともに、中国のCSV事業とグローバルのダイバーシティー経営を俯瞰したパネルディスカッションの様子をお伝えします。
(パート3に続く)

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薬剤師の私がコロナワクチンを接種後に体験した一部始終…「有効率95%」の意味

 テレビをつけると、毎日のように新型コロナウイルスワクチンの話題が登場して、いろいろな意見が出てきています。薬剤師である私個人の意見として、早くこの「コロナ騒動」を終了させて自由な日常を取り戻したいと思っています。それを踏まえて、読み進めてもらえればと思います。

コロナワクチン体験記

 人間という生き物は、膨大なデータより個人の体験記を信じてしまう傾向があります。データにして「個」を埋没させると、「自分はどうなのか」というリアルが想像しにくいのです。今回は、あえて個人の体験記を記します。普段であれば薬剤師として「客観的なデータを見てください」と各所で話していますが、自分の体験がコロナ騒動を終了させるきっかけになるのなら、喜んで差し出します。

 私は薬局薬剤師の枠で予約を取り、ワクチン受診券をもらいました。ワクチン接種可能医療機関のうち、勤務している薬局から歩いて行けるクリニックへ予約を入れました。クリニックに指定された時間に行きました。問診票を渡して体温を計測し、いよいよ注射の時間です。

「ブスッ!」。これで終了です。血液検査の針のほうがはるかに痛いと感じるほど、痛みはありませんでした。昨年11月に受けたインフルエンザ予防接種のほうが、液が皮膚に染み渡る感じがしてつらかったです。「筋肉注射」は皮膚の下の筋肉に針を入れるので痛いと思い込んでいたところ、かなり拍子抜けしました。なお、ファイザー社のワクチンです。

 当日の夜から注射された場所が痛くなってきました。寝がえりを打つたびに痛みを感じながら夜を明かしました。翌日は薬局の仕事が休みでした。朝からだるくて仕方がありませんでした。熱はなかったため、無理せず家の中でできる作業をしていました。13時からプロ野球の中継が始まるので、家で観戦をしていました。武田投手の快投でホークスは勝利! 気分はいいはずなのに、体はだるくて仕方がありませんでした。

 16時半から悪寒が始まりました。大人の悪寒はかなりつらく、布団の中で震えていました。悪寒がつらすぎるので葛根湯を投入しました。悪寒はなくなり熱が上がりきったのを感じました。その時の体温が38.0℃でした。動くのがつらいのですが、お腹は空くもので、夕飯をなんとか食べた後はそのまま横になって寝ていました。

 朝になり体温を測ると36.4℃まで下がっていました。熱が下がった以上は薬局で仕事です。だるさはまだ残っていました。腕の痛みはピーク時よりはマシでしたが、残っていました。これが1回目の経緯です。

 2回目についてはデータ上1回目より熱が上がることになっていますから、かなり覚悟をしていました。しかし、翌朝の熱を測ると36.2℃でした。これから熱が上がるかもしれないと横になっていましたが、36.8℃が最高でした。一日寝ていたものの、腕の痛み以外は何もなく、終わってしまいました。

有効率をもう一度考えて

 ワクチンは、「集団」としてどれだけ効果があるのか、ということと、「個人」としてどれだけ効果があるのか、ということを考えます。個人としては体の中にしっかり「抗体」がつくられたか、ということを調べます。抗体ができれば次にウイルスが入ってきても、抗体が封じ込めてくれて病気が発症しません。添付文書には「50%中和抗体価」というものが記載されています。この数字が大きいほど、しっかり抗体がつくられているということです。ワクチン群が524.5、プラセボ群が10.6でした。

 集団としては「有効率」というのが指標になります。ワクチンを打つと、どれだけの人を助けることができたか、ということを評価します。話をわかりやすくするためにキリのいい数字で説明します。実際の数値ではないので注意してください。

 ワクチン群1000人、プラセボ群1000人の経過を調べたら、ワクチン群では発症者が2人、プラセボ群では20人出ました。「ワクチン群でも発症するなら効果ないのでは」「プラセボ群でも20人しか発症しないのだから、打たなくても一緒では」と思うかもしれませんが、有効率を考えるときには脇に置いておいてください。

 ワクチンを打つことで20-2=18人が助かったわけです。ワクチンを打たなければ20人が発症していたところ18人が助かったので、18÷20=0.9→90%が有効率ということになります。ファイザー社のコロナワクチンではこの有効率が95%です。集団として95%助けることができるのですから、このコロナ騒動を抑えるためには「積極的にやって」ほしいのです。

