スタートアップ企業(ベンチャー企業)を生む新たな“聖地”として世界の注目を集めているフランス。その背景には政府の支援とともに、「パトロン」と呼べる大富豪の出資やサポートがある。特集第3回は、起業家支援のための巨大施設を中心に、パトロン文化について取り上げる。
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日米の免許を持つ脳神経外科医が、現場を離れIT起業した理由 – ものつくるひと
代表取締役医師──。受け取った名刺には、聞き慣れない肩書が記されていた。名刺の差し出し主は、「医療」と「テクノロジー」を掛け合わせたヘルステック会社メドレーを率いる豊田剛一郎だ。豊田は実際に医療活動に従事しているわけではない。旧態依然とした日本の医療を病院の外から変えたいと、医師から起業家へと転じて、新規ビジネスを立ち上げてきた。
IoTの本質は現場の最適化ではない 次世代の自社の在り方が問われている – IT insight
ダイヤモンド社では、2014年10月にガートナー ジャパンの池田武史氏にIoTが産業界にもたらす影響とその対応を聞いた。それから3年が経過したが、インタビューの内容はいまなお陳腐化することなく、経営トップやビジネスパーソンに問いかける。日本企業におけるIoT活用は3年間でどこまで進展したか。そして、進展しなかった要因は何か。2017年11月に再び、聞いた。
事実は小説より面白い ――書評『SHOE DOG――靴にすべてを。』 – DHBR
ハーバード・ビジネス・レビュー編集部がおすすめの経営書を紹介する連載。第66回は、ナイキ創業者フィル・ナイトの『SHOE DOG――靴にすべてを。』を紹介する。
TOYOTA×WOWOWで パラスポーツイベントを開催
トヨタ自動車とWOWOWは11月25日、港区の東京ミッドタウンでパラスポーツイベント「IMPOSSIBLE CHALLENGE FIELD」を開催した。
パラスポーツを身近に感じてもらい、その魅力や楽しみ方を伝えるため、世界レベルの選手を招いたデモンストレーションや体験型アトラクションなどさまざまなコンテンツを提供。関心を持つ多くの来場者でにぎわった。


トヨタ自動車は、オリンピック・パラリンピック両大会のモビリティパートナーであり、10月にはグローバル企業チャレンジ「Start Your Impossible」を開始した。「移動」を乗り越えるべき障害として捉えるのではなく、夢をかなえるための可能性としてほしいとの思いから、狭義のモビリティ(自動車)だけでなく、モビリティソリューションの提供を積極的に考えていく。「すべての人に移動の自由を」を掲げる同社の新たなチャレンジの方向を示すものだ。http://toyota.jp/syi/

一方のWOWOWは、2016年から開局25周年を記念して、パラリンピック・ドキュメンタリーのシリーズ番組「WHO I AM」の放送を開始した。IPC(国際パラリンピック委員会)との共同プロジェクトであり、東京パラリンピックが開催される2020年まで、5年間にわたり世界最高峰のパラアスリートたちに迫るスポーツドキュメンタリーだ。10月29日にシーズン2の放送が始まった。http://www.wowow.co.jp/sports/whoiam/






ボッチャ競技のデモンストレーションには、リオパラリンピックの銀メダリスト・杉村英孝選手がゲストで登場。ボールを密集したボール群の頂点に乗せる超高難度の技を見せ会場を沸かせた。
車いす陸上競技の鈴木朋樹選手、2017年デフリンピック円盤投げで銀メダルを獲得した湯上剛輝選手、元フィギュアスケート選手の小塚崇彦さん、AKB48 Team8の岡部麟さん、山田菜々美さん、下尾みうさんらとの模擬ゲームでも、メダリストならではの高い技術を次々と披露し、「世界にはものすごく強い選手がいる。自分はパワーが足りないので、上手く戦術を組み立てて勝てるようにプレーしたい」と今後の抱負を語った。
ボッチャ関連記事:https://dentsu-ho.com/articles/5637





