望月真理子/中町直太/朝岡崇史著『「なりわい」革新 事業×組織文化の変革で経営の旗印をつくる』発売

電通の望月真理子と中町直太、ディライトデザインの朝岡崇史による著書『「なりわい」革新 事業×組織文化の変革で経営の旗印をつくる』(宣伝会議)が1月6日に発売された。

「なりわい」革新 事業×組織文化の変革で経営の旗印をつくる(宣伝会議)
宣伝会議、単行本、2420円(税込)、ISBN:978-4883355242
 

【書籍の内容】

近年、日本では企業の寿命の短命化が加速している。その一つの要因が、企業の「なりわい」と時代の求める「ニーズ」のズレ。そのことを見過ごしてしまったり、先送りしたことが、短命化の大きな原因になっている。そうなる前に、成熟期を迎えた企業が何をすべきか。

本書では、著者がこうした企業の「なりわい」に着目。自らの「なりわい」にズレを感じた企業がどのようにイノベーションを生み出していったのか。また、組織文化の刷新を進めていったのか。KDDI、SOMPOホールディングス、ヤッホーブルーイングなどの主要な企業のキーパーソンらに取材をし、研究を重ね、執筆にあたった。そして、EX活動(組織文化を刷新するインターナル活動)とCX活動(事業変革活動)の両輪を回していくことが、企業の「なりわい」革新を生み出すという仮説と構築したモデルをひもとく。さらには、読者がすぐに実践できるよう、「なりわい」再定義に向けたプログラムまでを紹介する。


【著者紹介】

望月真理子(もちづき・まりこ)
電通 PRソリューション局
シニア・コンサルティング・ディレクター

当初5年間はマーケティング局に在籍した後、今日まで約30年間、一貫してコーポレートアイデンティティ(CI)、コーポレートブランディングを専門とし、企業理念やVI、企業スローガン等の開発、CC戦略の立案・実施に携わる。30年間で関わったCIは50件超。
仕事のスタイルは、「コンセプト策定からクリエイティブ、IN/OUTコミュニケーション戦略立案~実施までの、一気通貫プロデュース」。会社員としてのライフワークは、「企業のアイデンティティの“発見”と“表現”、そしてその“実現”のお手伝いを通して、社会の役に立つこと」。

中町直太(なかまち・なおた)
電通 PRソリューション局
シニア・コンサルティング・ディレクター

マーケティングプロモーション局・営業局を経て、現在はPRソリューション局でコーポレートブランドコンサルティング/広報コンサルティングを専門とする。コーポレートブランドコンサルティング領域ではさまざまな業種で数万人規模の大企業からスタートアップ企業まで幅広く支援。特にインターナルコミュニケーションによる組織文化変革支援が得意分野。またPR領域では、放送局のディレクターとしてテレビ番組の制作、そしてグループ会社設立時の広報体制立ち上げを経験。クライアントワークにおいては自治体の新条例の成立支援や、国際的なビッグイベントの広報戦略立案など、大型プロジェクトの経験も豊富。

朝岡崇史(あさおか・たかし)
ディライトデザイン 代表取締役/法政大学 大学院 客員教授

1985年、電通入社。電通ではブランドコンサルティングを行うコンサルティング室長、電通デジタル エグゼクティブ・コンサルティング・ディレクターを歴任。現在は、ブランド戦略、カスタマーエクスペリエンス戦略を専門とするコンサルタント、ファシリテーター、研究者。北京伝媒大学 広告学院 客員教授(2013年)、日本マーケティング協会マーケティングマスターコース マイスター(2011年〜現在)、U35新宿ビジネスプランコンテスト・アクティベーター(2018年〜)などを務めている。
主な著書に「拝啓 総理大臣殿 これが日本を良くする処方箋です」(2008年 東洋経済新報社 共著)、「エクスペリエンス・ドリブン・マーケティング」(2014年 ファーストプレス)、「IoT時代のエクスペリエンス・デザイン」(2016年 ファーストプレス)、「デジタルマーケティング成功に導く10の定石」(2017年 徳間書店 共著)がある。ウェブマガジン「JDIR」powered by JBpressに記事を連載中。
 