安全性について

 残念ながら、ワクチンにおいては「死亡例」があります。こうした例はショッキングなので、私たちの記憶に残りやすいのです。つまり、私たちは「ワクチン=死=危険」と認識してしまうのです。mRNAワクチンという画期的な成分のため、「遺伝子操作プログラムが組み込まれた」という誤った情報が広がり、それを信じてしまっている人がいます。mRNAから遺伝子であるDNAに戻ることはありません。

 ワクチン接種後の症例としては、熱や頭痛、接種部位の痛みが起こる人もいます。「症例数がまだ少ないので、もう少し症例が集まってから接種したい」と考える人がいてもいいと思います。私が経験したことは、概ねワクチンの添付文書のデータ通りだったと認識しています。

 ワクチン接種券がくるまで、冷静にワクチンのことを考えることができます。私は一日も早く、この「コロナ騒動」が終わってほしいと願っています。

(文=小谷寿美子/薬剤師)

●小谷寿美子

薬剤師。NRサプリメントアドバイザー。薬局界のセカンドオピニオン。

明治薬科大学を505人いる学生のなか5位で卒業。薬剤師国家試験を240点中224点という高得点で合格した。

市販薬も調剤も取り扱う、地域密着型の薬局チェーンに入社。社歴は10年以上。

入社1年目にして、市販薬販売コンクールで1位。管理薬剤師として配属された店舗では半年で売り上げを2倍に上げた実績がある。

市販薬、調剤のみならずサプリメントにも詳しい。薬やサプリメントの効かない飲み方、あぶない自己判断に日々、心を痛め、正しい薬の飲み方、飲み合わせを啓蒙中。

社員教育に失敗する会社の特徴とは?大企業が新入社員に“自分の○○”を理解させる理由

 みなさん、こんにちは。元グラフィックデザイナーのブランディング専門家・松下一功です。

 前回は、従来と次世代のマネージャーという仕事の違いやあり方、そしてマネージャーが変わらないといけない理由などをお伝えしました。今回は、次世代のマネージャーの育て方をお伝えします。

研修より大事な社員教育の“要”とは

「マネージャーの育成」と言うと、マネージャー研修やリーダー育成研修、チームビルディングなどを思い浮かべる人が多いでしょう。

 これらは決して間違ってはいませんが、この前段階に重要なステップがあります。それは、会社の「理念」「ミッション」「ビジョン」の設定です。逆に言うと、「理念」「ミッション」「ビジョン」がきちんと定まっていないと、研修をしようにもできないのです。

 実は、マネージャーの育成はインナーブランディングのひとつで、「理念経営」に則ったものです。誰もが名前を知っているような大手企業はインナーブランディングに力を入れているため、新卒・中途に関わらず入社した全社員に、まずは企業の持っている使命や自分たちの存在意義を説明して、理解させることから始めます。

 大手企業は、理念などをしっかり設定していないと社員の育成ができないことを知っていますが、ほとんどの中小企業は、そのあたりが密接につながっているとは思っていません。

 そのため、社員教育を始めようと思い立って外部の研修会社に依頼しても、研修自体ができないのです。「理念」や「ミッション」が定まっていないと、社員たちに「何のために働くのか」「何を目指して努力をするのか」といった、研修で教えるべき目標や行動指針がないからです。

 数字がメインの短期計画や中長期計画だけでは、「とにかく商品を売って利益を出せ!」という一昔前と同じスタイルになってしまいがちます。これでは社員が辞めても仕方ありませんし、お客さんが他社を選んでも文句を言えませんよね。

「理念」や「ミッション」がない企業は、社員研修をするために、まずはブランディングから着手する必要があります。そして、事業マインドを確立した後で「ミッション」や「ビジョン」を掲げ、それらを実現するための方法のひとつとして「社員教育」があるのです。この順番が反対になれば、その会社の社員教育や経営方針もチグハグなものになってしまうでしょう。

 企業も人も同じで、大志を持って、それに向かって進んでいくものです。あまり口には出しませんが、私たち人間は心のどこかで「夢」や「ロマン」を求めていて、それを実現するために仕事に精を出しています。理念を持って、大志を抱いて、ともに支え合っていくのが企業と社員の理想の形なのです。

マネージャー育成は全社で取り組むべき

 会社の「理念」「ミッション」「ビジョン」が定まったら、ようやくマネージャーの育成に着手することができます。これは、最初から自社で行うのは難しいので、まずは外部の研修会社にお願いした方がいいでしょう。できれば、参加者を広く募る一般的な研修ではなく、その会社の「理念」や「ミッション」に沿った内容の研修の方がいいと思います。

