パチンコ・パチスロには波のような運の偏りがあり、例えば設定1でも大勝ちしたり設定6でも大負けしてしまうなんてこともよくある話だ。
いやいや、設定6で大負けなんて滅多にないだろうと思われる方もいるかもしれないがパチンコ・パチスロの確率の波は想像以上に巨大なものだ。
小耳に挟んだ噂で『パチスロ 聖闘士星矢 海皇覚醒』の「設定6確定画面」が出現したにも関わらず11万円負けたなんて話もある。
波の荒い機種だから、ということもある。安定した設定6というと『Re:ゼロから始める異世界生活』は格別に安定していると言えるだろう。
しかしTwitterを漁ると設定6濃厚演出が出ているにも関わらず3000枚以上マイナスのグラフを描いてしまった、というようなツイートも出てくる。
波の話で最も分かりやすい例が『パチスロ ディスクアップ』であろう。設定1でも機械割103%と破格の甘さの本機だが、1日でマイナス8000枚というグラフもある。
現役スロプロのガリぞうさんは某媒体のインタビューで「去年は収支マイナスの月があった。原因はディスクアップ」「下ブレは一生返ってこない」という言葉を残している。
ガリぞうさんほどの目押しの達人が1ヶ月スパンで103%の台を打ち、結果マイナスになるのである。
マイナス面ばかりの話をしてきたが、もちろんその逆もあり得る。5.9号機である「ディスクアップ」でも万枚報告は多数ある。
以前G&Eビジネススクールでの講義で、北電子の開発者の方が「ジャグラーでも出過ぎて型式試験(5号機)を落ちることは往々にある。低設定でも波次第で万枚出てしまう」と言っていた。
ノーマルタイプの「ジャグラーシリーズ」でもこれなのだから、今頃実際にホールで見てきた万枚は果たして高設定だったと言えるのか分からなくなってくる。
波は台の話だけではない。ユーザーとして「調子の良い時期」「調子の悪い時期」を経験したことはないだろうか。
調子の良い時期は何を打っても上手く出玉に繋がり負けなかったりする。俗に「エンペラータイム」などと呼ばれる。
逆に調子の悪い時期は何を打ってもハマり、当たっても単発だらけだったりする。俗に「暗黒期」だったり「人間設定マイナス」などと呼ばれる。
特に調子の悪い時期は財布も軽くなっているので精神的に辛いものがある。そんな時は「今は波が悪い」と考えるのが一番だろう。
波は寄せては返すものだ。良い時期もあれば悪い時期もある。この波は「誰でも有り得ること」であり、ある程度歴の長いユーザーであれば「誰しも経験すること」である。その全員が「調子の悪いまま」で終わったりはしない。
調子の悪い時期に「自分だけではない」と思えることで少し楽になり、次への活力に繋げて頂ければ幸いだ。
(文=大松)