坂本旬/山脇岳志編著『メディアリテラシー 吟味思考(クリティカルシンキング)を育む』発売

坂本旬/山脇岳志編著による『メディアリテラシー 吟味思考(クリティカルシンキング)を育む』(時事通信出版局)が12月22日に発売された。

電通メディアイノベーションラボ主任研究員の天野彬が「第2章 若年層のSNS利用とコミュニケーション特性」の執筆にあたっている。

坂本旬/山脇岳志編著『メディアリテラシー』(時事通信)
時事通信出版局、A5、396ページ、2750円(税込)、ISBN:9784788717978
 

【書籍の内容】
アカデミアとジャーナリズムの専門家が執筆 にあたった理論と実践をカバーするメディアリテラシー入門決定版。教育者、学生、メディア関係者必見。
「自ら考えた結果、否定するだけでなく肯定することもクリティカルシンキング」――吟味して物事を考えるスキルを持つ人が増えることが「多様で寛容な社会」につながる。メディア経営から、SNS分析、デジタルシティズンシップにいたるまで、当代の専門家たちが集結。学校での実践も10例掲載。

 

【参加者募集】逆塾(全11回パック)〜逆転の発想によるアイデア出しと企画力を鍛える講座

真のイノベーションを起こすための共創の場「WASEDA NEO」と「ウェブ電通報」が連携してお届けする社会人向けオンライン講座「ウェブ電通報×WASEDA NEO 連携講座シリーズ」。
今回のテーマは「逆塾」。2022年1月26日から全11回で開催される。ファシリテーターは、Creative Project Base代表の倉成英俊氏。Bチームアクティブラーニングこんなのどうだろう研究所の知見や方法論をふんだんに紹介する。
全11回パックの参加費は33000円で、1月26日の午後1時まで受け付ける。

ウェブ電通報×WASEDA NEO 連携講座シリーズ「逆塾」告知案内

【講演概要】

逆転の発想。逆張りの成功例。いま学ぶべき「逆」の方法論が、ここに集結する。

みんながいいと思っている流行の方法ばかり試すことに違和感はないだろうか?枠にとらわれないユニークな発想法とは?
逆転の発想、逆張り、逆走、逆手に取る、など、「逆」について学ぶ、ここだけの特別講座。名付けて、「逆塾」。塾長は、電通Bチーム創設者で現Creative Project Base代表の倉成英俊氏。自身で逆の方法を多数実践してきた彼が共感する、逆の実践者、逆の方法論をここに集め、ファシリテートする。

逆塾のロゴ

日時:2022年1月26日(水)19:00〜20:30
開催回数:全11回
開催場所:オンライン、早稲田大学 日本橋キャンパス
※第1回~第3回、第8回はオンライン(Zoom)、第4回以降(第8回を除く)は対面+Zoomのハイブリッド開催
席数:55席
申込期限:2022年1月26日(水)13:00
参加費:33000円(税込)/全11回

■詳細・お申し込みはこちら

【講師/ファシリテーター】
Creative Project Base 代表/電通Bチームfounder
倉成 英俊 / Hidetoshi Kuranari

1975年佐賀県生まれ。小学校の時の将来の夢は「発明家」。東京大学機械工学科卒、同大学院中退。2000年電通入社。クリエーティブ局に配属、多数の広告を企画制作。その最中に、プロダクトを自主制作し多数発表。2007年バルセロナのプロダクトデザイナーMarti Guxieのスタジオに勤務。帰国後、広告のスキルを超拡大応用し、各社新規事業部の新プロジェクト創出支援や、APEC JAPAN 2010や東京モーターショー2011、IMF/世界銀行総会2012日本開催の総合プロデュース、佐賀県有田焼創業400年事業など、さまざまなジャンルのプロジェクトをリードする。2014年より、電通社員でありながら個人活動(B面)を持つ社員56人と「電通Bチーム」を組織、社会を変えるこれまでと違うオルタナティブな方法やプロジェクトを社会に提供。2015年には、答えのないクリエイティブな教育プログラムを提供する「電通アクティブラーニングこんなのどうだろう研究所」をスタート。2020年7月1日Creative Project Baseを起業。Marti Guxieにより日本人初のex-designerに認定。 

【逆塾】全11回 スケジュール
 
<第1回> 1月26日(水)19:00〜20:30 オンライン
逆塾 OPENINGセミナー「 PlanBを作ろう! -『AじゃなくてB』の時代の到来-」
講師:倉成英俊(Creative Project Base 代表/電通Bチームfounder)

<第2回> 2月9日(水)19:00〜20:30 オンライン
「スモールメリット -小さいことの価値を活かす-」
日本最小農家 西田栄喜

<第3回> 3月16日(水)19:00〜20:30 オンライン
「重く作って、軽く売る -脱マーケティングのススメ-」
大和桜酒造5代目 若松徹幹
 
<第4回> 4月13日(水)19:00〜21:00 日本橋キャンパス+オンライン
ワークショップ①逆転の発想法 「無のチャンス」
電通Bチーム PLAY担当 大山徹
 