 一からやるとなると費用は高くなってしまいますが、マネージャー育成は該当する社員だけではなく、会社全体で取り組むべきものです。また、外部の研修会社につくってもらったプログラムは、その後、自分たちでカスタマイズできるというメリットがあります。

 そして、定期的に研修を行うようになれば、自分たちの存在意義や目的を振り返ることができ、「この新商品は自分たちのミッションに応えるものなのか?」「この契約内容や商品コンセプトは、自分たちの理念に反したものではないか?」と、ビジネスの大事なシーンで活用できるようになります。

 社会全体の経済構造も人々の消費マインドも変わりつつある現代では、心をとらえる戦略がビジネスの基本になります。また、新型コロナによって会社のあり方が問われるようになり、組織改革が必須となりました。そうした時代背景を考えても、マネージャーはトップとボトムをつなぐ役割から卒業せざるを得ないと言えるでしょう。

 そして、マネージャーは組織が一丸となって前進していくための重要なポジションであり、マネージャー育成は会社が取り組まなければならないインナーブランディングのひとつでもあります。このことを肝に銘じて、組織改革の第一歩を踏み出してください。

(松下一功/ブランディング専門家、構成=安倍川モチ子/フリーライター)

映画レビュー「グリード ファストファッション帝国の真実」

労働搾取や不正取引で暴利をむさぼり、ファッション界の頂点を極めた男。60歳の誕生パーティで彼を待ち受けていた運命とは――。

投稿 映画レビュー「グリード ファストファッション帝国の真実」映画遊民 映画をもっと見たくなる! 映画ライター沢宮亘理の映画レビュー、インタビューetc に最初に表示されました。

パチンコ激アツ新台が「目標達成の遅れ」をカバー!?「安心感が際立つ王者」など…続々と新情報が追加!!

 新規則機の設置比率が新目標に届いていないようだ。

 遊技通信が報じたところによると、5月末時点での全体における新規則設置値比率の目標は65.0%に設定されているが、実際には64.2%とわずかに目標に届かなかった。

 パチンコ機は全体で70.1%と高水準で推移しているが、パチスロのほうは全体で55.2%とだいぶ低調。トップの群馬県でも63.9%と目標数値に届いていない。

 これは現状の業界バランスを如実に示している。スペック的な盛り上がりも認定試験の通過状況も比較的良好なパチンコ機。それに対し、スペックの脆弱性とそれをリカバリーしようとギリギリの性能を追求するがゆえに、適合率も低くなる負のループで入れ替えが滞るパチスロ機。といった構図だ。

 以降、6月末の70%からひと月おきに5%ずつ上がっていく設置比率の目標をクリアするためには、現状だとパチスロの分をパチンコでカバーすべくパチンコの入れ替えがより活発になるかもしれない。

 そしてまた、パチンコの新機種は絶え間なくリリースされている。しかも、ファンの心を踊らせる名の通った機種から変則スペック、羽根物・権利物の役物系まで幅広く登場するなど大盛況だ。

 大物コンテンツでいえば、パチンコ分野を牽引する『海物語』の最新作が情報公開された。それが『Pまわるん大海物語4スペシャル Withアグネス・ラム119ver.』で、人気の『アグネス・ラム』タイトルに早くも関連機種が登場する。

 大当たり確率が1/119.8と低くなる分、出玉性能が強化され、約1300発となる最大ラウンドなど一回りボリュームが増した出玉を装備。シリーズ最高峰の出玉性だ。また、『まわるん』の機種名からもわかるようにスタートアシスト機能が採用され、ストレスなく回転させることができる。

 さらに遊タイムも搭載。通常確率で300回転消化すると450回転の電サポモードに突入する。ちなみに、時短が450回転で遊タイムの突入契機が300回転だが、1回大当りを経由しないと連続で遊タイムは作動しないので、450回の遊タイムを抜けるとそこで電サポは終了となる。

 また、検定通過情報もバラエティに富んだ機種名が満載の激アツ模様。『Pドラドラ天国DX』『PAバーストエンジェル3』『PA競女』と、レジェンド機種あり、変則スペック(?)あり、最新機種ありと豊丸の甘デジ新機種攻勢が確認できる。

 ほかに『Pリング呪いの7日間2FWA』と強力コンテンツの甘デジ最新作も気になるが『PAウイニングボール』や『PA満開花火GO』といった初めて聞く名前の機種も興味が湧くところ。

 タイアップのような雰囲気もあるが、軽く調べたところコンテンツが検索には引っかからなかった。オリジナルである可能性が高い。

 特にPB機であろう『PA満開花火GO』は役物機感も漂わせている。その詳細を早く知りたいばかりである。

(文=木戸範孝)

<著者プロフィール>
 Webメディアに掲載されるスポーツ関連記事の作成および編集業務を経験。その後はGJにて競馬やパチンコ・パチスロ、スポーツなど幅広い分野を担当している。現在はパチンコ・パチスロ分野に力を入れており、自身が好む爆裂タイプの動向に注目している。業界ニュースも担当。業界関係者への取材を元に、新台関連の記事も多く作成している。

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JRA武豊の全盛期を超えた!? リーディング上位騎手との差も歴然……芝の“鬼”と化した川田将雅の凄まじい成績とは?

