「現場の声を重視するブロディN」。今週は、2日(日)に京都競馬場で開催されるシルクロードS(G3)で勝負。春のスプリント王決定戦・高松宮記念(G1)の前哨戦にあたるため、今年も短距離重賞戦線での活躍が期待できそうな有力馬が集結している。
今回、人気を集める1頭としてモズスーパーフレアがあげられる。
昨年のスプリンターズS(G1)で2着に入るなど、スプリント戦線で頭角を現した。本来ならば、得意とする得意の中山競馬場のオーシャンS(G3)から高松宮記念へと向かいそうなものだが、関係者いわく「間隔が詰まると良くない」との理由で、シルクロードSを選択したという。
だが、シルクロードSは、1番人気で8着に惨敗した京阪杯(G3)と同じく京都芝1200m戦。ある記者は「京都競馬場では結果が出ていない。さらに今の時計のかかる馬場も向いていないからね」と不安視。今回は切りと判断した。
そんな中、選び抜いた本命「◎」は、ディアンドル(牝4歳、栗東・奥村豊厩舎)だ。
デビュー戦こそ敗れたものの、その後5連勝で3歳馬限定の葵S(G)を制覇。古馬との初顔合わせとなった北九州記念(G3)では出遅れながらも2着と結果を残す。
秋は4番人気に支持されたスプリンターズS(G1)で、13着と期待を大きく裏切ってしまったが、そこからの巻き返しを誓う。
「前走では初の大舞台でライバルに気圧され、さらに揉まれたことでやる気を失い、本来の走りを見せることが出来ませんでしたね。ただ、中間は放牧に出されていたので、精神的にもリフレッシュできたので、敗戦のショックを引きずってはいないようです。
4カ月ぶりとなりますが、1週前追い切りでは、自己最速タイとなる4ハロン52秒4、ラスト12秒を記録。仕上がっていると見ても良さそうです」(競馬関係者)
「○」には復調気配のカラクレナイ(牝6歳、栗東・松下武士厩舎)をあげたい。
3歳時にフィリーズレビュー(G2)を勝つなど、将来を嘱望されていたが、1番人気に支持されたNHKマイルC(G1)で17着と大敗。その後、凡走が続いていた。
だが昨年のバーデンバーデンC(OP)で久しぶりの勝利をあげると、続く北九州記念(G3)こそ7着に終わったが、その後、京都芝1200mで行われたオパールS(L)、京阪杯(G3)、淀短距離S(L)と3戦連続3着に入っている。
「今回は出走間隔も短かったので、放牧に出すことなく在厩で調整。最終追い切りは、馬なりで坂路4ハロン54秒5、ラスト12秒9をマーク。軽やかな動きを見せてくれました。
以前は後方からの競馬一辺倒。でも、最近ではスタートも良くなってきたこともあり、前走では2番手につけて3着と前でも結果を出しています。今回は1枠2番に入りましたが、前走同様きれいなスタートを切れれば、チャンスはあるでしょう」(栗東関係者)
「▲」には実績を考慮して、セイウンコウセイ(牡7歳、美浦・上原博之厩舎)を選んだ。
17年、18年のシルクロードSで2着。昨年は15着と下位に沈んだものの、本番の高松宮記念では2着に入り、高額配当の使者となった。
「近3走ではいずれも掲示板にすら載っていませんが、セイウンコウセイは1~3月に調子をあげてくるタイプ。陣営も、『そのあたりにも期待』と明かしています。
美浦のトレセンは、今週から東京開催に合わせて左回りに。それも見越してセイウンコウセイは、まだ右回りだった美浦で1週前の追い切りをびっしりとやったので準備万端。最終は軽めでしたが、足取りはしっかりしていましたよ」(美浦関係者)
「△」には素質馬・ナランフレグ(牡4歳、美浦・宗像義忠厩舎)を推したい。
ダートでデビューしたものの、その後が続かず、昨年の夏から本格的に芝に転向を果たす。すると戸崎圭太騎手とのタッグで1勝クラス、2勝クラスを連勝。3勝クラスで少しもたついたものの、昨年の暮れに浜松S(3勝クラス)を勝利して無事にOP入りを果たした。
「ある関係者は、『戸崎圭太騎手に合わせて、千直レースの閃光特別(1勝クラス)に使ってから馬が変わった』と教えくれました。後方一気で2連勝を果たしましたが、あの切れ味鋭い末脚は重賞でも十分通用するはず。前走に騎乗した丸田恭介騎手も『あんな楽に突き抜けるなんて驚きました』と語り、『あんなに楽に勝つのは久々の惑覚』と大絶賛していました。
馬力があるタイプなので荒れた馬場は簡題ないでしょう。ただ『コーナリングが下手なので、そこさえスムーズに回ってくれれば』と課題をあげていました」(競馬記者)
今回は「ディアンドル」1頭軸で、「カラクレナイ」「セイウンコウセイ」「ナランフレグ」に流す3連単6点で勝負。
(文=ブロディN)