<第5回> 5月18日(水)19:00〜20:30 日本橋キャンパス+オンライン
「世界6カ国で受けてきた『逆』の教育」
 2015年世界コピーライターランキング1位 キリーロバ・ナージャ
 
<第6回> 6月15日(水)19:00〜21:00 日本橋キャンパス+オンライン
ワークショップ②「『逆事例』採集」
Forbes JAPAN藤吉雅春編集長 × 倉成英俊
 
<第7回> 7月20日(水)19:00〜20:30 日本橋キャンパス+オンライン
「教育業界からの逆襲 - ビジネス界に超役立つ教育界の凄い方法 5-」
小金井市教育長 大熊雅士

<第8回> 8月24日(水)19:00〜21:00 オンライン
「逆張り力|人と違うことを始める力」
minitts代表取締役 中村朱美(佰食屋オーナー/創業者)

<第9回> 9月14日(水)19:00〜21:00 日本橋キャンパス+オンライン
ワークショップ③ 逆転の発想法「NO “NO”法」
電通Bチーム 発明担当 高橋鴻介

<第10回> 10月19日(水)19:00〜20:30 日本橋キャンパス+オンライン
「売れるためには、売れないことが大事」
カリスマバイヤー 山田遊

<第11回> 11月未定 19:00〜20:30 日本橋キャンパス+オンライン
Secret Talk Session 
第6回で「逆」の成功例を議論し、その中から選ばれた事例に関する講師をオファー。
 

パナソニックと花王アタック がタッグを組み「#センタク」プロジェクトを始動[Alexandros] 書き下ろしの新曲をテーマソングに起用

パナソニックと花王アタックは、毎日の家事のひとつである洗濯を楽しみ、喜びを感じてほしいという思いから共同プロジェクト『「#センタク」プロジェクト』を、10月19日の[洗濯を楽しむ日]からスタートした。

「#センタク」プロジェクトのキービジュアル

プロジェクトをスタートするにあたり、コロナ禍の洗濯に対する世の中の声を広く集めるため「#1019人のセンタクのホンネ」調査を実施。調査を通して、洗濯の困り事や失敗談、洗濯の好きな部分やうれしくなったエピソードなど、それぞれの洗濯あるある話を集めた。集まった世の中の声を「#わたしのセンタク」「#センタクのギモン」「#わたしとあなたのセンタク」の3つに分類し、洗濯ひとつをとってもさまざまな考え方・価値観・悩み、があることを発見した。

#1019人のセンタクのホンネからの抜粋

また、洗濯のさまざまな疑問を解決する『「#センタク」マニュアルムービー』を公開。#ただしいセンタク、#あたらしいセンタク、#しんじられるセンタクのまずは3つの視点から、洗濯の疑問を解消している。今後、ムービーを通じて洗濯におけるさまざまな選択肢を届け、それぞれのライフスタイルに合ったニューノーマルな#センタクを提供していく。

#センタクマニュアルムービーの一部

さらに、プロジェクトの始動と同時に、人気ロックバンド[Alexandros]の川上洋平さんが書き下ろした新曲をテーマソングとして起用した#センタクCMを公開。楽曲制作にあたり川上さんは、「“洗濯”というものを深く考えたときに、“つつましさ”だったり、“今日までの自分を洗い流して、明日また生まれ変わる、尊い行為”だと感じました」とのコメントを寄せている。

「#センタク」のCMに出演する[Alexandros]の川上洋平さん
公開中の「#センタク」のCMには、作詞・作曲を手掛けた[Alexandros]の川上洋平さん自身が出演し、書き下ろした新曲の弾き語りを披露している。

また、今回注目すべきは、メディア・PRMIXでのプロジェクト展開である。10月19日から約一週間、渋谷・新宿・道頓堀でのOOHジャックで#センタクCMを放映し、Twitterではパナソニック・花王・[Alexandros]公式アカウントが連動してファンを巻き込んだ掛け合いを繰り広げた。他にも、Youtubeでの動画配信や、[Alexandros]川上洋平さんがDJを務めるラジオ番組「おと、をかし」(パナソニック冠提供)ではオリジナルコーナーで#センタクプロジェクトを紹介しつつ、番組連動型のラジオCMを展開するなど、メディアを横断した複合的な施策を実施。広告にとどまらずフィールドを広げ、リーチとエンゲージメントを最大化した。