 早いもので、6月も半ばを過ぎようとしている2021年の競馬界。

 27日の宝塚記念(G1)を終えるとJRAの上半期が終了するなか、ここまで川田将雅騎手が芝コースでマークした成績が、にわかに信じ難い結果になっている点をご存知だろうか。

 今年1月から6月半ばの先週まで、芝限定では153レースに騎乗している川田騎手。その成績は48勝、2着15回、3着19回。勝率は驚異の31.4%で、連対率41.2%、複勝率53.6%と抜群の成績を残している。

 全国リーディングを争うジョッキーと比較すると、その差は歴然。

 1位に君臨するC.ルメール騎手の同時期の芝限定騎乗数は198鞍。川田騎手と同じ48勝を記録するも勝率は24.2%と、大きな差がついている。

 3位の福永祐一騎手は、176鞍のうち26勝で勝率14.8%。こちらもその他の騎手と比べれば素晴らしい成績だが、川田騎手の成績には遠く及ばず。

 普通の騎手は「複勝率」が30%台なら、上出来の数字である。しかし芝限定ながら、川田騎手の「勝率」31.4%は、まさに異次元の成績。今年の上半期の川田騎手は、まさに芝の“鬼”と化しているのだ。

 芝のレースでは10回のうち3回は勝利する勝率と、半分以上の割合で馬券に絡む複勝率。もはや「バグっているのでは?」と、データを疑いたくなるほどの好成績を残している今年上半期の川田騎手。

 1985年10月15日生まれの同騎手にとって、35歳で迎えた2021年シーズンは、騎手人生のなかでもキャリアハイのシーズンとなる可能性が高い。

 ここで比較したくなるのが、ジョッキー界の“生きる伝説”武豊騎手だ。

 武豊騎手は、先日も南関東牝馬クラシックの関東オークス(G2)を制覇。今年で52歳を迎えたレジェンド騎手について、その活躍ぶりは説明不要だろう。

 そんな武豊騎手のキャリアハイはいつか?という点は、賛否両論あるかもしれない。しかしここは仮に、川田騎手と同じ35歳の武豊騎手と比較してみたい。

 武豊騎手が35歳を迎えたのは2004年のこと。

 同年2月には、史上最速・最年少となる34歳11ヶ月でJRA通算2300勝を達成。自身の誕生日をまたいだ8月、同通算2400勝をマークしたのは35歳5ヶ月のとき。

 結果、2004年は211勝を挙げて、JRAの年間最多勝記録を更新。同時に最多勝利騎手、最高勝率騎手、最多賞金獲得騎手、騎手大賞など、2004年のJRA賞を“総ナメ”。他にも関西競馬記者クラブ賞や関西テレビ放送賞を受賞するなど、35歳の武豊騎手は、まさに全盛期を迎えていた。

 前出の川田騎手と同様に、1月から6月半ばまで、当時35歳の武豊騎手の2004年1月から6月19日までの芝限定成績を調べると、196鞍に騎乗して38勝、2着30回、3着19回。勝率19.4%、連対率34.7%、複勝率44.4%という記録が残っている。

 その数字を見れば一目瞭然だろう。今年の川田騎手の芝限定成績は、勝利数をはじめ勝率、連対率、複勝率すべての部門で、全盛期の武豊騎手を超える成績を残しているのだ。

 一方で、当時の2人を比較すると、数字だけでは語れない点もある。それはC.ルメール騎手の存在だ。

 武豊騎手“一強”時代ともいえる2000年代前半の競馬界。事実、2004年の全国リーディングを振り返れば、211勝の武豊騎手に続く2位は145勝の柴田善臣騎手で、その差は66勝もついていた。

 3位は127勝を挙げるも、前年2003年にJRA移籍を果たしたばかりの安藤勝己騎手。4位は121勝の藤田伸二騎手で、5位横山典弘騎手は116勝、6位後藤浩輝騎手は101勝と100勝ラインを突破。倍以上の差をつけていた武豊騎手の“一強”時代の感は否めない。

