電通は2025年、電通総研と協業で開発したオーディオアドの統合プランニングシステム「オーディオトータルアロケーション」のサービスを顧客企業向けに開始した。
同システムは、ラジオ、radiko、Spotify、Podcastといった複数のオーディオアドを投下するキャンペーンプランニングの立案において、最適予算配分、ターゲットリーチ最大化を実現する集計システム。
これまでオーディオメディアの聴取調査は各オーディオメディア(ラジオ、radiko、Spotify、Podcastなど)ごとに実施されていたため、調査間でサンプルや調査時期、エリアなど調査条件に違いやばらつきがあり、データを統合的に扱うことが難しかった。そのため同システムの開発にあたっては、各オーディオメディア同一条件下での聴取データを取得するために、ビデオリサーチによる調査を実施。調査データを基盤に最適予算配分、ターゲットリーチ最大化を実現する独自の計算ロジックを開発・実装した。
◼️システムの画面イメージ

ターゲット、オーディオアドを投下するメディア、メイン指標(獲得リーチ回数)を指定し、最適予算配分と配分の結果を獲得するリーチを算出できる。
◼️シミュレーション例
指定条件
・エリア:首都圏
・最大予算:1000万円
・投下オーディオアド:地上波ラジオ、radikoアド、Spotify
・ターゲット①:40代男性ドライバー
・ターゲット②:学生
計算結果
・ターゲット①:40代男性ドライバー⇒獲得リーチ:27.8%
・ターゲット②:学生⇒獲得リーチ:19.1%
カーラジオの習慣的聴取がみられる40代男性ドライバーは、ラジオの予算配分が大きく、それに対して音楽コンテンツの積極聴取が見られる学生については、40代ドライバー男性と比較してSpotifyの予算配分が大きく出ている。

◼️今後の機能拡張について
年内を目標に「アロケーション結果における態度変容効果」集計機能を追加予定。特定のオーディオアドキャンペーンにおいて調査を行い、投下量における態度変容効果データ(キャンペーン認知率など)を取得、実装する。それによって、ターゲットリーチ最大化に加え、態度変容獲得のための最適投下量の分析を可能とし、より精緻なキャンペーンプランニングを実現していく。
【問い合わせ先】
電通ラジオテレビ局ラジオ・オーディオメディア戦略部 小川
ラジオテレビビジネスプロデュース局ラジオテレビ統括部 田部
audio-total-allocation@dentsu.co.jp
2025年3月20日から22日までの3日間、東京都江東区の豊洲公園にて、LEDドローンを活用した低空経済活性化プロジェクト「Soar」第一弾イベントが開催される。
同イベントでは、ドローンショー・ジャパンが開発した日本唯一の国産ドローンショー専用機体「DSJ-MODELX」500機が豊洲の夜空を彩り、圧巻の光の世界を創り出す。人気声優の内田真礼氏がナビゲーターを担当。光の演出に心に響く声で来場者を物語の旅へと誘う。内田氏はKDDIのメタバース・Web3サービスプラットフォーム「αU(アルファユー)」上に実装した「バーチャル未来の都市」でも、声の出演をしている。
主なコンテンツは、未来の都市をテーマにしたショー。地球の歴史から始まり、やがて人間を中心とした未来の都市「Society 5.0」の姿へと繋がる壮大なストーリーが、LEDドローンの星のような輝きで夜空に描かれる。
■概要
実施日時:025年3月20日(木祝)、21日(金)、22日(土)※3日間連続開催
19:00頃~/15分程度
観覧場所:豊洲公園 (〒135-0061 東京都江東区豊洲2丁目3-6)
(東京メトロ有楽町線 豊洲駅徒歩5分)

参加費:無料
■内田真礼プロフィール
12月27日生まれ 東京都出身 アイムエンタープライズ所属
声優としてアニメ、吹き替え、TVナレーション等多方面に活躍中。ポニーキャニオンからアーテイストとしてもデビューしており、日本武道館や代々木第一体育館を成功させ、2025年7月にもライブを開催。第8回声優アワードでは新人賞を受賞。
■「Soar」について
「Soar」は、低空経済領域でLEDドローンを活用し、新たな空間価値を創造するプロジェクト (2025年1月リリース)です。電通のマーケティング支援とドローンショー・ジャパンの実績を組み合わせ、企業のマーケティング活動や地域観光に包括的ソリューションを提供します。空をキャンバスに見立てた新しいメディアから、QRコードを使ったオンオフ統合による、リアル体験をデジタル上で拡散・波及させることも可能。今回が「Soar」の第一弾となる。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000098.000080729.html
デジタル化や脱炭素の潮流が加速し、物価高の影響も続く。その結果、企業によって業績の明暗が分かれている。格差の要因を探るべく、上場企業が発表した直近四半期の決算における売上高を前年同期と比べ、各業界の主要企業が置かれた状況を分析した。今回はSGホールディングス、ヤマトホールディングスの「物流」業界2社について解説する。
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