渋谷でのOOH放映
渋谷でのOOH放映
道頓堀でのOOH放映の様子
道頓堀でのOOH放映
Twitterのトレンドテイクオーバープラス
Twitterのトレンドテイクオーバープラス

■パナソニック特設ホームページはこちら 

■花王特設ホームページはこちら 

■「#センタク」CMはこちら

■10月19日[洗濯を楽しむ日]とは
10月は秋晴れになることが多く、気温・湿度ともに「洗濯日和」と呼ぶのにふさわしい季節。また、体育祭や文化祭、行楽などで汚れものが多く出るシーズンでもあり、この「洗濯日和」をきっかけに、単に家事労働の軽減を呼びかけるのではなく、積極的に「洗濯」を楽しめる日にしてもらおうと10月19日(1000せん・19とく)を記念日として制定。
 

電通クリエーティブXがJAC AWARD 2021の2部門でグランプリ受賞

日本アド・コンテンツ制作協会(JAC)が主催する「JAC AWARD 2021」の受賞者が発表され、電通クリエーティブX所属の爲末亘哉氏がプロデューサー部門のグランプリを、細谷正太氏がプロダクションサポート部門のグランプリを受賞した。また、プロデューサー部門では同社所属の3人がメダリストに選出された。

JAC AWARDは、映像文化の発展と業界の活性化のため、映像クリエイターの発掘・育成・映像技術の向上や若手のモチベーションアップと人材育成を図り、制作サイドの見地から表彰する賞として、2007年に設立された。20年は中止となり、今回は2年ぶりの開催となった。

JAC AWARD 2021のロゴ
JAC AWARD 2021電通クリエーティブX所属の受賞者
(左から)爲末亘哉さん、羽角和弘さん、五郡由賀さん、山下誠さん、細谷正太さん

【プロデューサー部門】

〈グランプリ〉爲末亘哉
エントリー作品:サントリーホールディングス株式会社/企業広告「話そう。」シリーズ

〈メダリスト〉羽角和弘
エントリー作品:森ビル株式会社/ブランドムービー「DESIGNING TOKYO」

〈メダリスト〉五郡由賀
エントリー作品:クボタ株式会社/企業広告「企業2019 Try For Dreams.」

〈メダリスト〉山下誠
エントリー作品:「YAKUSHIMA TREASURE ANOTHER LIVE from YAKUSHIMA」

【プロダクションサポート部門】

〈グランプリ〉細谷正太(チーム代表者)
エントリー施策:新型コロナウイルス感染症対策を本気で行いながら制作部にどれだけ寄り添えるかを目指す組織「プロダクションサポートチーム」


■JAC AWARD 2021の詳細はこちら

■本件に関する電通クリエーティブXのリリースはこちら
 

世界的アワードの日本版「Innovators Under 35 Japan 2021」受賞者を発表!若きイノベーター15名を選出

MITテクノロジーレビュー2021

MITテクノロジーレビュー[日本版](運営:角川アスキー総合研究所)は、「Innovators Under 35 Japan 2021(イノベーターズ・アンダー35ジャパン2021)」の受賞者を発表した。

「Innovators Under 35」は、米国マサチューセッツ工科大学(MIT)のメディア部門「MITテクノロジーレビュー」が主催する国際アワード。世界的な課題解決に取り組み、数十年先までの未来を形作る、独創的で才能ある35才未満の若きイノベーターの発掘を目的としている。過去にはGoogle共同創業者のセルゲイ・ブリン氏、Facebook(現:Meta)共同創業者兼会長兼CEOのマーク・ザッカーバーグ氏も受賞するなど、国際的に権威あるアワードとして高く評価されている。

昨年に続き2回目の開催となる本年度は、「コンピューター/電子機器」「ソフトウェア」、「輸送(宇宙開発を含む)」「インターネット」「AI/ロボット工学」「通信」「エネルギー/持続可能性」の7分野を対象に、35歳未満の起業家や研究者、活動家など15名のイノベーターを選出。受賞者は翌年の「Innovators Under 35」グローバル版の審査対象にノミネートされる。