 翻って昨今の競馬界の、C.ルメール騎手の活躍ぶりはご存知のとおり。当然、騎乗馬が同騎手に集中するなど、騎手たちのパワーバランスが大きく異なる事もあり、35歳の武豊騎手と川田騎手を単純に比較できない面もある。

 武豊騎手が35歳の当時、仮にC.ルメール騎手のような、いわば武豊騎手と双璧をなすスーパージョッキーが存在していたら、武豊騎手への騎乗依頼は減っていたかもしれない。当然、武豊騎手が騎乗する“馬質”についても、言うに及ばずだろう。

 しかし裏を返せば、昨今のこうしたパワーバランスのなかでも、芝限定ながら川田騎手が勝ち続ける姿勢、結果を残し続けている姿は、より一層称賛されるべきではないだろうか。

「芝なら将雅(ゆうが)」は、競馬ファンにとって新たな格言になるかもしれない。

 川田騎手の芝コースでの“神”騎乗は、いつまで続くのか。残りわずかとなった上半期はもちろん、下半期を迎える7月以降も継続して、2021年シーズン最後まで注目したい。(文=鈴木TKO)

<著者プロフィール>
野球と競馬を主戦場とする“二刀流”ライター。野球選手は言葉を話すが、馬は話せない点に興味を持ち、競馬界に殴り込み。野球にも競馬にも当てはまる「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」を座右の銘に、人間は「競馬」で何をどこまで表現できるか追求する。

パチンコ新台「3000発+α」「最大77%ループ」の圧倒的“火力”を実現! 爆発力は「7万発デビュー」で話題の『牙狼』レベル!?

 サンセイR&Dの最有力コンテンツ『牙狼』。その最新作となるパチンコ新台『P牙狼 月虹ノ旅人』は、ユーザーの期待に“出玉”で見事に応えている状況だ。

 右打ちに入れば、10R1500発のみが81%でループするという振り切った性能は圧巻。導入直後から7万発が報告され、1週遅れで導入された東日本でも爆裂を遺憾なく発揮している状況だ。

 また、本機には初代を彷彿とさせる激アツ仕様に加え、消化スピードの速さもトップクラス。僅か1時間の間に4万発をゆうに超える出玉を手にすることも可能なのだ。規格外のスケールでファンに衝撃を与えた。

『牙狼』の名に相応しい爆裂スペックを実現させたサンセイR&Dの手腕は流石であるが、同社の勢いはこれだけに留まらない。

 国民的トップアイドルがリング上で熱いバトルを繰り広げる『世界でいちばん強くなりたい!』。そんな人気タイトルとのタイアップ機『P世界でいちばん強くなりたい!』のPVを発表した。大当り確率1/199のライトミドルタイプで、RUSH継続率は驚異の95%という連チャン特化スペックで登場予定だ。

 RUSHは「世界でいちばん熱い3変動」と紹介されているとおり、大当りが決着するまでに要する時間は基本的に3カウント。スピードに乗った爽快な連チャンを楽しむことができるだろう。

 話題作を次々に展開し、波に乗っているサンセイR&Dは、「ALL1500発」の『牙狼』や先述した「95%ループ」に匹敵する激熱スペックを発表。大量出玉を意識させる「3000発BONUS」を搭載した注目マシンをリリースし、話題を呼んでいる。

『P巨人の星 一球入魂3000』(サンセイR&D)

■大当り確率:1/319.68
■賞球数:3&1&11
■カウント:10C
■ラウンド数:4Ror8Ror10R
■一球入魂MAX突入率:55%
■一球入魂MAX継続率:最大77%
■遊タイム:低確率時880回転消化で激怒BONUS&一球入魂MAX突入

 人気シリーズ『巨人の星』の最新作は、大当り確率1/319.68のミドルタイプ。一度で最大3回分の大当り権利を得られるという特殊なゲーム性で、最大3000発の出玉を獲得できる点が特徴だ。

 初当り時は55%がRUSHへと繋がる。その内訳は45%が「8R+RUSH」で、残りの10%を射止める事ができればRUSH突入に加え「4R+10R+10R」の計3回分の大当り「2400発」を手にする事が可能だ。初回からまとまった出玉を得られる点は魅力だろう。

 そして、注目のRUSH「一球入魂MAX」は、最初の時短1回転目「入魂チャージ」にて大当りすれば「2K BONUS(10R×2回)」の計2000発を獲得できる。また、時短1回で大当りできなかった場合は「残保留4回」の消化へと移行だ。

