イギリスのジャガーランドローバーは、今年から本気の電動化を進める。同社が販売する超高級SUV「RANGE ROVER(レンジローバー)」の最新モデルは、電気自動車(EV)とハイブリッド車(HV)の両方の特徴を兼ね備えるPHEV(プラグインハイブリッド)だ。今回は、レンジローバーの最新車種の中から「RANGE ROVER Autobiography P550e」に乗ってみたリポートをお送りする。
NHKによる環境に配慮したコンテンツ制作についての説明会が、環境月間である6月の4日と11日に開催された。
6月4日の説明会にはNHK職員4名が登壇した。(左から)自身も環境に関する番組に取り組んできた小松宏司アナウンサー、美術セクションにおけるサステナブルな取り組みを推進するデザインセンターの内藤敦子副部長、大河ドラマなどドラマ制作の現場を担当する第3制作センターの村山峻平チーフ・プロデューサー、NHK全体のサステナブルの取り組みを推進する総務局環境経営事務局の林恵里佳エキスパート。
NHKは2050年までのカーボンニュートラルの実現を目指し、2030年末までには2018年度比でCO2排出量を50%削減するという目標を掲げている。組織や、メディアとしての情報発信はもちろん、そのコンテンツ制作においてもサステナビリティの推進に取り組んでいる。説明会では、番組での具体的な取り組みが紹介された。
<紅白歌合戦のセットもこの30年で大きく様変わり>
昨年2023年で第74回を数えた紅白歌合戦。毎年華やかなセットでさまざまな年代の歌手やアーティストが出演しているが、その番組を支えるセットに注目すると、第50回となった1999年に初めてLEDウォールが導入され、2007年にはLEDウォールで多彩な映像演出が可能となった。2010年代半ばまではセットはすべてその回限りで破棄をしていたが、現在は3R(リデュース・リユース・リサイクル)を徹底的に実施している。実際に2023年の紅白歌合戦で使われたセットが他の番組やイベントで活用されている。

<大河ドラマの撮影方法も大変革へ>
昨年の大河ドラマである「どうする家康」では、ドラマの映像の80%以上がバーチャルプロダクションによる映像だという。LEDウォールを活用したバーチャルプロダクションにより現実世界と仮装世界をつなげることで、ロケをしたような映像はもちろん、ロケでは実現できないシーンや世界観も可能にした。バーチャルプロダクションの導入により、設営や撮影にかかる日数やコスト、気候リスクが減少し、非常に効率的でサステナブルな撮影が可能になっている。実際にLEDウォールとLED照明を活用することにより、従来の白熱灯照明を使用していた手法と比べ1週間平均で20%の電力使用量を削減。今後はさらにCGアセットとリアルの組み合わせを進化させていくことで、クオリティを上げていくという。

現在放送中の「光る君へ」においては、LEDウォールは他番組と撮影期間が重なったこともあり使用していないが、セットの環境配慮が行われている。平安時代の美しい建物を再現しているが、柱などの建物のパーツ一つ一つが軽量、かつ、寸法を決めてモジュール化されているため、コストも組み立て時間も軽減され、3~4日間でセットの建物を建て替えることができるという。また、廃棄物に関しても非常に細かく分類されており、再利用やリサイクルなどにより極力廃棄物を削減する取り組みを行っている。
「光る君へ」のセット。元宮大工が削り出した柱を型どり、ゴム製のシートで量産、空洞の円柱にシートを貼り付けることで軽量化。使用後には再利用。
<環境に配慮したコンテンツ制作が切り開く、制作の新しい未来>
これらの取り組みは環境への貢献やコスト削減だけでなく、効率化や時短が進むことで、演者やスタッフの働き方も変えていくことができるという。また、ロケでは実現できないような場所での撮影や世界観を実現することで、作品のクオリティについても可能性を広げることができる。それだけでなく、バーチャルプロダクションを活用し、作品の舞台となる地域のかつての時代をよみがえらせることで、地域の人の地元愛や日本の歴史や文化を見直すことにもつながる可能性があるという。
サステナブルなコンテンツ制作により、さまざまな効果が生まれ、エンターテインメント業界が持続可能なものへと向かっていることが感じられた。
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