「車いすバスケットボールアカデミー」では、カナダ代表として3度のパラリンピック金メダルを獲得し「車いすバスケットボール界のレジェンド」と称されるパトリック・アンダーソン選手が招かれ、一般参加の大学生とプレーした。学生は、慣れない車いすに戸惑いながらも、世界最高峰の技術を目の当たりにして驚きを隠せなかった。
アンダーソン選手は、2018年放送の「WHO I AM」シリーズ3に登場する予定だ。
2000年のシドニーパラリンピックで車いすバスケットボール日本代表チームのキャプテンを務め、同選手と対戦した経験を持つ根木慎志さんが、「彼は世界中の車いすバスケットボールプレーヤーにとって憧れの存在。ボクも現役のころ、勝ちたいと思いながらなかなか勝てない素晴らしいプレーヤーだった」とコメントすると、アンダーソン選手は「そう言ってもらえてうれしい。昔のバトルをよく覚えている」と笑顔で応じた。

アンダーソン選手は、車いすバスケットボール日本代表チームのリーダーである古澤拓也選手、リオパラリンピック代表の鳥海連志選手との「1 on 1」対決でも、転倒を喫するほどの熱く激しいプレーを披露。続いて行われた「2 on 2」対決では根木さんと組んで古澤&鳥海の若手チームと対戦し、少差のスコアながらも勝利して経験と格の違いを見せつけた。
アンダーソン選手は大粒の汗を流しながら「言っておきたいのは、この2人(古澤&鳥海)の年齢を足してボクになるということ」と苦笑いしながらも、「この若いアスリートたちが活躍する東京パラリンピックをとても楽しみにしている」と語った。
「#金曜日の新垣さん」に続編!? トヨタの「#ブラックフライデー」
トヨタ自動車は11月24日から、ミニバン「NOAH(ノア)特別仕様車“W×B”(ダブルバイビー)」の広告キャラクターに女優の新垣結衣さんを起用し、ウェブ限定のスペシャルコンテンツとして、スマホ向け縦型動画「#ブラックフライデー」を公開した。同日には「パンダ」編と、全国のカローラ店限定で「店頭」編を公開。12月からは、「一線」「シマウマ」「サンタ」の各編を順次公開する。

同社は7月~9月、今回と同様にノアのスマホ用スペシャルコンテンツとして「#金曜日の新垣さん」9編を公開したところ、ユーチューブやフェイスブックなどでの総再生回数が2000万回を超え、SNS上では「金曜日の新垣さんロス」を自称する人が多く出るなど、大きな反響があった。
(関連記事:https://dentsu-ho.com/articles/5305)

その好評を受けて“W×B”の発売に合わせて公開された「#ブラックフライデー」では、同車のボディーカラーに合わせて、全編を通して真っ黒な衣装に身を包んだ、ミステリアスな新垣さんが語り掛けてくる設定だ。

ブラック系とホワイト系のボディーカラーにちなんだ「パンダ」編では、助手席の窓に息を吹き掛けて、パンダの絵を描いたり、モノマネをする新垣さんについ目を奪われてしまう。

続編は12月1、15、22日に順次公開予定。ブラックフライデー(11月24日)が終わっても、ノアの「#ブラックフライデー」から目が離せない。
店頭限定バージョン「店頭」編も、無料の専用アプリをダウンロードすれば閲覧することができる。

「HUNGRY DAYS」第3弾 マスオ、勇気を振り絞りサザエに告白!
日清食品は11月22日(いい夫婦の日)から、カップヌードルのテレビCM「HUNGRY DAYS」シリーズの第3弾「サザエさん」編を放送している。
カップヌードルは2017年から「青春(アオハル)」をテーマに、青くて、熱くて、ハングリーな青春の日々を送る人を応援している。シリーズでは過去に「魔女の宅急便」「アルプスの少女ハイジ」両編を放送。インターネットでの動画再生回数が1000万回を超えるなど大きな注目を集めた。






第3弾では、国民的な漫画「サザエさん」の主人公・サザエさんと、夫のマスオさんをフューチャーした。
CMのストーリーは、1958年の原作にある“公開お見合い”のエピソードを現代の設定に置き換えたもの。原作では、2人がデパートでお見合いをしたところ、買い物客がたくさん集まってしまい、恥ずかしさのあまりスピード結婚に至る。
CMの舞台は、大勢の高校生で賑わう現代の文化祭。マスオとサザエにとっては、高校生活最後になるイベントだ。マスオの脳裏には、サザエと過ごした楽しい思い出が走馬灯のように駆け巡る。意を決したマスオは、観衆が見守る中ステージに上がり、サザエに思いを公開告白する。果たしてサザエの返事は…。
一瞬登場する、サザエの両親・波平、フネやカツオ、ワカメ、猫のタマも見逃せない。