 気になる保留4回転での大当りの振り分けは、50%で「3K BONUS(10R×3回)」の計3000発となるため激アツだ(残りの50%は10R1回1000発)。

 一球入魂MAXの継続率は最大77%と連チャン性も十分。「1000~3000発」のまとまった出玉の積み重ねによって、万発クラスであれば容易に達成する事ができるだろう。

 更に本機には遊タイムが搭載されており、低確率時880回転消化で発動。「激怒BONUS」獲得が濃厚となり、「一球入魂MAX」への道も開かれる。強力な恩恵のため、ハマリからの大逆転も十分に可能だ。

「ヘソ・時短・残保留と、大当りした状態によって振り分けが異なる複雑なスペック。この点がユーザーにすんなりと受け入れられるかがカギとなりそうです。ただ、一発当たれば最大3000発を獲得できるのは魅力でしょう。

また、出玉をサポートする賞球ポケットも注目ポイント。10R×3回で平均300発の上澄みが見込めるのは、大きなプラス材料です。新台『牙狼』が好調なサンセイさんの新台ですから、おのずと仕上がりに期待してしまいます。本機の動向にも目が離せませんね」(パチンコ記者)

『P巨人の星 一球入魂3000』の導入予定日は7月5日。『牙狼』に続く爆裂ムーブメントを巻き起こすのか。本機の活躍にも期待したい。

【注目記事】

パチンコ『初代・牙狼』レベルの爆発力を全国で発揮!! 初打ち「3万発」の思い出が蘇る!!

パチスロ新台「万枚製造機」が爆誕!?「完走×デビルゾーン」が大量出玉の鍵…驚異の破壊力を秘めている「モンスターマシン」を考察!!

甘デジ「1400発出玉」完備の「100%ST」スペック!「 安定・連チャン・出玉力」のバランスが秀逸な名作!!

“不祥事議員”山尾志桜里氏、高邁な政界引退“理由”説明にネット上で総ツッコミ

 国民民主党山尾志桜里衆院議員(46)は17日、自身のSNS「note」公式ページ上で、現在の任期限りで政治家を引退する方針を表明した。山尾氏は「私には政治家とは別の立場で新しくスタートしたいことがあります。そこで、今回の任期を政治家としての一区切りとしたいと思います」と述べるとともに、「新しく挑戦したいこと、そのフィールドとしての次の場所については、しっかりと任期を全うしてから、自分なりの方法でお伝えします」などと自身の今後の展望についてほのめかした。

政治家一筋というキャリアが標準モデルであることに違和感

 山尾氏は同日午後3時21分、「皆さまへのメッセージ。」と題する記事をアップ。以下のように国会議員の多選問題を指摘した。原文ママで引用する。

「政治家という仕事を経験し、政治家一筋というキャリアが標準モデルとなっていることに何度も違和感を覚えました。政治家以外にもやれることがあり、やりたいことがある人こそが、期間限定で政治家をやるようになるといい、そう確信しました。

 そういう人たちは、次の選挙のために必死になる労力と時間を、きっちり任期中の仕事に振り向けられるからです。

 永田町に一番必要なのはプレーヤーの交代です。現職がいても毎回予備選をやること。そして議員任期を制限すること。新陳代謝をシステム化するには、この2つで必要十分。

 そう思って私なりに様々な場面で提案してきましたが、実現まではまだ時間がかりそうです。

 ということで、まずは私自身が、この3期10年で区切りをつけようと思います。

 別の場所からやってきて、次の場所へと去っていく。これが当たり前のキャリアの一つになるといいな、と思います。

  そして、新しく挑戦したいこと、そのフィールドとしての次の場所については、しっかりと任期を全うしてから、自分なりの方法でお伝えします」

ネット上では「出馬しても受かっただろうか」などと厳しい声

 また山尾氏は今後の自身の将来的な展望に関して以下のように述べている。

「ただ、今もこれからも変わらない自分の目標がひとつあります。それは『自由と民主主義と法の支配』を、この日本に、自分たちの力でしっかり根付かせることです。

  日本はそもそも自由に対する渇望が薄い社会です。そこにコロナ禍と権威主義の圧力が加わって、日本ばかりか世界中で『自由』の地盤沈下が起こっています。

 この沈んだ『自由のライン』をデフォルトにしないために、むしろ今こそ高く手を伸ばして『自由のライン』を持ち上げる必要を痛感しています。民主主義=選挙という図式を卒業して、選挙以外の政治参加の新しいルートをつくっていくことも大切です。