■Innovators Under 35 Japan 2021受賞者 ※( )内は部門名
[起業家]
溝口 貴弘(AI/ロボット工学)、坪井 俊輔(ソフトウェア)、米重 克洋(インターネット)
[博愛家]
宇井 吉美(コンピューター/電子機器)、五十嵐 歩美(AI/ロボット工学)
[発明家]
古橋 貞之(ソフトウェア)、小菅 敦丈(コンピューター/電子機器)、笹谷 拓也(通信)、小泉 悠馬(AI/ロボット工学)、成田 海(エネルギー/持続可能性)
[開拓者]
ケンプス ランドン(輸送<宇宙開発を含む>)、遠藤 傑(コンピューター/電子機器)、武田 俊太郎(コンピューター/電子機器)
[構想者]
小嶌 不二夫(エネルギー/持続可能性)、藤木 庄五郎(エネルギー/持続可能性)

受賞者の詳細はこちら

※カテゴリーの定義
[起業家]先進的なテクノロジーによって新しいビジネスを創造し、古いやり方を覆す。
[博愛家]従来にはない手法によって、誰もがより健康的で幸福な生活を送れる世界を実現しようとする。
[発明家]未来を拓く、新しい革新的なテクノロジーを生み出す。
[開拓者]イノベーションによって新産業を生み出す。
[構想者]物事を少し違った視点で捉えることで、テクノロジーが力を発揮する新たな用途を見つけ出す。
 

受賞者のショートプレゼンや審査に携わった専門家とのトークセッション、グローバル版受賞者の特別講演などを行うセレモニーイベントが、12月16日(木)に日本橋三井ホールで行われる予定。現在、参加者を募集している。

ゲスト出演:
浅川智恵子氏(日本科学未来館館長/IBMフェロー)
古川 享氏(マイクロソフト日本法人初代社長)
所 千晴氏(早稲田大学教授/東京大学教授)
遠藤 謙氏(Xiborg代表取締役/ソニーコンピュータサイエンス研究所研究員)

セレモニーイベントの詳細はこちら
 

前澤友作氏、民間の⽇本⼈で初のISSへ。8日のロケット打ち上げをYouTubeで生中継

前澤友作氏
©SPACETODAY (左より)前澤友作氏 平野陽三氏

スタートトゥデイ 代表取締役の前澤友作氏は、スペース・アドベンチャーズ(⽶宇宙旅⾏会社)とロスコスモス(ロシア連邦宇宙局)のサポートのもと、民間の⽇本⼈として初めて ISS(国際宇宙ステーション)に渡航および滞在。搭乗するソユーズ宇宙船 「MS-20」が今日8日16時38分に打ち上げ予定だ。

同乗者として、操縦⼠のアレクサンダー・ミシュルキン宇宙⾶⾏⼠(ロシア)と、宇宙⾶⾏の全容を撮影するスタッフとして、前澤氏の関連会社役員の平野陽三氏が搭乗。⺠間⼈宇宙渡航者ならではの試みとして、「宇宙って実際どうなの?」をテーマに、訓練からISS渡航、滞在、そして帰還に⾄るまでの全⾏程を前澤氏のYouTubeチャンネルで公開する。

前澤氏のYouTubeチャンネル
打ち上げ生中継番組「前澤宇宙旅行」はこちら

放送時間 : 12⽉8⽇(水)16:00~16:50(予定) ※⽇本時間

前澤氏はISSに約12日間滞在する予定。滞在中は事前に募集した「宇宙でやってほしい100のこと」を実施する。

また、前澤氏は2023年には、世界で初めての民間人による月周回宇宙プロジェクト「dearMoon」を進めており、ともに月に行くクルー8名を世界中から募集している。

前澤友作氏
©ROSCOSMOS
前澤友作氏
1975年千葉県生まれ(46歳)
1998年に有限会社スタート・トゥデイ(現、株式会社 ZOZO)を設立し、 2004年にファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を開設。2007年12⽉に東証マザーズに上場(3092)、2012年2⽉には東証第⼀部に上場し、 2017年8⽉には時価総額1兆円を突破。2019年9⽉にヤフー株式会社との資本業務提携を発表すると同時に、同社のCEOを退任。直後に株式会社スタートトゥデイを立ち上げ、2021年からは実業家前澤友作の第⼆創業として、⾃社事業を含む13の事業を始動。また、「お⾦贈りおじさん」 として総額約28億円を配布し、前澤式ベーシックインカム社会実験を実施するなど、社会課題解決に取り組んでいる。
 
