SNS上で今日も繰り広げられている論争。そこでよく目にするのが、最初は真っ当な主張をしていた人が、だんだんとおかしな言説を繰り返すようになっていく現象だ。実は、一度でも論破の成功体験を味わうと、負のループから逃れられなくなるという。養老孟司と内田樹が、言葉が持つ強い力と論破の危うさについて語り合う。※本稿は、東京大学名誉教授の養老孟司、神戸女学院大学名誉教授の内田 樹『日本人が立ち返る場所』(KADOKAWA)の一部を抜粋・編集したものです。
進学や就職そして結婚など、人生の重要な選択は熟考して決めるのが当たり前だ。しかし養老孟司と内田樹の2人の賢人は、「あえて雑に生きる」ことの大切さを説く。相手のことを知らないまま結婚を決め、思いつきで高校をやめた経験から見えてきた、人生を軽やかに生き抜くヒントとは?※本稿は、東京大学名誉教授の養老孟司、神戸女学院大学名誉教授の内田 樹『日本人が立ち返る場所』(KADOKAWA)の一部を抜粋・編集したものです。
南海トラフ地震に備えて、ハザードマップの確認や防災リュックの準備を進める人が多い。しかし、いざ都市機能が止まり、住む場所や食料の確保が長期的に難しくなれば、それらの対策は意味をなさない。養老孟司と内田樹も実践する、大災害が起きても生き延びるための意外な備えとは?※本稿は、東京大学名誉教授の養老孟司、神戸女学院大学名誉教授の内田 樹『日本人が立ち返る場所』(KADOKAWA)の一部を抜粋・編集したものです。
「意味がわからない」「時代遅れだ」――学校に残る数々の「謎ルール」に、違和感や反発を覚える学生は少なくないだろう。なぜ守らなければならないのか、合理的な説明を求めたくなるのも当然だ。しかし養老孟司と内田樹は、そうした問いそのものに警鐘を鳴らす。映画『ゴッドファーザー』に描かれた父と子、2人のボスの対照的な姿を手がかりに、養老と内田が語るのは、「言葉」や「納得」よりも先に人を動かすものの正体だ。ルールはなぜ存在し、なぜ機能しなくなるのか。学校の校則問題にも通じる、人間と規範の根源的な関係に迫る。※本稿は、東京大学名誉教授の養老孟司、神戸女学院大学名誉教授の内田 樹『日本人が立ち返る場所』(KADOKAWA)の一部を抜粋・編集したものです。