 せっかくのデジタル技術を、民主主義の敵ではなく味方にしながら、政治家以外の人たちにどれだけ政治に幅広く関わってもらえるか。ここが、これからの国家の成熟度を左右する大きなテーマです。

 そして、コロナ禍。

 補償も効果も法の根拠もあやふやな人権制限がまかりとおっています。日本の『ゆるふわ立憲主義』の負の側面があらわになったからこそ、この問題を社会全体で共有し、しっかり検証して、人の支配・空気の支配から法の支配への転換点にしたい。

  自由と民主主義、そして法の支配。こうした価値は毎日の暮らしや幸せを目に見えない形で支えています。

 だから、失ったことに気づく前に、獲得する努力をひたすら重ねていく必要があって、それはライフワークとするに値する仕事だと思っています。

 だからこそ、これまで立憲的改憲や人権外交に取り組んできましたし、これからもその気持ちは変わりません。そして、この目標は、政治という磁場から離れた方がよりよく実現できると思うようになったのです。

 というわけで、次の選挙に出ることはありません」

 一方、Twitter上にはこのタイミングでの引退表明に関し、以下のような厳しい意見も散見された。

「出馬したら受かったでしょうか」

「立候補しても再当選の見込みの無い議員が、立候補見送りする際の良い口実に今後なりそうですね」

「本当に最近はまともな事を言ってましたけど、プライベートがやっぱり問題になるし、ガソリンだのコーヒー券だのパスだのと懲りずにやった事がやはりダメって事で当選は難しいと判断したのかもしれませんよ。どうせなら立候補して国民からの審判を受ければ良かったのにとは思いますけどね」

“青の勝負服ではなく黒”で引退表明

 山尾氏は1974年7月24日、宮城県仙台市出身。小学4年の時にミュージカル「アニー」の初代アニー役を務めた。東京学芸大学附属高校を経て、東大法学部卒。2002年に司法試験に合格し検事に任官。東京、千葉、名古屋の各地検に着任した。09年8月の衆議院選では愛知7区に民主党(当時)公認候補として出馬し初当選した。民主党、民進党、利権民主党などを経て国民民主党憲法調査会長。現在3期目。

 検察官から政治家への転身に際して、現・立憲民主党の小沢一郎氏が関わったという話もある。また2017年には議員パスの不適切使用や不倫疑惑が一部報道で噴出するなど、注目を集めた。

 立憲民主党関係者は山尾氏の政界引退の報に触れ、次のように語った。

「軽い衝撃を受けました。今年4月の『週刊文春』(文藝春秋)で一連の不倫騒動の顛末が再燃した時に、政界引退の話が一部でささやかれていたようですが、先生の性格的に絶対に辞めないだろうと思っていたので。筋を通すという意味で国会閉会のタイミングになったということなのでしょうか。今後、どうされるのかはまったく情報が入っていません。謎です。立憲・国民分裂前から関係のあった先生方ですら、『これからどうするんだろう』と首をかしげています。

 賛否両論ありますが、山尾先生は党の顔であり、重要な論客の一人でもあったわけで、山尾先生を重用していた(国民民主党の)前原(誠司)副代表や玉木(雄一郎)代表にとってかなり痛手になるのではないでしょうか。総選挙も近く、みな決戦モードに入っているところですから、党員の士気に影響がでないわけはないと思います。もちろん我々立憲民主党も含めた野党にとって影響がないわけはないと思いますよ。

 note上の山尾先生の画像と動画を見ましたが、珍しく黒色のトップスを着ていて、びっくりしました。議員活動の時は青色を必ず入れるのが山尾先生のポリシーなので……。引退に向けた強い意志を感じました」

(文=編集部)

 

JRA 武豊が「競馬」にもたらした革命は、善か悪か。大坂なおみ会見拒否にM.デムーロ「気持ちはすごくわかる」、岩田康誠「何も話さへん」浜中俊「もういいでしょう」は現代スポーツの犠牲者?

 先日のテニス・全仏オープンで会見を拒否した大坂なおみ選手の波紋は、テニス界の枠を超え、大きな注目と賛否両論を集めている。特に敏感に反応したのは大坂選手と同じように日々、メディア取材に付き合っているアスリートたちだ。競馬界でも様々な反応があった。

「ナオミオオサカの気持ちはわかります」

 そう語ったのは『netkeiba.com』にて『Road to No.1 M.デムーロ 世界一になる』というインタビュー企画を連載しているM.デムーロ騎手だ。

 競馬は毎回10頭前後の馬が出走して、勝つのは1頭だけ。例えば18頭出走していれば、必然的に17頭は敗れるわけで、騎手は「負けた時」つまりは“マイナス地点”から取材を受ける機会が圧倒的に多い職業だ。