前澤友作氏
©SPACETODAY
平野陽三氏1985年愛媛県生まれ(36歳)
⼤学卒業後、株式会社ZOZOで撮影チームのマネジメントおよびキャスティングディレクターを担当。ZOZO退職後は映像制作会社に従事したのち、現在は前澤氏の関連会社の役員として勤務。前澤氏のプライベート企画のプロデューサー兼マネージャーとして現在に⾄る。前澤氏のYouTubeチャンネルの撮影を担当し、ISS滞在の様⼦を撮影予定。
 
平野陽三氏
©SPACETODAY

映像制作における温室効果ガス削減、プロセス効率化の実現に向けた共同プロジェクト「メタバース プロダクション」が発足

電通クリエーティブXは、東北新社ヒビノとともに、テクノロジーを活用し、映像制作ワークフローにおける温室効果ガス削減とプロセス効率化を目指す共同プロジェクト「メタバース プロダクション」を発足させた。

「メタバース プロダクション」では、インカメラVFXを用いたバーチャルプロダクション技術※を駆使することで、東北新社と電通クリエーティブX における従来型の映像制作ワークフローと比較し「スタジオ撮影時の廃棄資材を最大 90%削減」「ロケーション撮影時の参加人員を最大 90%削減」などを目指す“PX サービス”を2022 年から提供していく。
(PXはProduction Transformationの略で、映像制作トランスフォーメーションを意味する造語)

※インカメラVFXを用いたバーチャルプロダクション技術:
LEDディスプレイ・システム、カメラトラッキング、リアルタイムレンダリングを組み合わせた撮影技法。高精細LEDディスプレイにCGで制作した情景(仮想世界)を映し、仮想世界と同期させたカメラで被写体と一緒に撮ることで、バーチャル空間の撮影をリアルタイムに実現可能。

 

インカメラVFX撮影イメージ
インカメラVFX撮影イメージ
Virtual House StudioのテンプレートCGイメージ
Virtual House StudioのテンプレートCGイメージ

■「メタバース プロダクション」が開発予定のPX商材例とポイント
① 「Owned Virtual Set」「Owned Virtual Location」:

要望に応じオーダーメイドでCG美術セットやCGロケーションを制作し、繰り返し使用できる広告主所有のバーチャル素材(仮想世界)とすることで、廃棄物量やスタッフ工数削減が可能となる。

②「実写ロケーション VFX」:
実写背景をあらかじめ素材として別撮りしておくことでロケーション撮影参加人員を最少化。また、出演者撮影はスタジオで背景素材を大型LEDに映写して実施することで、従来のロケーション撮影における時間、空間から解放された、あらゆる時間帯や場所、天候での撮影が可能となる。

③「Virtual House Studio」:
あらかじめ用意されたテンプレート CG素材から美術セットを選択し、若干のカスタマイズをして利用することで、映像制作における徹底的な効率化と高品質を両立するプリフィクス制作が可能となる。

「メタバース プロダクション」による映像制作の核となる「CG制作」は東北新社グループのオムニバス・ジャパンを中心として、「インカメラVFX撮影システム」「高精細大型LEDパネル」はヒビノの協力を得て実施する。

今後、リーズナブルな予算での映像制作からハイエンド案件まで、さまざまなニーズに対応する“PXサービス”の開発・提供に注力し、将来のスタンダードになることを目指す。

■本件に関する電通クリエーティブXのリリースはこちら
 

経営戦略から見たクリエイティブ

クリエイティブの技術は、マス広告に代表される広告表現だけに活用されるものではない。言葉、デザイン、考え方。伝え方を設計し、実現する。そうした技術を、経営のあらゆる局面で活用し、ビジネスにドライブをかけていく。正しく伝えることはもちろん、心を揺さぶる。みんなの気持ちを束ねて、進むべき方向を定める。

この連載では、そんなクリエイティブの事例を、さまざまな企業の、さまざまなセクションの方々からの声をもとに、紹介していきます。

第1回は、森永製菓。創業120周年を機に新たに策定したグループの企業理念を表すムービーにまつわるエピソードを、経営戦略部 森加誉子(もりかよこ)氏に伺った。

文責:ウェブ電通報編集部

 森永製菓グループ「OUR PHILOSOPHY ~ムービー~」の一場面
森永製菓グループ「OUR PHILOSOPHY ~ムービー~」より

 新たに企業理念を策定

「創業120 周年という節目に、従前の企業理念を見直しました。新たに策定した企業理念は、多くの従業員の声を集め、経営陣で議論を重ね、出来上がったものです。森永製菓グループ従業員の想いがこもったものとなっていると思います。」と森氏は語る。「さらなる発展を遂げていくためには、創業の精神や足跡を見つめ直したうえで、目指すべき未来像を描き出し、全従業員で共有することが大切」という太田栄二郎社長の考えのもと、社長自身が全社員に呼び掛け、意見を集めたのが企業理念策定のきっかけだったという。
 

