大松のパチスロ「ハイエナ」実戦。今回はAT期待枚数約1400枚の『聖闘士星矢 海皇覚醒 スペシャル』について書いていきたい。
6号機初期の機種であり、ボックスでの運用は珍しいがバラエティコーナーなどで未だに活躍している機種でもある。
近所のホールでは何故か最近6台を導入し、高設定も度々入っているような運用方法をしている。台の値段が落ちついて導入しやすくなっているのかもしれない。
本機は2.8枚のAT「聖闘士ラッシュ」で出玉を獲得していく機種で、いわゆる「3戦突破型」の機種だ。主にゲーム数や小宇宙ポイントから突入するチャンスゾーン「海将軍激闘」を3戦突破すればAT当選となる。
ATの獲得期待枚数はなんと約1400枚と破格の数字。しかしこれは設定1の場合で、高設定になるほど期待枚数は下がっていく。これは上乗せしにくい「弱AT」と上乗せしやすい「強AT」の2種類あるためだ、と言われている。
今回座った台は247ゲームの台、ゲーム数としては少し若いがある確信があり選んだのだ。履歴を見ると2度ATに当選し300枚前後で終わっている。いずれも初当たりは早い。これは低設定ではないな、という見立てである。
打ち始めてすぐに強チェリーが降臨、火時計役物が赤く染まっていく。この役物が赤く染まると「海将軍激闘」の当選期待度は約95%オーバー、もう当たったも同然だ。
このチャンスゾーンの相手は「クリシュナ(撃破率50%表示)」だった。50%で3戦を乗り切るのはちょっとキツイ。あっさりと2戦目で敗北してしまう。
本機はATやチャンスゾーン終了後(有利区間開始時)にアイキャッチ演出がある。そのアイキャッチはモードなどの示唆がされていて、今回は「教皇」のアイキャッチが出現。これは不屈ポイントが30ポイント以上でスタート、という示唆だ。
更にこの時に火時計役物を押すと今回の撃破率の示唆も行われる。今回は緑、撃破率70%以上の示唆だ。
不屈が30ポイント以上で撃破率が70%以上、これはチャンスだ。上手いこと不屈を50ポイントまで貯めることができればラッシュが約束され、そうでなくとも高確率で海将軍たちを撃破していける。
しかも本機には「不屈ループ」という、演出失敗時に不屈ポイントが貰える(通常は貰えない)モードが存在する。これはループ性があり演出失敗時に転落抽選される。
今回は不屈ループに当選。既に30ポイント以上あるので激アツ過ぎる展開である。高設定でも天井までハマれば「強AT」の可能性は高い。
そして736ゲーム、天井でチャンスゾーンに当選。不屈は見える形では47ポイント。不屈ループを1回で転落させたのが痛い。
しかし撃破率は高いはず、そう今回の相手は「アイザック(撃破率80%表示)」である。80%なんて貰ったようなものではないか。不屈なんて要らなかった、そのまま突破してやろう。
と意気込んだ結果が初戦敗退。80%とはなんだろう。
しかし不屈が45ポイント以上溜まっているということは最終チャンスゾーン「不撓不屈」突入濃厚だ。5ゲーム間でATを抽選している。ここで当選すれば上位の特化ゾーン「女神覚醒」からATがスタートする。
なるほど、ここで当選させろと神は言っているのか、とレバーに力が入る。
何も起きず。気づけば液晶で瞬が散歩をしていた。あっさりと約1400枚を逃してしまったが、かつてこれ以上のチャンスはあっただろうか。
神はいなかった。帰りの車で20分ほど放心してしまったのは言うまでもない。
(文=大松)