キャラクターデザインは窪之内英策氏、楽曲はBUNP OF CHIKENの「記念撮影」で、シリーズ第1弾からの布陣はそのままに、声優陣にはアニメや映画で活躍する、和久井優さん、島﨑信長さんらを起用し、誰も知らない「サザエさん」を描いた。
特設サイト(http://www.cupnoodle.jp/hungrydays/sazae/)では、CMが視聴できる。
資生堂 IoTスキンケアシステムを発表 「パーソナライズド・ビューティー」に意欲
資生堂は11月27日、顧客の一人一人に合わせた「パーソナライズド・ビューティー」の発表会「Beauty goes Forward.」を開催した。同社は業界に先駆けてIoT技術への研究・投資を進めており、パーソナライズとデジタル技術の融合を実現してきた。

冒頭、資生堂ジャパンの杉山繁和社長は経営学者ピーター・ドラッカーの名言「未来を予測する最良の方法は、未来を創ることだ」を引用し、「当社は、独創的に未来を描いていく。お客さま一人一人に寄り添い、100年以上培ってきた資生堂のビューティーの知見とデジタル技術を掛け合わせた革新的なアプローチで、お客さまの美と充実したライフスタイルをサポートしたい」とあいさつした。

次に、美容業界のパーソナライゼーションについて、アイスタイルのリサーチプランナー原田彩子氏が登壇し、同社が運営する美容口コミサイト「@cosme」に寄せられた女性の声を元に、美の未来を推測した。チャネルが多様化し、情報過多かつ商品過多となった今、自分にぴったり合う商品を選びたいというニーズが高まっていると述べ、「パーソナルカラー」や「肌診断」など、パーソナライズに関連するワードが同サイトのクチコミ内に出現する回数が年々増加しているデータを紹介した。


資生堂の島谷庸一執行役員常務は、「眼球の色とアイシャドウの色がマッチすると、目が大きく見える」というデータから生まれ、自分に合う色を見つけられる「マキアージュ」のアイシャドーや、「ベアミネラル」と、肌の色を正確に測定し、自分の肌にぴったり合うファンデーションを購入できるアプリ「MATCHCo」のコラボレーションなど、同社の研究開発事例を発表した。

また、日本語にはテクスチャーを表現する言葉が他の言語と比べ圧倒的に多いというデータを披露し、「表現の多さは、日本特有の感受性の表れ。日本発の資生堂だからこそ、一人一人の状態を繊細に捉えて多様なアプローチを提供していきたい」と語った。

資生堂ジャパン デジタルフューチャーグループの川崎道文ブランドマネージャーは、最先端の皮膚科学研究や美容技術の知見にデジタルテクノロジーを掛け合わせることで、スキンケアのパーソナライゼーションを実現するIoTスキンケアシステム「Optune(オプチューン)」を発表。由来は「最適化する」意の“Optimize”と「調律する」意の“tune”。同製品は、専用アプリによる肌測定データと、収集したさまざまな環境データをベースに、自宅に設置する専用マシンが独自のアルゴリズムを元に、肌タイプはもちろん一人一人、その時々の肌環境ストレスや外部環境に合わせたケアを提供するシステムだ。

ベータ版マシン「Optune zero」は、2018年春以降に同社のEコマースサイト「ワタシプラス」でテスト販売を開始し、その後、さらなる改良・開発を進め早期の本格導入を目指す。進化するたび「Optune one」「Optune two」とカウントアップしていくと述べた。

実際に「Optune」を試せるブースや、「ベアミネラル×MATCHCo」のブースが設けられ、多くの報道陣でにぎわった。


公式サイト: http://www.shiseidogroup.jp/
東京の空の下 「文化オリンピアードナイト」開催
東京2020組織委員会と文化オリンピアードナイト実行委員会は11月26日、「1000 Days to GO!」月間中の11月26日、東京駅前の行幸通りで、東京2020参画プログラム「文化オリンピアードナイト」を開催した。

同プログラムは、2020年4月ごろから9月の間に予定している「東京 2020 Nippon フェスティバル」に向けて期待感を高めるため、オリンピック・パラリンピックのそれぞれ開幕1000日前をつなぐ期間に行われた。