森永製菓グループの企業理念
森永製菓グループの企業理念

■森永製菓グループの企業理念はこちら

目指したのは、グループ全従業員への企業理念の共有

「企業理念を知ってもらうためのツールとして、大きく4つの制作物を作成しました。特設サイト、社長のメッセージ動画、OUR PHILOSOPHY ~ブック~(企業理念を表すブック)、そしてOUR PHILOSOPHY ~ムービー~(企業理念を表すムービー)です。」と森氏は振り返る。制作物作成の一番の目的は、「企業理念浸透のファーストステップとして、まずは企業理念が新しくなったことをその内容とともに従業員に知ってもらうこと」。そこでこだわったのは、「全従業員にくまなく伝えること」と「しっかりと記憶にとどめてもらうこと」だったという。「さまざまな職種や立場の社員がいる中で、いかに全従業員に伝えることができるか、という観点からWEB媒体、紙媒体、さまざまな制作物を作成することを考えました。そして、いかに従業員の記憶にとどめてもらうか、という点から、何か印象に残る伝え方はないだろうか、と悩み、電通様に相談を持ちかけたことが、ムービー作成のきっかけでした」
 

 森永製菓グループ「OUR PHILOSOPHY ~ムービー~」の一場面
森永製菓グループ「OUR PHILOSOPHY ~ムービー~」より

クリエイティブの魅力は、「発想の幅」 

ムービー作成は、電通のクリエイティブチームと共に進めることになる。森氏によれば、経営戦略という普段は広告クリエイティブと接していない部門であるがゆえに、当初は戸惑いがあったという。「実は、最初はこちらの要望した内容と違ったモノが出てきたんです」と森氏は語る。「先ほどもお話しした通り、今回のムービー作成の目的は、企業理念が新しく変わったこととその内容を従業員にしっかりと伝えたいということでした。パーパス、ビジョン、バリューと体系化した新たな企業理念を明確に伝えること。それが我々の最も重要な課題だと捉えていました。ですが、クリエイティブの方からご提案があったのは、従前から掲げている『おいしく、たのしく、すこやかに』という言葉を主軸にした内容だったのです」

電通クリエイティブチームからの提案は次のようなものだった。「森永製菓が長年掲げてきた『おいしく、たのしく、すこやかに』は食品企業にとって非常に素敵な言葉だと思う。森永製菓の資産でもあるこの言葉をもっと大事にされては?キャッチ―で社外の方にも伝わりやすいこの言葉を使って、社内はもちろん、社外に向けても発信できるようなムービーも選択肢としてありなのではないか」

森氏自身、「おいしく、たのしく、すこやかに」の重要性は分かっており、これからも大切にしていきたい言葉だと思っていた。今回の企業理念においてもコーポレートメッセージとして掲げている。「ただ、今まで当たり前のように使用していたこの言葉をクリエイティブの方にそのように言っていただき、『おいしく、たのしく、すこやかに』の大切さ、重要さを実感した気がしました。また、当初は社外発信という視点もあまりなかったので、新たな視点に気付くことができました」と当時を振り返る。

その後は、〈確実に伝えたい新しい要素〉と〈変化はしていないけれど伝えていかなければならない要素〉をうまく組み合わせた作品になるよう、クリエイティブと議論を交わし、試行錯誤し、現在HPに掲載しているムービーが出来上がった。

■森永製菓グループ「OUR PHILOSOPHY ~ムービー~」はこちら

ムービーの締めのナレーションは「おいしく、たのしく、すこやかに。この言葉が持つ無限の可能性を信じ、変わらない言葉とともに、変わり続けていきます」というものだ。「とても素敵だな、と。短い文章に、無駄なく、思いを詰め込む。その言葉の紡ぎ方に、これがプロの技術なんだなぁ、と感心しました」と森氏は語った。

当初は戸惑いがあったものの、結果として良いものになったと森氏はプロジェクトを振り返る。「クリエイティブチームの方々の『発想の幅』の広さにも、助けられましたね。企業理念の内容を事細かに説明したいなら、こんな表現方法。情緒的なイメージを伝えたいなら、こんな表現方法。その中間なら……みたいな感じでさまざまな提案をしてもらえたので、ああ、このあたりがイメージに近いかも。という具体的なモノが湧きました」
 