 中でも日本語という言葉の壁があるデムーロ騎手は「日本に来て『大変だなぁ』と思うことの一つ」と語っており、仮に敗因がわからなくとも「簡単に『わからない』は言えない」と、取材対応をプロとしての責務として受け止めている。

 ただ、「ナオミオオサカの気持ちはわかる。すごくわかる」と、やはり思うところは多分にあるようだ。詳細はぜひ、本インタビューを一読いただきたい。

 一方、同じく『netkeiba.com』で『太論』を連載している小牧太騎手も同様の問題について「当事者が発信するからこそ、ファンの競技への理解が深まることもあるし、少なくとも僕は義務やと思ってる」と見解を語っている。ただ、元から話すことが好きな小牧騎手は、大きな負担には感じていないようだ。

「小牧騎手のように勝とうが負けようが、いつも丁寧にコメントしてくれる騎手も当然多くいます。ただメディアは紙面の都合上、勝った馬や上位馬は大きく取り上げますが、G1レースでもない限り、それ以下になると掲載はごくわずか。

必然的に騎手が残してくれたコメントも端折られて、その結果、ファンへのミスリードを生んでしまうこともしばしば……。あまり議論されている問題ではないものの原因は根深いですし、いつも申し訳なくも思います」(競馬記者)

 そんなジョッキーとメディア、そしてファンのすれ違いが重なった結果、全仏の大坂なおみ選手のように、取材をそのものに過度なストレスを感じてしまうアスリートは少なくない。

 競馬界で例を挙げれば、横山典弘騎手のように著しく素っ気ない態度を取ったり、「何も話さへんからな!」と岩田康誠騎手のように取材そのものを拒否する騎手もいる。一昔前の浜中俊騎手の「もういいでしょう」発言も大きな波紋を呼んだ。

「騎手の方がこれだけ丁寧にマスコミ対応をするようになったのは、間違いなく武豊騎手の功績ですね。武豊騎手が競馬の第一人者としてこれだけ有名になったのは、その成績も然ることながら、芸能人顔負けのトークと取材対応能力があったからこそ。

福永祐一騎手や池添謙一騎手など、そんな武豊騎手に憧れて騎手を目指したジョッキーも多いですし、彼らが『マスコミに丁寧に対応するのは騎手として当然』という、今の競馬の風潮を作ったと思います。

武豊騎手がデビューする以前の競馬界は、マスコミに対してもっと殺伐としていました。コメント1つ拾うのも一苦労という話も聞いたことがあります。単なるギャンブルだった競馬に、スポーツ性やエンターテイメント性をもたらしたのは、武豊騎手やそこに続いた騎手たち競馬関係者の功績だと思いますね」(別の記者)

 良い時も悪い時も、長く競馬関係者が丁寧なメディア対応を重ねた結果が、今の競馬人気を生み、支え続けていることは紛れもない事実だ。ただ、同時に競馬に限らず、今のメディア取材は明らかに過剰気味で、コロナ禍で取材制限が敷かれた際は「楽になった」という騎手や調教師の声もチラホラと聞こえてきた。

 しかし、その一方でデムーロ騎手が「競馬はまた、特別な世界」と話した通り、競馬は競馬関係者の“声”を求めるファンの馬券購入で成り立っている。

 またナイキやタグ・ホイヤー(ルイ・ヴィトン)、資生堂など数多くのスポンサーを抱える大坂選手もアスリートとして、今の時代は競技の実績だけでなく、メディアやファンの対応で生まれる人気・イメージが必要不可欠であることも自覚しているはずだ。

「どっちが悪いとか、そういう話ではないんですよね」というデムーロ騎手の言葉が示す通り、これは近代スポーツの成り立ちにも関わる非常に根深い問題である。

 すぐに何かが劇的に改善されることは想像しにくいが、少しでもアスリートが本来の力を発揮できる環境になることを願ってやまないのは、ファンもメディアも同じのはずだ。

(文=浅井宗次郎)

<著者プロフィール>
 オペックホースが日本ダービーを勝った1980年生まれ。大手スポーツ新聞社勤務を経て、フリーライターとして独立。コパノのDr.コパ、ニシノ・セイウンの西山茂行氏、DMMバヌーシーの野本巧事業統括、パチンコライターの木村魚拓、シンガーソングライターの桃井はるこ、Mリーガーの多井隆晴、萩原聖人、二階堂亜樹、佐々木寿人など競馬・麻雀を中心に著名人のインタビュー多数。おもな編集著書「全速力 多井隆晴(サイゾー出版)」。