同フェスティバルは、両大会がスポーツだけでなく“文化の祭典”でもあることから、文化・芸術分野を中心に、組織委の主導で政府や東京都、全国の自治体、スポンサー企業など多くのステークホルダーへ参画を呼び掛け、あらゆる人が参加できる、さまざまなイベント・アクティビティーを実施する。オールジャパンで「日本の魅力」を世界に発信する試みだ。
東京2020参画プログラム:https://participation.tokyo2020.jp/
当日、ライトアップされた東京駅を望むステージには、司会を務めるタレントで組織委文化・教育委員会委員のシェリーさんが登壇した。第1部では「Tokyo 2020 DIALOGUE」として、演出家の宮本亜門さんをモデレーターに、歌舞伎俳優の市川海老蔵さん、クリエーティブディレクターの沢邊芳明さん、女優の草刈民代さんが参加して、大会の文化プログラムについてトークを展開した。





海老蔵さんは「日本人が気付いてない長所を掘り起こすことから始めたい。例えば、時間に厳しく、規則正しい細やかな国民性も“もてなし”につながるだろう。2020年がゴールではなく、そこからスタートする気持ちで取り組みたい」と話した。
沢邊さんは「重要なキーワードは“多様性”だが、ただバラつきがある状態ではなく、それらが混じり合って新しい物事が成立することが大切。それを前提に日本的なものがどれだけ発信できるかだ」と語った。草刈さんは「バリアフリーを考えるときは、障がい者の話しや意見を直接聞くのが一番だ。その上で健常者と共に快適な世の中を目指したい。大会をきっかけに社会に心を開くと、大きな発見があると思う」と述べた。
第2部は、東京ニューシティ管弦楽団の演奏がメインの「Tokyo 2020 ALL JAPAN CONCERT」が行われた。(企画・構成=宮本亜門氏)「東京オリンピックファンファーレ」で幕を開けたコンサートは、バイオリニストの宮本笑里さんや、ソプラノ歌手の森谷真理さんとのコラボにより「You Raise Me Up」「オリンピック賛歌」が披露された。


「炎のランナー」では、ミュージシャンのMIYAVIさんのギターと義足のダンサー・大前光市さんのパフォーマンスに太鼓演奏も加わり、見事な調和を見せた。
「We Will Rock You」では、ゴスペルシンガーの鈴木瑛美子さんの力強いボーカルに、小さい空手家ダンサーの演武、都立狛江高ダンス部の踊りが花を添え、会場を盛り上げた。
終盤にはサプライズゲストとしてフォークデュオ・ゆずの2人が登場した。2人は、福島・宮城両県の高校の生徒たちと「栄光の架橋」を、最後は出演者全員と「ワンダフルワールド」を熱唱。
平和の祭典を待ち望む歌声が、東京の夜空に響いた。

組織委公式サイト:https://tokyo2020.jp/jp/
竹内涼真さん「残酷な天使のテーゼ」熱唱 白戸家があの人と感動の再会!?
ソフトバンクは11月25日から、「白戸家」シリーズの新テレビCM「家族でストレス発散」編を放送している。舞台は、近所のカラオケボックス。母親の樋口可南子さん、娘の上戸彩さん、その兄のダンテ・カーヴァーさん、孫役の竹内涼真さんと杉咲花さんが出演し、家族でストレスフリーな50ギガのデータプランを紹介する。

竹内さんがオリジナルの振り付けとともに熱唱する大ヒットテレビアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の主題歌「残酷な天使のテーゼ」で盛り上がる家族だが、このカラオケボックスで予想外の展開を迎える。

「あー、ストレス発散した」と気持ち良さそうな竹内さんとは対照的に、白い犬のお父さんが「ストレス発散どころか、逆にストレスがたまってしまった」とぼやく。次の瞬間、部屋のドアが開いて姿を現した人物を見て、白戸家の全員が息をのむ。
さて、その人物とは…?

現場で、大勢のスタッフに囲まれ熱唱する竹内さんは、本番直前さぞかし緊張しているかと思いきや、上戸さんの「緊張してる?」という問い掛けに、「全然していません(笑)」と即答。
その言葉通り、オリジナルの振りを付けたり、途中からアカペラで歌うアドリブを入れたりしながら、見事な歌唱力を披露し、共演者、スタッフ一同を驚かせた。

新テレビCMは、同社HPのCMギャラリーで閲覧できる。今後も白戸家の動向から目が離せない。
公式サイト: https://www.softbank.jp/mobile/tvcm_media/