 森永製菓グループ「OUR PHILOSOPHY ~ムービー~」の一場面
森永製菓グループ「OUR PHILOSOPHY ~ムービー~」より

心に響くものを作る

「心に響かせるテクニックにもいろいろあるんだな、と学ばせてもらいました」と、森氏は言う。ムービーのナレーション一つをとっても、男性にするのか、女性にするのか、その声のトーンを高くするのか、低くするのか?によって伝わり方が違ってくる。さまざまなパターンを試していく中で、「ああ、これが伝えたいイメージに合うなぁ」というふうに答えが見つかっていく。「イメージに合うものを見つけるまで、クリエイティブの方々には辛抱強く付き合っていただき、とてもありがたかったです。心に響くものを作るために、常に真摯(しんし)に業務に向き合っている方々なんだと感じました」

森永製菓 経営戦略部 森加誉子氏
森永製菓 経営戦略部 森加誉子氏

食文化の担い手として

インタビューの最後に、森氏に「食文化」について質問してみた。「歴史的な建造物とか、高価な絵とかが文化として認められるのは、なんとなく分かりますが、命をつなぐための、毎日の食が文化になるって考えてみれば、不思議なことですよね?」と。

森氏の答えは、こうだ。「『食文化』って普通に使っている言葉なので、あまり不思議と感じたことはないのですが……。ただ、今まではなかったものが新しく作り出され、お客さまに受け入れられ、いつの間にか当たり前に日常に溶け込んでいき、なくてはならないものになる、ということが文化なのであれば、総合食品メーカーである我々は、常に食文化の担い手であり続けていきたいな、とは思いますね」

森永製菓を代表する商品に「inゼリー」がある。パウチ型なので、片手で手軽に飲めるゼリーだ。今では、ゼリー飲料シェアトップのこの商品も、1994年の発売当時は、世の中になかった。でも、今はもう当たり前に存在している。食欲がないときや栄養バランスが偏ったときの栄養補給、忙しく時間がないときの小腹満たしなど、現代のライフスタイルに実にマッチしている。

振り返ってみれば、ミルクキャラメル一つをとっても、日本の人々に栄養価の高いお菓子を届けたいという創業者の強い想いをきっかけに、当時はまだ日本になかった西洋菓子を広めるところから始まった。森永製菓は、間違いなく日本の食文化の担い手であったし、これからもそうしたものを生み出してくれるだろう。これは、お世辞でもなんでもない。歴史的な事実であると同時に、未来への希望だと思う。

森永製菓 企業ロゴ

(了)

「世界のクリエイティブがやってきた!2021」展 アドミュージアム東京で12月4日から開催

アドミュージアム東京は、2021年12月4日(土)から2022年4月16日(土)まで、「世界のクリエイティブがやってきた!2021」展を開催する。

期間中は、ニューヨーク、ロンドン、カンヌの世界を代表するクリエイティブ・アワードの受賞作品を紹介する。国の文化や背景を知るきっかけになるものや、広告の概念を覆すものまで、好奇心を刺激する最新の広告コミュニケーションやデザインを肌で感じることができる。

「世界のクリエイティブがやってきた!2021」展案内告知

第1弾 THE ONE SHOW 2021 2021年12月4日(土)~2022年1月15日(土)
第2弾 D&AD Awards 2021 2022年1月22日(土)~2月26日(土)
第3弾 CANNES LIONS 2020/21  2022年3月15日(火)〜4月16日(土)

【開催概要】
「世界のクリエイティブがやってきた!2021」展
※入館は予約制です

主催:吉田秀雄記念事業財団
協力:電通 / The One Club for Creativity / D&AD /カンヌライオンズ日本事務局 日本経済新聞社
会期:2021年12月4日(土)〜2022年4月16日(土)
会場:アドミュージアム東京 企画展示室(Hall B)
   東京都港区東新橋 1-8-2 カレッタ汐留
開館時間:火〜土曜 12:00〜18:00
※状況により開館時間、曜日が変更になることがあります
休館日:日曜、月曜(ほか不定休あり)
入場料:無料

■来館予約はこちらから

■アドミュージアム東京について
2002年に開館以来、来館者は200万人を超え、広告の社会的・文化的価値への理解を深めるべく活動を行っている。江戸時代から現代まで約33万点の収蔵資料を誇り、ライブラリーでは、広告とマーケティング関連書籍の閲覧、広告作品のデジタルアーカイブを検索・閲覧することができる。